村沢牧 参議院議員
13期国会発言一覧

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村沢牧[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは村沢牧参議院議員の13期(1983/06/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は13期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院13期)

村沢牧[参]本会議発言(全期間)
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第102回国会(1984/12/01〜1985/06/25)

第102回国会 参議院本会議 第18号(1985/05/24、13期、日本社会党)

○村沢牧君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました農林漁業の三白書に関連し、総理を初め関係大臣に質問いたします。  質問に先立って、私は、さきの北海道南大夕張炭鉱における災害について、多数の被災者の御冥福をお祈りするとともに、政府に事故原因の徹底した究明、被災者への手厚い救済措置などを求めたいと思うのであります。また、繰り返す災害に、鉱山保安の徹底指導など、再び災禍の起こらぬよう政府の厳しい姿勢を要求し、総理の答弁を求めます。  さて、本論に入ります。  農業白書は、農業の構造的な側面に焦点を当てて、農業、農村の現状を明らかにし、厳しい、また困難な問題に直面している農業の実態を詳……


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第104回国会(1985/12/24〜1986/05/22)

第104回国会 参議院本会議 第8号(1986/03/28、13期、日本社会党)

○村沢牧君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました租税特別措置法の一部を改正する法律案について、反対の討論を行います。  今日、我が国経済が当面する課題は、対外貿易摩擦激化を回避し、内需拡大によって円高デフレの払拭、外需依存型経済から内需主導型経済へと 転換を図ることであります。しかしながら政府は、もはや空念仏にしかすぎない「六十五年度特例公債脱却」に頑迷に固執し、財政が果たすべき機能を放棄するのみならず、内需拡大に必要不可欠な所得税減税を見送るとともに、六十一年度予算では相も変わらず防衛費を突出させ、福祉政策を後退させ、さらには地方へ負担を転嫁させるというびほう策を弄しているの……

第104回国会 参議院本会議 第17号(1986/05/16、13期、日本社会党)

○村沢牧君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となりました昭和六十一年度の財源確保法案について反対の討論を行います。  我が国の財政経済を取り巻く環境は極めて厳しく、東京サミットにおいて円高抑制のために何らかの合意を取りづけようとした中曽根総理のもくろみはもろくも失敗に終わり、逆に円高防止の協調介入の方途が閉ざされ、我が国の大幅な貿易黒 字の是正をねらった相互監視制度の強化に合意するなど、東京サミットに照準を合わせて行ってきたこれまでの政府の経済運営が完全に行き詰まり、その結果、円高デフレの様相をますます強くし、中小企業と国民生活に大きな不安を与えています。  一方、昭和六十一年度の経常収……

村沢牧[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院13期)

村沢牧[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第100回国会(1983/09/08〜1983/11/28)

第100回国会 災害対策特別委員会 第3号(1983/10/19、13期、日本社会党)

○村沢牧君 私は、台風十号による災害について質問いたします。  九月二十八日に発生した台風十号による被害は、三十九府県に及んで、死者は三十八名、行方不明六名を初めといたしまして、被害総額は四千億円に達しております。  ここで罹災をされた皆さん方に心からお見舞いを申し上げるところであります。  とりわけ長野県の被害は大きく、死者八名、行方不明一名、住宅の被害は一万一千余戸、この人的、住宅被害を別といたしましても、土木、農林その他で、被害総額は一千五百億余円を超えている打撃を受けています。いま、県や市町村はもとより、関係者は災害復旧や生活基盤の確保に、日夜、奔走努力をしているところでありますが、政……

第100回国会 農林水産委員会 第2号(1983/10/05、13期、日本社会党)

○村沢牧君 私は、最初に災害対策について質問をいたします。  ことしも相次いで大きな災害が発生しておりますが、この中でも九月二十八日に台風十号は各地に大きな災害をもたらしております。特に災害の最も大きかったのは長野県でありますが、県の資料によりますと、昨日までで、調査率は九〇%でありますが、人的被害は死者七、不明二、その他住宅、公共土木、農林業、各市町村にわたって災害を起こしておりまして、その被害額は千二百四十七億五千六百有余万円となっておるわけであります。  この十号台風について、今日まで国土庁がまとめた全国的な被害について報告してください。


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第101回国会(1983/12/26〜1984/08/08)

第101回国会 災害対策特別委員会 第閉会後1号(1984/09/26、13期、日本社会党)

○村沢牧君 私は質問に先立ち、今回の長野県西部地震で不幸にして亡くなられた方々の御冥福をお祈りし、被災された皆さんにお見舞いを申し上げ、行方不明者の捜索や緊急復興対策に連日活動されておられる皆さんに敬意と感謝を申し上げます。  被災地の現状についてはただいまの調査報告でも述べておりますが、私は地震発生の翌十五日の早朝現地へ駆けつけました。音を立てて流れる土石流は、山や道路を削り、建物をなぎ倒して、静かな山村は一瞬にして姿を変えており、時折強い雨の降る中で余震が続き、各地の土砂崩れが発生をし、交通も通信も途絶え、犠牲者の救出作業も難航して、住民は不安におののき、王滝村はまさに恐怖のどん底に陥って……

第101回国会 農林水産委員会 第閉会後2号(1984/11/08、13期、日本社会党)

○村沢牧君 佐藤大臣、このたび農林水産大臣に御就任、おめでとうございます。また、川原政務次官、おめでとうございます。  農業を取り巻く情勢が厳しく、また重要な課題が山積しておるときだけに、日本農業を守り発展をさしていくという決意と誠意を持って農民の信頼にこたえていただくようにまず要請をしておきます。  就任のごあいさつをいただきましたが、私は基本的な問題について若干大臣の見解を伺っておきたいというふうに思います。  その一つは食糧政策であります。我が国の農業にとって食糧の自給率を高めることが最大の課題でありますが、とりわけ米の完全自給と備蓄制度を確立することが重大であり、そのためにも水田利用第……

第101回国会 農林水産委員会 第3号(1984/03/02、13期、日本社会党)

○村沢牧君 私は、日米農産物交渉と養蚕問題に絞って質問いたしますが、時間が限られておりますので、率直なひとつ答弁をいただきますように最初にお願いしておきます。  まず、日米農産物交渉はいよいよ大詰めの段階になったわけでありますけれども、今後のスケジュールについてお聞きをしたい。農林水産省は今までのような事務レベルの交渉を積み上げて農林大臣の責任において決着をされようとするのですか。あるいは伝えられておりますように、首相裁断による政治決着を図ろうとするのか。いずれにしても、その時期はいつを目途とするのか、お答えを願いたい。
【次の発言】 山村農相は就任早々の記者会見で、日米農産物交渉は日本農業を……

第101回国会 農林水産委員会 第5号(1984/03/29、13期、日本社会党)

○村沢牧君 日米の農産物交渉は、先週の事務レベル交渉が不調に終わったけれども、昨日シュルツ米国務長官から外交ルートを通じて日本に親書が来たというふうに言われており、さらに本日の衆議院予算委員会においては中曽根総理は、できるだけ早い機会に山村農相を訪米させて決着を図りたい、というような趣旨の発言があったわけであります。その総理の発言は、農林大臣とも全部打ち合わせの発言であるのかどうか、さらに、こうした総理の発言を受けて農水大臣としてはどのように対処されていくのですか。
【次の発言】 大臣の答弁を聞いても、さらにまた、佐野局長の交渉の経過等を仄聞いたしましても、私は、この時期に山村農相が慌ててアメ……

第101回国会 農林水産委員会 第6号(1984/04/06、13期、日本社会党)

○村沢牧君 最初に、日米農産物交渉について現時点でわかっている内容について説明してください。
【次の発言】 山村農相の交渉の日程は二日間というふうに聞いておったのですが、協議の結果一日延期をするというような説明があったわけです。そうすると、国会の了承を得て農相は、例えば交渉が妥結しようが妥結しまいが八日には日本に帰ってくる、そのように理解していいですか。
【次の発言】 マスコミはいろいろの数字を挙げて報道しているのですけれども、この数字については農水省としては現段階で明らかにすることができない、そういうことですか。
【次の発言】 数字を挙げることはできないけれども、交渉は順調に進んでいるという……

第101回国会 農林水産委員会 第7号(1984/04/10、13期、日本社会党)

○村沢牧君 大臣、大変御苦労さまでした。大臣は、日米間の主張に大きな開きがある段階では訪米しない、こういう言明をしておったわけでありますが、急速訪米して政治折衝を行った。国会開会中、しかも予算の最終審議という段階で大臣が農水省の主要三局長を帯同して外国へ行くということはまさに異例であり、そのために予算委員会なりあるいは農林水産委員会の審議に支障を来したことも事実であり、国会軽視の批判は免れないというふうに思います。  そこで、大臣にお伺いいたしますが、この時期に訪米を決意したこと、また、一たん決裂した交渉を日時を延長して再交渉をしたこと、さらには決着の内容について、総理の指示によってやったもの……

第101回国会 農林水産委員会 第9号(1984/04/13、13期、日本社会党)

○村沢牧君 ちょっと関連します。  水田再編対策の基本的な問題については先日も私は指摘をいたしましたが、稲村議員からいろいろと御指摘のあったところであります。そうは言っても、具体的に三期の対策に入ってきたところでありますから、時期的に方針を明らかにしてもらわなければならない二点について、私はこの際質問したいと思います。  五十九年度の予算も決まりまして、構造改善その他の個所づけも決まりました。そこで、水田の土地基盤整備事業を実施する場合、従来は実施面積の一五から二五%に相当する面積を転作することが義務づけされておったわけであります。したがって、第三期におきましてもこうしたことが行われるのであり……

第101回国会 農林水産委員会 第12号(1984/04/20、13期、日本社会党)

○村沢牧君 参考人の皆さん方には大変お忙しいところを御出席をいただきまして、貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。私たちのこれからの審議の参考に十分させてもらいたいというように思います。  そこで私は、参考人の皆さん方に幾つかの質問を申し上げたいと思いますが、時間もありませんので簡潔に申し上げますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。  まず、湯本さんですが、森林組合長、それから村長、県の町村長会長、全国の町村会の副会長と、大変多くの役を持って林業問題に取り組んでおられることに敬意を表するところであります。  そこで、お伺いしたい第一点は、林業を振興するためにも、今提……

第101回国会 農林水産委員会 第14号(1984/04/26、13期、日本社会党)

○村沢牧君 林野三法についてわが党同僚議員からも二日にわたって質問を行ったところでありますが、私はこれを補足し総括する立場から質問いたしますが、最初に要請しておきますけれども、時間の関係上答弁は簡潔にお願いしたいというふうに思います。  まず、保安林法の改正案でありますが、保安林法を改正して保安林の機能を発揮するために特定保安林の制度を導入するについては、それにふさわしい助成措置を講ずるべきであるというふうに思います。補助金、金融、税制の面等においてどのような対処をしたのか、また、今後どのように対処しようとするのですか。
【次の発言】 特定保安林制度を導入したけれども、それにふさわしい名の補助……

第101回国会 農林水産委員会 第18号(1984/06/21、13期、日本社会党)

○村沢牧君 国民の主食であり、日本農業の基幹作物である米は国内生産で全量自給をすることが政府の責任でありますが、需給の見通しを誤り、外国から輸入しなければならないという農政の基本にかかわる重大な事態が発生したわけであります。これに対して、実態を明らかにし、政府の責任を追及し、抜本的な対策を実現するために、日本社会党を代表して以下質問いたします。  まず、米の需給の現状と見通しについてであります。  政府の五十九米穀年度の需給見通しによれば、前年度産米在庫十万トン、五十八年産米一千三十七万トン、五十三年産米十ないし十五万トン、合計一千六十万トンの供給に対し、需要は一千五十万トン、六十米穀年度に繰……

第101回国会 農林水産委員会 第19号(1984/06/25、13期、日本社会党)

○村沢牧君 総理、我が国の農業が年ごとに厳しくなっていることはことしの農業白書も指摘をしているところであります。農業基本法が制定されてから二十三年、いわゆる農基法農政は農業と他産業との格差の是正、自立経営農家の育成を目指して選択的拡大生産を進めてきましたが、農業の現状はこうした目標とは逆の結果になって米まで不足するという状態になりました。これまで進めてきた自民党農政が正しかったというふうにお考えになりますか。今までの農政の反省と、日本経済の中における農業の位置づけについて伺います。
【次の発言】 農業の位置づけについて明確な御答弁をいただかなかったわけでありますが、私は、農業は何といっても食糧……

第101回国会 農林水産委員会 第22号(1984/07/03、13期、日本社会党)

○村沢牧君 既に我が党議員から四時間余にわたって二法案について質問がされましたものですから、私はこれを確認をし、総括をする立場で申し上げ、さらにまた、二、三の個別について質問いたしたいと思います。  そこで、今、上野議員からせっかく土地改良連合会なり区の問題が出ましたから、これに少し関連をいたしますけれども、今回の法改正によって土地改良区及び連合会の地位と期待が高まってくるわけであります。改良区はこれにこたえなければならない。そのためには改良区みずからが民主的な運営に努力することは当然のことであるけれども、国としても改良区の基盤の充実、役職員の資質の向上のためにこれまた対応も迫られてくるという……

第101回国会 農林水産委員会 第26号(1984/07/19、13期、日本社会党)

○村沢牧君 ちょっと関連して。  今の次長の答弁は、先日この席で総理が答弁したことと違うのです。総理は、第三期対策をやって百五十万トン備蓄をしたい、積み増しをしたいとはっきり答弁しているのです。その委員会答弁と違うじゃないですか。あなたは総理の答弁と違っているのだ。
【次の発言】 弾力的に対応して、四十五万トンずつ三カ年、百五十万トンにはならぬけれども、それに加えて三カ年間で百五十万トン備蓄したいとはっきり言っているじゃないですか。確認しているでしょう。
【次の発言】 委員長、せっかくの稲村委員の要請ですから、提出させるように委員長から取り計らっていただきたいと思います。

第101回国会 農林水産委員会 第27号(1984/07/25、13期、日本社会党)

○村沢牧君 農水省が厳しい米需給の現状を無視して、また生産農民の切実な要求を裏切って、わ ずかに一・四五%アップという低米価を諮問した。このことは行革審や大蔵省の米価抑制方針に農水省が屈服した以外何物でもない。大臣はこのような低米価を諮問したことにつきまして、一体どのように思っているのですか。
【次の発言】 私は諮問の経過を聞いているのじゃないのです。このような低米価を諮問したこのことについて大臣はどう思っているのか、自信があるのかということ。
【次の発言】 この諮問は、大臣が今の米需給や六年間も米価を据え置いてきたそれにこたえる諮問であるかどうか。この六年間に米の生産費は三五%以上も上昇し、……


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第102回国会(1984/12/01〜1985/06/25)

第102回国会 災害対策特別委員会 第閉会後1号(1985/08/07、13期、日本社会党)

○村沢牧君 私は、まず、今回の災害で被災をされた皆さんにお見舞いを申し上げ、亡くなられた皆さん方の御冥福を心からお祈りいたします。  小山委員から総括的な質問がありましたので、これに関連をし、各論にわたって若干の質問をいたします。  今回の災害は、事前の災害防止対策、避難体制のとり方、山岳道路と宅地造成のあり方など多くの問題が浮き彫りをされ、教訓と反省をもたらしましたが、二度とこのような災害を繰り返してはならない。そのために、被害の実態調査、災害の発生原因の科学的分析。情報の伝達方法、警戒・避難等について総合調査を実施する必要がある。この調査は、県や市の守備範囲に属するものもあろうが、昨年の長……

第102回国会 社会労働委員会 第11号(1985/04/03、13期、日本社会党)

○村沢牧君 私は主として障害者対策について質問いたしますが、私の持ち時間も三十分しかありませんので、質問は簡潔にいたしますので、そのように対応していただきたいというように思います。  一九八一年国際障害者年以後の政策展開の総括と今後のスケジュール、重点施策について示してください。
【次の発言】 障害者年が発足して五年目を迎えたわけでありますが、今までの政策展開を総括してさらにまた今後この長期計画を十年間に達成できる、そういう自信をお持ちなんですか。
【次の発言】 局長から答弁があったわけでありますが、大臣に重ねて決意を聞きたいわけです。財政状況が厳しいことは承知をしているけれども、この長期計画……

第102回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1985/07/10、13期、日本社会党)

○村沢牧君 きょうは、大臣が米価審議会等の関係で、午前中総体で二時間しか出席できないといっておりますので、私も要領よく質問をいたしますので、主として大臣から簡潔に御答弁をいただきたいと思います。  政府がこの数年間、農畜産物価格を実質据え置き、あるいは引き下げたことによって農家経済は大変厳しくなっています。ことしの生産者米価は何としても、引き上げてもらいたいという農民の切実な要求を無視して、また日本社会党も数回にわたる政府申し入れをしたわけでありますが、これらも軽視して大臣は据え置き諮問をした。全くもって容認できないことであります。かかる諮問をした大臣の心境について伺いたい。

第102回国会 農林水産委員会 第2号(1984/12/11、13期、日本社会党)

○村沢牧君 ちょっと関連しまして。  私は去る十一月八日の当委員会で営林局廃止の基準を申し上げまして、こうすべきではないか、それに対して角道前林野庁長官は、御指摘のとおりのことは「重要な要素であると考えております。」という答弁があった。その後、営林局統廃合について、私は林野庁の何人かの幹部に過ちのない判断をするように要請をし、意見も聞いた。そうした中で、ある部長は、一局を廃止しなければならないけれども、一局廃止に当たっては転勤赴任する職員の子供の教育のことも考えなくてはならない、また木材の流通販売シェアも重視しなければならない、こういうふうに言っているわけです。  そこで、長官にお伺いいたしま……

第102回国会 農林水産委員会 第4号(1985/02/26、13期、日本社会党)

○村沢牧君 大臣の所信表明を聞きましたが、率直に言って、農業を守り発展をさしていくという決意のほどはよくわかるわけでありますけれども、本年度の特に力点を置きたいという「生産性の高い、土台のしっかりした農林水産業を実現していく」、あるいはまた「活力あるむらづくり」、こういう項目は並べてありますけれども、予算や政策が伴っておらない、こう指摘をせざるを得ないわけであります。  農業基本法が制定されてから二十四年たちますけれども、農基法農政、さらには総合農政へと姿を変えてきましたが、同時に、農基法の精神から後退するような政策と現実が続いてきておるわけであります。そして、ことしの農林水産予算や諸制度改正……

第102回国会 農林水産委員会 第6号(1985/03/27、13期、日本社会党)

○村沢牧君 私は社会党の村沢牧でございます。  参考人の皆さん方には、きょうお忙しいところ御出席をいただきまして、ただいままで貴重な御意見をいただきましてありがとうございました。 これからの法律案審議に大いに参考にさせてもらいたいというふうに思っておるところでございます。  そこで、最初にお伺いしたいんでありますが、この法律案を出す背景、それについては、昨年の日米農産物協議の結果、何とかして輸入対策を講じなければならない、そういうことが大きな原因であったというふうに私も思っておるところであります。したがって、この輸入問題については、きょう御世席の参考人の皆さんそれぞれ御意見を持っており、特に全……

第102回国会 農林水産委員会 第7号(1985/03/28、13期、日本社会党)

○村沢牧君 提案者におかれましては本案延長に努力をいたしたことに、まずもって敬意を表します。  私も本案の延長には賛意を表するものではございますが、延長後適切な法の運用、目的を達成するために、以下数点お伺いいたしたいと思います。  まず提案者にお尋ねしますが、本改正法案は単純延長でなくて、一項を追加をして延長しようとしているわけでありますが、その理由について明らかにしてください。
【次の発言】 今、説明のあったような理由で一項追加したわけでありますけれども、このことによって例えば山村地域の指定基準の見直しだとか、あるいは指定地域における財政措置規定の考え直し、こんな気持ちは持っておらないという……

第102回国会 農林水産委員会 第8号(1985/04/02、13期、日本社会党)

○村沢牧君 関連して。  山田委員の質問で大臣の決意も聞いたわけですが、大事な問題でありますから、一言だけ関連して重ねて要請しておきます。  大臣は、木材関税の引き下げは困難である、慎重かつ適切に対処してまいりたいということをいろいろな委員会でも答弁しているわけでありますが、しかし、昨日の新聞を見ると、大臣が与党幹事長に会って、三千億ぐらいの金は出したらどうかと言ったら、それによって考えるというようなことが報道されているわけですね。一体、大臣の真意というのはどこにあるか。みんな、山田委員が質問するのは当然のことかもしれぬ。しかも大臣は、総理が金を出すとか出さぬとか言ったことは新聞で見たと言って……

第102回国会 農林水産委員会 第10号(1985/04/09、13期、日本社会党)

○村沢牧君 次回の審議に必要だというふうに思いますので、山田委員の質問の時間の範囲内で資料要求を二つしておきます。  一つは、この法律を改正することによって蚕糸業の安定を図っていくんだ、そのために需要の拡大及び輸入抑制もしていくんだ、養蚕の振興もしていくんだということでありますから、関係者に安心をさせるために、六十五年度を見通して、今農水省が考えている内需、それから生糸の生産、輸入、繭の生産、これは閣議決定を変更しろということじゃありませんが、いずれ求めていきますが、現在法律を出すについて考えている資料を次回の委員会までに出してください。  もう一つは、五十九年度の繭の生産費調査もできていると……

第102回国会 農林水産委員会 第11号(1985/04/10、13期、日本社会党)

○村沢牧君 参考人の皆様方には、きょうはお忙しいところを御出席いただきまして、いろいろと貴重な御意見を賜りましてありがとうございました。私たちの今後の審議の参考に供させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  最初に、私の方からそれぞれの参考人の皆さん方に御質問申し上げますが、時間も余りありませんので、簡潔に申し上げますので、ぜひ御答弁の方もよろしくお願いしたいというふうに思います。  まず、全養連の新井参考人にお伺いいたしますが、全養連は昨年の十一月九日に日比谷公会堂に全国から五千人の養蚕家を集めて、安定制度を守ること、あるいは六十年度も一万四千円の基準糸価を堅持すること、……

第102回国会 農林水産委員会 第12号(1985/04/12、13期、日本社会党)

○村沢牧君 繭糸価格安定法は、制定以来、今回で九回目の改正でありますけれども、法律の改正は単なる一時しのぎの措置であってはならない。特に、今回は法の目的まで改正しようとするものでありますから、政府は改正法が施行後においては、この目的を達成するために積極的な努力また対応を講じなければならないというふうに思います。  大臣は、この改正法を適切に運用することによって、蚕糸業の経営を安定させることができるという自信をお持ちですか。
【次の発言】 そういう措置を講ずることによって今後の蚕糸業の経営を安定さすことができる、こういう自信をお持ちですか。

第102回国会 農林水産委員会 第15号(1985/04/23、13期、日本社会党)

○村沢牧君 私は、ただいま可決されました農業改良資金助成法及び自作農創設特別措置特別会計法の一部を改正する法律案、農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案及び農業近代化資金助成法及び漁業近代化資金助成法の一部を改正する法律案の三法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合及び二院クラブ・革新共闘の各 派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。    農業改良資金助成法及び自作農創設特別措置特別会計法の一部を改正する法律案、農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案並びに農業近代化資金助成法及び漁業近代化資金助成法の……

第102回国会 農林水産委員会 第17号(1985/05/23、13期、日本社会党)

○村沢牧君 農業共済制度が発足してから三十九年目になりますが、この間、何回もの制度改正を経て、逐次内容も充実をし、国の農業災害の基本として農業経営の安定、農業生産力の維持発展に寄与してまいりました。今、我が国の農業は、食糧自給率の低下、農業所得の伸び悩みの中で生産性の高い農業の展開が求められているとき、災害を補てんし再生産を確保するためにも、農業災害補償法の果たす役割は大きなものがあります。  ところが、今回の法改正は、若干の改善点はあるものの、国庫負担の圧縮を初め制度の根幹に触れるような基準の見直しに主眼を置いたものであって、これは改善とは言えない。制度を後退させるものであるけれども、大臣は……

第102回国会 農林水産委員会 第18号(1985/05/28、13期、日本社会党)

○村沢牧君 参考人の皆さん方には、お忙しいところ当委員会に御出席をいただきまして、貴重な御意見をいただきましてありがとうございました。今後の私たちの審議の参考に供さしてもらいたいというふうに思います。  まず、須藤参考人にお伺いいたしますが、私は、農業共済協会や農業共済団体が今回の法律改正について、この改正は制度及び組織に重大な影響を及ぼす、だから賛成ができないという御意見を持っていたことはかねがね承知をいたしておったところでありますが、先ほど参考人の御意見のように、全面的に賛成はできないがあえて反対運動はしないというような、まあ言うならばやむを得ないというような御意見でございます。先日も当委……

第102回国会 農林水産委員会 第19号(1985/05/30、13期、日本社会党)

○村沢牧君 私は、日本社会党を代表して、農業災害補償法の一部を改正する法律案に反対する立場で討論を行います。  農業災害補償法は、制度の発足以来、国の農業災害対策の基幹として位置づけられ、農業経営の安定、農業生産力の維持発展のために寄与してきましたが、我が国農業が食糧自給率の低下、農業所得の伸び悩みの中で、生産性の高い農業の展開が求められているとき、この制度の果たす役割はますます大きなものがあり、政府は制度の改善充実のために法律内容の整備を行うべきであります。  ところが、今回の改正法案は、掛金国庫負担の圧縮、当然加入基準の引き上げに主眼を置いたものであって、農家の要望にも逆行するばかりでなく……

第102回国会 農林水産委員会 第23号(1985/06/20、13期、日本社会党)

○村沢牧君 今までの稲村委員の質問に二点だけ関連して聞きますが、まず食糧庁長官に聞くけれども、米価審議会ですね、二十六日に前広米審を行う、およその理解としては七月三日に米価審議会が開かれるであろうということで大勢が動いて いるわけですね。最近になると、どうも三日、四日がずれるのではないかということも耳にするんです。皆さんが日を決めることであるけれども、団体なり国会の都合もいろいろあるから、その辺について食糧庁長官はどのように考えているか、はっきりもう少し示してください。
【次の発言】 そうすると、三日、四日に開かれるであろうということは、その理解で必ずしもそういうことではないということなんです……

第102回国会 予算委員会 第9号(1985/03/18、13期、日本社会党)

○村沢牧君 最初に地方の行革について質問いたします。  地方の行革は本年度中曽根内閣の目玉事業であり、なお重大方針であると言っていますが、総理は、地方行革大綱と、それに基づく地方の行革をどのように進めていかれるのか、まずお伺いします。
【次の発言】 政府は地方行革大綱を決め、自治体に通達をした。後藤田総務長官に伺いますが、この大綱の背景には第二臨調答申、そして行革審の答申がある。こうした答申を尊重して地方も思い切った行革を行えという趣旨でこのような方法をとったのであろうと思いますが、どうですか。
【次の発言】 重ねてお伺いしますが、つまり地方行革とその推進は臨調答申に基づく政府の方針ですね。

第102回国会 予算委員会 第14号(1985/03/25、13期、日本社会党)

○村沢牧君 私は、去る十八日の総括質問で政府の答弁が不十分であったために後日に回した問題二項目について最初に質問いたします。  まず、地方行革についてでありますが、臨調答申、行革審答申に基づいて地方行革大綱が決定をされ、これを地方に通達しているわけでありますが、この大綱は余りにも地方公共団体の固有の問題、プロパーの問題に介入し過ぎているわけであります。自治大臣はどういうふうに思いますか。
【次の発言】 行革大綱を決定したことについて私は異議を言っているわけではありませんが、この行革大綱が地方の固有の事務に介入し過ぎているんだ、そのことを聞いているわけなんです。

第102回国会 予算委員会 第21号(1985/04/05、13期、日本社会党)

○村沢牧君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題になっております政府提出の昭和六十年度予算案に反対、社会党提出の修正案に賛成の討論を行います。  我が国経済の現況は、アメリカの予想を超えた景気回復に支えられて、拡大基調にあると言われているものの、国内においては依然として業種間、地域間に大きな跛行性が残っており、特に大企業が輸出の増大に伴って巨額の収益を上げている反面、輸出力の弱い、あるいは個人消費依存の中小企業は業績不振による倒産の多発で苦しんでおります。また、内需の中心である個人消費は、政府、財界の賃金抑制策による所得の伸び悩みに加えて、税金や社会保障負担の増加から低迷を続けております。……


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第103回国会(1985/10/14〜1985/12/21)

第103回国会 内閣委員会 第4号(1985/12/10、13期、日本社会党)

○村沢牧君 私は、合板、木材関係の関税引き下げに関連して国内法規制緩和等について質問いたします。  本年四月に決定した対外経済対策では、合板等の関税引き下げについて、財政、金融その他所要の措置を講じ、その進捗状況を見つつ、おおむね三年目から関税の引き下げを行うべく前向きに取り組むという方針を決定したわけであります。その後、国会答弁でも総理以下関係大臣はこのことを繰り返してまいりました。ところが、森林・林業、木材産業の活性化対策を何ら講ずることなく、七月末策定した行動計画では、六十二年四月から合板等の関税を引き下げる決定をしました。このことは対外経済対策やその後の国会答弁を無視したものではありま……

第103回国会 農林水産委員会 第1号(1985/11/22、13期、日本社会党)

○村沢牧君 農林水産省は去る十一月八日、森林・林業活性化対策を打ち出したけれども、その資金枠、内容とも極めて不十分であり、今までの国会論議や国民の要望にこたえたものとは言いがたい。時間の関係上、私はこの内容に立ち入って論議することは後日に譲りますけれども、今回示した対策で林業の川上から川下に至る活性化ができて、六十二年四月あるいはそれ以前に関税の引き下げを行っても大丈夫だと、こういう自信をお持ちですか。
【次の発言】 私が聞いたのは、この対策事業でもって六十二年四月あるいはそれ以前に関税の引き下げを行っても大丈夫だと、こういう自信を持っているのか。

第103回国会 農林水産委員会 第3号(1985/12/12、13期、日本社会党)

○村沢牧君 農林年金は、農林漁業団体の役職員に優秀な人材を確保するためには老後保障の充実が必要であること、同時に、農林漁業団体の育成強化が農政の推進上重要であるとの判断のもとに、昭和三十四年に厚生年金から分離独立した制度であります。  この年金は、発足以来厚生年金よりも充実した内容、そして国家公務員共済との横並びを目指して制度の改善充実に努めてきましたが、八〇年代に入ってからは国庫負担率の停滞、掛金率の引き上げ、支給開始年齢の引き延ばしなど改悪が続いており、今回、公的年金制度一元比等の一環としての改悪されることによって、給付水準の引き下げ、掛金の引き上げなどの影響をもろに受けようとしております……

第103回国会 農林水産委員会 第5号(1985/12/19、13期、日本社会党)

○村沢牧君 委員長、答弁が違うでしょう。答弁が違いますから、稲村委員の時間もありませんから、これは正確な答弁をさしてください。


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第104回国会(1985/12/24〜1986/05/22)

第104回国会 環境特別委員会 第4号(1986/04/03、13期、日本社会党)

○村沢牧君 公健法の見直しを検討している中公審専門委員会の報告はいつごろ出される見通しですか。
【次の発言】 専門委員会が独自に検討しておることは知っておるのですけれども、いつごろその報告書が出されることぐらい環境庁、事務局では知っているでしょう。そんなことなぜ言えないのですか。
【次の発言】 そんなところで時間をとりたくないのですけれども、その極めて早いというのは、それじゃいつごろですか。四月中に出されるかどうか、その辺のことは言えるでしょう。
【次の発言】 この報告書を受けでどのように今後対応するのですか。
【次の発言】 環境庁が本年三月七日に発表した大気汚染健康影響調査報告書、これを見る……

第104回国会 大蔵委員会 第2号(1986/02/14、13期、日本社会党)

○村沢牧君 米の生産が過剰基調の中で、農業者に転作を要請し、農業生産の再編成をするという国策に協力して稲作をやめた人の所得の減少を補うために、政府が転作奨励補助金を交付することは当然の措置でありますが、この補助金に対する租税の面で特別な配慮をすることについて、まず農林水産省の見解を求めたいと思います。
【次の発言】 大蔵省に伺うが、稲作から他の作物に転作を要請するという国の異例な措置に対して補償的な補助金を出すことについて、そしてこの補助金が事業所得か一時所得かの議論はあるといたしましても、税法上特別な措置を講ずるという政策についてどういうふうに考えますか。

第104回国会 大蔵委員会 第4号(1986/03/20、13期、日本社会党)

○村沢牧君 基礎年金に関する経理を明確にするために国民年金特別会計に基礎年金勘定を設けるという本改正法案は、大蔵省が主管をし、当委員会で審議をすることになっているけれども、基礎年金に関係する特別会計の実際の管理は大蔵省なのか、それとも厚生省なのか伺いたい。
【次の発言】 基礎年金勘定の予算案を見ると、運用収入に五百五十五億二千余万円を計上し、同額を予備費として歳出に計上しておるわけでありますが、初年度においてこうした運用収入の発生する理由とその運用について述べてください。
【次の発言】 この予備費は剰余金として翌年度に繰り越すものですか。

第104回国会 大蔵委員会 第14号(1986/05/20、13期、日本社会党)

○村沢牧君 私は、預金保険法案について質問します。  この改正法案のねらいは、金融の自由化が円滑に進展するための環境を整備することにあると思いますが、今日、金融の自由化、国際化の進展は避けて通れない問題であり、必然的な動きであるというふうに思います。  そこで、大臣、金融自由化の進展状況とその評価、また、金融環境の大きな変化に対応して大蔵省としての金融政策手段はどうあるべきかというふうにお考えになりますか。
【次の発言】 今お話がありましたように、金融の自由化は国民経済的観点から基本的には望ましいものである、私も一面そう思いますが、しかし、望ましいといっても、行き過ぎた自由化は国民経済に悪影響……

第104回国会 農林水産委員会 第5号(1986/04/02、13期、日本社会党)

○村沢牧君 まず、予算にも関連して農業の基本問題について数点伺っておきます。  我が国の農業が厳しいことは改めて申すまでもありません。農業基本法ができてから二十五年、農基法農政から総合農政、そして今日の混迷農政としか言い得ないような現状にあるのが日本農業の実態であるというふうに思います。そこで、先ほど説明のあった六十一年度政府予算案を見ると、全体予算の中で今まではどうにか一〇%台を維持してきたけれどもことしはそれを割ってしまった。さらに前年に比べて四・八%もマイナス、四年連続の減であります。これに対して、防衛費の予算を見ますると、防衛費だけは突出して三兆三千四百億、農林予算は三兆一千四百億、つ……

第104回国会 補助金等に関する特別委員会 第1号(1986/04/15、13期、日本社会党)

○村沢牧君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第104回国会 補助金等に関する特別委員会 第3号(1986/04/21、13期、日本社会党)

○村沢牧君 私は最初に、経済構造調査研究会に関連した質問を行います。  総理、あなたが私的諮問機関としていわゆる経構研をつくった目的、その経構研の性格、報告書をどのように評価しておられるのか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 総理が次から次へと私的諮問機関をつくって、自分のお気に入りの人を委員にして、その報告書を国の施策に誘導しようとしていることについては国会においても常に批判をされているところであります。総理は経構研の報告書が時宜に適したものである、高く評価していると本会議でも答弁しているわけでありますが、この報告書は、今お聞きをすると総理の任期中の単なる参考資料ではない、我が国の経済……

第104回国会 補助金等に関する特別委員会 第5号(1986/04/23、13期、日本社会党)

○村沢牧君 私は社会党の村沢牧であります。  参考人の皆さん方には大変お忙しいところを御出席いただきまして、貴重な御意見ありがとうございました。  まず、御三人の参考人にお伺いしたいのでありますが、昨年の補助金の一律カットは、これは地方団体挙げて抵抗を示した。しかし、これは一年限りであるからということで政府も約束したわけであります。そしてまた、私ども国会の審議の中においても、一年限りにしなさいという附帯決議もつけておるところであります。六十一年度の予算編成に対しましても、地方団体から政府に対して補助金カットについていろいろな要請が出されたことは承知をいたしております。しかし、一年 限りという法……

第104回国会 補助金等に関する特別委員会 第8号(1986/04/26、13期、日本社会党)

○村沢牧君 私は、最初に撚糸工連問題について質問いたします。  撚糸工連の汚職事件で自民党の稻村佐近四郎代議士が東京地検特別捜査部の取り調べを受けた。新聞報道によれば、特捜部は起訴に踏み切る方針だという。元自民党副幹事長、総務長官、そして国土庁長官の経歴が示すように内閣の要職にあった人、しかも総裁派閥に属する人がとうとう検察の取り調べを受けたこと、このことはまことに不名誉なことであり許すことのできないことであります。同時に、国会と国会議員の品位を傷つける問題であります。総理は、自分の派閥に属する人がこのような事態を引き起こしたことについて真相をどのようにつかんでいらっしゃっているのか、また今回……

第104回国会 予算委員会 第10号(1986/03/15、13期、日本社会党)

○村沢牧君 私は昨年、本委員会で部落解放にかかわる事業の促進を要請した際、当時の後藤田総務庁長官を初め関係大臣から、政府は最大限の努力をして地対法に計画された事業については法期限内、すなわち六十一年度までには何とか完成しますという答弁があったわけであります。しかし、六十一年度まで予算の面を見ても、あるいは事業の実態を見ても、かなりの事業が残ると私は思います。また地対法制定当時の計画に計上しなかった新たな事業もある。総務庁からこの内容を明らかにしてください。
【次の発言】 地対法に関係する省庁は非常に多い。したがって私は、時間の関係上、総務庁で一括報告してくれと前もって通告しておいたんですけれど……

第104回国会 予算委員会 第11号(1986/03/18、13期、日本社会党)

○村沢牧君 法務省に聞くが、法務省が把握している差別事件は年間どのくらいあるのか。またその中で悪質な人権侵犯であると判断される事案について、具体的に明らかにしてください。
【次の発言】 法務大臣、法務省に届けのあった事件も今説明があったとおりでありますが、これ以外にもたくさんあるわけです。部落問題は法務省の掲げる人権擁護で大きな柱となっていますけれども、このような差別事件が後を絶たないことはただ残念だと言って済まされる問題ではありません。差別撤廃のために政府として総合的な施策を講ずべきだというふうに思いますが、法務大臣はどのように考えますか。

第104回国会 予算委員会 第17号(1986/03/29、13期、日本社会党)

○村沢牧君 本国会予算修正をめぐる与野党合意の中に「森林、林業の健全な育成と国有林野事業の経営改善方策については財源措置を含め、昭和六十一年中に結論を得るよう最善をつくす。」という一項が入っています。予算修正でこのようなことが合意されたことは異例のことであります。農林水産大臣はこのことは重要な問題として受けとめなければならないが、どう考えていますか。
【次の発言】 大蔵大臣、このような合意がなされた背景には、日本社会党が要求した六十一年度予算修正の項目の一つとして、国有林野事業の財政再建として一千六億円の増額修正案について与野党で大事なことだ、重要な問題であるとして取り上げていただいたわけであ……


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第101回国会(1983/12/26〜1984/08/08)

第101回国会 大蔵委員会,地方行政委員会,農林水産委員会,商工委員会連合審査会 第1号(1984/08/01、13期、日本社会党)

○村沢牧君 私は農水委員の立場から質問いたします。  まず大蔵大臣にお伺いしますが、国内葉たばこ産業を保護育成するためにも、製造独占と、政府が株式の大半を保有する株式会社である日本葉たばこ産業株式会社を恒久的な組織として存続させる、分割・民営はしないということを保証されますか。
【次の発言】 農水大臣に伺いますが、葉たばこは我が国農作物の中でも主要な地位を占めている。今回の公社制度の改革を農水省としてはどのように受けとめておるのか。また我が国葉たばこ産業発展のために、新法の施行、たばこ産業株式会社に対しいかなる期待、要望を持っているんですか。


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第104回国会(1985/12/24〜1986/05/22)

第104回国会 大蔵委員打合会 第1号(1986/03/26、13期、日本社会党)

○村沢牧君 社会党の村沢牧でございます。参考人の皆さん方には、お忙しいところを御出席いただきまして、貴重な御意見ありがとうございます。  最初に木下参考人にお伺いいたしますが、その一点はたばこ消費税の引き上げについてであります。  竹下大蔵大臣は当委員会でもたびたび、税調は神様でございます、こういうふうに言明されておるわけでありますが、今回の措置は神様のお声がかりでもなく、また神様に何ら相談をして決定してというわけでもないというふうに思っておるわけであります。  そこで、先ほど参考人の御意見をお聞きいたしましても、この神様の方も、やむを得ない、怒りを覚えて政府に天罰を下そうというような声も余り……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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