吉岡吉典 参議院議員
14期国会発言一覧

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このページでは吉岡吉典参議院議員の14期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は14期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院14期)

吉岡吉典[参]本会議発言(全期間)
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第107回国会(1986/09/11〜1986/12/20)

第107回国会 参議院本会議 第4号(1986/09/18、14期、日本共産党)

○吉岡吉典君 私は、日本共産党を代表して、総理の所信表明演説に対する質問を行います。  第一に、総理が就任して以来、戦後政治の総決算を唱えたことを誇っていることについてであります。  総理の戦後政治の総決算は、日本の政治に極めて重大な状況を引き起こしております。藤尾前文相の発言や、日本を守る国民会議編さんの教科書「新編日本史」などに見られる侵略と侵略戦争肯定、極東裁判批判などが内外の強い批判を呼んでいるのはそのあらわれの一つであります。  総理が総裁を務める自民党の機関紙、自由新報は、「世紀の奇襲成功せり」との見出しで、「かくて世界中を瞠目させた世紀の真珠湾奇襲は大戦果をおさめた。」などと真珠……

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委員会発言一覧(参議院14期)

吉岡吉典[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第108回国会(1986/12/29〜1987/05/27)

第108回国会 大蔵委員会 第3号(1987/03/26、14期、日本共産党)

○吉岡吉典君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました関税定率法及び関税暫定措置法の一部を改正する法律案並びに租税特別措置法の一部を改正する法律案に対する反対討論を行います。  まず第一に、特恵関税制度の拡充についてであります。  特恵関税制度の拡充について我が党は、発展途上国の要望に沿うものと評価しつつも、特恵拡充要求がむしろアジアNICSなどへ進出した我が国大資本の要求となっている現状や国内の中小零細企業への影響を考慮して無条件に賛成する立場はとっておりません。  今回の改正は、国内の中小零細企業へ重大な打撃を与えるものとして反対せざるを得ないのであります。  第二に、紙巻きた……

第108回国会 大蔵委員会 第7号(1987/05/25、14期、日本共産党)

○吉岡吉典君 法案に入る前に宮澤大蔵大臣にお伺いします。  報道によりますと、大蔵省は一兆円を超す減税先行の方針を固めたと言われております。事実関係はどうでしょうか。もしそうだとすれば、その規模、方式、財源等についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、新聞報道を必ずしも否定はしないということでしょうか。
【次の発言】 売上税は廃案になりましたけれども、私どもは、かねてから増税なしの所得税減税ということを主張してきていました。法人税の減税も一部財源の裏づけのないままに決まったということからも、私は真に勤労者本位の所得税減税を実行すべきだというふうに求めたいと思います。  関連し……

第108回国会 大蔵委員会 第8号(1987/05/26、14期、日本共産党)

○吉岡吉典君 最初に、案件の前に一、二質問をさせていただきます。  一般会計の歳入歳出予算外に置かれ、国会にも提出されない正体不明の資金としてこれまで国会でも何回か取り上げられたことがある特別調達資金について、まずお尋ねします。どういう性格の資金か、防衛施設庁、説明願います。
【次の発言】 大事な点を述べられておりません。この資金は、在日米軍の物資、役務の調達のための回転資金ということは今説明があったとおりですけど、これができたのは米占領下において占領軍指令に基づく政令、特別調達資金設置令で設けられた資金ですが、それが講和後もこのポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件に基く大蔵省関係諸命……

第108回国会 予算委員会 第15号(1987/05/19、14期、日本共産党)

○吉岡吉典君 きょうのこの予算委員会は、衆議院、参議院通じてのいよいよ大詰めの段階の委員会になっております。最近自民党の中はなかなかにぎやかで、それに関連して総理の予算委員会もこれが最後ではないかというような議論もありますが、それはさておき、きょうのこの予算委員会は中曽根政治四年半の全面的な総決算を行う委員会だと考えます。  そこで、お伺いします。  まず第一に、中曽根総理が最も力を入れて推進してこられた問題の一つは臨調行革の推進であり、また六十五年に赤字国債ゼロということも掲げてこられました。この目的は達成されたかどうか、まずお伺いします。


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第109回国会(1987/07/06〜1987/09/19)

第109回国会 大蔵委員会 第3号(1987/08/27、14期、日本共産党)

○吉岡吉典君 案件と離れますが、最初に大蔵大臣にお伺いいたします。  防衛費の問題でございます。来年度予算概算要求基準が非常に異例のスピードで決まったと新聞では報道されております。六・二%という数字が報道されております。これは予算の比率の六%で計算するとやはりGNP一%枠突破ということになる数字ですけれども、大蔵大臣は総理総裁候補の一人でもありますので、軍事費、防衛費のあり方についてどういうお考え方をお持ちかということをこの際お伺いしておきたいと思います。将来とも軍事費突出という現在のような状況を続けようというお考えなのかどうかですね。

第109回国会 大蔵委員会 第4号(1987/09/10、14期、日本共産党)

○吉岡吉典君 私は最初に、公約違反で、しかもさきの地方選挙で選挙民の審判を受けたマル優廃止がこの国会に提出されたことについて、これは選挙結果に示された国民に挑戦するものであるという点で、非常に遺憾であるということを申し上げておきたいと思います。  質問に入りますが、まず、大蔵大臣は衆議院本会議の答弁の中で、中曽根政治の「基本政策は、もとより引き続き承継せられるべきものであると考えております。」こういうふうに答弁しておられます。税制改革も含めてのことだと思いますが、この考え方を再確認していいかどうか、最初にお伺いします。
【次の発言】 今の答弁、中曽根政治全体、税制改革を含めてというふうにとって……

第109回国会 大蔵委員会 第6号(1987/09/16、14期、日本共産党)

○吉岡吉典君 十日の委員会に続いて質問を行います。  まず、マル優の問題です。十日にもマル優の問題がなり質問しましたけれども、引き続いて行いたいと思います。  最初に、マル優問題をめぐる政府の答弁を聞いていますと、これは一般庶民に関係があるというよりは高額所得者から税金を取るのだという感じの答弁を聞くことが非常にしばしばです。私どもは、マル優という問題は病気や老後へ備えた貯金の利子に税をかける一般庶民泣かせたと、そういうふうに言っているわけです。ところが、宮澤大蔵大臣の答弁を見ましても、低所得者も利用しておられますが高額所得者の利用率が高いという答弁でした。そのほか、これによって高額所得者へ課……

第109回国会 大蔵委員会 第9号(1987/09/19、14期、日本共産党)

○吉岡吉典君 最初に、自民党総裁としての中曽根総理にお伺いします。  きょう十九日に私どもここでマル優廃止を含む法案の審議をしているわけです。ところが、きのう国会の中にも配付されました自民党の機関紙自由新報を見ますと、「税制改革法案が成立」という大きい見出しで、もう既に十八日の時点でこれが成立してしまったと、こういうのが配られているわけですね。私はこれは極めて無神経というか常識外れというように思いますけれども、こういう新聞が平気で国会の中にまだ成立もしていない時点で配られるという根本には、やはり自民党が数の力で国会などどうでも動くというおごりがあるのではないかと私は考えます。まだ今の時点でも成……


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第112回国会(1987/12/28〜1988/05/25)

第112回国会 外務委員会 第2号(1988/03/31、14期、日本共産党)

○吉岡吉典君 この委員会で初めての質問ですので、外交に係る基本姿勢をお伺いしたいと思いますけれども、その前に一、二質問しておきたいことがあります。  一つは、きょうの新聞に大きく報道されていますけれども、韓国でセマウル疑惑が大きく広がっている問題です。このきょうの報道によりますと、全斗煥前大統領の実弟でセマウル運動本部の前会長ですが、逮捕されたということですね。  このセマウル運動というのは日本も全く無関係だとは言えないと私は思っています。というのは、この新しい村づくり運動、これに対する直接の援助かどうかは別としまして、韓国の農村改善には、経済協力白書によりましてもいろいろ日本は経済協力を進め……

第112回国会 外務委員会 第3号(1988/04/12、14期、日本共産党)

○吉岡吉典君 最初に、今議論になりましたアフガニスタンの監視団の問題で一言お尋ねしたいんですが、これは国連憲章第何条に基づくものか、それだけお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 そうすると、国連憲章の何条によるという国連憲章との関係というのは出てこないんですか。
【次の発言】 後でも結構ですから、第何条ということを示していただきたいと思います。  次に、水鳥条約ですけれども、この条約に加盟してから今日まで、日本はこの条約の責任を果たすためにどういう努力をやってきたのか、それは国際的に条約加盟国にふさわしい努力と言われ得るものになっているかどうかお伺いします。

第112回国会 外務委員会 第6号(1988/04/28、14期、日本共産党)

○吉岡吉典君 在外公館に勤務する外務公務員の子女が海外で教育を受けるという場合に、日本人学校をつくって日本の教育をやるということになるというわけですが、世界じゅうどの国でも日本が学校をつくって日本の考えに沿った教育をやるということが自由に保証されているのか、あるいは外国の気に入らない部分の教育内容については制約でもあるというようなこともあるのかないのか、まずお伺いします。
【次の発言】 反対に、在日外国人子弟の教育の場合に、外国が日本で学校をつくりたいという場合、その学校建設及び教育内容、その内容は日本から見れば気に食わないことがあるいはあり得たとしても、それは自由に保障するのかどうなのか、そ……

第112回国会 外務委員会 第7号(1988/05/10、14期、日本共産党)

○吉岡吉典君 最初に、案件と離れますが、前回日本の歴史認識が国際問題になっているということに触れましたけれども、その後、先ほど午前にも論議になりましたように、再び奥野長官の発言があってまた話題を呼んでいるわけです。繰り返し同じことを述べようとは思いませんけれども、この発言の中で私一つ注目しましたのは、閣僚にも思想の自由があるという発言部分なんですね。一個の国民の思想の自由、これは当然保障されるわけですけれども、閣僚という公的立場の人が、戦後世界の到達している認識、戦後の世界政治の原理に挑戦するような発言をして、閣僚にも思想の自由があるんだということで通るものかどうなのか。大臣の感想をお伺いしま……

第112回国会 外務委員会 第10号(1988/05/24、14期、日本共産党)

○吉岡吉典君 日米原子力協定の問題ですが、これまでの論議でも中心になりました問題が輸送の問題だったというふうに思います。これまでの論議で、これまで明らかでなかった点も幾つか明らかになっている点もありますが、おさらいも含めて幾つかお尋ねします。  最初に、海上輸送であるか空中輸送であるかは別として、このプルトニウムの輸送問題というのが日本国内で国際的にもかくも大問題になるのはなぜかということを、簡単にまず整理して述べていただきたいと思います。
【次の発言】 プルトニウムの毒性、それから核兵器になり得る、この二つの点ですけれども、それにつけ加えますと、私は午前の論議を聞いて、国際的には日本が核武装……

第112回国会 予算委員会 第19号(1988/04/07、14期、日本共産党)

○吉岡吉典君 関連質問をさせていただきます。  今問題になりました宍道湖・中海の干拓、淡水化問題、この問題をめぐっては、報道によりますと中央の政府部内でもいろいろ疑問を述べる意向が広がっているというふうに伝えられております。  この淡水化計画問題は、地元島根、鳥取両県の賛成が必要ですが、同時に河川管理者としての建設省の同意も必要になっております。その建設省の出雲工事事務所長は朝日新聞のインタビューに答えてこう述べております。「水質を含めた環境保護は河川管理の一つの要素なので、大きな関心をもっています。民意も尊重したい。塩分濃度が下がり、アオコが発生するなど異常事態になることがわかっていながら、……


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第113回国会(1988/07/19〜1988/12/28)

第113回国会 外務委員会 第2号(1988/11/08、14期、日本共産党)

○吉岡吉典君 大臣にお伺いしますけれども、きょうは十一月八日でして、ちょうど一カ月後に十二月八日という日を迎えます。日本の真珠湾の奇襲攻撃に始まって、そして宣戦布告、太平洋戦争を開始した日です。私はこの十二月八日を前にして、我々がかつて行った戦争をめぐって世界からとかく言われるようなことが絶対にあってはならない、疑惑を受けることさえもあってはならない、そういう立場を我々はとるべきだと思っています。このことはこの委員会で私何回か述べてきたところです。  私、最近もある西ドイツの人と話しする中で、戦後の西ドイツの生き方ということを聞きまして大変感心しました。というのは、二度も世界に戦争をしかけたド……


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第114回国会(1988/12/30〜1989/06/22)

第114回国会 外務委員会 第2号(1989/03/28、14期、日本共産党)

○吉岡吉典君 在外公館に関する案件に先立ちまして、私は、在外公館が財テクで処分を受けるような事件が起こったことは甚だ遺憾であると思いますし、何人が処分を受けたのか、今後このようなことが起こらないような措置をどのようにとられたのか、まず質問させていただきたいと思います。
【次の発言】 今後このようなことがあってはならないと思いますが、どういう措置をとりますか。
【次の発言】 午前の論議の中でもありましたが、南太平洋地域を含むアジア・太平洋地域、ここは非核地帯化の動きが非常に活発に進んでいるところです。かつて中曽根首相がニュージーランドの非核化に反対したという新聞報道で批判を受けるという出来事があ……

第114回国会 外務委員会 第5号(1989/06/20、14期、日本共産党)

○吉岡吉典君 大臣にお伺いします。  大臣は所信表明演説の中で、私の記憶ではこれまでの歴代の外務大臣が唯一の被爆国として核兵器廃絶の問題について所信を述べてこられたと思いますが、それについての言及はありませんでした。また、「日米安保体制を基盤とする米国との友好関係」ということは取り上げられましたが、今、日本国内で問題になっている本土、沖縄等での基地の被害の問題、あるいは周辺では三宅島、逗子とかあるいは三沢、沖縄の基地強化等々、これら基地問題についての言及もありませんでした。これらは関心が余り強くないために取り上げられなかったのかどうなのか、どのようにお考えになっているか、ごく簡潔で結構ですから……

第114回国会 外務委員会 第6号(1989/06/21、14期、日本共産党)

○吉岡吉典君 両参考人、大変勉強になるお話ありがとうございました。  時間の関係で端的にお伺いしますけれども、まず龍澤先生に。  お話を聞いていますと、協定に「平和的目的」ということが書いてありますけれども、この「平和的目的」という言葉は、各国によって全部とり方が違うということになると、実態的には余り意味のない言葉のような感じがするんですけれども、それはどういうふうにお考えになりますか。
【次の発言】 今の問題と関連して、非軍事的利用という場合、龍澤先生にですけれども、軍事利用というのはもちろん非侵略的軍事利用ですけれども、その中身は、それはこのステーションを直接例えば軍事的な攻撃とか軍事的な……

第114回国会 外務委員会 第7号(1989/06/22、14期、日本共産党)

○吉岡吉典君 会期の最終日ですけれども、私は、衆議院段階での論議、それからきょうの論議でも、この協定というのは、民生用の宇宙基地だといいながら実際には軍事利用を排除していない、軍事利用も可能だということをめぐって非常に重大な問題を持っている協定だということが明らかになってきていると思います。したがって、それを審議が十分行われないままに何が何でも成立させるようなことがあってはならないということを最初に申し上げておきたいと思います。そういうことをやれば、それはやはり禍根を残すことになるというふうに思わざるを得ないからです。  私、協定の内容に入る前に、間違って解釈するとまずいので、ちょっと先ほど伏……

第114回国会 予算委員会 第7号(1989/05/11、14期、日本共産党)

○吉岡吉典君 まず、国会で最大の問題になってきました中曽根前総理の喚問問題についてお伺いします。  証人喚問という問題は、本人の承諾を得て行う性質のものではなく、憲法六十二条の規定による国政調査権として国会が決める性質のものであります。この証人喚問に応じなければ処罰される、そういう性質のものであるにもかかわらず、これまで自民党が中曽根前総理の意を酌んで反対したためにもこれが実現を見るに至りませんでした。  きのうの答弁で総理は、安倍の中曽根会談で招致ということで一任を受けたという答弁がありましたが、この招致というのは国政調査権に基づく証人喚問のことなのか、それともそれと違うのかということを含め……

第114回国会 予算委員会 第10号(1989/05/16、14期、日本共産党)

○吉岡吉典君 関連。
【次の発言】 十一日の質問でも簡単に触れたことですが、政党機関紙への課税問題です。  総理、政党や国民の政治参加、政治活動、これは議会制民主主義を支えるものとして、絶対にこれを国家権力が介入したり抑圧したりしてはならないものだ、こういうふうに考えます。総理の見解を聞きたいと思います。
【次の発言】 この面は、現行の政治資金規正法で国民の浄財を基礎にした政治資金についても同じ原則を確認していると思います。  自治省、政治資金規正法第一条の目的はどういうふうに書いていますか。
【次の発言】 全部を読んでもらいたかったんですが、ごく一部分しか読まれない。  第一条は、要するに、……


吉岡吉典[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院14期)

吉岡吉典[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第107回国会(1986/09/11〜1986/12/20)

第107回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号(1986/10/08、14期、日本共産党)

○吉岡吉典君 私、日本の外交、安全保障を考える場合、特別に外交政策を展開していく場合に、日本が世界各国と友好な関係、良好な関係を打ち立てることが非常に重要だと思います。その点で、最近、藤尾前文部大臣の発言あるいは中曽根首相の発言等、これらが厳しい国際的な批判を受けたことは非常にそういう点からいっても重大な問題であったと思います。私は、外交当局者はそういう点どのようにお考えになっているか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 外国の藤尾前文部大臣や中曽根首相の発言をめぐっての批判、これの根底には、日本は経済的な成功でいい気になっているではないかというのがあります。それからもう一つ、我々が重……

第107回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号(1986/11/12、14期、日本共産党)

○吉岡吉典君 最初に鴨先生にお伺いします。  SDIの問題でこれまでいろいろお話がありましたけれども、今度の国会の論戦の一つに核兵器廃絶とSDIとの関連というのが論議されてきました。中曽根首相は、SDIというのは核兵器廃絶の前提条件であり、SDIが完成しさえすればもう核兵器はなくなるのだ、SDIがそういう意味で言えば軍縮のてこだと、まるでSDIというのは核兵器をなくす打ち出の小づちみたいな議論がありました。私どもはそう簡単にこれが核兵器廃絶を目指すものだというふうには思っていません。国会の論戦でもありましたし、先生も御存じだと思いますけれども、例のワインバーガーの証言なんかでは、SDIを手に入……


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第108回国会(1986/12/29〜1987/05/27)

第108回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号(1987/04/14、14期、日本共産党)

○吉岡吉典君 堀江議員にお尋ねします。  前回海外出張で欠席していましたので、会議録を読ませていただいての質問です。志苫議員の質問とも関連がありますけれども、「米ソ両国を中核とする世界規模の平和は、軍事的な抑止力が基本となって保持されている」という発言です。要するに、米ソの軍事ブロックの対抗ということが世界の平和に役立っているという意見ですが、米ソ軍事ブロックの対抗という現実があることは堀江議員が述べられているとおりだと思います。  問題は、この方策を肯定し、これを続ける限りは、結局は軍事ブロックの対抗、抑止と均衡論に基づく軍拡、特に核軍拡が際限なくエスカレートしていくという道をたどらざるを得……

第108回国会 外交・総合安全保障に関する調査会安全保障小委員会 第1号(1987/05/15、14期、日本共産党)

○吉岡吉典君 まず、日米共同訓練について十二ページに関連して質問します。  今後とも機会をとらえて積極的に日米共同訓練を実施するとうたわれていますが、その意義について重視したい点は、戦術技量の向上を図る上で有益だというのが一つと、もう一つ、日米安保体制の抑止効果の維持向上と、こういうふうに書かれております。つまり、私の解釈では今後とも積極的に日米共同訓練をやるが、それは戦術技量の向上とともに抑止力の維持向上というもう一つの目的があるということだと思います。私、ペンタゴンに行ったときにペンタゴンの説明で同じようなことを言って、言葉はちょっと違いますけれども、練度の向上と、もう一つは日米共同訓練そ……


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第109回国会(1987/07/06〜1987/09/19)

第109回国会 外交・総合安全保障に関する調査会安全保障小委員会 第1号(1987/08/21、14期、日本共産党)

○吉岡吉典君 外務省、防衛庁から詳しい説明を聞きましたけれども、山口委員らからも述べられましたけれども、私は日米安保条約についての評価の点では意見を異にするということだけ最初に述べておきたいと思います。  その上でですけれども、安全保障問題を考える場合に重要な問題の一つは、今日の情勢を大局的にどう認識するかということがあると思います。その点で今日の世界はやっぱり核兵器の大幅削減、さらには核兵器を全面的になくそうという方に向かっている、それが世界の大勢ではないかと私は思っています。そういう点で我々が安全保障政策を考える場合にも、そういう世界の大勢をどう促進するかということが最大の問題ではないかと……


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第114回国会(1988/12/30〜1989/06/22)

第114回国会 外交・総合安全保障に関する調査会安全保障小委員会 第1号(1989/03/22、14期、日本共産党)

○吉岡吉典君 私は、日本共産党を代表して、このテーマについての見解を述べさせていただきます。  第一に軍縮、真の緊張緩和への流れを確実なものにする問題についてであります。  今日の安全保障のあり方を考えるに当たって、まず新デタントと言われる今日の事態をどうとらえるかということを明らかにする必要があります。  八七年十二月、米ソ間においてINF全廃条約が調印されるとともに、戦略核半減に向けての交渉開始が合意されました。INF全廃は、戦後の歴史を通じて初めて、一つの分野に限られたものではあるものの、核兵器の削減を実現させた点で世界諸国民から歓迎されました。今月からは、NATOとワルシャワ条約機構加……

第114回国会 外交・総合安全保障に関する調査会外交・軍縮小委員会 第1号(1989/03/24、14期、日本共産党)

○小委員外委員(吉岡吉典君) 最初に、意見開陳の場を与えていただいたことを感謝します。  私は、日本共産党を代表して、アジア・太平洋地域の軍縮問題についての意見を述べさせていただきます。  アジア・太平洋地域の一国であり、しかもアジア・太平洋諸国と政治、経済、軍事の各分野で深くかかわっている日本にとって、アジア・太平洋地域の軍縮の実現は極めて重大な課題です。それは日本の平和と安全にとっても、世界の平和にとっても重大な意義を持つ出来事です。  一、アジア・太平洋地域の新しい流れに立って非核地帯の設置を。  我が党は、アジア・太平洋地域の軍縮の第一に、アジア・太平洋諸国人民の核兵器廃絶・核戦争阻止……

第114回国会 予算委員会公聴会 第1号(1989/05/18、14期、日本共産党)

○吉岡吉典君 私は農村出身の議員として、石倉公述人にもたくさんお伺いしたいことがありますが、時間の関係上、防衛・外交に集中せざるを得ないことをまずお許し願いたいと思います。  先ほど福山公述人の話で、防衛費についての性格、意味というのは非常によくわかりました。つけ加えて私は、ODA予算の問題についてどうお考えになっているかをお伺いしたいと思います。  私がお伺いしたいのは、ODA予算というのは昨年もことしも非常に大きくふえた分野であり、日本の国際公約にもなっております。もちろん、人道上これはふやすべきだと思います。ところが、このODA予算をめぐってアメリカ側からの一連の発言を見ると、疑問を持た……



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データ更新日:2022/12/18

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