吉岡吉典 参議院議員
16期国会発言一覧

吉岡吉典[参]在籍期 : 14期-15期-|16期|-17期-18期-19期
吉岡吉典[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは吉岡吉典参議院議員の16期(1992/07/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は16期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院16期)

吉岡吉典[参]本会議発言(全期間)
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第129回国会(1994/01/31〜1994/06/29)

第129回国会 参議院本会議 第9号(1994/03/28、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました平成六年分所得税の特別減税のための臨時措置法案など四法案に対し、総理並びに関係閣僚に質問いたします。  本論に入る前に、総理の佐川急便との関係をめぐる疑惑と、細川内閣が財政法を無視して予算案提出を大幅におくらせたことから、いまだに予算委員会の審議に入れないでいる事態についての総理の責任をただしておかなければなりません。  こうして、暫定予算及び全く審議が行われていない予算の関連法案に加えて、年度とかかわりのない法案まで日切れ法案と称して、審議らしい審議もないまま年度内成立を図ろうとすることに我が党は反対であることを表明しておきま……

吉岡吉典[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院16期)

吉岡吉典[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第125回国会(1992/10/30〜1992/12/10)

第125回国会 大蔵委員会 第1号(1992/12/08、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 まず、緊急不況対策の問題、特に 不況で危機に瀕している中小企業への緊急融資の問題についてお伺いしたいと思います。  私どもは、政府の中小企業への融資対策というのは、今もう中小企業家が求めているものとはうんとかけ離れた不十分なものだと思っております。  それはそれとしまして、ここでも私ども、災害貸し付け並みの審査が簡便で低金利、また保証料免除などを内容とする緊急の融資を要望しておきたいと思います。  きょうは特にこの問題でなく、大蔵省が打ち出しておられる方針も必ずしも内部にも徹底しないでおるために業者から強い批判が出ているという問題についてお伺いしたいと思います。  まず大蔵省にお……

第125回国会 大蔵委員会 第2号(1992/12/10、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題になっている平成三年度決算剰余金処理特例法案、日本開発銀行法一部改正案の二法に対し、反対の討論を行います。  まず、平成三年度決算剰余金処理特例法案についてであります。  本法案は、今年度補正予算の財源確保のために、平成三年度の剰余金一兆五千三百十八億円の全額を補正予算の財源に繰り入れようというものであります。これは、剰余金の二分の一以上は国債の償還に充てるべしという財政法の規定に反するものであり、財政の健全性を一層失わせるものであります。  本法案はまた、一般会計承継債務の償還の延期という名目で、交付税特別会計などから引き継いでいる一般会……


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第126回国会(1993/01/22〜1993/06/18)

第126回国会 科学技術特別委員会 第3号(1993/02/26、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 最初に事実関係をお伺いしておきますが、さきに質問があったことと関連しますけれども、クリントンの新型炉からの撤退方針に基づく日本への事前通告があったという報道がありましたが、これあったんですか、なかったんですか、その事実だけ。
【次の発言】 話はあったんですか。要するに、大使館員への説明はあったということですね。
【次の発言】 それだけ確かめておきたかったんです。  きょう外務省からおいでいただいているので、最初に事実をちょっと報告願いますが、先ほど来論議になりましたあかつき丸によるプルトニウム輸送に関連して、世界じゅうで大問題になったわけですが、一つは、大体幾つぐらいの国で反対運……

第126回国会 科学技術特別委員会 第4号(1993/03/26、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 当委員会が調査にも参りました浜岡原発の問題で、最初、一、二お伺いします。  浜岡原発というのは古い歴史を持つ原発でありまして、運転を開始した後、東海大地震説が発表され、その後、地震との関係がいろいろ論議されてきております。とりわけ地震の際の液状化問題ということが専門家の間で論議されているということがありました。それに加えまして、この三月十九日の地球惑星科学関連学会合同大会というところで、この浜岡原発の真下に活褶曲というものがある。活褶曲というのは、私も今度初めてわかりましたけれども、現在も変形を続けている地層のしわというものだそうです。ですから、変形を続けているということで、これ……

第126回国会 科学技術特別委員会 第5号(1993/03/29、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 本法案に関連して、その背景として科学技術分野における我が国の国際貢献ということが強調されております。この問題をめぐって午前の論議の中でも触れられた点があります。そこで、科学技術分野における国際貢献とはどういうものかということを明らかにする上で国際貢献プロジェクトにはどういうものがあるか、代表的なもので結構ですから御報告願います。
【次の発言】 私が別に調査室からいただいた資料の中ではトップにSSCが挙げられておりますが、SSCは今どうなっておりますか。
【次の発言】 そうすると、まだ御破算になったというわけではないわけですか。ないし、これまで何らかの予算措置等とられたものがあれば……

第126回国会 大蔵委員会 第2号(1993/03/25、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 最初に、承継債務の償還特例法案について一、二問行わせていただきます。  平成五年度の財政のつじつま合わせという点からは償還延期ということが必要だということかもしれませんが、将来に償還を延期することは、それに伴う利子負担の増加という新たな問題が出てまいります。今回、六千九百八十三億円の償還延期を行いますし、昨年の補正でも約五千六百億円の償還延期を行っています。この延期後の償還計画は、五年据え置きの十年返済ということですが、これによる利子の負担増はどれぐらいになりますか。
【次の発言】 つじつま合わせということはやれても、合わせますと新しく約七千億円ですか、補正予算と合わせて一兆二千……

第126回国会 大蔵委員会 第3号(1993/03/26、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 金丸前自民党副総裁の巨大蓄財、脱税事件が果てしなく広がる中で、国民の怒りが大きく広がっていますが、その中で、特別の怒り、特別の感情を持ってこの事件を見ている人々がおります。  きょうは、大臣に、大臣として同時に政治家として、その人々の願いというか気持ちというのかを聞いていただきまして、意見と、どう対応するかをお聞かせ願いたいというのが、短時間でありますが私が取り上げたいテーマでございます。  その人々というのは、戦後朝鮮や中国等から引き揚げた人々ですが、今の日債銀の前身である朝鮮銀行を通じて送金したあるいは預金していた預送金、これが日本で清算された場合に、十分の一とか、中には百分……

第126回国会 大蔵委員会 第4号(1993/03/29、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 私は、日本共産党を代表し、国の補助金等の整理及び合理化等に関する法律案並びに平成五年度における一般会計承継債務等の償還の特例等に関する法律案について、反対の討論を行います。  まず、補助金整理合理化法案についてであります。  本法案は、公共事業関係補助金に関して八五年以来暫定的にとられてきた補助金一括カット措置について、恒久化を図るものですが、直轄事業についてはカット前の八四年水準に戻しているものもありますが、補助事業については、過去の数次にわたって切り下げられてきた最低の水準、あるいは新たにそれ以下に切り下げています。この結果生じることになる六千九百億円の地方への影響額について……

第126回国会 大蔵委員会 第5号(1993/04/22、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 夏から税制改革の本格的論議が開始されると総理もこの間会見で語っておられます。税制改革を本格的にこれからやろうというからには、私は、シャウプ以来の改革と言われました前回の税制改革が国民各階層にどういう影響を与えているかということを調査し、それを踏まえて税制論議をやっていくことが必要だと思います。そういう調査というのは、私の見る限りでは、厚生省の所得再分配調査結果というふうなものがありますけれども、それ以外大蔵省ではやられていないように思います。  やられておれば、どういうものがあるかということを教えていただきたいと同時に、こういうものが必要であり、そういう調査をやるということについ……

第126回国会 大蔵委員会 第6号(1993/04/27、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 協同組織金融機関が安定的な経営を行うために自己資本を充実することが重要なことであるとは私も思います。しかし、その方法が問題であり、協同組合らしいやり方、その独自の役割が損なわれないように最大の配慮がなされなければならない、この点がこれまで論議されてきた点でもあったと思います。  私が特に重視したいのは、昨年開かれた国際協同組合同盟、ICA東京大会で「協同組合の基本的価値」が中心テーマとして論議されたことであります。要するに、協同組合の一層の発展のためにその原点を見直そうということでありました。  そういう論議の中で、資金調達問題についても重要な強調点があり、第一に、組合員にさまざ……

第126回国会 大蔵委員会 第7号(1993/06/03、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 提案されている減税案については、私どもが強く要求していた所得税減税が取り入れられていないという大きい問題があります し、また、減税の内容についても投資減税で一部大企業も対象とするというような問題を初め、批判すべき点も持っています。しかし、主として国民、中小企業向けの減税であるという点で、私どもも賛成しております。  きょうは短い時間ですが、取り入れられなかった所得減税にかかわる問題として幾つかお尋ねしたいと思います。  まず、累進性の緩和ということを考えているということは、これまで総理初め述べられてきているところです。私、四月二十二日のこの委員会でも申し上げましたけれども、累進性……

第126回国会 予算委員会 第8号(1993/03/24、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 カンボジアの業務実施要領、これの中で、中断に関する事項というのはどういう条件が述べられていますか。
【次の発言】 海部前首相が九二年九月二十六日の衆議院の特別委員会で中断の前提について述べた中で、内乱が激しくなったとかゲリラが頻発しているとかいうようなことは平和維持活動の行う前提が崩れた場合をいう、こういうふうに答弁しています。こういう答弁があったこと自体はお認めになりますか。
【次の発言】 これは速記録に沿って今読み上げたところです。  こういう答弁があったわけですが、大規模な内乱ないしはゲリラ、今ポル・ポト派が状況いかんによってはゲリラと同じ扱いを受けるようになる可能性もある……

第126回国会 予算委員会 第12号(1993/03/31、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 日産自動車が座間工場を閉鎖するという発表を行ったことが国民に非常に大きい衝撃を与えております。こういうことが全国に広がらなければいいがという不安があるからです。  日産自動車のこの閉鎖というのは、海外進出計画に沿って計画的に引き起こされたものであるということが一般的に指摘されております。つまり、よりもうけの上げられる海外での生産をふやすために国内での生産を大幅に減らすということです。日産自動車の海外進出の経過と現状、今後の計画について御報告ください。
【次の発言】 社自身の資料でも公になっていることですけれども、それが発表できないというのは私はいただけません。  いずれにせよ、今……

第126回国会 予算委員会 第14号(1993/04/02、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 日本共産党の吉岡です。  先生のお話に沿ってお聞きしたいことがたくさんございますけれども、きょうは短い時間の中で、国会の現場ではどういうことが議論になっているかということについての先生の御意見をお伺いしたいと思います。  まず、去年の通常国会で証人喚問がずっと論議になったときに、これに反対する論拠として持ち出されたのは憲法違反だということでした。憲法六十二条を見ますれば憲法違反だという論議が出てくる余地は全くないはずですけれども、しかしこれがもう繰り返し繰り返し論議になって、去年の通常国会ではとうとう証人喚問は実現できませんでした。そういう議論が成り立ては、戦後ずっと日本の国会で……

第126回国会 予算委員会 第17号(1993/05/28、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 最初に、カンボジア問題についてお伺いします。  総選挙はきょうで終わります。総選挙が終わった後、カンボジアの事態がどうなるのか。高投票率だったからということで、安定するというふうにはもちろん言えません。  カンボジアの今後の事態を見る上で、私は何よりもポル・ポト派の動向、これをどう評価するかということが非常に重要なことだと思います。これは今後の情勢の核心になる部分だと思います。ポル・ポト派がパリ協定へどういう態度をとって、それをどう評価するかということがこれにかかわってきますけれども、総理は、ポル・ポトはバリ協定の守り手、擁護者だったというふうにお考えになるのか、それとも妨害者、……

第126回国会 予算委員会 第20号(1993/06/08、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 報道によりますと、大蔵省は、長期プライムレートの引き上げに伴い財投金利を引き上げる方針を決めた、こういうふうに伝えられております。正式決定であるかどうかは別としまして、事実関係及び正式決定でなくてもこういうことを考えているかどうか、お答え願います。
【次の発言】 現在がそうなっているということは、これは非常にはっきりした事実です。私は、上げろというのではなくて、少なくとも新しい総合景気対策が実行される期間にこれが引き上げられるということになれば、せっかく打ち出された景気対策にも影響を及ぼしますので、それに対してそうでない措置が必要だということを申し上げたいと思っての質問であります……


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第128回国会(1993/09/17〜1994/01/29)

第128回国会 政治改革に関する特別委員会 第13号(1994/01/14、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 選挙制度の問題は、日本国憲法に沿って真に全国民を代表する議員を選出する上で極めて重要な意味を持っております。我が国の選挙制度について考える場合に、私は主権者、国民の間で長年にわたって続けられてきた一票の格差の是正を求める運動、訴訟も含まれて行われたこの運動の中にあらわれている国民の要請にこたえ、日本国憲法の精神に沿った選挙制度をつくること、このことが重要だと思います。  その点で、総理、まずお考えをお聞かせください。
【次の発言】 私は、その憲法の精神に沿ってという場合に、当然その一部分になるわけですが、一票の格差を是正する運動が長い間行われ、それをめぐる幾つかの選挙判決も出てお……

第128回国会 大蔵委員会 第3号(1993/12/15、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となっている平成五年度における国債整理基金に充てるべき資金の繰入れの特例に関する法律案及び農業共済再保険特別会計の農業勘定における平成五年度の再保険金の支払財源の不足に対処するための特別措置に関する法律案の両案に対し反対の討論を行います。  まず、国債整理基金への繰り入れ停止法案について述べます。  本法案は、国債の償還財源の一つとして義務づけられている定率繰り入れを今年度停止するというものであります。定率繰り入れ制度は、我が国の減債制度の基本として戦前、戦後を通じて維持されてきたものであります。八〇年代の一時期、大量の赤字国債発行下におい……

第128回国会 予算委員会 第4号(1993/10/12、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 ゼネコン疑惑について一、二お尋ねします。  ゼネコン汚職の驚くべき実態の徹底解明は今国会の最重要課題の一つであります。その一つとして、岩手県における新生党の小沢一郎議員に関する問題の究明が必要であると思います。  小沢一郎氏は全国の公共工事予算のゼネコンヘの優先配分を取り仕切ってきた国土建設研究会の会長でもありますが、岩手県では、配付した我々の入手資料で一端がわかるように、県内の建設業者のほとんどを網羅した一建会や桐松クラブなど小沢議員を支援する組織がつくられております。これがさきの選挙でもゼネコン二十四社、地元一社による裏選対までつくって、小沢の選挙をやれば仕事がとれると選挙を……

第128回国会 予算委員会 第6号(1993/12/10、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 私は、日本共産党を代表して、米問題、不況対策を初め幾つかの問題で細川内閣の基本姿勢をただしたいと思います。  まず最初に、細川内閣が国民の怒り、私ども日本共産党の申し入れをも無視して米の自由化受け入れ、関税化受け入れに等しい調整案の受け入れを決定しようとしていることに強く抗議し、この態度を改め国会決議を貫くよう求めるものであります。  さて、きのうのこの委員会での論議以来、調整案の新しい内容も明らかになり、農民を初め国民の間に大きい怒りが渦巻いております。改めてこの内容をすべて明らかにしていく必要があると思います。そこで私は、以下、外務大臣にお伺いいたします。  この内容は、第一……

第128回国会 予算委員会 第7号(1993/12/13、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 今の問題は資料が出て真相が明らかになる問題ですけれども、私は、首相と今問題になっております佐川急便との関係というのが非常に深く、しかも長いものだという点について明らかにしておかなくちゃならない問題があると思います。  昭和五十六年三月二十六日、高松宮夫妻が東京佐川急便を訪問、視察していますが、この日、総理は本院の議員だったが参加されているはずですが、いかがですか。
【次の発言】 はっきり確かめてもらう上で、そのときの写真がございます。総理に確認願いたいんですが、委員長、ちょっとお届けして見てもらいたいんです。(資料を手渡す)今の写真の矢印が総理のはずですが、お認めいただけますか。


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第129回国会(1994/01/31〜1994/06/29)

第129回国会 科学技術特別委員会 第5号(1994/06/21、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 時間の関係で簡潔にお答え願います。  二点お伺いしますが、まず第一問は、原子力開発長期利用計画の見直しはどういう現状なのか、また見通しはどうなのか、現行計画どおりの結論になる可能性があるのか、計画の変更という可能性があるか、あるいは期間が長引くという答えになるのか、そこら辺を教えてください。とりわけ、民間第二再処理工場の計画がどうなるかということを具体的にお聞きします。  私は三月に予算委員会の調査で青森に行きましたときに、青森県当局から、科学技術庁から見直しについての中間情報を得ている、それによれば現状のまま落ちつくというふうに聞いており、用地まで買収した第二工場がむだにならな……

第129回国会 大蔵委員会 第2号(1994/03/28、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 ただいま議題となりました法人税法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容について御説明申し上げます。  本改正案は、金権腐敗政治一掃のために、大企業の巨額の使途不明金を厳しく規制することを目的とするものであります。  金丸逮捕に端を発し、地方政界、中央政界を巻き込んだ昨年来の一連のゼネコン汚職事件で、鹿島や清水建設は三年間で五十億円あるいは六十億円の使途不明金をやみ政治献金の原資としていた事実が明らかとなりました。  一方、大手建設業界の使途不明金は、国税庁の調査で判明しただけでも平成四年度で四百三十八億円、他の業界の分を含めると総額五百九十五億円に上っています。  ……

第129回国会 大蔵委員会 第3号(1994/03/29、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました関税定率法等の一部を改正する法律案など四法案に対し、反対の討論を行います。  関税定率法一部改正案は、皮革・革製品の関税割り当て制度の一次税率枠の大幅拡大を図っています。今回の拡大により、来年度は自由化直後の基準数量の実に三・四倍もの輸入が認められることになります。  しかも、政府は、さきのウルグアイ・ラウンドにおいて、一次税率を二割カット、二次税率を五割カットするという追加引き下げ措置をとりましたが、これは国内の零細な皮革・革靴産業とそこで働く者の生活を崩壊の危機に導くものであります。  本法案は、このほか、加工再輸入制度の拡……

第129回国会 大蔵委員会 第5号(1994/06/20、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 予算委員会以来論議されてきている機械的計算に関連してですけれども、その前に、今度やろうとする税制改革は抜本税制改革ですか、それとも過渡的というか中間的な税制改革なのか、この点お答え願います。
【次の発言】 そうだとすると、予算委員会での答弁もありましたけれども、消費税の試算だけでなくさまざまな検討をなさっているということだろうと思います。その中で機械的計算だけが発表されているから、これは魂胆があるんじゃないかと、先ほど来のような論議が出てくるのも避けがたいと思うわけです。  そういう点で言うと、例えば行政改革をどういうふうに上げれば財政はどうなるかとか、そういうさまざまの試算とい……

第129回国会 大蔵委員会 第6号(1994/06/22、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 大臣にお伺いしますが、税制改革は、結果としては増税ということだと思いますが、どれぐらいのことを期待しておられますか。
【次の発言】 事実上、実質増税ということをお認めになったと思いますけれども、減税もある、その上で実質増税ということになると、だれが負担するかという問題が出てくるわけですが、これは政府税調の答申を見ても、連立与党の最近のまとめられたものを見ても、所得税率の二〇%のブラケットの幅を広げるということになっておりますね。大体千三百万円ぐらいでは二十万円の減税になるだろうということであります。  そうすると、そういう部分は消費税が七%になっても大いに減税が期待できる。しかし……

第129回国会 予算委員会 第1号(1994/02/23、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 総理の政治姿勢をただしながら幾つかの問題で質問を行います。  まず、消費税の問題です。  細川内閣が政治改革法成立を強行した直後に国民福祉税という名前での大増税を迫る、こういう構想を打ち出したことは、細川内閣の政治姿勢と政治改革のねらいを象徴するものだったと思います。これは景気対策の上でも非常に重大な問題だと思います。  総理は政治改革審議の中で、消費税、年金問題などつらく苦しいことを国民に求めるためにも選挙制度を変えなければならない、こういう認識を示しました。その認識を示したことは、今こういう形での大増税構想を発表することを念頭に置いたものであったかどうか、まずお答えください。

第129回国会 予算委員会 第8号(1994/05/20、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 外務省は否定しますが、否定し切れない。承知しない存在であるかもしれないというところまでは言うわけですよね。  そこでお伺いしますが、この極秘の合意議事録、ここの四百四十八ページに全文が出て、極めて具体的なものです。こういう秘密合意、こういうものがあった場合、一般論として聞きますけれども、二国間の最高責任者が署名して取り決めた合意というものは政治的あるいは法律的その他拘束力を持つのか一切持たないのか、外務大臣、お答えください。
【次の発言】 私は、法的ないし政治的拘束力を持つかどうかということを聞いているわけですが、法的拘束力についてしか答弁されないわけですね。だから、やっぱり問題……

第129回国会 予算委員会 第18号(1994/06/21、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 もう一回、北朝鮮の核疑惑問題に返ります。  総理は先ほど、日本の基本的な認識、対応は変わっていないということでした。そうしますと、まとめて聞きますけれども、今国会の所信表明演説を初めとして政府が表明してきた原則というのは、三原則という言葉で与党の文書では言われている。対話、国連の決定に従う、また国連の決定と別枠の日米、日韓で協調して対応すると。つまり、国連と別枠の制裁ということですね。こういう三原則が生きているということですか。
【次の発言】 そのうち何がないんですか。私が三つ言ったうち、どれがないんですか。対話、国連決定に従う、別枠という三原則。

第129回国会 予算委員会 第19号(1994/06/23、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 総理にお尋ねします。  総理がここで公約だと言われた税制改革ですが、これは結論として増税になる、そういう改革だというふうに確認していいですか。
【次の発言】 先ほどもう最終段階に来ているということでしたけれども、そうだとすれば、もう消費税の税率、腹の中では決めておられると思います。何%にしますか。もしそれが言えない場合には、消費税の税率を現行のまま据え置くこともあり得るのか、それともパーセントを、決定は別として引き上げはやらざるを得ないということなのか。この点、お伺いします。
【次の発言】 税率を上げるか上げないか。
【次の発言】 端的に、そうすると据え置くこともあるということで……


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第131回国会(1994/09/30〜1994/12/09)

第131回国会 議院運営委員会 第10号(1994/12/02、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 ただいま問題になりました会期延長に日本共産党は反対であります。  理由は、この会期延長は、今国民の間でも大変な大きい問題になり不安も広がっているWTO法案を成立させることを目的としたものだからであります。そういう点で私どもは反対です。  ただし、会期を本会議で決めるということは、参議院の独自性を発揮する上でも必要なことだと私どもは考えており、本会議で私どもの態度はきちっと表明するようにしたいと思っております。

第131回国会 議院運営委員会 第11号(1994/12/08、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 ただいま議題となりました本会議の議事に関する説明、特にWTO協定と関連法案緊急上程について意見を開陳します。  本来、議案の本会議への緊急上程は、全会一致の法案に限って行うことがこれまでの本院の慣例とされております。WTO法案についてはこのことが特別に強く求められます。本協定は、総理、外相、大蔵大臣も認めたように、米の輸入自由化を認めないとの三度にわたる国会決議に違反するものであり、院の意思にも反するこのような協定をどのように審議し、どう扱うかは国会にとって極めて重要な問題だからであります。  しかるに、本協定の審議が近年本院が到達したルールに反し、あえて予備審査によって行われた……

第131回国会 大蔵委員会 第2号(1994/11/15、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 委員長。
【次の発言】 私は、日本共産党を代表して、ただいま提案のありました公聴会設定に反対意見を述べます。  そもそも、審議の入り口で法案採決の前提となる公聴会の設定を持ち出すこと自体、論外のことと言わねばなりません。趣旨説明の直後の公聴会設定などという前例もありません。  本法案は、国民に大増税を強いるものであり、世論調査でも国民多数が反対しており、国会では法案の問題点を徹底解明するための慎重な審議が必要であります。異例な公聴会設定はそれに逆らうものであります。いろいろな理由がこれまでの論議で挙げられましたが、どんなに説明しても、二十一日公聴会設定は成立の条件を整えるものでし……

第131回国会 大蔵委員会 第4号(1994/11/22、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 消費税の税率を幾らにするかということは、これからの見直しによって最終的に決まっていくというところまでは明らかになったわけですが、きょうはその見直しの中身に関連して幾つかの面から質問させていただきます。  まず、見直しの一つの要因、要素となる財政事情の問題です。  この附則でも、財政状況を勘案して決めていく、こう書いてあるわけです。さてその財政需要ですが、現在の内外情勢を見れば、財政需要はどこを見てもふえる一方だというふうに思われます。もちろんこれまでの論議でも、マイナス要因としての行財政改革、税制の適正化についての努力も行うということが言われていますけれども、その行財政改革それか……

第131回国会 大蔵委員会 第5号(1994/11/24、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 二十二日に引き続いて、不公平税制是正の問題について質問します。  最初に、この間の論議で再確認しておきたい点があります。それは、この見直しで、租税特別措置法で定めているいわゆる政策税制にとどまらないで、引当金も含めて法人税、所得税にまで踏み込んだ検討が行われるかどうか、はっきりした形で答弁をお願いします。
【次の発言】 この第二十五条の条文からは必ずしも政策税制に限るという言葉は出てこないと思いますよ。だから私は二十二日にもこれはどういう意味がということを聞いたら、大臣は、「等」という言葉がついていてそこに限定されないという答弁だったと私は思います。今の答弁だと、いわゆる大蔵省の……


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第132回国会(1995/01/20〜1995/06/18)

第132回国会 大蔵委員会 第1号(1995/02/09、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 世銀加盟措置法改正案についてですけれども、私、主として大臣に数点お伺いします。  まず、途上国が地球環境問題に取り組むのに先進国が資金援助を行うことは、これは当然の責任だと思います。その際私ども考えなくちゃならないのは、地球環境問題に我々が取り組む場合に、こういう援助で足りるということではなくて、その一番出発点は自国の公害問題、環境問題をきちっと万全を期してやるということでなきゃならないと思い、私どもはそういうことをこれまでも主張し続けてきているところです。  その点で、日本はさまざまの公害問題でも環境問題でも決して問題なしとはしない。とりわけ先進国は地球温暖化、あるいは海洋汚染……

第132回国会 大蔵委員会 第2号(1995/02/17、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 まず、申告期限の延長問題ですが、一月二十五日の国税庁告示でこれが決定されていますけれども、よく理解できないといういろいろな不安も伝えられできますのでお答え願いたいんです。  国税通則法で、理由のやんだ日から二カ月延長するというふうになっている。その二カ月ということをめぐって、今から二カ月か、そうだとするともうすぐだというようなこと。またその二カ月というのは、非常に厳格に守られるもので一切幅がないものかどうかというようなこともあります。それからまた、指定都市以外はどうなるだろうかということも問い合わせを受けます。  さらに税理士の場合に、税理士は被災した、しかしその顧問先は被災して……

第132回国会 大蔵委員会 第3号(1995/02/28、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 予算は単年度主義であるということ、そして、年度末が迫っているという状況のもとでの大幅な災害救援復旧費の財源として赤字公債の発行ということもやむを得ないと思います。  そこで問題は、この赤字国債の償還財源をどうするかという問題であります。今も触れられましたが、速やかな減債に努めるということは、二年債、四年債ということの意味なのかどうなのかということも含めてお伺いしたいんです。  私どもは、例えば湾岸戦争のときには六カ月の短期の国債を発行した、こういう例もあるわけで、今回もできるだけ短期債としてこれを処理する、来年度予算の補正のときに組みかえでこれを解決するんだというぐらいな、組みか……

第132回国会 大蔵委員会 第4号(1995/03/10、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 同僚議員も取り上げた問題ですが、二つの信用組合と大蔵省との癒着ということがマスコミで盛んに問題になっている時期に、それを裏づけるような形の証言がきのう出たわけです。ちょうど今週の週刊誌には、「二信組事件が暴く、大蔵接待体質。」というものも出ている最中なんです。  それで、最初に事実関係をお伺いしておきますけれども、田谷氏自身は香港への飛行機同乗というのは全面的に否定し続けておられたんですか、一部は認めていたんですか、それはどうですか。
【次の発言】 私はこの問題も最初に取り上げるつもりだということを言っておいたんですけれども、答えられなければしようかないです。  いずれにせよ、大……

第132回国会 大蔵委員会 第5号(1995/03/16、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 最初に、やりくり法案で締めくくり的に大臣にお伺いします。  前回の論議で、このやりくり法案そのものが日本の財政危機の深刻さを示すものだということが明らかになったと思います。七年度末の国債残高は二百十三兆円、公債依存度は二二・四%で、イギリスに次いで世界でも二位という状況だということが明らかになりました。それに加えて隠れ借金、これ四十一兆五千億円ですか、こういう事態ですね。  私は、そういう状況の財政をどう打開するかという点で、最初にまとめて二、三点大臣にお伺いしますけれども、第一点は、赤字公債だけでなく隠れ借金も含めての日本のこういう危機的な財政をどうするかという点で、やはり明確……

第132回国会 大蔵委員会 第6号(1995/03/17、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 二信組問題をめぐる大蔵省へのいろいろな疑惑を解明することは大蔵行政にとっても重要なことだと思いますので、私は十日の委員会に続いて幾つかお尋ねします。  まず、官房長、三月十日のこの委員会で、田谷氏の問題の海外旅行を大蔵省はいつ知ったかという内容の問題についてはっきりした答弁がなかったのでお伺いしますが、いつ知ったんですか。
【次の発言】 いつ知ったかの日付さえ言ってもらえばいいです。
【次の発言】 そうすると、田谷氏は無断、無届けで海外旅行をしたのですか。  私が大蔵省からいただいた資料によれば、大蔵省では、国の用務以外の目的で海外に渡航しようとする場合でも、あらかじめ海外渡航の……

第132回国会 大蔵委員会 第7号(1995/03/24、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 第一次、第二次の臨時特例が行われたりこれから行われようとしているわけですが、それにもかかわらずなお関係者からいろいろな要望やらまた問い合わせが寄せられておりますので、それを紹介しながら質問します。  まず、法人税の繰り戻し還付です。  取引相手が被災した場合、その企業は直接の被災者ではなくてもその被害は大きいことが考えられます。そうした企業に対しても、災害開運損失に対して繰り戻し還付を認めるなど救済措置を考える余地はありませんか。
【次の発言】 相続税課税価格計算の特例についてですが、既に申告済みの人が被災した場合についても、地震により相続財産が被災した場合にはこの特例を認められ……

第132回国会 大蔵委員会 第8号(1995/05/19、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 大蔵省の答弁の中に一、二気になるものがありますので、最初、大蔵省の姿勢という点にもかかわるので大臣にお伺いしておきます。  一つは、四月二十日の予算委員会の円高集中審議のときに、私、異常な円高の原因になっている為替投機に外為法第二十一条一項のいわゆる有事規制を発動する考えはないか、こういうことをただしましたが、これに対する加藤国際金融局長の答弁の中で、このような規制により正常な取引を含む我が国の経済取引全体に重大な支障を及ぼしかねない」云々という答弁がありました。この答弁を聞いてみますと、現行の外為法第二十一条二項というのは正常な取引を含む経済取引に重大な支障を与えるような問題を……

第132回国会 大蔵委員会 第9号(1995/05/23、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 五十数年前の片仮名の読みにくい法律を改正するということは必要だと思います。その際、私はその改正に当たっての基本として貫くべきは、やはり契約者、利用者へのサービス、保護、こういうことであるべきだと思います。  大臣、その点は異論ないと思いますが、いかがですか。
【次の発言】 私は、この提案理由説明それから衆議院以来の論議を聞いていますと、今度の改正のその基本がやはりどうかなという疑問を持たざるを得ないんです。  それは、この保険制度をめぐる経済社会情勢の変化にどう対応するかということに力点が置かれ、そしてそれとの関係での経営の健全性、もちろんそのことは契約者の保護、契約者へのサービ……

第132回国会 大蔵委員会 第10号(1995/05/25、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 二十二日の質問に続いて、まず変額保険にかかわる問題からお伺いします。  変額保険については、二十三日にも言いましたけれども、全国で三百件以上の訴訟が起こって今大問題になっている保険であります。  資料をお配りいたしますけれども、変額保険被害者の会というところからこういうパンフレットも出て、「自殺者まで出た、大手銀行と生命保険会社の横暴を許せない」と訴え、このパンフの裏を見てもらうとわかりますけれども、「私たちは、アピールします。」というので三点の要求を掲げて今運動を続けられている問題であります。  きょうの審議は保険業法改正にかかわる審議ですので、私はこの事件に立ち至って事件の問……

第132回国会 大蔵委員会 第11号(1995/05/30、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 私は、日本共産党を代表して、保険業法案及び同法施行に伴う関係法律整備法案に対し、反対の討論を行います。  最初に、五十数年ぶりの大改正という重要法案をわずか一日半、八時間半の審議で採決しようとすることは、重要法案は少なくとも二十日間とって審議することを決めた参議院改革の趣旨に照らしても、極めて遺憾であることを強調しておかなければなりません。  さて、本法案は、金融制度改革の一環として、金融自由化の方向に沿って保険分野の規制緩和を一層推し進めるものであります。  現在、臨調・行革路線のもとで社会保障や社会保険が切り捨てられているもとで、民間保険はそれを補完する重要な社会的役割が求め……

第132回国会 予算委員会 第19号(1995/04/20、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 一時八十円を突破した急激、大幅、異常と言われる円高が日本経済の根幹を揺るがし、国民生活にはかり知れない打撃を与えております。特に中小企業の間ではもう悲鳴に似た声が出ております。  こういう重大な事態に、十四日、政府は緊急対策を決定、発表されましたが、私どももこういう事態に対して、何よりもまず悲鳴を上げている中小企業対策、それからまたこの円高の根本に迫る対策として、アメリカに対して基軸通貨国の地位にふさわしい節度を要請し双子の赤字改善プログラムの提示を求めるということ、また大企業の円高対策の悪循環を断ち切りリストラ支援政策を転換するという、アメリカ側の要因、日本側の要因をそれぞれ正……


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各種会議発言一覧(参議院16期)

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第128回国会(1993/09/17〜1994/01/29)

第128回国会 国民生活に関する調査会 第1号(1993/10/27、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 ダブる点もあると思いますが、感想的に印象に残ったこと、学はされたことについて報告させていただきます。  私が考えさせられた第一は、高齢化社会対策は何よりも高齢者が生きがいを持ち、安心して楽しく老後を送れるようにすることでなければならないのだということでありました。このことは当調査会の中間報告も重視していることでありますが、調査の中でそのことを一層強く感じました。  スウェーデン、デンマーク等では高齢者が少しでも安心して生活できるよう道路や交通を初め、町づくりがそういうことを配慮して行われておりました。老後を楽しく有意義に暮らせるよう各国でさまざまの対策が講じられ、施設がつくられて……

第128回国会 国民生活に関する調査会 第2号(1993/11/12、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 私も、今話題になりました、わかりやすい言葉という点を最初に問題提起しようと思っていたわけです。かなり今論議がありましたから繰り返しませんけれども、なぜ外来語を使うのかという点で厚生省にお尋ねしておきたいんです。  便利だというので使われるのか、あるいはその方が外から見てレベルが高いように見える、学問があるように見られるというふうなことがあるのかどうなのかということですわ。そこで、何か横文字で書くとレベルが高い、立派だみたいな感覚があって使っておられるということがあれば、これはなかなか直らないだろうと思うんです。この間、ある人に聞いていたら何か職員の人は横文字で呼んでもらった方が立……


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第129回国会(1994/01/31〜1994/06/29)

第129回国会 国民生活に関する調査会 第2号(1994/02/24、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 共産党の吉岡と言います。  私がお伺いしたいと思っていたこと、幾つかはもう既に質問ございました。  私、先生の「二十一世紀への福祉ビジョン」という論文の中で、高年者雇用政策と女子の就業率増加ということについてお書きになっている点、非常に注目して読ませていただきました。先生お書きになっていますけれども、減少する若年層と増加する高年層ということをめぐっていろいろ議論があるわけですが、この中で先生は、高年者雇用を増加させる提案を幾つかお書きになっている。そしてあわせて、女子就業率の増加、出生率をどうふやすかという諸提案が行われております。  このことに注目しましたのは、私のところが主張……

第129回国会 国民生活に関する調査会 第4号(1994/03/18、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 日本共産党の吉岡です。  先生のお話の中で述べられました引退後の最低生活は自助努力ではなく公的年金でという考え方については私も賛成であります。  そこでまず先生どういうふうにごらんになるかですが、日本の今のレベルの問題ですね。先生がお書きになっている中で、日本の公的年金制度は成熟期に差しかかっているという指摘がございましたけれども、これは先生は、今の公的年金が大体において最低生活を保障するに近いものになっているということなのか。差しかかっているというのは非常に微妙な表現ですので。  こういう質問をしますのは、実は私はある文献を読んでいるときに、年金じゃありませんけれども、社会福祉……

第129回国会 国民生活に関する調査会 第5号(1994/03/24、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 共産党の吉岡といいます。きょうはありがとうございました。参考人の方、次々おいでいただきいろいろお話を聞く中で、日本の高齢者対策をめぐるいろいろな問題がだんだん明らかになってきたと喜んでいるところです。  私、そういう話を聞きながら感ずることの一つは、本来高齢者対策ということを我々がここで論議し合わなければならないことは大変すばらしいことだと思っています。というのは、長寿、長生きというのは人類の夢でありましたし、それがかなり実現して高齢化社会が実現した。これは社会の進歩であり、それに対して我々は対策を立てなくちゃならないということで臨まなきゃならない、大変喜ばしいと思っているところ……

第129回国会 国民生活に関する調査会 第6号(1994/04/13、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 私は、前回の参考人の方にお話をお伺いしたときにもちょっと触れたことですけれども、高齢化対策を考える場合に、長寿は人類の長年の夢であった、それが実現して高齢化にどう対応するかということを我々が検討を迫られている、そういう意味で高齢化社会対策というのはすばらしい仕事だなというふうに思っているところですと言いました。  きょうは、少子化の問題をいろいろお話しになりました。実はある大きい新聞に出た記事の中で、出生率を上昇させたスウェーデンではどういうことが強調されたかということで、先ほど女性の高学歴化が少子化の原因ではないと先生もおっしゃったんですけれども、そうでなくて、自分の意思で出生……

第129回国会 国民生活に関する調査会 第9号(1994/06/03、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 厚生省に最初にお伺いします。  日本の高齢化対策は非常におくれていろいろ問題があるという認識なのか、大体いいところまで来た、うまくいきつつあるという認識なのか、お答えください。
【次の発言】 その認識が、先ほどの委員から、現場の人からの訴えときようここで聞く話との驚くべき乖離という発言の中にもあらわれていることだと私は思いますし、私の知っているいろんな事情からいってもいいところまで来ているという認識でかかられると僕は本当に大変なことだなと思います。ここでずっと参考人の意見を聞いてきて、私どもは本当に今の日本の高齢化対策のおくれを痛感したんです。これは全部速記録になっているんですが……

第129回国会 国民生活に関する調査会 第10号(1994/06/08、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 長寿は人類の夢でありました。今高齢化社会が到来し、日本が世界一の長寿国になったことは、人類の夢が実現しつつあることのあらわれだと思います。戦前男子の平均寿命が四十八歳だったのが現在七十六歳になったことは、歴史的な到達点だと言えると思います。  なぜこういうことをここで強調するのかというと、日本の現実は、長寿世界一でありながら高齢者の自殺率が世界のトップクラスという悲しむべきもう一つの面があるからであります。これは、高齢者が生きがいを持って生活を楽しむに至っていないことを示す出来事であり、それは高齢化対策のおくれによるものと言わなければなりません。この高齢化対策のおくれに目をふさい……

第129回国会 国民生活に関する調査会公聴会 第1号(1994/05/18、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 どうもきょうはありがとうございました。  不正確になるとまずいので、一点だけお伺いします。一ノ瀬公述人です。  福祉計画作成に関連して、バランスを持った計画になるようかなり抑制的な指導がなされているというお話があったように聞いたんですけれども、これはどこから抑制されるのか、市の内部なのか県なのか、さらにもっと上なのか、その点だけちょっとお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。
【次の発言】 各公述人の皆さん、きょうはありがとうございました。皆さんから要望があった点を実現するために私も努力したいと思います。  時間の関係で絞って一、二お伺いしたいと思います。……


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第131回国会(1994/09/30〜1994/12/09)

第131回国会 国民生活に関する調査会 第4号(1994/11/09、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 ダブらないように、我々が本格的な高齢化社会へ目指す論議を進める極めて前提になるような問題ですが、お伺いします。  この委員会で厚生省と、数カ月前ですけれども論議したことがあるんです。それは、私は高齢化社会対策というからには日本の高齢社会対策の現状をどう認識するかという点をきちっとする必要があると。そういう点で、私もスウェーデン、デンマークも行ってきましたけれども、日本の高齢化対策というのは非常におくれていると。この認識の上に対策を考えなくちゃならないじゃないかというのに対して、厚生省はもういいレベルに来ているんだと、こういう認識でした。これは大変な違いでございまして、私は、今の状……

第131回国会 地方行政委員会,大蔵委員会連合審査会 第1号(1994/11/16、16期、日本共産党)

○吉岡吉典君 日本共産党を代表して質問を行います。  まず、この法案には見直し条項というのがありまして、この法案をきちっと正確につかんでおかなくちゃならないと思います。そういう点でお伺いしますが、消費税の税率引き上げが実際に施行されるそのときの消費税率は、いつどういう手続を経て、段取りを経て最終的に決定されるかお伺いします。これは総理にお伺いします。
【次の発言】 総理、そうしますと、税率が最終的に何%になるかということが決まるのは平成八年九月三十日だと、そういうことなんですね。
【次の発言】 これまで衆議院で論議されてきたところを読んでみますと、五%というのはとりあえず決めだというような答弁……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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