このページでは尾辻秀久参議院議員の15期(1989/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は15期国会活動統計で確認できます。
○尾辻秀久君 今まさに昭和六十一年度の決算審議をいたしておるわけでございますけれども、この昭和六十一年という年は全国の戦没者遺族にとりましては大変悲しい年でございました。と申しますのは、その前の年、すなわち昭和六十年、それこそ全国の遺族の悲願でございました靖国神社に対する総理大臣の公式参拝が実現をしたわけでございます。遺族は本当に喜びました。これでいつお父さんのもとに行っても胸を張ってお父さんに報告ができる、そう言って年老いた戦没者の妻はあの靖国神社の社頭でぽろぽろと涙を流して喜 んだのであります。これは毎年その後定着をして行われるものである、そう信じておりました。ところが、昭和六十一年の八月……
○尾辻秀久君 実は、私の本日の質問は急に決まったんです。そこで、けさほどは大臣のお人柄に 触れて大変感動する場面もございました。また、体験を通しての本当に胸を打つ御質問もございましたので、私のものはそんなものには遠く及ばないのでありますけれども、体験を通して日ごろ感じておりますことを率直にお尋ねをいたしたいと存じます。 まず、私のくだらない体験でありますけれども、若いころに随分外国をほっつき歩いておりまして、一番長いときは五年間日本に帰ってこなかったのであります。帰ってこなかったと言えば聞こえはいいんですが、正確には帰ってくる旅費がなくて帰ってこれなかったのであります。持って出たお金は当時の……
○尾辻秀久君 大変お疲れだと存じますが、最後でございます。過労死に至るといけませんし、実はピンチヒッターでもございますので、できるだけ早く切り上げさせていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
労働時間の短縮については今既にお尋ねがあったところでありますけれども、これは日米構造協議においても取り上げられたとお聞きいたしております。具体的にどのような協議がなされたのか、お伺いいたします。
【次の発言】 この問題についての大臣の御決意もお尋ねしてみたいと思っておりましたけれども、これは既に先ほどお尋ねがあり、まさしく国民的な課題であるとお答えになりました。私は大臣の人生が決して短……
○尾辻秀久君 本年は戦後四十五年という節目の年であります。今日の平和で豊かな国民生活の陰に、その礎となった先ほどからいろいろお話もありますけれども、さまざまな大変に大きな犠牲があったことを私たちは忘れていけない、そう思います。そして、その痛みを今なお背負って生きておられる皆さん方が大変にお年を召されまして、今日そうした皆さんへの援護施策の充実の必要性はますます高まっていると思います。厚生省でも種々の施策を講じていただいておりますが、それらが真に適切かつ十分なものであるか、本日の援護法審議に際して援護施策全般について今後の取り組みと御決意を伺いたいと思っております。 まず、援護法についてであり……
○尾辻秀久君 昨日も決算委員会で話題になっておりましたし、また今もちょっと話題にもなりました。戦後を引きずっておることがいっぱいあります。その中で私が一番悲しいと思っておりますのは、遺骨収集なんです。こんなものは、もう何をおいても国が真っ先に済ますべきことだと思うんですけれども、戦後も四十五年、今なお続けなければならない。申し上げたように本当に悲しいことだと思っております。
そこで、まず遺骨収集を振り返ってみていただきたいんです。
【次の発言】 今なお遺骨収集をしなきゃならないその最大の理由というのは、今もお話のとおりに、二百万人を超えるという大変な犠牲者を出した、そのことがあると思うんです……
○尾辻秀久君 まず、国際文化交流についてお尋ねをいたします。
先日、国際文化交流に関する行政監察結果を総務庁がまとめておられます。この概要について御説明ください。
【次の発言】 私も、この行政監察結果、それからそれに基づく勧告、ざっとでございますけれども、一読をさせていただきました。私の目をぱっと引いたのが、海外における日本文化紹介の体制の見直しをする必要があるのではないかと指摘をしておられる点なのであります。
なぜかといいますと、私にこんな体験があるんです。昭和四十三年から四十五年ぐらいにかけてアメリカにおりました。最後はロサンゼルスにいたんです。学校の先生方の夏休みの研修か何かでありま……
○尾辻秀久君 おはようございます。 このような質問初めてでございますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 まず、昨日のことでちょっと気になったことがございますので総理にお尋ねをさせていただきます。 それは、総理は、昨日のこの委員会での竹村先生とのやりとりの中で、自衛隊は、まず国連から要請があって、紛争当事国から要請があって、さらに周辺の国の同意があって行くのであって、そういう条件が整わなければ出かけていくことはないというふうにお答えになったのでありますが、私は、受け入れ国と紛争当事国の同意のみ、このように理解をしておりましたので、紛争周辺国の同意まで必要なのか、お尋ねをいたします。
○尾辻秀久君 続きまして、自民党の尾辻と申します。ごあいさつは斎藤先生十分にしていただきましたので省略をさせていただきますが、NHKの川口会長さんは郷土の誇る大先輩に当たられますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 早速質問をさせていただきます。 現在、地上の放送局のテレビのほかにBSテレビが三チャンネル、CSテレビが四チャンネル全国では見ることができるということでありますが、このように多メディア・多チャンネル化が進み、放送メディアが大きく変化しようとしている時代にあっては、公共放送であるNHKの役割はますます重要なものになってくると考えられます。こうした中でハイビジョンが脚光を浴び……
○尾辻秀久君 お忙しい中をおいでいただきましてありがとうございます。先ほど会長からも御礼ございましたけれども、私からもまず御礼申し上げます。 私にいただきました時間は、先生方にお話しいただく時間を入れて五十分でございますので、あの時計でちょうど三時半ぐらいまででございます。時間を超えますのも困りますし、また、あまり余りますのも格好が悪うございますので、その点、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 まず、私の体験も率直に申し上げておきたいと思うんですが、私、プラハの春のときにチェコにおりました。実は私は、チャスラフスカよりも美人だと思っておった女性がおりまして、その人のためなら死んでもいいと……
○尾辻秀久君 いろいろお尋ねしたいことがあるのでありますが、時間が三十分しかありませんのでいささか紋切り、早口になると思います。お答えもよろしくお願いいたします。 ただいまお話がありました来年六月にブラジルで開催される国連環境開発会議に向けて地球環境問題への関心が大きな高まりを見せております。私は、この会議が地球環境保全に対する取り組みを飛躍的に発展させるためのよい機会となることを期待しております。 振り返ってみれば、地球環境問題への取り組みは既に二十年も前に開始されておりました。すなわち一九七二年にストックホルムで開催された国連人間環境会議では「宇宙船地球号」と「かかけがえのない地球」と……
○尾辻秀久君 きょうはどうもありがとうございます。 まず、進藤先生にお尋ねしたいと思います。 このところ軍備管理、軍縮の動きには目覚ましいものがあります。中距離核戦力の全廃に始まった米ソ軍縮交渉の進展は、米ソ関係の新たな展開との相乗効果もあって、通常兵器の削減、戦略兵器の削減の合意に至りました。また先ごろは、短距離核兵器の削減についてアメリカ側が行った初めての一方的削減提案に呼応して、ソ連のゴルバチョフ大統領も大幅な削減方針を示すといったように、これまでの軍縮交渉には見られなかった状況もあらわれております。もっとも一方には、米ソ双方が既に不要になった兵器を削減しているにすぎないといった見方……
○尾辻秀久君 それでは、両先生にお尋ね申し上げたいと存じます。 これまで、この調査会では、地球環境の現状やとるべき対策について議論をして調査してまいりました。今回、両先生方には、これまでの調査とはまた若干異なりまして、地球環境問題について考えるべき一つの視点として環境と人間あるいは人類とのかかわりの問題を提起していただきました。大変啓発されました。御礼を申し上げます。 そこで、梅原先生は、本年一月一日付の読売新聞の「論点」で、「もう科学と技術は、長い間彼らが親友としていた進歩と欲望という友人を捨てて、この共存と」、きょうは先生は「共生」という言葉をお使いになったようでございますが、そのとき……
○尾辻秀久君 会長案には、「緑の再生」として、造林、育林の重要性が指摘されておりまして、具体的な行動計画が掲げられております。私は、細部についてはさらに検討を要することもあると思いますが、計画のねらいは本調査会の提言とするにふさわしいと思っております。 ただ、聞くところによりますと、造林は、これまで国内で農林水産省が総力を挙げて行った場合でも年間四十万ヘクタール、最近では年間五万ヘクタール程度のようでありますので、百五十万から二百万ヘクタールといえばかなりの政治的決意と努力が必要であります。 そこで、この国際的な緑の再生・造林計画を国際貢献の大きな柱として、我が国のナショナルプロジェクトと……
○尾辻秀久君 自由民主党の尾辻と申します。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 本日は、先生方にはわざわざお越しをいただきまして、貴重な御意見をお述べいただきまして、私からも御礼申し上げます。ありがとうございました。 ただいまより質問をさせていただきますが、私は専ら佐藤先生にお尋ねをいたしたいと存じます。 考えてみますと、わざわざ先生方にお越しをいただいて十五分でお話しくださいというのは余りに短い時間だと思いますし、渡辺先生もおっしゃいましたが、先にお話しになりますと、後の先生はそれに触れてお話しいただけるわけでありますが、佐藤先生、最初にお話しになりましたので、お二方の先生のお話につい……
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