このページでは尾辻秀久参議院議員の21期(2007/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は21期国会活動統計で確認できます。
○尾辻秀久君 質問に先立ち、今は亡き山本孝史先生の御冥福をお祈り申し上げます。 山本孝史先生は、病魔と壮絶な闘いを続けながら、がん対策、自殺対策の立法に尽力されました。その先生のお姿がこの議場に見えないこと、国民が最も関心を寄せている社会保障の御専門の先生がいらっしゃらないことは残念でなりません。 山本先生をしのびつつ、これから質問をさせていただきます。 今年のNHKの大河ドラマは「篤姫」です。篤姫は薩摩の幕末の名君、島津斉彬の養女から十三代将軍家定の正室になりました。徳川家と討幕派、薩摩藩の板挟みとなりながら、いったん嫁いだからにはと、最後まで徳川家を守った薩摩の女性が一年にわたってテ……
○尾辻秀久君 本院議員山本孝史先生は、平成十九年十二月二十二日、胸腺がんのため逝去されました。享年五十八歳でありました。誠に痛惜哀悼の念に堪えません。 山本孝史先生は、平成十八年一月、国立がんセンター中央病院において、現在の医療では治ることのないステージ四の進行がんであるとの確定診断を受けられました。奥様には、何も治療しなければ余命は半年と告げられました。 胸腺がんは非常に珍しいがんで、元々外科手術による切除が難しい上、他の臓器への転移も見られたことから、抗がん剤による化学療法が選択されました。 自来、山本孝史先生は、末期のがん患者として、常に死を意識しながら国会議員の仕事に全身全霊を傾……
○尾辻秀久君 一年前に、私は二日続けてこの壇上に立たせていただきました。最初の日は今日と同じ代表質問でありました。次の日は山本孝史先生の哀悼演説でありました。先生が尾辻に頼んでほしいと言っておられたとお聞きをいたしましたのでお引き受けしたのでありますが、お見苦しいところをお見せしてしまい、申し訳なく存じております。 先生の一年忌の質問でもありますので、型破りではありますけれども、山本先生が大変心配しておられたにもかかわらず、今日の状況が更に悪くなっている問題について、まず質問をさせていただきます。 山本先生を中心にして、私たちは自殺対策基本法を制定いたしました。今、日本では年間三万人の方が……
○尾辻秀久君 去る十七日は、六千四百三十四人が犠牲になった阪神大震災から十五年目の哀悼の日でありました。被害に遭われた方、肉親を亡くされた方、大変つらい日々を過ごしてこられたことと存じます。改めてお見舞いを申し上げます。地震国日本は、防災には万全を期さなければなりません。政府の積極的な取組を要請します。 さきのハイチ大地震では、各国に比べ、日本政府の対応の遅さが気に掛かりました。人命の大切さ、我が国の国際的支援への取組を考慮した今後の迅速な対応を望みます。 まず、総理にお尋ねしなければならないことがあります。政治と金についてであります。質問は二問です。 最初の質問は、総理御自身の問題につ……
○委員長(尾辻秀久君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は九名でございますが、現在の理事は五名でありますので、この際、残りの四名の理事を選任いたしたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に下田敦子君及び白眞勲君を指名いたします。
なお、あと二名の理事につきましては、後日これを指名いたします。
【次の発言】 国政調査及び継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、従来どおり予算の執行……
○尾辻秀久君 久しぶりの質問であります。緊張をいたしております。先日、民主党の輿石会長が国土交通委員会で質問に立たれまして、私も負けてはいけないと思ったわけではないんです。私どもは、どうしたら日本の医療保険制度を持続可能にできるかということで、この十年来議論をしてまいりました。終始その議論にかかわった一人としてこの質問に立ったところであります。 午前中、津田先生だったと思いますけれども、法案成立にかかわった者がメンツにこだわって国民に迷惑を掛けてはいけないという旨の御発言がありましたので、あえて申し上げたいと思います。 私もまさにその一人でございますけれども、人間のなしたことでありますから……
○尾辻秀久君 本日のテーマは社会保障、労働等でありますけれども、私は社会保障について伺います。持ち時間四十分ですので、急ぎますから御協力をお願いをいたします。 最初は年金について、先ほど記録問題について随分御議論がございましたので、私は制度について議論をしてみたいというふうに思います。 年金については、民主党、鳩山内閣は、新しい年金制度を二十五年までにつくる、それから数十年掛けて新制度へ移行するということであります。その上で菅大臣は、当然ながら今まで入っておられた皆さんには、今まで入っておられた期間に相当する分はこれまでの制度の原理にのっとってお払いをするというふうに説明をしておられますか……
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