このページでは尾辻秀久参議院議員の20期(2004/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は20期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 人身取引への対応についてお尋ねがございました。 人身取引につきましては、その撲滅と被害者の保護に向け、政府一体となって取り組んでいるところでございます。私といたしましても、人身取引被害者を保護するための施設として各都道府県に設置されております婦人相談所を活用する、婦人相談所と関係機関、民間シェルターとの連携を強化するなどして、被害者の方を適切に保護できるように努めておるところでございます。 人身取引は、お話しのとおりに、あってはならない重大な人権侵害でございます。厚生労働省といたしましては、関係省庁とも協力しつつ、被害者の保護、支援に向け、強い決意で臨んでまいりま……
○国務大臣(尾辻秀久君) 社会保障制度全般の構築の方針についてお尋ねがございました。 社会保障制度につきましては、持続可能で安定的なものとしていくためには不断の改革を行っていくことが必要であります。 私は、今後、自立をキーワードとして、これに共助、公助を適切に組み合わせ、国民が安心して暮らすことができる社会保障制度の構築を全力で取り組んでまいりたいと考えております。昨日も申し上げましたけれども、キーワードは自立でございます。 次に、少子化対策についてのお尋ねがありました。 これまでも様々な角度から取組を進めてまいったところでありますけれども、残念ながら少子化の流れを変えるに至ってはおり……
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま議題となりました児童福祉法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 急速な少子化の進行等を踏まえ、総合的な次世代育成支援対策を推進するため、次世代を担う子供が心身ともに健やかに育つための環境を整備することが喫緊の課題となっております。このため、児童虐待等の問題に適切に対応できるよう、児童相談に関する体制の充実等を図るとともに、慢性疾患にかかっている児童に対する医療の給付を創設する等の措置を講ずることとし、この法律案を提出した次第であります。 以下、この法律案の主な内容につきまして御説明申し上げます。 第一に、児童相談に関する体制……
○国務大臣(尾辻秀久君) 厚生労働省の不祥事について厳しい御指摘がございました。
厚生労働省において不祥事が度重なっておりますことにつきまして、国民の皆様に心からおわびを申し上げます。国民生活に密着した厚生労働行政に携わる者として、職員一人一人が自覚を持って身を律しなければなりません。
現在、副大臣をトップとする信頼回復対策推進チームにおいて事実関係を徹底して調査しております。調査の内容はすべてを公表いたします。私自身、陣頭指揮を執って、不祥事を二度と起こさない体制の確立に取り組み、信頼回復に努めてまいります。(拍手)
【次の発言】 障害者の支援費についてのお尋ねがございました。
障害者……
○国務大臣(尾辻秀久君) 障害者自立支援法案は、制度が抱える課題に対応し、支援の必要な障害者が必要度に応じてサービスを受けられる体制を整備するものでございまして、先生御懸念のように、一律にホームヘルプの時間を限定するものではございません。 また、市町村への財政支援につきましては、これまで補助金になっておりました在宅サービスに係る費用について、負担金に改めて国の財政責任を強化するものでございます。 今回の法案により、障害者の地域での自立支援を更に進め、障害のある人もない人も安心して暮らせる自立と共生の地域社会づくりに取り組んでまいります。(拍手)
○国務大臣(尾辻秀久君) 国の補助金等の整理及び合理化等に伴う国民健康保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 政府においては、平成十七年度予算編成の基本方針を閣議決定し、国と地方に関する三位一体の改革を推進することにより、地方の権限と責任を大幅に拡大し、真に住民に必要な行政サービスを地方が自らの責任で自主的、効率的に選択できる幅を拡大するとともに、国、地方を通じた簡素で効率的な行財政システムの構築を図ることとしております。 また、昨年成立した年金制度改正法においては、基礎年金の国庫負担を三分の一から二分の一に引き上げることとし、これに向けて今年度に続き平……
○国務大臣(尾辻秀久君) 雇用労働政策についてのお尋ねがございました。 中小企業は、日本経済の担い手としてはもとより、新たな雇用機会の創出の担い手としても大いに期待されるところでありますが、一方で、大企業に比して構造的に労働条件や雇用管理改善の面で後れが見られる状況にあります。 このため、事業主の相互共済の仕組みと国の援助によって中小企業における退職金制度を確立するための退職金共済制度の実施、経営環境の変化に応じた賃金制度の整備、改善が困難な中小企業に対して、それらに関する情報提供や助言等の実施、独力では勤労者の福利厚生の充実が困難な中小企業が共同して行う福利厚生事業への支援、中小企業に対……
○国務大臣(尾辻秀久君) 独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 国においては、これまで厚生年金保険法、国民年金法等に基づき年金福祉施設等を設置してまいりましたが、厳しい年金財政の状況及び社会経済状況の変化等を踏まえ、その整理合理化を進めることとしております。 このため、五年間に限って年金福祉施設等の譲渡等の業務を行う非公務員型の独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構を設置するため、この法律案を提出した次第であります。 以下、この法律案の主な内容につきまして御説明申し上げます。 第一に、独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構は……
○国務大臣(尾辻秀久君) 婦人相談所の現状、被害者保護の体制整備についてのお尋ねでございました。 婦人相談所の体制につきましては、近年、DV被害者への対応等、御指摘いただきましたように業務が増えてきておりますことから、ここ数年、婦人相談員の増員、一時保護の予算の増額などを図りますとともに、心理療法担当職員の一時保護所への配置や外国人対応のための通訳費の計上など、鋭意体制整備を進めておるところでございます。 こうした中で、人身取引被害者の保護につきましても、平成十六年度において婦人相談所への保護を希望された被害者の方は全員保護がなされておるところでございます。 また、被害者が医療を必要とす……
○国務大臣(尾辻秀久君) 米国産牛肉の輸入再開についてお尋ねがございました。
米国産牛肉の輸入再開に当たりましては、国民の健康保護を大前提に科学的知見に基づき対処することが基本であり、我が国に輸入される米国産牛肉が我が国と同等の安全性が確保されているかについて、食品安全委員会に諮問することといたしております。
今後、農林水産省と連携しながら、飼料規制に関する情報を含め、米国産牛肉の安全性を評価するために必要な情報を食品安全委員会に提供をしていきたいと考えております。(拍手)
【次の発言】 個人情報保護のガイドラインの策定に向けた取組についてお尋ねがございました。
厚生労働省では、事業者等……
○国務大臣(尾辻秀久君) 介護保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 介護保険制度については、本年で施行から五年を迎えるところですが、サービスの利用者数が施行当初の二倍を超えるなど、制度として国民の間に順調に定着しつつあります。一方で、サービスの利用の伸びに伴い、給付費も急速に増大しており、今後、高齢化が一層進展する我が国において、制度の持続可能性を確保していくことが喫緊の課題となっております。このような中で、介護保険制度が将来にわたり国民生活の安心を支え続けられるよう、また、認知症の高齢者の増加等の新たな課題に対応できる制度となるよう、制度全般にわたる改……
○国務大臣(尾辻秀久君) 食品添加物の表示についてお尋ねがございました。 食品衛生法に基づく表示は、飲食に起因する衛生上の危害の発生を防止するためのものでございまして、国民の健康の保護に重要な役割を果たしておるところでございます。 お尋ねの食品添加物の表示につきましては、このような趣旨にのっとり、食品衛生法に基づき、原則として、使用した添加物の名称等の表示を義務付けております。なお、食品衛生法では、製造者の名称及び製造所の所在地、又は販売者の名称やその住所と製造所固有の記号の表示が義務付けられておるところでございます。 水道の浄水方法についてのお尋ねがございました。 水道の水質の確保に……
○国務大臣(尾辻秀久君) 輸入食品と国内生産物の監視体制についてお尋ねがございました。 輸入食品の監視体制につきましては、検疫所の食品衛生監視員の増員や検査施設の充実等、輸入時における検査体制の強化、輸入食品監視指導計画に基づく重点的かつ効果的な検査の実施、二国間協議等を通じた輸出国における安全性確保対策の推進などに努めておるところでございます。 国内の監視体制につきましては、都道府県等が国の指針に基づき地域の食品供給の特性や法違反などの問題の発生状況を踏まえた監視指導計画を策定し、都道府県等の食品衛生監視員が営業許可施設への立入検査や販売食品の抜取り検査などの監視を行っております。 今……
○国務大臣(尾辻秀久君) 障害者自立支援法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 障害保健福祉施策につきましては、障害者及び障害児の地域における自立した生活を支援することを主題に取り組んでおりますが、現在は身体障害、知的障害、精神障害といった障害種別等によって福祉サービスや公費負担医療の利用の仕組みや内容等が異なっており、これを一元的なものとすることや、その利用者の増加に対応できるよう、制度をより安定的かつ効率的なものとすることが求められております。 これらの課題に対応し、障害者及び障害児がその有する能力及び適性に応じ、自立した日常生活又は社会生活を営むことができるよう、必要な障害……
○国務大臣(尾辻秀久君) 年金制度の一元化についてお尋ねがございました。 公的年金の一元化につきましては、どのように制度の財政的な安定性や公平性を確保し、国民にとって真の信頼と安心につながる制度を設計していくか、またどのように制度の運用を国民にとって身近で分かりやすいものへと改善していくかということが大切であると考えております。 国民年金を含めた一元化につきましては、総理よりもお答え申し上げましたけれども、まずは被用者年金の一元化に向け、制度間における給付や負担の水準の相違等、被用者年金の一元化を進めるに当たって検討すべき様々な課題について幅広く議論し、その処理方針をできるだけ早く取りまと……
○国務大臣(尾辻秀久君) 障害者自立支援法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 障害者保健福祉施策につきましては、障害者及び障害児の地域における自立した生活を支援することを主題に取り組んでおりますが、現在は身体障害、知的障害、精神障害といった障害種別等によって福祉サービスや公費負担医療の利用の仕組みや内容等が異なっており、これを一元的なものとすることや、その利用者の増加に対応できるよう、制度をより安定的、効率的かつ持続可能なものとすることが求められております。 これらの課題に対応し、障害者及び障害児がその有する能力及び適性に応じ、自立した日常生活又は社会生活を営むことができるよう……
○国務大臣(尾辻秀久君) 労働安全衛生法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 働き方の多様化が進む中で、製造業等における重大な労働災害の頻発、長時間労働に伴う脳・心臓疾患や精神障害の増加など労働者の生命や生活にかかわる問題が深刻化しています。 こうした問題に的確に対処していくため、政府といたしましては、必要な施策を整備充実するための労働安全衛生法等の一部を改正する法律案を第百六十二回国会に提出いたしました。同法案は、審議半ばで衆議院の解散に伴い廃案となり、成立を見るに至りませんでしたが、一刻も早くその実現を図るため、ここにこの法律案を提案し、御審議を願うこと……
○尾辻秀久君 ただいま議題となりました五法律案につきまして、委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律案は、簡素で効率的な政府を実現することが喫緊の課題であることにかんがみ、簡素で効率的な政府を実現するための行政改革について、その基本理念及び政策金融改革、独立行政法人の見直し、特別会計改革、総人件費改革、国の資産及び債務に関する改革等の重点分野並びに各重点分野における改革の基本方針その他の重要事項を定めるとともに、行政改革推進本部を設置することにより、これを総合的に推進しようとするものであります。 次に、一般社団……
○尾辻秀久君 ただいま議題となりました平成十八年度補正予算三案につきまして、委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 補正予算の内容につきましては、既に尾身財務大臣の財政演説において説明されておりますので、これを省略させていただきます。 補正予算三案は、去る一月二十五日、国会に提出され、二月一日、財務大臣から趣旨説明を聴取した後、衆議院からの送付を待って、昨日五日、安倍内閣総理大臣及び関係各大臣に対し、質疑を行いました。 以下、質疑の若干につき、その要旨を御報告申し上げます。 まず、「安倍内閣の構造改革に取り組む決意はどうか」との質疑があり、これに対し、安倍内閣総理大臣より……
○尾辻秀久君 ただいま議題となりました平成十九年度予算三案につきまして、予算委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 平成十九年度予算の内容につきましては、既に尾身財務大臣の財政演説において説明されておりますので、これを省略させていただきます。 平成十九年度予算三案は、去る一月二十五日、国会に提出され、二月一日、財務大臣より趣旨説明を聴取した後、衆議院からの送付を待って、三月五日より審査に入りました。 以来、本日まで審査を行ってまいりましたが、この間、三月九日には外交・防衛等に関する集中審議を、十三日には農業・食の安全等に関する集中審議を、十九日には社会保障・雇用・格差等に……
○国務大臣(尾辻秀久君) 今回の三位一体の改革の議論の中でいろいろ議論されたところでございます。 まず、この法定受託事務についての考え方でありますけれども、総理からも総務大臣からも御答弁ございましたように、必ずしも国が全額負担するものではない、国の関与の度合いでありますとか、地方の住民に与える利益の程度などを総合的に勘案して決定されるものだと、こういうふうにまず基本的に考えます。 地方事務の、地方自治の専門家の先生に、委員に釈迦に説法になりますけれども、実態としても実情としても、法定受託事務の中でも生活保護は四分の三国が持っておりますけれども、戸籍事務などは、これは法定受託事務でありますけ……
○国務大臣(尾辻秀久君) このたび厚生労働大臣を拝命いたしました尾辻秀久でございます。 国民生活に大きくかかわる厚生労働行政を担当することとなり、責任の重大さに身の引き締まる思いでございます。厚生労働行政の当面する諸課題の解決に向けて、先頭に立って取り組んでいく決意でございますので、委員長、委員各位を始め、国民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。 今年は豪雨や台風による災害が多く発生するとともに、先日は新潟県を中心に大きな地震が発生いたしました。今回の新潟県中越地震を始め、災害によりお亡くなりになった方々にお悔やみを申し上げますとともに、被災された多くの方々に心からお見舞いを申し上……
○国務大臣(尾辻秀久君) いわゆる混合診療につきましては、このところ、こうした御質問もあるものですから、いつもこのように答えさせていただいております。
いわゆる混合診療の解禁に係る検討に当たりましては、不当な患者負担の増大を招く、あるいは有効性、安全性を確保できないといった障害を生じさせないよう、適正なルールについて考えてまいりたい。一定のルールの下で考えるべきことであると、こういうふうに申し上げているところでございます。
【次の発言】 被災した地域の自治体職員の方々につきましては、被災以降、昼夜を問わず被災者への支援や地域の復興に御尽力いただいておりまして、また一方で御自身が被災者という面……
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど委員が御指摘なさいましたように、本来、不当労働行為というものは労働組合法第七条で禁止されておるものでございます。したがいまして、そうしたことが起こることは当然好ましくない、あってはならないことと、こういうふうに理解をいたしております。
【次の発言】 まず御指摘は、一つずつの審査を短くしても、五審制、正に五回もやったら、それはもう最終的に長期にわたるじゃないかという、まずこの御指摘だと思います。もうこの五審制の見直しについては多くの御指摘をいただいておるところでございまして、私どもも今回の改正の中で、率直な表現を使わせていただけば積み残した部分とでもいいましょうか……
○国務大臣(尾辻秀久君) お話しのとおりに、年金は国民の大きな関心事でございます。したがいまして、今触れておられますような政治の場、政党間の議論も進めていただければ大変有り難い、そういうふうに感じております。
【次の発言】 今、年金を取り巻く環境というのは大変厳しいと存じております。したがいまして、先ほど来申し上げておりますように、社会保障全般そうでありますが、年金に限らず社会保障全体そうでありますけれども、国民生活に極めて密着しておることでありますから、本当に国民の皆様方の理解や信頼がなければなりません。その信頼をいただくために、私どもも御説明申し上げるは丁寧に御説明申し上げ、また、例えば社……
○国務大臣(尾辻秀久君) 年金の一元化の問題につきましては、これまで政府といたしましては、既に基礎年金制度の導入、これは基礎年金のところで、負担のところはおいておいて取りあえず給付というところで合わす、そういう一つの一元化、あるいはまた被用者年金一元化に向けた取組、これはよく言われる二階建て部分でありますけれども、そうしたことをこれまでも進めてきたところでございます。 一方で、議員御指摘のとおりに、特に自営業者等を含む全国民を対象とした年金一元化を考える上では多くの難しい課題がありました。中でも、パート労働者への年金制度の適用の在り方だとか、あるいは自営業者等の、まさしくお話しになりました所……
○国務大臣(尾辻秀久君) 児童虐待の対応につきましては、今お話しいただきましたように、平成十二年に児童虐待防止法が施行をされ、それ以来様々な施策の推進が図られてきたところでございますけれども、依然として社会全体として早急に取り組むべき重要な課題であると認識をいたしておるところでございます。こうした児童虐待は、発生予防から虐待を受けた子供の自立に至るまでの切れ目のない支援体制の確保が急務であると考えております。 このために、先般成立いたしました児童虐待防止法の改正の趣旨を踏まえまして適切に対応をいたしますとともに、政府といたしましても、一つには平成十六年度予算における児童虐待防止対策の大幅な拡……
○国務大臣(尾辻秀久君) 少子化に歯止めを掛けるということは、今お話しいただきましたように職場を変える、職場の環境を変えるということに始まって、社会全体の環境が整うことが大変必要なんだと。もう仰せのとおりだと思っております。私もそのことは絶えず申してきたつもりであります。 そこで、そこまでは分かっておるが、あと政治の世界、何やれるかというお話であります。 とにかく、今のお話の中にもありましたように、制度をよく御存じでない方もおられますから、そうした方々に周知徹底するというような、細かに言うとそんな話もありますけれども、もっと大きく言うと、やっぱり私どもがもう声を大にして繰り返し繰り返し絶え……
○国務大臣(尾辻秀久君) 御指摘の第七回アジア・太平洋地域エイズ国際会議でございますが、この会議は、各国のエイズ関係学会が主体となって開催をいたします。そして、医学、生物学等の様々な分野からの研究者やNGO関係者等の参加を得まして、HIV、エイズに関する最新情報等を交換することを目的として開催されるものでございます。 厚生労働省といたしましては、エイズ対策は国内的にも国際的にも大変に重要な問題と認識をいたしておりまして、関係省庁を始めとして、自治体、研究者、NGO等の協力もいただきつつ、この会議が成功するよう協力支援を行っているところでございまして、また、そのために必要な経費を予算要求してお……
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しいただきましたように、五年前にこの新エンゼルプランが作成されますときに党の側から議論をいたした一人でございます。そのときの、今思い出しまして、私が盛んに主張したことを改めて申し上げてみたいと思います。 一つは、私こう言いました。その前の、新エンゼルプランの前のエンゼルプラン、これをちょっと悪口を言ってまして、少子化対策イコール保育の充実じゃないか、日本の少子化対策がうまくいかないのを保育がうまくいかないからだと全部保育の責任にしているようなところがあると、それはまずいんじゃないかということを言っておりました。したがって、新エンゼルプランを作るに当たってもう少……
○国務大臣(尾辻秀久君) 改めて、このOECDが出しましたレポート、私も読ませていただきました。示唆に富む面を大いに持っているな、こういうふうに思いました。文化の違いはいろいろありますから、すべて当たっているというふうにも思いませんでしたが、率直に申し上げて。しかし、これは改めて読ませていただいて、私どもがこれをもう一回真剣に検討する必要のあるものだというふうには思いながら読ませていただきました。 今やっておりますことや何かいろいろお答えしますともう長い話になって、いつもお聞きの話でありますから、基本的に今の御質問に対して私もそういう認識は持っておりますということをお答え申し上げて、答えにさ……
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し努力してまいる所存であります。
○国務大臣(尾辻秀久君) どうお答えしていいのかよく分かりませんが、御質問の趣旨が、政治と金で問題がある、そして私たちみんなが襟を正さなきゃいかぬと、こういう御趣旨でありますから、そういう意味におきましては、もう私ども全員の問題だと、こういうふうにとらえております。
【次の発言】 そこの部分につきましては、本当に私にも分かりません。
【次の発言】 率直に申し上げます。
この問題のというか、年金法の改正の議論をいたしましたときに私は党の立場におりまして、こういう数字をいろいろ持ってきました。上位、中位、下位と分けて持ってまいりまして、今ここに詳しい資料を持っておりませんけれども、下位というのは……
○国務大臣(尾辻秀久君) 今先生お話しのように、この青少年の薬物問題といいますことは大変憂慮すべき状況にございます。 そこで、厚生労働省としてどういう対策を取ってきたかとお尋ねになりますと、今申し上げたようなことが申し上げられるわけでございますが、これで十分だったとは思っておりません。キャラバンカーなども大変いいものでありますけれども、これも宝の持ち腐れにならないように大いに活用しなきゃいけない、こういうふうに思うところでございます。 そして、今先生お話しのような盛り場の話もありますけれども、もっとよく聞いてみますと、学校辺りで友達に勧められてつい手を出す、もうそれでそのまま深みに入るとい……
○国務大臣(尾辻秀久君) この日本という国をIT化された最先端の国にしよう、そういう大きな目標がありまして、そしてその中で政府全体で取り組んでおる。そして、医療の分野でどうするかというのがございまして、今るる先生からも御質問がございましたけれども、私どもも取り組ませていただいておるということでございます。 ただ、冒頭お話しいただきましたように、最初に掲げました目標からしますと大幅に遅れておる、これもまた事実でございますから、これはせっかく掲げた目標、そして日本をITの最先端国家にしようという大きなまた目標、そうしたものに向けて私どもも努力をしていかなきゃいけない、目標は達成をさせなければなら……
○国務大臣(尾辻秀久君) 契約書を直接見たことはございません。
【次の発言】 個々にやれることからやらなきゃいけないと思いまして、まず冒頭お話しになりました庁舎の話も十七年度予算では既に改めておりますことは御案内のとおりでございます。それから、その受注企業のことも、企業に申し入れまして、これは民間会社のことでありますけれども、六月で退任してもらうということも決めております。
申し上げておりますことは、その個々にやれることは、既にやれることはやっておりますということを申し上げた上で、ただ基本的なことがございますので、これはもう本当にしっかりやり直さなきゃいけないと考えておりまして、おっしゃるよ……
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しいただきましたように、厚生労働省におきましては、「保健医療分野の情報化にむけてのグランドデザイン」に基づきまして、電子カルテの普及策を講じてきたところでございます。 今後の更なる普及に向けましては、課題というお話ございましたけれども、私どもが今考えております課題を申し上げますと、まず一点は、システム標準化やセキュリティー確保などの基盤整備が進捗中であること。二点目に、異なるシステム間や新旧システム間の互換性が確保されていないこと。さらに、三点目として、これら標準化が進んでいないことに起因して、医療機関におけるシステムの導入・維持経費がコスト高になっているとい……
○国務大臣(尾辻秀久君) 厚生労働委員会の御審議に先立ち、厚生労働行政についての所信を申し述べ、委員各位を始め、国民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。 厚生労働行政の使命は、国民の抱く不安を払拭し、国民生活に安心と活力をもたらす礎を築いていくことにあります。急速な少子高齢化の進行や厳しい財政状況の中で、持続可能で安定的な社会保障制度を構築するために不断の改革を実施するとともに、少子化の流れを変えるための各般の対策に取り組んでいく必要があります。あわせて、国民の雇用や健康の問題などにも取り組んでいく必要があります。我が国の未来に明るい希望が持てる社会の実現のため、全力を尽くしてまいる……
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど来、特養の話、それから小規模施設の話、両方出ておりますので、改めて申し上げたいと存じます。 国会の御議論などお聞きいたしておりましても、将来の方向として小規模化という御議論が一方に強くあることは私も感じております。したがって、そうした御議論、御意見なども踏まえながら、私どもは将来どういう方向に持っていくかということを考えてやっていきたいと思っております。 そうした中で、事件も起きたりいたしておりますので、このことについては、先ほど局長からお答えいたしましたように、それが制度的なことから来たものなのか、よく私どもも慎重に吟味をしてまた今後に備えていきたいという……
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話を伺っておりまして、お話を伺う限りにおいて、私もなぜだろうと思いながら聞いておりました。まあそれなりの事情があるのかもしれませんけれども、これしばらく時間いただきまして、またよく調べてみたいというふうに、私なりに調べてみたいと思います。
【次の発言】 とにかくハローワークの働きが大変重要であるということについてはお話のとおりであります。私もそのことを強く感じております。
ただ、市場化テストだとかいろんな話もありますし、また市場化テストも始まるところもございます。そうした民間にお願いできる分は民間にお願いするといったようなところももちろんありますけれども、ただ、……
○国務大臣(尾辻秀久君) 今、外国のお話も出ましたけれども、児童手当制度のある主要国では、一般的に支給対象はおおむねゼロ歳から十六歳ないし二十歳まで、それから支給額で見ますと、一人当たりおおむね月額一万円から二万円、それからもらう方の所得制限でいいますと、基本的には設けられていない、大体こういう状況だというふうに思います。 この児童手当制度につきましては、諸外国とは賃金体系や税制の関係など諸条件が我が国と異なっておりまして、単純に比較することは難しいのでありますけれども、我が国におきましては、平成十六年度から支給対象を小学校三年生まで引き上げたところでございます。 また、昨年末策定いたしま……
○国務大臣(尾辻秀久君) 児童扶養手当等の各種手当の手当額につきましては、御案内のように、物価の変動に応じて手当額を自動的に改定をいたします物価スライド制が取られております。しかしながら、平成十二年度以降は、年金とともに、いわゆる物価スライド特例法に基づきまして物価の下落に伴う手当額の改定の特例措置を講じてきておりまして、平成十六年度においても特例として一・七%かさ上げされた状態になっておるところでございます。すなわち、物価スライドを取りますと下がるんでありますけれども、その分を物価スライドさせずに下げないという特例措置を講じてきたわけでございます。 本法律案は、この一・七%の特例措置につい……
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま議題となりました二法案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 まず、国の補助金等の整理及び合理化等に伴う国民健康保険法等の一部を改正する法律案について申し上げます。 政府においては、平成十七年度予算編成の基本方針を閣議決定し、国と地方に関する三位一体の改革を推進することにより、地方の権限と責任を大幅に拡大し、真に住民に必要な行政サービスを地方が自らの責任で自主的、効率的に選択できる幅を拡大するとともに、国、地方を通じた簡素で効率的な行財政システムの構築を図ることとしております。 また、昨年成立した年金制度改正法においては、基礎年……
○国務大臣(尾辻秀久君) 厚生労働委員会の御審議に先立ち、三月十七日の委員会での御指摘を踏まえ、厚生労働省より二つの資料を提出させていただきましたので発言をさせていただきます。 まず、ハローワークにおける勤務体制の新たな方針を策定しましたので御報告いたします。 ハローワークにおけるサービスの向上のため、次の事項の実施に取り組むことといたします。 第一に、受付時間についてですが、職業相談、職業紹介について、午前十一時まで、午後四時までといった受付時間が設定されている場合には、これを直ちに撤廃することといたします。 第二に、昼休みの対応についてですが、昼休みについては、平成十七年度当初ので……
○国務大臣(尾辻秀久君) 三月二十九日の本委員会における質疑におきまして、山本先生から国保制度の改正内容の図に不正確な部分があるとの御指摘をいただきました。 御審議に先立ちまして、私からおわびを申し上げまして、御指摘を踏まえて訂正した図を今お手元に差し上げてございますので、御説明をさせていただきたいと存じます。 図をごらんいただきますと、国保給付費の財源構成というものがお示しをしてございます。まず、左の方に現行という図がございます。大きく右と左、これが、左の方が全体が保険料でございます。それから、右の方が公費の部分でございます。先日の御審議の中でもお答え申し上げましたけれども、これを一対一……
○国務大臣(尾辻秀久君) 厚生労働委員会の御審議に先立ち、三月二十九日の委員会での御指摘を踏まえ、厚生労働省より資料を提出させていただきましたので、発言をさせていただきます。 それでは、社会保険庁以外の部局における監修料に関する調査の実施について御報告申し上げます。 厚生労働省は、国庫補助金関連、大量購入関連等の出版物等に係る監修料の実態について昨年から今年にかけて二次にわたる調査を行い、平成十六年十月及び平成十七年一月にそれぞれ公表いたしました。 この調査は、具体的には次のように行ったものであります。 まず、監修料の受取実態については、国庫補助金により作成された出版物等及び厚生労働省……
○国務大臣(尾辻秀久君) 今回の改正によりまして、社会保険労務士の行う紛争解決手続代理業務が拡大をされまして、社会保険労務士の労働に関する事項についての専門家としての役割が一層果たされることが期待をされておるところでございます。 これまでも、社会保険労務士は都道府県労働局の紛争調整委員会におけるあっせん代理を行うなど、事業場における紛争の防止や解決に貢献をされてきたところでありますけれども、今回の改正を機にいたしまして更に社会保険労務士の紛争解決代理業務がより一層活用されるよう、行政といたしましても、社会保険労務士会連合会と連携の上で、制度の周知並びに社会保険労務士への指導等に努めてまいりた……
○国務大臣(尾辻秀久君) 社会保険病院におきましては、現在、救急医療、それから高次医療、さらにまた災害医療、そして感染症対応、更に申し上げますと、病診・病病連携といったような様々な公的な機能を担っておりまして、今お話しいただいておりますように、地域医療サービスの提供に不可欠な役割を果たしておる病院も多くございます。 したがいまして、今お話しの平成十八年度に整理合理化計画を取りまとめることになりますけれども、それに当たりましては、そうした、今申し上げましたように、個々の病院の地域医療における果たしております役割というのをこれ十分に検証しながら、具体的な見直しについては成案を得なければならないと……
○国務大臣(尾辻秀久君) さきの年金制度改革における国会での御議論がございました。そうした御議論、あるいはまた与党合意、その後の与党合意もございます。そうしたものを踏まえますと、まず大規模年金保養基地でありますとか年金住宅融資については、これは平成十七年度をもって廃止することといたす、それからまた年金の福祉施設、今日御議論いただいておりますけれども、こうしたものについては整理合理化を進めていくということになっておるわけでございます。また、年金給付に関係して年金保険料を財源として行っております年金相談については、これは国民のニーズに対応したサービスの確保を図ることといたしております。 そうした……
○国務大臣(尾辻秀久君) お話伺いながら私が理解いたしましたのは、いずれにいたしましても医療現場でありますから、その担当のお医者さんが責任を持ってやっておられる、最善の方法を尽くされる、そのことはいささかも変わりはないわけでございまして、そして、この通知においてお示ししておることも結局そういうことだと思います。 具体的に、何もそのお医者さんが、今の超音波検査のことを言っておられますけれども、完全に付きっきりで検査をしてくださいということまではお願いをしないというような意味だと私はこの通知を読みながら解釈しておりましたけれども、それであれば何も変える必要がないということを今言っておる、このこと……
○国務大臣(尾辻秀久君) 大変痛ましい事故が発生をいたしました。私からも、亡くなられた方々の御冥福を心からお祈り申し上げますとともに、御遺族の方々に対してお悔やみを申し上げたいと存じます。また、負傷された方々とその御家族の皆様方にもお見舞いを申し上げる次第でございます。 厚生労働省といたしましては、事故発生後直ちに広域災害・救急医療情報システムの災害運用を開始いたしますとともに、その情報を基に関係省庁や地元自治体と密接に連携し、けがをされた方々の医療機関への搬送について調整したところでございます。 また、さらに具体的な対応といたしましては、独立行政法人国立病院機構大阪医療センターにより医療……
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、ハローワークの業務についてでございますが、この業務は憲法に規定される勤労権の保障ということが一つございます。さらにまた、ILO第八十八号条約を遵守するという観点からいいますと、国が全国的なネットワークにより無料の職業紹介サービスを実施する必要がございます。さらにまた、雇用保険制度の健全な運営のためには、国による雇用保険と職業紹介の一体的実施が必要不可欠であるということもございます。こうしたことがございますので、国が直接行うことを必要としております。まずそのことを申し上げたところでございます。 その上ででありますけれども、先ほど来局長も御答弁申し上げておりますけ……
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま議題となりました介護保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 介護保険制度については、本年で施行から五年を迎えるところですが、サービスの利用者数が施行当初の二倍を超えるなど、制度として国民の間に順調に定着しつつあります。一方で、サービスの利用の伸びに伴い給付費も急速に増大しており、今後、高齢化が一層進展する我が国において、制度の持続可能性を確保していくことが喫緊の課題となっております。このような中で、介護保険制度が将来にわたり国民生活の安心を支え続けられるよう、また、認知症の高齢者の増加等の新たな課題に対……
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しいただきましたように、日本で初めてこの介護保険制度というのを創設を五年前にいたしました。最初のことでありましたから、創設時にはサービス基盤の確立を始め様々な課題がございましたけれども、これまた今お触れいただきましたように、サービス利用は倍増いたしまして、世論調査等においても年々評価が高まるなど、本制度は我が国の高齢期を支える制度として定着してきたと考えております。 今、それでは点数付けろということもございましたけれども、点数を申し上げることは控えさしていただきますけれども、合格点はいただいておるというふうに考えておるところであります。 しかし、その一方で、……
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しいただきましたように、今回、私どもは予防ということを大変重視をしてこの見直しをいたしました。そうした中で、単に家事代行というようなことになりますと、逆に体を動かされない、利用なさる方が体を動かさないということになって状態を、介護を必要とするような状態を悪くするというようなことにもつながりかねませんので、そうしたことについてはできるだけ御自身で体を動かしてくださいというお願いをする、そういう制度にしたわけでございます。 とはいえ、必要なサービスを今お話しのようにカットしてということを考えておるわけではございませんので、今回作りました新予防給付におきましても、今……
○国務大臣(尾辻秀久君) この介護保険法における介護の定義でございますが、これは第一条の「目的」に述べておるわけでございまして、「自立した日常生活を営むことができるよう、必要な保健医療サービス及び福祉サービスに係る給付を行う」、こういう言わば定義にしてあるわけでございまして、ただ、明確に介護、医療を定義しておるものはないと思いますので、そういう意味では的確なお答えにならないかもしれませんが、とにかく介護保険法の一条で介護をそのように述べておるということをまずお答えを申し上げたいと存じます。
【次の発言】 これもまた的確なお答えになるかどうかとは思いますが、「目的」のところで、介護のサービスこう……
○国務大臣(尾辻秀久君) 改めて申し上げておきたいと存じます。 経済財政諮問会議からは、社会保障給付の伸びについて何らかのマクロ経済指標による管理を行うよう御提案がございました。これまで私どもは、私どもの考え方を説明し、議論を行ってきたところでございます。 少子高齢化が急速に進展する中で社会保障を将来にわたって持続可能なものとしていくためには、今後大きく伸びていくことが予想されております医療給付費を中心に適正化に取り組む必要があることは、これは十分に認識をいたしております。共通認識であろうというふうに思います。 しかしながら、何らかのマクロ経済指標によって社会保障給付費の伸びをコントロー……
○国務大臣(尾辻秀久君) 私どもは、介護保険制度に対する国民の皆さんの信頼をきっちり確保していくことが大変大事なことでございます。そうした意味におきまして、不正請求につきましては、その発見、防止に最大限の努力をしていく必要があると考えております。 そこで、不正請求の対策といたしましては、これまで、各都道府県の国民健康保険団体連合会に介護給付適正化システムを設置いたしまして都道府県による適切な監査に努めるなど、介護給付の適正化に取り組んでおるところでございます。今後、さらに、保険者における介護給付費通知の普及を図るなど、不正請求の発見、防止に取り組んでまいりたいと考えております。
○国務大臣(尾辻秀久君) 大きく二点の御指摘でございます。前回、私が宿題にさせていただきますと申し上げたのは、私は後半の方の御指摘について申し上げたつもりでございます。それはそれといたしまして、まず最初の方の御質問に改めてお答え申し上げたいと存じます。 基本的に、今先生言われるように、基準の額についてのことでありますと、これはお示しをしているものを今こう両方に分けて、すなわち転換型の方の分を改めて数字を出そうというものではございませんので、改めて何かをするということではないのでありますけれども、基本的にまず申し上げたいことは、この病床転換型の介護療養病床については、その多くが多床室であるとい……
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま議題となりました障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 共生社会の理念が浸透しつつある中、障害者の社会参加が進展し、障害者の就業に対する意欲も高まっております。 このため、精神障害者への雇用率適用や在宅就業支援による障害者の就業機会の拡大、福祉施策との連携強化等、障害者が職業生活において自立することを促進する施策の充実を図ることとし、この法律案を提出した次第であります。 以下、この法律案の主な内容について御説明申し上げます。 第一に、精神障害者に係る対策を充実強化するため、雇……
○国務大臣(尾辻秀久君) 障害者雇用促進法におきましては、身体障害者福祉法における障害等級等を踏まえまして障害程度を定めております。そして、重度障害者には、今お話もございましたけれども、ダブルカウントをすることなどにより、雇用率制度を適用してきたところでございます。 しかし、今お話しいただきましたように、障害者雇用促進法に規定する重度障害者と、職業生活において特に大きな困難を抱えているものが必ずしも一致しているわけではない、こういう御意見があることは承知をいたしているところでございます。したがいまして、職業生活上の困難性をどのように評価し、どのように雇用率を算定していくことが適当であるかにつ……
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま議題となりました建設労働者の雇用の改善等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 建設業につきましては、中長期的な建設投資の減少等を背景に労働者の雇用が不安定化するおそれがある中で、受注産業という特性から、労働者を過剰又は不足とする建設業者が共存している状況にあります。また、経済財政運営と構造改革に関する基本方針二〇〇四において、建設業者が住宅リフォーム等の新たな雇用の吸収先となる新分野へ進出することを関係省庁が連携して支援することとされております。 こうした状況に対応し、建設労働者の雇用の安定等を図……
○国務大臣(尾辻秀久君) 厚生労働委員会の御審議に先立ち、衛藤晟一厚生労働副大臣及び森岡正宏厚生労働大臣政務官の免職に関し発言をさせていただきます。 衛藤副大臣及び森岡政務官は、去る七月五日の衆議院本会議における郵政民営化法案等に係る採決に際し、内閣の方針に反し否とする投票を行いました。これを受けて、同日の臨時閣議でこれらの者を免ずることが決定されました。 私といたしましては、これまで厚生労働行政に真摯に取り組み、私を補佐してきた両名が職を免ぜられたことは大変残念であります。しかしながら、厚生労働行政の推進にひとときの停滞もなきよう、直ちに当面の対応として、これまで両名が担当してきた職務の……
○国務大臣(尾辻秀久君) 厚生労働委員会の御審議に先立ち、厚生労働省より監修料関係及び兵庫労働局関係の二点の資料を提出させていただきましたので、発言させていただきます。 まず、社会保険庁以外の部局における監修料に関する調査結果について御報告申し上げます。 去る四月五日に当委員会に御報告申し上げましたとおり、厚生労働省では、本年四月から、国庫補助金関連、大量購入関連等の出版物等に係る監修料の実態についてのこれまでの調査結果を更に精査するため、社会保険庁以外の部局における監修料に係る確定申告の状況並びに監修料の使途及び管理・使用の実態について改めて調査を行ってまいりました。 その結果、第一に……
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま議題となりました障害者自立支援法案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 障害保健福祉施策につきましては、障害者及び障害児の地域における自立した生活を支援することを主題に取り組んでおりますが、現在は身体障害、知的障害、精神障害といった障害種別等によって福祉サービスや公費負担医療の利用の仕組みや内容等が異なっており、これを一元的なものとすることや、その利用者の増加に対応できるよう、制度をより安定的かつ効率的なものとすることが求められております。 これらの課題に対応し、障害者及び障害児がその有する能力及び適性に応じ、自立した日常生活又……
○国務大臣(尾辻秀久君) 厚生労働委員会の御審議に先立ち、厚生労働省よりアスベスト問題につきまして発言させていただきます。 現在、アスベストによる健康被害が拡大するに伴い、勤労者、国民に大きな不安を与えているところであります。七月十九日、当委員会の御質疑でも、厚生労働省のこれまでの対応の経緯と、現下の状況にかんがみ緊急に講じた対策を御説明いたしました。 私といたしましては、事態の広がりを重大に受け止め、従来のやり方にこだわることなく、勤労者、国民の不安解消を最優先に取り組むよう強く指示しているところであります。 この過程で、当省の幹部の国会答弁その他の発言がそごを来しているのではないかと……
○国務大臣(尾辻秀久君) 厚生労働省より、アスベスト問題への当面の対応につきまして発言させていただきます。 アスベストによる健康被害が拡大する中で、私としては事態の広がりを重大に受け止め、勤労者、国民の不安解消を最優先に取り組むよう強く指示するとともに、七月二十二日には西副大臣をキャップとするアスベスト対策推進チームを立ち上げ、対応策の検討を進めてきたところであります。 先般、関係閣僚会合において決定された「アスベスト問題への当面の対応」のうち、厚生労働省関係では推進チームの検討成果が盛り込まれており、その主なものといたしましては、第一に、建築物の解体現場における重点的な監督指導を実施する……
○国務大臣(尾辻秀久君) 行政監視委員会の御審議に先立ち、私の方から、社会保険庁をめぐる不祥事案等に関する調査報告書及び社会保険庁改革の現状について御説明申し上げます。 まず、社会保険庁をめぐる不祥事案等に関する調査報告書について御説明を申し上げます。 昨年、社会保険庁をめぐって、不祥事や国民の疑惑を招く事態が頻発したことにかんがみ、事実を解明し、その再発を防止するため、昨年十月以降、一、金銭登録機及び届出用紙等印刷システムの調達、二、株式会社ニチネン企画に係る図書購入及び印刷発注、三、株式会社カワグチ技研及び株式会社ニチネン企画と社会保険庁職員との関係、四、株式会社ニチネン企画と地方社会……
○国務大臣(尾辻秀久君) 社会保険庁改革について御説明いたします。 社会保険庁については、国民の視点に立っていないサービス、予算執行の無駄、非効率な業務運営、保険料徴収の不徹底、内部統制、ガバナンスの不足、個人情報の不適切な取扱いといった様々な問題が指摘され、国民の皆様から厳しい御批判を受けてきたところであります。 こうした様々な問題について、抜本的な改善を図るためには、業務改革と組織改革の双方の観点から思い切った取組を進めることが不可欠であります。 このため、まず業務改革については、昨年七月に村瀬長官が就任して以降、徹底して業務の問題点等を精査した上で、昨年秋には八十項目から成る緊急対……
○国務大臣(尾辻秀久君) 本日は、日本の医療を取り巻く大変私どもも深刻だと思っております幾つかの問題点について御指摘もいただきましたし、また御指導もいただきました。 最初に、小児科の救急医療を始めとする諸問題についての御指摘もございました。小児科のお医者さんが自殺までするという実態もございまして、私どもは大変これも深刻な問題だというふうに思っております。 その問題から始めまして、もう麻酔科の話、抗がん剤を使っていただけるお医者さんの話、あるいはもう、今日は産婦人科のお話出ませんでしたけれども、もうそういうふうに挙げていくと、もう偏りというだけでももう切りがないぐらいの大変深刻な問題を抱えて……
○国務大臣(尾辻秀久君) 今のお話はそのとおりでございます。
【次の発言】 従来も個別の事案については御答弁申し上げておりませんので、この個別の事案ということでは答弁を差し控えさせていただきたいと存じます。
先ほども一般論としてというお話でございましたが、一般論として申し上げれば、業務請負であるか労働基準法上の労働者であるかについては、その実態見て判断することになりますし、その実態の判断基準は先生御自身お話しになりましたようなことで私どもも判断いたしておるところでございます。
【次の発言】 実際に労働基準法等に照らして問題があると考えられる御相談がありました場合には、必ず適切に対応をしてまい……
○国務大臣(尾辻秀久君) 厚生年金の積立金についてでございますが、平成十二年度までは旧大蔵省資金運用部への預託義務が課されておりましたけれども、財政投融資制度改革によりまして平成十三年度以降、預託義務が廃止をされておりまして、厚生労働大臣が年金資金運用基金に資金を寄託するということで運用される仕組みとなっております。 現在は、財政融資資金への預託金が徐々に返ってきておりますから、返還される過程にありますために、預託金が全額償還される平成二十年度までの間は毎年度資産構成割合を定めて、これを年度末に達成するように運用しておるところでございます。 そこで、平成十七年度の資産構成割合でございますけ……
○国務大臣(尾辻秀久君) お示しいただいておる数字はそのとおりでございます。
【次の発言】 先ほどお答えもありましたけれども、私どもの今の年金の仕組みは、正確に言ったら修正賦課方式と申し上げるべきだと思いますが、いずれにしても賦課方式を取っておりますので、そのことだけは基本にありますということを申し上げて、しかし今先生が計算された計算の、そういう計算をすれば今の数字になるということだけはそのとおりでございます。もう計算の中身は先生御自身なさったものでありますから申し上げなくていいと思いますので、答えだけそのとおりでありますということを申し上げたいと存じます。
○国務大臣(尾辻秀久君) 郵政民営化によりまして、郵政公社の職員は承継会社のいずれかの職員になるものとされておりますけれども、いずれの承継会社の職員も公務員ではございませんで、労働関係法令上でいいますと、一般企業の労働者と全く同様の取扱いを受けるということになります。
【次の発言】 まず、制度上から申し上げたいと存じます。
今の介護保険制度における介護保険サービスの運営主体についていきますと、主体について申し上げますと、介護保険サービスは大きく居宅サービス事業と施設サービスと分かれます。施設サービスの方は、例えば特別養護老人ホームですと、地方公共団体だとか社会福祉法人だとか、そういうもう限ら……
○国務大臣(尾辻秀久君) 厚生労働省所管の特殊法人、独立行政法人の国債、財投債、財投機関債及び地方債の保有額について、把握した範囲で平成十五年度末現在で申し上げますと、国債及び財投債が約四十兆九千百三十九億円、財投機関債が約三千二百七十四億円、地方債が約一兆二千七百十億円、合計いたしますと約四十二兆五千百二十三億円でございます。それから、預託しておる金額を申し上げますと、九十三・一兆円ということになります。
以上でよろしゅうございましょうか。
【次の発言】 私からは社会保障負担率についてお答えを申し上げます。
まず、二〇〇五年の社会保障負担率でございますが、これは財務省が本年一月に公表した……
○国務大臣(尾辻秀久君) 労働基準法との関係についてお尋ねでございますが、今御指摘になったのは第十五条だろうというふうに思います。
この十五条では、お話のように労働条件の明示を義務付けておりますけれども、この件に限って言いますと、これは、労働者を採用するに当たり、すなわち新規採用のときの規定でございますので、承継するというこのケースにはそういう意味では当たらないというふうには思っておりますが、その精神はきっちり守っていただくことは必要だというふうに考えております。
【次の発言】 公社職員に労働基本権が認められることになりますのは、郵政民営化法が施行されることにより公社職員であった者が承継会社……
○国務大臣(尾辻秀久君) 表現の仕方だと思いますけれども、千四十七名の不採用問題というのがあることは事実でございます。
【次の発言】 年金の支給、受給については、郵便局の窓口というのは大変お世話になっておるところであります。
今口座のお話がございましたけれども、口座はまだ銀行でもつくれますから銀行にお願いしてということもありますが、実はどうしても現金でもらいたいという方がおられまして、その現金でもらいたいという方は銀行の窓口のみで今現金で受給していただくという仕組みにもなっております。
したがって、申し上げておりますことは、年金の受給、支給に関して郵便局の窓口というのは大変重要な今役割を果……
○国務大臣(尾辻秀久君) 手数料でありますが、保険料を支払おうとするときと、それから年金など給付を受けようとするときと両方の窓口での話があろうかというふうに思います。 まず、支払の方でございますけれども、国民年金の被保険者が郵便局の口座を指定して国民年金保険料を納付する場合の手数料については、これは社会保険庁が日本郵政公社に支払を行っております。被保険者が支払っている部分はゼロでございます。この一件当たりの手数料は十円五十銭なんでありますけれども、これは郵政公社に限らず、他の金融機関も全く同額になっております。 それから、今度は給付を受けようという場合のことでございますけれども、これは年金……
○国務大臣(尾辻秀久君) まず、数字で申し上げますと、企業の教育訓練費の推移についてでございますけれども、労働者一人の一か月の平均教育訓練費は、一九八八年、昭和六十三年でございますけれども、これが千五百二十一円でございましたけれども、二〇〇二年、平成十四年は千二百五十六円、低下しているところでございます。 低下しているということは、今数字で二つの年の比較で申し上げましたが、その間ずっとこう見ていますと大体の低下傾向にございますから、低下傾向にあるということは事実だと思います。 これがどういう事情に基づくかということは企業の判断なんでしょうけれども、一つの材料として申し上げますと、今度は私ど……
○国務大臣(尾辻秀久君) 社会保障全般でございますけれども、すべて給付と負担の関係、そのバランスを取らざるを得ません。したがいまして、一番大きく言いますと、高齢化社会でその給付が増えるわけでございます。
今は雇用保険のお話でございますが、先ほど財務大臣から御説明申し上げました健康保険料につきましても、毎年医療費が一兆円伸びるというような状態でございますから、それぞれ御負担をお願いしたということでございます。
雇用保険につきましては、今日の雇用失業情勢の変化、大変厳しい状況になっておるということでございます。
【次の発言】 医療改革でございますか。
○国務大臣(尾辻秀久君) 確かに私たちは一・五七ショックということを言いました。これは、一九六六年でございますが、ひのえうまの年でありまして、この年、出生率はうんと落ち込んでおりました。ただ、その数字が一・五八でありまして、その一・五八すらも割ったということで一・五七ショックと言ったわけでございます。そして、お話しのように、このころから少子化に対する危機感が強まりました。そのときにどう言ったかというと、子供を産み育てやすい環境作りを進めると、こうは言ったんです。ただ、今にして反省するんですが、そう言いながら具体策として何をしたかというと、保育の充実、これに大変力を入れてきました。 振り返れと……
○国務大臣(尾辻秀久君) 社会保険庁につきましては不祥事がございました。また、様々な無駄遣いの御指摘もございました。深くおわびを申し上げたいと存じます。 そこで、これらの不祥事や無駄遣いに対して私どもがまずどうしたかという御報告をさせていただきたいと思います。主なものを三点だけ申し上げさせてください。 一つは、監修料ということがございました。この件につきましては、年末年始の休み返上をいたしまして徹底して調査をいたしました。報告書も出しました。その反省に立ちまして、今後、監修料はもう受け取らないということにいたしました。 それから、年金福祉施設、グリーンピアその他の御指摘がございました。こ……
○国務大臣(尾辻秀久君) 生活保護については各方面からいろんな御意見をいただいております。よく申し上げるんですが、一番典型的な御意見がこの御意見だと思うものですから例に挙げさせていただいております。指定都市の市長さんたちから、もう制度疲労を起こしているんじゃないかというところまで言われております。そうした御意見、各方面の御意見だと思います。 したがって、去年私どもは、生活保護の制度そのものをどうするかというのを十分考えましょうという意味で、三位一体の改革の中で御提案を申し上げたつもりであります。その中で議論が収束しませんでしたから、これはもう申し上げるまでもありませんけれども、地方団体関係者……
○国務大臣(尾辻秀久君) 数字ですか。
【次の発言】 数字だけ局長に答えさせます。
【次の発言】 今御指摘いただきましたけれども、今回の変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の発生に関しまして国民の方々に不安がありますことについて、私ども厚生労働省としては重く受け止めております。
そして、正しい知識の普及啓発を進めていくことが重要だと考えておるところでございます。そのために、患者が確認されました二月四日でございましたけれども、この段階で厚生労働省のホームページにQアンドAを掲載をいたしました。また、今局長から御説明申し上げましたように、電話窓口を設置して、国民の方々からの御相談に直接対応したところ……
○国務大臣(尾辻秀久君) 今のお答えと余り変わらないかもしれませんけれども、保育所におきましても、特に保育所は小さい子供たち、ゼロ歳児もおりますし、乳幼児が安心して生活が送れるよう、生活がすることができるよう関係機関等と連携しつつ、安全管理の徹底を図ることが重要であると考えております。 このために、先ほど来お話にも出てまいります平成十三年の大阪府池田小学校で起きた事件を契機としてやったことを二点申し上げます。一つは、保育所における日常の安全管理と緊急時の安全確保について、外部からの人の出入りの確認といった各種の点検項目を示し、自主点検を促す通知を発出いたしました。まあ、通知はというお話ありま……
○国務大臣(尾辻秀久君) 医療保険制度におけます、おきます付加給付は、保険者が自主的かつ効果的な運営を行う上で、各保険者の財政状況や加入者へのサービスの向上等の観点を踏まえて、法定給付を補完するため、各保険者の判断により、自主財源を用いて一部負担金の還元や上乗せの現金給付等を行っているものでございます。
【次の発言】 政管健保の給付費に対する国庫負担でございますけれども、平成四年改正におきまして、当分の間一三%となっております。したがいまして、それ以前が一六・四%でございましたけれども、そのとき以来一三%に引き下がっておるところでございます。
○国務大臣(尾辻秀久君) お話のように、二月の十五日に経済財政諮問会議が開催をされました。その中で、急速な少子高齢化が進む中で、社会保障の規模を経済の規模に合った水準として、その持続可能性を確保するために名目GDPの伸び率を指標として社会保障給付費の伸び率を抑制すべきという御意見がございました。要するに、名目GDP比の伸びの中で社会保障費の伸びも抑えるべきだと、こういう御意見でございます。 そこで、私といたしましては、社会保障をお預かりする立場として社会保障費、給付、社会保障給付費について適正化に取り組む必要がある、これはもう当然のことでありまして、私どもも抑制に努めておる、ここのところでは……
○国務大臣(尾辻秀久君) 指示は一切ございません。その後の指示は一切ないということでございます。したがいまして、かねてこの問題については科学的知見に基づいてきっちり対処するようにという御指示を受けておりますから、その指示どおりだというふうに考えております。今もその指示が、指示どおりであるというふうに理解をいたしております。
【次の発言】 今お尋ねは、世界共通の何かルールを作るべきだというふうにお尋ねなんでしょうか。それとも、我々がどういうふうに対応すべきかというお尋ねでございましょうか。
まず、我々がどういうふうに対応すべきかということでお答えを申し上げますと、いつも申し上げておりますけれど……
○国務大臣(尾辻秀久君) お話しいただきましたように、少子化というのは国にとって最も大事なことの取り組むべき、少子化にどう取り組むかというのが国にとって一番大事な課題の一つでございます。したがいまして、これは私どもも政府を挙げて取り組むという姿勢、今体制になっておりますので、そういう体制の中で取り組んでいきたいと思っております。
そしてまた、これはかねて申し上げておることでありますけれども、社会全体で取り組むべきことだということも強く感じますので、社会全体に対する働き掛けもしながら取り組んでまいりたいと考えます。
【次の発言】 まず、企業のお話がございました。企業が働き方を見直して仕事と家庭……
○国務大臣(尾辻秀久君) この件につきましては、二月十五日に開催されました経済財政諮問会議で、急速な少子高齢化が進む中で社会保障の規模を経済の規模に合った水準とし、その持続可能性を確保するために、名目GDPの伸び率を指標として社会保障給付費の伸び率を抑制すべきという御意見をいただきました。 そこで私が申し上げたことは、社会保障給付費について適正化に取り組む必要があると考えている、このところは正に認識を共有しますと、まずこう申し上げました。しかし、社会保障給付費の伸び率を名目GDPの伸び率に機械的に連動させるということについては、例えば諸外国の状況を見ても社会保障給付費の対GDP比は様々であり……
○国務大臣(尾辻秀久君) 今お話しになったことは今日の日本の一つの現象であろうというふうには思います。ただ、日本の長い間の働き方の慣行といいますか、雇う方のいろんな考え方とかありまして、今お話しのような形がどうしてもまだ残るといいますか、存在しているといいますか、そこのところは一つの課題だろうとは思いますけれども、働く側、雇う側、それぞれ多様化してもおりますから、今後大分変わってくるんだろうとは思います。 私どもが何もしないで手をこまねいて見ていたのかと言われますと、私どもなりに策は打ってきたつもりでありますけれども、十分でなかったことはあろうかと思います。
○国務大臣(尾辻秀久君) 先ほど来お話もいただいておりますけれども、雇用情勢が極めて悪い状態にある。このところ若干改善はしておりますけれども、依然として厳しい状況にある。そして、特に、先ほどの資料の中でもお示しいただいておりますけれども、若者の問題が極めて重要な問題だというふうに認識をいたしておるところでございます。 特にこの若者の働き方につきましては、資料の中でもお示しいただいておりますけれども、非正規雇用者が増加するなど多様化が進展をいたしておりますし、そういう中で、それはそれで一つの、雇用する側、雇う側、雇われる側の一つの新しい多様化の現象でもありますけれども、そんな中で、常用雇用を希……
○国務大臣(尾辻秀久君) 今回の事故における救急医療情報システムについてでございますけれども、事故発生後、直ちにこのシステムの災害運用を開始いたしまして、各医療機関の受入れ状況を把握をいたしますとともに、その情報を基に関係省庁や地元自治体と密接に連携しまして、傷病者の医療機関への迅速な搬送について調整をいたしました。 今回のこの対応は、私ども厚生労働省やそれから地元の兵庫県等の対応を含めまして、今お話しいただきましたけれども、全体としては専門家の皆さんからも一定の評価を得たところだと考えております。 ただ、今お触れになりましたように教訓とすべき点もございまして、したがいまして今後も、関係者……
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま議題となりました障害者自立支援法案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 障害保健福祉施策につきましては、障害者及び障害児の地域における自立した生活を支援することを主題に取り組んでおりますが、現在は身体障害、知的障害、精神障害といった障害種別等によって福祉サービスや公費負担医療の利用の仕組みや内容等が異なっており、これを一元的なものとすることや、その利用者の増加に対応できるよう、制度をより安定的、効率的かつ持続可能なものとすることが求められております。 これらの課題に対応し、障害者及び障害児がその有する能力及び適性に応じ、自立した……
○国務大臣(尾辻秀久君) 私どもが定率負担というふうに申し上げておる、そこのところについての御質問でございました。 最後にお話しになりましたことについてまず申し上げておきますと、再三これはお答えの中でも申し上げておることでありますけれども、予算全体は大きく伸ばそうといたしておるところであります。また、事実伸ばしてきております。したがって、予算全体を伸ばしておるわけでありますから、決して私どもが抑制を考えておるということでないことだけはまず申し上げて、改めてお答えを申し上げたいと存じます。 今回の障害者自立支援法案は、障害福祉サービスを契約に基づきだれもが利用できるものとして、他の契約による……
○国務大臣(尾辻秀久君) 国全体が大変厳しい財政状況にございますけれども、その中にありましても、障害保健福祉関係予算の推移を見ますと、平成十五年度の額が六千六百五十九億円であります。それに対しまして、平成十六年度は六千九百四十二億円でありますから、額にして前年から二百八十三億円、割合にいたしますと四・二%増えております。さらに、これが平成十七年度になりますと、七千五百二十五億円、前年度比で額の五百八十三億円、比で、割合で八・五%増、着実に伸ばしてきております。 しかし、今お話しのように、更にこれが利用者の皆さんが増えるということが見込まれますから、増えていくという中で、今回これを義務的経費に……
○国務大臣(尾辻秀久君) 臓器の移植に関する法律に係る附帯決議に基づき、臓器移植の実施状況等について御報告いたします。 まず、移植希望登録者数は、本年九月末現在、心臓は七十七名、肺は百二名、心肺同時は四名、肝臓は九十六名、腎臓は一万千八百十三名、膵臓は十六名、膵腎同時は百九名となっており、角膜は、本年八月末現在、四千百三名となっております。 また、平成十六年度の移植実施数は、脳死下及び心臓停止下における提供を合わせて、心臓は八名の提供者から八件の移植が、肺は六名の提供者から六件の移植が、肝臓は四名の提供者から四件の移植が、腎臓は九十名の提供者から百六十六件の移植が、膵臓は五名の提供者から五……
○国務大臣(尾辻秀久君) 御指摘のとおりに、健診につきましては、現在、労働安全衛生法に基づく健診として事業者、老人保健法に基づく老人保健事業として市町村、医療保険各法に基づく保健事業として医療保険者等がそれぞれ法令の趣旨や対象者の年齢等に応じた事業を実施しているところでございます。これらの各事業の健診の実施に係る共通的な事項につきましては、健康増進法に基づきまして健康増進事業実施者に対する健康診査の実施等に関する指針を策定いたしまして、各事業の実施主体に対し本指針に沿った健診等の実施を求めているところでございます。 今後は、今もお話しいただきましたけれども、生活習慣病予防を徹底してまいります……
○国務大臣(尾辻秀久君) 安全で質の高い医療を提供いたしますためには、適切な看護体制を整えることが重要でございます。これはもうお話しのとおりでございます。 そこで、従来より、平均在院日数も考慮いたしまして、お話しございましたように二対一看護あるいは二・五対一看護といった医療法上の配置基準を上回る看護体制を診療報酬において評価をいたしているところでございます。看護職員配置につきましては、平均在院日数が短縮化しておりますこと、また、医療機関における実際の看護職員配置が手厚くなってきております。 そういった実態を踏まえて、御指摘の点、今日もいろいろございましたけれども、そうしたことも含めまして、……
○国務大臣(尾辻秀久君) 医療制度を大きく今見直そうということで御議論いただくことになりますので、今の御質問に触れてまず一点申し上げておきたいと思いますけれども、それは一人当たりの老人医療費の都道府県別の数字でございます。最も高い福岡県は九十二万三千円、約九十万円であります。それに対して一番低い長野県が六十一万二千円でありますから、約六十万円。一人当たりのお年寄りに掛かる医療費が、大きくざっと言いますと、一番低い県で六十万、一番高い県で九十万、一・五倍の差があるわけであります。 これが何でそんなことになるのか、いろいろ議論もしなきゃいけないと思いますけれども、やはり今直接の御質問になっており……
○国務大臣(尾辻秀久君) ただいま育児休業制度についてお尋ねがございました。 育児休業制度は、働いている方が離職することなく自ら子育てをすることができるものでございまして、希望するすべての労働者が育児休業を取得できることが重要であると考えております。 このため、昨年末に策定されました子ども・子育て応援プランにおいて、目指すべき社会の姿として、育児休業取得率、男性が一〇%、女性は八〇%を掲げまして育児休業の取得促進等に今取り組んでおるところでございます。 また、特に中小企業におきましては大企業に比べて育児休業取得率が低いなど、両立支援への取組が遅れておりますので、重点的に支援を行う必要があ……
○委員長(尾辻秀久君) 一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、本委員会の委員長に選任されました尾辻秀久でございます。
委員会の運営に当たりましては、公正かつ円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援と御協力のほどをよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は七名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に佐藤昭郎君、藤野公孝君、保坂三蔵君、小川……
○委員長(尾辻秀久君) ただいまから行政改革に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日までに、若林秀樹君及び浅尾慶一郎君が委員を辞任され、その補欠として岩本司君、広田一君が選任されました。
【次の発言】 簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律案、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律案、公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律案、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案及び競争の導入による公共サービスの改革に関する法律案、以上五……
○委員長(尾辻秀久君) ただいまから行政改革に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、秋元司君、岩本司君、広田一君、山下栄一君、峰崎直樹君及び内藤正光君が委員を辞任され、その補欠として北岡秀二君、若林秀樹君、浅尾慶一郎君、山口那津男君、和田ひろ子君及び松井孝治君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律案外四案の審査のため、必要に応じ政府参考人の出席を求めることとし、その手続につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御……
○委員長(尾辻秀久君) ただいまから行政改革に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二日までに、和田ひろ子君、山口那津男君、北岡秀二君、吉川春子君及び荒井広幸君が委員を辞任され、その補欠として峰崎直樹君、山下栄一君、秋元司君、大門実紀史君及び亀井郁夫君が選任されました。
また、本日、近藤正道君が委員を辞任され、その補欠として又市征治君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律案外四案の審査のため、明九日午前九時に、大阪市立大学大学院法学研究科……
○委員長(尾辻秀久君) ただいまから行政改革に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、亀井郁夫君が委員を辞任され、その補欠として長谷川憲正君が選任されました。
また、本日、又市征治君が委員を辞任され、その補欠として近藤正道君が選任されました。
【次の発言】 簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律案、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律案、公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律案、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案及……
○委員長(尾辻秀久君) ただいまから行政改革に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、岩本司君、加藤敏幸君及び大門実紀史君が委員を辞任され、その補欠として峰崎直樹君、大久保勉君及び井上哲士君が選任されました。
【次の発言】 簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律案、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律案、公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律案、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案及び競争の導入による公共サービスの改革……
○委員長(尾辻秀久君) ただいまから行政改革に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、井上哲士君及び加治屋義人君が委員を辞任され、その補欠として紙智子君及び北川イッセイ君が選任されました。
また、本日、和田ひろ子君及び紙智子君が委員を辞任され、その補欠として広田一君、大門実紀史君が選任されました。
【次の発言】 簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律案、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律案、公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律案、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等……
○委員長(尾辻秀久君) ただいまから行政改革に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、北川イッセイ君、大門実紀史君、神本美恵子君、浅尾慶一郎君及び広田一君が委員を辞任され、その補欠として加治屋義人君、水岡俊一君、尾立源幸君、櫻井充君及び吉川春子君が選任されました。
また、本日、近藤正道君が委員を辞任され、その補欠として又市征治君が選任されました。
【次の発言】 簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律案、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律案、公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律案、一般社団法人及び一般財団……
○委員長(尾辻秀久君) ただいまから行政改革に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、尾立源幸君、柳澤光美君及び吉川春子君が委員を辞任され、その補欠として前川清成君、神本美恵子君及び大門実紀史君が選任されました。
また、本日、小林正夫君、岩本司君及び又市征治君が委員を辞任され、その補欠として加藤敏幸君、若林秀樹君及び福島みずほ君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律案外四案の審査のため、本日の委員会に参考人として、理事会協議のとおり、日本……
○委員長(尾辻秀久君) ただいまから行政改革に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十九日までに、前川清成君、水岡俊一君、井上哲士君、福島みずほ君、高嶋良充君及び鈴木寛君が委員を辞任され、その補欠として浅尾慶一郎君、柳澤光美君、大門実紀史君、近藤正道君、尾立源幸君及び藤原正司君が選任されました。
また、本日、近藤正道君及び大門実紀史君が委員を辞任され、その補欠として渕上貞雄君及び吉川春子君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律案外四案の審……
○委員長(尾辻秀久君) ただいまから行政改革に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、尾立源幸君、主濱了君及び神本美恵子君が委員を辞任され、その補欠として藤本祐司君、岩本司君及び水岡俊一君が選任されました。
また、本日、吉川春子君、渕上貞雄君及び小林正夫君が委員を辞任され、その補欠として大門実紀史君、近藤正道君及び山根隆治君が選任されました。
【次の発言】 簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律案、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律案、公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律案、一般社団法人及び一般財団法人に関す……
○委員長(尾辻秀久君) ただいまから行政改革に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、岩本司君、水岡俊一君、藤本祐司君及び荒井広幸君が委員を辞任され、その補欠として主濱了君、那谷屋正義君、広田一君及び亀井郁夫君が選任されました。
また、本日、大門実紀史君及び山根隆治君が委員を辞任され、その補欠として小林美恵子君及び若林秀樹君が選任されました。
【次の発言】 簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律案、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律案、公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律案、一般社団法人及び一般財団法人に関す……
○委員長(尾辻秀久君) ただいまから行政改革に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、浜田昌良君、近藤正道君、亀井郁夫君及び那谷屋正義君が委員を辞任され、その補欠として山本保君、福島みずほ君、荒井広幸君及び神本美恵子君が選任されました。
また、本日、藤本祐司君及び小林美恵子君が委員を辞任され、その補欠として内藤正光君及び大門実紀史君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律案外四案の審査のため、本日の委員会に参考人として、理事会協議のとおり、……
○委員長(尾辻秀久君) ただいまから行政改革に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、広田一君、山本保君、福島みずほ君、大久保勉君及び岡崎トミ子君が委員を辞任され、その補欠として峰崎直樹君、浜田昌良君、近藤正道君、浅尾慶一郎君及び鈴木寛君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第一八六号非営利法人の健全な発展の促進等に関する請願外百八十件を議題といたします。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、いずれも保留とすることに意見が一致いたしました。
以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
○尾辻秀久君 ただいま議題となりましたドミニカ移住者に対する特別一時金の支給等に関する法律案の草案の趣旨及び主な内容について御説明申し上げます。 昭和三十一年から昭和三十四年までの間に実施されたドミニカ共和国への移住は、国が企画及び立案を行い、財団法人日本海外協会連合会が移住者の募集等の実施事務を行うことによりその事業が進められてまいりました。しかし、入植予定地の事前調査や移住条件についての情報提供が適切に行われなかったことなどにより、移住者の生活基盤の構築に多大な困難を生じさせ、移住者の方々は、長年にわたる御労苦を余儀なくされてまいりました。このように、同国への移住については、他の移住先に……
○委員長(尾辻秀久君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
去る九月二十八日の本会議におきまして、皆様方の御推挙により予算委員長の重責を担うことになりました尾辻秀久でございます。
当委員会の運営につきましては、公正中立を旨といたしまして円滑に進めてまいりたいと存じます。
何とぞ、皆様方の御指導、御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が八名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、……
○委員長(尾辻秀久君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
予算の執行状況に関する調査を議題とし、昨日に引き続き、質疑を行います。
関連質疑を許します。高橋千秋君。
【次の発言】 安倍内閣総理大臣。安倍総理を指名しました。
【次の発言】 続けてください。
【次の発言】 高橋千秋君、質問してください。
大臣、一遍お帰りください。
【次の発言】 関連質疑を許します。浅尾慶一郎君。
【次の発言】 これにて浅尾慶一郎君の関連質疑は終了いたしました。
以上で西岡武夫君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、吉村剛太郎君の質疑を行います。吉村剛太郎君。
○委員長(尾辻秀久君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
予算の執行状況に関する調査を議題とし、昨日に引き続き、質疑を行います。魚住裕一郎君。
【次の発言】 関連質疑を許します。山本保君。
【次の発言】 時間が過ぎておりますので、手短にお答えください。
【次の発言】 これにて山本保君の関連質疑は終了いたしました。
以上で魚住裕一郎君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、市田忠義君の質疑を行います。市田忠義君。
【次の発言】 以上で市田忠義君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、福島みずほ君の質疑を行います。福島みずほ君。
○委員長(尾辻秀久君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に小川敏夫君を指名いたします。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
予算の執行状況に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異……
○委員長(尾辻秀久君) ただいまから予算委員会を開会いたします。 議事に先立ち、一言申し上げます。 昨日予定しておりました委員会につきましては、野党の委員の御出席が得られませんでしたので、開会を見送り、本日改めて委員会を開会することといたしました。 本日の委員会の開会に当たり、民主党・新緑風会、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の委員の皆様に御出席の要請をいたしましたが、御出席を得られません。やむを得ず議事を進めます。 国政調査に関する件についてお諮りいたします。 本委員会は、今期国会におきましても、予算の執行状況に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(尾辻秀久君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
この際、民主党・新緑風会、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の委員の皆様に対し出席の要請をいたさせますので、しばらくお待ちください。
速記を止めてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
民主党・新緑風会、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の委員の皆様に御出席の要請をいたしましたが、御出席を得られません。やむを得ず議事を進めます。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長……
○委員長(尾辻秀久君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
平成十九年度総予算三案審査のため、必要に応じ政府参考人の出席を求めることとし、その手続につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
【次の発言】 平成十九年度総予算三案に関する理事会決定事項について御報告いたします。
本日及び明日は基本的質疑を総括質疑方式により行うこととし、質疑は往復方式で行い、質疑の割当て時間は八百四十分とすること、各会派への割当て時間は、自由民主党三百四……
○委員長(尾辻秀久君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
平成十九年度一般会計予算、平成十九年度特別会計予算、平成十九年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、昨日に引き続き、質疑を行います。片山虎之助君。
【次の発言】 片山虎之助君、御発言ください。
【次の発言】 指名を待ってください。
【次の発言】 大田大臣。
【次の発言】 関連質疑を許します。松村龍二君。
【次の発言】 松村龍二君、質問続けてください。
【次の発言】 関連質疑を許します。田村公平君。
【次の発言】 あらかじめ申し上げます。
午前の質疑は十一時五十四分で終了いたします。御協力お願いいたします。
○委員長(尾辻秀久君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
平成十九年度総予算三案審査のため、本日の委員会に株式会社東京証券取引所常務取締役長友英資君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 平成十九年度一般会計予算、平成十九年度特別会計予算、平成十九年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
【次の発言】 先般、本委員会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員から報告を聴取いたします。
まず、第一班の報告を金田勝年君……
○委員長(尾辻秀久君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
公聴会開会承認要求に関する件についてお諮りいたします。
平成十九年度総予算三案審査のため、来る三月十五日午前十時に公聴会を開会いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
つきましては、公述人の数及び選定等は、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 平成十九年度総予算三案に関する理事会決定事項について御報告いたします。
本日は、一般質疑を百四十分行うこととし、各会派への割当て時間は、自由……
○委員長(尾辻秀久君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
平成十九年度一般会計予算、平成十九年度特別会計予算、平成十九年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、外交・防衛等に関する集中審議を行います。
質疑者はお手元の質疑通告表のとおりでございます。
それでは、質疑を行います。川口順子君。
【次の発言】 関連質疑を許します。山本一太君。
【次の発言】 これにて山本一太君の関連質疑は終了いたしました。
以上で川口順子君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、浅尾慶一郎君の質疑を行います。浅尾慶一郎君。
○委員長(尾辻秀久君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
平成十九年度総予算三案に関する理事会決定事項について御報告いたします。
本日は、一般質疑を百四十分行うこととし、各会派への割当て時間は、自由民主党二十九分、民主党・新緑風会七十六分、公明党十九分、日本共産党十分、社会民主党・護憲連合六分とすること、質疑順位につきましてはお手元の質疑通告表のとおりでございます。
【次の発言】 平成十九年度一般会計予算、平成十九年度特別会計予算、平成十九年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、質疑を行います。中島啓雄君。
【次の発言】 関連質疑を許します。岸信夫君。
○委員長(尾辻秀久君) ただいまから予算委員会を開会いたします。 平成十九年度総予算三案に関する理事会決定事項について御報告いたします。 本日は、まず、一般質疑を四十分行うこととし、各会派への割当て時間は、民主党・新緑風会二十六分、公明党八分、日本共産党四分、社会民主党・護憲連合二分とすること、また、午後一時から農業・食の安全等に関する集中審議を行うこととし、質疑は往復方式で行い、質疑割当て時間は二百四十分とし、各会派への割当て時間は、自由民主党八十五分、民主党・新緑風会百分、公明党三十分、日本共産党十五分、社会民主党・護憲連合十分とすること、質疑順位につきましてはそれぞれお手元の質疑通告……
○委員長(尾辻秀久君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
平成十九年度総予算三案に関する理事会決定事項について御報告いたします。
本日は、一般質疑を百分行うこととし、各会派への割当て時間は、自由民主党二十分、民主党・新緑風会五十二分、公明党十五分、日本共産党八分、社会民主党・護憲連合五分とすること、質疑順位につきましてはお手元の質疑通告表のとおりでございます。
【次の発言】 平成十九年度一般会計予算、平成十九年度特別会計予算、平成十九年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、質疑を行います。山下英利君。
【次の発言】 関連質疑を許します。松村祥史君。
○委員長(尾辻秀久君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
平成十九年度総予算三案の審査の委嘱についてお諮りいたします。
本件につきましては、理事会において協議の結果、次のとおり決定いたしました。
一、審査を委嘱する委員会及び各委員会の所管は、お手元に配付のとおりとする。
一、審査を委嘱する期間は、常任委員会については三月二十日の一日間、特別委員会については三月二十二日の一日間とする。
以上でございます。
ただいま御報告いたしましたとおりとすることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午前九時……
○委員長(尾辻秀久君) ただいまから予算委員会を開会いたします。 平成十九年度総予算三案に関する理事会決定事項について御報告いたします。 本日は、まず、一般質疑を四十分行うこととし、質疑は片道方式で行い、各会派への割当て時間は、民主党・新緑風会二十六分、公明党八分、日本共産党四分、社会民主党・護憲連合二分とすること、また、午後一時から社会保障・雇用・格差等に関する集中審議を行うこととし、質疑は往復方式で行い、質疑割当て時間は二百四十分とし、各会派への割当て時間は、自由民主党八十五分、民主党・新緑風会百分、公明党三十分、日本共産党十五分、社会民主党・護憲連合十分とすること、質疑順位につきまし……
○委員長(尾辻秀久君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
平成十九年度総予算三案審査のため、本日の委員会に日本銀行総裁福井俊彦君及び日本郵政公社総裁生田正治君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 平成十九年度一般会計予算、平成十九年度特別会計予算、平成十九年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、安全・安心等に関する集中審議を行います。
質疑者はお手元の通告表のとおりでございます。
それでは、質疑を行います。福島啓史郎君……
○委員長(尾辻秀久君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に坂本由紀子君を指名いたします。
なお、あと一名の理事につきましては、後日これを指名いたします。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
予算の執行状況に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続するこ……
○委員長(尾辻秀久君) ただいまから予算委員会公聴会を開会いたします。 本日は、平成十九年度一般会計予算、平成十九年度特別会計予算及び平成十九年度政府関係機関予算につきまして、六名の公述人の方々から順次項目別に御意見をお伺いしたいと存じます。 この際、公述人の方々に一言ごあいさつ申し上げます。 本日は、御多忙中のところ本委員会に御出席をいただき、誠にありがとうございます。委員会を代表して厚く御礼申し上げます。 本日は、平成十九年度総予算三案につきましてお二方から忌憚のない御意見を拝聴し、今後の審査の参考にいたしたいと存じますので、どうかよろしくお願いをいたします。 次に、会議の進め方……
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