このページでは直嶋正行参議院議員の18期(1998/07/12〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は18期国会活動統計で確認できます。
○直嶋正行君 私は、自由民主党、民主党・新緑風会、公明及び社会民主党・護憲連合の四党を代表して、ただいま議題となりました金融機能の再生のための緊急措置に関する法律案に対する修正案外の法律案に対し、賛成の立場から討論を行います。 今回、民主党、平和・改革及び自由党の衆議院野党三会派が金融再生法案を共同提出し、自由民主党、民主党及び平和・改革の衆議院与野党三会派が修正案を共同提出したことは、さまざまな点で画期的なことだと評価しております。とりわけ、与野党の議員が、官僚に頼ることなく、非常に緻密で実効性のある法律をつくり上げたことは、これからの我が国の政治のあるべき姿に一つの道を示したとも言えるも……
○直嶋正行君 私は、民主党・新緑風会を代表して、宮澤大蔵大臣の財政演説に関連し、総理並びに関係大臣に質問いたします。 さきの臨時国会は、さながら金融国会ともいうべき国会でした。しかし、金融問題が貸し渋り等で景気の足かせとなり、一方で景気低迷が不良債権の傷口を広げ、金融機関の体力を弱めるという意味では、景気と金融はまさに表裏の関係であります。 総理も不況の環という言葉で同様の関係を表現されています。そうした認識があるならば、会期を延長してでも先国会で、金融対策とあわせて、同時に恒久減税を含む本格的な景気対策に取り組むべきではなかったのですか。しかし、景気対策については今臨時国会を待たねばなり……
○直嶋正行君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました年金改正案に対し質問いたします。 現在、日本経済はかつてない長期不況に陥っていますが、こうした状況をつくり出したのは政府の経済政策の失敗にほかなりません。さらに、年金や医療制度の抜本改革先送りが国民の不信、不安を増大させ、その結果、不況をさらに悪化させるという悪循環になっていると考えます。 先月発表された経済企画庁の国民生活選好度調査では、四十歳以上の国民の八割近くが老後生活に不安を感じると述べています。また、二十代の若者でさえ五四%が同様のことを述べています。二十代の若者の過半が老後生活に不安を持つなどということは私……
○直嶋正行君 私は、民主党・新緑風会を代表して、小渕総理の所信表明演説に対して、総理及び関連大臣に質問いたします。 初めに一文を引用いたします。 「日本の雇用情勢は「戦後最悪」を更新し続けており、」「すでに雇用不安が社会不安を招き、消費低迷・景気低迷を生み出す悪循環となっており、雇用の維持・安定ならびに雇用創出は、いまや国民的な緊急課題となっている。」。 これは連合と日経連が合意、発表した雇用安定宣言の一節であります。現下の雇用情勢に対する危機感があふれています。これと比べ総理の所信は、まるで別世界にいる人かと思うほど雇用問題に対する危機感も解決への意気込みも感じられませんでした。 ま……
○直嶋正行君 私は、民主党・新緑風会を代表して、森総理の所信表明演説に対して質問をいたします。 質問に入ります前に、小渕前総理を心からお見舞い申し上げ、一日も早く健康を回復されますことを念願いたします。 また、有珠山の噴火で不自由な生活を余儀なくされておられます被災者の皆様方に、激励とお見舞いを申し上げます。 森新総理は、我が国が目指すべき姿の一つとして、安心して夢を持って暮らせる国家を掲げられました。しかし、残念ながら、現在、国民の大半は将来に不安を抱いており、安心して夢を持つどころか、逆に心配の種は大きくなりつつあります。このことが財布のひもを引き締め、経済が本格回復しない原因ともな……
○直嶋正行君 私は、民主党・新緑風会を代表して、商法の一部改正案並びに労働契約承継法案に対して質問いたします。 質問に入ります前に、昨日の小渕前総理の御逝去に対し、深甚なる哀悼の意を表しますとともに、御家族を初めとする関係者の皆様に心からお悔やみを申し上げます。 さて、まず冒頭、目下危機に立つ我が国の雇用失業情勢について政府の認識をただします。 高水準の失業率が長期に続く中、本年三月の完全失業率も二月に引き続き史上最悪の四・九%となり、一向に改善の兆しが見えません。また、全体の就業者数も増加はしたものの、完全失業者数も過去最高の三百四十九万人に達しました。わずか一カ月間で二十二万人が新た……
○直嶋正行君 民主党の直嶋正行でございます。 私は、民主党・新緑風会、日本共産党、社会民主党・護憲連合、無所属の会、自由党の五会派を代表して、ただいま議題となりました内閣総理大臣森喜朗君に対する問責決議案について、提案の趣旨を御説明いたします。 まず、決議案の案文を朗読いたします。 本院は、内閣総理大臣森喜朗君を問責する。 右決議する。 以下、具体的に提案の趣旨を説明いたします。 去る三月五日、衆議院において、国民の大多数の声を背景に提出された森内閣不信任決議案は否決されました。しかし、与党内では、不信任案の否決は森総理の信任を意味しないなどという奇妙な論理がまかり通り、不信……
○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。それでは江田議員に引き続きまして、質問させていただきたいと思います。
それで、質問に入る前にちょっと委員長に一点お願いがございます。
昨年破綻いたしました北海道拓殖銀行でございますが、これの与信調査委員会から報告書が出ています。一部もう新聞等でも報道されておりました。ぜひこの報告書を当委員会に提出していただきますよう取り計らいをお願い申し上げたいと思います。
【次の発言】 それじゃ、本題の方に入らせていただきます。
けさほどの質疑の中にもあったわけでございますが、例の金融安定化緊急措置法に基づく十三兆円のスキームでございます。これは今審議をいたして……
○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。
きょう、この早期健全化法案について論議をさせていただきたいと思いますが、その前にちょっと監督庁長官に御確認をしておきたいことがございます。
こういうものがしょっちゅう出るんですけれども、これ、きのうの朝刊のある大手の新聞でございますが、「長銀は債務超過」という報道がなされました。そして、「監督庁が判断」という見出しを持ってきているんですが、これは事実なのでございましょうか、どうでしょうか。
【次の発言】 ということは、どちらともまだ判断していないと、こういう理解でよろしいわけですか、債務超過であるかないかということについて。
○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。 きょうは、先般の厚生大臣の所信の中から、特に医療制度、年金等を中心に御所見をお伺いしたいと思います。 最初に医療制度ですが、大臣は先般の所信の中で、医療制度の抜本改革について「現在、診療報酬体系、薬価制度、高齢者医療制度及び医療提供体制の見直しについて検討を進めているところであり、平成十二年度からの改革の実施のため、今国会への所要の法案の提出に向け、全力を挙げて取り組んでまいります。」と、このように述べていらっしゃるわけです。 大臣おっしゃっておられるように、今申し述べました法案を今国会に提出し、成案を得ないと、平成十二年度からの医療制度の抜本改……
○直嶋正行君 おはようございます。民主党の直嶋でございます。 きょうは、今議題になっております法案を含めまして、年金の問題について大臣初め厚生省にお伺いしたいと思います。 まず最初にお伺いしたいのは、今回、年金保険料が凍結をされることになりました。その凍結に関連して、先般、政府・与党でおまとめになりました大綱の中に国庫負担の引き上げについて記載されております。まずそれについてお伺いしたいのですが、この費用負担の国庫負担を今後財源等も含めて議論しながら「二分の一への引上げを図るものとする。」と、こういう規定が大綱にうたわれておるわけです。これは、当然今度の法律上明記をされるということになるの……
○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。 きょうは一般質疑ということですが、介護保険あるいは医療制度を中心に若干お伺いしたいと思います。介護については午前中の質疑でも幾つか出ていたわけでありますが、改めて少しお伺いしたいと思います。 けさの新聞にも保険料の中間集計が発表されていたわけであります。来年四月の実施を前に準備がいよいよ佳境に入ってきたということではないかと思うんです。一方で、最近、介護の実施をめぐってさまざまな議論がなされております。さすがに最近は実施延期論というのは少なくなったかもしれませんが、四月の実施を延期すべきであるという意見、あるいは保険料の負担に関してお年寄りに負担さ……
○委員以外の議員(直嶋正行君) 私は、民主党・新緑風会を代表し、ただいま議題となりました所得税法の一部を改正する法律案並びに児童手当法及び所得税法の一部を改正する法律案について趣旨を御説明申し上げます。 まず、二法案の提案理由を御説明申し上げます。 私たちは、今日我が国が直面しているかつてない長期不況からの脱出のためには、とりわけ低迷している個人消費を思い切って刺激することが必要であり、昨年橋本内閣が行ったような場当たり的な定額減税や小渕内閣が現在提案しているような最高税率のみの引き下げと定率減税を組み合わせた継ぎはぎの減税ではなく、将来の税制改革の方向をしっかりと見据えた制度減税を前倒し……
○直嶋正行君 私は、委員長に坂野重信君を推薦することの動議を提出いたします。
○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。 きょうは、一般質疑は年金問題に絞って各大臣の御見解を承りたいと思います。 まず、最初に自治大臣にお伺いしたいんですけれども、今国民年金の未加入、未納対策というのが大変大きな問題になっていまして、両方合わせますと約三百三十万人と言われております。これは市町村の方が収集業務をされているわけですが、非常に大変な努力をされている割に余り効果がはかばかしくない。市町村からもいろいろな苦労の様子を私伺っておりますが、この点について自治大臣はどのように受けとめておられるのか。市町村を統括されている大臣としての御見解を承りたいと思います。
○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。労働委員会で初めての質問でございますが、労働大臣にお伺いをさせていただきたいと思います。 まず最初に、今も議論になっておりました、最近矢継ぎ早に大企業がリストラ計画を発表している。きょうもけさの新聞記事が話題になっていました。先ほど来、大臣のお考え方をお話しされているので、これらに対する大臣のお考えも私なりにちょっと理解はできるんですが、突き詰めて考えるとどう思っておられるのか、簡単にお伺いしたいんです。 こういう一連の大規模なリストラ計画に対して、一つは労働大臣は、これはとんでもない、けしからぬ、こう思っておられるのか、必要だから当然だ、こう思って……
○直嶋正行君 私は、委員長に真鍋賢二君を推薦することの動議を提出いたします。
○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。 この国会はどういうわけか予算以外に予算関連法案を含めて非常に大蔵関係の法案が、また重要なものがたくさんございまして、私どもも大蔵大臣も相当お疲れだというふうに漏れ聞いておるのでございますが、やはりこの議論をする場合も大蔵大臣の御見解を伺わないとなかなか前へ進んでまいりませんので、きょうは金融問題に関して大蔵大臣の御見解を中心にお伺いをさせていただきたいと思います。 最初にちょっと私に短い演説をさせていただきたいんですが、私は一九九二年七月に初当選しました。そういう意味で、九〇年代の大半は国会で過ごさせていただいたんですが、つくづく思いますのは、この……
○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。 きょうは、本委員会として多分最終的な質疑になると思いますので、ちょうどこの委員会の質疑が始まりました初日に、大蔵大臣を初め、御質問させていただきました。その結果も踏まえながら、若干御見解をさらに伺っていきたいというふうに思います。 前回、このペイオフを延期することについて大蔵大臣の御見解を承りましたが、概略申し上げますと、特にこの延期の理由としては、やはり信組の問題であるということであったかと思います。 信組を国の管轄にするということで、検査も含めてあと一年猶予が必要だと、こういう御説明だったんですが、一方で、大蔵大臣も御答弁の中で申されたわけで……
○直嶋正行君 きょうは、参考人の先生方、どうもありがとうございました。それぞれのお立場から大変幅広い御意見をちょうだいしまして、本当に年金の問題というのは難しいなというふうに改めて思いました。 それで、順次幾つか、お話の中でお触れにならなかった部分等も含めて確認の意味で質問させていただきたいと思うんです。 幾人かの方が国民年金の今の空洞化について、さっき桝本さんからは九八年度の調査ではもう半数近くの人がというお話がございましたが、この空洞化について、神代先生、それから都村参考人は私の聞き落としかもしれませんがお触れにならなかったように思いますので、どのようにお考えになっているかを簡単にお聞……
○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。 今回、年金制度の改定ということなんですが、私は、大きく申し上げますと三つの点で大変な問題があるというふうに思っております。一つは、いわゆる六十五歳問題ということであります。現行の定年年齢と支給開始年齢との開き、つまり雇用と年金に大きな断絶があるということであります。二つ目には、年金給付水準の大幅な切り下げがなされるということでございます。三点目は、今申し上げた二つが、現在の最悪の雇用失業情勢、さらには勤労者所得が不況の中で低下している、さらに申し上げれば、財政赤字の中で将来の増税不安が言われている、こういう客観情勢のもとで実施をされようとしていること……
○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。 今井委員の怒りの声が委員会室に響きわたりましたが、私も今回の年金改定は大変大きな問題があるというふうに思います。 先週の質疑で、一つの問題点として六十歳から六十五歳までの雇用の問題を議論させていただきました。私は、あのときも申し上げたんですが、今回の年金改定の最大の問題点はそこにあると思うんです。厚生大臣のお答えも年金と雇用との接続の必要性はお認めになったんですが、残念ながらそれをどう埋めていくかということについて明快な、明確なものはございませんでした。ですから、こういう状況下で六十五歳へと支給年齢をどんどん先送りしていくということは、今、今井委員……
○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。
まず初めに国家公安委員長にお伺いしたいと思うんですが、この数日、新聞紙上をにぎわしております一連の警察の不祥事についてでありますが、昨日夜、大変長時間の国家公安委員会を持たれた。そして、報道されていますような長官の懲戒処分をお決めになったというふうに伺っておりますが、国家公安委員会におけるその結論をお出しになった経過についてお聞かせをいただければというふうに思います。
【次の発言】 今、公安委員長の方から長官の監督責任ということで、要するに特別監察に関する局長に対する監督責任ということでこの処分が決まったというお話があったんですが、この参議院における……
○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。江田委員に引き続いて御質問させていただきたいと思います。
まず最初に、ちょっと質問に入る前に、警察庁長官いらっしゃいますか。
先ほど御報告のございました桶川の件でありますが、調査をして後刻御報告します、こういうお話だったんですが、私どもの竹村委員からぜひ三月中に報告をしてほしい、こういう要請が今ございました。三月中に御報告いただけるのかどうか。もし三月中が難しいのであれば、いつごろをめどに御報告をいただけるのか。その点だけちょっと確認をさせていただきたいと思うんです。
【次の発言】 では、よろしくお願い申し上げたいと思います。
それで、きょうは総理……
○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。 法案審議に入る前に、簡単に、十六日に発表されました雇用対策について労働大臣のお考えをお聞きしたいと思います。 今回、先ほどもるる御説明ございましたのでもう各論の方は結構でございますが、基本的に内容は私も拝見をさせていただきましたが、例えば新規・成長分野雇用創出特別奨励金とか緊急雇用創出特別奨励金といったこういうものの思い切った枠の拡大ということが中心だというふうに思います。そういう意味では、大臣がさっきお触れになったように内容的にはかなり思い切った対策だというふうにも言えるんですが、同時に、私が従来から指摘させていただきますように、いわゆる企業に対……
○直嶋正行君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○直嶋正行君 民主党・新緑風会の直嶋でございます。 西村頭取、そして八城社長、きょうは私どもの審議のためにお忙しい中御出席をいただきまして、ありがとうございました。 早速、八城さんの方に御質問をさせていただきたいと思うのでありますが、きのう衆議院の大蔵委員会でもさまざまに議論されていたわけでございますが、今回、新生銀行さんの持っておられたいわゆるそごう向けの貸出債権約二千億でございますが、このうち九百七十億円の債権放棄の要請があったわけでございますが、この件についてまずお伺いしたいと思うんです。 それで、今回の結論が出される前に、これは六月十三日付のある新聞のインタビューでこの問題を聞か……
○直嶋正行君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○直嶋正行君 おはようございます。民主党の直嶋でございます。 吉川大臣、釜本総括政務次官、お二人とも参議院の御出身でございまして、これまでも大変お世話になってまいりました。今の厳しい雇用情勢の中で労働行政に対する国民の期待には大変大きなものがあるというふうに思います。お二方の御奮闘をぜひ御祈念申し上げたいと思います。 それできょうは、先ほどお話がございました吉川大臣の所信の中から、私なりに幾つか重要と思われる問題についてお伺いをさせていただきたいと思います。 まず、先ほど最近の雇用情勢ということでお話がございました。確かに、大臣がおっしゃったように、例えば有効求人倍率は若干改善をしており……
○直嶋正行君 おはようございます。民主党の直嶋でございます。きょうは大変お忙しい中、竹中大臣にもお願い申し上げまして、どうもありがとうございました。大臣にお伺いする前に、一、二、平沼大臣の方にお伺いしたいと思います。 きょうは法案審査ということなんですが、その前提になることについて事前に少しお伺いをしたいというふうに思います。 これは大臣もごらんになっていると思うんですが、先般、OECDのレポートが出ました。それで、私はなかなかおもしろい分析だなと、こう思ったんですが、その中に、国民一人当たりGDPで八〇年代と九〇年代、各国別に成長率を比較しまして、八〇年代より九〇年代の方が成長が高かった……
○直嶋正行君 きょうは意見を申し上げないつもりでしたが、ちょっと言わせていただきます。 今もお二方からお話があったんですが、特に私、視察に行ったりしましたところで感じたちょっと印象的なことを申し上げますと、今、民事不介入のお話がございましたけれども、特に警察を中心にしまして、行政府としてやるべき仕事の中にこの問題についての対応がきちっとビルトインされていないと思うんです。 ですから、例えば統計データ一つとっても、それぞれ皆さんまちまちでありますし、それから、恐らく第一線でいろいろ直接こういうことに直面される役所の方の対応もばらばらだと思うんです。 ですから、もちろん制度をつくっていったり、……
○直嶋正行君 会長、どうもありがとうございます。 私の方からも一つ意見を言わせていただきたいと思います。 私は昭和二十年生まれでございまして、今五十四歳です。ちょうど私が生まれたころから今の憲法の体制下で日本の国が動いてきたということでありますが、ごらんのとおり大分頭が白くなりました。恐らく、先ほど来議論がございますが、この戦後五十数年を振り返りましてもさまざまなやはり変化があると思いますし、私どもがこれから議論をし、答えを出していかなければいけない課題も当時と比べるとかなり変わってきているというふうに思います。 したがいまして、先ほどこの国の形という議論もございましたが、やはり私は、少……
○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。 訪米調査団の皆様、大変御苦労さまでございました。 今の御報告をお伺いし、また先ほど会長の方からございましたように、この国会における憲法調査会のテーマに関連しまして、きょう私は二つのことを御提言をさせていただきたいというふうに思います。 一つは、首相公選制についてであります。 もちろんアメリカは大統領制でありますが、我が国においても首相公選論というのが大変幅広く語られるようになりました。そういう意味では、一つの世論としてこの首相公選論というのがいろいろ形成されつつあるんではないかというふうに思います。しかし、首相公選の是非等は議論されますが、その……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。