このページでは直嶋正行参議院議員の20期(2004/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は20期国会活動統計で確認できます。
○直嶋正行君 民主党・新緑風会の直嶋正行です。ただいま議題になりました小泉総理大臣の所信表明演説に対し、質問いたします。 総理はさきの所信表明演説において、本当に国民が郵政民営化は必要ないと判断しているのか、直接その意思を確認したいと思い、衆議院を解散したと述べられたように、本来、政権を選択する選挙を、郵政民営化法案に争点を絞り、国民投票的なものに意図的にお変えになりました。しかも、参議院での法案否決を理由に衆議院を解散したことは憲政上も疑義があると申し上げます。 選挙結果は、三分の二以上の議席を自公で獲得し、二院制の存立も危うくなりかねない事態となり、憲政の仕組みを大きく揺さぶることにな……
○直嶋正行君 民主党・新緑風会の直嶋正行です。 ただいま議題になりました行政改革推進法案外四法案について、総理並びに関係大臣に質問をいたします。 まず、冒頭に総理の行政改革に対する基本的な理念について伺いたいと思います。 最近、格差という言葉がマスコミをにぎわせ、国会でも議論が繰り返されています。また、新聞社の世論調査でも、小泉内閣の構造改革によって社会の格差が広がったと六割以上の人が見ています。所得格差、地域間格差、企業間格差、さらに低所得者層の教育機会の制限や雇用機会の制限などによる社会階層の固定化、生活保護世帯や自殺者の増加などの社会問題も深刻化しています。 社会が大きく変化し、……
○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。 今日は、今、同僚議員が質問されておられました東シナ海の日中間の懸案についてお伺いをしたいと思いますが、その前に、若干、中越地震についてお伺いをさせていただきたいと思います。 今日は、お忙しい中、内閣府及び国土交通省から御出席をいただいておりまして、本当にありがとうございます。 まず最初に、防災担当の内閣府の方にお伺いをさせていただきたいんですが、中越地震、いろんな問題が、まだ課題もたくさんあるんですが、基本的に、一つはやはり被災者の生活の立て直しといいますか、これは非常に重要な問題であります。この点について、現在、災害被災者生活再建支援法という法……
○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。 今日は、ダイエーの問題について、連日報道で大変にぎわいましたので、この間の経緯について、今日は関係大臣に御出席をお願いをいたしました。お伺いをさせていただきたいというふうに思います。 まず、元々このダイエーの問題というのは、二〇〇四年の一月だったと思うんですが、小泉総理が記者会見でダイエーを倒産をさせないと、こういうふうにおっしゃって、政府としてもできる限りの措置を講ずるという中で経済産業省が産業再生法を適用してその再生を支援してきたということだと思います。 新三か年計画というのも作られたわけでありますが、残りわずか、あと半年、三か年目の、三か年……
○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。 今日は委嘱審査ということでありますが、先ほど大臣の方から関係予算の御説明がございました。その方針も含めて御見解をお伺いしたいというふうに思っています。 最初に、FTA、二国間のFTA協定についてお尋ねをしたいというふうに思います。 今、世界的にWTOと併せてバイでのFTA協定というのが盛んでございまして、一種の流行と言ったら申し訳ないんですが、大変盛んになっているわけでありまして、当委員会もFTAの質疑が随分流行しているようでありますけれども、私は、このFTA協定をやはり日本が積極的に結んでいくということは大変大事なことだというふうに思っていまし……
○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。 独占禁止法の改正案について今から、今日は大変忙しい中、官房長官も御出席賜りました、官房長官含めて質疑をさせていただきたいというふうに思います。 早速なんですが、最初に、今回の独禁法改正を含めた政府全体としてのこの競争政策の位置付けということについて官房長官の御所見をお伺いしたいというふうに思います。 たしか、平成十三年五月に行われました小泉総理の就任後初の所信表明演説で、「市場の番人たる公正取引委員会の体制を強化し、二十一世紀にふさわしい競争政策を確立」すると、このように総理が述べられました。その後、同年六月に閣議決定されましたいわゆる骨太の方針……
○直嶋正行君 おはようございます。 先週の十四日に引き続きまして、独占禁止法改正法案について質問させていただきます。 先日、実は新潟市の官製談合事件を中心に官製談合の質問をしている途中で時間切れになったわけであります。したがいまして、今日はその続きからまずやらせていただきたいというふうに思います。 この新潟市の昨年七月に起きた事件でありますが、非常に世間の関心を呼びました。特に、マスコミ報道なんか見ますと、二つの点で注目を浴びたというふうに申し上げていいと思うんです。 一つは、公正取引委員会が改善勧告書に、関与していた発注者側の担当職員の実名を明記した、これは初めてのケースだというふう……
○直嶋正行君 おはようございます。民主党の直嶋でございます。 実は、今日はLLPの審議ということなんですが、先日来、中国でデモ隊が荒れたりしまして、日中関係がいろいろ大きな問題が出ていました。ひょっとして状況が変わらなければ、今日は大臣にその中国の問題についてもお伺いをしようと、聞くかもしれぬよというふうに事務局にもお話し申し上げていたんですが、ちょっと事態が落ち着いていますので、またこの種の問題は改めてしっかり時間も取って議論させていただいた方がいいだろうということで、今日はまじめに法案審議に専念をさせていただきたい、このように思っております。 今もLLPについていろいろ議論あったんです……
○直嶋正行君 おはようございます。民主党の直嶋でございます。 今日は法案審査ということなんですが、最初に、冒頭大臣から御発言のございました問題について若干お尋ねをさせていただきたいというふうに思います。 この報道に接して、私もそうだったんですけれども、多分国民の皆さんが一番真っ先に驚いたのは、一千八百万円のお金が置いているうちに金利が付いて五千二百万円と、三倍近くになったと、この点じゃないかなというふうに思います。確かに、振り返ってみると、昔は結構、定期預金でも五%以上の金利の時代というのはありました。今はとんでもない低金利ですよね。そういう意味でいいますと、この件には直接かかわりはありま……
○直嶋正行君 民主党・新緑風会の直嶋でございます。 今日は、北側国土交通大臣にも大変忙しいところ御出席をいただきまして、ありがとうございます。私は、今日は先日起こりました尼崎での列車事故について幾つか御質問させていただきたいというふうに思います。 質問に入る前に、死者百七名、負傷者四百六十数名という大変大きな被害が生じました。お亡くなりになられた方の御冥福を心からお祈りを申し上げたいというふうに思いますし、また、けがをされた方の一日も早い回復をお見舞いとともにお祈りを申し上げる次第であります。 あわせまして、被害者の救済活動を始めとして様々な形で御努力されました地元の警察、消防及び関係の……
○直嶋正行君 民主党・新緑風会の直嶋正行でございます。 今の松井さんの質問、本当はもっと続きを踏み込めばより実のある議論になるのかもしれませんが、是非次回はこの総括質疑、もう少し時間取っていただくように委員長にも御要望申し上げておきたいと思います。 それで、私は、今日は冒頭委員長も取り上げられました福知山線の事故について最初にお伺いをしたいというふうに思います。 まず、質問に入る前に、お亡くなりになった百七名の皆様方の御冥福を心からお祈り申し上げます。また、けがをされた方の早期の回復もお祈り申し上げたいと思います。 この件について、今日はせっかく総理も御出席でございますので最初に総理に……
○直嶋正行君 委員長、どうもありがとうございます。
それじゃ資料をお配りください。
【次の発言】 今日は、予算委員会で一般質疑という大変いい機会をちょうだいしましたので、来年度予算との関連で、道路特定財源制度について、北側大臣あるいは谷垣大臣始めとした政府の方々の御見解を承りたいというふうに思います。
今資料を配らせていただきますが、ちょっと大臣の方に早く配ってくれませんかね。
この資料は、私の事務所の方で試算をさしていただいた資料でございます。したがいまして、できるだけ数字は政府の、まあ国土交通省等にも御確認さしていただいて合わせたつもりでございますが、この数字は、端数も入っていますけ……
○直嶋正行君 どうも、民主党の直嶋でございます。 私も今日は二階大臣に初めて質問させていただくんですが、せっかくの機会でありますので、御承知のとおり、独占禁止法が先般改正をされまして、今年の一月から施行されております。なかなかふだんこの関係についてもお聞きする機会がないものですから、二階大臣にお聞きする前に、独禁法について幾つか公正取引委員長に質問させていただきたいというふうに思います。 まだ改定独禁法も施行されまして二か月少しでありまして、どんな具合ですかと、こう聞いたら、いや、まだ二か月ですからよく分かりませんと、こういうお答えが返ってくるんじゃないかと思いながら、しかし、御承知のとお……
○直嶋正行君 おはようございます。民主党の直嶋でございます。 今も佐藤議員と大臣始め議論があったわけですが、私も最初に重要な問題について幾つか大臣の御所見をお伺いしたいと思います。その後、少し技術的な問題もお聞きしたいというふうに思っていますので、よろしくお願いします。 今も議論ございましたが、この京都議定書の第一約束期間でありますが、九〇年に比べての増減ということになるんですけれども、数年前に我が国では原発が一時停止するということになりまして、特にエネルギー起源のCO2対策ということでいいますと、大幅に増大をしているというのが実態であります。今日議論しますこのいわゆる京都メカニズムと元々……
○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。 お二人の先生、今日は本当にお忙しい中ありがとうございます。 私の方から簡単にお二人に質問をさしていただきたいと思いますが、まず富田先生にお伺いしたいんですが、先ほども、先般閣議決定されました政府の方針、三十一の特別会計についてもそれぞれ対応を打ち出しているわけですが、これについて御所見がございましたが、私一点お伺いしたいのは、特にこの中で具体的に民営化をするという方向が打ち出されたものがないんじゃないかというふうに思うのでありますが、三十一の特別会計の中には、必ずしも国がやらなければいけないものばかりではなくて、むしろ今の時代状況を考えると民間に委……
○直嶋正行君 民主党・新緑風会の直嶋でございます。 今日は、お二人の先生、本当にありがとうございました。 それで、これまでの各委員の方々とお二人の先生とのやり取りを私もお聞きしまして、率直にお伺いしたいんですが、この独立行政法人という制度そのものですね。これはたしか、国がやらなければいけない業務ではあるけれども自らやる必要のないものをたしか独立行政法人という形で切り出したといいますか、整理してそこに担わせると、こういう区分で、例えば行政改革であるとかあるいは特殊法人改革、特に議論されたのは、特殊法人改革との関連でこの独立行政法人化というのは議論されたと思うんですが、今改めて四年ぐらいたって……
○直嶋正行君 民主党・新緑風会の直嶋正行でございます。 昨日、衆議院で予算が終わりまして、今日から舞台を参議院に移すわけでありますが、決算重視の参議院ということで、今日は参議院の総括質疑でありますが、私の方からは、決算委員会らしく、今日は私は官製談合の問題と特別会計の改革について総理と大臣の御所見をお伺いしたいと思います。 それでは最初に、まず防衛庁長官にお伺いをしたいと思います。 御承知のように、今、防衛施設庁の官製談合問題が、これはどこまでどういうふうになっていくのか分かりませんが、たしか昨年十一月に発端があったと思います。長官は、これが新聞報道されました翌日の十一月十八日だったと思……
○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。 今日は、財務大臣もいらしていただいてますので、ちょうどこの決算の総括の折に、特別会計改革に関連しまして、たしか財投の金利準備金の水準について議論さしていただきました。 あの件も、大臣は大臣の御主張をされて、私も私の考えを申し上げて、そのままになっておりますが、今日は、それと似たようなことなんですが、財務省の関連の外国為替資金特別会計の特に積立金の問題について最初にやらしていただきまして、あと地震再保険特会についても取り上げさしていただきたいというふうに思います。 特別会計というのは、国民から見てましても非常に分かりづらい案件じゃないかなというふう……
○直嶋正行君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○直嶋正行君 今日は公述人の皆さん、ありがとうございました。 もう時間も迫っていますので、私の方から簡単に、特に片山知事に二つ、ちょっと確認的な質問をさせていただきたいと思うんですが。 一つは、先ほど来議論になっています公務員制度で、特に早期退職とかキャリアの年功序列のお話がございましたが、キャリア制度そのものについて知事はどういうふうにお考えなのか、ちょっとお聞かせいただきたいと思うんです。私どもは、キャリア制度は見直してなくして、新しい公務員の評価制度の中で考えていくべきだと、こういうふうに思っているんですけれども、知事のお考えをお伺いしたいということです。 それからもう一つは、天下……
○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。 この行革関連法案も、参議院の審議ですが、四月二十四日の本会議でスタートしまして、今日は二十五日ですから、約一か月経過しました。その間、私、本会議で総理に質問さしていただきまして、委員会の審議をお聞きしながら、最後に総理に何をお伺いしようかなと、こういろいろ考えてきたんですが、そんな中で、御承知のとおり、昨今報道されています社会保険庁の問題が生じました。 せっかく総理御出席でございますので、この社会保険庁の問題についてまず二、三お伺いしまして、それから行革法案の方の質問をさせていただきたいというふうに思います。 もう社会保険事務所が、法律の規定に反……
○直嶋正行君 おはようございます。民主党の直嶋でございます。 今日は一般質疑ということでありますんで、ちょうど今、加納先生の方から北朝鮮の話題が出ましたので、北朝鮮の核開発問題について最初にお伺いしたいというふうに思います。 もう経過は御説明するまでもないと思うんですが、十月九日に北朝鮮が核実験を行ったと発表したということであります。それを受けて、我が国としては単独で経済制裁措置を行うということを決定しました。また、あわせて国連安保理で一七一八号が採択をされまして、国連憲章四十一条に基づく制裁が今まだ準備中ということではないかというふうに思っています。 それで、そこへ、昨日、おとといです……
○直嶋正行君 官製談合等の防止のための刑法等の一部を改正する法律案に関する提案理由を御説明申し上げます。 私は、提出者を代表しまして、今申し上げたとおり、提案の理由及び要旨を御説明申し上げます。 官製談合は、公共事業などの発注者側が談合に関与する極めて悪質性の高い行為であります。日本道路公団や防衛施設庁の談合事件は、長年にわたり現職官僚等と関連業界に天下ったOBとが共謀し、受注予定業者の割り振りを行い、天下り先を養うものでありました。また、福島県、和歌山県、宮崎県で相次いで発生した談合事件は、県知事やその他幹部職員の指示によるトップダウン型のものと推察されます。 このように組織的に悪質・……
○直嶋正行君 佐藤先生の御質問にお答えさせていただきます。 冒頭おっしゃったように、様々な構造的な問題があるということは私どももよく承知しております。ただ、そういう中で、やはり談合を規制していくということで考えますと、私どもはやはり抑止力というのを重視をしなければいけないというふうに思っています。 今の御質問でありますが、私どもが職員の不作為をこの法案に入れました理由は、発注者において、もとより、この入札談合等を防止するための措置をとるのは、これはもう当然のことであるというふうに思っております。それに加えて、やはり今申し上げたように、事前防止とかあるいは発注者による黙認といった行為を防ぐた……
○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。 残りました時間、渡辺先生ほど幅広い質問にはなりませんが、先日、やはり一般質疑でエネルギーの問題を大臣に質問さしていただきました。今日はその続きということで、とりわけ新エネルギーの問題について幾つか御質問さしていただきたいというふうに思います。 もう新エネルギーの問題について、必要性等についてもう私の方から余り繰り返し申し上げることもないのではないかというふうに思いますが、よく一般的には四点言われております。エネルギー自給率の向上、安定供給の確保に資する、これは日本の事情も含めてということでありますが。それから、CO2の排出が少ないため地球環境問題の……
○直嶋正行君 続きを聞きたいような質問でございましたが、私も今日幾つか用意していますので、質問をさしていただきます。 最初に、公正取引委員長、三月八日に公正取引委員会から排除命令が出されました国土交通省、それから水資源機構等の水門設備工事の談合問題についてお伺いをさしていただきたいというふうに思います。 今日は経済産業委員会の一般質疑ですんで、詳細な内容についてはまた改めて機会を見て御質問もさしていただきたいと思っていますが、ちょっと私、今回のこの排除命令を拝見さしていただいて気が付いたことが一つございまして、それは、談合を行った民間企業に対する排除命令が出て、官製談合ということで国土交通……
○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。 今日は、委嘱審査ということなんですが、十九年度の予算の、経済産業省あるいはエネルギー庁の予算の中にも触れられておりますが、エネルギー政策の一環としての石油、天然ガスの自主開発の推進、これをどう戦略的に成功させていくかということについてお伺いをまずさせていただきたいというふうに思います。 もちろん自主開発の推進に当たっては、これは当事者は民間の企業ということになるわけですが、様々な資源国の資源ナショナリズムの問題とか、あるいはそれぞれの産油国におけるカントリーリスクの問題であるとか様々なことがございます。 したがいまして、やはり民間の問題ではありま……
○直嶋正行君 どうもおはようございます。小林委員に引き続きまして、私の方からも三法について質問させていただきたいというふうに思います。 まず、産業活力再生特別措置法の改正にかかわる部分でありますが、先ほど小林委員の質問の中にも産活法の成果について質問がございました。私もちょっと経済産業省の資料等も拝見をさせていただきました。この八年ぐらいの間に二百四十八件ですか、平成十五年以降ですね。さっき大臣の御答弁の中にもございましたが、その中で、計画終了したものの八六%が生産性の向上を果たしたというお話がございました。経産省の資料を拝見しますと、こういうコメント、これはちょっと情報古いんですけど、計画……
○直嶋正行君 どうもおはようございます。民主党の直嶋でございます。 今日は、従来とは違って変則の形になりまして、十時から先に質問させていただきます。トップに質問するのはなかなか気持ちがいいものでもあります。 今日は、二法案の審査ということでございますが、商工組合中央金庫法案と中小企業信用保険法の改正案でございます。 最初に、大臣にお伺いしたいんでありますが、今日この二つの法律案、つまり商工中金の民営化に向けた商工中金法と中小企業信用保険法のこれは適用拡大ということになるんだと思うんですが、この二つの法案を審議するわけでございますけれども、この二つは中小企業金融の面でそれぞれどういう役割を……
○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。 私ども参議院では、ここ数年にわたりまして決算審査の充実ということを、これはもう与野党を超えて、参議院の大きな役割として決算を強化していこうということで取り組んでまいりました。今日は、平成十六年度決算において、私ども参議院が内閣に対して警告決議として本会議で議決した内容、それから措置要求決議という形でこの本委員会で議決をして内閣に要請をしたその内容について、十九年度予算においてどういうふうにそれを反映したか、あるいはどういう措置を行ったかということを審議をさせていただくという、決算委員会としてはこの種のテーマの、委員会として審議をするのは今回が、今日が……
○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。 今日は決算委員会でございますので、特にこの数年私ども決算委員会でも議論してまいりました特別会計について、財務大臣の御見解を中心にお伺いをさせていただきたいというふうに思います。 特別会計といいましても非常に幅広い分野がたくさんでございますので、今日は特にその中で、剰余金あるいは積立金の問題を中心にお伺いをさせていただきたいというふうに思います。 まず最初に、財務大臣にお伺いをしたいんですけれども、この特別会計の剰余金、積立金については財務省の方で、これは政府の方針になっていると思うんですが、平成二十二年度までに二十兆円の縮減を行うと、こういう方針……
○直嶋正行君 テレビ中継も総理に対する質疑も終わりましたので、まあやや雰囲気が変わるかもしれませんが、引き続き大事な問題でございますので、厚生労働大臣始め政府の関係の皆さんにお尋ねをさせていただきたいというふうに思います。 実は、今日は、私の方は非常に実務的な話でありますが、政府がこれからつくろうとされています第三者委員会についてお伺いをするということで予定をしておりました。 これからその質問に入らせていただきますが、その前に、先ほどまでの議論を踏まえて、私ちょっと厚生労働大臣に二点確認をさせていただきたいんです。一点は、いわゆるこの受給権者、現在受給権者の方を対象に二千八百八十万人ですか……
○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。 朝以来の質疑に引き続いて、私の方からもこの公務員制度について質問をさせていただきたいというふうに思います。 今資料を配っていただいていますが、これはちょっと後でこの資料を基に議論させていただきたいというふうに思いますので、その前に、最初に官房長官にお伺いをしたいというふうに思います。 いろんな議論があるんですが、今朝ほど来お話ございました、例えば緑資源機構であるとか防衛施設庁等の談合事件、それからタミフルに関する厚生労働省の天下り問題というのもありました。こういう一連の問題というのは、基本的に天下りがその遠因になっている、背景になっていると、こう……
○直嶋正行君 民主党の直嶋です。今日は、発言の機会をいただきましてありがとうございました。 まず、本題に入る前に、民主党としての憲法についての問題意識と民主党の憲法調査会の現状について報告をさせていただきたいというふうに思います。 今、世界は文明史的転換期にあるということがしばしば指摘をされます。今も国際テロの話がございましたが、事実、最近、世界各地で生じる様々な事件や現象を見ていますと、私自身もそう思わざるを得ません。こうした時代の変化、変動に対応し得る生きた憲法の確立を目指して議論を積み重ねてきました。 一方、日本国憲法の現状を見ますと、解釈改憲といいますか、それを繰り返す政府によっ……
○直嶋正行君 今、会期の問題をめぐっていい議論が続いておりますので、ちょっと触発されて一つ私も申し上げたいんですが、先ほどの土俵論等も含めて、私は、もう一つ頭に置いて是非検討しなきゃいけないのは、二院制の問題ではなくなるんですが、政府と与党との関係だと思います。 要するに、議院内閣制の下における政府と与党の関係が、例えば同じような制度を取っているイギリス等と比べますと日本はやはりかなり違うと思うんですね。議院内閣制ですから、多数を取った政党が与党として内閣を構成する、そういう仕組みからいいますと、本来的な意味で与党と内閣との関係はやはり一体でなければいけないと。 ところが、今の政府と与党の……
○直嶋正行君 民主党の直嶋正行です。 お二人の先生、今日は本当にどうもありがとうございました。大変興味のあるお話を聞かせていただきました。 私の方からお二人の先生に幾つか御質問させていただきたいと思うんですが、まず毛里先生にお伺いしたいんですけれども、今日のお話の中にもあったんですが、対日新思考という、中国の一部の人がそういう発想を持っているということで、日本もそれに対応した対中新思考とでもいうんでしょうか、あるいは莫さんからも、何といいますか、アジア全体、AUの話もありましたが、こういう考え方といいますか、そういう発想で中国を含めてこれから付き合い方を考えるべきだと。 私も、個人的に申……
○直嶋正行君 会長、ありがとうございます。 今、憲法裁判所の話が、御意見出されていましたが、これについてちょっと一言申し上げたいと思うんですが、私は個人的には憲法裁判所については賛成であります。 今の議論とちょっと別の角度になりますが、先ほど来、やはり今の憲法の規定と実態とが乖離している。例えば九条もそうでありますし、八十九条もそうでありますが、やはりこういうことが続いているということは、憲法を基本法として定め、法の支配によってこの我が国を統治しようと、そういう立場からいいましても、やはり法の支配を危うくするものであるというふうに思っています。ただ、憲法裁判所に小さなことから大きなことまで……
○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。 小委員会報告いただきまして、小委員のメンバーの皆さん方の御努力に敬意を表したいというふうに思います。 私も、この小委員会報告の内容についてはおおむね賛成でございます。特に、今後ともこの二院制を維持する、それから国民の直接選挙により参議院議員も選出する、三点目として参議院の機能、これを衆議院との役割分担あるいは機能分担ということも視点に置いて考え直すという大筋において、おおむね賛成でございます。 ただ、個人的見解でありますけれども、率直に、今日は参議院のことがテーマでございますので、私も率直に申し上げたいというふうに思います。といいますのは、今の、……
○直嶋正行君 どうも発言の機会をいただきましてありがとうございます。 今、自民党さんの方、それから簗瀬我が同僚議員からの意見陳述もございましたが、約四年半にわたるこの憲法調査会がいよいよ報告書をまとめる段階になったということでございます。会長を始めとして、幹事の皆さんを始めとする関係者の皆さんの御苦労、まだこれからが御苦労かもしれませんが、御期待を申し上げますとともに、御慰労も申し上げておきたいというふうに思います。 報告書がいよいよ取りまとめの段階ということなんですが、私は本当の問題はこれからだというふうに思っております。国会のこの憲法調査会の場あるいは各政党で、今後とも、この報告書の取……
○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。 今日は、お二人の先生、大変ありがとうございました。 正に、先日、北朝鮮の六か国協議への無期限中断が発表されまして、折しも昨日はアメリカで日米2プラス2の会合が持たれるという、この種の問題で大変マスコミ等に情報がはんらんをしておりまして、その中でお二人にお伺いしたい点というのは実は随分たくさんあるんですが、私の方から数点、お二人の先生にお伺いしたいと思うんですが。 まず一つは、六か国協議の枠組みと絡んでということなんですが、台湾問題と北朝鮮問題の相互の関連性といいますか、私は何かそういうものが底流にあるような気がしまして、実は北朝鮮が六か国協議に参……
○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。 今日はどうもありがとうございました。 私から二つお二人に質問させていただきたいんですが、私も基本的に日米関係が最も重要で大事だということはお二人の先生と同じ、共有の認識でございます。ただ、一つあえてお伺いしたいんですが、今回のこの2プラス2の話合いの後の発表の中に、世界の中の日米同盟と、さっき船橋先生がちょっとおっしゃったような気するんですが、という言葉が入っています。この世界の中の日米同盟というのに、正直言いましてちょっと違和感があったんですが。 大分前ですかね、十年ぐらい前に、世界の中の日本とか、いろいろそういう言葉が使われた時期があって、日……
○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。 今日は、お二人の先生、本当にありがとうございます。 それで、これまでの委員と先生お二人とのやり取り聞いていまして、東アジア共同体ということでいろいろ議論しているわけなんですが、日本の国益をその議論とどういうふうにマッチングをさせていくといいますか、あるいは国益を念頭に置いてどこまでやるのかということになってくるのかなと。それで、一足飛びにこの共同体という議論も大事かもしれませんが、そこまで行く前に、そういう視点で考えますと、私は一つはエネルギーの問題があるんじゃないかなと。 石油資源が先厳しいといいますか、かなり供給は、もう新たな供給量の拡大とい……
○直嶋正行君 どうもありがとうございます。 民主党の直嶋です。 幾つか、これまでの経過も踏まえ、私なりの意見を申し上げさせていただきたいというふうに思います。 私ども、これまで講師の方を招く中で、東アジア共同体ということを一つの念頭に置きながら議論をしてきたというふうに思います。私はやはり、いろんな問題を考えるときにそうなんですが、この東アジア共同体ということを念頭に置く場合に、じゃ、何のために東アジア共同体構想というものをつくっていくのかということをやはり整理をしなければいけないんじゃないかというふうに思います。 それからもう一つは、そのときに、今、中川さんからもいい御意見聞いたとい……
○直嶋正行君 会長、ありがとうございます。 民主党の直嶋でございます。 今、山東先生の方からも中国との関係について御提言的なことも含めてお話がございました。若干中国の、特に今年になってからの様々な事象も含めて、私なりに見方とか考え方を申し上げてみたいというふうに思います。 基本的に私は、今の日中関係の中で、先日、中国の呉儀副首相が小泉総理との会談をキャンセルして帰国をされるということがありました。これに象徴されていると思うんですが、これをどう受け止めるかということなんですが、私は、恐らく中国政府は、小泉総理の特に靖国をめぐる様々な国会での答弁とかそういうものを受け止めて、多分もうこの小泉……
○直嶋正行君 私の方からも、それぞれ一、二問ずつ質問させていただきたいと思います。民主党の直嶋でございます。 まず外務省の方にお伺いしたいんですが、確かにこのデータもそうですし、例えば、日本の経済活動的なことを考えましても、この十年ぐらいの間に物すごくグローバル化していると思いますし、そういう意味では、国民生活そのものもグローバル化していると思うんですよね。そういう中で考えますと、やはり、おっしゃったように、多くの国と外交関係をきちっと大使館も置いて交流をしていくというのは大変大事なことだというふうに思っていまして、私は、そういう意味では、国民的なニーズからいうと外務省のこの整備は非常に遅れ……
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