加藤修一 参議院議員
18期国会発言一覧

加藤修一[参]在籍期 : 17期-|18期|-19期-20期-21期-22期
加藤修一[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは加藤修一参議院議員の18期(1998/07/12〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は18期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院18期)

加藤修一[参]本会議発言(全期間)
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第143回国会(1998/07/30〜1998/10/16)

第143回国会 参議院本会議 第8号(1998/09/09、18期、公明)

○加藤修一君 私は、公明を代表して、小渕総理並びに関係大臣に質問いたします。  我々をはぐくむ地球は、四千六百万年ぶりの生物種の大幅な減少、毎年記録を更新中のオゾンホールの拡大、汚染物質が深海に至るまで拡散していること、さらに環境ホルモンなど有害化学物質の脅威など、それぞれが複雑に絡み合って地球的問題群の様相を顕著に示し始めております。  青き地球、その実態は、苦悩が刻み込まれた惑星でもありますが、地球環境の再生の仕組みを取り入れた人類の新しいステージへの動きが見られ始めてもおります。すなわち、自然環境との共生に基づく人類益、地球益を基調とする新世紀、言いかえれば、物、物質至上の世紀から生命を……


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第145回国会(1999/01/19〜1999/08/13)

第145回国会 参議院本会議 第20号(1999/05/14、18期、公明党)

○加藤修一君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました法律案について、総理並びに関係大臣に質問いたします。  まず、本法律案に入ります前に、我が国のエネルギー供給のあり方についてお伺いいたします。  今日、我が国の一次エネルギー供給に占める石油依存度は約五五%ですが、その九九%以上を輸入に頼っており、国民生活の安定を図るためには、石油代替エネルギーの開発、利用はまことに重要であります。  しかしながら、原子力については、「もんじゅ」のナトリウム漏えい事故を初めとして、旧動燃の火災爆発事故、そして使用済み燃料輸送容器のデータ改ざん問題など、国民の間には安全性に対する不安感が増幅し……


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第146回国会(1999/10/29〜1999/12/15)

第146回国会 参議院本会議 第9号(1999/12/01、18期、公明党)

○加藤修一君 私は、自由民主党、自由党及び公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました二法案に対して質問いたします。  我が国は、世界で唯一の被爆国として、原子力の利用については特有の国民感情があります。その中にあって、原子力の民生利用として原子力の火が初めてともったのは今から四十二年も前の出来事であります。先人が長年積み上げた原子力への努力が民生利用へと展開しましたが、今回のジェー・シー・オー事故はその努力を根底から覆すものであります。  それでは最初に、原子力災害対策特別措置法案についてお伺いいたします。  この法案は、第一に、ジェー・シー・オー事故における対応を教訓としていること、……

加藤修一[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院18期)

加藤修一[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第143回国会(1998/07/30〜1998/10/16)

第143回国会 経済・産業委員会 第4号(1998/09/24、18期、公明)

○加藤修一君 公明の加藤でございます。  私はまず最初に大臣にお伺いしたいわけでございますけれども、塩ビ関係とそれが焼却炉で燃やされる場合のダイオキシンの発生のメカニズム、そういった面について何回か通常国会においても取り上げてきております。  前国務大臣も、これに関しては、ごみの中の垣素量とダイオキシンの発生量という因果関係は必ずしもまだ解明をされているわけではないというふうに承知しておりますと、このように話をしたり、あるいは小泉厚生大臣は、プラスチック容器でありますけれども、どのような容器がダイオキシンを出し出さないか、必ずしも塩素だから出す、塩素じゃないから出さないというようなことは言えな……

第143回国会 経済・産業委員会 第5号(1998/09/29、18期、公明)

○加藤修一君 公明の加藤修一でございます。  今回の法律改正については、無担保保険、特別小口保険の保険限度額の引き上げ部分にとどまっているわけですけれども、政府の貸し渋り対策大綱のもう一つの柱になっております新しい保証制度、いわゆる貸し渋り保証ということですけれども、これは通達とかあるいは保証協会の定款変更、こういった面での運用で創設する仕組みになっているわけです。野党三会派によって出しています貸し渋り対策法案、この中では保証協会への政府補助あるいは保険公庫への出資金等の額の法定化を考えているわけですけれども、この点を比べていきますと、政府案につきましても新保証制度創設においてはやはり法律事項……

第143回国会 経済・産業委員会 第6号(1998/09/30、18期、公明党)

○加藤修一君 公明の加藤でございます。  私は最初に通産大臣にお尋ねしたいんですけれども、時間の関係もございますので、まことに失礼でございますけれども、手短にお願いしたいと思います。  先ほど来の質問の中にも若干出てきたように思いますし、総理の答弁の中にもあったように記憶しておりますけれども、対人地雷法案の九月成立をどうしてもやらなければいけないと、それなりの意義があってかなり熱心に進めてきたというふうに理解しておりますけれども、九月成立の意義というのは具体的にどういうことになるんでしょうか。
【次の発言】 それでは、法案の中に入りますけれども、第一章の総則で、第一条、「この法律は、対人地雷の……

第143回国会 経済・産業委員会 第8号(1998/10/15、18期、公明)

○加藤修一君 午前中、加納委員あるいは福山委員からさまざまな質疑がなされたわけですけれども、私はまず最初に公団の総裁にお伺いしたいわけです。  加納委員からは千三つとか、そういう話がございました。ある意味で、成功率が〇・三%という意味合いに私は理解したわけです。こういう事業をやるときに、当然のことだと思うんですけれども、費用便益分析とか、あるいはさきの国会で話題になりました費用対効果とか、そういう定量的な方法をもとにして事業の可能性、フィージビリティースタディー、そういったものをやるように私は聞いておりますけれども、千に三つということを考えていった場合に、採算性の関係を含めてどのようにこれを考……

第143回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第2号(1998/09/25、18期、公明)

○加藤修一君 先ほどからいろいろと委員の方々の御意見を拝聴しておりまして、啓発される部分がございます。ただ、委員の中で、これが発議されたころの背景というのが変わってきているんではないかということがございましたけれども、確かに私もそういう考え方をせざるを得ないなと思っております。  今、我が国も、不良債権の問題だとか、あるいはデフレギャップの関係で遊休資産がかなりある。私は、前国会でこの委員になったわけですけれども、なった途端に北海道は候補地から外れたという話になったわけです。遊休資産ということを考えていきますと、例えば苫東なんかはかなり国費を、港湾をつくる、道路をつくるで二千億円は超えている、……

第143回国会 国土・環境委員会 第3号(1998/09/17、18期、公明)

○加藤修一君 公明の加藤でございます。  まず最初に、私は大臣にお伺いしたいんですけれども、非常に基本的な質問でございます。IPOCの報告書には、いわゆる大気中の温室効果ガス濃度安定化に向けた分析的アプローチというところがございますけれども、その中で、炭素循環モデルによれば、CO2を現在のレベルで安定化るためには、その排出を直ちに五〇から七〇%削減し、さらに削減を強化していく必要がある、こういうふうに報告されているわけでございますけれども、こういうことに関して、昨年の十二月に京都会議があって京都議定書が作成された。この中の成果について、今IPCCの報告書の中身について申し上げましたけれども、そ……

第143回国会 予算委員会 第6号(1998/10/15、18期、公明)

○加藤修一君 公明の加藤でございます。  まず、私は非常にシンプルな質問を小渕総理にしたいと思います。  今回、総額六十兆円もの公的資金の枠組みを用意した以上は、この金融システムの安定化策がやはり実効あるもの、効き目のあるものにならなければならない、そうでなければ私は国民は納得しないと思うんですね。しかし、情報開示は全く不十分ですし、資本注入についても政令等にゆだねられている、そういう部分が私は非常に多いのではないかなと思っているわけです。これまで、この裁量的な面につきましてはさんざん私は批判されていると思うわけですけれども、またそういった余地を大きく裁量行政については残している。  総理、こ……


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第144回国会(1998/11/27〜1998/12/14)

第144回国会 決算委員会 第閉会後1号(1998/12/17、18期、公明党)

○加藤修一君 加藤修一でございます。  私は、特殊法人、とりわけ石油公団問題について取り上げたいと思います。  石油公団については、多額の損失を出しており経営に問題があるのではないかとか、あるいは石油公団におけるプロジェクト審査体制に問題があるとか、こういうことが従来から言われてきているわけでありますし、それから堀内前通産大臣は、石油公団は出融資先会社に対する多額の不良債権を抱えており、剰余金がマイナスの会社を現時点ですべて清算した場合については一兆三千六十九億円の損失をこうむることになる、こういう指摘をしているわけであります。そういった結果から石油公団再建検討委員会が設置されたわけでございま……

第144回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第1号(1998/11/27、18期、公明党)

○加藤修一君 それでは、報告いたします。  去る十月二十八日、松田委員長、平田理事、国井理事、市川委員、久野委員、山下善彦委員、郡司委員、緒方委員、そして私、加藤の九名は、宮城県において国会等の移転に関する実情調査を行ってまいりました。  以下、その概要を御報告いたします。  移転先候補地の宮城県南部地域は、白石市、角田市などを含む二市九町で構成され、三つのまとまった開発適地を擁しております。  今回の調査では、白石市と丸森町にまたがり、阿武隈山地の西北端部に位置する大張大蔵山の標高約二百八十メートル地点の眺望ポイントから、眼下に緩やかな起伏を持って広がる緑豊かな丘陵地を視察いたしました。  ……

第144回国会 予算委員会 第3号(1998/12/10、18期、公明党)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  本年九月二十九日の経済・産業委員会で私は次のような質問をいたしました。従来から使用されている商品券について全国の自治体調査を行うべきだ。そうしますと、調査をするという答弁があったわけでありますけれども、その調査の概要と調査結果はどうであったか、御答弁をお願いいたします。
【次の発言】 それでは、その結果を踏まえて、地域振興券についてはどのように思われますか。
【次の発言】 従来の商品券が全国で千百九十三市区町村にわたっているということで、それほどあるとは思いませんでしたので、非常に参考になりました。  次に、総理にお尋ねいたします。  総理は、内……


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第145回国会(1999/01/19〜1999/08/13)

第145回国会 経済・産業委員会 第閉会後1号(1999/10/20、18期、公明党)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  我が党は、事故が発生した九月三十日に対策本部をつくりまして、翌一日には現地の視察をしてまいりました。私もその中の一員として行ってきたわけであります。  今回の臨界事故については、私は非常に深刻な事態が起こったものだなと思っておりますし、国際的な事故の評価レベルで、先ほどもほかの委員から話がありましたように、我が国としては最悪のレベル4ということでございます。これは、私は原子力行政にとって非常に大きな痛手であると思います。こういった原子力行政ということだけではなくして、最も重要な問題としては、やはり生命、健康に直接的にかかわる極めて重大なことである……

第145回国会 経済・産業委員会 第2号(1999/03/09、18期、公明党)

○加藤修一君 公明党の加藤でございます。  衆議院から情報公開法案が送られてきておりますけれども、特殊法人についても国民に大きく情報開示をしなければいけない、そういった時代になってきているわけです。にもかかわらず、そうでない部分が非常に多い。  前回、所信の中で大臣は、「環境・エネルギー制約への挑戦」ということで第七番目の課題として取り上げておりますけれども、その中で、石油公団の関係につきまして透明性を確保する云々の話がございました。  私は、きょう、その石油公団の問題とエネルギー問題について取り上げたいわけでありますけれども、石油公団については一連の報告がございます。  私は、その中身を検討……

第145回国会 経済・産業委員会 第3号(1999/03/15、18期、公明党)

○加藤修一君 公明党の加藤でございます。  午前中、同僚の議員が同じく質問したわけでありますけれども、コンピューター二〇〇〇年問題について質疑をいたしたいと思います。運輸省、来ておられますか。  二〇〇〇年問題に関して、航空機は危険であるとの報道がなされているわけですけれども、運輸省としては、危険日の航空利用者に対するリスク管理の観点からどういった対策をとっているのでしょうか。
【次の発言】 危機管理計画、コンティンジェンシープランとかなんとかと言われているものですね、危機管理の関係は、緊急対応型の。これはいつぐらいまでにつくる予定ですか。

第145回国会 経済・産業委員会 第5号(1999/03/30、18期、公明党)

○加藤修一君 公明党の加藤でございます。  私は、まず特許法の関連でございますけれども、特許庁が知的財産権を重要な経営資源として位置づけ、その戦略的管理、活用を図ることは非常に不可欠だと、そういったスタンスをとっていることは非常によろしいと思います。  ソフトウエアの担保評価というのは極めて私は難しいと思っております。期間を限定して短期的な評価をいかにするか、あるいは二番目としては融資ではなくて投資にするとか、あるいは三番目として短い期間に資金回収の可能性をどういうふうに評価するか、そういった三点は非常に重要だと思いますので、ぜひそういった面についても検討をしていただきたいと思います。  まず……

第145回国会 経済・産業委員会 第9号(1999/04/27、18期、公明党)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  先ほど、同僚の委員が長官の「お知らせ」を紹介していただきましたけれども、長官が「はい、お応えします。」というふうに大見出しで書いてございますので、いつも論理的に答弁される長官により一層論理的に積極的に答弁をしていただきたいと思います。  それでは最初に、原賠法でございますので、原子力の事故が起こったときにどのぐらい損害が想定し得るか、そういう被害額の試算、想定額、試算額、そういったことについて我が国はやったケースがございますか。
【次の発言】 試算があるということですね。これ、少し詳しく説明していただきたいんですけれども、しかし余りあちこち行かな……

第145回国会 経済・産業委員会 第11号(1999/05/13、18期、公明党)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  午前中、同僚の委員お二人方がさまざまな点から質疑をされたわけでございますけれども、いろいろな意味合いにおいて私も非常に参考になった次第でございます。  質問通告はしてございませんが、極めてシンプルな質問でございますので、ストランディドコストについてお尋ねしたいわけです。  電力会社が行った設備投資のうち自由化によって回収が不能となることが見込まれるコスト、いわゆるストランディドコストでありますが、今回の部分自由化によってこのコストが生じる可能性はあるかどうかということについて確認質問させていただきたいと思います。

第145回国会 経済・産業委員会 第13号(1999/05/27、18期、公明党)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  今、長谷川委員からもさまざまな点から質疑がございました。重なっている部分もございますので、質問の順序を変えたいと思います。両括弧つきの二から両括弧つきの五、これは最後の方に回したいと思いますので、ほかの委員の方にはちょっと何を言っているかわからないかもしれませんが、よろしくお願いいたします。  それで、私は前回、四月二十七日ですけれども、原賠法の審議のときに、昭和三十四年の「大型原子炉の事故の理論的可能性及び公衆損害に関する試算」ということで、科技庁が委託したもので、日本原子力産業会議が受託したと、総数二百四十四ページでございますけれども、これに……

第145回国会 経済・産業委員会 第14号(1999/06/01、18期、公明党)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  きょうは三人の参考人の方々、大変御多忙の中、本委員会にお越しくださいまして大変ありがとうございます。  私は、まず最初に村上参考人にお伺いしたいと思います。  本日の東京新聞の朝刊でございますけれども、「旧動燃東海再処理工場 「安全性に問題なし」」と。原子力安全委員会が再開支持の見解を出しておりますけれども、「同機構は茨城県など地元の理解を操業再開の前提としており、まだ時間がかかる可能性もある。」、このような記事がございますけれども、村長さんといたしましては、再開に至るまでにどういう条件というか、そういった面をお考えでしょうか、その辺についてお聞……

第145回国会 経済・産業委員会 第15号(1999/06/03、18期、公明党)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  先日六月一日は、参考人三人の方に来ていただいてさまざまな角度から陳述していただきまして、私はいろいろな意味で非常に参考になりました。こういうことで、ほかの法案、極めて重要な法案については参考人を呼ぶような形で審議を深める形で今後ともやっていただきたいことを委員長の方に要望しておきたいと思います。  それでは最初に、前回も取り残していた質問の続きでございますけれども、原発の運転管理専門官の件でございます。  前回の質問で、原子力発電所の運転管理専門官が定員割れしていると、そういった指摘をしたわけでありますけれども、四十七名が一時的に四十一名なんだと……

第145回国会 経済・産業委員会 第16号(1999/06/08、18期、公明党)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  私は、最初に、チェルノブイリ原発事故の地震原因説について、再々度取り上げたいと思います。  御存じのように、我が国は地震多発国でありますし、そういったことから、私の関心はこの問題についてございました。  先日の六月三日の私の質問に対して私が意図するところとかなり異なった提出資料がございました。科学技術庁の方としては、外交ルートを含めて再度調査を行う、そういう御答弁をいただいたわけでございますけれども、この辺の調査について御報告いただければと思います。よろしくお願いします。
【次の発言】 ただいまの御報告、御答弁の中に、バルコフスキー氏の関係につい……

第145回国会 経済・産業委員会 第19号(1999/08/03、18期、公明党)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  私は、雇用確保についてまず最初にお伺いしたいわけですけれども、先ほど同僚委員からも三つの過剰の問題が出されておりましたけれども、企業の過剰設備の処理等に伴ってやはり過剰雇用を解消しようとするならば、失業率は言うまでもなく一層高まることは目に見えているわけであります。  平成十一年度の経済白書では過剰雇用が二百二十八万人と推定しておりますが、現在では既に三百万人を超えている。あわせて、今後を考えていくならば五百万人を超える雇用対策が必要なわけでありますけれども、緊急雇用対策及び産業競争力強化対策の中では雇用創出効果としては七十万人程度というふうに言……

第145回国会 経済・産業委員会 第21号(1999/08/06、18期、公明党)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  昨日、参考人の方々から大変示唆的な話をいただきまして、本当に人選は的確なものであったというふうに理解しておりまして、大変ありがたいと思っております。  参考人の大見教授に私も触発されておりますけれども、それで思い出した本がございまして、「脱日本のすすめ」、これはニューヨーク市立大学教授の霍見芳浩さんが書いている本でありますが、その初めの中にこういうふうに書かれております。   明治維新、第二次世界大戦敗戦後、そしていま、日本は、近代化の歴史の中で、三度目の大転換を迫られている。  この大転換なしには、今後の日本の国富の拡大はありえない。この大転換……

第145回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第7号(1999/06/30、18期、公明党)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  私は、中央省庁の再編に関連いたしまして、五月七日に成立しました情報公開法について多少質問させていただきたいと思います。  中央省庁の再編がハード面の行政改革とするならば、情報公開というのはある意味でソフト面での行政改革であるというふうに思いますし、さらに両者については車の両輪のごとく非常に私は重要なものだと考えているところでございます。  中央省庁再編は平成十三年一月一日からのスタートが目標とされておりますが、情報公開法の施行期日は具体的にいつを予定しているのか、この辺について確認の意味でお尋ねしたいと思います。

第145回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第3号(1999/05/12、18期、公明党)

○加藤修一君 お二人の御説明を伺って非常に参考になるところがございました。特に、慎重派の意見を聞く機会が今までございませんでしたので、今回非常に新鮮な気持ちでお伺いいたしました。  猪口先生からは、首都形成の歴史、そういったことを考えなければいけないという観点から、日本の東京については地盤沈下を含めてのやや懸念した意見が出されたわけです。そのほか八点にわたって意見陳述があったわけですけれども、この八点の中でも、第一点目のグローバルプレーヤーの関係、これは非常に私は大事な観点だと思っているんです。大西先生からはこの辺の関係についての陳述がなかったように思うんですけれども、控室の方でホットな議論が……

第145回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第4号(1999/05/26、18期、公明党)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  本日は大変ありがとうございます。  先ほど、OHP、スライドを見て、部屋の中を真っ暗にしてしまったわけですけれども、それでメディテーションのような感じになりまして、そのおかげで学生時代のことを思い出したんです。  学生時代のことというのは、北大の先生で小川博三という都市計画家ですけれども、あるいは中村英夫先生と同じように交通計画もやった先生ですけれども、その先生が書いた本に「記念碑都市」という名前の本がありまして、記念になる都市、あるいは都市計画をするに当たって参考になるような、モデルになるような、そういう意味合いで私はとらえておりました。  中……

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第8号(1999/05/17、18期、公明党)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  今まで余り取り上げられていない視点からちょっと取り上げてみたいと思います。かなり幅の広い話になるかもしれませんが、これからの将来にとって極めて重要である、そういうふうに私は認識しているものですから、あえてこういうアプローチをさせていただきたいと思います。  いわゆる脅威に対して安全保障という手だてが必要になるわけですけれども、今日、脅威に対する考え方が極めて拡散し始めているというか、別な言い方をすれば多様化しているというふうに言うことができると思います。フォーリン・アフェアーズの論文の中にも、多様化する脅威という形でさまざまな論文が載っているわけ……

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第10号(1999/05/21、18期、公明党)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  公明党は昨年十一月に新党平和と公明が合流いたしまして新しい公明党という形になったわけでありますけれども、その際に基本政策大綱というものを作成いたしまして、その第八章には「ソフトパワーを生かした平和外交をめざして」ということを提示しておりまして、とりわけ大きな柱の一つといたしまして、平和原則の厳守ということで、非核三原則、持たず、つくらず、持ち込ませず、国是としても将来とも堅持されるべきものであると、ごく当たり前の話でございますけれども。さらに新たな非核三原則、持たせず、つくらせず、使わせず、こういう姿勢というのを世界各国に向けて我々は現在主張して……

第145回国会 予算委員会 第6号(1999/02/26、18期、公明党)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  まず、私は最初にダイオキシン汚染問題について質疑をいたしたいと思います。  先ほど来も同僚から質問がございましたけれども、いろいろ官庁の出されている資料を検討してまいりますと、どうもわからないことが非常に多いわけでありますけれども、そもそも日本のダイオキシンの排出量、これは一年間にどのぐらいなんでしょうか。これは環境庁にお願いしたいわけです。
【次の発言】 今、大臣から五千百から五千三百ぐらいの間であるという話でございましたけれども、検討会の資料によりますと、産業関連のものについては、例えば産業廃棄物焼却によっては五百から七百というふうな話になっ……

第145回国会 予算委員会 第10号(1999/03/05、18期、公明党)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  私は、総括に続いてダイオキシン汚染問題について質疑をいたしたいと思います。  それはなぜかといいますと、関係閣僚会議の資料、これについてはなかなか理解しがたいところがあること、それから昨日の公聴会で環境のテーマについてやった部分がございますけれども、その内容については非常に私としてはインパクトが強かった、その観点から取り上げていきたいと思います。  まず最初に、厚生大臣と環境庁長官に、昨日の公聴会の内容についてどのような御見解を持っていらっしゃるか、その辺についてお伺いしたいと思います。

第145回国会 予算委員会 第16号(1999/03/17、18期、公明党)

○加藤修一君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました平成十一年度予算三案に対し、反対の立場から討論を行うものであります。  我が国経済は、二年連続のマイナス成長といういまだかつてない最悪の不況に陥っております。消費は低迷が続き、設備投資も大幅な減少が見込まれ、雇用情勢は一段と悪化し、小渕総理言うところの不況の環は依然として強固であります。  このような深刻な状況の中、提出された平成十一年度予算案は、我が国経済を不況から脱出させなければならないにもかかわらず、当面の不況対策、さらに中期的な構造改革につながらず、到底認めるわけにはまいりません。  小渕内閣は、五つのかけ橋を強調してはおり……

第145回国会 予算委員会 第19号(1999/07/19、18期、公明党)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  今回の補正予算の中で、新規・成長分野雇用創出推進事業ということで緊急対策が内訳にございますけれども、私は、中長期的な視点に立ってもこれは非常に重要ではないかと思います。この分野の成長、雇用創出をどういうふうに図っていくか。例えば環境関連分野については、先ほど簗瀬委員の方から配付された資料の中では、二〇一〇年で市場規模三十七兆円、百四十万人の雇用創出を展望しているわけでありますけれども、私は、環境関連分野の成長、雇用創出を促進させていく上では行政が民間に向けてどのようなシグナルを出すか、そういうことが非常に重要ではないかと思います。  先ほど与謝野……


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第146回国会(1999/10/29〜1999/12/15)

第146回国会 経済・産業委員会 第2号(1999/11/25、18期、公明党)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  まず最初に、極めて基本的な質問でございますけれども、いわゆる原子力基本法には、民主、自主、公開について述べられておりまして、非常に重要な部分だと思いますけれども、とりわけ公開については、今回の事件を含めて、やはりこういった問題が起こったときに全面的に情報開示というのはされるべきだと私は当然ながら思っているわけでありますけれども、公開について確認をしたいと思います。どうお考えですか。
【次の発言】 今回の事故に関連してのさまざまなデータについては、ぜひ全面的な公開、開示、それをお願いしたいと思います。  それでは、前回の緊急提言と中間報告という形で……

第146回国会 経済・産業委員会 第3号(1999/12/02、18期、公明党)

○加藤修一君 公明党の加藤でございます。公明党は、生命、生存、生活ということで、私なんかも街頭でよくそういったことを出して演説をしてきた経緯がございますけれども、こういった点から私はきょう質問させていただきたいと思います。  午前中の委員の話も関心を持ちながら聞いておりました。実は、質問通告を午前中にした件でございますけれども、きょうの毎日新聞、十二月二日付でございますけれども、「ウラン残土撤去」ということで、一つの事件が起こっております。  この問題に行く前に、百万キロワットの原子炉で一年間にどの程度のさまざまな物質が移動しているかということについて考えていきますと、ウラン必要量、そもそもの……

第146回国会 経済・産業委員会 第4号(1999/12/07、18期、公明党)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  きょうは、四人の参考人の方に御多忙中おいでいただきまして、大変にありがとうございます。  最初に、河瀬参考人にお伺いいたしたいんですけれども、今回、臨界事故ということで極めて重大な事故であったわけでありますけれども、この委員会でも何回か審議しておりまして、重大な事故にもかかわらず住民は比較的冷静であった、パニックにならなかったというふうに言われている。これが唯一の救いであったというようなコメントもございます。  私は別の見方をしておりまして、情報が十分伝わらなかったということと同時に、ケメニー委員会なんかにございます、原子力は極めて基本的には、本……

第146回国会 行政監視委員会 第2号(1999/12/13、18期、公明党)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  公明党は、九九年七月二十四日に第二回臨時党大会を開催いたしまして、活力と安心の生活大国を目指す基本政策を発表したわけでありますが、その一環としてごみゼロ、エゴゼロ、むだゼロを力説しているわけです。また、生命、生活、生存、これを重要視して依然として大きな軸の一つと考えているわけでありますし、そういった観点から原子力システムの安全性、防災に極めて大きな関心を持っているわけでありますし、私自身もその一人でございます。  ところで、橋本前総理は、国連気候変動枠組み条約政府間パネル、COP5でございますけれども、このCOP5に向けたGLOBE、いわゆる地球……

第146回国会 中小企業対策特別委員会 第3号(1999/11/18、18期、公明党)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  今の時代は大競争時代というふうに言われているわけでありますけれども、大企業においても中小企業においても、あるいは中堅企業においてもこういう時代を乗り越えていかなければいけない。そういった意味では、競争力というものをどういうふうにとらえるかということが極めて重要ではないかなと思うわけであります。いわゆる国家的な戦略を持つことが重要であると考えております。これまでの日本の産業の長所、あるいはこの長所をさらに強化していくべきだと考えているわけでありますけれども、この辺について、まず大臣はどのようにお考えか、御見解をお示しいただきたいと思います。


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第147回国会(2000/01/20〜2000/06/02)

第147回国会 経済・産業委員会 第2号(2000/03/14、18期、公明党・改革クラブ)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  私はまず最初に、企画庁長官にお尋ねしたいと思います。  参議院の予算委員会、三月二日のときでございますけれども、NPOの関係でございます。  その優遇税制の関係で我が党の山本委員が質問したわけでありますけれども、それに対して大蔵大臣からは、「この一年間、世の中のNPOについての感じが大分評価が積極的になってきていますので、できるだけ税制上の特典を差し上げたいと思っております」、こういう答弁をいただいております。さらに企画庁長官からは、「税制その他どういう扱いをするか、発足二年ぐらいで見直すことになっておりますので、」云々と、そういう答弁もいただい……

第147回国会 経済・産業委員会 第3号(2000/03/15、18期、公明党・改革クラブ)

○加藤修一君 公明党の加藤でございます。  私はまず最初に通産大臣にお伺いしたいんですけれども、昨日の委員会におきましてもほかの委員の方々が、私も若干三月十日の記者会見の関連で質問させていただきましたけれども、三重県の芦浜原発の関係につきましては、知事が白紙撤回を求める見解を示した。これに対して電力会社の社長は、知事の見解を真剣に受けとめ、芦浜原発の立地は供給計画から外す、こういう形でコメントを出しているわけです。  そういったことを通して、例えばこれは電力政策研究会が出している「イーピー・レポート/二〇〇〇年三・一一・一三二六」号でございますけれども、その中で、そういった経緯を踏まえて、それ……

第147回国会 経済・産業委員会 第4号(2000/03/16、18期、公明党・改革クラブ)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  質疑に入る前に、昨日私はトルコのアックユ原子力発電所の計画及びタイの二つの火力発電所の関係について質問申し上げましたけれども、これについては多々問題がございますので、私は注目してまいりたいと思います。  それから、通産省の環境配慮のための貿易保険ガイドライン、これについても多々問題点があると私は考えておりますので、見直しを要求しておきたいと思います。  それではまず最初に、昭和五十七年に石油代替エネルギーとしてアルコールの開発利用の推進という理由でNEDOに移管されたアルコール事業部分があるわけでありますけれども、エネルギーとしてアルコールの開発……

第147回国会 経済・産業委員会 第6号(2000/03/23、18期、公明党・改革クラブ)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  私は、今後の石炭政策の基本的な方向についてまず大臣にお伺いしたいわけであります。ほかの委員と重なる部分がございますけれども、よろしくお願いしたいと思います。  アジアの最大エネルギー消費国である中国では既に石油についても純輸入国に転じているというふうに聞いておりますし、インドネシアも二十一世紀初頭に同様な状況になり得るというふうに聞いているところでございます。中国、インドネシアでは、石炭に関して、採掘箇所がだんだん深くなってくる、あるいは内陸の奥部まで行くということ、あるいは露天掘りから坑内掘りへ移行している、そういった意味では採掘の条件が悪くな……

第147回国会 経済・産業委員会 第8号(2000/03/30、18期、公明党・改革クラブ)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  私は、先ほどから取り上げられておりました特許権の問題について多少質問をさせていただきたいと思います。  製造業分野はともかくとして、これ以外におきます特許権あるいは知的財産権、これを取得、確立する能力が依然としてある意味では脆弱な部分があるんではないかなと思っております。  例えば金融分野を見ますと、アメリカでは近年、金融工学ですか、ファイナンシャルエンジニアリングの発展を生かして新たな商品が開発されて特許申請が相次いでいる。一方、我が国におきましては、ALMですか、資産負債総合管理、あるいはVARという投資時に想定される損失算出法、こういった面……

第147回国会 経済・産業委員会 第9号(2000/04/04、18期、公明党・改革クラブ)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  私は、有珠山の火山活動に関して、中小企業対策についてお聞きしたいと思います。  皆さん御存じのように、三十一日十三時十分でございますけれども、有珠山が噴火いたしまして、私もちょうどそのころ新千歳空港に着きまして、三日間にわたって朝早くから夜遅くまでやってまいったわけでありますけれども、幸いなことに被害の状況については、人的被害、つまりけがもなければ死亡者も出なかったということで、非常にそういった意味では安心している部分もあります。  ただ、伊達市あるいは虻田町、壮瞥町、商工業者が二千二十二事業者のうち旅館業、小売業等の九百七事業者が事業を休止して……

第147回国会 経済・産業委員会 第10号(2000/04/13、18期、公明党・改革クラブ)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  私は、四月四日、前回の委員会におきまして有珠山の問題について質疑をいたしております。そのときに大臣にもお聞きいたしました。大臣の決意といたしましては、今後とも地元の被害の状況を踏まえながら追加的な支援策について引き続き検討してまいりたいという御答弁をいただいてございます。早速、四月九日に通産大臣は北海道の方に行っていただき、追加的な政策についても御発表なされたということを聞いておりまして、そういった意味では非常に地元にいる私にとりましても心から感謝を申し上げたいと思います。  それで、前回、中小企業指導法の関係でございますけれども、それの補足的な……

第147回国会 経済・産業委員会 第15号(2000/05/11、18期、公明党・改革クラブ)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  私は、まず最初に有珠山の噴火の問題について質問をしたいと思います。  有珠山の活動それ自体はかなり小康状態ということでございますけれども、ただ地域社会の現状というのは極めて深刻な状態でありまして、日常生活とかあるいはコミュニティーの分断とか、さまざまな形で出ているわけでありまして、とりわけ雇用の問題、経済の問題、こういった問題についてもなかなか回復状態に行くというのは難しいという状況にございます。  それで、私は、まず最初に雇用調整助成金、この問題についてちょっと入りたいと思うわけです。これは現段階では災害救助法が適用されておりますので、三市町に……

第147回国会 経済・産業委員会 第17号(2000/05/23、18期、公明党・改革クラブ)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  私は、まず最初に、最終処分の定義についてお伺いしたいと思います。第二条第二項でございますけれども。  最終処分については、この定義については、法案作成の根拠としております総合エネルギー調査会原子力部会報告、平成十一年、その中で、「安全確保の基本的要件として、」、一番目としては、「廃棄物と地下水の接触を抑制」、第二点としては、「(地下水と接触しても)放射性核種の溶出・移動を抑制」、第三点としては、「(地下水に溶出・移動しても)放射性核種が地下水を介して人間環境に有意な影響を及ぼさない環境安全を確認」するという、こういう三点を挙げているわけであります……

第147回国会 経済・産業委員会 第18号(2000/05/25、18期、公明党・改革クラブ)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  三人の参考人の方、お忙しい中大変ありがとうございます。  私は、まず最初に森嶌参考人にお伺いしたいわけでありますけれども、森嶌参考人は地球環境戦略研究所の理事長もお務めになっていらっしゃるということで、地球環境保全という視点から、原子力発電についてどのように評価されているかということについてお尋ねしたいわけです。  今回の問題もそうでございますけれども、発電過程においては原子力はCO2は出さない、燃料をつくる過程においてはCO2は出すわけですけれども。あと、今回の放射性レベルの面についても、数万年を要するぐらいの高レベルの放射性廃棄物を出す。さら……

第147回国会 行政監視委員会 第3号(2000/03/13、18期、公明党・改革クラブ)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  まず最初に、私は、総務庁にお尋ねしたいわけですけれども、行政評価法、この法制化を考えているというふうに伺っておりますけれども、行政評価法は情報公開法と車の両輪のように私は思っております。行政の評価については、内部向けの評価だけではなくして、やはり国民に向かって行われるべきでありまして、この中で行政側に逆手に活用されないようにチェックすることも非常に重要ではないかと思っております。  この点に関しまして、取り組みの状況と決意についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 省庁の再編に伴って環境庁は環境省になるわけですけれども、人員の拡充予定数につい……

第147回国会 行政監視委員会 第4号(2000/03/27、18期、公明党・改革クラブ)

○加藤修一君 きょうは三人の参考人の方、どうも大変ありがとうございます。  私も、特殊法人等を含めて財投に対しては関心を持って進めてきた一人なんですけれども、昨年の「日経ビジネス」の中には「特殊法人破綻度ランキング」というのがございまして、事業キャッシュフローで見ますと赤字額が合計五十二法人で三兆七千四百五十億円、税金の投入については全法人合計で六兆五千九百四十三億円、こういう調査があるわけですけれども、「キャッシュフローで見る官の商法の限界」、こういう副タイトルが書いてあるんです。  先ほどからいろいろな議論の中で財政に関する改革三法案の話が出てまいりましたけれども、その中身をちょっと検討し……

第147回国会 行政監視委員会 第9号(2000/05/22、18期、公明党・改革クラブ)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  私は、主に農水省の防疫業務、すなわち疫病を防御するという観点でございますけれども、それについてお尋ねしたいと思います。  現在、北海道十勝で家畜伝染病であります口蹄疫が宮崎県に続いて発生しておりまして行政の適切な対応が強く求められておりますけれども、約七百頭の牛が殺処分されたと。発生農場を中心にして半径約十キロメートルを移動制限地域に設定しているわけでありますけれども、口蹄疫については日本は清浄国であったわけでありますけれども、そういった意味では非常に深刻な事態かなというふうに認識してございます。  この問題は、我が国の食料安全保障あるいは農村、……

第147回国会 災害対策特別委員会 第3号(2000/03/24、18期、公明党・改革クラブ)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  私は、油防除対策と沿岸線の環境脆弱性指標のマップ、これについて質問したいと思います。  まず最初に、サハリン2の概要について答弁していただきたいんですけれども、運輸省にはナホトカ号事故の教訓を踏まえた形で説明していただきたいと思います。あと、通産省には、九九年九月の事故発生の問題、さらに海洋汚染の危険性、開発の将来展開を含めて御答弁をお願いしたいと思います。
【次の発言】 きょうは十五分しか時間がございませんので、できればもう少し手短にお願いしたいと思います。  それで、こういう問題については事前の対策あるいは事後の対策、大きく言えば両方あると思……

第147回国会 災害対策特別委員会 第6号(2000/04/17、18期、公明党・改革クラブ)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  先ほど田村委員が二十一世紀は災害の世紀であるというふうに申しておりましたけれども、私も全く同感でございます。また、江本委員からは日本版FEMA、そういった機関を創設する必要があるのではないかという要請もございましたけれども、私も全くそのように思います。先ほど大臣の答弁の中に十六省庁の話が出てまいりましたけれども、それはある意味でアドホックな組織でございますので、やはり十分な対応、十全な対応をするためには日本版FEMAのような組織が私は必要ではないかと思います。  最初に、先日、総理が有珠山の方に参りました。その中で報道の件に触れますと、いわゆる激……

第147回国会 災害対策特別委員会 第7号(2000/05/24、18期、公明党・改革クラブ)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  中川委員並びに小川委員から質問がございました。私も北海道出身で、北海道生まれ、北海道に今住んでいる最中でございます。その観点を含めて質問させていただきたいと思います。  今まで私は六回ほど現場に参りましてさまざまな状況というのを把握してきたつもりでございます。我が党といたしましても募金活動を行ってまいりまして、今月末に二千数百万円、国民の皆さんの協力をいただいた募金を被災自治体に届けたい、そのように思っているわけでございます。  今回、私、有珠山の関係については五回目の質問になりますけれども、五月十一日に経済・産業委員会で質問させていただきまして……


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第149回国会(2000/07/28〜2000/08/09)

第149回国会 経済・産業委員会 第2号(2000/08/09、18期、公明党)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  私は、まず最初に原発の老朽化と地震に対する耐久性の問題について、安全性と情報開示の観点から質問をしたいと思います。  福島第一原発六号機のトラブルについてでありますけれども、いわゆる破断した細管、これは小口径で、配管を弁に取りつけるねじの谷部の角度が通常よりも鋭い、割れが生じやすい状態だったと。さらに、原子炉の運転に伴う熱膨張あるいは収縮で既に裂け目ができていたところに震度四のレベルの地震の揺れで破断が生じたとされている。それで、破断した細管は一九七九年の運転以来二十年以上取りかえられていない、そういうふうに言われているわけでありますけれども、原……

第149回国会 災害対策特別委員会 第閉会後1号(2000/09/18、18期、公明党)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  八月末に有珠山に対して特別委員会としては視察団を組みまして、その中でいろいろな要望を受けたわけでありますけれども、激甚災害法指定外の公共施設適用拡大、これを要望としてございました。また、財産、生活の確保という視点で、現行の災害救助法の整備をということで拡充に当たる中身について、これも要望がございました。ぜひともこれについて積極的な検討を推し進めていただきたいと、そのように思います。  それで、二十一世紀は災害の世紀であるということで田村委員が常日ごろおっしゃっているわけでありますけれども、私も全く同意見でございまして、そういう認識にいるわけでござ……

第149回国会 災害対策特別委員会 第2号(2000/08/09、18期、公明党)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  長官が今おっしゃったように、まさに意欲をそがないような形での対策を十分とっていただきたいとお願いを私からも申し上げる次第です。  一日も早くやはり伊豆諸島の災害の関係についても鎮静化をしていただきたいわけでありますけれども、一方、有珠山の関係でございます。これは鎮静化したとは言われておりますが、ただ社会的状況、生活欲求の充足、それを考えていきますと、まだまだこれからのことだと私は思っております。有珠山でさまざまな対策をとっていくケースというのはこれらのさまざまな災害に対しても役に立つというふうに考えられるわけでございますので、そういった観点を含め……


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第150回国会(2000/09/21〜2000/12/01)

第150回国会 行政監視委員会 第1号(2000/11/20、18期、公明党)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  私は、まず最初に外務省にお聞きしたいんですけれども、国別援助計画作成における現地NGOの参加についての観点でございますけれども、今回の会計検査院の報告の中にも国別援助計画についての報告がありますけれども、この作成過程においては、外務省は他の援助国やNGOとの協議の結果等も考慮して援助計画を作成する、あるいは外務省本省は在外公館を通じて相手国政府の意見を聴取する、また民間企業、NGOの意見もあわせ聴取すると、このように書いてございます。  先ほど来からの答弁を聞いてまいりますと、NGOについては、効果的にNGO等の意見等の場を持つ、あるいは緊密な連……

第150回国会 国土・環境委員会 第2号(2000/11/09、18期、公明党)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  私は、さきの通常国会で成立いたしました循環型社会形成推進基本法、これに関連いたしまして、不法投棄の問題について取り上げたいと思います。  先日、川口長官も不法投棄の増加が依然として大きな社会問題になっているということで、所信的あいさつだったでしょうか、その中で述べていらっしゃいますけれども、これは循環型社会をつくり上げていく経過的な中では出てくる問題だとは思いますけれども、やはり十分にこれは対処していかなければいけない、極めて深刻な問題に発展し得る可能性もあると思いますので、それについて質問させていただきたいわけです。  十年度では不法投棄が千二……

第150回国会 国土・環境委員会 第4号(2000/11/16、18期、公明党)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  私は、法案審議に入る前に、前回の委員会で取り残した質問について確認をさせていただきたいと思います。  平成十一年の七月八日でありますけれども、内閣法の一部を改正する法律案等中央省庁等改革関連十七法案に関して、それに附帯決議がついておりまして、その附帯決議の一つとして、「省庁再編に伴う人事については、適材適所を旨として行うとともに、将来の人事に影響を与えるような既存省庁間の合意等は一切行わない」というふうに明示されているわけでありますが、この文言は極めて重要な意味がありますし、かつ十分効力のある重要なものである、そういうふうに私も考えておりますし、……

第150回国会 災害対策特別委員会 第2号(2000/10/11、18期、公明党)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  私も同様に鳥取県西部地震についてお聞きをしたいと思います。  前回、私は九月十八日の当委員会でも聞いておりますけれども、先ほど長官の方から、境港市については被災者生活再建支援法、これが適用されましたという御報告がございました。そのほかの市町村については適用されていないわけでありますけれども、法の執行については私はさまざまな点について不備があるという認識でおります。  全壊世帯が例えば市町村で十棟以上かあるいは都道府県で百棟以上が適用条件になっているわけでありますけれども、今回の適用された部分、市についてはよろしいんですけれども、同じような状況であ……


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第151回国会(2001/01/31〜2001/06/29)

第151回国会 環境委員会 第4号(2001/03/22、18期、公明党)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  まず最初に、私は、川口大臣に環境ホルモンの問題についての認識と対策についてお聞きしたいわけであります。  私は、一九九七年の三月に初めてエンドクリン問題という形で本会議で取り上げてまいりました。生殖系、免疫系あるいは神経系あるいはホルモン系、そういった面に対しての影響が懸念されるわけでありまして、やはり生命、生活、生存、それを守るという立場あるいは人間の安全保障、まずこういった観点から考えていきますと極めて重要な問題であると思います。あるいは、その教育、少子化への影響も決して否定することはできないように思います。  最近、国際科学技術財団の理事長……

第151回国会 環境委員会 第7号(2001/04/05、18期、公明党)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございますが、環境省設置法の一部を改正する法律案について、私は基本的に賛成でございます。  設置法の中については環境省が所掌するさまざまな事務について規定してございますので、その関連で質問をさせていただきたいと思いますけれども、環境省の持っている役割というのは極めて大きい。先ほど大臣からも答弁の中にありましたように、やはりその役割の中身についてどう対応していくかということについては拡充していかなければいけない。二十一世紀は環境の世紀とも言われておりますけれども、別の形から考えていきますと、災害の世紀、五十年後には世界の災害総額が三十数兆円になるというふうな話も聞……

第151回国会 環境委員会 第10号(2001/05/24、18期、公明党)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  川口環境大臣、御就任、再任おめでとうございます。また、風間副大臣、御就任おめでとうございます。  まず、私は最初に大臣にお伺いしたいわけでございますが、炭素汚染ということで、要するに炭素循環の関係がございます。いわゆる炭素循環のメカニズムにつきましては、かなり知見が積み重ねられてわかるような段階になってきていると思います。  そういった中で、メタンハイドレートという、極めてこれも開発という意味ではなかなか私は慎重にやっていかなくてはいけないと。そういった意味では、海洋生成物に関する開発制限条約、そういったものも必要でないかなと思っているわけであり……

第151回国会 環境委員会 第11号(2001/05/29、18期、公明党)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  同僚の委員が質問された中にも重なってくる部分があるかもしれませんが、質問をしたいと思います。  平成四年法律のいわゆる削減目標は二七%で、二〇〇〇年を目標にしていたということでございますが、この平成四年法律における削減の対策メニュー、これも午前中に大臣からも御答弁があったように記憶しておりますが、そのメニューはいかなる内容を想定していたのか、その辺について、二七%とメニューに対応する数値についてお示しをいただきたいと思います。
【次の発言】 今、八つの対策メニューの紹介がございましたけれども、それぞれについて、全特定地域についてですけれども、全体……

第151回国会 災害対策特別委員会 第5号(2001/06/06、18期、公明党)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  小泉総理は六月二十三日に有珠山の被災者等と対話集会をやる予定になっているそうでありますけれども、トップがそういう形でやっていくのは極めて望ましいと思っております。  有珠山の噴火災害の関係につきましても、私、もう十回近く現地に参りましたし、また十回近く質問もさせていただきました。スピーディーな対応をしていただきまして、本当に快く思っておりますが、三宅島の噴火による災害被災者に対してもよりスピーディーな対応をよろしくお願い申し上げたいと思います。  それで、富士の噴火の関係についても、タブー視をしないで、いわゆる初めての防災訓練が行われたということ……

第151回国会 予算委員会 第5号(2001/03/07、18期、公明党)

○加藤修一君 私は、ちょっと時間が短いですので、エネルギー問題と環境ホルモンに限定して質問をしたいと思います。  まず最初に、自然エネルギーについてでございますが、やはり地球温暖化問題等を含めて、極めてこういった面については深刻な状態に私はなってきていると思います。環境対策あるいは安全で安定したエネルギー資源、それをいかに確保するかということは極めて重要な問題で、そういった観点から、やはり自然エネルギーにいかに十分に対応するかということも環境の世紀としては差し迫った問題ではないかと思います。  それで、公明党といたしましても、二十一世紀の政治を築く大胆な政策としましてビッグ7チャレンジ、こうい……


加藤修一[参]委員会統計発言一覧(全期間)
17期-|18期|-19期-20期-21期-22期

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各種会議発言一覧(参議院18期)

加藤修一[参]委員会統計発言一覧(全期間)
17期-|18期|-19期-20期-21期-22期
第145回国会(1999/01/19〜1999/08/13)

第145回国会 国土・環境委員会、経済・産業委員会連合審査会 第1号(1999/07/01、18期、公明党)

○加藤修一君 公明党の加藤修一でございます。  私は、まず最初に通産省にお尋ねしたいんですけれども、非常に基本的な質問でございます。PRTRの対象物質についての質問でありますけれども、放射性物質を対象とすべきだという意見もございますが、今回は対象になっていないように私は聞いております。この辺についてはどのように御見解をお持ちでしょうか。
【次の発言】 放射性物質については、原子力発電所あるいは再処理工場の関係を含めて、規制されている基準値の値以下についてはごく微量でありますけれども排出されているというふうに聞いているわけであります。  この点に関連いたしまして、諸外国でもさまざまな形で報告書が……



加藤修一[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

加藤修一[参]在籍期 : 17期-|18期|-19期-20期-21期-22期
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