このページでは大塚耕平参議院議員の19期(2001/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は19期国会活動統計で確認できます。
○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚耕平です。ただいま議題となりました銀行法等の一部を改正する法律案について質問させていただきます。 今回の法律案は、皆様御承知のとおり、これまで非常に閉鎖的、硬直的であった銀行業界の変化に対応して、銀行法等を業界の実情に適応させることを主眼としたものであります。 銀行業界の変化は、第一に異業種参入等による新しい銀行の設立、第二に既存の銀行等による金融再編という二つの大きな流れによってもたらされています。 第一の異業種参入等による新しい銀行の設立は、最近のコンピューターテクノロジー、とりわけインターネットの普及と関係が深いことは申し上げるまでもありません。……
○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚耕平です。 ただいま議題となりました平成十五年度における公債の発行の特例に関する法律案及び所得税法等の一部を改正する法律案について質問いたします。 初めに、公債発行特例法案についてお伺いいたします。 三月五日の本院予算委員会において、国債発行三十兆円枠をめぐる我が党の直嶋幹事長の質問に対して、小泉総理は、私は十五年度も守るなんて全然言っていませんよと発言しました。確認のために過去の議事録を調べてみましたところ、小泉内閣発足直後の平成十三年五月九日、第百五十一通常国会衆議院本会議における枝野議員の質問に対して、総理は次のように答えています。枝野議員にお答……
○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚耕平です。 ただいま議題となりました保険業法の一部を改正する法律案に反対する立場から討論を行います。 本法案の問題点、論理矛盾点を挙げれば枚挙にいとまがなく、これほどずさんな法案をよく提出したものだと、ただただ感心するばかりであります。 以下、主な反対理由のみ申し述べます。 まず第一にお伝えしたい点は、仮に本法案が成立した場合、どのような生命保険会社について予定利率引下げを認めるのかという基準であります。 金融庁は向こう十年間は経営の心配はないものの破綻の蓋然性がある先を想定していることが審議の中で明らかになりました。これを他の民間企業に例えて言え……
○大塚耕平君 私は、民主党・新緑風会を代表して、平成十六年度における公債の発行の特例に関する法律案及び所得税法等の一部を改正する法律案に反対する立場で討論を行います。 初めに、所得税法等改正案について申し述べます。 本法案には、投資促進を図るための租税条約締結に伴う所要の改正や、中小企業育成を企図したエンジェル税制の拡充など、賛意を示すべき項目も含まれてはおりますものの、幾つかの点で是正を要する内容となっております。 第一に、年金税制の問題です。 本案には、公的年金等控除における高齢者特例や老年者控除の廃止など、六十五歳以上の世代への負担増を課す内容が含まれています。諸控除縮小に伴う課……
○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚耕平です。 ただいま議題となりました二法案について、関係大臣に質問をさせていただきます。 初めに、証取法改正案について竹中金融担当大臣にお伺いいたします。 我が国の金融制度は、四つの自由化を軸に変革が進められています。為替・資本移動の自由化、金利の自由化、業務の自由化、そして本法案の対象である参入の自由化であります。日本が目指すべき新しい金融制度は、この四つが担保された上で、金融行政当局が決済インフラとセーフティーネットという公共財を提供するという構造です。ビジネスや行政のルールを極力明確にし、行政当局はルール遵守状況の監視と違反者に対して罰則を科すこ……
○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚耕平でございます。 ただいま同僚の森ゆうこ議員から、私の敬愛する森ゆうこ議員から御提案のありました国井厚生労働委員長の解任決議案に賛成する立場から討論を行わせていただきます。 まず冒頭、与党の皆さんが御心配になるといけませんので御説明をいたしますと、別にこれは原稿ではございません。後ほどこの中身については説明をさせていただきます。 冒頭、この場をおかりいたしまして、昨年イラクでお亡くなりになられました私の大学時代のクラブの先輩である奥克彦大使の御冥福をお祈りさせていただきますとともに、私の勤務しておりました日銀の新潟支店の先輩御両親の娘さんである横田め……
○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚耕平です。 ただいま提案されました動議に反対する立場から討論を行います。 ただいまの動議では、金融強化法案と預金保険法改正案の審議を直ちに行うということでありますが、そもそも本法案は、先ほど来の御説明にありますように、四月二十三日に衆議院本会議で採決され、本院に送られてきたものであります。参議院本会議で趣旨説明及び質疑が行われたのは五月二十八日になってからであります。中間報告を直ちに審議することの動議に私どもが多少でも理解を示すためには、約一か月間、与党側の皆様がどのような事情でつるしを下ろす要請を行わなかったのか、その真相を伺うことが大前提であります。……
○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚でございます。 きょうは、塩川大臣、桝屋副大臣に貴重なお時間をいただきましてありがとうございます。 きょうは、現下の緊急課題ということで、医療行政にかかわる話をさせていただきますが、最終的には財政負担にかかわってくる話だということで、塩川大臣にも御同席いただきまして、直接の質問は大変少のうございますが、お時間をちょうだいいたしましてまことに申しわけございません。冒頭にお礼を申し上げたいと思います。 今、お手元に資料を配らせていただきます。(資料配付) まず、資料がまだお手元に行っていない場合はわかりにくいかもしれませんが、公正取引委員会にお伺いをした……
○大塚耕平君 おはようございます。 民主党の大塚でございます。初登板でございますので、いろいろ粗相があるかと思いますが、ひとつ御容赦いただきたいと思います。 去年の十二月まで私も日銀に勤務しておりました関係で、金融政策は非常に一般の方にはわかりにくい分野かもしれませんので、余りマニアックな質疑応答にならないようにということと、上司にお伺いを立てるような質疑にならないように気をつけてやらせていただきたいと思いますので、御配慮いただきたいと思います。 まず初めに、ゼロ金利政策について若干お伺いしたいと思っております。 まず、皆様御承知のとおり、平成十一年の二月十二日の政策決定会合に関する対……
○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。 先日は、代表質問で両大臣にはいろいろと御高説を聞かせていただきまして、どうもありがとうございました。 きょうは、百十五分ということで長い時間をちょうだいしておりますので、余り皆さん眠くならないようにやらしていただければと思っておりますが、せんだっての代表質問でも申し上げましたように、今回の銀行法改正、これ自体は確かに必要なことですので、いただいた時間の中で、前半はこの改正の内容ないしは改正に至るプロセスについて少し具体的なお話を承りまして、後半については、また先般の代表質問のときのように、そもそも金融再編は何のためにやるのかということに加えて、金融……
○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。 皆さん、お疲れのところ、またしばらくおつき合いいただきたいと思いますが、大臣もきのう、きょうとずっと、私も予算委員会やテレビで拝見しておりました。お疲れさまでございます。 もうかなり似たような質問が飛び交っていますので、少し楽しんでいただける質問も用意しながらやらせていただきたいと思いますが、最初に、きょうは随分政府参考人の皆さんにおいでいただきましたが、時間が若干短くなったという話もございますので、むだ足をさせる結果になるかもしれませんが、その点、あらかじめ御了承をいただきたいというふうに思います。 今回、剰余金を財政法六条一項の規定どおりに処……
○大塚耕平君 期せずしてリチャード・クーさん対植草一秀さんの議論を聞いているような気持ちでしたね。タイプ的には櫻井先生の方が植草先生っぽいんですけれども、立場が逆で非常に興味深い議論で、私も参戦させていただきたいところですが、ちょっと話を株式保有制限の方に戻しまして、そちらの方から入らせていただきます。 せんだってのこの委員会の審議で銀行法改正、異業種参入に伴う銀行法改正の議論をさせていただいたと思うんですが、柳澤大臣にお伺いしたいんですが、異業種から銀行業に参入してくる方々が出てきたということは、そしてそれに伴って銀行法を改正したということは、銀行業務はいろんな方ができるようになってきたと……
○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚でございます。おはようございます。 一年前の今ごろは日銀の職員として相沢先生の金問調のメモ取りをしたり塩崎先生の企業会計処理のメモ取りをしていましたので、何か妙な気分がいたしますが、きょうはRCCの機能強化に関して幾つか御質問をさせていただきたいというふうに思っております。 まず冒頭、多数の参考人の皆さんにおいでいただきまして、本当にありがとうございます。きょうは、展開によっては十分に御質問させていただけないケースもございますが、その場合は準備がむだになりますが、どうか御容赦いただきたいというふうに思っております。 まずRCCの鬼追社長にお伺いしたいん……
○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚でございます。 昨日、この場所において行政監視委員会で、厚生労働省に今年の春の診療報酬改定について御質問させていただきました。今日はその続きということで質問をさせていただきたいと思います。 先ほど宮崎先生も診療報酬改定についていろいろ御質問をされましたが、昨日の議論、行政監視委員会を兼ねておられる先生方は聞いていただきましたが、そうではない先生方もおいでになられますので、少しお手元にお配りをさせていただきました資料をレビューしながら問題点をまず整理をさせていただきたいと思います。 今、お手元に二種類資料を配らせていただきました。横書きの資料一から五、縦……
○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚でございます。各大臣の皆様方におかれましては、お忙しいところ、ありがとうございます。 今日は、行政監視委員会ということで、地方債をめぐる問題と、それからこの春の医療保険制度の改定にかかわる問題と二つ取り上げさせていただきたいと思います。 まず、地方債の問題からお伺いをしたいんですが、いきなり通告をしていない質問で恐縮ですが、財務大臣、もしよろしければ、国債の保有者、大体保有が金融機関とか個人とかいろいろあると思いますが、大体どんなふうに、所管の大臣として、日本の国が発行している国債の保有者は構成されているかについてちょっとお答えをいただければと思うんです……
○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚でございます。 今日は、坂口大臣、それから大塚保険局長並びに尾辻財務副大臣にお忙しいところおいでいただいておりますが、ありがとうございます。 現在、健保法の改正案が本院で審議されておりますが、それに関連して、現在の医療保険制度が適切に運営されているかどうかという観点から今日は質問をさせていただきたいと思っております。 昨年の秋の臨時国会から、厚生省の皆さんには大変いろいろと勉強させていただいておりまして、その点、本席をおかりしてまずは御礼申し上げたいと思います。大変いろんな御負担を掛けていると思います。 しかし、今、健保法の改正案が大議論をされておる……
○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。 今日は、両大臣、後ほど日銀総裁もおいでいただけるそうですが、お忙しい中ありがとうございます。 今、清水先生からいろいろ積極的な御提言があって、何か野党の質問を聞いているようで、私はどっちかというと決して減税反対じゃなくて、税を集めてもそれをちゃんと使わなかったら意味がないわけですから、歳出の方がきちっとできないんでしたらむしろ減税をして、歳出を削減をして減税をした方が現下の局面ではむしろ経済効果あるんじゃないかという面もあって、この点に関しては竹中さんに私は決して反対じゃなくて、今お話聞いていてなかなか難しいなと、与野党逆転したみたいだなと思ってい……
○大塚耕平君 私は、民主党・新緑風会を代表して、本委員会に付託された平成十四年度における公債の発行の特例等に関する法律案、租税特別措置法等の一部を改正する法律案に反対する立場から討論を行います。 まず、公債発行特例法について、反対する理由を二点申し述べます。 第一に、平成十四年度当初予算編成に当たり、真に必要性があり、経済効果のあるものに限定した歳出計画を組成し、その上で想定される歳入が不足するならば、公債発行の特例を設けることもやむを得ないものと考えます。 しかしながら、歳出計画の事業別シェアや省庁別シェアを見ても、そうした工夫の跡は見られず、さらには、外務省本省予算の中に北方四島支援……
○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚でございます。 今日は、前田社長、山本会長はお忙しいところをおいでいただきましてありがとうございます。大変今世間の関心になっておりますみずほグループさんのシステム危機を中心にお伺いさせていただきますが、最後の方で時間がありましたら竹中大臣にも一つだけ御登場いただきたいと思っていますので、よろしければ最後までいていただきたいなと思います。 私も日本銀行のIT部門に随分おりましたので、本当に今、システムトラブルが起きて、開発セクションの方々が大変な御苦労をしておられるだろうということは本当にお察し申し上げます。とはいいつつ、今回のトラブル自体は、日本の金融シ……
○大塚耕平君 今、入澤先生に大分私も関心があるところを聞いていただいたんですけれども、本人確認法に関してちょっと基本的なところを教えていただきたいんですが、今の入澤先生の質疑でも明らかになりましたが、本人確認の際に偽った人とか、あるいはその本人確認義務に関して是正命令を受けた金融機関に対する罰則はあるんですけれども、金融機関が本人確認義務を十分に果たしていなかった場合の罰則というのは、この中には入っていないというふうに理解してよろしいんでしょうか。
【次の発言】 そうすると、適正に果たしていたかどうかというのは、どういう基準で判断することになるんでしょうか。
○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。 塩川大臣、柳澤大臣には、連日お呼び立てして誠に申し訳ございません。 先ほど山下委員が国債の格付の話をしておられたんで、ちょっと触れさせていただきたいんですが、まあ塩川大臣、大層お怒りで、格付機関の格付には根拠がないじゃないかと言っておられる。そういう抗弁の仕方もあろうかと思うんですが、格付機関やあるいはBISもそうですけれども、これはかなり政治的な利害が絡んでいて、必ずしもBISのルールにしても格付機関の判断にしても客観的じゃないかもしれないなということはもう以前から言われているわけですので、これは私からの御提案ですけれども、余り根拠がはっきりしな……
○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚でございます。 今日は日銀総裁、財務大臣、金融担当大臣、お忙しいところをおいでいただきましてありがとうございます。 今日は日銀報告についての質疑ということですが、私も当委員会に所属させていただいてこれでほぼ一年たちますので、一年間議論させていただいたことを少し概観する意味も込めて包括的な質問をさせていただきたいなというふうに思っております。 まず最初に、御承知の方も多いと思いますが、六月にFRBが、日本の金融政策の九〇年代の失敗について、一体どういうことだったのかというレポートを出したわけですが、日銀自身も整理しておられますが、その中には四つほどポイン……
○大塚耕平君 おはようございます。民主党・新緑風会の大塚でございます。 塩川大臣、速水総裁、竹中大臣におかれては、この難局に重責を担われておられますことに本当に心から敬意を表したいと思います。また、竹中大臣は櫻井議員の鋭い質問に一時間耐えていただいて、残りの五十分はちょっと自由な議論をさせていただきたいなと思っておりますが。 今日はお手元に、また時間が余りありませんので、議論が拡散しないように資料を作りましてお配りをさせていただきました。 この一ページ目にありますのは、おっしゃるように、これは「論客」なんというのは大変僣越なことを週刊朝日に書いていただいて、私、竹中大臣とこうやって並べて……
○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚でございます。 私も、林委員が今冒頭おっしゃられましたように、今日は議員立法が三つ出ておりまして、本当にこれが議会のあるべき姿ではないかなと。与党から四本ぐらい出たら、国会中に三本ぐらいが可決されて、野党から四本ぐらい出たら一本だけ可決されて、閣法が二本出てきて一本成立すると、こんな姿が本当の議会の在り方ではないかなと私も思います。 今日はまた時間が限られておりますので、議論が拡散しないように、お手元に今資料を配らせていただいておりますが、主に株式取得機構の話を中心に発議者の皆様に御意見なり御質問をさせていただきたいと思っております。 まず金融庁に少し……
○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚でございます。 ただいま議題となりました銀行等の株式等の保有の制限等に関する法律の一部を改正する法律案について、反対の立場から討論を行います。 厳しい経済状況が続く中、私たち立法府に身を置く者には効果的かつ合理的な経済対策を講じていくことが求められています。そうした観点から今回の改正案の適否を検討した結果、以下の理由から、残念ながら反対せざるを得ないものと考えます。 まず第一に、そもそも銀行等保有株式取得機構が現時点で有効に機能していないことです。 発足以来の買取り額は千四百九十六億円にとどまり、特に直近の半年間に限ってみると、わずか百九十五億円とい……
○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚でございます。 今日は二つの独立行政法人化の法案について九十分時間をいただいておりますので、まずこの独立行政法人に関する内容について議論をさせていただきました後に、時間が余りましたら少し財政運営の話などについてお伺いをさせていただきたいと思います。 まず、万博協会の方からお伺いをしたいんですが、これは衆議院の特殊法人特別委員会でも既に我が党の永田議員やあるいは自由党の都築議員がいろいろお伺いをしておりますので、重複を避けて質問をさせていただきたいと思います。 最初から結論を申し上げるのはどうかと思いますが、やはり私としては、この万博公園、私も大阪に住ん……
○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚でございます。
今日は法律について質問をさせていただきたいと思いますが、衆議院での議事録等々は拝読しておりますので、なるべく重複のないように質問をさせていただきたいと思います。
まず、先に金融機関組織再編特措法の方からお伺いしたいんですけれども、これは手続の簡素化とか資本増強等の特例措置を講じるということなわけですが、こういう法律が必要になったということは、今まで何が問題だったということなんでしょうか。まずそこからお伺いしたいんですけれども、答弁者はどなたでも結構です。
【次の発言】 こういう金融環境ですからニーズがあるというのは分かるんですけれども、今……
○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚耕平です。 ただいま議題となりました預金保険法及び金融機関等の更生手続の特例等に関する法律の一部を改正する法律案及び金融機関等の組織再編成の促進に関する特別措置法案について、原案に反対、峰崎委員から提出された修正案に賛成の立場から討論を行います。 初めに、預金保険法改正案について意見を申し上げます。 委員各位も御承知のとおり、預金の全額保護を行わない制度のことをペイオフ制度と言います。平成十七年度にはペイオフ制度を解禁するが、一部の預金は全額保護するという論理構成は、ペイオフ制度ではないペイオフ制度を導入するという摩訶不思議な物言いであり、国産牛肉を輸……
○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。 今日は時間も限られておりますので、できるだけ事前に提示申し上げました質問に沿って質疑をさせていただきたいと思いますが、今の西銘先生のお話も聞いていて大分疑問点もふつふつとわいてまいりましたので、若干脱線するかもしれませが、お許しいただきたいと思います。 私も、去年、党の仕事で沖縄、五回行っておりまして、議員になってから都合もう十回近く行っているんですが、去年は沖縄の米軍基地は全部訪問させていただきました。そして、グレグソン四軍司令官とも二度面談をさせていただいて、また基地内の見学もさせていただき、そして、米軍の皆さんの刑事事件というものが決して一般……
○大塚耕平君 民主党の大塚耕平でございます。 両大臣は大分この問題では答弁に立たれておられてお疲れのようでございますが、今日もお付き合いいただきたいと思います。 参議院の質疑での冒頭に自民党の世耕さんから大変御高説を賜ったわけでありますが、何分抽象的なテーマですので、どうしても具体例をもって話をしないとなかなかイメージがわかないという点がございまして、瑣末な話もいかがなものかと思いますが、余り抽象的な話ばっかりしていますと粗末な話になりますので、瑣末でもなく粗末でもない話をさしていただきたいと思っております。 最初に、この間、世耕さんのお話を伺っていて大変興味深いなと思った点をちょっと確……
○大塚耕平君 今、峰崎先生や浜田先生ほか諸先輩の議論を聞いていてちょっと急に聞きたくなっちゃったんですが、大武局長はまだいらっしゃいますか。
先ほど、消費税だけではなくて所得税も空洞化して非常に日本は税負担が低くなってきているというお話があったんですけれども、確かに課税負担率は低くなってきていますけれども、その一方で納税者の担税感というんですか、重税感は重いという、この何といいますか不均衡がなぜかということについてちょっと御感想があればお伺いしたいんですけれども、その原因は何だと思われますか。
【次の発言】 今お答えいただいた論点というのは、課税負担率は低いけれども担税感は重いと、このギャッ……
○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。 今日は、財務省、金融庁の予算の委嘱審査ということでございますが、財務省におかれましては、財務省自身の予算もさることながら、他省庁の予算を審査、監督するお立場にあるわけでありまして、本委員会でも過去に何度か、いかに他省庁の予算が適切に使われているかどうかを塩川大臣にも聞いていただいたことがあろうかと思います。今回も若干他省庁の話から入らせていただきまして、ひとつ大臣の御参考にしていただければと思います。 まず、外務省においでいただいていると思うんですが、十三年度の二次補正予算の審議のときにもお伺いしたんですが、査証WAN、ビザですね、海外に行くときの……
○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。 総裁外御同行の皆様方ももう丸三時間座り続けで、総裁は立ったり座ったりで本当にお疲れさまでございます。しばらくお座りいただいて、岩田副総裁においでいただきましたので、岩田副総裁を中心にお伺いをさせていただきたいと思います。 岩田副総裁には内閣府の時代にも二度ほど本席においでいただいて、またお目にかかれて大変光栄でございます。 三時間近くずっと総裁の御発言も聞いていて、ここでも二年近くいろいろ議論さしていただいているわけでございますが、本当に金融政策、この局面でどなたがやっても大変難しいということはよく分かりますので皆様方の御苦労はお察し申し上げるわ……
○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。 午前中は大臣には予算委員会でもお付き合いいただきまして、ありがとうございました。予算委員会でもお伺いしましたように、やはりたまたま今起きている問題が、今日この本席で議論する公認会計士法の改正案とは大変つながりが深いものですから、午前中の積み残しがちょっと一問ありますので、それを消化してから公認会計士法の具体的な話に入らせていただきたいと思います。 りそな銀行にこれから公的資金が投入される予定で、あした、その申請の締切り期限だというお話が再三ございましたけれども、新聞報道等でもう金額とかいろんな情報が流れていますが、現時点で、現時点でお持ちになってい……
○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。
今日は、我が党の国対委員長の命令で百五十分も時間をちょうだいしてしまいましたので、どのように時間を使わせていただくのか大変頭を悩ませたんですけれども、少しでもお役に立つ議論ができればなというふうに思っております。
まず最初に、資料の方は今配付されていますでしょうか。
【次の発言】 済みません。
今日は、生保の予定利率の引下げの問題ではあるんですが、やはり生保に限らず銀行も非常に経営が厳しいというのは、これは株価が大変低迷していたり経済全体が低迷していることが大きな背景でありまして、必ずしも銀行経営者、生保経営者だけの責任ではないということはもう重……
○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。
お願いしていた参考人の方々がおいでになっていないようで私としては大変不満でありますけれども、まずは、先週火曜日に御提示を申し上げました資料について一週間後に調査結果を聞かせていただけるというお話でしたので、大臣からその内容を承りたいと思います。
【次の発言】 大変きっちりと調査をしていただいた様子がうかがわれ、今真摯にお答えいただいたことは高く評価したいと思いますが、今、大臣が御発言になった調査結果の内容及びその違法性、合法性の判断、そして処分の内容等については、今後のこの金融行政や今審議しているこの保険業法の改正案の議論においても極めて示唆に富む内……
○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。 午前中の公聴人の皆さんのお話を聞いておりまして、その中で村田公述人から、まあ日本生命の方ですけれども、保険契約の約束を守るということは大事だけれども、約束を守らない方が契約者のためにいい場合にはそういう選択もあるんだという御発言があって、その発言に対して自由党の平野先生から、いやしかし、そういうことであれば、それは国家として、国家としてどうするかという対応をすればいいのではないかというお話があって、私も全く本当にそのとおりだと思うんですね。約束を守るというのは、私企業の信頼を維持するためのこれは源泉でありますので、言ってみればゴーイングコンサーンを維……
○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。おはようございます。
それでは、前回、竹中大臣に御答弁いただいた内容について、何点か追加の質問を提示させていただきましたので、それについての御回答を冒頭お伺いしたいと思います。
【次の発言】 前回の御答弁、そして今日の御答弁と大変重要な内容を一杯含んでおりまして、もうこれは今日限られた時間でもちろん討議し尽くせるものではないと思いますので、今国会中あるいは次の国会にもまたがって恐らく様々な場面で議論をさせていただく必要があると思っております。これはもう行政法あるいは行政手続法の学界関係者やあるいは実務関係者にとっては、今回の御答弁、そして前回の御答弁、……
○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚耕平です。 ただいま議題となりました保険業法の一部を改正する法律案に反対する立場から討論を行います。 今次改正案の問題点、論理矛盾点を挙げれば枚挙にいとまがなく、これほどずさんな法案をよく提出したものだと、ただただ感心するばかりであります。また、保険業法改正案は今国会二度目の提出です。統一地方選挙への影響をおもんぱかって、国民に不人気な今次改正部分だけを先送りしたと言われていますが、政府のそうした姿勢も厳しく糾弾されなくてはなりません。 以下、主な反対理由のみ申し述べます。 第一に、仮に改正案が成立しても、すべての生命保険会社が予定利率引下げを申請す……
○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。おはようございます。 今日は、株式取得機構の三木理事長と日銀の三谷理事におかれては、お忙しいところをどうもありがとうございます。 まず最初に、やみ金融法案の方ですが、私はこれについては特に質問はございませんけれども、竹中大臣に是非お願いをしておきたいのは、こういう御商売をされる皆様方は当然原資がなければ仕事ができないわけでありまして、その原資というのは一体どこから回ってきているのだということで、確たることは申し上げられませんが、金融機関の皆さんの融資というものが巡り巡ってそういったところの原資になっているという話も聞かれますので、今後の金融機関の検査……
○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。 竹中大臣、伊藤副大臣におかれては、今回の経緯はともかく、先々週以来、大変お疲れのところを本当に敬意を表したいと思います。しかし、お疲れも見えないそのタフさは私も見習いたいと思いますけれども。 総理に最初にお伺いしたいと思いますが、昨日、菅代表と総理が外交・安保の問題を議論しておられるときに、外交・安保政策については考え方はいろいろあると、与党と野党で考え方が違って当然ではないかと、こういうことを言っておられました。私も全くそれはそのとおりだと思いますが、金融問題や経済問題についてもそういうことでよろしいでしょうか。
○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。風邪ぎみで、ちょっと鼻声でございますが、お聞き苦しいのをお許しいただきたいと思います。 先ほど矢野委員と谷委員の間で選挙をめぐっていろいろ意見が交わされておりましたが、お茶を濁すようで恐縮でございますが、私どもの選挙は、何か特定の金融機関や特定の企業を救ったり救わなかったりするために選挙をやっているわけではございませんので、いかなる企業、金融機関であろうとも、財務内容に基づいて整々とルールの下で運営、処理されていくことは、これはやむを得ないことだというふうに思っております。 谷委員の質疑を聞いていてちょっと疑問になった点がありますので、二、三確認させ……
○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。 今日は、この破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告の報告書に即して質問をさせていただきたいと思います。 確かに、景気あるいは金融機関の経営状況がターニングポイントを迎えつつあるなというのは、同じような認識を持っておりますので、今日はそのターニングポイントをより確かなものとするために、二つほど気になる点を聞かせていただきたいと思います。 まず、事実関係の確認をさせていただきたいんですが、今現在の、あるいは三月末でも結構ですが、公的資金投入の現状について数字的な御報告をしていただきたいと思います。
○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。 今日は決算委員会で初めて質問をさせていただきますが、あした財政金融委員会で九十分質問させていただきますので、合わせて百四十分ということで議論をさせていただきたいなと、そう思っております。 当委員会におかれましては特別会計の見直しということを今取り組んでおられるそうでございますが、私もこの昨年の十一月の報告書は拝見をいたしました。 そこで、まず事実関係を確認させていただきたいんですが、平成十六年度予算における一般会計、特別会計の歳出総額、それから両者の重複分を控除した両会計の金額及び国庫歳出の総額について、まず事実関係をお伺いしたいと思います。
○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚でございます。ちょっと鼻声でお聞き苦しいかと思いますが、よろしくお願いいたします。 三年前の選挙で当選させていただいて以来、この委員会にずっと所属をさせていただいているんですが、財務大臣は塩川大臣に続いて谷垣大臣、そして金融担当大臣は柳澤大臣と竹中大臣という大変立派な大臣の皆様方と質疑をさせていただけることを本当に、これはお世辞ではなくて、光栄に思っております。 谷垣大臣とは初めて質疑をさせていただきますので、冒頭に私の心構えといいますか、所信を申し述べさせていただきますと、財務省の皆様方はどう思っておられるか分かりませんが、この委員会の最初のころに申し……
○大塚耕平君 私は、ただいま可決されました外国為替及び外国貿易法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び無所属の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 外国為替及び外国貿易法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 政府は、外国為替及び外国貿易法第十条に基づき、我が国の平和及び安全の維持のため特に必要があるとして閣議により措置を講ずべきことを決定し、当該措置を講じた場合には、速やかにその理由を公表すること。 右決議する。 以上でございます。 何と……
○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。 竹中大臣から当委員会は大変有意義だという御発言をいただいて、私も委員会の一員として大変うれしく思います。私も、お世辞抜きで、三年前に当選させていただいて、国会でこういう議論ができるとは思っていませんでしたので、例えば今の話なんかをずっと伺っていても、日本で、日本の国会でこういう議論が行われているというのを、これを翻訳してグリーンスパンさんに教えてあげたら結構喜ぶと思いますね。ただ、そういう話を聞いて、お伺いしていて、何かうれしくなって眠気が覚めちゃう自分が寂しいんですけれども、大変面白い話を聞かせていただきました。 谷垣大臣、塩川前大臣には私も随分……
○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。 竹中大臣におかれては、午後また質問をさせていただきますので、建設的な御答弁をいただけることを期待いたしまして、委員長のお許しをいただければ御退席いただいて結構です。 今、入澤先生から大変興味深いといいますか、基本的には賛同できるお話をお伺いしたわけですが、私ども、あるいは私も別に公共事業が悪いなどとは思っておりませんで、私なんかも地元でよく話をしますときは、私が子供のころは、NHKのニュースで、それこそ景気対策だというと補正予算を組む、公共事業をやる、あるいは公定歩合を下げるという、そういう一連の景気対策のシナリオというのは言わば定番化していまして……
○大塚耕平君 私は、民主党・新緑風会を代表して、平成十六年度における公債の発行の特例に関する法律案及び所得税法等の一部を改正する法律案に反対する立場で討論を行います。 初めに、所得税法等改正案について申し述べます。 本法案には、投資促進を図るための租税条約締結に伴う所要の改正や、中小企業育成を企図したエンゼル税制の拡充など、賛意を示すべき項目も含まれてはおりますものの、幾つかの点で是正を要する内容となっております。 第一に、年金税制の問題です。 本案には、公的年金等控除における高齢者特例や老年者控除の廃止など、六十五歳以上の世代への負担増を課す内容が含まれています。諸控除縮小に伴う課税……
○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。 まず、私の所属する党が今大変混乱をしておりまして、国会運営にも影響を来しております点につきましては、党所属の議員として委員の先生方にも深くおわびを申し上げたいと思っております。できるだけ早く事態を収拾して正常化を図りたいというふうに思います。 さて、今日は財政健全化に関する集中審議ということで大変貴重なお時間をお取りいただきましたので、できるだけ有意義な話を、議論をさせていただきたいと思いますが、実は昨日も決算委員会で谷垣大臣と特別会計を含む公会計の見直しというテーマで議論をさせていただいたわけでございますが、何しろ日本の財政を健全化させるために何……
○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。 今、山根委員の最後の方で経済についての仕組みの教育のお話が出ましたが、私の地元の事務所にも二年前に女子高生から陳情が参りまして、女子高生の陳情というのは珍しいなと思っていまして、何を御希望ですかと聞きましたら、何か某証券会社がインターネット上で取引の言わば模擬売買のシステムを提供していまして、それをやりたいと思って学校の先生に仕組みを教えてくださいと言ったら、学校の先生が分からないから家で聞いてきてくださいと言われて、お父さん、お母さんに聞いたら近所に政治家の事務所があるからそこで聞いてこいと言われたということで、三回ほど講義をさせていただいて、でも……
○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。 今日は日銀総裁にもおいでいただきまして、どうもありがとうございます。 先ほど平野委員もおっしゃいましたが、いよいよ金融機能強化法の審議に入ることができました。私も大変複雑な気持ちでございますが、今日はほかの委員会の動きにも今後大きく影響されると思いますので、まずは淡々と審議を始めさせていただきたいと思います。 林委員が過去の金融行政及びその金融行政をめぐる様々な法律について流れを総括してくださいましたが、私も、冒頭、印象を申し上げますと、私は二〇〇一年からこの委員会に所属させていただいて、平野さんと同じタイミングから議論をさせていただいているわけ……
○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。 前回、途中で審議が中断されましたので、中断した部分から質問をさしていただきたいと思います。中断したときにはちょうどUFJのお話をお伺いをしようとしていたところなんですが、UFJのことは後ほどお伺いするといたしまして、事前に通告を申し上げた質問から入らしていただきたいと思います。 今回の法案では、公的資金を注入を申請してきた銀行に対してはいろんな義務を課すということになっておるわけでありますが、第五条の第十一号に、その際に提出される経営強化計画に関連して、「経営強化計画を提出した金融機関等により適切に資産の査定がされていること。」というふうに書かれて……
○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。 今国会は多分これが最後の質問ということになりますので、いろいろ申し上げたいことは私も平野委員と同様にございますが、無駄話をやめて質問に入らさせていただきたいと思います。 年金制度については取りあえずの改正案が成立したわけでありますが、どうも与党の皆さんの御認識も大分我々と接近してくださっているような気もいたしますし、それから国民の皆さんの関心の高まりなども考えますと、このまま二〇一七年まで今回の改正された内容で粛々と続くということではないんではないかという気がしております。来月、参議院選挙ありますが、ひょっとするとその次の大きな選挙は衆参ダブル選挙……
○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚でございます。 片山委員長におしかりを受けないようにしっかりとやらさせていただきたいと思います。 今、委員の皆様方のお手元には日本の経済の先行きについての推計をした資料などをお配りをさせていただきました。竹中大臣が衆議院において、我が党の小泉議員に対して、野党も経済見通しを出してくれたらちゃんと審議をするというふうに言っておられましたので、数字を出させていただきました。 まず、お手元の一枚目の資料には、私どもの推計、それから内閣府の推計、それから財務省の試算、この三つの概要を比較をさせていただいております。 冒頭お断りを申し上げますが、私どもが行いま……
○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚でございます。 今日は戸松先生には大変貴重なお時間を、わざわざおいでいただきまして、ありがとうございました。 興味深いお話を聞かせていただいたんですが、今、野沢先生も触れられましたけれども、今日からちょうど人権擁護法が参議院先議ということで審議入りして、大変絶妙のタイミングで貴重なお話をお伺いできたなというふうに思っておりますが。 先生、先ほど人権擁護法はいずれ成立すると思いますがというふうにおっしゃられましたが、これから審議しますので、別に成立が予定調和の原則として既にビルトインされているわけではありませんので、この人権擁護法、せっかく今日から審議入……
○大塚耕平君 民主党の大塚と申します。中島先生、百地先生、どうもありがとうございました。 早速なんですけれども、両先生とも公共の福祉という言葉と公益という言葉を両方使っておられましたので、これはほとんど同じ意味で使っておられるという前提で質問をさせていただきたいと思いますけれども、まず、私も憲法は別に専門じゃないですし、しばらくこういう分野から離れていましたので、憲法学の世界で公共の福祉とか公益というものについて通説とか皆さんが共有しておられる定義があるのかなと思って拝聴していたわけですけれども、中島先生のレジュメの四ページにも、経済産業省の答申を御引用になられて、「公益の具体的内容を確定す……
○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚でございます。 多岐にわたるお話を外務省、経済産業省両省からお伺いしまして、大変参考になりました。途中で、どちらがお話しになられたか記憶しておりませんが、要は、ASEANのマーケットをアメリカ、中国、そしていずれはインド、こういったところと言ってみれば取り合わなきゃいけないと、こういうような表現がおありだったと思うんですけれども、インドは分かりませんけれども、アメリカとか中国というのは、こういう通商交渉やあるいは国家間の交渉をするときの戦略というかベンチマークが割とはっきりしているわけでありまして、日本のASEANマーケットを取り込むための今後の戦略という……
○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。 三点お伺いをしたいんですけれども、総務省から御説明いただいた資料の十ページとか十一ページを見ると、日本は韓国と並んで、あるいはインターネットの利用者ですと中国と並んで大変この分野の先進国だという御説明だったわけですけれども、御承知かと思いますけれども、暗号化の技術というのは、これはアメリカが一番ビット数の長い暗号キーの技術は独占していますので、インターネットをこれだけ使うということはすべての情報がアメリカに筒抜けだということなんですね。それはもう月尾審議官なんかはよく御存じだと思いますけれども。したがって、暗号技術について今アメリカが独占している技術……
○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。 関参考人に一つだけお伺いしたいと思います。為替相場について、ドルペッグで今ですと一ドル八・二七元に抑えていらっしゃるというお話があったんですが、上海の外国為替市場の実情を漏れ伝え聞くところによると、中国に入っているドルのうち人民銀行が買い上げられているのは全体の二、三割にすぎないという話もあって、実はドルが滞留しているという話もあります。 したがって、これ何を申し上げているかというと、中国人民銀行がきちっと外貨を買い上げて、輸出企業からいえば外貨を売って元を買うという行為をすれば、実は人民元というのはもう少し上昇圧力がもっと掛かるはずではないかとい……
○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。 今日は、両参考人から貴重なお話をお伺いしまして、大変勉強になりました。 まず、ちょっと細かい点で恐縮なんですが、それぞれに二つずつ事実確認というか、更に勉強させていただきたいんですが、まず、国宗参考人におかれましては、レジュメをいただいていますが、この三ページ目に、最後の方で結論として、技術等の「能力をコスト低減のための技術開発にのみ注ぎ込むのは危険である。」と、こういうくだりがあるわけなんですけれども、それは私もおっしゃるとおりだと思いまして、具体的に、じゃ、どういうふうにしてそういう状況を回避するのかと。例えば、企業経営において、資本の一定割合……
○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。 大変両参考人には、面白い話を聞かせていただいてありがとうございました。何の委員会だったかなと思って途中から分からなくなってきましたけれども。 私も自分のホームページはカナダのサーバーに置かせていただいていて、インターネットの恩恵をフルに享受して安上がりに事務所運営させていただいていますけれども。いや、お伺いした話はもうごもっともな話ばかりなので、お二人への御質問は最後に同じ質問をさせていただきますけれども、いかにこのままいくと日本が、多分アジアの中でも、この分野においては、あるいはこの分野を契機に後進国になっていくかという危惧を抱いているわけですが……
○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。今日はちょっと遅刻をいたしまして、大変失礼いたしました。 これでこの東アジア経済の現状と展望の調査、一区切りだと思いますので、ひとつお願いと簡単な質問を申し上げたいんですけれども。 よくアメリカの、あるいはヨーロッパもそうですけれども、かつて閣僚であったり行政関係者であった方が回顧録のような形で物を書いたりテレビのインタビューに出てきたりすると、何が過去の失敗の原因だったかみたいな、そういうことをきちっと、情報公開共々、顧みて、教訓としてやってほしいみたいな、割とそういうメンタリティーで表に出てくることが多いんですけれども、今回、この調査会の参考人と……
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