このページでは平野達男参議院議員の20期(2004/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は20期国会活動統計で確認できます。
○平野達男君 私は、民主党・新緑風会を代表いたしまして、ただいま議題となりました二法案に関しまして、総理始め関係大臣に質問いたします。 まずもって、冒頭申し上げなければならないことがあります。 所得税法等の一部を改正する法律案には、いわゆる予算関連の日切れ事項に該当しないものが含まれております。特に、法案の中心となる定率減税の縮減は、その施行が来年の一月に予定されたものであり、いわゆる日切れではありません。本来、こうした部分は別法案とし、予算の成立とは切り離して審議すべきものであります。ましてや国民生活に重大な影響を与える法案であり、公聴会を含めた幅広い角度からの慎重な審議が必要であります……
○平野達男君 私は、民主党・新緑風会を代表いたしまして、ただいま議題となりました法案について質問いたします。 まずその前に、総理の先ほど来の説明を聞いていますと、片っ方で四分社化をする、しかし、いろんな仕組みを用意して相互依存性を強める、あるいは事実上の一体経営を可能にする、そういう説明だったと思います。 これは、右でやろうとしていることと実際に左でやろうとしていることが全く矛盾しているんです。これが、この今回の法案の最も分かりづらくしている点であるということを冒頭申し上げておきます。 法案に関しての具体的な質問は委員会で徹底して行わせていただきます。ここでは、法案に懸ける総理の政治姿勢……
○平野達男君 残りの時間を私、平野が預かりましたので、質問をさせていただきます。民主党・新緑風会の平野でございます。
今の案件を、理事会扱いになりましたけれども、実は私も国対の副委員長をやっておりまして、この推移については私の立場、私なりの立場でずっと見てきたつもりです。その観点から、理事会で議論する際のちょっと参考になるかもしれませんので、一点だけお聞きします。
竹中大臣の「すさまじい反対があったが、」というのは、これどういう意味でしょうか。どういう現実をとらえて「すさまじい反対」と言っていますか。
【次の発言】 今のお話では衆議院でという話ですね。衆議院というお話ですね。
○平野達男君 民主党・新緑風会の平野でございます。両大臣には初めて質問をさせていただきます。
まずもって、冒頭、ちょっと通告申し上げておりませんでしたけれども、今朝の読売新聞、政府は自衛隊派遣延長を決定という見出しで記事が出ておりました。あの情報源がどこにあるかどうか分かりませんが、まずそもそもその真偽と、最近その自衛隊の派遣延長、十二月十四日以降のその派遣延長に、めぐって政府内で何らかの動きがあったのかどうか、これをまず防衛庁長官に、通告なしで申し訳ございませんけれども、ちょっと御答弁お願いします。
【次の発言】 今の後半の部分の答弁は、この間のあのイラク特の総理の答弁、大野長官の発言と同……
○平野達男君 民主党・新緑風会の平野達男でございます。 今日は、福井総裁、岩田副総裁を始めといたしまして、日銀の皆さん方、どうもありがとうございます。 先週、経済・物価情勢の展望が出されました。需要面に着目しますと、外需と内需に分けまして、外需は輸出、内需につきましては設備投資と個人消費という観点からいろんな分析をされております。いずれも、少なくともここ二、三年は伸びる傾向にあるというような明るい材料を提供しております。明るい見通しに立っているというふうに言っていいかと思います。ただ、その一方で、デフレの出口はまだ見えていないというような、そういう分析もあったかと思います。 今日は、その……
○平野達男君 民主党・新緑風会の平野でございます。関連質問をさせていただきます。 まずもって、冒頭、台風が上陸をしております。被害が最小限であることを祈るとともに、関係者におかれましては厳重なる態勢の整備をお願いするものであります。 さて、今日は、三位一体改革を中心に何点か、幾つか質問していきたいと思います。 総理は、さきの施政方針演説の中で、構造改革の芽が大きな木に成長するか否かは、郵政事業の民営化や三位一体改革を具体化するこれからが正念場というふうに発言されまして、三位一体改革の重要性を力説されております。 今日はテレビが入っておりますので、改めて、この三位一体改革の目指すもの、具……
○平野達男君 民主党・新緑風会の平野でございます。 決算委員会では初めて質問をさせていただきます。四年前の農林水産省脱藩組でございます。島村農林水産大臣にも初めて質問をさせていただきます。 今日は、全農秋田本部で、これは先般明らかにされたところですけれども、粉飾決算と架空取引の問題がございました。これに関連して質問をしたいと思います。 御承知のように、農家が形成する組合として市町村単位で農協がございます。その農協は信用事業をやったり共済事業もやっているんですが、一番重要なのは肥料の売り買い、あるいは米の集荷、そういった経済事業を中心にやっておりまして、それらを束ねる形で県段階で全農の県本……
○平野達男君 民主党・新緑風会の平野です。 今日は、主としてテーマを二つ設定させていただいております。一つは、政府は今、内需主導の緩い、緩やかな景気回復が行われているというふうに言っておりますけれども、本当にそれがどうか、本当にそうなのかということが第一点目。それから、平成十五年一月から十六年三月まで三十五兆円の介入がされていますけれども、あれは一体何だったのかということについて、二点目ということでテーマとして掲げております。 まず、一点目の内需主導の景気回復、これの意味なんですが、その前に、この内需主導の景気回復というのは本当かどうかということを検証する手段として、今日は、いわゆる貯蓄投……
○平野達男君 民主党・新緑風会の平野達男でございます。 今日は、井堀参考人、飯塚参考人、ありがとうございます。時間が限られていますので早速質問に入りたいと思いますが、井堀参考人にお伺いしたいと思います。 先ほど言われましたように、本来、税を上げたり下げたりしないで、ビルトインスタビライザーというか、本来の税の機能で景気のいろんな調整機能を持たせるべきだという意見は私も賛成でございます。今何で悩んでいるかといいますと、今本当に増税のタイミングかどうかということで今悩んでおります。今回は定率減税の半減ということなんですが、まず第一問目は、ストレートに、今減税をやるタイミングになっているかどうか……
○平野達男君 民主党・新緑風会の平野でございます。一時間持ち時間がございますので、何点か、今日はテーマを絞らないで、あちこち飛ぶかもしれませんが、いろいろお聞きしたいと思います。ただ、テーマはいずれにせよ税と国債に関連することは間違いございませんから、あちこちはそんなにぶれませんので。 まず一番目、最初に、公債発行特例法の改正案の中に入っているいわゆる年金保険料の事務費の充当の問題であります。これは、国の特別会計、たくさんございますけれども、特別会計というのは一つの事業を独立して経理するという、そういう仕組みかと思います。 そこで、話を保険事業特別会計ということについてちょっと今、以下絞っ……
○平野達男君 民主党・新緑風会の平野でございます。 今日は、破綻金融機関の処理に関連しまして、長銀のゴールドマン・サックスとのフィナンシャルアドバイザー契約について何点か質問させていただきたいと思います。 この件に関しましては、理事懇あるいは理事会の場においても何回か議論させていただきまして、前回の理事会では佐藤監督局長にもおいでいただきました。その議論もありまして、重複は避けまして、できるだけ重複避けた形で質問したいと思いますので、よろしくお願いします。 まず、お手元に資料二枚、今日は用意させていただいております。 一枚目が、新生銀行、旧長銀をめぐる動きということで、おさらい的にちょ……
○平野達男君 民主党・新緑風会の平野でございます。
本委員会では初めて質問させていただきます。
まず冒頭、官房長官、おられませんか。官房長官、どこに行かれたんですか。それ了解していましたっけ。分かりました。じゃ、冒頭の質問はちょっと後に送ります。で、官房長官、何時に見えるんですか、そうしますと。分かりました。
じゃ、まず、じゃ冒頭、竹中大臣、今日の新聞の、日経新聞、見直し議連構想というのを、これ見ました。
【次の発言】 大体、新聞は大体正確に報道するかどうかというのはよく分からないんですが、この状況、これ見ますと、これ片山さんが構想とも言われていますね。片山氏は場合によっては見直し条項を……
○平野達男君 民主党・新緑風会の平野達男でございます。 今日は四人の公述人の皆様方、どうもありがとうございます。また、地方公聴会、本県岩手県で開催されますことを、委員各位に改めてこの場をおかりしまして御礼を申し上げたいと思います。 まず最初に、藤原公述人にお伺いしたいと思います。 先ほどのお話を聞いておりまして、今の現状認識というのは私どもとかなり共通するところがあるんではないかというふうに思いました。今回の郵政民営化法案では、いわゆる郵便局会社というのができます。これは約二万五千の郵便局のネットワークをまず維持しなさいという基本的にその義務が出てきます。じゃ、その義務をどうやってやるか……
○平野達男君 民主党・新緑風会の平野達男でございます。 まずもって、永岡洋治衆議院議員が亡くなられました。心から御冥福をお祈りしたいと思います。私は、農水省時代のときは二年上の先輩でございました。 今日、郵政民営化法案の審査でございますけれども、今日は修正案提出者として山崎拓議員も来ておられます。この問題について私が触れるのは本意ではございませんが、どうしても今日は冒頭触れなければならないということで、山崎拓議員に何問かお尋ねをしたいと思います。 それは、日本歯科医師連盟の政治献金疑惑でございます。御承知のように、先般、東京第二検察審査会が山崎拓衆議院議員については起訴相当であるというこ……
○平野達男君 民主党・新緑風会の平野達男でございます。多分私が本委員会のこの民主党・新緑風会を代表しての質問の最後になるんではないかというふうに思います。 その前にちょっと、幕末の幕臣に小栗上野介という方がいます。この方は、もう御存じのように、横須賀のドックを造りまして、残念ながら官軍に、官軍というか、明治政府と言ったらいいんでしょうか、最後は惨殺されてしまいます。まあ幕府はつぶれたけど明治政府には立派な財産を残したという、そういう評価がある方でもあります。実はこれは、この方は、前島密が日本の郵便制度をつくる前に、ひそかに、ひそかって、しゃれを言うわけじゃないんですが、その小栗上野介が日本の……
○平野達男君 民主党・新緑風会の平野達男でございます。
今日は、三位一体改革に関連しまして、特に交付税に着目しまして関係大臣に説明を、質問をしたいと思います。
まず冒頭、通告申し上げておりませんでしたけれども、総務大臣にちょっとお伺いしたいんですが、今回の三位一体改革、今までにない出来事として地方六団体に意見を聴いたということがございます。
幕末の老中阿部正弘の話まで持ち出しましていろいろ強調されておりましたけれども、その地方六団体の意見、今回の政府案にどれだけ反映されたのか、この評価をちょっと冒頭お聞きしたいと思います。
【次の発言】 この地方の六団体あるいは知事会の意見を聴くというの……
○平野達男君 関連で立たせていただきました民主党・新緑風会の平野達男です。
私は、テーマを国債管理に絞りまして、以下質問させていただきたいと思います。
今、足下の経済、財政上の最大課題はデフレ脱却だと思います。しかし、視点をもうちょっと先に伸ばしますと、今この国が直面している財政、経済上あるいは金融上の最大課題というのは国債管理をどうしていくかということではないかというふうに私は思っておりますが、まず、総理の基本的な認識をお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 国債といいますから国の債務ですから、債務という以上は一方で債権者がいます。その債権者の場合は、債権者はだれかといいますと、日……
○平野達男君 民主党・新緑風会の平野でございます。 今日は尾立議員と八十分いただきまして、尾立委員は相当たくさんの質問を用意されまして、是非時間をいただけないかという話がございましたが、好きなだけ使えというふうに言いましたところ、十分間だけ残していただきましたので、谷垣大臣、大変失礼いたしました、お待たせをいたしました。今日は財投改革の進捗状況等に関連して何点かちょっと御質問をしたいと思います。 御承知のように、財投改革というのが平成十三年度から実施されていまして、十三年度から十九年度までの経過措置を経て二十年度から預託金の払戻しもなくなるということで、完全分離がされるという状況になってい……
○平野達男君 民主党・新緑風会の平野達男でございます。 実は、八月五日の最後の総括質疑、小泉総理にも質問させていただきました。あのとき、ほんのわずかではありましたけれども、ひょっとしてこれで小泉総理としてこういう形で質問するのは最後かなと、最後になるかもしれないなという思いもありまして、ちょっとした感慨にもちょっとふけった感じもありましたけれども、見事にそういうことはすべて吹き飛ばされてしまいまして、今日またこういう形で質問に立たしていただきました。 第一問目なんですけれども、ちょっとこれは抽象的な質問で恐縮ですけれども、二十年ほど前、私は栃木県の那須におりまして、そのときに那須土地改良区……
○平野達男君 民主党・新緑風会の平野です。 今日は総裁始め皆様方、どうもありがとうございます。 私は、量的緩和政策については、これがいいとか悪いとかということについては必ずしも判断できる能力もないし、今までこれについていろいろ質問をしてきましたけれども、これはどういう考え方でこういうことになっているんでしょうかという客観的な考え方を一応聞いてきたつもりです。 今回は、そういう延長線上に立って質問させていただくわけでありますけれども、今回は、どうも量的政策緩和、これを解除するらしいという状況ですから、今度は、じゃ本当に解除して大丈夫、それから、それはどういう考え方でやるんでしょうかという、……
○平野達男君 民主党・新緑風会の平野達男でございます。 今までの広田委員の国と地方とのいろんな議論を聞かせていただきまして、是非私からも一言ちょっと申し上げたいことがあります。 国と地方とのことを考えた場合に、地方を総体として考えるということは、非常に私は、これは危険というか実態を見誤るおそれがあると思っています。地方というのは、総体としては地方という総体はないんですね。地方というのはあくまでも、いろんな財政力を持ったいろんな自治体が集まって、それを地方と言っているわけです。 国と地方のことを考える場合に、地方地方といいますと、どうしても平均値の数字で議論をしてしまうということでありまし……
○平野達男君 民主党・新緑風会の平野達男でございます。 今日、国有財産法の審査、審議でございます。この国有財産法につきましては、中身についてはいろいろ議論のあるところでございますけれども、仮にこれが可決されたとすれば、この法律に基づいてしっかりとした財産管理をやっていただきたいということを冒頭申し上げまして、今日は、この国有財産法と密接な関係にあるとはなかなか言い難い案件につきまして、以下ちょっといろいろと質問をさしていただきますが、最後にまたこの国有財産法にはちょっと戻りたいというふうに思います。 今、非常に市場で注目を浴びておりますのは長期金利であります。この長期金利につきましては、三……
○平野達男君 民主党・新緑風会の平野でございます。 今、前川委員からかなり鋭い質問が次から次へと出てきました。私の質問も、これからやらしていただく質問は主に不招請勧誘に関しての質問が多くなるかと思います。 そこで、まず冒頭ですが、先ほど前川委員の質問の中に金融先物取引に対する投資、投資といいますか、いろいろ取引員に誘われて証拠金を預けてその仕組みに参加するものは投資かどうかという質問がございました。 これは、御承知のように商品取引につきましては、特に私はかつて農水省にいましたから、穀物取引所のことをちょっと念頭に置きながらやりますけども、穀物取引所についてはもう御承知のように米から始まっ……
○平野達男君 民主党・新緑風会の平野でございます。 冒頭、先ほど、私は、大久保委員と日銀総裁のやり取りを聞いていまして、大久保さんがびっくりしたと言いましたけれども、私もやっぱりびっくりしました。 私は二つちょっと問題があるんではないかというふうな感じがしました。 まず一点目は、日銀総裁という極めて公共性の高い機関のトップが特定のファンドに対しての出資を保有し続けていいものかどうか。さらに、その延長線上の中に、じゃ株式はどうなっているんだろうかとか、そういった問題がまず出てきます。つまりは、一点目は、公共機関にあるトップがそういう特定の銘柄のファンドとかそういったものの出資金を保有し続け……
○平野達男君 平野でございます。総務委員会で初めて質問に立たしていただきます。 今日は是非質問さしてくれということで同僚議員に無理やりお願いしましたところ、やってくれという快諾をいただきましたんで、残りの時間をちょっと使わせていただきまして、今日は地方財政計画と、それから、これから、地域間格差ということが非常に問題になっていますが、地方税収の格差が広がってくるんじゃないか、それをどうしたらいいんだということについての主にこの二点についていろいろちょっと議論をさせていただきたいと思います。 まず一点目の地方財政計画なんですが、これは先般の予算委員会でもちょっといろいろ資料を基にして議論させて……
○平野達男君 民主党・新緑風会の平野でございます。 農林水産委員会は余り来たくない委員会ではありましたが、今回はどうしても質問させていただきたいということで筆頭理事にお願いをして、じゃ、しゃあないかということでちょっと貴重な時間を割いていただきました。 今回の法案は、私は本当にある意味で歴史的な農政の大転換だというふうにとらえていまして、非常に重大な、重要な、そしてこれが施行されますと、これからの農村とか農業政策にいろんな形で、有形無形の形で大きな影響が出てくる法案じゃないかなというふうに思っています。 その中で、この法案というのが一体どういう考え方で仕組まれているのか、それからどういう……
○平野達男君 平野達男でございます。 残余の時間を使いまして質問をさせていただきたいと思います。 午前中、我が谷委員が小泉総理と吉田松陰の「志士は溝壑に在るを忘れず」という言葉をめぐってかなり意味のある議論がされたと思います。これは総理は所信表明演説のときにも引用されましたね。その後いろんな憶測が流れまして、あれを使ったのは、総裁選をにらんだ安倍幹事長に対するエールを送ったんじゃないかというようなことを言う方もおられました。どうも小泉総理はその御先祖は鹿児島出身ですね。どうも小泉内閣版薩長連合でも作ったんじゃないかとか、まあそういった憶測なんかも流れたかどうか分かりませんが、その辺の真偽の……
○平野達男君 民主党・新緑風会の平野でございます。 いよいよ十五日間にわたって行われた予算委員会の審議も締めくくり総括ということになりました。今日は、主として財政再建その他に焦点を絞りまして、その他にというのを入れたら焦点絞れるのかどうかという感じもしますが、ちょっと質問させていただきたいと思います。 この予算委員会の開催中の大きな出来事といいますと、何といってもやっぱり日本銀行による量的緩和の解除ではなかったかというふうに思っています。 そこで、通告申し上げた事項とちょっと順序が違いますけれども、量的緩和解除をされまして約二十日間過ぎました。一部には長期金利、国債の長期金利がちょっと上……
○平野達男君 民主党・新緑風会の平野でございます。 総理とは、多分こうした委員会では最後の質疑の場面になるかと思います。本来であれば別の事項についていろいろやり取りしたかったんですが、日銀総裁の資本拠出という問題が出てきましたので、まずはその問題から入りたいと思います。 先ほどの日銀総裁の答弁を聞いておりまして、私は本当に不思議だと思いました。資本拠出ということについては、その動機が支援であろうが利殖であろうが、市場から見たら投資には変わりありません。ほうっておけば、利息は、得をすれば、利息を上げれば、利殖される場合もありますし、これは損をされる場合もあります。それから、これが最終的に六月……
○平野達男君 民主党・新緑風会の平野達男でございます。 今日は、日銀総裁を始め日銀の皆さん方並びに財務大臣にいろいろ質問をしたいと思います。 その前に、今日この場で日銀総裁に質問するということについては、私は必ずしも納得しているわけではありません。その理由は、先ほどの最後の山下議員の質問にもございましたけれども、ファンドの問題についての日銀総裁の責任問題ということは私は全く納得していないということの理由に尽きます。 そこで、冒頭、このファンドの問題から一応、質問に入っていきたいと思います。 先ほどの質問の中にも出ましたけれども、先般、日本銀行役職員の金融取引等に関する内部規程等の見直し……
○平野達男君 民主党・新緑風会の平野達男でございます。 今日は、貸金業の規制等に関する法律等の一部を改正する法律案等々についての審議でございますけれども、まあ重立った大きな基本的な考え方についての質疑というのは大体出ているんじゃないかなというふうに思いまして、今日私は、かなり各論に入りまして、かなり技術的な、あるいは数字的な話を中心にその考え方をちょっといろいろお伺いしたいと思います。 その話に入っていく前に、今回の改正については、グレーゾーンは廃止しますよと、そして、新たに総量規制を入れたり、あるいはいろいろと指定情報機関の整備をするとか、いろんな新しい取組が入っていまして、形としては非……
○平野達男君 民主党・新緑風会の平野達男でございます。 今日は、農林水産委員会の場で質問の機会を与えていただきました。まず、同僚議員の皆様方に感謝を申し上げます。 今までFTAの話を聞いていまして、ちょっとこれは通告をしませんでしたけれども、松岡大臣にひとつ考え方をちょっとお聞きしたいと思うんですが。 価格は市場で、所得は政治でという考え方ありますが、日本が今いろんなWTOで非難を受けているのは、関税が高過ぎるんじゃないかということが、特定の品目についてですね、そこで非常に非難を、矛先向けられておるわけですね。一方で、EUとかアメリカは、正に価格は市場で決定しましょうと。その代わり、内外……
○平野達男君 民主党・新緑風会の平野でございます。 まず、冒頭、損害保険会社十社に対する行政処分についてお伺いをしたいと思います。 ほとんどの損害保険会社が、今回は第三分野商品に係るという領域が限定されていますけれども、不払がかなり大量に発生したと、それに対しての行政処分が下されたということであります。ここに至るまで相当の多分検査をしたと思いまして、率直に言って金融庁の皆さんにはもう本当に敬意を表します、その部分に関しては。ただ、今回の行政処分につきましては、本当にこれでいいのかなと思うようなところが何点かございますので、以下ちょっと簡単に質問をしていきたいと思います。 まず一点目は、今……
○平野達男君 民主党・新緑風会の平野達男でございます。 まず、早速質問に入らせていただきますけれども、日銀金融政策をめぐりましては、例えば量的緩和の解除を昨年の三月にやりました。ゼロ金利の解除は昨年の七月、そして追加利上げは今年の二月二十一日に行いました。その局面局面でいろんな、日銀と政府との間であるいはマスコミの中ではいろんな憶測、あるいはさや当てという言葉が適切かどうか分かりませんが、ありまして、結構大騒ぎになってきた。今ここに来て、日銀展望レポートを見ますと、日本の経済は先行き結構明るいんじゃないかというような、そういう内容の展望レポートになっております。 そこで、財務省と内閣府と、……
○平野達男君 民主党・新緑風会の平野達男でございます。今日は、質問の場を与えていただきましたことに、まず同僚議員に感謝申し上げます。 まず冒頭、先般、WTOの議長ペーパーが出てきまして、内容を見ますとかなり厳しい内容ではないかと思います。特に、項目が一杯あるんですが、今日は一点、いわゆる重要品目の対象数ということで、我が国は一〇ないし一五%ということを提示しているんじゃないかというふうに思いましたけれども、議長ペーパーでは一ないし五%という極めて厳しい内容になっておりました。 当然、我が方は我が方の主張をされると思うんですが、ちまたではもう二けた台というのはないんじゃないかというような、ち……
○平野達男君 民主党・新緑風会の平野でございます。 残った時間を私が質疑をさしていただきたいと思います。 私も、午前中、大塚委員がやりました成長戦略に関連しましてちょっと質問をしたいと思います。午前中は生産性向上につきまして、労働生産性の問題あるいは資本生産性の問題、あるいは技術進歩率、かなり高度な議論があったんではないかと思いますが、私はもうちょっと大ぐくりの議論をちょっとさしていただきたいと思っています。 その前に、内閣が閣議決定した「日本経済の進路と戦略について」、この中に、今後五年間で新成長経済への移行を目指す、成長のステージへと引き上げていくと、新しいステージに引き上げていくん……
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