このページでは平野達男参議院議員の23期(2013/07/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○平野達男君 改革・無所属の会の平野でございます。六年ぶりで財政金融委員会に戻ってまいりました。 今日は六年ぶりの質問ということもありまして、財政一般の話について若干の議論をさせていただきたいと思いますが、その前に復興特別法人税の一年前倒しの廃止、これはやっぱりどうしても私は筋が悪いというふうに思います。筋が悪いという言葉自体余りいい言葉ではございませんが。復興をどういう形で支えるかということを議論した結果として、税の問題としては、復興特別所得税それから復興特別法人税、この二本で支えようと。復興特別所得税については薄くということで二十五年間、法人税については三年間で、一年当たり、二十五年度予……
○平野達男君 平野でございます。 今日、冒頭、前回の質問通告をしておりましてできなかった消費税率のアップに関連してと地方財政との関係についてちょっと御質問をさせていただきたいと思います。 その前に、小泉政権のときでありましたけれども、三位一体改革ということがありました。その当時、三位一体改革の担当大臣は麻生総務大臣だったというふうに思っています。三位一体改革については、思い出していただければいいかと思いますが、補助金改革と税源移譲、それから地方交付税改革ということで、当時の資料をちょっとひもといてみましたら、十六年から十八年間でいろいろ改革やるんですけれども、補助金改革で四・七兆の削減、そ……
○平野達男君 改革・無所属の会の平野でございます。今日はどうもありがとうございます。 今回の案件は一種のリスク管理だろうと思いますけれども、よくこういうふうに言われるのは、初期対応が非常に重要だというふうに言われます。組織が大きくなればなるほど、初期対応である判断をすると、それがたとえ間違っていたとしても、次の段階に行きますと、前やったことに対しての、今度はそれを取り消すことになりますから、対応が非常に難しくなるという、そういう問題があるんだろうと思います。 今回の案件についても、平成二十二年に調査をやって、当時で三百二十八件の取引、いわゆる暴排条項というか、反社会的団体との取引の案件が出……
○平野達男君 平野達男でございます。
今回の案件は、みずほさんがやるべきことをやっていなかったということが金融検査で明らかになったということなんですが、今日は、その金融検査の在り方ということに関しまして若干の質問をさせていただきたいというふうに思います。
まずその前に、冒頭、麻生大臣にお伺いしますけれども、十月二十八日に、みずほで設置した調査委員会、報告書を出しておりますけれども、この報告書の評価をちょっとお伺いしたいというふうに思います。
【次の発言】 今、麻生大臣からもこれからの対策が大事だということをおっしゃいましたけれども、同時に、例えば平成二十二年にチェックをした結果、約三百三十……
○平野達男君 平野達男でございます。初めて質問に復興特で立たせていただきました。 今日は十五分ということで時間が限られておりますけれども、福島の話は今日はちょっとテーマから外させていただきまして、津波地域の復興について若干の質問をさせていただきたいというふうに思います。 津波地域の復興というのは、海の方から、着実に一歩一歩ではありますけれども、やっぱり始まっているなという実感は現地に行くたんびに今でも受けます。 もう御案内のとおり、養殖施設、ブイ、こういったものは、もう今、湾を埋め尽くすほど今復活をしました。岩手県では、定置網は九割ぐらいがもうこうして復活をしています。魚が揚がりますと、……
○平野達男君 改革・無所属の会の平野達男でございます。三年ぶりの委員会での質問となりました。どうぞよろしくお願いいたします。 まず、その前に、度重なる台風の襲来によって被災された皆様方に心からお見舞いを申し上げますとともに、犠牲となられた方々の御冥福を心からお祈り申し上げます。 今日は、東日本大震災の発災、それに関連しまして、特に福島、東京電力福島第一原発の事故処理、これに関連しての質問、あえて、原発周辺に住んでおられた方々で今避難されている方々の目線に立ってという前提条件を付けさせていただきたいと思いますが、そういう観点から質問をさせていただきたいと思います。 総理、福島第一原発サイト……
○平野達男君 二十分時間をいただきましたので、平野達男でございます、質問させていただきます。 まず、岡委員長、就任おめでとうございます。就任早々でありますけれども、今日はちょっと御質問させていただきたく、委員会においでいただきました。 質問のテーマは、地層処分ということに関連しまして、日本のこの地質というのは世界的に見てどういう状況にあるのかということに、これに絞って、絞ってというか、まず一番目はそれに絞ってお話をお伺いしたいというふうに思います。 まず、通告を申し上げている質問と順番が違いますけれども、日本の地層、地質ということから御認識をちょっとお尋ねしたいと思いますが、御案内のとお……
○平野達男君 改革・無所属の会の平野です。 今日は、基本的なことを、何点かについてちょっとお尋ねをさせていただきたいというふうに思います。 まず一つは、量的緩和に関してですが、これについては今アメリカの状況ということに関連しての質問ということになります。 御案内のとおり、二〇〇八年の秋にリーマン・ショックがありまして、その年から量的緩和をアメリカがずっとやってきまして、QE1とかQE2とかいろんな幾つかのフェーズがあったようですが、昨年の暮れぐらいから緩和縮小するかどうかというのは議論になっていたようですけれども、イエレンさんになって今年からもう緩和縮小が始まっているということです。 ……
○平野達男君 平野達男でございます。 冒頭、今朝ほど鶴保議員から公共施設のストックマネジメントに関連してのちょっとお話がありましたので、私からも一つ要望というか、意見として申し上げたいというふうに思いますけれども。 日本は、もうとっくに公共施設かなり積み上がった部分のその更新の時代にもう入っていると思います。これからどれぐらいのその更新費用が必要かということは、これからの公共投資計画を作る上においても、財政計画の運営をする上においても非常に重要な話なんだろうと思います。 中には、例えば公共下水道、流域下水道みたいに、昭和三十年代、四十年代頃にどんと突然富山平野のど真ん中に大きな大きな流域……
○平野達男君 ラストバッターです。あと三十分間ほどお付き合いを願いたいと思います。平野達男でございます。 今日は、かなりテクニカルな話をちょっとさせていただきたいというふうに思います。 今回、消費税、五%から八%に上がるということで、地方消費税も一%から一・七%に上がります。それから、いずれ一〇%まで上がるんだろうと思いますけれども、地方消費税は二・二%ということで、一%が二・八兆円ぐらいだというふうに言われておりますから、一・二%上げますと三兆ぐらいの地方消費税が増えてくるということなんですけれども。 ここでちょっと私が注意しなくちゃならないと思いますのは、いわゆる不交付団体に特にこの……
○平野達男君 平野達男でございます。 川田委員にちょっと引き続いて、IDAに関連しての支援の在り方ということについて若干の質問をさせていただきたいというふうに思います。 赤道直下の国に赤道ギニアという国がありまして、これはよく資源の呪いという、リソースカースという、最近よくこれも出てくる言葉なんですけれども、そのときの典型として捉えられる国です。この国は石油が結構出ます。人口は七十万人だそうです。GDPは、これデータ、いろんなところのネットなんかをめくってみますと数字がちょっとばらつくんですが、三万五千ドルぐらいですね、日本とほぼ同じぐらいです。ところが、人口の四分の三ぐらいは、一日当たり……
○平野達男君 平野達男でございます。 今日は、五月の十二日に財務省が平成二十五年度中の国際収支状況、これ速報値を出されておりまして、国際収支の中の特に経常収支に注目をいたしまして何点かお尋ねをさせていただきたいというふうに思います。 お手元に資料を一枚用意させていただきまして、上側が経常収支の推移、収支ということでありまして、これは二十五年度中の速報値を入れたものであります。御覧になれば分かりますように、ここ三年間で貿易収支は赤字になってきておるということでありまして、特に二〇一二年度、一三年度の貿易赤字の伸びは非常に大きいということになっています。 日本は今、純資産では世界最大の資産国……
○平野達男君 平野達男でございます。 まず冒頭、前回の一般質疑で通告申し上げまして質問できなかったことについて質問させていただきたいというふうに思います。 お手元に資料として前回と同じ資料を提出させていただきましたけれども、今日はその下の潜在成長率の話につきまして何点かお聞きをしたいというふうに思います。 このグラフにありますように、潜在成長率、短中期的に見た場合の実質成長率というふうに言っていいかと思いますが、非常にこれ下がっているということでありまして、この背景にある大きなファクターというのは人口減少だというふうにも言われております。 御案内のとおり、過去五十年間で日本の人口という……
○平野達男君 改革・無所属の会の平野達男でございます。 今日は時間の関係で、津波地域の復興に関連しまして二点ほどちょっと要望を申し上げたいというふうに思います。 まず一点目は、これはもう根本大臣も、今日議論の中で、しっかり意識を持って取り組まれているという点でございますけれども、やっぱりマンパワーの問題であります。 元々、今回の東日本大震災の被害が非常に大きいという中で、仕事量が一市町村の数倍にも及ぶような復興予算を消化しなくちゃならないという問題がもう当初からありました。その中で特に気になったのはやっぱり土地の問題でありまして、土地の買収の面積、それから権利調整をしなければならない面積……
○平野達男君 平野達男でございます。ラストのバッター、質問になります。いましばらくの間、お付き合いを願いたいと思います。 今日は、まず最初に、震災の検証とそれをこれからの様々な災害に生かすという観点から何点か質問をさせていただきたいと思います。 御案内のとおり、三・一一というのは、津波と地震、そして福島の原発が重なるという本当に未曽有の大災害でありました。そして、その検証ということにつきましては、若干のお話をさせていただきますと、津波、地震につきましては中央防災会議の中に検証委員会というのを立ち上げまして、かなり濃密に、土日もなく短い期間で、今回何が起こったのか、なぜこういうことが予想でき……
○平野達男君 平野達男でございます。 今日は十五分いただきましたので、原発事故の検証、まだまだこれ、やらなければならないことあるなと、そういう観点から質問をさせていただきたいというふうに思います。 今、朝日新聞で、吉田昌郎前所長、残念ながら亡くなられましたけれども、吉田前所長の政府事故調による調書についての報道が連日されております。ネットでもされております。これは、政府の方では、本来これは外に出ては、あってはならない資料だというふうに位置付けられておりますけれども、あの現場にいた所長がどういう情報でどういう判断をしたかということについては、これはこれからのいろんな事故対策を考える上で、様々……
○平野達男君 平野達男でございます。 今日は、原発に関連しまして、使用済核燃料の処理、管理ということについてできるだけ特化して、短い時間でございますけれども、質問させていただきたいというふうに思います。 これは、使用済核燃料の処理をどうするか、これは世界的な課題でありますけれども、この問題に一つの決着方向を付けている国はフィンランドだけであります。これはワンスルー方式といいまして、使用済核燃料をそのまま再処理をしないで処分をするという、そういう方向で今動いているということでありますが、日本の場合は、これはもう大臣御承知のように、特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律というのがありますが、こ……
○平野達男君 東日本大震災の発災から間もなく三年でありますけれども、発災直後、津波、地震の検証、それから、その後の災害に備えましての首都直下型、東南海の震災の検証等々、私は防災の副大臣、担当大臣もやっておりましたので、そういった検討組織を立ち上げまして、今も検討は続いていると思います。 もう一つあるんです。火山、これが検討がちょっと遅れまして、薄かったなということで、今日はちょっと火山について取り上げたいと思います。 今日、お忙しい中、藤井火山噴火予知連絡会長に来ていただいておりますが、まず、早速藤井先生にお伺いしますけれども、日本の火山の特性といいますか、日本は私は世界一の火山国ではない……
○平野達男君 今日は、昨日に引き続きまして、火山と原発の今再稼働審査等々をやっておりますけれども、その関係についてお聞きをしたいと思います。
今回、火山影響評価ガイドというのを作っております。これは大変いいことだと思います。この制定の背景と火山影響評価ガイドの中身を、田中委員長の方から御説明をいただいてよろしいでしょうか。資料一に基づいて説明をしていただければ有り難いというふうに思います。
【次の発言】 この一のフロー、概要の考え方について御説明いただけますか。
【次の発言】 火山のことを考えた場合には、噴火の可能性ということをまず気になると思います。
それで、昨日、藤井先生は、噴火予知に……
○平野達男君 改革・無所属の会の平野達男でございます。 今日は、あした、東日本大震災発災と、三年ということでございまして、復興に関しまして、まず何点か質問若しくは御要望をさせていただきたいというふうに思います。 まず、一口に三年ですけれども、私にとっては三年というのはあっという間でした。あっという間でしたけれども、被災地の被災者の方々あるいは避難をされている方々にとっては、もう本当に長い長い三年ではないかというふうに思います。 そんな中で、津波の地域でありますけれども、ここは、今日総理もおっしゃいましたけれども、計画の段階からまず実施の段階には入ってきたということだと思います。その実施の……
○平野達男君 平野達男でございます。 今日は、三たびか四たびか分かりませんが、原発関係の、関連しての質問をさせていただきたいと思います。 その原発でありますけれども、再稼働に向けた審査がかなり進んでいるようでありまして、新聞等々によると、もう稼働の日程まで決まったような、そんな報道もされているようであります。今回の再稼働の申請の中では、特徴的なことは火山の影響評価が入ったということでございまして、火山影響評価ガイドに基づいて評価をするという体制をつくったということは、これは私は大いに評価をしなければならないと思います。 御案内のとおり、日本はもう世界に冠たる火山国でありまして、当委員会に……
○平野達男君 平野達男でございます。 今国会も財政金融委員会のクローザーを務めさせていただきたいと思います。守護神とまではなかなかいかないと思いますが、今日も三十分時間をいただきましたので質問させていただきたいと思います。 まず冒頭、先ほど財政をめぐる何点かの議論がございまして、破綻するしないとかといういろんな話がございましたけれども、私は破綻の定義というのはよく分かりませんが、この財政の問題についてはこれまで何回も取り上げてきましたが、少なくとも普通国債の発行残高が七百八十兆円、金利が一%上がっただけで七・八兆円の利払い費が増えると。もちろん、今、国債発行の平均期間が七・七か月くらいです……
○平野達男君 今回も十五分いただきましたので、今日は農業関係を中心に何点か質問させていただきたいと思います。 今日は日豪EPAがテーマでありますけれども、御案内のとおり、日本は関税につきましては鉱工業製品について世界に先駆けて税率を低くするという、ほとんどの分野において税率がゼロになっているということでありまして、残っているのが農業部分ということで、これからEPAとかTPPも含めて、どうしてもマーケットアクセスという部分、議論すると、日本の場合は一次産品、一次産品といっても特に、林業はもう下げていますから、自由化していますから、農産物のところに様々な議論が集中するということであります。 御……
○平野達男君 平野達男でございます。また十五分いただきましたので質問させていただきたいと思います。 冒頭、今、中山委員が地銀の統合についてかなり各論で質問されまして、私が聞きたいと思っていたところが大体、中山委員の方から質問ありまして答弁いただきましたんですが、その関連で、若干これで質問させていただきたいというふうに思います。 かつて、金融機関の統合といいますと、どこかの金融機関が破綻の危機のような状況になったときに、経営体力のある銀行がそれを吸収するということでの金融合併というのが結構多かったのではないかと思います。メガバンクはまず別として、信金、信組なんかはそういう状況だったと思います……
○平野達男君 平野達男でございます。 結論からいくと、今の状況はもう明らかにおかしいというふうに思います。 それで、三参考人にお伺いしますけれども、三%、五%、八%というふうに消費税来て、いまだにこういう状況があるというのは実は私も不勉強で、これヤフーの方が私のところに何回か来ていただいて、あれ、まだこんなふうになっているのというふうに思ったのが率直な感想でした。まあ裏を返せば、私自身が不勉強だったということなんですが。 この間、この問題がこの財政金融委員会の中でも余り議論されることはなかったですね。高井参考人、古閑参考人、渡辺参考人にお伺いしますけれども、参考人から見て、なぜこれだけこ……
○平野達男君 どうも、平野達男でございます。竹下大臣、どうぞよろしくお願いいたします。 委員会で今日はリリーフの質問もございましたけれども、私は今日もクローザーを務めさせていただきます。十五分ですから早速質問に入らせていただきたいと思いますが、今日は事務的な話で、東電福島第一原発の周辺の復興地ということで絞って何点かまず質問をさせていただきたいというふうに思っています。 先般、浪江町と富岡町の住民の意向調査というのが出まして、今日ちょっと委員会で用意すればよかったんですが、間に合いませんでした。この結果を見ますと、富岡も浪江町も現段階では五〇%近くの方々が帰らないというふうに決めておられる……
○平野達男君 今日は、原発の再稼働に関連しまして、何点かちょっとお伺いしたいと思いますが。 三・一一の東日本大震災で福島の第一原発がああいう事故になったわけでありますけれども、あの事故の直接の原因は、もう御案内のとおり地震、津波でありました。過去にチェルノブイリとかスリーマイル島等の深刻な原発事故あったんですが、世界で初めて自然事象が原発の深刻な事故を起こしたという意味においても、これは本当に深刻な事故だったというふうに思います。 元々、福島の第一原発というのは一九五〇年代の設計の思想で造られていて、基準地震動は大体二百五十ぐらいで当初スタートしています。それから、津波は三・一メートルだっ……
○平野達男君 ラストバッターになりました平野でございます。
今日は財政の問題、特に国債ということに主に視点を当てて何点か総理に見解をお伺いしたいというふうに思います。以下の話は麻生大臣とは何回も財政金融委員会で議論させていただきましたので、同じ質問になるかと思いますが、しばらくの間お付き合いを願いたいというふうに思います。
まず総理に、今の日本の財政という状況をどのように認識されておるか、簡単で結構ですからお願いをいたしたいと思います。
【次の発言】 財政ですから、いろんな視点があるかと思いますが、冒頭申し上げましたように、以下は国債の話中心で話をさせていただきたいと思います。
今、一般……
○平野達男君 平野達男でございます。最後のバッターでございますので、またよろしくお願いいたします。 今日の議論の中で、量的緩和についての総裁の様々な、様々といっても考え方はもう固定されているなというふうに思いましたが、御披瀝をいただきました。物価上昇率、安定二%、これは変えないよということです。そして手段としては、これはもう量的緩和ということで、これについては上限はないと、考え方としてはですね。それからもう一つは、二%の達成の時期については、一六年度というようなこともちょっと出ましたけれども、まずは二〇一五年度を軸としてということだろうと思います。 果たしてそうなるかどうかというのが市場も……
○平野達男君 あと二十分間、よろしくお願いいたします。 先ほど、中西委員が私がお聞きしたいと思っていた部分の冒頭部分をほとんど聞きましたので、質問がかなり楽になりました。 今日は、内閣府の中長期試算に基づきまして、これから財政再建どうやって進めるのかということについて若干のちょっと議論をさせていただきたいというふうに思います。 経済再生シナリオとベースラインシナリオという二つのシナリオを用意しているんでありますけれども、経済再生シナリオでいきますと、名目成長率は二〇一六年から二〇二三年度平均で名目三・六%。まあ、平均で名目三・六%です。実質二・一%の成長率ということになります。 二〇一……
○平野達男君 平野でございます。 今日は、ほこりをかぶってしまったような話、何で今更こんな話をするんだという話からちょっと話をさせていただきたいというふうに思います。 私、財政金融委員会に属させてもらいまして、途中変遷はあったんですけれども、今年、国会議員活動をやりまして十四年目に入りましたが、この財政金融委員会に入ったときに読んだ本の中で非常にいまだに印象に残っているのが下村治さんの「日本経済の節度」という本なんです。非常にシンプルで分かりやすいんですね。何を言っているかといいますと、経済は安定的な均衡状態で運営されなければならない、財政も均衡しなければならない、その財政を均衡させるとい……
○平野達男君 平野達男でございます。 今日は法人課税に関連して質問をさせていただきますけれども、質問の内容はかなり財政金融委員会の所掌の範囲とはちょっとずれますが、十五分間ちょっと我慢をしていただきたいというふうに思います。 使用済核燃料の再処理準備金制度、今回、適格分割又は適格現物出資により準備金を引き継ぐ等の措置を講ずるということで、今回の租特法の改正のところに入っています。これは将来の発送電の分離を念頭に置いた措置だと聞いておりますが、今日の問題は、この使用済核燃料の再処理ということについて、どういう考え方でやろうとしているのか、これは準備金を積むことによって引き当てをすることで法人……
○平野達男君 平野達男でございます。 冒頭、地元の話で恐縮でございますけれども、長島副大臣にちょっと要望を申し上げたいというふうに思います。 被災からもう五年目に入っておりまして、被災地、特に津波被災地では高台移転の造成工事もやっとめどが立ったという状況です。私が復興担当大臣をやらせていただいているときに、高台移転の計画を見たときに、これはもう大変な工事になるなと、長期間を要するなというふうに思いましたけれども、やっぱりかなりの時間を要しているということであります。ただ、工事が大体全部着工して、それで、繰り返しになりますけれども、高台移転等町並みについても工事が進みつつあるということです。……
○平野達男君 平野達男です。
中西委員に関連してちょっとお伺いします。
ミネソタでは、アーリー、要するに二〇一六年前半というのは明示しておっしゃったんでしょうか。
【次の発言】 先ほどそれを聞いていまして、今回の概要説明のペーパーではこう書いてあるんです。二〇一五年度を中心とする期間に二%に達する可能性が高いと見ていますとしか言っていないんですね。これとのそごというのはないですか。
【次の発言】 こういうところで、そういうミネソタの中で二〇一六年というところを明示的に言っておいて、おっしゃって、こういう中では、あくまでも文面の方では二〇一五年度を中心にということで通すというのは、聞きように……
○平野達男君 平野達男でございます。最後のバッターですので、またよろしくお願いいたします。 政投銀に関しましては様々な評価がありますけれども、私は岩手県の北上市というところの出身なんですが、この北上市で十五年ほど前に市街地再開発というのがございまして、どちらかというと郊外型の店舗が進出してくる中で、町中の商店街の人たちが団結して、地域の中に大きな建物を造ってそこに町を集積させようという計画を持ち上げました。土地区画整理事業等も入りましたから、かなりこれもめたんですけれども、そのときに一生懸命になってアドバイスしてくれたのが政投銀の職員だったんですね。銀行でもこんなことをやるのかというぐらいの……
○平野達男君 平野達男でございます。 今日は、財政金融委員会で扱うべきテーマとはちょっと違うテーマについて質問をしたいと思います。麻生大臣始め財政金融委員会のメンバーさんの皆さんにはちょっと御容赦を願いたいというふうに思います。二十分間ちょっとお付き合いを願いたいと思います。 障害者の団体がございまして、これはリウマチでありますとか膠原病でありますとか、あるいは知的障害者でありますとか、様々な障害を持つ方々の団体がございまして、その団体が全国障害者団体定期刊行物協会というのをつくっております。その一環として、東北にも東北障害者団体定期刊行物協会というのがございまして、その支部がたまたま岩手……
○平野達男君 平野達男でございます。 今日は、復興の負担ということについて質問をさせていただきたいというふうに思います。 集中復興期間、今年で終わるということで、来年度、平成二十八年度から別の期間に入るということでありますが、今回出てきた問題は、負担の一部を被災自治体に求めるということでありました。この負担につきましては、御案内のとおり、三・一一が起こったときに、被害が非常に大きいということ、それから被災自治体の財政力が非常に弱いということで、災害復興、復旧でもいいんですけれども、負担をどうするかということについては、結論からいえば、地方負担は制度としては残すけれども、そこは全額特別交付税……
○平野達男君 私の方は、明治日本の産業革命遺産の世界遺産委員会における登録作業の進捗状況について質問をしたいと思います。 これは、福岡、長崎など八県十一市に分布する二十三の構成資産、これは製鉄所でありますとか、それから炭鉱でありますとか、そういった産業遺産でございますけれども、一連の遺産群は、造船、製鉄・製鋼、石炭と重工業分野において一八五〇年代から一九一〇年の半世紀で西洋の技術が移転され、日本の伝統文化と融合し、実践と応用を経て産業システムとして構築される産業国家形成への道程を時系列的に沿って証言しているという、そういう普遍的な価値があるということで、今、ICOMOSの方に登録の申請を行お……
○平野達男君 平野達男でございます。 今日は、石破大臣にまた、またと言いましたらあれですけれども、地方創生について、基本的な考え方についてちょっとお伺いをしたいと思います。 今まで地域振興策あるいは地域振興法というのが様々作られておりまして、例えば過疎法でありますとか、山村振興法でありますとか、半島振興法でありますとか、離島振興法でありますとか、かなり歴史の長いものもあります。そういった特定の地域に注目したもの以外に、例えば農振法でありますとか、あるいは都市計画法でありますとか、そういった法律に基づいた計画というのはかなりの法律があると思います。 それぞれ目的があって、地域活性化とか、地……
○平野達男君 平野達男でございます。 今回の地域再生法の一部を改正する法律案に関連して、まず何点か質問をさせていただきたいというふうに思います。 小さな拠点の形成ということで、概念的には、考え方としては分かります。分かりますが、この今回の地域再生計画の認定でありますとか様々な施設整備計画というのは、これは私が農水省にいたときにやっていた農村総合整備モデル事業とかミニ総パとか、全く基本的には考え方は同じなんですね。今回また箱物かという感じは正直言ってします。そこは、あとは地域が自分で判断するでしょうから、計画が上がってきて認定するということで、するかどうかというのはこれからの作業になると思い……
○平野達男君 改革・無所属の会の平野達男です。 冒頭、湯川遥菜さん、後藤健二さんの殺害、改革・無所属の会としても断固として非難をいたします。お二人とも本当に無念であったと思います。お二人の御冥福と御家族に対してのお悔やみを申し上げます。 また、政府におかれましても、テロに屈しないという姿勢をより鮮明にしていただきまして、邦人の確保に御努力をいただきたいというふうに思います。 今日は地方創生に関しまして、人口減少社会ということに関連付けまして何点かお尋ねをしたいというふうに思います。 まず、安倍内閣における地方創生、これは地方創生とか地方再生とか様々な言葉で今言われてきましたけれども、今……
○平野達男君 平野達男でございます。
質問の順番を変えます。赤澤副大臣にお尋ねします。
日本は地震大国、火山大国、そして津波も常襲地帯と言って過言ではないと思います。
これ、なぜこんな状況になるかということについては、最近ではプレートテクトニクスセオリーということで、それで説明されているようであります。これをずっと詰めていきますと、実は日本列島の置かれている状況というのがいかに過酷か、あるいは特殊か、これが分かってくると思いますけれども、内閣府ではこれをどのように捉えておられるでしょうか。
【次の発言】 地球上で四つのプレートがぶつかっている地域というのはありますか。
○平野達男君 本日もクローザーを務めさせていただきます平野達男でございます。
まず、昨日の続きで、田中委員長に確認をさせていただきたいと思います。
日本列島の特殊性、その特殊性のゆえに日本の原発稼働というのは、特に外部事象、自然事象と言ってもいいかと思いますが、という関連で、世界に余り例のない潜在的リスクを持っている、こういう理解でよろしいでしょうか。
【次の発言】 だから、再稼働の前提となる適合性審査基準も世界で厳しいと、こういうことでしょうか。世界で一番厳しいということなんでしょうか。
【次の発言】 最も厳しいか一番か、それはちょっと表現の違いなんですが、それでは、その最も厳しい審査基……
○平野達男君 平野達男でございます。 質問の順番を変えていただきました。委員長、理事の皆さん方の御高配に感謝を申し上げたいと思います。 今日、竹下大臣に何点か質問させていただきたいと思います。 まず、復興五年目に入りました。ちょっと通告申し上げておりませんでしたけれども、復興は、時間の経過とともに何に軸足を置いていくか、重点を置いていくかということがやっぱり変わってくるかと思います。竹下大臣も現地しょっちゅう行かれて、現場のことはもう熟知されておるわけでありますけれども、これから、特に五年目以降どういうことに、少し今までと違う観点で復興に臨んでいかれるのか、その考え方をちょっとお聞かせい……
○平野達男君 ラストバッターですので、よろしくお願いいたします。 今日は、安倍総理に経済、財政再建を中心に、何問かちょっと質問をさせていただきたいというふうに思います。 平成十九年の三月の通常国会、ちょうどこの予算委員会だと思いますけれども、第一次安倍内閣のときです。私は、ここで当時の安倍総理と経済成長の見通しについていろいろ議論をさせていただきました。御記憶にないかと思います。そのときに出したのが下村治さんと都留重人さんとの経済論争のお話でした。 当時、安倍総理は経済成長を重視ということで、この姿勢は今でも変わっていません。当時、都留重人さんは格差を先に解消すべきだと、そして下村治さん……
○平野達男君 平野達男でございます。本日もクローザーを務めさせていただきます。
今日、地方創生に関連しまして、中山間地域の農業ということを切り口にして何点かお尋ねをしたいと思います。
林農林水産大臣には初めて質問をさせていただきますけれども、中山間地域の農業を誰が支えておられるのか、どういう方々が支えておるのか、そして今、これからそういう方々がどういう状況になっていくか、御認識を冒頭ちょっとお伺いしたいと思います。
【次の発言】 どういう方々がというときのやっぱり考えなくちゃならないのは、やっぱり六十五歳以上の高齢者の方々、農業就業人口との比率で見ても、基幹的農業従事者との比率で見ても、六……
○平野達男君 平野達男でございます。 本予算委員会で、私は、東電福島第一原発の事故を受けまして、再稼働の在り方あるいは核燃料サイクル等々の問題につきまして、何回かにわたって議論をさせていただきました。今日は最終日でもありますけれども、最後の問題、高レベル放射性廃棄物の最終処分という問題について、若干の議論をさせていただきたいというふうに思います。 これまで我が国では約二万六千トンの使用済核燃料が出されています。そのうち八千七百トンについては、我が国はこれ全量再処理という方針がございますから、イギリス、フランス等々に委託したり、あるいは国内で再処理をやってきまして、四十七トンのプルトニウムを……
○平野達男君 平野達男でございます。 改めてお聞きしたいと思いますけれども、改めてというか、総裁に確認したいと思いますが、量的緩和、異次元ということで、これは大変な措置だということでずっと議論されてきました。 国債を八十兆買い続ける、それからETFも買うという中で、これはもう本当にすごい措置だということで、最後の切り札のごとく言われてきて、ここでそれだけの効果が出てこなかった、だからマイナス金利ということになるんでしょうが、量的緩和という措置によってかなり長期金利も下がってきました。さらに、今回、イールドカーブを更にフラットにするんだということでマイナス金利ということなんですが、その前に、……
○平野達男君 平野達男でございます。 今日は所信表明に対しての質問ということでございますけれども、まず、質問通告申し上げていた順番と違いますが、冒頭、世界経済の状況とこれからの日本の経済の見通し等々について若干の議論をさせていただきたいと思います。 まず一問目は、中国のお話であります。 これは、先般、予算委員会でも宮沢委員が中国の景気の問題について、それから見通し等々について、それから不良債権の問題等々について取り上げて、かなりきちっとした議論がされていたと思いますが。 二〇〇八年と思いますが、二〇〇八年以降のリーマン・ショック、先ほどリーマン・ショックが発生した直後、三回の補正の予算……
○平野達男君 平野達男でございます。 今日、消費税に関連しての質問から始めさせていただきたいと思います。通告申し上げていた順番とちょっと変わりますけれども、冒頭、軽減税率、複数税率の導入について質問させていただきたいというふうに思います。 社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律、長い名前ですけれども、この法律の第七条に、消費税率の引上げを踏まえて、次に定めるとおり検討するということで、イ、ロと定めまして、イについては、低所得者に配慮する観点から、総合合算制度、給付付き税額控除等の導入について様々な角度から総合的に検討するとありまして、……
○平野達男君 平野達男でございます。 十分間でございますので、今日はかなり事務的なことについて質問させていただきたいと思います。 まず、軽減税率を仮に導入ということでありますと、そのセットとして、いわゆるインボイス、適格請求書等保存方式の導入ということが行われるということになっています。地方の小売店、かなりこれについては警戒心というか、相当事務量が煩雑になっちゃって、こんなもの本当にできるのかというような、そういう勢いでいろいろ私も地元に帰ると言われます。 これは、三段階というか、二段階に分かれていて、当面は区分記載請求書等の保存方式、平成二十九年四月から暫定措置として入れて、最終的には……
○平野達男君 平野達男でございます。 昨日は、消費税率の引上げに伴いますいわゆる不交付団体への税源偏在、そしてその是正ということについて質問させていただきましたけれども、今日は、冒頭ちょっと時間を借りまして、昨日の質問でやり残した部分、地方交付税の配分について若干の質問をちょっとさせていただきたいというふうに思います。 先般、国勢調査結果、簡易の国勢調査結果というのが出されまして、被災地では、例えば三陸では女川町が前回の調査に比べてマイナス三六%という人口減少、あと、福島の原発事故のサイトの周辺では多分実質ゼロということになるんだろうと思います。それがこれから五年間の地方交付税の配分のいわ……
○平野達男君 平野達男でございます。 一昨年でしたか、東京税関の仕事の内容を財政金融委員会で派遣で見させていただきましたし、私のお隣には中山恭子委員がおられまして、日頃から税関の仕事の重要性そしてまた大変さということについてはいろいろ教えをいただいておりますので、私も冒頭、税関の職員のこれからの体制の強化ということについて質問をさせていただきたいというふうに思います。 先ほど尾立委員からも様々な質問がございましたけれども、まず税関は、もう収納額ということで税の徴収もありますし、それから危険ドラッグの問題、麻薬の問題、それから銃刀法の問題、様々いろんな仕事をされておるんですけれども、この間ち……
○平野達男君 平野達男でございます。 今日は、特例公債の発行を中心に何点か質問をさせていただきたいというふうに思います。 予算ということにつきましては、これは歳入と歳出予算がセットになるということはもう言うまでもないことでありまして、歳出歳入ということについても一応の見積りをするということで予算書に計上するわけでありますけれども、同じ見積りでも歳出予算と歳入予算では全く性格が違うということです。歳出については、その限度の範囲で政府に国会の議決をもって歳出権の付与を与えるということでありますし、歳入につきましては、その見積りというのはその見積りの額を徴収しなければならないという、そういう権限……
○平野達男君 平野達男でございます。 通告を全くしておりませんでしたけども、冒頭、熊本、大分の地震災害について、若干の御要望を申し上げたいというふうに思います。 あの地震は本当に異常な地震だと思います。超大型のある意味では群発地震ということであって、多分、地震学者もびっくりしているんじゃないかなというふうに思います。あれだけの、しかも震源域が別府から八代市まで広がっているという、ああいう広域での震源域になっているということ、それから地震の発生期間が非常に長いですね。先ほど麻生大臣がおっしゃいましたけれども、まだこれから何が起こるか分からない、それから地域全体が地すべり地域でもありますから、……
○平野達男君 平野達男でございます。
冒頭、質問通告していない質問になりますけれども、先ほど同僚議員の質問の中に、量的・質的金融緩和の導入、二〇一三年四月から始まるわけでありますが、副総裁が、なぜ二年間で達成できていないのかという質問に対する答弁の中で、消費増税の話をされておりました。日銀総裁は、黒田総裁は、二〇一三年の四月の導入の際には八%の消費税の導入というのは織り込み済みであるという答弁をされています。これはどちらが本当なんでしょうか。
【次の発言】 先ほどの副総裁の答弁とちょっとニュアンスが違うんですよね。今の総裁の答弁なら私は理解します。当初の想定の中ではそれを入れていたけれども、……
○平野達男君 平野達男でございます。 今回の法律改正は、これは随分大きな内容を含んでいるなというふうに私は受け止めました。まず、その一点目は、金融グループに関して様々な改正を行って、業務のやり方等々を大きく変えることができるようになってきたということでありまして、その一つに持ち株会社、今までは持ち株会社だけだったんですけれども、グループ全体の経営方針を決めて資金の運用の方法とかそういったものの方針を決められるようにした、要するにヘッドクオーターみたいなものですね、そういうものを付与していると。 それから、あと、グループ内の、特定の銀行間の資金の融通。これは、私が十何年ぐらい前に初めて財政金……
○平野達男君 平野達男でございます。
地方創生に関しまして、石破大臣に何点かまた質問させていただきたいと思います。
地方創生というのは基本的には長い取組ということになるんだろうと思いますが、石破大臣、様々な政策を投入するに当たって、何年何年という差し当たっての目標年限といいますか、期間というのは、そういう区切りというのは設けておられるのでしょうか。
【次の発言】 はい、分かりました。
私は、地方創生というのは様々なやっぱり切り口があると思いますけれども、やっぱり今までの地方創生と違っている大きな環境というのは、これは当委員会でも何回も議論させていただきましたし、予算委員会でも私は何回も取……
○平野達男君 本日最後のバッターということになります。 まず、地方創生推進交付金、この点から質問を始めさせていただきたいと思います。 この交付金についての懸念といいますか、あえて言えば問題点といったものについては先ほど吉田委員からも様々指摘ございましたし、前々回ですか、所信表明に対しての私の質問でも同じような趣旨でちょっと指摘をさせていただきました。 今日の答弁聞いていても、基本的に従来の補助金の枠組みは出ていないなという印象を私はやっぱり個人的には持ちます。だから、むしろ一つの考え方として、この間も提案申し上げましたけれども、交付金という言葉を使うのであれば、算定基準を明確にして、それ……
○平野達男君 平野達男でございます。 まず冒頭、河野大臣、熊本震災等々の対応、本当にお疲れさまでございます。まだしばらく、復興が順調に軌道に乗るまでは河野大臣中心に、軸に支援が進むと思いますので、引き続きよろしくお願いを申し上げたいと思います。 そして、まず冒頭、河野大臣に、今回の法改正に絡んで考え方をちょっとお聞きしたいと思いますが、今回の法改正の一つのテーマというのは、高齢者の保護、消費者としての高齢者、高齢者の消費者の保護をどのようにやっていくかということだろうと思います。そこで、高齢者がこの法律を改正するときにどういう状況にあるかということを想定されたのか。 例えば、私も岩手県の……
○平野達男君 本委員会クローザーの平野達男でございます。
今日は、五年前の福島原発事故、それから東日本大震災のときに避難という、原発周辺の地域が避難をしたわけですけれども、その避難に関連して質問をさせていただきたいと思います。
まず冒頭、河野大臣、原発周辺、もう見られていると思いますけれども、あそこを見られてどのような感想を持たれたでしょうか。
【次の発言】 ちょっと質問通告していませんが、津波でも避難者が出ました。原発事故でも避難者が出ています。両者のその避難の違いというのはどういうところにあるというふうに感じられたでしょうか。ちょっと通告していなくて申し訳ないんですけれども、簡単で結構……
○平野達男君 平野でございます。
前回に引き続いて、原発事故と避難ということについてお聞きしたいと思います。
冒頭、河野大臣、ちょっとこれ通告していなかったんですけれども、日本列島の地学的といいますか、地球物理学的といいますか、地震とか火山とかいろいろ多発するわけですが、この特殊性ということについて、防災担当大臣としてどのように見解を持っておられますか。簡単で結構です。
【次の発言】 まさにそのプレートテクトニクス理論というのは一九六〇年代に出てきた新しい理論なんですが、それでもって様々なことが明らかになってきているということだと思います。地震、それから火山、津波、これ本当に多発します。そ……
○平野達男君 復興大臣に初めて質問させていただきます。
復興集中期間が終わりまして、六年目に入りました。津波被災地域ということに限定してまず冒頭質問させていただきたいと思いますが、この六年目以降の復興に当たって特にこういう点に気を付けなくちゃならないということがあれば、是非、復興大臣からちょっと御意見を伺いたいというふうに思います。
【次の発言】 住宅の宅地造成、それからあるいは被災した様々な建物の復興、かなり進んだとは思います。
その一方で、津波地域の復興の鍵は何といっても水産業であります。水産業に関しては、漁獲高は大体八割から九割ぐらいに戻っているはずです。昨年はサンマがかなり不漁でち……
○平野達男君 昨日に引き続きまして、復興に関して質問させていただきます。
今日は、原発事故災害からの復興ということで質問させていただきますが、地震・津波災害からの復興というのは、被災自治体が主体になってやるということになっています。原発事故災害からの復興というのは、国が前面に立つというふうに言ってきました。
その前面に立つということの中身について、具体的にどういうことを考えておられるのか、ちょっとお聞きしたいと思います。
【次の発言】 その中で、復興庁はどういう役割を果たしていきますか。
【次の発言】 国が前面に立つ、そして復興庁の役割、今の説明聞いていてもなかなか見えてきませんね。
一……
○平野達男君 渡辺美知太郎委員の御配慮に感謝を申し上げます。 私は、今日は、復興六年目に入りました、復興と併せて、その前に東電福島第一原発事故の検証ということについてお尋ねをしたいというふうに思います。 福島第一原発事故は、御案内のとおり、津波、ひょっとしたら地震も関連していたのではないかという説もございましたけれども、津波が引き起こした原発事故で、天災が引き起こした深刻な原発事故という意味においては、もう世界が初めて経験する事故でもありました。 その事故の原因等々については、もう御案内のとおり、国会事故調あるいは政府事故調、民間事故調等々でかなりの専門家が集まりまして、様々な角度から検……
○平野達男君 平野達男でございます。
今回の地震で亡くなられた皆様方の御冥福をお祈り申し上げますとともに、御家族にお悔やみを申し上げます。そしてまた、被災された全ての方々にお見舞いを申し上げます。
気象庁長官にお伺いします。今回の熊本地震、これまでの地震とかなり違っているように思いますが、どのように見解を持っておられるでしょうか。
【次の発言】 今回の地震は阪神・淡路と同じように活断層と明確な関連性があるというふうに言われておりますが、どうでしょうか。
【次の発言】 資料の一ページ目をちょっと見ていただきたいんですけれども、これが断層帯の位置と地震の発生の図でございます。
四月十四日から……
○平野達男君 改革・無所属の会の平野でございます。 今日は、公述人のお二方、本当にありがとうございます。 まず、永濱公述人にお伺いしますけれども、アメリカはあの二〇〇八年のリーマン・ショックの秋から、秋というかその年から、いわゆるQE、量的緩和というのを実施して、その前に日本も量的緩和を実施したんですけれども、短期市場に働きかけるということで、余り国債の金利に影響を与えないような形での量的緩和をやったんですけれども、アメリカはもう、ざっ、ぱっと変えて、いわゆる日本でいうところの非伝統的な、とにかく金利付きの国債も買う、いろんな財産も買うということで、かなり大胆な金融緩和をやって、日銀も今そ……
○平野達男君 改革・無所属の会の平野達男でございます。 今日はどうもありがとうございました。 今日、お話聞いていまして、三位一体改革の話が出てきましたので、かなりテクニカルな話をまず西尾参考人にお伺いしたいと思います。 三位一体改革は結局何を言いたかったかといいますと、国の歳出カットだったと思います。そこに税源移譲をくっつけた。あのときに国の補助金を削って税源移譲をやったんですが、一番激しくやったのは地方交付税の総額に圧縮を掛けましたですね。一般加算でしたか、財源特例債でしたか、ちょっと話聞きながら記憶を必死になって呼び戻しておりましたけれども。結局、それで削ってしまったがために、結果的……
○平野達男君 平野達男でございます。 今日はどうもありがとうございます。 前半に柳澤公述人に、後半に核の廃絶に関して秋山公述人に何点かお尋ねをしたいと思います。 まず柳澤公述人にお尋ねしますけれども、いわゆる非戦闘地域というものを定める、あるいは後方支援地域を定めるという、地域を定めて、そこから燃料補給をやる、あるいは食料補給をやるという、そういう、昔の言葉で言えば兵たんと言うんですけれども、その兵たんというのは武力の行使ではないという定義になっているわけです。 私は、別に戦争を経験したわけじゃないですから、戦争も見ていませんが、日本軍が非常に苦労したというはその兵たんだったということ……
○平野達男君 平野達男でございます。 今日は、両公述人の方々、ありがとうございます。 冒頭、世界経済ということについてお尋ねをしたいと思います。 林公述人からは、リーマン・ショック以降の世界経済の流れ、そして現下の足下の状況についてかなり詳しいお話がございまして、大変参考になりました。 二〇〇八年のリーマン・ショック、英語ではもうグレートリセッションという、大不況という言葉を使っていますけれども、そこからずうっとはい上がってきたというのがこの二〇一六年までの世界的な流れではなかったかというふうに思います。 そのはい上がる中で様々な努力をしてきているわけですが、一つの方策として、借金を……
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