平野達男 参議院議員
22期国会発言一覧

平野達男[参]在籍期 : 19期-20期-21期-|22期|-23期-24期
平野達男[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは平野達男参議院議員の22期(2010/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は22期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院22期)

平野達男[参]本会議発言(全期間)
19期-20期-21期-|22期|-23期-24期
第179回国会(2011/10/20〜2011/12/09)

第179回国会 参議院本会議 第4号(2011/11/01、22期、民主党・新緑風会)【政府役職:内閣府特命担当大臣(防災)】

○国務大臣(平野達男君) 高橋議員から私には、復興の進捗状況と今後の取組についてのお尋ねがございました。  政府は、発災後、全力を挙げて被災地の復旧・復興対策に取り組んでまいりました。これまでに約五万二千戸の応急仮設住宅の建設を支援するとともに、約六万二千戸の民間住宅及び約一万七千戸の公営住宅等への入居を支援し、その結果、避難所にいる避難者の数は約千百人まで減少しております。  また、電気、ガス、水道等、主なライフラインにつきましては、家屋等流出地域、原発警戒区域等を除きまして、ほぼ復旧しているところであります。  さらに、防潮堤や港湾などの公共施設につきましては、順次応急復旧に取り組んできた……

第179回国会 参議院本会議 第8号(2011/11/25、22期、民主党・新緑風会)【政府役職:内閣府特命担当大臣(防災)】

○国務大臣(平野達男君) 江崎議員からは、私に対して二問質問をいただいております。  まず、復興交付金の使い勝手の良さについての御質問をいただきました。  復興交付金においては、復興地域づくりに必要なハード事業として、五省四十に及ぶ幅広い事業を一括化しまして、地方公共団体は一本の事業計画を提出することで足りることといたします。また、事業計画の提出や交付申請等に当たりましては、内閣府、復興庁が発足してからは復興庁がワンストップの窓口として対応することとしております。  このように、被災市町村等が行う手続の簡素化、迅速化を図ることとしておりますけれども、今後、詳細な制度設計を進めるに当たりまして、……

第179回国会 参議院本会議 第9号(2011/11/30、22期、民主党・新緑風会)【政府役職:内閣府特命担当大臣(防災)】

○国務大臣(平野達男君) 東日本大震災復興特別区域法案について、その御趣旨を御説明申し上げます。  本年三月十一日に発生いたしました東日本大震災は、その被害が甚大で、かつ、その被災地域が広範にわたる等極めて大規模なものであるとともに、地震、津波及びこれらに伴う原子力発電施設の事故による複合的なものであるという点におきまして、我が国にとってまさに未曽有の国難であります。  こうした中で、東日本大震災からの復興を円滑かつ迅速に進め、被災地域における社会経済や生活の再生を進めていくことは、目下のところ我が国全体にとって最大かつ最優先の課題となっております。  このため、東日本大震災からの復興が地域に……

第179回国会 参議院本会議 第11号(2011/12/07、22期、民主党・新緑風会)【政府役職:内閣府特命担当大臣(防災)】

○国務大臣(平野達男君) 復興庁設置法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  この法律案は、本年六月二十四日に施行されました東日本大震災復興基本法に基づき、復興に関する施策の企画立案及び総合調整並びに実施に関する事務等を所掌する復興庁を設置し、東日本大震災からの復興の円滑かつ迅速な推進を図るため、提出することとした次第であります。  次に、法律案の内容につきまして、その概要を御説明申し上げます。  第一に、復興庁の設置、任務、所掌事務について定めております。  復興庁は、内閣に置き、復興に関する内閣の事務を助けること及び復興に関する行政事務の円滑かつ迅速な遂行を図ることを任務としてお……


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第180回国会(2012/01/24〜2012/09/08)

第180回国会 参議院本会議 第7号(2012/03/21、22期、民主党・新緑風会)【政府役職:復興大臣】

○国務大臣(平野達男君) 難波議員からは、私に二問、御質問をいただいております。  まず、これまでの震災の復旧・復興に係る予算の執行状況と、これに関する政府の自己評価、さらに、復旧・復興施策における被災自治体の意向の把握について御質問をいただきました。  一次、二次補正の復興関係予算額の合計五・一兆円に対しまして、実施計画の決定段階や内示済みという段階を執行済みといたしますと、一月末現在における執行額は三・九兆円でありまして、執行率は七六%となっております。さらに、三次補正まで含めた予算額の合計額約十四・三兆円に対しまして、一月末現在における同じく執行額は七・八兆円でありまして、執行率は五五%……


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第181回国会(2012/10/29〜2012/11/16)

第181回国会 参議院本会議 第2号(2012/11/02、22期、民主党・新緑風会・国民新党)【政府役職:復興大臣】

○国務大臣(平野達男君) 川田議員からは私に対しては四つの質問をいただいております。  まず、被災者に関する情報の把握について御質問をいただきました。  被災者の基本情報や被災状況等の情報を一元的に管理することは被災者への支援を円滑に実施するために重要な取組と認識をしております。御指摘の被災者台帳につきましては、今後、内閣府において災害対策法制に位置付ける検討が行われると承知しております。復興庁としても、このような関係省庁の取組に協力してまいります。  なお、子ども・被災者支援法の基本方針の検討に当たりましては、支援の対象となる原発事故の被災者がどの地域に避難されているのかをできるだけ正確に把……

平野達男[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院22期)

平野達男[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第175回国会(2010/07/30〜2010/08/06)

第175回国会 予算委員会 第1号(2010/08/04、22期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○委員長(平野達男君) ただいまから予算委員会を開会いたします。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  去る七月三十日の本会議におきまして、皆様方の御推挙により予算委員長の重責を担うことになりました平野達男でございます。  当委員会の運営につきましては、公正中立を旨といたしまして円滑に進めてまいりたいと存じます。  何とぞ、皆様方の御指導、御協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は九名でございますが、現在の理事は六名でありますので、この際、残りの三名の理事を選任いたしたいと存じます。  理事の選任につきましては、……

第175回国会 予算委員会 第2号(2010/08/05、22期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○委員長(平野達男君) ただいまから予算委員会を開会いたします。  予算の執行状況に関する調査を議題とし、昨日に引き続き、質疑を行います。  関連質疑を許します。辻泰弘君。
【次の発言】 関連質疑を許します。谷岡郁子君。
【次の発言】 関連質疑を許します。植松恵美子君。
【次の発言】 まず、それでは直嶋経済産業大臣。
【次の発言】 残余の質疑は午後に譲ることといたします。  午後一時に再開することとし、休憩いたします。    午前十一時五十四分休憩
【次の発言】 ただいまから予算委員会を再開いたします。  予算の執行状況に関する調査を議題とし、休憩前に引き続き質疑を行います。植松恵美子君。


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第176回国会(2010/10/01〜2010/12/03)

第176回国会 環境委員会 第2号(2010/10/21、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○副大臣(平野達男君) 内閣府の平野達男でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  加藤委員から今御指摘がございましたけれども、地域再生基盤交付金、これは、御案内のとおり、平成十七年からスタートした事業でありまして、道路、これは道路法に言う道路と農道、林道等々も入っていますけれども、道路を一体として整備するような交付金、それから今御指摘の中にあった汚水処理施設、下水道法に基づく下水道、それから合併処理浄化槽、浄化槽ですね、集排も入っておりますけれども、こういった汚水処理施設を一体的に整備する交付金等々、三つの交付金から成り立っておりますが、これは五年間を一つのタームとして実施しまして、平……

第176回国会 経済産業委員会 第4号(2010/10/28、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○副大臣(平野達男君) 消極的かどうかという問いでございましたけれども、TPPにつきましては様々な観点から今政府内で精力的な議論をやっております。メリット、デメリット、様々ございます。そういったものを総合的に判断して、最終的な結論を出すということでございます。  私の発言でありますけれども、今、仮にTPPに参加を表明するためには事前の調整が様々要りますよと、その事前の調整するときにかなり時間的な制約があって、それがAPECまでの期間ということであれば、かなり時間的な制約が厳しいという観点で簡単ではないというふうなことを申し上げました。  積極的でも消極的でもなくて、今様々な要素を総合的に判断し……

第176回国会 財政金融委員会 第3号(2010/10/26、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○副大臣(平野達男君) 日本が経常収支の黒字を抱えていまして、その一方でアメリカがグローバルインバランスという中での大きな経常収支の赤字を抱え、これが世界的な金融危機を招いたということについての認識は十分共有しているつもりであります。日本が、じゃ、その中でどういう経済政策を取らなければならないかということにつきましては、従来から言われているように、まずは内需を拡大していくということでございまして、その観点から新成長戦略を策定しています。  御案内のとおり、新成長戦略では、七つの分野を設定して二十一の国家プロジェクトを決めておりまして、その工程表も決めております。その工程表に基づいて、今各分野ご……

第176回国会 内閣委員会 第1号(2010/10/19、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○副大臣(平野達男君) 内閣府副大臣の平野達男でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  国家戦略、地域主権の推進、地域活性化、新しい公共、規制改革等の施策を担当いたします。  関係大臣を支え、力を尽くしてまいりたいと考えておりますので、松井委員長を始め、理事、委員各位の御指導と御協力をよろしくお願いを申し上げます。

第176回国会 内閣委員会 第2号(2010/10/21、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○副大臣(平野達男君) いわゆるひも付き補助金を廃止しまして一括交付金化を実現するということにつきましては、民主党政権の大きな柱になっております。  今、この一括交付金の制度設計につきましては、総額も含めて地域主権戦略会議を中心に関係府省とともに検討しておりまして、来年度予算に向けましては、まずは投資的経費を一括交付金化するということで、予算編成過程を通じて決定するということで今作業しております。  御質問の社会保障関係を始めとする経常に係る補助金等につきましては、ただいま御紹介にもございましたように、平成二十四年度以降、段階的に一括交付金化することとしておりますけれども、基本的に、全国画一的……

第176回国会 内閣委員会 第3号(2010/10/28、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○副大臣(平野達男君) 御案内のとおり、今、政府の方では、新成長戦略を受けまして包括的な経済連携に関する基本方針の策定に向けた作業を行っておりまして、その作業の一環として、この経済連携が我が国経済に与える様々な影響についての試算を行っています。  この試算につきましては、一つはGTAPモデルという、これはWTO等を始め国際機関の中でも使われているモデルなんですが、また、国内外においても一定の評価の得られているモデルなんですが、これに基づいての試算を行っております。これはどちらかというと包括的な影響ということで、各要素、要素ではなくて、一定の条件をインプットすると、経済全体としてはこういう影響が……

第176回国会 農林水産委員会 第3号(2010/11/05、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○副大臣(平野達男君) WTOと、もう一つはバイでいっているEPAというのがあります。  恐らく今の我が国のこれから考えなくちゃならないのは、これまでEPAで取ってきたスタンスと現に今進んでいるらしいTPPという枠組みというのがどういうものかということの違いをよく見極める必要があると思います。  EPAにつきましては、御案内のとおり日本は先般インドとの大筋合意ができました。その前に十一か国と合意をして、その幾つかはもう批准もしています。その中でずっと統一してあるのは、米、牛肉、それから乳製品、これは全部例外なく例外扱いしています。これが日本のスタンスだったわけです。  それで、EPAにつきまし……

第176回国会 農林水産委員会 第5号(2010/11/25、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○副大臣(平野達男君) 言葉の問題でございますので、ちょっと答弁を読ませていただきます。  今の御質問は、包括的経済連携という言葉と経済連携交渉との相違ということに対しての質問だったというふうに御理解いたします。  まず、包括的経済連携でございますけれども、物やサービスの自由化だけではなく、人の移動、投資、政府調達、二国間協力等の貿易以外の分野も含めた幅広い分野における連携を意味するものであるというふうに理解をしております。基本方針におきましては、経済連携協定のみならず、投資、サービス協定や制度調和等EPAの締結に至らない場合も含めまして広く他国・地域との包括的な経済面での連携関係を意味してお……

第176回国会 文教科学委員会 第3号(2010/11/11、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○副大臣(平野達男君) 元気な日本復活特別枠、これは御案内のとおり、経済成長あるいは雇用に資する予算に、予算編成に向けて重点的に投資していこうと、そういう観点から設けられた特別枠でございまして、この配分をするために玄葉大臣を議長とする評価会議がございます。評価会議の下に作業チーム、副大臣クラスから成る作業チームを設けまして、座長は今私が拝命をしております。吉田政務官もそのメンバーです。  この作業チームが十月の二十九日から十一月の上旬にかけて休日返上で要望枠に出た百八十九の事業のヒアリングをしまして、そのヒアリング結果を基にして五つの判断基準を作りまして、これからこの判断基準に基づきましてA、……


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第177回国会(2011/01/24〜2011/08/31)

第177回国会 議院運営委員会 第9号(2011/03/31、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○副大臣(平野達男君) 情報公開・個人情報保護審査会委員戸澤和彦君、久保茂樹君、新美育文君の三名は平成二十三年三月三十一日に任期満了となりますが、戸澤和彦君を再任し、また、久保茂樹君の後任として山田洋君を、新美育文君の後任として椿愼美君をそれぞれ任命いたしたいので、情報公開・個人情報保護審査会設置法第四条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。  次に、預金保険機構監事飯田小夜子君は平成二十三年三月三十一日に任期満了となりますが、飯田小夜子君を再任いたしたいので、預金保険法第二十六条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。  何とぞ、御審……

第177回国会 決算委員会 第11号(2011/08/05、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 今、農水省の方では、そういった被災農地どのように復旧していくか、その手法並びに工程、今、鹿野大臣先頭に一生懸命になって詰めていただいております。  復興基本方針にもございますけれども、除塩をしっかりやる、瓦れきをしっかり取り除く、その上で、きちんとした土地利用計画、営農計画を作りまして、被災した地域が将来にわたって生産性の高い農業を継続していけると、そういう状況をつくるために頑張っていきたいというふうに思っています。
【次の発言】 二重ローン問題につきましては、もう委員御案内のように、自民党さん、公明党さん、民主党、三者でかなりの議論をしまして、立法化が必要かどうか、……

第177回国会 行政監視委員会 第6号(2011/08/03、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) まず、二つあろうかと思います。  まず、事業制度そのものというものに対する評価というのがございまして、これは先ほど園田政務官からお答えがあったとおりでありまして、その事業の役割、効果、こういったものについては復興基本方針においても、復興に関する施策の実施に当たっては事業の立案段階から透明性等の観点から適切な評価を行うこと、また、施策の推進に当たっては被災者に対し正確かつ迅速な支援情報を提供するということになっておりまして、これは行政刷新会議とも連携しながらやっていきたいというふうに思っています。  ただし、今回の大震災はもう未曽有の大震災でございまして、その対策につい……

第177回国会 災害対策特別委員会 第閉会後1号(2011/09/09、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 平成二十三年台風第十二号の被害状況及びその対応につきまして御報告をいたします。  まず、この災害により亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、御遺族に対しまして深く哀悼の意を表します。また、被災された方々に対しまして心よりお見舞いを申し上げます。  台風第十二号は動きが遅く、上陸後も大型の勢力を保っていたため、台風周辺の暖かく湿った空気が長時間流れ込み、特に紀伊半島では、降り始めの八月三十日十七時からの総降水量が奈良県上北山で千八百八・五ミリ、三重県宮川で一千六百二十・五ミリを記録するなど、西日本から北日本にかけて広い範囲で記録的な大雨となりました。  ……

第177回国会 災害対策特別委員会 第11号(2011/07/25、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) この度、防災担当大臣を拝命いたしました平野達男でございます。  防災は国家の基本的かつ重要な任務との認識に立ちまして、東日本大震災の教訓を踏まえ、防災に関する取組を再点検し、災害に強い国づくりを進めてまいる所存でございます。  東日本大震災は、これまでに合計一万五千名を超える尊い命を奪い、いまだに五千名近くの方が行方不明となっております。今回の大震災は、災害規模が東日本全域に及ぶ甚大なものであることに加え、巨大な地震と巨大な津波に原子力発電所の事故が重なるという、未曽有の複合的な大災害であり、我が国は今、国難とも言える状況にあります。  亡くなられた方々に心から哀悼の……

第177回国会 災害対策特別委員会 第12号(2011/08/09、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) ただいまの御決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして、努力してまいる所存でございます。

第177回国会 東日本大震災復興特別委員会 第11号(2011/07/28、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 被災事業者の再生支援につきましては、現在、政府において二重債務問題への対応方針を踏まえ、被災県の要望に応じ、被災県ごとに産業復興機構を設立し、再生可能性のある被災事業者の債権の買取りなどを通じた再生支援の枠組みを構築すべく調整しているところであります。  一方、株式会社東日本大震災事業者再生支援機構法案では、全国に一つの機構を設置すること等から、地域の実情に応じた迅速かつ適切な再生支援がなされない可能性があると考えております。  したがって、株式会社東日本大震災事業者再生支援機構法案については、政府としては反対であります。  以上であります。

第177回国会 東日本大震災復興特別委員会 第13号(2011/08/01、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 復興庁の設置についての御質問でございますけれども、御案内のとおり、復興庁の設置につきましては、復興基本法の策定の際の与野党の協議を受けまして、政府において一日も早く復興庁の業務の全体像を示せるよう協議を進め、年内に成案を得て速やかに設置法案を国会に提出すべき旨合意されたところでございます。このことは、先般決定した復興基本方針にも明記されております。  郡司委員の御指摘は、復興庁の設置、急ぐべきではないかという、そういう趣旨であったと思いますが、私どももできるだけ早くその法案を作成して一日も早く国会に提出したいというふうに考えております。  その一方で、足下の問題として……

第177回国会 内閣委員会 第9号(2011/06/16、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○副大臣(平野達男君) 福島の原発事故、残念ながら今も継続中であります。この収束に向けて工程表が出されたということについてはもう御承知のとおりでありまして、まずは循環的に安定的に冷温停止が確保される、そして、あわせて、放射性物質が外に放出されない、そういう状況をまず一刻も早く、一日も早くこれを確保するということだろうというふうに思います。  特に、このことは広く国民、世界だけではなくて、いわゆる警戒区域、計画的避難区域、それから避難準備区域から避難されている方々、この方々はもうこれからの生活設計が立てられないということで、まず一日も早くこの収束を願っている、特に強く願っているということもござい……

第177回国会 内閣委員会 第10号(2011/06/21、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○副大臣(平野達男君) これから総合特区を指定していくわけでありますけれども、多分たくさんの地域から応募があると思います。  その指定に際しましては、先ほど総務大臣から御答弁がございましたけれども、有効性、先駆性、熟度、あるいは実現可能性、あるいは地域全体の熱意、こういったものを総合的に勘案してその地区を指定していくということでございまして、そういった計画を作るときに、恐らくは、その中にキーパーソンとなる方あるいは地域を引っ張る方、多分そういった方がいる地域ほどそういった具体的な計画が出てくるということだろうと思います。  ですから、その中でのキーパーソンになる、あるいはリーダー的な存在になる……

第177回国会 農林水産委員会 第9号(2011/05/19、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○副大臣(平野達男君) 今回の震災によりまして、御案内のとおり、大変な被害が発生しております。まずは、今回の震災被災者に対しての支援を徹底してやる、それから復旧復興に向けて全力を尽くす、それから、福島の第一原発につきましては残念ながらまだ進行中であります、その収束にも全力を尽くすと、これがまず基本的には政府の基本的なスタンスであろうと思います。  しかし、同時に、そういったことを進めるためにも、日本の経済も大分傷んでおりまして、その日本経済を再生するための再スタートも同時並行的にやるべきではないかということで、政策推進指針というのが先般閣議決定されたというふうに理解をしています。  この中で、……

第177回国会 農林水産委員会 第11号(2011/05/31、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○副大臣(平野達男君) 御案内のとおり、TPPにつきましては、元々は六月をめどに交渉の参加の是非について判断をするというのが政府の姿勢でございました。その後、震災が起きまして、もう未曽有の震災でございます。現段階においては復旧という、復旧復興という作業がございますが、復旧についても本格的な状況にまだ入っておりません。それから、御案内のとおり、福島の原発のプラントについてはまだ事故が進行中であります。まずは復旧復興に全力を尽くすというのが、これは私は政府の変わらぬ一貫した方針だというふうに思っております。その中でTPPについても判断の時期についてはスケジュールを見直すということで、先ほど山田委員……

第177回国会 予算委員会 第21号(2011/07/21、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) いわゆる災害救助犬でございますけれども、地震などによる家屋崩壊現場での被災者捜索など、災害時における人命捜索活動等を行う犬のことであると認識しております。  我が国では、一部の警察犬が災害救助に対応しているほか、様々な民間団体が救助犬の保有、認定、育成を行っており、地方公共団体によっては、これらの民間団体と個別に協定を締結し、合同で訓練を行うなどの取組を行っていると承知しております。今回の東日本大震災においても、民間団体等が災害救助犬を派遣して捜索活動に当たった、そういう経過もございます。
【次の発言】 救助犬の認定制度についての御質問だったと思います。  救助犬の認……

第177回国会 予算委員会 第22号(2011/07/22、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 産業や経済に知見の深い委員として中鉢委員が就任されております。  なお、復興構想会議の委員は、被災地である東北にゆかりの深い方を軸に、災害復旧復興への思いをお持ちで新しい日本を見据えられるという点を重視して人選されたというふうに聞いております。
【次の発言】 ソニー株式会社代表執行役副会長でございます。
【次の発言】 復興に当たって、住民主体のボトムアップによるコミュニティー再建、非常に重要な指摘だと思います。その再建をするに当たって、被災地住民を例えば雇用する、こういう考え方もいい考え方だというふうに思います。この雇用を実現するために、少なくとも当面の措置としては雇……

第177回国会 予算委員会 第23号(2011/07/25、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 被災地においては、今復興に目指しまして、様々な観点から土地利用計画の策定を今鋭意行っているというふうに理解しております。その計画を策定するに当たって、もうこれは委員御案内のとおり、今回の被災の大きな特徴は津波ということでございまして、その津波に対応するための災害に強い町づくりということも大きなテーマになっています。  その土地利用調整の中で、従前地農地であったところあるいは宅地であったところ、それが今後とも農地として使えない、あるいは宅地として使えない、そういう状況になる場合も想定されます。その場合にそういう土地をどうするか。買上げということについても大きな手段である……

第177回国会 予算委員会 第24号(2011/08/11、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 復興に対しての政府の体制という御質問でございました。体制については、復興対策本部を言わば司令塔という形で今臨んでおります。  この復興対策本部につきましては、復興基本法に基づきまして、内閣総理大臣を本部長、官房長官並びに復興対策担当大臣を副本部長とし、全閣僚が本部員として参加することによって構成されております。同法に基づき、併せて岩手、宮城、福島の三県に副大臣、政務官クラスを本部長とする現地対策本部を設置し、関係地方機関、大体十六機関ございますけれども、の長等を本部員とすることにより被災地域の地元の声をしっかりと受け止めるとともに、関係機関の間で密接な連携を図っている……


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第178回国会(2011/09/13〜2011/09/30)

第178回国会 東日本大震災復興特別委員会 第閉会後1号(2011/10/06、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) これから岩手、宮城、福島もそうですけれども、冬を迎えます。冬の寒さ対策につきましては、今委員から御指摘のあったカーペット等、この供給、様々要望出ておりますけれども、今の枠組み、災害救助法の枠組みをできるだけ活用して、地域のニーズにこたえるよう厚生労働大臣とも調整を図っていきたいというふうに思っております。  あわせて、特に気になるのは仮設住宅の外の水回りであります。特に岩手は冬季は凍結する場合がございますので、そういった凍結防止についても万全を期すよう自治体にもしっかり働きかけてまいりたいと考えております。
【次の発言】 災害救助法の枠組みで、できるだけ仮設住宅に住ん……

第178回国会 予算委員会 第2号(2011/09/28、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 民間資金の活用につきましては、PFI制度等もあるということは委員も御承知のとおりかと思います。  こういった制度の活用については、本来であればこれを積極的に進めるというのが本来の姿であるかと思いますが、今回の場合は災害復旧でもあります。そういった性格上、民間の資金ということについての活用も通常どおりにはなかなかいかないといった面もあるということも御承知願いたいと思います。  なお、民間資金の活用につきましては、政府とは別に、民間の団体がいろんな出資を募ったりして、その資金を元にして被災地に対しての支援をやる、こういった取組等もなされているところであります。

第178回国会 予算委員会 第3号(2011/09/29、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 私の方から津波に関してちょっと御答弁をさせていただきますが、今回の東日本大震災の教訓は大きな津波が来たらとにかく逃げるということでございまして、これは学校のみならず地域全体として逃げるという体制をつくらなければならないというふうに考えています。  その場合にどういう津波を想定するか、そして、今委員の御指摘にもございましたけれども、地域によってその津波の高さと地震発生してから津波が到達する時間が違ってまいります。その時間も専門家の意見を聞きながら特定をしましてその対策を立てていくことが大事だというふうに考えております。その場合に、近くに建物があるということであればそこの……


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第179回国会(2011/10/20〜2011/12/09)

第179回国会 決算委員会 第2号(2011/12/07、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) ただいまの中央防災無線網整備事業に対する会計検査における検査の妨害についての警告決議につきましては、御趣旨を踏まえ、今後とも管理監督体制の厳格化に一層努力してまいる所存であります。  また、関係職員に対する適切な処分を行うとともに、職員に対し会計法令等の遵守を徹底するなど内部統制機能を確保し、今後このような御指摘を受けることがないよう万全を期する所存でございます。

第179回国会 災害対策特別委員会 第2号(2011/10/26、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 防災担当大臣の平野達男でございます。災害対策特別委員会の開催に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  我が国は、その自然的条件から、各種の災害が発生しやすい特性を有していると認識しております。こうした我が国の特性を踏まえ、防災は国家の基本的かつ極めて重要な任務であるとの認識に立ちまして、災害に強い国づくりを進めてまいる所存であります。  三月十一日に発生した東日本大震災により、これまでに合計一万五千名を超える尊い命が奪われ、いまだに三千八百名以上の方が行方不明となっております。  七月に発生した新潟・福島豪雨では、四名の方が亡くなり、家屋、農地等に大きな被害が発生……

第179回国会 災害対策特別委員会 第4号(2011/11/04、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) まず、伊勢湾台風との比較でありますけれども、死者、行方不明という観点からの比較でございますと、伊勢湾台風につきましては、死者、行方不明の方々、約五千百名というかなりの数に上った大災害でございました。今回の台風十二号、これも大変大きな被害でございますけれども、死者、行方不明につきましては、死者、全国で七十八名、行方不明者の方々は十六名ということで、これは十一月二日までに把握している数字でございます。  しかし一方で、これを雨の降り方あるいは強さ、量という観点から見ますと、今回の台風十二号の異常さというのが今度は浮かび上がってくるのかなという気がいたしています。  例えば……

第179回国会 東日本大震災復興特別委員会 第2号(2011/10/26、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 東日本大震災復興対策担当大臣の平野達男でございます。東日本大震災復興特別委員会の開催に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  東日本大震災により、発災以来これまでに合計一万五千名を超える尊い命が奪われ、いまだに三千八百名以上の方が行方不明となっております。  亡くなられた方々に心から哀悼の意を表するとともに、全ての被災者の方々に心からお見舞いを申し上げます。  今回の大震災は、その被害が極めて広域に及ぶだけではなく、大規模な地震、津波に加え、原発事故が重なるという未曽有の複合的な大災害であり、言わば国難であります。  発災後、政府を挙げて被災地の復旧復興対策に取り……

第179回国会 東日本大震災復興特別委員会 第3号(2011/10/28、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 谷岡委員の今の質問の同じ内容を私は、県外に避難されて就職している方、仕事をされている方、あるいは福島県内で避難されて仕事をされている方から問題を突き付けられております。  そのときに私が思いましたのは、正直言って答えられませんでした。それは、ある日突然出てくださいと言われて、人によっては七か所、八か所巡って避難所に入る。体がなまるから仕事をしましょうといって仕事を見付けてきて、働かなくちゃならないと思っているから働いているという中で、先ほど東電の社長さんからは、この制度については、例えばこれをいわゆる将来やられるであろう賠償額から全額引かれるということが仕事の意欲がそ……

第179回国会 東日本大震災復興特別委員会 第4号(2011/11/07、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 御案内のように、十月二十日、井上幹事長の御紹介、御案内で公明党宮城県本部さんが復興本部に来ていただきました。様々な御要望をいただくとともに、意見交換会も行わせていただきました。要望につきましては、宮城県内の被災者、自治体の声を幅広く集約いただいたものだというふうに認識しております。要望書記載のそれぞれの項目につきましては、内容を精査しまして、特区制度あるいは交付金制度、第三次補正予算の中に反映をさせていただいたというつもりでございます。  要望それぞれの項目の回答につきましては、御要望いただきましたのでもっと早くこれ早急に回答すべきでありましたけれども、なかなか法案提……

第179回国会 東日本大震災復興特別委員会 第5号(2011/11/18、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 政府の方は、震災直後から金融機関に対しまして、被災者の厳しい状況に照らしまして返済猶予等の条件変更に弾力的に対応するよう再三要請しまして、金融機関においては多くの債務者に対して約定弁済の一時停止、さらに条件変更契約を締結してきております。  しかし、そろそろもう復興が始まっておりますので、これから新規マネーの需要が出てくると思います。としますと、この二重ローン問題は今まで以上に大きな課題になってくるというふうに考えておりまして、まずは当面、産業復興相談センター、それから産業復興機構、これと連携してしっかりとした対応をしなくちゃならないと考えておりますし、この今審議いた……

第179回国会 東日本大震災復興特別委員会 第6号(2011/11/30、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 東日本大震災復興特別区域法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  本年三月十一日に発生いたしました東日本大震災は、その被害が甚大で、かつ、その被災地域が広範にわたる等極めて大規模なものであるとともに、地震、津波及びこれらに伴う原子力発電施設の事故による複合的なものであるという点において、我が国にとってまさに未曽有の国難であります。  こうした中で、東日本大震災からの復興を円滑かつ迅速に進め、被災地域における社会経済や生活の再生を進めていくことは、目下のところ我が国全体にとって最大かつ最優先の課題となっております。  このため、東日本大震災か……

第179回国会 東日本大震災復興特別委員会 第7号(2011/12/01、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 今委員御指摘がございましたように、復興推進計画、一部の特例では特定の大臣の手続を必要ということで、これは実は法案策定の過程の中でも様々な議論がありまして、これ、なくてもいいんじゃないかという議論も一部、中ではありました。ただ、今現行の法律上の立て付け上、やはりどうしてもこうした手続は残さざるを得ないという形で今回法案提出をさせていただいた次第であります。  様々な手続については、できるだけ一元化しよう、それから簡素化しようということで取り組むことにしておりまして、御指摘の復興推進計画については、内閣府、又は復興庁ができますれば復興庁において一元的に認定の申請を受け付け……

第179回国会 東日本大震災復興特別委員会 第8号(2011/12/02、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) もし委員の御指摘のように、もしというのは失礼な言い方になりますけれども、指定基準を上回っているということでありますれば、これはもうできるだけ早期に指定をしなければならないと考えています。事実関係をちょっと調査しまして対応したいと思います。
【次の発言】 質問が二点あったかと思います。  まず、被災者生活再建支援法の拡充という御質問であったかと思いますけれども、被災者生活再建支援法、まず被災した世帯に対して百万円、そして新規購入した場合、新築した場合には三百万を限度に支給するという制度でございます。  この制度は、自然災害によりその生活基盤に著しい被害を受けた世帯に対し……

第179回国会 東日本大震災復興特別委員会 第9号(2011/12/07、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 復興庁設置法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、本年六月二十四日に施行されました東日本大震災復興基本法に基づき、復興に関する施策の企画立案及び総合調整並びに実施に関する事務等を所掌する復興庁を設置し、東日本大震災からの復興の円滑かつ迅速な推進を図るため、提出することとした次第であります。  次に、法律案の内容について、その概要を御説明申し上げます。  第一に、復興庁の設置、任務、所掌事務について定めております。  復興庁は、内閣に置き、復興に関する内閣の事務を助けること及び復興に関する行政事務の円滑かつ迅速な遂行を図ること……

第179回国会 東日本大震災復興特別委員会 第10号(2011/12/08、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 存じ上げております。
【次の発言】 復興局が置かれる岩手、宮城、福島以外の被災地につきましても、被災自治体に対する支援等は現地でしっかり行うことができるよう、これは必要な体制は構築しなければならないというふうに考えております。  具体的には、例えば、現地の被災状況や被災自治体の意見を踏まえまして、支所の設置や担当窓口の明確化を図るほか、復興庁が中心となって関係機関による合同支援チームを派遣するなど、被災自治体の負担とならないよう支援を行ってまいりたいと考えております。  じゃ、支所を被災三県以外のどこに設置するかということについては、今地域の実情等々も踏まえながら検討……

第179回国会 予算委員会 第3号(2011/11/15、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 復興庁設置法案におきましては、御案内のとおり、復興庁は原子力災害からの復興に関する事務をも幅広く担う旨明記されております。  御質問の趣旨は場所の設置ということでございますけれども、この場所につきましては、復興局は、今の原案では復興局も福島に置くということになっておりまして、その復興局の中に原子力災害を担当する部局、これを置くことは私は是非とも必要だというふうに思っております。  特に、これから福島全体の復興をどうするか、このことについては国も責任を持ってきっちりとしたビジョンを示していただきたいと、これは佐藤知事から何回も何回も言われております。こうしたことを担当す……

第179回国会 予算委員会 第4号(2011/11/16、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 平成十七年に中央防災会議の専門調査会が検討しております。この検討によりますと、首都直下地震の被害想定では、マグニチュード七・三ということで、東京都心部では震度六強、一都三県に及ぶ範囲で震度六弱の揺れを想定しています。被害額につきましては、建物全壊、焼失家屋が約八十五万棟、死者数が一万一千人、避難所への避難者数が約四百六十万人、帰宅困難者が六百五十万人、また経済被害については、建物被害などが六十七兆円、生産額の低下などの間接被害が六十五兆円で、合わせて百十二兆円というような被害想定になっております。  あわせて、これは比較的発生頻度の高い首都直下型というふうに想定されて……

第179回国会 予算委員会 第5号(2011/11/17、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 障害者あるいは高齢者を始めとしたいわゆる要援護者の問題につきましては、今回の東日本大震災においても様々な課題が私どもあるなというふうに認識をしております。  まず、平成十七年の三月に災害時要援護者の避難支援ガイドラインを作成したんですが、これがまず徹底されていなかったということがございます。ガイドラインに基づく市町村の避難支援計画の策定状況は七六・八%、要援護者名簿の作成状況は五二・六%ということで、まだまだでございます。そこで、まずはこの徹底を図ることが大事ではないかというふうに考えております。  それからあと、中央防災会議の専門調査会では、今回の災害において、昨日……


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第180回国会(2012/01/24〜2012/09/08)

第180回国会 決算委員会 第閉会後1号(2012/10/18、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 総論的に私からお答えをさせていただきたいというふうに思います。  国内立地補助金につきましては、昨年の被災直後の日本の経済の状況、どういう意識を持っておられたかということについて思い起こしていただきたいというふうに思います。  サプライチェーンという言葉が何回も何回も、これが寸断されたという言葉が交わされております。復興を成し遂げるためには日本経済が沈下することがあってはならない。東日本大震災は広域で起きました。その結果として、サプライチェーンその他が寸断されて日本の生産体系に重大な支障が生じるのではないかと。こういったことに何とか歯止めを掛けなければならないという意……

第180回国会 決算委員会 第2号(2012/03/09、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 被災した家屋を撤去するかどうかということについては、多分、被災者にとってみれば大変勇気のある、そして悩む決断だというふうに思います。  そういう中で、各自治体、一方でこれからの復旧復興を進めるためには、面的にこの地域についてはある一定の期限までにやっぱり撤去するかどうかを決めたいと。そういう中で、その自治体と被災者との間の中のコミュニケーションがしっかり交わされているというふうに思います。  結論から言いますと、やはりどうしてもまだ決断ができないという場合には翌年度も申請はできます、この制度はしばらく続きますから。そういう意味で、当局と、被災自治体の当局と被災者の方々……

第180回国会 決算委員会 第8号(2012/08/27、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) ただいまの東日本大震災復旧・復興関係経費の迅速かつ円滑な執行の確保等についての審査措置要求決議につきましては、御趣旨を踏まえ、適切に対処してまいります。

第180回国会 決算委員会 第9号(2012/09/03、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) この三つの事務所が分散しているという問題につきましては、佐藤委員から何回か御指摘を受けまして、政府部内でもかなり私の方から強い指示を出して検討をさせました。  結論からいいますと、先ほど環境大臣からも御答弁がございましたけれども、原子力災害現地対策本部等々につきましては、これは県庁と隣接していなくちゃならないという、そういう制約がございます。あと、福島環境再生事務所につきましては、情報環境プラザ、これは駅前にございまして、その一体性の問題があって、何とか近くに一か所という場所で探させたんですが、現段階では見付かっておりません。  引き続き、この問題については詰めたいと……

第180回国会 行政監視委員会 第閉会後1号(2012/10/19、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) まず、この法律、基本法につきましては、私は当時内閣府の副大臣をやっておりまして、被災者生活支援チームの事務局長という立場で被災地の復興支援にかかわっておりました。正直申し上げまして、当時私はもう現地のことばかり見ておりましたから、国会でこういう基本法が議論されているということについてはほとんど関心も払っておりませんでしたし、現地の方で忙殺されていたというのが本当にこれは正直なところであります。ただその後、この条文を見せられまして、これはいい法律ができたなというふうに思ったのも正直なところであります。  今委員から、当初の条文と後の条文の、最終的な条文で変更があった、修……

第180回国会 災害対策特別委員会 第7号(2012/06/20、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 何が必要であるか、質問の最後の趣旨がちょっと聞き取れませんでした、申し訳ありませんですけれども。
【次の発言】 ちょっと付いていけなくて済みませんでした。  今回、やっぱり何といっても津波の被害がまず非常に多かったということで、福島の原発災害はちょっと別な観点から議論する必要があると思いますが、その津波ということにつきましては、やはり逃げる判断をした、どこに逃げるかと、そういった判断でもって、大変言いづらいことではございますけれども、亡くなった方、あるいは助かった方、助けられた方が出てきたということであります。  その中で、今回の防災意識の向上というか、何が必要かとい……

第180回国会 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第4号(2012/07/19、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 大門委員には、この二重ローン問題対策等々で被災地の支援、力強い支援をいただいております。  この二重ローン問題に関してでございますけれども、支援機構の発足直後から、社長を先頭に地域を丁寧に歩きまして案件の発掘に努めております。努めておりますけれども、今まで支援機構の支援決定というのは五件にとどまっているというのが実態でございます。これは、グループ補助金それから政策金融も頑張っております。それからあと、仮設店舗の利用が非常に多うございます。こういったもので、こういった行政支援が効いているということがございます。  しかし、一方で、これは仮設店舗や仮設工場はこれから本復旧……

第180回国会 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第10号(2012/07/30、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 今、石川委員から御指摘がございましたように、消費税の上げる時期と住宅の再建時期が重なるということで、被災者が住宅の取得に当たって消費税を上げられるということにつきましては大きな不安を持っているという声が多々寄せられております。このことについては、総理からも被災地における住宅の問題に配慮するよう指示がございまして、いずれこのことについては、財務大臣等とも連携しながら、しかるべき対応が必要だというふうに思っております。
【次の発言】 今回の東日本大震災の被災というのは阪神・淡路とよく対比されますけれども、類似点もございますが、違いもございます。阪神・淡路は何といっても、被……

第180回国会 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第11号(2012/07/31、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) ちょっと、失礼ながら、どこの地域かということについてはちょっと今把握しかねますが。どうぞ紹介をお願いしたいと思います。
【次の発言】 今、具体的にどういう手法で被災者の負担軽減に配慮していくかということについて、具体的な詰めというのを具体的にやっているわけではございません。ただ、いずれ消費税を上げるという時期がもし来るとすれば、その何か月か前ぐらいからは本格的な議論をやるということになると思います。  総理からは、いずれ配慮をするという指示はしっかりいただいておりますので、その準備だけはしておくということは心掛けたいというふうに思います。

第180回国会 東日本大震災復興特別委員会 第2号(2012/03/16、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 復興大臣の平野達男でございます。東日本大震災復興特別委員会の開催に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  東日本大震災から一年がたちました。一万五千名を超える尊い命が失われ、いまだに三千百名以上の方が行方不明となっております。  今月十一日には、政府主催により、天皇皇后両陛下の御臨席の下、東日本大震災一周年追悼式を実施するとともに、地方公共団体においても追悼式が行われました。  改めて、亡くなられた方々に心から哀悼の意を表するとともに、全ての被災者の方々に心からお見舞いを申し上げます。  二月十日には復興庁が発足いたしました。私は、震災発生直後から被災者の生活の支……

第180回国会 東日本大震災復興特別委員会 第3号(2012/03/26、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 復興交付金につきましては、一月末に提出された事業計画に対しまして、先日、三月二日、第一回目の交付可能額の通知を行ったところでございまして、結果として宮城県につきましては要請額に対しての配分の通知の額が五七%になったということでございます。その中身につきましては、今回の交付金制度の趣旨に必ずしもなじまないもの、特に全国防災等、別途の制度による対応を検討いただくというもの等々があったということでございます。  しかし、大宗は、計画をこれから国と県と自治体の中でもうちょっと練って、練ることで、例えば事業単価でありますとか、事業間の相互調整をやって交付金を交付した方が後々の事……

第180回国会 東日本大震災復興特別委員会 第4号(2012/03/27、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) まず、調査計画費といったものにつきましては復興交付金が制度化される前に既に国交省でも予算化していまして、今回の復興交付金の配分をするかどうかということについての計画費というのは、大部分の市町村はそちらの補助金を使ってやったというふうに理解しています。  今回交付しなかったからといって、それは駄目ということではなくて、引き続き協議をしましょうというものが非常に多かったということで、そういった部分には今回の配分の中で調査計画費を付けているということも是非御理解をいただきたいと思います。  それから、先ほどの質問の件なんですけれども、基本的には復興交付金、財政法第十四条の三……

第180回国会 東日本大震災復興特別委員会 第5号(2012/03/28、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) まず、福島復興再生特別措置法案においてでありますけれども、課税の特例を受ける主な地域として、復興特別区域では東日本大震災により多数の被災者が離職を余儀なくされた地域とされているところ、福島県の全ての地方公共団体が復興特区の課税の特例を含む復興推進計画の作成を可能となるように地域要件を緩和すると、それから、加えて、事業用設備に係る即時償却期間を、復興特別区域制度では平成二十六年三月三十一日までとされているところ、二十八年三月三十一日までと延長することとしていること、それから、避難解除区域における独自の措置として、震災時に避難対象区域に事業所が所在していた全ての事業者に対……

第180回国会 東日本大震災復興特別委員会 第6号(2012/03/29、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) まず、委員がおっしゃいましたように、福島特別措置法、これ、もし成立させていただければ、一つのスタートだと思います。そしてまた、大きなスタートだと思います。そして、動いて考えていくという、動きながら修正すべきものは修正するという、そういう考えでいきたいと思いますし、そのほかに、まだまだスタートさせなければならないものがあります。そういったことも、連携しながらやっていくという姿勢で臨んでいきたいというふうに思います。  そこで、御指摘のとおり、東日本大震災からの復興については中長期的な視野を持って取り組む必要がございまして、福島県における原子力災害を含めて、東日本大震災か……

第180回国会 東日本大震災復興特別委員会 第8号(2012/06/14、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 昨年の三月十一日の東日本大震災、その後の福島第一原発の事故、特にその福島第一原発の事故に伴っての大量の放射性物質の放出、これによって今、特に福島県経済は大きな打撃を受けているということについてはもう御承知のとおりであります。  その打撃の中身について二、三御紹介いたしますと、二、三という言い方もちょっと正しい言い方ではございませんが、まず何といっても双葉郡の東京電力第一発電所、これはあの地域の経済の要でもございました。その発電所がもうなくなっているということでありまして、廃炉に向けての作業でこれからある程度の労働力の需要等は出てまいりますけれども、第一原発がなくなった……

第180回国会 東日本大震災復興特別委員会 第9号(2012/08/03、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 今回の東日本大震災、もう発災から一年四か月以上たっております。この災害につきましては、もう委員も御承知のように、まず大規模な地震が起こったこと、そして、それに誘発されて大規模なこれまでにない津波被害が発生したこと、そして福島第一原発の事故という三つの事故が重なっているということであります。  特に地震につきましては、内陸部でかなり被害が出ておりますけれども、これについては今災害復旧事業を基本に対応しているということであります。津波につきましては、これは三陸といわゆる仙台から南側の平野では被害の状況等々もかなり様相が違ってまいりまして、それに対する対応の仕方も当然のこと……

第180回国会 東日本大震災復興特別委員会 第10号(2012/08/27、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) この際、一言述べさせていただきます。  去る八月三日の本委員会における森まさこ委員の御質問に対する私の答弁において、委員が答弁を求めていない事項につきまして弁明をし、反論の場等の答弁を行い時間を要したことについては、委員長の議事運営の下で行われたものではありますが、結果として円滑な議事運営に支障を来したことについて、深くおわび申し上げます。  この場をお借りして、これらの答弁を取り消すとともに、国政の最重要課題である被災地の再生と被災者の救済をあずかる本委員会の審議に御迷惑をお掛けいたしましたことにつきまして、重ねて深くおわび申し上げます。  また、本件については、過……

第180回国会 予算委員会 第3号(2012/02/06、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 執行体制、国と地方、両方ありますけれども、国は国でしっかりとしたこの体制が整っていると思います。特に、災害復旧についてはスケジュールをしっかり示しました。そのスケジュールにのっとって、海岸堤防の復旧あるいは港湾の復旧、漁港の復旧、これは進みます。  問題は被災する自治体の取り組む事業でございまして、これはもう絶対的なマンパワーの不足というのはこれはずっと指摘され続けておりまして、これは今、自治体間の協力、それから今、川端大臣も、現地に職員を派遣して実情を更に把握するとともに、それを把握した上で各自治体にまでお願いをする、また国も必要な応援をすると、そういう形で体制はし……

第180回国会 予算委員会 第4号(2012/02/07、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 委員御指摘のように、支援機構につきましては、各県の産業復興機構による支援が困難な事業者を対象とするとともに、小規模事業者、農林水産事業者、医療福祉事業者等を重点的に対象とすることにしておりまして、各県の産業復興機構と相互に補完しつつ支援の拡充を図ってまいりたいというふうに考えております。  この準備につきましては、三月五日の開設に向けまして、本店は仙台に置くということにしております。この制度設計それから組織の構築に当たりましては、商工会等々の方々とも連携して、御意見も聞きながら進めてまいりまして、この役割等々についての意識の共有化も図られているというふうに思います。 ……

第180回国会 予算委員会 第5号(2012/02/08、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) この件に関しましては、公明党の各国会議員から何回か御質問を受けております。  国としましては、御承知のように、これまで災害時要援護者の避難支援ガイドラインによりまして、市町村に要援護者名簿の作成や障害者一人一人の避難支援計画の策定等を促してきたところであります。しかしながら、これまでの障害者団体からのヒアリングを通じますと、市町村において個人情報との関係などを理由として災害時要援護者名簿や障害者ごとの個別支援計画の策定を進めていなかった、それから、市町村において福祉避難所の事前の設置が十分に行われなかった、障害者に配慮した情報伝達が十分に行われなかった、避難所において……

第180回国会 予算委員会 第6号(2012/03/12、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) まず、瓦れきは産業廃棄物として扱う場合と放射性廃棄物として扱う場合があります。その中で、六%というのは二千四百万トンを対象にしております。その中の圧倒的部分は木質系であります。そして、六%、これはなぜかといいますと、先ほどの川口委員の質問にも関連しますけれども、最終処分場の問題じゃないんです。これは焼却場の数の問題なんです。この焼却場は今どんな焼却場を使っているかといいますと、宮城、岩手である現在の焼却場並びに、例えば太平洋セメント、これは特定の名前を出して恐縮ですけれども、これを、最近やっと津波で壊れた焼却施設を使って今焼却を始めているということです。  それから一……

第180回国会 予算委員会 第7号(2012/03/13、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 福島再生特別措置法の担当を総理から命じられてやっておりますので。  委員もう既にかねて御承知のように、十八歳以下の医療費の無料化、佐藤知事が熱心に要請してきた事項でございます。このことについては関係閣僚で何回も熟慮を重ねましたけれども、国の施策としてこの医療費を無料化するということは、医療制度の根幹にかかわるということで難しいという結論になりました。それを受けまして、福島県の方では、国と東電からのお金に基づいて創設されましたこの健康管理基金、この健康管理基金を活用して県の施策として十八歳以下の医療費無料化をやるというふうに決めたところであります。国としましては、この動……

第180回国会 予算委員会 第8号(2012/03/14、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 被災者並びに被災地域の立場に立って復旧復興を一日も早く進めると、そういう立場に立っているというふうに思っております。
【次の発言】 個別の事案については、まず今、各町村、町を回っていまして、再度担当者が説明をしております。  一地区一地区ごとに、今回のやり取りの中について十分な説明が、コミュニケーションがなかったということが背景にあったと思います。これを説明していく段階で、今計画を作っている過程だということで、一緒にこの計画を作りましょうと、この計画が、これで、この計画でもって事業ができますねという段階になれば、復興交付金、これはその計画に応じて交付をしていくと、そう……

第180回国会 予算委員会 第10号(2012/03/16、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 復興交付金は、今のところは平成二十七年度、いわゆる集中復興期間とされている五年間、平成二十七年度、この期間を設定して今制度設計されております。考え方は、もう委員も御承知のように、もう復興はとにかく早く進めなければならない。先ほどの議論にもございましたけれども、就職の場、働く場の確保のためにも、被災した流通・加工施設あるいは工場等々の復旧も急がなければならないんで、そういった意味で、理想を言えば、平成二十七年度には、二十八年度以降は復興交付金が使う必要のないぐらいの復旧復興がなされているという姿が望ましいんだろうと思います。  一応そういうことを目指してやっておりますけ……

第180回国会 予算委員会 第11号(2012/03/19、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 今、被災地、特に被災自治体は復興計画というものを、短期、中期あるいは十年後ぐらいのことを見据えて今計画を作っております。  まず、一番最初に考えるのは、特に津波で被災された地域については、津波が来ても二度とこういう被害が出ないような町づくりをしなければならないということをまず基本に考えているという自治体が多いと思います。あわせて、雇用の問題、それから、あと現実的な観点から見ますと、やっぱり高齢化が進むんじゃないかということの観点から高齢者に優しい町づくりをどうやって進めていくか。さらに、環境エネルギーという新しいエネルギー関係、こういったものに着目しながら、太陽光発電……

第180回国会 予算委員会 第12号(2012/03/21、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 御指摘の災害関連死につきましてでございますけれども、現段階では明確な定義は必ずしもないというふうに承知しております。  しかし、今委員からも御紹介がございましたけれども、兵庫県が平成十七年十二月に阪神・淡路大震災の死者に係る調査を行ったことがございまして、その際に兵庫県は、関連死を震災と相当な因果関係があると災害弔慰金判定委員会等において認定された死者としておりまして、これを参考に震災と相当な因果関係がある死者ということを基本的な考え方として、今後、復興庁を中心として調査をしてまいりたいというふうに考えております。

第180回国会 予算委員会 第13号(2012/03/23、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 現場では、大口で発注したものについては比較的落札の率が、落札すぐしていただけると。小口で分散したものについてはなかなかもう不調だということで、市町村が非常に苦労しています。そこの発注の仕方、単価の問題なのか、あるいは業界全体としての、地域全体として人の手当てが間に合わないのか、そういった問題につきましては、昨年十二月末に国土交通省において連絡協議会が設立されまして、こういったこと……(発言する者あり)ええ、分かりました。趣旨は、復興庁はしっかりその窓口にもなって、国交大臣と、国交省と連絡取って、市町村の負担にならないような仕組みに是非これ考えていきたいというふうに思い……

第180回国会 予算委員会 第16号(2012/04/02、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) まず、警戒区域の見直しに当たりましては、まず放射線量を基本に見直すということで今進めております。今回、予定より遅れたということにつきましては、その放射線を基本とした区域の見直しに当たって、まだ自治体とのきちんとしたその詰めがなされていないということによるものだというふうに是非御理解をいただきたいと思います。  あわせて、放射線で区域を見直しをした後に、除染等々の工程表も示されておりますが、除染をやるということになると思います、必要な場所につきましては。しかし、委員がおっしゃったのは、除染をやったからといってすぐ帰還できるわけではございません。インフラの問題、雇用の問題……

第180回国会 予算委員会 第18号(2012/04/04、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 委員のおっしゃるように、まず仕事がどうなるか、それから住宅がどうなるか、それから町の全体の将来像がどうなるか、こういったものをきっちり示すというのは、まず復興をこれから進めていく上での大前提だというふうに思います。  私どももこれまで、まず働く場を確保するためにはどういう政策が重要かと、どちらかというと政策を中心に議論してきましたけれども、これからは、それをどうやって産業を再生させていくか、それから地域を活性させていくか、住宅につきましてもある程度の、かなりの道具立てはそろいました、それを活用してどういう住宅を再建をしていくか、そしてその延長線上で地域の再生をどのよう……

第180回国会 予算委員会 第19号(2012/04/05、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 昨年の十一月の十一日、自民、公明、民主三党の政調会長間におきまして、特別会計の設置についての確認をされております。復興特別会計の設置によりまして、予算及び決算について復興に関する歳入歳出は原則として全て一元的に管理されることとなるほか、特別会計に関する法律第十九条に基づく企業会計の慣行を参考とした財務書類も作成することになりまして、復興事業に係る資金の流れの明確化が図られると考えております。  復興大臣は、復興事業を統括する大臣として、復興特会の予算書の取りまとめ、復興特会の決算書及び財務情報の開示書類の取りまとめを行うこととしておりまして、復興特別会計の適切な運用管……

第180回国会 予算委員会 第21号(2012/06/13、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 今、福島ではいわゆる避難指示区域からの避難者数が十一万人おられます。昨年の十二月に冷温停止状態を達成をしたということを受けまして、今この避難指示区域の見直しをその時点から行っております。そして、この十一万人の方々をいかに早く帰っていただくか、そのための環境づくり、例えば除染でありますとかインフラの復旧でありますとか、そういったものを一部はもう実施しておりますし、また計画を立てております。  そして、委員御指摘のように、特に長期にわたって避難をお願いしなくちゃならない地域ございます。放射線量が非常に高くて、百ミリシーベルト、年間の積算で百ミリシーベルトを超えるようなとこ……

第180回国会 予算委員会 第22号(2012/07/10、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○国務大臣(平野達男君) 私は、井戸川町長とは何回もお会いをしまして、加須市にお邪魔したり、あるいは町長が復興庁に来ていただいたり、様々な局面で意見交換をさせていただいております。また、電話でもしょっちゅうやり取りをさせていただいております。  その中で、今委員から御指摘の避難の状況についてどういう状況であったか、これは私自身は聞いております。聞いておりますが、政府全体としてそのことに対しての取組が不十分でなかったかということ、きちっと聞いたかどうかということについての問題意識、聞いていないという指摘というのは井戸川町長から随分指摘を受けておりまして、この旨、政府部内では、私も意見共有をさせて……


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第177回国会(2011/01/24〜2011/08/31)

第177回国会 国民生活・経済・社会保障に関する調査会 第3号(2011/02/16、22期、民主党・新緑風会)【政府役職】

○副大臣(平野達男君) 内閣府副大臣の平野達男でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  私からは、経済と社会保障につきまして、新成長戦略における社会保障の位置付け及び強い経済、強い財政、強い社会保障の背景にある思想と政府の取組状況について御説明をさせていただきます。  お手元に資料がございますので、資料を見ながら説明をさせていただきます。  一ページ目を御覧いただきたいと思います。  初めに、昨年六月に閣議決定いたしました新成長戦略について、概要を簡単に御説明いたします。  新成長戦略の目的でございますけれども、まず、問題意識として、日本は九〇年代初頭のバブル崩壊から約二十年閉塞感……



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データ更新日:2022/12/18

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