市田忠義 参議院議員
22期国会発言一覧

市田忠義[参]在籍期 : 18期-19期-20期-21期-|22期|-23期-24期-25期
市田忠義[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは市田忠義参議院議員の22期(2010/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は22期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院22期)

市田忠義[参]本会議発言(全期間)
18期-19期-20期-21期-|22期|-23期-24期-25期
第177回国会(2011/01/24〜2011/08/31)

第177回国会 参議院本会議 第3号(2011/01/28、22期、日本共産党)

○市田忠義君 私は、日本共産党を代表して、菅首相に質問をいたします。  今、日本経済の最大の問題は、経済の閉塞状況の下で独り大企業の手元にだけ空前の資金が滞留していることであります。ため込み利益、内部留保は今や二百四十四兆円の巨額に達し、現金、預金や有価証券など、使い道のない手元資金は六十二兆円にも上ります。一方、派遣切りや賃下げ、下請単価たたきなどで、民間の賃金はピーク時と比べ三十兆円、〇八年からの一年間に一人当たり二十三万七千円も落ち込みました。  この巨額な資金の偏在を是正すること、使い道がないままため込まれているあり余る資金を社会に還流させることこそ経済政策の中心に据えられなければなり……


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第178回国会(2011/09/13〜2011/09/30)

第178回国会 参議院本会議 第3号(2011/09/16、22期、日本共産党)

○市田忠義君 私は、日本共産党を代表して、野田総理に質問をいたします。  台風十二号により犠牲となられた方々、そして被災された皆様に心からのお悔やみとお見舞いを申し上げます。政府が二次被害の防止に全力を挙げ、被災者の生活再建、自治体への財政支援を強化することを求めます。  東日本大震災、福島原発事故から半年がたちました。  復旧・復興の究極の目標、それは、これまで被災地で暮らし、あの大津波から生き長らえた全ての人々がこれからも安心してその地で住み続けることができるようにすることであり、子や孫たちの世代に地域社会を残すことであります。  ところが、居住環境は劣悪、仕事と収入がないために多くの人々……


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第180回国会(2012/01/24〜2012/09/08)

第180回国会 参議院本会議 第3号(2012/01/30、22期、日本共産党)

○市田忠義君 私は、日本共産党を代表して、野田総理に質問いたします。  今も三十三万人もの方々が避難生活を強いられている東日本大震災と原発事故からの復興は、引き続き国政上の最重要課題であります。  そこで、お伺いします。  被災地では、仕事を失い、いまだに職に就けない人々が多数残されています。ところが、その人たちの職場の確保の見通しも立たない中で失業手当が次々に打ち切られています。この三月までに七千人を超え、九月末には全員が打ち切られてしまいます。職に就けないまま失業手当を打ち切られた人を見捨てるつもりですか。安定した仕事と収入を確保するために全力を挙げるとともに、当面、少なくとも失業給付の延……

第180回国会 参議院本会議 第20号(2012/07/13、22期、日本共産党)

○市田忠義君 私は、日本共産党を代表して、総理に質問します。  先日発表された国民生活基礎調査によりますと、二〇一〇年の一世帯当たりの平均所得が五百三十八万円と、前年と比べて十一万六千円も減りました。二十三年ぶりの低水準であります。消費税が今の五%に引き上げられた一九九七年に比べると、実に百十九万七千円も減っています。所得が減ったところに増税を押し付ける、一番やってはならないことではありませんか。  消費税を実際に納税するのは事業者です。中小企業団体の調査では、一〇%に増税されたら、売上高五千万円以下の事業者のおよそ七割が身銭を切って納税するか廃業に追い込まれると述べています。ちまたでは、とど……

第180回国会 参議院本会議 第23号(2012/08/10、22期、日本共産党)

○市田忠義君 私は、日本共産党を代表して、消費税増税法案を始め八法案に反対の討論を行います。  まず、私は、国民多数の意思に反して本法案を強行しようとする民主、自民、公明三党に、満身の怒りを込めて厳しく抗議するものであります。どの世論調査を見ても、主権者である国民の過半数は消費税増税に反対し、今国会での採決反対の声は六割にも達しています。この声を真っ向から踏みにじる行為は、議会制民主主義の根幹を揺るがす暴挙以外の何物でもありません。  しかも、この暴挙は、総選挙で四年間は消費税を上げないと公約した民主党と、その民主党を公約違反と批判しながら公約違反をけしかける自民、公明による密室談合によって推……


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第183回国会(2013/01/28〜2013/06/26)

第183回国会 参議院本会議 第3号(2013/02/01、22期、日本共産党)

○市田忠義君 私は、日本共産党を代表して、安倍総理に質問いたします。  私は、まず、アルジェリアでテロによって犠牲となられた方々、御遺族、関係者の皆さんに心から哀悼の意を表するとともに、テロ集団の蛮行を厳しく糾弾するものであります。同時に、国際社会がテロ根絶のために、その背景にある貧困や抑圧、大国による国際的無法を解決するために力を合わせること、邦人保護のためには、日本政府が当該国に安全確保の国際的義務を果たさせる安全優先の外交的努力を尽くすこと、さらに、在外公館の基本的な機能を高め、現地で働いている人たちとの密接な情報共有を行うことが求められており、現地では、自衛隊が乗り込み、しかも武器まで……

市田忠義[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院22期)

市田忠義[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第176回国会(2010/10/01〜2010/12/03)

第176回国会 環境委員会 第2号(2010/10/21、22期、日本共産党)

○市田忠義君 今日は、現在行われているCOP10についてお聞きします。  できるだけ端的、簡潔に御答弁、大臣の認識をお聞きするだけですから。  まず、条約事務局の報告書によりますと、二〇一〇年までの世界目標はすべてが達成できず失敗だったと、こう結論付けています。こういう事態にジョグラフ条約事務局長は、世界は危険水域に入りつつあると危機感を示しました。大臣も所信で、深刻な危機に直面しているということをお述べになりましたが、改めて生物多様性の損失の危機的な状況について、大臣の基本的な認識を簡潔にお述べください。
【次の発言】 簡潔に質問したので簡潔によろしくお願いします。  国連環境計画研究グルー……

第176回国会 環境委員会 第4号(2010/11/11、22期、日本共産党)

○市田忠義君 日本共産党の市田忠義です。  質問時間も短いので、答弁も問われることだけできるだけ簡潔にお答えいただければ有り難いと思っています。大臣と指定した以外はどなたでも結構です。  まず、私は、身近な自然環境、希少な生き物を守りたいと、そういう思いで地道に活動されている地域の住民、団体の皆さんの取組を後押しし広げていく、これは生物多様性の保全を進める上で大変大きな力になると考えています。  初めに、これは大臣に基本的な認識をお聞きします。地域の住民、NPO等の活動の重要性について、どういう認識をお持ちでしょうか。
【次の発言】 具体的には協議会をつくって取り組むということになると思うんで……

第176回国会 予算委員会 第7号(2010/11/19、22期、日本共産党)

○市田忠義君 日本共産党の市田忠義です。  今月十日、東京では全国的規模の、そして十二日には札幌市でTPP参加反対の北海道民総決起集会が開かれました。日本各地で同様の集会が相次いで開かれています。いずれも農林水産団体だけではなくて、経済団体、地方議会、消費者、市民など、多くの分野の人々が集まって大変大規模な集会になっています。  総理にお聞きします。これほどの規模で北海道始め日本全体が立ち上がったと、このことをどう受け止めておられるでしょうか。
【次の発言】 農業団体だけじゃないんです。市民も経済団体も消費者も立ち上がっていると。それをどう受け止めているかと聞いたんです。私は、国民の血の出るよ……


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第177回国会(2011/01/24〜2011/08/31)

第177回国会 環境委員会 第2号(2011/03/24、22期、日本共産党)

○市田忠義君 日本共産党の市田忠義です。  今回の東日本大震災によって亡くなられた方々とその御家族に深い哀悼の気持ちを申し上げると同時に、被災された皆さんに心からのお見舞いを申し上げます。  また、大変極めて困難な状況の下で、行政関係者、専門家と技術者、医師、看護師、福祉施設職員の皆さんなど、不眠不休で被災者救援と原発危機の対応に当たっている全ての方々に心から敬意を申し上げます。  国難ともいうべき未曽有の大災害に対して、我が党は、大震災の救援と原発危機の回避と、こういう二つの緊急課題の解決のためには、政府に対しても、また党派を超えて協力し力を合わせて全力を尽くす決意であります。もちろん、積極……

第177回国会 環境委員会 第3号(2011/03/25、22期、日本共産党)

○市田忠義君 日本共産党の市田忠義です。  今日は、大気汚染、水俣病、石綿被害等の公害問題の被害者救済についてお聞きをします。  まず、東日本大震災に関連して聞きます。  今回の東日本大震災で、環境省は、被害を受けた公健法、水俣病被害者救済法、石綿健康被害救済法等の認定患者が医療機関等において手帳が提出できない場合でも受診が可能であると、そういう旨の文書を出しておられます。被害を受けた認定患者を、文書を出すだけではなくて掌握して対応する必要があると思うんですが、どのように掌握して対応しておられるでしょうか。
【次の発言】 私が調べただけでも、石綿健康被害救済法の医療給付の認定患者、青森県で十五……

第177回国会 環境委員会 第4号(2011/04/14、22期、日本共産党)

○市田忠義君 日本共産党の市田です。  東日本大震災の被害による電気供給力を補うためとして、東京電力が火力発電施設を増設する場合に環境影響評価手続が免除されるということになりました。これまで原発の事故などで原子力発電所が停止した際に代替として再稼働させてきた火力発電施設というのは旧型、古い形で、コストは安いけれども、大気汚染物質、温室効果ガスの排出係数が非常に高くて、これまでも問題になってきました。今回は、旧型の再稼働と更に火力発電施設の増設ということになると環境負荷が相当重くなることが予想されると思うんですが、そのチェックや検証はどこが行うんでしょうか。

第177回国会 環境委員会 第6号(2011/05/24、22期、日本共産党)

○市田忠義君 今日は、福島原発事故による放射性物質に汚染された災害廃棄物対策についてお聞きします。  五月一日、枝野官房長官は記者会見で、郡山市などの学校の校庭から除去した放射性物質を含んだ表土について、東京電力福島第一原発事故で汚染された廃棄物とみなした上で処分の在り方を検討すると、そういう考え方をお示しになりました。  そこで、これ基本問題なので大臣にお聞きしたいんですが、福島県内の放射性物質に汚染された災害廃棄物についても福島原発事故に起因する放射性廃棄物として処分すると、これが当然だと考えますが、いかがですか。
【次の発言】 聞いていることに答えていないんですけれども。それは後の質問な……

第177回国会 環境委員会 第7号(2011/05/26、22期、日本共産党)

○市田忠義君 今回の法改正では、貯蔵タンク、ガソリンスタンドなどが〇五年の消防法改正で厳しく規制されているという理由から、水濁法の規制対象外となっています。  漏えいの原因が特定されている二百五十二件の事例のうち、ガソリンスタンドなどの貯油施設などからの地下水汚染の事例は何件ありますか。
【次の発言】 五十件近くのガソリンスタンドからの漏えいが特定されています。特に、古くから使用されていたガソリンスタンドの廃止後の汚染が多く発見されています。  配付資料一を御覧いただきたいんですが、これは新日本石油が傘下のガソリンスタンド敷地内の土壌・地下水汚染状況を自主調査をして、ベンゼン、鉛などの検出物質……

第177回国会 環境委員会 第8号(2011/06/07、22期、日本共産党)

○市田忠義君 まず、法案提出者にお聞きをいたします。  今度の法改正については我が党は賛成ですし、改定の趣旨その他は先ほどの説明で分かっておりますので、一点だけ法案提出者に確認したい。簡潔にお答えいただければ幸いです。  今、現場の教職員は異常な多忙化の中に置かれています。たとえ良い環境教育の取組であっても、そのことによって教職員がこれ以上の多忙化とならないよう、また、国からの一方的な押し付けではなくて自主性を尊重する取組が必要だと思いますが、この点はいかがでしょうか。
【次の発言】 次に、学校教育における環境教育、中でも原子力・エネルギー教育についてお聞きをいたします。  文部科学省の原子力……

第177回国会 環境委員会 第10号(2011/07/28、22期、日本共産党)

○市田忠義君 今日は、福島原発事故による放射性物質に汚染された災害廃棄物対策についてお聞きをいたします。  まず、最新の福島県内の沿岸市町村の災害廃棄物の処理の進捗状況ですが、瓦れき推計量、仮置場設置数、搬入済量、瓦れき推計量に対する搬入済量の割合、パーセントはどうなっていますか。
【次の発言】 じゃ、仮置場の確保の問題ですが、仮置場を増設する必要がありますが、瓦れきとともに放射性物質を持ち込まれては困ると周辺住民の批判が大変強く、新たな設置が困難になっています。環境省は、八月末までには住民が生活している地域の廃棄物は仮置場に搬入を終わらせると、そう言っていますが、広野町の場合、めどが立ってい……

第177回国会 環境委員会 第11号(2011/08/25、22期、日本共産党)

○市田忠義君 質問時間が短いので、できるだけ答弁は短く簡潔によろしくお願いします。  今度の法案で重要なことは、汚染された廃棄物が国の責任でどこまで処理されるのかという問題だと思います。この法案は、環境大臣が汚染廃棄物がある現在の警戒区域及び計画的避難区域内の地域を汚染廃棄物対策地域に指定して、国が汚染廃棄物を処理することになっています。  そこで、環境省に聞きますが、福島県内の沿岸市町村の災害廃棄物のうち、警戒区域及び計画的避難区域に指定されている市町村の推計量は何トンで、推計総量の何%に相当しますか。
【次の発言】 今言われたように、大づかみに言いますと、推計総量二百二十八万トンのうち四三……

第177回国会 環境委員会 第12号(2011/08/26、22期、日本共産党)

○市田忠義君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となっています原発事故放射性物質汚染対処法に対して反対の討論を行います。  反対の第一の理由は、本法案が除染処理の対象地域を限定し、年間線量二十ミリシーベルト以上という汚染レベルの高いものに限って国が直接処理するというものにすぎず、それ以外は地方自治体、地域住民任せとされています。これでは、放射能汚染にさらされている福島県民を始め、全ての国民の苦難と不安にこたえることはできないことです。  第二の理由は、廃棄物処理法では放射性物質に汚染されたものは廃棄物の対象としていないにもかかわらず、汚染レベルの低い廃棄物を一般廃棄物とみなし、地方自治体……


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第178回国会(2011/09/13〜2011/09/30)

第178回国会 予算委員会 第3号(2011/09/29、22期、日本共産党)

○市田忠義君 東日本大震災から半年余りがたちました。真の復旧復興というのは、あの大震災から生き長らえた全ての人々がこれからも安心してその地に住み続けることができるようにすることであります。そのためには、住まい、仕事、収入の道を確保すると同時に、役場や学校があり、お医者さんが身近にいると、これが必須の条件となると思いますが、総理のこの問題についての基本認識をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 東北地方は、この間の国の医療政策の下で、元々医療の過疎化が大変激しいところでした。中でも、今回の東日本大震災の被災地である沿岸部、人口十万人当たりの医師数で見ますと、全国平均が百三十一・五人に対して八十……


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第179回国会(2011/10/20〜2011/12/09)

第179回国会 環境委員会 第閉会後1号(2011/12/22、22期、日本共産党)

○市田忠義君 日本共産党の市田忠義です。  COP17が地球温暖化防止のための法的拘束力のある唯一の国際条約である京都議定書の第二約束期間を設定したこと、また、それ以降の新しい国際協定を二〇一五年までに採択すると、こういう点で合意したことは国際的な取組にとって一歩前進だと我が党は評価しています。ところが、日本政府は第二約束期間への不参加を表明されました。  細野大臣にお聞きしたいんですけれども、先ほども若干議論がありましたが、日本が第二約束期間に参加しないということは、形式上はともかくとして、京都議定書から事実上離脱するということになるんでしょうか。いかがですか。

第179回国会 環境委員会 第2号(2011/10/27、22期、日本共産党)

○市田忠義君 今日は災害廃棄物処理問題について絞ってお聞きします。  八月の末に災害廃棄物処理特別措置法が成立をいたしました。この法律は、市町村が行う災害廃棄物の処理や一般廃棄物処理施設の復旧事業に対して国が財政的な支援を行うこと、同時に国による処理の代行を行うことになっています。その際、財政支援では、グリーンニューディール基金を活用して平均九〇%の国庫補助を平均九五%に引き上げると。特に、大量に災害廃棄物が発生して、財政力も弱い、例えば石巻市などは傾斜配分で九九%まで国庫補助を行って実質自治体負担が生じないようにさせると。この認識に大臣、間違いはありませんか。

第179回国会 環境委員会 第4号(2011/12/01、22期、日本共産党)

○市田忠義君 今日は、普天間基地の返還・移設問題で今重要な問題になっています辺野古への新基地建設問題についてお聞きします。  一昨日、沖縄防衛局長が沖縄県民を侮辱、愚弄する暴言で更迭をされました。私は、これは一個人の問題ではなくて、県民の頭越しに力ずくで新基地建設を推し進めようという政府の姿勢が象徴的に表れたものであって、絶対に許されないと思います。また、こういう発言があった後も政府は環境影響評価書の年内提出方針に変更はないとしているけれども、どこまで県民の意思を踏みにじったら気が済むのかと言いたい。沖縄では、私たちの声よりアメリカ優先かと、政府の姿勢に怒りがますます広がっています。  去る十……


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第180回国会(2012/01/24〜2012/09/08)

第180回国会 環境委員会 第2号(2012/03/22、22期、日本共産党)

○市田忠義君 今日は水俣病の被害者の救済問題について質問をします。  細野大臣は、二月三日の記者会見で、水俣病被害者救済特措法に基づく申請受付、七月三十一日で締め切ると発表されました。患者団体や現地の皆さんから、実情が分かっていない、なぜ幕引きを急ぐのか、切捨てだなどの強い怒りの声が上がっています。  そこで、まず基本的な事柄をお尋ねしますが、特措法による申請受付は二〇一〇年の五月から開始されました。現在までの申請件数の合計は何人でしょうか。
【次の発言】 では、この半年間の月ごとの申請者数の推移をお述べください。
【次の発言】 水俣病が公式確認されてから半世紀以上がたちました。いわゆる公健法……

第180回国会 環境委員会 第3号(2012/03/28、22期、日本共産党)

○市田忠義君 今日は、除染問題についてお聞きします。  まず、放射性物質汚染対処法の基本方針によりますと、年間被曝線量が二十ミリシーベルト未満の地域については次の三つの目標を掲げています。一つは、被曝線量が年間一ミリシーベルト以下になることを長期的な目標とすると。二つは、二〇一三年八月末までに一般人の被曝線量を半減させると。三つは、学校、公園などを優先的に除染させることで、二〇一三年八月末までに子供の被曝線量を二〇一一年八月末より六〇%減少させるとしています。  これは間違いありませんね。
【次の発言】 もう一つ確認ですが、昨年十二月に環境省が策定した除染等の措置に係るガイドラインでは、放射線……

第180回国会 環境委員会 第4号(2012/04/17、22期、日本共産党)

○市田忠義君 私は、おとついの十五日、水俣病特措法の対象地域外になっている熊本県の芦北町黒岩地域というのを訪ねました。住民の皆さんと懇談したんですが、この懇談会には黒岩地区のほとんどの、全世帯から参加をされました。また、これも対象地域外の天草から来られた不知火患者会の皆さんからも陳情を受けて懇談しました。黒岩や天草の被害者は、横光副大臣のいわゆる迷惑発言に憤りをあらわにして、対象地域外の全ての被害者の救済を強く訴えておられました。  被害者の怒りに横光副大臣は、誤解を招いたのならおわびしたいと、そう言われましたが、誰も誤解などしていません、本音だと理解しています。しかも、その後に、全然関係ない……

第180回国会 環境委員会 第5号(2012/06/14、22期、日本共産党)

○市田忠義君 福島原発の事故が発生して一年三か月がたちました。今でも県外に六万人、県内に十六万人が避難されています。家族がばらばらに生活をせざるを得ない状況に置かれている人もいます。  私、改めて、福島原発事故が何を突き付けたかと考えてみる必要があると思います。原発事故が一旦起これば被害は日本全国に、空間的に無制限にどこまでも広がる危険があるということ。時間的にも将来にわたって危険を及ぼすと。さらに、全村避難というところもありました。町ぐるみ避難。いつふるさとに戻れるか分からない。地域社会の崩壊をもたらしたと。私はその点で、どんな事故も起こしてはならないけれども、原発事故というのは他の事故とは……

第180回国会 環境委員会 第6号(2012/06/18、22期、日本共産党)

○市田忠義君 日本共産党の市田忠義です。  私は、これまで各地で産業廃棄物の不適正処分によって被害を受けている皆さんの声を直接伺って、周辺住民が安心して住み続けることができる、そういう対策と産廃特措法の延長、そして十分な予算措置を当委員会でも一貫して求めてきました。現状は十年にわたって莫大な国費を投入してなお処理が進んでいないと。その原因、問題点を明らかにして今後の取組に生かさなければならないという、そういう立場から幾つか質問をしたいと思います。  まず初めに、香川県豊島の問題についてお聞きします。  ここは、法が適用された十五件の中で全量撤去に取り組んでいる僅か二件のうちの一件であります。最……

第180回国会 環境委員会 第7号(2012/06/19、22期、日本共産党)

○市田忠義君 日本共産党の市田忠義です。  質問に入る前に、二点ほど指摘しておきたいことがあります。  まず第一は、本法案の審議の在り方であります。一言で言うと、議会制民主主義を根本から破壊する暴挙だと言わなければなりません。  先週の金曜日の正午に参議院環境委員会の理事懇談会が開かれました。その席上で、原子力規制委員会法案などの委員会質疑を月曜日、すなわち昨日から行うという提起がありました。金曜日の正午ということは、衆議院本会議でこの法案がまだ可決されていなかった時期であります。当然のことですが、参議院本会議での趣旨説明、質疑もまだでした。にもかかわらず、民主、自民、公明の三党で合意したと、……

第180回国会 環境委員会 第8号(2012/06/20、22期、日本共産党)

○市田忠義君 日本共産党の市田忠義です。  昨日、基本的な問題といいますか根本問題についてはただしました。今日は、確認の意味も含めて幾つかのことをお聞きしたいと思います。  昨日の質疑の中で、私は、これまでの環境行政では環境基本法、大気、水質、土壌などの各法律で放射性物質による環境汚染の対策が除外されていると、この問題を問題にしました。環境基本法を始め全ての関係法令で放射性物質による汚染防止を確立してこそその実効性が発揮できるということを強調しましたが、それと関連して幾つかのことをただしておきたいと思います。  まず、これまで環境基本法では、放射性物質による大気の汚染等の防止の措置について原子……

第180回国会 環境委員会 第9号(2012/07/26、22期、日本共産党)

○市田忠義君 今日は、水俣特措法の申請の打切りが五日後に迫った下で、改めて水俣病救済問題についてお聞きをいたします。  今の特措法に基づいて救済の申請受付が始まったのは二〇一〇年五月からでしたが、今年の六月末現在での申請件数が合計五万七千五百八十九人になりました。また、毎月の申請状況を見ますと、今年の一月が五百二十四人、二月が千三百五十一人、三月が千五百五十一人、四月が千百五十六人、五月は千四百七十四人、六月が千八百九十七人ですから、ほぼ月ごとに増えていると、こういう状況を大臣としてはどう受け止めておられるかということが一点と。  大臣、たしか今年の二月の三日に記者会見されて、元々は三月末まで……

第180回国会 環境委員会 第11号(2012/08/02、22期、日本共産党)

○市田忠義君 日本共産党の市田忠義です。  使用済小型電子機器等のリサイクルは、資源の安全確保にとっても、最終処分量の削減にとっても、有害物質の管理などにとっても当然必要なことだと思います。ただ、提案されている法案には重要な問題点も幾つかあると。その一つが地方自治体の費用の負担の問題であります。  先日、私は、独自の努力で使用済小型電子機器等のリサイクルを進めている練馬区と調布市を見てきました。練馬区では、昨年の九月から区役所の本庁舎など七か所に回収ボックスを設置をして、携帯電話、デジカメなどの小型家電九品目を回収しています。集まった小型家電は市の職員が手作業で解体をして、一定量たまった時点で……

第180回国会 環境委員会 第12号(2012/08/28、22期、日本共産党)

○市田忠義君 日本共産党の市田忠義です。  今日は時間もありませんので、様々な団体から出されている要望、意見も踏まえて、端的に幾つか確認しておきたいことだけに絞りたいと思います。  まず、犬や猫の子供を生後何日間親の元に置いておくかという問題であります。  本法案では、動物愛護の観点から、本則に、出生後五十六日を経過しない子犬や子猫は親から引き離すことは禁じるということになりました。ただ、附則で、施行後三年間は出生後四十五日、その後は出生後四十九日とされています。本則の出生後五十六日を実施するためには、五年以内に行う環境省の科学的知見などの結果を待った上、新たに法改正をしなければなりません。 ……


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第183回国会(2013/01/28〜2013/06/26)

第183回国会 環境委員会 第2号(2013/03/21、22期、日本共産党)

○市田忠義君 東日本大震災と福島原発事故から二年がたちましたが、私は、被災地に支援が必要な人と地域がある限り支え続けると、この大原則を政治が今貫くことが不可欠だと思います。  三月九日に、我が党は、志位委員長を団長とする福島原発視察団を派遣をして視察を行いました。汚染水が日々増え続けて、処理方法も明らかではない、収束とは程遠い、なお事故の真っただ中というのが実際の状況でした。加えて、停電事故が起こり、その停電の原因もいまだに明らかにはなっていません。  どういう角度から見ても原発事故はいまだに収束をしていないし、今こそ事故収束へ英知を結集した一大事業が必要だと考えますが、この問題についての大臣……

第183回国会 環境委員会 第3号(2013/05/09、22期、日本共産党)

○市田忠義君 日本共産党の市田です。  今日は、福島原発事故による除染事業に従事する労働者の労働条件あるいは安全衛生の状況はどうなっているかということを中心にお聞きしたいと思います。  まず、福島労働局は今年の一月十八日、除染等業務を実施している事業者に対する監督指導の状況について公表しました。二百四十二業者の中で百八事業者が違反をして、違反率、実に四五%、違反件数は二百十九件となっています。労働条件関係では賃金不払などで三十一件、安全衛生関係では除染電離則違反が百二十三件などとなっています。  この件について田村厚労大臣が一月二十二日の記者会見で、悪質なものは送検も含めて厳しい対応をしていく……

第183回国会 環境委員会 第5号(2013/05/16、22期、日本共産党)

○市田忠義君 日本共産党の市田です。  今日は温対法の改正案に対する質疑ですが、まず幾つか事実確認をしておきたいと思います。  昨年末のCOP18で京都議定書の第二約束期間の延長に関する合意が採択をされました。その改正は、京都議定書の第三条に二〇一三年から二〇年の八年間に九〇年比で一八%削減すると、こういう規定が追加されていると承知していますが、間違いありませんか。
【次の発言】 こちらが読み上げるので、間違いないか、あるかだけで結構です。  次に、もう一つ確認したいんですが、現行の地球温暖化対策推進法では、第八条で京都議定書第三条の規定に基づく約束を履行するために必要な目標の達成に関する計画……

第183回国会 環境委員会 第7号(2013/05/23、22期、日本共産党)

○市田忠義君 日本共産党の市田忠義です。  種の保存法、外来生物法は共に生物多様性保全を進める上で大変重要な法律だと思います。今日は、種の保存法にかかわる問題に絞って質問をしたいと思います。  午前中来、同僚委員からも出ていますが、種の保存法の制定から二十年以上が経過をしましたが、絶滅危惧種は増え続けて、法が有効に機能しているとは言い難い状況にあると思います。現在、種の保存法で保全の対象としているのは九十種のみで、いわゆるレッドリスト掲載の絶滅危惧種三千五百九十七、この僅か二・五%にすぎません。生物多様性条約第十回締約国会議、COP10の愛知目標、これを受けて定めた生物多様性国家戦略、ここでは……

第183回国会 環境委員会 第9号(2013/05/30、22期、日本共産党)

○市田忠義君 日本共産党の市田です。  フロン法施行から十年以上が経過いたしました。まず最初に、現状と今後の見通しについて改めて確認しておきたいと思いますが、HFCの直近の排出量、CO2換算ですが、これと、我が国の温室効果ガス総排出量に占める割合はどれぐらいになっていますか。
【次の発言】 それは、フロン類の基準年とされている一九九五年、そして前年と比較してどうなっていますか。
【次の発言】 前年比一一・八%だから、すごい伸び方だと思うんです。  じゃ、一九九五年以降一番排出量が減ったとき、たしか二〇〇五年だったと思いますが、そのときと比較した場合、現在はどういう状況になっていますか。

第183回国会 環境委員会 第10号(2013/06/11、22期、日本共産党)

○市田忠義君 共産党の市田です。  今日は、まず、水俣病問題についてお聞きします。  私は、昨年の水俣特措法による七月末の申請打切り、これを前にして、当環境委員会で三月、四月、七月、三回にわたって質問をしました。その中で、被害の全容解明のための健康調査もしないで申請を打ち切れば、多くの潜在被害者を残したまま幕引きすることになると、申請打切りの撤回を強く求めました。特に、水俣湾の魚の行商人から買って食べた熊本県芦北町黒岩や天草市新和町の対象地域外の住民の切実な生の声を取り上げて、地域外でも受診者の九割を超える住民に水俣病特有の症状が確認されているという事実も示して、地域や出生年によって被害者を選……

第183回国会 環境委員会 第11号(2013/06/13、22期、日本共産党)

○市田忠義君 放射性物質法の問題で、いわゆる適用除外規定を削除されたと、これは当然だと思います。今日はもう時間がありませんので、東日本大震災の被災地の実態や教訓が今回の大気汚染防止法の改正にどう生かされているかと、この問題に絞って幾つかお聞きしたいと思います。  環境省は、東日本大震災で被災した建物の解体現場、瓦れき処理の現場など八県、千二百二十四か所でアスベストのモニタリング調査を行われました。その結果についてですが、大気汚染防止法が定める基準、石綿製品製造工場の敷地境界で大気一リットル当たり十本以下、これを超すアスベストが検出された現場、これは何か所あるか、そのうち上位三か所の場所と飛散本……


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データ更新日:2022/12/18

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