門司亮 衆議院議員
23期国会発言一覧

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門司亮[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは門司亮衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院23期)

門司亮[衆]本会議発言(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 衆議院本会議 第27号(1947/08/21、23期、日本社会党)

○門司亮君 地方自治制に対しまする課題に対しての意見と、さらに私どもの考えておりますことを一應申し述べたいと考えているのであります。  わが國の地方自治法といたしましては、明治二十一年に市制・町村制が布かれたことを嚆矢といたしまして、これはわが國民の最大の地方における福祉の増進と、さらに立憲政治の自覚を深めて、國家國民の共同福祉に寄與するものであつたのであります。それは國家の要請と、時代を背景とする幾多の條件から考えられたのであります。しかしながら、わが國は、未曾有の敗戰によつて終結いたしました戰爭の結果といたしまして、國情は一変いたしたのであります。從いまして、現在におきましては、眞のデモク……

第1回国会 衆議院本会議 第28号(1947/08/23、23期、日本社会党)

○門司亮君 前会の自由討議において私は、地方制度の改革並びに行政の改正につきましては、殊に農村と大都市というような、きわめて利害関係と申しまするか諸條件の異つております地区に対しましては、現在のごとき一行政区画のもとにこれを行うの不合理を指摘いたしておつたのであります。なお、それについて補足的意見を申し上げておきたいと思うのであります。  申すまでもなく、わが國の文化、政治、経済の現状と、申しまするものは、ことごとく大都市を中心として今日これが行われ、しかいたしまして、その発展はおのずから日本國家の発展にきわめて重大なる貢献をなし得たものだと考えているものであります。しかるに、現在のごときわが……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 衆議院本会議 第47号(1948/05/21、23期、日本社会党)

○門司亮君 ただいま議題となりました、海上保安廳の設置に伴い地方自治法の一部を改正する等の法律案に関し、治安及び地方制度委員会における審議の経過及び結果につき、その概要を御説明申し上げます。  まず、本法律案の内容及び提案理由を要約して申し上げますと、第一点は、地方自治法第百五十六條第五項の中に「航空施設、氣象官署、水路官署」とありますのを、「氣象官署、海上保安廳の基地施設、通信施設、航路標識及び水路官署」と改めんとするものであります。元來、地方自治法第百五十六條第五項の規定は、同項の中に掲げてある諸施設は、同條第四項の規定による國の地方行政機関のように、その設置に関しては國会の承認を経なくて……

門司亮[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院23期)

門司亮[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第1号(1947/06/28、23期、日本社会党)

○門司委員 この機會に皆さんにお諮りしていただきたいと思いますことは、すでにこの前の打合會のときに委員長から指定されておりまする特別市制の問題でございますが、この問題は非常に長い間の懸案になつておりまして、すでに申し上げることもないかと思いますが、政府の當局におきましても、九十議會だと思つておりまするが、時の内務大臣でございました大村大臣から、特別市制の必要であることを認め、さらに次の議會にこれを地方自治法と關連して考慮したいというような發言がありましたのと、引續きまして前の議會におきまして、地方自治法の説明の中にも、植原内務大臣から、大きな都市に對する特別市制の制定についてももはや時期がきて……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第2号(1947/07/05、23期、日本社会党)

○門司委員 はなはだ失禮ですが、五大都市の特別市制の問題は、本日お手もとに差上げました參考書を御覧を願いますことによつて、大體沿革その他はおわかりだろうと思います。この問題がわが國に起りましたのは、この沿革の中にはまだ明記してございませんが、大體大正年代からと書いてあります。これは私どもの調査によりますと、大正十三年の三月九日だと記憶しておりますが、大阪において諸般の會合がありましたときに、そういう問題が出てまいりました。それからいろいろ議論が行われまして、二十數年間かかつておりまして、その間昭和四年の一月の議會に政府案として提出されましてから、今日まで五囘にわたつて政府案として提出を見ておる……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第3号(1947/07/14、23期、日本社会党)

○門司委員 ちよつと申し上げておきたいと思いますが、ただいま御發表になりました要項のいずれも特別市制を施行いたしますには當然のことでありまして、この問題を處理しなければならぬということは、既に特別市制が議題になりますたびごとに、おそらくこれは行われておつたことだと考えております。私が非常に遺憾に考えておりますのは、内務省が今そういうものの調査をしておる、これからしなければならないという一つの態度であります。前の委員會でも申し上げました通り、特別市制の問題は、昭和四年に提案されましてから今日まで衆議院を五囘通過いたしておるのであります。そう考えてまいりますと、その間に政府においては、何らかのこれ……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第4号(1947/07/15、23期、日本社会党)

○門司委員 ちよつとお聽きしたいのは、先ほどからの隱退藏物資の關係であります。情報と實際とが違つておつたというような話もよく知つておりますが、私は具體的にまだ調査をしていないのではつきり申し上げることができませんけれども、神奈川縣の山北の事件を御存じでありますか。これは隱退藏物資をめぐる向うの拂下げというか、それに對する前町長その他の有力な人がかかわつている事件であるのであります。これらはおそらく隱退藏物資の處置に關するものだと思いますが、これについて何か調査されておることがありますか。これは先日私の手もとに陳情書が参つておりまして、至急調査してくれというのでありますが、私はまだ現地に参つてお……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第5号(1947/07/24、23期、日本社会党)

○門司委員 この前の委員會で例の潜在物資摘發處理に關する件の調査の報告書が一應こちらへもまわつておるのでありますが、その後この問題がどういうふうになつておりますか、もしこの前の委員會後における調査の情勢がわかりましたらお知らせを願いたいと思います。それからさらに、こういう問題が全國的に、潜在物資というか、あるいは保管物資、そういうものの處置が未解決にあるもの、それから刑事問題を起しておるものがかなりあるので、それに對して當局はどういう處置をおとりになつておるか、一應聽いておきたいと思います。
【次の発言】 これは私相當全國的に問題はあると思いますが、大體どのくらいの見込でありますか。たとえば今……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第6号(1947/07/28、23期、日本社会党)

○門司委員 内務省の解体についての問題でありますが、この問題について、先ほどの説明によりますと、北海道の開拓は各省に分割するというようなお話でございましたが、日本の現状の北海道はきわめて重要な地位になりつつあることは御承知の通りでありますし、これの開発は、大体北海道全体の総面積が非常に広い、いわゆる九萬平方キロメーター以上といわれますが、そういう大きな土地で、その開発はまだ半ばまでも達していないのが現状であります。従つてこの開発は日本の現状から申しますれば、あるいは将来ともにきわめて重要なる役割を演じておりまするときに、これを現状のままで各省に一切の事務を分割いたしますならば、この開発はきわめ……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第7号(1947/08/04、23期、日本社会党)

○門司委員 警察制度の問題は、いわれることがいつも大體きまつているのでありますが、今度新しくされようとする國家警察と地方警察の関係その他についても、もう少し詳しく御説明を承らぬとよくわからぬと思いますが、問題は警察官の、最後に述べております素質の向上の問題であります。これも十年一日のごとく、どこの會議に行つても言われたことでありますが、一向實現されないという現状であります。これについてほんとうの突進んだお考えがあるかどうか、一例を申し上げますと、現在警察官の俸給が、はたして一家を形成して、そうして警察官としての體面を保ち得るだけの待遇が行われていないのじやないか。さらにそれに對しまする身分の保……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第9号(1947/08/14、23期、日本社会党)

○門司委員 ひとつこの際お聽きしておきたいのですが、警察の制度が變りますときに、先ほどのお話もありましたように、從來の警察が往々にして警察の職務の權限を逸脱したことが多かつた。さらにそれを利用する面もまたあつたということが、日本の警察をして今日のようないろいろな非難であるとか、いろいろな誤解を招く因をつくつておると考えておるのでありますが、これに對して何か警察の、ここに書いてありますように、民主化のために警察の權限を明確にしてやるということも結構だと思いますが、運營に當つて何かお考えになつておる點かございますか。たとえば一つの例をあげて申しまするならば、警察の制度、それから警察をいかに運營する……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第13号(1947/08/30、23期、日本社会党)

○門司委員 ただいま小委員會の報告に對する修正の御意見の發表があつたのでありますが、私は前提といたしまして贊成の意を表明いたしておきたいと思います。さらに本問題につきましては、もはや論議をすることも、その必要性を感じないほど、論議が盡されておると考えておるのでありますが、私どもの考えております一、二の感想も申し上げて、これを御參考に供したいと考えておるのであります。  なるほど今日の情勢から考えてみますれば、いろいろなことが言い得るとは思いまするが、大都市が同じ一つの行政區畫の中にあつて、他の町村と同じような取扱いを受けておるということにつきましては、これは先ほどの自由討論の際にも、私本會議に……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第15号(1947/09/18、23期、日本社会党)

○門司委員 それではおかしいことを聽くようですが、將來の關係でありまするが、ちよつとお聽きしておきたいと思います。從來こうした大きな被害のあつた場合には、出先におりまする警察官のみでとうてい治安の維持、それからそれを豫防することが非常に困難だつたために、相當軍隊が活動しておつたと思いますが、軍隊のない今日、そういう方面に對してどういうふうな不便があつたかというようなことを、これは近いうちに日本の警察の再整備の問題と關連いたしまして、相當参考になると考えますので、一應もしお氣づきの點がありましたら、この際御報告のでき得る御報告願いたいと思います。

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第16号(1947/09/22、23期、日本社会党)

○門司委員 これはちよつと内務省に聽くのはおかしいけれども、實際上の問題として取扱われているのは、料理飲食店の營業の休止による營業税に關する問題であります。これは地方財政に大きな響きをもつているわけです。これは税の建前からして、縣廳はとるべきだというものの考え方で賦課する。營業者は、今實際においてやつていないので納められないという形が各所において見受けられる。これに對して政府は、何かはつきりしたお考えをもつて處置されるのかどうか、これは非常にむづかしい問題でありまして、實際上の問題ですが、ある程度禁じておつても、それに税金をかけていくということになりますと、行為を公然と認めるというような形がで……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第18号(1947/09/29、23期、日本社会党)

○門司委員 この機會にちよつと聽いておきたいと思いますが、食糧調整委員選擧が全國的に行われたはずであります、あるいは行われておるのでありますが、これと作物報告事務所との關連をひとつ明確に御説明願いたい。それからさらに先ほどのお話を伺つておりますと、作付段別、耕作面積等がはつきりしていないというお話でありますが、これは内部の機構が惡いのじやないかと思います。なぜそういうことを言うかというと、今度の農地調整法の關係から一筆調査が行われておりまして、おそらく從來よりもはつきりした農村の耕作面積というものが出ているはずであります。これがわからぬという理屈はどうしても私は立たぬと思う。これは農地調整法の……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第19号(1947/10/02、23期、日本社会党)

○門司委員 この前の質問に關連してお聴きしたいと思います。農村における精密な耕作面積をはつきり知り得るものが揃つていないという話でしたが、これは一體明確な数字がどれくらいの割合に出ていないのか。さらに何年度の豫算でどれだけの豫算を、府縣廳を通じて渡しておるかということを一度お聴かせ願いたいと思います。それからこの問題の根本に触れた問題でありますが、先ほど松野さんのお話のように、日本の食糧事情を調査せんとするならば、まずその第一義的の要素の問題は面積の問題であります。大體作付面積が詳しくわかつていないで作柄のみをどんなに調査いたしましても、それのみによつておそらく完璧を期するのは困難だと思う。從……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第20号(1947/10/04、23期、日本社会党)

○門司委員 本法案の再議につきましては、附則の條項に、施行の期日を政令をもつて定めると書いてあるものを直したいと考えるのであります。それは第一に、この政令によつて時期を定めるということが、諸般の事情から考えまして適當でないということ。さらにそれの理由といたしましては、道路交通の取締令、府縣警察令、自動車取締令等が昭和二十二年の十二月三十一日でその效力を失うことになつております。これは法律の第七十二號でそういうふうに規定されておりますので、この法令に關連いたしまして、これの施行の期日を昭和二十三年の一月一日から施行するという一項を加えたいと思うのであります。これは各派の共同提案といたしまして修正……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第21号(1947/10/06、23期、日本社会党)

○門司委員 この機會にちよつと、所管が違うかと思いますが、木炭の價格の問題について伺いたいと思います。價格が生産者價格と消費者價格か、場所によつては非常に大きな相違を來しておるのであります。純然たる消費地、純然たる生産地の問題を別にいたしまして、たとえば私の方の神奈川縣のごときは多少縣内産のものがある、それで生産者の價格が非常に安くて、販賣價格が非常に高い結果になつておるのでありまして、生産者からいいますと、中間のトンネルが非常に多くて生産者というものがいかにもばかにされたように思う。そこで製炭意欲が非常になくなつてきておる。さらに炭を燒く原木の値段が從來の慣例からいうと、販賣價格の一割ないし……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第22号(1947/10/09、23期、日本社会党)

○門司委員 私遅くまいりましたので、聴きもらしておつたならば、あとから速記録を見ますから御答辯の必要はないと思いますが、鐵道警察官の構想のもとに八千九百十五名を殖やすというお話でございますが、これは現在の日本の警察官の約一割にあたると思うのであります。今九萬三千だと思いますが、これを算定されました基礎は一體どこからきておるか、犯罪の件数によつてこれくらいの数が必要であるのか。あるいは鐵道の延長のマイル数がそれだけあつて、それに乗車の關係からこれだけの人が必要であるのか、その點をもう少しわかりますならば、明確にお知らせ願いたいと思います。さらに國有鐵道の驛の数が一體どのくらいあるのか。私がこれを……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第23号(1947/10/13、23期、日本社会党)

○門司委員 この機會にお聽きしてみたいと思います。手紙の内容は新聞を通じて一應見ておりますが、五千の人口をもつ市街を形づくつた地方の公共團體に警察權をもたせるということになると思います。しかし警察の力あるいは威力というものは、相當に壓力がない場合には、その効果が非常に薄いのではないかと思う。たとえば人口五千の都市において、一髓警察官が何人置かれるか。たとえば現状で言いますならば、最近市になりました茅ヶ崎市のごときは、人口四萬五、六千をもつておりましても、警部補の派出所であつて、人員は十五、六人しかいないのでありますが、あれだけの警察力で茅ヶ崎市全體の治安が維持されようとはだれも考えておりません……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第26号(1947/10/22、23期、日本社会党)

○門司委員 酒井委員の方から、内容の大部分をお聽きしてありますのでその點には觸れないで、地方自治法全置について一應お聽きしたいと考えておるのであります。  それは、地方財政が非常に逼迫しておりますときに、財政の緩和をどういうような形で行うか。たとえて申しますと、六・三制の問題などがあつて、地方の起債などはこの改正では、基本としては主務大臣の認可を得ないでもいい。しかし當分の間起債のわくがありますので、認可を要するというようなことがありますが、そういうことになると、基本的な條件がきまつても、實際上の運營においては、かなり窮屈な問題が、今までと同じような形で行われることが考えられます。從つて六・三……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第27号(1947/10/23、23期、日本社会党)

○門司委員 第十八條に「特別の關係のある者」という字句が使つてありますが、今度は「天災事變等に因り」という字句になりまして、ややその點明確になつてきたのですが、この特別の場合というのはどういうことを指しておるのか、その點ひとつ御回答願いたいと思います。
【次の発言】 非常にむづかしいようですが、最近のような状態になつてまいりますと、重要な問題になつてくると思いますが、この届出には議會の議を經てと書いてありますが、議會ということになると、市町村會を開かなけれぱならぬ思いますが、その届出の期日等は明確にされていない、この點はどういうふうになつておりますか。

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第29号(1947/10/30、23期、日本社会党)

○門司委員 さつきの委員長のお話ですが、これは全然削ることも差支えないと思いますが、たとえば自發的にやるにしても、何かやはりそういうものをこしらへておいてもよい。ごく簡單な規定でもなければ非常に困る問題が方々にできやしないか、その點について伺います。

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第30号(1947/11/04、23期、日本社会党)【議会役職】

○門司委員長代理 速記を始めて。ほかに御質問の方はございませんでしようか。
【次の発言】 それでは御質疑がありませんければ、警察関係の方は今警保局長が関係方面に行つておりまして出られませんので、書類だけを配付したいと思いますが、これもこちらにまだ届いておりませんので、後ほど事務當局から配付させることにいたしまして、本日はこの程度で散會してよろしうございますか。
【次の発言】 御異議がなければ、この程度で本日は散會することにいたします。    午前十一時四十四分散會

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第31号(1947/11/06、23期、日本社会党)

○門司委員 私はこの法案の内容につきましては、いずれ法案が提案されまして、その内容をよく見ましてから御質問を申し上げたいと思うのあります。この機會にお許しを得て御質問いたしたいと思いますことは、今立案中であります消防法の問題に關連をもつておりますことについて、消防法を研究いたしております中途において私どもは聞かされたのでありますが、それは警察官と消防官との待遇が現任まで非常に違つておつたということであります。一例を申し上げますならば、加配米の件あるいはその他の待愚が相當違つておつたようでありますが、最も重要な面は加配米の關係でありまして、もちろん警察官はほとんど二十四時間勤務としての過勞という……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第32号(1947/11/10、23期、日本社会党)

○門司委員 實はこれと關連をもつ問題で、私は横濱ですが、私の地方で今防犯協力會というものが、組織されつつあるのでありますが、これらに對しては、内容はその名前の通り防犯關係を主としたものであつて、事業としては大體防火と、それから治安を保持することのために夜警をやる、そういうことが大體主となつておる。そうして警察の治安に協力するということであります。從つてその組織體が舊町内會別に組織體をもつておるようになつておるのでありますが、こういう組織は内務省ではどういうようにお考えになつておるか、伺いたいと思います。

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第36号(1947/11/19、23期、日本社会党)【議会役職】

○門司委員長代理 それではこれから會議を開きます。  本日は委員長が所要のため、私が委員長の委任によりまして、委員長の代理を勤めます。本日の日程は警察法案でありますが、日程に入る前に、昨日の千葉縣の警察制度に關する組織の報告を、專門調査員であります有松氏から御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 それではこれより前日に引續きまして質疑を續行いたします。松澤兼人君。
【次の発言】 松澤君、よろしゆうございますか。
【次の発言】 それは、坂東委員長がおいでになりましたら相談いたしまして、また理事の方とも相談いたしまして、時間があればいたしたいと思います。

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第37号(1947/11/20、23期、日本社会党)【議会役職】

○門司委員長代理 これより會議を開きます。  委員長が所用のため、委員長の委任により私が委員長の代理を勤めます。本日の日程は昨日に引續いて警察法でありますが、日程に入るに先だちまして、小暮議員より緊急質問の申出がありますので、これを許すことに御異議ありませんか。     「異議なし」と呼ぶ者あり〕
【次の発言】 御異議がなければこれを許します。小暮君。
【次の発言】 それでは前日に引續いて警察法の質疑を行います。千賀委員。
【次の発言】 この際御報告いたしたいことがあります。それは委員の小枝一雄君が辭任せられたので、昨十一月十九日石田一松君が議長の指名で委員に選任せられましたから、この旨御報告……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第38号(1947/11/21、23期、日本社会党)

○門司委員 ちよつとお聴きしておきますが、先ほど石田委員もお話になりましたように、きわめて重要な問題で、しかも審議を急がなければならないという實情にあることを承知しておりますが、そこでこの法案の施行は、おそらくこの法案が決定して九十日後になりますので、今議會で決定をいたしましても、來年の三月になるかと思いますが、次の議會でこの法案は修正することが可能であるかどうか。これを一應先にお聴きしておきたいと思います。  立つたついでに申し上げておきますが、法案自體を見ますと、非常に杜撰な點がありますし、また重なつて、われわれが考えなければならない點があります。この附則の中にある、この法律によつて衆議院……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第41号(1947/11/26、23期、日本社会党)

○門司委員 本法案については後ほど意見を申し上げることにして、ちよつとこの機會にお聽きしておきたいと思います。内務省の解體と同時に、さらに新しく行われる警察制度、あるいは消防制度の各般の事情からいたしまして、地方税法が相當大幅に變り、さらに地方税法というよりも、むしろ日本の税法が相當大幅に變らなければならない時代になつておると思いますが、その見透しがいつごろになるか、政府の方に何か案がございますならば、この機會にお示しを願いたいと思います。
【次の発言】 ただいま林地方局長からお話になりました地方自治委員會の問題でありますが、これは今後本委員會として修正すべきであるかとも思いますけれども、原案……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第42号(1947/11/28、23期、日本社会党)

○門司委員 地方税法の一部を改正する法律案につきましては、政府の原案通りこれを可決されんことを希望いたします。

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第45号(1947/12/05、23期、日本社会党)【議会役職】

○門司委員長代理 それではこれより會議を開きます。  本日は委員長が所用のため、委員長の委任によりまして、私が代わつてその職務を行います。  本日の日程は消防組織法案であります。これより質疑を行います。小暮藤三郎君。
【次の発言】 ほかに御意見はございませんか。
【次の発言】 それではほかにご質問の方はございませんでしようか。なければ、ただいまの川橋氏の動議のように、本日はこの消防組織法に關する質疑を一應これで終了いたしまして、明日討論採決することにいたしましてよろしゆうございましようか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 それではさよう決定いたします。  さらに本日の議題になつ……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第47号(1947/12/08、23期、日本社会党)

○門司委員 本法案は警察法と關連いたしまして、きわめて喫緊を要する法案だと考えますので、原案に多少修正を加えたいと思うのでありますが、以下その修正の個所を申し上げまして、原案に賛成したいと考えております。  すなわち第十條第一項中「市町村長」を「市町村」に改め、同條第三項中「市町村長の承認を得て、消防長」を「市町村」に改める。  第十三號中「承認を得て、」を「定める基準により、」に改める。  第三十三條中「國有財産又は國の所有」を「國有財産若しくは都道府縣有財産又は國の所有若しくは都道府懸有」に改め、同條に第三項として次の二項を加える。「前項の場合において、これに伴う負債のあるものは、その處分……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 議院運営委員会 第63号(1948/06/30、23期、日本社会党)

○門司亮君 お願いしたい点は、地方財政法案、地方配付税法案、地方税法を改正する法律案の三件は、予算に関係したものでありますが、この三件を予算とともに通さなければならないとすると、限られた時間だけでは足りない。私らの希望といたしましては、午後一時から四時までの時間をいただきたいということであります。

第2回国会 司法委員会 第45号(1948/06/29、23期、日本社会党)

○門司亮君 警察は國民の生命、身体、財産の保護にあたり、犯罪の搜査や被疑者の逮捕や、公安の維持にあたることを目的とし、警察を運営する機関として、國家公安委員会、都道府縣公安委員会、市町村公安委員会がある。警察官はそれぞれ公安委員会の下にその命を受けて警察の責務を遂行している。しかるに刑事訴訟法によると、檢事は警察官が正当の理由がなくして檢察官の指示または指揮に從わない場合においては、それぞれの公安委員会に対して、その警察官の懲戒または罷免の訴追をすることができることになつている。また檢察官は犯罪搜査に関し、一般的指示を為したる場合には、警察官はこの指示または指揮に從わなければならぬことになつて……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第2号(1948/01/29、23期、日本社会党)

○門司委員 この取扱いについて一應お聽きをしておきたいのですが、そういう解釈を政令でお出しになるのか、それとも法文の中にはつきりされるのか、その点を一應お伺いしておきたいと思います。  さらにお願いをしておきたいと思いますことは、そういう形になつてまいりますると、執行をする方が都の方に権限があつて予算を議決することが区の方に権限が存するような形ができてくると思いますが、この予算の実際の運用にあたる区との間――そういうことは警察の問題でありますから万遺漏ないと思いますが、もし感情その他の運用上の行違いで、予算の執行上において確執がないとも限らないと思いまから、この点について特に当局に注意をしてい……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第4号(1948/02/05、23期、日本社会党)

○門司委員 ちよつと聽いておきたいと思います。それは、もうすでに論議が盡されておりますので、別段議論になるほどのものでもありませんが、たださつきのお話の中に、郡の境界の變更は府縣において行われるというようなお話があつたと思います。郡の境界は非常に地理的、歴史的な意味をもつておるのであつて、それでは事実上の郡は独立した地方公共團体かというと、そうではない。従つてこれの變更は府縣において行われるということですが、法律上の問題としてこれができるかどうか。もう一つは、なぜ私がそういうことを申すかといいますと、今神奈川縣で問題になつております問題のごときは、もう鎌倉郡というものはほとんどないといつてもい……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第5号(1948/02/10、23期、日本社会党)

○門司委員 この機会にお尋ねいたします。大体了承したのでありますが、予算的の措置についてであります。この公安官制度は、もとより必要であると考えておりますが、予算の面において、これは鉄道の責任においてなす大き事業として、鉄道予算の中に含めて支出されるという形をお考えになつておるのか。あるいは一般犯罪に対する考え方から、事鉄道以外の方面に予算を求めるというようにお考えになつておりますか。その点をもう少事し明確にしてもらいたいと思います。
【次の発言】 組織の点でありますが、ただいままでの説明によりますと、現在の鉄道職員の中から、そういうものの養成が行われておるということでありますが、この点は非常に……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第8号(1948/02/19、23期、日本社会党)【議会役職】

○門司委員長代理 本日は、坂東委員長が公務のために都合があつて出席できませんので、私委任を受けまして、代りまして本日の会議を進めたいと思います。これから治安及び地方制度委員会を開会いたします。  日程の順序に從いまして、まず競馬法に関する件を議題としたいと思いますが、本件につきましては、さきに一回檢討もいたしましたし、さらに中央及び地方の競馬は、本來馬匹改良の趣旨によつて行われておりますけれども、この事業は純然たる営利事業のようになつておりますので、從つてこれを一部の團体に独占せしむべきものでないと思いますから、両者を一丸とした法律を制定して、そうして都道府縣、市町村等をして行わしめることが適……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第9号(1948/02/24、23期、日本社会党)

○門司委員 ちよつとお聽きしたいのですが、現在の日本の徴税が、非常にうまくいつていないという形が続いておりますが、これが地方財政確立のために、いろいろなものが地方に委譲された場合の徴税の方法等につきましても、何かお考えがあればお聽かせ願いたいと思います。
【次の発言】 続いてさらにお伺いしたいことは、地方財政確立のためのいろいるな税源を委譲される、殊にただいまの徴税の方法について一應お伺いしたのでありますが、さらにこれを非常に民主化し、かつ円滑化するために、地方自治体に財政委員会のようなものを設置するお考えがあるかどうか、お伺いしたいと思います。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第10号(1948/02/26、23期、日本社会党)

○門司委員 これは非常に簡単なことで、できるかできないかわからないと思いますが、今までの大体の御意見を伺いますると、いろいろ大衆課税にひとしいものが生み出されないでもないのでありまして、この際一般大衆の担税力というものが非常に弱まつておりまして、今日の勤労階級の担税力というものが相当あてにならないような状態にあり、さらにこれをとろうとすれば、さらに苛斂誅求が行われなければならぬということに相なるかと思いますので、これは一應御相談でありますが、財政委員会においては現在の國税に対する地方税の附加率が大体一律一体に百分のいくらというようにきめられておりますが、これを累進的にとつてよいというような方法……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第12号(1948/03/02、23期、日本社会党)

○門司委員 ちよつとこの機会に聽いておきたいと思いますが、大体全國の今禁止を受けております対象は三十五万と記憶しておりますが、その三十五万の業者の中で、更生したものがどのくらいの数字に上つておるということ。それから、さらにその中で今度政府が考えております許してもよかろうと思うものが何割くらい含まれておるかということ。もう一つは、その認可することのできないと思われる高級料理店の処置に対して、何かお考えになつておることがあれば、この機会に承つておきたいと思います。
【次の発言】 非常に抽象的でわかりにくいのでありますが、大都市におけるそば屋を許すというものの考え方で、大体全國で三百軒というようなこ……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第13号(1948/03/04、23期、日本社会党)

○門司委員 十二月一日現在で現在数がこういう数字になるというお話でありますが、実際は警察官、消防官等相当殖えると思いますが、それを見込んでの請求はされてないのですか。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第15号(1948/03/20、23期、日本社会党)

○門司委員 ちよつと一、二点お聽きしたいと思います。ただいまの御説明で大体当局の意向はわかりましたが、具体的の問題といたしまして、現在のごとき日本の情勢から申し上げますと、御説のように資材の節約か最もなされなければならないときに、比較的その資材が節約されていないというようなことは、非常にわかりいい言葉でありますが、実際は非常に火災が多いことのために、資材が無駄になつていることが多いわけでありまして、そのことのためにどういう処置がとられているかというと、先ほど御説明の中にありましたように、延焼防止に相当力を入れるというお話でありますが、現在市街地に建つております簡易な建築物は、ほとんど延焼防止の……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第19号(1948/04/01、23期、日本社会党)

○門司委員 当局にお聽きしておきたいと思いますことは、地方財政がきわめて不安定の中におかれておりまして、各地方自治体におきましては、本年度の予算の編成、さらにその執行にあたりましては非常に大きな支障を來しておるということは言い得ると思うのであります。從つて地方財政に対しまする処置、いわゆる税法の改正を一日も速やかにしていただきまして、そうした不安のないような状態に一日も早くおいていただきたいと思います。これについて大藏当局が本日お見えになつておりませんことを非常に遺憾に考えておりますが、地方財政委員会として大藏当局との折衝の経過をこの機会に承ることができますれば、さいわいだと存じております。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第20号(1948/04/02、23期、日本社会党)

○門司委員 この海上保山委員会の構成についての御説明が願いたい。
【次の発言】 この法律できめられた港長と税官長との関係でございますが、この権限はどうなつておりますか。
【次の発言】 大体國の予算はどれくらいの額でしようか。
【次の発言】 もう一つお聽きしておきたいと思いますが、船舶に対する性能檢査に関することは保安廳でやはりやるようになるのですか。
【次の発言】 なおそのことについて、突こんで聽くようですが、定期檢査あるいは特別檢査の場合も、やはり從來と同じような形で行うのでありますか。
【次の発言】 一應大臣がおいでになつたら、大臣によく御相談をしようと思つておつたのでありますが、地方財政……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第21号(1948/04/05、23期、日本社会党)

○門司委員 今の港長の問題でございますが、これは港内交通その他の取締に当るというお話でありますが、その中にありましたいわゆる流木であるとか、港内を浮游しておりますものの処置でありますが、それについては從來市町村長が大体拾得物の届出を受け、それを公示して処分しておつたと思いますが、そういう処置は今後は市町村長に任せないで、この港長の名において行われるかどうか。それからもう一つは、これは一昨日でしたか、私聽いたのでありますが、港長の問題は先ほど松沢さんのお話のように、施設をもちまする港の監督と申しますか、これは地方自治体で行つておりますにかかわらず、港長だけが官選の者がなりまして、そうして港の事情……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第23号(1948/04/15、23期、日本社会党)

○門司委員 ちよつとお伺いしたいのですが、私中途から來て説明をよく聽いておりませんので、すでにあるいは説明されたかもしれませんが、事件の発生その他については、先ほどのお話でよくわかりましたが、発生後の処置はどういうふうにしておられますか。たとえば相手方の責任者というような方たちの処置は、どういうふうにしておられますか。
【次の発言】 もう少し突込んで伺いたいのですが、また詳細の報告はおわかりにならないかと思いますが、先ほど川合君の質問もありましたが、今後も相当調査する必要があると思いますが、こういう事件の起つたのはいろいろ原因もありましようが、新警察制度の上においてどういうふうな形でこれが現わ……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第25号(1948/04/30、23期、日本社会党)

○門司委員 これは國家公務員法と関連して、地方自治体にとりましても、きわめて大きな問題でありますが、ただいまの理由の説明だけでは、私どもちよつと納得しかねる点がありますので、もう少しく内容を詳しく御説明が願えれば幸いと思いますから、この点をできましたなら、もう少し詳しくお願いしたいと思います。
【次の発言】 やむを得ざるものとして討論を省略して原案を可決されんことを希望いたします。
【次の発言】 ちよつとその前にお聽きしたいことがあります。この前の浜松事件、さらに今回の事件を通して考えますことは、警察制度の新しい運用が完全に行われていないのではないかという考え方であります。浜松事件におきまして……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第27号(1948/05/06、23期、日本社会党)

○門司委員 新しく規定されておりますもののうち、地方公共團体は、條例で定める特に重要な財産または営造物についての処置に対する條文が含まれておるのでありますが、「特に重要な」というのはどの範囲を指しておりますか。なおそれに引継いて少しお伺いしたいと思いますが、まず最初にその点をお尋ねしたい。
【次の発言】 それは非常におかしいのでありまして、條例で出席議員の三分の二以上の賛成がなければできないという規定は、一應もつともだと思いますが。今の答弁によると、非常に重要な問題だということになつておりますが、この條文の中には請負工事が含まれておる。これらの問題は非常に政治的ないろいろな動きをもつ可能性をも……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第30号(1948/05/20、23期、日本社会党)

○門司委員 今の修正案は、大体において異議はないと思いますが、ただ問題はこの百十條の中の、「但し、議会の議決により特に付議された事件については、閉会中も、なお、これを審査することを妨げない。」という事項であります。この條項の「議会の議決により」という点が私は非常に重要な点だと思いますので、この点は特にひとつ当局では明確にしていただきたいと考えておるのであります。それは現在の自治法の建前をそのままに見ますと、閉会中の委員会に付託すると申しますか、往々にして各府縣、市町村等ではそうことをやつておると思いますが、付託されましたものが、実際的には法的に解釈しますと、違法であるというような考え方が非常に……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第32号(1948/05/27、23期、日本社会党)【議会役職】

○門司委員長代理 お諮りいたします。本日はこの法案の審議はこのくらいで打切りまして、そしてせつかく当局もおいでになつておりますので、次の議題になつております風俗営業取締法の質疑を行つていただきたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは風俗営業取締法案の質疑を行います。笠原君。
【次の発言】 松浦委員。
【次の発言】 お諮りいたします。きようはこの程度で質疑を打切りまして、次会にまわしまして、本日はこの程度で会議を閉じたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは本日はこの程度で散会いたします。     午後四時四分散会

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第33号(1948/06/01、23期、日本社会党)

○門司委員 地方自治法の一部を改正する法律案につきまして、この前の委員会で私当局に質問いたしておきました。第百九十五條の監査委員の問題でありますが、これを法文によりますと、都道府縣が四人、市町村にあつては二人とするということになつておりまするが、市町村の中で、殊に大きな都市においては非常に事務が煩雜しておりますのと、予算その他が非常に大きいということ、さらに位民により監査の請求権が認められるようになつてまいりますると、この事務はことさらに煩雜すると考えなければなりませんので、この三項を都道府縣にあつては四人、さらに市にも四人くらいいいのではないかと考えまするので、大体都道府縣及び市にあつては四……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第34号(1948/06/03、23期、日本社会党)

○門司委員 その前に一点だけこの法案について……。附則の第二條と例の政令の百十八号が來年の四月三十日まで延期になつておりますが、その関係ですが、片方で政令で営業の禁止をしておつて、それでこの附則によつて許可をするというその矛盾は、一体どういうふうにお考えになつておるか。許可はするが、営業はさせないという矛盾を、どうお考えになりますか。
【次の発言】 その点は非常に取扱いの上でむずかしいと思います。臨持措置をしなければならない状態のときに、恒久措置である許可を與えるということの使いわけは、なかなか業者の方面にも困難だと思います。從つてまた取締りに非常に困難が伴うのではないかというような感じをもつ……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第35号(1948/06/04、23期、日本社会党)

○門司委員 本日の会議をこの辺で打切りまして、さらに明日会議を続けていただきたいことを希望いたします。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第36号(1948/06/05、23期、日本社会党)

○門司委員 この際さらにお伺いしておきたいのは、七十四條の一項中の條例の中に「地方税、分担金、使用料及び手数料の賦課徴収並びに地方公共の秩序の維持、住民及び滞在者の安全、健康及び福祉の保持に関するものを除く」ということになつておるのでありまするが、これは地方民主化のためにはきわめて重要な、人民の直接請求権をこれだけ除外するということになりますので、從來われわれが考えておつた地方自治民主化のために、かなり障害になるというふうに考えられます。この点についての当局の御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 前段の説明については承服しがたい点があるのであります。これはただ單に事務上の煩雑であるとか、……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第37号(1948/06/11、23期、日本社会党)

○門司委員 地方自治法の一部を改正する法律案に関係いたしまして、政府の改正に対しましてさらに附け加えて修正の意見を申し述べたいと思います。修正の案といたしましては、   第十二條第一項中「條例」を「條例(地方税、分担金、使用料及び手数料の賦課徴收並びに地方公共の秩序の維持、住民及び滞在者の安全、健康及及び福祉の保持に関するものを除く。)」に改める。   第十三條第二項中「市町村公安委員会」を「公安委員会」に改める。   第七十四條第一項中「條例」を「條例(地方税、分担金、使用料及び手数料の賦課徴收並びに地方公共の秩序の維持、住民及び滞在者の安全、健康及び福祉の保持に関するものをを除く。)」に改……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第38号(1948/06/15、23期、日本社会党)

○門司委員 ちよつと一言だけ聽いておきたいと思います。第五條に「公開による聽聞」と書いてありますが、この聽聞の範囲を一應お聽かせ願いたいと思います。
【次の発言】 これは公開となつておりますが、さらに第二項で、この「聽聞の期日及び場所を、期日の一週間前までに、当該営業者に通告しなければならない」と書いてありますが、これはただ当該営業者だけでありますか、それとも公開という問題は、一般の聽衆を入れてもいいという意味でありますか、どつちでありますか。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第40号(1948/06/18、23期、日本社会党)

○門司委員 第四條に「危害防止のため通常必要」と書いてありますが、通常必要というのをもう少し詳しく説明していただきたいと思います。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第41号(1948/06/22、23期、日本社会党)

○門司委員 今國務大臣の意見では、政府の説明だけというようなお話でございますが、私どもは法案を審議するにあたりまして、政府の説明だけを聽いて、そのまま原案を審議するわけに  はまいらぬのであります。その原案を審議するにあたりまして、政府の所信をなお質す必要があると思いますので、この際國務大臣の説明に対する質疑を許していただきたいと思います。
【次の発言】 私は総括的にまだ法案を見ておりませんので、案の内容については御質問を申し上げませんが、ただこの際当局にお伺いしておきたいと思いますことは、地方財政委員会の成案と政府の今回提出されました案との間には相当大きな開きがあると思うのであります。さらに……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第42号(1948/06/23、23期、日本社会党)

○門司委員 これは質疑というよりは、むしろ修正の意見に近いのでありますが、ちよつとあらかじめお尋ねを申し上げておきたいと思いますことは、地方財政法の中に、國と地方の公共團体との相互の間で、利害関係ある事務については、経費を國と地方公共團体とが分担するという一項目がございますが、そのうちの、「前項の経費は、左に掲げるようなものとする。」という中に、大分羅列はしてありますが、戸籍事務に関する経費のことが善いてないのであります。戸籍事務は從來から國の事務と、さらに市町村の方の事務であつたが、むしろ國の事務であつたという方が私は適当だと考えておりますが、とにかくそういう事情にありましたときに、改められ……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第43号(1948/06/24、23期、日本社会党)

○門司委員 ただいま高橋委員から陳情の趣旨を申し述べたのでございますが、教育行政のことについて今の当局の御意見には少し腑に落ちない点があるのであります。なるほど教育委員会の設置に伴い諸般の教育行政の改革が行われるということはわれわれも承知をいたしておるのでありますが、その際特に当局に考慮していただかなければなりませんのは、文化の程度に即しない画一期な日本の從來の教育がどういう大きな弊害を及ぼしておつたかということであります。日本は御承知のように小さな島國でありながら、非常に大きな都市をもつているのであります。これは特別の関係があるのでありますが、そういう関係をもつておりますときに、都市教育と農……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第44号(1948/06/25、23期、日本社会党)

○門司委員 総理大臣殊に大藏大臣の出席を要求しておつたのでありますが、大藏大臣がおいでになりませんので、委員長に要求いたしておきますが、大藏大臣と総理大臣のおいでになりまするまで、本議案に対する質問を保留いたしておきます。その後でなければこの三案に対する質問は申し上げませんから、そういうふうにひとつ御承知おき願いたいと思います。
【次の発言】 それから文部大臣にお伺いするのですが、これはせんだつて政務次官にお願いをしたのでありますが、問題がはつきりしなかつたために、要領を得なかつたのでありますが、あらためて出されております教員の俸給の支拂に関する……(「今日はこれでやめよう」と呼ぶ者あり)それ……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第45号(1948/06/26、23期、日本社会党)

○門司委員 本案はきわめて重要な法案でありまして、かつての行政執行法のやき直しと言つてもいい法案だと思いますが、あの法律が廃止されました原因が、特に人権を蹂躙しておつた関係から、新しい憲法に基いて人権の尊重のためにこれは廃止になつたと考えておりますが、それがまた同じようなことで、ただ姿をかえただけのことで、その精神においてはほとんど変りはないということが言えるのであります。さらに問題になりますのは、警察官の認定において尋問ができる。ここに質問と書いてありますが、これは文字だけでありまして、実際は尋問に間違いはないのでありまして、文字はいかようにあろうと実際は同じだと考えるのであります。もしその……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第46号(1948/06/28、23期、日本社会党)

○門司委員 本案に対しましては別段修正の箇所もないかと思いますが、ただこの際本案を委員会で決定いたしますときに一應申し上げておきたいと思いますことは、この法案によりますと、市町村立の各職員が、その給與を都道府縣からなされるというような形になつておると思うのでありますが、一方教育委員会の設定が見られるというような状態に相なつておりますときに、その教育委員会の内容は、公選された教育委員が教員の人事その他に関しましても権限をもつというような内容になつておると思いますが、そうなつてまいりますと、この教育委員会が都道府縣並びに市にこれが施行されますし、さらに、二箇年後におきましては町村にこれが行われると……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第47号(1948/06/29、23期、日本社会党)

○門司委員 高橋委員の御意見もありますし、かたがた各位も討論をすべくして、まだ十分討論が霊されておりませんので、今日はこの程度で散会されんことを希望いたします。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第48号(1948/06/30、23期、日本社会党)

○門司委員 この機会に御報告申し上げておきます。  昨日の理事会におきまして、大体刑事訴訟法の審議にあたりまして、私どもの治安及び地方制度委員会の意見を申し上げ、さらに修正の動議を出すべく、昨日司法委員会に参りまして、そうして刑事訴訟法の第百九十二條、第百九十三條、第百九十四條にわたりまして御質問を申し上げたのであります。その質問の要旨は、第百九十二條において犯罪の捜査その他については、地方公安委員会と檢察官とが協力いたしまして、これを捜査しなければならないという規定ががあるにもかかわらず、第百九十四條には、もし檢察官の命に從わない警察官があつた場合には、これを罷免することを公安委員会に請求す……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第49号(1948/07/01、23期、日本社会党)

○門司委員 一点大臣にお伺いして、けりをつけたいと思う。問題は、業者の方たも、無料入場が多いということは迷惑だし、同時に市町村においても迷惑であります、待つて両方迷惑でありますので、それらに対しては市町村條例、あるいは縣の條例でこれは適当にきめられるのであります。今回の地方税の改正は、單に今まで國でとつておつた入場税を地方に委譲するというだけであつて、税率はちつとも変つていない。実際変るのは徴税者が國であるか府縣であるかだけであります。縫つてもし大臣の指示がありとするならば、なるべく純金のあがるように、必要以上に無料――のいわゆるビラ下であるとか、招待券であるとかいうものは、こちらから見ますと……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第50号(1948/07/02、23期、日本社会党)

○門司委員 ただいまの御報告はよく了承いたしましたが、つきましては政府当局の反省を促すといいますか、御相談申すといいますか、その必要があると思いますので、委員長から大磯大臣に当委員会との間に懇談を至急もつように交渉していただきたいと思いますが、その点お諮り願います。
【次の発言】 競馬法が提案されて、農林委員会に付託されておりますが、当委員会といたしましては、中にいろいろ地方財政のことに関係することがたくさん書いてありますから、一應合同審査会をもちたいと思いますが、これをお諮り願います。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第52号(1948/07/04、23期、日本社会党)

○門司委員 この自治法の第百五十八條の改正でありますが、私どもは、委員会におきましても、出先官廳の廃止を強く要求しておりますときに、この建設院の出張所だけでもなくなることは、出先官廳を廃止したことになるのであります。それが再びこういう形でまた現われてくる。たとえば必要に応じてとは申しながら、東京都においてはおそらくできるだろうと思いますし、それからまた任意とは申せ、いわゆる百五十八條の第二項の規定によつて都道府縣にこれを設けることができるという形において認めますならば、やはり各府縣は、從來のいき方からみますならば、必ずこれを設置して、そうして官僚温存に努めていくということがわれわれは非常に杞憂……

第2回国会 農林委員会 第33号(1948/07/03、23期、日本社会党)

○門司亮君 それではお許しを得まして、二、三御質問を申し上げたいと思います。最初にお伺いいたしたいと思いますことは、第一條の第二項であります。「政府で行う競馬は、國営競馬といい、都道府縣が行う競馬は、地方競馬という。」こういうふうに書いてあります。すでに守田君の御質問の中にもあつたかと思いますが、競馬が國営となり、さらに地方公共團の行うものになつてまいりますならば、必然的にこの競馬の性質が多少変つてこなければならないと思います。從來馬匹に改良のみに重点をおいて民間に委ねておりましたものが、このたびはその方面が比較的薄くなつて、競馬自体が財政の方面からかなり強く反映してきておるというように解釈が……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 地方行政委員会 第2号(1948/11/11、23期、日本社会党)

○門司委員 私は二十九條の修正の御意見についてでありますが、二十九條の中の消防署長を削り、消防吏員、さらに消防團員を創つてこれを消防長にする、こういうことになると思いますが、これは実際と非常にかけ離れた問題が起つてくると私は思います。火災の責任はすべて消防長が負うことは消防法の示す通りであります。しかし現場の取扱いの上からいきますと、都市にあつては、大体消防署もありますし、比較的容易に連絡もとれるのでありますが、地方には消防署もなければ電話も非常に不便な個所がありまして、必ずしも現場にこの消防長が立ち会つていないと思います。從つて火災の場合に、現場に消防長が立ち会つていない場合の指揮はだれがす……

第3回国会 地方行政委員会 第5号(1948/11/24、23期、日本社会党)

○門司委員 先ほども木村君並びに坂東先生から申し上げられておりますが、これは実は非常にむずかしい問題でありまして、むずかしい問題というのは、趣旨においての反対はないと思います。同時にまた事例がないわけではありませんで、要するに判檢事の弁護士開業に対する制限が法律で加えられております。それと関連して考えますときに、制限することは別にこれが初めての問題ではなくて、從つて取扱いの上には大した困難はないと思いますが、ただ制限する限度が非常に問題になると思います。どの程度までを制限することにするかということが問題でありまして、たとえば中央における官吏の身分の形から行きますと、一級官にするか、二級官にする……

第3回国会 地方行政委員会 第7号(1948/11/27、23期、日本社会党)

○門司委員 先に鉄道関係のお尋ねをしたいと思います。鉄道公安官の問題は前の国会から引続いた問題でありますから、事情はよく承知しております。これが今度公社になつた場合に、この制度はどういうふうになりましようか。今の刑事訴訟法の百九十條にあります條項は、公社であれば適用できないかと思います。そういたしますと、法律で別にできればそれでよろしいかと思いますが、法律でできなければ現在のままではやりにくいと思います。この点をお話し願いたいと思います。
【次の発言】 大体わかりましたが、さきに申し上げましたような刑事訴訟法百九十條の適用で行くというお考えでございますか。

第3回国会 地方行政委員会 第8号(1948/11/29、23期、日本社会党)

○門司委員 これは非常にこれから起りやすい問題だと実は考えております。それでこの問題を処理するには、おそらく現在の國家地方警察ではやれませんので、これを主管いたします総理大臣の所管のもとに法律でかえる以外にはないのですが、ただ長岡だけではありません。全國的に見てそういう場所がたくさんあると思いますので、將來これに対してどういう角度から――單に総理大臣のもとで法律でこれを改正するというだけでは、なかなか実際問題としては困難でありますから、これらの点は、おそらく國家警察本部には情報がまとまつておると思いますから、そういう資料がありましたらこの際御発表願いたいと思います。


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 地方行政委員会 第2号(1948/12/07、23期、日本社会党)

○門司委員 國政調査の御報告を申し上げたいと思います。私どもは福岡縣並びに熊本、鹿兒島の両縣を坂田道太君、坂口主税君私とで調査を行つたのであります。調査の内容は、地方出先官廳の整理に伴います調査並びに警察法施行に伴いますその後の情勢、さらに消防法及び消防組織法施行後における諸般の状況並びに地方財政に関する四つの事項であつたのであります。  まず出先官廳の整理に伴いまする調査といたしまして、各縣の出先官廳のおもなるものを一應調査したのでございますが、その点につきましては、福岡縣において大体三十三の出先機関、さらに熊本縣においては四十四、鹿兒島縣においては十五の出先機関についてその意見並びに希望を……

第4回国会 地方行政委員会 第3号(1948/12/09、23期、日本社会党)

○門司委員 この機会にちよつとお聞きしたいのでありますが、先日の本会議で、運輸省所属の道監事務所の廃止その他が考えられておるということの意思表示がありましたが、運輸省ではこの問題を非常に重要視しておりまして、これを廃止することは困難である。同時にまた、そうしてもらつては困るという意見が非常に強いようでありますが、この点に対する運輸省と主管大臣のお考えの食い違いがどの辺から現われて來ておるのか、その点についておわかりになりましたら、一應お話願いたいと思います。
【次の発言】 もう一つお聞きしておきたいと思いますが、これから先もだんだんあることと思いますが、地方自治法の第百五十六條かによる地方出先……

第4回国会 地方行政委員会 第4号(1948/12/10、23期、日本社会党)

○門司委員 地方財政委員会の当局の御意見はいかがでありますか。
【次の発言】 この場合ちよつとお聞きしたいと思います。この案に対して別段異論はないのでありますが、行政関係の代表者、いわゆる地方行政の代表者たる都道府縣の代表者、市の代表者あるいは町村の代表者が一應この中に含まれておりますが、そのほかに地方の議決機関の代表者を加えた方が私はむしろこの委員会が完璧になる、こういうふうに考えるのですが、この点について何か参議院の方で御議論でもありましたか。
【次の発言】 これは大藏省に聞くことの方がいいと思いますが、地方財政委員会として、現在予算にかけられておりまする大藏省の案に御承認できるかどうかと……

第4回国会 地方行政委員会 第5号(1948/12/11、23期、日本社会党)

○門司委員 採決に入るに先だちまして一言お話申し上げておきたいと思うことは、別段この案に対する反対の意見ではありませんが、この案がこのまま通過いたしますと、地方財政委員会の性格が一部変更されることになるのであります。現在の委員会の制度は、御承知のように國会代表が一人、それから地方公共團体を代表いたしますものが三名という形になつておりますので、比較的と申しますか、地方公共團体の意思がこの委員会に反映する率が多かつたのであります。ところがこれに学識経驗者を一人加え、さらに國会からもう一人を加えて参りますと、その比率は逆轉いたしまして、地方公共團体の利益を代表する直接の代表者の発言が弱くなつて参るの……

第4回国会 地方行政委員会 第6号(1948/12/14、23期、日本社会党)

○門司委員 ちよつと一言、意味がわからぬことがあるのですが「多数國民の好む」という解釈はどういうものでございますか。その点をひとつ……。何か奧歯に物のはさまつたような氣がするのです。
【次の発言】 ほとんど木村君と同じようなことで要は盡きておると思いますが、ただ地方においては賞與であるとかいうようなことでなくして、実際の生活を補うことのために、多くの場合、たとえば平たく申しますと、越冬資金というようなものの要求がおのおのの團体からされておると思います。從つてこれが禁止されるということになると、それらの行為が全部禁止されるような形になつて來ると思いますが、その辺のお考えはどういうふうになつており……


門司亮[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院23期)

門司亮[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 国土計画委員会請願小委員会 第1号(1948/05/28、23期、日本社会党)

○門司亮君 鶴見川の請願に対しこの請願の趣旨を御説明申し上げます。  同河川は京浜間の中央にありまして、從來しばしば水害のあつて河川で、地元におきましては昭和八年十二月以來鶴見川水害予防組合というものを設置いたしまして、昨年は二、三十万円の予算をもちまして、この水害予防のためにあらゆる努力を続けてまいつているのであります。そうしてさらに昭和十三年におきましては、六月二十九日と記憶しておりますが、当時の雨量は大体二百五十ミリくらいの雨量であつたのでございますが、そのために侵水いたしました田畑の面積は、大体四千八百ヘクタールというような数字に上り、工場の水害は二十六工場に及んでおりますのと、罹災者……



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データ更新日:2023/02/05

門司亮[衆]在籍期 : |23期|-24期-25期-26期-27期-28期-29期-30期-31期-32期
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菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。