大矢省三 衆議院議員
25期国会発言一覧

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このページでは大矢省三衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院25期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
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委員会発言一覧(衆議院25期)

大矢省三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 決算委員会 第3号(1952/12/08、25期、日本社会党(右))

○大矢委員 これは警察予備隊がずつとその後保安隊にかわるまで相当長い期間で、この問題が起きているのは主として購入関係であります。あるいはまた払下げその他にも相当あると思いますが、その後処分を受けた人が、あるいはまた自発的にやめた人もありましようが、その人の転職―これは予備隊だけの関係でなくて、各省に関係あることですが、購売その他物の払下げに関してそういう不正のあつた場合には、官庁に勤めることはできませんけれども、民間会社にすぐ転勤して、むしろ栄転される。あるいは傍系会社に入ることができる。さらにもうそれを事前に承認の上でやつているようなケースも相当あると思います。そこでこの処分を受けた人並びに……

第15回国会 決算委員会 第5号(1952/12/15、25期、日本社会党(右))

○大矢委員 裁判所、特に家庭裁判所、簡易裁判所の庁舎新築のことについてお伺いしたいのですが、二十五年度にこれだけの庁舎が完成されておるのであります。二十六、七年度は相当数に上つておると思うのであります。特に戦災都市においては、非常にいい場所に新築を見るときには、必ずそれは税務署か裁判所なんです。私は裁判所の重要性は認めておりますけれども、いまだ復興ならず、一般の住宅が遅々として進まない今日におきまして、庁舎が目抜きの場所に、しかも次次にどんどん建つておるということは、国民感情の上に、あるいはまた一般の思想の上に、私は非常な悪影響を及ぼすのではないかと思う。文字通り、家庭裁判所、簡易裁判所とかい……

第15回国会 決算委員会 第6号(1952/12/17、25期、日本社会党(右))

○大矢委員 この物件の払下げの場合に、先ほど質問がありましたが、個人随意契約になるといろいろな問題が起きるから、公共団体の証明をとつて来れば簡単でいいということを当時しきりに言つた、そこで先ほども出た京都とか福井県とかでは、水道工事に使うのだと称して各公共団体の証明をもらつても、実質上はそこに納まつていない。一部だけ納まつておることがしばしばある。そういうことに対してただちにではなくても、数箇月後に検査院もしくは調達庁の職員の間で、はたしてこれが公共団体に納入されておるかどうかということを調べられたか、またそれが全部納まらなくても、どの程度納まつておるかということも、その後直接に調べたかどうか……

第15回国会 決算委員会 第7号(1952/12/19、25期、日本社会党(右))

○大矢委員 この報告書によりますと、八千九百万円からの節減ができたと書いてある。それに対して先ほど来の答弁を聞いておりますと、これは間違いないのだと言つている。それから松下の例も引いて、これと同一にやるならばこういう問題は起きなかつたのだという報告書が出ていて、ほかの案件に対してはたいてい遺憾であつたとか、今後注意しますとか言つているのに、これに限つて、九千八百万円もの節減ができたというのに、いや、そういうことはできぬと言つておるが、今なおそういうように考えておるか。そういうやむを得ざるものに対して検査官がこれたけの節減ができると認定したことと、どつちが正しいのか、われわれにはちよつとわかりか……

第15回国会 決算委員会 第10号(1953/02/09、25期、日本社会党(右))

○大矢委員 今この資料による通達を見ますと、これは客船であるか、貨物船であるかよく知りませんが、トン当り五万円から六万三、四千円するという通達です。そうすると非常な差額が出て来ますが、もちろんその当時と固定資産評価の地方財政委員会の決定当時とは多少事情も違うかもしれませんが、この相違の出て来ることが明らかであるにもかかわらず、これをどうすることもできない。委員長の言われたように、遺憾であつたということではどうかと思いますが、何か検査院の方で、こういう明らかなものは大蔵省から何か行つてもう一ぺん再調査して、再評価するというような手段ができぬものか。これは警告したらそれでいいのだ、検査官はそれで終……

第15回国会 決算委員会 第12号(1953/02/13、25期、日本社会党(右))

○大矢委員 私は簡単に二点だけお尋ねしておきます。一つは先ほどの答弁の中に、花房さんが約束履行に基いて明け渡すように書面で通牒を出したのに対して、向うからは賃貸を継続していただきたいということが書面をもつて来ている。それに対して困るということを口頭で言つた。向うからは書面で来ているのに、こつちでは口頭でそういう処理をしているが、向うでは一方的に自分のところは書面を出してあるからそれで承認したものだろうというふうに解されたかもしれない。あなたたちは官庁としてそういう正式文書で来たのに、単なる口頭をもつて困ると言うだけで手続が済んだと思われるか。それはこの約束履行に対して、明渡しに対してはなはだ熱……

第15回国会 決算委員会 第13号(1953/02/16、25期、日本社会党(右))

○大矢委員 先日私どもがここで聞いたときには、花房緑地部長は、この問題については議会にかけておらないということをはつきり言つた。今日はかけておるという。これは一体どこに間違いがあつて、そういうはつきりしたことを答弁したのですか。
【次の発言】 ぼくの言うことがわからぬかどうかしらぬが、前にはかけていない、こう言つた。今この文書によれば、七十二号議案として正式にかかつておる。しかも五百万円寄付してもらいたい、これは公園の手入れに金がいるからということまでつけて、議会にかけて要求しておる。しかも議案の中に載つておる。この前何べん尋ねても、議会にはかかつていない、こう答弁しながら、本日はかかつておる……

第15回国会 決算委員会 第17号(1953/02/25、25期、日本社会党(右))

○大矢委員 大臣にこの際にお聞きしておきますが、この報告書を見ますと、補助金を出した工事に対して相当不当支出がある、これはきわめて残念なことでありますが、この不当支出の相当額に上る件数と、それから不正行為、使い込み、ことに遊興費の使い込みが多いのですが、この不正不当の支出はいずれも結果として国に大きな損害を与えたことには違いないのですが、不正行為に対しては現に六年というような懲役を課せられたり、あるいはそれぞれ弁償もしておりますが、不当支出は――特に災害復旧のごときは、いろいろ短期間において計画もされることでありますから、それぞれ完全な計算というものは不可能な場合もあるかもしれません。しかしそ……

第15回国会 決算委員会 第18号(1953/02/27、25期、日本社会党(右))

○大矢委員 一言お尋ねいたしますが、これはまだここに金が残つているようですが、先ほどの答弁によりまして、こういうことにしてこれを摘発はする、それから一ぺん答弁書が来てこういう事情であつた、さようか、これで済んでいると思う。そこでこれは裁判所に例を求めるのははなはだどうかと思いますが、不正もしくは不当の支払い等について一応警告する、こういうことだと思う。それで調べた結果、これこれの損害を与えて、まだ回収がないということでここに報告し、また、こつちでは関係省からそれぞれの顛末書が出ている。その年でなしに、翌年あるいは引続いて回収状況というものに対しても監査しておるのか、先ほど答弁があつたがどうもは……

第15回国会 内閣委員会 第7号(1952/12/16、25期、日本社会党(右))

○大矢委員 この機会にちよつとお尋ねしておきたい。私のところにこういう手紙が来ている。それは昭和十五年の十一月二十七日に戦死をしたという公報が二十二年の十一月二日に来た。従つて七年間も経過しておる。そこで、これは一時金を渡したから、今度の弔慰金その他一時金の資格がない。どういうわけでそういうことになつたかというと、その当時一時金を渡してあるから、これは再度渡すわけには行かぬということなんです。ところがもらつてないという。そこでもらつている、もらつておらぬでもめているのですが、これは河北の石仏附近で戦死したというのですが、十五年から二十二年ですから、その間七年ばかりたつておる。七年後にこういう公……

第15回国会 内閣委員会 第8号(1952/12/17、25期、日本社会党(右))

○大矢委員 これは外務委員会でも相当論議されたのでありますが、この委員会では簡単に保安庁法の一部改正ということになつておりますが、この船舶貸借のフリゲートですか、これに対しては外国ではこれは普通の船舶と認めておるのですか。それとも特殊な――私どもよくわからぬが、日本では軍艦でない、船舶だということに政府も言つており、またそういうとりきめか行われておるようですが、外国では一体どう見ておりますか。
【次の発言】 まあ軍艦でないというのですが、それはそれとして、この装備、砲があるということですが、どのくらいの砲が何門あるか。それとトン数、それから外国へこれは出ないから、日本の沿岸だけだからこういう普……

第15回国会 内閣委員会 第9号(1952/12/18、25期、日本社会党(右))

○大矢委員 今度の給与の一部を改正する法律案の実施に伴つてどのくらい費用がかさむか、大体おわかりでしたら……。
【次の発言】 これは総額ですか、改正によつた増額ですか。
【次の発言】 これは申すまでもなく一般職員と保安庁の特別職とはおのずから違うのでありますが、今度の改正を見てみますと、ほとんど一般職員の改正によつて改正を行うことになるので、その内容とするところもいろいろな諸手当をそのまま適用しておる。ことに政令でもつてこれを定める勤勉手当というのがありますが、勤勉にあらざる者がおるかどうか。普通の一般職なり、あるいは公共企業体その他一般の公務員の中にはそれがあるかもしれませんが、一体保安庁に……

第15回国会 内閣委員会 第10号(1952/12/19、25期、日本社会党(右))

○大矢委員 保安庁職員給与法の今度の改正の二十三條の規定の中に、従来「休職の期間中、これに俸給等の百分の七十以内を支給することができる。」と書いてありましたが、今度の改正では「百分の百以内を支給することができる。」こういう改正になつたのは何か特別の理由があるのですか、この点をお聞きしておきたい。
【次の発言】 今具体的に例をあげられました外国に留学する、それ以外に全額を支給しなければならないような休職が実際上あるのかどうか、それをもしあつたらひとつ御説明願いたい。
【次の発言】 それからこの年末、期末手当の問題ですが、これは各省ともそれぞれ予算費というか超過勤務その他の名目によつて法律的には〇……

第15回国会 内閣委員会 第11号(1952/12/20、25期、日本社会党(右))

○大矢委員 私は日本社会党を代表いたしまして、残念ながら両案とも反対の意思を簡単に表明したいと思うのであります。  まず第一に、保安庁職員給与法の一部改正法律案でありますが、これは説明にも明らかなように、今回一般職員の給与改善が行われて、それに伴うて行われたものでありまして、給与引上げそのものに対しては反対すべきものではないかもしれませんが、その内容、経過において、はなはだ遺憾でありますが、反対せざるを得ないのであります。と申しますのは、この保安庁の職員は、一般職員と違つて、特に特別職として大きな制約を受けておることは御承知の通りであります。一般職には団結権なりあるいは団交も持ちまするが、特別……

第15回国会 内閣委員会 第15号(1953/02/20、25期、日本社会党(右))

○大矢委員 私は重複を避けて事務的にお尋ねしたいと思います。  菊花章と旭日章を残すことになつておりますが、現在それはどのくらい存続しておりますか、その数を伺いたい。それから旧官吏、軍人にどのくらい行つておるかということもお聞きしたい。  それからこの栄典法に伴つてこういう勲章がつくられることになつておるが、聞くところによりますともうすでにつくられておるということであります。その予算はどういうことになつておるか、また現在実際つくつておるのかどうか、この点をお聞きしたい。
【次の発言】 今答弁にありましたように、この菊花章は十二、三人ということであります。それから旭日章は新しいものは違うけれども……

第15回国会 内閣委員会 第16号(1953/02/24、25期、日本社会党(右))

○大矢委員 法務省の設置法の改正について、ちよつとお尋ねしたいのであります。このもらいました参考資料の中で、昭和二十四年には二百五十五人の少年の犯罪者に対して、二十七年、特に二十六年が三千二百九十三人、こういう非常な加速度的な多くの犯罪の少年が現われている原因は、一体何から来ているか、もしおわかりでしたらお尋ねしておきたい。
【次の発言】 必ずしも数字がふえたというだけでなしに、最近少年犯罪が非常に多くなつておりますが、こういうことの原因は一体どういうことがおもな理由であるか、その犯罪の内容を私は伺つておるのです。十八歳が二十歳になつたので数がふえたということですが、この犯罪の性質です。

第15回国会 内閣委員会 第17号(1953/02/27、25期、日本社会党(右))

○大矢委員 今まで数回にわたつて増員が行われておるのでありますが、先だつての大臣の説明によりますと、今後海上の保安についてもつと装備のりつぱなもの、あるいはまたフリゲート艦にかわるべき性能のいいものをこしらえなければならぬということを申しおります。またいろいろな近代的な装備もやるそうでありますが、そのたびにこういうふうに小刻みに人員を増員するのかどうか。しかも今度は数字のきわめて半端な人員の増加、たとえば二千七百三十三人増というのでありますが、一体こういう二千七百三十三人というようようなのは、どうしてこうしなければならぬのか。全体の数を合せるためにこういうことになつたのか。その点を一つ質問した……

第15回国会 内閣委員会 第18号(1953/03/02、25期、日本社会党(右))

○大矢委員 ちよつと関連して。今発表になりました武器については、これはまだアメリカ軍が管理しているから、従つて何らの契約がないのだという答弁であつたのですが、一体保安隊並びに警備隊で、日本独自に、日本が何ら外国の干渉を受けずに、そうしたものをどれくらい持つておるか、一つもないのですか。ただ人員だけで、武器はよそのそういうものを無償で借りて、しかもその管理は向うがやつており、実際こつちは何もない保安隊ということになるのですか。これはどうなんですか。  いま一つは、向うが管理しているから何らの契約はない、無償だと言いますが、せんだつてここで可決されましたフリゲート鑑の貸借というものは契約があると思……

第15回国会 内閣委員会 第19号(1953/03/04、25期、日本社会党(右))

○大矢委員 この青少年問題の協議会を設置することに相なつておりまするが、この協議の結果を実践するのにどういうような方法によつてなされるか。せつかく協議会で決定されましても、これが実行に移されなければ何にもならないと思いますが、そういうことに対してどういう見解を持つておられるか。
【次の発言】 この協議会の構成は、中央においては二十五名以内、学識経験ある八九名以内ということになつておりまするが、これの実際の費用はどのくらいかかるのですか。ついでにお尋ねししますが、厚生省設置法の人口問題審議会―約四十人からなる委員会が設置されるのでありますが、この費用がわずかに八十五万です。これでは名目はこしらえ……

第15回国会 内閣委員会 第20号(1953/03/05、25期、日本社会党(右))

○大矢委員 この法案によりますと、従来の菊花章文化章、位及び褒章はそれぞれその法律により授与されたものとするいわゆる有効である。この法案の審議にあたつて灰関するところによりますと、来る三十一日に、皇太子殿下が英国の戴冠式に列席せられるために、外国の君主、大統領を主として定められました菊花章が、現在なお有効なのですからこれをお持ちになることは私はさしつかえないのだ。従つて、そのためにどうしてもこの法律案を上げなければならぬとは私は考えていないのですが、そういうことでいいのですか。これをこしらえなければ、皇太子さんが今度おいでになるときに妨げがあるのかどうか、その点一応お聞きしておきたい。

第15回国会 内閣委員会 第23号(1953/03/13、25期、日本社会党(右))

○大矢委員 私はごく簡単に二、三お尋ねを申します。前の委員会またきようの委員会で、武器は全部借物である、しかもその管理は駐留軍によつてこれがなされておる、しかもその修理は、大きなものは向うでやるということでありますが、この保安隊はもちろんのこと、海上警備隊におきましてもフリゲート艦その他はアメリカから借りている、こういつた保安隊あるいは海上警備隊を合せて十三万に余る人たちが、一切借りておる。借りたものは返さなければならぬ、いつ取上げられるかわからない、こういう情勢のもとにほんとうの魂の入つた、いわゆる自衛権の効果というものがあるかどうか、これはもちろん時が解決すると思いますが、いろいろ計画もあ……

第15回国会 内閣委員会 第24号(1953/03/14、25期、日本社会党(右))

○大矢委員 私は遺憾ながらこの保安庁法一部改正の定員を増加する案に対しては、社会党を代表して反対をいたすものであります。この説明書にもあります通り、従来の十一万九千九百四十七人を十二万三千百五十七人に、すなわち三千二百十人を増員するということであります。そのうちの二千七百三十三人は、これはすなわち昨年の十二月二十二日に本会議を通過いたしましたいわゆる日本政府とアメリカ合衆国との間に締結された船舶貸与に関する、いわゆるフリゲート艦の乗組員として増加するということであります。さらにまた四百七十七名は保安大学あるいは保安の研究または教育訓練、技術の研究等に必要だという説明であるのであります。この増員……


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第15回国会 内閣委員会公聴会 第1号(1953/02/17、25期、日本社会党(右))

○大矢委員 ちよつと一点だけお尋ねいたします。審議会の構成あるいは運営の問題で、長きに失すると弊害があるということですが、この原案では御承知のように二年となつておりますが、二年では長いとお考えになるのかあるいは再任されるおそれがあるから、そうなると非常に長くなるからいけないとおつしやるのか。それからたいていの重要な審議会の委員は国会の承認を要するのでありますが、この原案によりますと、内閣総理大臣がこれを任命するとあるので、一方的にきめるということも弊害があると私どもは考えております。先ほどの公述の中に、これに対して官、民間、産業、文化、経済、その他の方面から出すということを明らかにしておくべき……

第15回国会 内閣委員会厚生委員会連合審査会公聴会 第1号(1953/03/11、25期、日本社会党(右))

○大矢委員 ちよつと議事進行について……。  本日のこの公聴会は、今議会で最も重要な法案の一つとしての恩給法の改正案であります。従つて各界の意見をお聞きするために、各公述人においでを願つたのですが、特に非常に重要と見て、委員長は合同審査までされる今日のこの公聴会にあたつて、この法案に関係のある各省の責任者の政府委員、それから大臣は、許す限り当然ここに出席して意見を聞くべきであります。しかるに従来の公聴会には、そういうことに不熱心で出て来ない。これは委員長が注意を与えられたかどうか知りませんが、この機会にぜひ関係各省の政府委員はもちろんのこと、関係大臣がここへ出て来て各界の意見をほんとうに聞いて……

第15回国会 内閣委員会厚生委員会連合審査会公聴会 第2号(1953/03/12、25期、日本社会党(右))

○大矢委員 私は矢田さんにちよつと一つだけお尋ねいたしたい。昨日来の公述の中でたくさんあなたと同じような意見、すなわちもつと徹底した社会保障制度をここに打立つて、今度の戦争は総力戦で、国内が戦場であつたので、軍人軍属にあらざる人もこういうような大きな被害をこうむつておるのであるから、それをも含めた徹底したいわゆる社会保障制度をここに打立てる、こういうことが述べられ、また私どももそういうことを考えておるのであります。ところが、この長い間の日本の、何というか、教育がしからしめたというのか、制度がそうしからしめたというのか知りませんが、われわれはいわゆる社会保障制度のもとにおける救貧、防貧、いわゆる……



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データ更新日:2023/02/05

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