このページでは赤城宗徳衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。
○赤城宗徳君 ただいま議題となりました郵便法の一部を改正する法律案に関し、委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、本法案の提案理由でありますが、現行小包料金は、昭和二十六年六月、鉄道小荷物運賃との均衡をはかるため、従来の均一料金制を地帯別料金制に改正したものでありますが、本年一月十五日から実施の鉄道小荷物運賃の改正に伴いまして、これとの調整をはかるため、現行小包料金を改正するとともに、この機会に、事業合理化の見地から若干の制度の改正をも行おうというのであります。 しこうして本法案のおもな内容は次の三点であります。 改正の第一点は、前記の小包料金の改正でありまして、……
○赤城委員 本委員会の所管に関係いたしまして、郵政大臣にちよつとお尋ねしたいと思うのでありますが、電波管理に関する件で、電波監理委員会は行政機構改革の結果、今年の八月に電波監理審議会になつて、郵政省の内局になつたように承知しておるのでありますが、テレビなどの問題に関しまして、郵政省としての権限が移つたと思うのでありますが、その点ひとつ確かめておきたいと思います。
【次の発言】 ただいま郵政省の所管にテレビが移つたということをはつきり承知したのであります。
続いて本委員会の所管でありますが、配付されました衆議院要覧、これは最後の改正が昨年ですけれども、それによりますと郵政委員会の所管は、「郵政……
○赤城委員 この簡易郵便局のことで、これを設置する際に政府当局が約束したことではないと思いますが、大体実情を聞いてみると、村当局とか農協が請負的に簡易郵便局をやつておる。しかし事実は、その下にまた下請がおるというか、個人に委託して、その人に簡易郵便局の事務をやらせておる、こういう実情のようであります。それで政府も約束したわけではないでしようが、そのうちには、簡易郵便局も昇格して特定局になるのだというような希望を持つて、町村あるいは農協から下請的というか、事務の方を扱つている人々が相当あるのではないかと思う。そういうことで、先ほど廣瀬委員からも質問がありましたが、この簡易郵便局のうちで成績の非常……
○赤城委員 この財政建設資金計画によりますと、簡易保険の出資額は百八十五億、こういうふうになつておりますが、今の大臣の説明で、簡保年金の歳入超過額が四百一億あるのでございまして、これは全部一応資金運用部に預託するということになつておりますが、この百八十五億という額は、昨年の暮れに衆議院だけ通りまして、参議院の方はまだきまつておらぬと思いますが、半額ずつ運用するということを見通しての額であるか、それとも一応は今のままで、全額資金運用部へ預託して、資金運用部の方から運用するということになつておるのか、郵政省として簡易保険独自で運用するという額が百八十五億という額であるか、その点を念のためにお聞きし……
○赤城委員 ただいまの木原委員の御質疑に関連して、ちよつと確かめておきたいと思います。今度の改正の趣旨はよく理解できるのですが、今のお話のように前に契約しておつた者が誠実に業務を執行しており、その他今までの契約者と契約を更新して行こうという場合に、これが全部元の契約者と契約の更新をするということになりますと、新しい業者がそこに入る余地がない。すると今の御質問のように独占的な形に行きはしないか。そこで独禁法にこういう規定があるのです。第二条の第三項ですが、「この法律において私的独占とは、事業者が、単独に、又は他の事業者を結合し、若しくは通謀し、その他いかなる方法を以つてするかを問わず、他の事業者……
○赤城委員 ちよつと関連してお尋ねしたいのですが、ただいま郵政大臣の答弁によりますと、第七条は更改を認める規定だというふうに答弁しておられるのです。私はきのう、これは期間の更新で、内容に重大な要素があつた場合には、この規定は適用されないじやないかということを質問したのですが、きよう郵務局長も、これは期間の更新だ、重要な要素がかわつた場合にはこの適用はないのだ、こういう答弁だつた。それから今の大臣の答弁だと、更改というようなことになる。契約の内容までかわつた場合にも継続するというふうにとられるのです。そういう点で大臣の答弁と郵務局長の答弁と食い違つているが、これをひとつはつきりしていただかなけれ……
○赤城委員 ただいまの質疑あるいは政府委員の御答弁で、大体第七条の内容について了承はしておるのでありますが、第七条は大体において期間の更新を規定したものである。しかし契約の内容においてかわる場合もあるので、そういう場合には一般の事情変更の原則といいますか、そういう原則に従つてある程度はかわる場合もある。あるいはまたほかの一般の原則である競争入札とか、あるいはその例外である随意契約というものを全然排斥するものではなくて、代替制を全部認めないというのではないのだから、そういう場合もあり得る。こういうふうに大体お聞きしたのでありますが、その点をもう一度そういう意味であるかどうかをひとつお聞きしたいと……
○赤城委員 私は自由党を代表いたしまして、本法案を無修正で原案通り可決されたいことを希望するものであります。しかしながら委員会の質疑応答の経過にかんがみまして、二、三希望を述べておきたいと思うのであります。 本法案の改正の中で最も重点的なものは、第七条に但書を入れまして、運送等の契約の期間の更新をはかろうとする点でありますが、その但書に「郵政大臣において、郵便物の運送等の委託を受けた者がその業務を誠実に執行し、且つ、その者に当該業務を継続して行わせることが郵便事業の円滑な運営のため有利であると認める場合は、その者の同意を得て、これを更新することができる。」こうありますが、この規定は契約の期間……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。