このページでは八木一男衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。
○八木一男君 私は、日本社会党両派を代表いたしまして、政府提出、日雇労働者健康保険法案に対し、両社会党共同で提出いたしました修正案の趣旨弁明をいたしたいと存じます。 戦後、一部の特権階級を除きまして、全国民の生活困窮の度ははなはだしいものであり、ほとんどすべての家庭がその日暮しであると言つても決して過言ではございません。このような状態でありますので、一たび疾病、死亡あるいは失業等の事故が起りました場合に、たちまち窮乏のどん底に陥りましてはなはだしきに至つては一家離散、一家心中のような悲惨事が各所に起りつつあることは、同僚議員各位の御承知の通りであります。かかる状況を反映いたしまして社会保障制……
○八木委員 保険局長にお伺いしまして、さらにまた厚生大臣が来られましたら、厚生大臣から御答弁いただきたいと思います。日雇労働者健康保険法につきまして政府提案の理由書を拝見いたしますと「日雇労働者は、就労浮動、低賃金等のため、常に生活基盤が不安定であり、傷病によつて直ちに深刻な困窮におちいることの多い現状にかんがみ、これに健康保険制度を創設して、療養の給付及び家族療養費の支給を行う必要がある。これが、この法律案を提出する理由である。」というふうになつております。これは当然のことでございまして、この点について、政府が今までになかつた点に気がつかれて、この健康保険法を提出なされた趣旨については、私ど……
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