八木一男 衆議院議員
28期国会発言一覧

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このページでは八木一男衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院28期)

八木一男[衆]本会議発言(全期間)
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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 衆議院本会議 第14号(1959/02/13、28期、日本社会党)

○八木一男君 私は、日本社会党を代表して、わが党提出の国民年金法案、国民年金法の施行及び国民年金と他の年金等との調整に関する法律案、一般国民年金税法案、労働者年金税法案、国民年金特別会計法案の互いに相関連する五法案に関して、一括して提案の趣旨、理由並びに内容の大綱を御説明申し上げるものであります。  戦後、わが国国民の平均寿命は大いに延び、六十才まで存命した人の寿命は、男子七十四才、女子七十七才に達しております。従って、人口の老齢化現象が進み、総人口に対する比率も絶対数もともに相当に増加し、さらに増加する趨勢にあります。大ぜいの人が長生きすることができるようになりましたことは、まことに喜ばしい……

八木一男[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院28期)

八木一男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 社会労働委員会 第12号(1958/08/09、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 失業対策問題でちょっと簡単に御質問をいたします。先ほど同僚の五島君から質問のときに例としてあげられました読売新聞の記事を拝見いたしますと、賃金の問題には触れておられないようでございます。こういうところに大きな暗い面があるのじゃないかと思いますが、そういう点について一つ。
【次の発言】 失対事業の賃金が十分なものでないということは方々で論議されておりますから、論議しなくてもわかると思うのです。十分じゃないものであるということを職安局長は認めておられるのですか、その点はどうですか。
【次の発言】 失業対策事業の本則から離れて派生した問題については、ほかとの比較であるとか、能率で……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 社会労働委員会 第4号(1958/10/08、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 厚生行政全般について、厚生大臣に御質問申し上げたいことはたくさんあるわけでございまするが、本日は主として国民年金の問題並びに部落対策の問題につきまして御質問を申し上げたいと存じます。  まず第一に厚生大臣に、社会保障のいろいろの部分について、どの点を重視しておられるか、どういう順序で考えておられるか、そういうことにつきまして厚生大臣の御所見を伺いたいと存じます。
【次の発言】 厚生大臣の御答弁は、前に吉田内閣時代に厚生行政を熱意を持って御担当になった厚生大臣の御答弁として、ある程度満足をしたわけでございますが、その御答弁の中に、生活保護についての御答弁がなかった。もちろん包……

第30回国会 社会労働委員会 第14号(1958/10/29、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 厚生大臣がそのようなお気持なら、ここではっきりと法律の明文にうたった方がいいと思うのです。そういう態度というものをこの一両目のうちにされて、与党とも打ら合せられて、われわれもちろん協力しますけれども、明文にうたうようにしていただきたい。もしそれについての……。
【次の発言】 厚生大臣が言われた通りのお気持だったらば、明文にうたって一つも差しつかえないと思う。明文にうたったらば、それはかっちりと固まる。あとで行政措置ということだったら、同じように固まるのだったら明文にうたって一つも差しつかえない。同じように固まらないのだったら、厚生大臣の今のお気持は通らない、それでは困る。ほ……

第30回国会 社会労働委員会 第17号(1958/11/01、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 国民健康保険法案につきまして、厚生大臣に御質問をいたしたいと存じます。同僚の委員が後刻相当の時間にわたって質問するよう準備ができているらしいので、ごく簡潔に一番中心点について御質問を申し上げたいと思います。  今回政府が御提出になった国民健康保険法案、二十八国会にお出しになったものとほとんど変りがないものと私ども拝見をいたしておりますが、その通りでございましょうか。
【次の発言】 昨年の二十八国会におきまして、一昨年出ました社会保障制度審議会の医療保障勧告について、私、岸内閣総理大臣臨時代理に御質問を申し上げたことがございます。そのときに、社会保障制度審議会というものは内閣……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 社会労働委員会 第3号(1958/12/19、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 岸内閣総理大臣に未解放部落の問題を解決する問題について、お伺いいたしたいと思います。この問題につきましては、総理大臣もちろん御記憶でございましょうが、本年の三月十一日に、社会労働委員会で詳しく私どもの考え方を申し上げまして、総理大臣から非常に理解ある御答弁をいただいておるわけでございます。その御答弁に従いまして、その実行方のことにつきまして、ぜひ今の総理大臣のお考え方を伺いまして、また要請も申し上げたいと思うわけでございます。  そのときも申し上げましたけれども、この問題は何百年間の問題でありまして、また何百万人もの多くの人の問題であります。こういう問題を私どもはどういう意……

第31回国会 社会労働委員会 第8号(1959/02/18、28期、日本社会党)

○八木一男君 私は日本社会党を代表して、ただいま議題となりましたわが党提出の国民年金法案、国民年金の施行及び国民年金と他の年金との調整に関する法律案に関して、一括して提案の趣旨理由並びに内容の大綱を御説明申し上げるものであります。  この二法案は、大蔵委員会に付託に相なっておりますわが党提出の一般国民年金税法案、労働者年金税法案、国民年金特別会計法案と一体をなすものでございまして、従って御説明中、以上二法案の内容にわたる点にも触れますことをあらかじめ御了承いただきたく存じます。  戦後わが国国民の平均寿命は大いに延び、さらに延びつつあります。大勢の人が長生きすることができるようになりましたこと……

第31回国会 社会労働委員会 第11号(1959/02/25、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 ずいぶんたくさん御質問申し上げたいことがございますが、時間がだいぶおそくなりましたので、一番根本的な点だけ、なるべく時間を節約して御質問さしていただいて、後にまた機会を得て続けさしていただきたいと思うわけであります。  まず坂出さんが厚生大臣になられたことについて、坂出さんの厚生行政、社会保障に対する御決心を伺いたいと思ったわけでございますが、同僚滝井委員の御質問中にその御決意がうかがわれましたので、それについて重ねて伺うことは避けたいと思いますが、それに関連いたしまして、非常に親しく、敬意を払っている滝井さんの御質問でございますけれども、それとちょっと違う考え方を持ってお……

第31回国会 社会労働委員会 第14号(1959/03/05、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 私は政府提出の国民年金法案について御質問をいたしたいと存じます。  社会保障制度が完成されなければならない日本の国におきまして、一番取り残されておりました年金制度について、これを国民全体に広めるべしという世論が高まって参りましたのを受けまして、政府におかれましても今回国民年金法案を提出され、またわが日本社会党においても国民年金法案、同関係法案四案を合せまして五案を提出するような運びになりました。この審議がこれから本格的に行われますことを私どもも非常にうれしく思うわけでございます。政府案につきまして十分に拝見をいたしたわけでございますが、その条文の各一項々々に、作られた方のい……

第31回国会 社会労働委員会 第15号(1959/03/06、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 昨日に続きまして政府案の国民年金法案につきまして、関係各大臣に御質問をしたいと思うわけでありますが、労働大臣、大蔵大臣、企画庁長官がまだお見えになりませんので、厚生大臣に対する質問を続けさしていただきたいと思います。少し前後するかと思いまするが、昨日は年金制度の根本的な問題、拠出年金の重要な骨組みになる問題について御質問申し上げまして、続いて無拠出年金の骨組みにちょっと入ったところで終っております。それで無拠出年金の骨組みのところで、もう少し内部に入った問題をこれから質問をさしていただきたいと思います。  昨日の続きで、政府案の無拠出年金が所得保障が必要な程度の多い人に厚み……

第31回国会 社会労働委員会 第19号(1959/03/16、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 第三班の報告にちょっとつけ加えさせていただきたいと思います。それは委員の質疑に対する各参考人の答弁の件でございますが、非常に多岐にわたりますので、その中で一番大事な点、一点だけについて報告をいたします。  それは委員から貨幣価値の変動に対してのスライドの問題についていろいろと説明があって、それに対して五人の参考人から答弁を求めたわけであります。その中において田中、奥田両参考人は、はっきりと物価変動の割合に応じて年金額を改定しなければならないという条文を入れるべきである、さらに生活の状態その他について変動があった場合には、年金額を増額あるいは年金制度を向上というような積極面の……

第31回国会 社会労働委員会 第20号(1959/03/17、28期、日本社会党)

○八木一男君 お答えをいたします。その前に、今までにあまり例がなかった野党案に対しまして、御質問を下さいました八田先生の御態度につきまして敬意を表したいと思います。今後与党の方が八田先生の例にならわれまして、そのように国会でりっぱな論議をされますことを心から期待いたすものであります。  今所得保障の定義について聞かれまして、完全なるとか、あるいはそれがついてない点についていろいろ御指摘になりましたが、質問者の御意図は、社会党の所得保障はどの程度やるべきかということに最後は要約されていると思いますので、その面でお答えをいたしたいと思います。なおお答えが足りませんでしたら、また再度御指摘を願いたい……

第31回国会 社会労働委員会 第21号(1959/03/18、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 その間に小山さんにちょっと質問いたします。厚生大臣が来られたら岡本さんにすぐかわりますから。拠出年金の中の障害年金、それから援護年金の方の障害援護年金で家族加算を一つも考えておられない。母子援護年金の方あるいは母子年金の方では考えておられる。これはバランスを失していると思うのですけれども、それについてどういうお考えでこういう方向をとられたか。
【次の発言】 母子家庭について加算をつけるのは当然だろうと思う。これは私賛成でございます。それから身体障害年金なり、障害援護年金について比較して考えると、片一方の障害の方についていればそれでいいのですけれども、ついていない。それではバ……

第31回国会 社会労働委員会 第22号(1959/03/19、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 お急ぎのところ大へん恐縮ですが、ごく簡単に御質問申し上げます。  先ほどいろいろの参考人の方々からの御意見を伺い、また委員の質問がありました過程で、社会保障の問題についていろいろとお話も承わりましたし、委員側の意見もございました。たくさん言うと時間がございませんが、私は、労働者の問題は、まず働いている間は賃金の問題が解決されなければならない、それから完全雇用ができ上って、職がないという場合がないようにならなければならない、それ以外の問題は完全に社会保障で解決がつくようになっておらなければならないと考えるわけであります。しかながら今なかなかそういうところにないのでございますか……

第31回国会 社会労働委員会 第26号(1959/03/31、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 医療保障の問題の特に社会保険の問題について伺いたいと思います。  社会保険で背から、厚生大臣が御就任になる前から、一部負担というものは非常にいけない、本人負担というものはそういう医療保障の本来の目的を阻害するものであるというふうな意見は、私どもも持ち、それが一般的な意見になっているわけでございますが、それについての厚生大臣の基本的な考えを伺いたいと思います。
【次の発言】 この前も申し上げましたので、その問題についてはあまりくどくは申し上げませんけれども、健康保険のこの前改悪が行われましたときに、非常な論議が行われまして、初診時の一部負担をふやすことはいけない、あるいはまた……

第31回国会 社会労働委員会 第29号(1959/06/10、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 労働、厚生両政務次官に最初にお伺いしたいのですが、政務次官というものがこの委員会に出てこられるときには、大臣のかわりとして出てこられると私ども確認しているのですが、そのようなお気持でもちろん出てきておられると思いますが、いかがですか。
【次の発言】 両政務次富に大へん失礼なことを伺いましたけれども、今までの委員会の経過において、私どもは生田さんや池田さんは、倉石さんや坂田さんに比べてまさるとも劣らないりっぱな人物であると思っております。ところが大臣という名前を持っていないために御遠慮になって、はっきりと物事をおっしゃらない。はっきりと物事をおっしゃらないのは、ほかの個人的な……

第31回国会 大蔵委員会 第21号(1959/03/12、28期、日本社会党)

○八木一男君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題に相なりましたわが党提出の一般国民年金税法案、労働者年金税法案、国民年金特別会計法案の三案を一括して、趣旨理由並びにその内容の大綱を御説明申し上げるものであります。  本三法案は、本三法案か大蔵委員会に付託されると同時に、社会労働委員会に付託になりましたわが党提出国民年金法案、国民年金法の施行及び国民年金と他の年金との調整に関する法律案の二法案と一体をなすものでございますので、御説明中右の内容にも及びますことを、あらかじめ御了承いただきたく存じます。  福祉国家を作るため、まず第一には、生産年令にある者か働いて、家族とともに人間として生活で……


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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 社会労働委員会 第1号(1959/07/03、28期、日本社会党)

○八木(一)委員 ただいま大原委員が御質問になつた問題と同じ問題で、労働大臣と厚生大臣に御質問を申し上げたいと思います。  まず労働大臣と厚生大臣に同じことをちょっと御質問申し上げますが、両大臣は、国務大臣として民主主義政治、それから政党の責任内閣というようなことを、徹底的にそういう本質の通り動かれる御決心があるかどうか、総括的に伺つておきたいと思います。
【次の発言】 そこで短かい時間にたくさん御質問したいと思いますし、後に滝井さんの重要な御質問がありますから、私はかけ引きなんというのは一切使いません。ずばりと単刀直入に申し上げますから、両大臣も単刀直入に御答弁を願いたいと思います。今までそ……

第32回国会 社会労働委員会 第2号(1959/07/06、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 今大原委員の御質問によりまして、文書の回答の点について明らかにされたわけでございますが、一つ要望を申し上げておきたいと思います。この前この問題について論議をいたしましたときに、緊急失対事業法の第四条第三号のことを申し上げました。今まで緊急失対事業法が土建作業にほとんど限られておったということでございますが、たとえば事務をしていたものが失業した場合に、土建作業ということもそれはいたしますけれども、そうじゃない方がいいような状況があるわけでございます。また高齢者の場合とかそういう場合で、土建作業ということに限らないで何か統計を作る、そういうときの事務能力を持っておる失対事業であ……

第32回国会 社会労働委員会 第3号(1959/07/07、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 渡邊厚生大臣にはお忙しいところを無理をしていただいて非常にありがたいと思います。厚生大臣、大へんお待たせをして恐縮でありますが、非常に大切なところでございますので、どうか時間を十分さいていただいて聞いていただきたいと思います。  まず厚生大臣に対して、厚生行政一般について御質問申し上げたいことがあるわけでございますが、委員会の方の時間もおそくなりましたし、滝井さんの御質問もありますから、国民年金の問題に限って御質問申し上げたいと思います。  国民年金制度につきましては、これは終戦後の社会保障の完成をもって福祉国家を作るとか貧乏をなくするという意味で、非常に重大な問題であるわ……

第32回国会 社会労働委員会 第4号(1959/08/10、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 社会局長に御質問する前に、委員長にちょっと要望したいことがございます。十分おわかりのことと思いますけれども、速記録にとどめておきたいと思いまして御要請申し上げるわけでございますが、今日の委員会の運営は、委員長も御承知の通り非常に不円滑なものであります。不円滑の原因は、衆議院、参議院の委員会が同日に行われて、両方で出席要求する政府委員がダブるという問題が一つ。もう一つは、労働省に関しては最も出席を第一に要求されている労働大臣が全然両方に出てきておらないという点であります。こういう点につきましては、即刻改めていただかなければ困ると思う。ところが九月の委員会開催日は、委員長がおら……

第32回国会 社会労働委員会 第6号(1959/10/10、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 関連して。赤松委員からもお触れになったと思いますが、労働省の所管の問題で、今度の災害に関しては緊急失対事業のことが非常に大きな問題になろうかと思います。名古屋市の浸水地帯では、おそらく中小企業が立ち上れないので非常な失業者が出ると思います。また三重県や愛知県の浸水地帯の農民の人々、この方々がしばらくほとんど収穫ができないというので収入の道が断たれると思う。また私のおります奈良県におきましては、山岳地が全部道が寸断されまして、そこの産業の大部分は山林業です。ところが道が完全に寸断されておりますのと、本道が直っても、林道が全部ぐちゃぐちゃになっておりますから、木材の伐採、搬出が……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 災害地対策特別委員会 第8号(1959/11/12、28期、日本社会党)

○八木(一男)議員 私は、日本社会党を代表して、わが党提出の、昭和三十四年七月及び八月の水害または同年八月及び九月の風水害により被害を受け生計が困難である者の生活の保障に関する特別措置法案に関し、提案の理由及び内容のおもな点を御説明申し上げるものであります。  申すまでもなく、去る九月に東海地方を襲って数千名の尊い人命を奪った第十五号台風の被害は、戦後最大のものであり、あらためて台風による災害の常襲地帯であるわが国の実情というものを深く考えさせられたわけであります。本年七月より九月までの台風及び集中豪雨の災害は、被災世帯実に四十万をこえ、被災者総数約二百万に達したわけでありますが、これらの被害……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第9号(1959/11/13、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 厚生大臣に御質問を申し上げたいと思います。いろいろと分科会もあることでございますから、なるたけ大まかなことについて、一般的な御質問を申し上げたいと思います。  先ほど同僚の伊藤委員からいろいろと御質問がありましたように、今度の災害は、天災ではなしに人災だと一般的にいわれておるわけでございますが、それにつきまして厚生大臣はいかなるお考えか、伺いたいと思います。
【次の発言】 天災、人災という言葉はおかしな言葉ですが、風の吹くことに天災ですけれども、その被害を受けたということは明らかに人災であろうかと思います。その点についてもう一回御意見を伺いたいと思います。

第33回国会 災害地対策特別委員会 第13号(1959/11/25、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 労働大臣に御質問を申し上げたいと存じます。厚生大臣に御質問もあるのでありますけれども、労働大臣にお待ち願いましたので、先に労働大臣に御質問いたします。時間がないことはわかっておりますから、端的に申し上げますけれども、すぱっと率直に、それは賛成であるというような御答弁を、時間を要さないでしていただきたいと思う。  まず、先ほど滝井委員御質問の問題との関連でございまするが、国民健康保険について、災害救助法を出した市町村で、国民健康保険法の条文に従いまして、本人負担、一部負担の減免をし、あるいは保険料の減免をした。そういうことによって国庫の方から国民健康保険の会計に補助をするとい……

第33回国会 社会労働委員会 第15号(1959/12/17、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 きょうは厚生大臣に御質問を申し上げたいのですが、あとで、できるだけ早くおいでになるように委員長から処置をしていただきたい。それまで、年金局長が来られましたからちょっと御質問を申し上げます。  この前の、国民年金法案が通ったときに衆議院の附帯決議、参議院の附帯決議、そういうことについて、その具体化はどのようになっているか、年金局長からお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 年金について全部詳しく御説明しますと、十時間以上かかりますので、きょうは局長も予算折衝で忙しいと思いますから、その来年度予算に関係のあるところだけにおもにしぼって質問いたします。  その前に、関連があり……

第33回国会 内閣委員会 第8号(1959/12/04、28期、日本社会党)

○八木一男君 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題と相なりましたわが党提出の部落問題審議会設置法案に関し、提案の趣旨、理由並びに内容の大綱について御説明申し上げます。  本法案は、全国で約三百万と推定されるいわゆる未解放部落の人々がいわれなき差別と極端な貧困に悩み続けている、民主国家としてあるまじき問題を根本的に急速に解決するためぜひとも必要ないしずえとして提案いたしたものであります。  まず法案自体の御説明を申し上げる前に、その背景である部落問題の大要につき申し述べておきたいと存じます。本多佐渡守等によって作り上げられた徳川時代の政治は、「百姓をして食わしむべからず、飢えしむべから……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 社会労働委員会 第2号(1960/02/10、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 厚生大臣初め各政府委員に御質問を申し上げたいと思います。いろいろと御質問申し上げたいことはたくさんあるのでございますが、午前中の時間がだいぶ迫って参りましたので、最初に国民年金の問題についてお伺いをいたしたいと思います。  渡邊厚生大臣は、就任されましたときに、記録は今ここに持ち合わせがございませんが、たしか国民年金と国民皆保険の問題について最大の力を入れるというふうにごあいさつにあったように覚えておりまするけれども、その通りでございましょうか。
【次の発言】 私の御質問申し上げたことと違う御答弁なんですが、国民年金制度の充実とそれから国民皆保険の完成に最善の力を尽くすとい……

第34回国会 社会労働委員会 第4号(1960/02/16、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 今の滝井委員の質問に関連して、ちょっとこまかなことだけ申し上げておきます。大臣によく知っておいていただきたいことがあるのです。今保険局長から全体の大勢とかなんとか、いろいろ説明がありかけたのですが、大臣もそういうことを聞いておられると思うのですが、この問題のころには大臣は厚生省にあまり関係がなかったらしいと思いますから、ほんとうの背景を御存じにならないと困る。あそこで初診時の一部負担、入院時の一部負担をやる、それから国の方も三十億出すというようなことで健康保険の赤字が解消することを政府が言われたわけですけれども、そのときにすでに黒字の徴候が見えておったのですが、前年度の赤字……

第34回国会 社会労働委員会 第7号(1960/02/23、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 きょうは健康保険関係と年金関係と、あと社会局の関係のことでお伺いしたいのですが、年金局長がまだお見えになっておりませんし、保険局長が見えておりますから、健康保険の方からお伺いします。  実は私、昨日新聞を読みまして、各大新聞にみんな載っておりました。ここに持っておりますのは読売新聞ですが、政府管掌の健康保険料率の引き下げについての記事が載っているわけであります。社会保険審議会の決定がしておらないのに、そのいかんにかかわらず三月、今月から保険料率を引き下げる意向であるということの記事が載っているわけでございまするが、これは非常にゆゆしいことだと思います。法律でちゃんと明記され……

第34回国会 社会労働委員会 第8号(1960/02/24、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 昨日は厚生大臣に、健康保険関係について御質問申し上げました。その点について、非常に問題がありまして、総理大臣の出席を要求するまでこの問題の質問を留保するということで、お別れしたわけでふります。従って、きょうは健康保険問題についてはそれ以上触れずに、国民年金の問題についてこれから御質問いたしたいと思います。年金局長がおられないようでありまするけれども、別におられなくても御答弁願えるような質問のいたし方をいたしますので、その点は御安心を願いたいと思います。ただその前に、もう一回、きのうの留保した問題を厚生大臣がほんとうによく体されて、間違いないようにされるために一言だけ、御存じ……

第34回国会 社会労働委員会 第11号(1960/03/02、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 生業資金の貸付条件と世帯更生資金の貸付の条件はどのように違うのか、一つお答え願いたい。
【次の発言】 多分そうだろうと思って伺ったのでありますが、世帯更生資金があるからということを一つのこれが少ない理由の弁解の材料に使われたけれども、世帯更生資金の方は保証人が要る、担保が要るということです。それで生活保護を受けて、おられる方は、担保になるような資産を、補足性の原則で、それを処分しなければかけられないのが原則です。そうすると大体財産を持っていない。それから、生活保護を受けておられる方に保証をして下さる方はごくわずかです。そうなると世帯更生資金というものは、残念ながら実際上借り……

第34回国会 社会労働委員会 第16号(1960/03/15、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 関連。今の滝井委員のお話の通りでございまして、厚生省から船員保険法の一部を改正する法律案についての諮問が制度審議会にございました。厚生省の方からは、これは非常に急いで答申してくれということで、社会保障制度審議会では非常に急速にこの問題の審議をして、審議の結果の答申を確定をして、直ちに今答申ができるような状態になっております。これは本日か明日くらいにされると思います。そういう状態でありますから、当然答申を期待して諮問されたわけでありますから、厚生省は責任を負わなければならない。急いでくれということを厚生省から制度審議会に要請されたわけです。制度審議会の方は、それに従って非常に……

第34回国会 社会労働委員会 第17号(1960/03/16、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 船員保険法等一部改正案やその他の問題に関連しまして、松野労働大臣にお伺いをいたしたいと思います。  まず最初にお願いをしたいのは、この非常な希代の悪法案ができましたのは倉石労働大臣の時代からでございましたので、松野さんは新しい意味で、昔からの悪い伝統にとらわれずに一つ御答弁を願いたいと思う。松野さんにまず前提としてお伺いしたいことは、労働大臣として、ごまかい一つ一つのことは一ぱいありますけれども、労働者にどのような政治をしこうというふうにお考えでいらっしゃいますか、一応御答弁いただきたいと思います。
【次の発言】 雇用の安定と労働条件の向上、従って労働者の生活の安定というよ……

第34回国会 社会労働委員会 第18号(1960/03/17、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 待つこと久しで総理大臣に御質問できるわけでありますが、とにかく一生懸命詰めてやりますので、詰めてやることについては最後まで御答弁を願いたいと思います。  総理大臣は福祉国家という言葉を今ほかの委員の御質問に使われましたけれども、私の考え方では、福祉国家というものは、まず働ける者が、たとえば自分の生産手段を持っていない者は完全雇用をしてもらうということがまず第一である。完全雇用は職を得るということだけではなしに、りっぱな賃金をもらい、りっぱな労働条件であるという、質と量をかね備えた完全雇用である。そうしてもう一つは、自営業者が、農業の場合でも中小商工業の場合でも、成り立つよう……

第34回国会 社会労働委員会 第26号(1960/04/07、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 ちょっと関連して伺いたいと思います。結核の回復者の問題で五島委員から御質問がございましたが、労働省に対して御質問するのは初めてですけれども、厚生省では年金の問題のときに、この結核の問題が非常にあいまいで、理論的根拠がなくて、不熱心で、でたらめな見解を持っておるわけです。労働省は厚生省のでたらめのまねをしないでやっていただきたいと思うのですけれども、結核にかかってもなおった人が完全に身体障害者じゃなしに雇用され、生活していくことは一番望ましいことでありますが、結核がなおったというのは、再発の危険性がないとか伝染の危険性がないとかいうことであって、なおり方にはいろいろある。ちょ……

第34回国会 社会労働委員会 第34号(1960/05/10、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 時間もだいぶ過ぎましたので、滝井委員とあまりダブらないような点で御質問を申し上げたいと思います。船員保険法の今度の一部改正案についての質問でございます。いろいろと船員保険の改正案の理由について言われておりますが、要するに陸上の方のじん肺その他の法律の改正に合わせての船員保険法の改正案が出されたというようなことだと存じますが、それでよろしゅうございますか。内藤政務次官から一つ……。
【次の発言】 そういうような点から考えますと、陸上のけい肺とかせき損の患者と同じように、やはり海員の関係のそういう患者も扱わなければならないというような考え方が底流としてあって、こういうものを出さ……

第34回国会 社会労働委員会 第35号(1960/05/11、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 政府提出の身体障害者雇用促進法案について、労働大臣並びに政府委員に御質問を申し上げたいと思います。  身体障害者の雇用を促進して、その自立をはかるということでこういうような法案を出されたこと自体は、非常にけっこうなことだと思うわけでございまするが、その内容については非常に乏しいものがあると私ども考えざるを得ないわけでございます。このような身体障害者雇用促進をやるという空気が、政府部内でも各政党でも世の中でも出てきたというときに、ごく微温的なものをなさいますと、それをまた改正するという機運が盛り上がるまでには相当時間がかかりますので、やはり最初のスタートのときに相当しっかりし……

第34回国会 社会労働委員会 第36号(1960/05/12、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 参考人の皆様方には、お忙しいところ非常に貴重な御意見を聞かしていただきまして、非常に私どもありがたく存ずるものであります。いろいろこれからほかの委員の方と一緒に、これを参考にさしていただいて、問題を進めて参りたいと考えておるわけでございます。  時間もございませんし、私自体も時間がございませんので、まとめてお伺いをいたしますが、黒木さん、国井さんの方からいろいろと総体的な御意見を伺いましたし、それからまた田中さんの方からは、ほんとうに就職の必要な人がこの法律では、はみ出てしまってできないじゃないかという御意見がございました。また仲野さんの方からは、精神薄弱者の方々をこの雇用……

第34回国会 社会労働委員会 第38号(1960/05/18、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 林野庁長官に簡単に質問をいたします。  さっき滝井委員の資料提出要求をされましたことにつきまして、林野庁長官は今までの間に考えられたと思いますが、無条件で即刻提出するという御答弁をいただくことが至当であろうと思います。これについて御答弁をいただきたい。
【次の発言】 実際的の問題で最初申し上げますが、林野庁がそういう林野労務行政をいいと考えておられるなら、出すのに何もはばからないはずだ、内容がいいと思うなら。悪いと思うからそういうことを言っている。悪いと思うことを国会の審議でひた隠しにされるようなことは、林野庁の長官として許されることではありません。即時反省されて、直ちに出……

第34回国会 内閣委員会 第42号(1960/05/17、28期、日本社会党)

○八木(一男)議員 提案者秋田議員に補足いたしまして、提案者の一名といたしまして御答弁をいたしたいと思います。この問題が超党派的に進められることにつきましては、この法律案が出される三年前からの部落問題が審議された経過から御承知の通りでありまして、岸内閣総理大臣が超党派的にこの問題をやっていくべきだということをはっきりと数回国会において明言をしておられますし、また自由民主党の総裁としてもそうありたいということを強く表明されておるわけであります。与党の自由民主党の方々もその意味でこの問題を進められたということを私ども確認をしているわけでございまして、野党側も同じ気持を前から持っておることは御承知の……


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第35回国会(1960/07/18〜1960/07/22)

第35回国会 社会労働委員会 第2号(1960/08/10、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 まず最初に、委員長の御就任並びに厚生大臣、労働大臣、厚生政務次官、労働政務次官の新しく御就任になりましたことについて、心からお祝いを申し上げたいと思います。  厚生政策の一般施策についてお伺いをいたしたいと思います。中山先生は社会労働委員会の昔からの先輩として、特に日本で初めての婦人大臣として御就任になりましたことにつきまして、私ども非常にうれしく、敬意を表すものでございます。どうか一つ厚生行政をよい意味で強力に進めていただきたいと思います。御婦人の大臣ということで、非常に新聞に、何といいますか、時流に乗っておいでになりますが、私は中山さんが御婦人だからということでなしに、……

第35回国会 社会労働委員会 第3号(1960/09/09、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 今の小山君の御答弁にちょっと関連質問したいと思います。前段の方にも非常に異論がありますが、これは午後からの私の質問で申し上げますけれども、後段の方の通算の問題であります。通算の問題については、じゅずつなぎ方式とか凍結方式ということで検討しておられるのはわかりますが、その方式の問題より以上に大事なのは、途中でやめた人が本人の保険料だけではなしに、たとえば労働者年金から国民年金に移るときには使用主分の保険料、あるいは労働者の場合も農家の人々の場合も国庫負担の期待分、その分を全部凍結されるなり、また持ち分として移管されるなり、そういうことが根本的に大事な問題であります。方式として……

第35回国会 社会労働委員会 第4号(1960/10/14、28期、日本社会党)【議会役職】

○八木(一男)委員長代理 ちょっと速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて。  中山厚生大臣に申し上げます。厚生大臣に就任されて以来、今初めて委員会に御出席になったわけでございますが、私ども待つことしばしであります。これは内閣全体のことでございますが、閣議ということで委員会に御出席にならないような悪い慣例が政府間にあるようでございます。国会は最高の機関であって、その審議は重視されなければなりませんので、閣議は国会の開会する時間に差しさわりのないように開くべきであるということを、閣議の中で一つ総理大臣に御進言を願いたいと思いますし、また厚生関係の審議のあるときには、こちらの時間に差しさわらぬよ……


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第36回国会(1960/10/17〜1960/10/24)

第36回国会 予算委員会 第1号(1960/10/23、28期、日本社会党)

○八木(一)委員 池田内閣総理大臣にお伺いいたします。ほかの答弁は拒否をいたします。  まず、今の積立金の運用、管理の問題についての総理大臣の明確な御答弁と、それから総理大臣は現在政府がやっておる現行法の拠出制年金の欠点について、いかに考えておられるか、簡潔に明快にお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 今のような、内閣の中でこういう重大な問題についてまだ結論が出ていないようでは、非常に政府は怠慢であると言わなければならないと思います。水田君が言ったように二五%だけを還元融資して、ほかを独占資本に使うというのが有力であるというようなことはとんでもないことであります。社会保障制度審議会などい……


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各種会議発言一覧(衆議院28期)

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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 社会労働委員会公聴会 第1号(1958/10/29、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 末高さんにお伺いをいたしたいと思います。今度政府が提出した国民健康保険法案について、末高先生はあまり批判的でなかったわけでございまするが、この国民健康保険法案を政府が提出した手紙の点でちょっと伺いたいのです。政府はこのようなものを提出するときには、社会保険審議会並びに社会保障制度審議会に諮問をし、答申を受けて、この意見を尊重しなければならぬということが法規の明文に載っておるわけです。医療保障全体について社会保障制度審議会は医療保障勧告をした。この勧告と法案とは大いに内容が違っておりますが、それはさておきまして、本年の二月、この国民健康保険法案について諮問をした、立法について……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 社会労働委員会公聴会 第1号(1959/03/11、28期、日本社会党)

○八木(一男)委員 公述人の皆さん方には、おせわしいところを時間をおさき下さいまして貴重な御意見をお述べいただきましたことを、私ども非常にありがたく存じております。皆さん方の御意見をそしゃくいたしまして、さらに国民年金制度推進のために私どもやって参りたいと思います。今後とも一つよろしくお願いいたします。  まず公述人の磯村英一先生にお伺いしたいことがたくさんあるわけでございますが、途中で中坐されまして、あとからおいでになるそうでございますので、その点は省きまして、ほかの公述人の方に光にお伺いをいたしたいと思います。お一人お伺いいたしますのと、それから同じ問題についてお二人なりお三人なりにお伺い……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 災害地対策特別委員会厚生労働等小委員会 第1号(1959/11/16、28期、日本社会党)

○八木(一男)小委員 益谷副総理にお伺いをいたしたいと思います。今度の大災害につきましては、中部災害対策本部の本部長として、非常に大活躍をせられましたことにつきましては深く敬意を表しておるわけでございます。この災害一般について、実は総理大臣にお伺いしたいわけでございまするが、副総理を総理大臣としてお伺いいたしたいと思いますので、どうか内閣全般の立場からお答えを願いたいと思います。  今度の大災害は人災といわれているわけでございます。天災、人災という言葉がございまするが、人災といわれるゆえんは、風は自然現象で吹く、水は自然現象で流れるわけでございまするが、それについて人間の準備で、人間のいろいろ……

第33回国会 災害地対策特別委員会厚生労働等小委員会 第2号(1959/11/17、28期、日本社会党)

○八木(一男)小委員 関連して保険局長に、この間聞いたことですが、ちょっと重ねて聞きたいのです。この間は、ほかのことがあったから簡単に触れただけですが、国民健康保険で本人負担分の減免、あるいはまた保険料の減免、それをしたことは、今滝井さんの言われるように、程度は非常に不十分であるけれども、国民健康保険会計でやるときに、国庫で補てんするということをやろうとした趣旨は、非常にけっこうだと思う。ところが、この間言ったように、それは健康保険とか、日雇労働者健康保険とか、その家族は給付が五割平均しかないし、それから保険料負担もやはりあるのです。そういう点を当然やるのがあたりまえなのに、なぜ保険局は、国民……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1960/02/25、28期、日本社会党)

○八木(一男)分科員 辻原分科員の御質問中でございますが、特に御了解を得まして関連質問をごくわずかだけやらしていただきたいと思います。  先ほど辻原分科員が御質問になりました部落問題の内閣に直属する強力な審議会の点でありまするが、この問題の担当省の事務的な衝に当たっておる大島政府委員が理解が少ないようでは非常に困ったことなので、大島政府委員は速記録を全部調べて読み直していただきたいと思う。一昨年の三月十一日だと思いまするが、社会労働委員会において岸内閣総理大臣から私に対して確約がありました。それは数点にわたっております。  その第一点は、このような差別と貧乏を生んだ部落問題については、これは徳……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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