八木一男 衆議院議員
27期国会発言一覧

八木一男[衆]在籍期 : 25期-26期-|27期|-28期-29期-30期-31期-33期
八木一男[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは八木一男衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院27期)

八木一男[衆]本会議発言(全期間)
25期-26期-|27期|-28期-29期-30期-31期-33期
第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 衆議院本会議 第28号(1956/03/29、27期、日本社会党)

○八木一男君 私は、日本社会党を代表して、健康保険区の総辞退の問題に関し、内閣総理大臣、厚生大臣、大蔵大臣に対し若干の質問を行いたいと思います。(拍手)政府提出の健康保険法の一部改正案並びにそれに関連した新医療費体系をも含む諸種の行政措置の案に対し、医師、歯科医師等社会保険診療担当者の諸君は強く反対をしておりまして、右が強行される場合はやむなく総辞退をせざるを得ない旨の態度をとっているのでありますが、ついに、去る三月二十日、京都府において保険医総辞退が行われたのであります。続いて、二十四日には東京都、大阪府の二大重要地点において、二十五日以降においては兵庫、奈良、栃木、群馬、長崎等の数県におい……


■ページ上部へ

第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 衆議院本会議 第18号(1956/12/13、27期、日本社会党)

○八木一男君 私は、日本社会党を代表いたしまして、去る十一月八日社会保障制度審議会より内閣に対して行われました医療保障制度に関する勧告に対しまして 政府の所信をただすため、内閣総理大臣、厚生大臣、大蔵大臣に対し緊急質問を行わんとするものであります。(拍手)  まず、具体的質問に入る前に、勧告の行われた経過並びにその内容について触れておきたいと存じます。  この勧告は同審議会の非常な熱意のもとに慎重に作られたものであります。すなわち、昨年七月以来本年十一月まで会議を重ねること四十八回、小委員会を加えると実に九十回の多きを数えたのでありまして、あらゆる調査資料のもと、すべての関係団体の意見を聴取し……


■ページ上部へ

第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 衆議院本会議 第5号(1957/02/05、27期、日本社会党)

○八木一男君 私は、日本社会党を代表いたしまして、社会保障、労働、農林関係の重要諸問題に関し、内閣総理大臣臨時代理並びに関係閣僚に対し質問を行わんとするものであります。(拍手)  まず最初に、社会保障に関して伺います。社会保障の急速な拡充が必要でありますることは、今さら私が申し上げるまでもない、明らかなことでございます。この問題は、わが日本社会党が早くから熱心に主張して参ったことは周知の通りでございます。保守党においても、おくればせながら、この問題を取り上げられ、最近の衆参両院の選挙において明らかに公約をされているのであり、特に鳩山内閣は社会保障の拡充を大きな看板としておられたのでありますが、……


■ページ上部へ

第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 衆議院本会議 第5号(1957/11/08、27期、日本社会党)

○八木一男君 私は日本社会党を代表いたしまして、公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案の提案の理由並びにその内容の大綱について御説明申し上げたいと存じます。(拍手)  公共企業体等労働関係法、いわゆる公労法は国家公務員法とか、その他地公労法、地方公務員法と同じように、昭和二十三年七月二十三日に出されましたマッカーサー書簡というものに基きまして、当時の絶対的な占領政策をてことして推進されてでき上りました法律でありますことは、皆様方すでに十分御承知のところでございます。わが日本が完全に独立いたしました今日において、このような占領政策によって推進された法律は当然改廃を見なければいけないと、私ど……

八木一男[衆]本会議発言(全期間)
25期-26期-|27期|-28期-29期-30期-31期-33期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院27期)

八木一男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
25期-26期-|27期|-28期-29期-30期-31期-33期
第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 社会労働委員会 第13号(1955/05/25、27期、日本社会党(左))

○八木(一男)委員 議事進行について。午後になさるような御意向でございますが、それは私としてはけっこうでございますが、先ほど御通告申し上げております通り、川崎厚生大臣に、午後できるだけ早く、十分な時間を取って出席があるように、委員長から強力に御交渉いただきたいと思います。予算委員会の方にも出席要求があるそうでありますけれども、ただいま予算委員会があるからと申しましても、差し繰り合って、両方かけ持ちもできるはずでありますから、午後には必ず厚生大臣が出席できるように強力に御交渉願いたいと思います。
【次の発言】 厚生大臣に御質問を申し上げます。厚生大臣は、すべていろいろな政治の方向をきめるときに、……

第22回国会 社会労働委員会 第15号(1955/05/27、27期、日本社会党(左))

○八木(一男)委員 時間もおそうございますので、簡単に要約して質問をさせていただきます。私、途中から委員を差しかえをしていただきましたので、最初の参考人各位のお話もよく承わっておりませんし、ダブる点がございました場合には、どうか失礼な点はお許し願いたいと存じます。  まず岡田参考人にお伺いをいたしたいのでありますが、岡田先生は、この制度になって、数の点においては非常に不安であるけれども、さらにそれと並行して、つき添い制度も残されるという話を聞いたので、安心をしておるというような御意見だったように伺いましたけれども、それで間違いはございませんでしょうか。

第22回国会 社会労働委員会 第27号(1955/06/23、27期、日本社会党(左))

○八木一男君 ただいま御提出申し上げました日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由と内容を説明させていただきたいと存じます。  日雇労働者健保険法案は、御承知の通り昭和二十八年に可決になりまして、二十九年三月十五日から施行になった法律でございまして、非常に経済的に乏しい状態でございます日雇労働者の人々に、健康保険の恩恵を均霑せしめたものでございまして、この意味におきまして非常によい法律でございます。  しかしながら、この二十八年に通りました法律は、その法律を審議する前に社会保障制度審議会におきまして答申がございましたごとく、その給付内容が非常に貧弱でござまして、健……

第22回国会 社会労働委員会 第29号(1955/06/27、27期、日本社会党(左))

○八木(一男)委員 厚生大臣が来られてから、総括的な質問をいたしたいと思いますが、その前に、保険局長に二、三事務的な点についてお伺いいたしたいと思います。  まず、現在の日雇労働者健康保険法の施行につきまして、いろいろな問題が起っているのでございますが、その第一は、病気にかかって保険給付を受けたいと思いますときに、この保険の特質上、保険証を持っているだけでは、すぐみてもらうわけにいかないで、保険料の納入がいつまでしてあるかという証明をもらわないと、この保険の適用を受けることができないということになっているわけでありますが、それについて、非常に何といいますか、ひまがなく、またかわりに行ってもらう……

第22回国会 社会労働委員会 第44号(1955/07/18、27期、日本社会党(左))

○八木(一男)委員 私は政府提出の日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案に対する日本民主党・自由党・社会党両派並びに小会派クラブの各派共同提出の修正案の趣旨を述べさせていただきたいと存じます。  まず修正案を朗読いたします。    日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案に対する修正案   日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。   第十条第三項、第十六条の二第三項、第十七条の三第二項及び第十七条の三第二項の改正規定中「通算して二十八日分」を「通算して二十八日分以上又は当該月の前六箇月間中に通算して七十八日分」に改める。   附則第一項中「昭和三十年七月一……


■ページ上部へ

第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 社会労働委員会 第3号(1955/12/09、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 関連。山下政務次官にお伺いしたいと思います。実は大臣とか政務次官の法制的な役割でなしに、実質的な役割というものを政務次官御本人といたしまして、また国会議員として考えていただく必要があると思うのであります。実質的な役割としては、日本の政治の大部分が官僚行政で動かされている。それを国会議員から大臣、政務次官が出まして、官僚統制のやり方について悪い点をとくと直していくということが大事ではないかと思うわけであります。今山下さんは政務次官になられたばかり、また小林さんは大臣になられたばかりでございますが、小林さんにしても山下さんにしても、この厚生問題については従来から国会の権威者であ……

第23回国会 逓信委員会 第1号(1955/11/26、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 村上郵政大臣に質問を兼ねて御要望申し上げたいと思います。今井手委員から言われたことで尽きておりますし、それと全く同意見でございますが、郵政大臣の村上さんといたされましては、郵政担当の所管大臣として、その郵政の仕事に従事される従業員の方々の年末手当要求に、百パーセントこたえたいという気持を十分に持っておられることと思います。それは今までの各大臣も持っておられたわけでございますが、それにブレーキをかけたのが大蔵省であります。そのような内閣全体の財政計画なり、そういうものが非常にブレーキをかけておったように思うわけでございますが、郵政大臣といたされましては、いかに大蔵大臣ががんば……

第23回国会 逓信委員会 第2号(1955/12/03、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 先ほどから井手委員また片島委員の関連質問を伺っておりましたところ、郵政当局の、特に事務当局のいろいろな御答弁については、非常に不満にたえないわけでございます。特に人事部長の先ほど言われました休日に妻女を使った点についての井手委員の追及に対しまして、そういう問題は好ましくないという御答弁がございましたけれども、このような問題は好ましくないというようなものではない。いけないかいいかという問題であって、好きとかきらいとか、好ましいとか好ましくないとか、そういうような言葉で表現さるべきものではないと思う。そういうところに郵政省の本省が、大阪郵政局あるいは草津の特定局を何らかの意味で……


■ページ上部へ

第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 社会労働委員会 第7号(1956/02/14、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 ただいま主題になりました件に関しまして厚生大臣に少しく御質問をいたしたいと存じます。  まず第一に、厚生大臣の御所信を伺いたいと思うわけでございますが、ただいま日本の政治は立憲政治になっておりますが、実態としては方々で言われますように、政治を動かす相当大きな力が公務員の諸君、いわゆる官僚といわれる諸君によってその原案が作られます関係上、動かされているというような実態があることをいなめないと思うわけでございます。そこにおいて公務員の諸君は、国民に奉仕する立場から、公平な立場からいろいろと一生懸命考えて原案を作られて、まじめに物事を推進しておられると思うのでございますけれども、……

第24回国会 社会労働委員会 第19号(1956/03/13、27期、日本社会党)

○八木一男委員 ただいま議題となりました日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案について、その趣旨及び概要について御説明いたします。  日雇労働者健康保険制度は、同法が昭和二十年七月成立、翌年三月給付開始以来、日雇労働者の疾病負傷時等における医療並びに生活の保証を行う制度として漸次その実効をあげつつありますが、成立時における本院厚生委員会の附帯決議または数次の社会保障制度審議会あるいは社会保険審議会の答申で指摘されておりますごとく至急に改善を要するものが多いのでありまして、この状態は成立後二回の改正を経た今日においても、その改正が小幅のものでありましたため変りはないのであります。  すなわち……

第24回国会 社会労働委員会 第22号(1956/03/20、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 ただいま議題になりましたつき添い婦問題について厚生大臣に御質問を申し上げたいと存じます。  厚生大臣は、このつき添い婦問題が問題になりましたときに、参議院の社会労働委員長をやっておいでになりましたので、参議院の審議の工合については十分によく御存じだと思いますけれども、同時に、そのときにおきまして衆議院においてもこれが非常に慎重に審議せられまして、社会労働委員会として一つの決議をいたしたわけでございます。その決議を読み上げさせていただきます。   昭和三十年度において政府は国立療養所の看護要員の充実を計る意図であるが、これに伴って直ちに現行附添婦制度を全面的に廃止するが如きこ……

第24回国会 社会労働委員会 第32号(1956/04/06、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 私はただいま議題と相なりました件につきまして、鳩山内閣総理大臣に質問をいたしたいと存するものでございます。鳩山内閣は昨年の二月の総選挙のときに、社会保障を拡充することを非常に大きな題目として、大きく明らかに打ち出しておられたわけでございます。また本年一月三十日の衆議院における総理大臣の施政演説の中で、総理大臣は民生安定の政策のうちで社会保障を最も重要な問題として取り上げておられます。そしてまた社会保障の中心課題は、医療保障であるという点を明らかにしておられるわけであります。そのような政策をとっておられるわけでございまするが、一方に今議会に健康保険法の一部改正案をお出しになっ……

第24回国会 社会労働委員会 第36号(1956/04/24、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 本会議の予鈴も鳴りましたので、ごく一、二点だけ御質問さしていただきたいと存じます。今山口さんや八田さんから詳しい御質問がございましたので、重複することを避けて第十九条と第二十条について質問をいたしたいと思います。十九条と二十条では、国庫負担と国庫補助が二分の一というふうになっているわけでございまするが、先ほど厚生省の政府委員の方が御説明いたしましたように、地方財政の窮迫のためにこういう条文が生きてこないという実態があると思うわけでございます。先ほど山口シヅエ君の言われましたように、性病の撲滅について全部国庫負担にするということは私大賛成でございまして、この点を厚生省で推進し……

第24回国会 社会労働委員会 第53号(1956/06/03、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 私は同和対策につきまして社会局長にお伺いいたしたいと思うわけでございます。  この前の二十二国会で同和対策に対する請願書が受理されまして採択になっているわけでありますが、その中に、国会自体に対する請願は別といたしまして、厚生省内部に同和事業の関係の部局を作るということと、各省にまたがる同和対策審議会を作ってほしい、それから同和問題の研究所を作ってほしい、それから国庫支弁による地方専任職員を設置しておしい、地方同和対策運営費の助成をしてほしい、全国福祉協議会に同和部門を設置してほしいというような項目、その他経済問題について、環境衛生について、あるいは文化厚生について、あるいは……

第24回国会 文教委員会 第46号(1956/06/03、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 本日の質疑については、外務省関係と、それから文化財保護委員会関係、文部省関係、それから防衛庁関係の方の御出席を求めているわけでございますが、文化財保護関係以外の方はいつごろおいでいただけるでしょうか。
【次の発言】 それでは文化財保護委員長に御質問を申し上げたいと存じます。武力紛争の際の文化財保護のための条約というものが、多分条約が、各国で結ばれまして、わが国も仮調印いたしました。現在批准の準備中でございます。またそれの国内法の準備中であるわけでございます。この内容につきましては、委員長十分に御承知の通りでございますけれども、こういうことは特にわが国のような、文化財をたくさ……


■ページ上部へ

第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 社会労働委員会 第4号(1957/02/13、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 岸内閣総理大臣臨時代理にお伺いをいたしたいと思います。お時間が非常に少いらしいので、一問一答の形式を残念ながらあきらめまして、私相当しゃべりましてから、明確に一つお答弁を願いたいと思います。  まず社会保障制度審議会の勧告が昨年の十一月八日に出たわけでございます。医療保障の勧告でございますが、その勧告を政府として尊重される気持を持っておられるかどうかをお伺いしたいのでございます。今の民主的な政治のあり方におきまして、各審議会の意見を尊重していくということは、当然なきらなければならぬことだと思うわけでございますが、特に社会保障制度審議会が非常に権威のある審議会だということは、……

第26回国会 社会労働委員会 第6号(1957/02/15、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 厚生大臣にお伺いいたしたいと思います。この前の医療保障の勧告につきまして、岸総理大臣代理並びに神田厚生大臣にお伺いしたのでございまするが、時間がございませんでまだまだ問題が残っております。その中の大きな問題でございます国民健康保険の問題、結核対策の問題につきましては、後ほど別な機会なり、また関連の法律の審議のときに質問をさしていただくことにいたしまして、本日はそれをあきらめまして、ただ言い足りない点だけお伺いいたしたいのでございます。  その一つはこの前もちょっと申し上げましたけれども、医療保障委員の問題でございますが、はっきりと御答弁を伺っておらないように私記憶しておりま……

第26回国会 社会労働委員会 第9号(1957/02/20、27期、日本社会党)【議会役職】

○八木(一男)委員長代理 亀山孝一君。

第26回国会 社会労働委員会 第13号(1957/02/28、27期、日本社会党)

○八木(一)委員 関連して。井堀君の一つの質問に関連しているわけでございますが、政務次官の御答弁に非常に私不満がございます。というのは、先ほど政府提案のこれを変える意思がないと言われまして、それからその次に井堀君がさらに追及されますと、将来保険財政その他が変ったら、状態が変ったらというようなことを言われました。そうではなくて、もっと謙虚な態度で、変ることがあるという態度を示さるべきだと思う。政府としてはこの案に自信を持って出されたかもしれないが、たとえば井堀君の御追及で政府の方にいろいろの計画に不十分な点があって、これを変えた方がいいということが見つかるかもしれません。またほかの委員の御追及で……

第26回国会 社会労働委員会 第15号(1957/03/02、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 関連して……。ただいまの保険局長の御答弁の中で、健康保険法等の改正案を社会保険審議会に諮問されなかったことで、今滝井委員の御質問に対して御説明がございましたけれども、今の保険局長の御答弁は、非常にあるべきことでない御答弁であると私は思います。大綱ということで逃げておられますけれども、一部負担というものは村立扶助を精神とする健康保険法の中の最も中核で、最も大事なところでおる。一部負担の案がこの前の諮問された案より違っておることは明らかでございます。違っているものをすりかえて、大同小異だからといああなた方の判断でやっておるだけだ。大綱という意味は、とにかく健康保険法の中の一番大……

第26回国会 社会労働委員会 第18号(1957/03/06、27期、日本社会党)【議会役職】

○八木(一男)委員長代理 八田委員、ちょっと待って下さい。参考人の方も恐縮でございますが、与党の委員長と理事が来るまで、このままでお待ち下さい。速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 大岩参考人八田委員の発言が終ってから……。
【次の発言】 時間がございませんので、ごく簡潔に要点だけ伺いたいと存じます。参考人の方々は政府提出案のほかに社会党提出案をお読み下さったと思います。それにつきまして、大岩さんから先ほど一部御意見の御発表がございましたけれども、牛尾さん、鹿島さん、可児さんからはっきり伺っておりませんので、この社会党案についてどうお考えか、一応伺いたいと思います。

第26回国会 社会労働委員会 第21号(1957/03/09、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 岸内閣総理大臣に御質問をいたしたいと存じます。  まず第一に、先般の本会議におきまして同僚の受田新吉君の質問がございました。その質問の内容は、総理大臣にとっては耳の痛い内容でございますのでここで重ねて申しませんけれども、戦時中のいろいろの間違いにつきまして十分に反省をしてやっていきたいというお答えであったと思うわけでございまするが、その戦時中の問題は、軍部がいろいろの間違いの原動力であったことは間違いございませんけれども、それに呼応して協力した官僚組織の間違いもあったことは疑いのない事実でございます。先般の本会議で御答弁になった趣旨において、そういうようなことを今後の日本の……

第26回国会 社会労働委員会 第22号(1957/03/11、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 現在案件になっております問題の中で、船員保険の問題が今まで質問をされておりませんでしたので、この問題を基点といたしまして質問をいたしたいと思うわけであります。  まず政府にお伺いいたしたいのは、船員保険は御承知の通り健康保険と違いまして全部政府管掌でございます。健康保険では非常に標準報酬の多い人が組合管掌になり、少い人が政府管掌になるということで、それが政府管掌の赤字が多くなる理由であります。船員保険では全部が政府管掌ですから、非常に赤字が出ている。それはどういうところから来ているとお考えになりますか、これは厚生大臣からお伺いしたい。

第26回国会 社会労働委員会 第23号(1957/03/13、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 今度の健康保険法等の一部を改正する法律案に対する修正案並びに同趣旨の船員保険法その他の修正案につきまして、提案者並びに関連して政府に御質問をいたしたいと思います。この修正案はごくわずかいいところもございまするけれども、この希代の悪法と言われる現在の政府案を直すものとしては、ほんとうに取るに足らない、悪法と同様内容のものであるということが言えると私どもは考えるわけでございます。なぜもっと積極的によくする努力をせられなかったか。社会保険診療報酬支払基金法の一部を改正する部分を削除したことはけっこうでございます。しかしもっともっと修正する部分があったはずであります。たとえば附帯決……

第26回国会 社会労働委員会 第26号(1957/03/19、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 失業保険法の一部改正案につきまして労働大臣に御質問を申し上げたいと存じます。  今般政府の提出されました失業保険法の一部を改正する法律案の提案理由を伺ったり、内容を拝見いたしますると、やや前進の形をとったところもございますが、その実効を伴わないとこりも多分に見受けられます。また改正の中であまり意味のない、場合によっては逆行するような部分もあると思うわけであります。それにつきましていりいろと分けて御質問したいと思いますが、まず第一に、政府の改正の四行目に書いておいでになります一般の失業保険制度における失業保険金額の自動的変更の件でございます。これは時間もございませんので、私か……

第26回国会 社会労働委員会 第27号(1957/03/20、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 厚生大臣にお伺いをいたしたいと存じます。結核予防法の一部を改正する法律案についてお伺いをするわけでございまするが、あの内容はいささか前進でございまして、私どもも賛成するものでございます。御承知の通り中に医療費に対する補助その他の規定もあり、事実名前は予防法とついているけれども、その内容は結核全体に対処する法律であるべきだと思うわけでございます。結核問題に関しましては、予防ということを政府は今度ある程度前進させられた、これはけっこうでありますけれども、予防よりもさらに治療という問題が重大であると考える。社会保障的な立場で言えば治癒の方が断じて上位である。現在病気で困っている人……

第26回国会 社会労働委員会 第29号(1957/03/25、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 同僚委員の質問の途中で関連質問で恐縮でございますが、今滝井委員から御質問のあったことに対する政府側の答弁は、滝井委員は大いに不満であろうと思いまするし、私どもも非常に不満でございます。滝井委員の言われたように、いろいろの範囲を広げるとか、手続を簡単に、実際に即したようにやるという方法と、それともう一つ今の科学的なやつも併用をして、両方の要件どっちか一つでいいということにすれば、完全に救い得る道があるわけでございます。そういうことについて積極的にお考えをいただきたいと思うわけでございまして、私の質問いたしたいのは小さな問題でございまするが、本人にとっては非常に大事な問題でござ……

第26回国会 社会労働委員会 第30号(1957/03/26、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 失業保険法の一部を改正する法律案に対する、社会党の修正案の内容並びに理由を御説明申し上げます。  まず最初に案文を朗読いたします。   失業保険法の一部を改正する法律  案の一部を次のように修正する。   第十七条の三の改正規定に関する  部分を削る。   第三十五条第四項の改正規定の前  に次のように加える。   第二十八条第二項に次のただし書  を加える。    但し、第五章の規定による保険   給付については、これに要する費   用の二分の一を負担する。   第三十八条の三の改正規定を削る。   第三十八条の八の改正規定の次に  次のように加える。   第三十八条の九……

第26回国会 社会労働委員会 第33号(1957/04/02、27期、日本社会党)【議会役職】

○八木(一男)委員長代理 次に小委員会設置の件についてお諮りいたします。本日の理事会におきまして協議いたしました結果、診療報酬及び薬価に関する調査のため小委員十名よりなる診療報酬及び薬価に関する小委員会を設置すべきであるとの御意見でありました。同小委員会を設置することとし、小委員及び小委員長の選任につきましては委員長より指名いたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、小委員には    亀山 孝一君、小島 徹三君、    田中 正巳君、野澤 清人君、    八田 貞義君、亘  四郎君、    岡本 隆一君、滝井 義高君、    堂森 芳夫君、八木 一男君の十……

第26回国会 社会労働委員会 第36号(1957/04/10、27期、日本社会党)【議会役職】

○八木(一男)委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。  休憩前に引き続き質疑を続行いたします。大橋武夫君。

第26回国会 社会労働委員会 第43号(1957/04/23、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 政府委員にお伺いいたしたいのですか、この法律の中で中央地方の適正化審議会が非常に重要な要素の一つになっております。この審議会の意見を尊重してどんどんやるということは民主政治の一つの大きな要素になっておるわけでございますが、非常にうまく審議会が活用されている部面もあるわけでありますが、それが無視されている部面も現在の政治では相当あるわけでございます。それでこの前当委員会におきまして、総理大臣並びに厚生大臣にほかの審議会の運営の問題につきまして、質問いたしましたところ、過去においてそういうこともあったこともあるが、とにかく審議会については十分にそれを尊重していく、そして法的にき……

第26回国会 社会労働委員会 第44号(1957/04/24、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 議事進行。先ほどから、午前午後と聞いているんですが、午後になって労働省関係の人は一人もおらない。これは非常にけしからぬ。労働大臣に出てもらうように要求してあったはずです。委員長も要求して何回か連絡しておられるけれども、非常に厳重に要求しておられる様子が見えない。中西労政局長もいなくなった――いるというけれども、さっき生理的要求で退出するといって、四十分もいなかった。それで労働省関係に文句を言ってから出てこられた。そういうふまじめなことで、重要な労働問題に関しては、労働省は請求されなくても来て問題を聞いておくべきであると思う。そしてこの重要な組合側あるいはまた経営者側のいろい……

第26回国会 社会労働委員会 第52号(1957/05/16、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 日雇労働者健康保険法の問題について質問をいたしたいと思います。  日雇健保は、できましたときには非常に内容も悪かったわけでございまして、それが内容を充実することが必要であるということは、制定当時から衆議院及び参議院の両委員会でそのことが認められておりまして、即刻至急に早くどんどんと内容を充実させることが必要であるということが確認された附帯決議がついておったわけでございます。その後政府の方におかれましてもその問題を深く認識されまして、徐々に内容をよくしてきておられるわけでございます。三回でございますかにわたって改正がございまして、受給期間が最初の三カ月から六カ月、それから一年……

第26回国会 社会労働委員会 第56号(1957/07/29、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 石田労働大臣の御抱負を伺いまして、労働問題全般について御質問をいたしたいのでございますが、遺憾ながら時間が詰まって参りましたし、同僚の中原、吉川委員がお待ちでありますので、ごく一点にしぼって御質問をいたしたいと存じます。  私の御質問申し上げたいことは社会保険に関してでございまして、ただいまの大臣の御抱負を伺いますと、今度失業保険制度を零細企業に適用したいというような方針を伺ったわけでございます。もっともこのような零細企業は、一番雇用の状態が不安定でごさいますし、また失業した場合に、早晩生活をささえるだけの財源になるべき賃金が非常に少いものでございます。そういうような用意を……

第26回国会 社会労働委員会 第57号(1957/07/30、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 まず最初に堀木さんと米田さんが大臣と政務次官に御就任になりましたことについて、お祝いを申し上げたいと思います。  これからただいま厚生大臣が拘負をお述べになりましたのを伺いました立場におきまして、いろいろと厚生行政に対するお考えを伺って参りたいと思うわけでございます。  まず第一に、堀木先生は参議院におきまして常にこういう問題に、また属される政党におきまして社会保障の推進に非常に努められてこられたことは、私ども存じ上げておりまして、ほんとうによい大臣が御就任になったと思うのでございますが、どうか社会保障の推進の御熱意を今度こそはほんとうに生かしていただいて、強力にこれが前進……


■ページ上部へ

第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 社会労働委員会 第2号(1957/11/06、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 堀木厚生大臣に厚生行政一般の大綱につきまして、また非常に緊急な問題につきましては幾分具体的な問題についてお聞きをしたいと思います。  まず第一に、現在の内閣が貧乏と汚職と暴力の追放を大きな題目として掲げておられるわけでございますが、そのうちのあとの二脚自は国家財政にあまり関係がないと思います。貧乏の追放という問題は国家財政に非常に大きな関係があるわけでございますが、この貧乏の追放については何が一番大きな関係を持つか、たとえば予算項目では社会保障費であるか何であるが、官庁ではどこの省であるかということについての堀木さんの御見解を伺いたいと思います。

第27回国会 社会労働委員会 第4号(1957/11/11、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 厚生大臣にお伺いいたします。この前の質問の続きで、実は年金の問題と部落対策の問題をお伺いしたいのですけれども、厚生大臣の時間の都合もございますから、年金の問題はあとにいたしまして、部落問題についてお伺いをいたしたいと思います。部落問題は同和問題という名前でも言われておりますけれども、この問題は御承知の通り最近各新聞あるいは各週刊誌で非常に問題を大きく提起されております。この問題に一番関係の深い厚生省の主管大臣であります堀木さんはどのような考えでこれに対処しておられるか、一つ伺いたい。
【次の発言】 さらにお伺いしたいのですが、厚生省の担当者としてじゃなしに、内閣の一員であり……

第27回国会 社会労働委員会 第6号(1957/11/13、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 石田労働大臣にお尋ねをいたしたいと存じます。  まず労働行政の中で一番根本的なものであると思われる完全雇用対策についてお伺いをいたしたいと思うわけでございます。石橋内閣が完全雇用という政策を打ち出されまして、その当時は石田さんは官房長官をやっておられました。岸内閣も当然石橋内閣の政策を成立以来継いでおられるわけでございますが、完全雇用対策を出されたけれども、何も裏づけがないように私どもは思います。完全雇用政策を出されたけれども、それをするために、何らか具体的な措置なり、準備なりしておられるかどうか、お伺いをいたしたいと思います。

第27回国会 社会労働委員会 第7号(1957/11/14、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 厚生大臣に御質問を申し上げたいと存じます。この前の厚生大臣に対する一般質問の中で年金問題だけ触れる機会がございませんでしたので、年金の問題についてだけ御質問を申し上げたいと思います。  国民年金という問題は今非常にほうはいたる世論になっておりまして、またこの問題に関係のある識者が非常に強力に主張をしている時代になっております。戦後に家族制度が変りまして、もちろん扶養の義務は当然今の民法でもあるわけでございますが、それを誤解している向きも方々にございますし、それから何と申しますか、非常に子供が孝行であり、親と仲がよくても、今の経済状態からなかなか十分親孝行ができないという状態……

第27回国会 社会労働委員会 第8号(1957/12/19、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 赤松委員の御質問に関連いたして厚生大臣に御質問いたしたいと思います。今の老人であるとか、今の母子家庭、あるいは今の身体障害者に対する過渡的な無醵出年金の問題でありまするが、国民年金制度全体については社会保障制度審議会に諮問をしておられることは、私もその中の委員の一人としてよく存じております。しかし諮問の根幹は基本的な根本的な将来にわたる国民年金制度がその根幹でございます。根幹でございまするから、それと別に今すぐ現在の老人に対する、現在の母子世帯に対する、あるいは身体障害者の家庭に対する年金というものは当然厚生省で積極的に考えられていい問題だと思うわけです。厚生省自体でも年金……


■ページ上部へ

第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 社会労働委員会 第3号(1958/02/07、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 労働大臣に御質問を申し上げたいと存じます。実は雇用全体の問題から賃金の問題、基本権の問題についてお伺いをいたしたいと思ったわけでございますが、非常に時間が迫っているようで、それに論及ができないことは非常に残念でありますが、後の機会に必ずこの問題について御質問をさしていただきたいと思います。時間がありませんので、ごく具体的な、緊急に迫った点を一点だけ御質問申し上げます。  と申しますのは、失業保険の五人未満の事業所に対する適用の問題でございますが、これは去る八月、石田労働大臣が御就任になったときに、社会労働委員会において労働大臣が公約をせられたことでございます。それについて、……

第28回国会 社会労働委員会 第14号(1958/03/01、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 厚生大臣に厚生行政一般について御質問を申し上げたいと思います。厚生大臣の御病気で、厚生大臣に御質問申し上げるのがだいぶおそくなり、ほかの案件の関係で与党側から法案をあげるためにいろいろ審議を促進してほしいというような態度もございますので、十分にできないことは非常に残念なわけでございますが、その点で厚生大臣も作戦ではなしに、厚生大臣は前から率直に申されますけれども、お考えをすぱすぱと言っていただいて、時間内において私の質問の要を得るようにしていただきたいと思います。  最初に国民年金についてお伺いをいたしたいと思いますが、国民年金を政府の方でお考え始められたようでございます。……

第28回国会 社会労働委員会 第18号(1958/03/06、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案について、厚生大臣に御質問を申し上げたいと思います。  この法律は昭和二十八年の十六国会において可決されまして、二十九年の二月から施行を見たわけでございますが、最初は非常に内容が悪くて、給付期間か短かった、あるいは医療内容が少かったというような問題があったわけです。それが当衆議院の社会労働委員会においては、これは急速に内容を局めなければなつないという再三の決議をし、また社会保障制度審議会等でも三回にわたりまして、その内容をよくしなければならない、国庫負担を増額してよくしなければならないというような答申あるいは勧告に、その部分をつけて……

第28回国会 社会労働委員会 第19号(1958/03/11、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 岸内閣総理大臣に部落問題について本日御質問を申し上げたいと存じます。  昨年の十一月十二日に開議でこの問題をお取り上げになって推進していかれるという御決定になりましたことを私ども伺いまして、長年放置された非常に重大な問題をお取り上げになるという御決意をなさいましたことについて、心から敬意を表したいと思うわけでございます。その点につきまして私どもは、この長い間の間違った状態を直すために全国民がこれをやっていかなければならない、もちろん岸内閣が続く限りにおいて強力に取り上げていただかつなければならないと思います。また将来の内閣もこれを取り上げていただき、各政党も、与野党をあげて……

第28回国会 社会労働委員会 第21号(1958/03/13、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 厚生大臣が参議院の方に行っておられるので、ちょっと困るのですけれども、あとで来られるそうですから、来られましたならば同じ質問を繰り返すかもしれませんが、一応それまでの間保険局長に伺いたいと思います。保険局長は、今度出していただいた日雇労働者健康保険法につきまして、この前も申しましたが、社会保険審議会、社会保障制度審議会の答申が二つ出ているわけでございますが、これについて実現化のために厚生省としてはどのような御努力をされたか、それを一つ伺いたいと思います。
【次の発言】 まだ法律がきまらない間に予算が出るということ自体に一つ問題があると思うんです。法律は、国会で審議してどうい……

第28回国会 社会労働委員会 第34号(1958/04/08、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 日雇労働者健康保険法の政府案について、並びに政府のその他のお考えについて厚生大臣にお伺いいたしたいと思います。この前に一番最初の点だけ質問を申し上げまして、その後とだえておりましたが、自後の点について要約して御質問を申し上げたいと思います。  傷病手当金の問題でございまするが、政府原案では十四日、それから出産手当金も十四日となっております。これにつきましては社会保険審議会並びに社会保障制度審議会において、少くとも両方三十日にすべきであるといっておるわけでございます。わが党の案ではこれが九十日になっているわけでございますが、傷病手当金の本質から見て、当然健康保険の六カ月に合わ……

第28回国会 社会労働委員会 第36号(1958/04/10、27期、日本社会党)

○八木(一)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、日本社会党提出の修正案の趣旨弁明をいたしたいと思います。本修正案は第二十四国会に提出されました衆法第四号の社会党提出による日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案の内容の一部を修正しようとするものでございます。この修正の内容につきましては、お手元に配付になっております案文によって御了承を願いたいと思いますが、簡単にその内容を申し上げますると、原案にありました傷病手当金、出産手当金の金額を、現在の生活状態に合せるため、九十円のものを百四十円にし、また百四十円のものを二百円にするというような、金額の内容の変更を目途といたしたものでございます。そ……

第28回国会 社会労働委員会 第40号(1958/04/22、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 最低賃金法案(内閣提出)、最低賃金法案(和田博雄君外十六名提出)、家内労働法案(和田博雄君外十六名提出)、以上三案に関し、大橋、赤松、八木の三委員は大阪に派遣せられ、四月十九日大阪府立労働会館において、大阪市大教授近藤文二君、大阪労働協会会長塩谷男君、全日本労働組合会議大阪地方会議事務局長松本俊博君、日本労働組合総評議会大阪地方評議会事務局長帖佐義行君、株式会社極東製作所社長石橋助司君、関西経営者協会事務局長青沼四郎君、以上六名の意見陳述者より意見を聴取いたしました。その意見は、帖佐義行君を除く五名が政府案に修正の上賛成、社会党案に反対、一名が政府案に反対、社会党案に賛成で……

第28回国会 社会労働委員会 第41号(1958/04/23、27期、日本社会党)

○八木(一)委員 私は日本社会党を代表して、ただいま議題と相なりました国民年金法案に関して、提案の趣旨並びに理由を御説明申し上げるものであります。  戦後わが国国民の平均寿命は大いに伸び、六十才まで存命した人の寿命は、男子七十四才、女子七十七才に達しております。従って人口の老齢化現象が進み、総人口に対する比率も、絶対数もともに相当に増加し、さらに増加する趨勢にあります。大勢の人が長生きをすることができるようになりましたことは、まことに喜ばしいことでありますが、生産年令人口もまたぐんぐんふえておりますので、老人が仕事につく機会は大幅に減ってきております。また現在の老人が、老後に備えてたくわえた貯……

第28回国会 社会労働委員会 第42号(1958/04/24、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 ちょっとけい肺法に関しまして政府当局にお伺いいたしたいのですが、いわゆるけい肺法のよろけ病と同じ症状を呈して、同じように困っている病気の人があるわけです。それはアスベストを取り扱う工場にあるわけでありますが、これは現在けい肺法の適用を受けておらないようでございます。 症状は同じで、対象の人数はごく少い、アスベストを取り扱う労働者は全国でごくわずかです。よろけの症状のある人もごくわずかです。全国探してもすぐぶつかるのは二十人くらいしかいないんじゃないかと思いますが、国庫支出にもそう影響もございませんし、同じ病気で、よろけで苦しんでいる人をけい肺法に適用させることが必要だと思う……

第28回国会 予算委員会 第14号(1958/02/28、27期、日本社会党)

○八木(一男)委員 私は今辻原君がお触れになりました部落問題について、これから副総理初め関係の各閣僚にお伺いをしたいと思うわけでございます。  日本の憲法では、社会的の身分による一切の差別を禁じておりますし、基本的人権の尊重をその根本精神としております。ところが今副総理も大蔵大臣も認められたように、差別が非常にあるという現状にございまして、三百万といわれ六千部落といわれる人々が、いわれのない差別で非常な苦しみを受けておられるわけでございます。この問題は非常に大事な問題でございまして、私どもは日本の全国民、与野党ともにこの問題の解決に当らなければならぬと思うわけでございます。私どもの属しておりま……


八木一男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
25期-26期-|27期|-28期-29期-30期-31期-33期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院27期)

 期間中、各種会議での発言なし。

八木一男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
25期-26期-|27期|-28期-29期-30期-31期-33期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

八木一男[衆]在籍期 : 25期-26期-|27期|-28期-29期-30期-31期-33期
八木一男[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 27期在籍の他の議員はこちら→27期衆議院議員(五十音順) 27期衆議院議員(選挙区順) 27期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。