島上善五郎 衆議院議員
26期国会発言一覧

島上善五郎[衆]在籍期 : 23期-25期-|26期|-27期-28期-29期-30期-31期
島上善五郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは島上善五郎衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院26期)

島上善五郎[衆]本会議発言(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 衆議院本会議 第14号(1953/06/29、26期、日本社会党(左))

○島上善五郎君 ただいま議題となりました両法案について、内閣委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  まず皇室経済法の一部を改正する法律案について申し上げます。改正の第一点は、皇室が財産の授受をなすにつき、その都度国会の議決を要しないものとされている事項の中に、外国交際のための儀礼上の贈答にかかる場合、及び公共のためになす遺贈または遺産の賜与にかかる場合の二つを加えようとするものであります。第二点は、年額による皇族費のうち、独立の生計を営まれる親王の妃に対するものは、定額の二分の一となつておりますが、夫たる親王が薨去され、妃殿下が独立の生計を営まれる場合は、その妃殿下の社会的……

第16回国会 衆議院本会議 第22号(1953/07/14、26期、日本社会党(左))

○島上善五郎君 私は、ただいま上程になりました両法案に対して、日本社会党を代表して反対の意を表明せんとするものであります。  まず最初に、外務省設置法の一部を改正する法律案に対して、簡単に反対事の理由を述べます。  この改正案は、移民事務を処理するために、現在の機構を拡充して、一挙に外務省に海外移住局を設置せんとするものでありますが、御承知のように、今日わが国に移民を許可している国はアルゼンチン、ブラジル、パラグワイの三国のみであり、その数も本年度許可分わずかに六百九十家族であり、受入れ態勢等の関係で、さしあたり二百五十家族をブラジルに移民することと、若干の呼寄せ移民があるのみで、この程度の事……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 衆議院本会議 第1号(1953/10/29、26期、日本社会党(左))

○島上善五郎君 ただいま議長発議によつて上程されました第十七臨時国会の会期を七日間とする件に対しまして、私は日本社会党を代表して反対の意見を表明するものであります。(拍手)  過般の西日本及び近畿地方を襲いました風水害、東北、北海道の冷害、虫害等は、御承知のようにわが国未曽有の大災害でございまして、直接被害を受けたる農漁村の惨状はまさに深刻をきわめ、これが復旧並びに救援対策は一日、一刻を争うものであることは申し上げるまでもございません。従いまして、わが党は、さきに野党四派と協調しまして、成規の手続をもつて、すみやかに臨時国会を開くべきことを要求したのであります。しかるに、政府は、国会召集の権限……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 衆議院本会議 第55号(1954/05/25、26期、日本社会党(左))

○島上善五郎君 私は、日本社会党を代表して、ただいま上程になりました公職選挙法の一部を改正する法律案に対しまして、公職選挙法改正調査に関する特別委員会において修正可決されました案に反対し、政府原案に賛成の意見を開陳せんとするものであります。(拍手)  学生の選挙権行使に関する住所の推定につきましては、在来、一般人と同様に、三箇月以来引続き居住する修学地の寮、下宿にあるものとされまして、その間に何らの矛盾、不都合もなかつたのであります。しかるところ、昨年六月十八日、自治庁選挙部長の名によつて、学資の大半を郷里から仕送りを受け、休暇等に帰省する学生の住所は郷里にあるものと認められるとの通達を全国都……

島上善五郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院26期)

島上善五郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 外務委員会 第15号(1953/07/17、26期、日本社会党(左))

○島上委員 私はこの三つの国際労働機構において決定しました条約の批准に関して御質問を申し上げますが、この条約の内容に関する質問の前に、私は労働大臣に対して国際労働機構に対する日本政府の考え方を、基本的な点をまずお伺いしたいと思います。  御承知のように国際労働機構はその憲章にはつきり定められておりますように、労働条件を改善し、不正と窮乏とを絶滅することによつて、世界の平和と福祉に貢献する。そしてこれに加盟した日本は、日本の労働者の労働条件、その他労働者の地位を国際的な水準に高めるために、努力をするという義務が負わされておると思うのです、ところが日本の政府はこの国際労働機構に創立当初から加盟して……

第16回国会 議院運営委員会 第1号(1953/05/25、26期、日本社会党(左))

○島上委員 六月半ば過ぎということになりますと、一箇月ばかりでしよう。これでは事実上審議が困難であると思われます。そこで政府は、八月も暫定予算でということも考慮しておるかどうか、この点を伺います。
【次の発言】 そうしますと、一箇月ほどの間に衆参両院の審議を終了してほしいという希望のようですが、一箇月のうちに衆参両院の審議を終ることは不可能ではないかと思います。従つて政府はその場合、八月も暫定予算を用意されておるかどうかということです。私どもは用意されているのじやないかと察せられるのですが……。
【次の発言】 重要法案をいつごろ出されるかという、その準備ですが、この前はいわゆる五大重要法案とい……

第16回国会 議院運営委員会 第2号(1953/05/27、26期、日本社会党(左))

○島上委員 社会党も、同様設置を希望いたします。
【次の発言】 社会党は、しばらく政治的な空白があつたので、政府にお伺いしたい問題がたくさんありますが、社会党から出した七つのうちで、一昨日の本会議を予定して出したものもありますから、若干はその緊急性からいつて取下げてもいい問題もありますけれども、ぜひやりたいという強い希望を持つております。ただ今椎熊委員から言われましたことにつきましては、明後日の本会議で緊急質問を取上げるということについて了承していただけますならば、党に帰つて相談するという程度のことは了承してもいいと思います。

第16回国会 議院運営委員会 第3号(1953/05/29、26期、日本社会党(左))

○島上委員 この社会党の提案した在日米軍演習場の強制使用反対決議案の問題は、期間的にも切迫しておるので、わが党は本日上程することに賛成です。
【次の発言】 この問題は緊急性があるから……。
【次の発言】 自由党さんに伺いますが、根本的にこの趣旨に反対なのか、この提案そのものに反対するというのですか。
【次の発言】 少し違いがあると思うのです。たとえば、こういうようにしてはどうかということで、話という程度のことで、あとは各党へ持ち帰つて相談して来るということだつたと思います。
【次の発言】 正木君じやないのです。ぼくが出たのです。たとえばそういう方法もあるではないかという話だつたんです。

第16回国会 議院運営委員会 第4号(1953/06/13、26期、日本社会党(左))

○島上委員 ぼくは、午前中だけ集団陳情を受けないということは不都合だと思うが、それくらいはいいとして、そう一日中集団陳情を受けないというように、神経質になる必要はないと思う。
【次の発言】 そうすると、これから施政方針演説のときはいけない、重要法案の審議のときは集団陳情を受けないということになる。午前中、開会式のときにいけないということはわかるが、それ以外に、そういう新例をつくるということには反対です。

第16回国会 議院運営委員会 第5号(1953/06/16、26期、日本社会党(左))

○島上委員 個々に入つて来るのはしかたがないですね。

第16回国会 議院運営委員会 第10号(1953/06/25、26期、日本社会党(左))

○島上委員 ちよつと質問しますが、内灘演習地不当接収に関する緊急質問は、自然休会に入る前からの問題です。これに対しては、わが党も、右派社会党も、同様に出しておる。しかし最終日の本会議で、改進党がこれをやり、わが党は引揚げ問題、右派は凍霜害問題ということであつたのを、改進党が緊急質問をする権利をとつておいて、きようはやらないということで保留した。従つて、その後の事態の変化によつて、今日では、当時考えられたような内容と少し違つて来ておると思うのですが、もしこの留保が、当時改進党の方々が考えられた緊急性がもう失われて来たという意味の留保であるならば、われわれは、今日の状態において、ぜひ緊急質問をした……

第16回国会 議院運営委員会 第13号(1953/06/30、26期、日本社会党(左))

○島上委員 賛成。

第16回国会 議院運営委員会 第19号(1953/07/11、26期、日本社会党(左))

○島上委員 それで大体よいと思いますが、館君に伺いたいのは、小会派クラブ代表としてやるからには、労農党としての反対意見をむき出しにするのではなくて、小会派クラブ代表として討論されるわけだと思いますが、そうでしようね。

第16回国会 議院運営委員会 第26号(1953/07/25、26期、日本社会党(左))

○島上委員 まだ未定です。

第16回国会 議院運営委員会 第27号(1953/07/27、26期、日本社会党(左))

○島上委員 この前発言をしたと思うのですが、反対討論なり賛成討論なりに小会派が一致したということは、その意見を小会派が認めたというふうに解釈して認めよう、そういう考えです。

第16回国会 議院運営委員会 第31号(1953/07/31、26期、日本社会党(左))

○島上委員 委員長は今、私どもによく徹底しませんでしたが、何か宣告めいたことを言われた。これを一切取消すわけですね。

第16回国会 議院運営委員会 第32号(1953/08/01、26期、日本社会党(左))

○島上委員 きようの今までの案件は、いずれも重要な案件でございますので、私どもは、各案件ごとに記名投票をされんことを希望いたします。
【次の発言】 その他の案件もです。
【次の発言】 満場一致以外のものは全部です。
【次の発言】 出るかもしれません。
【次の発言】 土井君の建設的な意見はよくわかりますが、私どもは、きようの議運のこの運び方から見て、ずいぶん考えさせられるものがある。ですから、議場の中で成規の手続をとることがあるかもしれませんから、それだけ申し上げておきます。
【次の発言】 とにかく、昨日以来のこの議運の運営から、私どもずいぶん考えさせられるものがある。ですから、成規の手続をとる……

第16回国会 議院運営委員会 第36号(1953/08/07、26期、日本社会党(左))

○島上委員 社会党左派は全面的に反対であります。御承知のように保安庁関係は、従来内閣委員会で取扱つて参りました。私も内閣委員で、この問題を扱つて参りましたが、内閣委員会は、他の案件が多過ぎて十分に審議ができないようなことは全然ありません。従つて、内閣委員会で十分やれるということが一つ。さらにこの委員会の設置は、先般改進党の椎熊委員から、防衛委員会という名によつて提案されたものが、今お話のように保安委員会と名称をかえられたが、その経緯から考えまして、MSAの援助を受けて保安隊の性格をかえて、直接侵略に対抗する。つまりわれわれから解釈すれば、本格的な再軍備に移行するというような意図が関連していると……

第16回国会 議院運営委員会 第39号(1953/10/28、26期、日本社会党(左))

○島上委員 左派社会党では、前回も佐々木君から言われた通り、一箇月を要求いたします。というのは、今官房長官が認めておられたように、給与その他に関して第二次補正予算を必要としておる現状です。もとよりわれわれは災害に対して早急に予算措置を講ずる必要があることは認めておりますが、引続いて本国会において給与その他の緊急問題を審議する必要を感じますので、どうしても一箇月は必要だと存じます。
【次の発言】 われわれは三時というふうに聞一いていものですが……。
【次の発言】 私どもは、今の分自党さんの意見に全面的に賛成です。分自党からそういう意見があつたというこしをまじめに伝えるだけでなく、私どもも賛成です……

第16回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1953/07/01、26期、日本社会党(左))

○島上委員 ちよつとその前に、今委員長が報告した根本的な問題ということだけでは抽象的だから、理事会で相談されたとき、これは私はそういうふうに理解しているのですが、今までの選挙法改正は、その都度改正というきらいがある。前国会の選挙法改正委員会が、大きな問題は簡単に結論が出ないから、そういうやつかいな問題はあとまわしにするという行き方をしましたが、今度は、今委員長が報告したように、今国会でどうしても結論を出さなければならぬということになればこれはまた別ですが、そうでないとすれば、いわゆる根本的な問題、選挙区制の問題、投票方法の問題というような、今までとかく回避して安易なことばかりやろうとした、そう……

第16回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1953/07/08、26期、日本社会党(左))

○島上委員 選挙費用の現行法が実情に即しないということは、これは前回の国会で改めることについては全員一致してきまつておりました。しかし、だからといつて――今かりにということで言われたのでしようが、二百万ということになると、これはまたどういうふうに運動されてそのくらいの計算になるか知りませんが、私どもの経験からすれば、せいぜい百万を限度として――有権者の数、選挙区の広さ狭さにもよりますが、私どものところは全国で有権者の一番多いところですが、それでも百万あつたら相当ゆつくりやつても十分だと思う。
【次の発言】 だから、そこでやはり金額を実情に合わせるようにするということと同時に、公営の範囲をなるべ……

第16回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1953/07/24、26期、日本社会党(左))

○島上委員 いろいろこまかいことをほじくり出すと、ずいぶん矛盾が出て来るとぼくは思うのです。たとえば、さつきの熊谷の場合でも、第二開票区だけが無効で、第一その他の開票区は有効なんだ。ところが、その他の開票区で一ぺん投票した人でも、その第二投票区にあとから引越して投票権を持つ。ということはその人は二度投票をすることになる。それは参議院の場合でもそうなんだ。熊谷で一ぺん投票した人が熊谷へ移住してそこで投票権を得れば、その人がたとえば平林君に入れる場合には、平林君に一ぺん入れてもう一ぺん入れるということになるですね。これは私は理論的にはどういうことになるか知りませんけれども、そういう矛盾は避けがたい……

第16回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第6号(1953/07/27、26期、日本社会党(左))

○島上委員 小委員の数は十三名とし、各派の割当は、その所属委員の比率によりまして、自由党五名、改進党、両派社会党各二名、分自党、小会派各一名、小委員長には、在来の慣例等もありますので、森委員長が当り、委員は小委員長において指名せられんことを望みます。  なお本小委員会には、小委員以外の委員の出席、発言についてもこれを認めるの措置をとり、調査に万全を期せられるようあわせて希望いたします。

第16回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第7号(1953/09/21、26期、日本社会党(左))

○島上委員 先ほど大臣の答弁のの中で、この問題についてはほとんど異なつた意見がない、問題ないと思つた、こういうお言葉がありましたが、これはもう大臣のはなはだしい独断であつて、この通牒を発して以来、各方面で非常に問題になつておる。学者方面では、私どもの承知しておる範囲では、大多数が自治庁通牒に反対しておる。それから、当事者である学生もほとんど反対している。われわれももちろん反対。ですから、大臣が、異なつた意見がない、問題はない――かつてそう思われたことはそうかもしれませんが、現実にこの通達を発した後の事態というものは、まさに圧倒的に反対の意見が多いということが事実ですから、よくひとつこの事実を見……

第16回国会 内閣委員会 第4号(1953/06/26、26期、日本社会党(左))

○島上委員 木村長官は九州で新聞記者と会見した際に、こういうことを言つたかどうか同いたいのであります。保安庁としては最悪の場合を考慮をして、わが国の防衛計画の立案を終つたが、長期計画は困難であり、数年間で陸海空の最小限度のものとしたその計画は経団連防衛生産委員会がさきに献策した防衛計画にはまだほど遠いものであるが、今その内容を発表することは差控えたい。こういうふうに新聞に載つておりますが、こういうふうに言われたんですか。
【次の発言】 それから先ほど鈴木委員から聞かれたのですが、もう一ぺん念を押して、おきたいのです。最初においては、その内容を発表することを差控えたい暑い、だんだん聞かれているう……

第16回国会 内閣委員会 第5号(1953/06/27、26期、日本社会党(左))

○島上委員 木村長官は、新聞記者と会見をした際に防衛計画という言葉は使つてない、こういうことでしたが、しかし私どもの聞いているところによりますれば、警備計画という言葉もはつきりと使つてなかつた、こう聞いておる。しかし、新聞記者諸君は防衛計画というつもりで木村長官の談話を聞いているということなので、この点、一体警備計画であるということをはつきりと言つているのかどうか、これを伺いたい。
【次の発言】 しかし新聞記者諸君は、防衛計画と、このように承知しているようですから、この点に対しては、どうしても食い違いがあれば、私は新聞記者をこの委員会に呼んでもう少しはつきりさせたいと思います。従いまして、その……

第16回国会 内閣委員会 第6号(1953/06/29、26期、日本社会党(左))

○島上委員 私も、ただいまの鈴木議員の発言に賛成であります。というのは、あの日の最後に私は木村長官に質問しまして、いわゆる戦前の作戦計画のような性質のものであるがゆえに発表できないのか、その地の理由によつて発表できないのか、こう言つたら、戦前の作戦計画のような、そういう意味で発表しないのではない、そういうものはないということをはつきり長官が答弁をしております。そして、今まだ私の心づもりの試案の段階だから、発表を差控えたいと思うので、いずれは発表して皆さんの審議を経なければならぬ性質のものであるということをはつきり答弁している。そして予算委員会における質疑応答も、また本委員会における質疑応答も、……

第16回国会 内閣委員会 第12号(1953/07/09、26期、日本社会党(左))

○島上委員 ただいまの資料を提出しないということに対しては私は了承できませんが、これは追つてこの法案の審議に関連する質問の中で順々に質問を申し上げたいと存じます。  最初に私は、保安隊の性格と申しますか、目的について、これは保安庁法によつて明らかではありますけれども、あとの質問の都合上この点をもう一ぺんはつきりと伺つておきたいと存じます。保安隊は国内治安を維持するためのものである、直接侵略に対しては米軍がこれに当る、こういうふうに解釈してよろしいかどうかということをはつきりと御答弁を願います。
【次の発言】 そういたしますと、国内治安の維持、すなわち平和と秩序を維持し、人命及び財産を保護するた……

第16回国会 内閣委員会 第13号(1953/07/10、26期、日本社会党(左))

○島上委員 きようは五段見出しで大きく出ておりまするが、実はアメリカが日本に十個師団要求することは私どもとつくに知つておる、そこで知らぬ存ぜぬと言つてとぼけておればいたしかたないので、そのことを私は今あらためて聞こうとしませんか、MSAの援助にからんで今後交渉が進展をいたしましても、アメリカの要請である十個師団ということに対しては、少くとも本年度においては断じて増強しないというそれほど強い信念であるかどうかということをはつきりとお答え願いたい。
【次の発言】 現在の予算は大分削られておの表するし、自由、改進の話合いによつてさらに削られますから、その予算ではそうでしよう。しかしMSAの援助を受け……

第16回国会 内閣委員会 第17号(1953/07/20、26期、日本社会党(左))

○島上委員 この改正案によりますと、各行政機関の業務に対する監察については相当権限が強化されるように思いますが、この改正案の六項に「公私の団体その他の関係者」に対する項は改正以前とまつたく同様なんです。私どもいささか不満に思いますが、最初にこの「公私の団体その他の関係者」ということに対して、大体公私の団体とはどういうものをさしているか。それからそういう団体と政府との関係はどういう関係になつているかという点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そのようなつまり「公私の団体その他の関係者」に対して行政官庁と同様あるいはそれに準ずる程度にもう少し監察を強化する必要があると私ども考えますが、その必……

第16回国会 内閣委員会 第18号(1953/07/21、26期、日本社会党(左))

○島上委員 私は日本社会党を代表して、この両案に対して反対をいたします。その反対の理由を簡単に申し上げます。  職員定員法の一部改正は、政府の一貫した方針がないということ、それから積極性がないということであります。質疑の間に明らかにされましたことは、たとえば気象台職員につきましても、先般来起つている風水害等に対して手不足であるということが明らかであります。そういうことが予報を迅速に行えなかつた一つの理由にもなつておると思われるのでありますが、そういう方面に対して増員しようという積極性がないということ、またたとえて言うならば、癩療養所関係においても、政府の当局者自身が足りないと言つてその数字を示……

第16回国会 労働委員会 第23号(1953/09/04、26期、日本社会党(左))

○島上委員 最初に益田参考人に二、三お尋ねしたいと思います。この争議は、私の聞き及んでいるところによりますと、当初賃金値上げの要求と夏季一時金の要求に発足した。ところが途中で会社側がかねて会社側から提案しておつた労働組合の活動を制限するという問題を持ち出して、それを先議しなければならぬということを会社側が強硬にがんばつた。その問題に入りまして、それも七月の半ばには組合が相当譲歩して、ほとんど妥結の段階に近づいた。このとき会社が新たに、組合の方針に対して、これは本来組合が自主的に協議決定すべき事柄で、資本家及びその他の第三者が干渉すべき事柄でなく、組合の方針が問題であるということを言い出して、そ……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 議院運営委員会 第1号(1953/10/29、26期、日本社会党(左))

○島上委員 会期の件につきましては、一週間ということには私ども昨日反対しましたが、議運の採決で敗れました。しかし一週間ということでは、どうしても納得できません。そこでわれわれは本会議において反対討論をいたします。

第17回国会 議院運営委員会 第4号(1953/11/02、26期、日本社会党(左))

○島上委員 この各種委員のうち、中央更生保護審査会委員については、七月三十一日に任期が満了になつておる。商品取引所審議会会長及び同委員については、八月十三日に任期満了ということは、すでに前もつてわかつておることであつて、これを事後承諾を求めるというような処置については、私どもはなはだ遺憾だと思います。当然前国会においてやらるべきであつたと思うのであります。少くとも任期が来ておるのだから、そういう点については今後政府に注意を促したい。それから委員については、個々について意見もありますが、大体において承認いたします。ただ二番目の村会保険審査会委員長及び同委員任命の件の、委員長の川西實三君につきまし……

第17回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号(1953/10/29、26期、日本社会党(左))

○島上委員 この際動議を提出いたします。委員長の互選は、投票を省略し、森三極二君を委員長に推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。理事は、その数を七人とし、委員長において指名せられんことを望みます。

第17回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1953/10/31、26期、日本社会党(左))

○島上委員 前回九月二十一日の当委員会において、学生の選挙権に関する自治庁選挙部長の通達、すなわち昭和二十八年六月十八日付の通達に対して質疑及び論議をいたしまして、その際私どもは、学生の選挙権は当然修学地にあるべきものである、最も投票しやすい場所の修学地に選挙権を認むべきものであるというふうに考え、かつそれは在来そのように取扱つて来たことでありまするから、そうすべきものであるという見地から、自治庁の通達は不当である、こういうことが委員会の議論の大勢でございました。委員会の最後に動議を提出しまして、六月二十八日の自治庁選挙部長の通達は撤回すべきものであるということが、多数によつて決定されたのであ……

第17回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1953/11/02、26期、日本社会党(左))

○島上委員 この問題は、九月二十一日の本委員会においてずいぶん論議されたところでありますので、私はあまり同じ議論をむし返したくありませんが、念のため三浦法制部長にお伺いしたいというのは、昭和二十一年の通達の当時には、修学のため寮、寄宿舎、下宿等に居住している学生、生徒の住居は、原則としてその寮、寄宿舎または下宿にある、こういう通達がございましたが、私の記憶に誤りがあれば別ですが、この当時はたしか病院に入院しておる者も同様に扱われておつたと記憶しておる。そうして、その後法律改正をいたしまして、その法律改正の際には、病院に入院してる場合と学生生徒の場合とはつきり区別いたしまして、二百七十条の二項に……

第17回国会 内閣委員会 第3号(1953/11/06、26期、日本社会党(左))

○島上委員 関連質問。時間がないそうで、一つだけ質問しておきます。この行政機構改革の考え方ですが、MSAの援助受入れとどういう関係がありますか。この前の国会では実際にMSAの援助を受けるという腹をきめて内々相当交渉しておりながら、受けるとも受けないともまだきまつてないと言つて逃げておりましたが、今や逃げることはできないと思います。MSAの援助を受けるという腹をきめて、相当つつ込んで交渉しておる。このMSAの援助の受入れと行政機構改革とは無関係であるはずがないと私どもは思う。保安庁をだんだんと拡張し、軍需生産に重きを置き、国民生活にサービスする方面を縮小して行く、労働省や厚生省なんかやめてしまつ……

第17回国会 内閣委員会 第4号(1953/11/07、26期、日本社会党(左))

○島上委員 行政機構改革についてただいま御答弁がありましたが、終戦後アメリカの占領軍の指示もしくは指導によつて膨脹した部分もあることは事実ですが、同時に日本の民主化の強い要請によつて膨脹した部分もある、こう考えられます。よく日本の民主化に行き過ぎがあるのだという言葉を聞くのですが、長官は日本の民主化にも行き過ぎがあつて、もう少しもどさなければならぬ、こういうお考えを、行政機構改革に際して考えられておるかどうかということをまずお伺いいたしたい。
【次の発言】 どうも私どもの新聞等に報償されるものから来る感じでは、日本の民主化も大分行き過ぎておるから、もう少しもとにもどさなければならぬというような……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 議院運営委員会 第4号(1953/12/05、26期、日本社会党(左))

○島上委員 それまでに予算委員会は済むのですね。
【次の発言】 それならば、場内交渉も何も必要がないじやないですか。
【次の発言】 委員長や土井君の言うことはわかりますが、田渕君のように、場内交渉のことまできめるならば……。

第18回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1953/12/04、26期、日本社会党(左))

○島上委員 学生、生徒、保安官、警備官の住所の認定の問題について調査のため、当委員会の決議によつて、第二班としての私は、関東地方水戸、東海地方名古屋、北陸地方金沢市の各地方選管委の実情を調査して参りました。この調査の経過並びに結果の概略の御報告を申し上げます。  御承知のように、六月十八日の自治庁通達は全国各地の選管に対しまして相当の衝撃を与えたもののようであります。と申しますのは、当委員会の経過で御承知のことと思いますが、これは、学生、生徒の選挙権についての昭和二十一年当時の内務省の地方局長の通達を数年ぶりに突然ひつくり返した、まつたく逆の解釈を下した通達でありまして、これがため、選挙人基本……

第18回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1953/12/07、26期、日本社会党(左))

○島上委員 学生選挙権の問題は、実は私どもこの前の臨時国会で解決したいと考えておつた。ところが解決できずに今日に持ち越された。休会中に各地の実態を調査にまわつた結果として、各地の選管の希望でもあるし、その調査の実態から出て来た結論としましては、これは早急に解決したい。おそらくこれは異論がなかろうと思うのです。そこで私は、今河野金昇君が言われましたが、選挙制度調査会の結論も出て、答申も近いと思われるし、できるならば、この学生選挙権の問題は、もう結論が出ますれば比較的簡単な問題ですから、これを最初に切り離してしませんと、実際に各地の選挙管理委員会は非常に混乱を起し、二重登録があつたり、未登録があつ……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 議院運営委員会 第77号(1954/09/07、26期、日本社会党(左))

○島上委員 これは大事なことですから、議長に念を押してお聞きしておきますが、議長が本委員会に諮問されたのは、衆議院規則第九十五条に準拠して諮問されたかどうか、これを伺います。
【次の発言】 そういたしますと、議長は規則のどの条項に準拠して諮問されたのか。
【次の発言】 九十五条に基いてやつておりますね、はつきりしてください。
【次の発言】 最後の語尾があいまいなんです。九十五条に準拠しておるのか、いないのか、はつきりしていない。
【次の発言】 それでまだ質問がある。この九十五条は、簡単な文句ではつきりしております。「二箇以上の常任委員会の間に、その所管事項について争があるときは、議長は、議院に……

第19回国会 議院運営委員会 第78号(1954/10/08、26期、日本社会党(左))

○島上委員 それでいいのですが、義捐金を募集している北海道新聞あるいは北海タイムスを通じてやるという形ですか。

第19回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号(1953/12/10、26期、日本社会党(左))

○島上委員 この際動議を提出いたます。委員長の互選は、投票を省略て、森三樹二君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。理事は、その数を前回通り七人とし、委員長において指名せられんことを望みます。

第19回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1954/02/06、26期、日本社会党(左))

○島上委員 今度の改正案に保安官、警備官の投票に関する事項が取上げられておりますが、それに関して若干質問したいと思います。まず第一に、保安官、警備官の、特に保安官の異動が非常にはげしいのではないかと想像されますが、一定の町村において地方選挙で投票する際に異動が非常にはげしいということは、市町村政に関する影響と考え合して考慮される点であらうと思います。異動状況について関係者からまずお伺いいたします。
【次の発言】 それから、今の保安官及び警備官の任期と申しますか、二年間ですが、二年間でやめて行く者と残る者、引続いて勤務する者との比率がわかりましたら、それをお伺いしたい。

第19回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第6号(1954/02/19、26期、日本社会党(左))

○島上委員 小委員長は、先例によりまして、委員長がこれに当られんことを望みます。
【次の発言】 この際、本委員会において一つの申合せをいたしたいと存じます。と申しますのは、政界の粛正に関しては、私どもも痛感しておるところでありますし、院外にも強い意見がありますので、この際政界粛正の最も大きな問題の一つとして、選挙法を抜本的に改正する必要がある、かように考えます。そこで、小委員会並びに本委員会において、今後政界粛正にこたえるために、選挙法の抜本的改正のために、たとえば連座制の強化の問題であるとか、選挙区制の問題であるとか、投票方法の問題であるとか、あるいは選挙公営の問題であるとか、そういう点につ……

第19回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第7号(1954/03/09、26期、日本社会党(左))

○島上委員 今の綱島君の質問に多少関連するわけですが、この御説明では個人は全然入つておりません。たとえば飯野海運の社長が社長個人の名義で寄付する。これで行くと会社としては寄付することができない、こういうことになるが、社長あるいは専務取締役ということで寄付するというような場合は、これだと全然抜け道があるように思われますが、その点は何かお考えになつておりますか。
【次の発言】 それはまさにその通りですが、しかし、会社が、飯野海運の社長に、非常に功労があつたから一千万円特別賞与をやるということにして、特別賞与なやつて、もらつたとたんに、もう個人のものですから、その一千万円を献金するということになれば……

第19回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第8号(1954/03/17、26期、日本社会党(左))

○島上委員 今の飛鳥田君の質問に関連して、少しばかり質問したいと思います。   義務教育諸学校にわける教育の政治的中立の確保に関する法律案の第三条に「特定の政党その他の政治的団体の政治的勢力の伸長又は減退に資する目的をもつて、」云々、こういうふうになつておりまするが、文部大臣は、文部委員会その他において、日教組は政治的団体であるという答弁をなされたように新聞等で発表せられておりまするが、今日の日教組をいわゆる政治的団体と御解釈になつておるかどうか。
【次の発言】 そういたしますると、この三条に言う「特定の政党その他の政治的団体」の中に日教組も含まれるものであるかどうか。実質的にはそうであるとか……

第19回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第9号(1954/04/20、26期、日本社会党(左))

○島上委員 これはただいま理事会で話が出たことですが、この政治資金規正法と非常に関係の深い連座制の問題も同時に参考人から意見を聞く、こういうふうにされた方がよかろうと思います。

第19回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第10号(1954/04/28、26期、日本社会党(左))

○島上委員 第一にお伺いしたい点は、選挙に関してなら、もつと範囲を広くして、すべての法人にという御意見でございましたが、どなたかの説でございましたが、選挙に関して選挙権のないものが寄付をするということはおかしい、妥当でないというような御意見を雑誌で見まして私はこれを傾聴すべきだと思いましたが、そういうような意味で、すべての法人に範囲を拡大すべきである、こういうような理由でございましようか。それとも他にもつと理由がおありでしたら、それをお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 連座制の問題でございますが、ただいま先生は、出納責任者一本にして、すべての選挙に関する支出は出納責任者ただ一人、従つて……

第19回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第11号(1954/05/06、26期、日本社会党(左))

○島上委員 私は、ただいま提案されました公職選挙法の一部を改正する法律案(内閣提出第七五号)に対しましては、社会党を代表して反対をいたします。  その理由を簡単に申しますと、教育委員の選挙が二年ごとに半数ずつ行われるということになつておりますものを、今回は、今年の秋に行われる委員に限つて次回まで延ばして、爾後一緒に選挙をする、このようにしようというのでありますが、その理由は、費用が非常にかかる、こういうことであります。その他にも全然理由がないわけではありませんが、主たる理由は費用がかかるということである。しかしながら、費用がかかることは最初からわかり切つておつたことです。しかも、この提案の際に……

第19回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第13号(1954/05/21、26期、日本社会党(左))

○島上委員 鍛冶君は、この案は政府提案と結果において大したかわりがないのだという御答弁をされておりましたが、これはたいへんな違いであつて、政府原案とはまるで逆です。白と黒、天と地との違いです。それはとの大きな違いです。そこで私は、修正案の提案者鍛冶君に、これは昨年六月十八日に自治庁が出した問題の自治庁通達と同じ考えの上に立つておるかどうかということを、まず最刊にお伺いしたい。
【次の発言】 ですから、昨年自治庁が出した通達と同じような考えの上に立つておるかどうかということです
【次の発言】 つまり、自治庁の通達は、学生がその学資の大部分を親元から仕送りに受けている場合には、生活の本拠が郷里であ……

第19回国会 厚生委員会 第18号(1954/03/22、26期、日本社会党(左))

○島上善五郎君 それでは今柳田君が質問した、受けたらどうするということに対して簡明にお答えいただきたい。
【次の発言】 まわりくどくあいまいに言わず、はつきり日本のものであるから断ります、こういう答弁を聞きたいのです。そのときには政府で相談して、その相談に基いて断るだろうというようなまわりくどく言わずに、はつきりと述べてもらいたい。
【次の発言】 断り得るという語尾にまだあいまいな言葉をつけましたが、私どもは当然断る、こういう毅然たる考えを持つているものと了解しますが、それでよろしゆうございますか。
【次の発言】 それでは次会に委員長から外務大臣にはつきりと責任のある答弁をしてもらうように願い……

第19回国会 水産委員会 第20号(1954/03/26、26期、日本社会党(左))

○島上委員 最初に横山さんに簡単に二、三点ばかり伺います。今辻委員も言われましたように、大分遠慮がちな態度が見られます。私どもは今の本島さんの発言、あなたの発言からみましても、今回の事件は、直接被害を受けた第五福龍丸はもとよりですが、それよりもさらに間接被害は、それこそはかり知れないものがあり、今後もまだまだあると思うので、こういう問題に対しては、私たちは、アメリカに賠償を要求する際に、日本としては当然これを含んで要求すべきであると考えておる。それで私どもはすでに各委員会でこの問題について触れております。たとえば私は先般の厚生委員会で、間接被害について質問いたしました。第五福龍丸以外の南方に出……

第19回国会 内閣委員会 第1号(1953/12/11、26期、日本社会党(左))

○島上委員 前々臨時国会の本委員会において木村長官は保安隊の急増は考えていない、こういう答弁をされたことは私どもの記憶に新たなるところであります。ところがまだ研究中だとただいまも答弁がありましたので、どうせ具体的な数字は答弁されないと思いますが、しかし新聞紙上にちらほら現われておるところ、あるいはその他から総合して判断するに、大体来年度は三万ないし四万の増員と私ども想像しておるのですが、これは次の国会に出して来るまで数字は具体的に現われないわけですが、いずれにしても私どもの考えでは、そういう保安隊の急増、すなわち半年前の答弁と違つたものを考えられておる、こう思うのですが、それをそのように、この……

第19回国会 労働委員会 第7号(1954/02/24、26期、日本社会党(左))

○島上委員 関連して……。その御答弁の通りであれば、まことにけつこうですが、今度の行政機構改革の中では、労働基準監督署を地方に委譲する、あるいは移管するという問題が取上げられておると思う。私どもの考えをもつてするならば、今の監督行政はまだまだ不十分だ。違反件数が年々少くなつたという報告をされているが、違反件数が少くなつたというよりは、実態はむしろ監督行政が無力になつたので、地方の監督署において工場の臨検にまわつて歩けないということのために、その摘発件数が少くなつたのではないか。ある地方の監督行政に携わつている者が、直接に私どもに訴えて来ているところによると、今の陣容をもつてしては七年に一回しか……

第19回国会 労働委員会 第14号(1954/03/24、26期、日本社会党(左))

○島上善五郎君 先ほど組合の書記長の言葉の中に、組合本部が指令した三項――投げ積み投げおろしをしないように、それから積載制限については規程に基いてやるように、荷物の事故防止をするようにというこの三点は、従来当局がやつて荷物愛護運動の内容とまつたく同一のものである。そしてこれについては文句の言いようのないもので現場長も受入れた、こういう証言がございましたが、この点に対しては、従来当局の愛護運動でも、そういう三つあげられた内容を強調されておつたかどうかということを承りたい。
【次の発言】 私がはつきり知りたいのは、組合が指令した三項目――荷物の投げ込み、投げおろしをしないように、積載制限については……

第19回国会 労働委員会 第17号(1954/04/09、26期、日本社会党(左))

○島上委員 重要な馘首の理由になつております三三列車の遅延の事実について、大分食い違いがあるようですから、これをお伺いしたいと思います。  先ほどの組合側、当局側のそれぞれの証言にもありましたし、また両者から提出されました書類にもございますが、まず第一に伺いたいのは、この三三列車が通常九時三十五分に東京駅に入るべきところを、当日はすでに十分遅れて東京駅のホームに入つて来た、こう組合側は言つておるわけです。そうして組合側では、そのように遅れた理由としては大体この二つがその理由になつたのではないかと推定される、東京駅の構内作業の遅延、つまり構内が満線の状況であつたということ、それから回送に、ふだん……

第19回国会 労働委員会 第22号(1954/05/12、26期、日本社会党(左))

○島上委員 こまかい改正問題に今入つたわけですから、私としてはこまかい改正問題をやつて、そのあとでもいいのです。私は基準行政問題について、少し質問したいと思うのです。
【次の発言】 最近労働省が職種別等賃金実態調査及び個人別賃金調査をすることになつたようでございますが、これは労働基準監督署の職員のほとんど大多数を動員してやることになるようでございまして、その結果は、今日でさえほとんど不十分である基準監督行政が、まつたく麻痺状態に陥ることが心配されるのですが、この調査に関しまして、そのようなことを十分に考慮してやつているかどうかということを、まず最初に伺いたいと思います。

第19回国会 労働委員会 第23号(1954/05/14、26期、日本社会党(左))

○島上委員 関連して御質問申し上げますが、昨日御質問した際に、本省では、この調査にあたつて三分の一を動員する、こういう指示を与えた。ところが地方の基準局においては、監督署に対して二分の一という指示をはつきりと文書によつて出している。その食い違いについて、調べて来て答弁するということでしたが、それをまず聞いておきたい。
【次の発言】 そういたしますと、先ほど監督行政に対しては多少の影響はあるけれども、そう大したことはない、重要な支障を来すようなことはないという御答弁がありましたが、それと事実とは、私は大分相違して来ると思うのです。私は監督署について若干の調査をしてみましたが、だんだんと下に行くに……

第19回国会 労働委員会 第24号(1954/05/19、26期、日本社会党(左))

○島上委員 参考人にちよつと伺いたいのですが、ロケーシヨン等で、深夜でなければ絶対できないという場合が、非常に多いものかどうか。きわめてまれで、その他は深夜でなくてもやれるものかどうかを承りたい。
【次の発言】 それから、もしこのように改正をいたしますと、各映画会社は、早くつくり上げようと競争がはげしくなる。今日でもはげしいと思いますが、その結果、今まで夜でなくとも撮影できた仕事を、無理をして夜にどんどんやるようになる。そういう弊害が非常に多くなつて来るのじやないかと私ども想像するのです。ロケーシヨンに限らず、セツトの場合でも、そういうような弊害が非常に多くなつて来るのではないか、こう心配する……

第19回国会 労働委員会 第26号(1954/05/25、26期、日本社会党(左))

○島上委員 関連して。これは十時開会が十一時二十分になつておりますし、きよう午後から本会議がありますから、議事進行ならけつこうでありますけれども、そういうようなことでやつていると、議事不進行になつてしまうのです。あなたは労働委員であつて、私の知る限りにおいては、一ぺんも労働委員会においでになつていない。四月九日の委員会開会前の理事会において、調査に出張することを、赤松労働委員長から理事会に諮つて、了承を得て、ただちに開かれました委員会においても了承を得ている。ちやんと労働委員会議録第十七号に載つておるのです。そのような手続を経ている…。

第19回国会 労働委員会 第31号(1954/07/28、26期、日本社会党(左))

○島上委員 どうもさつきからの労働省当局の御答弁は、何か非常に遠慮したような答え方で、私ども非常に不満なんです。この争議は内外に大きく問題にされておりますように、今日の日本における争議としては、まつたく異例のケースであります。争議前の争議と言われておる通り、労働組合法違反はもちろん、基準法違反、人権問題、あらゆる問題を含んでおります。それなのに、どうも労働省は、何かに遠慮したような答弁ばかりしておる。私はここで大臣が明日お見えになれば質問したいことを留保して、一、二伺つておきますが、旧組合の問題に対して、先ほど参考人からかなり具体的にその事例が述べられました。これは今日初めて私ども当事者から聞……

第19回国会 労働委員会 第32号(1954/07/29、26期、日本社会党(左))

○島上委員 私も簡単に二、三質問します。先ほど参考人の証言にも、言葉がよく通じなかつたり、意思の疏通が不十分であるというきらいがないでもないという言葉がありましたが、フランス人は、もちろんフランスの法律や労使関係の慣行というようなものと、日本のそれとが違うということについて、十分理解をしていない点もあろうと思うのです。そうであるならば、団体交渉等に対して、日本人の重役がかなり権限を持つて交渉に当り得るようになつていないと、意思の疏通と申しますか、そういう点が円滑に行かぬのではないか。これは組合側の資料で、はたして事実であるかどうか、お伺いしなければわかりませんが、フランス人の重役が非常に強大な……

第19回国会 労働委員会 第34号(1954/07/31、26期、日本社会党(左))

○島上委員 せんだつて各工場からかなり具体的に伺いましたが、多少伺つておきたい点がありますので伺います。  信書の開封で、信書の開封を現にされたという証言がございましたが、そのほかにさらに寮母の前で、来た手紙を読まされたという事実をどこかで御存じの方がありましたら、ひとつお聞かせ順いたい。それから知合いとかあるいは男の人から写真が来たが、その写真も、手紙を読まされた際、取上げたのか、あるいは私物検査の際取上げたのか知りませんがそういうよな事実もあるように聞いておりますが、そういうことがあるかどうかといいうことを伺いたいどなたでもけつこうです。

第19回国会 労働委員会 第38号(1954/10/04、26期、日本社会党(左))

○島上委員 それでは労働大臣に対する質問はあとにしまして―もちろん関連して労働大臣の考えも伺いますが、主として藤井公安調査庁長官に対して御質問したいと思います。  長官は本日午前の内閣委員会において秋季労働攻勢についての発言をされておりますが、その中で総評が打出しておるいわゆる秋季闘争に言及しまして、速記によればこういうことを言つておられます。これは総評の第三回幹事会ですが、秋季闘争方針として、賃金闘争、民主的権利の回復と拡充闘争、平和経済による産業危機突破闘争、吉田内閣打倒と原水爆禁止署名運動の四項目を目標といたしまして、闘争の山を吉田内閣打倒国民運動の高まる予算編成期、年末手当要求の出そろ……

第19回国会 労働委員会 第39号(1954/10/05、26期、日本社会党(左))

○島上委員 きのう労働大臣に、いわゆる新労働政策について伺いましたが、まだ納得が行かぬ点がありますので、それについて若干伺つておきたいと思います。新労働基本政策――新というのをあえてうたつております。一体この基本方針の中には、合理的労使協力関係あるいは産業平和の確立、こういうことをうたつておりますが、そういうことについては吉田内閣としては今新たにそういうことが必要である、こうお考えになつたとは思われないのであります。おそらく吉田内閣としては、今事新しくそういうことを考えたのではなくて、以前から考えておつたに違いない。それなのに、事新しくこういう政策を打出したのは、そのあとにある、つまり労働組合……

第19回国会 労働委員会 第40号(1954/10/06、26期、日本社会党(左))

○島上委員 参考人の方々に少し伺いたいと思います。こういう問題が国会へ持ち出されたのははなはだ意外であると、山本参考人はそういうことを言つておりましたが、私どもは、長野県の松本市という、いわば小都市における小さな工場の事件であるということにおいては、必ずしも大事件だとは言えないかもしれませんけれども、しかし労働組合法の不当労働行為に該当すると思われるような行為、また労働組合の正常なる組合活動に対する警察の不当な介入と思われるような行為がある。今日不当労働行為は地労委において、またもう一つの問題は裁判において審理されておりますから、私どもはそういう権限に介入しようとは思いませんけれども、こういう……

第19回国会 労働委員会 第41号(1954/10/07、26期、日本社会党(左))

○島上委員 時間がないそうですから、簡単に日鋼室蘭の争議の二とに関して伺いますが、遂に昨日相当多数の負傷者を出すに至り、しかもこれは警察官がピケット・ラインを排除する際に、排除しようとしてそこにおつた者をなぐつたという事件であります。私どもは、そういうことがあつてはならぬと考えまして、かつて武装警官を五百名も六百名も動員して警察権力をもつて争議に介入しようとした事実がありました際に、警告を発しました。そうすると、武装警官は一たん引揚げまして、その後は警察権力が介入するようなことが一時なかつたわけです。そうして正常な状態において労使の自主的な団交によつて、遠からない将来に解決するものと期待してお……

第19回国会 労働委員会 第42号(1954/11/15、26期、日本社会党(左))

○島上委員 理事会において、質問は十八日ということで申合せをしておりますので、私は本日質問しようとは思いませんけれども、しかし本日大臣の説明を聞きつぱなしで質問をしないということは、暗黙のうちに何か了承を与えたような感じがあつてはいけませんので、われわれは断じて、いささかたりとも了承するという意味は含んでいない。そればかりではなく、この通達に対してま大いに問題がある。一体、なぜにこういうような通達を、今突如として出したのかというその政治的な意図の問題もありまするし、また解釈についても、私どもは、行政当局がかつてにこういうような解釈をして、労働教育に名をかりて、最近ひんぴんとして警察官が、それこ……

第19回国会 労働委員会 第43号(1954/11/16、26期、日本社会党(左))

○島上委員 国会で証言したことが、実質的な解雇の理由になつておるとすれば、これは非常に重大な問題だと思います。そこで私は牛島参考人にお伺いしたいのですが、三月三日当委員会で証言しました後、今度の問題が発生する十月十三日までの間に、国会の証言に関連して行われたと思われるような不当な取扱い、あるいは不利な取扱いというような点が、何かあつたかどうかということをお伺いしたい。
【次の発言】 組合の田村参考人に、もう一ぺん念のために伺いたいのですが、組合で、この解雇問題について何回ぐらい団交をされたか。そうしてその団交の間に、先ほどの証言では、解雇の実際の理由が、国会の証言と、それから組合をつくつて組合……

第19回国会 労働委員会 第44号(1954/11/17、26期、日本社会党(左))

○島上委員 それでは簡単にお伺いいたしますが、次官通牒に対する質問は別といたしまして、私どもも、もちろんピケツト・ラインで暴力があつてもいいということを肯定しておるわけではない。しかしながら、ピケツト・ラインは、単に平和的に説得するというだけではなしに、団結の威力を誇示するという要素を持つておる。その団結の威力を誇示するために、スクラムを組むということが必要な場合が往々にしてあるわけです。私どもは、スクラムを組んでおるということ――あるいは次官通牒では、厳重なスクラムはいかぬ、こういうふうに言つて、ゆるやかなスクラムがいいということになると思うのですが、その解釈は、厳重であるかゆるやかであるか……

第19回国会 労働委員会 第45号(1954/11/18、26期、日本社会党(左))

○島上委員 さつき委員長は十二時までと言いましたが、基準局長も見えてないし……。
【次の発言】 ただいまの陳述を聞きますと、これは近江絹糸以上かもしれない、それほど驚くべき労働基準法違反が行われておる。ただいまの陳述は、少し具体性を欠いておりましたのでお伺いいたしますが――もちろん具体的に陳述することによつて、不利な扱いをするということは、あるべきことではありませんから、あなた方は、ただいま陳述されましたことに対して、いつ幾日、どこの会社で、だれがこういうことをしたというふうに具体的に言つていただきたい。もし今ここに書類がなければ、あとでもいいのですが、具体的に陳述することができますか。

第19回国会 労働委員会 第46号(1954/11/19、26期、日本社会党(左))

○島上委員 異議はありませんが、都合によるじや困る。もつと明確な理由はございませんか。
【次の発言】 そのことについて、ちよつと関連して伺つておきたいのですが、私どもは争議が労使双方によつて曲りなりにも調印をして妥結をする、解決をするということになりますれば、争議によつて起つた派生問題も当然一緒に解決をする、こういうふうにするのが好ましいと思う。ところが今度の場合は、派生問題が今日なお尾を引いておつて――今の告訴問題もその一つでありますが、依然として争議は解決された状態にない。かんじんの争いの種となつた問題は、まあまああつせんによつて妥結をしましたが、その派生問題が解決しないという状態です。そ……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号(1954/12/02、26期、日本社会党(左))

○島上委員 委員長の互選につきましては、投票の手続を用いずに、森三樹二君を推薦したいと思います。  右の動議を提出いたします。(拍手)

第20回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1954/12/03、26期、日本社会党(左))

○島上委員 これは、きのうの小委員会で綱島先生がおいでになつて、大体御了解いただいたかと思つておりましたが、私もあまり議論したくありませんが、船に乗つて島を歩かれる人にはあまり痛感されないでしようけれども、都会地においては乗用車にまつたく限定されてしまつたら、街頭演説ができなくなつてしまう。たとえば、繁華な駅頭などでは、立つて演説をしても人が集まつて来ません。少し高い台がないと――乗用車に台を積んで歩く、これは事実上できないことです。街頭演説を能率的にやるためには、こういうことが必要であつて、これは事実上の連呼行為にはなりません。絶対に飾りだてはしない、走りながら何にも声を出さない。これで演説……

第20回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1954/12/04、26期、日本社会党(左))

○島上委員 これは少し不明確なんですよ。というのは、今度の改正によつて、個人演説会場へマイクを一そろえ備えつけることができる、こう認められている。ですから、今言つたように、単に屋内であつて、そこに三人か五人の聴衆がおつて、たまたま声が大きいために外に聞えたという場合とは違つて、マイクがあれば当然外に聞えるのです。屋内に三人おつても聴衆は聴衆なんです。マイクがあれば当然その三人の聴衆よりも屋外の何十人かの人の方へよけい聞える。それは私どもは当然個人演説会であるべきだ、こう思うのです。屋内に一人でもおればそれは聴衆だ。今度は法律でもつて個人演説会に一そろえの拡声機をつけてよろしいということになつた……

第20回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1954/12/05、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○島上委員長代理 これより会議を開きます。  委員長が病気のため、たいへんお待たせをいたしまして申訳ありません。ただいま委員長が見えるという話ですが、それまでの間理事である私が委員長の職務を行います。  最初に、昨日院議をもつて付託されました公職選挙法の一部を改正する法律案(鍛冶良作君外一名提出、衆法第八号)を議題といたします。まず提出者より提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 以上をもつて提案理由の説明を終りました。  これより質疑に入ります。飛鳥田君。
【次の発言】 それではこの際暫時休憩して、理事会を開きます。    午後四時十二分休憩


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1955/01/21、26期、日本社会党(左))

○島上委員 この際、私小委員長として御報告申し上げます。  地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日についての法律案の起草に関して、小委員会における審議の経過及び結果を簡単に御報告いたします。  この問題につきましては種々の論議もあったところでございますが、御承知のごとく、昭和二十六年の臨時博例によりまして、市町村の選挙は同年四月二十三日、都道府県の選挙は同年四月三十日に行われることに法定され、全国のほとんどの地方公共団体において一斉に選挙が執行されたのであります。その後、町村合併や廃置分合等によりまして、市町村の数の減少もしくは区域の異動等が著しくあったこと、並びに、臨時立法でございますから……

第21回国会 労働委員会 第2号(1954/12/16、26期、日本社会党(左))

○島上委員 私は一点だけ伺つて、他の問題は留保しておきます。日雇い労務者の年末手当のことであります。昨年度吉田内閣当時に、政府からC級の五日分を出したことは御承知の通りだと思います。ところで私どもが日雇い労働者の諸君の現状を考えますと、日雇い労働者諸君が、年末手当十一日分、年末年始の有給休暇四日分、合せて十五日分をほしいと要求しておるのは、実はきわめて控え目なささやかな要求だと思います。この控え目なささやかな要求だけは満たしてやりたい、こう存じて、前の小坂労働大臣当時にも、右派社会党において、あるいは私どもにおいて、それぞれ折衝を行つたのであります。小坂労働大臣さえ、と言つては失礼かもしれませ……

第21回国会 労働委員会 第3号(1954/12/17、26期、日本社会党(左))

○島上委員 少しまぎらわしい点があるので、はつきりしておきたいのですが、一・二五を保証するということは、一・二五は大丈夫だ、こういう意味だと思うのです。なるべくそこへ持つて行くという意味ではない、一・二五は大丈夫だ、こういうふうに私は解釈しますから、その通りであるかどうかということを、もう一ぺん答えていただきたい。
【次の発言】 だんだんあいまいにして来る。きのうは、団交の結果によつて一・二五を上まわるものが出ても、それは各企業体の自主的な団交の結果であるから尊重する、しかし政府としては一・二五は保証する。こういうことなんです。団交の結果一・二五出たらそれを保証するというのでなくて、団交の結果……


島上善五郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-25期-|26期|-27期-28期-29期-30期-31期

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各種会議発言一覧(衆議院26期)

島上善五郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-25期-|26期|-27期-28期-29期-30期-31期
第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 地方行政委員会法務委員会公職選挙法に関する調査特別委員会連合審査会 第1号(1953/11/03、26期、日本社会党(左))

○島上委員 私も選挙法の関係を御質問したいのですが、大部分は御両人によつて質問されて明らかになりましたが、最後に一つだけ伺いたいのですが、現在の四百六十六名という定員は、大正十五年以来の定員だということですが、先ほどの御質問によつてその間に若干変更されたときもある。これを今度奄美大島復帰に伴う臨時措置によりまして四百六十七人にする。これは今も指摘されましたように、この次に別表が構成されるまでという間は、昭和三十年の国勢調査によりましても、三十年で調査が完了して別表が構成されて最初の選挙、こういうことになるから、かなり長期になるわけです。で私どもは今後当然に沖繩の復帰の問題とか、あるいは千島の復……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 厚生委員会労働委員会連合審査会 第1号(1954/04/17、26期、日本社会党(左))

○島上委員 簡単に質問しますが、この厚生年金の巨額の資金は、今日私ども考えると、不当に運用されておると思うのであります。そのことについては先ほど井堀委員から詳細に質問がありましたが、その御答弁に私ども納得しません。それに関連して一つだけ伺いたいのは、この運用をいたしまして、大蔵省においては、二十七年度に剰余金三億円を一般会計に繰入れておるということをある公述人がこの厚生委員会の公聴会において述べておりますが、これは事実でしようか。
【次の発言】 厚生大臣はよく御存じにならないようですが、そういうようなことが行われて、それで厚生省においてはよろしいと考えておるかどうか。これはこの運用自体に問題が……

第19回国会 文部委員会労働委員会連合審査会 第1号(1954/03/17、26期、日本社会党(左))

○島上委員 最初に今の中原委員の最後の質問に関連をして、少しばかり質問をいたしたいと思いますが、ただいま警察官の教員の思想調査に関して文部省はやつたことはない。国警に問い合して申入れしたところが、国警でも大部分は無理につくつたことである、いわばでつち上げである、こういうふうに言われたそうですが、これはそれこそその場しのぎの言いのがれであつて、事実は厳然として存在しております。私はここにたくさんの材料を持つておりますが、今時間がありませんので、それらの一々についてその真否を追究する時間はありませんが、現に私が行つて調べただけでもはつきりとしておる。静岡県下の三地区の警察署、学校の数で言えば十数校……



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データ更新日:2023/02/05

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