島上善五郎 衆議院議員
23期国会発言一覧

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島上善五郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは島上善五郎衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院23期)

島上善五郎[衆]本会議発言(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 衆議院本会議 第34号(1947/09/20、23期、日本社会党)

○島上善五郎君 私は、今回の水害に関して当局者のとつた措置、特に東京都に起つたいわゆる櫻堤の決壊に関する当局者の措置について、各派を代表してニ、三質したいと思います。  まず、私の調査して得た結論によりますれば、今回の水害は、その事前措置が適当でありますれば、相当防止し得たものであるということ、特に東京都の櫻堤の決壊に至つては、当局の措置が正しかつたならば、完全に防止し得た性質のものであることを知つております。從つて、あのような葛飾、江戸川をどろの海と化し、二十万住民を罹災のどん底に苦しめ、東京都の野菜給源を全滅せしめたところのその原因は、官僚の無能と怠慢と無責任によるところ大なるものがあると……

第1回国会 衆議院本会議 第75号(1947/12/09、23期、日本社会党)

○島上善五郎君 ただいまのやじは取消します。(拍手)


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 衆議院本会議 第13号(1948/11/16、23期、日本社会党)

○島上善五郎君 ただいま上程になりました政府職員の新給與に関する決議案につき、私は、日本社会党、民主党、國民協同党、社会革新党、労働者農民党準備会、新自由党準備会、第一議員倶楽部並びに日本共産党を代表して、その趣旨弁明をいたしたいと存じます。  まず最初に決議の案文を朗読いたします。    政府職員の新船興に関する決議   本院は國家公務員法改正の審議に当り、マツカーサー元帥の書簡にも明らかに指摘されている通り、政府は政府職員の福祉並びに利益のため、充分な保護の手段を講じなければならぬ義務を負うとの確認の上に國家公務員法改正と同時的に給與改訂をなすべきものと信ずる。よつて政府は直ちに政府職員の……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 衆議院本会議 第16号(1948/12/18、23期、日本社会党)

○島上善五郎君 ただいま上程になりました重要産業労働爭議解決に関する決議案に対し、私は日本社会党を代表して賛成の意見を述べたいと存じます。  すでに提案の趣旨弁明によつて明らかにされましたように、また昨日の本議場における同僚議員諸君によつても指摘されましたように、今や電産、海員、石炭、繊維、私鉄、全金属等わが國重要産業の血であり肉であるところの基礎産業の爭議は、まさにきわめて重大なる段階に入つております。もし、このまま政府が無為に過すならば、歳末を控えまして、事態まことに憂慮すべきものがあるといわねばなりません。思うに、これらの爭議は、電産のように、今年春の中労委の裁定案を会社が実行しないこと……

島上善五郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院23期)

島上善五郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 運輸及び交通委員会 第21号(1947/09/29、23期、日本社会党)

○島上委員 ただいま山崎委員の御質問もございましたが、私かつて鐵道會議の議員をいたしておりまして痛感したのですけれども、ただいま鐵道會水が非常に民主的なりつぱな構成であり、交通運輸に關しまして相當の功績をあげておるという御答辯でございましたが、それについては、私は疑義をもつておるものであります。特にその議員の選出の方法に至りましては、一應民主的な方法がとられておるかのごとくに表面的には見えますけれども、實質的には必ずしもそうではない。各界のエキスパートと言われましたが、會社の社長であるというような人が多數占めておつたり、もしくはかつてそういう方面の事業をやつておつたというような人、あるいは官僚……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第28号(1947/10/15、23期、日本社会党)

○島上委員 三十三條の輕車輛に關するところですが、命令の定めるところにより事業計畫を具えて届け出なければならないとなつております。その命令の定めるところによる事業計畫とはどの程度のものでありますか。
【次の発言】 今東京都内もしくは地方にも輕車輛で人を輸送している事業があるのです。その事業計畫がどのようなものであるか存じませんが、その會社と、使用している勞働者の間の關係は、單なる貸車とでも申しますか、車の料金をとつて貸しておるというような状況で、普通他の事業會社に見られるような雇傭關係がまつたく存じていない。これを別の言葉で申しますと、非常に封建的な状態のもとに置かれているということが言えるの……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第38号(1947/11/26、23期、日本社会党)

○島上委員 先般小委員會から御報告がありました道路運送法案の修正案に對してさらに一部修正の提案をいたしたいと存じます。  先日の御報告中に道路運送法案に對する修正案中、第四條第二項に「道内の政令の定める地に道路運送監理事務所を置く」とありますが、別途國會に提案せられております地方自治法の一部を改正する法律案には第百五十六條に「國の地方行政機關は、國會の承認を經なければ、これを設けてはならない」云々の一項が加えられることとなつておりますので、右改正法律案の精神から見ても、また右法律施行の上は、政令をもつて道路運送監理事務所を置くことができないことと相なる關係からしても、監理事務所設置の場所を定め……

第1回国会 水害地対策特別委員会 第11号(1947/10/20、23期、日本社会党)

○島上委員 ただいま東京の割當が流失倒壊に比して多いという御意見が出ておりましたが、なるほどこの數字の上から言えば比較的多くなつておることは事實であります。しかし東京は一軒の家に二世帶も三世帶も、はなはだしきはもつと多く住んでおる。これはその原因は戰災のためでありますが、しかし現實にそういうふうに住んでおつて、流失倒壊をこうむらなくとも、床上浸水だけでもそれが不能に陥るというような家がたくさんあつて、現在まだ學校に收容されておる者が相當殘つているという現状からしまして、私は當然であると思うのであります。そういう東京における一軒の家に幾世帶も住んでおつて、たとえば三世帶住んでおつたのが、今度は二……

第1回国会 労働委員会 第9号(1947/08/19、23期、日本社会党)

○島上委員 私は今の河野さんの質問に關連して、自分の意見を述べ、さらに勞働大臣の意見を伺つておきたいと思います。河野さんの質問の勞働組合の幹部が雇主に對してくちばしを入れるのは行過ぎではないかという點と、勞働攻勢によつて押しまくられて五百人に一人の組合専從者を認めたということは、これは間違いではないかというようなことに對しては、御答辯がなかつた。それで米窪國務大臣は、この點に對してどのような御意見をもつておるか、私の考えを申し述べて伺いたいと思うのであります。  勞働組合が勞働協約によつて勞働者の採用に關しては、勞働組合との了解なしに行つてはいけないという勞働協約を結ぶということは、これを當然……

第1回国会 労働委員会 第24号(1947/12/05、23期、日本社会党)

○島上委員 紹介議員に代りまして請願の趣旨を申上げます。本請願の要旨は、舞鶴市は官公職員給與の勤務地手當には乙地域と認定されておりますが、本市は耕地面積少く、人口の七七%が純消費者で、食糧の九二%は他より移入しなければならない状態であり、また海軍解體にため受けた影響も大きく、さらに市の周邊に大生産地がない上、外地引揚港として外來者の増加がはげしく、遲配は七月二十四日現在で二十五日、物資の市場價格は大都市と差異がないので、市在勤官公職員の生計は極度に困窮しております。ついては、舞鶴市を甲地域に引上げいてただきたいというのが本請願の趣旨でございます。  次に日程第八號、本請願の要旨は、京都府綴喜郡……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 運輸及び交通委員会 第17号(1948/06/16、23期、日本社会党)

○島上委員 大臣に御質問いたしたいのですが、運賃の値上げは過去三回にわたつて行つたのでありますが、その都度、運賃を値上げいたしましても、將來の國鉄がそれでやつていけるという、つまり國鉄の再建計画というものと伴つていなかつたという感がするのであります。すなわち言いかえますればその場限りの運賃値上げであつたということが言えると思うのです。今度の運賃値上げに際しまして、もし三倍半に値上げいたしますれば、今後本年度は百億の一般会計からの補助を仰ぐということになつておりますが、今後特にインフレがはなはだしく高進して再び物價の改訂がない限りは、これで國鉄が十分にやつていける自信があるかどうか。國鉄の再建計……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第25号(1948/06/28、23期、日本社会党)

○島上委員 第八條に関してちよつと御質問したいのですが、「國有鉄道の総收入に著しい影響を及ぼすことがない」というその具体的な内容、それから「軽微な変更」というその「軽微」とは一体どういうものであるかということをお伺いしたい。國有鉄道の総收入に著しい影響を及ぼさないが、國民生活、特に業者の実際の生活の上に相当大きな影響を及ぼすという場合もあり得る。そういう点をもう少し具体的にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私はこの前にもお伺いしたのですが、今堀江委員が言われたように、この運賃値上げがインフレに相当大きな関係があるということ、從つて國民生活に非常に大きな関係があるということはもちろんであり……

第2回国会 労働委員会 第2号(1948/04/06、23期、日本社会党)

○島上委員 私は去る四月一日の外務委員会における総理大臣の答弁に関連して、二、三質問いたしたいと存じます。最初に伺いたいのは、労働法規の改廃もしくは改惡の問題であります。総理は外務委員会においてこのように答弁いたしております。タフト・ハートレー法のごときものを急拠制定する必要があるかどうかということは、目下政府においても考慮しておると考えております。都下のある大新聞のごときは、爭議調停法を檢討中と大きな四段見出しのトツプ記事で扱つておる。さらにまたその後土曜日の晩から日曜日にかけまして、ラジオ放送において安本と石炭廳の事務当局において研究中であるといつて、かなり詳細にわたつて労働法規の改正、わ……

第2回国会 労働委員会 第9号(1948/06/15、23期、日本社会党)

○島上委員 紛爭処理機関について、労資間紛爭の諸要件は山積しているが、これが処理を早期に、かつ、平和的になされていないため、ストライキが増大している。この根本原因は、政府、使用者側が、労働條件に対する積極的な改善を行わないためで、從つて組合側はより高度の要求を出すのである。また労働協約改訂の時、法規、協約の改惡を用意している。組合專從員の問題もしかりである。最近の資本攻勢の態度を改めざる限り、紛爭処理機関は何らかの効果もない。紛爭の早期解決は、紛爭の種をまかぬことである。
【次の発言】 労働基準法の條文は、確かに國際的水準であろうが、実施状況は不十分である。労働協約の改訂時に会社側は改惡を策し……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 議院運営委員会 第13号(1948/11/11、23期、日本社会党)

○島上委員 この法案が重要な法案であることはだれも承知しておる。なるべく早く審議しなければならぬということはわれわれも承知しておる。しかしどう考えても、あの重要法案をこれから四日間に議了するということは、きわめて粗製濫造な審議しかできないと思う。われわれは十分に審議をし、また院外の國民の声も聞かなければならぬ。当然公聽会というような問題も起つて來る。政府があと四日間でこれを議了し得ると考える、その常識を私は疑う。ですから諸般の事情をいうならば、その諸般の事情をわれわれに納得し得るように説明してもらう。公開の席で話すことができなければ、長官が言われたように祕密会を開いて、納得するように諸般の事情……

第3回国会 人事委員会 第8号(1948/11/22、23期、日本社会党)

○島上委員 先ほどの赤松委員の質問に関連して、一つだけお伺いしておきたいのです。これはあるいは大藏大臣にお伺いするのが適当かもしれませんが、もしお答えできたらお答え願いたい。御承知のように勤労得税の現在の控除額は三千七百円ベースによつてきめられたものでありますが、今度ベースが改訂されました際に、私たちは当然勤労所得税の控除額は改訂の措置もとらるべきものではないかと考えるのであります。その点政府においてはいかように考えておるか、そのような用意があるかどうか伺いたいと思います。
【次の発言】 私は勤労所得税の控除額は三千七百円ベース当時にきめられたものでありますから、このベースが改訂されると、当然……

第3回国会 人事委員会 第9号(1948/11/24、23期、日本社会党)

○島上委員 ただいま松澤委員の質問に対して、第百二條の点でありますが、まつたく同感である、こう言われた。まつたく同感であるが、その経過については別の機会に申し上げたい、こういうことであります。すなわち政治活動を制限する事項は、人事院規則できめることではなくして、この法律に列挙すべきであるという点に対して、まつたく同感である、こういうふうに私解釈したのですが、そうしますと、こういうふうに人事院規則で政治活動の制限をするということになつたことに対して、人事委員長としては賛成でなかつた、しかしいろいろの経過によつてそういうふうにおちつかざるを得なかつたのだというふうにとれる。そういうふうに受取つてよ……

第3回国会 人事委員会 第11号(1948/11/26、23期、日本社会党)

○島上委員 私は、ただいまの赤松委員の質問に関連して、ちよつとお伺いしたいのであります。あえて言葉じりをとらえるわけでありませんが、政府が怠慢だと言えば、野党が怠慢だと経いたい、そういう責任のなすり合いはやめて協力してもらいたい、これは、今までの経過を全然知らないで、きようその言葉だけを聞けば、なるほどそう思うかもしれません。しかし私は、今までの委員会における出席の状況、それからわれわれが出席を求めた大臣の出席の状況を見ますならば、少くとも今までの委員会の進行状況の事実を見ますならば、明白に野党が最も熱心であり、政府委員及び與党が不熱心であるという事実がはつきり出て來ていると思う。われわれはそ……

第3回国会 人事委員会 第12号(1948/11/27、23期、日本社会党)

○島上委員 第七十八條、第七十九條、第八十條関係ですが、「勤務実績がよくない場合」「心身の故障のため、職務の遂行に支障があり、又はこれに堪えない場合」「その他官職に必要な適格性を欠く場合」「官制若しくは定員の改廃又は予算の減少により廃職又は過員を生じた場合」というような降任、冤職の場合の規定ですが、先ほど午前中にどなたかの質問にもあつたように、非常に漠然としていて政府職員の身分が保障されていないといううらみがあるのであります。たとえば「心身の故障のため、職務の遂行に故障があり」云々といつたことについて、これはそういう程度とか、標準というものを、だれがいかなる基準によつて判断するかということを伺……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 人事委員会 第3号(1948/12/07、23期、日本社会党)

○島上委員 社会党を代表して、ただいまの淺井、上野、山下三君を人事官にすることに対して反対をいたします。  理由を簡單に申し上げますが、先般の國家公務員法によつて明らかでありますように、その第三條によりますれば、人事官はきわめて廣汎かつ重要な権限を持つておるのであります。官公吏の諸君に対してはまさに生殺與奪の権を持つておると言つてもよいくらいな、大きな権限を持つておる。こういう人々を決するに際しましては、法律の第五條によりますれば、「人事委員は、人格が高潔で、民主的な統治組織と成績本位の原則による能率的な事務の処理に理解があり、且つ、人事行政に関し識見を有する」云々といわれておるのでありますが……

第4回国会 人事委員会 第4号(1948/12/08、23期、日本社会党)

○島上委員 大藏大臣はただいまの御説明で、政府職員の給與改善は一日も遷延を許されない情勢にある、だからそういう状況をおくみとりの上に、すみやかに御賛成願いたいということでしたが、私たちはもちろん大藏大臣よりも前に、政府職員の給與改善は一日も早くしなければならぬということを痛切に感じ、かつこれを主張しておつたものであります。ただ問題は今度出したベースとその内容にあるのであります。われわれはベースとその給與の方法が正しければ、当然ただちに賛成したいのでありますが、それが問題なのであります。そこで私はこのベースをきめた政府の考え方の根本的な点を一つお伺いしたいと思うのであります。すでにお読みになつて……

第4回国会 人事委員会 第6号(1948/12/10、23期、日本社会党)

○島上委員 ちよつと一言だけお伺いしたいですが、人事委員会の勧告は、十一月から六千三百七円が妥当である、こういう勧告と了解しておりますが、御承知のように、七月以降三千七百九十一円のベースで來ておるのでありまして、七月から十月までのこの間は人事委員会の考え方によりましても、不当に低い賃金で、官公吏の諸君は竹の子生活をしたものだと、私は当然解釈すべきものだと思う。從つてこの七月から十月までの間の不足に対して、人事委員会はどのように考えておるかをはつきりお伺いしたい。
【次の発言】 そうしますると、七月から十月までの三千七百九十一円のベースというものが不当に低かつたということは、当然お認めになること……

第4回国会 人事委員会 第12号(1948/12/21、23期、日本社会党)

○島上委員 行政整理に関連して官房長官にお伺いしたいと思います。この法律案に関しましてこと最近に関係筋方面から、三月中に行政整理を行うこと、並びに退職手当は三箇月を越えないことというような意味の示唆があつたやに聞いております。これに対しては運営委員会においても質問があつた際に、官房長官は政府としては今日この法案にそのようなことを入れることは適当でない。そういう意味において入れないことにしたという答弁がございましたが、先ほど來の同僚議員の行政整理に関する質問に対する答弁を伺つておりましても、政府は行政整理を近いうちにやるのではないかというふうに私どもには解釈できるのであります。私ども仄聞するとこ……


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各種会議発言一覧(衆議院23期)

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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 労働委員会決算委員会連合審査会 第4号(1947/07/31、23期、日本社会党)

○島上委員 敗戦後の荒廃に帰しておる産業を再建復興することの必要であることは、もはや議論の余地のないところですが、このために労働組合の健全なる発達が必要であるということも、これまた議論の余地のないところだと思う。労働省が設置されまして、この労働組合の健全なる発達について努力されることを、われわれは大いに期待しておるのでありますが、昨日の前田君の質問に対して、米窪國務大臣は、労働組合の健全なる発展については、労働組合自体の自主的な動きを尊重して、干渉がましいことはいたしたくないというような御答弁であつたと思いますが、私もそれは結構だと思います。しかしながら現に労働組合の健全なる発達を阻害しておる……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 人事委員会公聴会 第1号(1948/11/17、23期、日本社会党)

○島上委員 ちよつと佐藤君に伺いますが、先ほどの御意見を承つておりますと、今度出された國家公務員法の一部を改正する法律案に全面的に反対することはもちろん、現在の國家公務員法そのものにも反対である、こういう御意見のように伺いましたが、そういたしますと、國家公務員に関する法律は全然いらぬ。今のいわゆる労働三法を適用するだけで事足れりとお考えであるか。それとも現行の公務員法にかわるに、適当な何か法律が必要であるとお考えになるか、その点が第一。  第二にお伺いしたいのは、マツカーサー元帥の書簡に関連することですが、今、日本が置かれている立場からしまして、このマツカーサー元帥の書簡の内容の指示するところ……



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データ更新日:2023/02/05

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