島上善五郎 衆議院議員
29期国会発言一覧

島上善五郎[衆]在籍期 : 23期-25期-26期-27期-28期-|29期|-30期-31期
島上善五郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは島上善五郎衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院29期)

島上善五郎[衆]本会議発言(全期間)
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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 衆議院本会議 第32号(1961/04/21、29期、日本社会党)

○島上善五郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、公職選挙法の一部を改正する法律案並びに政治資金規正法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨説明を行ないたいと存じます。(拍手)  池田総理は、就任後、よく政治の姿勢を正すとか、国民に信頼される公明なる議会政治を確立するとかいう言葉を使いましたが、一体、いかにして政治の姿勢を正すのか、国民に信頼される公明なる議会政治をどうして実現しようとするのか。もし、この言葉に真実性がありますならば、池田総理のもとにおいて行なわれた昨年十一月の総選挙が、戦後最大の不正、腐敗の選挙であった事実、買収、供応等のいわゆる悪質違反者が、違反者総数の九〇%をこえ……

第38回国会 衆議院本会議 第54号(1961/06/08、29期、日本社会党)

○島上善五郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました衆議院議長清瀬一郎君の不信任決議案について、その趣旨を御説明いたします。(拍手)  まず、最初に、決議の案文を朗読いたします。   本院は、衆議院議長清瀬一郎君を信任せず。   右決議する。     理由   衆議院議長清瀬一郎君は、安保国会の責任者でありながら、何んら反省もなく、政暴法、農基法等の審議において、再び三度自民党の多数横暴に加担し、議会政治をふみにじつた。   特に清瀬議長は、議長としての自主性に全く欠け、自民党の指令が出るや唯々諾々とこれに屈従して恥じるところがない。   かくの如き清瀬議長のもとでは正……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 衆議院本会議 第43号(1962/04/28、29期、日本社会党)

○島上善五郎君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となりました公職選挙法等の一部を改正する法律案並びにこれに対する自民党提出の修正案に反対し、先ほど同僚堀昌雄君が趣旨弁明をいたしました日本社会党提出の修正案に賛成する討論を行なわんとするものであります。(拍手)  なぜ私たちが政府提出の原案に反対し、自民党の修正案に反対するか。これを要約して申しますならば、この法案は、第一に、選挙制度審議会の答申中の最も重要な三項目、すなわち、連座制強化、政治資金規正及び高級公務員の立候補制限の三点を骨抜きにし、その内容を何ら実効の上がらない有名無実なものにすりかえ、答申を尊重しなければならないという選挙制……

島上善五郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院29期)

島上善五郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第37回国会(1960/12/05〜1960/12/22)

第37回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1960/12/20、29期、日本社会党)

○島上委員 大臣お急ぎのようですから、簡単に質問いたします。  その前に、私は委員長に、なるべく近い機会に、この国会は特別国会ですから、通常国会に入ってもやるのでしょうが、総理大臣にぜひ一ぺん来てもらいたい。これは重要な問題ですから、それをお願いいたしまして、大臣に伺います。  今同僚の井堀君から質問があり、答弁がありましたが、これは私ばかりじゃなく、世間では、一体池田内閣は選挙法の改正に対して相当熱意があるかどうかということを、正直疑っておると思うのです。この疑う理由はいろいろあるのです。自民党の新政策は、一項から九項の長い新政策を発表いたしました。その中に、ただの一言も選挙のことは触れてい……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1961/03/28、29期、日本社会党)

○島上委員 私は、この法案の審議に関係しまして、総理大臣に若干質問をいたしたいと存じます。  昨年の九月六日に自由民主党が新政策を発表しております。これは、池田総裁が選ばれました後初めてのものでございますが、その新政策の前文にこういうことが書かれてあります。「思うに、現下政治の最大の課題は、まず政治の姿勢を正して国民に信頼される公明な議会政治を確立することであり、これがすべての政策の前提である。」はなはだけっこうなことで、私どももこのことには全面的に賛成です。国民に信頼される公明な議会政治を確立するということが、すべての政策の前提である。さらに、私がこれにつけ加えて言うならば、国民に信頼される……

第38回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1961/04/12、29期、日本社会党)

○島上委員 私も、あまり時間がありませんから、少しばかり大臣に伺っておきたいのですが、現行選挙法はいろいろな点で不備や欠点がある。これを改正しなければならぬということは、もうすでに前々から世論の要求でもあるし、与野党ともに認めておった。だからこそ選挙制度調査会というものがあって、そこに政府も諮問しておったと思うのです。改正の一般的な理由については、今に始まったことではない。ところが、去年総選挙をやってみまして、特に私は、あの実態にかんがみて、緊急にどうしても改正しなければならぬという点が認められたと思うのです。痛切に感じられたと思うのです。私は、そういう意味において、今度の国会で、来年の参議院……

第38回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1961/04/20、29期、日本社会党)

○島上委員 大臣にお伺いいたします。この前もお伺いいたしましたが、どうもはっきりしない点がありましたので、若干重複しますが、一つはっきりとお答えを願いたいと思います。  この審議会は、次の事項に関し、総理大臣の諮問に応じて調査審議する、こうなって、一から四までの項目をあげてございます。その一項目は、いわゆる選挙制度の根本に関する事項であり、二項目は、各選挙区における議員と人口のアンバランスを直し、作成する問題であり、第三は、政治資金の制度に関する問題であり、第四は、選挙公明化運動の推進に関する事項、こういうふうになっているわけですが、私どもは、かながね、現行選挙法には非常に不備な点がありますの……

第38回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第6号(1961/04/21、29期、日本社会党)

○島上委員 ただいま議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律案並びに政治資金規制法の一部を改正する法律案につきまして、簡単にその理由並びに内容について趣旨を御説明申し上げます。  公職選挙法の改正につきましては、かねてから世論の強い要求もありましたし、各党それぞれの立場において検討を続けておりましたことは、皆さん御承知の通りであります。しかるに、昨年度は諸種の事情のためについに改正に至らず、古い法律のままで十一月の総選挙に臨みまして、その結果は、私はここであらためて数字等をあげて申しませんけれども戦後最大の違反者を出した選挙である、その違反者のうちでも目立って増加しておりますのは、いわゆ……

第38回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第7号(1961/05/11、29期、日本社会党)

○島上委員 ただいまの附帯決議は三党共同提案のものでありまして、私どもも、もちろんこれに賛成しておるわけであります。今青木委員からその理由の説明がありましたので、今さらつけ加えて申し上げることもないわけですが、この機会に、念を押す意味において私どもの考えを述べ、並びに大臣の所見を最後に一言伺っておきたいと思います。  私どもの考えは、本案の審議の過程でかなりはっきりと浮き彫りされたつもりですし、また、その間に大臣の答弁もございました。記録に載っておりますが、要するに、明年参議院の選挙がある、去年の十一月の選挙にかんがみて、早急に、不正、腐敗の選挙を防止するための法改正、並びに、それと関連するわ……

第38回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第8号(1961/06/06、29期、日本社会党)

○島上議員 おっしゃる通り、昨年の選挙は、非常に金のかかった選挙である、まあ言うならば、その点においては戦後最大であったと言えると思うのです。それで、もしこのような状態を放置するならば、来年の参議院選挙はもっとひどくなる、その次の地方選挙はもっとひどくなる、こういうことが心配されるのであります。そこで、私たちは、その弊害をなくするということが一番の重点である、一口に言うならば、金のかからない、清潔な選挙にするということが今一番大事なことであろう、こういうふうに考えまして、そこに重点を置いたわけであります。  ただ、金のかかる選挙の実態というものがどこにあるかということを、私ども多少調査もいたし……

第38回国会 予算委員会 第17号(1961/02/23、29期、日本社会党)

○島上委員 私は、選挙法改正問題に関連して、過ぐる総選挙におけるきわめて遺憾なる悪質選挙違反事件等々について若干質問したいと思います。  まず私は最初に、これは総理に伺うことかもしれませんが、お見えになりませんので、官房長官にかわって伺いますが、総理大臣になったつもりでお答えを願いたいと思います。  去年の九月十五日に池田総裁ができましてから、自民党が新政策を発表いたしました。その新政策の前文にこういうことが書いてあります。「思うに、現下政治の最大の課題は、まず政治の姿勢を正して国民に信頼される公明な議会政治を確立することであり、これがすべての政策の前提である。」大へんけっこうな文章でございま……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1961/10/19、29期、日本社会党)

○島上委員 やはり今のことに関連してもう少し伺っておかなければなりませんか、アンバランスの問題と制度の根本問題とは、第四委員会においては、少なくとも混乱というか混迷しておることは事実なんです。それは、私はさかのぼって申しますと、総理大臣の答弁にも一つの原因があると思う。ここに総理大臣に来てもらいたかったわけですが、もしあの附帯決議の趣旨が正しく伝えられておるならは――委員各自の主観は別です。別ですけれども、正しく伝えられておるとすれば――自治省の選挙局が審議会の幹事ですから、いわば審議の進行の重要な役目をしておるわけです。正しく伝えられておるならば、そのような混迷は生じないと思う。たとえば今堀……

第39回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1961/10/30、29期、日本社会党)

○島上委員 関連して……。足取りのことについてはまだ取り調べ中でよくわからぬということですが、私の方から今の質問に関連して、指摘してお伺いします。  指名手配が出てから、東京の両国病院に本名で入院しております。ですから、偽名を使っていて知らなかったといえば、それは疑点があるかもしれませんけれども、指名手配が出てから本名で入院しておる。しかもその病院は、今松川昌蔵が入院しておる病院の紹介で、その知人であるということも明らかなんです。これは当然犯人蔵匿罪に該当すると思いますが、その事実と見解を承りたい。
【次の発言】 これは、私はこういうふうに考えるのです。もしあなたの方で、まだ事実が明らかでない……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1962/03/07、29期、日本社会党)

○島上委員 私は、ただいま議題となっておりまする選挙法改正に関連して、総理に若干の質問をいたしたいと思います。そこでまず私、前もって総理にお願いしておきたいことは、この興趣に関しては、国民がきわめて重大な関心を持っております。野党の私に答えるというよりは、国民に答えるという気持で、誠意を持って具体的に――失礼な言い分かもしませんけれども、おざなりの答弁では私宅承知しませんし、国民も納得しないと思いますから、具体的をお答えを願いたいということをお願いしておきます。まず法案に関連して、内容に入る前に、その前提として伺っておきたいことは、近来の選挙は、衆議院の選挙を初め、参議院、地方選挙に至るまで、……

第40回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1962/03/14、29期、日本社会党)

○島上委員 先ほどの憲法問題に関連して一つはっきりと伺っておきたいのですが、ただいまの御答弁は、かつて選挙制度調査会から答申があったように、高級公務員一般を、あらゆる選挙に立候補することができない、こういうふうにすると、憲法違反の疑いが濃厚である、ただし、特定の地位の者高級公務員一般じゃないですよ。特定の地位の者を、特定の選挙に限って、特定の期間を付して制限するということは、憲法違反ではない、こういう解釈のように承りました。これは、あなたが言ったのは、合理的な理由があるならばということですが、もちろん、合理的な理由のある特定のポストの者、特定の選挙、特定の期間、こういう条件がつくならば、私ども……

第40回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第7号(1962/03/22、29期、日本社会党)

○島上委員 ただいま議題となりました公職選挙法等の一部を改正する法律案の修正案について、私は、日本社会党を代表し、その提案理由と内容の概要を御説明申し上げます。  過ぐる三月一日、政府は、民主政治の健全な発展を期するため、選挙制度審議会の答申に基づき所要の改正を行なうとの理由により、公職選挙法等の一部を改正する法律案を本院に提案したのでありますが、その内容は、選挙制度審議会の答申中の最も重要な、連座制の強化、政治資金の規正、高級公務員の立候補制限の三点を全く背抜きにしたものであり、金のかからない公明選挙を切望する国民多年の念願を踏みにじったのであります。このことは、一昨年十一月の衆議院選挙にお……

第40回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第8号(1962/03/23、29期、日本社会党)

○島上委員 今御質問がありました通り、完全に百パーセントと言いがたい点があることは事実であります。そこで、正確を期する意味において、ほぼ、こうしたのであります。修正案をごらん願えばわかりますように、一番苦心したのは高級公務員の問題です。単に高級公務員なるがゆえに一律に全部制限してしまえば、これは一番簡単でありますけれども、そのポストによって影響力の相違するものがあります。また、任期が非常に短くて、在任期間が三カ月とか半年とかで、実際上ほとんど影響力を持たないというような人もあります。そこまで広げる必要はなかろう、こう思いまして、これは答申の趣旨を尊重しながらも、具体的に法律にする際には、極力影……

第40回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第11号(1962/04/13、29期、日本社会党)

○島上委員 政府案の内容につきまして、一、二お伺いいたしたいと思います。問題点はたくさんありますけれども、まだ大臣もお見えになっておりませんし、二、三の点について伺っておきます。  このたびの改正案は、選挙制度審議会の答申に基礎を置いておりますことは、これは当然ですけれども、その中で問題の三点についてはきょうは質問しませんが、この答申の精神は、選挙運動を候補者中心から政党の運動へ移行せしめよう、こういう考えに立っておりますことと、もう一つは、非常に弊害の多いいわゆる悪質違反については、これを厳罰にする、同時に、弊害のない運動につきましてはあまり取り締まり、取り締まりと言わずに緩和しよう、こうい……

第40回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第12号(1962/04/17、29期、日本社会党)

○島上議員 お話ごもっともな点もありまするし、私どももこれをしぼるには非常に研究し、苦心したところであります。ただ、こういったふうにあげること自体にいろいろ議論もあるようでございますから、私どもとしては、あげるに際してはなるべく広範囲にわたらないように――影響力のある部局が他にもありますことは、私どもも承知しております。ほとんど五十歩百歩ではないかという御議論もあろうかと思います。しかし今申しましたように、極力しぼろう、いわゆる特定の地位、特定の機関、特定の線、こういうふうにしぼりますれば、憲法に抵触するという論議もなかろうと信じまして、特定の地位ということについて今申しましたように極力しぼろ……

第40回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第14号(1962/04/20、29期、日本社会党)

○島上委員 私は関連質問で、ごく短い時間、二点についてお伺いしたいと思います。  現在の公職選挙法は俗にざる法だといわれております。非常に抜け穴が多い。不十分なところがある。その不十分なところを改正しようというのが、国民の要望でもありますし、選挙制度審議会の答申の趣旨であろうと思います。従いまして、大まかに申しますならば、現在の選挙法について、少なくとも悪質違反につきましてはもっと罰則を強化しよう、買収供応をなくして、選挙違反が封じられるように強化しようというのが答申の精神でもあり、またこれを著しく曲げてはおりますけれども、政府案も強化の方向をとっているものと私ども見ております。政府もまたそう……

第40回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第16号(1962/04/26、29期、日本社会党)

○島上委員 私は総理に、うそを申しませんという言葉を言ったことを思い出していただいて、一つ国民に答えるつもりで率直にお答え願いたい。  今度の自民党修正案が政府原案よりも答申の線に幾らかでも戻ったというならば、私ども賛否は別としまして、わかります。しかし総理が何とおっしゃいましょうとも、答申の線からさらに遠ざかったことは事実です。こまかいことはあとで提案者に質問しますけれども、これは明白な事実です。白を黒とおっしゃってもだめです。読売新聞に三日ほど前に、近藤日出造の漫画が出ておったのを御存じでしょう。ざるの目を一生懸命、どうも高橋君と自治大臣らしいのですが、二人がざるの目を大きくしておる漫画が……

第40回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第17号(1962/04/27、29期、日本社会党)

○島上委員 政府原案に対してももちろん私の質問が残っておりますが、大臣がまだお見えになっていないようですから、最初に、自民党の高橋英吉君外から提出されました修正案について、質問いたします。  この自民党の修正案の提案者であります高橋英吉君は、選挙制度審議会の特別委員として、審議会の審議にも参加されておりますし、審議会の答申の内容についてはもちろん、その根本精神についても十分御承知になっておるはずです。その高橋君からこのような提案をされましたことは、私は意外と申しますか、遺憾と申しますか、はなはだ了解に苦しむところであります。そこで、以下内容について御質問するのでありますが、内容に入ります前に、……


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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 運輸委員会 第5号(1962/08/29、29期、日本社会党)

○島上委員 関連質問。  これは私の記憶がはっきりしておりませんけれども、現在、国内航空で認可しておるものが二十をこえておるのじゃないかと思うのです。小さい、大きいはあるでしょうけれども、たくさんの航空会社があるはずです。しかもそのたくさんの航空会社の経営状況というものは、今後きわめて不安定な状況の中にあるのじゃないか。それで、私どもの考えからしますならば、これらに対してもこのまま放置しておくべきではない。現在もなお認可申請中のものもあるでしょうし、今後も設立しようとする会社も相当数あると予想されると思うのです。こういうものに対してもう少しちゃんとした方針が立てられて、考えられて、その一環とし……

第41回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1962/08/31、29期、日本社会党)

○島上委員 私は、選挙法改正特別委員として選挙法改正問題に熱心に取り組んで参りました篠田弘作さんが担当の大臣になられた機会に、ぜひ大臣から選挙法改正に関する所見をお伺いいたしたいと思います。  まず第一にお伺いいたしたい点は、前国会における選挙法改正は、選挙制度審議会の答申に基礎を置きまして、かなり広範な点にわたる改正でございましたが、当時私たちが指摘いたしましたように、最も肝心な答申の柱ともいうべき点が法改正に取り入れられず、もしくは与党の改正によって答申の趣旨とはほど遠いものにされてしまったという点は、はなはだ遺憾だと存じましたが、その他の改正の諸点につきましても、私ども必ずしも満足なもの……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1963/02/13、29期、日本社会党)

○島上委員 篠田大臣が公明選挙運動に大へん熱を入れておることに対しては敬意を表します。ところが、公明選挙運動に熱を入れて一生懸命におやりになっておりますけれども、そしてまたその効果が全然上がっていないとは私は申しません、効果がある程度上がっていると思いますが、四月の統一地方選挙を前にして、その統一地方選挙の事前運動と思われるような運動、あるいは統一地方選挙でなくても、現に行なわれている知事選挙等、あるいは終わってしまった知事選挙等におきましても、依然として悪質違反がだんだんふえておる、こういう傾向にあることは、これは遺憾千万とも何とも言いようのない事態だと思うのです。けさの新聞を見ますと、警察……

第43回国会 予算委員会 第19号(1963/06/03、29期、日本社会党)

○島上委員 私は、社会党を代表いたしまして、主として総理大臣、その他関係大臣にもお伺いいたしますが、政治の姿勢と選挙に関してお伺いしたいと存じます。  池田自民党総裁が総理大臣になりました直後に、自民党は新政策なるものを発表しております。その新政策には、民意を尊重した公明な議会政治を確立することがすべての政策の前提である、このように強調しております。私もその点においては全く同じように考えております。また総理は、先般の同僚議員の質問に対して、民主政治を確立するには公明な正しい選挙を行なうことがその根本である、このように言われております。その点も私はまさにそのとおりだと思います。しかるに総理大臣は……


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各種会議発言一覧(衆議院29期)

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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 運輸委員会都市交通に関する小委員会 第1号(1961/04/06、29期、日本社会党)

○島上小委員 今、肥田君が質問したことに対して原口さんに納得できるような答弁をしろといってもこれは無理かもしれぬ、僕はこういう意味だろうと思う。たとえばバスについていえば東京都には民間のバス、都営のバス、たくさん入っている。電車もそうですし、地下鉄もそうです。こういうものは乗客、利用者の都民の立場からいえば、どこのバスが入ろうと、どこの地下鉄が入ろうと、国電が入ろうと、とにかく交通が今ふん詰まりの状態にあるのを緩和してほしいというのが切なる希望だし、またそうしなければならぬと思うんですよ。利用者から見れば、どこのバスであってもいい、どこの地下鉄、どこの電車が入ってもよろしいんですよ。ところが、……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会公聴会 第1号(1962/04/09、29期、日本社会党)

○島上委員 小汀公述人は私どもとだいぶ考えが違いますので、その考えの基本的に違う点を私はここで議論しようとは思いません。それは省略しまして、ごく簡単に二、三点を伺いたいと思います。  これは他の公述人の方も触れられましたし、私どもも痛切に感じておりますが、選挙界の現状はだんだん金の選挙になってきている。金によってゆがめられている。そういう弊風がだんだんはなはだしくなってきているということは、これは認めまいとしても認めざるを得ない事実だと思うのです。先ほど長谷部さんからきびしく御指摘されましたが、昭和三十五年十一月の選挙、最も近い衆議院の選挙、その直前に選挙粛正の決議を全会一致で出しておきながら……

第40回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会公聴会 第2号(1962/04/10、29期、日本社会党)

○島上委員 私はきのう来非公式に与党、野党話し合ったように、専門家に対してのみ少し御質問したいと思うのです。  大石さんにお伺いします。実はきのうの公述の中で、選挙野放し論を公述された方がありました。きょうの新聞にも出ておりました。これは、十億でも二十億でも使わしたらいいではないか、そうすれば本人も参ってしまうだろうし、国民も自覚してそういうものを二度、三度選ばなくなるからというようなことで、私はこれもあるいは一つの見識かもしれぬと思います。しかし、少なくともこの考えは国民の多数のとらざるところであろうと思います。大石さんの御意見を伺っておりますと、ものの考え方の基本はその野放し論と共通のよう……



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データ更新日:2023/02/05

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