川崎秀二 衆議院議員
26期国会発言一覧

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川崎秀二[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは川崎秀二衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院26期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
川崎秀二[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院26期)

川崎秀二[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 外務委員会 第20号(1953/07/27、26期、改進党)

○川崎委員 私は先ほど委員長の言われました通商航海条約、あるいは国際情勢という問題でなしに、本日基地問題で論議のありました際に、特に並木理事を通じて、日本の自主性喪失に関連する緊急の質問として、提起をしたいという申出をしておつたのであります。その点を十分に御了承の上で、委員会を運営せられんことを希望いたし、質問に入りたいと思います。  まず岡崎外務大臣に伺いますが、インターナシヨナル・ホテル・コーポレーシヨンなるものが、最近ハレス・ハイツの場所に国際ホテルを建設するということの仕事を進めておるようでありますが、あなたは官房長官時代、すなわち一九五一年、この問題につきまして、閣議決定をされた覚え……

第16回国会 議院運営委員会 第8号(1953/06/19、26期、改進党)

○川崎委員 ただいま委員長からお話がありましたように、改進党としてでなく、三重県選出議員の意のあるところをこの際皆様方にお願い申し上げたいと思うのであります。  前議員尾崎行雄先生には、御承知のように明治の国会開設以来、すなわち第一回国会から前国会まで六十余年引続き当選され、世界に類例のない憲政の功労者としてわれわれの尊敬しておる大先輩でありますが、今回不幸にも落選をされたのであります。われわれとしてはこの先輩に対し、何とかして先生の今日までの国家並びに憲政に対する功労に報いたいと考えておつたのであります。本院では、勤続二十五年以上になれば永年在職議員として院議をもつて表彰されるのであります。……

第16回国会 予算委員会 第7号(1953/06/22、26期、改進党)

○川崎委員 岡崎外務大臣に出席をお願いしたい。総理大臣から全部御答弁いただけるならよろしゆうございますがね。
【次の発言】 来る見込みはありますか。
【次の発言】 私は予算委員会野党質問の先陣を承らしていただきまして、ここに総理大臣を中心とし関係閣僚に対し、本会議の施政方針演説に対する各派代表の大臣との質疑応答において、なお明白にならなかつた重要問題の論議を一歩前進させまして、特に時局の焦点と合せつつ、その所信をたださんとするものであります。  まずお伺いしたいのは、吉田内閣総理大臣の施政方針演説では、わが国が独立後一年を迎えて数箇月を経、独立いよいよその基礎を固めなければならぬ段階にあたつて……

第16回国会 予算委員会 第10号(1953/06/25、26期、改進党)

○川崎委員 ただいまの御答弁によりましてアメリカ政府当局においては、先般去る三月十一日から六月六日にわたる間に、下院外交委員会で行われたMSAに関する証言の記録について、その用いた言葉についての訂正が昨日あつたようであります。その点は了承いたします。こちら側の工作であるかどうかは知りませんが、向うが訂正してくれるというならば、吉田内閣にとつてはたいへんおめでたいことであると敬意を表しておきます。しかしながら問題はあなたが今まで言つておつたいわゆる事務研究の段階である、あるいはこう言つておりますね、正式にしろ、予備にしろ、一切折衝したことはないということは、私としてはまだ了解が行かないのです。と……

第16回国会 予算委員会 第11号(1953/06/26、26期、改進党)

○川崎委員 午前中の予算委員会においてMSAに関連する外務省の口上書というものに対して、アメリカ合衆国政府の訓令に基いて、東京におけるアメリカ大使館が回答した文書なるものが発表せられたのであります。MSA問題に関しては従来政府は一切の交渉が行われておらなかつたのだから仮定の事実には答えられない、あるいはまたそれが正式の文書をもつて提案されたときに初めてわが国の方針を述べると吉田総理大臣は仰せられたのであります。――仰せられたのであります。(笑声)よつて本日は私はあまり主張は述べませんから、従つて総理大臣の方から十分に納得の行くようにお話を願い、かつ今後の日本の方針を明示してもらいたいと思うので……

第16回国会 予算委員会 第14号(1953/07/03、26期、改進党)

○川崎委員 私は議事進行に関する緊急質問を行いたいと思うのでありまり。去る六月二十六日、当予算委員会におきまして、武藤運十郎君より提出せられました動議に関連してであります。これは目下審議中の二十八年度総予算案に重大な関連のある事項でありまして、第一に、木村保安庁長官が過般来言明をいたしておつたところの警備五箇年計画の内容を、すみやかに当委員会に提示すべしということと、第二は保安庁二十八年度の予算に関し、当初の要求額と査定内容を、当委員会に対し、予算審議上の参考資料としてすみやかに提出されたいということであつたのであります。委員会はこの動議を採決の結果、多数をもつて可決をいたしたのでありまして、……

第16回国会 予算委員会 第16号(1953/07/06、26期、改進党)

○川崎委員 議事進行。
【次の発言】 ただいま河野一郎氏と総理大臣並びに通産大臣に関する質問応答を聞いておりますと、総理大臣はもちろんお答えがない。かわつて出て来たところの通産大臣、外務大臣も河野氏の提起した重大な問題に対し、何ら確答がないのであります。ことにその内容の重大なることは、日米間の債務の問題であつて、それは朝鮮事変――一昨々年六月以来の日米間の契約に対して不履行な点があつたから、五千万ドルに及ぶところの債務をアメリカ軍が負つておる。しこうしてそれは今通産大臣の言葉によるならば、総司令部はこれを確認しておるということであります。われわれはこのことを聞いたのはこの席上において初めてであ……

第16回国会 予算委員会 第18号(1953/07/08、26期、改進党)

○川崎委員 私はすでに本予算委員会で種々な問題について伺いましたので、大した質問もないのであります。ただ警備計画に関連して二、三伺つておきたいと思うのであります。  昨日木村保安庁長官は警備計産の内容について遂に御発表がありませんでした。はなはだ遺憾なことと思うのでありますが、すでに総理大臣の手元にはこれが提出をされており、従つて木村試案というものがあることだけは明らかであろうと思うのであります。この試案を発表されなかつたのは、これを秘密にされておる方がよいのか、あるいは部内の意見がまだとりまとまつておらないから発表しない、こういう意味でありますか。その意味するところをまずお伺いいたしておきた……

第16回国会 予算委員会 第20号(1953/07/10、26期、改進党)

○川崎委員 ただいま門司君と木村保安長官の一問一答の中に、直接侵略に対抗するところの自衛力というものを持つことはアメリカでも認めておる、こういうお話であります。私はしばしば木村保安長官の答弁を聞いておりますが、ときには直接侵略に対抗するものを持たなければならぬと言つたり、あるいはこれは単なる国内治安のものであると言つたり、少しも一定性がないのであります。本日ラジオのニユース並びにUP通信によると、重大な報道がワシントンから報道されておる。それはダレス長官が昨日のアメリカ国会における証言の中で、日本は今度の予算において陸軍十箇師団の編成を整備し、これを国会にかけて予算案を審議中である、従つて、日……

第16回国会 予算委員会 第23号(1953/07/14、26期、改進党)

○川崎委員 関連質問があります。
【次の発言】 先ほど中村委員によつて提起されました新しい問題は、かなり重要なものを含んでいると思うのであります。旧日本の南洋委任統治地域の領海、すなわちマリアナ諸島、ウエーキ、ポナペ、トラツク諸島等の周辺で沈没した船の所有権の問題と、この沈船の引揚げの問題は、かねてアメリカ側と日本側との間において、これをいかにするかということについて、研究が重ねられて来たと思うのであります。ところが一昨年ハワイの高等弁務官が旧南洋海域の沈船の入札を公表して、そうして入札をする直前にこれがとりやめになつたといういきさつがあります。それは平和条約が成立して、平和条約第四条によつて……

第16回国会 予算委員会 第25号(1953/07/17、26期、改進党)

○川崎委員 改進党の是々非々主義というのは、御承知のごとく国会の審議を通じて、いい法案、いい議案、いい予算案には賛成をするし、修正をすべきものがあれば修正をする、しかしてこれは国家のためにはならぬと思いますものについては当然正面から反対をする、これが是々非々主義の真骨頂であると考えております。従つて今回修正をいたしました予算につきましては、元来自由党政府が提案いたしたものでありますから、わが党として受入れられない部分については修正をいたします。従つて修正部分については共同の責任があるものと考え、この予算の執行につきましても、十分に政府を監督するつもりであります。


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 建設委員会 第45号(1954/10/29、26期、改進党)

○川崎委員 私は本日は建設委員の番外でございますが、ぜひ小澤建設大臣の所見を承つておきたいことがあります。  昨年臨時国会が召集されて、災害復旧に対する問題をテーマとして行われたのは御承知の通りであります。しかるに、今日、ただいまこまかい災害復旧に対する報告がありましたが、災害復旧に対する基本的な政策、つまり三党協定の精神というものが、必ずしも遵守されておらない。三党協定というのは、保守党三派の申合せではあるけれども、しかし、その背後によつて立つところのものは、各政党が超党派的に農林、建設その他の委員会を総動員して、そうして三年間に四千数百億という数字は、災害復旧のためには絶対に必要だ、これを……

第19回国会 文部委員会 第32号(1954/05/21、26期、改進党)

○川崎委員 野原君の議事進行に関連してのけじめをつけておかねばならぬと思いますので、発言を求めた次第であります。本日の文部委員会は数日前から免許法その他重要な法案についての、委員会の開催の要求をされておつたにかかわらず、いかなる内部事情であるか、委員会の開催が遅れた。これは自由党内部のことでありますから、あえてこの席上でせんさくをして、それらの理由を追究はいたしません。しかしながら、本日委員会が開かれるということは、公報に掲載されており、午後二時の開会が午後八時十何分になつたということは、近来まれに見るところの委員会に対する文部大臣の軽視の現われであろうと私は思う。ことに私は成規の手続をもつて……

第19回国会 予算委員会 第2号(1954/02/02、26期、改進党)

○川崎委員 私は予算質問に入りまする前に、国家国民にとつて、はなはだ不祥なる事態が惹起されようとしておるその問題について、総理大臣に対し所信を伺いたいのであります。  昨夜のラジオを聞き、また本日の新聞を見まして、国民の政治に対する痛憤は、非常に高まつておると思うのであります。すなわち、今国会開会前より、あるいは造船疑獄の問題といい、保全経済会に対するところの問題といい、国民は非常なる関心を持つて、この事態をながめておつたのであります。政府は第一次吉田内閣成立当初から、綱紀粛正を看板として来た。来る国会も、来る国会も、総理大臣は施政方針演説の冒頭に綱紀粛正、官紀の粛正をうたつて来られたのであり……

第19回国会 予算委員会 第3号(1954/02/03、26期、改進党)

○川崎委員 ただいまの最後の言葉がよくわかりませんでしたが、一番最後の一億ドルというのは、アメリカの、あるいは国色の対韓復興計画の特需がそれだけあるということですか。それとも、日本が大体見込んでおるのがそれくらいだということですか。
【次の発言】 ただいま外務大臣はお留守でありますが、韓国に対する特需については、昨日私が質問してから、わが方とアメリカ大使館との間には相当はげしい往来があつて、そうしてゆうべ夜おそくアメリカ大使館から大体この程度だということに対する回答が来ているはずなんです。それによると、本年度の韓国の復興特需は、第一にアンクラ、すなわち国際連合朝鮮復興援助資金が一億三千万ドル、……

第19回国会 予算委員会 第7号(1954/02/08、26期、改進党)

○川崎委員 ただいま委員長から中間報告のありました三木武夫氏の先般の発言について、一言だけ議事進行に関して申し上げます。三木氏の発言は一身上の名誉に関する重大な発議であります。私はこれに関する内容については、今日各般の関係上申し上げませんが、三木氏が殖産金庫の顧問であるかいなか、法務大臣のすみやかなる調査をとられることを、委員長より善処されんことを要望いたします。
【次の発言】 私はこの間の質問の際に、小麦の問題を聞きたいと思つておつた。それは私が昨年の十月ころからずつと追いかけておつた。私は農村問題の専門家でないので、よく事情がわからない。しかし財政上の問題からこれを追いかけておると、相当大……

第19回国会 予算委員会 第9号(1954/02/10、26期、改進党)

○川崎委員 譲与進行に関する発言を求めます。
【次の発言】 一昨日私から申し出ました件について、委員長を通じ、法務大臣より御答弁を促したいと思います。その件は三木武夫氏が日本殖産金庫の顧問であるかいなか、ほかのことはいりませんから、顧問であるかいなかという一点について、明快なる御回答を願いたいと思います。

第19回国会 予算委員会 第10号(1954/02/11、26期、改進党)

○川崎委員 ただいまの問題について少しく詳細に伺いたいと思います。芸能人、それからスポーツ関係の者を呼ばないということですが、昨年のごとき、たとえばベース・ボールを二組も呼んでいる。ナシヨナル・リーグとアメリカン・リーグの二つを、新聞社等の関係もあつたと思うけれども呼んで、実にばかばかしい騒ぎをするようなことは、スポーツ人としても考えなければならぬ問題です。従つてこういうプロ競技の来訪に対しては今後相当な斧鉞を加える必要があると私も思つている。しかし、アマチュア競技、ことに今回行われるような国際的意義の背景があり、さらには賠償の問題、戦犯等の関係から見ても、日比関係の親善の上に重大な影響を与え……

第19回国会 予算委員会 第14号(1954/02/18、26期、改進党)

○川崎委員 資料の要求をいたしておきます。本日私は午後一般質問の残りがありますので質問をさせていただくことになつておりますが、日英支払協定に伴う日本とイギリス並びにイギリス連邦諸国あるいは植民地関係、その他のポンド地域に対するところの輸出入の数字というものが今日注目の的になつておるわけでありますから、従つてこの輸出入の地域別、品種別積算の基礎をぜひ本日午後二時半くらいまでに提出をしていただきたい。もし印刷物が間に合いませんでしたならば、印刷物でなくてもよろしいから、私の質問の際に十分に答弁ができるようにあらかじめお願いをいたしておきます。

第19回国会 予算委員会 第16号(1954/02/20、26期、改進党)

○川崎委員 関連質問……。ただいまの韓国巡視船の「さど」の捕獲ということは、従来の漁船問題でさえ日韓関係に非常に大きな影響を与えておるのにかかわらず、こういう海上保安庁の巡視船までが実力をもつて捕獲をされるというような事態に到達すると、非常に日韓関係について深い憂慮をしなければならぬ段階ではないかと私は考えるのであります。その意味では、わが国は、独立して以来自衛の措置について、国内をあげての最大の問題になり、今までこれが政治の中心問題として国民に関心を持たれておる。ことに先般の国会において、木村保安庁長官は、中曽根委員の質問に答えて、日本海沿岸における防備態勢は十分か、それは漁船の捕獲などは李……

第19回国会 予算委員会 第17号(1954/02/22、26期、改進党)

○川崎委員 ただいま中曽根君と政府閣僚との質疑応答を聞いておりますと、この問題は政局に関し、吉田内閣成立以来、その存立に関連しても重大な問題が惹起しつつあることを承知するものであります。すなわち衆議院が許諾を求められておる有田二郎議員の問題に関して重大な関連を持ち、かつ新たなる発展を示唆する問答が投げられ、中曽根議員は造船疑獄の中心課題たる造船割当に関し、その最高責任者たる運輸大臣が関係しているという疑惑があるということを、発言いたしておるのであります。神聖なる予算委員会の席上において、かかる重大な疑惑を投げられたということは、目下世間の耳目を集めつつある造船問題のキー・ポイントがここに投げら……

第19回国会 予算委員会 第24号(1954/03/17、26期、改進党)

○川崎委員 ただいま西村君から種々質疑がありましたので、私は常識的な問題はこの際お尋ねをいたしたくないと思うのであります。ただ外務大臣が今度のような重大な惨害に対してどういう見解のもとに措置をとられておるか、これをぜひともお伺いをいたしたいと思います。問題は国際法に触れて来る問題でありますが、一体今度の事件の起つた地域は、米国政府は太平洋信託統治協定の条項に基いてエニウエトク環礁とその領海を閉鎖区域としておるということが言われておりますが、外務大臣は今回起つたところは、これは国際法上公海でありますか、それともあるいは委任統治のわくの中における公海と目されておるか、その点をまず伺つておきたいと思……

第19回国会 予算委員会 第25号(1954/03/18、26期、改進党)

○川崎委員 先ほど来佐竹委員より造船疑獄の問題、あるいはその他のいろいろな問題に関連して、犬養法務大臣の動きについて種々言及されたのでありますが、その中には犬養法務大臣がこの委員会に出席しておらなければ、どうしても奥州がわからない車夫な問題も含んでおります。犬養法務大臣はたいへん夜の仕事の忙しい人ですから、先ほど来笑い声をもつて委員は対処しておる。しかし笑い声というものはつまりその人の性格を知つておるから笑つておるだけであつて、そのことは法務大臣としては許すべからざることであると私は思つておるのであります。法務大臣の今日の欠席は、足の捻挫によつて、病状診断も出ておりますから、手続の上においては……

第19回国会 予算委員会 第26号(1954/03/19、26期、改進党)

○川崎委員 ただいまの西村直己君の御発言もきわめてごもっともなところもあります。また佐竹委員が一番早いニュースとして、そういうものをつかんで御質問になったというならば、私は今日造船疑獄の問題に関連して、日平産業というものが兵器増産並びに新警備船の注文等に関連して、造船疑獄とも深い関連に立っておる会社であるということも承知をしておる。そうしてそれには相当な疑惑がある。しかも日平産業触るものの、昨年以来の会社の動き方というものをしさいに知る者としては、当然これに対して疑惑がかけられるのは必然の勢いであります。従ってもしその間にそれほど多額の金が動いた、しかもそれが造船疑獄と関連しての問題であるとす……

第19回国会 予算委員会 第27号(1954/03/20、26期、改進党)

○川崎委員 本予算案は、今日としては大した政治的意味を持たぬものであります。しかしながら昨年第十八国会において義務教育費国庫負担法の臨時特例に関する法律案が出されまして、これが不成立に終つた跡始末でありますが、当時主としてわが党の主張に基くものであり、自由、社会両党ともこれに同調して遂に不成立に終つたいきさつを考えますと、この予算の提出はきわめて妥当であります。しこうして輸入食糧価格調整補給金、国債諸費、保安庁経費等既定経費の不用見込額をもつてまかなおうとしておることは、これまた妥当であろうと思うのであります。一々政府の言うことに文句をつけるということは、われわれとしてはとりませんので、この際……

第19回国会 予算委員会 第32号(1954/06/02、26期、改進党)

○川崎委員 きようは国政調査に関する件ということで、予算委員会が久々に開かれたのでありますが、本院では予算が通過しましてから二月余り、ほとんど会議を開いておりませんけれども、その間経済情勢には大きな変化があり、また国内、国際両方の関係を通じて、財政政策も相当変更を加えなければならないものがあるのではないかと思われるのであります。本日はまず、総理大臣の渡欧米というものがきまつておるにもかかわらず、いまだに首相から外遊の目的が、また使命が発表されないのははなはだ遺憾に思います。しかしながら承るところによれば、明日午後衆議院の本会議において、今回の渡欧米の目的等について所信の表明があるそうであります……

第19回国会 予算委員会 第33号(1954/06/03、26期、改進党)

○川崎委員 ただいまの質疑応答を聞いておりますと、フレツクスボードの製造は日本ではできないということでありますが、フレツクスボードだけでも日本でもできる業者は、私はあると思う。ところがフレツクスボードというものは、それだけ日本に需要量があるのか、むしろ普通の石綿スレートといいますか、これに進出することの目的で、今まで日本にあまりなかつたフレツクスボードというものを一つの足がかりにして外資導入ををしよう、進出をしようということが、今度の日米石綿社設立趣旨のようにわれわれは考えられてならない。そのことが結局普通の石綿スレートの製造に非常な打撃を与えることになつて、中小企業者が苦しみを受けるというの……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 予算委員会 第1号(1954/12/02、26期、日本民主党)

○川崎委員 私は吉田総理大臣に予算委員会、本会議で質問するのはこれが最後になるものだと、大体予測いたしております。  顧みれば昭和二十四年以来十数回にわたって、吉田総理大臣の御教示を受けておりますことは、まことに感謝にたえざるところでありまして、この国会において非常に御育成をいただきましたことを感謝をいたすものであります。  まず総理大臣に質問をいたしたいことは、この春私が予算委員会の冒頭で質問いたした際には、ちょうど保全経済会事件が突発したころでございました。冒頭に質問いたしたことに対して総理大臣の御答弁は、疑獄事件の内容がわかったならば――全貌という言葉をお使いになりましたが、全貌が判明す……


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各種会議発言一覧(衆議院26期)

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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 予算委員会公聴会 第1号(1953/06/29、26期、改進党)

○川崎委員 土屋さんにばかり質問を集中されておるので、まことに恐縮でありますが、あなたは一番公正なる立場に立つての公述人でありますから、質問が出るのも当然と思いますので、ごかんべんを願い、質問をしたいと思うのであります。私は専門的な問題でひとつお伺いをいたしておきます。  社会保障の経費についていろいろ御論議がありまして、私どもの意見と大体同一なのでありますが、特にこの際お伺いしたいことは、先ほど社会保障の経費は本年八百十億である、予算の規模からしてそのパーセンテージは七%であると御指摘であります。社会保障の経費はここ数年来七%から八%、昨年少しく出ましたが、また本年縮まつたような形になつてお……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 予算委員会公聴会 第2号(1954/02/13、26期、改進党)

○川崎委員 社会保障の学的権威である近藤博士に対して、社会保険の統合問題について少しくお尋ねをしたいと思つております。  現在わが国には、社会保険の中核としては、健康保険、国民健康保険を中心にして、さらに各種の保険があるわけですが、ただいま滝井君の指摘されたように、なるべくこれを統合して行く、そうしてむだな費用を省いて行くことが必要であることは、われわれもかねて、痛感しているところで、社会保障制度審議会の第一次勧告もその線に沿つて行われたことと思うのでありますが、今社会保障の対象から一番漏れているのは、何といつても国民健康保険が適用されておらない中小企業者、農民、各町村によつては、これを強制的……



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データ更新日:2023/02/05

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