このページでは川崎秀二衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。
○川崎(秀)委員 岸総理大臣は、先般各国の視察におもむく議員団のうち、自由民主党関係者の送別会に臨まれまして、現下の国際政局に臨む日本の態度及び議員団への要望について見解を発表されたと聞いておるのであります。私はその内容をつまびらかにいたしませんが、ここにお伺いしたい第一の点は、ここ一カ月以来の中東異変その他世界政局の動きは、まさに岸内閣成立以来最も重大な時期を迎えた観があるのであります。中東の異変は決して対岸の火災でないことは、第二次大戦前とは違いまして、世界政局は国連を中心の舞台として動き、われわれはアジアにおける唯一の代表的理事国であるからであります。 私はまず、昨日御連絡を申し上げて……
○川崎(秀)委員 文部大臣がおられませんので、政務次官にお尋ねをいたしたいと思います。 八月の半ば過ぎであったと記憶いたしますが、たまたま国立競技場の評議員会が新たに構成されまして、私はわが党の幹事長川島正次郎君並びに社会党の書記長の淺沼稻次郎氏とともに、新たに国会を代表しまして評議員に就任をしたのであります。その際国立競技場の明年度の予算あるいは文部省関係のスポーツ振興費の問題が爼上に上りましたときに、文部大臣も御列席ではありましたが、発言をいたしまして、明年スポーツ振興のために相当の額を計上すべきであって、従来のような消極的な政策ではいけない。ことにアジア大会において日本が非常な成功をお……
○川崎(秀)委員 文部大臣に対しまして、文教政策あるいは文化政策といった方が適当でありましょうけれども、二、三お伺いをしてみたいと思うのであります。昨日、私は、ここのところずっと問題になっておりますオリンピック後援会の清算をするための会議に招集を受けたわけであります。私はオリンピック後援会の理事をいたしているそうであります。そうでありますというのは、実は昭和二十九年以来招集を受けておらぬという驚くべき会合であるわけでありますが、昨日に至って、不正事件の跡始末をするために、昨日の午後二時から東京丸の内の丸の内ホテルで清算人の報告を受ける評議員会、こういう名目で会合が行われたのであります。予算委員……
○川崎(秀)委員 総理大臣のお時間があるそうでありますから、ただ一言だけ伺っておきます。私の得ました情報によりますと、最近日本とイランの貿易は一つの障害に当たっておるように聞いております。それは日本とイランの貿易は日本側として年間五千万ドルの輸出をいたし、また向こう側からは約二千百万ドル見当の一方的輸出となっておるのであります。これに対しまして最近におきましては、イラン側ではビスコース・ソーダ工場の建設に千八百七十万ドルの延べ払い輸出の認可であるとか、あるいは二千万ドルのクレジット・ラインの設定を要求してきておるというのでありますが、大蔵大臣にも聞いてもらいたいけれども、どうも大へん大蔵省側の……
○川崎委員 私の質問は、災害対策と貿易の自由化をめぐって、これが二つの柱であります。 まず総理大臣にお伺いをいたします。政治の大本は正しきにあり、そうして民の憂えに先んじて憂え、民の楽しむ後に楽しむ、いわゆる先憂後楽の精神というものは、単に水戸光圀公の故事にはとどまらぬのであります。常に為政者のもって手本とすべきかがみであると私は考えておるのでありますが、今回の伊勢湾台風の惨害は、台風直後にも事態の重大性を伝えまして、ああいう重大な異変は、最初の報道よりも二回目、三回目とだんだん深刻になるものが、実は一番惨苦が多くなるという予想もできるのでありますから、総理はあの報道を聞いたとき、率先民の憂……
○川崎(秀)分科員 国会の議院運営委員以外には一般議員はあまり知らぬものですから、少しこの機会に伺っておきたいと思うのであります。
衆議院の庶務部長に伺いますが、衆議院議長の公舎、それから参議院議長の公舎は、今度の予算に計上されていると思いますけれども、いつ工事に着手をして、完成をするのか。
【次の発言】 明年は列国議会同盟の国際総会が東京で開かれる予定になっておると私は聞いておるわけです。従って、でき得ればその時期までに衆議院議長公邸並びに参議院議長公邸が完成した方が望ましいと考えるのでありますが、大体そういうことを予定しておりますか。
○川崎(秀)分科員 時間もないことですから、簡単に伺います。
国立劇場の予算は二千数百万円で、三千二百万円が削られたわけですね。これで設計費は足りますか。
【次の発言】 今までの費用はどうしたのです。
【次の発言】 繰り越しはもらえなかったんですか。
【次の発言】 というと、国立劇場の規模が問題になるのです。三十四億くらいのものをあなたの方では出しておると思うのです。その意味で大体設計費というものは、どうしても諸雑費を入れれば一〇%くらいになるのじゃないですか。そういう懸賞募集じゃないですか。してみると、二千六百万円じゃ足りないのじゃないですか。
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