川崎秀二 衆議院議員
24期国会発言一覧

川崎秀二[衆]在籍期 : 23期-|24期|-25期-26期-27期-28期-30期-31期-32期-34期
川崎秀二[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは川崎秀二衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院24期)

川崎秀二[衆]本会議発言(全期間)
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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 衆議院本会議 第24号(1949/04/30、24期、民主党(第九控室))

○川崎秀二君 労働法規改正の是非が世論の対象となりましてから二年ほどになります。ここに吉田内閣によりまして労働組合法、労働関係調整法の一部を改正する法律案の提出を見たのでありまするが、この改正案は、去る二月中旬労働省試案として一般に公表されたものとは、著しい変貌を見ておるのであります。私は、まず政府はいかなる心構えと方向に基いて労働法規改正に手をつけ、さきに反労働者的性格の濃厚な試案をし、その後一轉して、今次の改正案になつたか、改正の重点をどの点に置いたか糾明いたしたいと思うのであります。  現行の労働三立法は、終戰後倉皇の間につくられたものでありますから、もちろん完璧な法律とは言いがたいもの……

第5回国会 衆議院本会議 第26号(1949/05/10、24期、民主党(第九控室))

○川崎秀二君 民主党としての簡單なる賛成の意思を表明いたします。  今日スポーツの振興について特に強調しなければならない問題に二つあると思うのであります。その一つは、スポーツの真髄でありますところの、先ほど以來御強調にはなりましたが、フエア・プレーの精神というものは、ひとり青少年のみでなく國民一般に浸潤をする、これが一番かんじんなスポーツ振興の眼目でなければならぬと考えるのであります。競技はもちろん勝敗がございます。しかしながら、勝ちさえすればいかなる手段を用いてもいいというような考え方は、戰後の日本からは拂拭されて行かなければならぬと、私は強く考えるのでります。オリンピツク大会の始祖でありま……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 衆議院本会議 第17号(1949/11/26、24期、民主党(第九控室))

○川崎秀二君 民主党野党派は補正予算に反対するものでございます。(拍手)  今回の予算につきまして、政府はドツジ・ラインを堅持した均衡予算であると言つておりますが、その実体は、第五国会において成立を見ましたデフレ的総予算によつて起つたところの金融の逼迫、産業の萎靡沈滯、失業者の増加によりまして不景気と社会不安が起り、加えて全国各地の災害のために、遂にこれを修正せざるを得なくなつた政府の申訳的予算でありまして、依然としてデフレ傾向の強いことから、われらは反対するものでございます。  過ぐる第五国会におきまして、わが党は、この日あることを期し、すでに修正案を提出いたしておるのでございます。今回の補……

第6回国会 衆議院本会議 第20号(1949/11/29、24期、民主党(第九控室))

○川崎秀二君 私は、野党各派を代表し、幣原衆議院議長に対する不信任案の趣旨弁明をいたさんとするものでございます。
【次の発言】(続) 昨日の本会議におきまして、わが国漁業界の改革と発展に重大なる関連を持ちますところの委員長報告にあたりまして、石原水産委員長は、報告の終了に際し、漁民の陳情に言及し、━━━━━━━━━━━━━━━━━
【次の発言】(続) ━━━━━━━━━━━━━━━━、漁民諸君がさしあたる難局に屈せず、不撓不屈の精神をもつて御努力あらんことを祈る、というようなことを述べまして、満場を唖然とさせたのでございます。(拍手)  元来委員長報告なるものは、委員会における経過と結果につい……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 衆議院本会議 第24号(1950/03/10、24期、民主党(第九控室))

○川崎秀二君 私は、民主党を代表し、昭和二十五年度総予算案に反対するものでのります。  今回の一般、特別両会計並びに政府関係機関の予算案を目して、政府は昭和六年以来の均衡予算と称し、復興と安定の両性格を滞びたものとして自画自賛をいたし、しきりに楽観説を放つておりまするが、その実体はまつたくこれに反し、二十四年度予算に引続くデフレの傾向は依然として濃厚であり、予算の根底をなす財政対策は、弱肉強食、冷酷無情の自由資本主義の姿を随所に現しているものと申さなければなりません。(拍手)  反対理由の開陳に先だちまして、わが党初め国民協同党並びに新政治協議会は、総予算の性格が、資本の蓄積に名をかりて、経済……

第7回国会 衆議院本会議 第35号(1950/04/08、24期、民主党(第九控室))

○川崎秀二君 私は、電波関係三法案の修正案に対しまして、大局的見地から賛成するものであります。  今回国会に上程になりました三法案は、いずれも終戦直後以来、電波と放送がいかにすれば最も民主的かつ公共の福祉に適合するかという角度から、政府当局と関係方面において四年越しにわたるところの折衝が重ねられて来たものでありまして、その間における立案者の苦心は、十分にこれを認むるものでございます。  電波法案並びに公聽会の論議を十分に絞り込みまして、各党の修正案が通つたわけでありまするから、もはや論議の余地は少ないようであります。ただ問題は、電波法は決して電波の統制法ではんくして、電波の保護法であり、かつ空……


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 衆議院本会議 第4号(1950/07/15、24期、国民民主党)

○川崎秀二君 私は、国民民主党を代表いたしまして、吉田内閣総理大臣の施政方針演説に対し総理並びに関係閣僚に総括的質問を行わんとするものであります。  参議院議員選挙後、わが国内外の情勢は著しく変貌を来し、講和問題の進展、共産党幹部追放問題を経て、最近隣邦韓国は北鮮軍の侵入を受けるに至りまして、わが国を囲繞する四辺の情勢は、まさに終戰以来最初の重大なる異変に包まれているのであります。このことは、世界のいずれの国にも劣らぬ平和国家たることを最高の理想とする日本にとりまして。試練の日が眼前に迫りつつあることを意味するのであつて、このときこそ、一国を率いて立つ総理大臣は、世界平和に対する燃ゆるがごとき……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 衆議院本会議 第8号(1950/12/04、24期、国民民主党)

○川崎秀二君 目下今国会の中心題目として上程されております補正予算案は、日本を初め全世界の視聽を集めて、国民関心のもとにその審議が続行されておるのでございます。しかるに本委員会の最初から、與党側は数を頼んで暴力的なるところの運営を行つて参りました。しかして本日その最終的段階にあたつては、驚くなかれ、各党の党議決定を待つことなく、あまつさえ、占領下当然のこととして各政党が折衝を開始いたしておるところの修正案の成否をも見ずして突如として討論採決に至るなどというがごとき暴挙は、いまだかつてなき暴力的政治の出現でございます。  二、三日前から最も大きな政治問題となつて参りました地方財政に対する平衡交付……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 衆議院本会議 第8号(1952/01/26、24期、国民民主党)

○川崎秀二君 目下国会に提出中の予算書は、明らかに財政法に背反し、憲法に背反するところの重大な疑義を含んでおるのであります。これは、今回提案を見ました昭和二十七年度一般会計予算書の第四十六ページに継続費というものがあります。その継続費は、北海道開発事業として、幾春別川総合開発事業費二十億を含みまして、本年度の費用として五億を計上し、また鬼怒川外二河川の総合開発事業費として四十六億四千二百四十万円を計上しまして、本年度十四億七千八百五十万円を計上いたしておるのでありますが、このことの出て来ました法律的根拠というものは、きわめて奇々怪々でありまして、想像するに、これはただいま参議院で審議中の財政法……

第13回国会 衆議院本会議 第18号(1952/03/04、24期、改進党)

○川崎秀二君 ただいま私に対しまする懲罰の案件が出されておりまするが、元来国会議員は、議事の進行につきまして重大なる問題が惹起いたしました際には、発言を求める権利は自由に許されておるのであります。(拍手)私は、去る一月二十六日、再開後の国会の冒頭に起りました予算案の財政法背反並びに憲法違反の疑義の問題につきまして議事進行の発言を、議長の手元に正式の書類をもつて求めたのであります。従いましてこれは適時かつ適法の発言であるととは間違いありません。(拍手)  しかも、衆議院規則第百二十九條を見ますると、「議事進行に関する発言は、議題に直接関係があるもの又は直ちに処理する必要があると認めたものの外は、……

第13回国会 衆議院本会議 第41号(1952/05/13、24期、改進党)

○川崎秀二君 ただいま提案の趣旨弁明にもありましたように、労働三立法は、わが国終戰後にできましたるところの法律といたしまして、労働組合の結成を援助し、労働者の基本的人権を認め、かつ労働者の今後日本におけるところの地位を規定したものでありまして、これが終戰後のわが国の再建に著大なる効果を上げたということは、労働大臣みずからも認めておる通り、今日では国民の何人もこれに疑いをさしはさむものはないのであります。しかるにかかわらず、この労働三立法に関しまして今回政府は、一部の改正であるとはいうものの、労働関係調整法のごとく、労働者の基本的人権並びに中央労働委員会の中立性の維持というものに対して大きな疑点……

川崎秀二[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院24期)

川崎秀二[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 外務委員会 第6号(1949/04/13、24期、民主党(第九控室))

○川崎委員 これは最近に起つた事件でありますけれども、大した政治的な問題ではないので、一應お伺いをしておけばけつこうです。去る一月八日のことであります。兵庫縣西宮にあります浪速精機株式会社という伸銅機をつくつておる会社がありますが、その上空を演習飛行中であつたB二六が墜落をいたしまして、一瞬にして同工場は全燒いたしました。そのために工場の労働者三名は即死をいたし、さらに十数名の者が重軽傷をしたという事件であります。損害は時價にして二千五、六百万円から三千万円に上るという事件が突発をいたしたのでありますが、それに対して政府からの補償はどういう形で取扱われて行くかということをお伺いしてみたいと思う……

第5回国会 議院運営委員会 第10号(1949/03/31、24期、民主党(第九控室))

○川崎(秀)委員 ただいま坪川君から議席がわかれることに異議はない。ただ民主党の党名の使用その他については愼重な考慮を要するということが、どういう意味であるかよくわかりませんが、愼重に取扱わなければならぬということは、私どもも皆さんにお願いしたいと思います。ただ問題はきわめて明瞭な事実に基いての御査定をいただきたいと思うのでありまして、院内における交渉團体の名称ということだけではなくして、政党の活動は院外活動にも大きな影響があるのであります。わが党としてはすでに党大会を開いて、民主党本来の立場というものは、今回野党に立つたものが正当な立場の保持者であるということを確認いたしておりますので、それ……

第5回国会 労働委員会 第2号(1949/03/26、24期、民主党(第九控室))

○川崎委員 公共企業体労働法の施行期日の問題に対しましては、政府の提案通り賛成するものでございますが、私はこの際労働委員会を通じて政府に対し、施政方針の演説をすみやかに行えという要望を付しつつ、本案に賛成をいたしたいと思うのであります。  公共企業体労働関係法の一部を改正する法律案の今回の提案は、申すまでもなく、ただいま労働大臣から説明がありました通り、日本專賣公社法及び日本國有鉄道法の施行期日を六月一日に延期をする、これと符節を合す関係があるというので、四月一日を六月一日に改めるということであります。前國会において提案になつた公共企業体労働関係法には、私ども民主党も賛成をいたしました。日本経……

第5回国会 労働委員会 第3号(1949/03/30、24期、民主党(第九控室))

○川崎委員 先ほど以来この席上で、初めて質疑應答が繰返されたというのでなくして、すでに事前に打合せたかのごとき質疑應答を謹聽いたしておるのでありますが、鈴木労働大臣の三浦君に対するお話によりますと、失業対策もいまだ発表する時期に到達をいたしておらない、予算案が掲示をされなければ――内示を受けてこれがまとまらなければ、政府の施策と関係があるので、言えるというようなお話があつてまこととにたよりないことこの上ないのであります。私は冒頭にまず、鈴木労働大臣がこの多難なる労働界の情勢に應じて立ち上つて、労働行政をまかなおうという勇気に対しては、非常に敬意を拂うものでありますけれども、一体企業整備、あるい……

第5回国会 労働委員会 第5号(1949/04/16、24期、民主党(第九控室))

○川崎委員 私が去る十三日、外務委員会でお尋ねしました朝鮮人の集團暴行事件――深川事件と称せられるものの内容について、その後警視総監からいかなる報告を受取つておられるか。新聞紙の報ずるところによれば、迅速なる処理も行われておるようであるけれども、なお相当各所にたむろして集團的な反抗事件が起つておるというふうに聞いておるのですが、その後の報告はいかになつておりますか。
【次の発言】 この問題について、江東一帶が非常に不安な空気に包まれておるということを去る十三日に質問したところが、そのときには、そういうような形勢は見られないというふうに伺つたのですが、昨日、一昨日あたり聞いてみると、一般の人心が……

第5回国会 労働委員会 第6号(1949/04/20、24期、民主党(第九控室))

○川崎委員 今の質問に関連してですが、私はこの間中から、予算委員会ではただ聞いてばかりいたのですが、今石野君との問答の中にきわめて重大なことを発見したのです。一体生産増強問題の問答が、大きな範囲でなされたので、私がそれについてもう少しお伺いしておきたいと思つておる点は、経済安定本部は社会党、民主党の連立政府ができておつたころには、五箇年計画というものを発表しておつた。ところが今度のドツジ公使の急激なデフレ政策を、民自党が拜借をしてやらなければならぬはめになつた関係もありましようが、今日石炭、鉄、硫安その他肥料、こういうような重要産業については、やはり從來の計画通り行くと考えておるのか。一昨年三……

第5回国会 労働委員会 第7号(1949/04/23、24期、民主党(第九控室))

○川崎委員 今本多國務相の御答弁を聞いていますと、行政整理の対象になる人数は確定しておらないということです。よく新聞に五十万であるとか、あるいは増田官房長官の話では四十万、数字がしばしば違つて載るものですから、非常に不安を覚えておると思いますが、あなたの御答弁のように聞いてさしつかえありませんか。
【次の発言】 大体わかりますけれども、各省設置法案は農林省の関係がきまらないので、それがきまり、定員法が出れば、その時期には、中央官廰だけでもの整理の数は言明されますね。
【次の発言】 さつき質問しようと思つたことに関連するわけですが、商工省としての失業対策、今失業者が大体企業整備によつて三十万から……

第5回国会 労働委員会 第11号(1949/04/28、24期、民主党(第九控室))

○川崎委員 ただいま討論の対象となつておりまする三案に対しまして、第九控室民主党を代表して、賛成の意見を申し述ぶるものであります。労働者災害補償保険法の一部を改正する法律案、職業安定法の一部を改正する法律案は、ただいま民主自由党並びに社会党の代表者が申されました趣旨と、ほぼ同様の考えをもちまして、賛成の意を表するものであります。緊急失業対策法案は、法律そのものとしては、今日の時期において適当な法律だと思いまするけれども、失業問題は、今や日本経済の新しい再編成期において、最も重要な問題として登場をして参つておるのであります。私は、戦争は現代文明下におけるところの最大の罪悪であり、同時に平和時にお……

第5回国会 労働委員会 第13号(1949/05/04、24期、民主党(第九控室))

○川崎委員 私は民主党を代表して、ただいま討論の対象となつております失業保險法の一部を改正する法律案の政府原案並びに民自党から提案されました修正案に賛成をいたします。  ただいま内容についての討論において、大橋委員並びに前田委員から述べられました点は、多くの失業保險法の欠陥を指摘されて、その欠陥を是正するための要望であつたと思います。また私どもも、ことごとくとは申しませんけれども、その大部分に対しまして、同じような見解を持つておるのであります。そこでこれらの点は省きまして、大体失業保險法の改正並びに拡充ということは、今回の総選挙にあたりましても、民主自由党から共産党に至るまで、それぞれの立場は……

第5回国会 労働委員会 第17号(1949/05/11、24期、民主党(第九控室))

○川崎委員 簡單に言いますから、簡單にひとつお答えを願いたいと思います。青木安本長官には、先般の委員会でも、一應長期復興計画について具体的に質問するからということを、予告をしてあるわけでありますが、本日は時間の関係もありますので、簡單に申し述べます。資金計画、生産計画が作業中なので、まだ全貌を発表するに至らない、こういうことでありました。しかしながら一体この困難なる時代において、計画性のない経済を続けて行くということは、非常に私は不安を感ずるのでありますが、本年度だけの生産計画、あるいは資金計画というものも、近く発表する段取りにならないのでしようか。

第5回国会 労働委員会 第18号(1949/05/13、24期、民主党(第九控室))

○川崎委員 私は第九控室民主党を代表しまして、原案並びに修正案に贊成をするものであります。原案が出まする経緯につきましては、先般本会議の議場におきまして質問演説に立つた際に、第一次試案から第二次試案に至るまでの線の反動的なる改正の点、これらについては質問の際に詳しく申し述べた通りであります。私どもは、その企図するところ、その意図するところに大して、重大な疑惑を持つておつたのでありますが、この法案それ自体の内容というものは、また別の角度からながめなければならないと、少くとも私は思う。今回提出されておるところの法案それ自体の内容においては、組合の民主化、自主化、責任化ということを目標とした線に沿つ……

第5回国会 労働委員会 第22号(1949/07/19、24期、民主党(第九控室))

○川崎委員 私は昨日委員会事務当局から要求させておきましたので、答弁の準備もあることと思うのですが、三鷹電車地区の事件は、今日の労働事情に関連して、非常に重大な波紋を國民の前に投げておると思うのであります。現在までにわかつた状況を、先ほど以來聞いておると非常にたよりないけれども、一應調査したものだけでも、御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 二つだけ質問をしてみます。その第一の点は、逮捕状を出してから、本人二人を殺人容疑者なりということで逮捕をいたしたわけでありますが、その間に十数時間も空費をいたしておる。そこで問題は、今後の警察が人を逮捕するときの基本的な処置ということについて、私……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 厚生委員会 第6号(1949/11/21、24期、民主党(第九控室))

○川崎委員 私は途中からでよくわかりませんけれども、しかしながら一病院の調査のために、十七日間も厚生省の役人が行つているということは重大なことだと思う。共産党から提議されたものであるからといつて、われわれに何も反対をすることはないのであつて、実際の問題を私は糾明する必要があると思う。そこで今こちらから御発議があつたけれども、官紀粛清という’ことは吉田内閣も施政方針の演説の中でうたつておるのであるからして、従つてそのことを最も嚴にやらなければならぬ吉田内閣のもとにおいて、そういうことが行われておるとすれば、これは非常に重大かなことだと私は思うのであります。従つて厚生委員長代理だそうでありますが、……

第6回国会 厚生委員会 第9号(1949/11/28、24期、民主党(第九控室))

○川崎委員 議事進行について――予算案もすでに本会議を通過いたしたわけでありますけれども、先般来承つておりますと、当厚生委員会におきまして、厚生行政一般について厚生大臣から詳細なる所信の説明というものがなかつたように聞いております。予算委員会等の関係もありまして、厚生大臣はこちらへおいでになる機会も少かつたとは思いますけれども、私の知つておる限りでは、今度の予算の審議を通じて、厚生大臣に対する質問というものはきわめて寥々たるものであつたのであります。私はこれは非常に遺憾なことだと思つておるのでありまして、生活保護法の改正であるとか、あるいは社会保障制度の実施であるとか、山積する厚生行政一般に関……

第6回国会 厚生委員会 第11号(1949/12/01、24期、民主党(第九控室))

○川崎委員 今委員長のお言葉によれば、医薬分業ということについての発言ということになつておりますが、決してそういうわけではないのでございます。問題は去る七月にアメリカの薬事使節団が参りまして、その勧告書によりますと、九月十三日日本側に手交されたる勧告書の中には、医療と薬事という問題について、法的措置と教育手段によつてこれを分離しろということを勧告いたしております。私は医薬分業という問題が、すでに戦前において非常に大きな問題になり、国会において紛糾を重ねた末、なお実現ができなかつたという経緯も知つておりますので、私自身見解は別にして、一体ここに新たに勧告されたアメリカの薬事使節団の勧告については……

第6回国会 予算委員会 第3号(1949/11/17、24期、民主党(第九控室))

○川崎委員 本日の本会議におきまして、財政演説に対するところの各党の代表質問が行われる予定になつております。従つて本予算委員会は本会議の審議を尊重いたしまして、昨日植原予算委員長からも御明言があり、速記録にも載つております通り、本会議の質疑が終つたる後において縦続すべきで、それまでこれを延期されたいという動議を提出いたします。

第6回国会 予算委員会 第8号(1949/11/23、24期、民主党(第九控室))

○川崎委員 財政の基本方針と具体的な問題につきましては、昨日同僚中曽根君から民主党を代表いたしまして質問演説をいたしましたので、本日は総理大臣に対し、今度の国会を開会するところの原因になりました失業対策の問題、あるいは納税の問題、政局に関する問題について二、三所信をただしたいと思うのであります。  失業問題は過ぐる第五国会において、大きな問題として焦点になつた問題でございます。行政整理、企業整備を断行した後において現われて来るところの顯在失業者をいかにして救済するか。また統制経済の撤廃によつて起つて来るところの潜在失業者から顯在失業者への転換の問題等を含めて、失業問題は非常に論ぜられたのであり……

第6回国会 予算委員会 第9号(1949/11/24、24期、民主党(第九控室))

○川崎委員 病中で構想を発表せられたということでありますが、そのことはおきまして、その翌日でありますか、あなたはこの国務多端の折柄、廣川幹事長をその私邸にまでたずねられて、保守合同の問題について他意はないとか、いろいろ言われたというようなことを聞いております。その内容などについて私は興味を持ちませんが、地方行政委員会は先般来国務大臣の出席を要求して、なるべく早く出て来るようにということを、しばしば申しておつたにもかかわらず、国会におけるところのこの重要なる論議をよそにして、保守合同というような政界の裏街道の方ばかりを進められているということは、私は国務大臣としての責務を果すゆえんでないと思うの……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 電気通信委員会 第11号(1950/04/04、24期、民主党(第九控室))

○川崎委員 ただいまの中村君の質問と同様の角度からの質問でありますが、大臣からいま一度明快に御答弁願いたいことは、三十七條二項によつて、内閣を経て国会に收支予算及び事業計画及び資金計画を提出して、その承認を得なければならぬということになつておりますが、この文面そのものを読んだだけでは、今中村君が質問された疑義が出て来るわけであります。ことに日本国有鉄道法のこの條文とひとしい條文を読んでみますと、そのあとへ持つて来て、予算の形式、内容については、大蔵大臣及び運輸大臣の協議によつてこれを定め、国会が承認をしたものに従うというような意味のことがはつきり書いてあります。今の答弁によつて、ようやく全貌が……

第7回国会 電気通信委員会 第12号(1950/04/07、24期、民主党(第九控室))

○川崎委員 私は民主党を代表いたしまして、ただいま委員会の審議の対象になつておりまする三法案に対しまして、その修正案に賛成をいたすものであります。  電波法案並びに電波監理委員会設置法案につきましては、すでに過去四歳にわたつて行政府と関係方面との折衝が行われておつたことも承知をいたしておりまするし、電波の民主化、電波の発達のために、きわめて緻密にして、民主的な法案ができましたことは、むしろ双手をあげて賛成をいたしたいと思います。しかしながら運用に面については、なお本案か成立いたしましてから後、十分改善を加えなければならぬ点が多々あると思うのであります。これらにつきましては、明日本会議の討論の際……

第7回国会 予算委員会 第3号(1950/01/30、24期、民主党(第九控室))

○川崎委員 委員会開会を前にして、予算委員長から政府側に対し、きわめて適切な要望がありましたが、野党側としても、ぜひ委員長並びに政府側に要望いたしたい点がございます。それはさきころ予算委員会の円滑なる運営と進行のために開かれました理事会におきましては、今国会における総予算案の論議は、国会の中心問題である。また予算案が適切な時期に出て来たことは、終戰以来初めてのことであるから、政府側もまた予算委員側も、これに対しては慎重な論議と十分なる分析をしなければならないという委員長の要望があつて、その際二月二十三日に本会議で討論採決を行うということをあらかじめ内定するほど、野党側も委員長並びに與党側の要望……

第7回国会 予算委員会 第5号(1950/02/01、24期、民主党(第九控室))

○川崎委員 昨日の夕刊並びに本日の朝刊紙上によりますと、蜷川中小企業庁長官は免職されるということが伝えられております。この件に関して増田官房長官は、昨日の政府與党の連絡会に出席して、免職のことについて了解を求めたということが伝えられておるのでありますが、はたしてこのことは事実なりやいなや、政府がその使用する職員について過失がありましたり、また不適格であるというようなことを認めた場合において、これを免職するということは自由でありますが、職員の政治的見識あるいは自己の職務に基いての情勢の分析等に原因をして、免職が行われるということがありますならば、これはきわめて重大な事態を引起すものと私は思うので……

第7回国会 予算委員会 第10号(1950/02/07、24期、民主党(第九控室))

○川崎委員 ただいま小盗さんの御質問に対しまして、通産大臣から競輪問題に対する御所感の発表があつたわけですが、私はこの競輪の昨年来の成行きを見ておりまして、非常に憂慮しておつた者の一人であります。それは自転車競技の振興という点に主点を置いて競輪法が設立を見た。しかしながらその内容を見ておりますと、自転車の品質の改良であるとか、あるいは貿易の振興というような点に大きな眼点がありまして、プロ・スポーツの振興、健全なる発達という点についての考慮が拂われておらなかつたために、各地におきまして騒擾事件が起きております。ひとり川崎においてこれが集団的な暴行放火事件になりましたために、世上の注目を浴びたわけ……

第7回国会 予算委員会 第12号(1950/02/09、24期、民主党(第九控室))

○川崎委員 政府は去る三日給與白書なるものを発表いたしまして、賃金ベースを引上げることは妥当でないという見解を発表いたしているのでありますが、このベースを改訂しないということは、人事院の勧告をのむことはできないということを意味いたしますのか、または現行ベースを少しもいじる気がないということを意味いたしますのか、その点について御答弁を承りたいのであります。
【次の発言】 総理大臣はさきごろいずれの会合でありましたか、私は記憶いたしておりませんけれども、ベースを改訂する意思はないけれども、しかしながら行政整理、あるいは公団の整理、その他の冗員の整理によつて浮いた金は、現在の公務員の待遇の改善に充て……

第7回国会 予算委員会 第13号(1950/02/13、24期、民主党(第九控室))

○川崎委員 一九五二年にはフインランドのヘルシンキにおいてオリンピック大会が行われることは御承知の通りであります。わが国は終戰後ロンドン、オリンピツク大会にも不幸にして参加ができませんでした。しかしながら、スポーツマンの多くは、今度のオリンピック大会には参加ができるものと期待をして、練磨に練磨を重ねている状態でございます。そこで御質問いたしたい点は、将来オリンピック大会に参加が許された場合において、大量の選手団を派遣して、日本が国際文化社会に復帰をしたという姿健康に出さなければならぬと思うのでありますが、その場合におきまして一番問題になりますのは、派遣費の捻出の方法でございます。アメリカにおき……

第7回国会 予算委員会 第16号(1950/02/16、24期、民主党(第九控室))

○川崎委員 簡單にやります。増田官房長官は、先般も佐藤昇には一昨秋以来会つたことはないといことを言つておられますが、その後けさの新聞あたりを見ると、すでに額まで示してこれだけの献金をした、何べんも会つておるということを佐藤が言つておるというようなことも報道されておりますが、真に天地神明に誓つてあなたはないとおつしやいますか、もう一度御答弁を承りたいと思います。
【次の発言】 昨年の秋であつたと私は記憶いたしますが、私はこの佐藤昇というのは、陸上競技の選手をしておつた時代がらよく知つておる。一昨年の春であつたか、当時の西尾官房長官に対して昭和電工疑獄に関連をして、献金をしたというような事件があゆ……

第7回国会 予算委員会 第19号(1950/03/02、24期、民主党(第九控室))

○川崎委員 本日の朝刊紙上を見まして、国民はぼう然といたしましたでありましようし、また税金の重圧や、業績の不振のために、苦境にあえいでおるところの中小企業者は、おそらく怒りに燃えたものと私は考えるのであります。全部の紙上を見まして、ほとんど同一の言葉が投げられておりますので、これはもはやあやまちではないと私は思うのであります。たとえば毎日新聞のごときは、中小企業の問題について新聞記者団が蔵相に投じた第一の質問に対して、「五人や十人の業者が倒産し、自殺してもそれはやむを得まい、ドツジ・ラインという大きな政策転換の前にはいたしかたがない、」それから下の方に参りまして、「じたばたする人間が少くて済む……

第7回国会 予算委員会 第23号(1950/03/07、24期、民主党(第九控室))

○川崎委員 本多国務大臣にお伺いをいたします。先般衆議院では御承知の通り、入場税の改正法案が出まして、三月一日から実施をされておりますが、入場税が演劇にいたしましても、映画にいたしましても、また運動競技にいたしましても、不当の課税をとられておることは、世界に類例を見ないのであります。従いまして今度改正された案は、入場税をシヤウプ勧告に沿つて、十割を頭にいたしまして、あとは大衆娯楽、健全娯楽の程度に応じて引下げるという方針をとつておられたのでありますが、私はこれはでき得ればもつと引下げたいと思うのであります。政府方面におきましても、第二次改正案を用意せられるような趣を聞いておりますが、たとえば運……

第7回国会 予算委員会 第24号(1950/03/08、24期、民主党(第九控室))

○川崎委員 質問に入るに先だちまして、先ほど以来の西村君と総理大臣との一問一答を聞いておりますと、西村君の質問に対して少しも親切丁寧にお答えをしようという誠意がないのを非常に遺憾と考えております。昨日の晩何か下痢でもなされて上京されたそうだが、そんなしかめつらをしないで、まじめに質疑応答をしてもらいたいと思うのであります。  総理大臣に対して專門的な質問をいたしましても、いつもお答えがないわけでございますので、はなはだ残念ではあるけれども、程度を少し下げてお尋ねをいたします。  第一の問題は、ただいま西村君のお尋ねになりました中小企業に対するところの蔵相の暴言問題は、ひとり院内においては否決を……

第7回国会 予算委員会 第25号(1950/03/09、24期、民主党(第九控室))

○川崎委員 ただいまの御答弁の中で、憲法においては争議権、団体交渉権、団結権は保障されておる。しかしながら憲法の他の條章において、公共の福祉を害さないという建前があるのであるからというような意味合いの御答弁でありまして、工ーミス課長と増田官房長官との間にも意見の食い違いがないというようなお話でありました。憲法第二十八條は、明らかに団結権争議権を保障しておりますし、憲法第十二條は、公共の福祉についての制限があるわけでありますが、そのことは十分承知をしております。さればこそわが国におきましては、労働関係調整法というものが設けられて、一産業のストライキ、一産業のサボタージュといえども、公共の福祉を害……

第7回国会 予算委員会 第31号(1950/03/27、24期、民主党(第九控室))

○川崎委員 私は民主党を代表いたしまして、ただいま討論の対象になつておりまする連合軍軍人等住宅公社の設立に関連しての予算案に対し、賛成をするものであります。  終戰後、日本に駐屯をいたしておりまする連合軍人の宿舎が、その衛生施設も住宅の構造、その他等の條件から見まして、きわめて進駐業務を実行する上において適切ならざるものがあることは、早くからわれわれの認めておるところでありまして、今回これを見返り資金から充当して、新たに二千戸の建設をなすという案に対しましては、元来終戰処理費で支弁されておるものを、見返り資金をもつて充当するということは、占領の経過から見まして妥当ではないかと考えるのであります……


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 予算委員会 第1号(1950/07/18、24期、国民民主党)

○川崎委員 議事進行について発言を求めます。今回御承知のごとく、マツカーサー元帥の書簡によりまして、警察予備隊なるものが創設されることになつたわけであります。この創設はポ政令をもつてされるというふうに報道されておりますし、またこれに伴う予算も、予算措置をとるここなく行うというような風説が飛んでおりまして、本予算委員会といたしましては、このことは、あるいは憲法違反ではないかという議論も一部にはあるのであります。これらの問題に関連して、私の方の政党としては、ポ政令の処置あるいは予算化については、まだ決定的な意思表示はいたしておりませんけれども、いずれにいたしましても、予算委員会において、その間の事……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 予算委員会 第2号(1950/11/27、24期、国民民主党)

○川崎委員 本日は初めから間違いだらけの予算委員会でありまするが、先ほど労働大臣の答弁では、失業対策費によつて吸收し得る人口十四万四千人と言われましたが、午前中の大蔵省主計局長の説明によるならば、十五万三千人という九千人の差があるが、どちらがほんとうであるか、この際お答えがなければ明日でもお答えください。

第9回国会 予算委員会 第5号(1950/11/30、24期、国民民主党)

○川崎委員 議事進行について。先ほどより中曽根委員と大臣との質疑応答を聞いておりますと、通産大臣は中曽根君の質問に対して十分に答えられない。ことに具体的な資料を要求しておるにもかかわらず、それに対する核心に觸れたる答弁がない。かかる質疑応答が続けられて行く上においては、予算委員会そのものの権威が私は失墜するものと思う。従つてこの際暫時休憩せられんことを望みます。(拍手、「ノーノー」)

第9回国会 予算委員会 第7号(1950/12/02、24期、国民民主党)

○川崎委員 先刻委員長より報告された地方行政委員会委員長の公式の申し入れは、平衡交付金の増額要請を意味し、本補正予算と関連し、きわめて重大な問題であります。よつて本委員会においては、これが取扱いに関し、ただちに理事会を開いて処理されんことを望みます。動議を提出いたします。

第9回国会 予算委員会 第8号(1950/12/03、24期、国民民主党)

○川崎委員 昨晩衆議院本会議は、国鉄の第二次裁定に関連する裁定案を承認して、それを参議院に送付いたしました。内容は御承知のごとく、四十九億何がしかの必要経費を認めたわけなのでありまして、政府はこれを出すことができるという確信のもとにあの案を出したわけであります。最初はそうでなかつたのであるが、昨日になつてそうなつた。しかるにある新聞の報道によれば、このことはドツジ氏並びにリード予算課長においては、認めがたいというような意向があるように聞いておるのでありますが、その折衡はどうなつておるのか、池田大蔵大臣の答弁を要求いたします。
【次の発言】 予算的措置にOKがあるということになれば、問題は解消す……

第9回国会 予算委員会 第9号(1950/12/04、24期、国民民主党)

○川崎委員 私は現下国民の最大の関心の的であります数日来の世界政局と朝鮮動乱の新段階に対しまして、吉田総理大臣にその所見を求めんとするものであります。  すなわち約一週日以前より北鮮、満州国境地帶に増結されておりましたる北鮮軍の兵力は、中共軍の援助をもちまして、にわかにその数を増し、マツカーサー元帥並びにトルーマン大統領の声明にも明らかな通り、従前の北鮮軍兵力のみにあらずして、中共軍の大部隊の集結であつて、このことは新しい侵略の段階を意味しておると声明をされております。従つてこの状態が推移をいたしまするならば、今までは朝鮮事変はアジアの人心を深く刺激いたしておりましたが、もはやこれはアジアだけ……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 通商産業委員会 第16号(1951/03/14、24期、国民民主党)

○川崎委員 私は電力問題のしろうとでありまして、よく内容を知りません。しかしながら先般予算委員会で松永公益事業委員長代理並びに松本委員長に出てほしいという話を再三いたしましたが、あなたはその際おいでにならない。どういう理由でおいでにならぬか。
【次の発言】 病気である者が、GHQへ行つたようですが、GHQへ行つて国会へは出られないのですか。
【次の発言】 二月二十五日の日曜日です。あなたにぜひ出てほしいと、前日予算委員会は委員長の名前をもつて公式に通告をいたしたわけであります。どうして出て出なかつたか。
【次の発言】 予算委員会は、二月二十四日電力問題並びに当時問題になつておつた金融債の問題で……

第10回国会 予算委員会 第4号(1951/02/01、24期、国民民主党)

○川崎委員 私は予算委員会再開の野党質問の劈頭にあたりまして、講和をめぐる諸問題について吉田総理大臣の所見を伺いたいと思うのであります。前国会の終幕後の著しい情勢の変化は、もとより朝鮮戰局の変換がございます。しこうしてその戰闘規模が拡大したこと、これをめぐる世界政局の動向が、国際連合というものを一つの舞台といたしまして、深刻なる様相を呈しております。従つて国民はひとり日本の問題だけに限らず、世界の問題についても大きな関心を有しておるのであります。しこうして歴史の進展は遂にわが国と連合国との講和が現実に具体的なプログラムとなつて現われて来たことであります。  私はまず吉田総理大臣に、このときにあ……

第10回国会 予算委員会 第6号(1951/02/03、24期、国民民主党)

○川崎委員 予算委員会は本日から財政質問に入るわけでありますが、質問に入るに先だちまして、簡單に希望を申し上げておきたいことがございます。  今国会の重要議案は総予算案が中心でありまして、もつぱらこれに国会の精力が集中されつつあるのであります。委員長におかれては、先国会におきまする貴重なる経験にかんがみられまして、議事の運営について細心の配慮をされ、先般来総理大臣に対する質問において、野党側は十分その意を聞くことができました。非常に予算委員会が本格的な軌道に乗つて来たことを喜びますると同時に、戰前の予算総会以上の権威を高めるために、今後議員の質問、特に野党の立場にあるところの各党の質問に対して……

第10回国会 予算委員会 第7号(1951/02/05、24期、国民民主党)

○川崎委員 先般総括質問を継続いたしました際、大体各主要大臣に対する質問は終つておりますが、その際法務総裁、運輸大臣、農林大臣はまだ予算委員会に御出席がなかつたので、質問の残りがございます。従いまして簡單に質問いたしたいと思つております。  私がお伺いいたしたい点は、共産党の非合法化に関する問題であります。憲法によつて、明らかにわれわれは政党の結社の自由、言論の自由、こういうものを認めておるのであつて、戰前におけるところの言論、集会、結社の自由は認められておりながら、治安維持法その他によつて禁止をされた時代とは、今日は違つております。しかるに最近国際情勢の緊迫化に名をかりて、共産党そのものの存……

第10回国会 予算委員会 第8号(1951/02/06、24期、国民民主党)

○川崎委員 簡單でありますから、自席から発言を許させていただきます。先般来、農林大臣欠席中のため留保いたしておりました質問を、きわめて簡單に伺いますから、的確にお考えを願います。  御承知のごとく、先般の第九国会は救農国会と言われた国会であります。また農林大臣の言をもつてするならば、興農国会と言われる国会であつたが、予算の裏づけなき国会でありました。すなわち農業政策を実行するには、当然これに対する裏づけとして予算措置というものが伴わなければならない。しかるに二十一億数千万円、総額三百三十二億のうちのわずか七%くらいの予算しかあなたはそのときに出しておらなかつた。そこでいろいろ質問をしてみると、……

第10回国会 予算委員会 第9号(1951/02/07、24期、国民民主党)

○川崎委員 ただいま委員長の方からきわめて適切な発言がありましたのでわれわれも賛成でありますが、この際特に政府関係に注意を喚起いたしておきたいと思うのであります。それは本予算委員会は冒頭から予算案が提出されまして、きわめてスムースな審議に入つております。野党側も最初から協力態勢をしいて、十分本格的に審議するという形で、従来の予算委員会のごとく、期間が短かかつたり、あるいは政府側の態度等によつて非常な荒れ方を見せた委員会とは違いまして、今日まではきわめて順調に進んで来ました。しかしながら、昨日来大臣の出席はすこぶる悪い。大蔵大臣、安本長官のごとき重要な閣僚は、一時間くらいしか出て来ないというよう……

第10回国会 予算委員会 第13号(1951/02/12、24期、国民民主党)

○川崎委員 この農業協同組合の問題に関連して……。
【次の発言】 これは先般から繰返している問題でありますが、実は今最もわが国において立法上権威のある衆議院の運営委員会におきまして、農林省の官僚は、農業協同組合再建利子法案は、来る二月二十日までに国会に提出をし、三月中にぜひとも成立を希望するということを責任をもつて言明をいたしておるのであります。従いまして先般來農林大臣は必ず提出をすると言い、大蔵大臣は知らないと言い、まことに奇妙キテレツなるところの問答が繰返されたのでありますけれども、すでにして、国会においてさようなる代表者が言明をいたしました以上は、これはきわめて重大な問題である。しかして……

第10回国会 予算委員会 第14号(1951/02/13、24期、国民民主党)

○川崎委員 端的に質問いたします。三月の三日、インドの首都ニユーデリーにおきましてアジア・オリンピツク大会が開かれます。これには日本からも八十名に上る選手が派遣をされることになり、ことに最終の段階では文部省でも非常に協力をして、特に派遣費の捻出については御協力を願つたわけでありますが、この際お尋ねをいたしておきたいことは、今まで文部省はオリンピツク大会の派遣の方針や、それから援助の仕方について、日本体育協会の決定せる方針に基いての協力ということが非常に消極的であつたように私どもは感じております。もとよりスポーツは民間にまかすべきものであつて、官がこれを指導するという立場ではございませんけれども……

第10回国会 予算委員会 第15号(1951/02/16、24期、国民民主党)

○川崎委員 議事進行について……。私は議事進行に関連し、野党各派を代表いたしまして、政府に対し、重大なる警告を発せんとするものであります。  すなわち一昨十四日衆議院本会議におきましては、先般来のダレス特使の来訪に関連をいたしまして、吉田・ダレス会談の会談内容につきまして、野党首脳者より率直なる質問が展開されたのであります。これに対しまする吉田総理大臣の答弁は、野党の最高首脳者に対する礼儀を失するばかりでなく、答弁の内容は、その真髄に触れず、顧みて他を言うがごとく、まさに独善かつ高踏的であつて、この質問戰を注視しておつたところの満天下の期待を完全に裏切つたものといわなければならぬのであります。……

第10回国会 予算委員会 第16号(1951/02/19、24期、国民民主党)

○川崎委員 ちよつと関連質問があります。私は、この前の質問の際にもお尋ねをいたしたのでありますが、今の最後の、協調を破る場合もあるという言葉は断じて聞きのがすことはできないと思う。日本銀行の政策委員会というものは、昭和二十四年六年三日、日本銀行法の一部を改正する法律によつて改正をされた。しこうして政策委員会は、第十三條の三の十に「左二掲グル事項ニ関シ主務大臣ヲ経由シテ行フ国会二対スル毎年ノ報告」として、「金融機関ノ状態及運営、必要ナル法律ノ改正、当該年中二於ケル監督政策ノ変更、実施シタル政策及其ノ理由」とあり、日本銀行の業務の運営ばかりでなく、他の金融機関との契約関係に関する基本的なる通貨信用……

第10回国会 予算委員会 第19号(1951/02/23、24期、国民民主党)

○川崎委員 運輸大臣はしばらくお見えにならなかつたので、海運政策についてはいろいろお聞きしたいことがたまつておるのでありまするが、なるべく時間を省略してお伺いいたしたいと思います。輸入関係と相まつて今や船舶の増強というものは、きわめて重大な問題になつております。そこでまずあなたにお伺いいたしたい点は、海運政策を本年はどういう点に重点を置いて進めて行かれるか、これを伺いたい。
【次の発言】 久しぶりに出て来られたので、一ぺんに海運政策について相当広汎な御答弁がありました。かなり満足すべき点もありますが、なお具体的に伺いたい点がございます。第七次造船計画は四十万総トンで計画されておるようであります……

第10回国会 予算委員会 第20号(1951/02/24、24期、国民民主党)

○川崎委員 私は木内外為委員長に、最近の外貨の手持ち、あるいは輸出入の状況について簡單にお伺いをいたしたいと思います。私もこういう方はしろうとでありますので、ひとつあなたから、最近の状況について率直に内容を御発表願いたいと思います。  第一にこの外貨の手持ちは、昨年の十二月三十一日に五億二千万ドルということであります。しかるに最近の状況は、輸入が非常に進捗をしており、しこうして外貨の手持ちは減じておるというふうにも報ぜられておりまするが、最も最近の調査で、外貨の手持ちはどの程度になつておりましようか、数字をお示し願いたいと思います。
【次の発言】 先般大蔵大臣が二月の――今さだかには記憶いたし……

第10回国会 予算委員会 第22号(1951/02/26、24期、国民民主党)

○川崎委員 すでに一箇月にわたりまして予算を審議いたして参つたのでありまするから、もはやこまかい質問はいたしません。大づかみにその後の情勢の変化並びに予算の審議を通じましての民主党としての考え方をとりまとめまして、しこうして総理大臣にお伺いをいたしたいと思います。  第一の問題は、本予算案の審議を通じまして、われわれは世界の情勢並びに日本の物価事情が非常に変化をして来た点からして、補正予算は必至であるという感じを受取つております。また先般大蔵大臣は、川島金次君の質問に答えられまして、情勢次第によつては、補正予算を組む、こういう御言明もありました。総理大臣は、もちろんこの予算で足りるとは思つてお……

第10回国会 予算委員会 第25号(1951/05/23、24期、国民民主党)

○川崎委員 ただいま委員会の開会劈頭にあたりまして、委員長から最近における経済事情に関連しての諸問題がむしろ材料的に整備をされて、大蔵大臣に予告をされたような感じでありますので、私は目下問題になつておる諸問題につきまして、大蔵大臣の率直な御見解をこの際伺つておきたいと思うのであります。  まず第一に五月の十六日にマーカツト経済科学局長の声明が出まして、日米経済協力を促進する具体的な考え方が、アメリカ側の見解として発表されたものとわれわれ受取つております。これは日本経済が自立をしようとする将来において、当然政策の転換も行わなければならぬし、自立に必要な條件も具備して行かなければならぬ。その関係で……

第10回国会 労働委員会 第2号(1951/03/02、24期、国民民主党)

○川崎委員 関連して議事進行について申し上げます。私は労働委員会に久しぶりに出たのですが、最近の労働行政が国民の間に非常に重大な関心を呼びつつある折から、少しもこの労働委員会に対して、積極的な開催の意思が委員長にないことを、実際に不満を持つて今日までながめておつたのです。もとより先般来国会は、主として予算委員会を中心にした国政全般の総合検討が行われておつて、それに中心があつたことは事実です。しかしながら各常任委員会は、その機能を十分に発揮しなければならぬことは、新憲法、国会法、すべてこれを明記しておる次第であつて、われわれはでき得る限り常任委員会の機能を発揮して、先般来問題になつておるところの……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 議院運営委員会 第4号(1951/10/18、24期、国民民主党)

○川崎委員 二十二日ごろになりますと、総理大臣は委員会の方に出られないように聞いておりますが、もし委員会に出られない場合には、こちらの方に出られますね。

第12回国会 議院運営委員会 第12号(1951/11/06、24期、国民民主党)

○川崎(秀)委員 これは運営上の問題は別にしても、議会全体として政治上の問題にもなつているし、それから予算と関係を持つているので、時期をはずしては何ら意味のない決議案であるわけです。というのは、これは地方財政平衡交付金増額に関する決議案であつて、地方財政の危機打開に関する決議案という意味ならば、あるいは予算が通過したあとにおいても、決議案として意味があるのだが、われわれの方で今出しているのは、地方財政平衡交付金を具体的に増額せよということです。今回の予算が衆議院においていかなる決定を見るにしても、それ以前において増額をしろということを言つているのであつて、この意味はやはり予算措置に影響して来る……

第12回国会 議院運営委員会 第15号(1951/11/13、24期、国民民主党)

○川崎(秀)委員 なるべくすみやかにやられるように要望しておきます。

第12回国会 予算委員会 第11号(1951/11/01、24期、国民民主党)

○川崎委員 今の百数十名という数は、現在の競技水準からいつて、私は妥当な数だと思つている。三百名ないし四百名の選手団派遣をするなどというようなことは、これはベルリン大会当時と日本の事情は違つておりますので、十分関係団体は考えておると思うのであります。ただでき得るならば、この機会に、スポーツを通じて国際文化親善の本義を発揚したいということは、日本国民多くの人々の考えておるところだろうと私は思います。これはアメリカを除く諸外国では積極的に政府が協力をしておるのであります。この点について十分の御考慮を煩わしたいと思います。総理大臣の御趣旨は、外貨節約の建前からなるべくじみな派遣団を送りたい、こういう……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 議院運営委員会 第3号(1951/12/13、24期、国民民主党)

○川崎(秀)委員 それはわれわれも痛切に感じますが、今でなくてもけつこうです。

第13回国会 議院運営委員会 第11号(1952/02/01、24期、国民民主党)

○川崎委員 決議案ないし緊急質問の問題に関連して――昨日来の予算委員会の質疑等にも関係がありますので、今の本会議を開催することに関連して、これから意見を申し上げたいと思います。昨日予算委員会が続行されておつて、その席上吉田総理大臣はわが党の中曽根委員の質問に答えて、現在ある警察予備隊を十月から予備隊として置くのではなしに、防衛隊を設置してこれに切りかえるという重大な発言を行つたわけです。この問題はもとより予算委員会の問題でもありますけれども、今日国政の中心問題にも関連して来ておる問題であつて、これについて、今承るところによると相当緊急質問も出ておるようであります。また昨日の予算委員会で中曽根君……

第13回国会 懲罰委員会 第2号(1952/03/08、24期、改進党)

○川崎秀二君 懲罰委員会が開かれまして、私の懲罰案件に対する御審議が行われておるようでありますが、事の善悪、合理、非合理は別にいたしまして、懲罰委員各位にたいへんお手数をかけておることは、はなはだ不徳のいたすところであります。   本日は主として一月二十六日、施政方針演説の第二日目におきまする私の議事進行に関する発言の経緯を中心にして申し上げて、正当なる御判断にお訴えをいたしたいと思います。  この議事進行の発言の内容は、先般も本会議の壇上におきまして一身上の弁明をいたしました際に申し上げましたるごとく、施政方針演説の質問が開始されまして二日目に、当日われわれ所属をいたしておりまする改進党並び……

第13回国会 懲罰委員会 第3号(1952/03/10、24期、改進党)

○川崎秀二君 お答えいたします。私の今日ただいまの心境は、御質問で要約をされましたように、最も適切なときに発言をしたように考えておりまするし、また前後のいきさつから見まして適法であるというふうに考えております。
【次の発言】 お言葉でありますが、議長の「川崎秀二君より議事進行に関する発言を求められております。」という発言を聞くと同時に上りました。
【次の発言】 許可をせられるものと思つて上つたのであります。許可されたものだと思つておつたわけであります。
【次の発言】 「川崎秀二君より議事進行に関する発言を求められております。」と言われましたから、従来の慣例では当然許されると思い、許されておるも……

第13回国会 懲罰委員会 第4号(1952/03/12、24期、改進党)

○川崎秀二君 議題に直接関係なしに、議事進行の手続をとつておらない者が、もし上るとなれば、それはいけないと思います。
【次の発言】 御質問の点は、一番最後にお述べになつたことと思いますけれども、その当時の――私が最初のこの委員会で弁明いたしましたように、私は成規の手続を経て行つた行為でありますから、従いまして適時かつ適法の行為であると今も思つております。しかしいろいろ、今御質問というよりは、むしろ御批判的なお言葉があつたのでありますが、登壇をいたすまでは当然許さるべきものだと思い、また許されておるという考え方で上つたのであります。また登壇して後議長の指名をせられておる登壇者の名前が違つておると……

第13回国会 予算委員会 第3号(1952/01/29、24期、国民民主党)

○川崎委員 昨日来予算委員会が開会されまして、審議に入る前におきまして、われわれ野党側は今回提案を見ました予算書が不備である点、ことに財政法を明らかに侵しておる点、この財政法背反のこととからんで、憲法背反の疑いもある、こういう問題で委員長の所信をただし、また委員長を通じて政府側の見解を聞いたわけであります。しかるところ、財政法第十四條二項によつて提案を見たるところの部分について、昨日川島委員と池田大蔵大臣との質疑応答を通じて明らかにされたところは、大蔵大臣の答弁を見ますると、財政法の改正は昭和二十二年度並びに昭和二十四年度の二回にわたつて前例があることであるから、従つてこれに基いてやることは何……

第13回国会 予算委員会 第18号(1952/02/18、24期、改進党)

○川崎委員 議事進行に関し発言を求め、委員長に善処を御要望申し上げたいことがあります。  先般来、野党側といたしましては、日米行政協定の進行途上現われて参りました種々の問題につきまして、特に総理大臣の出席を求めて、本委員会において質疑をなすべきであるという提議をいたしまして、理事会においては種々ごあつせんをいただいております。ことに與党の理事諸君におかれましては、熱心にこの問題についてごあつせんをいただいてはおるのでありますが、いまだ実現に至らないのは、はなはだ遺憾であります。ことに数日来の新聞紙は、緊急非常事態に処する日米行政協定のとりきめに関連をいたしまして、かなり重大なる報道を続けており……

第13回国会 予算委員会 第22号(1952/02/23、24期、改進党)

○川崎委員 予算委員会が開かれましてから、すでに三週間余りになります。野党側からかなり重要な質疑が連日放たれておるにもかかわりませず、政府の答弁はきわめて不明確であります。ことに今度の予算案は、画期的な講和関係諸費二千二百億を含んでおりまして、もとより予算委員会は経済政策の論争が中心の舞台でありますけれども、国民の大多数は、今度の予算委員会の審議は、むしろ現在進行中の日米行政協定と、これにからんだところの種々の重大な問題に眼を寄せておるのでありまして、予算委員会に要求しておることも、これが中心でなければならぬと思うのであります。ことにここ一週間というものは、次々に国民の権利義務の中心になる問題……

第13回国会 予算委員会 第24号(1952/04/02、24期、改進党)

○川崎委員 すでに二、三回衆議院本会議並びに参議院の予算委員会で論議もされた問題でありますが、その後情勢もかわつておるようでありますので、お聞きしたい問題があります。リッジウエイ総司令官が安全保障費三百七億の使用――安全保障費は五百六十億だが、建築費についてびた一文も日本側に要求したことはない、こういうことを各新聞社代表との会談において言われたのですが、これに関してはリッジウエイ総司令官の言明を信用してよいのか、それともあなたが今まで予算委員会、本会議で言われたこととかわりはないのか、その点を伺いたいと思います。
【次の発言】 その総司令官は少くとも条約発効までは、日本における最高権威者とみな……

第13回国会 予算委員会 第25号(1952/05/15、24期、改進党)

○川崎委員 独立を迎えまして、占領時代とは違いまして、政治の中心は国会でありますし、内閣総理大臣においては、占領時代とは違つて、司令部の玉手箱はないわけでありますから、従つて率直にお答えを願い、日本の進路を示していただきたいと思います。  講和条約は発効いたしましたが、これに調印をした国はわずかでありまして、われわれとしては独立日本の基調を今後どこに置いて――なるべく多数の世界の諸国と国交を回復したいという念願でありますが、総理大臣は独立日本の外交の基調をどこに置かれ、どういうふうにして将来世界の各国と国交を結ばれて行くものか、お伺いをいたしたいと思います。


川崎秀二[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-|24期|-25期-26期-27期-28期-30期-31期-32期-34期

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各種会議発言一覧(衆議院24期)

川崎秀二[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-|24期|-25期-26期-27期-28期-30期-31期-32期-34期
第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 電気通信委員会公聴会 第1号(1950/02/07、24期、民主党(第九控室))

○川崎委員 午前中の杉山勝美公述人にお伺いをいたしたいと思います。あなたの御説によりますと、国際放送は民間放送にも許可したらいいじやないか、こういうような御意見があつたように思いまするが、そういう御意見でありましたでしようか。
【次の発言】 そういう御趣旨だと大体わかるのでありますが、もう一度さらに念を押してお答えを願いたいと思うのでありますけれども、元来国際放送というものは従来までも一般でやつて来た。それから通信言論の自由からいたしますると、当然国際放送であつても、何本出ても私はさしつかえないものだ、こういう考え方を原則としては持つておりまするけれども、今日日本は言うまでもなく連合軍占領台下……

第7回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1950/02/17、24期、民主党(第九控室))

○川崎委員 先般私は予算委員会におきまして、文部大臣に対して、ヘルシンキにおけるオリンピツク大会に参加を許された場合の、派遣費の捻出の仕方につきまして、お尋ねをいたしたのでありますが、予算委員会におきましては、持ち時間も制限をされておりました関係上、質問のしつぱなしで、御答弁を一回いただいてそのまま打切つた次第でございますが、本日は分科会でありますので、私の考えも述べますから、ひとつ丁寧に御答弁を願いたいと思つております。  文部大臣は、先般の御答弁では、オリンピツクに参加を許されても、民間の寄付金の募集は当然さるべきであるけれども、政府の国庫補助ということは、きわめて困難であるという御答弁で……

第7回国会 労働委員会人事委員会運輸委員会連合審査会 第3号(1949/12/20、24期、民主党(第九控室))

○川崎委員 簡單に質問いたします。国鉄公社総裁は、十八億円の経費計上が可能であると言い、大屋運輸大臣は、政府の最後決定ではありますけれども、十五億五百万円が最高の線であると言つて、本日対立をいたしておるのでありますが、先ほど来の御言明によると、本日ただいま初めて申すのであるけれども、あらゆる財源をあさり、あらゆる努力をしたということを言われております。そこで私がお伺いしたいのは、あらゆる財源とはどういうものを洗つたか、たとえば追加予算の計上であるとか、あるいは預金部の資金の運用であるとかいうものについても御検討があつたと思うのでありますが、それがどういうことで不可能になつたかといことが第一点。……



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データ更新日:2023/02/05

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