今澄勇 衆議院議員
26期国会発言一覧

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今澄勇[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは今澄勇衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院26期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
今澄勇[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院26期)

今澄勇[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 水産委員会 第28号(1953/10/27、26期、日本社会党(右))

○今澄委員 時間がないので岡崎さんに簡単にひとつお尋ねしたいと思いますが、第一番は、きようの閣議でこの李承晩ラインの問題について内閣の方針を定められたかどうか、いろいろ議論が出て、結論がもし出ておりましたならば、簡単にお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 私はかような重大な問題が、閣議でその根本的な立場がいまだきまらぬということは、まことに残念であると思います。各省にまたがつておる問題であるから、内閣は一日も早く閣議において根本方針をきめていただきたい。  第二点は、岡崎さんは会談をやる見込みがあると言われるが、それはこれまでのような全般的な日韓交渉をやられるか、漁業問題だけを切り離して……

第16回国会 予算委員会 第2号(1953/05/27、26期、日本社会党(右))

○今澄委員 私は先ほど来の質問で、大蔵大臣のこの暫定予算に対する考え方、並びに引続き本予算についての見解を承つておりましたが、どうも了解することができません。私がまず大蔵大臣にお伺いしたいのは、就任の際、先般記者会見の談話において、新しい大蔵大臣は、インフレ政策もとらない、但しデフレ政策ではないのであるという談話がありました。この新大蔵大臣の談話は、前池田大蔵大臣が考えておりましたディスインフレ政策というものと同じものであるか、それともこれとは違うのであるかという点について、御見解を伺つておきたいと思います。
【次の発言】 ついでに私は新大蔵大臣に、いわゆる超均衡予算の名のもとに従来行われて参……

第16回国会 予算委員会 第3号(1953/05/28、26期、日本社会党(右))

○今澄委員 現下の日本の重大な経済不況打開の方途としての貿易が、物価の引下げにその重点を置くという昨日の御答弁であります。そこでしからばさような物価引下げのための合理化がもたらすところの労働者への圧力というものは、今後相当な多難を予想されるのであつて、ここに私は現内閣が今後の労働行政に関して重大な責任を持たなければならぬと存ずるのであります。そこで新しい小坂労働大臣に対して、私は、まず憲法の基本的人権と労働三法に関する御見解並びに特にその中の労働基準法について現下の日本の情勢下において、あなたの御見解をいろいろの場合に聞くのであるが、この際まず私はお伺いをいたしておきたいと思います。

第16回国会 予算委員会 第4号(1953/05/29、26期、日本社会党(右))

○今澄委員 私は社会党両派を代表いたしまして、昭和二十八年度一般会計暫定予算補正(第1号)、昭和二十八年特別会計暫定予算補正(特第1号)及び昭和二十八年度政府関係機関暫定予算補正(機第1号の)編成がえを求めるの動議を提出いたします。  今回は暫定予算とは申しながら、私どもは三箇月にわたる政府的な空白のために深刻なる様相を呈しておりまする日本の現状にかんがみるときに、まず第一番に中央地方を通ずる税制の根本的改革、第二番に公務員の給与の改訂、第三番に米価の二重価格の実施、第四番に大規模なる中小企業対策の実施、第五番に財政投融資の計画化と、貿易振興政策の具現等々の重大な案件が山積いたしておると思うの……

第16回国会 予算委員会 第10号(1953/06/25、26期、日本社会党(右))

○今澄委員 私は先ほどの大蔵大臣の答弁で、現下の一番重大な問題となつている不渡り手形について、かような簡単な答弁を予算委員会でして、それで黙つて聞いておるわけに参らないのであります。そこでこういう不渡り手形の出ておる基本的な原因については、いろいろ問題がありましようが、少くとも大蔵省当局は、手形そのものをどう考えておるのか。大体手形というものは、戦前は信用を重んじた商人の社会を流通した信用決済制度であるが、戦後の今日においては、手形そのものにも大きく問題がありはしないか。手形法第十四条の白地手形等は、非常に大きく不渡り手形の原因になるが、これらに対して、大蔵省は何か法的措置を考えておるかどうか……

第16回国会 予算委員会 第12号(1953/06/27、26期、日本社会党(右))

○今澄委員 私は野党の各派を代表して、ただいま提出せられました公務員夏期手当に関する動議について賛成をするものであります。  本年度の予算案を見ても、国民総所得の大幅なる増加が見込まれている現状のもとにおいて、現下官公労が夏期手当に関して、苦難の生活にあえぎながらいかに待望しているかということは、いまさらここで申し上げるまでもありません。ただいま与党たる自由党から三点の反対理由があげられましたが、これらはいずれもこれらの夏期手当の支給を渋る名目的な反対理由にすぎないのでありまして、昨年末の年末手当の支給その他の経緯にかんがみるならば、これらの問題は立ちどころに解決するものと思われます。私どもは……

第16回国会 予算委員会 第13号(1953/07/02、26期、日本社会党(右))

○今澄委員 関連。今の地域給に関して、淺井総裁の都合もあるので関連して質問をいたしますが、この地域給は、まず地方からの厖大な陳情が常に引切らぬ現状から見ても、人事院としてはすみやかに、この地域給に対する将来の根本的ななんと言うておらないで、この際態度を明らかにすべきものであると私は思います。そこで現在の都市中心の物価が農村方面の物価とやや並んで参りました現状のもとにおいては、この地域給というものは将来どのように考えられるか。地域給は、将来のことを考えてみると、これをこの際全廃する方針で人事院が行つておるのか、それとも全廃はしない、地域給はやはり今後とも必要であるのか、まずこの根本方針ぐらいはこ……

第16回国会 予算委員会 第16号(1953/07/06、26期、日本社会党(右))

○今澄委員 私は今回の西日本の風水書について視察をして昨日帰つたのでありますが、この風水害は想像しておりましたよりも、まことに甚大な打撃を与えておりまして、政府からいろいろ緊急対策を新聞紙上には発表いたしておりますが、二十億の応急対策の府県別の割当も、現地で発表した数字が東京で再検討せられるというような状態でいまだにきまつておりません。まことに生活困難をきわめて、その惨状の中に思想的ないろいろの問題も芽ばえて、私は総額一千億に及ぶという西日本水害の対策に、重大な問題であると思います。総理大臣はこの西日本の水害対策について御報告を受けられたと思いますが、どのようなお考えでおられるか。特に災害救助……

第16回国会 予算委員会 第18号(1953/07/08、26期、日本社会党(右))

○今澄委員 本日の木村長官の答弁によると、まつたく当委員会の決議を無視し、われわれを納得せしむべき何らの理由もなくして五年計画の提出を拒否いたしております。われわれはこの予算委員会において、決議をもつてこれらの資料を要求したのであるから、法律的ないろいろの問題はともかくとしても、政治論としては委員長はかような書類の提出について、これを厳重に督促しなければならぬのに、委員長はその職務に忠実なるものとは認めがたいものがある。今後の委員長の態度を一言私は質問をいたします。
【次の発言】 われわれはそうした委員長のとりはからいは、委員長が当予算委員会における職務に忠実であるとは思いません。野党各派を代……

第16回国会 予算委員会 第23号(1953/07/14、26期、日本社会党(右))

○今澄委員 私はまず総理大臣にお伺いをいたしますが、最近ワシントンにおいて、日本の総理みずから現下の諸懸案解決のために、ワシントンに来るのを大歓迎であるという向うの情報でありますが、現在アメリカと日本との間には、この予算委員会の審議の過程を通じてみても、幾多の懸案があります。この際総理みずからこれらの懸案解決のためにお行きになることが、現下の日本の情勢では必要であると私ども考えますが、これに対しての総理の御見解なりお見通しを、ひとつお伺いいたしておきたいと思います。
【次の発言】 しからば遣米使節団として、大蔵大臣を派遣するとか、あるいは池田政調会長が派遣されるとか、いろいろうわさされておりま……

第16回国会 予算委員会 第25号(1953/07/17、26期、日本社会党(右))

○今澄委員 私は、日本社会党を代表して、政府の予算案と改進、分自両党の修正予算案に反対し、社会党両派の予算修正案に賛成する理由を述べんとするものであります。  反対の理由を一言にして申しますれば、政府原案及び修正案に現われた諸政策は、日本の政治的、経済的独立を強化発展させ、迫り来る世界的景気後退に積極的に対処するものとは認められないがゆえに、私どもはこの予算案に反対いたします。  なるほど政府は、予算の説明において、経済の基礎はいまだ脆弱であるから、一日も早く特需依存を脱却して、経済自立態勢をすみやかに確立する必要があると言つております。しかも、そのためには、財政の投融資を拡充強化して、経済基……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 予算委員会 第3号(1953/11/02、26期、日本社会党(右))

○今澄委員 総理特にお急ぎの大事な御用があるそうでございますから、私は総理大臣だけに二十分ほど質問をいたします。  まず第一番に、今度経済審議庁の廃止をされるような計画が出ておるが、大体吉田総理の経済及び一般財政に関する知識というものに一貫性が少いように思われます。総理はときどき電話をかけて、国土の開発をやつたらどうだとか、いや干拓事業をやるがいいとか、乗つておる自動車が非常にゆれると、道路の改修をやれとか、貿易振興をやれとか、人造米を元気を入れてやれなど、いろいろその場の思いつきで政策を内閣の官房長官その他にお伝えなさつておられますが、私はこの際あえて総理に申し上げておきたいのは、かつて原敬……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 法務委員会 第4号(1953/12/07、26期、日本社会党(右))

○今澄委員 簡単にお伺いしておきたいのは、あなたのところに国税局から仏教保全経済会のことに関して調べに行つたことがありますか、ありませんか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 仏教保全経済会の本部はどこにありますか。
【次の発言】 それから国家警察並びに京都の地方警察があなたの方の仏教保全経済会に行つたことがありますか。特にあなたについて何か問合せなり参考のことを聞いたことはありますか。
【次の発言】 それから仏教保全経済会が本家の保全経済会からいろいろなものをもらつたことはないそうですが、お金を借りたことはありますか。
【次の発言】 あなたの所属しておる西本願寺が保全経済会からお金を借りたこ……

第18回国会 予算委員会 第4号(1953/12/05、26期、日本社会党(右))

○今澄委員 先ほどの仲裁裁定に関する大蔵大臣の答弁は、業務上の実績によつては、あるいは年度内については考慮するかもしれないというような非常にはつきりしない御答弁がございましたが、この際まず私は労働大臣に仲裁裁定に関する公共企業体関係は、国家公務員に与えられた〇・二五と足をそろえるために、年末手当について団交で〇・二五を労働大臣としては認められたように私どもは了解を持つておりましたが、労働大臣はひとつ明確にこの〇・二五について私どもにぜひ納得の行くような御説明をこの機会に願つておきたいと思います。
【次の発言】 団交その他によつて、結果的には実質的な結果を招来するように労働大臣は処置するという御……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 行政監察特別委員会 第4号(1954/02/01、26期、日本社会党(右))

○今澄委員 それでは、私は証人に二、三点お伺いをいたしますが、まず第一番にお伺いをいたしたいことは、先般来の怪文書において、社会党右派に至るまで保全経済会の献金を受けた等々の記事が載つて、非常に世間の疑惑を招いているが、証人の手を通じ、あるいは人を介しても、社会党の右派にさような献金があつたということは、私どもは党本部調査の結果断じてないのであるが、この点についてまず証人のはつきりした御言明をひとつ承つておきたいと思います。
【次の発言】 そこで、私は第二点としては、保全経済会が休業後、平野証人、早稻田顧問並びに松本さんと三人で保全経済会ビルに集まつて、三浦、兒玉さん等とこの保全経済会の再建等……

第19回国会 水産委員会 第4号(1953/12/14、26期、日本社会党(右))

○今澄委員 私は大蔵大臣にこの機会にお伺いをしておきたいのは、大蔵大臣の立場もよくわかります。わかりますが、来年度の予算編成の概括の見通しが、ほぼ骨絡だけは、大蔵大臣としての見通しがあると思いますが、その中でいわゆる船舶建造の利子補給と、今まで行われている利子補給について、それじや全部これを切り落すというお考えであるのかどうか。  それから第二点は、この三分五厘は、私どもとしては三分五厘なんというばかなことは、ほんとうはないと思う。だからこの前の予算委員会では、われわれ野党としては季承晩ラインに関する船舶利子補給資金として、二億円を予算の中に計上して――私どもは、少くとも本予算では間に合わぬか……

第19回国会 予算委員会 第2号(1954/02/02、26期、日本社会党(右))

○今澄勇君 私はこの機会に犬養法務大臣にお聞きをいたしますが、この保全経済会の問題で、過ぐる昨年の七月から三回にわたつて、この予算委員会で、私は法務大臣に質問をいたしております。そのときに法務大臣は、この検挙ができないのは一にかかつて私の詐欺罪かどうかという判定についての責任である。将来私の責任が追求せられるときは、私は責任をとるつもりであると、十二月の予算委員会ではつきり言われております。ところがわれわれの調査によると、保全経済会の顧問松下幸徳氏は元検事であり、東京地検のいろいろの検事の方々と関連がある。そこで最高検がこの保全経済会の問題を追求しようとしたときに、東京地検の見解と対立をして、……

第19回国会 予算委員会 第5号(1954/02/05、26期、日本社会党(右))

○今澄委員 私は先般総理大臣が静岡の遊説で述べておられる言葉の中に、英国の経済は耐乏生活を続けた結果、昨年二月から隔世の感ある復興ぶりを示した。これと比較して乏しい日本の外貨は、予算事情の悪化がこのまま続けば、間もなく食いつぶしてしまう危険な状態である。外国政府から親切な忠告を受けているような始末で、二十九年度予算案は幸いに一兆円以内に抑えることができた。しかし国民が耐乏生活に甘んじる覚悟をいたさなければ、すぐに補正予算を組まねばならない事態となるということを演説で言つておられる。ところがこの満悦は本予算案を審議する上に、いろいろな重大な意味を打つておるけれども、私は総理に指摘をいたしたいのは……

第19回国会 予算委員会 第9号(1954/02/10、26期、日本社会党(右))

○今澄委員 議事進行について。ただいまの犬養さんの御発言は、ただいままでのところということでございましたが、いかなる資料と、いかなる資料に基いて犬養法務大臣はそういう御答弁をなされたのか。もし将来犬養さんの答弁に間違いがあつた際は、あなたは法務大臣として責任をおとりになるのかどうか。ひとつ御答弁を願つておきたいと思います。
【次の発言】 今の法務大臣の御答弁によると、顧問という形式においても、実質的な顧問的役割をしておつたかどうかについても、中間的の報告であるが、そういうことはないようである、最終的な報告でないと言われますから、私はここにある資料をあげてあえてここで読みません。それはあなたの最……

第19回国会 予算委員会 第14号(1954/02/18、26期、日本社会党(右))

○今澄委員 今の川崎氏の造船問題に関連して、私は検察庁、その他この造船汚職、保全、日殖等について日夜努力しつつある検察陣の足の問題、食糧その他非常にきゆうくつなる状態であるが、なぜそのようなきゆうくつな状態に法務大臣は置かれておるのであるか。当然予備費その他の費用がいることと思うが、これについての法務大臣の大蔵省との折衝、並びにこれらの捜査に関する費用について、予備費等の問題について、犬養さんから簡単でよろしゆうございますから、ちよつとお答え願いたいと思います。
【次の発言】 そこで法務大臣にもう一度質問しますが、当初検察当局は、これらの予算について約二億円程度の予算を組んだ、法務省と折衝の結……

第19回国会 予算委員会 第17号(1954/02/22、26期、日本社会党(右))

○今澄委員 私は緒方副総理にお伺いいたしたいのですが、二十日の日の午後緒方さんは、首相官邸に田中衆議院決算委員長を招かれて、森脇メモのことについていろいろお話があつた。どういう意味のことを申されたのか、ちよつとお伺いしておきます。
【次の発言】 私はこの問題は重大な問題であると思う。そのときに緒方副総理は田中委員長に対して森脇メモについて、このメモは絶対に公表しないようにしてほしい、メモの内容は与党に不利だから運営は慎重にすべきであるということを言うて、田中決算委員長はその後新聞記者と会見をして、これはいろいろ新聞に載つておるので御存じの通りですが、緒方副総理から私はこういうことを言われたが、……

第19回国会 予算委員会 第24号(1954/03/17、26期、日本社会党(右))

○今澄委員 時間がないから簡単に聞きますが、この問題は重大なる問題で、日本の国会を通じてアメリカの輿論に私は大きな反省を与えたいと思います。まず農林大臣に聞きますが、あなたは今漁船の被害はない模様であるとの答弁でありましたが、きのうの午後まぐろかつを漁業協会の語つたところによると、第一次原爆の試験以来、同洋上におて日本漁船にして原因不明のまま消息を絶つた漁船が五、六隻あるとの話でありますが、この原因不明のまま行方を絶つた漁船は何隻であるか、またそれらの原因について調査したことがあるかどうか。農林大臣並びに水産庁長官から正確簡単にお答えを願いたい。


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 予算委員会 第2号(1954/12/03、26期、日本社会党(右))

○今澄委員 私は、三十日に開会されましたこの国会の本会議並びにこの予算委員会を通じて、吉田総理に対し、なかなか手きびしい質問が出て、総理が御答弁になつておる姿を見てお気の毒だと思います。総理も八十歳に近い老齢でありますが、今回総理が外遊されましたイギリスにおいては、一昨日、保守党の内閣総理大臣チヤーチル氏の八十歳を祝つて国会議員がその肖像画を贈り、反対党であるアトリー労働党党首がチヤーチル・デーをたたえておりますことは、われわれ政治家としてまことにうらやましい限りであり、私どもも幾多のこれらの事情を見て示唆を受けておるわけであります。しかるにわが国においては、まあ反対党であるわれわれ社会党のこ……


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 貿易振興に関する調査特別委員会 第2号(1954/12/15、26期、日本社会党(右))

○今澄委員 大臣御就任間もないことでありますから、私は大きな問題だけ簡単に一つ御質問をいたします。  第一点は、外務大臣に御就任されましたが、日本の経済外交というものは、その裏にやはり世界政策、国の外交の裏づけがなければ推し進めることができないという意味において、わが国はアメリカその他各国との間にサンフランシスコ条約というものを結んでおるが、このサンフランシスコ条約は、御承知のように制限規定がありまして、三年間はこのサンフランシスコ条約と異質の条約を結んではならないということになつております。この制限は四月において解けるのであるが、サンフランシスコ条約と抵触するような講和条約をソ連ないし中共側……

第21回国会 貿易振興に関する調査特別委員会 第3号(1954/12/16、26期、日本社会党(右))

○今澄委員 時間がないので、経審長官に一、二分聞きたいのは、外資の導入と中小企業の関係です。アメリカから一部の中小企業だけに外資の導入をする、すなわちシンガーミシンとパイソミシン、それから日米石綿とジヨンス・マンビル、これは日本の中小企業があげて反対をしているところであるが、新内閣は、こういうような一部の中小企業に外資の提携をやつて他の業者を非常に圧迫するがごとき吉田内閣の亜流をくむ政策はおやりにならぬと私は思うのだが、経審長官としてのあなたの見解を一言だけ聞いておきたい、あと石橋さんに質問する都合がありますから。
【次の発言】 そうすると、今の答弁は、日米石綿とジヨンス・マンビルの関係、それ……


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各種会議発言一覧(衆議院26期)

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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 予算委員会公聴会 第1号(1953/06/29、26期、日本社会党(右))

○今澄委員 ただいま中小企業金融について非常に有益なお話を伺いましたが、一、二点御質問を申し上げたいと思います。  第一点は、現在のやみ金融を中小企業者が利用して、高利子のためにますます中小企業者が困窮に陥りつつある現状を打開するには、どういうふうな方策をもつてやればいいか、公述人の御意見を承りたい。  なおもう一つは、全般的な中小企業金融の金利の引下げがやはり重要であるが、これにはどのような政府の施策が必要であるかという点について、公述人の御見解をこの際お聞きをしておきたいと思いなす。
【次の発言】 なおもう一つ。現在の中小企業金融機関をながめてみると、今度新しくできる中小企業金融公庫の構想……

第16回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1953/07/11、26期、日本社会党(右))

○今澄委員 私はちよつと思い出したので、ぞひひとつ通産大臣にお伺いしたいことは、今、日韓会談が大体結末を目前にして閣議の方でこれに対する根本的な態度をきめられたんじやないかと私は思いますが、非常に行詰つた状態であることは岡野さんも御承知の通りであります。そこで外貨の割当で、自動車その他いろいろのものはどんどん割当てられておるが、かんじんの日本と韓国との貿易についての外貨の割当というものが、こういう日韓会談の見通しを待てということで、ここ今年以来ずつと外貨の割当がないわけでありますが、通産省としてはこの日韓会談の見通しと朝鮮貿易、特に魚その他についての外貨の割当等についてはとういうふうなお考えで……

第16回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1953/07/13、26期、日本社会党(右))

○今澄委員 予算委員会ではいろいろ聞きたかつたのでありますが、きようは分科会でありますから、ひとつなごやかにいろいろの疑問の点をお伺いしておきたいと思います。  第一は韓国との問題でありますが、日韓会談はずつと継続されておりますが、そのさ中に今度の休戦で、ロバートソン特使と李承晩大統領との声明があつて、先ほど来外務大臣が御会見をされたそうでありますが、この朝鮮休戦と新しく朝鮮とアメリカが結ぼうとしておる相互防衛条約の見通し、並びにこれらに関連して、日本に求めらるべきアメリカの要望等について、ぜひ御答弁をお願いしたいと思います。
【次の発言】 この韓国との防衛協定、相互防衛条約から、日本がいろい……

第16回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1953/07/13、26期、日本社会党(右))

○今澄委員 簡単にお伺いをしますが、私は中小企業金融の建前から、先般大蔵大臣にお伺いしたところが、大蔵大臣は、匿名組合の法律の盲点をついて現在行われておる貸金策に類似の業務については、これを取締まるという明確な御答弁が予算委員会でありました。そこで私はこの予算委員会の大蔵大臣の答弁に基いて、ちよつとお伺いをしておきたいのは、この匿名、組合法というものは、かような匿名組合法の盲点をついて業者が現われることを予想してつくられたわけではいので、これには多くの問題があると私は思います。  まず第一番に、五百三十六条「匿名組合員ノ出資ハ営業者ノ行為ニ帰ス」「匿名組合員ハ営業者ノ行為ニ付キ第三者二対シナ権……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1954/02/25、26期、日本社会党(右))

○今澄委員 私経済審議庁関係で、予算委員会で質問ができなかつた簡単な問題を二、三御参考までに聞いておきたいのです。  まず第一番に今の外貨の保有手持高と、今度の外貨の割当をめくつては、外貨の割当を今までより減らさないで割り当てたのでは、保有外貨の現状からはとても困難である。そこで外貨の割当を減らすというと、砂糖に表われたように、これらの輸入物価の値上りで、価格引下げという日本の基本的な一兆予算の中心がくずれる。そこで外貨の割当を減らせば、貸出しをうんと締めるなり、よほどの手心を加えるなりして、日本の物価の引上げを押えなければならぬということになるわけであります。だから外貨の割当を、外貨の手持ち……



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データ更新日:2023/02/05

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