福田篤泰 衆議院議員
26期国会発言一覧

福田篤泰[衆]在籍期 : 24期-|26期|-27期-28期-29期-30期-31期-32期-33期-34期
福田篤泰[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは福田篤泰衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院26期)

福田篤泰[衆]本会議発言(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 衆議院本会議 第18号(1953/07/07、26期、自由党)

○福田篤泰君 ただいま議題となりました二法律案について、外務委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。  まず、国の援助等を必要とする帰国者に関する領事官の職務等に関する法律案は、いわゆる引揚者の帰国のための臨時措置の対象となる在外国民を除き、一般に領事官の駐在している地に在留する在外国民が、困窮のため帰国を余儀なくされ、あるいは在留する国の官憲による退去強制の処分を受ける場合におきまして、それらの者が自己の負担で帰国できないときには、領事官が、その職務の一端として、帰国を援助する等の措置を定めることを目的とするものでありまして、主として日本船舶の船長に対する送還命令、帰国のため……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 衆議院本会議 第31号(1954/03/31、26期、自由党)

○福田篤泰君 私は、自由党を代表して、ただいま上程されておりまする日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定の批准について承認を求めるの件外三件に対し賛成の討論を試みんとするものであります。(拍手)  まず、本協定がアメリカの一方的意思によつてわが国に押しつけられたものであるとの議論をなす者がありますが、ただいま委員長の報告にもありました通り、昨年七月本協定の交渉が東京で開始されましてから本年三月八日の調印を見るまで、実に九箇月の期間を要したのであります。このことは、日米両国ともそれぞれ十分諸般の情勢と条件について慎重に交渉を重ねて参つたことを意味するものであります。かくのごとき交渉形式は……

福田篤泰[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院26期)

福田篤泰[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 外務委員会 第1号(1953/05/27、26期、自由党)

○福田(篤)委員 動議を提出いたします。理事の互選はその数を七名とし、選挙の手続を省略して、委員長において指名されんことを望みます。

第16回国会 外務委員会 第8号(1953/06/27、26期、自由党)【議会役職】

○福田(篤)委員長代理 休憩前に引続き会議を開きます。  国際情勢等に関する件について質疑を継続いたします。なお外務大臣に対する質疑は、時間の都合上一人十五分以内にお願いいたしたいと存じます。  これより通告順によりまして質疑を許します。喜多壯一郎君。
【次の発言】 喜多委員に申し上げます。十分注意しますから、時間の都合上継続願います。
【次の発言】 ちよつと御注意申し上げますが、時間が大分過ぎましたから、簡潔に願います。
【次の発言】 並木芳雄君。
【次の発言】 並木芳雄君に申し上げますが、ちよつと予定の時間を過ぎましたから……。
【次の発言】 戸叶里子君。

第16回国会 外務委員会 第11号(1953/07/08、26期、自由党)

○福田(篤)委員 私は先般の九州大水害の問題について、これと関連する国際的な面から見た問題について、外務大臣にお伺いいたしたいと思います。御承知の通りこのたびの九州大水害は、きわめて大規模である。先般院議をもつて調査団を派遣せられまして、委員長の報告も昨日行われたことは御承知の通りであります。政府側も本部を設けて真剣にその救済に乗り出した、いわば国内的な大きな関心事でありますが、この際に私が承知しておる範囲から申し上げますと、各国からも非常な甚大な同情と関心を寄せられ、おそらく外務省にも各国から丁重な見舞かあり、その他の処置がとられておると思います。あるいは書面、あるいは口頭、あるいは金品の寄……

第16回国会 外務委員会 第12号(1953/07/10、26期、自由党)

○福田(篤)委員 今穗積委員から御注意があつたようでありますが、参考人の陳述中に途中から一種の牽制手段のごとき発言することは慎んでもらいたい。参考人の意見は意見として静かに聞くべきでありまして、いわゆる外部の云々というお話がありますが、これは現状における一つの厳然たる事実があるので、われわれはそれを一応聞いて、午後の質問のときにまたやりたいと思います。

第16回国会 外務委員会 第17号(1953/07/21、26期、自由党)

○福田(篤)委員 長代理 並木君、時間の都合上簡単に願います。
【次の発言】 代理 田中稔男君。
【次の発言】 長代理 田中君に申し上げますが、時間が超過しましたから……。
【次の発言】 長代理 戸叶里子君。
【次の発言】 長代理 この際お諮りいたします。本件は重要な案件でございますので、学界、その他関係団体よりその代表者を参考人として招致し、その意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 長代理 御異議がなければ、さように決定いたします。  なお参考人の選定及び意見を聴取する日時等につきましては、理事会に御  一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。

第16回国会 外務委員会 第21号(1953/07/28、26期、自由党)

○福田(篤)委員 私は第八条第二項の問題について若干の質疑を行いたいと思います。  まず第一は、アメリカの上院におきまして、第八条第二項に関して附帯決議がされた、いわゆるリザーヴエーシヨンの条項を設けたということを伺つております。この点について、はたしてアメリカの政府筋からわが方に対して何らか意思表示があつたかどうかということが第一点。  第二は、もしアメリカの政府からこの八条二項に関する留保条項について正式通告ないし連絡があつた場合、わが国としてどういう態度をとるか。調印した条約についていろいろ手をつけることは技術的にも非常に困難であると思いますが、対等の独立国としてわが方も当然何らかの措置……

第16回国会 外務委員会 第23号(1953/07/30、26期、自由党)

○福田(篤)委員 私は外務大臣に具体的な御答弁を日本国民にかわつてお伺いしたいと思うのであります。それは本日の新聞紙上にも伝えられております通り、韓国軍または中共軍の海軍によりまして、わが国の漁船がたびたび襲撃されておる、また拿捕されておる、この事実は、もしかつての日本の独立時代でありますれば、重大なる国際問題となつて展開しておるに違いなかつたと思うのであります。また無事の平和的な漁業に従事しておる漁民が、理由なく公海において他国の海軍力によつて殺されたような場合には、でありますならば、おそらく国民大会を開いん重大な国民の意思として取げられたに違いないと思うのでありますが、敗戦の結果、現在独立……

第16回国会 外務委員会 第24号(1953/07/31、26期、自由党)

○福田(篤)委員 私は、この際外務当局に対しまして質疑を試み、またその決意と実際の具体的な方法をぜひとも明らかにしてもらいたいことがあります。これは、ほつときますと将来必ず日米間に重大な紛争、係争の問題に発展する可能性がある。また必ずそうなると私は信じておりますので、日米間の今後の友好を切に願つておるわれわれといたしまして、問題が大きくならないうちに、またこじれないうちに善処して、具体的に解決していただきたいという問題があるわけであります。それは、小笠原島民の帰島問題、いわゆる引揚げられた島民の七千余名の帰島問題であります。まず私は政府にお伺いしたいことは、この北緯二十九度以南の小笠原諸島が、……

第16回国会 外務委員会 第25号(1953/08/01、26期、自由党)

○福田(篤)委員 私は昨日の委員会におきまして、外務当局に対して、今、日米間の大ききな係争問題になりつつある小笠原の島民の帰島問題について御質問いたし、また御答弁を得たのであります。これに関連して、もう一ぺん具体的な当局の御答弁を得たいと思います。  まず第一に、講和条約で小笠原島と同等の待遇を与えられておる沖縄、奄美大島、これについては、終戦後島民が帰つておる。これと特に区別して、小笠原島だけが帰れないことは、昨日もいろいろ論議の的になりました軍事的理由というきわめて簡単な理由でありますが、これについて外務当局は、一体どういう具体的内容を持つておるか、あるいはどことどこが必要であるとか、ある……

第16回国会 外務委員会 第26号(1953/08/04、26期、自由党)

○福田(篤)委員 今政務次官の御答弁を伺いましたが、この点について一言要請申し上げたい。それはいかに困つておるかという点については具体的におわかりになれば非常にけつこうですが、問題はこの前お伺いした要点は、何か特別な立法措置でもとつて、特別の事情で着のみ声のままで強制引揚げをさせられたこれら不幸な人たちに、何らかの政府の援護措置が考えられないかという点が一つであります。これはもちろん厚生省その他との共管事項になると思いますが、立法手続についてもう一度つ込んで御研究を願いたい。  第二の点は、百三十五名の者は混血児でありますが、日本の国籍を持つている日本人であります。これが現在小笠原におるのであ……

第16回国会 外務委員会 第29号(1953/09/04、26期、自由党)

○福田(篤)委員 ただいま外務大臣からかなり詳細にわたりまして、MSAの中間報告ともいわれるべき御説明がありました。まことにけつこうであります。御承知の通り現在東京においてこのMSA交渉が行われておりますので、私どもはAPだとかあるいはロイターだとか外国のソースによつてこの交渉の経過を知るがごときはまことに不明朗であります。同時に日米間ともかなり無責任な言動もあり、放言もあります。デマも相当ありますので、今後とも外務大臣におかれましては主催地が東京であり、しかも直接の当事者であり、責任のある立場から、さしつかえない範囲で積極的に交渉の経過、見通しについて、国会を通じ、特にこの委員会を通じまして……

第16回国会 外務委員会 第30号(1953/09/17、26期、自由党)

○福田(篤)委員 MSAの交渉につきまして、先般外務大臣から詳細な中間報告をいただいたのであります。私どもはその労を大いに多とするのでありますが、その後の経過を見ておりますと、どうも停滞ぎみでありまして、あまり進捗を見ないような印象を受けるのでありますが、一体その停滞の原因がどこにあるのか。巷間伝うるところによりますと、わが方の防衛計画の提出が、まずこのMSA交渉の重大な前提条件であり、わが方の防衛計画がまだ樹立されてなく、従つて提出が遅れているために、このMSA交渉が停頓しているというような説もあるのでありますが、その点について、交渉の停滞している理由並びに防衛計画との関連を、はつきりと御説……

第16回国会 外務委員会 第31号(1953/10/19、26期、自由党)

○福田(篤)委員 ただいま外務大臣から、今回の三国訪問につきましての御報告がありました。まず委員会を通じて国民に対外問題の真相を伝えたいというこの態度にわれわれは非常に敬意を表します。今後もこの方針をぜひとも持続していただきたい。ついては内容につきましてはきわめて抽象的な御報告でありますので、具体的な問題について若干質問を申し上げたいと思います。  まず第一に、三国からの賠償額の要求につきまして、額の明示がなかつたというお話でありますが、これは新聞その他の報道を通じまして、従来とも非公式にいろいろな額が発表されておる。またわが方といたしましても、たとえばフィリピンに対して一億五千万ドルから三億……

第16回国会 外務委員会 第32号(1953/10/28、26期、自由党)

○福田(篤)委員 木村長官はまだですか。
【次の発言】 ただいま外務大臣から、簡単ではありますが、中間報告のようなものが日韓交渉並びにMSAについてあつたのであります。御苦労を多としますが、ただMSA問題につきましてお伺いいたしたいことは、今の御説明では軍事顧問団の性格、その他こまかい点、おそらくこれは特許権の問題とか、免税とか、こまかい技術的な点でしようが、そういう政治的な話がまとまらないで、調印が遅れておるというお話でありますが、この前からの委員会の御説明では、大体初めは十月初旬、その後の御説明では、おそくとも十月の下句には調印できるということを言われたのであります。こういう技術的なこまか……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 外務委員会 第1号(1953/10/31、26期、自由党)

○福田(篤)委員 まず委員長に本委員会運営について御注意を喚起いたしたいと思います。本日は本議定書に対する政府側の提案の説明があつて、それだけで質疑は来週になつておりましたが、突如こういうことになつた。これは各委員の方々も非常に迷惑かと思いますので、そういう場合には理事会を開いて、運営の変更については承認を求めるよう御注意を申し上げたい。  法務省の方に伺いますが、今度の議定書につきまして効力が発生したわけでありますが、実際上の運営面につきましていろいろ心配する向きがたくさんございます。実は二週間ほど前に横田基地の司令官とある席で話し合いましたときに、法務関係の将校が参りまして、非常に心配して……

第17回国会 外務委員会 第4号(1953/11/03、26期、自由党)

○福田(篤)委員 私は自由党を代表いたしまして、本議定書の締結につきまして賛成の意を表明せんとするものでございます。  NATO協定が本年の八月二十三日に発効いたし、それに伴いまして、日米間の行政協定の刑事裁判権条項がNATO方式に改訂されたことは御承知の通りでございます。この改訂は十月二十九日から実施されますので、今般国連軍との間におきまして、他の懸案と切り離して、特に刑事裁判権に関する議定書をこの際結ぶことになり、交渉の結果、十月二十六日に署名が米国政府並びに英国、カナダ濠州及びニユージランドとの間に行われたわけでございます。率直に申しまして、一九五二年二月二十八日にでき上りましたかつての……

第17回国会 外務委員会 第6号(1953/11/07、26期、自由党)

○福田(篤)委員 外務省にお伺いするのでありますが、大臣も次官もおりませんから、下田条約局長に御答弁を願います。先般の池田・ロバートソンの会談に関しまして、十月三十日ワシントンで共同声明が発表されました。それは正式に外務省に報告がありましたか、どうですか、まずその点を伺いたい。
【次の発言】 公電をもつて外務省に報告があつたとすれば、池田勇人君自身の資格問題でありますが、今国会でいろいろ問題になつておるのは当然でございますが、私この前外務大臣に外交旅券についてお伺いした。これは私も外務省におりましたから内規は知つておりますが、外交に行くからといつて、何ら正式に外交的な特権を与えられるとは思いま……

第17回国会 行政監察特別委員会 第1号(1953/10/30、26期、自由党)

○福田(篤)委員 この際動議を提出いたします。委員長の互選は、投票を用いずに、吉武惠市君を委員長に推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。理事は、その数を七名とし、委員長において御指名あらんことを望みます。


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 外務委員会 第1号(1953/12/03、26期、自由党)

○福田(篤)委員 私は今委員長の言われた通り、今回の池田特使の渡米につきまして、非常にその労を多とするのでありますが、いろいろな意味で巷間にはデマも流れ、また事実に近いような説も論議されている次第でありますので、今池田議員の言われましたように、国際信義にもとらない、さしつかえない範囲では、できるだけ本委員会を尊重していただきまして、具体的な事案をさしつかえない範囲で、本委員会を通じて国民に周知せしめた方が、政府としても、また国会としても正しい道ではないかと思うのであります。それでいろいろ問題になつた諸点につきまして、御答弁ないし御説明をいただきたいと思います。  初めに池田特使が行かれまして、……

第18回国会 外務委員会 第2号(1953/12/05、26期、自由党)【議会役職】

○福田(篤)委員長代理 次会は月曜日定刻より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。     午後零時八分散会

第18回国会 外務委員会 第3号(1953/12/07、26期、自由党)

○福田(篤)委員 関連して。先ほど小滝政務次官が来るべき通常国会で複関税制について法案提出の用意があるということでありますが、一体従来のいかなる法律につきまして、いかなる点で修正をされるか、あるいは新しい法律体形をもつて提案されるか、これだけお伺いいたします。
【次の発言】 私は自由党を代表いたしまして、本法案に賛成の意を表するものであります。御承知の通り、このガツトの精神は、従来の世界貿易の障害をなるべく少くしようという点が精神でありますので、これは対外貿易の進展が祖国復興の重大な基本的な問題であるということから見まして、私はこの精神にはわが国は非常な利益を得るという考えを持つものであります……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 外務委員会 第1号(1953/12/11、26期、自由党)

○福田(篤)委員 外務大臣にお尋ねしますが、日韓交渉につきましては全国民が非常に大きな関心を持つてながめておるのであります。大臣はたびたびアリソン大使とお会いになりまして、最近に至つてアメリカがある一定の条件のもとに、日韓交渉に対してオブザーヴアーとして、あつせんの労をとつてもいいというようなことを言つたと伝えられておりますが、最近の十二月五日のINSのワシントン電によりましても、これを裏づけるような報道かあるわけであります。この点について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 この日韓交渉につきまして、確実な筋からの情報によりますと、日韓交渉の再開に関しまして、韓国側は二つの条件を日本側に……

第19回国会 外務委員会 第3号(1954/02/01、26期、自由党)

○福田(篤)委員 大臣がまだおいでにならないので、委員長の今のお話の通り、他の幹部の方に御説明いただきたいと思います。  まず経済局長にお伺いいたしますが、昨年の十二月シドニーで英連邦の蔵相会議が行われたことは御承知の通りでございます。いろいろな観点から重大な経済問題を彼らは論じたようでありますが、そのうちの一つとして米国の景気後退の問題と、その穴をカバーするための中共並びにソ連圏に対する貿易振興というようなことも討議されたと伺つておりますが、私は先般のアメリカのランドール勧告に対しましても、結局日本は今後アメリカ等の基本政策の点から、中共その他ソ連圏に対しましてもいろいろな障害もあろう、むず……

第19回国会 外務委員会 第6号(1954/02/10、26期、自由党)

○福田(篤)委員 ただいま春副知事から本問題につきましてきわめて簡単な御説明がございました。私は具体的な事実につまましてもつとつつ込んた、しかもこの問題の重要性と深刻性にかんがみて、都政の最高責任者としての具体的な御回答をいただきたいと思います。  まず一つお伺いいたしたいことは、今お話にもありました通り、昨年の太平洋の市長会議で、安井知事、佐々木議長が渡米の際に、小笠原島民が同知事並びに議長に対しまして、今申し上げたような帰島要請の陳情があつて、いろいろ御努力なされたというお話がありましたが、実は私の調べによりますと、向うにどういう反応があつたか、どういう答えがあつたか、それについて何ら都の……

第19回国会 外務委員会 第7号(1954/02/13、26期、自由党)

○福田(篤)委員 私は緊急的な問題と一般外交問題につきまして、政府側に御答弁いただきたいのであります。  まず第一に、武蔵野の米軍宿舎の問題でありますが、それは伊関協力局長が日米行政協定の線に沿つて、困難な問題を非常に努力せられたことを、常々私は大いに多とするものであります。まず昭和二十七年の十月十七日に、あなたの名前で武蔵野市長あてに公文書を出しておりますが、その中で、「今般米軍関係施設の用途計画検討の結果、右宿舎には米軍将校家族のみを収容すること」云々と書いてある、こういう公文書について御記憶があるかどうか、まずそれをお伺いいたしたい。

第19回国会 外務委員会 第9号(1954/02/20、26期、自由党)

○福田(篤)委員 ただいまの御質問に関連して二点だけもう一度お伺いしたい。一つは、昨日濠州政府から来た提案内容につきまして、今は両国間にお互いに発表しないというお話だそうでありますから、これは外交上当然われわれも発表を要求いたしませんが、どういう筋のものであるか、できるものならば、その方向なり荒筋のものを公表できる範囲で御説明願いたいということしが一つ。  もう一つは、この前の日濠交渉につきまして、わが方は非常に譲歩的になつて友好的に、たしか出漁期間も三月も延ばして、濠州側と誠意をもつて話し合つたはずでありますが、その結果は一方的な濠州政府の発表になつてしまつた。日本人としましては、これは重大……

第19回国会 外務委員会 第10号(1954/02/24、26期、自由党)

○福田(篤)委員 最近、インド駐在の西山大使がイランに行かれておることは御承知の通りでありますが、イランは今対英経済関係の上からいつても、非常に経済的な苦境に立つており、あの民族意識の強いイランがどういうように立ち上るかということは、われわれも大きな関心を持つておるわけであります。そこで、西山大使が向うにおられましていろいろ経済的な話が出ておるというようなことも伺つておりますので、さしつかえない範囲で具体的にお話願いたいと思います。
【次の発言】 外務当局が日本の経済外交の上で、イランを重視せられておるということを承りましてごく同感でございます。これにつきまして、米の問題はわかりましたが、今言……

第19回国会 外務委員会 第11号(1954/02/27、26期、自由党)

○福田(篤)委員 先ほど来参考人の方方から非常に貴重な陳述があり、また各委員からも熱心な御質疑がありまして、これに対して政府側の各機関を代表してきわめて熱心な御答弁があつたのであります。結論から申しますと都内の十五箇所の宿舎を一本にまとめて、ワシントン・ハイツのそばにできるわけでありますが、これは渋谷区民の方々の立場からいえばきわめて気の毒な、いわゆるしわ寄せみたいなことであります。これはわれわれ委員も全部御同感であろうと思います。できるならばほかの地点がないかということが第一点、これがどうしてもだめならば、具体的な日米の今後の友好関係、根本的にお互いにしつかり手を握つて行くという国策から考え……

第19回国会 外務委員会 第12号(1954/03/03、26期、自由党)

○福田(篤)委員 御説明を承りましたが、ごく簡単にこれにつきまして御答弁願いたいと思います。一つは、名誉総領事に関する問題であります。これが戦前は側面的に日本外交に非常に貢献した事実がありますが、大体どの程度の人数をお考えになり、また任地をどこに予定されておりますか、この点をお伺いいたします。
【次の発言】 それから俸給に関してお伺いします。今度四等大使、四等公使ができるという構想のようでありまして、新進気鋭の民間人並びに外務省員を抜擢ということがここに書いておりますが、この理由だけでなく、何か日本のこれからの経済外交であるとか、あるいはその他の外交政策の上から、こういう公館を昇格する理由があ……

第19回国会 外務委員会 第13号(1954/03/06、26期、自由党)

○福田(篤)委員 私は自由党を代表しまして、本件に関し賛成の意思を表明せんとするものであります。  理由は、国際紛争を平和的に解決する道がまずこれによつて開かれる。第二は、総会が決定いたしました条件がきわめて妥当なものであると考えます。  以上述べました二点によつて、わが党は賛成の意思を表明いたします。
【次の発言】 当面の外交問題につきまして二、三お尋ね申し上げたいと思います。  まず第一にMSAの問題でありますが、これは御承知の通り、本委員会においてかつて昨年の夏あたりに、外務大臣がMSA調印の時期は九月ごろであると言われた。これは記録にも載つておりますが、それ以来すでに半年も経過しており……

第19回国会 外務委員会 第15号(1954/03/12、26期、自由党)

○福田(篤)委員 私はまず外務大臣にお尋ね申し上げたい……。
【次の発言】 どうも左派並びに右、派のただいまの議事進行に関する発言を聞いておりますと、今までの理事会におきまして、社会党両派は質疑の時間を十分与えることをしばしば要求しておつた。しかるに今違憲であるという、とつぴようしもない非常識な発言をして、むしろその審議の時間を空費せしめる、きわめて悪質なる議事妨害であります。私は正式に委員長の許可をいただきましたので、本件に関する質問をいたしたいと思います。  まず第一に外務大臣にお伺いしたいことは、この協定の締結につきまして、昨先九月以来たびたび遅れて参りました。これは考えようによりまして……

第19回国会 外務委員会 第16号(1954/03/13、26期、自由党)

○福田(篤)委員 私は自由党を代表いたしまして本件に賛成の意を表明せんとするものであります。もともと本約定は純然たる事務的なものであつて、かつ日米間の郵便為替の交換の改善を目的とするものでありますので、われわれはこれに対し賛意を表するものであります。
【次の発言】 ただいま野党の委員から少くとも外務大臣また総理の出席を要求せられましたが、われわれといたしましても非常にごもつともな要求と思いますので、委員長においてもなるべくその線に沿つて御努力を願いたいと思います。  時間の都合上、今日はMSAの関係から生ずる経済的な問題、特に五百五十条につきましての若干の質疑をいたしたいと思います。まずお伺い……

第19回国会 外務委員会 第19号(1954/03/18、26期、自由党)【議会役職】

○福田(篤)委員長代理 並木君、ちょうどあなたの持ち時間が切れておりますから、この次にいたしますか。あるいはもう一回くらい……。
【次の発言】 ちよつと速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めてください。  それでは暫時休憩いたします。    午後三時四十一分休憩

第19回国会 外務委員会 第20号(1954/03/19、26期、自由党)

○福田(篤)委員 今まで各委員から熱心な御質問がありました。真剣に審議が行われておりますが、今まで伺つておりますと、わが国経済界に相当重要な影響を持つ投資の保証に関してまだ取上げてないと思いますので、この点に関して専門的なお立場からお答えをいただきたいと思います。  まずお伺いしたいことは今回の協定を定めました投資保証制度の目的とその根拠法につきまして、御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 この協定で日本は一体どういう利益を得られると考えますか。
【次の発言】 この協定によりまして保証される投資額の最高と最低について、お伺いしたいと思います。

第19回国会 外務委員会 第21号(1954/03/20、26期、自由党)【議会役職】

○福田(篤)委員長代理 これより会議を開きます。  日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定の批准について承認を求めるの件外三件を一括議題といたします。質疑を許します。戸叶里子君。

第19回国会 外務委員会 第25号(1954/03/25、26期、自由党)【議会役職】

○福田(篤)委員長代理 須磨彌吉郎君。

第19回国会 外務委員会 第31号(1954/04/05、26期、自由党)

○福田(篤)委員 この協定について二、三お伺いしてみたいと思います。今御答弁にもありました通り、国際商品としての砂糖の今後の需給関係から見て、一応増産を見込まれることは常識でございます。これはこの前の小麦の国際協定の場合にも問題になり、またMSAの余剰農産物についても、これに関して各委員から御質問があつた。御承知の通り、日本自体が輸入国で、輸入して物を買う以上は、なるべく安いところから値段をたたいて買うのが、一番得であることは常識でございますが、この協定によつてむしろ人為的に砂糖の価格がつり上げられる心配がないかどうか。むしろこれは協定に入らないで、自由の立場で、増産を見込まれる砂糖市場に対し……

第19回国会 外務委員会 第38号(1954/04/21、26期、自由党)

○福田(篤)委員 重大な賠償問題が近く調印を見るということは、まことに喜びにたえないところであります。ただ問題はかりに三億ドルにしろ四億ドルにしろ、邦貨に換算いたしまして一千億以上の厖大な金額であります。しかもこれを支払うものは、結局日本国民であります。日本の国民の血税によつてこの厖大な一千億以上のものがフイリピンに支払われる。従つて今問題になつておりますのは、賠償の支払い形式です。しかも内容が御承知のごとく農業あるいは工業その他各般の企業にわたつておる。従つてこれを直接業者同士の話合いで賠償支払いを完了して行くのか、あるいはこういう賠償支払いの性格から見て、国民に対してきわめて大きな責任があ……

第19回国会 外務委員会 第39号(1954/04/22、26期、自由党)

○福田(篤)委員 私は本件に対し、自由党を代表いたしまして全面的に賛成の意を表します。もともと片貿易が修正されまして、わが方といたしましては、きわめて有利でありますので、当然本件は賛成すべきものと考えます。

第19回国会 外務委員会 第43号(1954/04/28、26期、自由党)

○福田(篤)委員 大臣にお尋ねいたしますが、一昨日の本委員会における御答弁を承りますと、日比賠償交渉が一両日中に再開されるというきわめて楽観的な明るいお話があつたのであります。ところが御承知のようにラウレル・村田会談におきまして、二十七日ラウレル氏はその会談において品上番を読み上げましたが、その中で私どもが驚いたことは、いわゆる四月十五日の予備協定に対する覚書につきまして、フイリピン側は、これは単に交渉の出発点にすぎないということを明確に彼らは言つているのであります。このことは外務大臣がかつてこの覚書は賠償交渉の基本的なとりきめの線であると言つたことと食い違つて来るわけでございまして、こうなり……

第19回国会 外務委員会 第45号(1954/05/06、26期、自由党)【議会役職】

○福田(篤)委員長代理 ただいまより会議を開きます。  外務省関係、法律の整理に関する法律案を議題といたします。政府側より提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終りました。本案についての質疑は次会に譲ります。
【次の発言】 次に一般外交問題について質疑の通告があります。これを許します。細迫兼光君。
【次の発言】 ただいまガリオア、イロア資金につきまして御質問がありましたが、これと関連してお伺いしたいことは、もともとこれは援助という内容を持つたものであつたことは国民も全部知つておるわけでありますが、これを正しく債務として日本が取扱わなければならないかどうか、この根拠に……

第19回国会 外務委員会 第49号(1954/05/13、26期、自由党)

○福田(篤)委員 私は一点政府に所見を伺いたいと思います。先般締結せられました日米通商航海条約において、その第十一条で内国民待遇に関する規定が設けられたことは御承知の通りであります。その規定があるにもかかわらず、特にまた今度の今議題になりましたような法案がなぜ必要であるか、その相関関係はどういうところに特色があるか、これについて政府の御答弁を願いたい。
【次の発言】 外務大臣が午前中は御用があるとかで来られませんが、政務次官がおいでになりますので、二、三の点につきまして御所見を向いたいと思います。  新聞報道によりますと、昨日在京の外人記者との会見を岡崎外務大臣が行つた、その席上におきまして相……

第19回国会 外務委員会 第50号(1954/05/15、26期、自由党)

○福田(篤)委員 一点だけお伺いします。きのうの発表によりますと、今般きまりました四隻以外の、特に大型の艦艇については今後の交渉にまつというのでありますが、保安庁あたりも相当大型の、たとえば七千トン級の母艦的なものをほしいということは、かねがねこの三月あたりからこの委員会でも発表された次第でありますので、今後の大型の艦艇の貸与の見込みにつきまして、御所見を承りたいと思います。
【次の発言】 わが方から希望しておりまして向うに提案しております艦艇は、どういう種類とトン数のものか、さしつかえない範囲で御説明願いたい。

第19回国会 外務委員会 第52号(1954/05/18、26期、自由党)

○福田(篤)委員 議事進行について動議を提出いたします。本案についてはすでに質疑を尽されたと思われますので、この際質疑を打切り、ただちに討論採決に入られんことを望みます。
【次の発言】 私は自由党を代表いたしまして、本協定に対し賛成の意見を表明いたしたいと思います。  まず第一に、今次協定の締結によりまして、MSA協定によつては従来瞬けることのできなかつた千五百トン以上の大型艦艇の貸与を受ける道が開かれて、本年度の防衛力増強計画の遂行に万遺憾なきを期することができたわけであります。  また第二の理由といたしましては、この協定の内容である貸与の条件も、前回の船舶貸借協定とほぼ同じようなものではあ……

第19回国会 外務委員会 第53号(1954/05/21、26期、自由党)

○福田(篤)委員 時間がないようでありますから、質問の要点だけをお伺いいたします。吉田総理百が六月四日に出発することはすでに確定の事実であり、またワシントンにおけるブレア・ハウスの国賓としての待遇を受けることに大体内定したと承つておりますが、外国の首相と違いまして、日本ではきわめてまれにしか、こういう特殊な使命を帯びた首相の外遊はないので、国民が大きな関心を持つことは当然であります。これにつきまして出発の日取りが決定し、これを発表した直後におきまして、当然総理として、本委員会において、今般の外遊問題についての御意見を御発表されて、委員会を通じて全国民にその意思を告げるべきだと思いますが、その御……

第19回国会 外務委員会 第55号(1954/05/26、26期、自由党)

○福田(篤)委員 関連して、今の季徳全女史招聘の問題は、私もこの委員会で要請したのでありますが、政府はあまり神経質にならないで――スポーツの選手もどんどん来ておりますし、引揚者の身になつてみれば一日を争うので、こういうものはむしろ超党派的にこちらから積極的に呼ぶような気持がほしいと思うのでありまして、どうか政府もあまり事務的に扱わないで、大きな立場から一日も早く旅券の許可をお願いしたいと思います。  最後に、現在の中共とソ連における未引揚の数ついて、たびたび発表の数が違いますから、ここでもう一度確認を願いたいと思います。
【次の発言】 ソ連の方面は、御承知の通り島津さんその他非常に苦労してやつ……

第19回国会 外務委員会 第56号(1954/05/29、26期、自由党)

○福田(篤)委員 今加藤委員からMSAの小麦につきまして質問がありました。これは自由党としてもMSAに賛成したことは日本のためになるという確信を持つてやつております。これを裏切るような事実がある場合には重大責任であります。これは超党派的な問題でありますから、当局におきましても十分御注意を願いたい。  これに関連しまして、最近濠州から輸入されましたバターであります、これには大腸菌がうじやうじやしておるという問題が非常に話題になつておりますが、一体どういう状況であるか。またそういう場合にはどういう処置をとられるか、この点についてお伺いいたします。

第19回国会 外務委員会 第58号(1954/09/14、26期、自由党)

○福田(篤)委員 外務大臣にお伺いしますが、まず今行われてれるビルマとの賠償問題であります。一部報ぜられておりますところによると、非常に話合いが進んで、ここ数日間のうちに妥結を見るのではないか、その値段の開きもきわめて縮まつて来た、こまかい点についても話合いが大分遊んで来たといわれておりますが、現在の進行状況、それか見通しについてはつきりと御答弁いただきたいと思います。
【次の発言】 この前のフイリピンの賠償問題がああいうこじれ方をした後でありますので、今お話の通りのビルマとの話合いは、何とか円満に解決されることを心からわれわれは希望いたします。大体お話では今週中に解決の見通しがつくという御答……

第19回国会 外務委員会 第59号(1954/09/15、26期、自由党)

○福田(篤)委員 それでは今の基地問題に関連がありますので、主として国際協力局長に対してお伺いしたいと思います。横田基地が朝鮮動乱を初めといたしまして大きな軍事基地であつたことは御承知の通りでありますが、最近あの滑走路の拡張につきまして、現地では非常に騒いでおります。これについて外務当局、国際協力局の担当の局長並びに課長の御答弁によりまして、将来必ず実行せざるを得ないであろうという見通しのもとに確実な情報を得るまでというのが地元の了解でありますが、困つたことに、外務省は一貫しておりますが、アメリカ側が非常に支離滅裂であります。たとえば約一月前は、いきなりアメリカの本国で拡張計画を発表してしまつ……

第19回国会 外務委員会 第60号(1954/09/16、26期、自由党)

○福田(篤)委員 ただいま安藤国務大臣からきわめて真摯な御答弁があつたのですが、これに関連しまして一点だけお伺いいたしたいと思います、それはいわゆる原水爆実験の禁止問題でありますが、そのお気持はわれわれも賛成であります。禁止に対して賛成でありますが、しかしこれは相手方のソ連側がやはり禁止しなければ何にもならない問題であつて、理論的には、戦争自体を撲滅しないで戦争の手段だけを何とかしようということは片手落ちの議論になりやすいと思う。そこで閣僚としてぜひお願いしたいことは、この問題はあくまで相対的にソ連とのにらみ合せにおいてお取扱いを願いたいということと、広汎な平和攻勢に利用されないという立場はあ……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 外務委員会 第1号(1954/12/01、26期、自由党)

○福田(篤)委員 ただいま野党側から動議が提出せられまして、各党派からそれぞれ賛成意見を述べられたのであります。これはわれわれ与党ではございますが、外務委員会という長い生命並びに権威を考えますと、やはり当然筋の通つた点は私どもも賛成することが議員として正しいと考えます。従いまして外遊後の報告において、より専門的により詳細に、本委員会を通じて国民各位にその成果と見通しについて報告されることは、当然の要求であり希望であろうと考えます。この点は賛成するにやぶさかではございません。ただ問題は、それだからといつて総理が出席をし説明され報告をしなければ、本委員会に付議される他の一切の案件について審議をしな……


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 外務委員会 第1号(1954/12/15、26期、自由党)

○福田(篤)委員 私はまず先般の、世界大戦、上海事変、支那事変また大東亜戦争、敗戦後の幾多の日本の困難な外交に、身を挺して当られて来られました新大臣に対しまして、深く敬意を表します。本日は、野党である自由党の立場から、今御説明をいただきました外交基本政策の問題、同時にまた本月の十一日に正式に外務大臣声明として所信を発表された点につきまして、所信をお伺いいたしたいと存じます。  この十一日に、国内の記者団、また外国の記者団に対しまして発表された声明は、内容を拝見いたしますと、国内の記者向けには抽象的なおざなりな声明でありますが、対外声切におきましては、相当微細にわたり、かつ、国内向けと申しますか……

第21回国会 予算委員会 第2号(1954/12/22、26期、自由党)

○福田(篤)委員 まず私は大村大臣に対しまして、昨日の本委員会における憲法第九条をめぐりまして、新内閣の勉強が不足かあるいは閣内の不統一かはわかりませんが、きわめてあいまいな、でたらめな御答弁がありまして、国内におきましても大きな問題になつております。これについて統一ある、はつきりした新内閣の憲法第九条に対する釈解を承りたいと思います。
【次の発言】 今の御答弁によりますと、まだまだ多くの疑問がありますが、それはまた次の機会の同僚の諸君の質問に譲ります。  鳩山総理にまずお伺いいたしたいと思います。  昨日の御答弁を承りますとちようど浄瑠璃の芝居を見ているようでありまして、赤い顔の大夫が後から……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 外務委員会公聴会 第1号(1954/03/22、26期、自由党)

○福田(篤)委員 関連して。今鈴木教授の御説明を拝聴いたしましたが、かつてスト規制法が本国会において成立いたしました直後、総評の高野君が、これは悪法であるから守る必要はない、こういう非常な暴言を吐いた。私どもはこのような議会政治自身を無視するような暴言を吐く意思もなければ、そういう考えも持つておりませんが、ただ今大橋委員の質問されました、当時の主権の所在並びに内容につきまして、制定上重大な瑕疵ありとの見解を持つております。  これに関連いたしまして、時間がありませんから具体的に二点お伺いして教えを受けたいと思うことは、一つは自衛権の問題であります。あなたはこの憲法について、戦力の保持は明らかに……



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データ更新日:2023/02/05

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