床次徳二 衆議院議員
26期国会発言一覧

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床次徳二[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは床次徳二衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院26期)

床次徳二[衆]本会議発言(全期間)
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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 衆議院本会議 第20号(1954/03/13、26期、改進党)

○床次徳二君 私は、今回提出せられました防衛庁設置法、自衛隊法に関し、改進党を代表して質疑を行いたいと存じます。  その前に、簡単にこの二法案の制定に関与いたしました改進党の立場と見解を申し述べまして、質疑の趣旨を明らかにいたしたいと存じます。  わが改進党は、二年前その立党のときから、国力に相応した自衛軍備の創設を主張して今日に至りましたことは、諸君御承知の通りであります。もとより、われわれは、悲惨な戦争の体験に基き、絶対の平和を欲することは何人にも劣らぬところであります。しかし、われわれは、この平和は今日の国際社会では単なる無防備や非武装中立といつた観念的な態度ではとうてい確保できるとは考……

第19回国会 衆議院本会議 第50号(1954/05/15、26期、改進党)

○床次徳二君 私は、改進党を代表いたしまして、ただいま上程せられました警察法案に対し、三派共同修正部分並びに修正部分を除く政府原案及び関係法案に対し賛成の意を表するとともに、わが国の政治的、社会的性格に重大な影響を与える本法案の成立にあたり、改進党の態度を表明せんとするものであります。(拍手)  政府は、占領政策の行き過ぎ是正という命題の一環といたしまして、現行警察法が戦前の警察制度を根本的に改革して、民主警察の理想を高揚した美点は認めるが、著しい非能率、不経済の欠点があるといたしまして、第一に、国警と自治体警察の二本建の制度であるために、警察単位が分割化され、細分化され、これによつて種々の盲……

床次徳二[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院26期)

床次徳二[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 地方行政委員会 第1号(1953/05/27、26期、改進党)

○床次委員 この際動議を提出いたしたいと存じます。  理事はその数を七各とし、投票の手続を省略して、委員長において指名せられんことを望みます。

第16回国会 地方行政委員会 第3号(1953/05/30、26期、改進党)

○床次委員 大臣がおいでになつてかり根本的な御答弁をいただきたいと思いますが、あらかじめ伺つておきたいと思います。ただいまの御説明にありましたごとく、昨年度におきましては、地方団体は財政上非常に窮迫に陥つておつたことは一目瞭然であります。しかもこの問題は多年の累積でありまして、その解決には非常に骨を折らなければならぬことはわれわれもすでに承知しておるところでありますし、また政府にもたびたび要望しておつたのであります。政府も今日までいろいろと努力されたことは認めておるのでございます。しかしながらなおこの数字に示されたごとく、大きな赤字を持つておるということは、今日の日本の経済界、財政面から見まし……

第16回国会 地方行政委員会 第4号(1953/06/01、26期、改進党)

○床次委員 この機会に前回の委員会の結果を御報告申し上げますと同時に、質疑をいたしたいと思いましてその動議を提出いたす次第であります。  一昨日の委員会におきまして、それぞれ地方財政の現状に対して質疑があつたのでございます。なお特に地方財政の窮乏の程度を検討するために特別な懇談会を開きまして、腹蔵なき意見を十分に交換いたしました。なおその結果に基きまして理事会を開催いたしまして、この地方財政確保に関する対策を検討いたしたのでありまするが、大体各委員の御意見がまとまりまして、地方財政確保に関する決議案を委員会といたしまして作成をいたし、来るべき予算編成に当つて、十分政府においてその意を体して善処……

第16回国会 地方行政委員会 第5号(1953/06/23、26期、改進党)

○床次委員 ただいま大臣から経過の御報告がありましたが、予算の表面に現われましたものは、大臣の御努力にもかかわらず、実際におけるところの地方財政を緩和いたしましたのは、起債における十五億というのが現下の要望に沿つたのみでありまして、他の数字はいずれもこれは当然の処理の結果でありまして、特に地方財政の緩和、あるいは地方の要望に沿つて増額せられたという数字ではないと、私ども見ておるのであります。実質における事業計画の増は十五億であつて、非常に残念な気がするのでありますが、この問題に関しましては、すでに事情は大臣もよく御承知であろうが、自治庁もすでにかなり詳細にわたりまして現況を見ておりますので、今……

第16回国会 地方行政委員会 第6号(1953/06/26、26期、改進党)

○床次委員 関連してひとつ質問いたしたいと思います。最近の火災保険の関係から見ますると、火災保険会社の料率が高率のために、いろいろの保険が出て来ているということは、現在の火災保険の実情に対して非常に反省を要すべきことだと考えます。これに対しましては、やはり消防施設の充実に伴つて、火災保険料を引下げるという努力が消防当局においても必要だと思つておるのであります。今門司委員からお話のあつた通りでありまして、この点に対しましては消防当局ではもつと積極的な配意が望ましい。なお将来消防施設の起債等の問題がありまするが、特に関係の深い火災保険会社がいろいろ金融関係をやつておりますが、消防起債に対しましては……

第16回国会 地方行政委員会 第7号(1953/06/30、26期、改進党)

○床次委員 たいへんおそくなつてから恐縮でございますが、大臣のおられる間に、一言承つておきたいと思います。それは先ほども地方財政計画のお話がありまして、いろいろ地方財政事情はわかつたのでありますが、今度の予算において私ども伺つておきたいと思いますことは、義務教育費を交付することを予定されました額が、富裕府県だからといつてこれを返還せしむるという案が出ております。これは直接自治庁所管ではありませんが、しかしその金額から申しまして非常に影響の大きいものであります。七十二億として実際返還せしむるものが、四十八億でありまするから、関係都道府県はそのために非常に心配しておる。財政上の憂慮もはなはだしいも……

第16回国会 地方行政委員会 第9号(1953/07/04、26期、改進党)

○床次委員 なおこの機会に大蔵省に研究をお願いしておきたいと思いますことは、火災保険会社の運営につきまして、できる限り消防に協力するという立場から、今後消防施設を相当拡充いたしますが、この拡充に対しましては、あるいは将来起債等によつて拡充することが最も適切ではないか。その場合の起債財源として、保険会社自体が公募に応ずるという方法も必要じやないかと思う。この点はほかの事業と違い保険会社であります以上は、消防施設の起債に対しまして、特別の便宜をはかるということは必要ではないかと思いますが、こういうことに対しまして将来道を開いたらどうか。ひとつ大蔵省自体御研究していただきたいと思います。

第16回国会 地方行政委員会 第10号(1953/07/06、26期、改進党)

○床次委員 政府の方から過般当委員会の質疑に対して答弁があつたのですが、事柄は今後本法の対象となるところにつきまして政令をもつてきめることになつておりますが、その政令の内容について御研究をいただくようになつておりましたが、いかがでございますか。
【次の発言】 各派提案者を代表いたしまして、修正案の御説明を申し上げたいと思います。  なお案文をこの際朗読申し上げたいと思います。    消防施設強化促進法案に対する    修正案  消防施設強化促進法案の一部を次のように修正する。  第六條第一項第三号を削る。  第七條の見出し中「指示」を削り、同條中「消防施設の購入若しくは設置について必要な指示を……

第16回国会 地方行政委員会 第11号(1953/07/08、26期、改進党)

○床次委員 この機会にお尋ねいたしたいと思いますが、この測定単位に関しましては、当局もいろいろ苦心されておると思いますが、なお各地方団体ではいろいろの希望を言つて来ておると思うのです。希望の著しきものを取上げられて改正せられておると思いますが、実はこれら地方では影響するところがすこぶる大きい、どういうような点について、地方の実際の希望があるかということについて、大体のお話を承つておくと、私どもとしては非常に審議に参考になると思う、なお今後研究してやりたいということもあるのじやないかと思います。これは次会でよろしうございますが、おもな問題について、今まで各地方団体から自治庁当局へ希望のありました……

第16回国会 地方行政委員会 第12号(1953/07/09、26期、改進党)

○床次委員 長官にお尋ねいたしたいのでありますが、過般の予算委員会におきまして古井委員から、過去の地方財政の赤字に関しまして、その処置方について政府に対して方針を聞かれたところ、政府におきましては、やはり起債によりましてこれを処置するという方針を明らかにせられたようでありまするが、今日長官が地方財政の窮迫に対する処置に対してお考えになつておりまする構想を、すでに当委員会においてたびたび議論になつていることでございますが、大体の所信はお立ちになつたと思いますから、お述べいただきたいと思います。
【次の発言】 赤字解決のために二十九年度予算編成の際に考慮したいと言つておられるのでありますが、現在地……

第16回国会 地方行政委員会 第13号(1953/07/10、26期、改進党)

○床次委員 平衡交付金法に関して二、三お尋ねいたしたいと思います。  今度の改正におきまして、第十四条二項において、道府県税に対しましては百分の八十、市町村税に対しましては百分の七十というふうに改正せられました。これは前回両者とも百分の八丁にしたらどうかという意見があつし、今回道府県税がいろいろの影響を長けます関係上道府県税の方だけ百分の八十にされましたが、市町村税の方は依然として百分の七十で、はたして釣合いがとれるかどうかということについて、御意見を伺いたいと思います。
【次の発言】 次に特別交付金の問題についてお尋ねいたしたいと思いますが、近時特別平衡交付金による金額が非常に増加しておるの……

第16回国会 地方行政委員会 第14号(1953/07/11、26期、改進党)

○床次委員 ただいま提案になつておりますところの地方財政法の一部を改正する法律案に対しまして、各党の提案者を代表いたしまして修正の意見を申し上げたい。  まず修正案文を朗談いたします。  地方財政法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。  第五条第一項第五号の改正に関する部分中『「公共施設」の下に「公用施設」を加え、』を『「学校、河川、道路、港湾等の公共施設」を「学校その他の文教施設、保育所その他の厚生施設、消防施設、道路、河川、1港湾その他の土木施設等の公共施設又は公用施設」に改め、』に改める。  附則第三十三条の改正に関する部分中「附則第三十三条」の下に『第二号中「創設」の下に……

第16回国会 地方行政委員会 第16号(1953/07/14、26期、改進党)

○床次委員 ただいま提案になります町村警察の転移の問題に関しましては、提案者も説明せられました通りであります。特にこの二箇町村の関係におきましては、やむを得ない事情があることが見受けられるのでありまして、はなはだ先例といたしましては好ましいものではありませんが、これを認めることにいたしたいと思います。なお関係当局におかれましては、十分今後注意せられんことを重ねて要望いたしまして、賛成の意を表する次第であります。

第16回国会 地方行政委員会 第17号(1953/07/17、26期、改進党)

○床次委員 理財局長にお尋ねしたいのですが、現在の地方における起債に関しましては、自治法の二百五十条によりまして、政令の定めるところにより自治庁長官または都道府県知事が所管しておるのでありますが、その実際の取扱いを見ますると、政令の定めるところによりまして、自治庁、大蔵省が中央において事務が二重になり、さらに地方におきましては、県あるいは財務局等におきまして、非常に複雑な手数を要しておるのであります。もとより起債に関しましては、かかる大蔵省の関与が少いことが望ましいのでありますが、現在場のごとく金融の立場からある程度まで大蔵省が起債のわくに制限を加えるということもやむを得ない状態かとお思います……

第16回国会 地方行政委員会 第18号(1953/07/18、26期、改進党)

○床次委員 おそくなりましてからはなはだ恐縮でありますが、ただいま藤田委員に対して大臣から御答弁がありましたが、地方教育委員会の発展は、今日問題になつておりますきわめて重要な問題でありまするから、容易にその将来は断じがたいのでありますが、しかしながら、私どもが見まして、根本的な一つの大きな疑念を呼びかけておりますものは、過般政府が提案せられました義務教育費国庫負担法、あるいは学校職員に対する特別の法令の件でありまして、政府が前国会に提案されましたあの法案を、そのまま提案されるというようなお考えがありまするならば、これは六・三制その他の教育制度が確立しておりましても、地方教育委員会に対しては、重……

第16回国会 地方行政委員会 第19号(1953/07/20、26期、改進党)

○床次委員 ただいま入場税に関して調査をなさるという御発言でありましたが、これは入場税以外に地方税関係において前回相当軽減いたしたものもあるのでありまして、その軽減をした状況に関しまして、なお関係者をお呼びいただいて、どの程度に減税の効果かあがつておるか、またどうなつておるかというような状況についても、あわせて報告を求めるように、理事会等においてお諮りいただきたいと思います。

第16回国会 地方行政委員会 第21号(1953/07/23、26期、改進党)

○床次委員 交通違反に対する取締りでありまするが、違反の程度においてそれぞれ運転手に対しましては、取消しあるいは停止ということになつておると思いますが、これが地方によつて相当区々であるのではないかと思うのであります。この基準に対してどういうふうにしておられるかということを伺いたいのであります。なお一般の交通違反に関しまして、たびたびいろいろの苦情も聞くのであります。先ほど大石委員からも御質問がありましたが、その決定いたしまするまでに、たびたび警察署に出頭を命ずる。そのためにずいぶん市民の迷惑も生ずるので、決定されましたところの科料その他がはなはだ多いということ、これは決して法の目的を達するゆえ……

第16回国会 地方行政委員会 第23号(1953/07/27、26期、改進党)

○床次委員 この自治大学で研修を受けました者に対しましては、やはりある程度まで地方公務員法の立場から将来の職域におきまして待遇に関連させる方がいいのじやないか、あるいは国家公務員法等のつり合いからいいましても、ある程度まで考慮する必要があるのではないかと思います。その方が本人の励みになると思いますし、将来の優秀な職員をつくるという立場からも必要があるのではないかと思いますが、この点に対してどういうふうに考えるか承りたいのであります。それから、でき得る限り地方から進んで研修を受けさせるためには、やはり相当の補助等も考慮しなければいけないのじやないか、今政府が予定しております経費におきまして、どの……

第16回国会 地方行政委員会 第24号(1953/07/28、26期、改進党)

○床次委員 ただいま提案になつておりますところの地方財政平衡交付金法の一部を改正する法律案に関しましては、改進党といたしましては賛成の意を表するものであります。  しかしながら、すでに委員会の審議におきましても、問題となつておりましたごとく、平衡交付金の算定に関しましては、実情に対しましていささか予算が少な過ぎるということが、従来の大きな欠点でありました。やはりこれはできる限り実情に沿うべく、平衡交付金の増額を今後政府も努力されたいということを、強お要望するものであります。  なおこの機会におきまして、過般の予算を修正いたしました自由党、改進党並びに自由党の三派を代表いたしまして、本法の改正法……

第16回国会 地方行政委員会 第27号(1953/07/31、26期、改進党)

○床次委員 ただいま提案されましたところの地方自治法の一部を改正する法律案に対しまして自由党、改進党、自由党の修正案が出ておりますが、私はその修正案に賛成し、修正案を除きました原案にも賛成するものであります。  ただいま自由党側から説明がありましたが、教育委員会に対する見解につきましては、改進党はまつたく別の立場に立つておるのでありまして、この教育委員会法を設置したときにはわが党といたしましては、慎重にこれを決定すべきことを宣明しておつたのでありまして、はたして実施いたしましても私どもの予想しましたごとく、困難な事情に入つているのであります。私どもといたしましては、近い将来におきまして、この教……

第16回国会 地方行政委員会 第28号(1953/08/03、26期、改進党)

○床次委員 自由党、改進党、自由党三派を代表いたしまして、修正案を提案いたしたいと存じます。お手元に修正案が配付せられましたので、朗読を省略いたしまして、要旨の説明だけ申し上げたいと思います。  最初第七十七条の改正はこれは現在課税せられておりまするところの文化財に対する公開の催しを非課税に移さんとするものであります。  第七十八条の関係は学校教育団体、あるいは社会教育団体等が映画を公開いたします場合の非課税を実施いたしたいと考えておる次第でありまして右に関するそれぞれ条文の整理をいたしたのであります。  第四項は先ほど非課税にいたしました文化財に関する規定を新しく加えた次第であります。  第……

第16回国会 地方行政委員会 第29号(1953/08/04、26期、改進党)

○床次委員 ちよつと提案者に伺いたいのですが、第二十九条におきまして、合併いたします場合におきましては、法令及び予算の範囲内におきまして、財政的の援助を優先的に取扱うことになつておりますが、この予算の範囲内というのは、特別に合併のためにきめられたところの予算の範囲内であると思いますが、さようでありますか、あるいは一般の予算の執行上におきまして、優先的に使うという意味でありますか、その点明らかにしていただきたいと思います。二十九条の一行目の「法令及び予算の範囲内」というところです。
【次の発言】 私、先ほど青木政務次官の御答弁のときに不在いたしまして、はなはだ失礼いたしたのでありますが、ただこれ……

第16回国会 地方行政委員会 第30号(1953/08/05、26期、改進党)

○床次委員 ただいま門司委員からお尋ねがありましたことに対して御答弁かありましたが、徹底しておりませんので重ねてお伺いいたしたいと思います。具体的の例を申し上げますると、第二十九条のごとき規定であります。これは合併計画の実施を促進するために、小学校その他の文化施設の整備あるいは消防施設、あるいは病院、水道その他の衛生施設、あるいは厚生施設、土木施設等その他町村の建設事業等におきまして、やはり予算の範囲内において、新町村合併計画に掲げる事項にかかわる財政上の援助について、事情の許す限り合併町村のために優先的な取扱いをするということになつておるのであります。趣旨はよくわかるのでありますが、今日全国……

第16回国会 地方行政委員会 第31号(1953/08/06、26期、改進党)

○床次委員 各派から提案せられましたただいまの修正案に対しまして、提案者一同を代表いたしまして、簡単に説明を申し上げたいと思います。お手元に配付してありますが、朗読を省略いたしまして、「第四条第二項中「町村長、」の下に「当該都道府県の教育委員会が推薦する当該教育委員会の委員、当該都道府県の区域内の市の議会の連合組織が推薦する市の議会の議長、当該都道府県の区域内の市の長の連合組織が推薦する市長、」を加える。」ということになつておりまするが、これは第四条の町村合併促進審議会の委員が、原案にありましては単に都道府県の関係者あるいは町村の関係者とその他職員、学識経験者が選ばれておるのでありますが、この……

第16回国会 地方行政委員会 第32号(1953/08/07、26期、改進党)

○床次委員 過般来地方財政再建整備に関しまして小委員会が結成せられましたが、小委員会の結論を得ましたので、その大綱をまとめましお手元に、配付いたしましたところの再建整備法案として提案をいたしました次第であります。  この機会に簡単に提案の要旨を御説明申し上げますと、第一条にありまするごとく、「この法律は、地方財政の健全性を確保し、地方自治の発達に資するため、地方公共団体の財政の再建整備を図ることを目的とする。これによつて明らかになつております。  しこうして、いかなる団体の財政を健全化するかという目標に対しましては、第二条にありまするが、この第二条に規定せられるごとく、昭和二十七年度決算におい……

第16回国会 地方行政委員会 第33号(1953/08/10、26期、改進党)

○床次委員 先ほどより同僚諸君から地方税の改正に対して、参議院の修正に対する意見がいろいろあつたのでありますが、他に明らかにする機会がありませんので、この機会に私の意見を述べておきたいと思います。地方税の改正並びに衆議院の修正は相当時間がかかりましたので、参議院において審議の期間がなかつたことは、やむを得ないのでありますが、参議院においてとられたところの修正の態度に対しましては、他からも話がありましたように、はなはだ遺憾なものがあつたわけであります。今日の押し詰つたときにおきまして、これを両院協議会の形において審議いたします事項としては、適当の事項ではないが、技術的に申しますとまだまだあの修正……

第16回国会 地方行政委員会 第34号(1953/09/17、26期、改進党)

○床次委員 私から北陸、中部班の調査の報告を申し上げたいと存じます。  私どもの班は、中井委員と私と、それに曽根調査員を伴い、さらに自治庁の後藤税務部長の同行を得まして、一行四名をもつて調査いたして参つたのであります。  一行は八月十八日より五日間にわたりまして石川県、新潟県及び長野県の三県につきまして、県並びに県下の市町村それぞれ二箇所ずつを調査いたしたのであります。  調査事項としましては、先般本委員会に提出されまして継続審査となつております地方財政再建整備法案に関する基礎的な資料の把握に重点を置いて参つたのでありますが、関係団体はそれぞれ十分調査せられておりましたために、非常に調査の便宜……

第16回国会 地方行政委員会 第35号(1953/10/14、26期、改進党)

○床次委員 ただいまの御報告了承いたしましたが、特にこの機会に政府にお願いいたしておきたいのは、この復帰の問題につきましては、日米両国の間におきまして受入れの手続完了次第復帰をせしめるということに発表せられておるのでありますが、ただいま実地の調査の御報告にありましたごとく、現地の事情というものが法制的に非常に特殊扱いになつているばかりでなしに、その日常生活におきまして格段の差を生じておるのであります。住民は一日もすみやかに復帰することの実現を要望しておるのでありますから、その受入れの手続を促進していただきたい。どうも伺いますと外交交渉が最近とどまつておるようでありまして、日本側からも積極的に受……

第16回国会 地方行政委員会 第36号(1953/10/27、26期、改進党)

○床次委員 ただいままで、いろいろの質疑応答を聞いておりまして、まことに当委員会にも関係のある重要な事柄だとは思つていますけれども、しかしこの問題は大蔵委員会において、すでに相当前から研究せられておる問題で、むしろいつこの問題が世間に問題として取扱われるかということを危惧されておつた問題で、当局もそういうことを考えておられ、なお関係者も多少その点は推測せられておると思います。これにつきましては先ほどから御答弁もあるし、またわれわれも納得のできない盲点があり、疑義が残されておると思うのですが、これは先ほどすでに委員長からもお話がありましたように、適当なときに明らかにしていただくことにして、大体打……

第16回国会 地方行政委員会 第37号(1953/10/28、26期、改進党)

○床次委員 奄美大島の返還に関しましては、政府当局もすでに実地調査をしておられまして、なお今回の臨時国会におきましては、それぞれ必要なる予算措置がなされておるようでありまして、詳細につきましてはあと局長から伺いたいと思いますが、特に大臣に要望いたしたいし、御意見も承りたいことは、大体この移管は現地におきましては十月いつぱいをもつて終るかのように予想されておる。従つて、実際今日現地の実情を承つてみますと、十一月以降の地方行政並びに地方財政の部分は、ほとんど予算措置が少い。特に地方行政に関しましては、役場では必要な経費をほとんどもう持つていないという状態までなつておるという話であります。なお経済的……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 地方行政委員会 第1号(1953/10/31、26期、改進党)

○床次委員 この法案に対しましては長官あるいは外務大臣から御説明いただき、総括的な概念を得たいと思つておりますが、なお関連いたしまして、大臣が帰つて来られまするまでの間、本法の裏とも申すべき予算問題が今日提案されておりますから、政府委員からこの予算の概況について御説明いただきまして、大臣の出席を待ちまして、総括質問に入りたいと思います。そうおはからい願いたいと思います。
【次の発言】 皆さんにちよつとお諮り願いたいのですが、まだ大臣が見えませんものですから、その前に、順序が逆になりますが、現地からせつかく代表といたしましてかねがね復帰促進運動につきまして、非常に努力せられました名瀬市長泉氏が見……

第17回国会 地方行政委員会 第2号(1953/11/02、26期、改進党)

○床次委員 今回ダレス氏の声明によりまして、奄美大島が日本に復帰することになりましたことにつきましては、現地の住民はもとよりわれわれもまことに御同慶にたえない次第であります。この復帰に関しましての必要な措置、とりあえずの必要な応急措置に対しまして法案が提案されましたが、この法案を審議するにつきまして、一応政府の御所見を伺いたいと思うのであります。  第一に、ダレス声明以後今日まで、必要なものに関してそれぞれ日米両国間において交渉があつたことと思うのでありまするが、その交渉の経過に関しまして一応承りたいと思うのであります。現地の様子を伺いますると、現地のアメリカ軍当局におきましては、大体十一月一……

第17回国会 地方行政委員会 第3号(1953/11/03、26期、改進党)

○床次委員 長官も大体現地の状況については、御報告によつて御承知だろうと思いますが、地元は非常に窮乏いたしております。これに対して、将来の振興計画はもとより立てなければならぬわけでありますが、現在におきましてでき得る限りのことは、負担を軽減して受入れる。ちようど災害地における跡のごとき状態がやはり発生しておるのであります。その点は国の政治におきましても、また市町村あるいは県の段階におきましても、受入れたら、ただちにこれを普通扱いにするということは、困難ではないかと思うのであります。この点に関して、政府の御意見を伺いたいと思います。岳
【次の発言】 ここに地方財政計画が出ておりますが、この財政計……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 地方行政委員会 第1号(1953/12/02、26期、改進党)

○床次委員 ただいま自治庁長官から御答弁がありましたが、ただいまの御答弁は、本年度の修正地方財政計画に関する御説明と思う。しかしベース・アップの問題につきましては、本年度に限らず、来年度の地方財政計画に、非常に大きな影響を持つて参りますので、本年度実施いたしましたところのベース・アップによるところの計画が、はたしてそのまま実行できるかどうかということは、地方財政計画上非常に大きな問題なんです。この点におきまして、自治庁といたしまして明年度の地方財政計画に対する見通しを持つて、本年度のベース・アップもやつておられるだろうと思いますが、お手元になかつたならば。本日でなくて明日でよろしゆうございます……

第18回国会 地方行政委員会 第3号(1953/12/04、26期、改進党)

○床次委員 委員長の視察報告を非常に有益に拝聴いたしました。過般復帰に関する特例法を本委員会において決定いたしました際におきまして、附帯決議といたしまして、復帰の時期が遅れまする場合にいろいろと支障が生ずるのではないかということをおそれまして、十分政府側に考慮していただくし、必要な対策をとるべきことを要望してあつたわけでありますが、その後の日米間の交渉を見ておりますと、予定されました十二月一日ということは、すでに困難でございます。若干遅れて参つておるようであります。この復帰の期日の遅延によつて、地元の方におきましては、いかようなる困難が生じておるか。またそれに対して政府がどういうような対策をと……

第18回国会 地方行政委員会 第4号(1953/12/05、26期、改進党)

○床次委員 ただいま門司委員から御質問がありました。私は門司委員の御意見に反対するわけではありませんが、多少提案の趣旨に対しまして誤解がおありだと思うのでございまして、提案されました案は、住民投票のありました町村におきまして、中には早期に実施を希架するものがある、従つてそのものに対しましては特例を開いて、早く実施することが現実に合うんだという趣旨において立案せられておるのであります。従つて門司委員の言われたような動機から出たのでないことは、提案の趣旨において明かであると思う。なおこの案につきましては、過般数回にわたりまして同様の趣旨におつて特例が設けられたのでありまするが、その特例法の審議の際……

第18回国会 地方行政委員会 第6号(1953/12/08、26期、改進党)

○床次委員 自治庁にお尋ねしたいのですが、合併促進に関しましては、いろいろの財政的な援助が規定せられまして、十分ではありませんが、相当役に立つておると思います。承りたいのは、その標準規模よりも小さい市町村というものが存立して参ります場合、小さいままにあつた場合に、いかなる損を受けるかということを承りたいのであります。いろいろ運営その他におきまして、数の小さいもが損をするということは当然でありますが、しかしある程度まで小さい町村が、ことさら一時的の利益のために小さいままに存続したいという場合も、実際上においてなきにしもあらずと思います。その場合において、標準規模よりも小さいものは、平衡交付金その……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 地方行政委員会 第1号(1953/12/10、26期、改進党)【議会役職】

○床次委員長代理 これより会議を開きます。  まず、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。すなわち、本国会におきましても、地方行政の実情を調査し、その健全なる発達に資するために、地方自治、地方財政、警察及び消防に関する事項につきまして、調査をいたしたいと思います。でこの旨議長に承認を求めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。  なお、門司委員から参考人の呼出しにつきまして過般申出があつたのでありまするが、右に関しましては理事会において御相談いたしたいと思います。それでよろしゆうございましようか。

第19回国会 地方行政委員会 第3号(1953/12/15、26期、改進党)

○床次委員 ちよつと承りたいのであります。最近日本とアメリカの間において復帰に関して交渉中だということが新聞に出ておりますが、その新聞によりますと、復帰の時期が遅れておりまする目下の最も大きな原因は、貨幣交換の問題である、しかしこれに対して日本において貨幣交換の準備財源がなかつたということがあげられております。もしさようでありましたならば、せつかく善後処理費として十億つとておりまするが、その金が使えない、またその予算が少な過ぎたということになるので、その補充ができまするまでは、復帰ができないということになりはしないかということを、非常に懸念いたしております。この点につきましては政府はいかように……

第19回国会 地方行政委員会 第4号(1953/12/19、26期、改進党)

○床次委員 ただいま局長かう御報告がありましたが、この移管の時期に対しましては二十五日をめどとしておられるということでありますが、はたして二十五日でできるかどうか、今日まで予定されました日取りよりは相当遅延して参つておるのでありまして、これ以上遅れるということになりますと、現地住民に対しましてはもとより、日本国民といたしましても大きな失望であると考えます。この点に対しまして政府は大体二十五日ということで確信を持てるかどうか、もしも二十五日より遅れるような場合にありましては、このアメリカの処置に対しまして、急速にこれを実施せしむるように強い要望をなすことも、私どもは必要じやないかと思つております……

第19回国会 地方行政委員会 第20号(1954/03/02、26期、改進党)

○床次委員 この機会に国警長官に伺いたいのでありますが、警察事務の中には、国家警察事務と一般警察事務と二つの分野があることはすでに明らかでありますが、現在の国家地方警察におきまして、国家警察事務に従事しておる者と、一般警察事務に従事しておる者の人員の割合がどれくらいになつておるかということを承りたい。なおこの問題は、一般自治体警察におきましても、やはり両方の事務を若干の割合において取扱つておりますが、これを担当しておる職員が大体どんなふうな数字でもつて、両方の事務を取扱つておるかということを承りたいのであります。あるいは同一人が全部総合してかねておるということもあるかと思いますが、この事務の取……

第19回国会 地方行政委員会 第26号(1954/03/09、26期、改進党)

○床次委員 議事進行について。この機会に委員長にひとつ要望いたしたいと思います。本委員会の審議につきましては、過般の理事会につきまして、警察法と税法改正案と併行審議することになつて、すでに開始せられておるのでありますが、今日まで地方税法の御審議の模様を伺つておりましても、相当多数の疑義があり、しかも広汎な改正案でありますので、はなはだ多くの時間を要することと思われるのであります。いずれも重要な法案で、できるだけ早く成立を望むものでありますが、何分にも警察法は、施行期日は政府が予定しておりますのは七月であり、税法はやはり新しい年度から行うのが各般の上に便宜であることが予想せられるのでありまして、……

第19回国会 地方行政委員会 第27号(1954/03/10、26期、改進党)

○床次委員 すでに各委員から御質問があつたと思うのですが、残つておつたものについてあらためて御質問申し上げたいと思います。今日いろいろ質疑があつたのでありますが、地方税制というものは結局地方財政計画によつて縛られる。しかも地方財政計画というものは、予算審議においてすでに縛られておるという結果であります。こういう審議の行き方が、地方自治の基礎となつておりますところの地方財政の基本である税制をきめるのに、適当なものかどうか。どうも今の形ではきわめて漠然としたもので、国の予算という形において総わくがすでにきまつしまつている。その中において地方税の各部門の振りわけをしておるというのが今の実情ではないか……

第19回国会 地方行政委員会 第32号(1954/03/19、26期、改進党)

○床次委員 不動産取得税並びに固定資産税に関連して質問したいのですが、従来固定資産の評価等につきましては、特に関係の深いもの、これは償却資産等におきましては政府は相当適正な価格において、実情に合うように運用して来られたと思うのですが、しかし今日問題となりますのは、倉庫業のごとき、しきりに陳情が参りますが、かかる固定資産を中心とするものでありまして、しかもその評価に関しましては特に考慮がないということは、他のものとの均衡上どうかという点を疑われるのであります。この点に対する政府の意見を聞きたい。なお不動産取得税におきましても、倉庫業のごときものは、最も強くこの影響を受けることになると思うのであり……

第19回国会 地方行政委員会 第33号(1954/03/20、26期、改進党)

○床次委員 実は昨日当委員会において議題となつたのでありますが、まず第一は入場税、第二は競輪、モーターボートその他の国庫納付金に関する件であります。  第一の入場税に関しましては、今日政府におきましては、国税移管の処置を提案せられておるのでありまして、このことに関しましては当委員会においてもすでに審議中でありますが、この入場税の審議に関しまして、大蔵委員会の状況を伺いますと、場合によりましたならば政府の提案の課率を低減いたしまして、これを通過させんとするような動きもあるように承つております。元来地方財政計画におきましては一定の額を予定して入場税並びに入場譲与税を受入れることを地方財政計画として……

第19回国会 地方行政委員会 第36号(1954/03/30、26期、改進党)

○床次委員 この機会に自治庁当局に伺いたいと思いますが、今、国会におきましても、選挙法の改正についてそれぞれ研究中でありますが、自治庁当局におきまして、これらの選挙法の改正に対するいろいろ御意見もあろうかと思います。特に選挙公営等に関係した事柄について、改正案として今日考えられておるもの、あるいは論議されておるものにつきましての何か御意見があつたら、この機会に伺つておきたいと思います。なお一般的な選挙法の改正につきましても、あわせてひとつお願いしたいと思います。
【次の発言】 おもな項目だけ御説明願いたい。

第19回国会 地方行政委員会 第38号(1954/04/05、26期、改進党)

○床次委員 私はこの交付税法の趣旨に関連してお尋ねしたいと思います。今度提案せられました交付税法は、いわゆる所得税、法人税あるいは酒税の収入額の二割が交付税として交付せられるのでありますが、これは予算上にきめられました地方財政計画、あるいは地方税法、あるいは地方起債というようなものの総合されたものを前提として、提案されておるのではないかと思うのです。従つてもしもその前提であります地方税、あるいは起債等の処置について相当大きな方針の変化があれば、あるいはこの交付税法の内部において修正を加えなければならないものとも思うのでありますが、この点大臣の御意見を伺いたいと思います。

第19回国会 地方行政委員会 第39号(1954/04/06、26期、改進党)

○床次委員 同僚諸君から今質問があつたのでありますが、なお一言大蔵当局の意見を確かめておきたいと思います。地方財政計画に関連いたしまして、将来これが現在よりもつと大きくなると見ておられるか、あるいは場合によつてはもつと小さくなると予想しておられるか、これは非常に大蔵省の煩悶のようでありますが、大体の趨勢はおわかりになつておると思いますが、いかようにお考えになつておりますか。
【次の発言】 私きわめて端的に質問いたしたのでありますが、私案は、財政計画は相当合理化いたしましても、だんだん増加の傾向にあるのではないかという答弁を期待しておつたのですが、非常に長い多くの言葉をもつて御答弁になつた、そこ……

第19回国会 地方行政委員会 第40号(1954/04/07、26期、改進党)

○床次委員 お手元に地方税法の一部を改正する法律案に対する修正案をお配りしてありますが、長くなりますので朗読は省略いたしまして、速記に記載をするよう手配をお願いしておきまして、簡単にその提案の理由を御説明申し上げたいと思うのであります。  まずその前に、われわれ政府の提案せられました地方税法に対しましていろいろの疑念を持つております。  第一点は、非常に地方財政の窮乏の折から、今回のごとき地方税法案が提案せられまして、著しく国の緊縮財政を地方にしわ寄せしているのではないかという疑念を持つておる次第であります。御承知の通り九千九百九十五億の予算のうち、地方財政のわくは九千六百五十三億をきめられて……

第19回国会 地方行政委員会 第42号(1954/04/12、26期、改進党)

○床次委員 ただいま提案になつております地方財政平衡交付金法の一部を改正する法律案に対しまして、修正案の提案をいたしたいと思うのであります。  一応お手元に配布いたしておりますが、案文を読んで参りますと、  地方財政平衡交付金法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。  第六条の改正規定中「百分の二十」を「百分の二十五」に改める。  附則第三項中「それぞれ百分の二十」を「それぞれ百分の二十五」に改める。  簡単に理由を説明いたしたいと思います。すでに本法審議におきまして各委員から詳細にわたつて質疑があつたのでありますが、将来の地方財政計画は相当増加を来すのではないかということが憂えら……

第19回国会 地方行政委員会 第47号(1954/04/19、26期、改進党)

○床次委員 ただいまの御答弁大体了解いたしましたが、問題は「都道府県は、政会に定める基準に従い」ということが入つているが、いかなる政令をつくられるかということが、今委員各位の問題だと思います。この政令において従来の差額調整ということが不可能な場合というか、比較的低い基準でもつて差額調整をされるというようなことがあるとすれば、これは条例そのものによつて相当不利益を受けるのではないかという結果になります。従つていかなる政令を出されるかということについて大体試案があればこれを氷されることが、この際議論を解決するゆえんだろうと思います。この点に関してひとつ御答弁をお願いいたします。

第19回国会 地方行政委員会 第52号(1954/04/27、26期、改進党)

○床次委員 ただいま門司委員の質問に関連いたしまして、一言質問いたしておきたい。  警察の各区域がわかれておりましたために、その責任の所在の明確化を欠くおそれがあるという懸念については、私は了解できるのでありますが、ただ今度の新しい警察法に置きましては、区域を大きくしたことは、確かにそれに対する一つの方法であろうと思います。さらにその責任者でありますところの長の任命を国家公務員にしております。この点も責任の明確化の一つの理由だろうと思いますが、今までの事件そのものにつきまして、長を国家公務員にしなければ不都合だということは理由にはなつておらぬように思うのであります。この点に関しましてもう一回責……

第19回国会 地方行政委員会 第54号(1954/04/30、26期、改進党)

○床次委員 総則の質問を終るにあたりまして大臣に伺いたいのですが、この第一条は従来の現行法の前文とはとんど同じような趣旨であるというふうな御答弁を伺つておるのでありますが、しかし実質におきましては非常に大きな差があると思う。すなわち現行法におきましては、機構そのものも民主的な機構を持ちまして、能率と一方その機構によつて個人の権利自由を保護し得るような保障を講じながら調整がせられておるのでございますが、今回の政府の原案によりますと、民主的理念を基調とするところの警察の管理運営ということはあるのでありますが、これは精神の問題でありまして、制度そのものはきわめて能率的に改められておると思うのです。こ……

第19回国会 地方行政委員会 第56号(1954/05/07、26期、改進党)

○床次委員 本日は第三章のわけでありまするが、第二章につきまして質疑が漏れておりましたので、第二章をお願いしたいと思います。前会もすでに第二章の第五条についてお尋ねいたしたのでありますが、この第五条の国家公安委員会の職務のうちの「国の公安に係る警察運営」ということ、これは国の公安ということが限定せられておるわけでありまして、第二項の第三号に同じ字句が上つておるのでありますが、これ以外の警察運営に対して相当の部分が実は残されておると思います。その部分は当然都道府県公安委員会が自由にできるというよりも、むしろ都道府県公安委員会の自己の責任において運営できるものと思うのでありますが、その点に関して政……

第19回国会 地方行政委員会 第57号(1954/05/08、26期、改進党)

○床次委員 すでに質疑があつたと思いまするが、ちよつと簡単にお尋ねいたしたい。第十六条の第二項「警察庁の所掌事務について、都道府県警察を指揮監督する。」という字句につきましては、本来指揮監督し得べきものは、第五条にありますごとく、きわめて限定された事項だけでありますが、この規定で見ると、警察庁の所掌事務全般について指揮監督ができるかのように誤解があると思うのです。この問題は、管区の警察局につきましても同じように同じ字句が書いてありますので、指揮監督の範囲が非常に広く見えるのでありますが、この指揮監督というのは、第五条に定められたところの指揮監督とは多少違う意味において解すべきものではないかと思……

第19回国会 地方行政委員会 第59号(1954/05/11、26期、改進党)

○床次委員 主として昨日まで質疑がありましたことに関連いたしまして数点お伺いしたいと思います。  公安委員会と警察庁との関係でございます。都道府県の公安委員会につきましては、第二条の責務に任じておるわけでありますが、警察本部長と公安委員との間におきましては、どの程度までお互いに警察の職務をわかち合つているか。国家的事務あるいは地方の治安維持等に関しまして、公安委員としましては、警察本部長の知つておりますことはことごとくこれを聞きただすことができるかどうかという点をお伺いしたいのであります。先ほどもちよつと緊急質問の発せられた問題がありますが、ああいうことに関しまして、公安委員が細大漏らさず知つ……

第19回国会 地方行政委員会 第64号(1954/05/17、26期、改進党)

○床次委員 地方自治法の規定の中の市制に関する第八条の親達でありますが、この規定によりますと、現下知事の町村合併計画の中に上つておりますものにつきましては、当分の間旧法によつて人口三方で市になり得る、しからざるものにつきましては新法の適用を受けることになつておるのでありますが、知事が掲げておりますところの包括的な町村合併計画に載つているかいないかという問題の認定は、現実に扱つているものによつてこれはきまるのだろうと思うのですが、知事が合併計画を立てまする場合に、非常に目前の問題においてのみ第一次案として計画をつくつて、多少恒久的なものはあとまわしにしておるところもあるのじやないか。これは府県の……

第19回国会 地方行政委員会 第66号(1954/05/19、26期、改進党)

○床次委員 私は改進党を代表いたしまして、両案に賛成の意を表するものであります。  地方自治法の改正に関する法案につきましては、すでに三派の修正によりまして、警察制度に対する根本の方針がきまりましたので、これを中心とする改正に対しましては賛成の意を表するものであります。  市町村職員共済組合法案に対する問題といたしましては、すでに本案を提案する際におきまして、厚生委員会から強い要望がありましたことは御承知の通りでありまして、現下のわが国の情勢におきまして、市町村職員に対しまして国家公務員と同様の均衡を得ました措置を講じますことは、適切な行為と存ずるのでありますが、さらに広く社会の状態を見ますと……

第19回国会 地方行政委員会 第69号(1954/05/26、26期、改進党)

○床次委員 ただいま上程されました地方財政再建整備法案につきまして提案理由の御説明をいたします。  御承知のごとく本法案は、地方財政の窮迫がいよいよはなはだしく、特に昭和二十七年度決算の結果、赤字団体一の数、赤字の額が前年に比し、飛躍的な増大を示して参りました実情にかんがみ、去る第十六回国会において、この赤字の解消をはかるための方策を樹立する必要を認め、特に小委員会を設置して検討を重ねました結果、法文化して提案されたものであります。  しかるに、この実施に伴う財源設置等について見通しが立たないままに、前二側の国会においても継続審査に付されて、今国会に持ち込まれて来ている実情であります。  政府……

第19回国会 地方行政委員会 第70号(1954/05/29、26期、改進党)

○床次委員 私は改進党を代表いたしまして、本案に賛成の意を表する次第であります。  すでにお話がありましたが、奄美群島の復帰に関しましては、本院としまして数年来の熱意を示しまして、この復帰を要晒し、遂に昨年その実現を見たのでありますが、その実現にあたりまして臨時措置法案によりまして、でき得る限りすみやかにこの受入れ態勢の完備をはかつたのでありますが、いよいよ今般これを受入れんとする内地の立場並びに受入れられる現地との間に、密接なる意思の疏通のものに、今回本格的な復興のために、この措置法が提案せられましたことにつきましては、まことに御同慶の意を表する次第であります。一日も早く本法案の趣旨が十分に……

第19回国会 地方行政委員会 第72号(1954/06/01、26期、改進党)

○床次委員 一つ伺いたいのは宿泊関係のものですが、私が聞いて来たのは共済組合の施設だと思うのですが、たしか一泊飲食付で四百円かそこらで会議や何かに使わせておるそうです。ところが今度の政令によりまして、部屋代にそのうちの六割をとるという形になつておるので、四百円の六割を邪魔代として、残りの部分は依然としてやはり課税の対象になるというふうにいわれておるそうでありまして、今日六百円のものが非課税になつておるにかかわらず四百円の宿泊料のものが課税になるのでは不公平になるのじやないかと言つておりますが、これに対してどういうふうに指導しておられますか。

第19回国会 地方行政委員会 第73号(1954/06/04、26期、改進党)

○床次委員 ただいまの質問に関連してお尋ねしたいのですが、大蔵省は本委員会でもつて審議しておりました整備計画に対して、相当強い反対があるやに伺つたのでありますが、検討した結果、この意見というものがここに提示されたようなものかと思うのです。しかし内容的に調べてみますと、そう根本的に強い反対があつたとは思われない。なお今後折衝いたしましたならば、小委員会の修正案というものに相当近寄り得るものと思つておるのであります。何分再建整備は非常に急ぐ仕事でありますので、できるだけすみやかなる時期において、その成立を必要とすると思うのでありますが、この大蔵省案について自治庁で検討されました結果、全面的にどうい……


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 外務委員会 第2号(1954/12/16、26期、日本民主党)【政府役職】

○床次説明員 ただいま議題となりました日本国とビルマ連邦との間の平和条約の批准について承認を求めるの件並びに日本国とビルマ連邦との間の賠償及び経済協力に関する協定の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  わが政府は、かねてサンフランシスコ平和条約の当事国でないビルマ連邦との間に正式の国交を開くために種々努力を重ねて参りましたが、前内閣の時代すなわち本年八月にウ・チョウ・ニエン氏を団長とするビルマ親善使節団が来朝いたしましたのを機会に、両国間の最大の懸案である賠償問題について先方と交渉を重ねました結果、円満妥結を見るに至りまして、九月二十五日に両国間平和条約中の賠……


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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 法務委員会地方行政委員会連合審査会 第1号(1953/07/22、26期、改進党)

○床次委員 百九十九条に関連いたしまして、一言御質問申し上げたいと思います。ただいまもお話がありましたが、警察官も検察官もそれぞれ自主性をもつて活動することが一番望ましいのであります。過般政府がこの改正案を提案いたしました際には、同時に警察法の改正法案を提案せられたのであります。あるいは警察法の改正に伴つて、特に百九十九条の改正があるかのように聞いておつたのでありますが、政府はこの点いかようにお考えになつておりますか。やはり関連性があつて百九十九条を考えておられるかどうかを承りたいのであります。なおこの点に関しましては、警察官の自主性を尊重しながら、百九十九条を運用するのでありますが、政府の考……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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