吉川久衛 衆議院議員
27期国会発言一覧

吉川久衛[衆]在籍期 : 23期-24期-26期-|27期|-28期-30期-31期-33期
吉川久衛[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは吉川久衛衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

吉川久衛[衆]本会議発言(全期間)
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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 衆議院本会議 第10号(1955/12/15、27期、自由民主党)

○吉川久衛君 ただいま議題となりました、内閣提出、日本中央競馬会の国庫納付金等の臨時特例に関する法律案につきまして、農林水産委員会における審査の概要を御報告申し上げます。  日本中央競馬会の所有する競馬場設備は、その多くが戦前の建設にかかる木造建築物でありまして、相当程度老朽化しており、不測の災害も予想せられるのでありますが、競馬会は、発足後日浅く、経営の基盤もいまだ薄弱、しかも最近の馬券の売上額は当初予定を多少下回っており、競馬会の経理状況はかなり窮屈であり、これらの設備の復旧または改築に要する資金の調達が困難であります。従って、かかる設備の復旧または改築を早急に行い、保安上の危険を避けると……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 衆議院本会議 第19号(1956/03/08、27期、自由民主党)

○吉川久衛君 ただいま議題となりました、内閣提出、開拓融資保証法の一部を改正する法律案外三法律案につきまして、農林水産委員会におきまする審議の経過並びに結果の大要を御報告申し上げます。  まず、開拓融資保証法の一部を改正する法律案について申し上げます。  今回の改正点は、開拓者の増加及び営農の進展に伴う資金需要の増大に伴い、中央保証協会の現在の基金をもってしては、開拓者の債務保証の要請に応じ切れなくなりましたので、同協会に対する政府からの出資金を三十一年度においてさらに五千万円追加出資して総額二億五千万円とし、肥料、飼料及び種苗等の購入に必要な短期営農資金の円滑なる融通をはからんとするものであ……

第24回国会 衆議院本会議 第20号(1956/03/09、27期、自由民主党)

○吉川久衛君 ただいま議題となりました、内閣提出、公有林野宮行造林法の一部を改正する法律案につきまして、農林水産委員会におきまする審議の経過並びに結果の大要を御報告申し上げます。  公有林野官行造林法は大正九年に制定せられたものでありますが、自来、国と地方公共団体との契約により造林を行い、その育成をはかつて参つたのであります。このような公有林野官行造林事業は、明三十一年度をもって当初の植栽目標である約三十万町歩の造林を完了する予定と相なっております。しかしながら、公有林野におきましては、なお造林を要すべき土地が相当面積あり、今後もこの事業を継続する必要が認められているのでありまするが、さらに、……

第24回国会 衆議院本会議 第22号(1956/03/15、27期、自由民主党)

○吉川久衛君 ただいま議題となりました、綱島正興君外四十名提出、急傾斜地帯農業振興臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、農林水産委員会におきまする審議の経過並びに結果の大要を御報告申し上げます。御存じのように、本法は昭和二十七年に五ヵ年間の時限法として制定されたものでありまして、本法に基き、きわめて劣悪な条件にある急傾斜地帯における農業生産の基礎条件を、すみやかに、かつ総合的に整備することにより、農業の生産力を向上し、過重なる労働力を軽減し、もって平坦地農業に伍して食糧増産に寄与し得まするよう極力関係事業を促進して参ったのでありますが、諸種の理由によりまして、事業の進捗度合いは予定の二……

第24回国会 衆議院本会議 第27号(1956/03/27、27期、自由民主党)

○吉川久衛君 ただいま議題と相なりました飼料需給安定法の一部を改正する法律案外二案について、農林水産委員会における審議の経過及び結果について御報告申し上げます。まず、内閣提出、飼料需給安定法の一部を改正する法律案について申し上げます。  本案の要旨は、保管中の輸入飼料、特にフスマ等について、梅雨等の気象上の影響により品質が低下し、国庫に著しい損失を生ずるおそれがある場合には、現在買い入れ、保管及び売り渡しの対象外になっている国内産飼料をも含めて、これらを同一品目、同一数量の飼料と同時期に買いかえまたは交換ができるよう、あらかじめ損失を未然に防止せんとすることであります。なお、本改正に伴いまして……

第24回国会 衆議院本会議 第29号(1956/03/30、27期、自由民主党)

○吉川久衛君 ただいま議題と相なりました、内閣提出、農業改良資金助成法案につきまして、農林水産委員会におきまする審議の経過並びに結果の大要を御報告申し上げます。  本案の趣旨は、従来の補助金政策に対して種々の批判が行われている事態に即応いたしまして、従来農家に交付されていた農業改良関係の奨励的補助金のうち、すでにある程度の普及度を示し、かつ、純然たる営農融資では危険性が伴うという中間的段階にある農業技術を導入しようとする場合におきまして、都道府県がこれに対して償還期間三カ年以内の無利子の資金を貸し付けますことと、組合系統資金の余裕金で固定施設の導入を行う際に、その系統融資について債務を保証する……

第24回国会 衆議院本会議 第32号(1956/04/10、27期、自由民主党)

○吉川久衛君 ただいま議題となりました、内閣提出、森林開発公団法案につきまして、農林水産委員会における審議の経過並びにその結果について御報告申し上げます。  わが国の木材需要は国民経済の発展に伴い年々増大して参っておりますが、これら需要のほとんどは里山である既開発林から毎年の生長量を越えて供給されている現状にかんがみ、奥地未開発林の積極的開発が必要とされてきておるのであります。現在、大規模な未開発林地帯の中で、奈良県、三重県及び和歌山県にわたる熊野川水系の流域並びに徳島県の剣山周辺地区は、千古斧鉞を入れざる地であり、針葉樹用材が多く、また、伐採跡地の造林についても好条件を備えておりますので、特……

第24回国会 衆議院本会議 第52号(1956/05/22、27期、自由民主党)

○吉川久衛君 ただいま議題となりました、内閣提出、参議院送付、漁港法の一部を改正する法律案につきまして、農林水産委員会における審査の経過並びにその結果について御報告申し上げます。  本法案は、漁港法の制定以来五ヵ年間にわたる施行の経過にかんがみまして、数点の改正を行わんとするものであります。すなわち、その第一点は、漁港の管理に関する改正でありまして、漁港管理権の公的性格を一そう明確にするため、漁港管理者となることができるもののうちから水産業協同組合を除外し、今後は地方公共団体に限定することとし、また、漁港管理会は、利用範囲が全国的にわたって重要である第三種漁港についてのみ従来通り義務的に設置す……

第24回国会 衆議院本会議 第54号(1956/05/24、27期、自由民主党)

○吉川久衛君 ただいま議題となりました、内閣提出、参議院送付、家畜取引法案につきまして、農林水産委員会における審査の経過並びにその結果について御報告申し上げます。  戦後、家畜の飼養頭数は、馬を除き著しく増大し、畜産は農家経営の一環として進展して参りましたが、その流通形態は著しく後進的であり、昭和二十三年に家畜市場法が廃止されて以来、わずかに各道府県の地方条例によって律せられているありさまでありますが、家畜は、元来、全国的に広く流動するものであり 地域的な条例のみで規制し得ないことは明らかであります。現在、弱小な家畜市場が乱立し、その取引においても、いわゆるそでの下取引あるいは庭先取引等が行わ……

第24回国会 衆議院本会議 第57号(1956/05/29、27期、自由民主党)

○吉川久衛君 ただいま議題となりました、笹山茂太郎君外三名提出にかかる農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、農林水産委員会における審査の経過及びその結果について御報告申し上げます。  本案は、まず第一に、わが国の農林水産業施設が毎年災害により甚大な被害を受けており、しかも、その復旧事業がとかく遅延し、多くの仕越し工事を生じておる現状にかんがみまして、今回これらの施設に関する災害復旧事業を特に推進するため、緊急な災害復旧事業として政令で定めるものについては、政府はこれらの事業が三カ年度以内に完了できるよう、財政の許す範囲内において、国庫補助……

第24回国会 衆議院本会議 第59号(1956/05/31、27期、自由民主党)

○吉川久衛君 ただいま議題と相なりました、足立篤郎君外三名提出、有益鳥獣の保護増殖及び狩猟の適正化等に関する特別措置法案、及び、内閣提出、参議院送付、肥料取締法の一部を改正する法律案につきまして、農林水産委員会における審査の経過及びその結果について御報告申し上げます。  まず、有益鳥獣の保護増殖及び狩猟の適正化等に関する特別措置法案について御報告申し上げます。  わが国における鳥獣の現状は減少の一途をたどり、このまま推移すれば鳥獣資源は枯渇し、まことにおそるべき事態に立ち至ることが憂えられるのであります。このように鳥獣の激減した原因には人為の及ばない種々の事情もありますが、一面、国及び地方公共……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 衆議院本会議 第34号(1957/04/19、27期、自由民主党)

○吉川久衛君 ただいま議題となりました法律案につきまして、農林水産委員会における審議の経過及び結果について御報告いたします。  現行森林法は昭和二十七年から実施せられ、この法律に基く第一期森林五カ年計画は昨年度をもって終り、おおむね所期の目的を達成したのでありますが、引き続き第二期森林計画を策定し、森林資源の保統培養とその生産力の向上に努力することになったのであります。そこで、この際、政府は、森林資源の現況と林産物需給の見通しの上に立脚し、林政方針の転換をはかろうとして、本案を提出したのであります。  改正のおもな点について申し上げますと、第一は、普通林の広葉樹について、適正伐期齢級未満のもの……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 衆議院本会議 第11号(1958/02/28、27期、自由民主党)

○吉川久衛君 ただいま議題となりました、内閣提出、農業協同組合整備特別措置法の一部を改正する法律案について、農林水産委員会における審議の経過及び結果について御報告申し上げます。  わが国の農業を振興するためには農業協同組合の整備強化をはかる必要があることは申すまでもないところであります。そこで、昭和二十六年には農林漁業組合再建整備法を、また、昭和二十八年には農林漁業組合連合会整備促進法を制定し、これが整備強化に努めて参ったのでありますが、特に経営の不振な農業協同組合につきましては、別途、昭和三十一年度から農業協同組合整備特別措置法を制定して、強力にその整備の促進をはかってきたのであります。しか……

吉川久衛[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院27期)

吉川久衛[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 外務委員会 第33号(1955/07/19、27期、日本民主党)【政府役職】

○吉川政府委員 御賢察まことに恐縮に存じます。先日も農林水産委員会との連合審査のときにも、この問題について相当御熱心に御質疑がございまして、私もその節お答えを申し上げたような次第でございますが、農林省といたしましてはセクト主義の上に立っているがごとく思われることははなはだ残念でございます。過去の満州移民はいろいろの点において問題があったと思いますけれども、中南米の移民については、私も昨年二ヵ月余り調査をいたして参りましたが、過去の中南米に対する移民というものは、移民というよりも棄民であった感が私には深く感ぜられたのであります。送り出した者に対しての営農指導とか、受け入れ体制とかいろいろの点にお……

第22回国会 大蔵委員会 第16号(1955/06/07、27期、日本民主党)【政府役職】

○吉川政府委員 ただいま食積庁長官からお答えいたしましたのに補足いたしますと、実は御指摘の点を十分問題にただいまいたしております。予算委員会において三宅さんからも御指摘があったのでございますが、関係各省からそれぞれ出ていただきまして、委員会を作ろうと予定をいたしております。どんなものにするかについての具体的なまだ案は立てておりませんが、ただいまお話の御趣旨に沿ったものを用意をさせているということをちょっと申し上げておきます。
【次の発言】 ただいま食糧庁長官のお答えと、私との間に大へん食い違いがあるように御指摘でございましたが、実は委員会の問題については、私と大臣とで話し合っておりますので、ま……

第22回国会 内閣委員会 第18号(1955/06/06、27期、日本民主党)【政府役職】

○吉川政府委員 農林省設置法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  農林省の所掌する行政事務の遂行上、農林省設置法の一部改正する必要が生じましたため、本法案を提出いたしました次第であります。  改正案の内容は、第一に農林省におきまして国際食糧農林機関等との連絡その他国際協力関係の事務が増加し、またビルマ、フィリピン等に対する賠償の実施部面において担当する事務も生じて参りましたので、農林省の権限として賠償及び国際協力に関する事務を行うことを明確にいたしますとともに、大臣官房においてこの事務の総括を行うこととしたものであります。  第二に、肥料検査所のうち神戸肥料検査所は神戸市に……

第22回国会 農林水産委員会 第3号(1955/03/29、27期、日本民主党)【政府役職】

○吉川政府委員 あなたのお説ごもっともでございます。あったのおっしゃるような決意を持っておりますことを御了承願います。
【次の発言】 ただいま三十年度の予算に私どもの決意を具体的に表現する準備中でございますので、その予算が出ましたところで十分一つ皆様の御批判、御審議をお願いしたいと思います。
【次の発言】 足鹿さんも十分御案内の通り、わが国の農業の特殊性から考えますと、どうしても保健政策をとらなければならないことは、これは申すまでもないことでございます。大蔵省のものの考え方にも、形式的に一応私どももうなずける点もあるのでありますが、あなたのお説のように、これではわが国の農村及び農民の実態という……

第22回国会 農林水産委員会 第4号(1955/03/30、27期、日本民主党)【政府役職】

○吉川政府委員 ただいま二十九年度農業課税の是正に関する御決議がなされました。賛成討論をなさった方の御意見を承わっておりますと、政府の徴税当局の行き過ぎと申しますか、不行き届きての点等もございまして、納税者に納得のいくような徴税が行われていないように承わりました。私もさようなことを今日まで聞いておりますので、昨日の本委員会において国税庁長官の申された通り、さような事業について十分調査をいたしまして、皆様の御期待に沿うような、すなわち農民の納得のいくような徴税方法をとらせるように努力をいたしまして、政府委員としてのお答えにかえさせていただきます。(拍手)

第22回国会 農林水産委員会 第5号(1955/03/31、27期、日本民主党)【政府役職】

○吉川政府委員 農林省におきましては、農村の二三男対策として、ただいま外務省と協力しまして、海外に農村の二三男を誘出するという考え方で、ただいま諸般の準備をいたしております。昨年度におきましても、移民の選考とか、あるいは訓練とかいうようなことを担当いたしまして、移民の問題を取り扱って来たのでございますが、本年度はもっと積極的な施策を行いたいと目下準備中でございます。それから国際農友会に委嘱をいたしまして、アメリカの農業の実態に触れる機会を与えまして、アメリカ農業の新しい農業経営の方式等を勉強をして帰って参りましてから、日本の国内の入植地に対する開発あるいは新しい営農の導入というようなことで、海……

第22回国会 農林水産委員会 第7号(1955/04/05、27期、日本民主党)【政府役職】

○吉川政府委員 ただいま昭和三十年度農林予算に関する件について御決議がなされました。これにつきましてはただいままで大蔵大臣、経審長官、農林大臣等にただしていただきましたように、三十年度予算の編成についてまだ政府部内に完全なる一致を見ていない点等もございますことは、皆様すでに御承知の通りでございます。従いましてこの御決議はまことに時宜を得たものでありまして、この御決議の趣旨に沿いまして御期待に沿えるような最善の努力をお誓いをする次第でございます。
【次の発言】 米麦価の考え方につきましては、ただいままでは川俣委員御存じの通りでございますが、今後といえどもパリティ計算だけに基礎を置くのではなく、従……

第22回国会 農林水産委員会 第12号(1955/05/13、27期、日本民主党)【政府役職】

○吉川政府委員 ただいま災害に関する御報告を承わりました。政府といたしましても、ただいま被害状況調査中でございます。調査員を派遣をいたしておりますし、府県の方からまだ詳細なる被害状況の報告等もございませんが、この調査と見合いましてただいま検討中でございます。前年、前々年等の災害に対する対策の前例もございますので、誠意をもってこれに対処する所存でございます。
【次の発言】 開拓融資保証法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明いたします。  わが国食糧自給態勢確立の一環である開拓の重要性にかんがみ、開拓者の農業経営の確立をはかることは何よりも緊要でありますので、政府は、これらの開拓者に対しその必……

第22回国会 農林水産委員会 第22号(1955/06/08、27期、日本民主党)【政府役職】

○吉川政府委員 お答えいたします。農林大臣がそういうことを言われたとすれば、それは少し軽卒であったのではないかと思います。まことに遺憾でございます。問題は稲富委員の御指摘の通りでございます。
【次の発言】 私もこの問題については間接に伺ったのでありますが、ことに福島県のアラブの関係の方々からの陳情等も受けました。そこで大臣に質してみましたら、何か私的の友人との間においてサラブレットの競走が理想的に僕は思うというようなプライベートな話をされた、それが流布されてさような問題になったというように伺っております。これは御指摘のように、かりにそれが理想的であっても、突如としてさような取扱いをするというこ……

第22回国会 農林水産委員会 第24号(1955/06/10、27期、日本民主党)【政府役職】

○吉川政府委員 佐竹委員の御質疑はまことにごもっともだと思います。農林省がなぜさような定款変更に認可を与えたかということについて、ただいま局長にも聞いてみたのですが、昭和二十六年のことでございまして、局長もその経緯について承知をしていないようでございます。私も御案内の通り、まだ日が浅いものでございますから、御質疑の点ごもっともだと思いますので、おそまきながらではございますが、誠意を持って調査をいたしまして、善処したいと思っております。
【次の発言】 ただいまも申し上げましたように、こういう認可を与えた経緯がどういう事情であるかよくわかりませんから、この点については何とも申し上げられませんが、御……

第22回国会 農林水産委員会 第25号(1955/06/14、27期、日本民主党)【政府役職】

○吉川政府委員 自作農維持創設資金融通法案の提案理由を御説明申し上げます。  御承知の通り、農地改革の結果といたしまして二百万町歩を越える小作地が自作地となり、四百二十万戸を越える農家がその売り渡しを受け、自作農として農業に精進することになったのであります。この農地改革の成果の維持につきましては、現在農地法がその法制的部面を担当しているわけでありますが、自作地を維持するため必要な資金の融通措置についての制度はいまだ十分確立されるには至っておりません。これがためすでに政府は昭和二十六年度から自作農創設特別措置特別会計の余裕金の運用によりまして、農地または採算放牧地の買い取り売り渡しの形式により、……

第22回国会 農林水産委員会 第28号(1955/06/22、27期、日本民主党)【政府役職】

○吉川政府委員 ただいま提案になりました昭和三十年四月及び五月の凍霜害、水害等の被害農家に対する資金の融通に関する特別措置法案の提案の理由を御説明申し上げます。  政府は、本年四月における凍霜害、同月の豪雨による水害及び五月におけるひょう害に対処し、被害農家の農業経営の維持安定に資するための営農資金が低利で円滑に融通せられるよう、また今回の凍霜害等の被害農家が前年度までに貸付を受けた同種の経営資金につきましては、必要により、その償還期限を延長し得るよう所要の措置を講ずる必要があると認めましたのでこの法律案を提案した次第であります。  次にこの法律案のおもな内容について御説明申し上げます。まず新……

第22回国会 農林水産委員会 第29号(1955/06/23、27期、日本民主党)【政府役職】

○吉川政府委員 お答えを申し上げる前に、昨日私の答弁のうちに、実は事務当局との連絡不十分なために、御審議に御迷惑をわずらわした点をおわびをいたしておきます。淡谷委員に最初お答えを申し上げたような考え方の方が正しくあったことをあとで発見いたしましたので、その点御了承をお願いいたします。  ただいまの御質問に対するお答えといたしましては、御指摘の通りに考えておりますから、そのように御了承を願います。
【次の発言】 あとからはっきりするものにつきましてはそれ相応の措置をとるつもりでございます。淡谷委員の御質疑の中に、果樹と特におっしゃったその果樹の被害は、ここの表題に関係を持つものだけと解してよろし……

第22回国会 農林水産委員会 第31号(1955/06/29、27期、日本民主党)【政府役職】

○吉川政府委員 ただいま上程されました愛知用水公団法案の提案理由を御説明申し上げます。  あらためて申し上げるまでもなく、国土を総合的に開発し、その利用の高度化をはかり、食糧の増産と農業経営の安定をはかることは、現在わが国におきまして最も緊要な事柄であります。  農林省は、このような観点に立って、農地の改良、開発を総合的かつ効率的に行う計画を検討いたして参りました結果、今回愛知用水事業を取り上げることといたした次第であります。  愛知用水事業は、名古屋市東方に位する平野及びこれに接続する知多半島の一帯が気候、産業立地条件に恵まれているにかかわらず、雨量少く、灌漑用水はもちろん、飲料用水、工業用……

第22回国会 農林水産委員会 第32号(1955/06/30、27期、日本民主党)【政府役職】

○吉川政府委員 ただいま佐竹委員の御動議によって信用農業協同組合連合会の事業経営の是正に関する件が提案され、御決議になったことに関しまして、農林省といたしましてはこれが監督指導の立場にありますが、いろいろと不行き届きの点等もございまして、本委員会の各位に格段の御配慮をわずらわしておりますことはまことに恐縮に存じます。今後ともこの御決議の御趣旨に沿いまして、遺憾のないように最大の努力をいたしまして、農林省としての監督指導の使命を十分に果し、各位にこれ以上御心配をかけないように、御配慮をわずらわさないように善処するつもりでございますから、御了承をお願いいたします。

第22回国会 農林水産委員会 第35号(1955/07/06、27期、日本民主党)【政府役職】

○吉川政府委員 川俣委員の御指摘の数々につきましては、全くごもっともでございます。今日まで本法が施行されましてから四年間、あと一年間残すわけでありますが、この法の精神に十分のっとりまして措置がとられていないことは、はなはだ遺憾でございます。しかしながら今回これが延長の一部改正の法案が議員提案といたしまして提出をされましたについて、政府といたしましては、本法案について異議のないことを閣議でもって表明をいたしておりますのも、実は八月末に来年度の予算編成を迎えまして、それの準備をいたす都合で、ただいま御審議を願っておるような次第でございます。政府が異議のないということを申し上げている理由の中にも、今……

第22回国会 農林水産委員会 第36号(1955/07/07、27期、日本民主党)【政府役職】

○吉川政府委員 ただいまの御質疑に対してでございますが、蚕糸局の資料というよりも、統計調査部の資料によって、統計調査部と話し合って出た数字を審議会にかけたのであります。
【次の発言】 詳しい事情は私よく存じませんので事務当局からかわって答弁いたさせます。

第22回国会 農林水産委員会 第37号(1955/07/08、27期、日本民主党)【政府役職】

○吉川政府委員 ただいま提案になりました農林漁業金融公庫法一部を改正する法律案の提案の理由を御説明申し上げます。  昭和二十八年四月に農林漁業金融公庫が設立されて以来二年、また農林漁業資金融通特別会計の貸付開始以来すでに四年を経過いたしておりますが、この間におきまして農林漁業の生産力の維持増進をはかるため、農林漁業者及びその組織する団体に対し、八百七十七億日余に上る長期かつ低利の施設資金が融通されておりますことは各位の御承知の通りであります。  今年度におきましては、食糧増産等重要農林漁業施策の遂行のため、従来通り土地改良等に要する施設資金の融通を行うほか、さらに従来からの要望にもかんがみまし……

第22回国会 農林水産委員会 第41号(1955/07/15、27期、日本民主党)【政府役職】

○吉川政府委員 ただいま上程されました農地開発機械公団法案の提案理由を御説明申し上げます。農地の造成及び改良によりまして食糧の増産と農家の経営安定をはかることが、わが国の経済の安定上緊要であることは今さら申し上げるまでもありません。  政府は、さきに愛知用水事業を実施するため愛知用水公団法案を提出して御審議を願っているわけでありますが、このたび農地の造成及び改良の事業の効率化に資するため、農地開発機械公団を設立し、その保有する機械の効果的な運用によって急速に農地の造成及び改良事業を完成したいと存じ、この法案を提出いたしました次第であります。  農地の造成及び改良の事業は、特にその規模の大であり……

第22回国会 農林水産委員会 第43号(1955/07/18、27期、日本民主党)【政府役職】

○吉川政府委員 木村委員の御指摘のようなことは、かねがね私ども感じておりましたので、私なりに、この問題はもっと明確にしていく必要があるのではないかと考えていろいろと検討をいたしておるような次第でございます。御案内の通り政府が一つでありますから、そこは有機的にうまく事が運ばれていくはずでございますが、現実は必ずしもそうでないことが、木村委員の御指摘のような問題も出てくるのでありますから、十分検討をして善処したいと思います。

第22回国会 農林水産委員会 第45号(1955/07/20、27期、日本民主党)【政府役職】

○吉川政府委員 漁港整備計画の改正について承認を求めるの件の提案理由を御説明申し上げます。  わが国の経済を再建し、国民生活を安定せしめる方策の一環として水産業を発展させることは、地理的条件から見て、きわめて適切、かつ必要であります。  わが国の漁業は俗に世界第一と称せられておりますが、いまだ、その経営形態あるいは漁獲物の利用効率または漁業労働の生産性等の点において、原始産業たるの城を脱し得ない実情にありますので、これを近代産業の列に伍して健全に発達せしめるためには、まず漁業の根拠地である漁港を全国的にわたり計画的に整備拡充いたしまして、その機能を増進させることにより漁業の合理的経営を行い生産……

第22回国会 農林水産委員会 第46号(1955/07/21、27期、日本民主党)【政府役職】

○吉川政府委員 ただいまの附帯決議の御趣旨に沿うて善処する所存でございます。
【次の発言】 養ほう振興法案につきまして、昨日は経過を申し上げたのでございますが、なお重ねて申し上げておきます。最近各地に発生を見ております腐蛆病については、その養蜂に及ぼす影響の重大なるにかんがみまして、目下暫定的に政令によって家畜伝染病予防法の規定の一部を準用して、その撲滅をはかっておりますが、政府はこれが防渇のための法的措置が必要であると考えております。養蜂業者に対する助成措置につきましては大蔵省が了承しかねると主張され、農林省においてもなお検討を要するものと考えて、まだ意見を申し上げる段階にありません。私とい……

第22回国会 農林水産委員会 第50号(1955/07/29、27期、日本民主党)【政府役職】

○吉川政府委員 ただいまの昭和三十年六月及び七月の水害による被害農家に対する米麦の売渡の特例に関する案件につきましては、政府におきましては異存はございません。
【次の発言】 本件に関しましては政府部内においてただいままで意見の一致を見ることができないのでございます。農林省といたしましても、この程度の災害では特別立法の要を認めがたいのでございます。今後の発生災害もこの程度のものは増発することが予想されます。よって次々にこの特別立法が適用されていくと思われるのであります。  第二に政令で指定されない地区の十万円以上の災害が、小災害より低率であるのは不適当であると考えるのであります。  次に小災害は……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 農林水産委員会 第1号(1955/11/30、27期、自由民主党)

○吉川久衛君 本年の三月二十三日から農林政務次官に就任をいたしまして以来まる八カ月間にわたって、ことに二十二特別国会においては格別皆様方の御協力、御支援をいただきまして、大過なきを得たことは、皆様方のあたたかい御芳情のたまものと深く感謝をいたしております。私は去る二十二日をもって退任をいたしました。在任中の御厚意に重ねて感謝の意を表する次第でございます。どうもありがとうございました。(拍手)

第23回国会 農林水産委員会 第9号(1955/12/13、27期、自由民主党)

○吉川(久)委員 関連して長官に伺っておきたいのですが、食糧庁は従来の集荷団体に対して、現在やっておるところの集荷についてもっと積極的に成績の上るような方法を講ずべきであると思うがどうだというようなことについて、お話し合いか何かございませんでしたか。
【次の発言】 私がそのことをお尋ねするのは、実は今石田委員との質疑の間に感じたことなんですが、今やっております集荷方式でなお余剰が残るというようなことになれば、何らか能率的な特集方法を考えなければならないというようなことを農林省が言われることによって、かえって現在行われておる集荷がにぶり、成果が上らないような結果になるのです。そういうことを顧慮す……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 農林水産委員会 第3号(1956/02/07、27期、自由民主党)

○吉川(久)委員 熊野川流域における森林資源の開発及び維持培養等に関する実情調査について御報告申し上げます。  本調査団は、私、淡谷委員、石田委員等の派遣委員のほかに、中馬委員、本名委員、原委員、井谷委員、伊瀬委員、田中委員、芳賀委員も自ら進んで御参加になりましたが、そのほかになお、川俣清音君あるいは現地において仲川房次郎君並びに前田正男君の御参加をもいただき、また調査室より喜田調査員、菅原調査主事が随行いたしました。さらに政府側よりは大石政務次官、奥原林政部長及び山崎林道課長等が同行いたした次第であります。  一行は去る一月二十日東京を出発いたし、二十一日朝奈良市に到着、県庁において熊野川流……

第24回国会 農林水産委員会 第6号(1956/02/10、27期、自由民主党)【議会役職】

○吉川(久)委員長代理 これより会議を開きます。  村松委員長が所用のため、私が委員長の職務を行います。  本日は、二十九年産米に対する追加払いの問題について調査を進めます。質疑の通告がありますのでこれを許します。石田宥全君。
【次の発言】 一点だけ芳賀君に……。
【次の発言】 芳賀君、一つ簡単に願います。
【次の発言】 本日の会議はこの程度にとどめ、次会は公報をもってお知らせいたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時九分散会

第24回国会 農林水産委員会 第12号(1956/02/24、27期、自由民主党)【議会役職】

○吉川(久)委員長代理 これより会議を開きます。  委員長が所用のため、私が委員長の職務を行います。  農林水産業の基本問題について質疑を続行いたします。通告順にこれを許します。小川豊明君。
【次の発言】 中村時雄君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 私は委員長怠慢だとは思っておりません。伊瀬君から同じ団体問題の質問が重なるので私は遠慮をしたいという御申し出がございました。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 暫時休憩いたします。    午前十二時三十九分休憩

第24回国会 農林水産委員会 第23号(1956/03/23、27期、自由民主党)

○吉川(久)委員 関連して一楽さんに一つお尋ねをしたいのですが、今あなたの組合金融の考え方を伺ったのですが、考え方はおっしゃる通りなんです。非常にけっこうでございます。またそうなくてはならないと思います。ここにおられる農林水産委員の皆さんが、例外なしにあなたの考え方には共鳴しますけれども、実際やっているところの、現実の組合金融のやり方がまったく矛盾している。このやり方にみな非常な不満を持ち、あなたのせっかくのお答えでございましたけれども、疑惑を持っているのです。具体的な例をあげろとおっしゃれば限りないくらいございます。しかしそれをあげる時間がございませんから、一々あげませんが、みんなの疑惑と不……

第24回国会 農林水産委員会 第28号(1956/04/04、27期、自由民主党)【議会役職】

○吉川(久)委員長代理 本名武君。
【次の発言】 残余の質疑は後日に譲りまして、午後は二時から開会することとし、暫時休憩をいたします。    午後零時四十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  農林水産業の基本問題について質疑を続行いたします。淡谷悠藏君。
【次の発言】 本件に関しましては、後日適当な機会にあらためて質問を続行することにいたしたいと思います。
【次の発言】 ただいま日野吉夫君から、はえなわ漁業に関する緊急の発言を求められております。これを許します。
【次の発言】 松田鐵藏君。
【次の発言】 本件に関する質疑はこの程度にとどめまして、本日はこれにて散会いたしま……

第24回国会 農林水産委員会 第33号(1956/04/25、27期、自由民主党)

○吉川(久)委員 行政指導の範囲でやらなければいけないでしょう。

第24回国会 農林水産委員会 第34号(1956/04/26、27期、自由民主党)

○吉川(久)委員 本件については、申し合せがありますので、できるだけ近い機会において続行していただきたいと思いますが、私は資料の要求だけをいたしておきます。  公取委員会の本件に対する態度について、私ども相当疑義を持っております。そこで一昨年の夏の乳価の問題で、本委員会において数度にわたって質疑をいたしたのでございますが、ただいまの公取委員長のお話では、審査の結果が出ているような言葉でございましたので、そのときの審査の結果を、文書をもって本委員会に資料として御提出を願いたいと思います。それだけをお願いしておきます。

第24回国会 農林水産委員会 第36号(1956/05/08、27期、自由民主党)【議会役職】

○吉川(久)委員長代理 ただいまより会議を開きます。  この際お諮りいたします。白浜仁吉君及び芳賀貢君が委員を辞任され、理事が二名欠員となっておりましたが、両君が再び委員に選任されましたので、両君を理事に指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、白浜仁吉君及び芳賀貢君を理事に指名いたします。
【次の発言】 この際一萬田国務大臣より農林大臣河野一郎君海外出張不在中、内閣法第十条により臨時に農林大臣の職務を行う国務大臣に指定されましたので、ごあいさつをいたしたいとの申し出があります。これを許します。

第24回国会 農林水産委員会 第37号(1956/05/09、27期、自由民主党)【議会役職】

○吉川(久)委員長代理 ただいまより会議を開きます。  去る四月六日付託になりました笹山茂太郎君外三名提出、農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、審査に入ります。まず本案の趣旨について提出者の説明を求めます。笹山茂太郎君。
【次の発言】 去る四月十一日付託になりました内閣提出、参議院送付中央卸売市場法の一部を改正する法律案を議題といたし、審査に入ります。  まず本案の趣旨について説明を聴取するわけでありますが、本案は参議院において修正の上本院に送付されたものでありますので、参議院の修正部分につきましても便宜政府より提案趣旨とあわせて説明を承……

第24回国会 農林水産委員会 第43号(1956/05/25、27期、自由民主党)

○吉川(久)委員 関連して。荒木さんにお伺いしたらよろしいかと思いますが、青果物、特に果実についてです。私は業界の乱立の関係だと思うのですが、生産地にみんな買いあさりをやる。そこで生産者団体の代表者なんかを盛んに料理屋あたりに呼びましてごちそう政策をやる。そして生産地からは比較的安く買って、消費地に持って参りますと消費者価格を相当に高くする。それは結局ごちそう政策やいろいろした費用をみんな消費価格に売り掛けてやるというようなことで、消費の拡大がはかれないで非常にその市場が狭まって、不適正な取引が行われておるというような現状のように私は見ておりますが、この点についてどういうようにごらんになります……

第24回国会 農林水産委員会 第44号(1956/05/28、27期、自由民主党)【議会役職】

○吉川(久)委員長代理 赤路委員。
【次の発言】 川俣清音君。

第24回国会 農林水産委員会 第47号(1956/06/03、27期、自由民主党)

○吉川(久)委員 私は自民、社会両党の共同になる農地改革の成果の保持に関する決議案を提案いたします。  まず案文の朗読をいたします。    農地改革の成果の保持に関する件   農地改革は、農村の民主化と農業生産力の増進を目的として遂行されたものであって、その成果は他に類を見ない。今後の農業政策はこの成果を維持し、民主主義の基盤である自作農の育成を中心に展開せらるべきものである。   しかるに近時開放農地に対する国家補償に関連し、戦前の土地所有権の復活を内容とした農地法改正を企図する運動が抬頭し、各地に小作地取上げが頻発していることは寔に遺憾である。   本委員会は、農地買収が適法であった趣旨に……

第24回国会 農林水産委員会 第49号(1956/08/01、27期、自由民主党)

○吉川(久)委員 七月中句の東北、北陸地方水害調査の委員派遣第三班として、私は伊瀬幸太郎委員とともに、七月二十三日より二十七日に至る五日間において富山県及び石川県奥能登地方の調査をいたしました結果につきまして、簡単に御報告申し上げます。  まず第一に富山県について申し上げます。七月二十四日富山県下の調査のため富山県庁に参りまして、知事を初めとする県当局、金沢農地事務局、農林省富山統計調査事務所、同じく富山食糧事務所等の各当事者より被害状況の概要及び陳情を聴取いたした後、黒部地方の現地調査を行なったのであります。  富山県下における被害状況は、七月十五日から十七日までにおいて、おおむね二百ないし……

第24回国会 農林水産委員会 第50号(1956/08/11、27期、自由民主党)【議会役職】

○吉川(久)委員長代理 これより会議を開きます。  本日は、まず先般の水害による農林災害について調査を進めます。本問題につきましては、さきに水害による農林災害に関する小委員会を設置して、その被害状況及び対策を調査して参りましたが、この際小委員長より報告を求めることにいたします。松浦東介君。
【次の発言】 ただいまの報告に対し及びこれに関連して政府に対し、質疑があればこれを許します。
【次の発言】 淡谷委員に申し上げます。先ほどの理事会の申し合せもございますので、後刻、ただいまの報告事件を処理いたしました後に関連をして調査審議する予定になっておりますから、御了承願います。

第24回国会 農林水産委員会 第51号(1956/08/13、27期、自由民主党)【議会役職】

○吉川(久)委員長代理 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。委員異動に伴い理事が二名欠員となっておりますので、その補欠を委員長において指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  淡谷悠藏君及び、稲富稜人君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に、理事会で申し合せました事項のうち、韓国ノリに関して、お諮りいたしたい問題がございます。八月一日に通商産業省通商局長から、本委員会のかつてありました水産小委員会委員長あてに、税関に蔵置中の韓国ノリの処理について照会が参っております。照会文を朗読してみます。  昭和三十一年三月末の大蔵省税関……

第24回国会 農林水産委員会 第52号(1956/08/24、27期、自由民主党)【議会役職】

○吉川(久)委員長代理 これより会議を開きます。  先般の台風第九号による農林漁業災害について調査を進めます。  この際お諮りいたします。第九号台風の被害は、特に九州方面において甚大であったようでありますので、この地方に委員を派遣して、その実情を調査し、早急な対策の樹立に資したいと思います。つきましては派遣委員の選定、派遣期間は委員長に御一任願うこととして、議長の承認を求めることにいたしたいと思いますが一これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に被害状況について農林当局において調査したところがあれば、その説明を願います。

第24回国会 農林水産委員会 第53号(1956/09/07、27期、自由民主党)【議会役職】

○吉川(久)委員長代理 これより会議を開きます。  本日は村松委員長所労のため私が代行いたします。  第九号台風による農林漁業災害対策について調査を進めます。まず派遣委員より調査報告を承わることにいたします。綱島正興君。
【次の発言】 同じく原捨思君。
【次の発言】 ただいまの報告に関し田中幾三郎君より発言を求められておりますので、これを許します。
【次の発言】 次に本災害の詳細な被害状況及び対策について政府の説明を求めます。渡部農林経済局長。
【次の発言】 野田統計調査部長に補足説明を求めます。
【次の発言】 ただいまの説明に対し質疑を行います。政府からは、農林省、渡部農林経済局長、保坂農政……

第24回国会 農林水産委員会 第54号(1956/09/11、27期、自由民主党)【議会役職】

○吉川(久)委員長代理 これより会議を開きます。  この際まず第十二号台風による、これまでに判明した農林水産関係の被害状況について、政府の説明を求めます。野田統計調査部長。
【次の発言】 次に先般の第九号台風による農林漁業災害について調査を進めます。  本問題につきましては、さきに台風等による農林漁業災害に関する小委員会を設置して、その被害状況及び対策を調査して参りましたが、この際小委員長より報告を求めることにいたします。綱島正興君。
【次の発言】 ただいまの報告に対し、及びこれに関連して、政府に対し質疑があればこれを許します。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。ただいまの綱島小委員長の……

第24回国会 農林水産委員会 第55号(1956/10/01、27期、自由民主党)

○吉川(久)委員 本調査班の受け持ちました鳥取、島根、山口の三県における台風第九号及び台風第十二号により農林水産関係がこうむりました被害状況について調査をいたしました概要をごく簡単に御報告申し上げます。  派遣されました委員は赤澤正道委員、足鹿覺委員、中村英男委員と私とでありまして、去る九月十四日より二十日まで七日間にわたって三県の被害状況を詳細に一調査いたして参ったのであります。本調査班といたしましては、今回の調査目的が十二号台風によるものとなっておりましたが、去る八月十七日襲来しました九号台風による被害がずっと大きいようでありまして、その傷あとがまだいえないうちに九月十日の十二号台風を受け……

第24回国会 農林水産委員会 第57号(1956/10/26、27期、自由民主党)

○吉川(久)委員 森林開発公団と森林開発事業、家畜取引市場における家畜取引の事情、香川県下における小作地返還申請の問題等に関する事項並びに台風第十二号及び第十五号の農林水産業の被害状況につきまして、現地調査を行いました結果につき御報告申し上げます。  二つの調査班は、便宜これを合体して同一行動をとることとしたのでありますが、派遣委員は、私のほか伊東岩男君、松浦東介君、足鹿覺君、石田宥全君、伊瀬幸太郎君、神田大作君、田中幾三郎君、中村時雄君及び中村英男君の各委員でありまして、愛媛県における台風被害の調査に際しましては井谷正吉議員が参加されましたのであります。  まず調査日程について申し上げます。……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 農林水産委員会 第2号(1956/11/20、27期、自由民主党)【議会役職】

○吉川(久)委員長代理 これより会議を開きます。  この際連合審査会開会申し入れの件についてお諮りいたします。昭和三十一年度における食管特別会計の借り入れ限度を引き上げ、あわせて冷害等による被害を受けた特定の地域内の米穀の生産者が食管会計から概算払いを受けた本年産米の買い入れ代金にかかる返納金に加算して納付すべき利息を減免する措置を講ずるため、昭和三十一年度の食糧管理特別会計の借入限度等の特例に関する法律案が内閣より提出せられ、大蔵委員会に付託になっております。つきましては、この法律案について、大蔵委員会に対し連合審査会の開会を申し入れたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

第25回国会 農林水産委員会 第5号(1956/11/27、27期、自由民主党)【議会役職】

○吉川(久)委員長代理 ただいま神田大作君の農業委員会法の参考人に対する質疑中でございますが、これを後刻に譲りまして、農林漁業組合再建整備法の一部を改正する法律案についての参考人の御意見を伺うことを先にいたします。  ちょっとお諮りいたします。先ほど全国農業協同組合中央会の森川参事から御意見を伺ったようでございます。従いまして森川君を除いて、この表にありますような、福岡県農協中央会の鬼木さん、全漁連の片柳さんから御意見を聞くことにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないようでございますから、さようにいたします。  福岡県農協中央会の専務理事、鬼木文雄さん。

第25回国会 農林水産委員会 第8号(1956/11/30、27期、自由民主党)

○吉川(久)委員 関連して。今政府の答弁を伺っておりますと、まことに信念のないような御答弁であります。(「その通り」)一体政府は、そうなりますと、この法案を通してもいいのか、通さぬでもいいのか、というようなところまでいくような感じがするのです。信念を持って、これはあくまでもこれが一番正しいのだと信じて御提案になったと思うのでありますが、どうでもいいというような態度では、われわれは与党の立場でどうしていいのかちょっと困ってしまうのですがね。やはりこれが一番いいのだというならば、もう少し信念を持って一つ御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 政府の御答弁としてはあまりにどうも幅があり過ぎて、ち……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 商工委員会 第40号(1957/05/15、27期、自由民主党)

○吉川(久)委員 関連をいたしました二、三お尋ねをいたします。通産省の電気関係の試験研究機関の機構、陣容はどんなふうになっておりますか。
【次の発言】 試験だけでございますか、研究もあわせてやっておるのでございますか。そしてその設備の規模、機構、どんな陣容ですか。
【次の発言】 こういうことを伺うのは、実はただいまの質疑を伺っておりますと、固定抵抗器の問題が出ておるようでありますが、この問題は昨年の秋ごろであったと思いますが、私は、ただいま通産政務次官になっておいでになる長谷川君の驥尾に付して、国内の中小企業振興のために、外国にわざわざ特許料まで払って入れる必要はないではないかということで相談……

第26回国会 農林水産委員会 第4号(1957/02/20、27期、自由民主党)

○吉川(久)委員 私は農林大臣の本委員会における施政方針を伺いまして、それに対して簡単に数項目についてお尋ねをいたしたいと思います。  井出農林大臣は、私ども農林委員会の仲間から出られまして、農林行政の責任者となられたのでございまして、私どもは非常な期待を持っておると同時に、私ども仲間の者の非常に喜びといたしているわけでございます。あなたは就任なさってから間もなく三十二年度の予算の問題に逢着をされまして非常に御苦労なさったことと思いますが、与党、野党を問わずあなたの人となりに共鳴している多くの諸君が非常な協力を惜しまず、また農林省の諸君も事務当局の諸君も非常な努力をされまして、当初大斧鉞を加え……

第26回国会 農林水産委員会 第6号(1957/03/06、27期、自由民主党)

○吉川(久)委員 議事進行。ただいまの山田委員の御質疑はきわめて重要な問題であろうと私も思いますが、一時半から稲富委員の代表質問の続きがありますし、大臣の時間の都合等もございますので、山田委員のために林野関係の問題については特に一つ時間を作っていただくことにして、この程度にしていただいて、理事会の申し合せのように綱島委員の質問に移っていただきたいと思います。山田委員にお願いをしてもらいたいと思います。

第26回国会 農林水産委員会 第21号(1957/04/02、27期、自由民主党)【議会役職】

○吉川委員長代理 これにて参考人よりの意見聴取を終ります。  次に参考人に対する質疑を行います。芳賀貢君。

第26回国会 農林水産委員会 第24号(1957/04/05、27期、自由民主党)

○吉川(久)委員 私はただいま可決されました農林漁業組合再建整備法の一部を改正する法律案に対しまして、付帯決議を付したいと思いまして提案をいたします。  ただいま大蔵、農林両政務次官からも御発言であったのでございますが、本件に関しましては第二十四国会に、日本社会党の芳賀貢君外十二名の諸君から、同じ問題が提案をされまして、久しきにわたって審議をいたしたのでございますが、同じような効果を生ぜしめるために、自由民主党、日本社会党の共同提案になる、ただいま可決されました案件に対しこの付帯決議でありますので、その案文を読み上げまして、各位の御賛同をお願いしたいと思います。   農林漁業組合の今後における……

第26回国会 農林水産委員会 第28号(1957/04/16、27期、自由民主党)

○吉川(久)委員 私は、新潟県下の豪雪による農林業の被害調査のため派遣せられました委員を代表して、現地の実情並びに調査の結果を御報告いたします。  本調査に派遣された委員は、伊瀬幸太郎委員と私の二人でありますが、地元から大野市郎委員と稻村隆一代議士が参加せられ、四月十一日より十三日までの三日間にわたり、新潟県中央部の山岳地帯を占める南魚沼郡、北魚沼郡及び中魚沼郡下並びに長岡市に参りまして、農林業に対する豪雪被害の実情につき、つぶさに実地調査いたしたのであります。時間の関係と積雪多く通行不可能のために調査できなかった地域で、最も激甚な被害が予想せられる山岳部奥地の事情につきましては、この豪雪の中……

第26回国会 農林水産委員会 第30号(1957/04/18、27期、自由民主党)【議会役職】

○吉川(久)委員長代理 ただいまより会議を開きます。  森林法の一部を改正する法律案を議題といたし審査を進めます。質疑を続行いたします。政府側出席者は、農林省から石谷林野庁長官、家治林政課長、通産省から石井物資調整課長、農林漁業金融公庫から瀬戸口理事、山口林業部長が出席いたしております。  質疑の通告がございます。順次これを許します。永山忠則君。
【次の発言】 永山君に申し上げます。先ほど申し上げました政府側の出席者のうち厚生省から高田保険局長、それから通産省から川田窯業建材課長、大蔵省から大村主計官が見えましたが、特に高田保険局長は他の委員会の都合で急いでおいでになりますから、そのおつもりで……

第26回国会 農林水産委員会 第31号(1957/04/19、27期、自由民主党)【議会役職】

○吉川(久)委員長代理 これより会議を開きます。  森林法の一部を改正する法律案を議題といたし、審査を進めます。質疑を続行いたします。質疑を通告された委員は全部終了いたしております。ほかに質疑はありませんか。―なければ質疑はこれにて終了いたしました。  次に討論に入ります。討論はありませんか。―なければ採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって本案は原案の通り可決すべきものと決しました。  この際本案に対し附帯決議を付したい旨の申し出があります。これを許します。芳賀貢君。
【次の発言】 ただいま芳賀貢君の説明されました自民、社会共同の提案による附帯決……

第26回国会 農林水産委員会 第33号(1957/04/23、27期、自由民主党)【議会役職】

○吉川(久)委員長代理 芳賀貢君。

第26回国会 農林水産委員会 第34号(1957/04/24、27期、自由民主党)

○吉川(久)委員 ただいま振興局長から豪雪対策の中間報告を伺ったのでございますが、ただいまの報告で大体了承するのでございます。大蔵省は当初、災害が予見できるという将来の問題については、予算の建前上、補助金を出すことが非常に困難である、従ってこの種のものについては融資でもっていくというような、全面融資の建前をとっておられたのでございますが、同僚議員各位の御熱心な御協力、また農林省の非常な熱意を持った態度が大蔵省の理解を深めまして、そうしてここに助成の特例を見るに至ったことは、私は非常にけっこうであると思います。被害がやがて起ることが予見できることははっきりいたしているのでありますが、しかしただい……

第26回国会 農林水産委員会 第36号(1957/04/26、27期、自由民主党)

○吉川(久)委員 大臣にお尋ねするここのみにとどめて、その他は近日中に近県の蚕糸県の実情を調査した上で局長にはお尋ねをいたしたいと思います。大臣から今中村委員の御質問に対してのお答えの蚕糸業の振興の基本方束を伺ったのでございますが、まことに抽象的で具体性がございません。そういうことでございますから、今ごろこの蚕糸業法の一部改正法律案というのがここに上程されるに至ったのではないかと思いますが、しかも蚕糸業法の一部改正法案は審議会を設置するということにとどまっておるのでございますが、蚕糸業の問題については、農林省では特に一局を設けて蚕糸業の盛大な時分と同じ機構をもってこの対策に当っておられるにもか……

第26回国会 農林水産委員会 第48号(1957/06/06、27期、自由民主党)【議会役職】

○吉川(久)委員長代理 いいですね。――それでは伊藤理事。
【次の発言】 石田宥全君。
【次の発言】 ちょっと石田君に御了解願いたいのですが、大臣はただいま参議院の農林水産委員会において、米価問題についての答弁に当ることになっております。そこで参議院は午後はきょうは都合でございませんので、大臣に関する質疑だけを一つお願いしたいと思います。もしございませんでしたら、質疑の通告はあとに足鹿君がございますが、お含みの上でお願いいたします。
【次の発言】 足鹿覺君。
【次の発言】 午前中の質疑はこれをもって終了いたします。  参考人各位に申し上げます。長時間にわたって御意見が述べられ、また質疑に応ぜら……

第26回国会 農林水産委員会 第49号(1957/06/07、27期、自由民主党)【議会役職】

○吉川(久)委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。  練乳の問題について調査を進めます。質疑の通告がありますのでこれを許します。芳賀貢君。
【次の発言】 主税局長、私はあまりものを言わぬことにしているのですが、この問題については野党の諸君だけが熱心にやっておることじゃない。あなたのただいままでの御答弁を伺っておりますと、合理主義を貫かれておる、非常によくわかる。ところが日本の農業というものが、ことに新興の酪農業というようなものが合理主義の上に立っているのか、合理主義で貫かれているのかということになりますと、これは非常に問題があるのです。そこで野党だけじゃない、与党も、超党派でこの問題は熱……

第26回国会 農林水産委員会 第54号(1957/08/22、27期、自由民主党)【議会役職】

○吉川(久)委員長代理 これより会議を開きます。  さきに行われました畜産業国有林野及び土地改良事業並びに公海漁業等水産関係についての調査のため派遣されました委員派遣について、第一班の青森県、北海道方面を除く派遣委員より報告を求めることにいたしたいと思います。  まず第二班の大野委員にお願いいたします。
【次の発言】 第三班及び第四班の派遣の委員の調査の結果につきましては、本日詳細にわたり御報告いたす予定でございましたが、派遣委員の都合で、それぞれの報告にかえて、その報告の内容を会議録に収録するように取り計らいたいと存じますが、御異議ありませんか。

第26回国会 農林水産委員会 第57号(1957/09/28、27期、自由民主党)

○吉川(久)委員 ただいま委員長から申されましたようにハッカの問題について若干の質問を政府に対していたしたいと思います。  昨日局長がおりますときにこの問題を御質問しようと思ったのでございますが、時間の関係でそれができませんでしたので本日になったのでございます。こまかい事情をよく承知いたしております局長が本日出張でございますので政務次官にお尋ねするわけでございますが、政務次官はあまり詳しいことは御存じないのではないかと思いますが、幸いに北海道の御出身でございますから、私のお尋ねする程度のお答えは十分やっていただけようと信じましてこれからお伺いをするわけでございます。  私が申し上げますまでもな……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 農林水産委員会 第4号(1957/11/06、27期、自由民主党)【議会役職】

○吉川(久)委員長代理 これより会議を開きます。  農林水産業の基本施策について調査を進めます。質疑を続行いたします。質疑の通告がございますのでこれを許します。細田綱吉君。
【次の発言】 久保田君に申し上げますが、時間の都合がございますので、きょうは一つ総論的になるべく簡潔にお願いをします。久保田君。
【次の発言】 質疑はこの程度にとどめます。  本委員会の散会後、林業の小委員会を行います。時間がだいぶおくれておりますが、林業小委員の方はお残りを願います。  本日はこれにて散会いたします。     午後三時二十分散会


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 農林水産委員会 第8号(1958/02/27、27期、自由民主党)

○吉川(久)委員 私は農業所得税の問題について二、三の点についてお尋ねをいたしておきたいことがございます。申すまでもなく日本の農業は原始産業であるばかりでなくて、規模がきわめて零細でございます。従って非常に所得が少いのでございますが、所得のあるところ課税なかるべからずで、その原則はよくわかるのでございますが、保護を要するような悪い条件のもとにある日本の農業に対しての課税の方針といいますか、考え方について、私どもいろいろ疑義を持っておるのでございますが、どういう基本的な考え方で臨まれているか、基本的な考え方をまずお伺いをいたしたいと思います。

第28回国会 農林水産委員会 第12号(1958/03/07、27期、自由民主党)

○吉川(久)委員 私はただいま議題となりました繭糸価格の安定制度に関連をいたしまして、大臣に二、三の点についてお伺いをいたしておきたいと思います。繭糸価格安定制度は、昭和二十七年、糸価の安定帯価格を維持することを目的として発足いたしまして、発足当時は政府には売り渡すべき保有生糸がありませんでしたので、抑制に非常な困難を来たし、輸出取引にも阻害を来たしていたことは、大臣よく御案内の通りでございます。しかし三十年に特別買い入れ制度を設けて制度を強化しましてから、その後の糸価の下落に対処して、相当の成果をあげております。ところが最近玉糸の下落に伴って、業者も原料生産農家も非常な動揺を来たしております……

第28回国会 農林水産委員会 第20号(1958/03/28、27期、自由民主党)

○吉川(久)委員 日本乳製品協会の植垣会長さんに一つお伺いいたしますが、この酪振基金は大きな業者にも中小業者にも共通の利益があると私どもは考えるのでございますが、昭和三十二年九月二十五日付で、農林大臣に対して出資の引き受けをなさっておいでになる。それを今御説明のありましたように、三月の十四日になって撤回をなさっておいでになる。なおそれについてただいま御説明のような要望をなさっておいでになります。この要望の六項目は、完全にどの事項も御主張通りにいれられないとするならば、この撤回は撤回できないというお考えでございますか。それともそのうちの若干がいれられるならば、十四日付の撤回を撤回なさるおつもりで……

第28回国会 農林水産委員会 第25号(1958/04/08、27期、自由民主党)【議会役職】

○吉川(久)委員長代理 阿部五郎君。

第28回国会 農林水産委員会 第29号(1958/04/22、27期、自由民主党)【議会役職】

○吉川(久)委員長代理 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。ただいま地方行政委員会で審査中の地方財政法及び地方財政再建促進特別措置法の一部を改正する法律案は、会社その他の法人に対する地方公共団体の債務保証のほか、これと性格の類する損失補償及び元利補給についても、法律または政令で定める場合を除き、地方公共団体はこれを行うことができないものとする規定を含んでおりまして、農業施策を行う上におきまして重要な関連を持っておりますので、この際地方行政委員会に連合審査会の開会を申し入れたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めさよう決定いたしました。

第28回国会 農林水産委員会 第30号(1958/04/23、27期、自由民主党)【議会役職】

○吉川(久)委員長代理 これより会議を開きます。  北洋漁業に関する件について調査を進めます。さきに妥結しました日ソ漁業交渉のこれまでの経緯及びその内容につきまして政府の説明を求めます。奥原水産庁長官。
【次の発言】 ただいま奥原長官から説明がございましたが、質疑の通告がありますのでこれを許します。永井勝次郎君。
【次の発言】 芳賀君。
【次の発言】 朝から探しておりますが、まだ見当りません。十二時四十五分から閣僚懇談会に出席することになっているそうでございます。それが済みまして本会議に出席をし、本会議が済みましてから、商工委員会の方で北海道長官として答弁に立たれることになっているそうであり、……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 外務委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号(1955/06/18、27期、日本民主党)【政府役職】

○吉川政府委員 お答えいたします。需給計画上必要なものだけと農林省は考えておりますが、こまかい具体的な数字につきましては、需給課長が来ておりますから、そちらから説明をいたします。

第22回国会 外務委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1955/07/12、27期、日本民主党)【政府役職】

○吉川政府委員 石坂委員のただいま御指摘になられました通り、移民が出発に際して土地を処分するという場合に、いつもいろいろ問題を起していることは事実でございます。私も昨年中南米に参りまして、ボリビアのサンタクルースが日本移民に適地であるということを見て参りましたので、自由党の今村忠助君も二年続けて行って見てこられたのも、非常に好適な場所であるということであったと思いますが、帰って参りまして私が向うの事情をお話をしているうちに、国会に勤めております若い職員が、家族を連れて最近ボリビアへ旅立たれたのでありますが、その人が立つに際して、今石坂委員御指摘の通りの問題が出まして、足元を見られて非常に安く買……

第22回国会 内閣委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1955/06/10、27期、日本民主党)【政府役職】

○吉川政府委員 有馬委員の御意見にも、また御指摘になられました点につきましても同じような考え方を持つ点が多々ございます。制度についての矛盾等も私ども痛切に感じている点もございます。公務員制度調査会を督励いたしまして、かような点についてはできるだけ早く結論を得るようにしていただきたいと思いますと同時に、今日までのはなはだ不十分な点については御指摘のように最大の努力をいたすつもりでおりますから、さよう御了承を願いたいと思います。

第22回国会 農林水産委員協議会 第1号(1955/10/11、27期、日本民主党)【政府役職】

○農林政務次官吉川久衛君 伊東君の御質問のうちの、災害によりまして予約を下回る場合には、減額補正は当然しなければならないと考えております。
【次の発言】 稲富委員は過去の事情を十分御案内の通りでございまして、いつもいろいろの措置のおくれるという一つの原因はそこらあたりにもないとは言えない実情にございます。私どもは仰せのように職を賭しても私どもの立場で考えたことは実現をし、皆様の御期待に沿うようにしなければと考えて努力いたしておりますが、どうか一つ御事情に精通しておいでになる有力なる稲富委員初め各位の御協力を特にお願いを申し上げます。
【次の発言】 私の承知をいたしておるところによりますと、一口……

第22回国会 農林水産委員協議会 第2号(1955/10/15、27期、会派情報なし)【政府役職】

○農林政務次官吉川久衛君 実は私承知をいたしておりましたが、大臣は帰られてまだ日が浅いものですから、その点連絡がはなはだ十分ついておりません。大体淡谷委員の御質問のような考え方で私の方はただいま大蔵省と折衝いたしております。
【次の発言】 農林省といたしましては、ミツマタの生産農家の立場を擁護すべきであるという考え方に立っております。
【次の発言】 コカコーラの問題でございますが、ただいま大臣がお答えになった通りでございます。先ほど私がかって反対をしたという点についての御指摘でございますが、それだけに当時からの事情をつまびらかにいたしておりますので、そういう点も考慮に入れてただいま検討をいたし……

第22回国会 文教委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1955/07/19、27期、日本民主党)【政府役職】

○吉川政府委員 三省の委員会を作って、先ほど来いろいろ御質疑あるいは御指摘がありましたような問題等もその委員会で御審議を願って、それを具体化していくような方向に持っていく、こういうことでありまして、ただ予算が通過をいたしてしまったあとでございますので、先ほど文部大臣のお答えにもありましたように、ただいま予算を盛って積極的な活動をするということは、今年度は非常にむずかしいかと思いますが、これを拡大していくための基礎を作るだけのものは、この委員会でやっていかれるような見通しをもってただいま準備をいたしておる次第であります。
【次の発言】 この文部、農林、厚生の三省の委員会につきましては、先だって文……

第22回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1955/06/03、27期、日本民主党)【政府役職】

○吉川政府委員 昭和三十年度農林関係予算案について、その概要を御説明申し上げます。  本予算、案は、米麦等主要食糧を初め、畜産物、水産物を含めて、総合的に国内食糧の自給力を高めるよう各施策を効率的に実施して、合理的な増産をはかり、あわせて食生活の改善を進めることによって、国民食生活の安定に資しまするとともに、農林畜水産物の価格安定と農林漁業経営の生産性の向上及び多角化を進める等、諸般の措置を講じてその所得の確保を期し、農山漁家の安定をはかりまするほか、農畜水産物等の集荷、その他流通取引の改善及び消費の増進をはかる等の施策をもその重点といたし、編成したものであります。  三十年度の農林関係要求予……

第22回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1955/06/04、27期、日本民主党)【政府役職】

○吉川政府委員 三十年度の米価の決定についてのスケジュールと申しますか、それはこういうように考えております。実は先月末までになるべく決定をしたいというような目途を定めまして、大蔵省と折衝をいたしていたのでありますが、例の減収加算の問題とあわせて折衝をいたしておりましたところが、これが切り離されて御案内の通りの結果を見ましたので、その後大蔵省との折衝はただいま停頓をいたしております。そこで米価審議会の委員の方々を早急にお願いをいたしまして、先月の三十日から懇談会を催していただきまして、そこで審議会の委員の方方の御意見を伺っております。なおそれに先だちまして、前年の米価審議会の専門委員の方々にお願……



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データ更新日:2023/02/05

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