このページでは堀川恭平衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。
○堀川委員 関連して……。今警察庁の部長さんの言われたことは非常にごもっともだと思います。ところが、警察には防犯課というものがある。またその防犯は民間にも相当強力に協力団体を作ってやっておるのですが、今度の選挙で見ましても、とにかく警察官は犯罪事件をよけいに持ちたい。持ちたいのは、実績を上げたいというような傾向が多いんじゃないか。私は防犯というものが相当使われるのがほんとうじゃないかと思う。例をあげますと、電信柱へビラを張っておる。そうすると、その電信柱へビラを張っている間隠れて見ておって、そうして、それが済んで次に行きかけると、おい、ちょっと待て、これは違反だ、――違反ならこれは破ります、―……
○堀川委員 私は不審な点があるのでお聞きしたいと考えておるのであります。まず、私がお聞きすることは、個人演説会のポスターを、個人演説会場がないために、街頭演説会として張ったのであります。その張ったのに対して、選管ではよろしかろうということであったのでありますが、それが選挙違反に問われたということであります。これは選挙違反であるかどうか、いかがなものでしょうか。
【次の発言】 実は、そのために、その町の選挙管理委員会に、これはどうですと言うてお尋ねしたら、それはいいでしょうということであった。ところが、そのあとで、警察の方から調書だけ取らしてくれということで、調書は取ったのです。ところが、いよい……
○堀川政府委員 私、今回はからずも建設政務次官を拝命さしていただきまして、実は私には過ぎたのではなかったか、かように考えておるのであります。なかなかずぼらで、六十になってまた勉強するということも、とうていできかねるのであります。元来が頭も左巻きでありまして、どうも皆さんの御期待に沿うことはできぬと思いますが、皆さんの御協力と御指導によって大過なくこの任を果さしていただきたいと思います。今大臣の言われておりますように、終戦後の建設行政はほんとうに重要な、緊急を要する問題ばかりであろうと存ずるのであります。私のような者でも、皆様方の御支援がある限り何とか果されるのではないか、かように考えております……
○堀川政府委員 毎年の悪いくせが本年も出てきまして、節減額がまた建設省にも振りかかってきたのであります。新聞紙上で御承知のように、公共事業で八十八億幾らというようなものを節約額にしろ、こういうことで言ってきたのであります。そこで大臣としてもいろいろ折衝をいたしておるのでありますが、大体昨日、これは打ち切りではないのだ、繰り延べだというような見解のもとに――大臣はもう出てくると思いますが、その点で多少妥結できたのではないか、かように考えております。ただ内訳は御承知のように公共事業費といたしますると建設省が一番大きいのでありまして、八十八億のうち農林省が三十億、それから建設省がほとんど河川関係で三……
○堀川政府委員 私は御承知のように法律家でないので、その点は法律的にどうもお答えすることができぬと思いますが、今西村さんの言われるのはごもっとものように存ずるのでありますが、ここに法律的にいかようにもできぬということになりますれば、法律によって行政を行なっておる関係上何ともならぬのじゃなかろうか。お気の毒なことはお気の毒だ、これはもう偽らざる心情でありますが、これが何とかの方法でお救いできるということなら別問題でございますが、法律的にいかようにもならぬということでありますならば、これはわれわれの心情がそこにありましても、いかようにもならぬのじゃなかろうか。これ以外に御答弁する方法はないと思うの……
○堀川政府委員 初めからの吉田委員のいろいろな御質問を聞いていなかったのでありまして、今ここにすわってからお聞きする次第でありますが、その当時私がおったわけでもなしいたしますし、今の事務次官がその当時の官房長であったし、その当時の事務次官はおやめになっておられるので、一応帰ってその当時のことも聞いてみて御答弁をさせていただいてもけっこうだと思います。
【次の発言】 それでは私からお答えいたします。今聞くところによりますと、この事件は関東地建の問題だそうであります。関東地建の問題に対しましての予算に対する決裁は、局長でいいのだそうであります。
○堀川政府委員 ただいま議題になりました日本道路公団法案につきまして、提案の理由及びその要旨を御説明申し上げます。 政府は、道路整備事業促進の一環として昭和二十七年度以来、道路整備特別措置法及び特定道路整備事業特別会計法の規定に基きまして、建設大臣の行う有料道路整備事業及び地方公共団体の行う有料道路整備のための資金の貸付を行なって参ったのでありますが、現在及び将来の交通情勢に即応してさらに道路の整備を促進するため、民間資金の導入をはかることによって、有料道路の建設を飛躍的に拡充するとともに、これを総合的かつ効率的に運営する必要がありますので、これがため新たに日本道路公団を設立することといたし……
○堀川政府委員 ただいまの御質問にお答えいたしまするが、七百人ないし八百人というようなことは総体の人員だと思うのでありますが、そのうち、建設省で現在有料道路をやりつつある職員をその方へ回すこと、それから定員を減らすというわけじゃありませんが、とにかくそういう方法で、現在の建設省におる職員によって大体その程度の者が埋められる、こういう考えでおるのであります。
【次の発言】 御説ごもっともなのでありますが、大体御承知のように、本年までは二十五億ほどの予算で有料道路をやっておったのであります。それがまず八十億になり、また今後相当額に上るんじゃなかろうかと、かように考えております点から行きますと、どう……
○堀川政府委員 ただいま提案いたしておりました東北興業株式会社法の一部を改正する法律案を、御審議の上無事通過して下さいましたことを厚くお礼を申し上げます。つきましてはただいま付帯決議がつきましたので、私といたしましてはこれに対して多少弁明を申し上げることが至当かと存じます。御承知の通りこの東北興業株式会社は一種の国策会社と申し上げても差しつかえないものであります。なおしかしながら、現在まであらゆるものに対して東北興業のやり来たったものに対しまして失敗が続いておることはいなめない事実でございます。そこで今回この法案を提案いたしまして、東北振興のために、東北の産業発達のために何とか計画立案したいと……
○堀川政府委員 本法案に対しましては、政府といたしましてはあまり賛成ではないのでありますが、しかしながら本案が通過いたしましたならば、これはわれわれの責任といたしましてできる限り御後援するつもりであります。
○堀川政府委員 私もよくわからぬのですが、この首都圏なるものは、現在東京都に八百万の人口がおりますが、おそらく昼間は千万越しておるのではなかろうかと思います。こういう考えからいきまして、この首都圏の範囲をいわゆる神奈川、千葉、埼玉、栃木、こういう周辺を一つの首都圏の中へ入れまして、そうしてそこにある中小都市をできるだけ整備いたしまして、あるいは工業都市にし、あるいは住宅都市にし、それに対する交通網を考えていったならば、東京都にそう集中しなくても済むんじゃなかろうかというような考えからやっているんだ、かように考えておりますが、その一つ一つの府県ごとの計画というものは、今からこの首都圏ができますと……
○堀川政府委員 二階堂委員の御質問はよく私もわかるのであります。できるだけ強い法案を作るということが本旨でなければならぬということであるのであります。御承知のように、この法案を委員会へ提出して審議を願っておるのでありますが、前の首都建設委員会より強いものをここにあげておるのではなかろうかと私は考えておるのであります。そこで首都圏の範囲の点につきましても、前は五十キロの円形というような幅の狭いものであったのでありますが、今回は大体七、八十キロから百キロくらいの程度になるのではなかろうか、かように考えております。県にいたしましても千葉県、神奈川県、埼玉県あるいは群馬県、栃木県、茨城県も入れてくれと……
○堀川政府委員 ただいまの立法に対するいきさつについてお答え申し上げます。 海岸の管理に関する基本法の制定に着手いたしましたのは、昭和二十五年でありまして第十国会に海岸保全法案を提出すべく建設省において諸般の準備を進めてきたのでありますが、関係者間の調整がつかず、遂に提案の運びに至らなかったのであります。その後参議院において議員立法として第十五国会に提案されましたが、この法案も関係各省の調整がつかなかったために審議未了となったのであります。しかしながら連年発生する海岸災害の実情にかんがみましてこれに関する法制的処置を早急に整備すべき必要性を痛感いたしまして、建設省におきましては、昨年秋から再……
○堀川政府委員 お答え申し上げます。首都圏整備委員会が成立いたしましたならば、常勤委員に対する給与は、既定予算を移しかえましてお二人の分を支払うつもりでおります。 それからいま一つの定員の件に対しましては、首都圏整備委員会の事務局の職員の定員は、諸般の関係から既定予算の移しかえ処置によって処置せざるを得ない結果、二十二名と相なったものでありまして、委員会が権威ある計画を作成し、これが実施の調整及びその強力なる推進に当るためには、御趣旨の通り二十二名程度では不十分でありますので、委員会の趣旨を尊重いたしまして、三十一年度は関係各省よりの定員処置、常勤労務者の確保等によりまして事実上五十二名程度……
○堀川政府委員 ダムの水没とか、そういうものに対しての補償問題に対しては別に何とか考えなければならぬのではなかろうか、こういうことは考えております。
【次の発言】 御承知のように、土地収用法というものによって収用された方と、それにうまく当って、相当公益を受ける、あるいは実質的には利益を受けるという人もあるのであります。こういう面からいきますと、やはりお説の通り収用法によって価格を決定されて、それが正当な価格であるにいたしましても、それを収用されたために、あらゆる自分の生活に故障を起すという場面が出てきた人に対しては、特別の補償をしなければいかぬ、これは私らも考えておりますが、そういう意味で、ダ……
○堀川政府委員 二階堂委員が御質問になったいろいろの点に対しまして、私もほんとうに同感であるのでありまして、道路行政は一貫的にやらなければならぬ、かように考えることは切実であります。ただいま調査団が十九日に参って、そうしてあの神戸―名古屋間を経済的にもあるいは技術的にも調査しようというような段階になっておる現実の問題があるにもかかわらず、あるいは二階堂委員が言われるようにいろいろな曲折があるというようなことがありますならば非常に遺憾な問題だ、かように考えております。
【次の発言】 前田委員にお答えいたします。前田委員が言われるように、この道路はいわゆる天下の道路であって、道路行政を一つにしてや……
○堀川政府委員 ただいま二階堂議員からお尋ねがありました、あの東海村へ先般お供して参ったのでありますが、御質問の内容は、国道六号線が非常に悪い、これに対して早急にやらなければ、荷物の運搬とかなんとかに非常に困るのではなかろうか、こういうことだろうと存ずるのであります。なお本年度は舗装はどのくらい進んでおるか、またそれに対する予算は幾らかというようなお尋ねだと思うのであります。あそこの六号国道の予算は、昨年、一昨年は三千万円程度だったのが、本年分は七千五百万円、たしか約二年分が出ておると存じます。それから舗装も三千五百万円出ておるのでありまして、相当馬力をかけてやっておるということは、あれができ……
○堀川政府委員 どうもこの政務次官はうといのでわかりませんが、道路利用者協会には多少顧問として入っている方があるそうであります。治山治水協会に対しては知りません。何でしたらあとで調べまして……。
【次の発言】 土建協会というものは道路局長も知らぬそうであります。建設業協会とか……。
【次の発言】 それはあるかもしれません。今のところ私では即答しかねますからあとで調べまして……。
【次の発言】 一応調べて御返事しますが、そういう協会から補助をもらって出ていったということは一向聞いておりません。
【次の発言】 それは出せると思いますから要求いたしまして御提出いたします。
○堀川説明員 前田委員から、来年度予算の中の道路予算についてお尋ねがあったのであります。仰せのように、相当大幅に予算を請求しようという建前になっておるのであります。一体どうかといいますと、御承知のように、日本の現在の道路はほんとうに悪いということが国民一般の大きな世論になってきておる現状から考えましても、また昭和二十八年に五カ年計画を立てたときと現状とは相当情勢が変ってきておることは事実であります。御承知のように自動車も相当ふえましたし、道路を荒らすという面からいきましても、また交通量が多くなったという面からいきましても、道路を早急に整備しなければならぬということに立ち至って、われわれといたし……
○堀川政府委員 御質問にお答えさせていただきます。市町村管理団体といたしまして全国で大体五千七百八十一団体あるのであります。なおそれは一般団体でありまして知事が指定した水防の団体が一千八百六十あります。そうしてほんとうに水防団として確実にやっておるのは一千二十一になっております。そうして大体消防団と水防団を両方兼務してやっておられる人が相当あるのであります。消防団は御承知のように二百万人もおるのであります。水防と消防と兼ねてやっておられる方々が百四十万、これは消防の公務災害の補償に入っておられると存じます。しかし水防団員のみをやっておる団員の数は約二十四万人であります。こういうことになっており……
○堀川政府委員 お答えいたします。前川委員の言われる通り、四十二万戸のうち二万戸を公団の名において建てるということになっておりましたが、今総裁から御答弁があったように、三十年の七月何日かに発足いたしておるのであります。その三十年度の予算で、三十年度には建っていなかったことは事実であります。しかし三十一年度にまたがって、これは建設いたしておるはずであります。その点御了承願いたいと思います。
【次の発言】 前田さんの言われる通りでありまして、次年度にまたがって建てておりますが、三十一年度の住宅に対しましては発注は全部済んでおります。そこで三十二年の三月三十一日までに入れるようになるかというとなかな……
○堀川政府委員 ただいま三鍋委員が建設省職員に対してのいろいろな方面からのお尋ねであったのであります。三鍋委員のおっしゃることはごもっともでありまして、われわれも同感でありますが、ただ、ただいまから申し上げますのは、建設省といたしましては近来直轄事業に従事している職員が相当多くなってきています。そういう関係から定員法に規定されている職員は、三鍋さんが言われたように、多少人数が違うと思いますが、私の方で調べております人数は職員は八千十五名になっております。そのほかに定員法に規定されていないところの常勤労務者、いわゆる準職員は一万一千三百九十七名及び常勤的非常勤職員、すなわち補助員が五千百三十三名……
○堀川委員 農地局の方にちょっと関連してお尋ねいたします。毎年農地が宅地になっておるところが相当量になっておると思いますが、そのうちで住宅あるいは工場敷あるいは道路あるいは鉄道というような用地に変っていくのが年々どのくらいあるか、それからまたそのうちでも住宅になっておるのがどのくらいあるか承わりたいと思います。
【次の発言】 大体日本の人口は年々増加しておることは御承知の通りであります。その増加した人口やあるいは増加した世帯が大都会の近郷にやってくるということも、これも自然の成り行きだと思うのであります。こういう面に対しまして、農地の宅地化がだんだん無統制になっていっておるように見えますが、農……
○堀川政府委員 この点につきましては、実は現行のけい肺法立案のときにも、いろいろ問題が出たわけでございます。アスベスト肺をこのけい肺法の中に入れたらどうかという御意見もあったわけでございますが、アスベスト肺につきましては、その診定の基準等がまだはっきりしてわらなかったというような関係もありまして、けい肺法の中にその患者が入られなかったわけでございまして、その後の研究に待たれたわけでございます。労働省といたしましては、そのアスベスト肺の問題につきましては、実はその後衛生研究のための補助金等を支出いたしまして、民間の大学と連絡をいたしまして研究を願っておるわけでございますが、幸いにしてその研究の成……
○堀川政府委員 鈴木さんの御質問は、東北振興のために東北興業株式会社に資金の融通をするかという御質問かと思います。東北振興のためにはできるだけ政府は援助しなければならぬことはわかり切っております。そこで個々の問題につきまして、これはなるほど東北振興のために必要欠くべからざるものだ、あるいはこれは有効に東北振興に使えるものだということがはっきりわかりますれば、政府としては援助するにやぶさかではない、かように考えます。
【次の発言】 東北ドックに対しましてはまだはっきりした見通しがついていないのであります。そこで両県知事にお願いしておりますが、その内容あるいは今後これをでき得る限り応援するならば東……
○堀川政府委員 計画局長からも申し上げましたように、御承知のように近時、ダムとか道路とかあるいは河川の事業に対しまして、相当用地を必要とする点が出てきておるのであります。またこれに対して収用法を適用する点が非常に多くなってきたことは御了承の通りだと存ずるのであります。基地に対する収用の手続はこの法律には入っていないので、別の法律、いわゆる日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定の実施に伴う土地等の使用等に関する特別措置法というものでやっておるのでありまして、今提案いたしております土地収用法はダムあるいは道路あるいは河川、こういうものに対してのみ考えておるのであります。
○堀川政府委員 建設省関係の昭和三十一年度歳入歳出予算案について、概略を御説明申し上げます。 まず総額について申し上げますと、建設省の所管一般会計予算といたしましては、歳入四億九千五百余万円、歳出九百七十四億七千三百余万円でありますが、この歳出に、予算計上の所管は異っておりますが、予算執行の際建設省に移しかえまして、建設省所管の事業として実施されます予定の経費が、別途総理府に北海道開発関係のものとして、九十八億四千四百余万円、労働省に特別失業対策事業として二十三億五千万円が計上されておりますので、これらを合算して前年度に比較いたしますと、三十年度一千五十一億一千八百余万円に対しまして、三十一……
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