園田直 衆議院議員
27期国会発言一覧

園田直[衆]在籍期 : 23期-24期-25期-26期-|27期|-28期-29期-30期-31期-32期-33期-34期-35期-36期-37期
園田直[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは園田直衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

園田直[衆]本会議発言(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 衆議院本会議 第33号(1955/06/25、27期、日本民主党)【政府役職:外務政務次官】

○政府委員(園田直君) 朝鮮及び台湾出身の戦争犠牲者に対して十分同情を持ってこれが解決を考慮すべしという御趣旨には全く同感でありまして、ただ、その手統問題としては、平和条約の命ずるところに従いまして、各国との間に特別取りきめをやることになっておりまして、韓国との間は、御承知のごとく、一昨年の日韓会談の際、条約の規定に従い対日請求権の一部として提出をされましたが、これが不調に終つております。台湾人については、日華間の平和条約第三条にも同様の趣旨が規定してございまするが、今なお特別の取りきめが、話し合いができませずに、扶助料あるいは年金等が支出されておらなかったありさまでございまして、今後の折衝に……

第22回国会 衆議院本会議 第51号(1955/07/30、27期、日本民主党)【政府役職:外務政務次官】

○政府委員(園田直君) かつて日本国民として戦争された方々が受刑者として服務をいたしておりますが、釈放後、御趣旨のごとく、その置かれている特別の事情について、深い同情を禁じ得ないところでございます。これらの方々の援護については、日本人と同様の措置をとり、出所持に帰還手当一万円と被服等を支給しておるのでありますが、日本における人縁の薄い特殊の事情にかんがみ、その出所後の援護対策としては、ただいま厚生大臣から述べられた通り、適当な厚生保護団体をしてこれらの者のための一時的居住施設を設けることとし、なお生業資金として一人五万円程度の資金を貸し付けることといたしております。外務省といたしましては、特に……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 衆議院本会議 第7号(1957/02/12、27期、自由民主党)

○園田直君 裁判官弾劾裁判所裁判員の選挙については、その手続を省略して、議長において指名されんことを望みます。
【次の発言】 裁判官訴追委員及び同予備員の選挙については、その手続を省略して、議長において指名せられ、予備員の職務を行う順序については議長において定められんことを望みます。
【次の発言】 検察官適格審査会委員の選挙については、その手続を省略して、議長において指名されんことを望みます。
【次の発言】 検察官適格審査会委員の 、予備委員の選挙については、その手続を省略して、議長において指名されんことを望みます。
【次の発言】 首都圏整備審議会委員の選挙については、その手続を省略して、議長……

第26回国会 衆議院本会議 第15号(1957/03/05、27期、自由民主党)

○園田直君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。すなわち、この際、内閣提出、国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案の趣旨説明を聴取し、これに関する質疑を許されんことを望みます。


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 衆議院本会議 第5号(1957/11/08、27期、自由民主党)

○園田直君 ただいま議題となりました両法律案について、提案の理由を説明いたします。  両案は、政府から提出されました一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案に対応して、議員及び秘書の期末手当を一般職の職員と同じ割合で支給せんとするものであります。  何とぞ御賛成をお願いいたします。(拍手)


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 衆議院本会議 第14号(1958/03/11、27期、自由民主党)

○園田直君 ただいま議題に供せられました昭和三十一年度及び昭和三十二年度衆議院予備金支出の件について御説明申し上げます。  今回御承諾をお願いいたしますのは、昭和三十一年十二月二十日から昭和三十二年十二月十九日までに本院で支出した予備金五百八十八万五百円でありまして、その年度所属は、昭和三十一年度二百八十万八千円、昭和三十二年度三百七万二千五百円となっております。  なお、その使途は、在職中死亡されました議員の遺族に贈った弔慰金と、院議をもってその功労を表彰された永年在職議員の肖像画に要した経費であります。  以上の経費はそのつど議院運営委員会の承認を経て支出したのでありますから、御承諾下さい……

園田直[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院27期)

第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号(1955/06/09、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 お答えをいたします。  まず、本日は、数日来より大臣の出席を求められておりまして、引き揚げ問題に関連する日ソの国交の折衝の問題についてはまだ御報告の段階ではございませんが、事重要なる問題でございますから、ぜひ大臣が出席をして所信を披瀝する予定でございましたが、御承知のごとく、参議院の予算委員会の審議の状況によりまして、出席不可能と相なりましたので、政務次官が代理として出席をいたしました。不本意ではございましょうが、責任を持って、誠意をもって御答弁をいたしますので、御了承を願いたいと考えます。  ただいまの中山委員の御質問で、ソ連と日本との国交調整の基本方針について、国交調整をや……

第22回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第5号(1955/06/17、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 本日も重大な問題で、大臣が出席すべきはずのところ、参議院の審議と、早急に迫られております余剰農産物の問題でそちらに出席しておりますので、代理でお答えをいたします。  先般もいろいろ御質問いただきましたが、その当時はまだ自由を持ちませんし、また、今におきましても、向うと交渉の経過中でもございますし、いろいろな申し合せ等もございますので、許された範囲において概略を御報告申し上げたいと考えます。  まず、ソ連地域の送還問題については、日本国民全体の重大な関心事であって、今日までなお多数の残留者がおって、しかもその現状が何ら明らかにされていないことは、まことに遺憾でありまして、政府は、……

第22回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第9号(1955/07/05、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 今御指摘の通りでございまして、この問題がおくれていることを責任を持って解決するのが、政府の当然の義務であり責任でございます。予算の折衝段階におきましても、この問題は今の税関の手続のために書類の返却がおくれたということ、あるいはまた、引き揚げられた方で、新聞等にしばしば公告いたしましても、これの手続がおくれられた方もまだ相当あるようでございます。従いまして、これを延期をして、ぜひ政府が責任を持って支払いをしなければならぬ。その財源等も今まで組まれた予算の中でも若干残っておりますので研究をしておったのでございますが、議員提案をいただいた格好になりまして、その点、まことに政府として責……

第22回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第14号(1955/07/28、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 御質問の点につきましては、われわれも同様な観測をしてこれを見ております。先般の二十六日のマリクと松本全権の会見の模様は、すでに新聞に報ぜられた通りでございますが、ただ、日本の新聞は、どちらかと申しますと、抑留同胞送還の問題に一転機を来たし、一つの進展を来たしたかのごとき印象の書き方をしております。しかし事実は決してそうではございませんので、むしろ、日ソ交渉の過程としては、われわれが非常な警戒をもって観測しておった方向に来たような感じであります。  具体的に会談の模様を簡単にまず申し上げますと、会談開始をいたしまして、劈頭、松本全権は、訓令通りに、国民の支持による引き揚げ問題を取……

第22回国会 外務委員会 第3号(1955/04/06、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 今の、澤田大使から外務省に電報を打ち、同時にニューヨークで新聞記者に発表したという正式なことは、私聞いておりませんので、ちょっと即答いたしかねます。

第22回国会 外務委員会 第4号(1955/05/06、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 ただいま議題となりました関税及び貿易に関する一般協定のある締約国と日本国との通商関係の規制に関する千九百五十三年十月二十四日の宣言の有効期間を延長するための議定書につきまして提案理由を御説明いたします。  わが国は、一昨年のガット第八回締約国団会議において採択されました関税及び貿易に関する一般協定のある締約国と日本国との通商関係の規制に関する宣言、すなわち、いわゆるわが国のガット仮加入宣言によりまして、実質上ガットに加入したと同様の利益を受けております。  しかるに、仮加入宣言1の(C)の規定によれば、同宣言は、わが国のガットへの正式加入の日または別段の取りきめがなされない限り……

第22回国会 外務委員会 第7号(1955/05/18、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 ただいま議題となりました日本国とイタリアとの間の文化協定の批准について承認を求めるの件、日本国とメキシコ合衆国との間の文化協定の批准について承認を求めるの件及び日本国とタイとの間の文化協定の批准について承認を求めるの件の三件につきまして一括提案理由を御説明いたします。  まず、わが国とイタリアとの間には、戦前昭和十四年三月に署名されました文化的協力に関する協定が存在していましたが、第二次大戦後両国間の文化交流が再び活発になるに従い、現実の状態に即した新たな文化協定を締結する要望が両国政府の間で漸次高まった結果、昭和二十八年一月から東京で具体的交渉を行なって参りましたところ、昨年……

第22回国会 外務委員会 第8号(1955/05/21、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 千九百三十六年の危険薬品の不正取引の防止に関する条約の批准について承認を求めるの件に関する提案理由の説明をいたします。  この条約は国際連盟主催のもとに一九三六年にジュネーヴで開催された麻薬不正取引防止会議において作成されたものでありまして、わが国は同年六月二十六日に署名を行なったのでありますが、その後戦争などの理由によって批准が延期されたまま今日に至ったわけでございます。  この条約はわが国がさきに当事国となっておる麻薬に関する一九一二年一月二十三日のへーグ条約、一九二五年二月十九日及び一九三一年七月十三日のジュネーヴ条約の補足条約でありまして、これら三条約に対する違反行為を……

第22回国会 外務委員会 第14号(1955/06/01、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 ただいま議題となりました国の援助等を必要とする帰国者に関する領事官の職務等に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由及びその内容を説明いたします。  まず提案の理由を説明いたします。  現行の国の援助等を必要とする領事官の職務等に関する法律は、その施行以来一年九カ月となりますが、この間にこの法律を実際に運営してみた結果、次に申し述べますように、この法律の一部を改正することを適当と考える次第であります。  まず現行法律第三条により帰国費を貸し付ける場合には、帰国者の在留地から本邦までの船車賃並びに途中の生活費及び医療費を貸し付けることができますが、法律第二条に基き船長に対する送……

第22回国会 外務委員会 第15号(1955/06/04、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 関税及び貿易に関する一般協定、すなわち、いわゆるガットへのわが国の正式加入に関する議定書の署名が数日中に実現の運びとなりましたので、この際ここに今日までの経緯を御報告申し上げたいと存じます。  さきに本院においてわが国のガットへの仮加入に関する宣言、次いでこの宣言を延長する議定書の御審議をわずらわしましたが、その際に御説明申し上げた通り、政府といたしましては、もとよりガットへの仮加入に満足するものではなく、わが国際貿易伸長の見地から、一日も早く正式加入を実現すべく努力を続けて参りましたところ、昨年十月の第九回締約国団会議の決定に基き、本年二月二十一日からジュネーヴにおきまして、……

第22回国会 外務委員会 第17号(1955/06/11、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 お答えをいたします。主要なところだけに大使を置くのが、堅実な国家では原則であるが、乱設をするのではないかというよう御意見であります。われわれはさようには考えておりません。もちろん大使はみだりに設置すべきものではなく、重要な地点に置くべきであるという御意見はごもっともでございますが、その重要という解釈については、漸次その解釈が進展をしておると考えております。御承知のごとく、各国におきましては、大使と公使の見解というものが相当以前とは変ってきておるとわれわれは考えております。先般から御報告申し上げました通りに、日本は戦後在外公館を一挙に縮小いたしまして、今日においてはこれを拡大充実……

第22回国会 外務委員会 第18号(1955/06/13、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 ただいま議題となりました農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  昨年七月米国議会において成立した一九五四年の農産物貿易の促進及び援助に関する法律により、昨年三月に日米間で署名した農産物の購入に関する協定に基いて行なったと同様の米国の余剰農産物の円による購入を行うことができるほか、その贈与をも受けることができることとなりましたので、政府といたしましても、わが国の食糧等の需給計画上、同国の余剰農産物を購入することが適当であること、わが国における給食その他による児童の福祉計画を拡大するため余剰農産物の贈……

第22回国会 外務委員会 第19号(1955/06/15、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 中共との貿易について台湾からの申し出は、必ずしも干渉だとは考えておりません。ただし中央信託局等を通じて、いろいろな取引商社に対する抗議、または他の御指摘のような問題がありますので、外務省といたしましては、日本が中国並びにその他に対しての貿易を進めておる理由、日本経済の特殊性等を特に説明をいたしまして、そして経済の必然性からくる中共貿易というものに対する、日本独自の立場をしばしば説明しておりますが、つい最近そういう問題等に対しましては、大臣みずからそういうものを検討いたしまして、各点に対して、台湾の中国政府に申し入れをいたしておるような状態でございます。

第22回国会 外務委員会 第23号(1955/06/22、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 その通りであります。
【次の発言】 先般外務大臣が答弁いたしました通り、仮調印の効力は法律的には修正できるものと解釈しておりますので、本調印をいたしましてから国会に提出するつもりでございます。
【次の発言】 大体八月以降くらいだと見通しをつけております。
【次の発言】 ゼネヴァの会議を待って調印するつもりはございませんが、その他の手続上ゼネヴァの会議の意見等も参考になるのじゃないかと考えております。
【次の発言】 仮調印は法律的には修正できるものと解釈しておりますが、政治的には仮調印いたしたものでございますから、正式調印は国会に提出をしてその御意見を承わりますが、政府としては仮……

第22回国会 外務委員会 第24号(1955/06/25、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 日本海外移住振興株式会社法案の提案理由及び内容を説明いたします。  まず提案理由を説明いたします。  戦後中南米諸国に対する移住者の送出は、昭和二十七年度末より開始され、政府が送出しましたいわゆる計画移民の数は、昭和二十七年度五十四名、二十八年度一千四百九十八名、二十九年度三千七百四十一名と、年とともに増加しており、昭和三十年度は約五千五百名を送り出す予定であります。このように海外移住事業が進展して参りました直接の原因は、戦後中南米諸国の対日感情が好転し、単にブラジルのみならず、アルゼンチン、パラグアイ、ボリビア等もわが移民を歓迎するに至ったためでありますが、政府が昭和二十七年……

第22回国会 外務委員会 第25号(1955/06/29、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 先般御報告申し上げました通り、アリソン米大使が韓国に渡っておりますが、日本と韓国との間の国交調整をアリソン大使に政府が要請をいたした事実はございません。アリソン大使が韓国に渡りまして、諸種の任務の中に日本と韓国の国交調整に奔走しているという新聞記事は拝見をいたしておりますが、これに関する何らの正式な通牒あるいは情報等は受け取っておりません。  日本と韓国の問題は御承知の通りに戦後非常に緊迫の度を逐次加えまして、拿捕船の問題その他領土の問題あるいは漁業の問題等なかなか多数の問題を含んでおりまして、先般は韓国におきましては排日の暴動が起るような状態でございました。日韓交渉については……

第22回国会 外務委員会 第26号(1955/07/02、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 先般答弁申し上げましたのは、ただいま考えておりますところは、カンボジア、ビルマ、インドネシア及び将来におきましては北ボルネオ等を考えておるわけでございます。
【次の発言】 将来はどうなるかわかりませんが、ただいまのところ考えておりません。
【次の発言】 まだ概略の数字を申し上げる段階ではありませんので、御猶予を願います。
【次の発言】 そういう見通しのもとに計画交渉中でございまして、概略の人員等もまだ御報告申し上げる段階ではございません。
【次の発言】 ボルネオは別でございますが、他は非公式な話し合いは進めております。

第22回国会 外務委員会 第27号(1955/07/06、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 ただいま議題となりました関税及び貿易に関する一般協定への日本国の加入条件に関する議定書への署名について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  わが国は、昭和二十七年七月に関税及び貿易に関する一般協定すなわちガットへの加入申請を行なったのでありますが、当時は米国が大規模な関税交渉は行わないとの方針をとっておりました関係もあり、わが国加入の前提となる関税交渉会議が開催されるに至らず、やむを得ず一昨年の仮加入宣言によりまして暫定的制限的な参加を行なったことは御承知の通りであります。  しかしながら、政府といたしましては、もとより仮加入に満足するものではなく、わが国……

第22回国会 外務委員会 第28号(1955/07/09、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 お答えをいたします。御指摘の通り政府といたしましては、今日移民外交の大転換の時期であると判断をいたしております。大きく国内と国外的に分けまして、まず移民の基本を申し上げますと、政府といたしましては、移民問題を人口問題解決の万能として考えておるわけではございません。今日の不況というものが人口過剰によるものだけであるとは断じて考えておりませんが、人口問題の解決及び戦後の文化あるいは外交の面において閉ざされた日本の外交の一要素として、文化的な、しかも技術的なあるいは産業開発的な交流をやって外交を進めていくということを考えております。従いまして今までは国内的には御指摘の通りに、農村の失……

第22回国会 外務委員会 第29号(1955/07/13、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 この際御報告を申し上げます。原子力協定案の仮訳に関して、英文テキストと和文のテキストの間に食い違いがあると新聞で指摘をされましたが、これに関しまして御報告を申し上げます。  仮調印いたしましたのは、御承知の通り英文案をもって仮調印をいたしましたが、仮調印の事実を発表することになった際に、一般の便宜のために案文の内容を発表することとなり、外務省におきましては急遽仮の訳文を作成したものであります。この訳文は日本側限りの仮訳でございまして、すなわわ訂正することがあり得る未確定の訳文として発表したものでございます。もちろんこれに関しましては、経済審議庁あるいはその他の方面と急遽でござい……

第22回国会 外務委員会 第31号(1955/07/15、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 李承晩ラインの問題はきわめて重大な問題でありまして、御指摘の通りにこの問題が防衛の観点からも漁権庇護の問題からも唱えられておりますが、中共やソ連との関係からいえば、これに対立をしておるアメリカと共同体制にある日本が、スパイあるいはその他の戦略上の観点から、合意せぬということもあり得るのでありますが、共同体制にある韓国と日本の中に、そのような懸念は私はあまりないのではないかと思います。また漁権庇護の点につきましても、これはたとい共産主義国家との間におきましても、両国から資源の調査並びに漁権の庇護等については協力をしようというのが両方の意見でありまして、ましていわんや同じ自由主義国……

第22回国会 外務委員会 第32号(1955/07/16、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 ただいま議題となりました特別円問題の解決に関する日本国とタイとの間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  わが国とタイとの間には、第二次大戦中、特別円勘定に関する諸取りきめ及びこれに関連する金の売買に関する諸取りきめが存在しましたが、戦後これらの取りきめに基く両国間の債権債務関係の解決のため、両国政府の間で折衝を重ねて参りましたところ、本年四月タイ外務大臣が親善使節として来朝するに及んで、両国政府間の話し合いは急速に進展し、特別円問題の解決の方法に関する大綱についての意見の一致をみましたので、その際両政府間の了解事項を共同声明として発……

第22回国会 外務委員会 第33号(1955/07/19、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 資料を作る際には案でございましたが、今日においては大蔵、外務両省の間に完全に意見は一致しました。政令の中に盛らるべき要綱に相なっております。
【次の発言】 本会社法案を提案するに当りまして、移民が農業、漁業それからその他企業移民等に範囲が拡大されて参りますので、関係各省、特に農林省、通産省、労働省の三省と業務については関係が逐次ふえて参ることは当然でございます。従いまして資金面については大蔵大臣等の関係がございますが、まず第一の募集、選考、訓練、次のこの会社が運営をいたします各種の業務については、外務大臣は自分の責任――外務大臣が持つ所管事項ではございますが、その事業計画の策立……

第22回国会 外務委員会 第34号(1955/07/20、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 前々から御注意をいただいておりました会社法案に対する各省の業務を円滑ならしめるための次官申し合せ事項が、本朝来農林省と外務省の間で円満に妥結をいたしましたので御報告申し上げます。    了解事項   外務省および農林省は、日本海外移住振興株式会社法の運用に関し、次の通り了解する。       年  月  日          外務事務次官名          農林事務次官名 一、外務大臣は、日本海外移住振興株式会社の事業計画、資金計画およびその変更について認可しようとするときは、あらかじめ農林大臣に協議するものとする。 二、外務省は、日本海外移住振興株式会社法の運用に関し、農林……

第22回国会 外務委員会 第39号(1955/07/30、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 この際日本に輸送する計画のあるロケット兵器に関して御報告を申し上げます。  米国国防省の発表として、外電が新兵器輸送に関する報道を伝えて参りましたので、これについて直ちに米国大使館に問い合せましたところ、同大使館当局は次の通り通報して参りました。  新兵器を日本に輸送する計画はあるが、まだこれらの兵器は到着はしていない。  次に、これらの新兵器は原子爆弾とは全然関係はない。ただしこれには原子弾頭を装置し得るけれども、これら日日向けの新兵器には、向うかかる原子弾頭を伴っていないし、持ち込む考えはない。以上のような通報に接しました。本件に対するわが方の態度及び方針は外務大臣よりしば……

第22回国会 商工委員会 第6号(1955/03/31、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 ただいま参っております中国使節団の視察地域の問題は、これは外務省で一方的にきめた問題ではありませんので、御承知のように招請団体と入国者側との御意見あるいは外務省の意見等によって三者が了承して決定した問題と聞いております。最初外務省で外国人の入国並びに出国については管理いたしておりますが、日本と中国との貿易並びに国交について進めたいというのが政府の方針ではありますが、今日においてはまだ正常なる国交に進めぬ段階にございますので、入国並びにその他について制限があることは当然でございます。そういうわけでありまして、今度来られる目的からして、民間の経済のわく内における協定を結ぶのが目的で……

第22回国会 内閣委員会 第11号(1955/05/28、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 ただいま議題となりました外務省設置法の一部を改正する法律案の提案理由及び内容を説明いたします。  まず提案理由を説明いたします。  今般の改正において、外務省といたしましては、本省内部部局及び付属機関につきまして、次の方針を持っております。  一に移住局を設置すること。二に賠償部を設置すること三に横浜移住あっせん所を新設すること。  まず移住局の設置について説明をいたします。  本邦人の海外移住に関しましては、昭和二十九年度中、三千七百余人の計画移民を送り出し、また本年度は、五千五百人の送り出しを計画する等年々著しい増加を見ておりますが、一方、中南米の請受け入れ国の受け入れ計画……

第22回国会 内閣委員会 第21号(1955/06/10、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 お答えする前に、本日委員長の連絡によりまして外務大臣が出席して詳細に御答弁申し上げる予定でありましたところが、参議院の本会議の審議状況によりましてやむを得ず出席いたしかねる状態になりましたので、不肖政務次官、代理として出席いたしましたので御了承願います。  ただいまの御質問に対してお答えを申し上げます。われわれ外務省といたしましても全く同様の意見でございまして、予算折衝におきましても、ただいままでの移民その他のワクから一挙にこの際飛躍していろいろな面に拡大するとともに、人口問題、あるいは外貨の獲得の問題、あるいはさらに今までの移民というようなものから転換をいたしまして、民間外交……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 議院運営委員会 第7号(1955/12/06、27期、自由民主党)

○園田委員 この際、先ほど御相談申し上げましたが、カンボジア国のノロドム・シアヌーク首相が参っておられます。カンボジア国は、御承知の通りに先般賠償請求権を放棄し、また最近、中立国にあるわが国の財産に関する取得権を放棄したばかりでなく、いろいろな好意を示しておられます。昨日のあいさつでも、カンボジアが独立と自由のため戦っておるとき、日本は非常な援助をしてくれた、われわれは、ささやかではあるが、日本が困っているとき、賠償権を放棄して日本に友情を示したいというあいさつをされ、カンボジアでは、全国会一致で首相を日本に送っております。従ってこの際社会党の御同意を得まして、全会一致で、本日の本会議で同国に……

第23回国会 議院運営委員会 第10号(1955/12/12、27期、自由民主党)

○園田委員 緊急上程で御相談を願いました外務委員会からの法案の本会議の上程に際して、本日外務大臣は、午後二時半から渉外事項で約束しております。従って、委員会も二時で打ち切って出席する予定になっておりますので、本日の本会議上程に際しては、政務次官で御了承を願いたいと思います。

第23回国会 議院運営委員会 第14号(1955/12/16、27期、自由民主党)

○園田委員 それに関連して、今の事務総長の答弁を聞いておると、使った使わぬということよりも、議会の議場、委員会を行う会場に対する職員の心がまえが全然違っている。すなわち、議員みずからが使うために作った議員会館の会議室さえも、議員をもって構成した各党から出ている幹事の承認を得て使っておって、決して事務的に処理をしていない。本会議の議場は全議員が集合して会議を行うというときでさえも、議場を使うか使わぬかということが問題になった。それにもかかわらず、ここの職員が数が多いとかどうとかという理由で、議員が使うことに支障がない、だから使っておったなどということは、それはわれわれは前例とは認めない。そういう……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 議院運営委員会 第2号(1955/12/23、27期、自由民主党)

○園田委員 ただいま委員長より御発言のありました図書館法に基く国立国会図書館連絡調整委員会からの勧告につきまして図書館運営小委員会における協議の経過並びに結果について御報告申し上げます。  去る二十日、連絡調整委員会より、行政・司法各部門支部図書館の充実に関して、ただいまお手元に配付いたしてあります勧告が参りました。そこで本日小委員会を開きまして、国会図書館長よりその意見を求めたのち、種々協議いたしました結果、以下申し述べますような決議案文を議院運営委員会の決議として、これを関係各方面に送付することを適当と認めるという結論に達しました。案文を朗読いたします。    行政司法各部門支部図書館の充……

第24回国会 議院運営委員会 第15号(1956/02/24、27期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長代理 それではただいまから議院運営委員会を開きます。  本日委員長は所用があって外出中でございますから、私が代理を勤めます。  まず緊急質問の取扱い。理事会において御相談申し上げました通り、社会党前田榮之助君より、国連軍引揚げ等による大量失業に関する緊急質問、自由民主党平野三郎君から、硫安値下げに関する緊急質問が出されております。以上二件は、本日のところ留保することに決定いたしましてよろしゅうございますか。
【次の発言】 さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、本会議において趣旨説明を聴取する議案、百貨店法案についての取扱いを御論議願います。

第24回国会 議院運営委員会 第22号(1956/03/09、27期、自由民主党)

○園田委員 本会議の説明が、単におくれるというだけのことでありますので、委員会に付託だけはしてもらって、火曜日に趣旨説明をするようにしてもらいたい。
【次の発言】 三件とも留保願いたい。
【次の発言】 開会中の国政調査のための委員派遣は、原則としてやらないことになっておりますし、なお爆発事件が起ってから、若干の日数も経過しております。そういう意味でどうしても行かねばならぬかどうか、当該委員会と連絡しなければならぬと思いますので、本日のところは留保したいと思います。
【次の発言】 私の方は、もう一ぺん党に持ち帰りたいと思いますから、次回の議運で御決定願いたい。

第24回国会 議院運営委員会 第29号(1956/03/27、27期、自由民主党)

○園田委員 本日の図書館運営小委員会におきまして、行政各部門に置かれる支部図書館関係の法律及び諸規程を改正する件について協議いたしましたので、御報告申し上げます。  すなわち、国立国会図書館法の規定により、行政各部門に置かれる支部図書館及びその職員に関する法律におきまして、行政各部門における支部図書館の設置並びにその職員について規定しておるのでありますが、現在すでに内閣の法制局及び工業技術院に支部図書館が置かれており、また今回新たに警察庁及び防衛庁に支部図書館が設けられることとなりましたので、これら支部図書館の増設を規定するとともに、その他行政機構改革により経済審議庁支部図書館を経済企画庁支部……

第24回国会 議院運営委員会 第30号(1956/03/29、27期、自由民主党)

○園田委員 ただいま委員長からお話がありましたが、委員長の不信任が出されておるけれども、それが否決になっており、なお、委員長の権限に基いて招集されたことは明らかであります。なお翌日の会議における議事の進行でありますが、皆さんのおっしゃる通りに、委員長が出て、開会を宣言をするなり、あるいはそうでなくても、委員長代理が議事の当初に当って、委員長不信任の問題であるから、自分が代理でやるということを言うのが、当然のことだと考えます。これが普通何もない委員会であれば、それでいいとしても、ああいう混乱したあとの委員会でございますから、そういう手続を踏み、礼儀を尽し、疑点のないように議事を進行することが、当……

第24回国会 議院運営委員会 第36号(1956/04/17、27期、自由民主党)

○園田委員 動議が先だ。

第24回国会 議院運営委員会 第50号(1956/05/16、27期、自由民主党)

○園田委員 それは、ただ出たということだけの通告と、それから出るとなれば先議とおっしゃいましたが、この中の太田自治庁長官等に対しては、一事不再議の問題もございまして、必ずしも一般の例のように先議ということになりませんので、これを留保いたします。

第24回国会 議院運営委員会 第57号(1956/05/30、27期、自由民主党)

○園田委員 図書館運営小委員会における図書館の経過に関する館長の報告その他に関する審査の経過並びに結果について簡単に御報告いたします。  本小委員会は、本日国立国会図書館法第十一条の規定により、図書館の経過に関する館長の報告を聴取し、これを審査したのでありますが、図書館の活動状況は次の通りであります。  第一は、国会に対するサービスの強化のための専門調査員の増員であります。国会からの調査の依頼は、年々その内容の重要性と複雑性とを増し、各分野の専門的な知識が必要となってきておりますので、昨年八月より専門調査員を増強いたしましたから、一そうサービスの実をあげ得ることと存じます。  第二に、各国憲法……

第24回国会 議院運営委員会 第58号(1956/05/31、27期、自由民主党)

○園田委員 私どもの方も、外務大臣が信任状奉呈及びニュージーランドの総理大臣の招待会がありますので……。

第24回国会 議院運営委員会 第61号(1956/06/03、27期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長代理 ただいまから議院運営委員会を開会いたします。  昨日の本委員会における御決定によりまして、ビキニ原爆実験の被災事件にかかる補償の問題に関し、証人として横山登志丸君、小出勲男君及び寺本正市君の三君を、さらに本日出頭を求めたのでありますが、横山登志丸君の長男、横山浩君から、次のような届出がありましたので、朗読いたします。    御届                私儀  病気の為出頭できませんから此の段御諒承願いたく別紙診断書を添えて御届けします   昭和三十一年六月三日           横山登志丸  衆議院議長益谷秀次殿以上の通りであります。  横山登志丸君の本日の不出頭は……

第24回国会 議院運営委員会 第63号(1956/07/14、27期、自由民主党)

○園田委員 ただいま官房長官に対しての質問の中に、新しい議員が選出をされて、これの常任委員の決定ができないから、継続審議その他参議院としての活動が停止されておる、従って、これがために開けという要求でございますが、参議院規則第三十条には「委員の選任は、すべて議長の指名による。」こういうことになっております。参議院の委員の指名は、本会議において議決する必要なく、議長から指名すれば委員の選任ができる。しかも、それによって委員会の継続審議、その他の参議院としての活動は発揮できるものでありますから、その点は誤解のないように、官房長官は注意してお考えいただきたいと思う。


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 議院運営委員会 第8号(1956/11/27、27期、自由民主党)

○園田委員 わが党は賛成であります。
【次の発言】 井上委員の御意見ごもっともでございます。この重要案件に対して、いろいろ折衝いたしておりまして、昨日来まで、与党においては相当の論議が行われたのでありますが、激しく争い、かたく団結するということは、近代政党の一つの特色でありまして、最後の段階において、わが党の態度は決定いたしました。その後、党幹部においても、個人的な問題等についても、よく連絡の上、本日は党をあげて本案に賛成することになっております。従って、社会党としても本案件に対しては、日ソ国交調整等、将来の前途を考えて、満場一致になるような態勢を望んでおられることは、われわれも想像いたしてお……

第25回国会 議院運営委員会 第14号(1956/12/05、27期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長代理 それでは、ただいまより運営委員会を開きます。  指名によりまして、私が委員長の職務を行います。  これから委員長不信任の動議について議事を進めます。まずその趣旨弁明を願います。今までの経過によって、なるべく簡単にお願いいたします。
【次の発言】 山本君、発言中ですが、ちょっと待って下さい。本日は時間もございませんので、この程度にして、明日は零時五分から開くことといたします。  これをもって散会いたします。    午後十一時五十六分散会

第25回国会 議院運営委員会 第15号(1956/12/06、27期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長代理 開会いたします。  昨日の議院運営委員会において私の発言中、明日は午前零時五分より引き続いて開会することにいたします、の部分は、これを取り消します。ここにあらためて、委員長からの委任を受けて委員会を開会した次第でございます。  委員長に対する不信任動議が井上良二君外一名より、成規の賛成をもって提出されました。委員長の一身上のことでありまするから、指名によりまして、私が委員長の職務を行います。これより委員長不信任の動議について議事を進めます。まずその趣旨弁明を許します。山本幸一君。
【次の発言】 ただいま山中君から、討論の時間制限の動議が出ましたが、委員長といたしましては、あく……

第25回国会 議院運営委員会 第16号(1956/12/12、27期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長代理 これより運営委員会を開きます。  一昨日来より両党において、国会を正常なる運営に戻すに努力中でございましたが、本日、両党首会談を開いた結果、次の通りの申し合せができました。   自民、社会両党は、二大政党下の国会運営につき、過去を反省し、国会運営の能率的正常化をはかるため、次期国会において次のような諸点につき、国会法の改正その他所要の措置を講ずることとし、両党においてすみやかにその具体的成案を得ること。  一、議長の権威を高めるための措置  二、懲罰事犯取扱いの措置  三、両党の対立紛争の場合の措置  四、会期延長案の取扱いの措置  五、国会運営能率化のため、議運委    員……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 議院運営委員会 第2号(1957/01/21、27期、自由民主党)

○園田委員 本日、図書館運営小委員会を開会いたしまして、明年度予算に関する審議をいたしました。図書館長金森徳次郎君より説明を承わり、いろいろ質疑をいたしまして、次のことを決定いたしました。その一つは、図書館の建築の予算の復活を要求いたしました。図書館の建築の予算が最小限度しか組まれないことは、いろいろ図書館の建築に支障を来たすばかりでなく、いろんな国費のむだづかいがあり、それに伴ういろんな問題等がありますので、さらにこの復活をやる。それから二つ目は、科学技術資料の収集整備でございますが、これは現在大蔵省と図書館の間に、科学技術庁に予算をやるか、図書館に予算をやるかについて留保になっておりますか……

第26回国会 議院運営委員会 第4号(1957/01/31、27期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長代理 これより会議を開きます。  椎熊委員長が昨日辞任願を提出されましたので、私がかわって委員長の職務を行いますから、御了承願います。  この際お諮りいたします。ただいま理事会で申し合せをいたしました通り、委員長の問題及びその他の問題は後刻に譲って、まず日程第一の議員請暇の件、及び本日予定されておりました追悼演説を終りまして、本会議は暫時休憩、その後、午後四時ごろ議院運営委員会を開いて、その他の案件をお諮りいたすことにいたしたいと思いますが、よろしゅうございますか。
【次の発言】 御異議なければ、その通り決定いたしました。  まず、議員請暇の件についてお諮りいたします。お手元の案件……

第26回国会 議院運営委員会 第6号(1957/02/05、27期、自由民主党)

○園田委員 了承いたしました。従って、そういう場合は両党で場内で話し合って、進行及び順序等は御相談をいたします。
【次の発言】 この重大な問題で、しかも意見が分れることはどうかと思いますし、さらに、念には念を入れて検討するにやぶさかではありませんから、私どもも了承いたします。

第26回国会 議院運営委員会 第8号(1957/02/12、27期、自由民主党)

○園田委員 理事会で話し合いました結果、社会党の受田新吉君から出されております自衛隊の訓練に関する緊急質問これを本日の本会議の劈頭に行うこととして、他は留保願います。
【次の発言】 その通りであります。
【次の発言】 先ほどの理事会で、本日の進行係を変更するかもしれぬと申し出ましたけれども、非常に多うございますから、ふなれで議事が混乱しても困りますので、無理をして荒船君にやってもらいたいと思います。御承知の通り同君は音声を痛めておりますから、声が小さいような場合には一つ……。

第26回国会 議院運営委員会 第13号(1957/02/25、27期、自由民主党)

○園田委員 午後一時本鈴ですね。
【次の発言】 本日の議運は、これを休憩にして、本会議散会後、あらためて理事会及び議運を開くようにお願いをいたします。

第26回国会 議院運営委員会 第17号(1957/03/05、27期、自由民主党)

○園田委員 それは、ほかに理由はございません。竹尾君が病気のために撤回をして、新たに願い出たのであります。
【次の発言】 先般の委員会において、社会党から、すでに出されております本会議において趣旨説明を聴取する議案の中でも特に重要な案件等について、御要求がございました。従って、本日の国会対策委員長会議でこれを相談する手はずのところ、予算その他の問題で、ここまで参りませんでした。そこで社会党の方と相談をいたしまして、本日の本会議では、とりあえず国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案、これは当然本会議で説明を聴取すべきであるから、これをとりあえず本会議において趣旨説明をやり、あとの問題については、本……

第26回国会 議院運営委員会 第18号(1957/03/07、27期、自由民主党)

○園田委員 異議ございません。
【次の発言】 ただいまの件につきましては、両党で相談いたしました結果、社会党から要求されておりますもののうち、中小企業組織法案、中小企業組織法の施行に伴う関係法律の整理に関する法律案、中小企業の産業分野の確保に関する法律案、商業調整法案、以上の案件は、政府からこれに関する法律案が出されると同時に、これを本会議において説明を聴取する、次に租税特別措置法案、これは本日の本会議において説明を聴取し、質疑を行う、最低賃金法案、及び家内労働法案、これも適当な時期に本会議において説明を聴取する、地方交付税法の一部を改正する法律案、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正す……

第26回国会 議院運営委員会 第19号(1957/03/08、27期、自由民主党)

○園田委員 これはわかっておればお聞きしたいのですが、趣旨弁明の時間等、大体見当をつけるために、おわかりになれば……。
【次の発言】 先ほどの与党の討論は、あとで御通知申し上げますが、河野金昇君だと思います。
【次の発言】 きょうの委員会は休憩にしておいて下さい。

第26回国会 議院運営委員会 第20号(1957/03/09、27期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長代理 ただいまから運営委員会を開会いたします。  昭和三十二年度一般会計予算外二件は、先ほど委員会の審査を終了いたしましたので、右三件を本日の本会議に上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、さよう決定いたしました。  予算の議事順序についてでありますが、総予算三件を一括して議題といたし、山崎予算委員長が報告を行い、次いで討論に入ります。井手以誠君より反対討論、河野金昇君より賛成討論の通告があります。討論の時間はおのおの大体二十分とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決定いたします。本日は討論は二名だけですから、若干のあ……

第26回国会 議院運営委員会 第21号(1957/03/13、27期、自由民主党)

○園田委員 討論は……。
【次の発言】 一応定刻ということにしておいて……。

第26回国会 議院運営委員会 第23号(1957/03/19、27期、自由民主党)

○園田委員 なるべくなら起立によることにして下さい。
【次の発言】 本日の補正予算の委員会の審議は、最初、質疑を終って休憩をして、それから討論に移る予定でございましたが、両党の話し合いができて、質疑からそのまま討論を続行してやろうという話し合いでやってきております。従って本会議中、本日の法案は御承知の通り全会一致の法案でありますから、総理大臣、大蔵大臣、その他の重要な大臣ももちろん本会議に出るということになれば、予算委員会の方でも困りますので、その点どうぞ御了承願います。  それから、もう一つは、今政府でも相談中でございますが、マグサイサイ大統領の遭難に対して、あすの本会議で院議をもって追悼の……

第26回国会 議院運営委員会 第28号(1957/03/30、27期、自由民主党)

○園田委員 党で反対だということですが、もう一ぺん相談していただけませんか、そうして場内で……。

第26回国会 議院運営委員会 第29号(1957/03/31、27期、自由民主党)

○園田委員 四十分予鈴でどうですか。

第26回国会 議院運営委員会 第30号(1957/04/05、27期、自由民主党)

○園田委員 開会一時。


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 議院運営委員会 第6号(1957/11/08、27期、自由民主党)

○園田委員 先日庶務小委員会を開きまして、国合一駅員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案、並びに国会議員の秘書の給料等に関する法律の一部を改正する法律案の起草について御協議をいたしましたので、その結果につき御報告をいたします。  本件は、このたび一般職の職員について十二月十五日に支給する期末手当の額を〇・一五カ月分増額するため、政府から法律案が提出されましたので、これにならいまして、国会議員及び秘書についても、同様の増額をしようとするものであります。小委員会におまましては、協議の結果、ただいまお手元に配付してございまする通りの案を決定した次第であります。  なお、この際あわ……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 議院運営委員会 第1号(1957/12/20、27期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長代理 これより会議を開きます。  保利委員長が辞任願を提出されておりますので、私がかわって委員長の職務を行いますから、御了承を願います。  第二十八回国会は本日をもって召集せられました。本通常国会の諸準備につきましては、先刻の理事会において大体協議をいたしましたが、この際、お手元に配付の案件について順次お諮りいたします。  それでは、案件に入ります。まず常任委員長辞任の件でありますが、議院運営委員長保利茂君外各常任委員長から辞任願が提出されております。これらの各常任委員長の辞任の件につきましては、本日の本会議においてこれを決定するに御異議ありませんか。

第28回国会 議院運営委員会 第3号(1958/01/23、27期、自由民主党)

○園田委員 ちょっとその前に、私から発言させていただきたい。その経過の重要な点を、私も補足して大蔵大臣に申し上げたいと思いますが、この科学技術関係の資料整備費の予算というのは、まず起ったのは、特別委員会の議決によって起り、これを議運が受けて、議運の方でもこれを議決された。いわゆる国会の議決によって、これは起った問題であります。それならば予算額が決定せられる場合には、これは大蔵省の方でもよく御存じでしょうが、科学関係ばかりではございませんけれども、特に科学関係は、おのおの関係各省でばらばらに金を使っておる。従って、これは重複する点が非常に多いのです。そういうことをやっては、国家の予算上むだだから……

第28回国会 議院運営委員会 第5号(1958/01/30、27期、自由民主党)

○園田委員 それなら、一時半で大丈夫だ。

第28回国会 議院運営委員会 第6号(1958/01/30、27期、自由民主党)

○園田委員 前の議運で御相談を申し上げました、政府が出しました平塚常次郎君の政府代表承認の件を、この本会議において劈頭御審議あるようお願い申し上げます。

第28回国会 議院運営委員会 第7号(1958/02/01、27期、自由民主党)

○園田委員 自由民主党は、異議ありません。これを本会議に上げるのは、社会党の意見通り、月曜日に一応本会議を開いて、これを日程に上せていただきたい。

第28回国会 議院運営委員会 第8号(1958/02/03、27期、自由民主党)

○園田委員 先ほどの理事会でも申し上げました通り、無所属――小会派といっても、わずか三名のことでありますから、二大政党下の今日においては、なるべく二大政党の議事の運営を育成するという立場において、反対であります。
【次の発言】 五十分予鈴、三時本会議。

第28回国会 議院運営委員会 第12号(1958/03/03、27期、自由民主党)【議会役職】

○園田委員長代理 これより会議を開きます。  委員長所用のため不在でありますので、私が委員長の代理をいたします。  まず、日本社会党の田中稔男君から提出されました「当面の日ソ、日中、日韓間の外交交渉に関する緊急質問」の取扱いについてでありますが、いかがいたしますか、御協議を願います。
【次の発言】 では、さようなわけで、本日のところは留保といたすに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 次に、緊急上程予定議案についてでありますが、昭和三十三年度一般会計予算、同じく特別会計予算、同じく政府関係機関予算が本日午後二時ごろ委員会の審査を終了……

第28回国会 議院運営委員会 第34号(1958/04/25、27期、自由民主党)

○園田委員 委員長から、話し合い解散の建前上、両党から公平にかつ平等に発言をさせた上で解散をするよう要望するという意見でありますが、それについて社会党は、平等公平とは、趣旨弁明、続いて与党の反対討論、続いて社会党の賛成討論を含むものかという意味でございますけれども、解散は政府の持っておる独自の権限であって、与党としてのわれわれは、できるだけ公平にやれと要望はいたしますけれども、そこまで到達した結論には参りません。



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各種会議発言一覧(衆議院27期)

第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 外務委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1955/07/12、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 御指摘の通りでございまして、移民を飛躍的に推進して参りますのには、過去の移民の実績を考えましても、国と国との協定による責任ある移民を推進することは当然のことでございます。しかしながら一例をブラジルにとりましても、日本移民の障害というものは多々ございまして、その一番大きな障害は、かつてのわれわれの責任もございますが、日本人が戦前のごとく軍国主義的な考え方によって、日本人が組織的に日本人の勢力を自分の国に浸透するのではないか、あるいは移民をした日本人の人々が集団を作って、日本人村というか、日本人部落を作るというような点などが、いたく相手国を刺戟をいたしておりまして、為政者との間にい……

第22回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1955/06/03、27期、日本民主党)【政府役職】

○園田政府委員 外務省所管の昭和三十年度の予算について、大要を御説明いたします。  予算総額は五十八億三千三十六万円で、これを大別いたしますと、外務本省二十二億一千六百七万八千円、在外公館三十六億一千四百二十二万八千円であります。その内容について御説明いたします。  第一、外務本省一般行政に必要な経費五億九千九百九十万円は、外務省設置法に定める本省内部部局及び付属機関の一般事務を処理するための職員千二百四十一名の人件費及び物件費等でございまして、前年度に比し三千百九十五万三千円の増加となりますが、そのおもなるものは事務量の増加に伴う職員及び事務費等の増加によるものであります。  第二、外務行政……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第1号(1955/12/23、27期、自由民主党)【議会役職】

○園田小委員長 ただいまから議院運営委員会図書館運営小委員会を開会いたします。  国立国会図書館法第十三条の規定によりまして、去る二十日、国立国会図書館連絡調整委員会より議院運営委員会あて行政・司法各部門支部図書館の充実に関し勧告が参っておりますので、これについて御協議を願いたいと思います。勧告案はただいまお手元に配付してございますが、この際まず金森図書館長より御意見を承わることといたします。
【次の発言】 ただいまより懇談会に移ります。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  それでは懇談会を閉じます。  ただいまの懇談中、本件勧告に関し、次のような決議案文がまとまりましたので、一応朗読いたし……

第24回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第2号(1956/03/27、27期、自由民主党)【議会役職】

○園田小委員長 それでは開会いたします。  きょうお集まり願いましたのは、去る二十日に、国会図書館長金森徳次郎君より議院運営委員長椎熊三郎君にあてて、規程制定の承認を求める件として、ただいまお手元に配付いたしてありまする二つの規程案の承認を求めて参りましたので、これについて御協議を願うとともに、これと関連ある法律の改正案起草について御相談いただくわけであります。まずこれらの諸点につきまして、図書館側の説明を願います。
【次の発言】 何か御発言はございませんか。
【次の発言】 何かほかにございませんか。
【次の発言】 ほかに何かございませんか。――それでは国立国会図書館組織規程の一部を改正する規……

第24回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第3号(1956/05/10、27期、自由民主党)【議会役職】

○園田小委員長 これより開会いたします。  国会図書館長より発言を求められておりますから、これを許します。金森徳次郎君。
【次の発言】 館長の説明がありましたが、補足説明がありましたら許します。
【次の発言】 ただいまの報告に対して御質疑がございますか。
【次の発言】 ほかに御質問がございますか。
【次の発言】 ちょっと速記を中止して下さい。
【次の発言】 速記を始めて。  本日の図書館側の報告はこれを了承し、国立国会図書館法第十一条による図書館側の経過に関する館長の報告の一部ということにいたしまして、追って残余の報告がありました際、一括して取り扱うことにいたしたいと思いますが、いかがでしょう……

第24回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第4号(1956/05/30、27期、自由民主党)【議会役職】

○園田小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。  本日は、国立国会図書館法第十一条の規定によりまして、図書館の経過に関する館長の報告を聴取し、これを審査することといたします。まず金森館長の報告を願います。
【次の発言】 以上で館長の報告は終りましたが、何か御質疑がございますか。――ただいまの館長の報告を了承することとし、これを議院運営委員会に報告するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よってそのように決しました。
【次の発言】 次に規程改正について御協議願います。まず図書館側の説明を求めます。
【次の発言】 何か御発言はございませんか。――内容的には、事務……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 議院運営委員会図書館運営小委員会 第1号(1957/01/21、27期、自由民主党)【議会役職】

○園田小委員長 これから図書館運営小委員会を開会いたします。  本日は昭和三十二年度の国立国会図書館の予算について図書館当局の説明を聴取いたします。図書館長金森徳次郎君。
【次の発言】 何かただいまの図書館長の説明に御意見はございませんか。
【次の発言】 図書館関係の予算の折衝については、当初の予算の第一次要求の際にも、その後の折衝、第一次査定等についても、逐次報告を受けております。なお例年の例に従いまして、私としては、各関係方面に折衝もいたしております。ただ例のことでございますが、参議院と衆議院の方が少し違っております。参議院は、議連全般でこれを審議しておりますし、衆議院の方では、小委員会を……




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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

園田直[衆]在籍期 : 23期-24期-25期-26期-|27期|-28期-29期-30期-31期-32期-33期-34期-35期-36期-37期
園田直[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 27期在籍の他の議員はこちら→27期衆議院議員(五十音順) 27期衆議院議員(選挙区順) 27期衆議院統計



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