村上勇 衆議院議員
27期国会発言一覧

村上勇[衆]在籍期 : 23期-24期-25期-26期-|27期|-28期-29期-30期-31期-32期-33期-34期-36期
村上勇[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは村上勇衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院27期)

村上勇[衆]本会議発言(全期間)
23期-24期-25期-26期-|27期|-28期-29期-30期-31期-32期-33期-34期-36期
第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 衆議院本会議 第5号(1956/11/20、27期、自由民主党)【政府役職:郵政大臣】

○国務大臣(村上勇君) 現業職員の給与ベース、手当等の問題について、どのような方針を持っておるかという点についてお答えいたします。郵政事業に勤務する現業員の給与ベース、手当等の問題につきましては、一般公務員、公社職員及び民間企業職員等の給与とにらみ合せつつ、事業財政の許す範囲において、常にこれらとの均衡を保持したいと考えております。(拍手)

村上勇[衆]本会議発言(全期間)
23期-24期-25期-26期-|27期|-28期-29期-30期-31期-32期-33期-34期-36期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院27期)

村上勇[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-24期-25期-26期-|27期|-28期-29期-30期-31期-32期-33期-34期-36期
第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 逓信委員会 第1号(1955/11/26、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 私は今回はからずも郵政業務の担当を命ぜられました村上でございます。御承知のごとく浅学非才の上に、特に郵政行政につきましては全くしろうとであります。ただこの重責を練達堪能な委員皆様方の御協力によりまして全ういたしたいと念願いたしているものであります。何とぞよろしく御鞭撻、御指導のほどをお願い申し上げます。一言ごあいさつを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 よく調査した上、もしそういうことがあれば、あなたのお話のような通知を出して参りたいと思います。
【次の発言】 前言の通りであります。すでに二年前にそういう通知を出しておるということですから、調査の上でそういうことがあるならば、……

第23回国会 逓信委員会 第3号(1955/12/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 森本委員のお説の通り、こういうことはまことにおもしろくないことであります。ただ、今までいろいろな連絡不十分のために、こういう事態が起きたのではないかと思いますので、私といたしましては、かようなことのないように厳重に通達しようと思つております。
【次の発言】 私の言葉が足りなかつたのですが、私は今あなたのお話の通り各関係方面に通達しようという考えであります。
【次の発言】 すでに森本委員にお答えした通りであります。もうすでに広島郵政局の人事部長、郵務部長の連名によつて、駐屯各部隊に対してはこの種の事案に対する注意を喚起いたしておるそうであります。しかし私といたしても、自衛隊に対し……

第23回国会 逓信委員会 第4号(1955/12/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 本年度の郵便貯金の伸び方が非常に悪いということについては、いろいろとわれわれ研究をしてみたのでありますが、元来郵便貯金は零細貯金でありまして、主として勤労者あるいは農家またば中小企業層によって利用されているのでありますが、これら利用層の収入状況は、一月以降六月までは停滞もしくは低下しておりまし、て、七月以降は勤労者、農家のいずれも好転したもののようにあったのであります。しかしながらその一面、またマイナスの要因も作用いたしまして、結局非常に伸び悩んでおるということが一つと、それから前国会でしたかにおきまして、預貯金利子の課税を撤廃したというようなことも、大きく響いておるのじゃない……

第23回国会 逓信委員会 第5号(1955/12/10、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 そういう違反のないように今後注意してもらいたいということは、口頭で私申し入れております。ただ文書にして申し入れるのには、もう少し事の真相がはっきりした上で文書をもって申し入れをしたい、かように思っております。
【次の発言】 今の私の方から見た場合、それからこの委員会におけるいろいろな質疑応答でこういうことがあるらしい、従ってもしそういうことがありとすれば、今後注意してほしい、こういう申し入れをいたしております。
【次の発言】 あらゆる面を含んだものを私は口頭で話してあります。
【次の発言】 長官は別にこれに対して、まだ長官としての事の真相がわかっていないらしいので、よく承知いた……

第23回国会 逓信委員会 第6号(1955/12/12、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 現在組合が行なっております点検闘争は、職場における労働基準法の完全実施を確保するために、郵便局における実態を調査し、その結果是正をすべきものについては是正を求めるといわれておりますが、調査の間に管理者の非違や不正を摘発して、その追放をはかる意図も含まれているものと理解しているのであります。労働基準法に関する調査を組合が自主的に実施するにつきましては、そのことだけでは特に問題とするものではありませんが、その点検闘争の実施過程におきまして、その調査の方法あるいは手段のうちに、職場における官の秩序を無視したり、あるいはまた管理者に対する違法行為を伴うとか、場合によりましては公務執行妨……

第23回国会 逓信委員会 第7号(1955/12/14、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 個人的にも、また閣議の席でも、まだその話は承わっておりません。
【次の発言】 所管は労働大臣の所管でありますので、そういうような点についてすでに私も新聞で拝見しておりますから、一応労働大臣に確かめてみたいと思います。
【次の発言】 御指摘の通り、具体的な点について今後労働大臣に確かめてみたいと思います。
【次の発言】 御趣旨の通りすみやかに善処したいと思います。
【次の発言】 その御指摘の点については、何らそういうような話はありません。
【次の発言】 法案の審議の途上におきまして、そういうことはやるべきでないと思っておりますし、また新聞のような事実も私はないと思っております。大……


■ページ上部へ

第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 決算委員会 第2号(1956/01/10、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 その前にちょっとごあいさつさせていただきます。慎重な御審議の途中でごあいさつ申し上げることを大へん恐縮に存じますが、私は昨年暮れの政変によって郵政業務の担当を命ぜられました村上勇でございます。不敏不徳でありますし、特に郵政事業には全く白紙同様でありますのでしっかり勉強して参りたいと思っておりますが、何とぞ委員の皆様方の御指導と御鞭撻のほどを切にお願い申し上げる次第でございます。  ただいま吉田委員の御指摘の点に関しましては全く、ごもっともであります。少くとも随意契約というようなことは十分整理いたしまして、できるだけ指名あるいは競争による契約に改めたい、かように思っております。

第24回国会 決算委員会 第3号(1956/02/03、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 昭和二十九年度日本電信電話公社決算書類を会計検査院の検査報告とともに第二十四回国会に提出いたしましたが、その大要を御説明申し上げます。  昭和二十九年度における公社の事業収入は予定収入をかなり下回ったのでありまして、これはデフレ政策の影響による利用減に基くところが大きいのでありますが、電話収入中、市外電話料の減収の原因につきましては、そのほかに市外通話が回線増設等により便利迅速になったため、従前至急や特急によったようなものが、相当普通通話に移ったために起っているということも注目すべきことと考えます。  この減収に対しまして事業支出は、一そう節約の強化に努め、極力経費の効率的使用……

第24回国会 逓信委員会 第1号(1955/12/23、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 局舎の改築あるいは新築につきましては、去る国会において御答弁申し上げましたように、郵政当局といたしましては、簡保の三%というものをこれに充てるという、その方針には何ら変りありませんし、またその三%につきましては、すでに大蔵当局と慎重に検討して参ったので、大体今日までの交渉の過程におきましては、これが可能性は十分あると思っております。しかしまだ大蔵当局から予算の内示も今日までありませんので、近くこの点についての内示もあることと思います。万一当委員会におきまする附帯決議によってのあの御希望が、大蔵当局によって阻止されるようなことがありといたしますならば、私はどこまでも力の限りを尽し……

第24回国会 逓信委員会 第2号(1956/02/04、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 それでは私から所管事項につきまして概略御説明申し上げます。まず郵便事業について申し上げますと、近年おおむね順調な歩みをたどり、サービスの点におきましても施設の面におきましても、ほぼ戦前の水準近くまでこぎつけることができたのであります。しかしこれで十分であるとは申せないのでありまして、今後とも事業の整備拡充をはかって参りたいと考えております。郵便局は現在全国に一万五千余局ありますが、その局舎は、老朽、狭隘のもの、あるいは明け渡しを要求されているもの、都市計画による移転を迫られているもの、仮復旧のまま放置されている戦災局舎等も多く、その上最近では町村合併に伴う郵便区調整のために改善……

第24回国会 逓信委員会 第3号(1956/02/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 私はその新聞も拝見したことはありませんし、それからまた砂田組織委員長ですかがそういうような試みをしようというようなことを考えていることも私は承知しておりません。また私にそういう点についての相談をされたこともありません。
【次の発言】 党としてはいろいろな組織その他についての構想は、これは考えて差しつかえないことだろうと思いますが、郵政当局としてはただいまのところ、特定郵便局長を特別職にしようというようなことについての協議もしていないような実情でありますので、党はどういう人たちをどういうような組織にしようとか、こういう人たちをこういう組織にしてみたいというような構想については、こ……

第24回国会 逓信委員会 第4号(1956/02/09、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 大体三十年度の目標額を決定する際には、その前年度の実績を勘案して、そして目標額を決定した、その金額が千百億、これは大体そのときの様子によってきめられたのであったのでありますが、従業員の非常な熱心な努力にもかかわらず、この前私が申しましたような、昨年の国会における市中金融に対する利子課税免除とかいうような法的措置がこのように大きな食い違いを生じるということを、われわれとしては予想していなかったのであります。その見込み違いということは私は言い得ると思います。
【次の発言】 見込みが違ったことは、確かにこれは率直に認めます。

第24回国会 逓信委員会 第5号(1956/02/11、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 固定資産につきましては、私どもとしても極力反対いたしまして、この三公社の課税については、これは確定資産ではないということははっきり明文にうたっておるつもりであります。ただその三公社がどれだけの納付金を出すかという、その金額をあらかじめきめる一つの方法として、大体固定資産はこれくらいあるだろうというようなことできめる。ただその納付金の限度をきめるだけの参考として、固定資産というものを算定してみようということでありますが、しかしこれとても各市町村がそれを参考に計算するのではなくて、自治庁が一括してこれを決定するということになっております。従いまして私どもとしては、大体三公社の課税に……

第24回国会 逓信委員会 第6号(1956/02/15、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 ただいま議題となりました電話設備費負担臨時措置法の一部を改正する法律案の提案理由について御説明申し上げます。  まず本法律案のおもな内容について申し上げます。この法律は、電話設備費の一部を加入申込者等に臨時に負担させるものでありまして、その期限は昭和三十一年三月三十一日までとなっておりますが、これをさらに五カ年延長すること、及び種類変更の際、この法律に基く負担をして、設置された加入電話に対し変更前後の電話の負担金と債券との差額を追徴し、または負担金の差額を返還いたさせようとするものであります。  改正の理由を簡単に申し上げますと、現在加入電話の設置等に際しましては、電話設備費負……

第24回国会 逓信委員会 第7号(1956/02/16、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 大へん松井委員にお骨折りを願ってどうも済まないのでありますが、松田説明員の説明も理論的にはやはりただいまあなたの御指摘の通りに話しているようであります。私は全く松井さんの御趣旨と同じでありまして、政府ができる限りの財政投融資なり、あるいはまた公募債券等をふやして、でき得れば加入者に負担をかけないようにというのが公社としてのあり方だろうと思いますが、あなたのお話のような状態でありますので、しばらくの聞こういう法律の延長を願って負担をしていただく。このことが妥当かと申しますと、私は妥当ではないと思います。一刻も早く、一年でも早く加入者からこういう負担金を取らないような状態になるよう……

第24回国会 逓信委員会 第8号(1956/02/22、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 いつもしかられますが、国の財政全般から考えて、いろいろ大蔵当局においても苦しい税の取り方をしようとしているのでありましょうが、私は常識的に判断いたしましても、今まで十三万あまり受像機を購入しているのですが、今までの人たちは比較的裕福な人たちであったと思います。これから求めようという人たちは、全体がそうではないでしょうが、大体において中産階級以下の人に――というとどこで何を標準としていいかわかりませんが、少くともテレビを求めたいという、先ほどの話の家族会議でも開いて、そうしてあらゆる貯金を引っぱり出してでもテレビを買いたいというような、そういう人たちが多くこれから求めようとするの……

第24回国会 逓信委員会 第10号(1956/02/29、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 この種の事業から固定資産税を取ることにつきましては、私どもとしてはいろいろと意見があったのであります。意見と申しますのは、こういう公共的な事業から固定資産税を取るということは、でき得る限り避けてもらいたいというような要望をいたしたのでありましたが、毎度申し上げますように、国家予算の全面的な見地から、どうしてもこの種の事業に対しても固定資産税を取らなければ、地方財政の赤字を匡救することができないということで、やむを得ず固定資産税を取ることになった次第であります。
【次の発言】 約二千万円ばかりであります。
【次の発言】 そうであります。

第24回国会 逓信委員会 第12号(1956/03/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 電話設備費負担法の期限の五年延長をお願いいたしておりますが、これに関連して、政府側と公社側にこれまでの説明に多少食い違いがあるのではないかとのお話のようでありますが、実は政府側も公社側も同じ趣旨のことを申し上げたつもりでございましたが、言葉が足りませんでしたので、あらためて御説明申し上げます。  本法は電話設備費の一部を加入者に負担していただくという趣旨の臨時立法でございまして、これをさらに延長いたしますことは望ましいことではございませんが、お手元にお配りいたしました資料によっておわかりいただけますごとく、第一次五カ年計画終了時における電話のサービス状況、並びにこれに引き続く第……

第24回国会 逓信委員会 第13号(1956/03/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お年玉はがきの益金の取扱いにつきましては、過日のこの委員会で私の御報告申し上げました通り、これはどうしても本国会に成案を得て提出いたすつもりであります。御指摘のように、全国の共同募金の人たちから強い陳情は受けておりますけれども、それにはいろいろと誤解等があったかと思います。郵政省としては決してこの貴重な金を郵政当局で勝手にどうしようとかいうようなことは考えていませんで、どこまでも社会福祉に使い、またその一部をやはり教育、文化等の方面にも使用できるならば、これもまたこの目的に沿い得るものではないか、かように考えまして、関係方面、特に厚生大臣とは緊密な打ち合せをいたしまして、大体両……

第24回国会 逓信委員会 第14号(1956/03/15、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。これは先日もお答えいたしたのでありますが、予算総則第六条にあります「予見しがたい予算の不足に充てる」ということは、前回の委員会において申し上げましたように、何人も全く予想できない災害その他より出じました予算の不足に対処することと、他の一つは予想はせられるが、不確定であるという事態に対処することが含まれるものと考えておる次第であります。そこで地方税法の改正によって必要となる固定資産税について見まするに、その基礎となる地方税法の改正は、協会の予算を編成した時期においては不確定のものであるため、協会といたしましてはこれを予見しがたいものといたした次第であります。政府……

第24回国会 逓信委員会 第15号(1956/03/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 ただいま議題となりました郵便振替貯金法の一部を改正する法律案につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  この法律案は、従来定期に大量の払い出しの請求をする郵便振替貯金の加入者から、簡易な払い出しの取扱いをするよう、きわめて熱心な要望がありましたので、これら利用者の要望にこたえますとともに、郵便振替貯金の利用の増進をはかるため、その改正をいたそうとするものであります。  改正のおもな事項について申し上げますと、第一は、振替貯金の加入者が自分の口座から他人に送金する場合、従来の取扱いによりますと、三票式の払い出し書を受取人ごとに作成することになっておりますが、一時に多数の人々に……

第24回国会 逓信委員会 第16号(1956/04/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 郵政当局といたしましては、このお年玉に対する諸般の事情がよく精通するようにという趣旨で、この法案の提出を急いでおるのでありますが、ただいま御指摘のように与党の政調会等におきましては、郵政当局の希望するようなことが果して適当であるかどうかということを、慎重に検討いたしておる次第であります。この法案の提出を全然あきらめてしまったという段階ではまだないのでありますが、ともかく各関係方面におきまして非常に慎重な取扱いをいたしておりますために、私どもの希望しておるように急速にこの法案がまだまとめることのできないことをまことに遺憾といたします。しかしながらそれぞれの関係者に対しましては、こ……

第24回国会 逓信委員会 第20号(1956/05/23、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。放送法改正の審議会は、すでに今日まで九回にわたって開かれております。もとより超党派的に十五人の委員にお願いしておるのでありますが、ほとんど毎回十五人全員に近い人たちにお集まりいただきまして、まことに慎重に御審議を願っておるのであります。先週の金曜日に私一応委員会に出席いたしまして、いろいろと委員さん方の審議の様子を拝聴いたしたのでありますが、すでに基本的な線はもう出たらしいのでございます。あとは逐条的に審議を進めていく段階になったようでありますが今国会でこの法案が審議されるというようなことはとうてい不可能な状態に立至りましたが、さらばといってこれをいつまでかけ……

第24回国会 逓信委員会 第22号(1956/05/30、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。昨日の参議院の逓信委員会におきまして、道義的にはその責任を痛感するものであるということを私が申し上げましたことは、事実であります。それは参議院の委員会の、昨年の暮れ以来国際電信電話の株式の問題についての法案をめぐりまして、いろいろと追及を受けておりましたが、その際に大蔵省手持ちの五分の二の株式のうち法案と関係のない五分の一を処分する際に、参議院の逓信委員会におきましてある委員から、大蔵省がこれを売却する際に、郵政省関係においては、この株を獲得するというようなことはないのであろうかというような質問がありましたので、その際私はあの法案の審議の途上でありましたので、……

第24回国会 逓信委員会 第25号(1956/08/27、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 阿部氏につきましては、当時長い間新聞社に関係がありましたので、特に十二分に調査いたしたのでありますが、当時の衆参両院の運営委員会におきましてもこの点を十分御審議願った次第でありますから、その点についての御心配は絶対にないと確信いたしております。
【次の発言】 そこまではどうも常識的に人事部でも調査していなかったのじゃないかと私は思います。いずれ人事部長が参りましたら、その点をもう一応確かめますが、私の常識的な考えでは、それまでは調査はしていない、かように思っております。
【次の発言】 阿部氏が経営委員長としての立場からいろいろな論評を加えて、それがNHKに対して、そういう森本委……

第24回国会 逓信委員会 第26号(1956/08/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 内容等につきましても私は不十分な点がありますから、御納得のいくお答えはできかねると思いますが、しかし先ほど政務次官からお答えのありました通り、積極的に十分検討して参りたいと思っております。
【次の発言】 承知しました。
【次の発言】 お答えいたします。すでに前々回秋田委員の御質問にお答え申し上げましたように、市町村合併に伴う統廃合等につきましては、特にその地元の意見を尊重して参るようにということは、私は単に局舎の統廃合のみではなく、郵政業務の立場から、あらゆる面に大衆の意に沿うようにということをモットーとして参ったのであります。前々回御質問のありました直後、直ちに各地方の局長に……

第24回国会 逓信委員会 第27号(1956/10/31、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 まず第一点の国際電信電話の役員の解任についての御質問でございますが、これは私が法律によって許されている範囲にしかこれに当っておりません。役員会並びに株主総会において、これこれの人が一身上の都合でやめられる、これこれの者をその後任に、あるいはその定員を満たすために就任させたいというような意図をもって申請がありましたので、私は単にこれを了承したというにすぎないのであります。世上いろいろとうわさされている点があるとただいま言われましたが、私はそういうような点についての世上のうわさは、何も聞いておりませんし、その役員の解任につきましては、法の命ずるままに行なっておるわけであります。  ……

第24回国会 予算委員会 第7号(1956/02/10、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 昨日の当委員会におきまする足鹿委員の御質問にお答えいたします。質問の要旨は、市町村合併に伴う郵便局、電報電話局の整理統合による市町村民への影響、及び整理統合の結果生ずる職員の失業対策いかんという御質問であったと思いますが、市町村統一地域の郵便局あるいは電信電話局をそのまま放置しておきますと、郵便物におきましては配達区分を間違えたりあるいは届け先を誤まったりするようなおそれもありますし、また電話等におきましては同一市町村内において市外電話をかけるというようなことになりまして非常に利用者に不利益を来たすことになりますので、できるだけ早くこれの統合をはかりたいと思っておる次第でありま……

第24回国会 予算委員会 第8号(1956/02/11、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。この郵便貯金の金利問題は非常に重大なことでありまして、特に最近の金利情勢は低下の傾向をたどっておるように考えられますので、これらを慎重に検討いたしましてお答えをいたしたいと思います。

第24回国会 予算委員会 第9号(1956/02/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。現行放送法は、わが国が占領下にあった昭和二十五年に制定されたものでありまして、当時国会並びに政府から強くGHQの方に要望した事項が二つ、三つあります。それは御承知のように、日本放送協会の経営委員を全国的に八人とってもらいたいという要望に対して、関係当局はこれを全国八地区から一名ずつ選任せよというようなことで、今日やはりその通りになっております。また日本放送協会の予算あるいは計画、その他収支計算等にも、もう少し政府が責任を持ってタッチして、これを国会に報告したいというような要求に対しましても、これは単なる政府が郵政大臣として監督するという程度で、国会にそれを直ち……


■ページ上部へ

第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 逓信委員会 第1号(1956/11/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 保険金の引き上げにつきましては、前国会以来私どもとしてもどうしても引き上げをしていきたいということは考えておるのでありますが、大蔵省その他といろいろめんどうな折衝もありますので、その点については大蔵省の事務当局等とも目下相談いたしておるような段階でございます。
【次の発言】 この点はまだはっきりきまっていないことでありますから、来年度の予算に織り込んで今折衝しておるところではありません。ただ別途に保険金の引き上げについては今交渉しておるような次第であります。
【次の発言】 その通りであります。
【次の発言】 御意見の通りであります。私といたしましても、何とかして各方面ともよく協……

第25回国会 逓信委員会 第2号(1956/11/19、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 放送法の一部改正につきましては、審議会に諮問いたしまして、審議会では慎重にこれが審議をいたしました。その答申はちょうだいいたしております。従って、少数意見もみな全部くるめて、ただいま事務当局においてそれを検討しておる次第であります。従ってこれが成案を得て、通常国会に出し得るようになるかどうかということについては、ただいまのところまだ検討中でありますので、はっきりしたことは申し上げかねる次第であります。
【次の発言】 放送法の一部改正につきましては、前国会においても御答弁申し上げましたように、私といたしましては一部改正はどうしてもしなければならぬということを考えましたが、それをた……

第25回国会 逓信委員会 第3号(1956/11/21、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 テレビの重要性にかんがみまして、相当困難はあろうと思いますけれども、その困難を克服して、早い機会に私は御意見のような方向に向って進めなければならないと思っております。
【次の発言】 お答えいたします。日米間のいろいろな条約等についての改訂ということは、きわめて重大な問題でありますので、私がここで御満足のいくようなお答えはできぬと思いますが、しかし郵政業務のただいま種々御質疑をいただいておりましたような点に関しましては、十分私ども努力いたしまして、その御意見の点について今後一そうの努力を払いたい、かように思っております。

第25回国会 逓信委員会 第4号(1956/11/27、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 ただいま委員会におきまして満場一致による、まことに郵政業務にとりましてはけっこうな御決議をいただきまして、ありがとうございます。私どもば多年このことについて努力を続けて参りましたが、いまだその十分な成果を得ていないことを遺憾といたします。ただいまの御決議の御趣旨に沿って、今後そう一そうこの郵政業務の隘路である接収庁舎等の返還につきましては、渾身の努力を続けて参りたいと思っております。
【次の発言】 お答えいたします。私といたしましては、でき得る限り年末その他の闘争につきましては穏便に事を運んでいきたいということは、従来も今日も変りはありません。ただしかし、政府の一つの方針として……

第25回国会 逓信委員会 第5号(1956/12/03、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。本年三月に中央調停委員会から提示されました郵政職員の昭和三十年十月以降賃金改訂に関する調停案は、当時組合側との団体交渉によりまして、その第一項につきましては、当面基準内賃金の改訂は行わないが、今後客観的条件の変動があった場合においては、協議の上措置を講ずる、こういう旨の覚書を交換して妥結を見ておるのであります。最近に至りまして、組合側からはその後の客観事情にかんがみ、すでに調停案第一項に基く何らかの措置を、講ずべき時期が来ておるということを、当局側に認めさせようとする趣旨の団体交渉の申し出がありまして、目下両者間において話し合いをいたしておるのでありますが、当……

第25回国会 逓信委員会 第6号(1956/12/04、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。請負の集配人につきましては、過般いろいろとその実情の陳情も受けたのでありまして、私といたしましては深い同情を持っておるものであります。ただしかしこれが請負に切りかえられる当時のいきさつその他については、私もはっきりとこれを把握しておりませんので、その後事務当局といろいろと慎重に相談をいたしておるのであります。昨年の年末行なった程度のことにつきましては、これは私としては何とかいたしたいとは思っております。しかし事務的にまだこれをはっきりこうするということのお答えはできかねますが、一応われれわれとしては同情をもってこれに対処したい、かように思っております。


村上勇[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-24期-25期-26期-|27期|-28期-29期-30期-31期-32期-33期-34期-36期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院27期)

村上勇[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-24期-25期-26期-|27期|-28期-29期-30期-31期-32期-33期-34期-36期
第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 逓信委員会閉会中審査小委員会 第2号(1956/08/10、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。町村合併ができたから、必ずそれにマッチさせて郵便局も統合しなければならぬというようなことは、これは非常に考慮を要することでありまして、ただいま松井郵務局長のお答えにもありましたように、いろいろな事情で、地元の人もその方が非常に郵便物もおくれないで都合がいいし、また郵政当局としてもその方がいいというように、それが合致した場合に、その統合をすべきものであろうと思います。町村合併をしたから、必ず局も統合するのだということを、われわれは原則とはいたしておらないのであります。少くとも私は郵便局の修改築あるいは増築等について、予算の許す限り、これをやるということはもとより……

第24回国会 逓信委員会閉会中審査小委員会 第3号(1956/08/27、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 経営委員長の阿部氏と新聞社との関係は、法的に不適格であるというようなことは全然ないようであります。
【次の発言】 何かそういう関係はあるいはあるかもしれませんが、法的な解釈としては、この経営委員になることには何ら差しつかえのない立場にあるように聞いて参ったのであります。
【次の発言】 ただいま御指摘の条文に対しては何ら抵触していないのでありまして、現在もその経営委員長に選任する際と同じ立場にあると思っております。
【次の発言】 当時私の記憶もまだはっきりしないのでありますが、いずれ詳細なはっきりしたことは、人事部長を呼んでお答えさせます。当時社友であったように思っております。今……

第24回国会 逓信委員会閉会中審査小委員会 第4号(1956/08/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。電波業務が、ここ数年来非常に複雑、しかもその業務が大きくなっておるということにつきましては、全く同感であります。従いましてその業務の定員につきましても、本年度予算におきましてはいささか物足りない点があることを認めておりますが、三十二年度の予算にはでき得る限りこの定員もふやして参りたいと思っております。なお大きくなった電波業務に対して、電波庁とかあるいはその他の方法によって、これを拡大強化する意思はないかという御質疑でありますが、私も非常にこの業務を積極的に推進して参る上には、ただ単に電波監理局のみでは物足りないということは感じておりますが、ただ御案内の通り行政……

第24回国会 逓信委員会閉会中審査小委員会 第7号(1956/10/11、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 できる限り近い機会にやろうと思っております。
【次の発言】 別に理由も何もないのですが、また私の命令のように今御質問でしたが、私は命令したのではありません。
【次の発言】 郵政当局の事務的にこういうことをしなければならないだろうということで、出てきたのであります。
【次の発言】 その通りであります。
【次の発言】 そのことは特別職云々の問題でありまして、私は特定郵便局長会についてのそういう制約した御答弁はしたような記憶はございません。
【次の発言】 そういうような答弁をしておりますとすれば、その当時としては私はそういうことを考えていなかった。しかしその後私の心境の変化というか、……

第24回国会 逓信委員会閉会中審査小委員会 第8号(1956/10/12、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 業務上も運営上も別に普通局と特定局というものは差別があるものではないのでありますか、しかしまた特定局には一つの沿革もあり、伝統とでも申しますか、そういうようなこともありまして、今ここで急にこれを全部普通局にしてしまうというようなことは、予算の関係等とも勘案いたしますれば困難な問題だと思っております。
【次の発言】 この定員のいささかの増加によって、一方の経済をこわしていくのではないかというような点でありますが、私はそれほどの、そういう郵政省全体の経済にいささかでも影響を及ぼすような多くの職員を考えておりません。これは昨日来小野次官からもるる御答弁申し上げましたように、必要最小限……

第24回国会 逓信委員会閉会中審査小委員会 第9号(1956/11/02、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 中共の問題につきましては、郵政当局におきましてもいろいろと検討いたしておるのでありますが、これは外務省方面等ともいろいるな面で折衝の必要もありますので、この予算の今回の請求の面には、このものは今のところ含まれていないのであります。
【次の発言】 調査費としては、そういう橋本・委員のお君民の点も含まれているわけであります。ただいま外務省の事務当局におきましても、中共を呼ぶ方向で交渉しているように聞いておりますから、われわれとしても、そうなった場合には中共も呼んでも差しつかえないという程度の要求はいたしております。
【次の発言】 正確にはそうではないのですが、外務省の事務当局は、中……

第24回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1956/02/20、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 それでは、私から郵政省所管の三十一年度予算案と、これに附随する若干の問題につきまして御説明申し上げたいと存じます。  まず、郵政事業特別会計予算について申し上げますと、この会計の予算総額は、一千二百六十二億四千万円でありまして、その歳出予算の内訳を申し上げますと、郵政省において取り扱う郵便、郵便貯金、簡易保険及び電気通信等諸業務に要する業務費が九百八十三億八千万円、収入印紙、失業保険印紙等の収入をそれぞれの会計に繰り入れる業務外の支出経費が二百二十九億二千万円、公債及び借入金の償還金が一億三千万円、予測しがたい経費の支出に充てるため予備費として五億円、郵便局舎等の建設費といたし……

第24回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1956/02/21、27期、自由民主党)【政府役職】

○村上国務大臣 お答えいたします。国の負担という点については、国の財政の許す限り負担していくというように考えております。放送協会自体がその収支のバランスをとっていく上におきまして、そういう方面に使用する金が幾ら出るかというようなところもにらみ合せて、それをいささかでも国が負担してやるというふうに考えて、この場合私はさしつかえないのではないかと思っております。
【次の発言】 それは先ほど申しましたように、国の財政から見て負担するのでありまして、もしも国が負担することのできない場合には、放送協会は海外放送というものは全然やらないかということにもなりますが、国の負担と放送協会のみずからの力、これが相……



村上勇[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-24期-25期-26期-|27期|-28期-29期-30期-31期-32期-33期-34期-36期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

村上勇[衆]在籍期 : 23期-24期-25期-26期-|27期|-28期-29期-30期-31期-32期-33期-34期-36期
村上勇[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 27期在籍の他の議員はこちら→27期衆議院議員(五十音順) 27期衆議院議員(選挙区順) 27期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。