山田長司 衆議院議員
27期国会発言一覧

山田長司[衆]在籍期 : 25期-26期-|27期|-28期-29期-30期
山田長司[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは山田長司衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

山田長司[衆]本会議発言(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 衆議院本会議 第23号(1955/06/04、27期、日本社会党(左))

○山田長司君 ただいま上程されました昭和二十八年度国有財産増減及び現在額総計算書、同年度国有財産無償貸付状況総計算書につきまして、決算委員会における審査の経過並びに結果を簡単に御報告申し上げます。  まず、昭和二十八年度国有財産増減及び現在額総計算書について御説明申し上げます。昭和二十八年度中に増加しました国有財産は、行政財産三百六十六億千百余万円、普通財産四千五百七十六億六千二百余万円、計四千九百四十二億七千三百余万円でありまして、本年度中に減少しました国有財産は、行政財産百三十八億七千余万円、普通財産千三百七十四億九千余万円、計千五百十三億六千余万円であります。前述の増加額から減少額を差し……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 衆議院本会議 第27号(1956/03/27、27期、日本社会党)

○山田長司君 私は、ただいま議題となりました地代家賃統制令の一部を改正する法律案に対し、日本社会党を代表して反対の討論をなさんとするものであります。(拍手)  本法律案は、敗戦後の昭和二十一年、経済の混乱期に、物価政策の一環といたしまして、国民の住居生活に役立ってきたのであります。今回行わんとする改正は、要約いたしますと二点があげられるのであります。その第一点は、建坪三十坪以上の家屋の地代家賃の統制を解除しようというのであります。第二点は、三十坪以下の住宅で、坪当り二千円以上の修繕費をかけたものについては、都道府県知事の認可により家賃の増額を認めるというのであります。この法律案は、一見いたしま……

山田長司[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院27期)

山田長司[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 議院運営委員会 第16号(1955/05/12、27期、日本社会党(左))

○山田委員 山本理事がさっき話しておる中に、少し補足する点があるから追加して申し上げたい。実は、洞爺丸事件以前に、鉄道会館の事件のとき、長崎総裁に対する罷免という問題で採決がなされておる。そのときは二票の差で破れておる。そういう事件が実は決算委員会においてあった。ですから、これも今度の事件の中には当然取り入れられて加味さるべきものと思う。そういう点で、やはり当然これは要求される形でやられなければならぬと思うことと、もう一つは、経営委員会というものは、実はあの当時鉄道会館事件についても、一年間も一ぺんも開かれていなかったという実例がある。そういう点はやはり今度の場合、大臣に要求として提出されてお……

第22回国会 決算委員会 第2号(1955/03/28、27期、日本社会党(左))

○山田委員 二十六年度の八三一という案件です。総司令部より米国人文科学図書二十万ドルの政府輸入の実施が要請された、この事件です。民間貿易によるべきものが、民間貿易によらないで、総司令部の要請によって競争入札をされた、そして図書の購入を行なったという問題ですが、この極東貿易という貿易会社が最低で落札したのはいいが、この貿易会社はもうすでになくなってしまっておるにかかわらず、その回収をすべき一千八百七十二万円という金額について、これは会計検査院と同時に通産省の方へ伺いたいと思いますが、昭和二十七年六月より昭和三十二年一月までに分割弁済をさせることにした、こういうことが書いてあるのですが、一体分割弁……

第22回国会 決算委員会 第4号(1955/03/31、27期、日本社会党(左))

○山田委員 二十七年度の不正行為という欄の一七七九という案件の宇都宮外二カ所に起っておる事件ですが、上司の監督が行き届かなかったことによりまして、売り渡し代金がほしいままに使用されておるという事件の補填金額が五万円ということが出されておりますが、この案件をもう少し具体的に話して下さい。
【次の発言】 二年の間に二千何俵かの塩が持ち出されておるわけですが、一体幾ら大きな機構であっても、在庫の調査、いわばたなおろしというものがなされていなければならぬと思うのですが、そういう点はこの二カ年の間全然しなかったものかどうか、ちょっとお伺いいたします。

第22回国会 決算委員会 第5号(1955/05/07、27期、日本社会党(左))

○山田委員 一、二点大臣に伺いたいと思います。先ほど吉田委員の質問に対して、この鉄道会館問題についての責任の所在を明らかにしていると言われているが、実際は世間では、責任の所在を明らかにしているという問題は、むしろ明らかにしておるのではなくして、この事件に関係した人は栄転されているのではないかということがいわれているのです。そういうことがあるのかないのか、私たち動いた範囲の顔ぶれも一応わかっておるけれども、その点の所在がどういうふうになっているかということが一つ。もう一つは、鉄道会館の問題は七階でとまっているが、あそこでとまるということになっているのか。実際は今年度の場合はもうすでに十二階までの……

第22回国会 決算委員会 第6号(1955/05/09、27期、日本社会党(左))

○山田委員 二、三点伺わせていただきます。  実は黄変米の不正事件について大臣の御意見を伺いたいと思います。この黄変米の不正事件というのは、私の選挙区において起ったことでございますので、そのことの追及からだんだん発展してわかってきたわけであります。このことは結論が出ずにありますので、農協がつぶれかかっておるわけであります。この黄変米の事件に関係している有働一夫という人間がおるわけですが、その人が和歌山と兵庫、それから広島の食糧事務所にある黄変米を和歌山の食糧卸協同組合連合会長の神前義造という人に払い下げた。この黄変米の払い下げるようになった経過というのは、栃木県の下都賀郡南犬飼村というところか……

第22回国会 決算委員会 第7号(1955/05/13、27期、日本社会党(左))

○山田委員 最初に大蔵政務次官に伺い、さらに会計検査院長に伺いたいと思います。二十八年度の決算報告の説明をただいま伺いまして、さらに会計検査院からの報告等を伺いますと、不正事項というものが、逐次毎年驚くべき増加を示していると思うのです。それでありますので、おそらくまだこの報告の何倍にも上る不正事件というのがあるに相違ないと思います。国庫補助金のごときは、二重査定とか、あるいは架空の工事とか、全然予期していないような不正事件がたくさんにあるわけですが、これらの莫大な金額について、特に大蔵当局としては各地区に財務部があるのであるが、この財務部からこれらの不正事件というものを摘発されている状態という……

第22回国会 決算委員会 第8号(1955/05/19、27期、日本社会党(左))

○山田委員 今の問題に関連して質問したいと思います。山林の所得について、山林所得というものはどんなふうな基準でこれが税の徴収をしておられるのか、一応伺っておきたいと思います。
【次の発言】 山林所得につきましては、実際当局が骨を折っておることはよくわかるのですが、伐採の具体的な一つの例をお示しになって参考に聞かしてもらいたいのです。なぜ私がそういうことを申し上げるかというと、実は山林のある地域に、最初報告した額とそれがだんだん追及していっているうちに、農民組合の組織を通して調べてみたところが、最初報告した額とそれがしまいに報告されておる額とでは十倍以上に変化が起っておることが、ある地方にあるわ……

第22回国会 決算委員会 第9号(1955/05/24、27期、日本社会党(左))

○山田委員 ただいま議題となっておりまする昭和二十六年度一般会計歳出歳入決算、二十六年度特別会計歳入歳出決算、及び二十六年度政府関係機関決算報告書、同様に二十七年度一般会計歳出歳入決算、特別会計歳入歳出決算、政府関係機関の決算報告書の審議終了に当りまして、これが議決についての付加事項を申し上げたいと思うわけであります。  ただいま民主党並びに自由党の委員よりも、これらの問題について幾つかの事例をあげて申されたのでありますが、特にわれわれが遺憾といたしますことは、虎ノ門の公園敷地の問題、あるいは造船疑獄事件の結了の問題、あるいは黄変米、あるいは鉄道会館の事件の問題、あるいは日本交通公社の問題、数……

第22回国会 決算委員会 第11号(1955/06/02、27期、日本社会党(左))

○山田委員 念のため管財局に資料の提出を要請したいと思います。先ほど吉田委員が資料の提出方を依頼したようですが、さらに私からもお願い申し上げたいと思います。主たる国有財産の旧軍関係の不動産及び施設の転用あるいは貸付、売却、これの総括目録を、一つ委員会に提出されんことを望むわけです。どうぞお願いします。

第22回国会 決算委員会 第12号(1955/06/04、27期、日本社会党(左))

○山田委員 旧軍艦「なし」の問題につきまして、いろいろふに落ちない点がありますので、管財局長に最初伺い、さらに防衛庁に伺いたいと思うのです。  駆逐艦「なし」が昭和二十年の七月の二十七日に爆撃を受けて、瀬戸内海の大島郡の平郡村の沖に沈没をいたしまして、平郡村民の中で組織されています漁業組合から、この駆逐艦を魚巣にしたいということで、払い下げの申請が中国財務局に出たわけであります。これは富士製鉄と漁業協同組合と共同で管財局に払い下げ申請をしているわけですが、この共同申請について、管財局ではどんなふうにしてこの払い下げ許可を与えたものか、まず最初にそのことを伺っておきたいと思います。

第22回国会 決算委員会 第13号(1955/06/07、27期、日本社会党(左))

○山田委員 「梨」の払い下げ契約を締結した当時、昭和三十九年六月ごろですが、そのころ広畑製鉄所にスクラップされておったストックはどのくらいあったのか伺いたいと思います。
【次の発言】 当時の広畑製鉄所における生産能力はどのくらいですか。
【次の発言】 当時広畑製作所には、千二百トンからの大量のスクラップを入手せねばならぬほどの注文はなかったというふうに見込まれているが、またそのような資金が準備されておったかどうか、伺いたいと思います。
【次の発言】 実はこの間、呉造船所にも、さらに北星にも、それから漁業組合の組合長にも、私山口まで行って会ってきたのですが、どうしてもふに落ちないのは、先ほど山本……

第22回国会 決算委員会 第14号(1955/06/09、27期、日本社会党(左))

○山田委員 森岡前中国財務局長にお伺いいたしたいと思います。あなたが中国財務局長時代に、旧軍艦「梨」に対する富士製鉄及び平郡漁業協同組合の払い下げ申請があって、これと売買契約をされたことがあるかどうか、最初に伺いたいと思います。
【次の発言】 この申請については、魚巣として払い下げを受けたいということと、それからスクラップにしたいという申請が当時あったわけですが、この払い下げについて最初からの経緯を簡単に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 この契約は、表面は富士製鉄の広畑製鉄所であり、それから平郡漁業組合のように見えますけれども、行って調べてみますと、実際は金を出したのは北星船舶であり、……

第22回国会 決算委員会 第19号(1955/06/21、27期、日本社会党(左))

○山田委員 ただいま吉田委員の質問に寄付の問題が出ましたが、このことは地方自治体にとっては実に大へんな問題になっておるところがあるわけです。少い町村で年額七十万円くらい、多いところになりますと三百万円くらいの寄付が地方自治体にきているわけです。それで、ただいま裁判所の寄付の問題が出ましたが、裁判所だけでなくて、拘置所の寄付、警察署の改築の寄付、それから税務署の改築の寄付、こういうものまで割当がいっているようです。それは具体的な事例はありますが、中でも最もけしからないのは、警察の後援会費です。地方の村落のボスがこれに介入して、寄付を集めて歩いて警察に自転車の新しいのを買って納めるとか、あるいは冬……

第22回国会 決算委員会 第20号(1955/06/23、27期、日本社会党(左))

○山田委員 関連質問。中小企業が税金にあえいで、何とも生活に困って電話まで差し押えされて困難な仕事が続けられているときに、こういう大口の滞納があり、しかも配当は公然となされておるというような現状からかんがみて、一応二、三大きな滞納港を呼んで、この委員会で、いかなる事情において法人税が二十六年、二十七年において滞納されておるのか。その実情を伺ってみたいと思うんですが、この点一つお取り計らい願います。
【次の発言】 この際簡単に平田国税庁長官に伺っておきたいのです。それは納税思想に非常に影響のあることで、前にも管財局長にちょっと伺ったことがあるのですが、明確を欠いておりますので、平田長官に伺ってお……

第22回国会 決算委員会 第26号(1955/07/19、27期、日本社会党(左))

○山田委員 ただいま吉田委員から参考人のことについて発議がございましたが、実は栃木県の農業共済組合連合会にも同様な事件があるのです。この事件は、栃木県下全部にわたりまして、災害戸数二万八百四十七戸、二千五百二十町歩八反六畝という膨大な面積が被害を受けているのですが、これに水増しをいたしまして、昭和二十七年にやはり農林省にこれが保険の支払いを請求をいたしまして、農林大臣に申請をして水増し金を取っているわけです。それでこの事件は、実はもうすでに被疑事件として、栃木県においては栃木県警察部がこれに手を入れて捜査にかかっているわけです。ところがどうしたのか、共済組合の経理部長だけの検挙がなされ、判決が……

第22回国会 決算委員会 第27号(1955/07/22、27期、日本社会党(左))

○山田委員 関連して。その場合、県はどういう立場においてこの監督の衝に当りますか。
【次の発言】 もし連合会からどれだけの災害があったという申請をして来たときに、県はこれに対して、これが的確であるかどうかという査定をすることになるわけですが、この査定に誤りがある場合においては、県がその責任を取るわけですか。
【次の発言】 そうすると、各県の共済連を監督している立場というものは非常に微弱な感じを受けまして、各府県は監督をしているだけで何ら責任がないことになりますが、その点はどうですか。

第22回国会 決算委員会 第28号(1955/07/25、27期、日本社会党(左))

○山田委員 ただいまのお話の中の開墾計画十万町歩の中に入っておると言われるものに、栃木県の西那須にある青木農場が入っておるかどうか。これは開拓団が数年来懇請しておるようですが、これについて何か御存じの点がありましたならば伺いたい。
【次の発言】 これは前小平知事は、満州から引き掲げてきた開拓団の諸君が県に陳情しているけれども、国の方でこの方針を示してくれないということを言われているのですが、一応資料をわれわれに御提出願いたいと思います。

第22回国会 決算委員会 第30号(1955/07/27、27期、日本社会党(左))

○山田委員 栃木県共済組合連合会の佐藤元連合会長及び浜崎あるいは琴寄、本日お見えになっておられますが、これらの人たちを中心といたしました栃木県の共済連の事件というのは、実に不正不当の運営がなされておったと思うのです。災害に泣く農民の金をまごかし料理屋に金を投じ、本日その料理屋の八幡荘のおかみもお見えになっておるわけでありますが、一年間に百八十回の大宴会を開いて、言語同断に絶する共済連の水増し金を使用いたしまして農民を苦しめて、栃木県の農民にとりましては、共済組合というのは農民のダニだといわれるぐらい共済組合というものに対していやな印象を持ったわけです。たまたまこの共済連事件というものが世に出る……

第22回国会 建設委員会 第16号(1955/06/06、27期、日本社会党(左))

○山田委員 先ほどの廣瀬委員の、農地を宅地にする問題についての質問に対しての大臣の答弁で、理解ができない点があったので、局長に伺うわけですが、法文化していなくても、行政的に農業委員会と連係がつけられているのだ、こういうふうなことを先ほど答弁になったと思うのです。そこで、そんなばく然としたことで田や畑をつぶされてしまうということは、われわれとして理解ができないことがまず一つ。それから地方の市町村農業委員会に、どういう連係がつけられているのか、ただ連係がつけられているというばく然としたことでは、地方の農業委員会が取り上げて宅地造成に応ずるということは、非常な混乱を来たすと思うのです。その点について……

第22回国会 行政監察特別委員会 第4号(1955/06/24、27期、日本社会党(左))

○山田委員 実は、私、きょうは質問せずにやめるつもりでおったのですが、ただいま佐々木委員の質問並びに証言を聞いていると、実を言うと私にはかんにさわるような事態なので、発言を求めたわけです。  私は、教科書の問題について高い安いということを言うのではないのです。今高い安いという話が出たから一応言うわけですが、大体憲法の二十六条によれば、義務で普通教育を受ける人たちには一応少くとも教科書くらいは国家でこれを負担するくらいのことまで考えていいというのが私の持論なんです。なぜそういうことを私が言いたいかというと、私は決算委員で、実は造船疑獄事件を追及した一人なんですが、船会社だけに何百億というほど国家……

第22回国会 行政監察特別委員会 第5号(1955/06/27、27期、日本社会党(左))

○山田委員 先ほど同僚山中委員が発言しまして、発言早々帰られてしまっているようですが、実は証人に伺うだけでなく、むしろ山中君にも聞いていただきたかったのです。  先ほどから学生協の問題が論議されていますが、このことについて、できた原因というものが本問題を究明する上において一番重要だと思いますので、私は最初にこのことを証人も御存じであるかどうかを伺っておきたいと思うのです。  戦後教科書の不足なときにこの学生生活協同組合というものが生まれたのは、各地にあります特約供給所がかなり横暴な書籍の扱い方をしていたところにあったように、私が調べた範囲ではあるわけです。それで、山の中の学校では、教科書不足の……

第22回国会 行政監察特別委員会 第6号(1955/06/29、27期、日本社会党(左))

○山田委員 ただいまの辻原委員の質問に関連して……。必ずあると言われる以上、やはり必ず御存じだと思うのです。ぜひ一つ、おわかりになったならば、その会社の名前を二つでも三つでもいいからおあげを願いたいのです。
【次の発言】 昨日伺っておりますから、きょうは、ただ、同僚議員が質問されている中における派生的な問題だけ一、二点伺うことにいたします。  先ほど高津委員が話された中に、近藤寿治取締役と伏見取締役の二人が株を持っているというお話がございましたが、その株は、会社でくれた株か、あるいはそれとも、会社に入るときに当って本人たちが買われたものであるか、その点一つ明確にお教え願います。

第22回国会 行政監察特別委員会 第7号(1955/07/01、27期、日本社会党(左))

○山田委員 関連して。ただいまの証人の御発言は実に重要な御発言だと思うのです。編集者が非常に弱いために、せっかくよい教科書ができようとしているのを、それを文部省の事務官がこれにとやかく言って、せっかくりっぱな教科書ができ上りかかっているのが、それが曲げられてしまうという事例があるということを聞いているのです。あなたも、さらに西村委員も名前をあげて言わなかったから、私はここで名前をあげて一応あなたにただしたいと思うのです。現在文部省におられる原田事務官が一番このことについてはうるさくとやかく言うという話を聞いております。この点についてあなたは何か心当りがあるかどうか、これはなければならぬと思って……

第22回国会 行政監察特別委員会 第8号(1955/07/04、27期、日本社会党(左))

○山田委員 証人は特約供給所のできたのは二十五年ころからだろうと思うというふうなことを言われましたが、この仕事と同じような仕事で、名称は特約供給所でなかったかもしらぬが、この仕事と同じ形の仕事をしていたのはいつごろからか、御存じでありますか。
【次の発言】 協議会が設立されてから、協議会員がやめた例はあるか。
【次の発言】 特約供給所の会員でやめた例はないということを聞いているのですが、やめた例はどこですか。
【次の発言】 今の話では、やめたというけれども、実質上はやめたんじゃないんじゃないですか。やっぱり実際的には大きくなってさらに仕事を拡大してやっているんじゃないかと思うのですが……。

第22回国会 行政監察特別委員会 第9号(1955/07/06、27期、日本社会党(左))

○山田委員 先ほど証人から御説明を願いました教科書の発行部数の増減が、昭和二十六年度に比較して昭和三十年度にはかなり、半数以下に発行部数の減少を来たしているようですが、この点について、どうしてこんな変化が起ったものか、御存じの点をお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 教科書は普通の雑誌などと違って非常に部数に明確なものがある。こういう点から、利益の点が非常に多いとわれわれはしろうとらしく考えるわけですが、この点について先ほども多少触れておる点があるのですが、これを一つの書籍に限定をして話されて、たとえば先ほどの理科の世界でもいいですから、九十五円の書籍が一体どれだけの利益があるのか、あな……

第22回国会 行政監察特別委員会 第10号(1955/07/08、27期、日本社会党(左))

○山田委員 ちょっと会議を開く前に聞きたいことがある。
【次の発言】 そうです。昨日新聞記者に伺いましたら、委員長がきょうの証人喚問が終ったらば月曜日の十時から委員長名で新聞記者に対して何か談話発表するという話をしたそうですが、このことについては、中間発表を委員長だけで勝手にやるのでなくて、ぜひ理事会に一度諮って、しかる後に御発表願いたいと思うのですが、その点、明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 了承しました。
【次の発言】 先ほど証人尋問に当って委員長からあなたの経歴を伺われておりますが、最初に私はそのことをもう一度あらためて伺いたいと思います。ただいま証人はいかなる御職業を……

第22回国会 行政監察特別委員会 第17号(1955/07/29、27期、日本社会党(左))

○山田委員 参考までに証人に伺っておくわけですが、六月の二十七日と二十九日の行政監察特別委員会で、学図の川口証人を呼んでいるときに、同じ社の古山という人から聞いての証言に、日本教育新聞が学図をゆすったということで、これに対して日本教育新聞が声明書を出しているのです。私が伺いたいことは、この声明書が、何かしら日本教育新聞という日教組に関係のある印象を持つのですが、日教組とこの日本教育新聞というのはどういう関係にあるか、一言証人から明確にお答え願いたいと思います。
【次の発言】 一般的には、これが何か日教組と関係のあるような印象が強かったのですが、このことが明確になりまして、私は非常に痛快に思うの……

第22回国会 行政監察特別委員会 第21号(1955/09/20、27期、日本社会党(左))

○山田委員 議事進行に関して。昨日の質問の状態を見ておると、一人の人が一時間二十分の長時間にわたる質問があった。一体今までの慣例から言いますと、大体十五分ないし二十分で一応やめておったと思うのです。そういう時間の点について一応規制をすべきだと思いますが、この点委員長からお取り計らいを願いたいと思います。
【次の発言】 そういう形で一応やはり時間の規制をした方がいいと思うのです。一応二十分でも三十分でもいいですから。やはりそれでないと、のんべんだらりやっていたのでは切りがつかぬという感じがしますから、ぜひそうお取り計らい願います。

第22回国会 行政監察特別委員会 第23号(1955/09/22、27期、日本社会党(左))

○山田委員 先ほどから毛利証人の証書を伺っておりますと、厳正中正であるべき教委連絡協議会の会長であるという市町な立場にある証人の発言の中から、私が伺っておる範囲におきましては、まことに不誠意な証言がなされておるように私は感じますので、あらためて私はあなたから証言を伺いたいと思うわけです。  第一、教育委員会連絡協議会の中に採択委員ができている点は、これは私はとかく言うわけではないです。しかし、委嘱をしている採択委員の中に、先ほど辻原君が読み上げたパンフレット、このパンフレットの署名人の森宣次郎という教育委員は、教育委員でありながらしかも選考委員になっている。あなたは先ほど、選考委員や採択委員と……

第22回国会 行政監察特別委員会 第24号(1955/09/23、27期、日本社会党(左))

○山田委員 二、三点証人に簡単に伺います。  先ほど委員長の質問の中で、明確を欠いている点がありますので伺いたいと思います。福岡中学校生活協同組合と福岡図書株式会社との間に「科学の世界」の供給に当っての契約がなされているが、その契約は昭和二十七年一月十四日にされているわけです。ですから、先ほど委員長が尋ねたときに、大日本図書との間に契約書が二十七年度分についてないと言われているが、すでに中学校生活協同組合と福岡教科書会社との間に二十七年一月十四日に結ばれているのですから、その前に大日本との間には契約書がなければならぬはずだと思うのです。これは、先ほどないと言われておったのですが、全然ないのです……

第22回国会 社会労働委員会 第54号(1955/07/30、27期、日本社会党(左))

○山田委員 草野委員からの、質問で、大体意を尽しておると思うのですが、二、三局長に伺いたいと思います。実は昭和二十七年の八月に、足利の療養所に騒ぎが起りましたときに、あの事件に携わったのは私でございます。当時、私は議員でなかったのですが、外気舎に会合がありまして、三日も四日も行きましたけれども、夕方になるとあそこへ泊ることができないので追い出されて、そのつど足利まで戻って、翌日山に行って会合をやるというようなことで、いろいろ患者さんの立場になってものを考える役割をしてやったつもりでありますが、実は私に言わせると、大体あの病院の建設があの場所になされたということに、そもそもの無理かあると私は見て……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 決算委員会 第1号(1955/12/06、27期、日本社会党)

○山田委員 刑事局長がお見えになっておりますから、一応長い懸案になっておる、和歌山県の黄変米の横流し事件のその後の経過を一つ参考に伺っておきたいと思います。
【次の発言】 審理中であると言われるから参考に申し上げておくわけですが、要するに二千四百八十六トンの東洋醸造で消費した分の中に、栃木、埼玉、茨城、千葉、神奈川の各府県からのサツマイモが当時ここへ入っているはずなんです。そのイモの所在はどうなっているか、これも審理の過程においてさらに追及してお調べになっていただきたいと思います。この関東六県にはいまだにサツマイモの代金が払われずにあるのですから、この点明確になる個所がなければならぬはずだと思……

第23回国会 決算委員会 第3号(1955/12/13、27期、日本社会党)

○山田委員 ただいまの長官のお答えに一つ、私尋ねたいことがあるのです。厚生省はいつごろから黄変米に病菌があることをあなたの方へ指示してきたのか。それからこれはいつごろ食べても大丈夫だと厚生省へ言ったのか、そのあとまた食べては毒があるというようなことを言って、それが転々としているのでありますが、この裁決はいつごろあったか、答えていただきたいと思います。
【次の発言】 どういう経過をたどって、倉庫の中へ各地から来た黄変米を入れられたのか知りませんけれども、一体これは農林省としては、厚生省の指示に従ったところだけが、よいとか悪いとかいう結論を出しておるのか。倉庫の中に入れるまでの過程、それから摘出し……

第23回国会 決算委員会 第4号(1955/12/15、27期、日本社会党)【議会役職】

○山田委員長代理 参考人の北陸地下資源開発協会幹事、斎藤大六君に願います。
【次の発言】 黄変米の処理の問題については、国民の納得のいくような資料を得るといって、昭和二十九年度の予備費の中から七百五十五万四千円、さらに二十九年度の既定予算の中から節約解除分を三百三十六万五千円、合計して黄変米の調査だけでもうすでに一千九十一万九千円、ずいぶんたくさんの予算を使ってこれが研究をしているのに、今だに全然措置ができずにいる。山下政務次官はこの間必ず白黒をつけてあさっては大臣から答弁をさせる、これを六、七回にわたって実は確約して帰られておるのです。それがきょう大臣からお話を伺っていると、いまだに結論が出……

第23回国会 決算委員会 第5号(1955/12/16、27期、日本社会党)

○山田委員 ただいまの吉田さんの資料要求に関連いたしまして、返済期日が来ていて、返済未納のところがあると思うのですが、それもついでに提出していただきたいと思います。


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 議院運営委員会 第33号(1956/04/06、27期、日本社会党)

○山田長司君 今議題になっておることは、明確ではないのですけれども、出しておると私は思っております。
【次の発言】 いや、出しておると思っております。
【次の発言】 辻原君です。
【次の発言】 これはやはり重大な問題ですから、辻原君はもう発言を終っておると思いますので、どうぞ辻原君を呼んでいただきたいと思います。

第24回国会 決算委員会 第3号(1956/02/03、27期、日本社会党)

○山田委員 運輸大臣に一点だけ伺っておきたいのです。それは、昭和二十九年度における国鉄の収入は、景気の変動の影響を受けて予定より下回っておる、ことに貨物の収入においては、その影響の著しいものがある、こういう先ほどの御報告でありましたが、私は特に運輸大臣がどういうお考えをお持ちになっておるかということを伺いたい。最近、貨物につきましては、一般の業者が家庭から荷物を持ち出して、そうして二、三時間ですぐに直行で荷物を持っていくというような一般の傾向が、国鉄収入の面において非常に影響してくると思われるが、一般の貨物輸送の会社の敏速性に比較して、国鉄の貨物輸送というものは時間的に著しい差があると思うので……

第24回国会 決算委員会 第4号(1956/02/07、27期、日本社会党)

○山田委員 大臣に伺いたいと思います。三〇七ページの最後に載っておる事件に関連してであります。国の施設を作られる場合に、正規に予算措置を講じないでいろいろ事業をやられることについての大臣の所見を伺いたいのです。地方の財源が非常に行き詰まっておられる今日、権力をたてに着て、刑務所を作る場合とか、あるいは拘置所を作る場合とか、あるいは税務署を作る場合、あるいは消防署を作る場合とか、あるいは警察の後援会とか、あるいは労働基準監督署を作る場合とか、こういう場合に、かなり寄付募集が多いわけです。それで小さな町村にいても、一年間に七、八十万の寄付の仰せつけがある。ちょっとした町になりますると、二百万くらい……

第24回国会 決算委員会 第5号(1956/02/09、27期、日本社会党)

○山田委員 大臣に二点だけ伺います。日本の一流会社と称する会社が各地にみんな出先機関を持って、大きな工事に携わっているわけですが、実は九州のかって起った水害のときに、石井組とか、清水組、間組、大成建設、中西あるいは熊谷、鹿島、梅林、岩崎組、渡辺組、大島、大林、こういう建設会社がみんなそれぞれ河川の改修に当っておられたわけですが、この河川改修に当りまして、ほとんどが出先機関で請負業者に次々やらせておる。しかもその河川の改修に当っては、全く河川の工事に不なれな人たちばかり集まってやられたという事例があるわけですが、請負業者がさらに下請に、下請が五種類から六種類にまでわたっておる。こういうことで働く……

第24回国会 決算委員会 第7号(1956/02/17、27期、日本社会党)

○山田委員 補助金を余分に出してしまったとか、あるいは不正事件が起ったような場合におけるこれの処置の方法を、今までどんなふうにされておられるのか、一つ伺っておきたいと思います。
【次の発言】 それでいいです。今のは補助金の例ですが、たとえば公社の勤務者で不正を働いて、それが刑事事件を起したというようなことがあって、その償還状況に当ってはどのような処置をとられますか。
【次の発言】 これは宇都宮に起った事件ですが、塩を数千俵やみ流ししておる事件があります。この事件の処置について、一体懲戒解雇だけでそのあとの償還方法はどんなふうな方法をされておりますか。

第24回国会 決算委員会 第8号(1956/02/22、27期、日本社会党)

○山田委員 私が総理にお伺いいたしたいことは、最近地方の人たちの生活がこの政治のためにますます困窮に陥りつつあると思うのです。それで末端の税務署員は二千円か三千円の税の滞りがあっても、これが徹底的な取り立て方をしているにかかわらず、一千万円以上の滞納会社が百八十三社、三千万円以上の会社が三十一社、五千万円以上の会社が二十四社とあります。しかも当決算委員会は管財局長に何回となくこれらの会社の名前を明らかにしろと追及をしております。しかるにこれらの会社は一割五分から一割八分くらいの配当までしているにかかわらず、会社の名前を明らかにしておりません。一体どういう点でこういう会社の名前を明らかにせずにお……

第24回国会 決算委員会 第13号(1956/03/09、27期、日本社会党)

○山田委員 先ほどから同僚の田中委員及び吉田委員より強い要請がありますので、私からお伺いすることもどうかと思いますが、二、三お伺いしておきたいと思うんです。実は今月の五日の日の読売新聞の記事についてでありますが、この読売新聞の記事に出ていた問題につきまして、吉田委員から先ほど質問された内容にも触れてくるのでありますが、あなたの方に千数百名の職員がいることから、あなたの方で微に入り細にわたった忠告を職員にしたということから、会計検査院もかくのごときものを出さなければ会計検査院当局が収拾がつかなくなってしまっているのではないかというように、国民に対する印象というものが非常に悪いのです。このことにつ……

第24回国会 決算委員会 第22号(1956/04/07、27期、日本社会党)

○山田委員 関連質問。土浦以外の土地にはそういうものはありませんか。
【次の発言】 実は千歳の飛行場でこれと同じような雨ざらしになっておる状態を見てきておりますが、千歳の報告はないけれども、千歳は何台置いてありますか。
【次の発言】 全部雨ざらしにして二、三年置いてあります。二年前の視察のときに私は見てきておりますけれども、こんな状態で何年置くのかわからないけれども もったいないことだということを隊の人が言っている状態でありますから、やはりこれももう少し真剣に見ておかれた方がよいと思います。
【次の発言】 供与とはただのことですか。
【次の発言】 二十九年度の船の設計に当って一応質問をしたいの……

第24回国会 決算委員会 第23号(1956/04/09、27期、日本社会党)【議会役職】

○山田委員長代理 急いで下さい。
【次の発言】 見えております。
【次の発言】 吉田委員御発言中ですが、午後からでも呼びましょうか。
【次の発言】 それでは適当に委員長の方から要求しておきまして、あとで連絡いたします。
【次の発言】 長官は今呼びにいっています。
【次の発言】 神近委員。
【次の発言】 ただいま吉田委員及び小松委員からの資料請求につきましてはおわかりになりましたね。――では午前の会議はこの程度にとどめ午後は二時から再開いたします。なお政府側も午前通りに午後も御出席を願います。  暫時休憩いたします。     午後一時二十八分休憩

第24回国会 決算委員会 第24号(1956/04/11、27期、日本社会党)

○山田委員 今の関連で伺います。大体二十九、三十、三十一年度に何着を必要といたしておったのか、防衛庁全体の計画をちょっと伺います。
【次の発言】 どうしてそれがわからないのですか。
【次の発言】 それじゃそれは午後でいいです。  今のと別な問題で、実は過日の本委員会において、私が質問しました船舶建造に関する問題について、久保装備局長に調査した結果がどうであったか、一つお答えを願います。
【次の発言】 海上保安庁にあるという問題については、あなたは今答弁の中で、あったように見受けられる、こう言うのですね。
【次の発言】 防衛庁には絶対ないですか。

第24回国会 決算委員会 第30号(1956/04/30、27期、日本社会党)

○山田委員 先ほど伺っておる中に、ガソリンを食ったり重油を食ったり、部分品がなかったというお話がありましたが、今日の日本の工場の中で大ていの部品というものは作れる可能性があると思いますけれども、こういう点全然できない部品だったのかどうか、参考に伺います。
【次の発言】 その部品のついていないままの品物を、それではほかの契約で販売なさったのかどうか。部品のないままで売ったものかどうかということを参考に伺います。
【次の発言】 一点だけお伺いします。三友産業に名義料として千五百万円をお払いしたことから今の問題が起っているわけですが、ただ単に名義料を千五百万円もお支払いするということは、岩間社長に二……

第24回国会 決算委員会 第38号(1956/05/28、27期、日本社会党)

○山田委員 ちょっと関連して。吉田委員の発言の前にちょっと辻委員に伺いたいのは……。
【次の発言】 証人に伺いますが、先ほど吉田委員の質問に対しましてあなたが下請をさしている事情はないようなことを言われましたが、それについては何か根拠があって下請をさしているようなことがないとおっしゃるのですか。
【次の発言】 納入の品物にかなり不満足があったようにいわれていますが、今まで防衛庁でどれだけ返品があったのか、参考に伺っておきます。
【次の発言】 悪いものだ。
【次の発言】 先ほどあなたの立場におけるすばらしい明快な御発言がありましたので、私は感心をして伺っておった一人でございますが、そこであなたに……

第24回国会 決算委員会 第40号(1956/06/01、27期、日本社会党)

○山田委員 関連して。先ほどからいろいろお話を伺っておりますと、どうも私ふに落ちない点が二、三出ておりますので伺うのですが、あなたのお店はおじいさんの代からおやりになっておるそうでありますけれども、じいさんが先ほどの報告の中にもありましたように、何億という資産におなりになったというが、一体いつごろからそういう隆昌の段階に立ち至ったのか、商店の隆昌し始めた原因を、一つあなたに御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、あなたの資産の数億になったという原因は、必ずしも皮革の仕事によってなったのではないということが言い得るわけですね。

第24回国会 決算委員会 第42号(1956/06/13、27期、日本社会党)

○山田委員 私は国有財産の小委員会の小委員といたしまして、非常に遺憾な点がありますので、この際やはり立場を明らかにする点で申し上げておかなければならぬと思うのです。たまたま去る六日の小委員会の席には、私は党の用務で出ることができませんでした。きょう会合があるというので先ほどその記録を見せていただきますと、一分間で小委員会が終っておる。先ほどまた懇談会を開いたのでありますが、その懇談会にも先ほどの小委員会においての内容の話は全然出ませんでした。そういう形において小委員会が持たれたということをまず立場を明らかにしておかなければならぬと思うのです。  それから謄写版刷りの投書を自民党の人たちに全部渡……

第24回国会 決算委員会 第44号(1956/09/21、27期、日本社会党)

○山田委員 ちょっと関連して。藤井さんがお見えになっていなくても、藤井さんに関連する事項がありますので、吉川委員の発言中でありますが、関連質問を許さしていただきます。岩武事業局長に伺いたいのですが、どうも今度の佐久間ダムの問題を伺っておりますと、私は頭が悪いせいか、先ほどの質疑ではさっぱり要領を得ません。設計変更と関連いたしまして、最初の計画が四十二億何千万円という計画だというのですが、その計画後去年の六月にもうすでに六十二億のほかに三億の金の支払いをしているという話があるのです。一体こういう支払いがなされているかどうか参考にあなたから伺います。

第24回国会 建設委員会 第18号(1956/03/23、27期、日本社会党)

○山田委員 二、三お伺いいたします。私から申し上げるまでもなく、地代家賃統制令ができた前後は、日本の農地法のいわゆる農地改革のなされた前後で、この第一条に規定がありますように「地代及び家賃を統制して、国民生活の安定を図ることを目的とする。」ということがこの統制令の目的であることは、今私があらためて申し上げるまでもないことだと思います。この法令がもし実施された暁には、全体的に見ると、零細な家屋に住む人たちまで家賃を値上げすることに拍車をかける結果になると思うのです。このことは今局長がうやむやのうちに明確に言い切っていると私は思うのですが、そういう点でこの法令についてはもう少し研究する余地が必要と……

第24回国会 建設委員会 第34号(1956/06/02、27期、日本社会党)

○山田委員 ただいまの問題に関連いたしまして、これはわかっておったら政務次官にも一つ御答弁願いたいと思います。それは本多市郎さんが会長である道路利用者協会及び治山治水協会あるいは新土建協会というような団体がございますが、これらの団体がやはり今前田さんから言われるように国会議員が関係している氏名が出ています。今、日本縦貫高速自動道協会の中にも議員の名前が出ておる。及び今経理の問題などが質問されましたけれども、やはりこれと同じような類似の団体であると思われるのですが、去年治山治水協会から私は北九州の招待を受けまして、一体どういう機構かわからないけれどもこれに行くことが実はどうも不明確だったので、行……

第24回国会 建設委員会 第35号(1956/07/25、27期、日本社会党)

○山田委員 過日委員長について、はからずも水害視察になってしまったわけでありますけれども、東北北陸を見て参りまして、私の感じたことを二、三大臣に御質問申し上げたいと思います。  山形県の河川でありましたが、上長井周辺の直轄河川につきまして、地元の陳情を伺いますと、数本の河川がいずれも工事半ばにしてあって、それがために一度に押し出した水のために、はからずもえらい被害を受けたといわれておるのでありますが、一体工事半ばの個所が、いつごろから竣工されずにほうってあったものか。そのほうってあったことによって水害が非常に大きかったといわれておりますけれども、この点について詳細な御説明を願いたいと思います。

第24回国会 建設委員会 第36号(1956/08/27、27期、日本社会党)

○山田委員 本年度の災害には幸いにして出会っていないのですが、いつ何どき災害に出あうかわからない北関東の問題につきまして、一言大臣及び河川局長に伺っておきたいと思うのです。実は五里四方にわたる足尾銅山を持っておるという関係で、一たび風水害があると栃木、群馬の北関東の一帯はかなり大きな被害を受けるわけです。大臣も現地をおそらく視察されておると思うのですが、足利の岩井山というところがありますが、あの岩井山の周辺は毎年々々予算の問題で、水害が起ると非常な被害を受けることがわかっていながら、これが遅々として進行せずにおるので、その周辺の住民たちは農を業としておる人たちにしても商を業としておる人たちにし……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第11号(1956/03/30、27期、日本社会党)

○山田委員 総理は小選挙区制を実施して政局の安定をすると言っているが、総理の考えている政局安定とは一体どういうことであるのか。それから、近似性の問題をあなたは先ほどから何べんも言われていますが、あなた方がとっている政治と同じような形における政治のことを、おそらく総理は近似性と言おうとしているのだと思うのですが、そんなものをわれわれは望んでおらないのです。あなたはそういうような考え方で近似性というものを言われていると思うのですが、一体近似性とはどういうことなのか、もう一ぺん明快にお答え願います。
【次の発言】 もう一つ、政局安定は……。

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第13号(1956/04/04、27期、日本社会党)

○山田委員 先ほどから黙って長官の御答弁を伺っておりますが、おそらく長で一身もわからずに私は答弁していると思う。これはやっぱり非常に重大な問題ですから、一事不再議の問題については、長官自身で、一つあなたの考えで最も正しく法の解釈がさるべきものが、国会で多数できめてもらえばいいのだというような、いくじのない立場にあなたはあると思う。一事不再議の問題について明確な文書を一つ出していただきたい。どうも、あなたのお話を聞いていると、さっぱり要領を得ない。どうか一つ文書でこの問題について定義を出してもらいたい。

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第20号(1956/04/17、27期、日本社会党)

○山田委員 先ほどの井堀委員の質問に関連して、お尋ね申し上げるわけです。五十名の候補者を擁立できないところは政治団体と認めないという規定がありますが、この小選挙区法によりますと、候補者を二十名ないし三十名しか擁立できないような場合が必ずあると思うのです。しかも、これが、かなりの党員を持っていながら、できない場合がありますが、そういう場合においては、完全に言論の統制をする法律となってしまう危険があると思うのです。そういう点で、言論の統制にならないような方法を大臣はどうお考えになるか。
【次の発言】 中選挙区の場合においては、辛うじて――たとえば、現在の労農党のような場合においても、完全に一つの主……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第21号(1956/04/18、27期、日本社会党)

○山田委員 関連して。ただいま、井堀委員の質問中、さらにきのう私が質問したことについて、どうも私は理解ができないので、長官に明快に御答弁願いたいと思うのです。それは、二十五人を五十人にして、五十人の候補者を立てられないものは政治団体と認めない、こう言っているが、どこをどうして二大政党にしようというのか意図がわからぬけれども、時代の要請によっては、非常に少数の人数しか立候補させることはできない場合があっても、時代に即応した正しい考え方を主張するものが出てこないということは、私はいえないと思うのです。そういう場合に、憲法の二十一条に規定のありますように、結社の自由が認められているにかかわらず、それ……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第29号(1956/05/10、27期、日本社会党)

○山田委員 ただいまの鈴木委員の御質問に関連いたしまして、太田長官に御質問申し上げたいと思います。連座制の規定に関連して、むしろこれと並行した形において考えられてよい問題が、私は政治資金規正法の問題であると思うのです。この政治資金規正法の問題は、一体こういう大きな選挙法の改正をされる場合に、なぜ考慮されて今度の場合提出されなかったものか、まず最初にこれを伺います。
【次の発言】 ただいま太田長官の御答弁を伺いますと、法人関係の寄付その他についての問題、労働組合の寄付等の問題について、これが明快な結論が出ないから規正法を作らずにおくという話でありますけれども、大体法人の場合における会社は利潤追求……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第33号(1956/05/15、27期、日本社会党)

○山田委員 ただいま委員長から一点だけと言いますが、長く前述するのを避けて、要点だけをあげて話をいたしますから、その点考慮を払った上で委員長一つお許し願いたいと思う。うしろの方で総州のお話を伺っておる関係で、よく総理のお話が伺えないのです。私が質問する範囲に、あるいはきのうないし同僚のただいままでの質問の中において、あなたがお答えになっておる部分もあるかもしれぬと思うのですが、とにかくうしろの方で聞えない点を一つ御考慮下さって、お答えを願いたいと思うのです。  きのうもきょうも伺っておりますと、前の調査会案なるものを尊重する尊重するというお話で総理はおられるのでありますが、一体正しいと思ってこ……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第35号(1956/08/20、27期、日本社会党)

○山田委員 私は、中国、四国班といたしまして、青木委員長とともに広島、徳万を視察してきたものであります。委員部からは荻生さん、自治庁から小池課長補佐と高橋係員が同行してくれました。その実情調査をいたしましたことを簡単に御報告申し上げます。  広島、徳島を通じまして選挙法改正に関しての御意見は、異口同音、選挙を明るく伸び伸びしたものにして、あまり形式犯を設けず、それから実質的な買収、供応等悪質なものについては、厳重に取り締まるように規定したらよいではないかという意見が述べられました。  今回の参議院選挙の投票率は、広島においては六二%、徳島においては五二%で、いずれもこの前の会議院選挙よりも幾分……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第36号(1956/08/23、27期、日本社会党)

○山田委員 今回われわれが地方に行ったときの調査で、広島に起った事件ですが、やはり、ただいまの質問のように、創価学会の取調べをしておるときに、創価学会の人たちが多数警察当局に押しかけてきて、非常に捜査に困難を来たした、こういう事例があったのです。一体捜査に困難を来たしたというのはどういうことであったのか、当局は知っているのか、一応この際明らかにしてもらいたいと思います。
【次の発言】 われわれが調べた範囲の府県だけでなくて、全国的にかなり創価学会のいわゆる法律と称する事件というのがあったと思うのです。これらの事件で私は一番困難に思われたのは、完全に名簿を創価学会の会員が持っておって、その名簿に……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 決算委員会 第3号(1956/11/22、27期、日本社会党)

○山田委員 先ほどからあなたのお話を伺っていますと、どうも私ふに落ちないことがたくさんあるわけなんで、重ねて私からもお伺いするわけですが、あなたはいつごろから今の社長の地位におつきになっているのですか。
【次の発言】 そうしますと、もう五年以上社長という地位におつきになっておられるわけなんで、先ほどからの御答弁を聞いておりますと、ずいぶん知らないと言われる個所が多いわけで、どうも私にほその点何ともふに落ちないわけなんですが、この間うちから実は農林省の人たちにこの委員会で外国との取引の問題について話を何っておりますうちに、どうも商社の人たちがだんだん少くなってきている、それからさらに少くなってき……

第25回国会 決算委員会 第4号(1956/11/28、27期、日本社会党)

○山田委員 関連して。建石さんに伺いますが、実は今山本委員からの質問の点はこうなんです。実は私に当日はおくれて前に行かれた委員の人たちのあとを追いかけたわけです。そうしましたらば、岡部理事はそこの事務所におられまして、私が名刺を出したら、理事もあいさつをしたのです。ところがきょうは決算委員の人が来られたけれども、ほんとうなら御案内いたすべきなんですが、下痢をしておるので、実は私はここできょうは失礼させてもらいますというので、私が出ると同時に事務所のいすにしりをおろしてしまった。それで私はあとから追いかけて、決算委員の鳩ケ谷の方に行っておる人たちに追いついたわけです。それで帰ってきてみたらば、た……

第25回国会 決算委員会 第5号(1956/11/30、27期、日本社会党)

○山田委員 三、四点伺うわけですが、最初に私が伺いますことは、大蔵当局に一応伺いたい。本問題を伺う前にまず大蔵当局に伺いたいことは、銀座の三原橋の周辺、あれを埋め立てたときにやはり公有水面埋め立てているわけですが、そのときに東京都は大大蔵省に対していかなる処置を講じられておるか。まずこの点を最初に伺いたい。
【次の発言】 東京都から何も聞かないというし、大蔵当局がのんきにかまえているから、現在の状態ではやはり今起っている問題と同じようにあそこが埋め立てされて、しかもりっぱなビルディングができているのですが、大蔵省は国有財産がそううやむやに葬られているのに、そのまま黙ってぼんやり見ているのですか……

第25回国会 決算委員会 第7号(1956/12/05、27期、日本社会党)

○山田委員 私は角度を変えましてお尋ねしたいのですが、鳩ヶ谷ダムで、毎日水がたまってくるときに、あなたは人命救助の立場から、子供がその川を越して学校へ行くのに、毎日々々水が一尺あるいは一尺五寸というようにたまってきて、子供が学校へ通うのに問題は起らなかったけれども、この問題についてはやはり警察も何か当局に注意することをやってしかるべきだと思うんですが、何かそのことについて注意することがありましたか。
【次の発言】 ダムが、水がたまるということになれば、それはどの地域にまで水がたまるというようなことは警察としても当然注意しなければならぬと思います。警らの衝に当る人たちはやはりそのことによってどん……

第25回国会 建設委員会 第2号(1956/11/27、27期、日本社会党)

○山田(長)委員 ただいま中島委員からも御質問がありましたように、道路の改修という問題については、最近の輸送上からいって当然これはどこでも問題になっているところだと思うのです。これはやはり国会で、必要から起った問題だと思うのですが、一体どうして道路法の改正でも何でも十年も前に作ったものをいまだに守っていなければならぬのか、どうしてあなた方に適した方法でも何でも講じて抜本的にこれの処置をとらずにおるのか、まず第一にこの点を伺いたいと思います。
【次の発言】 一たび自動車の発展しておる状態を見たときに、それから産業上に及ぼす影響などを考えたときに、これは一日も早く作り出さなければならぬ法律だと思う……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 決算委員会 第2号(1957/02/07、27期、日本社会党)

○山田委員 会計検査院長の先ほどの説明によりまして、批難事項が二十九年度よりも六十一件減少しておるという報告があった。しかし実は今吉田委員も指摘になりまして、あるいはもっと出てくるかもしれぬということが明らかになったのです。そこでおそらく検査未了の問題で出てくるだろうと思われるのですが、最初に私伺いたいのは、この決算報告書に載るか載らないかすれすれなものが確かにあったに相違ないと思うのです。載せてこの決算委員会に報告していいか、あるいはこの点はここらへんでやめておこうかというのがあったに相違ないと思うのです。これは会計検査官会議でおそらくきめられるものと思われるのですが、その最後的な結論はどこ……

第26回国会 決算委員会 第9号(1957/02/28、27期、日本社会党)

○山田委員 関連して刑事局長に伺いたいのです。たまたま神田駅のガード下の問題をめぐって、再び国鉄の問題が世に出てきた感じですが、実はこの問題はかなり前の決算委員会でやはりガード下の問題として取り上げられたことがあるわけなんです。当時から今日までの間、この問題が世に出なかったのが、実は私たちに言わせると不思議だと思うくらいなんです。そこで刑事局長にお尋ねしたいのは、今まで調べられた範囲の中において、鉄道弘済会というものが問題に出ておったのかおらないのか。私はこれが貸借関係の中心になる可能性があると思うのですが、その点何十ヵ所かの貸借関係の中で、わかったものの中に出ていなかったかどうかを伺いたいと……

第26回国会 決算委員会 第11号(1957/03/05、27期、日本社会党)

○山田委員 先ほどから保前さんの話を伺っておりますと、保前さんは今度事業を引き継いでおやりになるという話ですが、さっきのお話を伺っていますと、店内の道路の問題についてはあなたは知らずに引き継いだというようなことを言われておりますが、引き継いで今度社長になられたとするならば、道路の問題についてはどうお考えになっておられるか。
【次の発言】 それでは小倉副総裁に伺いますが、どういう指図をしようとしておるのか。今京浜デパートの社長の話を伺いますと、あなた方の指示に待つよりほかにないと言われるが、一体どうお考えですか。
【次の発言】 先ほど副総裁のお話を伺っておりますと、副総裁は、国鉄の利益のことを盛……

第26回国会 決算委員会 第13号(1957/03/08、27期、日本社会党)

○山田委員 交通公社の仕事の性質は先ほど何って大体わかりましたけれども、定期券や急行券、寝台券、指定席券難でマージンを得ておると思うのですが、国庫補助は一体幾らあるのです。
【次の発言】 大体今の坂本委員の質問に関連して私は伺っているわけなんですが、表面に出ていない旅館のあっせんですね、これが相当のリベートが交通公社に戻っているはずですが、これらの収入はどういうふうな方法で処理されておりますか。
【次の発言】 その年間の収益は大体どのくらいになっていますか。
【次の発言】 クーポンの三十億に、今の無断で貸している建物の収益、それから定期券や特急券や寝台券等売り上げの総額、これを全部ひっくるめて……

第26回国会 決算委員会 第15号(1957/03/15、27期、日本社会党)

○山田委員 関連して、調達庁の方で出された調達の概況というものを見ますと、指名随契審査会という規定がありますが、その規定の中に、指名随契をする場合には一年間の登録有効期間が必要だということが規定されていますが、今の三国の場合はこの規定に反しておると思われますが、その点はどうなんです。

第26回国会 決算委員会 第19号(1957/04/02、27期、日本社会党)

○山田委員 私は前回の決算委員会に出ていませんので、きょうの成り行きについては実はどういう結論が出るのかと思って、非常な期待を持って最初から議事の進行を見ておったのですが、小林部長の発言はどう考えてみても――淡谷委員の質問はまことに端的な質問の仕方であったと思うのです。それで最後の数回の応答の中で、最後に県職の信用組合の池田豊という者についての質問があったときも、この人のことについては知っておるか知らないかということを聞いたら、何も知らないと、一言ではねつけるようなものの言い方だったと思うのです。私はこの一言を聞いたときに、実にけしからぬあいさつの仕方であると憤激したのです。たまたまその憤激が……

第26回国会 決算委員会 第26号(1957/04/16、27期、日本社会党)

○山田委員 中山証人からただいま委員長に報告になりました、二十六年の六月から十月までの間監事をしておられたときの事情をこれから伺います、  大体監事をおやりになられた歳月は非常に短かかったように承わったのですが、どんなふうな事情でおやりにたり、どんな事情でこれをおやめになられたものか、詳細に一つ御説明いただきたい。
【次の発言】 ただいまのお話を伺いますと、あなたが監事になられた期間中に、短かかったけれども一生懸命監事の仕事をやった、そのことが当時の購連の幹部の人からあまり快く思われなかった、こういうことが言えるわけですね。
【次の発言】 あなたと一緒に全購連に入られた人などで、同じような監事……

第26回国会 決算委員会 第27号(1957/04/18、27期、日本社会党)

○山田委員 先ほどから河野説明員の話を伺っておりますと、どうも理解のできないところがたくさんあるので伺うわけであります。この一千万円の貸し出しで、他にもこうした債権の額が相当にあるであろう。それでこれについての不注意であったというようなことの結論のようです。私はこんな調査のことであるから、最近これは大蔵当三局も知っておると思うのですが、常磐相互、それから東京相互、千葉銀行、千葉銀行の最近の怪文書の出ておる事態なんかもあなた方は知らぬわけはないと思うのですが、あなた方の調べた範囲で、やはりこの事件と同じような状態で、一千万円くらいの金額というふうな意味で、無担保で無保証で貸しておる問題については……

第26回国会 決算委員会 第28号(1957/04/19、27期、日本社会党)

○山田委員 関連して。ただいまの坂本委員の質問中とかく理解のできない個所があるわけです。それは肥料の交渉に前の農林大臣と海内課長補佐がドイツヘ二回ほど行っておられる。どうもそれと前後して、今まで日本の東独から買っておった肥料の経過というものは、全購連に渡るまでの間に、日本の国内においては国際鉱石から日綿を経て全購連に渡っておった。しかも東独政府から日本に持ってくるまでの過程においては、インターナショナル、フィテライザーという会社があるそうですが、その会社を経て、スイスを経て、それから国際鉱石、日綿、全購連と、こういう経路を経てカリが農民に渡る手順になっておったのが、それが河野と及び課長補佐がド……

第26回国会 決算委員会 第29号(1957/04/26、27期、日本社会党)

○山田委員 二、三点刑事部長に伺います。全購連のこの含み資産のあることが、去年の春ごろ農民団体の人たち及びその道の人たちにわかって、これかかなり問題になって参りました。私は国民の間からいろいろな世論が出ておることを想像してみますと、何かしらこの事態を予期してでもあったかのごとく、実は中村梅吉さんが法務大臣になっておるわけです。国民の間ではこういうことを言っておる人がいる。河野さんはいろいろな事件をたくさん内包しているので、一朝事があった場合に、自分の身辺を擁護するために法務大臣を一つ作ったんだ、こういうことが国民の間で出ているくらいこの事件については疑惑があるわけです。そういり点でいろいろそう……

第26回国会 決算委員会 第30号(1957/04/27、27期、日本社会党)

○山田委員 関連。ただいまの問題についてあなたが知らないということは、ちょっと私には理解できないのです。どうしてかというと、あなたとスチール工業の直江さんとの関係から押してみると、あなたとスチール工業の直江さんとの関係というものは、ほんとうの青年時代からの関係なんでしょう。そういう関係に置かれていて、あなたはほとんど直江さんの代行を勧めておると業界では言われておる。あなたが代行を勤めておられるというくらい業界の人たちが見ておられるにかかわらず、直江さんは福岡との連絡を密にしておって、しかもその弟との関係をあなたが全然知らなかったということについては理解できないのです。ほんとうに全然知らないので……

第26回国会 決算委員会 第31号(1957/04/30、27期、日本社会党)

○山田委員 関連してございますが、あなだけ東京相互から入られた方ですね。
【次の発言】 東京相互から二名、日本相互一名、平和相互から一名、それから協会の方から一名という工合に入っておられて再建されておるわけですね。
【次の発言】 この再建の衝に当られるということは、なかなか容易なことじゃないと思うのですが、小川産業の担保が三百万円で、小川産業に貸されておる金が一億二千二百万という金額のようですが、これらについて、取り立てばどんなふうに進められておりますか。
【次の発言】 今でも、この小川産業に福岡県知事の弟が、やはり関係しておられるように私は承ってておりますが、会社の出入りとかあるいは福岡県知……

第26回国会 決算委員会 第32号(1957/05/06、27期、日本社会党)

○山田委員 その場合、東京食品の落合正夫さんという人は一緒に歩かれているように私たちは聞いておるのですが、その範疇に落合さんはおりませんか。
【次の発言】 なお、これは重要な個所であるのに、局長は資料を持たないということでどうもらちがあかないのですが、その期間中に、東海硫安の営業部長の越田氏も、さらに大日本飼料の河田常務も、そのほか東京食品の肥料部長の本多取締役も一緒にやはりそのころ行っておられるはずなんですが、これらについては全然何の資料もないのですか。
【次の発言】 これらの人たちが偶然に一緒にぶつつかったということは、世間の常識一般から推してみて想像で費ないことだと思います。やはり話し合……

第26回国会 決算委員会 第33号(1957/05/08、27期、日本社会党)

○山田委員 先ほど通産省の方のお話を伺っておりますと、砂糖の割当については全然関知していないような御発言のようですが、通産省は砂糖の割当についてはどのような立場で関係なさるのですか。もう一ぺん伺いたい。
【次の発言】 そうすると、実需者の割当及び貿易商社の割当というようなものについては、全部農林省で関係しておることになるわけなんですか。
【次の発言】 どうも砂糖の世界は、しろうとのせいでよくわからないのですが、そうしますと、たとえば差益金という問題でかつて論議があった当時などの外貨割当については、砂糖関係の外貨としての割当はどんなふうに割当をなされておったのですか。

第26回国会 決算委員会 第35号(1957/05/13、27期、日本社会党)

○山田委員 東独との取引をあなたの会社はいつごろから始めましたか。
【次の発言】 東独との取引をしている会社が八社あるわけですが、あなたの立場で――穀肥部長だけで知っているのではなくて、あなたも知っていると思うのですが、八社の中で実績はどのくらいのクラスにあったように思っていますか。
【次の発言】 私の調べた範囲では、八社の中であなたの方の会社の実績は当時六位に属しているのです。あなたは知らないはずはないと思うのですけれども、念のためにそのことを申し上げておきます。  そこであなたの答弁をさっきから伺っておりますと、ほとんど知らぬ、知らぬと言っております。それからあなたの答弁の中に間違いがある……

第26回国会 決算委員会 第36号(1957/05/14、27期、日本社会党)

○山田委員 今度の片掛部落の問題について、松岡さん、部落の人たちから告発されておるということを知っておりますか。
【次の発言】 弁護士が林唯義氏を相手にしてやっておるということです。
【次の発言】 あなたはさっき何回も片掛部落の人たちが総会を開いて、その総会の席上で発表しておるというようなことを言われましたが、その総会の席上でどういう発表をしておると聞かれておりますか。
【次の発言】 きのう片掛部落の人たちが益谷議長にあてて出した陳情書を、ちょっと一、二分で済むことですから、読んでみますから、お聞き願いたいと思います。陳情の趣旨「神岡線誘致期成同盟会長、片掛部落沿岸保全同盟会長林唯義が昭和三十……

第26回国会 建設委員会 第27号(1957/08/09、27期、日本社会党)

○山田委員 ただいまの問題について、関連して一つ伺いたい。山の問題については、地元天水村ではたびたびそういう事態が発生することをおもんぱかって、これが天水村に払い下げ方を申請していた。払い下げがもしなされておったならば、独自の見解に立って当然この管理を地元でできただろう。しかも大臣も行ってごらんになって、わかっていらっしゃるように、あの山の中腹までは人家ができておる。そういう状態で、あの人々もそういうことを予期して払い下げ方の申請をしたものと思われます。こういう点についても、いかなる理由で申請についての払い下げをしなかったのか。しかも山の反別は、下から見た範囲においては、さほど大きな山でないよ……

第26回国会 大蔵委員会 第39号(1957/05/17、27期、日本社会党)

○山田委員 関連いたしまして伺いたいと思うのです。私は当時行政監察委員といたしまして、この取調べの衝に当ったものでありますが、ただいまの次官の答弁ではどうしても満足できないのです。それはどうしてかといいますと、当時の軍に所属いたしました森賢という中佐を行政監察委員会へ呼びまして、それで森賢という証人から伺ったことによりますと、宮内省に持っていった当時の目方というものはかなりの目方のものです。それで行監で当時大金次官を証人として喚問いたしたのでありますが、何としても大金次官は、病気を理由にして国会に出てこなかったのです。ここに問題があるのです。この点その後大金次官の取調べをいかようにいたしたか、……

第26回国会 地方行政委員会 第41号(1957/10/22、27期、日本社会党)

○山田委員 だいぶ時間が過ぎておりますので、要点だけを簡潔に御質問申し上げますから、お聞き取り願いたいと思います。長官は、先ほどたまたま犯罪が警察官の内部に起っておるが、教育の仕方が足りぬようなことを言っております。実は栃木県の例で申し上げるのですが、氏家の事件以来、宇部宮の福田巡査部長の問題――栃木県の場合は警察権に対する信頼というものが非常になくなってきておる。ところがたまたま今度は佐野市に理解できない不可解な事件が起ってきた。それはどういうことかと言うと、佐野市の市役所の公金流用問題捜査ということに関連いたしまして、その捜査の結果、佐野警察署は白であるという意味の書類を発表した。これは前……

第26回国会 農林水産委員会 第3号(1957/02/19、27期、日本社会党)

○山田委員 ただいまの大臣の御発言中私は了解のできぬ点があるのです。それは新聞発表その他の方法を講じてというような意味のことを言われましたけれども、やはりこれは日本の農民にとりましては実に重大な問題です。それが期限も切らなければ、その内容についても何かうやむやな点があったように私は見受けるのです。この点やはり発表するという以上、適当な機会などという不明確なことではなくて、本日の委員会が終ったあと、しかも新聞発表などにおいては、ややもするといかにも新聞記者がでたらめに書いたようなことをあとになってよく政府要路者においては言われる場合が往々にしてあるのです。そこで発表される以上は、あとでその懸念を……

第26回国会 農林水産委員会 第4号(1957/02/20、27期、日本社会党)

○山田(長)委員 資料の提出を私からもお願いしたい。それは農林省に現在外郭団体がどのくらいあるのか、それからその外郭団体にどのくらいな程度の援助をされておるのか、この点一つ資料の提出を願いたいと思います。

第26回国会 農林水産委員会 第6号(1957/03/06、27期、日本社会党)

○山田委員 私はいつも時間の制限をされるのですが、実は理事会で時間の制限について申し合せがあるということを私は知らなかったのです。  そこで長官が見えておるときですから二、三伺いたいのです。ただいま楯委員の質問の中にありました林務部、こういう部の廃止の問題は、全国の各府県におきまして、地方自治法の百五十八条によってかなり出てきておると思うのです。そしてただいま楯委員の質問にありましたように、林務部が廃止になることによって国から回る補助金が減額されるのじゃないかという声がかなりどこの府県においてもあるのです。こういう点、今質問にお答えされた要点が、あなたのお答えでは明瞭に出ていないのです。御承知……

第26回国会 農林水産委員会 第7号(1957/03/07、27期、日本社会党)

○山田委員 関連。ただいまの問題は実に重大な問題で、たとえば修理の場合においても、悪質な建築業者と連絡をとれば坪二千円以上の修理ということによって家賃を上げられる規定があるわけなのであって、やはり実質的にはこれは統制令を廃止されたものと同じような事態になっているのです。そういう点でやはり明確なものを打ち出す必要があると思うのです。農林省がこの問題について建設省と打ち合せをしたかどうかという稲富委員の質問ですが、おそらくこれはしてないと思うのです。私はこれは本会議で反対の立場で党を代表して演説をしたので、はっきりしているのですけれども、連絡していないのです。これは率直にお調べ願いたい。

第26回国会 農林水産委員会 第10号(1957/03/13、27期、日本社会党)

○山田委員 関連して一つ伺いたいのです。実は多久島事件やあるいは河村事件というようなことを今細田委員から言われましたが、栃木県には、この多久島事件よりも一、二年前に三千六百万円の浜崎事件というのがあるのであります。一体この経理の衝に当った人たち、監査の衝に当った人たちがどういう人たちであったか、もう数年前になりますので、その実情をつぶさに知ることができないのですが、おそらく栃木県の場合は、あの事件があって以来、共済連の活動が非常に不活発な県になってしまったと思うのです。  それで私が伺いたいことは、この共済連の栃木県の会長をやっていて参議院議員に当選した佐藤清一郎君と、たまたまおととい立会演説……

第26回国会 農林水産委員会 第11号(1957/03/14、27期、日本社会党)

○山田委員 局長に伺いますが、今度の天災による被害農林漁業者等に対する資金の融通に関する暫定措置法、この法規の中の第一条にどうして旱魃を入れないのか、旱魃を入れない理由を一つ聞きたいのです。
【次の発言】 等で旱魃が入っているということでは、ちょっと明瞭を欠いておると思うのです。やはり旱魃ということをはっきり私はうたっていただきたいと思うのです。それが一つ。それからきのう私はこの査定のことについて検査官の問題を持ち出してお話ししたわけですが、どうしてもこの法規の中から私が申し上げたいことは、やはり査定の問題が明瞭を欠く点があると思うのですけれども、査定について何か強い項目を設ける必要はないので……

第26回国会 農林水産委員会 第17号(1957/03/28、27期、日本社会党)

○山田委員 関連して。農林省が現場のそうした総代会の設立とかあるいは改良区を作るための指導とかに当って、特に農村の封建制というものについて現場の人はよく知っていると思うのですが、総代会の選び方等について、少しも旧来と変りのない選び方をしているところにいろいろ問題があると思うのですが、総代会の選び方等についてはどんな方法でやるわけか、参考に一つ伺います。
【次の発言】 そういう個所が見受けられないので伺ったわけです。この総代会の選び方というものが二、三のボスによって全く自由自在になっているので、私は衝に当っている人たちというものはなかなか容易じゃないことはわかるのですけれども、やはり大きなこうい……

第26回国会 農林水産委員会 第22号(1957/04/03、27期、日本社会党)

○山田委員 中村委員の質問に関連して伺います。大都市においては、ほとんど処罰規定のないような条例があるようでありますが、ただいまの中村委員の質問については緊急に出していただきたいと思います。これは農林省だけにお願いすることは少し困難で、厚生、通産、農林各省にわたる案件になると思います。汚水だけの問題ではなくて、ごみ、におい、光、灰塵、汚水という問題が同時に一つの法案で取り上げられるような形式になされればいいと思う。こういう問題について農林省は、通産省とか厚生省とか、ほかの省に対して、今国民が非常に困っている問題として何か打ち合せしたことがあるかどうか、最初にこれを伺います。

第26回国会 農林水産委員会 第23号(1957/04/04、27期、日本社会党)

○山田委員 最近新聞で話題になっております全購連の事件について伺いたい。多久島事件などで農林省の経理の紊乱がとかく国民の間で論議されておりますとき、春肥を前にして農林省の経済局の関係者がひっぱられるというようなことは、これまた国民の間にかなり大きな話題になる問題でありますので、当局ではこれについて明確にする必要があると思うのですが、どんな事情になっておるか、わかっている範囲で詳細にお知らせ願いたい。
【次の発言】 肥料審議会に全購連から消費者代表が有力な立場で入っておられるわけですが、今度の河村某の事件というものは、たくさんの料理屋の名前があげられておったり、そこでたくさんの金を使っておったと……

第26回国会 農林水産委員会 第26号(1957/04/10、27期、日本社会党)

○山田委員 ただいま委員長から時間の制約についてこの御発言でありますが、きょうは全国の国民が非常に関心を持っている問題でありますだけに、一つ最善の時間をおとり下さいますように切にお願いしたいと思うのです。どうぞ一つ委員長からそのことを参考人各位にお伝え願いたいと思います。
【次の発言】 私は荷見さんについては一点だけでありますから、最初に伺います。  荷見参考人に伺いたいのは、長く農林省におられましたから、農林省の関係のいろいろな外郭団体にいろいろな角度から推薦を受けるなり、お知恵を拝借するなりして、あなたが団体の責任者になったことはわかりますけれども、あなたは現在農林省の外郭団体で幾つ御関係……

第26回国会 農林水産委員会 第29号(1957/04/17、27期、日本社会党)

○山田委員 ただいまの問題に関連して伺います。森林法の規定の中に杉、ヒノキの伐採樹齢があったと思うのです。ところが今度の町村合併促進法によりまして、何か町村の赤字財政のところで申請をした場合に、これが伐採してもいいということから、樹齢に達しない杉を伐採するというふうなことが許されるかどうか、もしこれが許されるものとすれば、森林法が無視される形になると思うのです。この点どうお考えですか。
【次の発言】 私の伺っておることがよく理解されないのじゃないかと思うのですが、そういう森林法に樹齢の年限があっても、たとえば村が町と合併した場合には、財産を町の方に取られてしまう、そういうことから村の人たちが財……

第26回国会 農林水産委員会 第30号(1957/04/18、27期、日本社会党)

○山田委員 きのう町村合併の問題についての質問を申し上げたのでありますが、いよいよ二、三日中にこの森林法の一部改正の法律案を通そうとしているときに、何か告発している件数その他の調査で手間取るので書類を提出するのがおくれる、こういうお話であったのです。私は重ねてきのうの続きを伺うわけなんです。実はこの町村合併によって、法を無視して町村合併をした場合にそういう事例がたくさんにあるのですけれども、その場合この森林法の罰則によると、二百八条及び二百九条の罰則規定はどうも少し弱いので、規定を覚悟の上で森林伐採をしていると思うのです。こういう点で罰則の変更ということについて何か考えませんか。

第26回国会 農林水産委員会 第53号(1957/08/20、27期、日本社会党)

○山田委員 それではただいま委員長よりお話のありました通り、西九州地方の豪雨災害について調査のため本院より派遣いたされ、親しく現地の惨状を調査、慰問いたして参りましたので、この際特に皆さんの御同意を得まして、農林水産関係につき被害の実情並びに現地の要望等をごく簡単にその概要を御説明申し上げ、委員各位の御参考に資したいと存じます。  調査慰問団は薩摩雄次君を団長にして中村寅太君、中馬辰猪君、三鍋義三君、及び私の五人をもちまして、八月一日から八日間にわたり佐賀、長崎、熊本、鹿児島の各県の水害地を調査いたしました。  調査慰問団一行は、まず佐賀県庁において今回の水害の被害状況、災害対策等の説明を聴取……

第26回国会 法務委員会 第21号(1957/03/29、27期、日本社会党)

○山田委員 私がこれから伺おうとしておりますヤマイモ事件というのは、栃木県の塩谷郡氏家警察署に起った、どういう角度から見ても人権じゅうりんとしか思われないような事件でありますが、この事件について伺いたいと思うのです。  かりに加藤泰一なる者がヤマイモを盗んだとしても、その金額は三十四、五円の金額に上るほどの事件で、これが嫌疑の金額です。それから、苛酷な取調べを受けて一度はこれを容認したものの、ついにはネコいらずを飲んで、加藤及び土田という両刑事がそのそばで最期を見届けたという、実にけしからぬ事件なんでありますが、この事件の裏には、明らかに警察の検挙の点数かせぎというようなものが伺われる節がたく……

第26回国会 法務委員会 第25号(1957/04/12、27期、日本社会党)

○山田委員 ただいまの中川刑事部長のお話を聞いておりますと、どうも理解できない点があるのです。そこで、もう一度伺いたいと思うのですが、ただいまのあなた方の再調べの点から推してみましても、捜査が粗漏であったということは認めているのです。あくまで窃盗したという認定でものの言い方をしているのです。一体、加藤泰一なる者がどういう人間であったかということについて、少くとも派出所あるいは警察当局は知らなければならなかったはずなんです。土地の人はみんな知っていることなんですが、こういう事件からしても、あの人が非常に小心者であったということがわかると思います。それは、選挙のときに、彼は字が書けないものですから……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 決算委員会 第2号(1957/11/11、27期、日本社会党)

○山田委員 おそらく公社も大蔵省と打ち合せしていると思うのですが、最近たばこ耕作法の改正の法律が出かかって審議をされているそうです。そのこともあとで伺いたいのですけれども、最初に伺いたいことは、耕作者に関係のあります尿素の問題をめぐりまして、高砂商事で約二億からの利益をあげているという話が出ているのですが、公社の方として、高砂商事とはどんな関係に置かれているのかを最初に伺いたいと思います。
【次の発言】 どういう形で高砂なるもので肥料及び農薬が多く扱われるようになったのか、その経緯がもしもおわかりであれば一つ御説明願いたいと思います。

第27回国会 決算委員会 第4号(1957/11/13、27期、日本社会党)

○山田委員 関連して、調査の衝に当る人に二点ばかりお願いしたいのです。それは実際仕事をやっている場所というのは東京ではありませんで実際に収益はそこで上げているのです。ところが本社は東京にあるという関係で、税の対象は東京の方を中心としているようです。その一つは吉沢石灰という会社です。一つは磐城セメントですが、一体国税庁では所得額についてはどこを対象にして税金をとっているのか。聞くところによりますと、東武電車に積み込んだ数量だけを税の対象にしているという話でありますが、最近は大型のトラックで持ち出す製品が多くて、税の対象になっているところとは全然目安が違っているようですが、この二つの会社について詳……

第27回国会 地方行政委員会 第2号(1957/11/05、27期、日本社会党)

○山田委員 前回の本委員会におきまして、佐野市の公金流用問題についての質問を長官に申し上げたので、長官から最初に御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 長官の概況御説明はわかりましたが、警察署で、公金流用捜査結果についてという印刷物を、地元市民の要望及び新聞社の人の要望というふうな意味のことが言われましたが、地元で果してそんな要望をしたものか、それから新聞社でそのことを要望したかしないかということは、実は、新聞社の方で取りまとめて、そういう要望したことはないということの新聞社の人たちの証明がとってあります。そういう事態ですから、今長官が、新聞社の人がそういう要望したというようなことを言われて……

第27回国会 農林水産委員会 第5号(1957/11/07、27期、日本社会党)

○山田委員 昨日同僚細田委員がいろいろ質問をされたのでありますが、どうも選挙区が同じせいか、最初から何か迫力が弱かったような気がするのです。そこで私は大臣にきょうはいろいろ伺いたいのです。  農業協同組合というものに農林省がいろいろ盛んに力を入れているけれども、この農協の仕事を阻止するような傾向にあるかのごときたばこ耕作組合法案なるものが今盛んに継続審議を大蔵委員会でされておる。その法案の提出者の中に大臣が入っておるわけです。この組合法案を見ますると、ややもすると、農協の仕事を分散するかのごとき内容を第二章の第八条の一項から十二項までの間に持っているわけです。こういう点について最初に大臣の所見……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 決算委員会 第1号(1957/12/23、27期、日本社会党)

○山田委員 最近セメントの需要が非常に増大してきており、用途につきましては今さら申し上げるまでもなく、建築用途なり、あるいは橋や、鉄道のまくら木等、数年以前には理解のできないほど用途が増大しており、全国的にもこれが生産に従事する会社は各地に非常に増大をしている。そこで全国的に非常に製造網を持っている磐城セメント、あるいは吉沢石灰、これらの大会社がかなり多額の脱税をしているといううわさで、実は国税当局でもこれが調査に当り、しかも三十年以来その結論がいまだに出ずにいるという会社もあるやに承わるのであります。そこで当然これがほかの産業に従事している労働者あるいは農民、こういう人たちがもしもそういう歳……

第28回国会 決算委員会 第2号(1957/12/26、27期、日本社会党)

○山田委員 ただいま細田委員から質問があったのですが、二、三の点を会計検査院長に伺います。二十九年度の批難事項というのは二千二百四十七件、三十年度は二千百八十五件、三十一年度は千百二十八件、批難事項の金額にいたしましても二十九年度は七十三億四千四百万、三十年度は六十六億一千三百万、それから三十一年度は二十五億と、非常に激減しておる。二十九年度に比較しますと、三十一年度は三分の一になっておる。今院長が農業災害その他災害の減少によるものであるというようなことも言われましたけれども、私はどうしてもふに落ちないのは、批難事項の報告書に載せるか、載せないかは、これはむろん検査官会議で結論を出すと思うので……

第28回国会 決算委員会 第3号(1958/01/13、27期、日本社会党)

○山田委員 今の実需者割当の意味は大体わかりましたが、この実需者割当というものの数はどのくらいになっておりますか。
【次の発言】 団体の数です。

第28回国会 決算委員会 第6号(1958/02/11、27期、日本社会党)

○山田委員 関連して伺います。  ただいまの長官の話を伺っておって、どうしてもふに落ちない点があるから一点伺うのですが、会計検査院の場合におけるところの報告については、こういう報告が会計検査院の場合には毎年出されるが、この会計検査院の報告書を出されるのには、検査官会議で三人の検査官がこういうものを出すに当っての収録の相談をし合う。ところが行管の場合においては、やはり長官が言われるように、これを発表することについて、発表していいかどうかというようなことの結論を長官一存で出すのですか。だれがこの相談に乗ってそういうことの結論を出すのですか。

第28回国会 決算委員会 第8号(1958/02/18、27期、日本社会党)

○山田委員 関連して。消費税の三十年度、三十一年度、三十二年度の額を、ここでわかるならば教えていただきたい。
【次の発言】 だんだん減ってきている状態というのはどこに原因がありますか。もしわかれば……。
【次の発言】 砂糖の値段が高くなったことによって消費量が減少したという、そのことによって少くなったんだという説があるのですが、この点どうなんです。
【次の発言】 今の税率の資料がありましたら、あとで御提出願いたい。
【次の発言】 これは食品課長に答えられるかどうかわからぬが、溶糖制限を暗黙のうちに許しておるという世間では評判です。なぜそういう形でやられておるかというと、価格差益金で三十億の献金……

第28回国会 決算委員会 第10号(1958/03/04、27期、日本社会党)

○山田委員 この実需者割当の連合会及び協会、こういうものにどのくらいな数量が出ておるのが、それから各種の団体に出ておる数量、これを明確に資料として出していただきたい。
【次の発言】 先ほど実需者割当の資料の要求をいたしましたが、この実需者割当についての、どういう経緯でこの割当になったのか、期日、それからこの三十四社の実情というものを資料に添付していただきたいと思います。今の三十四社というのは連合会、協会、協同組合会社、こういうのが区別に分けるとあるわけです。それが三十四になるということです。  なお、今山本委員が言われているように、砂糖の割当については全く不可解なことがたくさんにあるわけなんで……

第28回国会 決算委員会 第11号(1958/03/05、27期、日本社会党)

○山田委員 ただいまの小川委員の質問に関連いたしまして。今のお答えの前後を通して非常にかち合っている状態でありますので、これが実と需者割当のものであるか、商社割当のものであるか、通産省ならば、この許可を与えた立場上はっきりするのではないかと思うのです。あるいはこれが農林省の関係であるとするならば、農林省で一つお答え願いたいと思います。横浜にあります鈴江という倉庫業者の中から、今小川委員に対する政府答弁のそのころの状態で――ちょっとそこへ書いていただきたいと思うのですが、宮崎商店に四百三十八袋、糖栄精糖に三百二十七袋、豊島製糖に八十二袋、清田糖業に三百二十二袋、徳倉製糖に四百六十三袋、丸菱糖業に……

第28回国会 決算委員会 第13号(1958/03/11、27期、日本社会党)

○山田委員 立川参考人に伺いたいのですが、東京の出張所の勝間敏夫さんは、無給で東京の出張所の責任者のような形でおったわけですが、無給で出張所の責任者になるというだけでは、先ほど伺ったあなたの法人の仕組みから言っても、どうも理解ができないのですが、何がこの人の生活の根拠になっておるのか、何かおわかりですか。
【次の発言】 それでは、その人は一月何回事務所に顔を出すのか。どういうことを嘱託のような形で委嘱されておるのか。
【次の発言】 何か立川さん、お話しをされることをちゅうちょされておるのではないかというふうなことを感ずるのですが、先ほど日比野参考人は、あなたと勝間さんと一緒に通産省へお見えにな……

第28回国会 決算委員会 第14号(1958/03/12、27期、日本社会党)

○山田委員 久保田参考人に伺いたいのですが、先ほど大石、稲富、綱島、三氏の議員の名前が出ましたが、稲富君の場合は詳しく御説明がなかったのですけれども、稲富君はどういうときにお会いになったのですか。
【次の発言】 もう一つ伺いますが、実需者割当について、あなたの方だけじゃなくて、全部の業者が競争をしているように思いますが、何かこれに心当りがあったらこのことについて御説明願いたい。
【次の発言】 鈴江倉庫の方に伺いたいのですが、今度の場合、ちょっと法規上例外的な、異例の処置として砂糖が長くあなたの倉庫にあったわけですが、この間あなたの方としては、今までこういう例がなかったと思われるのに、こういう長……

第28回国会 決算委員会 第16号(1958/03/17、27期、日本社会党)

○山田委員 証人は立川博士に何回ぐらいお会いになっていますか。
【次の発言】 実は数日前の立川所長の話によりますと、数回しか会っていないようなことを言っておるのです。一体常識的に、あなたが法律的に代理の仕事までするのにかかわらず、数回の面接しかないということは、理解できないわけですが、いつごろが代理の仕事を、委任を受け始めたという最初であったのですか。
【次の発言】 そうするとあなたは、東方貿易行の代表者である周と、立川研究所の委任を受けた、要するに代表者として契約を結ばれたということを先ほど言われましたが、どういう契約を結ばれたのですか。

第28回国会 決算委員会 第19号(1958/03/20、27期、日本社会党)

○山田委員 同僚議員が長い時間かかっておりますので、私は最も短かい時間で要約して質問申し上げますから、なるべく簡潔に一つお答え願いたいと思います。  最初に大石さんに伺います。先ほど大石さんのお話を伺っておりますと、あなたの部屋を使われて松平さんが出入りをしておられたことについて全然関知しなかったようなお話があるのでありますが、久保田という千葉精糖の人がここへ参りまして参考人として発言をされた速記録を見ましてもわかりますように、第二会館のあなたの十一の部屋でいろいろ連絡をとられていたことから、全くそのペテンにかかったような、詐欺にかかったようなことになったのだという意味のことを言われておるわけ……

第28回国会 決算委員会 第21号(1958/03/29、27期、日本社会党)

○山田委員 勝間さんと立川さんと藤岡さんと三人で通産省においでになったそうですが、お会いになったのはどなたでございますか。
【次の発言】 始終かわると申しますけれども、やはり通産省でこのことに中心になって動いてくれた方があるはずですが、当時の通商政策課長だった今井博という方を御存じですか。
【次の発言】 この課長があなた方に、無為替輸入のことについては大蔵省へ訪ねるのには大蔵省のだれを訪ねたらいいと教えましたか。
【次の発言】 通産省へ訪ねたときには、通産省では生駒という課長があなたとお会いになったと思いますが、生駒課長でなかったですか。

第28回国会 農林水産委員会 第27号(1958/04/11、27期、日本社会党)

○山田委員 国民生活に非常に関係のあります生果物及び水産物市場の業務につきましての法律の改正については、十分なる検討を要しなければならぬと思うのでありますが、不幸にしてこの法規を全部調べる機会に恵まれず、ただ考えている要点の二、三を伺うだけにしかすぎないと思うのでありますが、どうかお答え願いたいと思います。  この改正点に、「卸売ノ業務二係ル取引方法二関スル制限」を定めることができる、こういうことが書いてありますが、どういう業務規程によってこの取引制限を定めようとしておるのか、業務規程をつぶさに解説されなくてもけっこうでありますが、要点だけをお答え願いたいと思います。


山田長司[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
25期-26期-|27期|-28期-29期-30期

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各種会議発言一覧(衆議院27期)

山田長司[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
25期-26期-|27期|-28期-29期-30期
第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 内閣委員会決算委員会連合審査会 第1号(1955/05/27、27期、日本社会党(左))

○山田委員 関連して……。ただいま当局から、会計検査院に不当事故はないというような意味のことを言われましたが、実は虎ノ門のニュー・エンパイヤ事件の問題です。あの問題は、会計検査院から調査に行って、今度は会計検査官自身があそこの会社から金をとったという事件なんですが、この事件の発見は会計検査院当局の手によってではなくて、警視庁の手によってあれがあげられたという事実です。私はあれを見たとき、会計検査院の会計検査をさらにする必要があるじゃないか、こういうふうに痛切に感じたのですが、ああいうものの調査に当るときにあなた方はどういう人間を選んでおったのか一応参考に伺っておかなければ、会計検査院自身の信用……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 決算委員会日本国有鉄道の経理に関する小委員会 第1号(1956/05/23、27期、日本社会党)

○山田小委員 関係がないのじゃなくて、あれは建設省の仕事になるか、運輸省の仕事になるか、国鉄の仕事になるか、所管がまだ明らかになっていない。要するにこれは法の不備で、新しく道路法の改正をなされるか、あるいは自動車縦貫道路というものを別に作るか、そういう形で新しく出発するとすれば、これに関係が出てくるか出てこないか、まだ今のところ明確でない。
【次の発言】 その点は国鉄会館側へ、あそこの槇町ビルを除いた周辺の人たちが積極的に働きかけて、前とだいぶ様子が変ってきているようですね。二、三を除いて賛成側に回っている。何かあそこの人たちは暗中模索をしているという状態のようですね。

第24回国会 決算委員会日本国有鉄道の経理に関する小委員会 第2号(1956/05/25、27期、日本社会党)

○山田(長)小委員 鉄道の構内における場所の貸し方、ガード下などはどんな経緯をとって一般に開放されておるか。今までそれらを貸しておる状態等を資料として出していただきたい。
【次の発言】 もう一つ、国鉄でいろいろ工事をされる場合がありますが、その工事の請負をされる場所、どういう形式で仕事の請負をさしているか、その団体の種類、これをお願いいたします。

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会公聴会 第2号(1956/04/25、27期、日本社会党)

○山田委員 昨年の春ごろから小選挙区の問題が新聞やラジオをぼつぼつにぎわして参りまして、この問題が実際に国会で取り上げられて、しかもそれが重大な段階に立ち至るなどということは、実は当時私たちは予期もしていなかったことでありましたが、それが今日の段階に立ち至ってしまっておるわけであります。先ほどから同僚の鈴木委員がいろいろ私が伺おうと思ったことを伺っておりますので、私は二点だけお伺いしたいと思うのです。  それは、連座制の問題や、あるいは選挙公営の問題や、政治資金規正法の問題や、あるいは収賄あっせん罪等の問題が、ほとんど論議が尽されずに、今こういう状態に立ち至っているわけですが、先ほどから御意見……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 大蔵委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1958/04/02、27期、日本社会党)

○山田委員 関連して。ただいまの森山さんの御説明について、ちょっと伺いたいと思います。あなたも耕作者のことばよく知っていらっしゃるが、われわれの郷里における耕作者の実情をお話ししますと、おそらくこの法律ができても、大体旧来と同じような形で役員の決定がなされると思うのであります。少くとも法律上に選挙でやるというくらいのことはうたっておかなければ、そうでなくても、今度はどの部落のだれにやってもらおうというので、大体話がついてしまっているのです。そういう形が、幾ら法律ができても、たびたびなされるということになると、耕作者自身に少しの希望もわいてこないと思うのです。そういう点で、かなり耕作組合に対する……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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