山田長司 衆議院議員
29期国会発言一覧

山田長司[衆]在籍期 : 25期-26期-27期-28期-|29期|-30期
山田長司[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは山田長司衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院29期)

山田長司[衆]本会議発言(全期間)
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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 衆議院本会議 第29号(1963/06/04、29期、日本社会党)

○山田長司君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました農業災害補償法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行なわんとするものであります。(拍手)  農業災害補償制度は昭和二十二年十二月に発足して以来今日まで、不慮の災害から農民を守る制度といたしまして、とにもかくにも農業経営の安定に寄与してきたのであります。最近における農業技術の進歩、生産基盤の整備等によって農業災害の発生する態様も著しく変化をしてきたのでありますが、そればかりでなしに、農業も多種多様になってまいりまして、都市周辺におきますところの蔬菜をはじめ果樹、畜産、酪農等に至るまで、かなりの大きな変化が起こってきて……

山田長司[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院29期)

山田長司[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第37回国会(1960/12/05〜1960/12/22)

第37回国会 決算委員会 第2号(1960/12/16、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 関連してちょっと大蔵当局に伺っておきます。説明書の中でちょっと理解のできないところがありますので、御説明願いたいと思います。  三十三年度の国有財産増減及び現在額総計算書、並びに国有財産の無償貸付状況総計算書、概要説明、その中にあります対外的異動によって増加した財産、それから対内的異動によって増加した財産、この対内的というのと対外的というのはどういう内容のものをさしているのか、一つ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 ちょっと参考に伺っておきますが、補助金の説明でだいぶ近年不正、不当事項が少なくなってきているということを言われておるが、補助金を出しているところに、会計検査……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 決算委員会 第1号(1960/12/26、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 ただいまの芥川検査官の御答弁で、山田会計検査院長のこの決算委員会における答弁の食い違いがあることは大体わかったのですが、そもそもこのことの始まりは、私が会計検査院長に検査官会議の内容について質問したことに端を発したわけなんです。検査官会議の三人の合議制で本委員会に出す決算報告書というものができておる。それで二人の検査官が合意をした場合には、あの報告書に報告内容が載っているが、どなたか一人とにかく反対をした場合でも、それをわれわれ知りたい場合があり得るわけです。こういうことが全然この世に出ずにしまうということに問題があるわけなんで、この点について芥川検査官はどうお考えになられる……

第38回国会 決算委員会 第3号(1961/02/09、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 先ほどから伺っておりますと、会計検査院長の話は、検査官会議の三人の会議制の内容をここで暴露したことになるわけですが、まるでこれは検査官会議の内容の意見の不一致であるということがはっきりしている。あなたは、この前の芥川検査官の話をここで全面的に否定されてしまった。それは取り消すということまで言われた。そのときには小峰検査官も出ておる。二人でこのことを言われておって、しかも、検査官というものは合議制で話をするんだとすれば、当日の二人の意見というものは一致しておったわけです。いかに会計検査院長の名においてこれを取り消したにしても、これでは三人の検査官はまるで決算委員会を愚弄している……

第38回国会 決算委員会 第4号(1961/02/10、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 さきに私が、会計検査院の決算報告書に載らなかった不正、不当事項の問題につきまして御質問申し上げたことがございますが、このことについては、さらに同僚鈴木委員からも、この不当事項に載らなかった三十三年度の報告書の中に、何件検査官会議において全員が認めなかった事項があるかという御質問に対して、数件あるというお答えがありました。そこで、私は、会計検査院当局に資料の要求を申し上げるわけなんですが、今まで三十三年度の報告書が出たわけですが、今までの報告書の、検査官会議において不正、不当事項の原案として協議されたが、政府に報告に至らなかった事項の概況とその理由、これをぜひ一つ御提出願いたい……

第38回国会 決算委員会 第9号(1961/03/02、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 たまたま今の木村委員の質問で想起したのでありますが、実は決算でこの河川の調査に行ったことがあるのです。今御答弁をつぶさに伺っておりましてどうもふに落ちないのですが、先ほど木村委員の質問の中にもありましたように、伊勢湾台風の前に河川の決壊があって、さらに伊勢湾台風で大きな河川の損傷を受けたわけです。その災害の状況を現地で視察しましたとき、現地住民は全部避難して堤防の上に上がっておりました。私たちはさらに決壊個所に出てみまして、地元の人たちの意向などもつぶさに伺ったことがあるのですが、そのと夢の結論として出たものは、工事の粗漏からこの決壊が起こったのであるということが当時言われて……

第38回国会 決算委員会 第12号(1961/03/16、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 長い時間もございませんので、一応三公団の方に簡単にお伺いしたいと思います。  それでは、最初住宅公団ですが、住宅公団の最近の家賃の滞り、これに関連するような不始末な事件というものはありませんか。
【次の発言】 おとといの閣議決定で、地代家賃統制令の一部改正ということが新聞発表になった。同時に、これをやるような意図を印刷物等では受けるわけですが、住宅公団として、一部改正になったあと、いかなる処置をとられますか。
【次の発言】 次に、道路公団にお伺いしますが、国費を費やして日比谷の自動車置き場の会社ができたのですが、私はこの会社がいいとか悪いとかいうのではありません。こういうトン……

第38回国会 決算委員会 第13号(1961/03/17、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 昭和三十三年度及び昭和三十四年度とも、通産省の歳出のおもなものは、鉱工業技術振興費、それから貿易振興及び経済協力費、それから中小企業対策費及び通商産業本省並びに通商産業局の各項に属するものとなっていますが、そのうち二、三についてお尋ねしたいと思うのです。  まず第一にお尋ねしたいのは、貿易振興と経済協力についてでありますが、この経費は、通産省のほかに外務省、農林省、運輸省の各省にまたがっており、非常に複雑でありますけれども、それにしても、通産省所管のものが大部分を占めております。決算の説明によりますと、昭和三十三年度は、通産省所管の費用は、日本貿易振興会補助金及び委託費以下数……

第38回国会 決算委員会 第14号(1961/03/23、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 実は、本来ならば通産大臣から伺おうと思ったのですが、大臣がほかの委員会に呼ばれておるということですから、大臣でなく、政務次官から伺いたいと思います。  日本貿易振興会の事業は、海外の市場調査等をやることが事業の重要な目的のようでありますが、今後、東南アジアとか、アフリカとか、あるいは共産圏の諸国とか、次々と貿易の振興を海外に見るようになることは、これは明らかだと思うのです。そこで、そういう重大なときでありますので、衆議院の附帯決議というものは、当然ジェトロといたしましてもこれを強く守り、日本の中小企業家の輸出意欲を一そう盛んにして、日本の貿易を盛んにするような努力がなさるべき……

第38回国会 決算委員会 第15号(1961/03/30、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 関連して二、三点、御笠間中ししげたいと思います。  過日いただきました資料によりましてお尋ねするわけですが、バナナの輸入の差益の使途です。二十九年の下期に、このバナナの差益金が八億一千四百八十八万円、それから第二回の三十年の下期に十三億五千五十四万三千円、これだけの差益金が入って、この輸入についての特定物資輸入臨時措置法が制定されて、それを各団体で分けたわけですが、この分けた金額の中にジェトロと同じ、ジェトロの前身である日本貿易会調査費補助、それから今度は海外貿易振興会基本財産、これは一つのものだと思うのですが、これはどういう関係で海外貿易振興会の調査費の方に入れなかったもの……

第38回国会 決算委員会 第19号(1961/04/07、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 ただいま同僚小川委員から、ジェトロの問題につきまして、かなり総括的な御質問があったのでありますが、私も、三、四点伺ってみたいと思うのです。  それは、大臣のただいまの答弁を伺っておりますと、デューイ氏のために支払われている委嘱料というものは、貿易のための活動というようなことを言われておりますが、これがはたして日本の通念上からいう契約書であるのかどうか、私どもどうも理解ができないのですけれども、デューイ氏とジェトロの取りかわしている文書というものによりますと、文書の内容というものは、法律顧問でしかない。ちょっとこの文書を読みますと、「当事務所の機能は貴会の法律顧問及び弁護士とし……

第38回国会 決算委員会 第20号(1961/04/12、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 大臣にお尋ねします。  小川君の質問にも関連があるのですが、航空機の国内線の発達もさることながら、外国に向けての航空機の発達も、かなり急速に発展していくと思うのです。そういうやさきに操縦士の需給計画というものが、今のように航空大学で国内線が三十六年度三十人、三十七年度も三十人、三十八年度も三十人、三十九年度も三十人、四十年度も三十人、こういう少数の人員の養成で毎年計画がされていることは、私は、航空機の発達の上に大きな障害になるのじゃないかと思うのです。やはり大臣として、不足数などから考えてみて、大所高所からこれらのことが当然考えられてしかるべきだと思うのです。こういう点で、大……

第38回国会 決算委員会 第21号(1961/04/13、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 総裁は何時まで……。
【次の発言】 国の方針でも、その場所、その場所によってまことにずさんの点があったり、まことにスムーズにその方針に従ってやられたりすることを、国民は、四月の新学期を前にいたしまして、町でうわさにさえしておる。それはどういうことかというと、義務教育の場面に至りましては、義務教育なんというのは、当然国庫で負担すべきものなんです。それから児童憲章なんという、すばらしい名文の児童のための憲章なんかあるが、これは絵にかいたもちのようなものだ。しかるに、国鉄が方針を打ち立てると、それが即歴に運賃の値上げを実施することができるというようなことで、ちまたの間では、運輸省と……

第38回国会 決算委員会 第22号(1961/04/14、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 関連して。公社の話が出たから、一応大臣に伺っておくのです。御承知のように、鉄道運賃の値上げで、一般大衆は次々と圧迫されているわけです。そこで交通公社の問題を小川委員が今取り上げたわけは、交通公社なるものは、資本金が十三万円です。その十三万円の資本金でやっている機構が、今二十八億の資産になっている。年間二十二億の事業をやっておる。今大臣が言われるように、旅館のあっせん等で外国の旅客等に多大の便益を与えているということですが、それは確かにその通りだと思うのです。ところが、この団体が切符の代売をやっている。この切符の代売のために、十七、八億円の金が二十日間交通公社に遊ばしてある。電……

第38回国会 決算委員会 第23号(1961/04/19、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 本件については、行政管理庁あるいは国鉄監査委員会において、毎三改善を勧告されているわけなんです。そこで大臣に伺いたいのですが、まず第一に、なぜ国鉄の公共企業性について、依然として国庫預託をこのままにしておくのか。国鉄は、御承知のように、昭和二十六年六月に、従来の官営の弊を改めるために、民間企業体の長所を取り入れて独立採算制を採用さしたわけです。十分企業性を発揮してもらおうという意味で、そういう形で政府機関から分離したものと思うのです。しかるに、企業体として最も大切な資金の面について、旧態依然として収益金はすべて国庫に預託される。今小川委員や西村委員が質問をされましたように、四……

第38回国会 決算委員会 第29号(1961/05/11、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 先ほどからの質問によりまして、農林省と外務当局との間におけるいろいろなセクショナリズムのために思わしくない移民政策がとられているということが、いろいろ論議されたと思うのでありますが、いろいろ伺いたいのでありますけれども、時間の関係等で一、二点だけ伺っておきたいと思います。  先ほど同僚久保委員からの質問にも、グワタパラの問題が出ましたが、アマゾン全域における各府県の土地の買収ですね。この買収の衝にあたったのは、このあっせんの労をとられているのは、役所としては農林省が主なのか、外務省が主なのか。この点実は不明確なんで、明らかにしておいてもらいたいと思います。

第38回国会 決算委員会 第30号(1961/05/12、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 私から事新しく申し上げるまでもなく、厚生省の仕事は、生まれる前から死んだ後までの仕事をおやりになっております非常に重要な、国民生活に密接な関係のあることばかりだと思います。そこで今直接にぶつかっている問題、それから本日出された資料等に基づきまして、厚生省でおやりになっておる仕事の何分の幾つかを実はお尋ねするようなものです。  最初に私が伺いたいのは、病院の問題です。病院には、私から申し上げるまでもなく、国立の病院、あるいは郵政省の病院、あるいは国鉄の病院、あるいは専売公社が持っておる病院、労災の病院、大蔵省の印刷局が持っておる病院、それから厚生年金による病院、あるいは社会保障……

第38回国会 決算委員会 第32号(1961/05/18、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 関連して。農業基本法が衆議院を通過いたしましたし、さらにこれに関連して、関連法規が次々と農林委員会へ提出される、こういう状態で、日本の農業は全く曲がりかどにきておると思うのです。こういうときに、社会党の農業基本法によりますと、土地の造成を要請してきたのですが、政府は、土地の造成についてはがえんずるところはなし、こういう状態です。今小川君の質問にもありましたように、土地改良の事業というものが――今度の基本法によりますと、裸麦には、一応補助金を出して裸麦を作るのをやめてもらうというようなことがある細目の法規が出ようとしている。土地改良の問題につきまして、かなりの地方でもって今問題……

第38回国会 決算委員会 第34号(1961/05/24、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 最初に企画庁にお尋ねしたいのです。  先ほど来から東北開発の営業不振の問題等について、いろいろ原因の究明がなされておるわけですが、監督官庁である企画庁として、やはり監督のいかんが営業上にも大きな影響を来たしてくることは事実だと思います。営業である以上は、当然今おやりになる仕事も、同種の営業の競争が各地で盛んになされておるということは不実だと思います。そこでストックの問題とか、サイロの問題とか、会社の人たちから保管に関するいろいろな問題も出たわけですが、企画庁としては、これに限ったことはないと思うのですが、許可、不許可を決定するというような場合において、敏速を要する場合に、書類……

第38回国会 決算委員会 第38号(1961/05/30、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 三十三年度及び三十四年度の決算報告書による批難事項の件数は、文部省の場合、ほかの省と比較いたしますと、非常に少ないようでありますが、一応この批難事項の中には指摘されておりませんけれども、不明確な点がありまするので、財団法人文教協会の問題について、一応お尋ねしたいと思うのであります。  文教協会の設立年月日、それから設立の目的、こういうふうなものはどういうことになっておるのか、一応伺いたいと思います。
【次の発言】 文教協会は財団法人のようでありますが、寄付行為の内容、それから寄付財産は、だれが幾ら、いかなる方法で拠出したか。

第38回国会 決算委員会 第40号(1961/06/01、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 時間の関係等があるそうでありますから、大臣だけに数点お伺いしたいと思います。  一つは、戦争中に供出された接収貴金属のダイヤモンドの処理の問題であります。当時、私は行政監察委員になっておりまして、日銀の地下室などにも、二度ばかりダイヤの処理について調査に行ったことがあるのですが、このダイヤモンド及び金、プラチナ等について、昨日大蔵省から出された資料と私が数年前にもらった資料とでは、貴金属の数量においてだいぶ差ができてきているのであります。これはどういうことであるのか。これはあとで係の者に伺いますが、これが決算書にも、付属書類にも、国有財産関係の報告書にも、全然出ていないのです……

第38回国会 決算委員会 第41号(1961/06/02、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 たまたま昨日、私の質問中、問題を起こしたので、この際発言を求める次第です。  当委員会で質問するということは、御承知のように、九千万国民にかわってお聞きをするのでありまして、従って、答弁は誠意ある懇切な答弁でなければならぬと思うのであります。しかるに、昨日の石田専売公社副総裁の答弁は、まさに誠意の片りんも認められない、責任をどうしたら負わなくて済むかというような答弁であって、これでは、国会の審議は尽くせないと思うのであります。国民の負託に沿えないという点で、まことに遺憾千万の点があったわけです。当委員会は、専売公社の審議は打ち切るというまでに論議が沸騰したのでありましたが、た……

第38回国会 農林水産委員会 第4号(1961/02/15、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 資料の要求をしておきます。委員長から、係の方に提出してもらうように配慮願いたいと思います。  政府の買い入れ米数量及び配給数量並びに受配の数量、これを書類として御提出を願います。  委員長、お取り計らいを願います。

第38回国会 農林水産委員会 第5号(1961/02/16、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 こと数年来日本の農業が大きな曲がりかどに来ておって容易ならぬことについては、数日来の委員会の論議、さらに大臣の過日のごあいさつ等によりましても、そのことは明確になっているわけでありますが、過去において打ち出されておりまする農政の方針が、いよいよ自由化を前にいたしまして根本的に長い見通しを打ち出さなければならないところへ来ているのではないかと思います。そこで、この機会にお伺いしておきたいことはいろいろあるわけでありますが、時間の関係等で限られた問題だけしか伺えないのを非常に残念に思いますけれども、どうか明快なる御答弁を願いたいと思います。  昨日も同僚議員の小枝委員より質問があ……

第38回国会 農林水産委員会 第21号(1961/03/30、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 農業基本法の制定を前にして、農林漁業金融公庫の仕事についても国民のひとしく刮目しておるところでありまして、これが一部の改正であってその趣旨に合致しておらないとか、あるいは旧来のやり方に誤りがあった場合等は、すみやかに改めて、国民の期待に沿える仕組みにしなければならないと思うのであります。  そこで、第一番にお伺いしておきたいことは、今回の法律について、同法第十八条第一項第四号に追加された項中に、「林業経営の維持又は改善に必要な資金」云々とあって、四号には単に「林道の改良、造成又は復旧に必要な資金」とあるのに比べて、林業全般について非常に広範なしかも積極的な意図が考えられるので……

第38回国会 農林水産委員会 第34号(1961/04/26、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 東畑さんにお伺いしたいのですが、先ほどもお話し下さいましたことを中心といたしましてお話を伺いたいと思います。  先ほどの話を伺っておりますと、何分長期にわたるので、農業基本法の問題については、あまり遠くの方の問題に触れないで、手近の問題に触れるというお話があった。この点は、基本法でありますからなるべく基本的な形で打ち出されてしかるべきだ、こう思うのですけれども、その点が最初のお話としてふに落ちなかったのですが、最初にその話を伺いたいと思います。
【次の発言】 わかりました。  それから、総会で、九回のうち二回だけが林業と漁業の問題について触れたというお話でございますが、この点……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 決算委員会 第4号(1961/10/17、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 宮内庁の問題につきましては、国会におきまして、とかくはれものにさわるような質問になりやすいのです。やはり会計検査院当局も、会計検査の衝に当たる場合に、普通の場合よりもかなり御苦労なさると思うのです。しかし、その場合に特殊な配慮がなされるものとは考えないのでありますが、そこで私の伺いたいのは、宮内庁に会計検査の批難されるような批難事項というものがないことは、非常に幸いなのでありますが、そういう点については、全然なかったものですか。

第39回国会 決算委員会 第5号(1961/10/19、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 ただいまの小川委員の御質問の中で、北スマトラの油田の問題について、石油の採掘状況というものはかなり上昇しているという御答弁がありました。実は、ことしの夏、たまたま東南アジアを視察する機会がありまして、ジャカルタの領事館でこのことを質問したのです。ところが領事館では、技術者の不足のために成績が上がらないのを非常に遺憾とするという御答弁でした。今の御答弁を伺っておりますと、かなり成績良好のような御答弁でありましたけれども、これは事実かどうか。ここだけの御答弁のためにおっしゃるのじゃいかぬと思うのです。事実であるかどうか、もう一ぺん明確に御答弁願いたいと思います。

第39回国会 決算委員会 第9号(1961/11/10、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 第二課長に伺いたいのですが、国民が非常に知りたがっている問題の中に、旧軍用地の払い下げの問題があるのであります。それで、この払い下げの問題につきましては、どのような方法でこれを払い下げたものであるか。それから払い下げる目的というものが明らかになっていて払い下げたものと思われるのでありますが、その目的が途中で変更になっても何でもかまわないのかどうか。  それからもう一点は、莫大な土地を払い下げていますが、世の中の地価の変動で、その一部等を売却すれば、当然年賦で売却しているわけですから、その年賦のお金を幾らでも払える実力があっても、それがために払わずにおる場合があるわけだと思うの……

第39回国会 農林水産委員会 第6号(1961/10/11、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 農業基本法に関連しておそらく今回家畜取引法あるいはこの家畜商法の一部改正こいうものが提出されたものと思うわけでありますが、この家畜商法の改正に関連して数点にわたる御質問を申し上げたいと思うわけであります。  この改正の内容を見ますると、旧来の法律の中に設けられなかった種々な問題が含まれておるわけでありますが、聞くところによると、この家畜商法の改正については、この春は原案として五万円の保証金を積ませて、この五万円の保証金がなければ営業をさせないというような方針のようでありましたが、それが今回の法案を見ますると二万円に減額がなされておる。何を根拠として、五万円という金額をきめられ……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第18号(1962/04/04、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 これから御質問を申し上げるわけでありますが、私も全く中性洗剤のようなものについては無知識であります。そういう点を前置きして、お答えを丁寧にお願いしたいと思うわけでございます。  このことについて私が皆さん方にお尋ねをするゆえんのものは、実は昨年北海道へ旅行をいたしましたときに、旭川に流れている水を見まして、この水はただならない水であるということを発見すると同時に、非常に川にあわ立ちがあったわけです。これをまず私は疑問に思いました。  それから、今度はまた大津市の坂本町二十九番地、滋賀県の真珠養殖組合連合会から実は陳情が参りました。この陳情について実は農林委員会で私は発言するつ……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第21号(1962/04/18、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 日夜発明の仕事に御努力されておられる参考人各位に、深甚なる敬意を表する次第でございます。  最初に、社団法人発明協会の近藤理事長に伺いたいのであります。実はちまたで、特許庁を信用しているのかいないのかよくわかりませんけれども、特許庁へ発明したものを持っていって特許を受けるのには、明細な図説でこれが説明をしなければならない、同時に、特許を受けるまでの間にはかなり長い歳月を要するので、ややもすると盗まれてしまうのじゃないかというような危惧の念があるので、実際はその発明品を持っているのだけれども、なかなか出願に行けないのだ。こういう声を実は聞いたことがあるのであります。社団法人発明……

第40回国会 決算委員会 第1号(1961/12/13、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 ただいまのこととちょっと異なるのでありますが、国で補助金を出して、それが公の財団法人として仕事をやっていたところが、その財団法人の定款を変更して、それがもし株式会社になったとするならば、それは会計検査の対象になるかならないか。
【次の発言】 そうしますと、正確に株式会社となって事業の運営をしている団体があるとすれば、これは会計検査院で調べておるかおらないか別ですが、調べる対象になると思うのです。この団体を私は今明確に知っておるのでありますけれども、これについて、会計検査院はどういう態度をとりますか。
【次の発言】 財団法人が、同じ法人ではあるが、今度は株式会社と変更するという……

第40回国会 決算委員会 第6号(1962/02/12、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 時間の関係で要約して二、三点伺うのですが、先ほどからの答弁を伺っていますと、大学当局者も、東京大学検見川運動場ゴルフ場の建設趣意書というものをお読みになっていないのじゃないかと思うのです。なお、さっき大村委員からもこのことについての書類の提出を要求されておるようでありますが、その点、あなた方は全部建設趣意書をお読みになっておられたか。ちょっとお答え願いたいと思います。
【次の発言】 今のお答えを聞いても、どうもこれじゃきょうの委員の質問に満足のいくようなことが答弁として出ないのじゃないかと思って、実は出席したわけなんです。その通り、やっぱりあなた方の御答弁はなっていないと私は……

第40回国会 決算委員会 第9号(1962/02/19、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 資料として用意されていないはずはないと思うんですよ。その点、どうですか。ガリ版で切ってあって、資料はあるんじゃないですか。あるなら、自動車で取りに行けばものの二、三分で行けるじゃないですか。
【次の発言】 原簿にあるなんて言うが、あなた、印刷物ができていて、私は見ているんですよ。原簿に出ていて、それを写してくるなんて、のん気なことを言っては困りますよ。係の人に電話をかけて聞いてごらんなさい。できておりますよ。ガリ版で切ってありますから、そんな二部や三部のものじゃないですよ。
【次の発言】 ちょっと関連して。主たる財政が検査の手数料によってまかなわれているというお話でありますが……

第40回国会 決算委員会 第11号(1962/02/26、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 前回の委員会で、機械の関係の検査課長さんから答弁を伺ったのですが、検査種目四百品目だと言われましたけれども、その四百品目の中に賠償に関係のある品目は全然なかったというふうなちょっと不明確な答弁だったので、その点どうですか。
【次の発言】 どうも私には通産省の機構がよくわからないから、よく知っておるあなた方からすると、ちょっとおかしいと思われる点があるかと思いますが、この際一つ丁寧にお答え願いたいと思います。  東南アジアをたまたま昨年歩いてみたときに、賠償のためにビルマに行っている三輪車――軽三輪車も入っているのですが、それが三十四年度に四百八十七台、三十五年度に千五百七十五……

第40回国会 決算委員会 第22号(1962/04/17、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 関連して、ちょっと伺いますが、今までの捜査の過程の中において、捜査上支障があって、この場でお答えができない場合は、これは除いてけっこうでありますが、捜査の線上において、砂鉄の山の買収計画の事実が出ているかどうか、伺いたいと思います。
【次の発言】 その地形はどこの地形をさしておりますか。鉱区の地形、場所です。
【次の発言】 私の調べた範囲では、鉱区の場所というものは、一カ所だけでないように考えられて、その問題になっている個所がどこであるかによって、新たな事実が現われるという印象を持っているわけです。今の場所は秋田県山本郡琴丘町鯉川であるかどうか。これはあなたの方で調べなければ……

第40回国会 決算委員会 第23号(1962/04/24、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 総務長官、忙しいようですが、どうか数点、重要な問題ですから聞いておきたいと思うのです。  それは、内閣官房組織令によると、重要事項の調査が内閣の審議室でなされるものと、それから、内閣調査室の重要施策に関する情報の収集及び調査に関する事項という問題は、これはどう考えても――審議室の中に、内閣の審議室と総理府の審議室というものがある。それで、さらに内閣の調査室の中に、総理府の広報室というのがある。これはどう考えても重複して、役人をやたらに作っているだけとしか印象を持たぬのです。この点、やはり当然考えられてしかるべきものだと私は思うのですが、この点総務長官に一つお尋ねしておきたい。

第40回国会 決算委員会 第25号(1962/05/07、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 ただいまの委員長の御発言にこれは関連することになるのでありますが、実はこの問題は、田中彰治さんが委員長の当時に、もう数年前に起こっている事件で、私がこれを実に不可思議に思っておりますことは、国の土地が東京都に貸し与えられている。東京都はさらにそれをニューエンパイヤに貸している。当時坪五円十銭で貸した。あの周辺の土地を調べてみると、その当時でさえも坪二十万円からしておった。こういう事態のものが、今ここで委員長におまかせするような形で、参議院の決議に従った形で、衆議院の決議がどういうふうにしんしゃくされるか、事実上撤回されたような結果になると思うのであります。  そこで、私は申し……

第40回国会 決算委員会 第26号(1962/06/01、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 過日、予算委員会で日消会館の問題をお尋ねいたしましたが、そのことの結論がいまだに出ていないようです。そこで私は一言この際大臣に伺っておきたいのです。  なぜ伺っておきたいかというと、全国二百万の消防団員から百円ずつの拠金をされて日消会館というものができ上がった。その日消会館を株式会社化そうとしておる。このことについて全国の消防団員に及ぼす影響というものは私は実に大きいと思う。しかも全国の自治体からは、いずれも少ないところで数百万円の金が出ておる。東京都の場合には二千万円の金が出ておる。そういう形で日消会館の建設にあたって基金が募られて、会館ができ上がったら、それを株式会社にし……

第40回国会 建設委員会 第24号(1962/06/01、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 道路や河川の拡張等による補償の問題については全国各地に困難な問題、実例がたくさんあると思うのです。そこでこうした補償の基準価格について、最近の物価高から容易ならぬ価格が出てきておると思うのですが、これは建設省としてどこが基準になって、こういう物価高に対処する基準価格というものを作っていますか。
【次の発言】 数日前の新聞にただいま大臣が申されましたような公共用地の取得についての問題が出ていましたけれども、すでに旧来何カ所かにわたり、こうした補償の問題を伴う拡張計画をなされておると思うのです。まず私はそれらの問題についても、一応どういうことでそういう基準が出ておるのかということ……

第40回国会 農林水産委員会 第10号(1962/02/22、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 過日来の同僚委員の一般質問についていろいろと大臣から御答弁があったわけですが、私の質問もあるいは二番せんじ、三番せんじになる危険性が多分にあるわけですけれども、ふに落ちない点がありますので、さらに、最初それらの点について伺いたいと思います。  農業基本法の制定以来、農業の近代化を旗じるしといたしまして、農業のあり方についてあらゆる角度で再検討されていることは御承知の通りでありますが、この中で農業構造の改善、この中にはむろん農業に就業する人口の減少を背景として、日本の特殊事情に置かれております零細農業、こういうものについて農業の仕上げを能率的にやろうという考え方と、さらに選択拡……

第40回国会 農林水産委員会 第15号(1962/03/07、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 最初に、林産物の販売方法について伺いたいと思います。  随意契約によりますと、競争に付することが不利となる場合を除くほかはこれを随意契約とすることができるという会計法二十九条の規定があります。大体国有林の場合においては、随意契約がおもになされているわけでありますが、これが随意契約がなされなければならない根拠というものはどこにあるのか、伺っておきたいと思います。
【次の発言】 処分というものには、用途指定の処分と、それから随契による処分と、その他の処分の方法があるようでありますが、用途指定に基づく処分は、比較的大資本ないしは大資本に準ずるようなところへ向けて契約をされているよう……

第40回国会 農林水産委員会 第30号(1962/04/12、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 ただいま楢崎君の質問で理解のできない点があったので、最初にそのことを伺ってから、私の伺おうとする問題について進めます。  人が多くて人が少ないということがございますが、ただいまの農林関係の人事の異動についてはそういうものを痛切に感ずるわけです。そこで国策会社から国策会社に動く場合に、私のどうも理解ができないのは、動くときに一千万円以上の退職手当をもらって動いていく、この点大臣の所見を伺いたいのです。役所から役所に人が動いていく場合には別に退職手当がないように、国策会社から国策会社に動いていく場合にも、退職手当の問題については必要ないのじゃないかという印象を私は持つのです。それ……

第40回国会 予算委員会 第15号(1962/02/17、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 自治省大臣に伺う前に、簡単に防衛庁長官に、きのうの淡谷委員の質問に対する答弁の点について、私納得いかぬ点がありますものですから、最初に一応伺っておきたいと思います。それは私たちが、数年前に決算委員会で取り扱ったロッキードの問題です。たまたまそのロッキードの問題が、いよいよ製作にかかる段階になりまして、予算委員会で取り上げられることになったわけですが、このアメリカ側の負担の七千五百万ドルの件について内訳といいますか、そういうことを、淡谷委員の質問に対して書類の提出方を、できるだけすみやかに書類を提出する、こういうふうに言われましたが、御承知のように予算委員会の分科会が、あさって……


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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 運輸委員会 第10号(1962/11/01、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 港湾運送事業の問題につきまして、数点伺っておきたいと思います。  昭和三十四年に法律六十九号をもって制定され、港湾運送事業は同年の十月一日に実施され、それから附則第二項の規定によって三年間の猶予がなされておった。それがこの十月一日に発効したことになるわけです。そこで免許事業としてこれが取り扱われることになったが、この法律の制定については、ここで申し上げるまでもなく、運送事業法の第一条に、港湾運送事業の健全な発展をはかり、もって公共の福祉を増進することを目的とするという規定がありますように、港湾事業の重要性は今さら申し上げるまでもないことですが、この法律が出た当時、参議院におい……

第41回国会 決算委員会 第6号(1962/11/01、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 ただいまの委員長の発言に関連して、その団体の中の役員等に農林省の退職者が入っているかどうか、あるいは、その仕事の糸口は、どんな形で農林省の人たちが話の糸口をつくっていったか、これもついでに調べる対象にしてもらいたい。
【次の発言】 これは農地局長の答弁の範疇に入るかどうか私も実は疑問に思っております。大臣から伺うべき筋のものであるかもしれませんが、あるいは大臣があなたに指示をしておるかわかりませんので、伺うわけですけれども、都市の膨張によりまして人口の移動を制限しておることも一つの措置になるかもしれませんが、いわゆる今の法人による公社が各自治体に次々にできまして、その自治体が……

第41回国会 内閣委員会 第12号(1962/09/03、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 最近の国際事情は、一部において、必ずしも平和の方向にばかり動いておるとは考えられないと思う。そのことによって、軍備拡張の動きというものが、目に見えて最近あるような印象を受けるわけです。たまたま私は、こういうさなかに、先月モスクワで開かれた平和と軍縮の大会に参加をいたしました、それで、世界じゅうから百二十一カ国、二千四百九十六人の代表が出まして、最近の核爆発実験の反対とか、あるいは軍備の拡張についての反対とか、こういう世界各国からの人たちの世論を耳にする機会があったわけです。私は、今この報告をしようとしたり、あるいは詳細な説明をしようとしておるわけではないのですが、この動きの中……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 決算委員会 第1号(1963/02/04、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 電話の最近の必要性から考えて特に私が申し上げておきたいと思いますことは、一般経済界の好況のために仕事に携わる人たちが、ややもしますと一つところにとどまらないで転々とする危険があると思うのです。そういうふうなことから、公社の仕事の場合などにそういう例が特に申し上げられると思いますが、実際の仕事の姿を、公社の首脳者が下請の状態などを、今お答えを聞いておりますと知らないのではないかと思うのです。あなた方が知っておる範囲の下請というのは、どの段階ぐらいまで下請を実際にやっておるとお思いですか。この点下請のこの仕事に携わっておる段階が、どのくらいまで実際の下請をやっておると思われるか、……

第43回国会 決算委員会 第8号(1963/02/28、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 関連して。ただいまの木村委員の御発言に関連しまして私の伺いたいことは、この審議会とかあるいは公社、公団、こういうものについての御質問が今あったのでありますが、さらに私は関連して伺いたいことは、各省に無数の外郭団体がある。その外郭団体にはかなりの補助金が出ているところもあります。それがやはり仕事をしているところ、仕事をしておらないところ、これらについてやはり管理庁としては当然国費が費やされておりまする以上、この機構に対しましてもやはり調査をする必要があると私は思います。そこで、管理庁としてはこれらの問題について過去において調査をした事例があるかないか、あるとするならばどんなとこ……

第43回国会 決算委員会 第22号(1963/06/06、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 関連して事務局長にお伺いいたしたいと思います。  三十一年六月に首都圏整備委員会が発足して、これが着々広範囲に首都圏の建設の計画が進められておると思うのですが、この首都圏整備委員会の構成、それから首都圏整備委員会というものはどんなふうな形で開かれているか、これを最初に伺います。
【次の発言】 過去においてどんなふうにこの委員会が活動されておるか、概略でいいですから……。
【次の発言】 その計画を促進するために、百キロ以内の首都においては市街地開発の会社を自治体が中心になってこしらえておる。これは首都圏整備委員会も御承知だと思うのです。ところが、この市街地開発会社なるものがどう……

第43回国会 決算委員会 第23号(1963/06/11、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 むしろ私は質問するというよりも、実は日本学術会議なるものをよく知らないので、これは私の質問に対してお答えを願うよりも教えてもらいたいという印象で実は伺うわけです。国民の前に学術会議なるものはどういう内容をもって、それでどういう組織でこれが運営されているのかということは、実はあまり知られておらないのじゃないかと思うのです。これらの権限についてちょっと簡単でいいですから御説明願いたいと思います。
【次の発言】 予算の面から見ますると、選挙費用などは約二千万円からかかっているようです。一体選挙の方法等についても、ただいまの選挙管理会の構成等については知ることができたわけです、これら……

第43回国会 決算委員会 第24号(1963/06/25、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 関連して伺っておきます。関連といいましてもいまの西村君の内容と違うんですが、過日の知事選挙のとき東京都の競馬会社がほとんどつかみ金のように知事選挙に金を久保田という社長が出したということが新聞に報道されておりますが、これは地方競馬に属することになりますので、表面関係がないような印象ですけれども、監督の立場に置かれている農林省としては地方競馬に対してどんな監督をなさるのか。
【次の発言】 過日行なわれた都知事選挙の場合に表面化してきたと思うのでありますけれども、やはり監督のずさんさからほとんどつかみ金のように都知事選挙に金が出せるというようなことが起こったと思うのでありますが、……

第43回国会 農林水産委員会 第4号(1963/02/06、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 最初に根岸参考人と吉田参考人に伺いたいと思います。  同僚の足鹿議員が先ほどお話をしましたけれども、政府の農業施策の今度の構造改善という問題については、何といいましても酪農の問題がその重要点になっておると思うのです。ところがこの重要点になっているものは、まことに価格的に不安定な状態に置かれてふらふらしているというのが現状だと思うのです。こういう状態で、実際問題として重要施策の推進ができるかどうかということになると、これはまことに危ぶまれる部門に属すると私は思います。  そこで、聞くところによると、酪農家のメーカーへ引き渡した製品の支払い等については四十日も間がある、こういう点……

第43回国会 農林水産委員会 第6号(1963/02/12、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 関連して。農業構造改善の上でそれは一番重要な点だと思うのです。旧来の農業をやっている人がここで畜産なりあるいは果樹なりにかわろうとするときですから、これは容易な心がまえでは変えられないのが実際の姿です。ところが変えようと思っても、書類手続その他非常に複雑なために、実際はそのことをやっておるうちにもう疲れてしまうのですよ。書類づくりをやっているうちに疲れてしまう。これは農家の人たちはやはり何と言っても常にペンを持たない。まことにペンを持つときにはおっくうがってしまう状態の立場の人たちですから、ペンを持つこと自体がおっくうなんです。そこへ持ってきて書類の手続が非常にややっこしいか……

第43回国会 農林水産委員会 第33号(1963/05/28、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 本日までに相当長時間にわたって農業共済についての質疑が行なわれたわけでありますが、さらにごく簡単に数点についてお尋ねしたいと思うのであります。同僚からの質問等があった問題もあるわけでありますから、その点簡潔に願っても差しつかえないと思うのであります。特に日本の農業の場合におきましては、南北につながって細長い国であるというような関係から、気象の条件等につきましてもかなり悪条件があるばかりでなしに、さらに零細でかつ多人数の経営している農業であるわけでありますから、これらの危険についての安定性には特にむずかしい点があると思うわけです。南方の赤道直下のようなところではあらしが非常に少……

第43回国会 農林水産委員会 第34号(1963/05/29、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 埼玉、群馬の被害に続きまして栃木県の被害の状況を申し上げて、大臣の御所信を伺いたいと思うのであります。  栃木県には、同じ五月二十二日の夕刻に、帯状に、埼玉、群馬を通りまして、やはり突風が豪雨とともに起こりまして、大麻、麦類に大きな被害を及ぼしたわけであります。特にビール麦の場合は被害が非常に大きいわけであります。総額が六億一千万に達するという県の報告であります。先ほど大臣の答弁を伺っておりますと、天災融資法の適用をいたしたいという希望のようでありますが、やはり埼玉、群馬――新聞では栃木があまり大きくないように扱っておるのでありますが、実際は実に大きいわけであります。こういう……

第43回国会 法務委員会 第26号(1963/06/24、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 関連して……。
【次の発言】 いま御答弁があったことに関連して、私、伺いたいと思います。  それは、捜査が長引いているというお話でございますが、告発したのは昨年六月の二十二日なんです。ちょうど一年の歳月を経過しております。その点、その間に選挙違反等があって延びたという話でありますけれども、どうも理解に苦しむ点は、選挙違反等の捜査では、そう長引いて日子を費やすはずがないと思います。その間の延びたいきさつですね、もう少し明確に御回答願います。
【次の発言】 もう一点だけ伺っておきます。告発月日の相違の点については了解しました。それから地方選挙等によって延びたということも了解しまし……

第43回国会 法務委員会 第29号(1963/07/04、29期、日本社会党)

○山田(長)委員 おとといの晩、実は党のほうからの派遣で、坂本代議士と私は、国会が正常化していない段階で同僚各位には骨を折らしていることではあるけれども、事が重大であるので  一応伺おうということで、竹内刑事局長に大阪の地検のほうへは前もって連絡をしておいていただいたはずだったのですが、不幸にして留守だった。私はこの留守だったということについて、はからずも弁護士控え室でほかの人たちと待ち合わせている機会中に、報道陣の人に会う機会があったのですが、きょうは検事正は留守なんだ、それから朝日の記者にやはりその人も会ったようなんですが、朝日の記者もそれを言っておった。それでつけ加えて言われていることに……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1963/02/19、29期、日本社会党)

○山田(長)分科員 ただいまの東海林分科員の質問に関連して、実は赤麻遊水池の問題が出ましたので、伺いたいと思うのであります。  昨年、赤麻遊水池を米軍の落下傘あるいはその他の訓練の基地として使われるということが流布されまして、栃木県側としては太田の代替地に充てられるのではないかということで、地元住民は実は戦々きょうきょうとしているわけです。そうして、たびたびそのことについての陳情等をしておりますけれども、さっぱり要領を得ていないのです。たまたま防衛庁長官が宇都宮に来た際などもこれが陳情をしておりますけれども、その後どうしたのか、この赤麻遊水池のまん中に大きなコンクリートの滑走路に似たものができ……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

山田長司[衆]在籍期 : 25期-26期-27期-28期-|29期|-30期
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