このページでは内田常雄衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。
○内田常雄君 ただいま議題となりました自転車競技法等の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、商工委員会における審議の経過並びに結果について御報告を申し上げます。 さきに第十九国会において制定されました自転車競技法等の臨時特例に関する法律は、補助金等の臨時特例等に関する法律が一年間の限時法として成立しましたのに歩調を合せて本年三月三十一日までの限時法として成立したものでございます。従いまして、自転車競技法等の臨時特例に関する法律が本月末をもって効力を失いますと、四月以降何らかの善後措置を講じなければ、基本法たる自転車競技法等の目的が達せられなくなるものと考えられるのであります……
○内田常雄君 民主党内閣におかれましては、明日に迫りました四月一日を実施期日として暫定措置と称して電気料金の改訂を行わんといたしております。この料金の改訂は、わが国一切の産業のみならず、いやしくも電灯を使用する国民すべての家計にも重要なる影響をもたらす緊急の問題でありますので、私はここに、自由党を代表して、いな、国民すべてを代表して、政府に対して質問を行わんとするものでございます。(拍手) 御承知のように、昨年九月、時の自由党内閣において電気料金の改訂を認むるに当りましては、本年四月以降の料金、すなわちいわゆる夏季料金につきましては、電力会社側の企業努力を要請するとともに、政府といたしまして……
○内田常雄君 ただいま議題となりました過度経済力集中排除法等を廃止する法律案外一件について、商工委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。 御承知のごとく、過度経済力集中排除法は、終戦直後における過渡的立法として、既往における過度の経済力の集中を排除し、国民経済の再編成によって民主的で健全な国民経済の基礎を作ることを目的として、昭和二十二年十二月に施行せられたものであります。また、過度経済力集中排除法の施行に伴う企業再建整備法の特例等に関する法律は、この法の実施を円滑にするため、企業再建整備法との関係を調整するとともに、その一部の規定を準用するためのものでありまして本法と同時に公……
○内田常雄君 ただいま議題となりました石油資源開発株式会社法案外三案につきまして、商工委員会における審議の経過並びに結果を報告いたします。 まず、石油資源開発株式会社法案並びに石油及び可燃性天然ガス資源開発法の一部を改正する法律案につきまして申し上げます。 わが国の石油生産量は現在年間三十四万キロリットル程度でありまして、その供給率は国内総消費量のわずかに五%にも達しない実情でありまするが、一方、石油のエネルギー資源または工業原料としての重要性は近年ますます増大をいたし、ために石油の輸入量も年々累増の一途をたどっているのでありまして、現に、昨年度におきましては、食糧繊維原料に次ぐ外貨を支払……
○内田常雄君 私は、自由党を代表いたしまして、輸出入取引法の一部を改正する法律案に関して、社会党両派の修正案に反対いたし、民自両党議員の修正案を含む政府原案に賛成の意向を表明するものでございます。(拍手) 御承知のように、輸出入取引法は昭和二十七年初めて制定せられたものでありますが、その後昭和二十八年に一回の修正を見ておるのでございます。しかしながら、現在の輸出入取引法は、御承知のように、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律、すなわらいわゆる独占禁止法との関連におきまして、いろいろの制約を受けておりまして、わが国貿易の伸張をはかりますために十分の機能を発揮することができず、これが一そ……
○内田常雄君 ただいま議題となりました国立国会図書館法の規定により行政各部門に置かれる支部図書館及びその職員に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、議院運営委員会を代表して説明をいたします。 御承知のように、国立国会図書館は、国会議員に対してのみならず、行政、司法の各部門並びに広く国民に対して図書館奉仕を提供することを使命とするものでありまして、これがために、現在各省各庁その他の方面にわたり、合計三十二の支部図書館が置かれてあるのでありますが、さきに総理府所管に科学技術庁が設置されましたに伴い、国立国会図書館の行政各部門に置かれる支部図書館として新たに科学技術庁図書館を加え、また、中……
○内田委員 石橋通産大臣は実は私の大先輩でもありまして、今さらこういうことをお尋ねいたすのはどうもまことに妙なものでもありますが、しかしこれは基本的な問題でありますから、ぜひ委員会の冒頭に当ってお尋ねいたしておきたいと思います。 とかく私は現在の民主党内閣について考えさせられることがあるのでありますが、たとえば先般も本会議において質問がありましたように、対ソ交渉などにつきましても、総理大臣と外務大臣との考え方や態度が違って来ておる。だんだん一致して来ておるようだけれども、国民のわれわれには、必ずしも納得できない問題があると同じように、財政政策あるいは産業経済政策につきましても、政府内の考え方……
○内田委員 中崎君の御質問に関連して。前会に、石橋通産大臣に、現内閣においてはどうも財政産業政策に関して二元性がある、石橋通産大臣のせっかくのお考えが一万田大蔵大臣によってあるいは妨げられ、あるいは撞着を来たしておるのじゃないかというような質問を私はいたしたのでありますが、その御答弁の中に、内閣にもいろいろな考えがあってよろしいのだというようなまことに簡単なお話で私は非常に不安を抱いたのであります。今の中崎君の御質問の中の電力金利の引き下げの点につきまして、巷間伝えられるところによると、先般石橋通産大臣は大蔵大臣に対して開発銀行の電力金利六分五厘を五分に引き下げるというような話を持ちかけたとこ……
○内田委員長代理 それでは昨日の質問に続きまして、中崎敏君の御質問を御継続願います。
【次の発言】 お諮りいたします。電気料金改訂に関する質疑の通告をなさっておる方が、永井勝次郎君外三名残っておられまして、そのほか一般質問の通告ないし御要望の方が九人あります。従って電気料金の改訂の問題につきましては、で登るだけ重複質問を避けていただきまして、なるべく時間を詰めて、従来御発言のない方々にも多く発言をしていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。永井勝次郎君。
【次の発言】 政府側に、ただいまのお申し出のように御注意をいたします。
○内田委員 防衛産業の国有民営という問題が最近しばしば新聞でも取り上げられておるわけであります。またことに先日の予算委員会において石橋通産大臣がかなり明確なお答えをされているのでありますが、防衛産業の国有民営ということは、一体どういう構想のもとでおやりになるのか。ことに防衛産業は、日本が日米安全保障協定その他の国際上の義務として自衛力に漸増しなければならないのみならず、これは日本が独立国として自立するためにも、当然財政力と見合せてある程度の自衛力の整備増強ということは必要であるものと私は考えるのであります。そこで大臣の言われる防衛産業の国有民営というのは、たとえば航空機でありますとか、あるいは……
○内田委員 中小企業金融公庫法の改正、それと商工中金法の改正がかかっておりますが、大蔵委員会の方に国民金融公庫法の改正もかかっておりますけれども、これは事によると予算の修正を伴うような修正案を出さなければならないようなことになる案件かとも思いますので、私は一つほかの委員の方にもよく理解を得たい意味で、筋を立てて詳しく石橋通産大臣にお伺いいたしたいと思います。 今までの御説明によりますと、石橋通産大臣は中小企業金融というものは非常に苦しい状態にあるから、中小企業はわが国産業の非常に多くの分野にわたり、また国民の生活をささえておるのであるから、金融についても十全の措置を講ずるということを、しばし……
○内田委員 私は目下本委員会に付託をされております商工組合中央金庫法の一部を改正する法律案につきまして、研究の上、明日修正の動議を提出する予定でおりますけれども、御承知のように国会法の規定によりますと、予算に影響を及ぼす法律案の修正につきましては、内閣に意見を述べる機会を与えなければならないことになっておりますし、またとの修正動議の提出につきましては、予算に影響を与えるその経費の内容等を示す書類を添付しなければ修正案が出せないことになっております。私が目下考えております修正案は、商工組合中央金庫に対する政府の出資金につきましては、先般も通商産業大臣に私の意見を述べておきましたように、現在の法律……
○内田委員 ただいま各派共同で発議をせられました商工組合中央金庫法の一部を改正する法律案に対する修正案の趣旨弁明をいたします。最初に修正案を読み上げます。 商工組合中央金庫法の一部を改正する法律案を次のように修正する。 第八条ノ二の次に一条を加える改正規定の次に次の改正規定を加える。 第四十九条を次のように改める。第四十九条 商工組合中央金庫ハ 法人に対する政府の財政援助の制限に関する法律(昭和二十一年法律第二十四号)第一条ノ規定二拘ラズ毎事業年度二於ケル配当シ得ベキ剰余金額ガ政府以外ノ者ノ払込済出資額二対シ年百分ノ六ノ割合ニ達スル迄政府ノ払込済出資額(旧銀行等の債券発行等に関す……
○内田委員 御提案になられております重油ボイラーの設置の制限等に関する臨時措置に関する法律案、大へん長いむずかしい名前の法律案につきまして、石橋通産大臣並びに関係の政府委員の方に総括的にお尋ねをいたしたいと思います。 すでに政府当局においても十分お耳に入っていることと思いますけれども、この法律案の提出ということは、これは今に始まったことではなく、かなり長い間の、少くとも昨年の秋ごろからの懸案であったようであります。けれども、それがなかなか国会の提案に今日まで至らなかった。その間、これは世間で非常に評判の悪い法律案であるということは十分御承知の通りと思います。なぜ評判が悪いかということでありま……
○内田委員長代理 永井君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは暫時休憩をして、理事会を開きます。
午前十一時五十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続いて会議を開きます。
休憩前に問題となりました資料の誤差に関しまして、石橋通商産業大臣から釈明の発言がございます。これを許します。
○内田委員 ただいま政府から御提案になりました石油資源開発株式会社法案につきまして、自由党を代表して概括的な質問を申し上げたいと存じます。
御承知のように、この法律案は、通商産業大臣の強い御希望のもとに、当委員会におきまして議員提案として研究を進めて参ったものでありますことは大臣も御承知の通りでありますが、今回の政府提案の法律案は、われわれが議員提案のもとに準備をして参ったものとどの程度に同じで、またどの程度の違いを含んでいるか、それらの点につきまして、大臣もしくは所管の局長から概括的な説明を承わりたいと思います。
【次の発言】 この会社ができます根拠は、大臣の説明にもございましたように、現……
○内田委員 私は自由党の内田でございますけれども、現地の公聴会に参加する機会がありませんでしたが、一点だけをお尋ねいたしたいのであります。私はこの法律案によりまする合理化措置が成立するものとしての前提で申し上げますが、この法律案によりますと、標準炭価を政府がきめる、そのきめ方は石炭の生産費を基準としてきめる、こういう原則になっておるようでございまして、この標準炭価に対して鉱業権者または租鉱権者の石炭の販売価格が著しく高い場合には販売価格の引き下げを勧告することができる、こういうことになっておる。これは国家が相当の資金をつぎ込むのですから標準炭価をきめることは大義名分上やむを得ないこと、あるいは……
○内田委員 提案者の一人といたしまして、私からお答えを申し上げます。四条の修正案を出しました趣旨は、すでに原案の提出者であられる政府と、われわれ委員との間のたびたびの質疑応答で明らかになっておりますように、政府原案の四条というものは非常な行き過ぎである。一方において、石炭合理化を達成するために、総合エネルギー対策の見地から、重油の消費について深甚なる考慮を払う必要のあることは、われわれ委員としても認めて参ったけれども、政府の原案というものは、新しく重油ボイラーを作ったり、あるいは混焼ボイラーを新たに重油しかたけない専焼ボイラーにかえることを押えるにとどまらず、すでに昭和二十七年以来、政府の積極……
○内田委員 それでは私から質問をいたしますが、この法律案は運用に関する事務的な面と、さらに砂糖の価格安定及び輸入に関する臨時措置に関する法律案、あるいはまた特殊物資納付金処理特別会計、あるいはまたそれから繰り入れられるところの産業投資特別会計との関係等、政府の予算全体の構想にも及ぼす政治的な面と二つありまして、私はこれらの両面についてしっかり御説明を承わり、納得をいたしたいのでありますが、本日は大臣もおられませんので、私はまず事務的な面からだんだんお尋ねをいたし、政治的の面に及びたいと思います。一つ一つ伺って参ります。この法律案そのものはきわめて簡単の法律案でありまして、わずかに五条しかありま……
○内田委員 ただいまより請願審査小委員長にかわりまして、私から小委員会の結果を御報告申し上げます。 第二十二国会において商工委員会に付託されました請願件数は、公報に載せられておりますように七十四件でありまして、そのうち商工委員会請願日程の第一、第二、第四、第五、第七号から二号まで、第二二号、一七号、一八号、二二号から二四号まで、それから二七号、二九号から三五号まで、三七号、三九号、四〇号、四二号、四三号、四五号、四七号から五〇号まで、五三号、五四号、五八号から六三号まで、六五号、六六号、七一号から七四号までの計四十七件につきましては、小委員会において審査の結果、いずれも採択の上内閣に送付すべ……
○内田委員 すでにこれは委員の各位におかれましても、また政府の御当局におかれましても、十分知悉せられておることと思いまするし、先般来新聞ラジオでも大きく取り上げられていることでありますけれども、今月の十日に富士山麓のキャンプ・マックネアのいわゆるB地区といわれている地帯におきまして、米軍が突如として百五十五ミリの自走砲二門をもって実弾射撃を開始し、あの国立公園の地帯において終戦後初めてかような砲撃が行われましたために、地元民ばかりでなしに日本国民全体に対して非常に大きな震撼を与えておるということは、十分御承知のところと存じます。このことは実は前々から問題が伏在いたしておったのでありますが、今回……
○内田委員 加藤委員から年末の中小企業金融対策について大へんけっこうな案だというお話がありましたが、ここに書いてある程度のことでは中小企業の欠陥というものは救えないのじゃないかという気がするのであります。この程度のことですと、毎年こういうことが繰り返されておって、お茶を濁すようなことになるので、中小企業庁長官もおかわりになったし、この機会に思いをひそめて、ほんとうに中小企業の金融というものを円滑にして、毎年毎年年がら年中中小企業金融問題で同じことが繰り返されないように、ぜひ一つ長官に何らか新しい思い切った構想を出していただきたいと思うのであります。ことに先ほどから話も出ましたように、ちょうどい……
○内田委員 私は自由民主党並びに各会派の諸君を代表いたしまして、この際中小企業年末融資に関する決議案を発議をいたし、これにつきまして各位の御賛成を得、また本委員会の意とするところを明らかにして政府を鞭撻せんといたすものであります。 まず決議案を読み上げます。 中小企業年末融資に関する件 中小企業の年末金融の緊迫はこれが放置をゆるさないものがあり、政府はこの際、左記事項を速急実施し、着くも国会の決議を軽視するが如きことのないように格段の誠心をしなければならない。 記 一、中小企業向政府指定預金の引揚猶予は勿論のこと、これが新規増加を図ること。 二、政府関係金融機関に対す……
○内田委員 私は、特別委員会を各会期の初めにそのつど設置する手続について、国会法との関係で若干疑義があるのです。しかも国会法の第四十五条第二項には、特別委員は、その委員会に付託された案件がその院で議決されるまで、存続する、こういうことになっておる。従って、存続した方がいいと思う場合には、毎会期の初めに設置の議決をやり直さなくてもいいのではないか。ある付託された案件が議決をされてしまったり、またわれわれの考えでやめた方がいいという場合に、やめる手続をやればいいのではないか、こういう気がするのです。これは事務総長もおられますが、第四十五条の二項の件はどう考えられますか。
○内田委員 ただいま議題となりました衆法第四九号、寄生虫病予防法の一部を改正する法律案につきまして、提案者を代表いたしまして、その提案の理由を御説明申し上げます。 この改正法律案の趣旨とするところは、現行寄生虫病予防法におきまして、法定寄生虫病として指定されておりますところの住血吸虫病のうち、地方的に最もしょうけつをきわめておりまして、かつ重篤な症状を呈し、一番厄介な日本住血吸虫病につきまして、これが計画的の根絶をはかろうとするものであります。この日本住血吸虫病については、すでに関係地方の諸君は十分御承知のように、他の寄生虫病などと違いまして厄介なことに、医学や薬学の進歩した今日におきまして……
○内田委員 私はただいま上程されました中小企業金融公庫法の一部を改正する法律案を中心として若干のお尋ねをいたし、また政務次官以下政府委員の諸君と意見を交換いたしたいと思います。 本日通商産業大臣が御出席になっておらぬことはまことに遺憾であります。これは何か宮中に御出席というやむを得ない御用件の趣きでありますから、政務次官からよくお伝えを願いたいのであります。私が今お尋ねをいたそうとする中小企業金融公庫法の一部を改正する法律案というのは、今回御提案になっている改正の条項はきわめて簡単でありまして、まことに事務的な改正のように見えますけれども、私がお尋ねいたさんとするところは、事務的のように見え……
○内田委員 私は昨日たくさん意見を申し述べましたし、また質疑もいたしましたからこれ以上むずかしいことは申しませんが、昨日大臣並びに中小企業庁長官にお尋ねをいたし、かつ希望をいたしました一点につきまして、新しい資料を入手いたしましたので、これを御参考に供しながらもう一度これから申します点につきましてお答えをいただきたいのであります。 今度の法律はきわめて簡単で、十億円を中小公庫から商工中金に回してやるところの金は政府の金であります。従ってその金利を幾らにするかということになれば、大臣並びに中小企業庁長官のお答えでは、これは無ざやで六分五厘ということを考えておるということでございます。これに対し……
○内田委員 私は議題になっております輸出保険法の一部改正法律案につきまして、与党議員といたしまして、この法律の成立を促進する意味におきまして、ごく簡単に質問をいたしたいのであります。 この輸出保険法の改正は、輸出保険の対象を拡大いたすとともに、今回新たに海外投資保険を創設するということが内容になっておるようでありまして、これはわれわれの政策の一端を実現するものでありますから、私は衷心より賛成するものでありますが、第一にお伺いしたいことは、今回創設される海外投資保険の損害に対する填補率というものが、この法律原案に現われているところは非常に低い。百分の五十ということで、損害が百あっても実際は保険……
○内田委員 私は、方面を変えまして、今まであまり審議をされておらなかったと思われます今回のソ連との間の貿易の発展及び最恵国待遇の相互許与に関する議定書につきまして、おただしをいたしたいのであります。この議定書自身の中には、私どもの非常に不安とする要素がたくさんあるのであります。共同宣言のみならず、今回この議定書が単独に批准の対象となり、また従って国会の承認を求められておりますから、十分御説明を願いたいと思うのでありますが、この議定書自体は共同宣言と離れたものではないのでありまして、共同宣言の第七項に基くものであることは御承知の通りであります。 そこで、私が第一に不審に思いますのは、今度の共同……
○内田委員 小委員長にかわって御報告を申し上げます。 国会図書館の建設用地に関する問題につきまして、金森国立国会図書館から御相談を受けましたので、昨日図書館運営小委員会を開きまして館長の説明を聴取し、小委員でいろいろ相談をいたしましたので、その内容を簡単に御報告申し上げますと、次の通りであります。 お手元に資料を差し上げてありますが、国会図書館新庁舎の建設工事の予定敷地の中の、その一角に、自治労会館の建物並びにその敷地が現在ありまして、自治労会館からその敷地の買収の要求がありました。これは図書館といたしましても、将来この自治労会館の現存するところまで図書館の工事が及びますし、また自治労会館……
○内田委員 その場合、参議院の方で所信表明をして、参議院の方の質疑はあと回しにして、衆議院から質疑をやるということでしょうね。
○内田委員 今、委員長がお読み上げになられましたように長い名前の法律があるのでありますが、御承知のように国立国会図書館は、本館のほかに行政、司法の各部に支部図書館というものが置かれておるのでありまして、大蔵省とか通産省とか、あるいは最高裁判所とか、支部図書館があるのであります。昨年、科学技術庁というものが新しくできまして、それに支部図書館を設置する必要がありますことと、それからまた同じく昨年中、中央気象台に支部図書館というものがありましたが、これが運輸省の外郭として気象庁ということに昇格しましたから、それでこの法律の別表に、科学技術庁支部図書館というものを一つ加え、それから中央気象台支部図書館……
○内田委員 国会法改正の件等についての問題でありますけれども、この小委員あるいは委員の方にお願いをして、これは私見でありますけれども、私からちょっと述べさせていただきたいと思います。 それは、今の国会法なりあるいは衆議院規則なりが、政党による国会の運営、あるいは二大政党の対立というものを一つも予想していたいで、個々の委員会、あるいは個々の議員というものの集合体としての運営なり構成をきめておるので、今政党法というものはございませんが、しかし衆議院の自主的准規律である衆議院規則、あるいはできれば国会法等において、ぽつぽつ政党を土台とする運営ということを頭に置きながら、規定を考えてもいいのではない……
○内田委員 この機会に私から当委員会における法律案等議案の審査の手続について委員長、また理事の諸君に希望を申し述べたいのでありますが、当委員会におきまして、中小企業関係、また金融関係の幾多の法律案が付託されることになっておりますが、これらの関係法律案の中で大蔵委員会等に当然付託されるものもありまして、また放っておけば、当委員会において審査をした方が実質的には適当であるものが、単なる所管の関係というようなことで、他の委員会に行ってしまうものもありまして、非常に当委員会における審査に不便ではないかと思われるものが数件予見せられております。たとえば輸出保険法の改正が予想されておりまして当委員会にかか……
○内田委員 議事進行について……。ただいま通産大臣から御説明がありました四法律案のらち、最後に御説明がありました信用保証協会法の一部を改正する法律案につきましては、御説明の内容にありましたように、これは今同中小企業信用保険特別会計という大蔵省所管の特別会計の中に貸付基金という新しい制度を設けまして、それの操作によってこの信用保証協会に十億円の金を出す。またその会計が、ただいま大臣から説明がありましたように、三分五厘以内の利息を取るということになっておるはずでありまして、これはどうしても今回改正になりますところの中小企業信用保険特別会計の改正案の内容につきまして、別に大蔵委員会等と連合審査といろ……
○内田委員 私はまず提案されておりまする商工組合中央金庫法の一部を改正する法律案につきまして、自分の意見を申しまして、また政府当局に一、二ただしたいのであります。 今回のこの法律に含まれておりますことは、商工中金の政府からの出資額を十五億円増額することを初め、商工中金の業務を拡張いたし、金融の便益を講ずることが内容になっておりますので、これにつきましては私は全く賛成でございまして異論はないわけでありますが、ただ最近中小企業という問題が国内の大きな問題として、またわれわれ自由民主党の政策におきましても、大きな課題として取り上げられて参ってきております。今日の状況から申して、商工中金法の改正また……
○内田委員 議事進行。商工組合中央金庫法の一部改正法案も審議を重ねまして、われわれ与党議員としても一日も早くこれを可決して参議院へ送りたいのであります。そのためには、本法律案の審査開始以来責任者である通産大臣が一度も見えておりませんので、委員長におかれましてはこの機会に極力通産大臣の御出席をお願いして、われわれから総括的な質問をし、通産大臣の意のあるところを聞き、必要な措置をした上で、すみやかに質疑を打ち切ってこれを可決したいと思いますので、そのようにお取り計らい願いたいと思います。
【次の発言】 当委員会における最後の質疑に当りまして、今までたびたび重ねました質疑のうちで、どうしても明らかに……
○内田委員 私はただいま上程せられておりまする信用保証協会法の一部を改正する法律案につきまして、この運用上直ちに問題となるべき点を中心といたしましてお尋ねをいたしたいのであります。この法律案に関する疑義につきましては、昨日来同僚委員の松平君が実に詳細に御質疑をなされ、これに対する政府側の答弁は必ずしも明瞭ではなく、満足すべき状態ではありませんでしたけれども、この信用保証協会の運営なりあるいは信用保険の運営なり、これらの問題が今後変更を見るべき過渡期の状況にあるように心得ておりますし、当局においても御研究中の事項が多かろうと考えますので、私はあえてこれらの点を重複して追及はいたしません。 そこ……
○内田委員 私は与党議員といたしまして、電力料金三割頭打ちの問題が世間一般に誤解を与えるといけませんので、時間もありませんからごく簡単に確かめておきたいと思います。私ども与党議員といたしましても、今まで過去二年続けて参った料金三〇%頭打ちが、この際無条件で取りはずされ、そのために世間一般に電気料金が値上りするのではないかというような誤解を与えますことを非常に憂えまして、この問題に対する善処を政府に対して求めて参ったものであります。先ほどの水田通産大臣の御説明によりますと、この問題をも十分考慮せられて、大部分の電灯料金並びに電力料金につきましては、ことに公共事業の電力料金でありますとか、大口・小……
○内田委員 この際、議事進行について委員長にお願いがあるのであります。それはこの中小企業団体法ではございません。中小企業の資産再評価に関する法律案が別途政府から衆議院に提出されておりまして、それが大蔵委員会で審査中でありますが、これは中小企業にとりまして非常に重要な問題でありまして、ことにその税率とかあるいは再評価税の納付の方法等につきまして、今まで大企業に対して行われました第三次の資産再評価の方法とかなり違っておりまして、考えようによりましては、せっかくの中小企業に対する資産再評価ということが中小企業者にとりまして不利益の場合がありますので、これはぜひ当委員会におきましても重要案件として取り……
○内田委員 私はこの自転車競技法の一部改正法案に特別の興味を持っておるものではありませんけれども、さきに自転車競技法等の臨時特例に関する法律の一部改正案が国会において審議せられ、そのいわゆる臨特法の改正内容は、本年三月三十一日で右法律の期限が切れますのを六ヵ月間延長したことになっておるのであります。六カ月間と申しますとことしの十月までということであります。従ってこの臨特法の一部改正というものは、この六カ月の間に本法であります自転車競技法の一部改正法律案が成立することを前提として臨時法の一部改正の有効期間の延長ができたわけでありますので、私どもとしましても、この自転車競技法の改正法案に無関心では……
○内田委員 私は中小企業、なかんずく中小企業金融の問題に関しまして、端的かつ簡明に通産大臣にお尋ねをいたし、その上で、なおまた通産大臣の御認識がないかもしれない点を明らかにいたしまして、この問題についての改善策をとることに資したい、かように考えるものであります。 いわゆる経済緊急総合対策ということで、去る六月以来、金融引き締め政策が行われましたが、その結果は、もう大臣も十分御承知のように、非常に中小企業にしわ寄せされてきた。従って、中小企業金融は、政府が当初御想定になった以上に苦しくなっておりますことは、われわれ地方におりまして、地方で非常に無尽が盛んになってきた、また高利貸しが勢いを盛り返……
○内田委員 政府関係の三つの金融機関並びに不動産銀行から、いろいろ中小金融の実態につきましてお話を承わりまして、大いに参考になりました。そこで、なお、私どもか平素、ああしたらよかろうじゃないか、こうもならぬものかと思うような点がございますので、関係の参考人の方並びに政府当局から、それについてのお考え等を承わりたいと思います。 まず、商工中金についてお尋ねをしたいのでありますが、今度は新理事長に北野さんがおなりになりました。北野さんは、人も知る商工官僚の御出身でありまして、そのあなたが今度理事長に御就任になりましたが、御承知のように、昨年中小企業団体の組織に関する法律というのが成立いたしまして……
○内田委員 私は、目下審査中でありまする日本貿易振興会法案、すなわちジェトロの改組による貿易の振興策に関連をいたしまして、目下不況のどん底にある繊維産業に関連をして、政府に御質問いたしたいと思います。 今日、国際収支の改善というものは、あらゆる政策の中核をなしている。またこのゆえに、金融引き締め政策というものも行われまして、日本の産業全体、特に中小企業というものに、非常に大きなしわが寄せられておることは言うまでもありませんが、この中小企業の中でも、いわゆる機屋というようなものが、非常に小さい業者が多いために、繊維産業の上から下までの不況の中でも、一番大きい苦しみをなめておることは、これは政府……
○内田委員 中小企業金融公庫法の一部を改正する法律案が、当委員会に付託されておりますが、その内容は、きわめて簡単でありまして、先般の政府の御説明にありますように、その公庫に副総裁一名を置くということと、もう一つは、環境衛生同業組合及びその連合会も、やはりその三分の二以上が中小企業者をもって構成せられるものでなければならぬということで、前回の議員立法のミス・プリントを修正するという程度で、ごく小さい、軽い法律案であることは、諸君も御承知の通りであります。 ところで、お伺いをいたしたいのは、この両項目とも、わざわざ法律案にして、この国会の審議にまで持ち出すような大問題ではないのでありますが、中小……
○内田委員 関連して。通産大臣と通商局長がおられますから、簡単にお尋ねいたすのでありますが、最近米国の日本の中小企業等の製品の輸入制限、あるいは関税率の引き上げに関連いたしまして、日本側でも、自主的に輸出の調整をするとか、あるいは数量制限をするとかいうことで対処しておられることは、私はまことにけっこうだと思いますが、最近、私がアメリカから来た弁護士と、いろいろ話をいたしました際に、このアメリカの弁護士が、このことを指摘しまして、今の日本の計画は、まことにけっこうであるけれども、やり方いかんによっては、米国の独占禁止法にひっかかって、せっかく日本側が自主的にコントロールして持っていった案が、また……
○内田委員 私は、ただいま当委員会に付託をされておりますところの中小企業信用保険公庫法並びにこれに関連する諸般の法律の整理に関する法律案につきまして、若干の質問を行わんとするものであります。 この法律案の趣旨とするところは、先般の通商産業大臣の御説明にもありまたように、中小企業金融の円滑化をはかるために、信用保険制度を整備拡充する、こういう趣旨でございます。このことは、当委員会におきましても、しばしば決議をいたしまして、政府を督励したところでありまして、それが、今回このような形の法律案となりまして提出されましたことは、政府の政策として、敬意を表し、また賛意を表するものであります。その点に関し……
○内田委員 中小企業信用保険公庫法案外一件に関する審査小委員会は、昨月二十六日以来、数回の会合を開きまして、会議において、あるいは懇談会におきまして、慎重に審査をいたしましたが、結論を得ましたので、ここに報告をいたします。 すでに、委員諸君が御承知のように、今回の中小企業信用保険公庫に関する法案は、二つの体系をなしておりまして、一つは、公庫の設置に関するものであり、他は、従来行なっております中小企業信用保険法の一部改正等を伴いますものであります。 第一の、中小企業信用公庫の設立に関する法律案は、おおむね時宜に適するものであると考えまして、小委員各位においても、これを制定、施行することに異存……
○内田小委員 山本さんのお話を承わりましたし、また専門員の方から専門的のお話も伺ったのでありますが、途中でありまして私よくわからないところがございます。一体国産化することに対してどういう大きさというか、型の自動車、特に乗用車を作ることを日本としては考えていくべきか、オースチン、ヒルマン、ルノーというようなものの国内組み立てをやっておる、五年以内には完全に国産化するというような計画のように承わっております。また一方プリムス、トヨペット、ダットサンというものをやっておられる。ところがけさの団伊能さんのお話では、とりあえず日本の自動車生産というものは小型車でけっこうだ、けれども、小型車だけに力を用い……
○内田小委員 川上鉱山局長がお見えになっておりますし、われわれ委員の手元に通商産業省から「石油資源総合開発5カ年計画と開発会社の設立の必要性について」という資料が配られております。この問題についてはわれわれも十分認識を有しておりまするし、先般来当委員会におきまして、各党の委員から通産大臣に対して質問が行われ、通産大臣からも答弁がありました。また予算委員会等においても取り上げられておるのです。そこできょう大臣がおりませんけれども、通産省がこういう資料や書類をつくっておきながら、ことに開発会社設立の必要性というものをわれわれに配っておきながら、予算その他の法律については一向これに対応するものをお出……
○内田小委員 議事進行。御承知のように、昭和三十年度の本予算案は、ここ二、三日のうちにおそらくは各党の態度をきめて、衆議院を通して、参議院に送れるか送れぬかという時期に際会しております。そこで先般来問題になっておりまする国内石油資源開発のために政府出資による特殊会社を作るというようなことをもし考えるならば、この機会に早急にこれを取り上げまして、そして委員会発議なりあるいは議員提案なりをやらなければ、予算の方に対する各党の態度がきまらないことになるわけであります。わが自由党におきましては、先般来、皆さんも御承知のように、これは議員提案、委員会提案等で法律案が出されるものとの想定のもとに、一応三億……
○内田小委員 議事進行に関して…。御承知のように、当商工委員会に中小企業金融公庫法の一部改正法案と商工組合中央金庫法の一部改正法案が上程せられておりまして、これは先般の本委員会におきまして質問が打ち切りになっております。修正案を出すかあるいは政府提案をそのまま通すということの決定を待つ段階に参っておりますが、しかし御承知のように、今般予算に関連をいたしまして自由党、民主党の両党で共同修正をするという議が起っております。この共同修正案によりますと、一般会計の歳出をある程度増加する、そのために従来一般会計でまかなっておった中小企業金融公庫その他の政府関係金融機関への出資を一般会計から追い出して、資……
○内田小委員 この第一期、それから完成期の目標年次というような計画か、希望か、これはどうなっておりますか。
【次の発言】 そうすると、三十一年度は初年度ですか、二年度ですか。
○内田小委員 ただいまお話がありました、この案の進め方に関する事項について申し上げたい。たとえばこの案を商工委員会の決議にして政府に提出するということを委員長は言われておりますが、事は差し迫っている問題があるようであります。たとえば第三項の鉱害賠償資金の取扱いに関する事項などは、税法上の問題にもなっております。御承知のように今これは臨時税制調査会が、来年度の税制全体の改革に関していろいろと研究して結論を出しかかっている。先般通産省の方でも通産省の意見として、来年度の税制改正に関する意見書というようなものを大蔵省とかあるいは臨時税制調査会に出しているわけですが、この第三項のごときは単に国税庁の行……
○内田小委員 ちょっと食糧庁の方にお伺いしてみたいと思うのですが、精麦業者の倒産というのはすなわち価格が合わない。たとえば政府は農民から指示価格で買い上げる。産麦の大部分は指示価格をたよりにして、政府買い上げになってしまう。従って今、今井さんからお話のように、精麦業者が買う原料麦というものは、自由買い入れ数量はほとんどなく、全部食糧庁から払い下げるということになっているわけであります。従って今日のように米の実効価格が安くなって参りまして、麦の対米比価が米に接近してきて、一般の需要が減退してきているように思うのであります。精麦業者としては自分の採算で操作をする余地がないという問題になっていると思……
○内田小委員 本日は委員長のおはからいで、最近の経済動向について数字について総合的に知り得る機会をお与え下さったことをまずお礼を申し上げます。調整部長並びに計画部長のお話で大へん裨益をいたしたのでございますが、二、三簡単にお伺いをいたします。 最近の日本経済の動向というものは、輸出も輸入も生産も、はたまた雇用も活気を帯びて参ってきておるということは、私は非常にいいことだと思いますが、その一面警戒を要する面もあると思います。現に鉄なり輸送なり動力面の隘路が目立ってきたというのも、その一つであろうと思いますけれども、日本の経済というものは国際経済につながっておるものでありまするが、外国経済とのつ……
○内田委員 佐藤さんまことにありがとうございました。私ついでに――委員長の御意向によりまして、ここに資料がありまして、すでにお話し下さったのかもしれませんが、今の外貨予算編成の実際について、もう少しレクチュアを承わりたい。たとえば通貨別にどういう編成をするとか、地域別にどういう編成をするとか、グローバル予算ということもありましたが、私よくわかりませんし、また外貨予算編成の手続で、閣僚審議会とか閣僚審議会の幹事会とかいうのがあったようですが、そういうようなことについてわかりやすくお話し願えれば大へん参考になるのですが……。
○内田小委員 この予定経費要求害というのは、その予定経費を要求した金額でなしに、実際は、大蔵省の査定額で折れ合ったところが、こういう要求になったのだろうと思いますが、ほんとうに国立国会図書館として要求をせられた当初の要求額、これに対する大蔵省の査定復活なんかの状況について、館長からちょっと簡単にお話を願上えれば、どのくらいのことを大蔵省がしたか、明らかになるだろうと思います。
【次の発言】 大体お話はわかりましたけれども、国会図書館が非常に要望せられ、また関係各省がそれに協力されておったと思われる原書関係の資料を、関係各省が持つのではなくて、国立国会図書館の予算として一括これを計上するというよ……
○内田小委員長代理 これから図書館運営小委員会を開会いたします。
小委員長が病気入院中のため、私が、小委員長の指名によりまして、小委員長の職務を行います。
本日は、国会図書館新庁舎建設用地に関する件について、いろいろ御協議を願いたいと存じますが、まず金森国会図書館長から御説明を求めたいと存じます。
【次の発言】 ただいまの金森国会図書館長の御説明に対して御質疑、御意見はございませんか。
【次の発言】 一つお尋ねしたいのですが、価額問題には入ってないで、先方からこれだけの価額でなければならないというような申し出もないし、こちら側としても、まだ関係官庁、財務官庁その他の評価をお願いするというと……
○内田委員 本日は政府から提案にかかります中小企業の資産再評価の特例に関する法律案につきまして、特に大蔵委員長のおはからいで、われわれ商工委員会におります委員をして審査に参画せしめていただきましたことをまずお礼を申します。 この法律案は、中小企業の経営に貢献せしめることを目的といたしておると考えられますと同時に、税の問題なども含んでおりまして、私ども商工委員といたしましては非常な関心を持っておるものでありますし、また一般の中小企業者におきましても、非常な多くの関心を持ちまして、商工委員会に対しましても趣旨の説明や、いろいろの要望がありますので、私は主として中小企業者の立場を代表いたして、政府……
○内田小委員長 これより会議を開きます。 議事に入ります前に、本小委員会の運営等について、御了解を願っておきたいと存じます。すなわち、本小委員会は、御承知の通り、中小企業信用保険公庫法案及び中小企業信用保険公庫法の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案の両案審査のため、昨二十六日、本委員会の決議により、設置せられたのでありますが、その目的とするところは、両法案成立後の運用に関する諸事項が、法律により規定するもののほか、たとえば、信用保険の保険料率など、政令に譲る重要な部分もありますので、この際、これらにつき、細目にわたり審査する必要があり、また、主として包括保証保険と普通保証保険とのかみ合……
○内田小委員長 これより会議を開きます。 中小企業信用保険公庫法案及び中小企業信用保険公庫法の施行に伴う関係法律の整理 等に関する法律案の両案を一括議題とし、審査を進めます。 昨日の小委員会におきまして論議されました諸点を、小委員長の手元においてとりまとめたものがございますので、ただいま各位に配付いたしました。これは、昨日の会議における大よその方向を集約いたしたものでありますが、審査の便宜上、本日は、一応これを基礎として、検討を進めていただきたいと思います。 これにつきまして、委員の各位におかれまして、御意見のある向きは、意見をお述べ願うことといたします。 発言の通告がありますから、……
○内田小委員長 これより商工委員会中小企業信用保険公庫法案外一件に関する審査小委員会を開きます。 中小企業信用保険公庫法案及び中小企業信用保険公庫法の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案の両案を一括議題とし、審査を進めます。 両案につきましては、前回までに、打合会を含め、三回にわたり、種々の角度から検討いたしました結果、ほぼその意見もまとまったものと思います。この際、これらの意見につき、小委員長の手元において取りまとめました案文を読み上げます。 「中小企業信用保険公庫法案」については、概ね時宜に適したものと認める。 「中小企業信用保険公庫法の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案……
○内田分科員 私は、中小企業に関する予算あるいは財政投融資の問題につきまして、従来商工委員会等における質疑を通じて明らかにされなかった部分を、この三分科会においてお尋ねをしたいと思います。 先ほど通産大臣の御説明によりますと、今度通産省関係の予算というものは昨年に比べますと非常にふえておるということで、資金まで入れますと約倍額になっておるわけでありまして、これは、農林関係予算が昨年度に比べまして相当額ふえましたと同じように、今の政府が、産業、経済というようなことにつきまして、財政の面を注意しながらも、かなり積極的な打ち出し方をしたということであると思いまして、敬意を表するのでありますが、しか……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。