松田竹千代 衆議院議員
27期国会発言一覧

松田竹千代[衆]在籍期 : 25期-26期-|27期|-28期-30期-31期-32期
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このページでは松田竹千代衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

松田竹千代[衆]本会議発言(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 衆議院本会議 第15号(1955/04/30、27期、日本民主党)【政府役職:郵政大臣】

○国務大臣(松田竹千代君) 町村合併に伴いまする郵政関係について、阿部議員にお答えいたします。  まず第一に考えられますことは合併の結果、新区域内において二つ以上の集配局で郵便物を扱いまするときには、その区分けであるとか輸送であるとかいうことに支障を来たしまするので、なるべくこれを一つに整備統合してやっていきたい。そして最も必要と感ぜられる方面から先に着手してやっていきたい、かように考えております。  第二に、局舎の改善の問題でございますが、これは、全国的に、非常に老朽、その改善を必要とするものが多いのでございますが、一気にこれを片づけていくことはとうてい至難と考えられます。従って、三十年度は……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 衆議院本会議 第14号(1957/02/28、27期、自由民主党)

○松田竹千代君 ただいま議題となりました衆議院解散要求決議案に対しまして、私は、自由民主党を代表して、反対の趣旨を明らかにいたしたいと思います。  先刻細迫君の本案提出の理由とするところを承わりまして、かねてからひそかに畏敬する細迫君でありまするが、私はいささかその理由の薄弱なるに意外の感なきを得なかったのであります。(拍手)近来、国会の解散ということをきわめて安易に口にされる方もありまするが、いやしくも、われわれは全国選挙民から選挙せられてきた衆議院議員である。その衆議院を解散するということは、きわめて重大なることであります。従って、重大かつ堂々たる理由、国民もひとしく「なるほど、もっともで……

松田竹千代[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院27期)

松田竹千代[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 決算委員会 第3号(1955/03/29、27期、日本民主党)【政府役職】

○松田国務大臣 私がこのたび郵政大臣に就任いたしました松田竹千代でございます。まことに不敏のものでございますが、よろしく御指導御鞭撻のほどをお願い申し上げます。
【次の発言】 吉田委員から御指摘の点につきましては、今日の場合といたしましては、特にみずから自粛して不要のものはこれを購入しないことに極力思いをいたしていかなければならぬと考えておる次第でございまして、新機軸といっても、私といたしましては厳にこの点に対しては一般に注意を喚起するようにいたしまして、今後再びおしかりを受けることのないように、極力努力いたして参りたいと存じます。今日ほど日本の国務多端なるときはないのでありますし、また、政府……

第22回国会 決算委員会 第31号(1955/07/29、27期、日本民主党)【政府役職】

○松田国務大臣 ただいま会計検査院より御指摘賜わりました第一の件でありますが、昭和二十八年度予算をもってまかなうべき特殊勤務手当について、予算総則の給与総額を上回ってその限度を超過しておる、これは当然こういうことがあってはならないという御指摘でございますが、この点につきましては、 再びこういうことのないようにというので、本年の二月十五日にちゃんと改めることにいたしましたから、今後は再びこれを繰り返すようなことはないことを確信いたします。  第二点でございます現金袋及び錠前であるとか、そうしたものを過度に買い過ぎたではないかというおしかりでございますが、これは確かにこの件につきましてはそういう事……

第22回国会 逓信委員会 第1号(1955/03/24、27期、日本民主党)【政府役職】

○松田国務大臣 私、このたび組閣に当りまして郵政大臣を拝命いたしたのでありますが、今後解決していかなければならない幾多の重要課題が横たわっておるのでありまして、これら懸案の解決に努力をいたしまする所存でありまするから、委員各位におかれましても、何とぞ御教示、御支援を賜わりますよう、まずもってお願い申し上げる次第でございます。  本日は当委員会に初めて出席さしていただき、また今国会から郵政及び電気通信委員会が合併して逓信委員会となり、委員の方々におかれましても、前国会当時とは相当おかわりになっておられますので、この機会に当面の課題等につきまして概略御説明申し上げ、御参考に供したいと存じます。  ……

第22回国会 逓信委員会 第2号(1955/03/25、27期、日本民主党)【政府役職】

○松田国務大臣 ただいま議題となりました日本放送協会の昭和三十年度収支予算、事業計画及び資金計画の提案理由と、これらに対する郵政大臣の意見書の提出につきまして御説明申し上げます。  この収支予算、事業計画及び資金計画は、放送法第三十七条の規定によりまして、国会の御承認を受けるために提出されたのでありますが、郵政大臣といたしましては、この収支予算、事業計画等につきまして、放送法の趣旨、放送事業の現状、聴取者の要望等、各方面からこれに慎重な検討を加えました結果、お手元にお配りいたしました通りの意見書を付して、国会の御審議をお願いすることになったのであります。  これら収支予算等につきまして大略御説……

第22回国会 逓信委員会 第3号(1955/03/26、27期、日本民主党)【政府役職】

○松田国務大臣 昨日松井委員の御質疑に対しまして、私からお答えいたしました言葉が足りませんでしたので、またその言い回しもまことに不十分でありましたので、そこに仰せの通りのことになったのであると思いますが、国際放送交付金について責任が持てないような言い方をいたしましたのは、これは全く今申し上げる通り私の言葉の不十分な点でございまして、国際放送の命令は国の予算が通過後に出しますので、それで見込みとしての額を申し上げたような次第でございます。政府は国際放送につきましては、その重要性にかんがみて今後ますますこれを強化充実していきたいのでございまするので、この程度の交付金については十分責任をもって、その……

第22回国会 逓信委員会 第4号(1955/03/28、27期、日本民主党)【政府役職】

○松田国務大臣 竹内委員の御説の通り、近年わが国放送事業が著しく発展して参りまして、民間放送会社も相当数に上って参りました今日、わが国の現在の放送法について、これを全面的に再検討しなければならぬでないかという議のあることは承知いたしております。私はまだ就任早々のことでありまするので、諸般の点についてはまだつまびらかにいたしておりませんが、今日の放送事業の現状にかんがみまして、御説の通り、これは相当広範囲にわたって全面的に再検討を加えて、放送法の改正ということも今日では真剣に考えなければならぬことになっておると思います。いずれそれらの検討を十分にいたしまして、また適当な時期に御審議を願うようなこ……

第22回国会 逓信委員会 第5号(1955/03/29、27期、日本民主党)【政府役職】

○松田国務大臣 私は今初耳でありますが、実は郵政省の方で、数日前に公社の人に来ていただきまして、事件の概要について目下調べ中でございます。そうして検討しておる次第でありまして、まことに遺憾なことが起ったものだと私は考えます。
【次の発言】 今この事件の内容について、厳密にその正確を得るために調べているというところでございます。
【次の発言】 それはこの暫定予算が両院を通過しますれば、私といたしましては一日ごろからその折衝に努力するつもりになっているということ以外には、今のところでは申し上げにくい。むろん郵政省といたしましては、電電公社の予定の仕事を極力支障なく遂行することに努力いたしますが、今……

第22回国会 逓信委員会 第6号(1955/03/30、27期、日本民主党)【政府役職】

○松田国務大臣 二十九年度は三十局にわたって新設いたしたのでありますが、本年度も大体同数を建設する予定になっております。詳しいことは政府委員より答弁いたさせます。
【次の発言】 お示しのように十年というと相当長期にわたり過ぎると思うのでありまして、できる限りすみやかにその年限を短縮して整備いたしたいと考えておる次第であります。
【次の発言】 ただいまお示しの特定郵便局のようなものは、ほかの官庁にはちょっと見られないように思います。
【次の発言】 何分にもこの特定局制度は、お示しのように国民と密接な関係を持ちますのと、また国民一般から非常にその増置を要望されているという見地から考えまして、この点……

第22回国会 逓信委員会 第7号(1955/03/31、27期、日本民主党)【政府役職】

○松田国務大臣 大体そういう考えを持っております。
【次の発言】 ただいま塚田委員よりお申し出に相なり、本委員会において御決議に相なりましたる決議案の御趣意は、郵政当局といたしまして大体同様に考えておるのでありまして、目下鋭意大蔵当局とも折衝中でございます。
【次の発言】 斎藤委員のただいまお話の点は、私も痛感いたしておるところでございまして、閣議においても極力御趣旨のところを説明これ努めて、目的を達するようにいたしたいと考えている次第であります。

第22回国会 逓信委員会 第8号(1955/04/30、27期、日本民主党)【政府役職】

○松田国務大臣 ただいま議題となりました簡易生命保険法の一部を改正する法律案及び郵便年金法の一部を改正する法律案の提案理由について御説明申し上げます。  まず簡易生命保険法の一部を改正する法律案について申し上げますと、現在簡易保険の保険料計算の基礎として用いております死亡生残表は、昭和五年四月から同十年三月に至る五カ年間の簡易保険経験死亡率を基礎として作成したものでありますが、戦後における衛生思想の普及及び医薬の目ざましい進歩に伴いまして、最近国民の死亡率が著しく低下いたしました関係上、簡易保険の被保険者の実際の死亡率は予定した死亡率を相当下回って参りまして、昭和二十九年に厚生省が発表した第九……

第22回国会 逓信委員会 第9号(1955/05/06、27期、日本民主党)【政府役職】

○松田国務大臣 ただいま議題となりました簡易生命保険及び郵便年金の積立金の運用に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  この法律案は、現在簡易生命保険及び郵便年金の積立金の運用は、主として地方公共団体に対して融資することとなっておりますが、毎年資金が増加して参りますこと、及び運用の範囲を拡大し、各種公共事業の施設改善に融資するようにとの国会の御決議もいただいておりますので、一そう公共の利益をはかり、あわせて資金の効率的運用に資するため、運用の範囲を拡大しようとするものであります。  これによりまして、新たに融資の対象となりますものは、第一は、国民生活の安定上急務とす……

第22回国会 逓信委員会 第10号(1955/05/09、27期、日本民主党)【政府役職】

○松田国務大臣 ただいま議題となりました郵便貯金法及び郵便振替貯金法の一部を改正する法律案につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  まず郵便貯金法の一部を改正する法律案について申し上げますと、この法律案は、郵便貯金の貯金総額の制限額並びに積立郵便貯金及び定額郵便貯金の預け入れ金額を引き上げるとともに、積立郵便貯金について新たに小切手による預け入れの取扱いをすることによって、預金者の利便をはかり、あわせて貯蓄の増強をはかろうとするものでありまして、その内容は次の通りであります。  第一点は、郵便貯金の一預金者の貯金総額の制限額は、昭和二十七年四月十万円に引き上げられて現在に至ったのでありま……

第22回国会 逓信委員会 第11号(1955/05/11、27期、日本民主党)【政府役職】

○松田国務大臣 ただいまの森本委員の御質疑でありますが、まだ詳しい報告は参つておりません。高松市を六時四十分に出帆いたしました紫雲丸というのが、女木島沖合いを去る約二十分くらい、距離にいたしまして高松より〇・六海里の辺でございますが、貨物船の国鉄第三宇高丸と衝突いたしまして、直ちに沈没したということなんでございます。乗客が四百名から五百名くらい、修学旅行の人々でございますが、郵政省といたしましては、通常郵便物、大郵袋が二、小包郵便物が六ということになつておりまして、乗務員が高松鉄郵事務官が一人、川野広文という人でありますが搭乗しておつたわけでありますが、生死のほどは不明になつておりまして、それ……

第22回国会 逓信委員会 第12号(1955/05/12、27期、日本民主党)【政府役職】

○松田国務大臣 昨日御報告申し上げて以来、各方面と連絡をして、詳細的確なる御報告ができるように努めて参ったのでございますが、いまだ十分なる報告を得るに至っておりませんが、現在判明いたしておる事柄だけは事務担当者から報告いたさせます。
【次の発言】 そうういことを法規的に申せば、ただいま八藤政府委員よりお答えいたしましたように、出納担当者の責任になりますけれども、最後にお話になったような場合には、やはり政府の責任になるのではないかと思います。
【次の発言】 当面そういうことになるのではないかと思います。
【次の発言】 先刻政府委員よりお答え申し上げた通り、それに対してはしかるべく手配をして、でき……

第22回国会 逓信委員会 第13号(1955/05/21、27期、日本民主党)【政府役職】

○松田国務大臣 契約者なり加入者なりの利益をはかり、福祉を増進するために、従来歴史的にやってきた事柄でありますので、それに基礎を置いて福祉施設を用意いたしたのでありますけれども、しかし法律の根拠に基いてこれから福祉施設を拡張していくことがより妥当であるという考え方で、このたび法律の規定によってやることにいたしたのであります。
【次の発言】 御承知のように、他にも簡易保険の金並びに年金の金を、いろいろ公共の利益をはかるためにワク広げをやる法律案の御協賛を願っておる趣意からいたしまして、簡易保険金を十分に契約者並びに加入者の福祉をはかるために用いることは、決してずさんにこの金を用いておるとは考えら……

第22回国会 逓信委員会 第15号(1955/05/25、27期、日本民主党)【政府役職】

○松田国務大臣 ただいま本請願の御趣旨について御説明がございましたが、わが国が世界最初の原爆の犠牲者である。最初であり、現在では唯一である。たまたまこの八月六日はその当日に当るということで、これを記念するために記念切手を出すようにということでございまするが、本請願は国際間に微妙な問題を生ずるおそれのある事項でありまするので、これを切手として発行することは、現在のところ適当でないと考えるのであります。なおまた切手の調製の技術上からも、八月上旬の発行は困難なる事情にあるのであります。もとより日本は原爆の最初の犠牲者として、その洗礼を受けたことをわれわれ国民は心に銘記して、いつまでも二度と再びかくの……

第22回国会 逓信委員会 第16号(1955/05/31、27期、日本民主党)【政府役職】

○松田国務大臣 ただいまの御質疑に対しては、当然これは大蔵省と協議の上でさように決定いたしました。
【次の発言】 なるほど地方債の方は四百二十八億円と減っておりますけれども、大蔵省の方と、率は前の率と大体同じであると思います。すなわち大蔵省の方で、資金運用部の方では五二%、郵政省の方では四八%、その率において変りがないのございます。ただ金額において四百二十八億円と減っておりますけれども、一方におきましては公募債の方でふえておるようになっておるのが、前年度は二百億に対して、今度は二百六十億とふえている次第であります。
【次の発言】 そのことは伺っておりませんので、ちょっと今答弁いたしかねます。

第22回国会 逓信委員会 第18号(1955/06/07、27期、日本民主党)【政府役職】

○松田国務大臣 松井さんのただいまのお話、お説しごくごもっともと思います。しかし本年度におきましてはなるほどなくても差しつかえのないという考え方もむろんできます。しかしそもそもこの法律案を提案して御協賛を仰いでおるゆえんのものは、ワクを広げることによって、今後年々増加しつつある資金の運用をより有利に、より便利にこの簡易保険の運用の事業を進めていき、育成していく上においてさらに有利に、また便利になるのではないか。また本年度必要のないものならそれは削除してもよいではないかということ、それはむろんその通りでありますが、しかしその条項をも入れておいていただければ、来年なり、今後増加してくる資金の運用に……

第22回国会 逓信委員会 第19号(1955/06/08、27期、日本民主党)【政府役職】

○松田国務大臣 電話というものに対する要請が激しく、また公社としての仕事を始めてまだ聞もないという時期において、この一般の熾列な需要を満たすためには、その資金を主として外部に仰いでいくのでなければ、急速なる発展をして、一般国民の需要を満たすところまでなかなか行き得ないということは考えております。しかし今日の場合、今申し上げるように多額な外部資金を獲得するということは困難なことでありますので、公社としては今総裁からお答えになりましたような経営の方針でいくということもやむを得ないと考えております。
【次の発言】 給与の点につきましては、現在の給与は十分であるとは考えているわけではございません。しか……

第22回国会 逓信委員会 第20号(1955/06/18、27期、日本民主党)【政府役職】

○松田国務大臣 その点につきましては、もちろん十分なる連絡を遂げておるわけであります。
【次の発言】 もちろんそういうことも考えております。
【次の発言】 さようであります。
【次の発言】 あまり公団に関するこまかいことについて、とやこう私の方から申し出る考えはありません。けれども重要なる事柄については、よく協議をしてやっていくつもりでおります。
【次の発言】 先ほどお答え申し上げましたように、そういう心づもりでやって参ります。

第22回国会 逓信委員会 第24号(1955/07/04、27期、日本民主党)【政府役職】

○松田国務大臣 前回の郵政委員会に欠席いたしまして、まことに申しわけありません。その際に本所白鬚の郵便局長のお尋ねがございましたが、その際に人事部長からお答え申し上げたことは、この前新潟県の問題についてお尋ねのありましたことがございましたが、それとこれとは大分事情を異にするようでございまして、新潟県の場合に、あの場合の局長の任命はまことにお尋ねになりました通り、外から見ましてもだれが見ましてもあまり芳ばしいやり方ではなかったということを申し上げて、自今厳に注意をして、同じようなことの起らないようにと特に注意をいたしますというお答えを申し上げたと思うのでございます。しかし今度の場合には、新潟県の……

第22回国会 逓信委員会 第26号(1955/07/08、27期、日本民主党)【政府役職】

○松田国務大臣 お年玉はがきが売り出されてから今日まですでに六年、その間二十一億三千万円という巨額な資金をこれによって得て参っておるのであります。この金は今お話しにありましたように、中にはお年玉のことを考えて、一円は社会事業に寄付するものであるという深い認識を持たない者もあるかと思いますが、はがきの表面にはちゃんとそのことは記載してありますので、大多数の者はよくその趣旨を了承して、そして協力してきて下さっておるものと深く信ずる次第であります。従ってそうした自発的行為をもってお年玉つきはがき発売に対して協力して、そうした莫大な寄付金を一般大衆から得ている。その資金は表面にうたってありますように、……

第22回国会 逓信委員会 第28号(1955/07/12、27期、日本民主党)【政府役職】

○松田国務大臣 努めて委員会には出なければならぬと考えております。
【次の発言】 日本放送協会の昭和二十八年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明について、概略御説明申し上げます。  日本放送協会のこれらの書類は、放送法第四十条の規定に基きまして国会に提出いたすものでございます。協会から提出されました昭和二十八年度の貸借対照表等の詳細は、お手元の書類の通りでありますが、その概要について御説明申し上げますと、昭和二十九年三月三十一日現在における資本総額は二十二億五千四百余万円であり、これに照応する資産は五十六億六千三百余万円、負債は三十四億九百余万円となっております。資産の内……

第22回国会 逓信委員会 第29号(1955/07/15、27期、日本民主党)【政府役職】

○松田国務大臣 さような資料の要求の出ておつたことは、私はうっかりしておりまして、従って督励をすることをいたしませんでした。今日たまたまその答弁をする適当な当局がおりませんが、しかしお話の点につきましては、もちろん十分に考究しておると思います。従って別の機会にその結果についてお答えをいたすようにいたしたいと存じます。
【次の発言】 従来も研究機関があったことは承知いたしております。しかし格別にそれを私伺つておらないので、実は放送法もできてから相当長期になる。たしか五年くらいになると思っております。従って日進月歩の電波関係のものでありまするから、相当改正をしようとする意見は強いのでありまして、特……

第22回国会 逓信委員会 第30号(1955/07/19、27期、日本民主党)【政府役職】

○松田国務大臣 さきに森本委員の御質問にかかる白鬚郵便局長任命につきまして、本委員会においていろいろ御指摘を受けましたが、本件はいろいろな事情がありまして任命いたした次第でございまして、この点御了承を願いたいと存じます。今後行政整理による退職者が特定局長を希望して願い出た場合には、他の希望者をもできるだけ調査し、十分慎重を期し、もって公正なる選考並びに任命に当らしめるよう配慮いたすつもりでございます。
【次の発言】 お話のようにこの簡保資金の地方還元につきましては、全くわれわれもお説の通り考えておる次第でございまして、最初の計画からも、法律上の建前からも、主として地方還元に重点を置いてこの運用……

第22回国会 逓信委員会 第31号(1955/07/22、27期、日本民主党)【政府役職】

○松田国務大臣 現在の放送法もすでに数年の歳月を経、この日進月歩の電波界における放送法としては、やや時代おくれの観なきにしもあらずと考え、またいろいろ民放の発達もすでに四十社に及ぶという現段階におきましては、現放送法の作られた当時と比べてさらに広い視野から考えを新たにして、より適切なる放送法が望ましいと考えておる次第でありまして、そのために目下鋭意その改正を目ざして準備をいたさせておる次第であります。議がまとまりますならば、次の国会に出したい意思を持っておることを申し上げておきます。
【次の発言】 仰せのように最近その方面がやや停頓しておるような形になっておりますので、やめました前電波監理局長……

第22回国会 逓信委員会 第32号(1955/07/26、27期、日本民主党)【政府役職】

○松田国務大臣 日本といたしましては、今日すこぶる優秀な機械産業を持っておるものでありまして、国産によって間に合うものは、すべて国産のものを優先して用いるということは、常に考えておる事柄でありまして、いたずらに外国の特許を契約して、高い特許料を払うということは、全く策の得たものでないと考えます。
【次の発言】 御趣意はきわめてごもっともなことであると私は考えます。特に諸外国に対するアメリカの特許権はその延長を見ないのに、日本に対してのみ十年間の延長を現在見ておるということは、きわめて不合理なことであると考えるのでありまして、これを是正するためには、私も特に留意して、その方面について閣内でも機会……

第22回国会 逓信委員会 第36号(1955/07/30、27期、日本民主党)【政府役職】

○松田国務大臣 ただいまの御趣旨は十分これを尊重して、円滑にやりたいと思います。
【次の発言】 私はこの記事については、あなたがお感じになったのと同じような感じを持ったものでありますが、しかし雑誌などに書いてある記事を一々とらえて、これを改めさしていこうとするようなことは、なかなかやり切れない場合もあると考える。大ていのことは大目に見ていくということも、やがてまた反省をさせる一つの道でもある、かように私はきわめて緩慢といいますか、寛大といいますか、そういう態度をとっております。事柄のいかんによって、むろんわが国では人の名誉を棄損したり、あるいは非常な根拠のない悪口をやったりすることに対して、そ……

第22回国会 内閣委員会 第25号(1955/06/23、27期、日本民主党)【政府役職】

○松田国務大臣 ただいま議題となりました郵政省設置法の一部を改正する法律案につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  さきに日本国とビルマ連邦との間の賠償及び経済協力に関する協定が成立して以来、この協定の実施に伴う関連事務が具体化して参りましたし、また、近い将来において、その他の国々とも賠償等の協定が成立いたしますならば、それに伴う関連事務も生じてくるものと考えられます。一方最近東南アジア諸国に対する諸種の集団的技術援助活動が活発化し、また個々の国からの技術援助の要請も少くない実情であります。これらの情勢にかんがみ、郵政省設置法の一部を改正して、郵政省の所掌事務にかかる賠償及び国際協力関係……

第22回国会 内閣委員会 第27号(1955/06/25、27期、日本民主党)【政府役職】

○松田国務大臣 さようでございます。
【次の発言】 活発化しという言葉があるいはそういう御質疑をいただいた理由と思いますが、漸次そうした賠償並びに国際協力の関係のことでぼつぼつそういうことが出て参っておる現在の状況であります。
【次の発言】 具体的に参っておりますもののうちに、コロンボ計画、国連の技術援助計画それからFAO計画その他各国の要請に基く技術援助として電気通信関係の技術者の訓練ということが、向うでは緒につかんとしつつあるところでございます。
【次の発言】 それは別に考えてよいところもございますし、また関連して考えなければならぬこともあると思います。たとえば賠償関係のことはその窓口とし……

第22回国会 内閣委員会 第47号(1955/07/26、27期、日本民主党)【政府役職】

○松田国務大臣 郵政所管の最も重大な任務の一つと考えております。
【次の発言】 ちょっと御趣意を私伺いかねますので、御趣意の点をもう一ぺんおっしゃって下さい。
【次の発言】 通信のことは要は国民の耳である、こういう見地において非常に大切なる事柄と考えます。
【次の発言】 その点につきましては国防会議の構想をいかに考えるかということによって決定されると思います。今日は何分にも地上においては原子力という新しい時代がまさに来らんとし、また空中においては電波という霊妙なものによって通信が行われておる時代であります。しかもこれが郵政大臣の所管に属することでございますので、まずもって耳のない国防会議は何に……

第22回国会 予算委員会 第25号(1955/06/07、27期、日本民主党)【政府役職】

○松田国務大臣 電電公社の公募債は七十五億になっておりますが、これは十分消化できる見込みでございます。昨年度は未消化の分がございましたが、それにかんがみて、今度は消化できるという見込みのために七十五億ということになっておるのでございますから、確実に消化できると考えております。
【次の発言】 当初の政府の原案におきましては、金融債引き受け二十億円を見積っておったのであります。これは今度の修正の結果、その金を地方債の方に回わすことになっております。そういう関係で万一その七十五億がどうしても消化できないような場合においては、われわれの方でこのたび御審議を願って、まだ委員会通過の運びに至っておりません……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 外務委員会 第6号(1956/02/15、27期、自由民主党)

○松田(竹)委員 私は国際電気通信の点についてお伺いいたしたいと思います。特に日本と濠州との間における電気通信を直接行い得るようにしなければならぬと思いまするので、この点について外務当局にお伺いいたしたいのであります。  前世紀末から、いわゆる大英帝国は、その連邦諸国との間に、電気通信、特に世界の海底電線の過半数をその支配下におさめて、これによって英連邦間の連絡を緊密にし、従ってこれによってますます連邦間の紐帯を強固にしようとする政策をとってきたかに思われるのであります。それはそれでまことにけっこうであるといたしまして、その結果第三国との通信の場合に、往々これがじゃまになるのみならず、非常な時……

第24回国会 外務委員会 第34号(1956/04/18、27期、自由民主党)

○松田(竹)委員 関連してちょっと伺いたい。今の日本の繊維に対する制限法律、この問題はアメリカで蔓延する憂いは今のところは見えておらぬか。アメリカにも変な議員がおって、選挙区のメーカーから頼まれると、国全体のことを考えないでいろいろ踊る傾向もあるのであります。またふえないという様子であるならば、確かな根拠はあるのでありますか、その点まず伺いたい。大臣お聞きになっておらなかったようでありますから、ほかの方でもよろしい。
【次の発言】 私はそれはやや甘い見方に過ぎはせぬかということをおそれる。私も大阪出身でありますので、始終こういう問題に触れておる。今から一年半も前から、こういうおそれの曙光が出て……

第24回国会 外務委員会 第37号(1956/04/28、27期、自由民主党)

○松田(竹)委員 先刻愛知委員から、ガリオア、イロアの問題が出ましたが、これに関連して、私は御注意というか御質問というか申し上げてみたいと思います。私は、あの二十億ドルの金は、日本国民としては、あの当時もらったものであるという印象を深くしておるのであります。しかるに予算総会において、吉田総理から、これは債務と考えるかもらったものと考えておるのかという質問に対して、債務と考えるという答弁があった。これは当時の日本の国民の印象からいうと、全く異様な答弁であったということが考えられる。先年デューイ氏が日本に来たときに、日米協会において大演説をぶって、戦勝国が戦敗国に対して二十億ドルという莫大な金、物……

第24回国会 外務委員会 第45号(1956/05/18、27期、自由民主党)

○松田(竹)委員 沖繩の問題について本朝来親しくその事情を聴取し、また同僚委員から質問せられたその応答、それらを通じて、先刻森下政務次官は政府を代表して、事態はきわめて憂慮すべき、これを一日も等閑に付すべきものでない、政府はこれが処置に対して絶大な努力を傾けるつもりであるという御答弁があったのであります。沖繩におけるいろいろな問題は、繰り返すまでもなく、常に人権の尊重をやかましく言い、また労働の問題について常にその国是において、また憲法においても大きくうたってきております米国としては、はなはだ米国らしからざるやり方をやっておるということはきわめて明白であります。そこで政務次官の御答弁になりまし……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 外務委員会 第2号(1956/11/28、27期、自由民主党)

○松田(竹)委員 きわめて簡単でありますが、中南米の諸国のうち数カ国が近年わが国との通商、移民関係その他でいろいろ緊密化して、その数量もふえてきたということで、従来われわれから見れば、中南米を外務省は軽視し過ぎているものではないかとさえ思われるくらいに考えておったのでありますが、ようやく外務省でも認識を改められて、そのうち数カ国を現在の公使館を大使館に昇格せしめるの議がまとまったということを承わっておりますが、それは明年度の予算面にも現われるようになっておりますか、どうなっておりますか、お伺いしたい。


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 外務委員会 第7号(1957/02/27、27期、自由民主党)

○松田(竹)委員 関連して。長くデッド・ロックに陥っておった日韓会談が近く再開されることはまことに喜ばしいことと思いますが、一番むずかしい問題といわれる抑留者の話もほぼ話がついておる、まことにけっこうであります。  そこで、ちょっと私が伺いたいのは、入国管理事務所、これは一番事務の多いのはやはり韓国人関係。特に、事務所が神戸にあったものが大阪にきておる。ところが事務所もあちこちに分れておるというような状況で、そのほかいろいろの点から考えて、現在の状態で、あの入国管理事務の万全を期することができるかどうかということです。
【次の発言】 私もその点、承知いたしておりますが、従来外務省で扱っておった……

第26回国会 外務委員会 第15号(1957/04/05、27期、自由民主党)

○松田(竹)委員 私は外務省の制度について外務大臣にお尋ねいたしたいのでありますが、その前提と申しますか、現在の国際情勢下日本の置かれておる立場、地位について、外務大臣にただしておきたいと思う。すでに予算委員会その他の方面において外務大臣から御答弁になっておることで、ほぼ明白でありますけれども、さらに明らかにいたしておきたいと思うのであります。  日本の置かれておる地位、これを戦略的に考えてみても、地理的に考えてみても、政治的、外交的、その他社会的、いろいろの方面から考えてみましても、日本の現在の国際的地位、特に東西両陣営の戦端相まみえるその中間にあって、きわめて微妙、困難、従ってそれだけに重……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 外務委員会 第3号(1958/02/14、27期、自由民主党)

○松田(竹)委員 私も、くどいようでありますが、並木、森島両委員から執拗に質問された核兵器も問題で一言お伺いしたい。  私のは建前が違うのでありますが、私は、やっぱりわれわれ政治家として国民に対しての義務は、まず第一に国民の安定をはかるということ以外に、もう一つ大きな問題がある。それはどこまでも国民にその向うべき目標を明らかにして、そうして進んでいかなければならぬ。今まではともかくも忠君愛国、富国強兵というような目標でやって、今日まできたのであるが、今日そういうことは通らない。今日日本の国民をして向うところいずくにありや、私はやっぱり平和主義に徹底せしめるということがその目標であらねばならぬと……

第28回国会 農林水産委員会 第19号(1958/03/27、27期、自由民主党)

○松田(竹)委員 鳥獣の保護について一言お尋ねいたしたいのであります。私のところへ在留外人狩猟者が陳情に参りまして、それの申すには、外国各地でも自分は狩猟家としてあちらこちらで鳥獣をとって参ったが、日本では非常に鳥獣が多いところであるが、特にヤマドリ、キジなどの保護についてのやり方は、自分には解せない。何とか狩猟者について注意をしてもらいたいのは、私も五千円何がしの狩猟税を払っておるが、この金は一体何に使っておるか、外国はどこの国でもワーゲンといって、つまり監理者がどこへ行っても見ておって、この法律が守られておるかおらぬかをちゃんとやっておる、日本ではそういう者に会ったことがない、こう言う。何……


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各種会議発言一覧(衆議院27期)

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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1955/06/03、27期、日本民主党)【政府役職】

○松田国務大臣 それでは私から郵政省所管の三十年度予算案とこれに付随する若干の問題につきまして御説明申し上げたいと存じます。  まず、郵政事業特別会計予算について申し上げますと、予算総額は、歳入、歳出ともに一千百九十八億三千余万円であります。このうち歳出予算の内訳を申し上げますと、郵便業務の運営に必要な経費が三百十三億五千万円、為替貯金業務運営に必要な経費が百六十六億六千万円、保険年金業務運営に必要な経費が百五十八億余万円、特定郵便局の電気通信業務運営に必要な経費が百億円、以上の業務を運営していきますために必要といたします総係経費が百八十二億六千余万円、恩給負担金等の経費を他の会計に繰り入れる……

第22回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1955/06/04、27期、日本民主党)【政府役職】

○松田国務大臣 政府委員としては、郵政省関係は大体みな参っております。
【次の発言】 もちろんお尋ねの通り政府の施策の一つとして、法律をもって町村の合併の促進をはかって参ったという点から考えまして、その町村合併の結果、これに伴う必要なる公衆の便宜をはかっていく施設をやっていくということは、政府は当然やらなければならぬ事柄と考えておりますが、郵政省といたしましては、もちろんその郵政省所管の仕事に対しましては、予算の範囲内におきまして極力その実現をはかっていかなければならぬ、かように考えております。
【次の発言】 御承知の通り、昭和三十年度におきましては、著しく町村合併の実の上った町村に対して、郵……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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