このページでは石田博英衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(石田博英君) 最低賃金法を全国一律八千円というふうに改める意思がないかという御質問でございますが、先般制定せられました最低賃金法は、ただいまその行政効果を上げるために鋭意努力をいたしておりまして、現在適用労働者数が三十万をこえておる状態でございます。これを向こう三カ年のうちに二百五十万人に適用するよう努力をしたいと思っておるのでございますが、その行政効果が上がりました上におきまして、その経験を通して、ただいま御発言の内容も含めて再検討をいたしたいと思っておる次第でございます。 それから、家内労働法につきましては、ただいま家内労働審議会におきまして検討中でございまして、その成案を待……
○石田国務大臣 このたび私は再び労働省を担当いたすことになりました。この機会に所信を申し述べ、皆様の御理解と御協力を仰ぎたいと存じます。 私は雇用の改善をはかること、特に中小企業労働者の生活を向上すること、よき労使慣行の確立をはかること、この三原則により労働行政を進めて参る所存でございます。かかる立場に立って労働政策を進めることは、わが国経済の拡大発展をより円滑ならしめ、その成長を促進することに通ずると信ずるのであります。 最近のわが国の雇用情勢を見ますと、労働力需給の地域的、産業的不均衡が目立つようになって参りました。今後においても新規学卒者の激増、貿易の自由化、産業構造の変革による需給……
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