佐藤観次郎 衆議院議員
28期国会発言一覧

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このページでは佐藤観次郎衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院28期)

佐藤観次郎[衆]本会議発言(全期間)
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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 衆議院本会議 第8号(1958/06/27、28期、日本社会党)

○佐藤觀次郎君 ただいま議題となりました経済基盤強化のための資金及び特別の法人の基金に関する法律案に対し、私は、日本社会党を代表して、反対の意見を表明するものであります。(拍手)  まず第一に、本法案は、昨年国内における過剰設備投資に基く国際収支の悪化に対応して、経済の発展を控えぎみとし、将来における景気調節の財源とするなど、余裕財源のたな上げ構想として立法化したものであります。しかるに、今日の経済状況は、本法案が立案されました当時とは相当に大きな変化を起しまして、国際収支は一応黒字に転換したけれども、国内経済は、投資景気が一変して不況の様相をますます深刻化しつつあることであります。  去る六……

佐藤観次郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院28期)

佐藤観次郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 大蔵委員会 第5号(1958/06/25、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 議事進行。  本法案につきましては財政法にも疑義がありますので、暫時休憩して、理事会を開いていろいろ協議さしていただきたいと思います。

第29回国会 大蔵委員会 第8号(1958/07/01、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 ただいま議題となりました所得税法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  深夜の十時から早朝の五時まで、官庁、民間産業を問わず業務の必要に応じて働く夜間勤務労働者の夜間労働に対して支給される金額は、平均して僅少であり、実費支弁的な内容を持っているにかかわらず、一般給与と同様の税率が適用されております。夜間勤務の特質は今さら言うまでもありませんが、肉体的、精神的な疲労のおびただしいものがありまして、人間として不規則な生活を重ねる結果、回復し得ない疲労が残り、平均年令についてまで影響あることは統計にも明らかであります。従って、これらの者について、税制……

第29回国会 大蔵委員会 第10号(1958/07/04、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 今竹谷さんから御提案がありましたが、ごもっともと思います。まだ決定していないのだから、日にちもあることですから、この次までに小委員を選んで、そこでおやりになったらいいと思いますが、どうですか。理事だけできめる権限はないのですから……。
【次の発言】 私は、竹谷さんの意見がほんとうなんで、理事会はただ議事進行上便宜的にやるだけで決定する権限はないのですから、小委員会で請願をやるのがほんとうだと思います。そういう趣旨でやった方がいいと思いますけれども、しかし、提案者として御了解願えれば、私はけっこうであります。

第29回国会 大蔵委員会 第12号(1958/08/12、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 正示理財局長に質問いたしますが、去る五日の閣議において、銀の地金を約五百トン、銀貨の地金として使うことが決定されました。これは、この前の接収貴金属の法案が流れておりまして、法案ができないのに、政府のものを勝手に貨幣に使うということはいろいろ問題になると思いますが、どういう根拠でこれをやられるのか、伺いたい。
【次の発言】 そんなばかなことはない。法律を作らないでできるならば、国会は要らないわけなんだ。接収貴金属処理法というものが通ってないのに――この法案は非常にむずかしい法案でありまして、三度流れたわけです。しかも、そういう法案を現に政府が出して、それが通らないのに勝手に処分……

第29回国会 大蔵委員会 第13号(1958/09/10、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 第三班、九州地方の国政調査について御報告申し上げます。詳しくはお手元にお配りしてあります報告書に譲りたいと思いますので、御承知を願います。  調査の期間は七月二十二日より二十六日までの五日間でありまして、おもなる調査先は福岡国税局、北九州財務局、長崎税関、長崎県庁及び酒造組合等であります。  以下、事項別に順次御説明申し上げます。  まず第一に、租税事情について福岡国税局管内の状況を申し上げます。  当局管内の国税収入は全国の五%程度で、関東信越局に次ぎほぼ全国の中位であります。その租税構造は、所得税の三四・三%を筆頭とし、酒税の二六・六%がこれに次ぎ、法人税は第三位で二四・……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 大蔵委員会 第1号(1958/10/02、28期、日本社会党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 この機会に、大蔵委員の皆様方に御了承をお願いしたいと思うことがあるのでございます。  すでに、新聞等に出ておりますので、御承知のように、IMF、世銀等の総会が、十月六日から十日まで五日間、インドのニューデリーにおいて開催されることになっております。時あたかも臨時国会召集中でございます。従いまして、この総会に出席することにつきまして、いろいろ考究もし、まことに苦しい立場で考えて参ったのでございます。先月も、参議院の委員会におきまして質問がございました。国会の重要な点、同時にまた今回開かれます総会の意義のある点等から考えまして、二つを果し得るような方法はないか、かようなことで苦慮し……

第30回国会 大蔵委員会 第2号(1958/10/07、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 三木大蔵大臣代理は経企長官も兼ねておられますので、数点についてお伺いしたいと思います。  それは、佐藤大蔵大臣とわれわれ社会党が現在の景気問題についていろいろ論争をしていたのですが、われわれは、現在の状態を不景気の状態と考えて、不況対策というものをいろいろ考えて、党もこれを出し、また現在の事情から考えまして楽観ができない状態だというふうに考えておりますが、三木大蔵大臣代理は経企長官も兼ねておられますので、この点についてどういう見解を持っておられるのか、この際お伺いしたいと思うのであります。
【次の発言】 現在の不況のことについては、佐藤大蔵大臣と意図が大体同じだと思いますが、……

第30回国会 大蔵委員会 第4号(1958/10/21、28期、日本社会党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 国会開会劈頭、去る四日から十四日まで、ニューデリーにおけるIMF、世銀等の総会に出席をいたしました。開会劈頭の大へんお忙しい際に、大蔵大臣が外出いたしまして御迷惑をおかけいたしたことだと思います。同時にまた、大へん無理であったにかかわらず、皆様方の御了承を得まして出かけまして、幸いにして、この会議を通じまして、わが国の経済状態の十分の認識を得たり、さらにまた、かねての懸案でありましたIMF、世銀の増資等の大体の結論もつかむことができました。ことに、世銀については、全額増資ということはかねてから申しておられますし、この方は申すまでもないことですが、別に払い込み等をするわけではござ……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 大蔵委員会 第1号(1958/12/16、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 九月十日の委員会において、百円銀貨の問題について、同僚の平岡委員からもいろいろお話がありましたが、その際、一万円札の問題にしても大蔵委員会に相談をしてくれという話もあったわけであります。ところが、国会の閉会中、突如として一万円札というような札を政府が勝手に――法律では勝手でありますけれども、あまりに影響の大きいこういう一万円札を出した理由はどういうところにあるのか。大蔵大臣から一つ説明をお願いいたします。
【次の発言】 それはちょっと話が違うので、大蔵大臣はやっぱり官僚のくせがあるので困ります。この一万円札はインフレの影響もあるし、それから一般大衆も、一万円札というのはつり銭……

第31回国会 大蔵委員会 第2号(1958/12/17、28期、日本社会党)

○佐藤觀次郎君 ただいま議題となりました所得税法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  深夜の十時から早朝の五時まで、官庁、民間産業を問わず、業務の必要に応じて働く夜間勤務労働者の夜間労働に対して支給される金額は平均して僅少であり、実費支弁的な内容を持っているにかかわらず、一般給与と同様の税率が適用されております。夜間勤務の特質は今さら言うまでもありませんが、肉体的、精神的な疲労のおびただしいものがありまして、人間として不規則な生活を重ねる結果、回復し得ない疲労が残り、平均年令についてまで影響あることは統計にも明らかであります。従って、これらの者について、税制上……

第31回国会 大蔵委員会 第3号(1958/12/18、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 委員長に一言お願いしたいと思いますが、この三日間の委員会において虚業問題が非常に重大な問題になって参りました。また本日は参考人の方々からいろいろ苦しい立場を御説明願いまして、事重大なことでございますので、次の機会において、理事会において何らか委員会としてのまとまった意見が出るように、お取り計らいを願うことを提案いたしまして、私の質問を終りたいと思います。

第31回国会 大蔵委員会 第4号(1958/12/23、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 酒のことに関連して……。  北島長官にちょっとお尋ねしますが、この酒の公定価の問題もありますが、二級酒が非常に税金が高いということでいろいろ陳情も受けておりますし、各地で国政調査に行きましたときもいろいろその問題がありまして、せっかく酒が需要があるにかかわらず、ビールや洋酒に比べて非常に戦前に満たないという大きな理由は、二級酒の税金が非常に高いということであります。いろいろ例をあげられましたが、その点についてどういうお考えを持っておられるのか。そのことを一ぺん、主税局長かもしれませんが、北島長官、前からやっておられてるので、その点どういう考えを持っておられるのか、一つお尋ねし……

第31回国会 大蔵委員会 第6号(1959/02/05、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 もう一つ国税局にお願いしたいのですが、地方国税局の協議団本部でいろいろ解決した事例の顕著なものだけでいいですから、その事例を参考にもらいたいと思います。お願いいたします。

第31回国会 大蔵委員会 第7号(1959/02/06、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 本日は大蔵大臣がおられませんから、そういう大蔵大臣の問題のことにつきましては問題を保留して、主として事務当局から、最近日銀がアメリカから五千万ドルの金を購入したということがいわれておりますが、そのいきさつをここで説明していただきたいと思います。
【次の発言】 金準備の問題については、政府がどのような構想を持っておられるのか。この点について、今までと違った形が出てくれば問題になるので、一応そのいきさつ、あるいは政府の計画、そういうことについてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それでは、これは外国の例でありますが、イギリスとか西ドイツのようないわゆる健全財政をやっているとこ……

第31回国会 大蔵委員会 第8号(1959/02/10、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 大蔵大臣に質問いたしますが、自民党は、昨年の選挙に公約して、八百億の減税を断行するということをいわれておりました。そこで、国民は、三十四年度からは八百億の減税が実現するものとして、大きな期待を持ったのであります。しかるに、これがいつの間にか七、八百億減税にすりかえられて、しかも今年度からではなく平年度七百億円ということにごまかされてきたのであります。すなわち、今年度は、国税において四百三十二億、地方税において百一億、合計五百三十三億になっておりますが、公約とはだいぶ距離もありますし、これでは国民を愚弄したといわれてもやむを得ないのでありますが、これに対する大蔵大臣の明快なる御……

第31回国会 大蔵委員会 第10号(1959/02/17、28期、日本社会党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 公約減税を織り込んでございます。
【次の発言】 減税でございます。
【次の発言】 ただいまの四十五ページの負担率でごらんになりますと、なるほど三十四年度は国税のみで一四・一%、三十四年は一四・二%、こうなっていますから、実はふえているじゃないか、これは負担増じゃないか、こういうような御説明かと思います。同時に、お手元に配付いたしました同じ資料の三ページをごらん願いたいと思います。その一番下の総計欄のところをごらん願いたいと思います。その上は税制改正による増減収額、それが一つは所得税等の一般的減税が(D)、その他の改正、これはふえるものでしょう。それから差引計としてそこへ出ており……

第31回国会 大蔵委員会 第13号(1959/02/26、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 最初に城戸さんと田口さんにお尋ねしますが、映画のことにつきましては社会党は非常に熱心でありまして、そこに池田さんも見えますが、私たちは映画法の出ないようにいろいろ骨を折りまして、私たちは大衆の映画は無税くらいにしたい、将来社会党が天下を取ったなら百円くらいの映画はただにしたいという考えを持っておるわけでございます。  ところが現在の日本の税法が非常にまずいので、なかなかそう簡単にいかない。現在私たちには入場税の問題について多くの投書、陳情書がきておりますが、大体八十円から百円くらいまでは百分の十の税率を占めておるという声があります。われわれの調査によりますと、一般の映画の平均……

第31回国会 大蔵委員会 第16号(1959/03/04、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 蚕糸局長にお尋ねいたしますが、糸価安定の問題は農村の経済に非常に影響が深いので、ほんとうは農林大臣にお尋ねしたいのですが、予算の関係上出られませんから、お尋ねいたします。この前の特別融資をされて、繰越金の問題とかいろいろありますが、今一体現状はどうなっておるのか。三十三年産繭の財源のことなどについて、知られる範囲のことを御説明願いたいと思います。
【次の発言】 きょうの新聞を見ると、アメリカがまた日本繭の買い入れの制限をやるというようなことを聞いておりますが、やはり三十四年度にも同じようにこういうような買い上げをしなければ、繭の値段が下るという状態になるかと思いますが、そうい……

第31回国会 大蔵委員会 第19号(1959/03/10、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 大蔵大臣にお伺いするのですが、最近株の値が非常に上りまして、ダウで七百二十円をこえておるような状態でありますが、最近中外証券という証券会社がつぶれたのですが、それについてどういう措置を大蔵大臣はとられておるのか、お伺いしたい。
【次の発言】 重要なポイントは前の大蔵大臣のときに問題があるように思われますが、ただ、前の大蔵大臣のとき許可になったものについて大蔵大臣はどれまで責任を負われるか。前に取次があったかどうか。中外証券のことにつきましては、たしか昨年の五月に減税貯蓄投資の許可が下りたようなわけで、おそらく佐藤大蔵大臣の前だと思いますが、そういう問題がからんできておりますの……

第31回国会 大蔵委員会 第20号(1959/03/11、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 実は今日大蔵大臣が必ず十一時半に来るということで理事会は了解したのですが、十二時十分になりてもいまだに来られません。これではわれわれ審議をやろうと思っても審議ができませんので、明日春日君の質問がありますが、こういう点についてはっきりしたあれが出なければ、われわれは審議に応ずるわけにいきません。あなたの方の法律案だけあげて、こちらの約束したことを守らぬようでは、われわれ野党としてはこういうことは絶対に認められませんので、委員長としては今後十分に取り計らいをいただきますように、特に明日の春日君の質問が運べるように、委員長において善処されんことを要求いたします。


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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 大蔵委員会 第1号(1959/07/02、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 内閣は変りましたけれども、大蔵大臣が留任されまして、われわれも今まで通りのいろいろな意見を持っております。  そこで、ただいま問題になっております米価の問題について、非常に影響が大きいし、現在米価審議会などでも非常に問題になっておりますが、それについて大蔵大臣はどんな見解を持っておられるのか。まず米価のことにつきまして大臣の所見を伺いたいと思います。
【次の発言】 今、同僚議員の芳賀君からも、従来通りの米価についての非課税問題について法案が出されましたが、御承知のように、これは、供山問題と関係し、予約制度と関係いたしまして、非常に重要なものでもあるし、ただいまわれわれのところ……

第32回国会 大蔵委員会 第3号(1959/07/04、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 今度福田さんが農林大臣になられまして、私も就任あいさつをテレビで聞きましたが、自分の生れが農民の家であったという話を聞きまして、胸を打たれるものがありましたが、今問題になっておる米価の問題について、世上いろいろなうわさがあるわけです。特に私たちは選挙区を農村に持っておりますので、米価はどうなるのだ、予約減税はどうなるのだという陳情が毎日あるわけです。こういう点について、福田農相は、前に主計局長もやっておられたし、その後幹事長をやっておられて、いろいろ事情に精通されておりますが、今の米価の問題について、どういう基準で、どういう方法でこの問題を解決されるのか、まずお伺いしたいと思……

第32回国会 大蔵委員会 第5号(1959/09/11、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 実は、東南アジアへ過日参りまして、いろいろ感じたことなんでございますが、大臣もさきにインドヘおいでになったことがありますので、いろいろと同地のことについては詳しいと思います。わずかな日にちではございますが、私が東南アジアに行きまして、大使館の方やあるいは地元の事業家の方、いろいろな方から意見を聞きましたときに感じましたことは、現在東南アジア開発基金というものがあるけれども、実際には活用されてないというようなことも、いろいろ意見を聞きましたが、こういう点について大臣はどういうようなお考えを持っておられるのか。せっかく私も東南アジアへ行って参りましたので、大臣の御所見を承わりたい……

第32回国会 大蔵委員会 第6号(1959/10/13、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 実は、年末金融の問題について、かねて大蔵委員会で質問するはずでございましたが、御承知のように伊勢湾台風が突如起きまして、史上空前の大きな災害があったということは、これは、新聞をごらんになれば、大体わかるわけです。特に、今度の災害は、あとで同僚議員の春日君からも質問があると思いますが、非常にえらい災害でありまして、政府も、対策に非常に力を入れて、現在名古屋の方へ本部を置いてやっております。きょうは大臣が午後出席されることになっておりますから、その問題はそのときに譲りまして、とりあえず一番民衆と関係の深い国民金融公庫のことに関しまして、私から四、五点について質疑をしたいと思います……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 災害地対策特別委員会 第2号(1959/10/30、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 私が、建設大臣が名古屋に来られたとき、宿屋においでになったときに、一番初めにおたずねしたら、何といっても水が引くことが第一だと言って、村上建設大臣は非常に深刻な顔で実は私に説明されました。しかし、現在私どもの蟹江町を中心として――蟹江町は大部分が水が引きましたけれども、まだ約二割が水が入っております。御承知のように、津島地区は海岸から約二十キロの奥にあります。しかも、ただいま江崎代議士からも話がありましたが、今なお水没しておりまして、政府の宣伝では、二十日くらいで水が引く、こういうようなことで、一般の罹災者は非常に安心をしておりましたが、いまだにその曙光が見えません。いろいろ……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第6号(1959/11/07、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 日本社会党を代表して本決議案に賛成するものであります。  伊勢湾台風がいかにひどかったかということは、もう政府の諸君もよく御存じでございますが、私の郷里の津島市を初め、弥富町、佐屋町、蟹江町、十四山町、飛島町、十万人の人が今なお水中に没しております。しかもその苦しさは、水の上にこの寒空に住んでおりまして、まことに忍びがたいものがあります。政府は、今江崎代議士が言われるように、三週間で水をとめるといわれました。また岸総理大臣も、佐藤大蔵大臣も、建設大臣も、益谷さんも現地を見られて、あの惨状をごらんになりまして、一日も早く、災害のためにはどんなに金を使ってもやれ、そういうように申……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第8号(1959/11/12、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 ちょっと関連して一言……。山本さん、きょう津島から電話があったのですが、きのうから二寸ぐらい減ったそうです。だから上流地帯の方からポンプでやっているが、それで二十五日というのは、一番南の十四山や弥富、それから南の方の締め切りはどうなんですか。

第33回国会 災害地対策特別委員会 第10号(1959/11/14、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 関連して。鍋田干拓の話が出ましたからお尋ねしますが、干拓の住民は、相当国から借金をしながら家を作っております。このことについて、あの借金は棒引きにしてもらえるかどうか、こういうことを非常に心配しておるわけです。  それからもう一つは、農機具を全部流してしまいましたし、現在はほとんど痕跡もないくらいひどく参っております。そのことについて農林省はどういうような方法でこれを救済していただけるか、ちょっと干拓の話が出ましたからお尋ねします。
【次の発言】 全部元気でやっておりまして、甚目寺中学に全部おるのですが、毎日日雇い労働者で出ておるわけです。そして、たとい死んでももう一ぺん行き……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第12号(1959/11/20、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま提案されました十八法案について、賛成の討論を行なわんとするものであります。  本年度災害は史上未曽有の被害をもたらし、その規模は、昭和二十八年災を上回るものであります。岸首相が、二十八年災を下回らない対策を講ずると約束されましたのも、このためにほかなりません。ところが、政府の提出した補正予算案及び災害関係各種法律案の内容を見ると、二十八年災を下回るものであって、きわめて不満足なものであります。わが党は、できる限りこの対策を推進するために、補正予算については予算組みかえ案を提出し、また法律案関係におきましては、十五法案のわが党独自の法律……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第13号(1959/11/25、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 農林省の農政局長と農地局長にお尋ねするのですが、実はこの伊勢湾台風の影響がだんだん地方に現われてきまして、非常に困ることは、実際に水が入っておるときは、まだまだ水が引くようにというような希望でおりましたが、実際の場合としては、さて水が出ていくということになると、塩分がある、その上にさらに稲が六十日も水につかっておれば、結局くたくたになってしまって、手のつけようがないという状態です。こういう点を考えると、今度の激甚地の問題でいろいろ騒いだわけでございますが、七日以上入ったのが激甚地になっておりますけれども、六十日入った人は一体どうなるのだというような問題で、非常に地方の農民が心……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第15号(1959/12/09、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 奥村さんの今の問題、これは自民党、社会党両党の理事会で了解事項になったはずだから、今委員の言われるようにやはりわれわれ解釈しておる点を、あとから大臣に声明してもらいたいと思います。  実はしろうとの意見でありますが、農林省に二、三の点についてちょっとお尋ねしたいと思うのです。それはあとから専門家の角屋君からもいろいろ詳しい質問があると思うのですが、私たちが心配しておりますのは、例の除塩の問題で決議案を出したわけなんです。実はこの問題についても、いずれあとでいろいろ伺うわけですが、今農村の一番困っておるのは田を刈る問題です。塩の田を刈る問題について、農民は、現在六十品も湛水して……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第16号(1959/12/22、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 最後に、二、三点だけちょっとお伺いいたします。  文部省の今村助成課長にお尋ねしますが、先般当委員会、並びに愛知、岐阜、三重の三県の連絡協議会に出ていただきまして、われわれの熱望を率直に受け入れられて現地までわざわざおいでいただいたことは、われわれも非常に意を強うするのであります。先ほど江崎委員からも質問がありましたが、災害地では学校の改良復旧に対して非常に熱意を持っておるわけであります。その点で、先ほど奧村次官からもはっきりした答弁はありませんけれども、せめて海面より低いところは、一町村一むねくらいの学校だけは鉄筋で作りたいという現地の熱望があるわけで、愛知県の教育委員会か……

第33回国会 大蔵委員会 第6号(1959/12/03、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 きょうは、金利の引き上げ問題で、実は日銀の総裁を御要求してありましたが、どうも都合が悪くて来られません。そこで、委員長に特にお願いしたいのですが、谷口さんとかわって、他日山際さんにこの次の委員会にぜひ一ぺん出ていただきたい。それはちょっと政策の問題を山際さんに聞きたいことがありますので、委員長、この次の機会にはぜひ一つ日銀の総裁においでを願うことにして、きょうは谷口さんに対する質問をします。
【次の発言】 谷口副総裁にお尋ねいたしますが、今度の金利引き上げについては、山際総裁は、物価の上昇テンポが早まったから、景気の先行きを懸念するために、その予防措置として今度金利を上げたと……

第33回国会 大蔵委員会 第8号(1959/12/10、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 二、三の点についてちょっとお尋ねしたいと思うのですが、酒の問題でいつも問題になるのは、酒が高過ぎるという問題で、税金を下げて、せめて二級酒が三百五十円くらいで飲めたらいいだろうという意見があるわけです。こういうような法律ができて、そういう方のことはいいけれども、将来減税をされるかどうか。そういうような問題について、主税局長もおられますから、どういうお考えを持っておられるのか。この点を、くどい話でありますけれども、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 原主税局長から外国の例を示されましたが、外国とは生活程度が違う。少なくとも日本の三倍くらいの収入が西ドイツにおいてもアメリカに……

第33回国会 大蔵委員会 第9号(1959/12/11、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 先日金利の引き上げの問題について中央銀行のことについていろいろ議論がありまして、きょう山際総裁の出席を得ましたので、日銀の本来のあり方ということについていろいろお尋ねしたいと思うのであります。  御承知のように、最近日銀法の改正問題もありまして、いろいろ世間の論議を浴びておるわけでございますが、山際さんは、御承知のように大蔵省に長くおられたし、三代の大臣に仕えて次官をやられたこともありますので、この際、日銀のあり方がどうであるかという問題について、できるだけ率直に御意見を承りたい。特に、私たちの中では、ちょうど戦争中の陸海軍のように、大蔵省と日銀とが争っているというようなうわ……

第33回国会 予算委員会 第7号(1959/11/12、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 私は日本社会党を代表して大蔵大臣及び関係大臣に質疑を続行したいと思います。  今度の予算の基礎である激甚地の指定が今日までおくれたというのは、これは政府の怠慢であって、これははなはだ遺憾と存じます。一体今度の激甚地の指定の問題について今日まで遅延したというのは一体どういう理由であるか、その経過を大蔵大臣に質問したいと思います。
【次の発言】 今度の激甚地の指定のことでただいま発表になりましたものと、予算を編成されたときの予算額では、どれくらいの開きがあるかお答えいただきたい。
【次の発言】 激甚地の指定地域の十六府県というのはどことどこの県か、具体的に御発表願います。


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 大蔵委員会 第4号(1960/02/23、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 先回も非常に注意しておったのですが、大蔵委員四十人の中で、与党がたった四人。実は再度注意をしたにもかかわらず、非常に定足数を欠いておりまして、われわれ隠忍自重して今日まで審議に当たっておりますけれども、今後与党の出席の少ないという場合には、委員会は開かないということにいたしたいと思いますので、委員長一つ今後そういう取り計らいを十分やっていただきたいということをお願いしたいと思います。

第34回国会 大蔵委員会 第6号(1960/02/25、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 関連して。  佐藤大蔵大臣にちょっとお伺いしたいのですが、政府は所得倍増論というものを盛んにやっておられるけれども、そういうことの第二として、低金利政策に対してどういうような考えを持っておられるのか。私、この間東南アジアに行っていろいろ話を聞いたのでありますが、そのことについてどういう政策を持っておられるのか。この際、重要な問題でありますから、それをちょっとお伺いいたしたい。
【次の発言】 もう一つお尋ねしたいのですが、私たちも、東南アジアに行きますと、日本の東南アジア開発協力基金などでいろいろ援助をされている点も、これは理解はできます。けれども、今横山委員の言われるように、……

第34回国会 大蔵委員会 第8号(1960/03/03、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 酒税法の一部を改正する法律案に関しまして若干の質問をいたします。まず最初に、現在の税金の中で特級酒、一級酒、二級酒の税金はどういうような額になっておるのか、ちょっとそれをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今度準一級ができるのですが、それは前の三十四年度と比べて税収に大きな変化があるかどうか。
【次の発言】 酒団法のときにもいろいろ問題がありましたが、税金が高過ぎる、酒を飲んでいるのか税金を飲んでいるのか、わけがわからぬというような非難があるわけですね。そこで、日本より生活程度は高いけれども、たとえばフランスとか西ドイツとかいう外国に比べて、日本の酒の税金は高過ぎはせぬか……

第34回国会 大蔵委員会 第15号(1960/03/30、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 臨時地方特別交付金のことについて、大蔵省並びに自治庁にちょっとお伺いしたいのです。  今年度は相当の増収があったにもかかわらず、大体二十九億八千万円程度で、財源措置については相当考慮はされておりますけれども、三十五年度は本格的な災害復旧第二年度でありまして、起債充当率も相当減ってくるので、災害発牛後三年の間はもう少し何とかしてもらわなければいかぬという戸が多いのですが、この問題についてはどういう御配慮をしておられるか、大蔵省並びに自治庁にお寺ねしたいと思います。
【次の発言】 大村さんの説明は上から見た考え方であって、なかなか地方財政は苦しい立場で、特に災害地などはあなたがお……

第34回国会 大蔵委員会 第18号(1960/04/14、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 瓜生次長にちょっとお尋ねするのですが、国有財産法第十三条の法律に基づきまして今度皇居内に新居ができるということになっておりますが、ほかの建築に対する計画があるかないのか、それをお尋ねしたい。
【次の発言】 今の新居のほかに計画があるのかないのか。
【次の発言】 この間大宮御所の皇太子太子のあれを見せてもらったのですが、今度の内苑の新居は、やはりあれと同じように近代設備で作られる予定ですか。で、いつごろ完成する予定ですか。
【次の発言】 皇居の方の今度できる建物はいつごろ完成する予定ですか。
【次の発言】 この間皇居を見せてもらったのですが、民間からいろいろな奉仕団がたくさん来……

第34回国会 大蔵委員会 第19号(1960/04/19、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 一度大臣にお伺いしたいと思いましたが、実は私学の問題であります。私立大学の経営が非常に困難になっておりまして、財源がないために月謝が非常に高く上がる。そういう観点から、私学と国立の学校が非常に差が出てきておるわけです。そういう点で、アメリカでもやっておりますが、学校法人に対しての寄付金の贈与税あるいは法人税を免税にしたらどうかという意見もあるわけなんですが、この問題について大臣はどういう所見を持っておられるのか、まずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 きょうは村山君が来ておりませんが、教育に対する税をかける――おそらく膨大なものになると思いますけれども、そういう観点から、……

第34回国会 大蔵委員会 第21号(1960/04/28、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 ただいま議題となりました附帯決議について、提案の趣旨及びその内容について簡単に御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。    国家公務員等退職手当法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   外地に在職し、引揚げ後再就職した公務員の退職手当算定の基礎となる在職期間の計算については、外地在職期間通算条件につきさらに検討を加えるべきである。  すなわち、終戦前外地官署等に在職し、終戦後内地に引き揚げてきて、その後国家公務員等として再就職した者が退職する場合、その退職手当算定の基礎となります在職期間の計算につきましては、現行法令によりますと、その者の外地における在……


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第35回国会(1960/07/18〜1960/07/22)

第35回国会 大蔵委員会 第4号(1960/08/12、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 池田内閣が生まれてからもう一月近くになりますが、今度は佐藤蔵相に次いで水田蔵相が新しくなられたのですが、いろいろ党の方針やその他内閣の方針もまだきまっていないようであります。最近問題になった自然増収、これはわれわれは取り過ぎたと言っておりますが、この取り過ぎの千五百億から千三百億の財源をどのように使われるのか。これは国民にとって非常に重大な問題でありますし、わが党でもこれは問題にしておりますが、大蔵大臣はどういうお考えであるのか、まず最初にお伺いをしておきます。
【次の発言】 最近国家公務員に対する人事院の勧告がありました。これは、今度総理になった池田さんからも、前の通産大臣……

第35回国会 大蔵委員会 第5号(1960/09/08、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 通産大臣の時間の都合もありますから、若干の点について御質問したいと思います。  通産大臣は、先日モスクワの見木市に行かれまして、いろいろ現地の事情を見てこられて最近お帰りになったのですが、今一番問題なのは、日本の貿易の問題がいろい隘路が来ておるので、今後の日ソの問題について意見がかわされております。日ソの貿易というものはどういう方向でやっていかれるのか、その点を一つお伺いしたいと思います。
【次の発言】 日ソの国交が回復しているし、国民としては非常に国が近いのでいろいろやっていきたいと思いますが、それに関連して、御承知のように中共貿易の問題がやはり問題になってきた。今まで、岸……

第35回国会 大蔵委員会 第6号(1960/10/12、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 最近酒団法の法律が実施されまして、酒の自由販売ということが問題になっておりますが、このごろうわさに聞きますと、一升一万五千円もする酒が出たという話です。今までは価格が規制されておりましたが、実際にこういう問題が起きるということになれば、やはりこれらに対する非難もあろうと思います。自由販売になればすぐお酒が上がるということであれば、これは非常にわれわれの考え方と違っておるわけでありますが、こういう点について当局はどのように考えておられるのか、一つ泉さんにお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 例外なことだと思いますが、しかしこういうことが出ますと、ほかに影響して、所得倍増論……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 災害地対策特別委員会通商産業等小委員会 第1号(1959/11/16、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)小委員 関連して、奧村次官に激甚地の問題で質問いたしたいのですが、七日以上ということがありますけれども、七日入った人と、今私どもの選挙区では五十日も入っている人は、やはり同じ査定でやられるのですか。七日と五十日ではずいぶんえらい違いがある。現在水に浸っておるところが、十万人くらい水にひたって――きのうも見てきたけれども、まだ入っているんですが、そういうところを七日と五十日、同じような標準でやられるのか、その点ちょっとお聞きしておきたい。
【次の発言】 七日ということに不平を持っておるわけではないけれども、七日の人も五十日の人も同じ適用を受けるということは、ちょっとおかしいのではない……

第33回国会 災害地対策特別委員会農林水産等小委員会 第2号(1959/11/17、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 関連して。福田農林大臣にちょっと先ほどの塩のことに関連してお尋ねしたいと思うのです。先日も陳情しましたように、私の方の湛水地帯には特殊な産業が二つあるわけです。一つは金魚の養殖で、御承知のように、金魚は奈良県の郡山と、東京の砂町と、私どもの弥富町が日本の三大金魚場でありますが、これが水につかりまして壊滅的な打撃を受けました。これはウナギと同じように、先日も足鹿君からお願いいたしましたが、ぜひ五十万円くらいに融資を上げていただきたい。もう一つはボラ養殖、東京ではあまりボラを食いませんが、私どもの方ではボラの養殖を盛んにやっておりまして、六十軒くらいあると思いますが、これも同じよ……

第33回国会 災害地対策特別委員会農林水産等小委員会 第3号(1959/11/18、28期、日本社会党)

○佐藤(觀)委員 ちょっと関連して局長にお尋ねしたいのです。先ほど丹羽委員からも金魚とボラの養殖のことで質問があって、答弁されたのですが、現地の事情を知られぬために、将来いろいろ禍根を残してはいけないので、私はちょうどその地区におるものですから申し上げたい。海部郡の弥富を中心に金魚の養殖が行なわれているのですが、金魚というものは、そんな二十万や三十万で復活できると思われたら大へんな間違いで、金魚の仕事は、少なくとも五十万円の融資がなければ再建不可能だと私は考えているのです。この点についてはボラの養殖も同じことなんですが、せっかく融資される場合に、あぶはちとらずでは困るわけですから、そういう点は……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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