角屋堅次郎 衆議院議員
28期国会発言一覧

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角屋堅次郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは角屋堅次郎衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院28期)

角屋堅次郎[衆]本会議発言(全期間)
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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 衆議院本会議 第6号(1958/12/19、28期、日本社会党)

○角屋堅次郎君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となりました繭糸価格の安定に関する臨時措置法の一部を改正する法律案について、わが党の主張と立場を明らかにしつつ、政府原案に反対の討論を行わんとするものであります。(拍手)  政府原案は、委員長報告にも明らかな通り、第二十九特別国会において成立した繭糸価格の安定に関する臨時措置法のうち、第三条第二号及び第五条第三項を改正して、混乱と動揺のまっただ中に放置されておる本年度の夏秋蚕繭について日本輸出生糸保管株式会社が、三百万貫の範囲内において、繭一貫目千二百円で買い入れんとするものであります。これは、繭糸価格安定法によって決定された本生糸年度の繭……

角屋堅次郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院28期)

角屋堅次郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第4号(1958/09/26、28期、日本社会党)

○角屋委員 関連して。ただいま参考人からいろいろお話があったのですが、私も昭和二十九年にソ連、中国を視察したのですが、引揚問題ということで行かなかったので、現地側の若干の情勢はその他のことでは承知しておりますけれども、今の問題に焦点を合わせながら、参考人にお伺いをしたいと思います。  まず第一に、ソ連にいたしましても中国にいたしましても、国内の人の場合はともかくといたしまして、敗戦によってこういう引き揚げをしなければならない条件の人に対して、ソビエトにしても中国にしても、引揚第一ということで考えておりますのか、あるいは建設第一でもって、とにかくおる間は、今のお話でいきますと、相当分散をしてそれ……

第29回国会 農林水産委員会 第7号(1958/07/02、28期、日本社会党)

○角屋委員 ただいま神田委員の質問に関連をしてお伺いしたいのでございますが、従来、被害量の測定の問題については、農林省の統計調査部で行うところの調査の結果と、地方自治体の都道府県で行う調査ないしは農業団体各機関で行う調査との数字に相当な食い違いがあって、それが個々の農家の被害の集積の問題とも関連をして、今御指摘のような質問になったと思うのでございますが、今度の異常な災害の場合に、たとえば凍霜害の問題にしろ、あるいは長雨の問題にしろ、早魃の問題にしろ、こういうそれぞれのところでの数字の具体的な結果について、農林省としてはっきり把握をしておるかどうか、もし把握しておるとするならば、大体どういう状況……

第29回国会 農林水産委員会 第10号(1958/07/07、28期、日本社会党)

○角屋委員 私は、この機会に、当委員会の開催冒頭において三浦農林大臣から農林水産業施策についての所信が申し述べられた点につきまして、若干総括的な質問を申し上げたいと思うわけでございます。  まず、従来自民党の内閣の中でいろいろ農林大臣の交代があったわけでございますが、今回、農林畑の出身である三浦農林大臣が、今日農業危機といわれ、曲りかどに来ているといわれるこういう重大な時期に農林行政を担当されるということについては、われわれもいささかの期待を寄せておるわけでありますけれども、過般来の委員会の討議を通じて、当面の緊急課題である米麦価問題、あるいは蚕糸、酪農問題、あるいは災害問題等に対する大臣の施……

第29回国会 農林水産委員会 第11号(1958/07/08、28期、日本社会党)

○角屋委員 昨日の農林大臣の農林施策に対する所信表明に関連をして質問をしたいわけでございますけれども、時間の関係上、本日は特に水産関係のうちの真珠問題について若干御質問を申し上げたいと思うのでございます。  御承知のように、日本における真珠産業については、終戦後累年その生産が増強して参りまして、今日においては戦前以上の生産の回復を見ておるわけでございますが、一昨年来の政府の金融引き締め等の影響の関連もあり、また海外における販売事情の関係等もあろうかと思うのでございますけれども、今日真珠産業の実態を見ますときわめて深刻なる様相を呈していることは御承知のところであろうと思います。そこで、私は三重県……

第29回国会 農林水産委員会 第13号(1958/08/01、28期、日本社会党)

○角屋委員 酪農、蚕糸等を中心にして大臣に質問をするわけですけれども、お見えになるまでに若干時間があるようでございますので、この機会に、水産庁の次長が見えておりますので、この前の特別国会で私は総合的な基本政策の質問に関連をして真珠関係の問題について若干触れたわけでございますが、本日は時間の関係等もあってこれらの問題について少しさらに追加してお聞きをしたいと思うのでございます。  まず第一に、御承知のように、沿岸漁業の不振を打開するために、水産庁は本年度から沿岸漁業振興総合対策を立てて、本格的に沿岸漁業不振打開のために努力を始めておるわけでございますが、これらの計画に基く各県等からの申請の状況な……

第29回国会 農林水産委員会 第18号(1958/09/09、28期、日本社会党)

○角屋委員 ただいまの神田委員の質問に関連して、私の出身県でありますので、若干この点についてさらに触れたいと思います。  この問題については、八月二十七日号の日本農業新聞にも、「ひどい専売公社の出先職員」という表題で相当大々的に報道されましたので、もちろん、地方における専売公社関係においても、この記事の内容については十分目を通され、また場合によっては実情等も調査されたのではないかと思われますが、先ほど神田委員の方から若干触れられたわけでございますけれど、関係委員の中にこの内容等について御承知ない方もあろうと思いますので、もう少し簡単に敷衍をしたいと思うわけであります。  この問題の起ったのは、……

第29回国会 農林水産委員会 第19号(1958/09/10、28期、日本社会党)

○角屋委員 私は、この機会に、日本社会党を代表いたしまして、自由民主党並びに社会党の共同提案にかかる昭和三十三年台風第十七号による農林水産業被害対策に関する件について御提案申し上げ、皆様方の御賛同を得たいと思うのであります。  まず決議案の案文を読み上げますと    昭和三十三年台風第十七号による農林水産業被害対策に関する件   本年八月二十五日室戸岬から紀伊水道を経て、和歌山県白浜附近に上陸し、奈良県の中央部を横断、更に三重県の伊賀盆地を通過して、滋賀県に抜けた台風第十七号は、稀有の降雨量を示し、随所に河川ははんらんし、堤防は決潰し、これがため農地、農業用施設、水陸稲、果樹、林道及び水産業に……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号(1958/10/30、28期、日本社会党)

○角屋委員 すでに参考人に対するいろいろなお伺いにつきまして、それぞれお二方からお話が出ましたわけでございますが、野倉さんにいたしましても、平出さんにいたしましても、たまたま単独の形でお帰りになったということで、最近におけるそれぞれの地区の状況を伺う点では、非常に参考になったわけでございます。従って、この機会に両参考人にまずお伺いをしたいのは、野倉さんの場合でいえば、ジャワ地区における百数十名の帰国促進のためには、政府としてどういうふうにやったら一番効果的であるか、こういう点についてざっくばらんに御意見をお伺いしたい。考えてみて従来どういう点が不十分であったか、今後帰国促進のためにはどういうふ……

第30回国会 農林水産委員会 第11号(1958/10/28、28期、日本社会党)

○角屋委員 台風二十一号、二十二号を中心にいたしました本年度災害に対する本委員会における災害対策につきましては、先ほど小委員長からその内容について報告があったわけですが、この臨時国会が開催されてから、本委員会会において災害問題か一つの大きな中心的な議題であり、久保田委員を初め同僚の議員から災害対策の問題についていろいろ具体的な追及が行われて参ったわけでありますが、その追及の過程の中で、農業関係の問題については相当こまかく触れられたわけでございますけれども、水産関係の問題についてはほとんど俎上に上らなかった観があるやに感ずるのでございます。もちろん災害対策全般としての中には水産関係も含まれておる……

第30回国会 農林水産委員会 第12号(1958/10/29、28期、日本社会党)

○角屋委員 ただいま決議された本年度の早場米を中心にした集荷時期の延長の問題に関連いたしまして、ちょうど食糧庁長官が御出席の機会でありますので、過般来その質問の機会を得たいと思っておる問題について簡単にお尋ねをいたしたいと思います。  それは、毎年北海道あるいは東北、北陸等を中心にいたしました早場米の集荷時期に問題になります食糧庁の職員の検査の繁忙期の対処の問題でございます。私がかって農林省に籍を置いておった時分には、いわゆるそういう繁忙期における超勤に必要な予算を確保すべきであるという考え方が中心になりまして、政府の善処、直接的には食糧庁長官の善処を要請するという形の性格でございましたけれど……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第5号(1959/03/24、28期、日本社会党)

○角屋委員 ただいまルバング島の現地の状況について外務省の方から御報告があったのてございますが、実は私も、ちょうど大東亜戦争の始まる最初から十八年まで比島方面に行っておったものでございますから、こういういわば旧戦友に当るような人々の問題が出て参りますと、非常に胸痛む思いがするわけでございます。先ほど来の質疑応答の中で、必ずしも日本人であるという確認をされておるわけでないというように言われておりました。その辺のところはきわめて不確定な要素でございましょうけれども、私はやはり、帰還を待っておられる小野田さんあるいは小塚さんのお気持からいけば、日本人という前提に立って最善の努力をするのが本筋だろうと……

第31回国会 農林水産委員会 第1号(1958/12/16、28期、日本社会党)

○角屋委員 ただいまの同僚の久保田委員からの質問に関連しまして、主として農林水産施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案に関連をいたしまして、数点にわたって簡単に質問を申し上げたいと思います。  御承知のように、本年度災害は二十八年度災に匹敵をする大災害だと言われているわけですが、国会の方ではいろいろ臨時国会でもああいうふうな醜態がございまして、補正予算の成立、さらに災害関係法案は通常国会に持ち越される、こういう事態になりましたことは、これは与野党を問わず非常に災害地に対して申しわけのないことだというふうに考えるわけです。  そこで、私どもがこの法案を審議するに当……

第31回国会 農林水産委員会 第7号(1959/02/10、28期、日本社会党)

○角屋委員 私は、先般農林大臣から昭和三十四年度農林関係予算の問題を中心にして関係法案の趣旨並びに今後の農林行政の基本方向についての説明があったわけでございますが、この問題に関連をして、重点的に二、三の質問を行いたいと思います。  まず第一に、三浦農林大臣は昨年農林大臣に就任以来すでに半歳を経過しておるわけでございますが、過去半歳の三浦農政というものを顧みますと、たとえば蚕糸の問題におきましても、あるいはまた酪農の問題におきましても、いわゆる後手々々を引きまして、よろめき農政の実態を示した、残念ながらこういうふうに感ぜざるを得ないわけでございます。私は、特別国会の冒頭に農林大臣に対しまして総括……

第31回国会 農林水産委員会 第10号(1959/02/18、28期、日本社会党)

○角屋委員 本日は、午前からいろいろ、農林漁業の金融の問題を中心にいたしまして、あるいは開拓融資の問題、あるいは農業、水産各金融のそれぞれの関連の問題について非常に熱心な討議が行われて参ったわけでございまして、この問題は農政の問題としては非常に重要な問題でございますから、私も少くとも一時間以上のいろいろな質問をいたしたいと思いましたし、幸いきょうは農林漁業金融公庫の方の総裁、あるいは農林中金の方の理事長等もおいででございますので、そういう点についての中金あるいは公庫側の意見等も徴したい、かように考えておったわけでございますが、同僚議員の御意向をそんたくいたしまして簡単に数点について本日は御質問……

第31回国会 農林水産委員会 第11号(1959/02/24、28期、日本社会党)

○角屋委員 私は、神田委員並びに西村委員の質問に引き続きまして、ただいま議題になっております問拓融資保証法の一部を改正する法律案並びに森林開発公団法の一部を改正する法律案のうちで、まず前者の開拓融資保証法の一部を改正する法律案に関連して若干御質問を申し上げたいと思います。  すでに、開拓政策の問題につきましては、本委員会におきましても総括質問の際にそれぞれの関係委員から触れられた問題でございます。しかし、率直に申しまして、戦後十五万戸近くの入植者が入っているわけでございますが、ややともいたしますと、既入植者の安定対策ということに目を奪われまして、積極的なこれからの新規入植という面については相当……

第31回国会 農林水産委員会 第14号(1959/02/27、28期、日本社会党)

○角屋委員 私は、この機会に、木曽特定地域総合開発計画並びにその一環として現在実施されております愛知用水事業の問題について重点的に二、三の問題についてお伺いをいたします。  まず最初に、経済企画庁の関係の方も見えておるようでありますから、木曽特定地域総合開発計画の問題から入って参りたいと思います。  御承知のように、本問題については、国土総合開発法というのがございまして、それに基いて、全国総合開発計画、あるいは都道府県総合開発計画、あるいは地方総合開発計画、本問題に関係のあります四番目の問題として特定地域総合開発計画、この四つの種類に総合開発計画は分れておるわけでありますが、木曽の特定地域総合……

第31回国会 農林水産委員会 第28号(1959/03/24、28期、日本社会党)

○角屋委員 私は、この機会に、ただいま内閣委員会の方で審議の対象になっております定員法の一部改正の問題に関連をいたしまして、本委員会に関連のある主として農林省関係の定員問題、特に定員外職員の定員化の問題、さらに基本的には農林省の行政機構改革等の将来の方向等の問題に触れながらお尋ねをいたしたいと思います。  まず第一に、話の順序といたしまして、行政機構改革の問題から入りたいと思うのでありますが、御承知のように、昨年の春の総選挙で、与党である自民党は、行政機構改革ということを打ち出され、総選挙後この問題に対する特別委員会を持たれまして、そしてこれが具体化を努力してこられたと思うのでありますが、一方……

第31回国会 農林水産委員会 第33号(1959/06/08、28期、日本社会党)

○角屋委員 ただいまの茨城県等を中心にいたしましたひょう害対策の問題に関連いたしまして、二点お伺いをいたしておきたいと思います。  この問題については、先ほどの理事会で現地調査を明日行うことになりましたから、その結果を待ってさらに委員会でいろいろ適切な措置の検討がなされると思います。御承知のように、日本は農業についての災害が非常に多いということが言われておるわけでありますけれども、さらに台風シーズンになりますと、例年どこかで災害が起るという状況になるわけですが、このひょう害等の問題を機会に、農林省といたしまして、災害と農業気象という関係の問題について根本的に一つ検討してもらう必要があるのではな……


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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 農林水産委員会 第2号(1959/07/03、28期、日本社会党)

○角屋委員 ただいま丹羽委員から御報告になりました調査報告のうち、主として愛知用水事業に関連する問題につきまして、本日は総括的な質問を申し上げたいと存じます。本日の理事会で、近い将来に愛知用水事業の問題についてはさらに関係地元の人々を呼んでみっちり検討することになっておりますので、専門的な問題についてはその機会に譲って参りたいと思います。  本調査につきましては、私も幸い視察の機会を得まして、この画期的ないわゆる農業開発を中心にした事業の大綱について視察をして参ったわけでありますが、ただいまの調査報告にありましたような点については、私どもも調査の終始を通じて痛感をした次第でございます。まずもっ……

第32回国会 農林水産委員会 第4号(1959/07/08、28期、日本社会党)

○角屋委員 簡単に御質問申し上げたいと思います。  米価問題につきましては、本年度に入りましてからも本委員会において幾たびとなく取り上げられて参りました問題でありまして、同時に、本日は、政府諮問案に基いて具体的な各項目にわたる質問が同僚委員からなされたわけでございますが、私は、同僚委員が指摘しましたように、本年度政府が諮問をいたしております米価は、いわゆる政治米価であって、理論的な根拠においてはずいぶん多くの問題を持っていることは明らかだと思うのでございます。理論的な米価の根本的な欠陥の一つとして、米価を決定するための基本的な調査という面においてやはり理論的に欠けたものを持っておる、こういうこ……

第32回国会 農林水産委員会 第5号(1959/07/09、28期、日本社会党)

○角屋委員 愛知用水事業を中心にした問題につきましては、ただいまそれぞれ関係者から概要についてお話があったわけでございますが、御承知のように、この問題につきましては、過般農林水産委員会として調査等も実施をし、先般の委員会において、その調査概要について報告がなされ、そのあと本省関係について私から総括的な質問をいたしたわけでございますが、本日はそれぞれ現地側の愛知県あるいは土地改良区あるいは公団側を迎えまして、今日非常に大きな問題になってき、しかも現段階においていろいろ検討しなければならぬ問題を含んでおります際でありますので、この機会にいろいろな点についてそれぞれ関係者から御意見を承わりたいと思う……

第32回国会 農林水産委員会 第8号(1959/08/24、28期、日本社会党)

○角屋委員 台風六号、七号並びに集中豪雨の全国的な被害を中心にいたしまして、本日午前中農林省の方から被害の実相について御報告があり、午後三田村、金丸、田邊の各委員から、主として現地の実情を中心にして、いろいろ農林省のこれに対する対策等についてそれぞれ御質問があったわけでございます。御承知のように、本委員会といたしましては、数日を出でずして最も被害の激甚の各県にお伺いをして、委員会として直接災害の状況を調査し、それに基いてさらに総合的な審議をいたすことになっておりますので、本日は時間の関係もありまして簡単に数点についてお伺いをいたしたいと思います。  まず、災害等の発生した後における農林水産委員……

第32回国会 農林水産委員会 第10号(1959/09/08、28期、日本社会党)

○角屋委員 第二班は、当委員会より吉川委員長及び神田委員、建設委員会より井原、中島の各委員が参加し、小西、貝森両調査員が随行して、三重、岐阜、静岡三県を調査いたしました。  以下本調査班に同行いたしました私から、便宜順次その概要を申し上げますが、各県からの要望事項は共通のものが多いので最後に一括してつけ加えます。  八月二十六日早暁出発、途中三重県当局より概況説明を受けました。同県においては、台風六号に引き続き連日各地に豪雨がありましたところへ、八月十三日夕刻より襲来した台風第七号の集中豪雨は、一時間最高九十五・三ミリに及ぶ驚異的な降雨量であって、ついに揖斐川支流を初め各河川は各所で堤防が決壊……

第32回国会 農林水産委員会 第11号(1959/09/09、28期、日本社会党)

○角屋委員 建設大臣もお見えになりますけれども、時間の関係上、ごく短縮をされておりますので、基本的な問題について二、三お伺いをいたしたいと思います。  先ほど来中澤委員あるいは三田村委員の方からも触れられた問題にも関連をするのございますが、御承知のように、本年度の台風六号、七号あるいは集中豪雨、この異常な災害は昭和二十八年災に匹敵する大災害だというふうに言われておりまして、関係大臣も、それぞれ現地を回られましたので、その惨状はつぶさに御承知だと思います。単にこれは本年度だけの問題ではなくて、戦後十数年の日本の災害状況を見て参りましても、この災害の頻発というものは、頻度を増してきておる。終戦前の……

第32回国会 農林水産委員会 第13号(1959/09/11、28期、日本社会党)

○角屋委員 昭和三十四年度の七月及び八月の暴風雨等による農林漁業災害問題につきましては、御承知のように、災害発生以来、本委員会といたしましても小委員会を特別に設置をいたしまして今日まで鋭意これが対策の審議を続けて参りました。また、災害地にもそれぞれ調査班を派遣して現地の実態をつまびらかに調査し、委員会の審議におきましても今日まで数回にわたりまして真剣な討論を重ねて参ったことは御承知の通りでございます。いよいよ本日は、小委員会の中でいろいろ検討して参りました内容を取りまとめまして、本委員会で決議する段階にまで相なりましたので、この際集約的に二、三の重要問題について政府並びに関係各局等の御見解を承……

第32回国会 農林水産委員会 第14号(1959/10/01、28期、日本社会党)

○角屋委員 ただいま石田委員の方からお話の出ました米の時期別格差適用期限の延期の問題でございますが、この問題については、特に台風十五号等の甚大な被害を受けました三重あるいは愛知、岐阜、こういう関係県の方から、九月末日までに締め切る第一期の分について少くとも十五日程度の期間延長をやってもらいたい、こういう要請が出て参っておることはすでに御承知の通りだと思う。三重県の場合にもそれぞれ関係方面から副知事の添書を添えて食糧庁長官あてに要望が出ておるわけでございまして、すでに十分御承知だろうと思うのです。冒頭に台風十五号の災害報告がございましたが、その報告の中にもありましたように、今度の台風十五号の被害……

第32回国会 農林水産委員会 第15号(1959/10/02、28期、日本社会党)

○角屋委員 私は、主として台風十五号の問題を中心に、農林省の今後の施策方針についてお伺いをいたしたいと思うわけでございます。  冒頭に、率直に申しまして、昨日からきょうにかけての農林水産委員会といたしましては、戦前戦後を通じてかってなかった今度の、大災害の台風十五号の問題については、これはやはり相当時間をかけて、今日の段階で判明したそういう状況に基いてのいろいろな検討が十分なされなければならない、こういうふうに、罹災県に関係のある者として思うわけでございます。しかし、重要な案件がその他にも、控えておりましたので、本日はこういう問題についても十分な時間のゆとりがございませんのはまことに残念でござ……

第32回国会 農林水産委員会 第16号(1959/10/21、28期、日本社会党)

○角屋委員 伊勢湾台風による被害調査班として去る十月四日から六日までの三日間愛知県及び岐阜県下に派遣され被害状況を調査して参りましたので、この際私から農林水産関係の被害状況について調査の概要を御報告申し上げ、今後の対策樹立の参考に資したいと存じます。  本班は農林水産委員会と建設委員会とで編成され、本委員会からは私と倉成委員が調査に参加いたしました。  報告の方法といたしましては、時間の都合もありますので、調査班の行動等については報告を省略し速記録に掲載することをお許し願うことといたしまして、両県の被害概況、被害の特殊性等について重点を置いて御報告を申し上げ、最後に両県の要望事項を一括申し上げ……

第32回国会 農林水産委員会 第17号(1959/10/22、28期、日本社会党)

○角屋委員 台風十五号を中心にいたしました災害対策の問題につきましては、きのうも基本的な問題についていろいろ触れたのでございますけれども、政府部内においてはいよいよ大蔵査定も今夕というふうに承わっております。きのうも、農林省の要求している補正予算、あるいはまた融資の関係、あるいはまた新しい特別立法の問題、こういうことについてもいろいろお尋ねをいたしましたが、特別立法の問題についてはきのう齋藤官房長の方から概略お話がございましたけれども、遺憾ながら補正予算の内容あるいは融資措置の内容等についてはつまびらかにできなかったわけであります。しかし、そのことはさておきまして、いよいよ本日農林省の要求に基……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 災害地対策特別委員会 第2号(1959/10/30、28期、日本社会党)

○角屋委員 台風十五号を中心にいたしました、特に本日は愛知県の南部の海岸地帯、三重県の北部の海岸地帯等の湛水を中心にいたしまして、これを一刻も早く排除をしていく、こういう問題に議題の焦点をしぼっていろいろお尋ねが行なわれているわけでございますが、私も、実は災害発生後、国政調査の一環として愛知県、岐阜県に参り、愛知県では名古屋市の南部、あるいは知多半島方面にまで足を伸ばして災害の状況をつまびらかに視察をさしていただきました。そうして同時に、出身の県である三重県については、あるいはヘリコプターを通じ、あるいは現地視察等を通じて、そのなまなましい惨状をつぶさに視察をしたわけでございます。そこで、本日……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第7号(1959/11/09、28期、日本社会党)

○角屋委員 私は、特に大蔵大臣の御出席をいただきまして、被害激甚地の指定の基準の問題についてお伺いをいたしたいと思います。  すでに、この問題につきましては、本災害地対策特別委員会の総括質問におきましても、与野党を通じて論議になった焦点の最も大きな問題であったことは、御承知の通りでございます。その際、大蔵大臣は、すみやかな機会に被害激甚地の基準を委員会にお示しをしたい、こういうことであったのでございますが、すでに本日までに、政府の特別措置法等については、それぞれ大半提案をされまして、いよいよこれから本格的な審議に入ろうとする段階に相なって参りました。われわれ社会党といたしましては、災害の性格か……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第8号(1959/11/12、28期、日本社会党)

○角屋議員 天災による被害農林漁業者等に対する資金の融通に関する暫定措置法の一部を改正する法律案の提案理由について御説明申し上げます。  この改正法律案の内容のおもなる点を要約いたしますと、次の点にまとめることができます。  第一点は、被害農業者の定義に関する問題であります。現在、経営資金を借り入れることのできる被害農業者及び告別被害農業者は、農作物または繭について被害を受けた者に限られております関係上、家畜または家禽を飼養している農家が被害を受け、畜産物による収入が減少した場合にも、これは被害額及び損失額に算入されないことになっております。このため、本法の趣旨を実現する上に著しい不均衡を生ず……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第10号(1959/11/14、28期、日本社会党)

○角屋委員 私は、主として建設大臣、農林大臣に対しまして、台風十五号を中心にいたしましたいろいろな問題について、重点的にお伺いをいたしたいと思います。  すでに政府の方からもそれぞれ各省関係法案が出尽くしまして、本委員会といたしましても、これに基づいて、わが党の方からは必要な特別立法等も出して、並行審議という形で審議が進められて参っておるわけであります。いよいよ本日は補正予算について最終段階ということに相なっておるわけでございますが、私ども、今日までの予算委員会あるいは特別委員会の審議を通じて焦点の一つとなりました被害激甚地の指定、こういう問題について考えてみましても、この問題については幾たび……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第12号(1959/11/20、28期、日本社会党)

○角屋委員 災害対策特別委員会が法案の取りまとめの最終段階にいよいよきておるわけでございまして、私は、この機会に、今次台風十五号を中心にして災害対策について、本委員会において、特に南條特別委員長以下超党派的に今日まで真剣に災害対策について熱心な論議が続けられてきたことを深く敬意を表するわけでございます。いよいよ法案の処理の最終段階にあたって、私ども、今日までの段階の中で、いろいろ与党とも話をして参りました経緯につきましては、必ずしも十分満足するわけには参らない点が多々あります。しかし、補正予算も通った今日の段階において、なおかつ与党の皆さんも非常な努力をされてきたことについては、私ども十分認め……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第13号(1959/11/25、28期、日本社会党)

○角屋委員 関連して労働大臣に、御出席でありますので、特に希望かたがた御質問申し上げたいと思うのです。これは、先般の災害地特別委員会の場合に、農林大臣にもいろいろお伺いしたのですが、当時労働大臣おいでになりませんので、この機会にお伺いしたいと思います。三重県の南部方面の真珠の従業員の問題で、これは前々から私希望しておるのですけれども、御承知の、通常の場合において、大半の従業員は三カ月くらい事業の関係で空間があくのです。それで、こういう三カ月ないし四カ月空間が定期的にあくということによって、一家の支柱として生計をささえていかなければならぬ従業員の場合は、ああいう農漁村地帯では非常に困るわけです。……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第15号(1959/12/09、28期、日本社会党)

○角屋委員 だいぶ時間もたっておりますので、関係各省の方に数点についてお伺いをいたしたいと思います。  三田村委員からもいろいろ基本的な問題について御質問があり、しかも冒頭に、きのう、きょうにかけての被害激甚地の県知事、あるいは市長、あるいは関係団体の代表等の陳情を聞いた印象等についてもお話がございました。この点は私も全く同感でございまして、今次臨時国会における最大の焦点の一つは、十五号台風等を中心にした本年度の災害対策の問題であったことは、言ったことは、言うまでもないのでございます。われわれは、過般衆議院におきまして、政府提案との関連において私どもの出しました法案等を十分勘案しながら、まず一……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第16号(1959/12/22、28期、日本社会党)

○角屋委員 すでに本会議の予鈴が鳴っておるわけですが、来年度の予算の問題についても、政務次官からお話しのように、近日中に最終の段階だということですが、率直に言って、私ども、本年度のような災害対策の問題を特別委員会として審議する場合には、やはり来年度の予算のお手並み等も見ながら最後の集約をしなければならぬ、こういう気持を強く持つわけです。これは予算のこまかい点までやるということは、通常国会で予算委員会でやることですけれども、やはり災害対策の特別委員会としては、大綱については見きわめて集約をいたしたい、率直に言って、私どもそういう気持を持つわけです。先ほど江崎委員が質問された中で、私がいろいろ質問……

第33回国会 農林水産委員会 第13号(1959/12/10、28期、日本社会党)

○角屋委員 関連。  今小澤委員の方から風倒木の問題に関連していろいろお尋ねがあったわけですが、御承知の通り、私も農林省は古巣でございます。ことに、今度の長野の場合で言うならば、六、七号からさらに十五号にかけて非常に大災害を受けまして、激甚地指定の県に入ったところでございますが、先ほど来質疑応答の中でも明らかなように、長野営林局の国有林関係でも、全国の風倒木の七割からの被害を受けておる、こういう実情にあるわけです。にもかかわらず、最近の情勢を見ますと、長野営林局の当局の方は、おそらく林野庁の山崎長官以下そういうお考えで下部におろされている点が影響を与えておると思うのですが、どうも仕事は第二であ……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 国土総合開発特別委員会 第7号(1960/05/13、28期、日本社会党)

○角屋委員 臨海地域開発促進法案については、今まで三度目の国会提案ということでありますし、その間、本特別委員会において、与野党の間で非常に真剣な論議が展開されて参りまして、すでに、いわば共同修正的な話し合いもまとまったという段階にきておるわけでございます。本法案については、過般、農林水産委員会との連合審査の際に、農林水産の関係の立場から、詳細に質問をする予定でございましたが、時間の関係上、その質問ができなくて、今日に延びておるわけでございます。しかし、話がすでに最終段階にきておりますので、本日は、簡単に、皆さん方の要望もいれて質問をいたしたいと思います。  まず第一に、本法案が、今後臨海地域の……

第34回国会 社会労働委員会 第6号(1960/02/18、28期、日本社会党)

○角屋委員 私は公労法適用の問題等と関連をいたしまして、林野関係の問題にも触れながら、労働大臣並びに農林省関係のそれぞれの関係者のお考えを承りたいと思います。  まず労働大臣にお伺いをするわけでありますが、今次国会では、御承知のようにILOの条約批准の問題等も大きな労働問題として注目をされておりますが、同時にあとで触れます林野関係の問題について御承知のように昭和二十八年以来公労法適用ということになりまして自来相当年数を経過しておるわけでございますけれども、最近組織内にいろいろ対当局との関係の問題で紛争が生じておる。従来労働三権である団結権、団体交渉権あるいは罷業権、こういうふうな問題について、……

第34回国会 内閣委員会 第36号(1960/05/07、28期、日本社会党)

○角屋委員 本日は土曜日でございまして、大へん恐縮でございますが、きのうの石山委員の質問に引き続きまして、定員法の問題を中心に政府の方にお尋ねをいたしたいと思います。  まず第一に、益谷国務大臣にお伺いしたいわけでございますが、御承知のように昭和三十三年の六月十二日に第二次岸内閣が成立した際に、重要施策の一つとして、行政制度の改革について根本的に検討いたしたい、こういうことで乗り出されたわけでございまするし、現実に昭和三十三年の十月一日に行政審議会の新らしい委員を任命されて、それに基づいて昭和三十四年の一月二十二日に行政制度の改革に対する答申が出され、さらにそのほかに国民年金制度実施に伴うとこ……

第34回国会 農林水産委員会 第1号(1960/02/10、28期、日本社会党)

○角屋委員 休会明けの国会におきましては、御承知のように、農林省関係からそれぞれ大臣の農政に対する方針あるいは予算関係法案等の説明が行なわれたあと、それぞれ総括質問が行なわれ、さらに具体的な討議に入る運びになるわけでございますが、本日は、委員各位のお許しを得まして、緊急の事態でございますので、伊勢湾等高潮対策に関連する問題について御質問を申し上げたいと存じます。  御承知のように、昨年の秋の台風十五号を中心にいたしました災害は史上空前の大災害と言われ、従って、新しい年度の予算編成におきましても、治山治水、国土保全ということが一つの大きな重点項目になっておることは御承知の通りでございます。私ども……

第34回国会 農林水産委員会 第12号(1960/03/16、28期、日本社会党)

○角屋委員 私は、この機会に、昨年度の伊勢湾台風を初め、六、七号以来の累次の災害に対する小災害の起債の問題について、それぞれ農林省初め自治庁、大蔵省等にお伺いをいたしたいと思います。  御承知のように、昨年度の災害は累次に上りまして、特に臨時国会においては特別委員会も設置せられて、与野党超党派的に災害復旧のためにお互いに真剣に論議決定をして、この問題については処理して参ったわけでございますが、ただ、公共土木あるいは農地・農業用施設あるいは林道その他各般の問題にわたって参りますと、その後の災害復旧の経過から見ましていろいろ不十分な点等もありますけれども、この間各省においていろいろ御尽力を願った点……

第34回国会 農林水産委員会 第14号(1960/03/22、28期、日本社会党)

○角屋委員 土地改良問題について、本日は安部参考人以下六人の方々に来ていただきまして実際に実務に携わっておられる立場からいろいろ貴重な御意見を承り、先ほど来石田委員、高石委員からそれぞれ御質疑があったわけですけれども、私は、この機会に、時間の関係もありますので簡単に数点。お伺いいたしたいと思います。  まず、土地改良問題については、申し上げるまでもなく、土地改良法に基づいて実施をされておるわけでございますけれども、実際に実務をやっておられて、すでに先ほど来質疑の中でも出ましたし、意見の中にも出たわけですが、土地改良法の改正という問題について、特にどういう点をやらなければならないかという集約的な……

第34回国会 農林水産委員会 第18号(1960/04/06、28期、日本社会党)

○角屋委員 当面の漁業協同組合整備促進法案並びにわれわれの方から出しております整備特別措置法案に関連いたしまして、ただいま三参考人より貴重な御意見を承ったのですが、後ほどさらにまた他の方々からも質問がありますので、私は簡単に数点について御質問申し上げたいと思います。  これはすでに昨日来の法案審議の過程の中でもいろいろ問題になった点でございますけれども、このたび、数年来の衆参両院の決議なりあるいは漁業制度調査会の中間答申等との関連もありまして、政府から漁業協同組合整備促進法案というものが出される経緯になったのですけれども、この際、やはり漁業協同組合の整備もさることながら、今日非常に困難な問題に……

第34回国会 農林水産委員会 第19号(1960/04/07、28期、日本社会党)

○角屋委員 今回政府から提案されて参りました漁業協同組合整備促進法案、並びにわが党から出しております同じく整備特別措置法案に関連いたしまして、いよいよ法案の集約の段階にありますので、二、三の点について御質問申し上げたいと思います。  御承知のように、きのうは、本法案に関係のあります参考人、全漁連の片柳会長、あるいは北海道の安藤会長、あるいは中金の楠見理事長、この三人に来ていただきましていろいろ貴重な御意見も承ったわけです。その際私も質問を申し上げたのでございますけれども、やはり、本法案をして真に成果あらしめるためには、基本的に沿岸漁業の振興というものを抜本的に進めなければならぬことは当然でござ……

第34回国会 農林水産委員会 第21号(1960/04/13、28期、日本社会党)

○角屋委員 開拓関係の三法案が提案をされまして、本日から審議に入るわけでございますが、この際、三法案の内容の質問に入ります前に、開拓政策の基本問題についてまず政府の考え方をお伺いしたいと思います。  戦後、日本が敗戦の結果、多数の海外よりの引揚者等が国内に帰国をいたしまして、そういう帰国者の収容対策、あるいは当時の食糧事情等から、緊急開拓政策が推進をされまして、今日まで約二十万六千六百戸にわたる入植者の入植を見たわけでございますけれども、その間いろいろ経済事情あるいは立地条件その他の事情に左右されまして約五万七千七百戸の離農者を見ておるという形勢のもとに今日に至っておるわけでございますが、申す……

第34回国会 農林水産委員会 第23号(1960/04/19、28期、日本社会党)

○角屋委員 先週から開拓三法案に対する審議がなされて参りまして、本日は参考人の各位に来ていただいていろいろお話を承ったわけでございますが、ただ、本日の参考人はいずれも直接開拓関係の方ばかりで、実は、ほかに森さんにも来ていただいて、第三者から見た従来の開拓政策あるいは今後の開拓政策の展望、こういう点でいろいろ御意見を承り、またお伺もしたい、こう思っておったわけでございます。この点は残念でございましたが、四人の参考人の方々の希望というのは、率直に申して、私たちもそれ相当に十分承知もし、また委員会の審議の中でもそれは相当に反映されてきておるわけでありますけれども、この際数点についてお伺いしたいと思う……

第34回国会 農林水産委員会 第26号(1960/04/27、28期、日本社会党)

○角屋委員 本日は、かねてから国会でも政治的に大きな問題になっておりました韓国抑留漁民の方々が帰国されたのを機会に、外磯さん初め四人の方々にお集まりいただきまして、午前中参考人のそれぞれ貴重な御意見を承り、さらに中村委員からそれぞれ総括的ないろいろな質問がございました。私は、午前の質問とも若干重複すると思いますけれども、あらためて以下数点についてお伺いをいたしたいと思います。  私どもは、この韓国抑留問題について、参考人の意見を聞くまでもなく、この種問題の解決は、抜本的には李ライン問題というものを全面的に解決しなければならぬということ、同時に参考人の方々がるる訴えられましたように、あとに残って……

第34回国会 農林水産委員会 第28号(1960/05/12、28期、日本社会党)

○角屋委員 関連して……。本日は米価問題について石田委員の方から御質問があったわけですが、先ほど米の生産費調査の問題で触れられました問題は、これは、過般本委員会においても、あるいは先般衆議院の内閣委員会においても特に私の方で取り上げた問題でございますけれども、この機会に、政務次官並びに関係の方々に、いろいろ質問の趣旨に基づきまして非常に努力をされてとりあえず当面の解決策として処理されたということについては御礼を申し上げたいと思うのですが、ただ、そういう質問の過程でも明らかになりましたように、また、石田委員からも御指摘がありましたけれども、統計調査機構のあり方、調査の体制というものについては、や……


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第35回国会(1960/07/18〜1960/07/22)

第35回国会 農林水産委員会 第4号(1960/09/01、28期、日本社会党)

○角屋委員 災害関係の問題については、与党の方の同僚委員の方々から、それぞれ現地の実情に基づいて、旱害関係の問題についても、風水害災害の問題についても、いろいろ熱心な御質疑があったわけでありますが、この機会に集約をして二、三お伺いをいたしたいと思います。  御承知のように、十月の中旬ごろに臨時国会が開催される、一応そういう判断がされるわけでありますけれども、まず第一は、今日までの旱害あるいは風水害等については、既定経費なりあるいは予備費の流用等で十分まかないがつくという判断であったか、あるいはある程度の予算補正を必要とするという判断に農林省は立ったのか、まずその点をお伺いいたします。


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各種会議発言一覧(衆議院28期)

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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 災害地対策特別委員会農林水産等小委員会 第2号(1959/11/17、28期、日本社会党)

○角屋小委員 今回の台風十五号を中心にいたしました六、七号以来の災害対策につきましては、すでに政府からも関係法案が全部提案され、さらに、わが党からもそれぞれ独立立法が提案をされまして、熱心な審議が行なわれておるわけであります。同時に、私も、過般来農林水産関係の問題について、あるいは農林大臣、さらにそれに関連して建設大臣、大蔵大臣等にもいろいろ質疑を続けてきたわけでございまして、昨日は、わが党の足鹿委員からも農林水産関係の問題について具体的な点を掘り下げて質問があったわけでございます。私は、この機会に、政府から提案されました法案と私どもから提案をしました法案との対比の中において、いろいろ重要な点……

第33回国会 災害地対策特別委員会農林水産等小委員会 第3号(1959/11/18、28期、日本社会党)

○角屋小委員 農業協同組合の再建整備の問題ですが、これはわれわれの方からは、再建整備が本年の三月三十一日で指定の終わっておるものを、二カ年間延長いたしまして、この二カ年というのは、今坂村局長からお話しのように、まだ湛水しておる組合等も相当あるわけです。従いまして、来年の三月三十一日の指定期限では、やはり十分な態勢がとれないだろう、そういうこと等も考えまして、指定の期間を二カ年延長して、今度の台風十五号を中心にして壊滅的な打撃を受けた農協等の再建整備というものを促進していく、こういう趣旨で御承知のように提案をしておるわけであります。さらに先ほど丹羽委員の御指摘になりました、すでに再建整備の指定を……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 建設委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1960/03/17、28期、日本社会党)

○角屋委員 本日は、ただいま建設大臣から御提案になりました治山治水緊急措置法案を中心といたしまして、治山治水の抜本的な問題について総括的な問題をお伺いしたいと思います。  御承知のように、本問題は、昨年の累次にわたる災害、特に伊勢湾台風等の大災害にかんがみまして、政府あるいは与党におきましても、国土の保全あるいは国民生活の安定の見地から真剣な検討が加えられて、ここに抜本的に治山治水の本格的な推進に乗り出そうと、こういうことで本計画案が出されて参っておるわけでございます。御承知のように本計画案が具体化する前に、すでに昭和二十八年度の十三号台風のあとにおきましても、政府は緒方副総理を中心にいたしま……

第34回国会 内閣委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1960/04/01、28期、日本社会党)

○角屋委員 農地被買収者問題調査会の件につきまして、福田農林大臣初め関係の方々に御質問申し上げたいと思います。本問題については、すでに内閣委員会におきましてそれぞれ関係委員から詳細にいろいろな点から質問がなされておりますし、同時に本法案はすでに三度目の法案でございますから、前々から本件に対するいろいろな問題が討議されてきておる経緯等もございまして、この際、重要な点についてはすでに質問済みの点が多いのでございますが、簡単にお伺いしたいと思います。  たまたま今度の国会における農地被買収者問題調査会の関係者というものは、偶然の一致か知りませんけれども、農林大臣も福田さんであれば、総務長官も福田さん……



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データ更新日:2023/02/05

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