角屋堅次郎 衆議院議員
29期国会発言一覧

角屋堅次郎[衆]在籍期 : 28期-|29期|-30期-31期-32期-33期-34期-35期-36期-37期-38期
角屋堅次郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは角屋堅次郎衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院29期)

角屋堅次郎[衆]本会議発言(全期間)
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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 衆議院本会議 第52号(1961/06/06、29期、日本社会党)

○角屋堅次郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま提案になりました周東農林大臣不信任決議案に賛成の討論を行なわんとするものであります。(拍手)  申し上げるまでもなく、わが国が、昭和二十年八月、敗戦後の惨たんたる廃墟の中から平和文化国家の建設を目ざして経済復興に立ち上がったとき、当時の急迫した食糧危機を克服し、壊滅状態にあったわが国産業経済の再建を力強くささえたものは、言うまでもなく、素朴な農山漁民であり、働く勤労大衆であったことは、今さら想起するまでもございません。戦後十六年、わが国経済が復興から発展の段階に進むに従い、第二次、第三次産業の目ざましい発展、特に、鉱工業、重化学工業等……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 衆議院本会議 第5号(1963/02/05、29期、日本社会党)

○角屋堅次郎君 私は、日本社会党を代表し、ただいま農林大臣より説明のありました農業基本法第六条に基づく昭和三十七年度農業の動向に関する年次報告及び同法第七条に基づく昭和三十八年度において講じようとする農業施策に関連し、政府の農政に対する基本方針と今後の具体策について、総理並びに関係閣僚に若干の質問を行なわんとするものであります。(拍手)  質問に入ります前に、ただいま説明のありました年次報告と農業施策について率直な所見を申し述べてみたいと思います。  そもそも、農業基本法が求めている農業の動向に関する年次報告は、日本農業、農村、農民の実態に即して農政の現状と欠陥を客観的に明らかにし、農業施策は……

第43回国会 衆議院本会議 第29号(1963/06/04、29期、日本社会党)

○角屋堅次郎君 私は、日本社会党を代表し、今月六日よりワシントンにおいて行なわれる日米加漁業交渉に関連し、池田総理はじめ関係大臣に対し、率直に政府の御所信を承りたいと存じます。(拍手)  まず第一は、国際漁業に対する政府の基本方針についてであります。  わが国は四面海に囲まれ、古くより水産日本として発展してまいりました。単に漁業生産量だけについて見れば、戦前最盛期において年間四百三十万トンを示し、第二次世界大戦直後は百八十二万四千トンまで激減いたしましたが、その後昭和二十七年、戦前の最高水準を突破し、一九六一年のFAOの年報によれば、鯨を除いた世界の総漁獲量四千百十六万トンのうち、日本の生産量……

第43回国会 衆議院本会議 第37号(1963/06/22、29期、日本社会党)

○角屋堅次郎君 私は、提出者を代表し、ただいま議題となりました衆議院副議長原健三郎君の不信任決議案について、その趣旨を御説明いたしたいと存じます。(拍手)  まず最初に、決議の案文を朗読いたします。    衆議院副議長原健三郎君不信任決議案   本院は、衆議院副議長原健三郎君を信任せず。   右決議する。     理 由   衆議院副議長原健三郎君は、議長を代理し、あるいはこれを補佐し、公正な議会運営を果たすべき役割は何ら議長と変わるところがない。  しかるに、原副議長は、公正な補佐を行なうどころかしばしばその地位を悪用し、一党一派に偏して公正を欠き、とくにこの度の職業安定法及び緊急失業対策法……

角屋堅次郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院29期)

角屋堅次郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 農林水産委員会 第3号(1961/02/14、29期、日本社会党)

○角屋委員 大臣せっかく御出席の際でありますので、少しくお伺いしたいと思いますが、実は、御承知の通り、東北、北陸方面の雪害で今度本委員会からもそれぞれ二個班の人員を派遣することになって、私きょう出発するわけでありますが、過般この緊急問題に関する大野委員あるいは石田委員の質問があった経緯を考えてみましても、政府のこれに対する対策というのは、率直に言ってきわめて不十分な感じがするわけです。たとえば、自作農維持創設資金のワクの問題、あるいはその他果樹等の非常に被害を受けておるものの対策の問題とか、天災融資法発動の今後の見通しとか、いろいろな問題を含めて、必ずしも明確ではない。私ども災害の現地に参りま……

第38回国会 農林水産委員会 第7号(1961/02/23、29期、日本社会党)

○角屋委員 私は、今般六委員会合同で行なわれました雪害調査につきまして当委員会を代表して参加いたしましたので、これら調査の概要について御報告いたします。  一、調査団の構成  北陸地方雪害調査団には、私のほかに、運輸委員会から壽原正一君、地方行政委員会から宇野宗佑君、大蔵委員会から米山恒治君、文教委員会から井伊誠一君、建設委員会から岡本隆一君、及び民社党代表として内海清君が参加せられ、福井県、石川県、富山県の三県下を二月十三日から同月十八日までの六日間にわたり調査して参ったのであります。  二、雪害の原因  三県下における雪害の原因につきましては、委員各位はすでに十分御承知の通り、昨年の十二月……

第38回国会 農林水産委員会 第9号(1961/03/01、29期、日本社会党)

○角屋委員 石田委員に引き続きまして、森林火災国営保険法の一部を改正する法律案の内容について数点御質問申し上げたいと思います。  今度、法改正によりまして、従来の幼齢林あるいは壮齢林等の火災に加えて、新しく自然災害、特に風害、水害、雪害、干害、凍害あるいは潮害に限って自然災害も含めて保険業務をやっていこうという、こういうところになりまして、この趣旨はまことにけっこうだと思いますが、ただ、従来の火災を対象にした場合と違いまして、自然災害等を含めて参りますと、保険業務としてもなかなか大へんなことに相なろうと思います。 保険の経理上これが成り立っていくかどうかということは、事故率その他いろいろな関係……

第38回国会 農林水産委員会 第14号(1961/03/15、29期、日本社会党)

○角屋委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、本日から本委員会において本格的審議に入りました農業基本法の問題、今後の農業の基本体制、こういう問題について池田総理を中心にお伺いをいたしたいと思います。  冒頭に池田総理に承りたいわけでありますが、御承知の通り、今度の通常国会は、もちろんいろいろな重要法案がございまするけれども、いわゆる国会の後半期は農政国会である、こういうふうなことで、全国の農業団体あるいは農民の方々から、基本法を中心にした今後の日本農政をどうするかという問題については重大な関心が寄せられておるのであります。おそらく、総理を初め自民党独自で行かれるそういう方面の会合の場合にも、……

第38回国会 農林水産委員会 第16号(1961/03/17、29期、日本社会党)

○角屋委員 池田総理が御出席になりましたので、先ほど来問題になっておる点につきまして質疑を申し上げたいと思います。  実は、御承知の通り、本日は、私どもが数年間苦労して今次国会に提案をいたしました農業基本法の問題について、従来かつて先例のない、野党側の農業基本法に対して与党の方々が一日かけて本日第一日目の質疑を尽くされる、こういうことに対しては、私どもも心から敬意を表しておる次第でございますが、たまたま、この審議の経過の中におきまして、先ほど来自民党の藤田委員、それに関連する丹羽委員の質問に関連をいたしまして、これからの食糧のうちで特に重要な米の問題について今後どうするかということについていろ……

第38回国会 農林水産委員会 第17号(1961/03/22、29期、日本社会党)

○角屋委員 開拓可能地の面積の問題でありまするけれども、今農地局長のお話から判断をいたしましても、私どもがかねてから言っておるように、国土総合開発の一環として国土の土地利用区分その他を綿密に精査をして、そして、耕地になるべきところ、あるいは草地として利用すべきところ、山林として将来ともにやっていくべきところ、こういうところを必ずしも明確に区分をして出した形ではないわけでありまして、当初の昭和二十二年度の調査においては、いわば、五万分の一の地図で、プラニメーターを回しながら、そして面積のトータルが大体五百五十万町歩になった、あるいはまた、昭和二十八年の場合には、その中で用地取得の見通しその他社会……

第38回国会 農林水産委員会 第19号(1961/03/28、29期、日本社会党)

○角屋委員 農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案が提出されておりますので、この問題を中心に、農林金融のこれからのあり方というような問題を含めて数点お伺いいたしたいと思います。  御承知の通り、一昨年から昨年にかけまして農林漁業基本問題調査会で農業関係の諸問題についていろいろ討議がなされ、その結果に基づいて、昨年の五月、農業の基本問題と基本対策という答申がなされたわけでございますが、その中で農業政策と投融資という項が特別に設定をされまして、そこで農林漁業基本問題調査会が考えたこれからの農業政策推進の方向に即応した投融資のあり方というものが説明されておるわけであります。今度の農林漁業金融公庫法……

第38回国会 農林水産委員会 第21号(1961/03/30、29期、日本社会党)

○角屋委員 私は、この際、自由民主党、日本社会党並びに民主社会党の三党を代表いたしまして、ただいま決定になりました農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案につきまして附帯決議を付すべしとの動議を提出いたします。  まず案文を朗読いたします。    農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案に対する附帯決議   政府は、すみやかな機会に左記項目の実現のために必要な措置を講ずべきである。     記  一、自作農維持創設資金の貸付条件については、その限度額の大巾引上げ、年利の大巾引下げを行なうとともに据置期間は五年、償還期限は三十年以上に改訂すること。  二、沿岸漁家の漁業経営の維持改善資金の制度の……

第38回国会 農林水産委員会 第22号(1961/03/31、29期、日本社会党)

○角屋委員 農業協同組合合併助成法案につきまして質問をいたしたいと思いますが、御承知の通り、きのうそれぞれ関係団体の参考人を招致いたしまして、関係団体からいろいろ率直な御意見も承ったわけであります。その過程で私ども判断をしたところでは、いわゆる農業協同組合の農協経営の場合と、戦後緊急開拓政策以降入って参りました開拓農協の場合では、本法案の適用の場合に、この受けとめ方というものに相当差があるということを受けとめたわけであります。それは当然そういうことでありまして、農協側としては、官僚的な画一的な天下り的な農協の合併という方向は避けなければならぬけれども、やはり今後の諸情勢から見て農協の自主性を十……

第38回国会 農林水産委員会 第23号(1961/04/04、29期、日本社会党)

○角屋委員 ただいま審議の俎上に上っております公有林野等官行造林法を廃止する法律案並びに森林開発公団法の一部を改正する法律案の二法案を中心に、今後の林業諸問題等を含めて総括的にお尋ねをいたしたいと思います。  御承知の通り、一昨年から農林漁業基本問題調査会が設置をされまして、農業関係、林業関係、漁業関係、それぞれについて問題点を提起し、また、これらの審議を通じて、農業関係、林業関係、漁業関係ともすでに答申がなされておることは御承知の通りでありますが、特に、両案に関係のある林業の基本問題と基本対策という答申の内容については、御承知の通り、今後の林業政策全般の問題について、従来の林業政策の経過を検……

第38回国会 農林水産委員会 第24号(1961/04/05、29期、日本社会党)

○角屋委員 簡単に知事にお伺いいたしますが、私どもきのうからこの問題の審議に入っておりますけれども、従来官行造林として四十年近く実施してきたのを一挙に廃止をして公団にやらせるという、しかも、公団にこれを一〇〇%移すわけではなくて、従来対象になったものでも対象にならないものが御承知のように出てくるわけですが、やらせるという理由の中に、これは時間がありませんから詳細述べるわけにいきませんが、きのうの質問の中でも明らかにしたことでありますけれども、例の農林漁業基本問題調査会の林業の基本問題と基本対策という答申の線で、公有林野政策あるいは部落有林政策というものは知事は後退しないようにと言うけれども、確……

第38回国会 農林水産委員会 第25号(1961/04/06、29期、日本社会党)

○角屋委員 森林開発公団に官行造林をあえてやらせるという理由に、分散をしていくんだ、零細化していくんだということがしばしば大臣からも言われ、長官からも言われるのですが、しかし、水源造林の事業の対象地の実態を資料によって拝見をいたしますと、二十三万二千ヘクタールのうちで、百ヘクタール以上のところが四万六千四百ヘクタールある。あるいはまた、五十ヘクタール以上百ヘクタール未満のところが七万三千百ヘクタールある。あるいはまた、十ヘクタール以上五十ヘクタール未満のところが三万七千四百ヘクタールある。つまり、今まで官行造林事業は、当初段階は相当規模のものをやり、さらに十ヘクタールの改正を三十一年にやりまし……

第38回国会 農林水産委員会 第26号(1961/04/07、29期、日本社会党)

○角屋委員 ただいま自民党の田口委員の方から森林開発公団法の一部を改正する法律案に対する修正案並びに公有林野等官行造林法を廃止する法律案に対する修正案の提案理由の説明がございました。これは原案そのものは政府自身が出されたわけでありますけれども、この原案修正を自民党の方から出された。これは、当初予定した段階の期日でいかないという場合には、むしろ原案を提出された政府みずからの手で――条文が非常に輻湊するというんではなくて、簡単な公布の日からというふうな意味で提案をされる趣旨でありますので、条文の細部にわたっていろいろ修正する場合にはわれわれ議員修正で従来やった経験もありまするけれども、しかし、この……

第38回国会 農林水産委員会 第29号(1961/04/13、29期、日本社会党)

○角屋委員 第五回の日ソ漁業交渉の経過について今周東農林大臣から御報告があったわけですが、御承知の通り、今度の日ソ漁業交渉は第五回目でありまして、ただいまも大臣お話しのように、ソ連の代表団の渡日の日程等の関係から、従来の本会議から科学技術小委員会の審議に入るという過程でなく、いわゆる小委員会先行方式で今回の会合が開かれることになりましたけれども、日ソ漁業交渉の正式会談の前に、私ども新聞・ラジオ等の報道を通じて承知をしております通り、一月の二十一日に周東農林大臣とイシコフ漁業相との会談もありましたし、また、一月二十五日には小坂外務大臣とイシコフ漁業相との会談もあり、同日また池田総理大臣とイシコフ……

第38回国会 農林水産委員会 第30号(1961/04/14、29期、日本社会党)

○角屋議員 ただいま議題となりました沿岸漁業振興法案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  戦後のわが国漁業の著しい発展にもかかわらず、沿岸漁業の衰退と関係漁民の窮乏には目をおおわしめるものがあります。昭和三十三年の沿岸漁業臨時調査によれば、経営体総数の八六・一%を占める沿岸漁家の漁獲はわずか全体の一七・九%を占めるにすぎず、漁家一経営当たりの平均漁獲高は十九万二千円、しかも、これは、やや能率的な三トン未満の動力船によるものを含んでいるので、無動力船階層では一段と低くなっております。昭和三十三年における階層別の漁業生産所得調査によると、三トン未満動力船階層の一経営当たり漁業生産所……

第38回国会 農林水産委員会 第31号(1961/04/18、29期、日本社会党)

○角屋委員 この際、野原委員の質問に関連をいたしまして、今後の審議についての動議を提案をいたしたいと思います。  ただいま、野原委員の方から、農業基本法の質問に関連をいたしまして、農林漁業基本問題調査会の農業の基本問題と基本対策の答申との関連について御質疑がなされたわけでありますが、私どもも、かねてから、農林漁業基本問題調査会の農業の基本問題と基本対策の答申、これが農業基本法との関連については、いずれすみやかなる機会に小倉事務局長等責任者の出席を求めて、基本問題調査会の答申の中身の報告を聞き、これに基づいての質疑を尽くして、これが農業基本法との関連について十分精査をすることが適切である、こうい……

第38回国会 農林水産委員会 第33号(1961/04/25、29期、日本社会党)

○角屋委員 農業基本法案に関する第二班の福岡及び大阪における調査の結果について、坂田班長にかわり御報告申し上げます。  福岡市における会議は、二十二日午前十時から福岡県農協会館で、また、大阪市における会議は、二十四日午前九時から大阪府立体育館別館で開催されましたが、派遣委員は、私のほか、坂田委員長、寺島隆太郎君、舘林三喜男君、金子岩三君、亀岡高夫君、芳賀貢君、片島港君、西村関一君、玉置一徳君の十名、意見陳述者としては、福岡市では、福岡県農協中央会副会長鬼木文雄君、長崎県農業会議会長横山貞雄君、九州大学教授田中定君、熊本県精農家工藤誠一君、福岡県南筑酪農組合長小宮市太郎君、鹿児島県農業会議副会長……

第38回国会 農林水産委員会 第36号(1961/05/11、29期、日本社会党)

○角屋委員 ただいま、漁業制度調査会の答申並びに農林漁業基本問題調査会の「漁業の基本問題と基本対策」に関し、井出さん、浅野さんのそれぞれの御報告があったわけでございますが、ただいま浅野さんの方からも、農林漁業基本問題調査会の漁業関係と、その前にすでに発足をしておりました漁業制度調査会の両者の関係についてお話がございましたわけですけれども、大体、一般的に言うならば、農林漁業基本問題調査会の方は長期展望の問題、それから漁業制度調査会の方は漁業制度に焦点を合わせた当面の問題こういうふうなことで、農林漁業基本問題調査会の発足したときに意思統一がなされて両者緊密に連携をされながら運営をされたものと理解し……

第38回国会 農林水産委員会 第37号(1961/05/16、29期、日本社会党)

○角屋委員 愛知用水公団法の一部を改正する法律案の審議につきましては、連休前にも、一応この法案は時期的な関係もあって審議を爼上に乗せるべきであるということがいろいろ相談をされたわけですけれども、諸般の情勢から今日まで延期されまして、きょうから本格的な審議に入るわけであります。もともと、愛知用水公団の発足以来今日までの愛知用水の事業の問題については、本委員会といたしましても、しばしば現地調査等を行ない、また、その過程でいろいろ問題点等のある場合は委員会の審議を通じて事業促進の観点からいろいろ審議をして参ったことは御承知の通りでありまして、その間、公団、県側、土地改良区、それぞれの参考人等も呼んだ……

第38回国会 農林水産委員会 第38号(1961/05/17、29期、日本社会党)

○角屋委員 本日、愛知用水公団法の一部を改正する法律案の審議にあたりまして、現地側から、愛知用水公団あるいは県あるいは土地改良区の理事長、それぞれ責任者の方々にお集まりをいただきまして、主として愛知用水事業終了に伴う諸般の問題について御意見を承り、またいろいろ御質疑も申し上げたい、こういうことで参考人の招致をいたしたわけであります。ただ、本日の参考人招致の意味からいたしまして、公団の場合も県側の場合も土地改良区の場合も、せっかく世紀の大事業を終了するにあたっての最終的な参考人招致でありますから、県側においても万障繰り合わせて知事の出席を仰ぎたいということを強く私は委員部を通じて申し上げておった……

第38回国会 農林水産委員会 第39号(1961/05/18、29期、日本社会党)

○角屋委員 愛知用水公団法の一部を改正する法律案については、一昨日以来本委員会における本格的な審議に入りまして、きのうは、それぞれ、愛知用水公団、県土地改良区の代表者等の参考人を招致し、現地のいろいろな実情についてもお伺いするとともに、商工関係の連合審査等も行なって本日の段階になったわけでありますが、ただ、法案の審議過程で、おそらく大臣は参議院の関係その他予算委員会の関係もありまして御出席が願えない事情等もありましたので、本日は特に大臣の出席を求めて数点にわたってお伺いをいたしたいと思うのであります。  まず第一は、きのうでありましたか、長らく難航いたしておりました水資源開発公団法案が提案をさ……

第38回国会 農林水産委員会 第40号(1961/05/23、29期、日本社会党)

○角屋議員 ただいま議題となりました水産物価格の安定等に関する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。  わが国の水産業は、戦後他の産業と同様に著しい復興の過程をたどり、昭和二十七年に漁獲高は戦前水準を越え、その後においても引き続き年率三%の割合で伸び、昭和三十四年の総漁獲量五百八十八万トン、その金額は三千億円に達したのでありますが、ここに見落としてならないことは、かような漁業生産力の発展の債杆となりましたものは、イカ釣漁業、揚繰きんちゃく網漁業、サンマ棒受網漁業等中小漁業者によって営まれる漁業であって、そのおもなる魚種は、イワシ、イカ、サンマ、アジ、サバ等一般家庭の食膳をにぎわ……

第38回国会 農林水産委員会 第41号(1961/05/25、29期、日本社会党)

○角屋委員 ただいま、それぞれ、意見を求めております政府提案の二法案並びに社会党提案の三法案について貴重な御意見の開陳があったわけですが、本日は午後本会議も定例に始まるということでありまして、せっかくの機会でありまするから漁業政策等の問題にまで触れていろいろ貴重な御意見を承りたい、こういうふうに存じておりましたが、今申しましたような事情でありますので、簡単に数点参考人の皆さんにお伺いをいたしたいと思います。  まず片柳参考人にお伺いしたいのでありますが、先ほどもお話しのように、今次国会では、農業関係の諸問題については農業基本法初め関連法案等がそれぞれ与野党から出されて参りまして、今日の非常に困……

第38回国会 農林水産委員会 第43号(1961/05/30、29期、日本社会党)

○角屋委員 私は、自由民主党、日本社会党並びに民主社会党の三派共同提案による韓国産のりの取扱に関する件について決議の動議を提出いたしたいと思います。  まず、案文の朗読をいたします。    韓国産のりの取扱に関する件(案)   最近の国内産のりの生産状況(三五増殖年度は前年度より十三億枚増の三十六億枚程度の生産が見込まれる。)及び今後の沿岸漁業振興対策事業のうちに占めるのり養殖業の重要性にかんがみ、政府は、流通の改善等によつてのりの消費を拡大する措置を講ずることとし、其の効果のあがる迄の間は、韓国産のりの取扱については、年間一億枚を限度とするよう措置すること。   右決議する。   ……

第38回国会 農林水産委員会 第46号(1961/06/02、29期、日本社会党)

○角屋委員 私は、この際、自由民主党、日本社会党並びに民主社会党の三派共同提案にかかる農業近代化資金助成法案及び農業信用基金協会法案に対する附帯決議を付すべしの動議を提出いたしたいと思います。  まず、案文を朗読いたします。     農業近代化資金助成法案及び農業信用基金協会法案に対する附帯決議(案)   農業における資本装備の高度化、経営の合理化等その近代化を推進するためには、長期低利資金を確保することが極めて肝要である。   よつて政府は、農業金融制度一般を拡充改善することは勿論であるが、特に農業協同組合系統資金の積極的活用を図るため、本制度金融についても速かに左の各項に関し所要の措置を講……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 災害対策特別委員会 第3号(1961/10/10、29期、日本社会党)

○角屋委員 それでは、第一班について御報告いたします。  私どもは、十月二日より四日間、京都府、奈良県、大阪府及び和歌山県下における災害の状況をつぶさに視察して参りました。その概要を御報告いたします。  今回の第二室戸台風は、九月十六日十時に室戸岬に達し、その後、昭和九年の室戸台風と同じく、大阪、京都を通る最悪のコースをたどり、十三時ごろに阪神間に上陸し、十四時に京都市西部を通り、十六時ごろ若狭湾へ通り抜けたのでありますが、今回の災害の特徴は、超A級の台風のため、暴風雨の範囲の広いこと、風力が非常に大きかったこと、これがため高潮は各地の防潮堤を越え、または破堤して浸水したことなどにより、住宅、……

第39回国会 災害対策特別委員会 第4号(1961/10/11、29期、日本社会党)

○角屋委員 官房長官が御出席でありますので、全般的な問題の点だけを数点お伺いをしておきたいと思います。  今度の臨時国会は、先ほど永田さんからもお触れになりましたように、一つの重要な問題として、本年度の災害に対する万全の対策をとるということが、その重要な任務に相なっておるわけであります。私どもそういう観点から、六月の集中豪雨の際においても、閉会中災害対策協議会が設けられて、真剣に論議をして参りましたし、また、今度の臨時国会にあたりましても、特に特別委員会が設置をされまして、それ以降の災害対策も含めて、万全の態勢をとろうという責任を感じておるわけであります。ところが、率直に申しまして、今度の政府……

第39回国会 災害対策特別委員会 第7号(1961/10/16、29期、日本社会党)

○角屋委員 建設大臣が参議院の予算委員会の終了後お見えになるそうでございますので、その間、河川局長及び住宅局長を中心にお伺いをいたしたいと思います。  過般衆議院を通過いたしました昭和三十六年度一般会計予算補正第一号、これは補正総額千九百五十二億余でありますが、その中で、災害関係につきましては、明確に数字的に表わされておるものが百四十九億、さらに、第二室戸台風等、今後の問題もあわせ考えて予備費として百二十億、こういうことに相なっておるわけでありますが、私どもは、こういう補正予算ないしは既定経費の予備費等を含めて、はたして本年度の六月以降の集中豪雨ないしはその後における第二室戸台風等も含めた災害……

第39回国会 災害対策特別委員会 第8号(1961/10/17、29期、日本社会党)

○角屋委員 私は池田総理大臣出席の機会に、時間的な制約もありますが、補正予算との関連の問題、今後の防災態勢整備の問題、治山治水十カ年計画との関連における海岸保全計画の問題、特に海岸保全の中で、今次災害から特徴的に出てくる高潮対策事業の問題、特例法の場合における激甚地指定の問題、あるいは中小企業、農林水産その他の災害実態に即応する災害対策の問題等、重点的な問題に触れながら池田総理大臣の所信をお伺いをいたしたいと思います。  今次臨時国会は、申し上げるまでもなく、災害国会ということで、六月の集中豪雨以来あるいは第二室戸台風、その後における二十四号台風等も含む本年度の累次にわたる全国的な大災害に対し……

第39回国会 災害対策特別委員会 第9号(1961/10/18、29期、日本社会党)

○角屋委員 きのう池田総理の出席を得て、災害全般の基本的な問題を取り上げてお聞きをするというおぜん立てでございましたけれども、御案内の通り、時間がきわめて短時間でありましたし、ことに、私も質問に立ちましたけれども、辻原委員、私の質問に対する総理の答弁というのは、従来建設大臣その他から答えておる答弁とも、食い違いが出て参っておる点もあって、きわめて不満であります。本日は、農林を中心にして審議を行なうということに相なっておったわけですが、農林大臣は午前は少し見えられたけれども、午後は参議院の予算委員会ということでお見えになりません。もちろん、農林大臣も、衆議院あるいは参議院の農林水産関係、予算委員……

第39回国会 災害対策特別委員会 第10号(1961/10/19、29期、日本社会党)

○角屋委員 荒木文部大臣に数点お伺いをいたしたいと思います。  先ほど来辻原委員、古川委員から、それぞれ本年度の災害復旧に関連をいたしまして、公立、私立を問わず、あるいは社会教育施設等も含めて、災害復旧問題についての基本的な大臣の御見解を承ったわけですが、大臣の御答弁を承っておりますと、従来以上に前進した気がまえで、しかも、なるべく早い機会に恒久立法化するという御方針で、災害対策の万金を期するようにしたいというそのお考えは、私どもも了とするところであります。ただ、私は、この際、教育の基本的な問題の立場から、今後の大臣の御抱負あるいは方針というようなものについて、まずお伺いしたいと思うのでありま……

第39回国会 災害対策特別委員会 第12号(1961/10/23、29期、日本社会党)

○角屋委員 私は、この際、自由民主党、日本社会党並びに民主社会党の三派共同提案による附帯決議を提案いたしたいと思います。  まず最初に、昭和三十六年六月、七月及び八月の水害又は同年九月の風水害を受けた中小企業者に対する資金の融通に関する特別措置法案に対する附帯決議の案文を朗読いたします。   政府は今次災害における中小企業者の被害の甚大なる実情に鑑み、特に次の点に留意し、中小企業被災者の立上りに万全を期すべきである。  一、災害融資枠については中小企業被災者の要請にこたえ得るよう所要の額を充分確保すること。  二、災害救助法発動地域以外の中小企業被災者についても本法に準じ充分なる救済措置を講ず……

第39回国会 災害対策特別委員会 第13号(1961/10/24、29期、日本社会党)

○角屋委員 私は、この際、自由民主党、日本社会党並びに民主社会党の三派共同提案にかかる附帯決議を提案いたしたいと思います。  まず、案文を朗読いたします。   政府は今次災害における農林漁業者の被害の激甚な実情に鑑み、現行法に所要の改正を加えた特例法を提案しているが、被害農林漁業者の早期立上りのために特に左の点に留意すべきである。  一、連年災害を受けた被害農林漁業者で今次災害で再び融資を必要とする者に対する償還条件緩和等について格別の配慮をなすこと。  二、果樹等の被害が極めて大きいので資金量を充分確保すること。  三、政令で定める水産動植物の養殖には、にじます、ふぐ、はまち、こい等を含める……

第39回国会 災害対策特別委員会 第14号(1961/10/25、29期、日本社会党)

○角屋委員 私は、自由民主党、日本社会党及び民主社会党の三派共同提案にかかる附帯決議を提案いたしたいと思います。  まず、案文を朗読いたします。    昭和三十六年六月及び十月の水害、同年七月、八月及び九月の水害若しくは風水害又は同年八月の北美濃地震による災害を受けた公共土木施設等の災害復旧等に関する特別措置法案に対する附帯決議案   政府は本年六月以降十月にわたる累次の風水害等による公共土木施設等の災害の激甚なる実情に鑑み、再度災害防止のため積極的に改良復旧を以て早期完成を図ると共に、特に左の点に留意して公共土木施設等の災害復旧に万遺憾なきを期すべきである。  一 高潮対策事業については伊勢……

第39回国会 災害対策特別委員会 第16号(1961/10/30、29期、日本社会党)

○角屋委員 きょうは、官房長官に御出席を願って、特に今回の集中豪雨による九州、四国、さらに近畿、東海等に起こった全国的な被害に対して、全国知事会等からももちろん要望が出ておりますし、私、ちょうど出身県の方に相当の被害が出ておるので日曜日に急遽帰って現実に重点的な被害地区を回りましたが、すでに衆議院を通過しておる特例法については、当然、先ほど御報告の被害状況から見ましても、特例法を適用しなければならぬというふうに考えておるわけであります。ただ、御承知の通り、今明日中に国会の方は閉会をする段取りになっておりまして、しかも、法案関係は衆議院をそれぞれ通過して参議院の段階に行っておるということでござい……

第39回国会 災害対策特別委員会 第17号(1961/10/31、29期、日本社会党)

○角屋委員 官房長官御出席の機会に、一点だけにしぼってお尋ねをいたしたいと思います。  今次臨時国会も、いよいよ本日をもって終了するわけですが、私ども災害対策特別委員会は、臨時国会召集以来、本年度の累次にわたる災害の問題について、災害対策の万全を期するために、与野党一致して今日まで真剣な努力をしてきたことは、官房長官も御承知の通りであります。ただ、本日臨時国会を終了するにあたって私どもの心残りになりますことは、すでに今次災害に対する特例法等は、それぞれ所要の附帯決議等も付して参議院に送付したわけでありますけれども、その後におきまして、御承知の通り、十月の下旬に低気圧による集中豪雨、さらに台風二……

第39回国会 災害対策特別委員会 第18号(1961/12/05、29期、日本社会党)

○角屋委員 本日は、近く開催される通常国会において、先ほど来御報告になりました十月下旬の集中豪雨等による災害の法的な取り扱いをどうするかということについて、特に官房長官の御出席を求めましてその御見解を承るつもりでおりましたが、閣議その他の関係で後ほど来られるようでありますので、この点は官房長官出席の際に譲りたいと思います。  ただいまそれぞれ三班に分かれた調査団の派遣報告がありましたが、私も京都、三重方面の災害の実態調査に参加をいたしまして、それぞれ十月下旬の集中豪雨等による災害の実態をつぶさに見て参ったわけであります。その視察の状況等に基礎を置きまして、それぞれ関係各省の取り扱いの御見解等に……

第39回国会 内閣委員会 第12号(1961/10/27、29期、日本社会党)

○角屋議員 ただいま議題となりました農林省設置法の一部を改正する法律案について、農林大臣出席の機会に、基本的な問題についてお伺いをいたしたいと思います。  本案については、御承知の通り去る第三十八通常国会で、衆議院を通過し、参議院で継続になった案件でありますが、再び本案が衆議院に回付されて参ったわけでありますけれども、私どもこの農林省設置法の一部を改正する法律案と関連をして、今後の農林省全体の機構改革というものを一体どういうふうにするのかという点に、非常な関心と注目を寄せているわけであります。申し上げるまでもなくこの問題は、今日の激動する農林水産関係の情勢の中で、去る三十八通常国会では、農業基……

第39回国会 農林水産委員会 第15号(1961/10/27、29期、日本社会党)

○角屋委員 私は、この際、自由民主党、日本社会党及び民主社会党の三派共同提案にかかる附帯決議を付すべしとの動議を提出いたしたいと思います。  まず案文を朗読いたしたいと思います。   大豆なたね交付金暫定措置法案に対する附帯決議 一、交付金に要する経費は、標準販売価格及び交付対象数量の決定如何によって変動するので、交付金予算が不足することのないよう十分な措置を講ずること。 二、交付対象数量の大豆及びなたねは、農産物検査法の検査を受けるよう適切な指導を行なうこと。 三、交付金が生産者団体等を通じて確実に生産者に交付されるよう指導監督の万全を期すること。 四、大豆及びなたねの生産改善対策については……

第39回国会 農林水産委員会 第16号(1961/10/30、29期、日本社会党)

○角屋委員 ただいま議題となりました沿岸漁業振興法案、水産業改良助長法案、水産物の価格の安定等に関する法律案のそれぞれ提案理由を御説明申し上げたいと思います。  まず第一に、沿岸漁業振興法案について提案理由の説明を申し上げます。  この法案は、第三十八通常国会に提出いたしましたものでありますが、同国会において審議未了となりましたので、今回あらためて提出することといたしたものであります。  戦後のわが国漁業の著しい発展にもかかわらず、沿岸漁業の衰退と関係漁民の窮乏には目をおおわしめるものがあります。昭和三十三年の沿岸漁業臨時調査によれば、経営体総数の八六・一%を占める沿岸漁家の漁獲はわずか全体の……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 災害対策特別委員会 第2号(1961/12/21、29期、日本社会党)

○角屋委員 ただいま大卒官房長官の方から、本災害特別委員会で臨時国会中に対象とした災害以降の災害について、通常国会において処置すべき今後の方針についてお話がございました。  御承知の通り、過般の臨時国会の際において、私どもは、十月下旬の集中豪雨等についても、できれば臨時国会中に措置をして、なるべく早く災害県、災害地の要請にこたえたいという気持でありましたが、時間的に間に合わない状況もありましたので、衆参両院とも、この問題については次期国会において早期に処理するという附帯決議を付したことは、御承知の通りでありますし、その後、閉会中におきまして、それぞれの災害県の実態の精査の結果、すみやかに災害復……

第40回国会 災害対策特別委員会 第3号(1962/01/24、29期、日本社会党)

○角屋委員 ただいま農林並びに建設両政務次官から、さきの災害の法的措置を講じた以降の災害に対する所要の法的措置の提案理由の説明がございましたが、この点について、かねて、さきの臨時国会並びに今度の通常国会の開会の冒頭の本特別委員会において、法的措置を講じた以降の災害に対する所要の立法措置については、やはり三月末までに災害地に金が届くように、なるべくすみやかに本特別委員会において所要の処理をいたしたい、こういうことを申し上げて参りましたが、政府におかれましても、過般の官房長官の言明通り、再開国会の冒頭にそれぞれ所要の法律案の提出をすることに努力しておられることには、敬意を表します。ただ、御承知の臨……

第40回国会 災害対策特別委員会 第4号(1962/01/31、29期、日本社会党)

○角屋委員 きょうは建設、農林両政務次官もおいででありますので、まずそれぞれから冒頭にお伺いをいたしたいと思いますのは、御承知の昨年の法的措置を講じた以降の災害の問題については、さきの臨時国会あるいは今度の通常国会の開会の当初に、われわれといたしましては、年度内に所要の財政的裏づけが末端までおりるようにという配慮から、なるべく今度の再開国会の冒頭に所要の法律案を提案してもらい、われわれとしても、災害の問題でありますから、できるだけ所要の内容を織り込んで、衆参両院の法案成立については協力をいたしたい、こういうことで参ったわけであります。そこで現実の問題として、今公共土木関係あるいは農林水産関係、……

第40回国会 災害対策特別委員会 第7号(1962/07/07、29期、日本社会党)

○角屋委員 三十七年の梅雨前線豪雨に関する各種災害の問題について、関係委員からいろいろお尋ねがありましたが、私は数点についてお伺いいたしたいと思います。  きょうは気象庁の長官もおいででありますが、私ども必ずしもこういう点については専門ではございませんけれども、本年度の梅雨前線豪雨の形態あるいは本年度の気象の長期見通し、これは従来からの累年的な分析検討の上に立って、今後のいわゆる気象の長期見通しについては気象庁としても判断を立てられておると思うのですが、これからの心づもりとして、本年度の気象の長期見通しをどういうふうに立てておられるか、まずこの点についてお伺いいたしたいと思います。

第40回国会 農林水産委員会 第10号(1962/02/22、29期、日本社会党)

○角屋委員 本日は農林大臣に水産政策の問題に焦点を合わしてお伺いをしたいと思います。きょうは午睡中から十分時間があると判断をしておりましたが、しかし大臣は五時から用事があるということでありますので、その点私協力いたしまして五時には終了いたすように質問をいたしたいと思います。従ってこまかい数字的なことは大臣もあまり強くないと思いますので省略をいたしまして、なるべく基本的な考え方の問題としてお伺いいたしたいと思います。  最初に、日ソ漁業交渉の問題から入りたいと思います。日ソ漁業交渉の問題は、今月の二十六日からいよいよ話し合いが始まるというふうに承っておりますし、すでに政府代表にきまりました高碕さ……

第40回国会 農林水産委員会 第12号(1962/03/01、29期、日本社会党)

○角屋委員 農林漁業金融公庫法の一部を一改正する法律案について審議が行なわれているわけですが、まず委員長にちょっとお伺いをいたしますが、政府側から、大臣の都合が悪ければ政務次官が通常法案の審議においでになるわけです。同時に、農林漁業金融公庫法の一部改正ですから、こういう法律案を審議する際には公庫の総裁も通常おられて審議するわけですが、そういう点がどうなっているか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 田口さんの力で漁業関係の問題を取り上げられておりましたから、その辺のところから最初やりたいと思います。水産庁の長官に、日ソ漁業交渉、漁業法の改正、水協法の改正その他でおそらくいろいろ関係があ……

第40回国会 農林水産委員会 第13号(1962/03/02、29期、日本社会党)

○角屋委員 私は、自由民主党、日本社会党、並びに民主社会党を代表いたしまして、ただいま可決されました農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案に附帯決議を付するの動議を提出いたしたいと思います。  まず、案文を朗読いたします。    農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)  一、農林漁業の近代化を強力に推進する上において、金融の果たす役割はきわめて重要である。しかして、最近制度金融及び系統金融を中心とする各種金融制度はようやく充実してきたが、真に農林漁業の近代化を図るためには、現状をもってしては未だ十分とはいいがたい。    よって、政府は、すみやかに農林漁業金融全般にわ……

第40回国会 農林水産委員会 第14号(1962/03/06、29期、日本社会党)

○角屋委員 森林法の一部を改正する法律案を中心にいたしまして、これが提案されて参りまするに至りました経緯等も含め、今後の林業政策の基本的な指導方針をどうするかということで重点的にお伺いをいたしたいと思います。  御承知の通り、農林漁業基本問題調査会ができましてから、第一次産業である農業、林業、漁業等についてそれぞれ基本問題と基本対策が答申をされまして、林業の点につきましても一昨年の十月に、基本問題調査会から、林業の基本問題と基本対策という答申が出たわけであります。この林業関係の問題というのは、これは戦後の変遷の中でいろいろ論議の問題を持っておったわけでありまして、これが総括的に、基本問題調査会……

第40回国会 農林水産委員会 第16号(1962/03/08、29期、日本社会党)

○角屋委員 委員会のお許しを得まして、千葉県のノリの被害等の問題について、まず関係方面の従来の経過なり今後とるべき態度等についてお伺いいたしたいと思います。  御承知の通り本問題は、昭和三十七年の二月十四日に横須賀港を出港いたしました米国の油送船イーグル・コーリアー号が、千葉県君津郡富津町の第二海堡西側に衝突座礁しまして、多数の重油を流出したため、君津郡富津町青堀漁業協同組合から、同郡大佐和町の大貫漁業協同組合にわたる、五組合、組合員大体千三百九十五名を含んでおりますが、この関係者の二万五千百二十さくのノリ養殖場をこの重油のために壊滅状態にした。さらにノリのみならず貝及び海草類まで壊滅状態の影……

第40回国会 農林水産委員会 第20号(1962/03/16、29期、日本社会党)【議会役職】

○角屋委員長 過般、千葉県下における米国の油送船イーグル・クリーエ号の座礁に伴う多量の油の流出によって被害を生じた面につきましては、本委員会においても、皆様方の御理解を得てこれを取り上げたわけであります。それから若干時日も経過しておりますし、同時にこの問題は、被害額においても一沿岸漁民の関係者の数においても、きわめて深刻な問題でありまして、たしか、きょう参議院の農林水産委員会においては現地調査を行なうという運びになっておるように承っております。本委員会においても、もちろん現地調査等を行なうべきでありますが、国会の審議その他の関係でいまだその時期に至っておりませんけれども、この機会に、過般私が本……

第40回国会 農林水産委員会 第22号(1962/03/22、29期、日本社会党)

○角屋委員 畜産物の価格安定等に関する法律の一部を改正する法律案の審議が数日来行なわれておりまして、特に大臣の出席を求めて午前来足鹿委員の質問が行なわれておったわけですが、きょうは大臣の御用で大体手持ち時間三十分ということでありますので、十分なことを本日終わるわけにいかないと思いますが、時間の範固内においてお聞きいたしたいと思います。  申し上げるまでもなく、畜産の振興の問題は、今後の日本農業の発展の上で非常に大きな比重を持つ問題でありまするし、また現実に今そういう成長財といわれる畜産関係において内外ともに多くの問題をかかえておる現状にあります。農林大臣は畜産関係についてはきわめて造詣が深いわ……

第40回国会 農林水産委員会 第23号(1962/03/23、29期、日本社会党)

○角屋委員 先ほど来、同僚安井、岡田両委員から日ソ漁業交渉にからむ自主規制問題についてお話が出ておりまして、大臣から相当はっきりした御答弁を承っておるわけですが、この日ソ漁業交渉の問題は、過般本委員会においても、大臣ちょうど参議院の関係もありましたので、長官に御出席を願って、私からもいろいろ承りました。同時に二月二十二日の一般質問の際に、大臣御出席の際に、水産政策の問題を取り上げて私からお伺いしたときに、冒頭に日ソ漁業交渉の問題について承りました。その際に私は、今回の漁業交渉の場合には、従来の経緯から見て、あるいはことしは偶数年で不漁年であるという状態から見て、自主規制の問題については減船措置……

第40回国会 農林水産委員会 第26号(1962/03/29、29期、日本社会党)

○角屋委員 ただいま農業機械化問題につきまして、それぞれ参考人の方々から貴重な意見を拝聴いたしましたが、この機会に数点について御質問申し上げたい。  御承知の通り、今度農業機械化研究所を政府出資並びに民間出資も仰いで、試験研究についての一本化体制を作ろうということになったわけですが、この中でたとえば資金関係の問題を考えて参りますと、御承知の通り、昭和三十七年から三十九年を目途にした大体二、三年の間に十六億五千万、そのうちで民間出資として五億円を期待し、政府出資としては十一億五千万、こういうことに予定されておるわけであります。そこで問題は、政府出資の問題はいずれ政府委員に御質問申し上げるのですか……

第40回国会 農林水産委員会 第28号(1962/04/10、29期、日本社会党)

○角屋委員 せっかく大臣御出席になりましたので、農業機械化促進法の一部改正について、重要な点をお尋ねいたしたいと思います。ちょうど私、いつも質問するときは、大臣他の業務で行かれる関係で、御協力申し上げなければならぬ時間があともう大してない。そういう点で、本日数点についての質問を終了するという段階になかなかいかないだろうと思います。いずれ時間がありますれば、別途の機会に、またあすでも時間を設けていただければと思いますが、先ほど来楢崎君その他からお話もあり、また今日まで審議をして参ったわけですが、これからの日本農業発展のための農業機械化の問題というのは、非常に重要であります。過般参考人を招致してい……

第40回国会 農林水産委員会 第29号(1962/04/11、29期、日本社会党)

○角屋議員 ただいま委員長の御指名によりまして、日本社会党の議員立法にかかる漁業基本法案の提案理由及びその概要について御説明申し上げたいと思います。  戦後、わが国の漁業は急速な発展を遂げましたが、その発展は一様でなく、遠洋・沖合漁業の急速な発展に比べて沿岸漁業の停滞が目立っております。しかも、漁業における格差の増大と競争の激化によって、総体的な漁業生産高の増加にもかかわらず、巨大資本漁業及び一部の上層漁業者を除き、一般に漁業の経営は、かえって不安定の度を加え、零細漁民や漁業労働者の所得及び生活水準は他産業に比して著しく劣悪となっております。  これは、上述のように漁業における階層間の格差が拡……

第40回国会 農林水産委員会 第32号(1962/04/17、29期、日本社会党)

○角屋議員 この際皆さんのお許しを得て、私どもの党の提案によりまする漁業法の一部を改正する法律案並びに水産業協同組合法の一部を改正する法律案の提案理由の説明を申し上げたいと思います。  まず、漁業法の一部を改正する法律案の提案理由の御説明を申し上げたいと思います。  わが国の水産業は、一方で資本制漁業の目ざましい伸長が見られるにもかかわらず、他方では沿岸の膨大な零細漁民の極度の窮乏が見られるなど、幾多の不健全な姿を露呈しております。  このようなわが国水産業のあり方を改め、これを確固たる基礎に据えるため、日本社会党は今次国会に漁業基本法を提案いたしましたが、この法律案の中に集大成いたしておりま……

第40回国会 農林水産委員会 第33号(1962/04/18、29期、日本社会党)

○角屋委員 ただいま東畑参考人以下三人の参考人の方々から、当面の審議の対象になっております農地法、農協法のそれぞれ一部改正についての貴重な御意見を承ったわけであります。われわれ本法案の審議に参加をしておるそれぞれの立場から、今の参考意見というのは率直に育って私どもの党の立場から見解を異にする部面もいろいろあるわけでありますが、この際参考人でありますので礼を尽くしまして、若干御質問を申し上げたいと思います。  問題は、今日の日本農業をめぐる諸情勢をどう把握するか、また今後の日本農業の発展の方向をどういうふうに持っていくか、そういう意味において土地制度の根幹である農地法というものをどういうふうに改……

第40回国会 農林水産委員会 第34号(1962/04/19、29期、日本社会党)

○角屋委員 ただいま議題となりました政府提出の農地法、農協法のそれぞれ一部改正の問題につきましては、昨日参考人を招致いたしまして、参考人からもそれぞれ御意見を承って審議を続けて参ったわけですが、本日は大臣出席でありますので、重点的にこれら二法案の問題に関連をしてお伺いをいたしたいと思います。  御質問の前に大臣にお伺いをいたしたいのでございますが、今日農業基本法関連法案、つまり農地法、農協法のそれぞれ一部改正の問題を審議しておるわけでありますが、最近の国会の情勢から参りますと、これら二法案の問題については十分論議を尽くし、農業基本法との関連の問題等も含めて慎重審議をしなければならぬと私ども思い……

第40回国会 農林水産委員会 第37号(1962/04/26、29期、日本社会党)

○角屋委員 実はきょうは、当面の二法案に対して参考人を招致するということでございますけれども、実際これは重要法案でありまするから、本来参考人を招致すれば、お三方だけでなしに、やはり私どもの関係からいけば、市町村公営をやっておる現実の関係地区からの代表の意見も聞かなければならない、あるいは解散問題等が生じておる地区からの代表意見も当然聞かなければならぬ、各般の関係の団体等もいろいろ利害対立する面がありますけれども、この時点ではそういう関係の意見も聞く必要があるだろう、こういうふうに思うわけであります。きょうは大谷さんがお休みになって、清井さんと山内さんということになりますと、清井さんの協議会のお……

第40回国会 農林水産委員会 第38号(1962/04/27、29期、日本社会党)

○角屋委員 大臣には五月一日に訪ソをされるということで、過般の閣議で正式に決定を見て、非常にあわただしい時期におられるわけですけれども、御承知の通り、高碕さんが三月の二十八日に訪ソされまして、数次にわたりまして、高碕・イシコフ会談を通じて日ソ漁業交渉の当面の問題についての妥結のために大へん御努力を願っておるわけですが、規制区域の拡大問題その他をめぐって大へん難航の事態になりまして、過般私が本委員会でもお尋ねしましたときにも、大臣は、率直に、向こうから求めがあれば訪ソをしたいという意思の表明がございました。その後正式に閣議で決定を見て、五月早早訪ソされるわけですが、この機会に、訪ソされるにあたっ……

第40回国会 農林水産委員会 第42号(1962/06/01、29期、日本社会党)

○角屋委員 日ソ漁業交渉の今回の妥結の問題につきまして、ただいま農林大臣から委員会を通じて御報告があったわけでございますが、本問題については、かねて本委員会においてもそのつど質疑が展開されまして、特に大臣が訪ソされる直前にこの問題を取り上げて、私どもからも会議に臨む基本的な見解についてお尋ねをしたわけでございます。私ども国内にありまして交渉の経緯を注視しておった一員といたしまして、大臣がみずからソ連に渡られ、この難航しておる規制区域拡大を中心としたソ連側の主張の問題について、直接衝に当たるというお考えについては敬意を表するわけでございますが、しかし交渉の結果については、こちら側の譲歩に終わった……


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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 災害対策特別委員会 第4号(1962/08/28、29期、日本社会党)

○角屋議員 ただいま議題になりました農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案及び天災による被害農林漁業者等に対する資金の融通に関する暫定措置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその要旨を御説明申し上げます。  本年七月の集中豪雨によりまして、二十八年の大水害、三十二年の諌早大水害で原形復旧を施しました中小河川堤防、農地及び農業用施設は、一カ所も残さないほどに再度決壊の災害を受け、関係者が深刻な打撃を受けたことはもちろん、国費のこの上もないむだ使いとなっておりますので、このような被害の愚を繰り返さないよう、この際、多年の懸案であります改良復……

第41回国会 災害対策特別委員会 第5号(1962/09/01、29期、日本社会党)

○角屋委員 冒頭に警察庁並びに各省の関係から、台風十三号あるいは十四号、あるいは三宅島の噴火及び地震等の被害あるいはその後の対策状況についてのお話があったわけですが、まず冒頭に、三宅島の噴火並びに地震に対する被害の対策の問題について、数点お伺いをいたしたいと思います。きょうはその関係では黒金官房長官の出席を求めたわけでありますけれども、各委員会の出席の関係その他の行事で御出席がないようでありますが、ちょうど関係の深い厚生大臣も出席しておられますので、数点についてお伺いをいたしたいと思います。  先ほど警察庁の方から状況報告があった中にもありましたように、きょう、学童を中心にいたしまして、千葉の……

第41回国会 災害対策特別委員会 第6号(1962/09/14、29期、日本社会党)

○角屋委員 去る八月二十四日午後十時二十分ごろより二十六日午前一時四十分ごろにわたって噴火した三宅島における被害状況調査のため、田中正巳君、玉置一徳君と私が派遣され、つぶさに現地の実情を調査いたしました結果を私から御報告いたします。  私たち一行は、海上自衛隊のヘリコプターに搭乗して東京を立ち、まず機上から、三宅島の緑の山腹より海岸線に向かって帯状に数個の火口より無気味な噴煙を残して濃紺の海面まで流出している茶褐色の溶岩の異様な惨状を視察して、三宅中学校校庭に着陸、東京都三宅島支庁において、支庁長、三宅村長及び三宅警察署長等より、噴火並びに地震による被害状況及び警備救難態勢についてそれぞれ実情……

第41回国会 災害対策特別委員会 第7号(1962/10/04、29期、日本社会党)

○角屋委員 本日は、先ほど来綱島委員以下それぞれ地元の関係の議員によりまして、福江市の大火に対する災害対策の問題についていろいろお尋ねがございました。しかも、災害対策特別委員会の開会前に、地元の市長あるいは市会議長等からも、それぞれ切々として現地の要請を訴えられました。実は私は、私事にわたりますけれども、ちょうど日本の敗戦の直前、召集で長崎の原爆を受けたあと、福江で敗戦を迎えたという、そういう経緯もございまして、今回の福江市の大火については、直接地元でありませんけれども、心から御同情を申し上げておる一人であるわけであります。各般の具体的な問題につきましては、それぞれ同僚委員からいろいろお尋ねが……

第41回国会 内閣委員会 第9号(1962/08/31、29期、日本社会党)

○角屋委員 一昨日来、農林省設置法の一部改正案についての審議が、同僚議員によって続けられてきたわけですが、大臣も御承知のように、通常国会の際においてこの法案が提案をされましたときに、もちろん地方自治団体あるいは関係の農業諸団体等の強い反対の意見もありましたけれども、同一時に、今回の農林省の本省、地方を通じての改正というものについて、野党はもちろんでありますが、与党の諸君の中にもやはり相当に批判、反対の意見があって、今日に持ち越してきたわけでございまして、私ども、新しい農林大臣が就任の機会に、農林省設置法のの問題については、今後の農林行政の将来の展望に十分見合わして再検討すべき問題だというふうに……

第41回国会 農林水産委員会 第3号(1962/08/22、29期、日本社会党)

○角屋委員 私は、今臨時国会にあたりまして重政農林大臣から農林水産委員会において表明されました農林水産政策の所信表明につきまして、主として水産政策の問題についてお伺いをいたしたいと思います。  大体本日取り上げる問題は、国際的な問題といたしましては、過般伊東水産庁長官以下ハワイのホノルルで開催をされました日米加漁業条約の中間会議の状況を中心にして、日米加漁業条約の今後の改定問題、さらに過般来委員会でも取り上げておりますが、北海道の貝殻島におけるコンブ操業の関係の問題、また昨日から日韓の予備交渉に入っておることは御承知の通りでございますが、党としては日韓の交渉問題については基本的な態度を持ってお……

第41回国会 農林水産委員会 第5号(1962/08/24、29期、日本社会党)

○角屋委員 本日は漁業法、水協法に関連する参考人の方々に御参集いただきまして、それぞれ貴重な御意見を拝聴することができました。まことに感謝にたえないわけでございます。御承知の通り、漁業制度の改革の問題につきましては、漁業制度調査会で数年来検討が行なわれ、その答申が出され、さらにまた、その後において農林漁業基本問題調査会の漁業関係の検討がなされまして、漁業の基本問題と基本対策、こういうものの答申等もなされまして、相並行して漁業制度の改革問題が今次漁業法の一部改正あるいは水産業協同組合法の一部改正、さらに政策的な問題については、政府から沿岸漁業等振興法案、われわれの方からは漁業基本法あるいは沿岸漁……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 災害対策特別委員会 第2号(1963/01/29、29期、日本社会党)

○角屋委員 徳安さんは、予算の関係等もあり、先ほどお話のような準備の関係もあって、午後は出席がむずかしいということでありますので、この機会に伺っておきますが、先ほど徳安さんの方から、災害対策基本法に基づく二十四条の発動によって非常災害対策本部をつくる、こういうおぜん立てがきまったということでありますが、事態は、御承知のように、先ほど来各省の報告等もあって、緊急を要する問題が多いわけです。たとえば輸送力の確保の問題にいたしましても、あるいは食糧、緊急物資等の確保の問題にいたしましても、あるいは物価騰貴に対する対策の問題等もあります。さらに災害救助、あるいはこれから布にかけての雪解けに伴うところの……

第43回国会 災害対策特別委員会 第23号(1963/06/27、29期、日本社会党)

○角屋委員 いま政府のほうから天災融資法の特例法を提案されたのですが、先ほど与党の加藤委員からも御指摘のとおり、今回の長雨等による農家の被害というものはまさに歴史的でありまして、これは過般の本委員会における小山さん以下災害視察団の報告に徴しても明らかであり、またお互い選挙区の実態をつまびらにする者としても、その惨状が非常に深刻であるということについては認識をひとしくするところでありまして、先ほども長雨等の小委員会で、これらの対策についてのいろいろ具体的な法制的、財政的、行政的措置について検討を進めたわけでありますが、本特別委員会としては、与野党の別なく、被災民の要請にこたえるように今後前進をは……

第43回国会 災害対策特別委員会 第28号(1963/07/06、29期、日本社会党)

○角屋委員 六月末から七月の一日にかけての福岡、佐賀あるいは熊本を中心にした集中豪雨の被告の実態につきましては、先ほど倉成団長から詳細に御報告申し上げたわけでございますが、私はこの報告に基づいて、重点的な事項について若干お尋ねをいたしたいと思います。  まず第一に、災害地の惨状あるいはそれに基づくいろいろな対策という現地側の強い要請からいたしましても、きょうは農林大臣、さらに建設大臣、大蔵大臣等の御出席を願って、措置すべきものについては迅速に措置する御方針を伺いたい、こういうのが私どもの基本的な気持ちでありますけれども、きょうは会期末の最終日でありますので、これはある程度やむを得ません。  た……

第43回国会 農林水産委員会 第5号(1963/02/07、29期、日本社会党)

○角屋議員 漁業基本法案の提案理由並びに法案の概要について御説明申し上げます。  戦後、わが国の漁業は急速な発展を遂げましたが、その発展は一様でなく、遠洋、沖合漁業の急速な発展に比べて沿岸漁業の停滞が目立っております。しかも、漁業における格差の増大と競争の激化によって、総体的な漁業生産高の増加にもかかわらず、巨大資本漁業及び一部の上層漁業者を除き、一般に漁業の経営はかえって不安定の度を加え、零細漁民や漁業労働者の所得及び生活水準は他産業に比して著しく劣悪となっております。  これは、上述のように漁業における階層間の格差が拡大し、生産及び流通の場において中小漁業者が巨大資本によって圧迫、支配また……

第43回国会 農林水産委員会 第11号(1963/02/26、29期、日本社会党)

○角屋委員 きょうは水産関係の一般的な問題について、特に農林大臣、さらに大卒外務大臣の出席を求めて、今日問題になっております日米加の漁業条約の関係、あるいはオットセイの四国会議の今後の問題さらに日ソ漁業交渉、日韓の李ライン問題等、当面の国際漁業の関係の問題に重点を注いでお伺いしたい、こういうふうに考えまして、委員長にもそのように要望して参りましたが、御承知の通り予算の最終段階でありまして、農林大臣も外務大臣もその方にどうしても出席しなければならぬという事情にあるわけであります。私もその間の事情は十分了承ができますので、これらの問題については大へん重要でありまするから、両大臣の基本的なこういう問……

第43回国会 農林水産委員会 第12号(1963/02/27、29期、日本社会党)

○角屋委員 大臣が御出席でありますので、水産政策に関する問題のうちで、特に本日は楢崎委員とともに国際漁業関係の問題に重点をしぼって数点お尋ねをいたしたいと思います。  大臣御承知の通りことしは日本の国際漁業の関係では大へん重要な年に相なっておるわけでありまして、たとえば日米加の漁業条約は今年の六月に十年間の期限が満了する時期になっております。さらに現在東京で開かれておりますオットセイの四国会議の問題につきましても、今年の十月に六年間の期限が満了するという時期にきておるわけであります。さらに来月の四日からは日ソの第七回の漁業交渉が開始されることに相なっておりますし、また当面、従来から楢崎委員が予……

第43回国会 農林水産委員会 第14号(1963/03/05、29期、日本社会党)

○角屋委員 過般来、ただいま御提示になりました漁港法の一部改正法案並びに第三次漁港整備計画の国会承認の件について同僚委員からいろいろ質疑がなされてきたわけですが、この際海岸法の関係からいけば、農林省以外に建設省関係、さらに運輸省関係、こういうものもそれぞれ関連が深いのでありますので、きょうはそれらの方々の御出席も求めて、総合的な立場から数点御質問を申し上げたいと思います。  最初に、経済企画庁からおいでになっておると思うのでありますが、池田内閣できめられました所得倍増の計画におきまして、漁港、港湾あるいは海岸保全施設、こういうものの公共投資において当初見込んだ予算総額は、各費目別にどういうふう……

第43回国会 農林水産委員会 第16号(1963/03/07、29期、日本社会党)

○角屋委員 私は、この際、自由民主党、日本社会党並びに民主社会党を代表いたしまして、ただいま可決されました漁港法の一部を改正する法律案に対し、附帯決議を付すべしとの動議を提出いたします。  まず、案文を朗読いたします。   漁港法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   水産業の近代化を図り、漁業者の所得を増大するうえにおいて、漁業生産の基盤たる漁港の果す役割は益益加重されてきているが、漁港の制度及び運営の面において改善を要すべき点が少なからず生じていると認められるので、政府は、この際左記事項に留意しつつ漁港法を改正するため根本的再検討を行なうべきである。  1 昭和三十八年度から新た……

第43回国会 農林水産委員会 第30号(1963/05/21、29期、日本社会党)

○角屋委員 農業災害補償法の一部改正の審議が始まりまして、すでに同僚の足鹿、安井、芳賀委員のそれぞれから、主として大臣に対して今後の問題を含めた質疑がなされ、さらにただいま東海林委員から御報告の現地調査等もなされまして、この問題の今後の前進のために審議が続けられておるわけであります。農業災害補償法の一部改正の問題は、御承知のとおり第三十八国会に法案が出されましてから数次にわたりましてあるいは審議未了となり、あるいは衆議院段階で修正が行なわれましたが、参議院段階で審議未了となる等、いろいろ変遷がございました。今回の改正案を提案するまでの過去のそういう経過にかんがみまして、農林省といたしまして一つ……

第43回国会 農林水産委員会 第31号(1963/05/22、29期、日本社会党)

○角屋委員 時間の関係もありますので、各参考人の方々からそれぞれ御意見を数点お伺いいたしたいと思いましたが、問題を数点にしぼってお伺いをするにとどめます。ただこの農業災害補償制度の一部改正の問題の受けとめ方という点では先ほど足鹿委員から質問がありましたけれども、これはやはり私どもの党内でもいろいろ取り扱い、あるいは当面の段階としてどうするかという点では議論のあるところでありまして、それらの点について別の角度からいろいろお伺いをするということを考えておりましたが、この経緯はそれは避けたいと思います。いずれにいたしましても農業災害補償制度の問題についてきょう四人の参考人の意見を求めたわけであります……

第43回国会 農林水産委員会 第34号(1963/05/29、29期、日本社会党)

○角屋委員 昨日の理事会の申し合わせによりまして、明日から水産関係の法案の審議に入ることになったことは御承知のとおりでございますが、水産関係の法案の審議といたしましては、御承知のとおり政府から沿岸漁業等振興法案が出されておりますし、私ども社会党からは、漁業基本法案、沿岸漁業振興法案、さらに水産物の価格の安定等に関する法律案と、水産業改良助長法案が出ておるわけでございまして、これらを対比しながら、今後水産問題全般について審議をすることに相なっておるわけであります。ただ、国会の後半の会期の関係もありまして、当初、水産を担当しておる私どもの気持ちからいえば、十分時間をかけて水産全般の問題を議論する、……

第43回国会 農林水産委員会 第35号(1963/05/30、29期、日本社会党)

○角屋委員 かねての御相談に基づきまして、本日からいよいよ水産関係法案の審議に入ることになりまして、大臣の出席を要請しておるわけですが、ただいま閣僚懇談会を終わってさらに日米加の漁業条約の本格的な交渉の問題について総理と農林大臣との間で懇談をしておられるという話でありますので、大臣がお見えになりましたならばそれらの問題も含めて御質問を申し上げたいと思いますが、せっかく貴重な時間でございますので、主として水産庁の長官に予備的な質問から始めたいと思います。  御承知のとおり、水産関係の法案の問題については、農林漁業基本問題調査会から、水産の基本問題と基本対策、こういうものが出されまして、政府といた……

第43回国会 農林水産委員会 第36号(1963/06/04、29期、日本社会党)

○角屋議員 今回私どもが提案をしております漁業基本法案並びに沿岸漁業振興法案、こういうものを提案いたしました考え方を若干述べながら、ただいまの御質問にお答えいたしたいと思います。  冒頭に、水産関係に非常に御経験の深い仮谷委員から、わが党提案の法案について御質問くださいますことについて、心から敬意を表したいと思います。  きょうも、私は、本会議の質問でも、日米加問題の際に、特に国際漁業等を含めた基本方針の問題について総理にお尋ねしたのでありますが、口には水産日本、あるいは漁獲高においては世界第一位ということを誇っておるわけでありますけれども、漁業内部を見ますと、仮谷委員も御承知のとおり、沿岸、……

第43回国会 農林水産委員会 第38号(1963/06/06、29期、日本社会党)

○角屋委員 きょうは午前来、政府から出されました沿岸漁業等振興法案並びに私どもの党から私の提出責任で議員立法として出しております漁業基本法案、沿岸漁業振興法案、この三案についてそれぞれ学識経験者の立場から浅野さん、宮城さん、業界代表の立場から高橋さん、片柳さん、増田さん、さらに第一線で沿岸漁業に主として指導的な役割りを果たしておられます小磯さん、鈴大さんからそれぞれ貴重な御意見を承ったわけでございます。参考人各位には、昼を過ぎてたいへん恐縮でございますが、これは国会審議の関係で、午後砂糖関係の法案をやるというふうな段取りもございまして、たいへん重要なこの種法案について、一たん休憩をして私どもも……

第43回国会 農林水産委員会 第40号(1963/06/12、29期、日本社会党)

○角屋委員 私は日本社会党を代表し、ただいま田口委員より御提案のありました修正案を含む政府原案に対し、賛成の討論を簡単にいたしたいと存じます。  そもそも政府の沿岸漁業等振興法案は、昭和三十五年十月、農林漁業基本問題調査会より答申された漁業の基本問題と基本対策に基づき立案されたものであって、昭和三十七年三月第四十回国会に提出されて以来第四十一、第四十二回国会とも実質的な審議が行なわれるに至らず、第四十三回国会たる今次国会において、わが党の漁業基本法案、沿岸漁業振興法案と対置して審議が行なわれたのであります。審議日数は必ずしも十分とはいえませんでしたが、政府案に対しても、わが党案に対してもきわめ……

第43回国会 農林水産委員会 第45号(1963/06/27、29期、日本社会党)

○角屋委員 開拓者資金融通法の一部を改正する法律案について、大臣に数点御質問を申し上げたいと思います。  本来この法案は、参議院で与野党の話が、われわれの主張どおり三分六厘五毛ということでまとまっておればもっと早く本委員会にかかったはずでありますけれども、途中非常に長期にわたる空白がございまして、国会のこういうあわただしい時期にこちらへまいったわけでありまして、その点たいへん残念だと思います。  申し上げるまでもなく戦後の緊急開拓政策以降今日十七年を経過しておりますが、その間開拓農家として今日農業に従事しておる諸君というのは十五万に近い農家対象を持っておるわけです。しかも既入植者の安定対策の問……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 災害対策協議会 第4号(1961/07/20、29期、日本社会党)

○角屋協議委員 官房長官は午前中だけのようでありますから、ただいまそれぞれ関係各協議委員からお話のあった臨時国会開催の問題であります。御承知のように、今度の梅雨前線の災害は、これから来る本格的な災害の前に起こった非常な大災害、しかも、これは早急に特別立法の問題なり、あるいは予算措置なりの問題を片づけて災害復旧を急がなければならぬ、こういう事態にあるわけなんであります。私どもは、従って、そういういろいろな観点から見て、すでに内閣改造も終わりましたし、しかも、今度の改造の場合は、比較的手なれた方々がなられたので、いろいろ勉強して臨時国会に備えなければならぬという方々はほとんどないわけです。しかも、……

第38回国会 災害対策協議会 第8号(1961/07/27、29期、日本社会党)

○角屋協議委員 今の質問に関連いたしまして、ちょうど河川局長がおいでの機会でありますので、すでに建設省に対する総括的な質問は一昨日行なわれまして、私ども視察をいたしました静岡、愛知、三重のうち、特に建設関係では、狩野川の放水路問題、あるいは天竜川を中心にしたダムとの関連の恒久的な治水対策等の問題については、同僚委員からいろいろな具体的な質問があったわけでありますので、その際質問として落ちておりました三重県関係の揖斐川の問題につきまして、少しくお伺いいたしたいと思います。  河川局長も御承知かと思いますが、三重県の多度町に関係する問題でありますけれども、多度町には七号輪中というのがございまして、……

第38回国会 災害対策協議会 第11号(1961/09/20、29期、日本社会党)

○角屋協議委員 今回、第二室戸台風等の災害が発生をいたしまして、本対策協議会としても、大体、臨時国会を前にして、本日をもって今年度の今日まで起こった災害対策の総括的な締めくくりをやらなければならぬという段階に当面しておるわけでありますが、午後それぞれ同僚委員の方々から各般の問題について、現地の実情に即してお触れになったわけでありまして、私は、それらのすでに出た問題に関連をいたしまして、数点関係各省の見解をお伺いしておきたいと思います。  まず第一に、予算の補正の立て方の問題でありますけれども、この点については、同僚の下平委員から大卒官房長官に対してお尋ねがありまして、今回の第二室戸台風等の災害……

第38回国会 災害対策協議会建設小委員会 第4号(1961/08/09、29期、日本社会党)

○角屋協議委員 今の湛水排除の問題ですが、この前の伊勢湾台風のときの七日以上、三十ヘクタールという政令基準については、その条件緩和を検討する。いずれ相談になるわけですけれども、農林水産の小委員会には直接関連の深い問題で、従来から小委員会の論議の中でも論じた点でありますが、面積の三十ヘクタールそのものについても、もう少し緩和をしたらどうか。それから、今五日という一応の日取りの点もありましたけれども、ちょうど稲の状態から見て、なるべく早期に排水をすれば被害を最小限に食いとめることができるというふうなことから、湛水排除を、非常に緊急にポンプ等を手配してやるというふうな実態等も各県ともにあるわけですか……

第38回国会 災害対策協議会農林水産小委員会 第1号(1961/08/02、29期、日本社会党)

○角屋小委員 今、官房長の方から、今回の梅雨前線災害に対する政府としての現在検討しつつある対策について概略の御説明があったわけですが、明日以降、特別立法等の相談をする参考に資するためにも若干お聞きしておきたいと思うのであります。  農林水産関係の災害対策としては、現行法律として農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律がありますし、さらに、連年災害に対する一部改正等が通常国会でなされたことは御承知の通りでありますが、今度の梅雨前線災害対策の場合に、農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律そのものについての法改正ということについてお考えになっておるかどうか。いわ……

第38回国会 災害対策協議会農林水産小委員会 第2号(1961/08/03、29期、日本社会党)

○角屋小委員 ただいまの説明で、きのうの質問に対する答弁はわかったわけですけれども、大体今度の集中豪雨の災害関係では、災害の実態から見て、長野営林局管内で今の内容の問題が中心になっておると思うのですけれども、その他、関係県としては、長野営林局管内あるいは前橋営林局管内、大阪の営林局管内等の第一線の営林署等の実態を調査すれば、こういう国有林の払い下げの需要実態というものが出てくるのではないか。ですから、この点は、第一線の営林署等まで含めての実態がどうなっておるかという点については、適当な機会に一つ協議会の方に資料を提示願いたい、こういうふうに思います。

第38回国会 大蔵委員会地方行政委員会文教委員会社会労働委員会農林水産委員会商工委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第1号(1961/02/27、29期、日本社会党)

○角屋委員 私は、今般、六委員会合同で行なわれました雪害調査につきまして、これら調査の概要につき御報告いたします。  一、調査団の構成  北陸地方雪害調査団には、私のほかに、運輸委員会からは壽原正一君、地方行政委員会からは宇野宗佑君、大蔵委員会からは米山恒治君、文教委員会からは井伊誠一君、建設委員会からは岡本隆一君、及び民社党代表として内海清君が参加せられ、福井県、石川県及び富山県の三県下を二月十三日から同月十八日までの六日間にわたり調査して参ったのであります。   二、雪害の原因  三県下における雪害の原因につきましては、委員各位はすでに十分御存じの通り、昨年の十二月二十五日夜からの西高東低……

第38回国会 農林水産委員会公聴会 第1号(1961/04/19、29期、日本社会党)

○角屋委員 自民党の方から推薦をされました大坪公述人と、もう一人、田中公述人でしたかの御意見を聞いておりますと、同じ自民党の推薦でございまするけれども、いろいろな面で対照的な点が出ておるかと思うのであります。たとえば、価格政策の面、あるいはまた、農業政策基本に関する面、あるいは食管制度等の面、いろいろな面で、基盤がだいぶ違った見解が述べられておるというように私は受け取っておるわけであります。そこで、数点についてお伺いをいたしたいと思うのですが、これは食管制度の問題であります。過般池田総理に緊急の出席を求めて、私の方から、所得倍増計画の中にある、米の直接統制を廃止をして間接統制に切りかえる、こう……

第38回国会 農林水産委員会公聴会 第2号(1961/04/20、29期、日本社会党)

○角屋委員 午前中四人の公述人の御意見があったわけですが、主として自民党の推薦である田中公述人、村谷公述人にお伺いいたしたいと思います。  昨日の公聴会における公述人の供述の場合もそうでありますが、各党それぞれから出されておる方々がいずれも党に直接関係のない方々が多いわけでありまして、従って、推薦の形式としては社会党あるいは自民党から出されておりますけれども、いずれも農民のためのりっぱな農業基本法というものを十分に慎重審議をしてこれを作り上げてもらいたい、こういうことが超党派的な希望であったわけであります。たまたま、本日、田中公述人並びに村谷公述人から、特に時限を切って、今度の国会でこれを通す……

第38回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1961/03/02、29期、日本社会党)

○角屋分科員 私は農林水産関係の問題を中心に数点農林大臣にお伺いをいたしたいと思うわけでありますが、もともと農林水産委員会のホーム・グランドもございますので、詳細な問題についてはその委員会でさらにいろいろな問題についてただして参りたいと考えておるわけであります。  御承知の通り、今度の国会は農業基本法を初め三十数件に上る関係法案等も出て参りまして、一般にもある意味では農政国会としての性格を持っておる、こういうふうに非常に注目をされておることは御承知の通りであります。すでに一昨年から農林漁業基本問題等でも農政上の各般の問題について検討がなされて、それぞれ農業関係あるいは林業関係あるいは水産関係等……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1962/02/20、29期、日本社会党)

○角屋分科員 今日の農林分科会では、実は大臣の御出席を得て農政上の問題についてそれぞれお伺いをする予定でございましたが、大臣の御都合が他にあるようでございますので、これを了承いたしまして、問題をもう少し小型にいたしまして、それぞれ事務当局関係からお考えを承りたい、こういうふうに存じます。  最初農地局関係からお伺いをいたしたいと思うのでありますが、過般、たしか予算委員会の一般質問だったかと思いますが、ここにおられる加藤委員が水資源開発公団と愛知用水公団の関係についてお尋ねがございました。この点について農林大臣の方からもたしか御見解が発表されたかと思うのであります。私ども、この問題を取り扱う段階……

第40回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1962/02/22、29期、日本社会党)

○角屋分科員 時間もだいぶたっておるようでありますから、簡潔に御質問申し上げたいと思います。  最初、気象関係の問題でありますが、実は私国会に出て参りましてから、伊勢湾台風、あるいは昨年あたりでも、第二室戸台風というふうに、歴年災害が発生をいたしておりまして、そのつど、最近では、国会では災害対策の特別委員会がもたれて、災害問題に対する措置についてお互いに真剣に対処するというようなことをやって参りました。過般の国会の場合にも、私は、池田総理の出席を求めて災害問題を論じたときに、気象関係の問題の充実というものをやはりお互いに真剣に考えていかなければならぬじゃないか、日本のような災害国の場合には、近……

第40回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1962/02/21、29期、日本社会党)

○角屋分科員 私は、本日は私の地元の関係で、昨年全国紙等にも報道されまして、非常に国民の関心を集めました第五拓新丸の乗組員であります久保隆さんの問題について、厚生省の関係の今後の取り扱いの方針等についてお伺いをしたいと思うわけであります。連日大臣以下大へん御苦労さんでありますが、厚生関係の各般の問題についてもいろいろお尋ねしたい点もあるわけでありますが、特に焦点をこの一点にしぼって、なるべく簡潔にお尋ねをいたしたいと思います。  先ほど中村君の方から、広島、長崎の原爆の被害者等に対する問題が出ておりまして、別に事前に打ち合わせをしたわけではないのですが、たまたま同種類のような関係の問題を取り扱……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1963/02/21、29期、日本社会党)

○角屋分科員 私は、佐々木委員に引き続きまして、ほぼ同じ行政機構改革の問題、あるいは今審議を進められておる臨時行政調査会の今後の問題等、当初予定しておりました点では、相当前者と重なる点もありますので、それらの点はできるだけ省略をいたしまして、お尋ねをいたしたいと思いますが、その前に、せっかく川島長官がおいででありますので、オリンピック担当大臣として一つだけお伺いいたしたいと思います。  けさの新聞によりますと、御承知の通りアラブ連盟のノファル事務次長が、二十日の日に、加盟十二カ国に対して書簡を送りまして、もしIOCの方からインドネシアの除名を取り消さない場合においては、来年の東京オリンピックを……

第43回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1963/02/19、29期、日本社会党)

○角屋分科員 私は農林水産政策全般について重点的にお伺いするつもりでございましたが、大体二時間くらいはもらえると思っていましたけれども、本会議まで大臣もお食事抜きで引き続きということでありますので、予定をした質問のうち、農林水産委員会に席も占めておりますから、そちらの方にある程度譲ります。なお本会議終了後は、農林水産委員会の方に大臣出席の要求があるというふうな話も聞いておりますので、それやこれやでできないかもしれませんから、重点的にしぼってお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 過般、二月の五日に、私は本会議で昭和三十七年度の農業の動向に関する年次報告と、昭和三十八年度において講じようと……



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データ更新日:2023/02/05

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