戸叶里子 衆議院議員
29期国会発言一覧

戸叶里子[衆]在籍期 : 23期-24期-25期-26期-27期-28期-|29期|-30期-31期-32期
戸叶里子[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは戸叶里子衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院29期)

戸叶里子[衆]本会議発言(全期間)
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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 衆議院本会議 第9号(1962/02/06、29期、日本社会党)

○戸叶里子君 私は、ただいま趣旨説明のありました、日本国に対する戦後の経済援助の処理に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結、すなわちガリオア・エロアについて、日本社会党を代表して、総理並びに外務大臣に質問を試みんとするものでございます。(拍手)  戦後の食糧事情の窮迫したとき、アメリカより放出された多くの食糧は、確かに日本国民にとっては感謝でありました。だからこそ、国会においては、各党各派の代表が最大の感謝の言葉をこの壇上より発表したのであります。(拍子)  その言葉の一、二を引いてみますと、「連合国最高司令官は、しばしば輸入食糧を放出されて、わが国民を飢えと困窮から救われました。全……

第40回国会 衆議院本会議 第32号(1962/04/05、29期、日本社会党)

○戸叶里子君 私は、ただいま議題となりました日本国に対する戦後の経済援助の処理に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件を撤回し再交渉を求めるの動議に対し、日本社会党を代表して、反対の討論を行なわんとするものであります。(拍手)  今国会の重要案件であるガリオア・エロアに対する問題の焦点は、一言にして一言えば、これが日本に対して債務であるかないかをはっきりさせることであります。そこで、私たちは、政府に資料を要求したのでありますが、政府に都合のよい資料は出しても、私たちが望んでおる資料は十分に提出してくれません。そういう悪条件の中にあっても、国民の代表であるという強……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 衆議院本会議 第45号(1963/07/01、29期、日本社会党)

○戸叶里子君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題になりました関税及び貿易に関する一般協定の譲許の追加に関する第十議定書(日本国及びニュー・ジーランド)の締結について承認を求めるの件、所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とタイとの間の条約の締結について承認を求めるの件、所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とマラヤ連邦との間の条約の締結について承認を求めるの件の三案について、賛成の討論を行なわんとするものであります。(拍手)  まず、第一の、日本国とニュー・ジーランドとの間のガットの譲許の追加に関する第十議定書の締結について賛成の討……

戸叶里子[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院29期)

戸叶里子[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第37回国会(1960/12/05〜1960/12/22)

第37回国会 外務委員会 第3号(1960/12/22、29期、日本社会党)

○戸叶委員 ちょっと関連して……。今の質疑答弁を伺っておりますと、一向にわからないのですけれども、それじゃ違う角度から伺いますと、もしこれが廃止されると、自由な形で貿易がやれるという御答弁でございました。そうだといたしますと、もし日本側がこれを廃止したいというふうな状態になって参りましたときには、どういうふうな手続をとれば廃止できるのでしょうか、この点を伺っておきたいと思います。
【次の発言】 日本側だけでそれをやっていいわけでございますね。そうだとするならば、もう次官会議の決定を変えるようなときが来ているんじゃないかと思いますけれども、そういうお考えはないかどうか、ついでに伺っておきたいと思……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 外務委員会 第2号(1961/02/02、29期、日本社会党)

○戸叶委員 時間があまりないようでございますから、急いでラオス問題と日韓問題を二、三伺いたいと思います。  ラオス問題につきましては、本会議におきましても、施政方針演説に対して各党の代表者が質問をいたしておりますし、また今も野田委員から御質問がございましたけれども、御答弁を伺っておりますと、少しも私たちが聞きたいと思うような答弁をしておられない。国民が非常に不安に思っていることに対しての答弁がされておりませんので、私は、この点をもう少し深く伺ってみたいと思います。  まず、政府の態度を伺っておりますと、ラオスの問題に対して、一体日本の政府が何をしたかということに対して、関係各国と非公式であるけ……

第38回国会 外務委員会 第4号(1961/02/18、29期、日本社会党)

○戸叶委員 総理大臣はなかなかこの委員会にお見えになれませんが、きょうはちょうどいい機会でございますから、三つの問題について伺ってみたいと思います。  まず最初にお伺いしたいのは、一応ライシャワー氏が日本の大使として発表されたわけでございますが、このライシャワー氏につきましては日本に対していろいろな情報をよく知っているというようなことなどが新聞に報道されたものですから、大衆の中には、この大使はおそらく日本の国民感情というものをはだで感じてもらえるんじゃなかろうかというような期待を持った人たちもあると思っておりますが、これが発表されましてから、その後まだ何ら確定したということを伺っておりませんが……

第38回国会 外務委員会 第5号(1961/02/22、29期、日本社会党)

○戸叶委員 ただいま議題になりました所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とアメリカ合衆国との間の条約を修正補足する議定書に関して一、二点質問をしたいと思いますが、この提案理由の説明をさきごろ伺いましたときに、ここにも書いてありますように、「この修正補足議定書の主たる内容は、日本銀行及び米国連邦準備銀行の受取利子の相互免除を認めたこと、及び企業の利子の発生源泉の規定が不十分なため二重課税を生ずるおそれもあったので、この点を修正して利子の発生源泉を明確にしたこと」であるということを説明されているわけでございます。それは大へんにいいことではございますけれども、ただ問題は……

第38回国会 外務委員会 第6号(1961/03/01、29期、日本社会党)

○戸叶委員 今の問題で、私も奇異に感じたものですから、その点を確かめておきたいと思いますが、大体川上委員がおっしゃいましたように、米合衆国の見解に対して予算委員会でもまたこれまでの外務委員会でも、日本の政府は韓国との信義の関係があるから発表できないという答弁をされてこられたわけでございます。ところが、今御指摘がありましたように、二月十六日に金外務次官――この方は私は相当政府の責任のある人だと思いますが、その人の談話で、日本の政府が、発表をするのは韓国との約束があるから差し控えているのだと言うことはまことに心外だというようなことを言っていられるわけでありますし、またその日の韓国日報にはその全文な……

第38回国会 外務委員会 第7号(1961/03/03、29期、日本社会党)

○戸叶委員 ただいま議題となりました条約の質疑に入る前に、私は外務省と委員長に申し上げておきたいことがございます。それはこの委員会におきまして提出された案件を円滑に審議し、その審議を進めていくにあたりまして、ここに出されます条約なり協定というものが衆議院なり参議院なりどちらに先に出されてもそれはかまわないと思います。ただ衆参の両方の議院においてその議事を円滑にするためには、在来は外務省が一応参議院で先議する場合には衆議院の外務委員会の理事会にそれを持ってこられて、そして了解を求めておられたように思います。ところが今回、何か参議院の方に二条約か三条約が行っているようでございますが、私ども国会対策……

第38回国会 外務委員会 第8号(1961/03/10、29期、日本社会党)

○戸叶委員 今の川上委員の要求いたしました資料の点でございますが、私どもも参考にしたい面もございますので、委員長はただいま理事会に諮ってからということでございましたが、外務省の方でどういうふうにお考えになっていらっしゃるか、一応伺ってみたいと思います。
【次の発言】 それでは大体いつごろおそろいになる見通しでございますか。なかなか時間がかかるわけでしょうか。
【次の発言】 今の外務省の御答弁でございますが、大体そういうふうなことも勘案いたしまして、あとは委員長のおっしゃったように、理事会でこの問題を討議したらいいかと思います。  私は、次に移住協定の問題に入りたいと思いますが、事務的な問題につ……

第38回国会 外務委員会 第9号(1961/03/17、29期、日本社会党)

○戸叶委員 関連して、今松本委員の質問を伺っておりますと、中川局長は、日本はアメリカが韓国にある日本の財産を勝手に所有してしまっても、それは戦時国際法上違反でないというような考え方を最初から持っていたかのような発言をされておるのでございますけれども、そういうふうな態度で私は最初から臨まれたのではないというふうに考えます。なぜならば、この間木原さんが予算委員会で質問されたときに、小坂外務大臣の御答弁を速記で読みますと、こう書いてあります。「これは御承知のように一九四五年に軍令によりまして、韓国にありましたわが方の財産については取得し所有するということに、米軍がいたしておるわけであります。四八年に……

第38回国会 外務委員会 第11号(1961/03/24、29期、日本社会党)

○戸叶委員 私は本日、通商に関する一方日本国と他方オランダ王国及びベルギー=ルクセンブルグ経済同盟との間の協定につきまして、質疑をしたいと思います。  まず、このベルギー=ルクセンブルグ経済同盟の法的地位というものを伺いたいと思うのです。それは一九二一年にベルギーとルクセンブルグとの間に結ばれた経済同盟の五条で、在来の通商条約及び経済協定は、関税同盟の名においてベルギー国により締結せらるべしとあって、両国間においては経済同盟という名で経済的条約を結べることになっております。しかし国際法上、この二国の合意というものが直ちに条約を締結する主体となり得るかどうかということに疑問を持つものでございます……

第38回国会 外務委員会 第13号(1961/03/31、29期、日本社会党)

○戸叶委員 時間がないようでございますし、すでに穗積委員から御質問がございましたので、私はほんの二、三点福島発言をめぐってだけ伺ってみたいと思います。  まず第一にお伺いしたいことは、福島さんは、日本の代表として国連にいらしたわけでございますけれども、そういうふうな代表でいらっしゃる以上は、外務大臣なり何なりと日本の国連での発言すべき内容というようなものは、基本的な線だけは打ち合わせていらしたのではないかと思いますが、この点はいかがでございましょう。
【次の発言】 そうしますと、中国の問題も、ことしの国連の総会におきましては、当然大きな問題として取り上げられることでございまして、基本的な線だけ……

第38回国会 外務委員会 第16号(1961/04/12、29期、日本社会党)

○戸叶委員 私は、稲村委員の質問に関連いたしまして、ガリオア、エロアの問題について、特にそのガリオア、エロアに関係の深い阿波丸事件の当時のことに関連いたしまして二、三の質問をしたいと思うのでございます。  先ほどのお話を伺っておりますと、稲村委員は、アメリカからの戦後放出されたいろいろな物資、ガリオア、エロアは、感謝決議まで行なっているのであって、これは一応今になって借金だから払うというのはおかしいではないかというその根拠の上に立って質問をされましたけれども、政府は、初めからこれは債務と心得ていたというふうなことを言っていられるわけでございます。ところが昭和二十二年ころの、感謝決議を国会でした……

第38回国会 外務委員会 第17号(1961/04/14、29期、日本社会党)

○戸叶委員 ただいま議題になりました条約につきまして、少し質問したいと思います。  まず最初に、三条に「国際法の要求する保護及び保障」ということが書いてございますけれども、国際法はどういう保護と保障を与えているか伺いたいと思います。
【次の発言】 外国人の保護というのは、実体的には国内法で規律されるので、国際法は本質的には国家が拘束しないのではないかと思いますけれども、この点はいかがでございますか。
【次の発言】 そうしますと、条約がある場合には国内法というよりも国際法を適用するということなんでございますか。
【次の発言】 パキスタンの国内法律は外国人を強制軍事服役させることになっているのかど……

第38回国会 外務委員会 第18号(1961/04/20、29期、日本社会党)

○戸叶委員 ただいま議題となりました協定につきまして、少し質問をしたいと思います。  この種の研修所というのはアジア及び極東以外に設立されているかどうかをまず第一に伺いたいと思います。そしてまた将来どこかに設立されることが予想されているかどうか、この点もお伺いしたいと思います。
【次の発言】 漸次作られると思うのが今計画は全然ないということでございますね。
【次の発言】 それではこのアジア地域にできます研修所を利用することのできる国は、どことどこでございましょうか。
【次の発言】 この研修所を作られるわけでございますけれども、これはもっぱら刑事犯罪を対象としてるるもので、政治的な犯罪とかあるい……

第38回国会 外務委員会 第19号(1961/04/21、29期、日本社会党)

○戸叶委員 私きのうこの協定につきまして質問をいたしましたが、残しておいた一、二問だけきょうは伺いたいと思います。  この協定とそれから国際連合の特権及び免除に関する国際連合と日本国との間の協定という二つが、正文を英文だけにしたという理由はどこにあるか伺いたいと思います。特殊の事情による場合とかあるいは多数国条約を除いては、原則として正文の一方は自国語にするのが当然ではないかと思います。日本の国民はもちろん申し上げるまでもなく、日本国の自国語というと日本語でございますから、日本語で条約を解釈していくわけでありますけれども、この協定なりあるいは先ほど申しました国連と日本国との間の協定が正文を英文……

第38回国会 外務委員会 第20号(1961/04/26、29期、日本社会党)

○戸叶委員 私は本日、国連軍というものについて質問をしたいと思いますが、それに先だちましてお伺いしたいことは、日韓の関係でございます。韓国との間の交渉を進められております間に、財産請求権の問題あるいは李ラインの問題等で行き詰まりになっているようでございますが、これは当然のことであって、日本はやはり朝鮮の将来統一というような観点に立ってその問題を解決しなければいけないというふうに考えるわけでございます。ところが最近の情報によりますと、アメリカの韓国に駐在する大使がかわった、こういうようなことも手伝ってかどうか知りませんけれども、そういうふうな懸案の問題を一応ある程度にしておいて、早く韓国との間に……

第38回国会 外務委員会 第21号(1961/05/10、29期、日本社会党)

○戸叶委員 ただいま議題になりました日本国とグレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国との間の文化協定につきまして二、三の質問をいたしたいと思います。  まず第一に、十二条で、この条約の適用地域はグレート・ブリテン及び北部アイルランドでありまして、それ以外の属領、植民地は適用されておりません。ところが連合王国の国民は、属領または植民地の市民であって、グレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国に通常居住する者であると規定されております。この条約の適用について地域と人との区別をした理由はどういうところにあるかを伺いたいと思います。

第38回国会 外務委員会 第23号(1961/05/12、29期、日本社会党)

○戸叶委員 どうも本日は参考人の皆様御苦労様でございました。きょうは大へんに時間がないようでございまして残念でございますが、ただいま立法院で決議された四つの問題について、今回各それぞれの責任者に御要望になりにいらしたということの御陳述がございました。私はその線に沿いましてだけ御質問をさせていただきたいと思います。  施政権の返還ということは、幾たびかこの委員会におきましても取り上げられて参りましたけれども、いまだにその実現がされておらないということはまことに残念でございまして、沖繩の皆様方のお気持というものは私ども非常によくわかるわけでございますが、一九五七年に岸さんがアメリカへいらっしゃいま……

第38回国会 外務委員会 第24号(1961/05/17、29期、日本社会党)

○戸叶委員 ただいま議題になりました条約について少し質問をしたいと思います。  まず第一に伺いたいことは、仲裁判断制度というものはどういう経過をもって発達をしたか、その経過をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 どういう構成で仲裁判断が行なわれるかとか、あるいは何人を仲裁人にするかというような、そういう問題はどうやってきめられるのでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、今の御説明にありましたように、当事者同士が話し合って、そうして仲裁契約というものを結んで、仲裁人を何人ぐらいにしたらいいかということを話し合って一々やるわけなのですね。そうしますと、日本には常設の仲裁機関というものがあるかど……

第38回国会 外務委員会 第25号(1961/05/19、29期、日本社会党)

○戸叶委員 ただいま議題になりました文化協定は、日本が戦後締結したいろいろの文化協定と大体同じようなものと思いますので、私は多くを質問いたしませんが、ただ二点だけお伺いしたいと思います。  その第一点は、ブラジル協定というのが昭和十五年に署名された協定を昭和二十八年に引き続いて受け、さらに三十二年に改正したということになっておりますが、ずいぶん前に結んだ協定でありますが、ほかの文化協定よりもおそらく非常に古い歴史を持っておるのじゃないかと思います。そこでこの協定が古くから結ばれているということによって、ほかの国と比べて文化的に特にこういう関係があるというようなすぐれた面があったら、それを御指摘……

第38回国会 外務委員会 第26号(1961/05/24、29期、日本社会党)

○戸叶委員 私、審議の過程におきまして、定足数の問題をたびたび委員長に申し上げましたけれども、委員長は大へん苦慮されていられたようです。しかしお集まりになりませんでした。私定足数がなければもう中止しようという考えでおりましたけれども、忍耐と寛容の精神で今までおりましたけれども、せめて条約を批准するときくらいは過半数を占めた上でやっていただかないと、国会の権威という面からも私はどうかと思いますので、できれば金曜日に全部をそろえてそしておあげになることをお勧めしたいと思います。

第38回国会 外務委員会 第27号(1961/05/26、29期、日本社会党)

○戸叶委員 ここにただいま提案されておりますガットの問題について、少し伺いたいと思います。ガットの本来の目的というのは、関税とかあるいは貿易障害を軽減したり、あるいは貿易の拡大をはかろうとするのがガットの目的であろうと思いますけれども、今回の譲許表のBを見ますと、現行の税率をさらに高めているわけでございます。これは国家の貿易政策によるものと思いますけれども、ガットの本来の目的からするならばそのことは相反するものではないか、こういうように考えるわけでございますが、これはどういうふうに御説明になるのでございましょうか。
【次の発言】 今の御説明にもありましたように、一方において貿易の自由化を唱えて……

第38回国会 外務委員会 第28号(1961/05/31、29期、日本社会党)

○戸叶委員 関連して。あらためて質問いたしますけれども、今床次委員の質疑を聞いておりまして、その御答弁でわからない点がありますので、はっきりさせておいていただきたいと思います。  先ほど床次委員が、フィリピンの方ではこの協定に対して来年に延期というようなことが新聞に出ていた、それは一体どういうふうな事情なのかということを御質問になりましたときに、そのことにはあまりはっきりと、こういうわけだろうと思うということさえもおっしゃらなかったように思います。ただ、来年になって新しい政府ができても、この協定は日本だけが批准して、向こうが批准しないということのないことを希望しますというふうにはおっしゃったの……

第38回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1961/03/28、29期、日本社会党)

○戸叶委員 関連して。ただいまの総理大臣の御答弁を伺っておりまして、私は納得できない面がたくさんあるわけでございます。そこで、お伺いいたしますが、それでは、今後、選挙制度調査会というものとこの審議会というものの関係はどうなってくるのか、伺いたいと思います。たとえば、調査会で出したものを選挙制度の委員会で審議をし、そしてまた、こちらの方の審議会から出されたものを審議する、こういうふうなことになってくるのじゃないかと思いますが、その点を、まず一点伺いたいと思います。  さらに、先ほど総理のお答えを伺っておりますと、今までの調査会の案はどうもまとまりにくかったから、今度は規模を大きく、りっぱなものに……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 外務委員会 第3号(1961/10/06、29期、日本社会党)

○戸叶委員 関連して。千島の問題にいたしましても、それからまた沖繩の問題、台湾の問題等を考えましても、私はサンフランシスコ条約の中にある題土の問題について、あのときに行った全権というものがいかに敗戦国とはいいながら、ああいうふうな卑屈な態度で臨んだということを非常に残念に思うわけでございます。そこで、今日では国際的な情勢もいろいろ変わってきておりますし、先ほどの床次委員の沖繩に対する質問を伺っておりましても、講和条約の三条によってというようなことが絶えず引き合いに出されれております。こういうふうなたくさんの問題がありますし、また条約どいうものは永久に不変のものであるということもないわけでござい……

第39回国会 外務委員会 第4号(1961/10/10、29期、日本社会党)

○戸叶委員 私は本日の質問に入ります前に、ちょっと二点ほどお伺いしておきたいと思います。  先ごろシリアの新国家ができたわけですけれども、日本に国家承認の要請がきているかどうか、この点を伺いたいと思います。
【次の発言】 日本にもきているという大臣のお話でございましたが、これに対して日本の政府としてはどういうふうな態度をおとりになるか伺いたい。
【次の発言】 承認するという方向において検討するわけですれ。そうしますと、それじゃ大体承認ということで近いうちにそのあれを出すわけでございますか。なぜかと申しますと、大国でも大体シリア承認の方向に向かってきておりますので、今の政府のお話によりますと、日……

第39回国会 外務委員会 第5号(1961/10/13、29期、日本社会党)

○戸叶委員 協定なり条約というものは関係国が集まって会議を開いて、そこで署名をしてきて、それから国会で批准をするわけでございますけれども署名をしてまだ批准をしていない国がこの協定にもあると思いますが、署名をしただけで批准をしない国が大体どのくらいあるかを、まず伺いたいと思います。
【次の発言】 何カ国が批准をしたらば効力を発するとかいうふうな規定があるようにも聞いておりますけれども、そういうことはどうなっているのでしょうか、一般的な説明でけっこうなんですけれども。たとえばこの条約に参加した国というのは二十三カ国でございますけれども、そういうふうな場合には二十三カ国金部が批准しなければ発効しない……

第39回国会 外務委員会 第6号(1961/10/18、29期、日本社会党)

○戸叶委員 北方領土につきまして自民党が統一見解を出したようでございますが、この領土の問題は非常に重大な問題でございまして、十分時間をかけなければならない問題だと思います。ただ私がこの前質問をいたしましたことで、ちょっと矛盾をしているような点が見えましたので、その点だけをきょうははっきりさせておいていただきたいと思います。  この領土の問題というのは、何しろ日本の国民にとっては非常に重大な問題でございますから、具体的な、そしてまた実現できる解決をしなければならないと思っております。そういう面で社会党が党首会談を申し出ましたけれども、それに対して自民党の方はこれを断わったということが新聞に報道さ……

第39回国会 外務委員会 第8号(1961/10/25、29期、日本社会党)

○戸叶委員 ただいま議題にたりました日比の通商航海条約について少し質問をしたいと思います。この条約はフィリピンの方ではまだ批准をされていないわけでございますが、日本の国会で今回先に批准をしようというからには、何か日本にとって非常にプラスな面があると思いますが、これを早くした方がいいという理由を述べていただきたいと思います。
【次の発言】 前国会で審議未了ということでございますけれども、私どもがまだ一言も質問に入らないうちにほかの問題であの国会におきましてはこれが未了になったわけでございますけれども、ただいまの外務大臣の御答弁を伺っておりますと、わが方から提唱した条約であるから、わが方が先に批准……

第39回国会 外務委員会 第10号(1961/10/28、29期、日本社会党)

○戸叶委員 私関連して条約局長にちょっと伺っておきたいと思いますが、外務委員会への提出予定条約というものが今国会の初めに提出されたわけです。その中でILO八十七号条約というものも提出予定条約として出されていたと思います。ほかの条約については、大体衆議院の方は四条約通過して、あとの二条約というものは参議院から送付になってきているわけですけれども、ILO八十七号条約についてだけは何らまだ触れておらないわけですから、それはどういうふうになったかということを伺いたいのです。なぜかと申しますと、先ほどからの労働大臣と外務大臣の御答弁を伺っておりますと、外務大臣の方はILO関係の条約は労働省の方である、こ……

第39回国会 外務委員会 第11号(1961/10/30、29期、日本社会党)

○戸叶委員 私は、この際ですから、二、三日中に開かれます日米貿易経済合同委員会について、いろいろと総理にお伺いをしたいと思いましたが、時間がないようですので、ごく簡単にお伺いしたいと思います。  今度の合同委員会というのは、アメリカの方からは七人もの閣僚級の人物がいらっしゃって、大々的な会議をお持ちになるようでございまして、日本の国民も一体どういうふうなことを討議するのだろうか、日本の国民生活にどういった面があるのだろうか、あるいはただ単なる理解の度を進めるにすぎないのであろうか、あるいはまた政治的ないろんな問題が起きるのじゃないかというような不安、こういったいろんな感情を持っておるわけでござ……

第39回国会 外務委員会 第12号(1961/11/10、29期、日本社会党)

○戸叶委員 時間がないようですから、ごく簡単に二、三問質問したいと思います。  まず最初に伺いたいことは、先ごろ第一回の日米貿易経済合同委員会が行なわれたわけでございますが、その委員会が済みました直後、ホツジス商務長官がアメリカへ帰られてすぐの記者会見で、海の向こう側、すなわち日本では期待が大き過ぎて、何か日米間の具体的懸案を処理するかのような観測が行なわれていた、こういうことを発表されまして、私たちは皮肉を言われたような気さえしたわけでございます。  外務大臣は実際にこの会議に臨まれて、いろいろと話し合いをされたようでございますが、一体どういうふうな委員会の成果があったというふうにお考えにな……

第39回国会 外務委員会 第13号(1961/12/04、29期、日本社会党)

○戸叶委員 時間がないようでございますから、ごく簡単にタイの特別円の問題だけに限って質問をしたいと思います。  先ほど与党の愛知委員から、タイの特別円の問題について質問されたようでございますが、その答弁の内容は国民が聞きたいと思っていることは少しも答弁されません。私どもはどうして協定で約束したこと以外のことを今回約束されたかということの事情を聞きたいわけでございます。このタイの特別円の協定につきましては、すでに国会で昭和三十年に批准をされているわけでございますが、先ほど外務大臣の御答弁にもありましたように、一条で五十四億に相当する額のスターリング・ポンドを五年に分割してタイに払うものとする。そ……

第39回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1961/12/01、29期、日本社会党)

○戸叶委員 第一班の近畿地方の調査報告をいたします。  第一班の派遣委員は理事島上善五郎委員と私の二名で、去る十一月十三日から、三重県、和歌山県及び大阪府を調査いたして参ったのでありますが、その概要につきまして簡単に御報告申し上げます。  まず第一に、昨年行なわれました衆議院議員総選挙の実情について申し上げますと、三重県の有権者総数は九十一万六千二百七十四で、投票総数は七十一万七千八百五十一で、投票率は七八%、和歌山県の有権者総数は六十二万二千六百六十九で、投票総数は四十二万八千百四十、投票率六九%、大阪府の有権者総数は三百十二万五千四百十六名で、投票総数百九十六万七千八百八十二で投票率六三%……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 外務委員会 第14号(1962/03/20、29期、日本社会党)

○戸叶委員 ちょっと関連して、あとの質問の参考のために私は確かめておきたいと思います。  今の総理の御答弁を伺っておりますと、二十四年のころの答弁は、贈与であるか債務であるかはわからないと言った、しかし、それはこういうふうにも言えるのだ、贈与の分もあります、債務の分もありますと答えてもいいけれども、簡単に言うには債務と心得ると言えばそれで済むのだ、こういうことを黒田委員の質問に対して答えていらっしゃいます。このことをお認めになるでしょうね。債務と心得るということの中には、心得るということを言うかわりに、贈与の分もあります、債務の分もありますということを両方含んでおるのだ、こういうふうに了解して……

第40回国会 外務委員会 第15号(1962/03/23、29期、日本社会党)

○戸叶委員 ガリオア・エロアは非常に問題を含んでおります。私どもは、戦後のどさくさのために仕方がなかったとは申しながら、将来においてまた疑問が残らないようにするためにも、この委員会で十分に審議を尽くすことが必要でございます。そこで、私もほんとうに真剣に問題点を出しますので、政府も誠意を持ってこれに答えていた、たきたいと思います。ガリオア・エロアが債務であるとして、なぜ払わなければならないかというその過程がはっきりしないと、将来におきまして今日いる国会議員がいいかげんなものであったとの汚名を着せられるでありましょうし、また、将来の日本とアメリカということを考えてみましても、アメリカのドル防衛政策……

第40回国会 外務委員会 第16号(1962/03/24、29期、日本社会党)

○戸叶委員 私は、本日、昨日に続きましてガリオア・エロアと阿波丸協定との関係、さらに講和条約との関係、もう一つは、特定教育計画費と住宅建設費というものを今回引いておりますが、それについての問題、そうして、見返資金は贈与で、返すべき性質があるかどうか、この問題について主として総理大臣に質問をしたいと思います。  そこで、まずその前に申し上げたいことは、時間を省く意味で、きのう私が資料を要求しておきましたところのビーコフ、イギリスの連邦軍と日本国との間に取りかわした、メモランダムかスキャッピンか知りませんが、そういう資料を早く出していただきたい。さらに、通産省にも私はきのう要求してあるはずでござい……

第40回国会 外務委員会 第18号(1962/03/28、29期、日本社会党)

○戸叶委員 御手洗先生に二、三点お伺いしたいと思います。  ただいま大体岡田委員から御質問になりましたので、私短く御質問したいと思いますけれども、先生から今後の青少年なんかにぜひ教えなければならない精神についていろいろ承りまして、非常に参考になったわけでございます。ただ、問題は、国際間の問題ということになりますと、先生のように、もらったものでもやはり返した方がいいのじゃないかという気持は、私は通じないのじゃないかと思います。世界みんながそういうふうな考え方になって参りますれば、当然戦争なんかはなくなると思いますけれども、そうじゃないところに問題があるわけでございまして、私どもは、やはり筋を通し……

第40回国会 外務委員会 第20号(1962/04/03、29期、日本社会党)

○戸叶委員 在タイ日本財産の請求権の問題だけに限って二、三点伺いたいと思います。  池田さんが、この間の本会議で森島委員の質問に対して、一部に少額の財産権の補償もありますが、これは外務大臣より申し上げてもよろしい、こういうふうな答弁をされました。そうして、その後外務大臣からの御答弁は何にもなかったわけでございます。池田さんがこういうふうに答弁されました頭の中にはどういうことをお考えになっていらしたか、念のために伺いたいと思います。
【次の発言】 それは金額としてどのくらいのことを頭の中にお入れになっておりますか。
【次の発言】 それはタイの言い分であって、タイが赤字であるとかなんとか言っても、……

第40回国会 外務委員会 第21号(1962/04/04、29期、日本社会党)

○戸叶委員 ガリオア・エロアの問題につきまして、私はまだたくさん問題が残っておりますが、きょうは三点にしぼってお伺いしたいと思います。  まず第一にお伺いしたいことは、今わが党の井手委員から、見返資金の内容について、それをこまかく分析していってみたところが、二重払い、三重払いになっておるというようなことをはっきりとおっしゃったのをお聞きになったと思います。そこで、私がお伺いしたいのは、見返資金の性格というものについではっきりさせていただきたいと思います。  この委員会の質疑応答を通してはっきりしたことは、見返資金を積んでいる国、すなわち、見返資金会計を設けた国というのは、マーシャル援助を受けた……

第40回国会 外務委員会 第22号(1962/04/11、29期、日本社会党)

○戸叶委員 私は本日核実験の問題につきまして外務大臣に伺いたいと思っております。  まず第一に確かめておきたいことは、この間、国会で、核実験反対、いかなる国の核実験に対しても反対の決議案が全会一致で通ったわけでございますけれども、これは、もちろんその決議案の中には関係国にその旨を伝えるようにということはございませんでしたけれども、非常に重大な問題であり、関係国がそれぞれあるわけでございますから、それらの国々に何らかの意思表示なり何なりをされてしかるべきではないか、それが日本の外交ではないかと私は考えるわけでございますが、何かそういうふうなことをおやりになったかどうかをまず伺いたいと思います。

第40回国会 外務委員会 第24号(1962/04/18、29期、日本社会党)

○戸叶委員 私はこの前の委員会におきまして核実験の禁止の問題につきまして御質問申し上げましたが、そのときにまだお答えいただけなかった問題がございましたので、きょうそれを二、三点確かめてみたいと思うわけでございます。  この前の委員会におきまして、外務大臣は、クリスマス島付近の危険区域に対する通告は受けたけれども、いろいろな手違いでジョンストン島を取り囲む危険地域についての通告はもらっていないというふうなことをおっしゃいまして、その後アメリカの大使館にいろいろ問い合わせているのだということをおっしゃったわけでございますけれども、何かその後通告があったかどうか、この点をお伺いしたいと思います。

第40回国会 外務委員会 第30号(1962/05/25、29期、日本社会党)

○戸叶委員 今回のタイへの在日米空軍の出兵というものは、非常に国民に不安を起こしておりますし、また、アメリカと日本との関係の不手ぎわというものを私は暴露したものであると思うのでございます。今穗積委員の質問を伺っておりますと、政府は、今回の在日空軍の出動に対しまして、法的に事前協議の対象にはならない、こういうことで割り切っておられるようでございますけれども、これはそう簡単に割り切れる問題ではないと私は思います。法的に見ましても、どうしても四条の協議事項に触れるのではないかということを考えるわけでございますが、まず、安保条約の四条の協議の場合には二つの点が考えられると思います。その一つは、極東の安……

第40回国会 大蔵委員会 第34号(1962/04/20、29期、日本社会党)

○戸叶委員 私は、この産業投資特別会計に関係のあるガリオア・エロアの問題つにきまして外務委員会で質問をいたしましたが、はっきりいたしませんでした多くの点の中で一点にしぼってきょうはお尋ねをしたいと思います。  それは、日本が英連邦物資を購入してアメリカに引き渡した分の金額が今回の総額から差し引かれておりますが、この内容についてでございます。資料によりますと、英連邦軍物資対米引き渡し分として二十万ドルを引いているわけでございますが、外務委員会の説明では、一九四七年の三月十四日、スキャッピンが日本政府に来て、在日英連邦軍がこれに基づいて日本政府に生活必需品その他のものを売り渡す、あるいは無償で渡し……


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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 外務委員会 第2号(1962/08/23、29期、日本社会党)

○戸叶委員 私は、日韓問題につきましては、すでに穗積委員からいろいろお聞きになりましたので、多くを伺いません。ただ、伺っておりまして理解できなかった点が二点ほどございますので、その点だけを外務大臣に伺っておきたいと思います。  さっき、穗積委員の御質問に答えられまして、在来の懸案であった漁業問題とか、竹島の問題、李ラインの問題等を解決した上で国交の正常化をするのだというふうなことをおっしゃったわけでございます。これは今までの考え方と変わりはない、こういうふうにおっしゃっていたわけでありますが、そこで、もう一つの問題は、共同宣言方式というようなこともあり得るように私は伺ったわけでございます。共同……

第41回国会 外務委員会 第4号(1962/08/29、29期、日本社会党)

○戸叶委員 ただいま議題となりました関税関係の問題について少し質問をしたいと思いますが、それに先立ちましてちょっとお伺いいたしたいことは、欧州経済共同体との交換公文の正文はフランス語と日本文ですか。
【次の発言】 そうすると、日本文のはどういうのですか。正文じゃないのですか。
【次の発言】 そうすると、翻訳として日本の国会だけに出されたということ  になるわけでございますか。
【次の発言】 英語あるいはフランス語のものと日本文のものと両方正文にする場合と、今回のように翻訳だけの場合と、どういうときにその区別があるわけでございますか。
【次の発言】 今回の交換公文というものはフランス語が正文で、……

第41回国会 外務委員会 第5号(1962/09/02、29期、日本社会党)

○戸叶委員 私は日韓の問題について簡単に二、三点お伺いしたいと思いますが、おいでいただいた水産庁長官が、参議院の関係で大へんお急ぎのようでございますから、その方だけまず先に聞いておきたいと思っております。  水産庁にお伺いいたしたいと思いますが、李ラインの付近あるいはその中等におきまして、これまで拿捕された船がどのくらいであるか、そしてまた、そのときにこうむった損害はどのくらいであるか、大体説明していただきたいと思います。
【次の発言】 今三十三人残っている人たちに対しては、どういうふうなことをしていらっしゃいますか。
【次の発言】 私の聞き方が悪かったのですが、その三十三人の人はどうしている……

第41回国会 外務委員会 第7号(1962/10/15、29期、日本社会党)

○戸叶委員 外務大臣、どうも御苦労さまでございました。  ただいま、国連の総会に出席され、そして西欧諸国を訪問されたいろいろな情勢について御説明があったわけでございますが、私ども、もう少し深く伺いたいと思うような点につきましてはお聞かせ願えなかったような感じがいたすわけでございます。そこで、個々の問題等につきましてはいずれ時をあらためてもう少し詳しく伺いたいと思いますが、きょう二、三点だけ伺いまして、あと日韓問題に入っていきたいと思います。  まず最初にお伺いいたしたいことは、外務大臣が国連の第十七回の総会で二十一日に日本の代表としての演説をおやりになったわけでございますけれども、その演説の中……

第41回国会 外務委員会 第9号(1962/11/06、29期、日本社会党)

○戸叶委員 ただいま森島委員からキューバの問題について質問をされたわけでございますが、私もキューバの問題について少し質問をしてみたいと思います。  今森島委員が指摘されましたように、キューバの問題は一応一段落ついた形ではございますけれども、まだ全面的に解決したというわけではなく、また、多くの問題がその中に残されていると私は考えるのでございます。そしてまた、先ほどの外務大臣の御答弁を伺っておりますと、今度のアメリカがキューバにとった措置というものは、全米機構の会議の面から見ても、国連憲章から見ても手続上は何も過失がない、こういうふうなことを言われているわけでございますけれども、手続上過失がないと……

第41回国会 大蔵委員会 第4号(1962/08/22、29期、日本社会党)

○戸叶委員 横山委員がまだ質問がおありのようでございますが、ちょうど私関係した問題について質問をしたいと思っておりましたので、しばらくの間その時間を譲っていただきたいと思っております。  私も実は外務委員会、大蔵委員会でガリオア・エロアのいろいろな問題を聞きましたけれども、納得のいかないことだらけでございました。そして資料を要求しておりましたが、その資料の中でどうしても出していただけなかった大事な資料が、実は産投会計が衆議院の段階で通ったとたんに出していただいたわけでございまして、それを照らし合わしてみますと、私の委員会での質問等が非常に未熟なものであったということを非常に汗顔の至りに思ってお……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 外務委員会 第1号(1963/02/08、29期、日本社会党)

○戸叶委員 今穗積委員から総理の出席がきょうなかったことに対しての言葉があったわけですが、外務大臣自身、外交問題で非常に重要な国会であるということをおっしゃったその内容、関係を見ましても、どうしても、今穗積委員の言われたような形での委員会が進められていかないと、審議にいろいろ支障が来ると思いますので、どうか政府として努力をしていただきたい。このことを委員長並びに外務大臣にもよく申し上げておきます。ことに、きょうは、外務委員会の最初で、総理と外務大臣が出ていただけるということで始めましょうというので、きょうまで待っていたわけでございますから、それが総理が来られないということになりますと、今後非常……

第43回国会 外務委員会 第2号(1963/02/18、29期、日本社会党)

○戸叶委員 私はこの前の委員会で総理大臣の御出席をお願いしておりましたが、おいでになりませんでしたので、総理大臣に対する質問ができませんでした。そこで、きょうはこの続きをお願いしたいと思っております。  きょうはあとから穗積委員から韓国の政情不安定の問題等について質問がありますので、私はこの点についてはいたしませんが、一点だけお伺いしておきたいことは、今日のように朝に夕に韓国の政情が変わっている、こういう国と、今なさっているような日韓会談というものが続けられていって、もしもそれが何らかの妥結を見た場合には、おそらく、民政移管になったあと、国会ができたあとにおいて、その会談でまとまったものという……

第43回国会 外務委員会 第3号(1963/02/22、29期、日本社会党)

○戸叶委員 内容にわたりまして四、五点伺いたいと思いますが、その前に一般的な問題としてお伺いしたいことは、この種の条約を結んでいる国と結んでいない国との間の実体的な利害得失を述べていただきたいと思います。
【次の発言】 今後近いうちにこの種の条約ができようとしている国がでございますか。
【次の発言】 内容にわたって伺いたいのですが、今条約局長のおっしゃったようなことで、十一条は、結局相手国の政府とかあるいは地方公共団体から受ける報酬とかあるいは恩給は、相手国内に居住している限り本人の属する国の租税を免除される、こういうふうに了解してよろしゅうございますか。国へ帰ればそれは免除されないのだ、また……

第43回国会 外務委員会 第4号(1963/02/27、29期、日本社会党)

○戸叶委員 関連質問をしたいと思います。  予備交渉の問題を私も伺いたかったのですが、今穗積委員からお聞きになりました。そこで、一点お伺いしたいことは、予備交渉のスケジュールというものは前からずっときまっているわけですか。そして、その通りにおやりになるのでしょうかその点をお伺いいたします。
【次の発言】 そうすると、この次の予備交渉の日というのはもうすでにおきめになったのですか。それから交渉をする相手はきまっているわけでしょうか。
【次の発言】 その予備交渉で、韓国の政情がこんなに不安定になったのですけれども、そういうふうな問題は少しくらいお話に出ましたか。それとも、よその国のことだからという……

第43回国会 外務委員会 第6号(1963/03/08、29期、日本社会党)

○戸叶委員 国際労働機関憲章の改正に関する条約について二、三点質問をしたいと思います。  けさの新聞によりますと、ILOの理事国で会議を開いて、その理事会で日本に対してILO八十七号条約の批准に対する督促のようなことがあったというように読んでおりますし、それからまた、前後十二回にわたって日本の政府から理事会に対して八十七号条約の批准に関しての返事を与えているというようなことが出ておりましたけれども、これはどういう内容のものであるかを説明していただきたいと思います。
【次の発言】 十二回にわたって日本の政府から理事会に与えた返答というのは、どういう内容でございますか。

第43回国会 外務委員会 第7号(1963/03/15、29期、日本社会党)

○戸叶委員 きょう原子力潜水艦の損害補償の問題についてのアメリカからの回答があったように新聞で報道されておりますが、その問題をお伺いしたいと思いますけれども、それに先立ちまして、原子力潜水艦の得港問題について二、三確かめておきたいと思います。  まず第一に、原子力潜水艦の寄港については、昭和三十六年に小坂さんとラスクさんとの会談で話が出されて、その後ライシャワー大使から日本に正式に申し入れられたというふうに聞いておりますけれども、その通りでございましょうか。
【次の発言】 一昨年のころはまた時期が熟さなかった、そして、その後口頭でライシャワー大使からのお話があった。その後日米安全保障協議委員会……

第43回国会 外務委員会 第10号(1963/03/26、29期、日本社会党)

○戸叶委員 この条約が国会にかかっておりますときに、たまたま英国のヒューム外相が来られる結果になったのでございますが、このヒューム外相が今回日本に来られる目的は何かあるのでしょうか。
【次の発言】 そうすると、何らとりきめらしきものはせずに、友好親善の交歓ということだけでございますね。  政府は今全般的にわたって経済外交ということを盛んにPRしていらっしゃるわけでございまして、それが成功すればまことにけっこうだと思います。そこで、イギリスとの間の経済外交ということに対してはどういうふうなことを具体的に考えていらっしゃいますか。
【次の発言】 この条約の締結によって、この日英間の経済外交というも……

第43回国会 外務委員会 第12号(1963/03/29、29期、日本社会党)

○戸叶委員 お忙しいようですから、一、二点お伺いしたいと思います。  まず田村先生にお伺いしたいと思いますが、先ほど先生がおっしゃいましたように、原子力船運航者の責任に関する条約、これに一番関係のあるソ連もアメリカも批准をしていないということをおっしゃったわけです。それからまた、この前の国会におきまして、私ども海上人命安全条約を審議いたしましたが、その中にも、原子力船については安全証明書というものを出すけれども、ほかのものは出さない、軍艦は取り除くということがはっきりしているわけでございます。そうしますと、原子力船の寄港を科学的に考えて認めてもいいという先年のお立場から言っても、少なくともこの……

第43回国会 外務委員会 第13号(1963/05/08、29期、日本社会党)

○戸叶委員 まず第一にお伺いしたいのですが、きのうアメリカで建造中のスレッシャー号と同型の原子力潜水艦が火災を起こして、三人死亡したということを聞いておりますが、これについて外務省でわかっております情報を説明していただきたいと思います。
【次の発言】 外務省の方には何の情報も入らないで、ただ新聞だけで知っているという程度でございますか。
【次の発言】 きのうのことでございまして、もう新聞社のほうで知っているのですから、外務省は、アメリカに大使館もあるのですから、そういう点ははっきりとお調べになる必要があるのじゃないかと思いますけれども、この点外務省はいかがお考えになりますか。

第43回国会 外務委員会 第14号(1963/05/10、29期、日本社会党)

○戸叶委員 いま楢崎委員と政府との質疑応答を伺っていたのですけれども、装備の変更であるかどうかということ、つまり、安保条約の六条の交換公文の内容にわたっての質問が取りかわされていたわけでございますが、私がここでお伺いいたしたいことは、前々から情報を交換していて、そして先方から申し入れがあった、日本のほうでは、それは装備の変更でもたいしたことはないから、申し入れどおり受けたというふうに、私ども聞いておる限りは了承するわけです。そうすると、一体、情報を交換していて、そして単なる申し入れをしたという場合と、事前協議をするという場合は、どういうふうに違うのですか。この点をはっきりさしていただきたいと思……

第43回国会 外務委員会 第15号(1963/05/15、29期、日本社会党)

○戸叶委員 私は、森島議員が質問されました原子力潜水艦の関係で、関連して二、三点伺いたいと思います。  最初に伺いたいことは、先ごろこの委員会で私が要求した資料と申しますか、アメリカで原子力潜水艦の建造中に火事を起こして死者を出したという事件が二度あったわけでございますが、それについて外務省にはどういうふうな情報が入ってきておるか、この点をお知らせいただきたいと思います。この前の委員会で、私はなるべく早くその資料を提供していただきたいということを申し上げておきましたが、もう一週間以上になりますけれども、何の資料の提供もありませんので、そちらでおわかりの点を説明していただきたいと思います。

第43回国会 外務委員会 第22号(1963/06/06、29期、日本社会党)

○戸叶委員 私は、まず最初に、ただいまの森島委員の質問に関連しましてお伺いしたいと思いますが、今回出されました原子力潜水艦寄港に関する中間報告というものは、これは全く私たち国会を侮辱したものだと言わなければならないと思います。 なぜならば、こういうふうな問題はすでに外務委員会等においてもお話がございましたし、私たちのお伺いしたいのは、政府がどういう質問をして、そして相手方がどういう答弁をしたか、こういうふうな質疑のやりとりの中から、一体どういうふうな態度であるかというような問題、その他いろいろな問題を私たちが検討することができるのであって、今度、何かわからないような文章で、英文を日本文に直した……

第43回国会 外務委員会 第26号(1963/06/14、29期、日本社会党)

○戸叶委員 外務大臣がおいでになりますので、ごく簡単に一、二点お伺いをしたいと思います。  最近韓国が日本の漁船を盛んに拿捕しているわけでございます。そしてまた、それだけでなしに、聞くところによりますと、巡視船がつい最近韓国の警備艇によって威嚇されたということも聞いているわけでございます。そこでまず第一にお伺いしたいのは、日韓会談が始まってから一体どの程度の日本漁船が拿捕されたか、そして、つかまった人員がどのぐらいいて、そういう方々が一体どういう状態になっているのかということをこの際明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、その三十一名の拿捕された人はまだ抑留中なのです……

第43回国会 外務委員会 第27号(1963/06/25、29期、日本社会党)

○戸叶委員 ビルマ連邦との間の経済及び技術協力に関する協定等の質疑に入るわけでございますが、その前に伺いたいことは、最近のビルマの政情は、日本の外務大臣からごらんになってどういうふうにお考えになるかをまず伺いたいと思います。
【次の発言】 私どもから考えまして、どこの国でもいろいろな問題があるわけで、そういうふうな面から考えますと、一応、ビルマの指導者というものが相当若返っておりすし、これからだんだん前進的な、そしてまた発展的な政策をとりながら進歩していくというふうに考ているわけでございますけれども、いま外務大臣がたいへん御丁寧にいろいろお述べになりましたけれども、私どもの見方はそういうふうに……

第43回国会 外務委員会 第28号(1963/06/26、29期、日本社会党)

○戸叶委員 私は昨日に続きまして、ただいまの議題についての質問を続けたいと思います。きのうちょうど参議院のほうから大臣の要請があったために中途はんぱになりましたので、その続きから始めていきたいと思います。  きのう条約局長が、シンガポールから日本が戦争中に与えた被害に対して何とか考えてほしいということを言われてきている、しかしこれは平和条約の十四条の(a)の1項によるものではないし、しかし何らかの形で考えなければならないだろう、こういうふうなことを答弁されていたと思います。それで、この日本が与えた損害というものが一体どういうふうなものであったか、被害というものがどんなふうなものであったかという……

第43回国会 外務委員会 第30号(1963/07/05、29期、日本社会党)

○戸叶委員 六月二十六日に崔特派大使が日本に来られて、そのときに何か朴議長からの書簡を持って来られたということを私は新聞で見たんですけれども、どういうふうな内容の書簡であったか、差しつかえなかったら知らせていただきたいと思います。
【次の発言】 それは、紹介しただけで、別に何の提案なりあるいはまた内容のあるものでなかったのか。
【次の発言】 何か七月の終わりに大平外務大臣とそれから金外務部長官との会談があるやに聞いておりますけれども、そのことはもうおきまりになったのかどうか、伺いたいと思います。
【次の発言】 そのときにはどの程度のお話をなさるのですか。やはり日韓会談の内容等について相当突っ込……

第43回国会 災害対策特別委員会 第16号(1963/05/30、29期、日本社会党)

○戸叶委員 私も、今回の突風、豪雨による災害につきまして、栃木県関係のことで主として伺いたいと思いましたが、すでに広瀬委員からいろいろと御質問がございましたので、一、二点だけもう一度確かめておきたいと思っております。  先ほど――きのうから、農林省のほうでは、今回の災害に対しましては天災融資法の適用ができるようにその作業を進めているというふうなことをおっしゃっておられますけれども、それに対して大蔵省のほうでは、まだ農林省のほうからそういうふうには言ってこられないが、言ってこられたならば、意見の調整をして考慮したい、こういうふうなことを言っておられるようでございまして、どうも何か私はその間にはっ……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1962/02/20、29期、日本社会党)

○戸叶分科員 農村の問題は今日曲り角に来ているということを、よく言われておりますけれども、それが至るところで不安な状態に置かれているところに問題があると思います。農村の婦人たちは、その中でも苦しみながら何とかささえようと努力しておりますけれども、なかなか光を見出すことができないで、どうしたらいいか迷っているのが、今日の状態だと思います。政府はそういうような末端の情勢というものをよく把握されて、単に机上のプランだけではなくして、十分農林の予算をとっていただいて、農村に希望を与えるようにしていただきたいということを、私はまずお願いするわけでございますが、きょうは、その中でもなお非常に苦しい状態に置……



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