片島港 衆議院議員
29期国会発言一覧

片島港[衆]在籍期 : 23期-26期-27期-28期-|29期|-30期
片島港[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは片島港衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院29期)

片島港[衆]本会議発言(全期間)
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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 衆議院本会議 第4号(1962/08/11、29期、日本社会党)

○片島港君 私は、日本社会党を代表して、池田総理の所信表明演説と、これに関連する若干の身近な問題について、総理及び関係閣僚に質問いたします。  まず第一にお尋ねをいたしたいのは、今次の池田内閣の組閣の構想と改造内閣の性格についてであります。  申すまでもなく、主権在民の憲政下においては、時の内閣は、一政党のための内閣でもなく、また、首相のための内閣でもなく、まさに国民の意思を代表する国民のための内閣でなければなりません。 ところが、今次の改造の内幕を漏れ聞きますと、次期の主導権を目ざす複雑怪奇なかけ引きも秘められていて、醜悪なる派閥抗争は目をおおうものがあり、一言にして申せば、派閥鎮静のための……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 衆議院本会議 第42号(1963/06/28、29期、日本社会党)

○片島港君 この法案が、質疑が打ち切られ、また採決をせられたその日に、私は委員会で質問をすることに予定しておったのでありますが、残念ながら、社会党の代議士会開会中に社会党欠席のまま質疑が打ち切られ、採決せられたのであります。この機会に、総理大臣及び農林大臣、大蔵大臣に質問をいたしたいと存じます。  まず、第一点は、甘味資源の国内自給度の向上と需要及び生産の長期見通しについてであります。御承知のように、現在わが国の砂糖の年間需要は約百六十五万トン、うち国内生産は約二五%、約四十二万トンでありますが、わが国の甘味資源作物のうち、てん菜につきましては、特に寒冷地北海道の畑作農業経営において重要な地位……

片島港[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院29期)

片島港[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第37回国会(1960/12/05〜1960/12/22)

第37回国会 農林水産委員会 第3号(1960/12/21、29期、日本社会党)

○片島委員 御承知のように、黄化萎縮病というのは、なかなか、刈り取るまで、立っておる間は発見が困難なわけでありますが、南九州、特に宮崎県の海岸地帯においては、今年度非常に大きく発生をいたしまして、地元の新聞なども非常に大きくこれを取り上げておるわけであります。早期水稲の方はよかったのでありますが、おくての方になりまして大きな災害が起きまして、しかも刈り取ってしまって米にして初めてこれがわかるということで、最初の予約を変更する数量も相当大量に出てきておるわけでありますが、これらの黄化萎縮病の災害、こういう立っておる間は被害がよくわからないといったようなものに対する災害の補償ということは、農林当局……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 商工委員会 第7号(1961/02/22、29期、日本社会党)

○片島委員 通産当局に最初にお伺いをしたいと思うのでありますが、この三、四年来火薬を製造しておる工場、日本化薬あるいは日本油脂、旭化成、こういったような工場でニトログリコールを使うようになりましてから死者も次々と多数出ております。また重傷あるいは軽傷では――軽い病人というのは数が知れないほど多数発生をいたしておるのでありますが、労働災害に対する補償関係ということになりますなら労働省の問題でありますけれども、ニトログリコールを使うことによって非常に危険な状態が起こる、目まいがする、頭痛がする、あるいはけいれんが起きるとか、視力が衰えるとか、いろいろな障害があるのでありますが、これが単に粉屋に働け……

第38回国会 逓信委員会 第1号(1960/12/26、29期、日本社会党)

○片島委員 年末の郵便の疎通状況について一言お伺いをしておきたい。本年は例年になく、全逓との関係も早く妥結をいたしたわけでありますが、また例年にない郵便物の増加によって、特に年賀郵便などの遅配が懸念されておるわけでありますが、郵便物の増加の状況なり、あるいはまた、今の段階における年賀郵便の疎通の状況について、当局側から御説明をお願いしたい。
【次の発言】 昨年あたりは問題にならないのでありますが、年賀郵便が五日あるいは十日もおくれて着くということになりますと、実は年賀郵便としての値打はほとんどなくなるようなことであります。年賀郵便だけは少なくとも元旦に着かなければ松の内には必ず着くというくらい……

第38回国会 逓信委員会 第15号(1961/03/24、29期、日本社会党)

○片島委員 貯金の利子は預け入れの月から利子をつける。しかし十六日以後に預け入れた場合には利子はつけないということになっておりますが、預け入れと払い出しの状況が月初め、月中、月の終わりごろ一まあ上旬、中旬、下旬でもいいのですが、全然波がなくて並行しておるものなら、十六日以降のやつはつけない、十五日まではつけるということに非常に意義があると思う。預け入れ、払い戻しについて、一月の間に月初めとか月終わりで波はないものでしょうか、どういう状態になっておるか、お調べになったことがありますか。
【次の発言】 郵便貯金もだいぶ長い歴史ですが、大体月末あたりの決算のときなんかによく払い出しがある。その月は利……

第38回国会 農林水産委員会 第3号(1961/02/14、29期、日本社会党)

○片島委員 先日の農林大臣の農林政策に関する御説明、また農林関係予算の御説明を承りまして、それに関連して、こまかいことは法案が出たときに触れますが、お尋ねを二、三いたしたいと思います。  農業の構造改善、また近代化という大きな目標を掲げて、今度の国会に予算としても非常に目新しい費目が追加をせられました。また、農業基本法を初めとして、農林省の農業政策に対する意欲は非常にりっぱなものでありますが、しかし、計画年度の十カ年というものを先に見通して農業所得を上げていくために、たとえば、自立経営が二町五反だとか、協業を進めるとか、あるいは協業をした場合の水田がこうなる、機械化がこうなる、果樹がこうなると……

第38回国会 農林水産委員会 第5号(1961/02/16、29期、日本社会党)

○片島委員 先般雪害関係のことで石田委員から質問がありましたときに、農林大臣は、長野県の営林署か営林局に国有林の安い払い下げを命じておるというような話でありました。これは臨機応変にやられるのでありますかへまた、どういう場合にはやるといったような基準があるのか、また、どういう場合という基準があっても、価格の点ではどういうふうなことになるのか、場合々々によって違うのかどうか、その点を一つ伺いたい。
【次の発言】 ただいまお話を聞くと、官庁とか公共的なもの、そういうことに限られているようですが、一般の民間の住宅、これはどうしても急いで建てなければ――これは私の宮崎県の方のことで恐縮でありますけれども……

第38回国会 農林水産委員会 第7号(1961/02/23、29期、日本社会党)

○片島議員 ただいま議題となりました南九州防災営農振興法案及び南九州防災営農公団法案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。  まず、南九州防災営農振興法案について申し上げます。  南九州地方は、今日産業経済の面において他の地方に比べ全般にはなはだしいおくれをとっておりますが、農業におきましても生産性の低さ、従ってまた農業所得の低さが多くの人によってしばしば指摘せられているのであります。しかして、そのよってきたるゆえんのものを考えますならば、究極におきましては、後進地域産業開発に関する従来の施策に適切を欠くものがあった事実に帰せざるを得ないと存ずるのでありますが、しかし、一面におきまし……

第38回国会 農林水産委員会 第19号(1961/03/28、29期、日本社会党)

○片島委員 まず委員長に申し上げておきたいのですが、きょうから審議を始めた四月一日実施の法案四件を一両日中に審議をして衆参両院を通過させようという予定だそうでありますが、このような委員の出席ではとうていこれだけの数多い法案の審議を終わるということは困難だと思います。委員の出席については委員長から一つ特別の御配慮をお願いいたしたい。
【次の発言】 お尋ねいたしたいと思いますが、今年から伐調資金はどれくらい減らすようになっておるのでありますか。それと、今度の経営維持改善のための資金というもの中には、森林の保全管理に要する資金、造林のための土地取得資金、あるいは疾病などの原因によって林業経営を維持す……

第38回国会 農林水産委員会 第21号(1961/03/30、29期、日本社会党)

○片島委員 織井さんにお伺いしますが、今静岡県その他に一県一農協という構想があるようでございます。あるいは一郡一農協、またさらに一県一農協といったような構想に対して、中央会の方ではどういうお考えでおられるのでありましょうか。
【次の発言】 単位農協は単位農協としての性格、使命というものが農協法によってきまっておるわけですから、そういたしますと、この法の精神に照らして、標準規模といいますか、組織の上において非常に小さい農協は今度合併をしようという政府の方針のようでありますが、非常に規模の小さいのは運営の面においてやりにくい点もあろうかと思います。それでは大きければいいかといえば、またおのずからそ……

第38回国会 農林水産委員会 第25号(1961/04/06、29期、日本社会党)

○片島委員 最初にお尋ねしたいのでありますが、ただ林野庁の予算だけで見ましても、予算の増減、特に定員の増減が明確になっておらぬのでありますが、新しく年間の伐採量が非常にふえておる、また立木の処分業務が膨大になるといったような、いろいろ事務量の増加というのが項目別にあるわけで、それとまた、いわゆる非常勤要員を定員の中に組み入れたものも相当数あるわけであります。しかしまた事務の減に伴う減員も当然あるわけです。官行造林あたりを見れば、その分は何らかの形で、賃金の項で落ちますか、定員の項で落ちますか、とにかく金額で落ちるか定員で落ちるかで落ちて、差引何千人の増、こういうことが出ておるのでありますが、そ……

第38回国会 農林水産委員会 第26号(1961/04/07、29期、日本社会党)

○片島委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました森林開発公団の一部を改正する法律案及び公有林野等官行造林法を廃止する法律案について、反対の討論を行ないたいと存じます。  官行造林事業は、森林資源の造成と市町村基本財産育成に積極的に寄与する目的で、大正九年より収益分収契約によって国が造林事業を行ない、すでに四十年を経ております。  昨年十月官行造林法施行満四十周年の記念式典が挙行されましたところ、農林大臣は、官行造林事業の輝かしい成果をたたえ、大臣あいさつの最後には、先ほど川俣委員の読み上げたようなことを強調しておられるのでありますが、財政法十七条を受けて予算決算及び会計令第八条……

第38回国会 農林水産委員会 第30号(1961/04/14、29期、日本社会党)

○片島委員 最初に総理にお尋ねしたいと思うのですが、農業基本法の第一条からずっと通読をいたしまして、この前からの審議の状態をいろいろと顧みてみましても、日本農業に対する評価といいますか、考え方というものは、第一条において、また前文においても、わが国の国民経済がだんだんと成長発展して、かわいい農業が取り残される、こういうことに総理の言葉から言えばなるわけでありますが、それで、何とか他産業の従事者と生活を均衡させるようにしていきたい、こういうようなことから農業基本法の条文がずっと書きつづられておりますが、何だか、農業というものが国民経済に依存をしておって、国民経済は黙っておっても総理の言葉のように……

第38回国会 農林水産委員会 第32号(1961/04/21、29期、日本社会党)

○片島委員 先日の質問途中で保留いたしましたので、引き続きまして若干お尋ねをいたしたいと思うのであります。  政府の提案、また法案の基礎となっておる所得倍増計画なりあるいは基本問題調査会の答申などによって拝見いたしましても、まあそれ以外に私たちにはわからぬわけでありますから、そういう資料や、また、今日までの予算委員会なり農林委員会の質疑応答で明らかになっておるところからしましても、大体、自立経営農家というのは、二町五反以上、少なくとも二町歩程度以上で、これは目標としては百万戸ぐらい造成したいということでありますが、また、それらの資料に基づいて見ましても、周東農林大臣が幾ら強弁されましても、新し……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 農林水産委員会 第3号(1961/10/03、29期、日本社会党)

○片島委員 昨日から農林大臣の御答弁を聞いておりまして、実は、私は、従来ほかの委員会におりまして、河野さんと質疑応答を繰り返すのは初めてですが、昨日から御答弁を聞いておりますと、やはり実力者だけあって、のれんに腕押しでなく、自分の思うたことをずばずば言い切っていただいております。その方が農民もかえって安心をするし、一般国民も大臣に対して期待をするところが多かろう、こう私たちは考えておるわけです。  そこで、私は、今度の国会の閉会中にずっと農村を回りました。農業基本法を中心とした農政問題が一番農村で関心の的になっております。農業基本法の内容を案外農民は知らないんだと思っておりましたところが、なか……

第39回国会 農林水産委員会 第6号(1961/10/11、29期、日本社会党)

○片島委員 山田委員からだいぶ質問がありましたので、それに関連をしてお伺いしたいと思います。  この法案の骨子となるのは、二万円という供託金、それに講習会、それから、あとは免許を与えた後における帳簿の備えつけという、この三つの柱からなっておると思うのであります。そうすると、講習会をやるということは免許の条件であり、家畜商の資格を取得する条件となるわけでありまして、非常に重要な意義を講習会というものは持っておると思うのであります。そこで、戦前からの有資格者というか、戦前の試験に合格した者などは特別に取り計らう、たとえば時間は講習の八割とかあるいは講習会の運用によってとかという畜産局長の話でありま……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 農林水産委員会 第5号(1962/02/13、29期、日本社会党)

○片島議員 ただいま議題となりました南九州防災営農振興法案及び南九州防災営農公団法案について、その提案の理由を御説明申し上げます。  両法案ともに、第三十八回国会に提案して、審議未了となった法案を、そのまま再提案することとなりましたので、きわめて簡単にその概要を御説明申し上げます。  まず、南九州防災営農振興法案でありますが、南九州は、台風の玄関口に位し、加うるに特殊土壌地帯として、農業を取り巻く自然条件はきわめて苛烈であります。  これがため農業の停滞性、ひいては産業経済の後進性はいよいよ深刻なるものがあり、他地域に比べて所得の開差もますます広がるばかりであります。  この地域における農業振……

第40回国会 農林水産委員会 第6号(1962/02/14、29期、日本社会党)

○片島委員 最初に、大臣に対して農林省の機構改革の問題でお尋ねをしてみたいと思うのであります。  地方農林局を設置せられ、また新聞報道などを見ますと、農林省が直接地方に出店を拡張して、その地区、そのブロックに応じた農林行政をやっていくということでありますが、これに伴って公務員の定員が幾らかふえるものかどうか。また、これほど大きな改正をせられるとなれば、相当本省から地方に役人が出ていく、転勤といいますか、地方の方に異動が相当あるであろうと思うのでありますが、それらの構想はどうなっているか伺いたい。
【次の発言】 およそどのくらい中央から地方へ転出せられる見通しでございましょうか。

第40回国会 農林水産委員会 第15号(1962/03/07、29期、日本社会党)

○片島委員 このたびの森林法の一部改正の内容は、さほど大したことではないようでありますけれども、森林法は、何といいましても森林政策の基本法ともいうべきものでありまして、基本問題調査会の答申がありまして以来、林野庁において非常に頭をしぼって御検討をしていただいたわけでありまして、そうしてここに森林法の一部改正が提出をせられた。一昨年の十月二十六日に基本問題調査会の答申が出されてから、その当初は、農業、林業、漁業この三つの答申として、当局側は大へん鬼の首でも取ったように宣伝これ努めておった。ということは、当時の農林当局の広報機関誌や業界誌に、林野庁の首脳部の方方などがいろいろな記事を書いておられる……

第40回国会 農林水産委員会 第17号(1962/03/13、29期、日本社会党)

○片島委員 本改正案を審議いたしますについて、中央競馬会の理事長あるいはこれにかわる人を参考人として適当な日に、明日でもけっこうですが、お呼び願いたいということと。いま一つは、先ほど東海林委員の質問にもありましたが、今まで法律によってきめられておりました事柄を、省令に譲ってある点があるわけでございますが、おそらく、今までの法律事項を省令に譲るというわけでありますから、省令案あるいは要綱が準備できておるのではないかと存じますので、その省令案あるいは要綱を御提示願いたいということと、もう一つは、中央競馬会の売り上げも年々非常に多額なものになっておるわけでありまして、中央競馬会の予算及び決算書を本委……

第40回国会 農林水産委員会 第19号(1962/03/15、29期、日本社会党)

○片島委員 森畜産局長のお話を聞いておりますと、どうも答弁に一本柱が抜けておるような感じがするのですが、あなた、一年じゅう今競馬をやっておるのですが、ちょいちょいごらんになりますか。それともう一つは、行くにして、畜産局長という立場上見るのか、それとも好きで行かれるのか、最初にそれをお伺いします。
【次の発言】 この競馬法というのは、競馬に関する基本的な憲法であろうと思うのですが、こういう大事な競馬法で、この法律の目的というものが書いてないのです。一番最初から「日本中央競馬会、都道府県又は左の各号に掲げる市町村は、この法律により、競馬を行うことができる。」と書いてあります。法律の目的というものが……

第40回国会 農林水産委員会 第29号(1962/04/11、29期、日本社会党)

○片島委員 公団などの財務の内容や人事などを見ますと、どうも納得のしがたいものがあるようでありますので、この際農林省の外郭団体といいますか、農林大臣の管理による政府機関、すなわち公団あるいは事業団等、並びに農林省の補助助成の対象になっておるすべての団体について、その財務内容、役員の経歴、報酬、退職手当金などの規程を含めて資料を本委員会に提出していただきたいと存じますので、委員長よりその点のお取り計らいをお願いいたしたい。  次に議事進行について申し上げたいと思うのでありますが、昨日、私は各委員会を参考のために見て回りましたところが、各委員会とも法案審議の場合には所管大臣が列席をしております。ま……


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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 農林水産委員会 第5号(1962/08/24、29期、日本社会党)

○片島委員 私は一点だけお尋ねをいたしたいと思います。最近、沿岸漁民が漁場を荒らされて、そうでなくても非常に貧困な沿岸漁民というのに最近非常に違反操業が多いのであります。私は宮崎県でありますが、私の近所ばかりかと思っておりましたところが、聞いてみますと、全国的な違反操業が非常に多い。しかしそれを取り締まるのは海上保安庁の方が取り締まっておるので、水産庁の方が取り締まりをやっておるのではない。水産庁ではそういう悪質な違反船に対しては許認可をしない、あるいは途中で許認可を取り消す、こういうことをやっておりますけれども、たとい許認可が取り消されましても、どろぼうをするのには鑑札は要らぬわけであります……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 農林水産委員会 第9号(1963/02/20、29期、日本社会党)

○片島委員 私は、自由民主党、日本社会党及び民主社会党を代表いたしまして、ただいま採決せられました二法案すなわち農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案及び農業近代化資金助成法の一部を改正する法律案の両案に対し、附帯決議を付されたいとの動議を提出いたします。  まず案文を朗読いたします。   農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案に対する附帯決議  (案)   政府は、農林漁業の構造改善事業が真に農林漁業者のものとなるよう、農林漁業者の側の呼応態勢の確立、国の責任態勢の明確化を図るために、引き続き法制上、財政上前進の姿勢をもって各般の措置の整備を図るは勿論、就中、構造改善事業の前……

第43回国会 農林水産委員会 第16号(1963/03/07、29期、日本社会党)

○片島委員 漁港法の非常に重要な点について二、三、大臣にお伺いしたいと思うのであります。  御承知のように、漁港法は議員立法でできた、しかもまた日本が占領されておるときに議員立法でできたので、各条項にわたって非常に不備欠陥の多い点をわれわれは見出すのであります。ところが、今年より改修事業という新しい事業を始められておりますが、漁港法の第十九条によりますと、国以外の者が漁港の修築事業を行なう場合にはこうこう計画を立てて、整備計画にのっとってやれということで、この法律ができて今日まで、この整備計画に基づいて修築事業をやっておったのであります。そのほかに、例外として非常に小規模なものに局部改良事業を……

第43回国会 農林水産委員会 第18号(1963/03/13、29期、日本社会党)

○片島委員 今度の法改正で非常に重要な部分として、第一条の目的規定、また第二条には鳥獣の保護繁殖を目的とする事業、鳥獣保護事業を実施するため中央鳥獣審議会の意見を開いて定める基準に従って鳥獣保護計画を立てる、そしてこの事業計画においてはこういうことを定めるといって非常に膨大なる事業計画を立てて、これは都道府県知事が責任を持ってその達成をはかるようにする、こういうことであります。新たにこういう大きな鳥獣保護事業というものを始めるとすれば、相当に予算も必要かと思うのでありますが、農林省としては、全国の各都道府県におけるこの鳥獣保護事業に対する、また計画の実施に対して、どの程度の規模をお考えになって……

第43回国会 農林水産委員会 第23号(1963/03/27、29期、日本社会党)

○片島委員 両法案に対して締めくくり的に簡単に質問をいたしたいと思います。  従来の不振組合に対して、三カ年計画をもって合併奨励事業を行なわれたのでありますが、これについてはどのくらいの国費を投じて、またどのような実績を今日までおさめておられるかをお伺いしたい。
【次の発言】 そうしますと、不振組合に対する対策としては三十七年度をもって打ち切られるわけでありますが、今度の合併促進法によって、合併の障害となるのは、各組合の財務状況などによってまた欠損金などによって非常に障害が起きておるわけでありますが、非常に優秀な組合は不振組合とは合併したがらない。人間でも、金持ちは貧乏人とあまり結婚したがらな……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 商工委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1961/06/01、29期、日本社会党)

○片島委員 このたびの国会で非常に重要な案件となったのは、通産大臣も御承知のように農業基本法あるいはこれに関連する法案というのが重要法案として審議せられたのでありますが、農林水産業が他産業に比較をいたしまして、その成長が非常におくれておる、その格差を解消して農林漁業者の所得を他産業従事者の所得と均衡を保たせるようにしよう、こういう趣旨で農業問題が重要議案となったのは御承知の通りであります。こういう時期でありますから、貿易の面におきましても、輸出、輸入の貿易を通じて、やはり農林漁業者と他産業の従事者との所得格差を縮めていく、こういうことが国策として考えられなければならぬと思うのでありますが、通産……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 農林水産委員会農産物価格対策に関する小委員会 第1号(1961/10/13、29期、日本社会党)

○片島小委員 ちょっと関連して。  ただいま芳賀委員の話ですが、最盛期になると南九州は非常に買いたたかれるのでありますが、そうすると、基準価格というのがありましても、基準価格で買わなければ澱粉は買い上げない、こういうことになっていても、どっと原料のなまイモが出た場合には、非常に安く買いたたいて、政府に買ってもらわぬでもいいと言う。原料を買いたたいて安く買うから、十分ほかにはけるから、政府が買ってくれなければ買ってくれなくとも、自分は原料を安く買っておるから十分採算がとれるということで、ざるもざる、まるで基準価格があっても何にもならぬというような状態のときがくる。そういう場合に何か方法を講じてい……

第39回国会 農林水産委員会農産物価格対策に関する小委員会 第2号(1961/10/17、29期、日本社会党)

○片島小委員 先日の小委員会でお尋ねしたのですが、最盛期において非常に値段が買いたたかれるということです。これを食いとめるというのは、政府に澱粉を買ってもらわなくてもいい、そういうことになれば、どうしても原料の基準価格を守らせるという方法もないのですが、命令は出せないにしても、勧告か何か行政的な措置がとられる必要があるのではないかと思うのですが、この点はいかがですか。
【次の発言】 必要があれば法律の改正なりあるいは政令の改正なども行なったらいいと思いますが、やはり、今長官のお話になったような点で、澱粉工場が生産者から買う場合に買いたたかれる。私どもの方など、非常に生産力が多いものですから、出……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 商工委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第2号(1962/03/15、29期、日本社会党)

○片島委員 長官にお尋ねいたしますが、政府案によりますと、国土総合開発法に基づいた全国総合開発の一環としてやろうということでありますが、現在あなたの方で作業を進めておられるこの全国総合開発計画草案というのについて、これは大体いつごろに完成の予定でありますか。
【次の発言】 そういたしますと、この新産業都市建設促進法は、この総合開発計画が最終的な決定を見ないうちに出すということは、これは順序が違っておるのではなかろうか、また総合開発計画ができましたときに、この新産業都市建設促進法というものと食い違いを生ずるような結果がかりに出てきた場合には、またやり直す、こういうことになるのですか。


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1963/02/18、29期、日本社会党)

○片島分科員 午前中の委員会で、電電公社の第三次五ヵ年計画が終わった場合に、配置転換を要する総人員が三万三千人、そうしてその配転が不能であろうと思われるのがそのうちの四〇%であるという御答弁があったのでありますが、これは電電公社の直轄下にある職員の配転の数字と承ったのですが、そうでしょうか。
【次の発言】 三十八年度の電電公社から郵政の方に委託費として繰り入れてあるのは、三百十八億四千四百余万円でありますが、このうちの人件費と物件費は、どういう金額になっておるか。人件費の算定基礎となった特定委託局における電信電話を担当する要員の数、予算上のこの人件費を算出いたしました数字は、どういうことになっ……



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データ更新日:2023/02/05

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