平岡忠次郎 衆議院議員
29期国会発言一覧

平岡忠次郎[衆]在籍期 : 25期-26期-27期-28期-|29期|-30期-31期
平岡忠次郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは平岡忠次郎衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院29期)

平岡忠次郎[衆]本会議発言(全期間)
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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 衆議院本会議 第17号(1961/03/17、29期、日本社会党)

○平岡忠次郎君 私は、ただいま上程されました、政府提出の所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案及び租税特別措置法の一部を改正する法律案に対しまして、日本社会党を代表して反対の意思を表明せんとするものであります。(拍手)  最近、ちまたには、今年は農家や中小企業者や低所得者に油断のならない年になりそうだといううわさが盛んに行なわれております。それはどういうことかといいますれば、池田内閣のいう経済成長率九%は期待できなくなるのではないか、もしそうだとすると、すでに決定発足を見た大予算をまかなうための増徴のしわ寄せが国民大衆に対する徴税強化となって現われるおそれが多分にあると……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 衆議院本会議 第16号(1961/10/27、29期、日本社会党)

○平岡忠次郎君 私は、日本社会党を代表して、株式市場混乱とその対策に関する緊急質問を首相並びに関係閣僚にいたさんとするものであります。(拍手)  最近の株式市場暴落は、一般大衆投資家に深刻な打撃を与え、恐怖のどん底に陥れました。東京証券取引所ダウ平均株価は、本年一月の千三百六十六円から七月十八日には千八百二十九円に達し、三一・九%の上昇率を見せたが、二度にわたる公定歩合の引き上げで下向傾向をたどり、十月十九日には千三百十五円と暴落し、二十三日には千三百円の大台を割って、ピーク時比較二八・九%の下げとなったのであります。また、オープン投信の基準価格も連日値下がりを続けまして、二十一日以降は九百円……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 衆議院本会議 第1号(1961/12/09、29期、日本社会党)

○平岡忠次郎君 ただいま議長から御報告のありました通り、本院議員従四位勲二等山口六郎次君は、去る十一月二十八日早暁、病気のため逝去せられました。まことに痛惜の念にたえません。私は、諸君の御同意を得て、議員一同を代表し、つつしんで哀悼の言葉を申し述べたいと存じます。(拍手)  私は、山口君とは所属党派こそ異にはしておりましたが、日ごろ何かとごじっこんに願っており、山口君の円満なお人柄には深く敬服していたものであります。十一月末、たまたま委員会から派遣されて関西方面に旅行中でありました私は、京都の宿舎で思いもかける君の御逝去を知り、がく然としてしばし暗涙にむせんだのであります。  山口君は、明治二……

第40回国会 衆議院本会議 第29号(1962/03/29、29期、日本社会党)

○平岡忠次郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程せられました法人税法の一部改正案に反対の意思を表明せんとするものであります。  以下、その理由を申し述べます。  今回、法人税法の改正案の中に企業年金が頭を出してきたことに留意しなければならないと存じます。従来、企業の従業者に対しまする社会保障制度として、健康保険と厚生年金の制度がありますが、健康保険につきましては、政府管掌の健康保険と企業の健康保険が併存いたしておりまして、大企業は政府管掌をきらってみずからの健康保険をやっているため、政府管掌の健康保険との間に格段の優劣が生じており、社会的効果の上で疑問が投げかけられておるのであ……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 衆議院本会議 第48号(1963/07/04、29期、日本社会党)

○平岡忠次郎君 ただいま議題となりました関税暫定措置法及び砂糖消費税法め一部を改正する法律案につきまして、私は、日本社会党を代表して、反対の討論を行なわんとするものであります。(拍手)  改正法案は、当面、関税及び砂糖消費税についてキロ当たりそれぞれ五円当てを引き下げ、消費者に対し計十円を軽減することをもって趣旨といたしております。昨年十月以来、キューバ事変に端を発し、国内糖価はキロ当たり二十円ほどの急騰を演じました。すなわち、それまでは卸売り百十八円、小売り百四十五円程度で、おおむね定着いたしておりましたところの砂糖相場は急上昇に転じまして、昨今、卸百三十五円、小売り百六十五円をつける状況と……

平岡忠次郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院29期)

平岡忠次郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 大蔵委員会 第3号(1961/02/07、29期、日本社会党)

○平岡委員 大蔵大臣の御出席を得ましたので、税制関係の事項と、もし時間がありまするならば、貿易自由化の問題をめぐりまして御質問したいと思います。  まず、税制改正の件でありますが、今回の税制改正で、給与所得者に対しまして、夫婦と子供三人のいわゆる標準家族の年収三十九万円までが非課税限度となりました。現行の三十三万の非課税限度から見れば、確かに減税であることに間違いないようです。しかし、政府の一連の値上げ政策、それにからまるインフレ・ムードによりまして、現実の家計というものは非常に圧迫されております。政府の統計によりますと、昨年の十月におけるところの全都市消費世帯の平均支出が、一カ月当たり三万一……

第38回国会 大蔵委員会 第6号(1961/02/15、29期、日本社会党)

○平岡委員 私は山際総裁にお尋ねしたいと思います。  先般の大蔵大臣の財政演説におきましても、金利引き下げ問題に関連して、その理由づけとしまして、自由化の進展に伴って国際競争力を強化するために、国際的にも割高なわが国の金利水準を国際水準にさや寄せすることが重要であるということを説かれました。きょうの日銀総裁のあなたの説明の中にも、昨年八月の一厘の引き下げ、あるいは今回の引き下げの背景としまして、この貿易・為替の自由化に即応する必要から、このことをなすのだということが強調されております。ところで、この点は別段争う必要はないと思うのですが、実はもっと手近な問題としまして、米国のドル防衛に協力すると……

第38回国会 大蔵委員会 第8号(1961/02/21、29期、日本社会党)

○平岡委員 質問に先立ちまして私は資料を要求いたしますから、委員長におかれては資料提出につきまして御配慮いただきたいと思います。  まず、東京証券取引所における売買高と売買代金並びに売買手数料収益の変遷、これは二十四年取引所再開後今年一月までを各月別及び一日平均、それから次に同じく有価証券取引税の月別金額、同期間です。  第二の資料、右のうち四大証券の占むる地位を知りたいので、四大証券の分を各社別に作成せられたし。ただし、各社別ということになると弊害があろうというなら、A、B、C、Dと符号はかまいません。そのようにお願いいたします。  第三の資料、取引所再開後今日までのダウ平均と単純平均のグラ……

第38回国会 大蔵委員会 第9号(1961/02/23、29期、日本社会党)

○平岡委員 私は主として手数料の問題について御意見をお伺いしたいと思うのですが、その前に二月二十一日――一昨日でございますか、東証会員総会がございまして、決定された事項が新聞に報道されております。そのことに関連しまして、最初に三点ほどお尋ねをしたいと思います。  まず第一に、信用取引銘柄の現行五百株単位を千株として三月一日から実施するという取りきめがございますが、そういたしますと、今度五百株以上千株未満の分は端株になると思うのです。端株の取り扱いは従来投資家に対しては不利となっておるようですが、この問題はどういうふうに処理されますか。小池さんから御所見をお伺いしたいと思います。

第38回国会 大蔵委員会 第13号(1961/03/10、29期、日本社会党)

○平岡委員 主税局の方にお尋ねいたします。  このほど埼玉県下におきまして、送電線線下補償をめぐって、不動産所得とみなして課税するという川口税務署と、損害補償だから課税するのは不当だとする川口市の農村地区住民とが対立してもめました。去月二十五日国税庁から線下補償金には課税するという指令が全国各税務署にきているのであるから、課税しないわけにはいかないとのことで、農民側が押し切られまして納税することになりました。納税の条件は、まず第一に、補償金の二割を経費として控除する。第二に、残り八割は五分五乗方式による分割納入で、累進税率を鈍化することによって納税額を軽減するという骨子からなり、話が一応ついた……

第38回国会 大蔵委員会 第14号(1961/03/14、29期、日本社会党)

○平岡委員 戦後自由国家群の首脳がブレトン・ウッズに会しまして、第二次世界大戦が各国がアウタルキーに偏した政策をとってきたことからきていることを反省し、将来に向かっては国際的な分業を進めていく。つまり自由交易というものを主として、世界経済を確立していくという方向が確定しまして、そこから世界銀行が発足し、IMFが発足し、これと対応するところのガット機構もできたわけであります。それが、戦後経営の特殊事情から、そうしたプリンシプルが全面的に押し出されることが制約されておりましたが、十五年たちましていよいよその方針が世界的にプリヴェールされてきたわけであります。そうした背景から考えまして、日本の国が好……

第38回国会 大蔵委員会 第15号(1961/03/15、29期、日本社会党)

○平岡委員 ただいま堀さんも触れられましたが、税負担の公平化が政府の機関ないし諮問検関等で論ぜられる場合には、わきから見ていますと、広く国民の視野に立たず、ともすれば現保守党政府のうしろだてとなっている。スポンサー筋に対する政治配慮に堕してしまって、国民に対する生活配慮を欠いているのではないか、かような感じをいなみ得ないのであります。先ほど来論じられておるところの利子所得特例の不当にいたしましても、中山さんのおっしゃられる、大義名分の立つ国際金利へのさや寄せのタイミングからこのことをするのだというような高尚なことでなしに、むしろ銀行に対する一大敵国をなしておるところの証券業界等の均衡論からこれ……

第38回国会 大蔵委員会 第20号(1961/03/24、29期、日本社会党)

○平岡委員 議事進行。  バルク・ラインだかバルク・グループだか知らぬけれども、全体的に見てこの関税定率法は早期に発足させるという趣旨であった。その反面には、具体的な問題としてはかなり問題があるかもしらぬということは、暗に御容認ではないかと思います。ただいま加藤さんから提起された事案だけを見ましても、あなたの言う三五%が平均なんだということは、計算しますと千百三十円ということになりますね。千百三十円のもののアベレージなら三五%。ところで、実際にイギリスから入るものは、それ以下の比較的安いものが入るのですから、パーセンテージとすれば三五%をはるかに上回るという実情です。つまりイギリス製品に対して……

第38回国会 大蔵委員会 第22号(1961/03/28、29期、日本社会党)

○平岡委員 二月の二十八日の各朝刊に硫安合理化のための税制改正という見出しで記事が全面的に出ました。それによりますと、政府は、硫安工業の合理化対策の一つとして、硫安の輸出による過去の赤字を損金として落とし、これに見合う過去の納め過ぎの税額を将来納める法人税から差し引くことにきめた、こういうことが出ているわけであります。私ども国民の気持を体して大いに議論しているところは、租税特別措置それ自身は例外的なもので、むしろ消極的な事案として逐次これをやめなければならぬという立場をとっておることは、皆さんも御承知の通りであります。そういう中で新しくこうした租税特別措置を設けていくということに対しましては、……

第38回国会 大蔵委員会 第23号(1961/03/29、29期、日本社会党)

○平岡委員 きのうに引き続いてお尋ねしますけれども、懸案の四十二ドルの目標達成の具体的なプログラム、青写真を一つお示し願いたい。
【次の発言】 第一表で歴然としておるように、国際競争力の点におきまして、ドイツと比べまして六ドル五十セント違いますね。そうすると、この国際競争力を増すための条件は、何といっても企業それ自身の製造方法の転換ということにあろうと思うのですが、なお、日本の対外競争力を弱める要素として、肥料二法ですか、これも作用しているように考えられますね。コストの方は歴然としてよくわかるのですけれども、肥料二法が日本の輸出力のリターディング・フォースというか、足を引っぱる力として働いてお……

第38回国会 大蔵委員会 第28号(1961/04/19、29期、日本社会党)

○平岡委員 きょう上程になっておる法律案に必ずしも直接関連のないことでありますが、小金郵政大臣がお見えになっておりますので、お伺いしたいと思うのです。  けさほどの毎日新聞の投書欄に、「不合理きわまる郵便年金」と題しまして、投書が載っております。これは短いですからちょっと読みますが、この問題につきまして当局の御説明をいただきたい。「老後の生活安定ということで年金額三十円、五十才支払開始の据置終身年金に三十年前に加入契約した。」三十年前の話です。「掛金は四十八円三十九銭、第一回支払開始昭和三十六年七月となっているので、」そろそろ受給の期に入ってきたというわけです。そこで、「受給に必要な注意事項を……

第38回国会 大蔵委員会 第31号(1961/05/10、29期、日本社会党)

○平岡委員 三十五年度の国の予算という大きな本が各議員に配付されましたが、その五百五ページから六ページに出ている数字なんですが、三十五年度のたばこの総売り上げが二千七百三十八億七千八百万円、そうしてたばこの専売納付金としては千三百九十一億五千七百万円、こう出ているわけです。そういたしますと、総売り上げに対する専売納付金のパーセンテージが結局五〇・八%、ところが、別に非公式にいただきました私の手元にある統計ですと、ピース、光、いこい、新生、ゴールデンバット、富士云々、こういう個別的な品名別の専売納付金のパーセンテージは、一番多いので四九%、低きはみのりの三二%、おしなべて四七、八%のところが大体……

第38回国会 大蔵委員会 第35号(1961/05/30、29期、日本社会党)

○平岡委員 ただいま議題になっておりまする国家公務員共済組合法等の一部改正法律案は、まさにこの委員会を通過せんといたしておりますが、私は、この共済組合の連合会の運営の根幹をなすところの役員の選任関係が、理事の選任につきましても評議員の選任につきましても偏向しておって、あまり民主的ではないことを指摘したいのであります。すなわち、理事の選任につきましては大蔵大臣の権限が強力に過ぎるきらいなしとしません。なおまた、評議員の構成の現状を見ますと、各省の会計課長が大体選任せられておりますが、この点はぜひとも改めてほしいと思うのであります。率直に申しまして、職員の組織を代表する人をこの評議員に当てるべきだ……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 オリンピック東京大会準備促進特別委員会 第3号(1961/10/06、29期、日本社会党)

○平岡委員 オリンピック東京大会組織委員会の事務総長をなさっておりまする田畑さん、あるいは組織委員会の会長の津島さん、どちらでもけっこうです。実は本日の午後組織委員会が開催せられることが新聞に報道されておりますが、ここに付議されるべき議案をお示しいただきたい。
【次の発言】 そういたしますと、昨年十一月の組織委員会の決定をくつがえし、変更しまして、新たに決定がなされる公算がきわめて強いわけですか。
【次の発言】 新聞等によりますと、東都知事、鈴木副知事の御両氏は、依然朝霞選手村たるべしという立場を変えていない、そういう言明をされております。しかしながら、その言明から多少時間がたっておりますから……

第39回国会 大蔵委員会 第5号(1961/10/17、29期、日本社会党)

○平岡委員 関連。農業近代化助成資金設置法に予定しています政府の出資が三十億ですね。ところが系統金融機関の融資総ワク三百億というのろしを上げておりますけれども、三百億貸した場合に、政府において一分を負担するということになれば三百億円要るわけですね。ところが、実際には三十億を資金運用部に預託して、その運用果実一億八千万円を大体予定しているのですからつじつまが合わぬですね。これはどういうことですか。

第39回国会 大蔵委員会 第6号(1961/10/18、29期、日本社会党)

○平岡委員 輸出入銀行法の一部改正案に関連しまして御質問いたしたいと思います。  国際収支の逆調に対し、対策決定を迫られました政府が、去る九月二十六日に景気の行き過ぎを是正するため、経済関係閣僚懇談会の議を経まして、国際収支改善対策を正式にきめました。第一に輸出の振興、第二に財政面の施策、第三に金融対策、第四に投資抑制案、第五に消費抑制、第六に中小企業対策、以上の六つを柱とするものでありますが、中心となる輸出振興策として第一に取り上げられたのが輸出金融の優遇の強化策であります。これに関連しまして、輸出金融拡充改善措置として、これまた第一に取り上げられたのが輸出入銀行の必要資金量の確保であったわ……

第39回国会 大蔵委員会 第7号(1961/10/19、29期、日本社会党)

○平岡委員 当委員会に議題になっておりまする農業近代化助成資金設置法案に関連いたしまして、農林大臣にお尋ねをいたしたいと存じます。  昨十八日、農林大臣は、農林水産委員会におきまして、農業近代化資金助成可決の際、「農業近代化資金の資金枠を大巾に拡大しこれに伴う政府の利子補給を引上げ、末端金利が五分以内になるようにすること。」という附帯決議に対とまして、。その趣旨を尊重と、できるだけの措置をとる旨を答えておりますが、具体的に三十七年度におきましては、資金ワクをいかに拡大するかということ及び利子補給の国庫負担分はどのようになるのか、この機会に当委員会におきまして明らかにせられたいと存じます。

第39回国会 大蔵委員会 第13号(1961/11/14、29期、日本社会党)

○平岡委員 大蔵大臣にお伺いします。けさほどの新聞の報道によりますと、昨日の政府与党連絡会議で、田中政調会長から国庫余裕金を使いまして政府が金融の調整をはかるべきであるという、そうした提案がなされたと聞きますが、その内容は何であるかをお示しを願いたいのであります。  内容として考えられますことは、まず国庫預託金制度の復活、それに資金運用部資金による買オペ拡充であると思いますが、前者はたしか二十九年の暮れであったか二十八年の暮れであったか、会計検査院の疑義から廃止されて今日に至っておりますし、もしおやりになるとしても会計法、予決令の改正によるか、あるいは単独立法の制定によってこれが行なわれるもの……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 オリンピック東京大会準備促進特別委員会 第4号(1962/04/10、29期、日本社会党)

○平岡委員 先ほどの田中先生の御質問に対しまして、メーン・イベントのほかに、重要な一つのイベントとして、青少年の交歓がある。そこで、ローマ大会をきっかけにして、半ば義務的な形にすらなっておるということで、東京大会での青少年の参加者は相当多く来るであろうことが予想される。ただし、田畑さんのお気持の中には、宿舎関係とか、そういうことを懸念されまして、概数として三千人くらいというお話があったのですが、押えることがいいのかどうか、その点、もう少し御所見を承っておきたいと思います。
【次の発言】 旅費を自前でわざわざ来て下さる人たちを、こちらから数で押えるのは得策ではないと思うのです。しかも固定した国民……

第40回国会 大蔵委員会 第2号(1962/01/27、29期、日本社会党)

○平岡委員 同僚の有馬君が触れられた諸問題と多少重複するかもしれませんが、この際大蔵大臣に二、三の点につきましてお尋ねをいたしたいと思うのであります。  まずお伺いしたいのは、これは当委員会が歳入委員会ですから減税のことをお伺いしたいのであります。結論的には、国民の期待に反する程度の減税しか予算案に盛り込め得なかったわけであります。このことは率直に遺憾千万であります。昨年の年初におきまして、直接税だけごくわずか減税した三十六年度減税を不当といたしまして、私は来たるべき三十七年度におきましては、減税は特に間接税において徹底的に取り上げるべきだということを申し上げまして、この私の要望に対しまして大……

第40回国会 大蔵委員会 第8号(1962/02/09、29期、日本社会党)

○平岡委員 先ほどの日銀総裁の論述の中にもありましたが、私どもも国際収支の危機克服が昭和三十七年の日本経済の中心課題であると確信しておるのであります。そこで冒頭にこの課題をめぐってお尋ねをいたしたいと思います。  池田首相は、国際収支の均衡を本年秋ごろまでに達成する目標で、改善対策遺漏なき旨の御託宣を発しておりますが、まことに神がかりでありまして、いうならば、首相は目の子でものを言っているきらいなしとしないのであります。きょうは幸い神様でない人間山際さんがおいで下さいましたので、あなたがこの課題に対してどんな御所見を持っておるかをお伺いしたいと思うのであります。新聞紙上等を通じましての御発言か……

第40回国会 大蔵委員会 第20号(1962/03/09、29期、日本社会党)

○平岡委員 ただいま可決されました入場税法の一部を改正する法律案に対して、本委員会として附帯決議を付したいと存じまして、提案を申し上げる次第でございます。  まず、附帯決議の案文を朗読いたします。    入場税法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   入場税の大幅減税に伴ない、政府は、すべての興行界に対し、減税相当額を入場料金から引き下げるよう適切な措置を講ずべきである。  次に、その提案の趣旨を申し上げます。  入場税につきましては、今回大幅に減税されましたことに伴い、これら減税分は、物価抑制の見地等から、これを入場料金から引き下げることが当然と考えますので、政府においてはこれらの……

第40回国会 大蔵委員会 第23号(1962/03/16、29期、日本社会党)

○平岡委員 関連して。今のお話で小売マージンがビールの場合十一円、現行で百二十五円に対して十一円ですから、八・八%ということであろうと思います。卸の方は不明確だと言っておりますけれども、大体三円のマージンに、それから何か輸送の――実際には輸送せず、しかも与えているお金が一円三十銭か、そうすると卸の場合において四円三十銭ですから三・八%ですね。おおむねそうじゃないですか。
【次の発言】 三円十銭じゃない。三円プラス輸送費の補給で一円三十銭ですから、四円三十銭のはずですがね。
【次の発言】 いずれにしましても、小売において八・八%、卸において三・八%、そういうことになりますと、清酒二級、合成、しょ……

第40回国会 大蔵委員会 第25号(1962/03/22、29期、日本社会党)

○平岡委員 村山主税局長にお伺いいたします。今回の酒税法改正に当たりましては、本年度の税制改革が間接税の減税をやろうということ、それは所得税において減税されない層が非常に多いから、特に間接税でこの問題の解決をしようという、そうした動機からなされておることを考えますと、酒税の改正におきましても当然大衆酒を減税していくという、そういう筋できておると思うのです。  そこで何かばかにしたみたいな質問かもしれないけれども、大衆酒とは何を言うのか、それからまずお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 大衆酒を規定する基準となるものは、大衆によって飲まれるもであるということですね。これは一つの条件であ……

第40回国会 大蔵委員会 第26号(1962/03/23、29期、日本社会党)

○平岡委員 日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程されておりまする酒税法案に対しまして反対の意思表示をいたしたいと思います。  ここに昭和三十七年度における税制改革の一環として提案せられた酒税法は、政府の喧伝する所得税の軽減に浴さない低所得属のための大衆減税だとは、必ずしも言い切れないことを遺憾といたします。今回の酒税、物品税、入場税等の減税は、大衆消費の観点から考えられた減税ではなく、財政収入の保持を第一義とした見せかけ減税の性格が強いのであります。入場税ではなおさらですが、標準価格の定められている酒税ですら、一部の酒類を除いては、減税に先がけて値段を標準価格よりすでに上げているので、政……

第40回国会 大蔵委員会 第27号(1962/03/26、29期、日本社会党)

○平岡委員 関連して。村山さん、ほんとうに通行税に関してわれわれいろいろなことを想定してみても、該当すべき事項が現実に発生し得るかどうか疑いなきを得ないのです。ですから、具体的にそういう事例が起こるべきことの、予見される皆さんのお考えを少し述べていただきたい。人格なき社団は国鉄、日航、関西汽船等々と違う、人格なき社団が脱法的に何をやり得るか、お示しをいただきたい。
【次の発言】 今まで同僚各位から、各論的にも相当突っ込んだ質問がありました。そこでそういう各論的なことでは、かなり委曲を尽くしておると思うのです。この論議を通じて私の感ずることは、次のようなことであります。精神病者が神経衰弱者と違う……

第40回国会 大蔵委員会 第28号(1962/03/28、29期、日本社会党)

○平岡委員 法人税法につきましてお伺いいたします。  大蔵省の三月十三日付のプリントに関してお尋ねしたいと思います。退職年金に関する税制整備についてというプリントです。このプリントで順を追って質問していきたいと思うのですが、「わが国の企業においても従業員の福利厚生のための制度として、退職年金制度が設けられる機運にある。従来、わが国における退職時の給付としては、退職一時金の慣行が圧倒的であり、いわゆる企業外拠出の方式による年金制度は現実には殆んどその例を見なかったため、」そういう機運に際会したので、税制上これに即応する整備をしたい、こういうことがうたってあるわけであります。留意に値することは、特……

第40回国会 大蔵委員会 第32号(1962/04/17、29期、日本社会党)

○平岡委員 ガリオア・エロア援助がはたして債務なりやいなやにつきましては、当事国の意思、国内法及び国際法との関係、従来のいきさつ等に、いろいろそういう要素がございまして、それらを総合的に判断して、妥当な解決をはかるべきものとして、国会の内外に議論を呼んだわけであります。国会の議題といたしましては、政府与党は、いわゆる債務と心得べきものとして、その道義的債務性を主張いたしました。具体的論拠といたしましては、昭和二十年四月の例の阿波丸請求権放棄についての日米両国間の協定の際の附帯了解事項に触れまして、この了解事項が、従来贈与のごとく考えられ、あいまいであった占領費、すなわちガリオア・エロア等につい……

第40回国会 大蔵委員会 第34号(1962/04/20、29期、日本社会党)

○平岡委員 ただいま上程の外国為替銀行法の一部改正案というものは、為替専門銀行である東京銀行に対しまして、自己資本の五倍を限度として金融債の発行を許す、そして所要の資金を安定的に確保させまして、同行の外国為替取引及び貿易金融の円滑化に資せしめんとするものだとされておりますが、発行総額の積算基礎となる自己資本の額をまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと発行の総額というものは、二百四十億ですから、五倍ですから千二百億ということになりますね。
【次の発言】 そういたしますと、千百五十億程度となるはずでありますが、まず三十七年度分の予定発行高、それから発行のプログラム、それから債券の……

第40回国会 大蔵委員会 第38号(1962/05/06、29期、日本社会党)

○平岡委員 お見えになっている藤山経企庁長官にお伺いをいたします。  実は一昨日でございますか、参議院の大蔵委員会におきまして、わが党の木村禧八郎議員が質問いたしまして、直接聞いておったわけではございませんが、新聞紙上報道されるところによりますと、質問の要旨は次のごとくであったようであります。  政府の一枚看板として掲げておる、今秋には国際収支が均衡するんだということを言われていますが、木村さんはこれに対しまして、その均衡を達成するためには、強力なデフレ政策をとらなければならないはずだということを指摘しまして、もしそうでないならばこの金看板をはずして今秋の国際収支の均衡をはかるという目標は、こ……


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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 大蔵委員会 第1号(1962/08/14、29期、日本社会党)

○平岡委員 産業投資特別会計法案に関連いたしまして、次の資料を要求いたします。従いまして委員長におかれましてはしかるべく政府当局、開銀等に対し手配方指示をお願いいたします。  要求資料の第一、ガリオア・エロア等返済協定に関する返済財源の年次計画。これが一つ。  要求資料の第二、造船貸付に関し三十七年九月末見込み残高のうちの第十五次計画以前分の残高。これは開銀、市銀別に示していただきたい。  要求資料の第三、造船貸付につきその利子額、利子補給額。これは開銀、市銀に分けて年度ごとにお示しをいただきたい。  要求資料の第四、造船貸付金元利の延滞額。これは三十七年三月三十一日の時点で開銀分、市銀分を区……

第41回国会 大蔵委員会 第2号(1962/08/17、29期、日本社会党)

○平岡委員 ここに上程になりました産業投資特別会計法改正案については、内容審議に先立ちまして論議すべきことが多々にあるので、私は逐次政府の所信をただしていきたいと存じます。  本改正は、ガリオア・エロア等戦後の米国の対日援助をこの会計の債務として支払うという点、さらに一般会計より新たに二百三十億円をこの会計に投資財源の一部として繰り入れるという、二点であります。本改正案は、さきに四十国会におきまして衆議院を通過したのでありますから、審議時間に制約あってしかるべしとの議論が政府与党にありますが、私どもはこれは全く承服しかねるのであります。  その理由を申し上げます。当時われわれは法案の精査、慎重……

第41回国会 大蔵委員会 第5号(1962/08/28、29期、日本社会党)

○平岡委員 横山君がただいま質問いたしましたことに対しまして、結局警察庁の方としてはあごを出した。そこで大蔵省の方は、一つには新しい札を発行する時期にもきているし、この際はというような御答弁でした。しかし私ども、百六十二枚、金額にしまして十六万二千円程度でございますこのにせ札対策といたしまして三十五億円を投ずるということは、これはどえらい対策ということになって、国民はそれだけでは納得せぬと思います。きわめて唐突の感があるわけでございます。言うなれば鶏を料理するのに牛刀をふるわんとする真意がどこにあるかを重ねて一つ政務次官からお伺いしたい。


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 オリンピック東京大会準備促進特別委員会 第6号(1963/05/22、29期、日本社会党)

○平岡委員 川島さんにお尋ねをいたします。  オリンピックは世界民族の祭典でございますので、でき得る限り世界各国の多数の参加をたてまえといたすわけであります。東京大会は初めてのアジア地域で行なわれる大会ですから、特にアジア諸国の漏れのない参加が望ましいと存じます。川島国務大臣はここに思いをいたされまして、さきにIOCと絶縁関係にあるところのインドネシア国の東京大会の参加に対しまして御熱意を持たれていると聞き及び、私どももまことに同感であり、大臣の今後の御努力に深く期待をいたすものであります。伝えられますところでは、スカルノ大統領は謝罪等のことは一切IOCに対してする気持はないということで、依然……

第43回国会 大蔵委員会 第4号(1963/02/05、29期、日本社会党)

○平岡委員 わが国をめぐる国際環境は最近とみに著しい変貌を見つつあります。中でもEECへの英国加盟問題は、今後の世界経済の動向に大きく影響力を持つものとして、その交渉経過が重大な世界の関心事でありましたが、一月二十九日、その交渉中断が主として政治的理由によって宣告せられたのであります。EECの問題が今後いかに進展していくか、アメリカのEECの挑戦に対しての措置はいかなる方向をたどるか、通商拡大法によるアプローチが容易に成功し得るものかどうか、英国は英連邦並びにEFTAの再建に立ち戻るのかどうか、狂欄怒濤の中にありまして、わが政府はいかにその経済政策、通商政策を進めようとするか。EECをめぐる諸……

第43回国会 大蔵委員会 第8号(1963/02/14、29期、日本社会党)

○平岡委員 堀君と政府委員との間のやりとりの途中で入ってきましたので、あるいは重複するところがあるかもしれませんが、それは御寛恕願います。  昭和三十五年の十月、基準販売価格の設定以来二ヵ年四カ月を経過しました。その間経済基盤の大変革が行なわれまして、それにもかかわらず、基準価格の変更が真剣には検討されなかったということ、そこで、去年の減税を起点といたしまして、業界の大部分は大蔵省に対しまして理論的な対決をやるひまもないし、従いまして、直観的に、本能的に、自己防衛上値上げに踏み切ったわけであります。通常なら大蔵省はえらく目くじらを立てるところでありましょうが、大蔵省としても、国税庁といたしまし……

第43回国会 大蔵委員会 第12号(1963/02/28、29期、日本社会党)

○平岡委員 ただいまの佐藤委員の質問に関連することでありますが、私は山際総裁にデノミネーションの一点にしぼって御質問を申し上げたいと思います。  まず、デノミネーションについての世評の中の時期尚早論、特に大蔵省筋の不要論に対しまして、総裁はただいまの時点でいかなる立場をとらんとするのでありますか、明らかにせられたいのであります。総裁は二月二十日の定例記者会見のおり、日本の八条国移行、円の交換性回復の問題を控えてデノミネーションは早晩当面しなければならない問題であるとされております。早晩とはおよそいつごろを考えておられますか、お答えをいただきたいと思うのであります。

第43回国会 大蔵委員会 第13号(1963/03/01、29期、日本社会党)

○平岡委員 特定物資納付金処理特別会計法を廃止する法律案に関しまして、二、三お尋ねをいたします。  バナナ、パイナップルのいわゆる特別輸入利益は過去六、七年の間に百八十億円に近いところの巨額となりまして、産投会計の歳入源をなしております。自由化の機運の中でバナナ、パイナップルだけが例外たり得ませず、当然のことながらこの特別会計の実体法である特定物資輸入臨時措置法はすでに三十七年六月四日をもって失効いたしまして、この会計はいわば清算期間に入り、約十ヵ月の余裕期間を置いた三十七年度末をもって廃止すべきものとして本提案となってきたものであります。形式的な筋道として廃止法案提出は必然のことでありまして……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第5号(1961/04/13、29期、日本社会党)

○平岡小委員 私は、入場税減免に関しまして、大蔵委員会において決議を行なうために、本小委員会におきましてその案文を起草し、小委員長より委員会に提案されるようお取り計らいをお願いいたします。



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データ更新日:2023/02/05

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