松平忠久 衆議院議員
29期国会発言一覧

松平忠久[衆]在籍期 : 26期-27期-28期-|29期|-30期-32期
松平忠久[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは松平忠久衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院29期)

松平忠久[衆]本会議発言(全期間)
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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 衆議院本会議 第37号(1962/04/17、29期、日本社会党)

○松平忠久君 私は、日本社会党を代表し、わが党提出の中小企業基本法案、中小企業組織法案並びに中小企業省設置法案、この三案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  実は、この法律案は去る三月十九日に提出したのでありますが、政府が提案を断念し、自民党の提案がおそくなったために、今日までこの本会議における趣旨説明ができなかったことは、まことに遺憾とするところであります。(拍手)  今さら申し上げるまでもなく、今日、中小企業は、わが国経済の中で圧倒的多数を占め、かつ生産、流通等の面においてもきわめて重要な役割を果たしているのであります。にもかかわらず、中小企業と大企業との間の……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 衆議院本会議 第40号(1963/06/26、29期、日本社会党)

○松平忠久君 ただいま逢澤商工委員長から報告がありました中小企業基本法案外四件の中で、中小企業基本法案、並びに永井勝次郎君から提案趣旨の説明がありました同修正案につきまして、日本社会党を代表して、商工委員長、池田総理及び関係閣僚、並びに修正案の提出者に対しまして質問を行なわんとするものであります。(拍手)  逢澤委員長は、元来建設関係には相当経験もあり、識見もお持ちになっておるのでありますが、商工関係については逢澤委員長自身が、私はずぶのしろうとであるから、ひとつ理事の皆さん方から助言をしてもらいたい、こういうことで、今日までつとめて与野党の理事の助言をいれてまいったのでありまして、この点に関……

第43回国会 衆議院本会議 第41号(1963/06/27、29期、日本社会党)

○松平忠久君 私は、中小企業信用保険法の一部を改正する法律案に対しまして、修正動議を提出いたしましたので、修正提出者といたしまして、その提案の説明を申し上げたいと存じます。  まず、案文を朗読いたします。    中小企業信用保険法の一部を改正する法律案に対する修正案   中小企業信用保険法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。   第二条第三項の規定を除き、同条の改正に関する部分を次のように改める。   第二条第一項第一号から第三号までを次のように改める。   一 常時使用する従業員の数が三百人以下の者であり、かつ、会社にあつては、資本の額又は出資の総額が三千万円以下のものであつて……

松平忠久[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院29期)

松平忠久[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第37回国会(1960/12/05〜1960/12/22)

第37回国会 商工委員会 第3号(1960/12/15、29期、日本社会党)

○松平委員 海外経済協力基金法案について、若干大臣に質問をしたいと思います。  第一に、最近の欧米各国並びに国際協力機関等において、主として東南アジア等に対する経済協力の関係というものがどういうふうに動いているか、そのことを大まかに一つ最初説明してもらいたいと思うのです。それはいわゆる国際連合等を中心とするような国際的、全体的な考え方の援助方式というものがある。それからもう一つは各個別のものがある。その間におきましてもコロンボ会議等において見られるような、いわゆる二国間援助方式というものがある。非常に複雑だと思うのです、援助方式というものは。そういうものは今日どういうふうに実際に動いておるのか……

第37回国会 商工委員会 第4号(1960/12/16、29期、日本社会党)

○松平委員 きのうちょっと聞き落とした点がありますので、若干追加的質問をしたいと思います。事務的なこともあると思うのですが、簡単に質問します。  第一には、この基金の利息についてきのう聞いたのですが、輸銀の四分より多いことはない、こういうお答えがあったわけだけれども、今お考えになっている利息というものは、大体どの程度のことを考えておられるのか、それを伺っておきたいと思います。
【次の発言】 それはわかっているのですけれども、具体的にどの程度のことを考えているのかということです。われわれがこの前聞いたところによると、二分四厘ということを聞いているわけです。それはソビエトの貸しておるのが二分五厘だ……

第37回国会 商工委員会 第5号(1960/12/20、29期、日本社会党)

○松平委員 私はこの際商工中金の根本問題等について二、三質問したいと思います。大臣のお考えを承りたいと思うわけであります。  商工中金の金利引き下げの問題には政府出資の増額のほかに、財政上の融資、つまり預金部資金を直接借りるという制度を設けなければだめだ、こういうふうに思うわけです。そこでその障害になっておるものは、預金部資金の法律を改正するよりしようがないのであって、あの項目の中へ商工中金というこれだけの字を入れさえすれば、それで解決するわけです。そうしないから中小企業金融公庫等のまた借りをしなければならぬようなことになっておる。  そこでこれは多年の要望なんですが、それに対する大臣の考え方……

第37回国会 商工委員会 第6号(1960/12/21、29期、日本社会党)

○松平委員 関連して。今の問題について繊維局長が来ておるから聞きたいのですが、日本の織物とフランス、イタリアの織物との間にかなり技術的にも差がある。そこで日本から出しておる織物の一平方ヤードの値段をフランスもの、イタリアものと比べると雲泥の差がある。平均すると日本の値段は四分の一くらい、そういうような開きがあるわけですが、これに対してフランスもしくはイタリアのああいった織物技術というものを早急に取り入れなければならぬ。もしくはこちらから人を送って学ばしてくる、こういうことをしなければならぬと思うのですが、そういうことに対してどういう措置をとっておられますか。

第37回国会 商工委員会 第7号(1960/12/22、29期、日本社会党)

○松平委員 関連して。今聞いておると、地盤が悪いから断念するかもしれぬ、こういう話ですけれども、この問題は一年も二年も前から話がある問題だと私は記憶しているわけです。そうすると、そういった基礎的な調査も何もせずに、四日市がよかろうというようなことで、だんだん話が進んでしまったのか、そこらのところはどうですかね。つまり、基礎的調査も何もせずに話の方が先にいってしまったのか、その点のいきさつはどうなっていますか。
【次の発言】 水の問題は心配ないのですか。あそこはたしか工業用水地帯になっておったはずだと思いますし、溶鉱炉の水は大へんなものだろうと思う。その点はどうですか。


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 商工委員会 第2号(1961/02/08、29期、日本社会党)

○松平委員 私はきのうの通産大臣の所信の表明について若干質問をしたいと思います。  きのうの所信の表明の中で、先般閣議で決定されたいわゆる所得倍増計画、これを中心にいろいろな施策をする、こういう内容があったのでありますが、三十六年度の経済において、国民総生産を実質九・二%に引き上げる、こういう構想でこの計画完成時における貿易は、きのうの説明によると二・二倍に当たる。たとえば輸出は九十二億ドル、輸入もほぼこれとバランスをとっておる、こういう表明をしたわけであります。ところが、この計画を立てたのは、実は事務的には去年のことであって、その当時アメリカのドル危機が今日のように深刻であるということは想像……

第38回国会 商工委員会 第14号(1961/03/17、29期、日本社会党)

○松平委員 議事進行。今加藤君のブランクを埋めるということについての措置について、大臣から答弁があったわけでありますけれども、これは附帯決議の中に、今度の資金の配分その他についても、そういう考えをもって配分するというようなことを織り込むような附帯決議を、一応質問が終わったら、後刻理事会を開いてもらって、そしてそこでつけていきたい、こういうふうに思います。
【次の発言】 同僚の質問の中で全然触れてなかったことを、私は二点ばかり触れたいと思うのです。今、加藤委員もここで質問になりましたが、保証協会の保証料、その上利息もとられるというのが、一番小さい企業の今日の金融の実態である。それに対して、実は、……

第38回国会 商工委員会 第15号(1961/03/22、29期、日本社会党)

○松平委員 関連。私はどうも政府の考えている工業の政策、つまり所得倍増格差をなくするというような意味も込めて、将来の日本の工業のあり方、その配置というようなものに関して、通産省の中にも固まった意見があまりないように思うし、そこへもってきて関係各省がばらばらなことをいろいろ考えているのではないかと思うのです。お伺いしたいのは、工業開発というようなものに関する具体的な構想というものが、通産省の事務当局ではあるように聞いておりますが、そこへもってきて建設省あるいは自治省等におけるいわゆる広域基幹都市というようなものの構想が出てきた。それと通産省の考えている工業というものが結びつかぬと結局は意味をなさ……

第38回国会 商工委員会 第18号(1961/03/28、29期、日本社会党)

○松平委員 この法案に関係しまして、いわゆる鋳物が今度適用されるわけでありますが、その鋳物の中の高級鋳物のような書きぶりをしておるわけです。そこでこのダイキャストは前からあるんですから、新たに熱処理として高級鋳物というのは、いわゆるシェルモールド法のことを言っておるんですか。
【次の発言】 そういうことだけれども、それは普通の鋳物ではなくて、特に高級用の鋳物というようにわれわれは了解している。そうするならばシェルモールド以外にはないと思うのだけれども、シェルモールド法というものが今度適用になるのですか。
【次の発言】 そこでお伺いしたいのは、シェルモールドもやるし、シェルモールド以外もやるのだ……

第38回国会 商工委員会 第23号(1961/04/07、29期、日本社会党)

○松平委員 関連。今の小組合の問題は、実はここにおられる首藤さんが非常に考えておられて、当時議員提案で推進したものなんです。それであの条項、金融上、税制上の優遇措置を講ずるというのも、われわれ与野党一致して、こういうふうに育てなければならぬという考え方でできたいきさつがあって、前の官房副長官をやっておった小笠君なんかが非常に心配して、それを推進するということになった。実際いうと、名前が小組合というふうに変わったのは、小組合というみずから小さいということを名のって、そこに入ってくるということはちょっとまずいじゃないかというので、名前についてはかなり難点があったが、一応こんな格好になった。小笠君が……

第38回国会 商工委員会 第25号(1961/04/12、29期、日本社会党)

○松平委員 今の加藤君の発言は非常に重大だろうと思うのですが、今、愛知用水の関係においての質問であったわけです。そこで、実は、豊川という川に関して、新たに予算をつけて改修工事をやろうという矢先になっておるわけでありまして、これは農林委員会に法案が出ております。これは今日の法案とは間接に関係があるわけなんですが、これはこれ、それはそれといたしまして、やはりあらためて農林委員会との間に、工業用水、こういう問題について、愛知用水との関係において、そういう意味の合同審査というものを、この委員会で、後刻理事会等を開いて相談をしてみたらどうか、こういうふうに私は思っております。従ってこの法案についての合同……

第38回国会 商工委員会 第30号(1961/04/25、29期、日本社会党)

○松平委員 大臣の今の御決意ですが、大体具体的に現在折衝しておる状況とか、あるいは時期等の関係について、今後どういうふうな見通しを持っておられるか、その点ちょっとここで伺っておきたいと思います。
【次の発言】 それではまことに姑息じゃないかと思うのだけれども、国鉄の運賃増というものを、やはり今後相当見込まれるというような見通しを政府は持っておられるわけですか。

第38回国会 商工委員会 第36号(1961/05/17、29期、日本社会党)

○松平委員 関連。今、住宅局長の言われた七千軒とか中小企業に確保しているというのだけれども、その利用状況はどういうふうになっていますか。
【次の発言】 非常に適切な改め方だと思うのでず。従来、われわれの聞いているところによると、産業労務者の住宅資金というものは、大きいところに流れてしまって中小企業に来ないというのです。それは、貸付条件がやはり小さいところでは、大きいところのような工合にうまくいかないということがあるし、また公庫自体の考えも、大きいところなら回収がきわめて容易だ、中小企業の方は回収が困難だというような見方もあって、ともすると窓口において区別をして考えたがるということがありまして、……

第38回国会 商工委員会 第37号(1961/05/18、29期、日本社会党)

○松平委員 私は討論をするつもりはないのです。この趣旨は、私も提案者の一人でありますのでもちろん賛成であります。が、この際ちょっと大臣に確認をしておきたいことがありますので、以下申し上げる点につきましてお答えを願いたいと思うのであります。  その第一点は、本委員会において質疑応答がありましたけれども、まだ若干不明な、あいまいな点がありますので、その点についての大臣の明確なお答えを要求するわけであります。それは第五十五条の八でありまして、都道府県の連合会が、第五号によって「商工業に関する技術又は技能の普及又は検定を行なう」ということがあるのでありますが、全国連合会においても、一般的な指導は行ない……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 商工委員会 第3号(1961/10/10、29期、日本社会党)

○松平委員 ちょっと関連して。今の板川君の質問と同じようなことで、的確な情報でもないのですが、企画庁の中のある局長がそういう話をして、それがまた違った局長が雑誌に公表されている。その公表されているところを読みますと、大きく違ったというものの中で、世間でいわれているものは物価の問題と貿易の問題なんですが、その貿易の問題について、総合収支六億ドルかの黒字になるということを初め経済企画庁で、主として通産省、大蔵省といった事務当局と打ち合わせをしたときに、これはきわめて弱いという発言もしておりますし、あの貿易計画というものは輸出入の総合収支がどうなるかということについては、企画庁としては数字が過大であ……

第39回国会 商工委員会 第5号(1961/10/13、29期、日本社会党)

○松平委員 この際大臣に板川君の質問に関連して若干お聞きしたいのですが、それは、先ほど自由化並びに過熱、輸入が非常に多いということに関連して、輸入担保率をかなり引き上げなくちゃならない。この輸入担保率について、私ども新聞で承知しておるところによると、佐藤国務大臣というか、通産省は初め反対だった、こういうことが新聞で伝わっておる。その後藤山さんとかあるいは大蔵省方面ですか、全般の意向として、輸入担保率ということが非常に強く打ち出されておる、そうして通産省も踏み切ったというようなことを新聞では拝見しているのですが、その間の事情はどういういきさつがあったか、若干ここでお話しを願って、さらに質問を続け……

第39回国会 商工委員会 第7号(1961/10/18、29期、日本社会党)

○松平委員 今の問題はこれで終わったわけですが、この際、政務次官も鉱山局長もおられるので、あわせてちょっとお伺いしたいのです。  この事件も、要するところ、いわゆる自由化を強化して海外のいろいろな鉱産物が来るということのために起こっている問題なんです。そこでその点についての通産省の考え方を承りたいと思うのです。所得倍増計画における必要なる鉱産物の海外依存度というものがあると思うのです。この海外依存度というものは各種の鉱石によって違うだろうと思うのですけれども、所得倍増計画の基礎になるところの一種の基準を設けて算定したというものがございますか。

第39回国会 商工委員会 第9号(1961/10/24、29期、日本社会党)

○松平議員 ただいま議題となりました商店街組合法案につきまして、日本社会党を代表して、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  近年、百貨店、スーパーマーケットなど大資本による商業部門への進出と支配は顕著となり、このため一般小売商業者の経営はきわめて困難な状態に陥っております。しかし、消費者との利害関係を考慮するとき、単に大資本による進出と支配を排撃するだけでは、今日、一般小売商業者の経営難を打開する適切な道とはいえません。大資本による不当な進出や不公正な取引行為を規制することはもとより必要ではありますが、他方で一般小売商業者の経営自体を近代化し、消費者に魅力ある水準までに引き上げ……

第39回国会 商工委員会 第10号(1961/10/26、29期、日本社会党)

○松平議員 ただいま議題となりました下請関係法案につきまして、社会党を代表して、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  今日、わが国経済の特徴として、その二重構造が指摘されております。これを言いかえれば、大企業と中小企業との間に歴然とした格差が存在するということであります。このことは付加価値や労働賃金の格差に最も端的に示されております。しかし、大企業と中小企業との関係は、このようにただ単に格差があるというだけではありません。さらに大企業が中小企業を支配し、中小企業は大企業に所属するという、支配従属の関係があるのであります。親企業と下請企業の関係がそれであります。  親企業は、高度……

第39回国会 商工委員会 第12号(1961/10/30、29期、日本社会党)

○松平委員 ただいま提案になっています電気用品の取り締まりに関する法律に関連をいたしまして、私は最近電気の伸びが非常に多くなってきたことと関連しまして、電気ガス税のことについて若干質問したいと思います。  昭和三十二年十一月の衆議院商工委員会におきまして、電気ガス税というものは一つもう撤廃したらどうか、こういう決議案を満場一致で採択いたしておるわけであります。その後電気、ガスの消費量が非常にふえてきておる。地方税の中における電気ガス税の額も飛躍的に増加していると思う。そこでお伺いしたいのは、今日電気ガス税の地方税の中におけるパーセンテージ、それから本税が設定されてから今日までにおけるその増加率……

第39回国会 商工委員会 第13号(1961/11/10、29期、日本社会党)

○松平委員 大臣が時間がないようでありますから、簡単に金融問題を間にはさんで質問を申し上げるわけであります。  この前の委員会におきまして、輸入担保率の問題について私が質問しましたときに、大臣はこの輸入担保率は早急にやったわけであるから、実は少し画一的になったので、若干これを実情に合わせて手直しする、こういう答弁をされたわけであります。そこでどういう手直しをするか、お伺いしたいのでありますが、私がこの前申し上げたことは、大臣も御記憶があります通りに、輸出入がバランスがとれておるような国に対して、輸入の減小を来たすための措置として輸入担保率を引き上げるということはいけないのではないか。さらにまた……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 商工委員会 第2号(1962/01/26、29期、日本社会党)

○松平委員 海外経済協力基金の六十五億はどこで要求しておるのですか。

第40回国会 商工委員会 第4号(1962/02/06、29期、日本社会党)

○松平委員 この際、通産省に、委員会の審議のために資料を要求したいと思います。  それは、外国の技術を日本が導入しておりますけれども、その外国の技術を導入している状況、日本側の会社名、相手側の会社名、それからその種類、その条件、この資料を第一に要求いたします。  第二に、外国資本の参加している状況。すなわち、日本のいかなる会社に、いかなる外国資本が、いかなる条件で参加しておるかということ。  第三は、それらの二つの資料から出てくることでありますが、これらの技術導入、資本参加によって日本が支払っているロイアルティ、配当等の状況、統計、これを要求いたします。

第40回国会 商工委員会 第7号(1962/02/13、29期、日本社会党)

○松平委員 ちょっと政務次官、この「研究所に対する課税を免除するため、各種税法の一部改正をいたしております。」とこういうのですが、これは現在どこかの、大蔵委員会か何かにかけておる、こういうことですか。

第40回国会 商工委員会 第10号(1962/02/20、29期、日本社会党)

○松平委員 ちょっと大臣にお伺いしたいのですが、商工中金ともう一つの中小企業信用保険公庫がかかっておるわけなんですが、その中で、商工中金というのは大体半官半民でやろう、こういうことでできておる銀一行なんです。ところが、なかなか民間資金が集まらない。そこで、政府の方が非常によけいになっておるのです。商工中金創立早々の考え方から言うならば、大体資本金は同じ建前にしていくというのが常道ではないかと思うのですが、どうして一体民間の資金が集まらないのか。地方銀行その他は預金もかなり集まっているし、資本金も増強されておるのですが、預金量も割合に少ない。一体どういうわけなんだか、その点の解明を一つしていただ……

第40回国会 商工委員会 第11号(1962/02/21、29期、日本社会党)

○松平委員 最後に一点だけ聞いておきたいと思います。これは自民党の諸君にも聞いておいてもらいたいのだけれども、これは四、五年前からの懸案になっている事項です。それは中小企業信用保険公庫、保証協会と商工中金に関係がございますが、中小企業者が金を借りる場合の担保に対する抵当権の設定の登録税の問題なんです。これは、国民金融公庫、中小企業金融公庫は登録税は全部免除されております。ところが信用保証協会と商工中金は免除をされておりません。その理由は、片方は全額国庫出資である、こういうのが今までの大蔵省の事務当局の答弁なのであります。ところが、保証協会はほとんど九〇%が地方公共団体の出資であることは御承知の……

第40回国会 商工委員会 第14号(1962/03/02、29期、日本社会党)

○松平委員 同僚各位の質問があるそうでありますから、きわめて簡単に一、二点御質問申し上げたいと思います。  奧井先生にお伺いいたしますが、今まであった研究所が今度特殊法人になるわけでありますが、企画庁からここにもあります国民生活白書というものが出ております。この生活白書の内容のいろいろな資料とか、そういうものは、今日まであなたの方の研究所でどの程度この白書を作るのに資料を提供されたか、あるいは実質的にどの程度これに参画しておったかということを第一点としてお聞きしたいと思います。  第二点は、この研究所における調査の方法であります。この調査の方法はどういうようなやり方をしておられたか。つまり調査……

第40回国会 商工委員会 第18号(1962/03/14、29期、日本社会党)

○松平委員 齋藤参考人に伺いたいと思いますが、先ほど政府の窓口を一本化してくれというようなお話があったわけです。この法律の所管官庁は経企庁でやっておるわけでありますが、しかし、今のような法案の条項から見ますと、窓口はなるほど経企庁であるかもしれぬけれども、実際は建設省なりあるいは農林省にお百度を踏まなければならぬ、こういうことになるのじゃないかと私は思うのです。従って、窓口を一本にしてくれということは、むしろ首都圏整備委員会のようないわゆる行政委員会か何かである程度きめられるものはきまるんだ、こういうようなことにしないとだめじゃないかと思うのです。その点についてはどのようにお考えになっておるか……

第40回国会 商工委員会 第23号(1962/03/28、29期、日本社会党)【議会役職】

○松平委員長代理 それでは午後二時まで休憩いたします。    午後一時八分休憩

第40回国会 商工委員会 第26号(1962/04/04、29期、日本社会党)

○松平委員 ちょっと関連して――今の問題についてちょっと事例を申し上げて、公取委員長の見解を聞きたいのだけれども、そういういわゆるひもつきの国際契約を結んでいるために、自由化になっていない今日においても、アラビア石油の原油というものは各会社は引き取りたがらないわけです。そこで、これを引き取らせるためにどういう措置をとっているかというと、政府が行政指導して、引き取りを要求して、引き取らせているわけです。このことはすでに自由な売買ではありません。政府が行政指導によってそれをやっているということは、すでに独禁法違反の疑いがある国際契約というものが存在するということを前提としているというふうに私どもは……

第40回国会 商工委員会 第28号(1962/04/11、29期、日本社会党)

○松平委員 私は主として池田総理に御質問申し上げたいと思うのでありますが、それはただいま本委員会において石油業法というものを審議をいたしております。これに関連することでありますけれども、先般石炭の対策につきまして、これは総理の英断によってああいう三項目でありますか、それについて政府が炭労との間に話し合いを進めて、ある程度これを入れていくということになったことはわれわれも承知いたしております。そこで、われわれの見方といたしましては、石炭に関しまして政府がこれに関連をして総合エネルギー対策というものを早目に作る、審議会も早目に作って早目に基本方針というものを打ち立てるということを確約をしておるわけ……

第40回国会 商工委員会 第35号(1962/04/25、29期、日本社会党)

○松平委員 海外経済協力基金の今回の改正案に関連いたしまして藤山大臣にお伺いしたいのですが、最近の傾向は、いわゆる政府の贈与というものが少しよけいになってきている。民間投資というのは横ばいか、むしろ逆に世界各国における低開発国に対する経済協力を見ると、減ってきております。この傾向は、贈与がいいにきまっているけれども、アメリカその他の国が少し贈与をやり過ぎた、そういう傾向が若干あるのではないか。従って、去年のケネディ大統領の教書によりましても三点ばかり反省すべき点をサゼストしております。私がお伺いしたいのは、東南アジア等を中心とするこれらの低開発国における政治家の方々の気持というのは一体どういう……

第40回国会 商工委員会 第37号(1962/04/27、29期、日本社会党)

○松平委員 首藤新八君外自民党の衆議院の諸君の提出にかかります商店街における事業者等の組織に関する法律案に対して修正案を提出したいと思うのですが、実はただいま委員長から報告がありましたように、社会党におきましても商店街組合法案という、ほとんど同趣旨の法律案を昨年十月の臨時国会において提出をして、ただいままで継続審議になっておったわけであります。そこで審議の過程におきまして、実は両党の案を撤回して、あらためて共同で商店街振興組合法案というものを作成しようという考えをもちまして、自民党側と折衝をしておったことは皆さんも御承知の通りであります。 しかるに自民党においては党内事情もありまして、共同提案……

第40回国会 商工委員会 第39号(1962/05/07、29期、日本社会党)

○松平委員 ただいま委員長の発言にありました中小企業基本法案につきまして、各位の同意を得まして、決議案を提出をいたしたいと存じます。  まず、案文を朗読いたします。   中小企業基本法案に関する件   本国会において、自由民主党、日本社会党、民主社会党よりそれぞれ の立場において提案された中小企業基本法案は、会期末委員会において審議すべき法案か山積し、本格的に審議する時間的余裕がなかったので、これを継続審査とし、今後もなるべく速やかに、広く中小企業関係者等の意見を徴し、よりよいものとすることに努力することは勿論、この際政府は、三党提出の法案中、少なくとも共通の部分については、関係法令の整備及び……

第40回国会 商工委員会 第41号(1962/06/01、29期、日本社会党)

○松平委員 ただいまの質疑応答を聞いておると、非常な社会悪なんです。今までほったらかしておった。法の盲点みたいなもので、高利貸しがはびこっておるという状況なんです。そこで、政府の答弁を聞いておっても、きょう出てきておる人は最高の責任者でもないわけです。そこで、これは私は委員長にお願いしたいのだけれども、一つ委員長は、大蔵委員長、法務委員長と相談してみて下さい。これを政府をしてやらしめるという方向で相談してもらって、その結果によって、あるいは議員立法なり何なり考えていくということにしたらどうか。ずっと委員長はここに出席されて、事の内容を知っているわけなんだから、これは大蔵委員長、法務委員長とぜひ……

第40回国会 商工委員会 第42号(1962/07/10、29期、日本社会党)

○松平委員 参考人にお伺いしたいのですが、ただいまの説明は少し抽象的でありまして、わかりにくい点がかなりあるので、質問申し上げたいと思います。  まず第一に、尾小屋の休山は九月三十日ということになっておるように思うのですが、現在までにすでに休山の準備をして、どこかへ配置転換その他をやられたということになっておるわけですか。
【次の発言】 今まで尾小屋の鉱山に従事しておった従業員の数はおよそどのくらいであるかということ、それからその鉱山で飯を食っておる、直接鉱山の従業員ではないけれども、鉱山によって生活をしておる住民はおよそ何世帯くらいありますか。

第40回国会 商工委員会 第43号(1962/08/03、29期、日本社会党)

○松平委員 中小企業庁長官にちょっと聞きたいのですが、中小企業センターというものの構想ですね、本年一億円の予算で各県からも金を出させてやるということになっておるのだけれども、これの進捗状態、それからその中小企業センターなるものの性格、法人であるのかどういうものか、それから外部から一体幾ら金を基金として集めるのか、それを一応ここで御説明願いたい。
【次の発言】 その公法人の出損金というものは幾らくらいになって、その経費はどういうようにしようとしているのか、つまり収入というものがセンターというものにあるのですか。もし収入があるとすればどういう収入であるか、収入がないとするならば、一億円なりあるいは……

第40回国会 内閣委員会 第30号(1962/04/20、29期、日本社会党)

○松平議員 ただいま議題となりました中小企業省設置法案の提案理由を御説明いたします。  本法律案もまた、中小企業基本法案と密接不可分の関連法として、本院に提出いたしておるのであります。  中小企業省を設置し、中小企業大臣のもとに、抜本的、強力な政策の実施されることは、全国中小企業者が、長年にわたり切実に待望して参ったところであります。  現在の中小企業庁は、その機構がきわめて貧弱であるばかりでなく、大企業の代弁機関と化しておる通商産業省に完全に隷属しておるのであります。このために、従来、中小企業庁が、中小企業者の輿望をになって、せっかくりっぱな施策を立案し、あるいは適切妥当な予算を要求いたしま……


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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 商工委員会 第2号(1962/08/22、29期、日本社会党)

○松平委員 今の問題に関連して、通産大臣の所信なり考え方を聞かしてもらっておかなければいかぬと思うのです。問題は、今通産大臣が言われたように、何らかの話し合いをしなければならないと思うのです。ストップしたときの状況から考えまして、鳩山内閣のあの当時のいわゆる民間協定というか、そういう形のものを政府がオーソライズするという点に関しまして、若干の日本側の方に、当時の内閣の更迭というようなことがあって、そのオーソライゼーションについて不信の念を持ったというのがストップした原因なんです。そこでまず政府は鳩山内閣当時の民間協定のあの線までは少なくともやるのだ、しかもそれよりやや前進した形でやるのだ、こう……

第41回国会 商工委員会 第11号(1962/11/09、29期、日本社会党)

○松平委員 ちょっと補足して聞きたい。無登録で過剰だというお話だったと思いますが、一体どの程度の過剰であるか。日本の繊維は、今も参考人が述べられましたように、一つはやはり合成繊維の進出、いわゆる後進国における紡織産業の発展ということにあるわけであって、いわゆる繊維産業の中の紡績というものは、エネルギーの中の石炭と同じような工合というか、それほどでもないにしても、一つのシェアをあくまで守っていくということはなかなか困難な実情があるんじゃないか、こういう工合に見られるわけであります。従って、日本の現在の内需並びに輸出というようなものを前提とするならば、その中で占める紡績業はどの程度のシェアを今後十……


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第42回国会(1962/12/08〜1962/12/23)

第42回国会 商工委員会 第1号(1962/12/11、29期、日本社会党)

○松平委員 この問題について、二、三お伺いしたいと思うのです。  第一は、たしかあの当時新聞でも倉八君の談話のようなものが出ておったことを記憶しているのですが、現在の火薬類取締法は、さっきも議論が出ましたように、第三者の保安ということに重点を置いた法律の体系になっていることは、私も認めます。その通りでありますが、しかし、一体はたして火薬類取締法というものがそれだけでいいかどうか。今度の事件を見ても、五人はその部屋におった。しかし、この部屋以外におった工員にも、かなりの重軽傷者を出した、こういう事実なんです。そういうことからいうならば、火薬取締法の法制の建前というものも、この際、やはりこの中で働……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 商工委員会 第11号(1963/02/26、29期、日本社会党)

○松平委員 今の田中君の質問に関連してですけれども、深瀬君にちょっとお伺いいたします。  今の金融ベースに乗るか、乗らないかということについて、私はこういうことがどうも保証協会の幹部の中にはあるんじゃないかという気がするんですが、これはやはり保証協会だって一種の経済行為をやっておって、職員もいるわけで、なるべく事故の起こらないようなものが保証を求めてくれれば一番いいわけだから、そこで保証してあげますといって勧めるのですね。保証してあげますといって勧めた場合に、よく見て、あなたは保証が要らないんだ、あなたは保証が要らないから銀行へ行って借りろ、そういう態度ではないわけなんです、今の保証協会の幹部……

第43回国会 商工委員会 第16号(1963/03/13、29期、日本社会党)

○松平委員 金属鉱物探鉱融資事業団法案について、若干の質問をしたいと思います。  第一にお伺いしたいのは、日本の鉱山会社というものを大きいのと中小に分けて、そこでおよそ今度の事業団法というものが対象にしておる鉱種の探鉱をすると思われる会社はいくつあって、そうして今までの探鉱費というものは、この四、五年来のことを平均しまして、年々幾らくらい使っておるのか、そのことをまず伺いたいと思うのです。
【次の発言】 その七十億が大体の大まかな探鉱費というのですが、聞き落としたのですけれども、それは大手だけのものですか、中小全部含めてのものであるかどうか。

第43回国会 商工委員会 第19号(1963/03/20、29期、日本社会党)

○松平委員 今のに関連してちょっと質問したいのですけれども、中小企業の定義ということ、それからそれに対する各金融機関の態度、近代化資金の通産省における態度、こういうものが、今日まで統一されておりません。今の現行法において統一されていない。私は、その点はどうしてそうなったかよくわからぬけれども、各自勝手な解釈をしておるように思うのです。銀行は銀行、この近代化資金は近代化資金のような工合で、あなたも今零細に貸すんだから、こういうことだったけれども、政府自体がつくったところの団体の組織に関する法律の中では、これは明らかにきまっておるはずなんです。従って、制度としては、現行法における中小企業の範疇とい……

第43回国会 商工委員会 第20号(1963/03/22、29期、日本社会党)

○松平委員 関連して。ちょっと小林委員の質問に関連しまして、振興資金の点について一、二お伺いしたいと思います。  振興資金の今度の法律改正を見ましても、若干の範囲の拡大というようなことが、商業等についてはあるようです。この業務方法書と申しますか、振興資金を貸し付ける業種というものは、業務方法書の格好において法令できまっておるのだけれども、この対象になる業種というものは、いつおきめになって、その後これを増加しておるか、あるいは減らしておるか、いわゆる増減というものがあるかどうか。これをお伺いしたい。
【次の発言】 その業種の指定の基準は、どういう基準をとっておられますか。

第43回国会 商工委員会 第24号(1963/05/14、29期、日本社会党)

○松平委員 中小企業投資育成株式会社法案につきまして、幾つかの質問をしたいと思います。  まず第一に、この中小企業投資育成株式会社の目的というものは、第一条にあるわけでありますが、今日、この中小企業が金融難だということはよくわかります。したがって、金融全般につきまして、絶えずこの委員会においても問題になっておるところでありますが、今日、この投資育成会社というものを中小の諸会社にひとつやってみようというので、政府がこういう原案をつくられた理由の一番のおもなるものは、どういうところにあるのですか。アメリカ等において行なっておるから、わが国でも行なおうということであるのか。しからば、アメリカの実績は……

第43回国会 商工委員会 第25号(1963/05/15、29期、日本社会党)

○松平委員 きのうの質問を途中でやめたのですが、いま中村委員からの御質問もあり、なるべくダブらないように若干の質問を申し上げたいと思います。  いま議論の的になっておりましたが、いわゆる親会社的存在にはならないんだ、技術並びに経営に対するコンサルタント式な助言をする、こういうお話でありましたが、普通の場合はそうだろうと思うのですが、企業がうまくいかなくなったという場合には、これはどうしてもあと始末のことを考えていかなければならぬのじゃないかと思うのです。そこで、そういう場合には、やはり原則を逸脱して、そして重役を入れるなり何なりする、こういうことが起こり得ると思うのですが、そういうことは予想さ……

第43回国会 商工委員会 第27号(1963/05/21、29期、日本社会党)

○松平委員 ただいまの報告に関連して、大臣に一言申し上げたいと思います。  第一点は、ただいま報告にありました通りに、失業の、いわゆる離職者の対策でありますけれども、昨年、石炭産業に関連して、大臣が閣議において、非鉄金属鉱山の離職者についても炭鉱離職者に準ずる措置をとる、こういうことで閣議決定を見ておるわけであります。ところが、今日労働省におきましては、その手続その他について何らの具体的な取り運びをしておらないという現状のようでございます。したがって、いま報告にありました大土森にいたしましても、非常に悲惨な状態になっておりますので、一体これはどういうふうになっているのか。で決定はしたけれども、……

第43回国会 商工委員会 第28号(1963/05/22、29期、日本社会党)

○松平委員 関連して。今の趨勢ですけれども、そうだろうと思うのですが、ヤードポンドの方の国々が、なかなか粘っておって、なかなかメートルについてこないというか、そこは何かやはり特別の原因がございますか。経済的か、あるいはただプレステージというか、そういうことだけでやっているのか。国際連合その他において、そういう方面の努力というものを今日まで払わなくてはならぬと思うのだけれども、そういうことについて何か情報というか、ございますか。
【次の発言】 それからもう一つ伺いますが、メートル法のもとになる原器はフランスにあると聞いておりますが、ヤードポンドの原器というのはどこにあるのですか。

第43回国会 商工委員会 第31号(1963/05/31、29期、日本社会党)

○松平委員 金属鉱業等安定臨時措置法案に関しまして、質疑を申し上げたいと思います。  本国会におきましては、非鉄金属の自由化を前にいたしまして、それぞれの対策が講じられつつあります。これは、昨年の本会議における決議に基づいて、政府側においてそれぞれの対策を実現させる、こういう措置をとられておるわけでありまして、その意味におきましては、われわれも、昨年の本会議の決議の推進者といたしまして、御同慶にたえないところであります。しかしながら、今日までの対策は、名前が同じであっても、内容が違うというような、あるいは内容が後退しておるというような面がかなりございまして、したがって、それの運営については、今……

第43回国会 商工委員会 第32号(1963/06/04、29期、日本社会党)

○松平委員 いまの小笠君の質問に関連して、若干私のほうからも御質問したいと思うのです。  いま中小企業庁の長官から御答弁がありましたけれども、われわれ非常に納得のいかない点がございます。それは、いわゆる小規模事業、われわれは勤労事業といっておるのですが、これを組織化するということに関して、かつて小笠君なんかも委員となって中小企業団体組織法の審議をしたことがございまして、そのときに勤労事業協同組合という組合をつくることに与野党で一致をしたのであります。ただ小笠君の提案で、これを小組合にするという名称の変更を、そのときにいたしました。当時これを育てていくためには、金融上あるいは税法上の優遇措置を講……

第43回国会 商工委員会 第35号(1963/06/11、29期、日本社会党)

○松平議員 いま私のこの前の答弁について引き合いに出されましたので、この際、若干補足して私からも答弁させていただきたいと思います。  われわれの考え方の基本になっておるものは、資本主義の発展の経過が違っておると思うのであります。第一のヨーロッパにおける資本主義は、やはり始関君もその点についてはわれわれと一緒に行ったときに聞いてきたわけでありますが、キリスト教というものは、資本主義に非常にブレーキをかけておるものであります。これはわれわれの想像以上に資本主義の中に、一つの秩序をキリスト教は植えつけておると思います。したがって、この資本主義の悪い面をそれによってある程度是正してきておる。御承知のよ……

第43回国会 商工委員会 第36号(1963/06/12、29期、日本社会党)

○松平委員 伊東先生にきわめて簡潔に二点ほどお伺いしたいと思っております。  第一点は、中小企業基本法案というものを策定するその背景となる現在の経済のあり方、こういうことについて、われわれは、構造的に二重のようなかっこうのものがある、日本の資本主義の発展がそういうふうにしてしまっておるんだ、したがってこの断層を埋めていかなければならない、こういう考え方であるわけでございます。ところが、このストラクチュアの問題については、それが一軍であるというような説もあり、三軍にも四重にもなっている、ひずみがある、こういう説もございます。しかしながら、いわゆる大企業――国家権力の非常な保護を受けて発展してきた……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 運輸委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号(1961/03/23、29期、日本社会党)

○松平委員 議事進行。ただいまの政府の石山君の質問に対する答弁を聞いていると、運輸大臣は、鉱山等の運賃がコストの大部分を占めておるものに対しても、これは企業内でもって始末をすればいいのだ、従って運賃率値上げという態度をとっておるわけであります。ところが通産大臣の答弁によりますと、企業内で解決できるものは解決したいと思うが、しかしできないものがあるかもしらぬのでそれは折衝するのだ、こういう答弁であります。ところが一方はその折衝には応じないのだ。これじゃ政府の答弁が食い違っているじゃないですか。これは政府はその点でどうしてもだめなものは調整に応ずるとか応じないとか、応じなければ中小企業の鉱山の硫化……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 外務委員会商工委員会連合審査会 第1号(1962/04/20、29期、日本社会党)

○松平委員 この法案の質問に入る前提としまして、外務大臣にお聞きしたいのですが、日本の海外に対する経済協力の根本的な考え方というものについてまずお伺いいたします。  これは官房長官にもお伺いしたいと思っておるところなんですが、これの基本的な考え方というものがあり、それを推進していくという機構があるわけであります。ところが、世界における経済協力の実態というものは、なかなか複雑なものがあって、機構的にもいろいろな機構があるようであり、同時に、わが国にいたしましても、技術協力あるいは資本的な協力、あるいは賠償というような複雑なものがございまして、しかもそれがそれぞれ別個の機関によって運営をされておる……

第40回国会 商工委員会金属鉱山に関する小委員会 第5号(1962/04/06、29期、日本社会党)

○松平小委員 山崎さんにちょっとお伺いしたいのですが、国際銅相場ですね、ロンドン相場とかニューヨーク相場の資料がここに出ておりますけれども、かなりいろいろなフラクチュエーションがあるわけですが、この国際の銅相場というものは、何か国際的に銅のカルテルか何かありまして、そういうところである程度操作をするとか、あるいは何か特別の原因、どういうところに一番――この国際相場の不安定というか、上がり下がりがしておる。三十三年ごろ下がっておったが、現在だんだんこう上がってきて、最近はちょっと上がってきたという格好なんですが、これは一体どういうところに一番大きい原因がございますか。

第40回国会 商工委員会石炭対策特別委員会連合審査会 第1号(1962/04/04、29期、日本社会党)

○松平委員 ちょっと関連して――今、川出君が言ったことは、九州石油の新しいのを認めるというようなことは検討中であるような発言があったのですが、今、石炭の問題でこれだけ騒いでおって、そうしていわゆる産炭地発電というものを取り上げてやろうというさなかにおいて、そこへ持ってきて九州に何かフランス石油と提携するとか八幡とやるとかいう、あれは軽質分の多い石油です。重質分が非常に少ない石油を持ってきてやるとか、それをやるということについては相当慎重な態度をとらなければならないと思うのだが、一体どういうように処理しようとする考えですか。


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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 商工委員会金属鉱山に関する小委員会 第1号(1962/08/23、29期、日本社会党)

○松平小委員 関連しまして新海さんにちょっとお聞きしたいのですが、六月二十二日からずっとやられておって、三日くらいの間に、まず金属鉱山に対する基本的な方向についての思想統一、これができた、そういう意味のことを先ほど新海さんはお述べになったのですが、金属鉱山の今後の基本的方向の思想統一をされたその方向というものは、一口に言うとどういうような方向、つまり衆議院の五月七日の決議のあの方向で相当国が助成政策、いろいろなことをやっていかなくちゃならぬのだ、そうでなければとても自由化を前にしてだめだ、そういう意味の思想統一であるかどうか、その具体的な思想統一の方向について、もし御説明願えたら若干説明してい……

第41回国会 商工委員会石油に関する小委員会 第3号(1962/11/26、29期、日本社会党)

○松平小委員 関連して――今の質疑応答を聞いておりますと、なるべく石油業法に反しないような方向で解決をはかっていきたい、こういう大臣の答弁であったわけであります。そのことは、裏を返せば少しは石油業法に反してもしようがないのだ、こういうような意味にもとれるわけです。そこで問題は、今、板川君からもいろいろありましたが、国内ではどうしても金融はつかない、しかし外国ならつく、こういうところに非常に妙な感じを与えるわけです。言いかえるならば、国内でどうしてもつかぬが、外国ではつくということになると、外国の方には何か若干有利な条件というものがなければつかないはずじゃないか、こう普通の金融常識からすれば考え……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 商工委員会金属鉱山に関する小委員会 第1号(1963/03/15、29期、日本社会党)

○松平小委員 今鉱山局長から御説明がございましたが、その説明に関連して若干お伺いしたいと思うのです。  第一にお伺いしたい点は、昨年の本会議における決議の中にいろいろとあったわけでありますが、それを次々に実施をして、そうしてこの自由化に直面する危機打開に備える、こういうことでそれぞれの手を打たれておると思うのでありますが、その中で特にお聞きしたいのは、今説明の中にもなかったが、銅、鉛、亜鉛等を対象とするプール計算方式というか、そういうことを審議会においても考えられておったように思うのであります。そこで、これは業者の申し合わせというか、そういう法律に基づかずしてやる行き方と、法律に基づいてやる行……

第43回国会 商工委員会金属鉱山に関する小委員会 第2号(1963/06/06、29期、日本社会党)

○松平小委員 金属鉱業等安定臨時措置法案について、若干質問したいと思います。  その第一は、価格の不安定に関して、一番影響を受けるのは中小の鉱山ではなかろうかと思うわけです。そこで、その中で国際価格の不安定なものとしては、銅、鉛、亜鉛、一応この三つに限定してお尋ねしたいのですが、第一の点は、亜鉛、鉛というものに対して、日本でいうところの大鉱山というものと中小鉱山というものを一体どういうふうに区別しておるのか。つまり資本金であるのか、あるいはその生産高によって区別をしておるのか知りませんが、一応そういう区別をするとするならば、どういう基準でこれの区別をなさっておるのか。それからその基準の説明のあ……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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