丹羽兵助 衆議院議員
30期国会発言一覧

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丹羽兵助[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは丹羽兵助衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院30期)

丹羽兵助[衆]本会議発言(全期間)
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第50回国会(1965/10/05〜1965/12/13)

第50回国会 衆議院本会議 第8号(1965/11/05、30期、自由民主党)

○丹羽兵助君 私は、自由民主党を代表して、去る十月七日早朝、マリアナ諸島アグリガン島沖合いにおいて、カツオ漁船七隻が異常に発達した台風二十九号により遭難し、政府及び関係者の必死の捜索にもかかわらず、二百余名のとうとい人命を奪われた痛ましい海難事故について、総理並びに所管大臣に対し、応急対策と恒久対策について、党としての若干の考えを述べつつ、政府の所見をただすものであります。  私は、質問を行なう前に、この不慮の事故のため、死より免れんと死力を尽くしながらも、ついに力尽き、あわれ無念、南海の怒濤さか巻くあらしの中に、とうとい生命を失われた二百余名の方々の霊に、心から御冥福を祈り、つえとも柱とも頼……

丹羽兵助[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院30期)

丹羽兵助[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第45回国会(1963/12/04〜1963/12/18)

第45回国会 大蔵委員会 第2号(1963/12/13、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 ただいま御意見聞いておりまして、もっともだと思います。しかし現在、国内糖の育成のためにやむを得ませんが、今後ひとつ国内糖の育成合理化をはかって、そういう方向に持っていくことが望ましい、こう考えております。
【次の発言】 ただいま私が申し上げましたように、また御意見にありましたように、そういう方向に持っていくことが望ましいので、できるだけ合理化をはかって実現したいということを御答弁申し上げたのであります。そこでまたそれについてめどをとおっしゃいますが、なかなかきょうここで三年先にやるとか、二年先にやるとかいうような確実なめどはつきませんが、誠意をもって努力させていただきます……

第45回国会 農林水産委員会 第1号(1963/12/13、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 引き続いて赤城農林大臣のもとで政務次官にお世話になることになりました。どうかよろしく御指導、御鞭撻をお願い申し上げます。(拍手)

第45回国会 農林水産委員会 第2号(1963/12/17、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 ただいま議題になりました甘味資源特別措置法案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。  甘味資源の生産振興につきましては、昭和二十八年以来てん菜生産振興臨時措置法に基づき、寒地におけるてん菜の生産振興のための措置を講じてきたところであり、また昭和三十四年には甘味資源自給力強化総合対策として、国内産糖製造事業の自立基盤を確立するため、砂糖の関税及び消費税の振りかえを行なうとともに、日本てん菜振興会を設立して試験研究の拡充強化をはかる等の諸般の措置を講じてきたところであります。  寒地てん菜については近年天候その他の理由によって若干停滞の気味にあるものの、今後の伸長を……


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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 決算委員会 第12号(1964/03/24、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽政府委員 昭和三十六年度及び昭和三十七年度決算外三件の概要につきましては、お手元に印刷物をお配りしてございますので、それによって御承知おきいただきたいと思います。  何とぞ御審議のほどお願い申し上げます。
【次の発言】 ただいま干拓地の転用につきましていろいろと御意見もあり、また経過についてのお尋ね等もございまして、お尋ねに対しては、その経過の一部をお話し申し上げたのでございます。しかし、御指摘のように、ただ会計検査院から御指摘を受けたので恐縮しておるという意味でなくして、委員各位から、国民の代表としてかような結果を、いかに現行法がどうなり、制度がどうなっておりましても、目的から考え、生……

第46回国会 決算委員会 第14号(1964/04/01、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 ただいま御指摘やら御注意やらいただきましたが、そのとおりでございまして、権限はどうありましょうとも、世話をしております食糧庁のほうでもっとしっかりして調査をすべきだと考えております。お話がありましたように、甲が行って指摘できなかったことを乙が行ってそれを指摘されたということは、どんな理由も立ちません次第であります。ただ食糧庁のみならず、お話しがありましたように、農林省各局にわたって御注意を受けるような面が多うございますので、今後十分注意し、十分監督して、こうした轍を踏まないようにやってまいりたいと思っております。

第46回国会 決算委員会 第28号(1964/06/25、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 消費者米価の決定に伴う差益の処理についてただいま委員長から御要望がありましたが、政府といたしましては、御要望の趣旨を十分尊重いたしまして善処いたしてまいりたい所存でございます。
【次の発言】 詳しいことは事務当局から申し上げますが、ただいま先生から御指摘のありましたとおりと考えております。
【次の発言】 ただいま鍛冶先生の御質問、また政府側がお答えをしております答えから考えましても、私自身も先生の御意見のように、まことに了解しにくい点があるわけでございます。政府委員から申し上げておりますように、貸すときの条件、これが終わりますれば当然返さなくちゃならぬ、そうした貸すときに……

第46回国会 災害対策特別委員会 第6号(1964/05/14、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 私からただいまのお尋ねに一括してお答えを申し上げたいと思います。  まず第一点の技術員、普及員等の事務費に対する助成について政府は考えがあるか、こういうお尋ねでございますが、これは前例等もあることでございまするから、政府としては御趣旨に沿うように努力をいたしてまいりたいと考えております。  次に、救農土木事業についてのお尋ねでございますが、これも被害の状況は現地の統計調査で出てまいりまするので、必要があればその方面との連絡をいたしましてやるようにしたい、こう考えております。  恒久対策でございまするが、これは今後の災害に対する大きな措置でございまするので、簡単にはできませ……

第46回国会 災害対策特別委員会 第8号(1964/06/09、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 御発言の御趣旨ごもっとものように思いますので、十分検討して事を進めてまいりたい、かように存じております。
【次の発言】 私がこの委員会で先生の御質問、特に御要望に対してお答えを申し上げましたその精神で実現させるように盛んに努力しております。まだ結論には至っておりませんが、その精神で進めておることを御了承願いたいと思います。
【次の発言】 なるほど、御指摘のように、私が聞いておりましてももの足らぬものを感じます。さきの日にお答えしたところから前進してないことを認ねばならぬのであります。ところで、幸いまだ閣議了承を得ておりませんので、できるだけもう少し何とかならぬものか。たと……

第46回国会 災害対策特別委員会 第12号(1964/06/25、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 ただいま議題となりました昭和三十九年四月から五月上旬までの長雨等についての天災による被害農林漁業者等に対する資金の融通に関する暫定措置法の適用の特例に関する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  本年四月から五月上旬にかけて四国及び九州を中心とする西日本一帯において長雨及び長期にわたる高温が続き、六月一日現在の調査結果によれば、麦、なたね等の農作物被害は百八十一億円に達し、被害規模がきわめて大きく、かつ、被災地域も広範囲に及んでおります。  このように麦、なたね等の主要な裏作物等に著しい被害を生じますと、今後の農業の再生産に及ぼす影響が甚大であるばかりでなく、農家経済へ……

第46回国会 社会労働委員会 第12号(1964/02/25、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 御説のとおりでございます
【次の発言】 ただいま湯山さんからお話のありましたように、長い間モデル地区ということが問題になってまいりました。御説にありましたように、農林省としては三十九年度からモデル地区のみならず一般地区と申しますか、農林関係事業のみでひとつ考えていく、そして御意見のあったような方向に持っていきたい、こういうことで、現在地方局を通じて各府県別にその他区等の調査をいたしておる段階でございます。
【次の発言】 土地取得の意欲というものはただ解放されてない部落に限ったことではないのですが、しかし湯山さんの御意見のように、そうしたところはその意欲がよそより強いと見な……

第46回国会 商工委員会 第59号(1964/06/17、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 低開発国から一次産品の輸入によりましてわが国に及ぼす農業の影響でございますが、ただいま先生からの御指摘で、どういう品物を入れたらどういうような影響があるかという、こまかいと言っては失札でございますが、その品目にわたりましては事務当局から御説明を申し上げることをお許し願いたいと思います。そこで、もちろんわが国とそうした国々との関係がございまするので、できるだけ入れねばならないわけでございますが、しかし向こうのいうとおりのものをわが国として、農業の面につきまして入れるわけにはいかない。あくまで先生の御指摘のありましたように、国としては農民の福祉、農業の振興ということを考えてお……

第46回国会 大蔵委員会 第27号(1964/03/27、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 ただいま日野委員から畜産振興、特に養鶏に関しての立場に立ってその飼料の重要性を説かれ、特にまたフスマの問題について、第七条について、今後政府としてはこれを適用する意思があるかどうかというお尋ねでございますが、なるほど飼料は非常に重要であり、政府としても慎重に取り扱っております。しかし、現在の段階、特に私も養鶏、酪農には非常に深く入り込んでおりますが、その立場から考えましても、現在のところこれを適用するところまでいっておりません。しかしどうしても回さなくちゃならない、こういう状態が起きてきたときには、これは大臣として適用していかなくちゃならぬじゃないか、現在の段階におきまし……

第46回国会 大蔵委員会 第39号(1964/05/07、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 もちろんお尋ねのように、農地取得資金のほうにも御協力はちょうだいいたしておりますが、これはあくまで小さい規模の農家が、小規模の農業では日常できませんので、自分の努力によって農地を広げていこう、こういう方向に中心を置いて取得資金をお借りしているような次第でございます。被買収者があるいはまた昔のように大きな地主になろうという考え方の農地取得には使われていない、私はこういうふうに解釈をしております。
【次の発言】 私は決して先生のお尋ねに誠意のない答弁はしてないつもりでございます。あくまで農業規模を小さい百姓ができるだけ拡大していくために、そうしてまたそうした資金を政府機関によ……

第46回国会 農林水産委員会 第1号(1964/01/29、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 昭和三十九度農林関係予算について、その概要を御説明申し上げます。  まず一般会計における農林関係予算の総体について申し上げます。  農林省所管合計といたしましては、三千三十一億円となっておりますが、これに総理府、大蔵省、文部省、労働省及び建設省所管を加えた農林関係予算合計は三千三百六十億円となり、これを昭和三十八年度補正後の予算二千九百八十四億円に比較すると三百七十六億円の増加、また昭和三十八年度当初予算二千五百三十一億円に比較すると八百二十九億円の増加となっております。なお、対前年度増加額につきましては、ただいま申し上げました三百七十六億円のほか、前年度の経費で減額とな……

第46回国会 農林水産委員会 第2号(1964/02/06、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 ただいま御要求の資料、さっそく提出させていただきます。
【次の発言】 御要求のものは提出させていただきます。

第46回国会 農林水産委員会 第4号(1964/02/11、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 保安林整備臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。  現行保安林整備臨時措置法は、昭和二十八年ごろに相次いで発生した大災害を直接の契機として、主として災害の防除軽減を目的として緊急に保安林を整備するため、十年を限って、昭和二十九年に制定されたものでありまして、以来、保安林の整備は同法の保安林整備計画に基づき計画的に実施に移され、保安林の整備についてはほぼ当初の目標を達成するなど相当の成果をおさめたのであります。  しかしながら、最近のわが国経済の高度成長に伴う水資源の急速な需要の増加に対処し、かつ、林地の荒廃による災害を未然に防止し……

第46回国会 農林水産委員会 第5号(1964/02/12、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 ただいま足鹿委員から御要求のございました資料に関してでございますが、第一の前段御要求になりましたものにつきましては、十分御趣旨のくまれた内容のものをできるだけ早く提出させていただくことを申し上げます。  それから第二段の御要求でございますが、これにつきましては、政務次官も前々から承知しております。おくれておるようでございますが、至急調査いたしまして、後刻私から足鹿委員に報告させていただくということでお許しを願いたいと思うのであります。
【次の発言】 ただいま中村委員からの御要求の資料でございますが、ほとんど出るようでございますので、万が一欠けるようなものがございましたら、……

第46回国会 農林水産委員会 第6号(1964/02/13、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 御要望に沿うように前向きの姿勢で努力さしていただきます。
【次の発言】 法案を御審議願うについての資料要求でございますが、第一の御要求の資料につきましては、至急という御要求でありますので、きょうじゅうにお届けしたいと思います。  第二の御要求につきましては、北海道のほうからきておるかと思いますが、きていないようでしたら、さっそく取り寄せまして提出さしていただきます。  第三につきましては、できるだけ詳細なものを取りそろえます。  なおまた、第四のコストの問題につきまして等、なかなかめんどうなようではありますけれども、できるだけ詳細なものを御要求にこたえたいと思っております……

第46回国会 農林水産委員会 第8号(1964/02/19、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 ただいまの、足鹿先生から前回提出御要求のございました農作物共済の組合等別の共済掛け金率の資料でございますが、お出しいたしましたものがきわめて不満足なもので、これでは先生の一番心配を願っている組合別の内容がわからない、それではいけないのではないか、これについては、大臣の答弁よりも、事務当局の事務的な誠意ある内容についての説明をということでございますので、私から答弁をさしていただくよりも、こまかく出せない理由、そしてまた内容等につきまして、事務当局から御説明をさしていただくことにいたしますが、御了承を願いたいと思います。

第46回国会 農林水産委員会 第10号(1964/02/21、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽政府委員 ただいままでのお尋ね、また事務当局からお答えしておるのを聞いておりまして、私は政治家として率直に申し上げますると、なるほど政府は低物価政策をとっておる、公共料金は上げないように努力をしておる。お話のありましたように地方のバス、水道、電気、こういうものに対してでも、直接政府が手をかけてないものでも、国民の直接の生活に大きな影響のある公共料金等と考えられるようなものについては、お説のような処置をとっておるやさきであります。そういうときにこの飼料が公共料金であるとかないとかいう論議は論議といたしまして、それはそれとして、政治家として考えることは、政府も低物価政策を打ち出しておるときで……

第46回国会 農林水産委員会 第14号(1964/03/03、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 ただいま寺島委員から資料の要求がございましたが、どういう点だかよくわかりませんので、私があとでもう一ぺんあなたに会って聞きまして、そうして要求の資料を出させていただきたいと思います。

第46回国会 農林水産委員会 第15号(1964/03/04、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 ただいま中澤委員から大臣に対する御質問がございました。きょうの委員会は、なるほどお話がありましたように、大臣の御出席を願わねば委員会を開かないという申し合わせにはなっておりました。それを特に野党の皆さま方の特別な御配慮をいただきまして、大臣に早くお入りいただくことを前提にして、事務的な質問に入っていただきまして、たいへん恐縮に存じておるところであります。国会対策のほうでも、また私のほうからも、大臣にこの委員会に入っていただくよう特別な御配慮をいただいておるのでということを再三言ったのですが、いろいろの都合でついついこんなことになりました。今後は、もちろん大臣も気をつけられ……

第46回国会 農林水産委員会 第16号(1964/03/05、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 ただいま稲富委員のお尋ねと申しますか、お尋ねよりも、あなたが真に農村を愛し、また農村の振興をおもんぱかっていただく、その立場においてのお考えをお述べいただきました。そのお考えの中に、農業の振興はあくまで補助対策でなくちゃならぬ、その補助対策にもいろいろの考え方があるけれども、姿勢と申しますか、態度というものは、あくまで補助するという気持でいかなければ農業の振興は成り立たない、こういう御意見でございます。ごもっともと存じます。私も政府側に立ちまして、そうしたあなたと同じ考えで、農業の振興をはかっていきたいという考えを持っております。

第46回国会 農林水産委員会 第21号(1964/03/17、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 農業改良資金助成法の一部を改正する法律案に対する附帯決議でございますが、政府といたしましては、決議の御趣旨に沿って今後一そう努力してまいりたいと存じます。なお、このたびの農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案の審議の過程におきましては、農林漁業金融の重要な諸点にわたり御意見を伺うことができ、政府といたしましても、これに対し見解を表明してまいったところでありますが、さらに今回は同法案について附帯決議をいただきましたので、今後、御決議にありますように、農林漁業金融の問題点につきましては、基本的な角度から慎重に検討し、でき得る限り御趣旨に沿うよう努力いたしたいと存じます。

第46回国会 農林水産委員会 第25号(1964/03/25、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 お尋ねの向きでございますが、こまかいことと申しますか、内容につきましては、ただいま林野庁長官が述べたようなことでございますが、お尋ねは、そうしたことじゃなくて、もっと根本的な考え方を述べよということであります。長官の申し上げましたように、最初、去年でございますか、法律を制定いただきまして、事業を基金として運営してきたのでありますが、率直に申しまして、予想よりも人気がよく、予想よりも利用度が高いのです。非常な大きな期待が寄せられまするので、政府としては基金の規模を拡大し、国民の要望にこたえていこう、こういうことで、半分に相当する三億五千万円の出資を要求を願って、これの改正を……

第46回国会 農林水産委員会 第26号(1964/03/26、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 ただいまのお尋ねでございまするが、一応政府が出資するのでございますから、そういう考え方も今後において考えていくときに生じてくるかと存じます。しかし、現在の段階におきましては、御案内のように、監事に関する規定を設けるように行政管理庁から勧告が行なわれましたのは、現に行政管理庁の監察の対象となっており、事業の性格上、公益性の最も強い公社、公団とか、あるいは公庫とか事業団について、行政管理庁からただいまお説がありましたような御指摘があり、勧告があったのでありまして、基金に対しましては、その勧告の対象になっていないのであります。といって、対象になっていないというだけでは考えられま……

第46回国会 農林水産委員会 第29号(1964/04/01、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 中小漁業融資保証法の一部を改正する法律案につき、その提案理由を御説明申し上げます。  中小漁業融資保証制度は、中小漁業者の漁業経営に必要な資金の融通を円滑にするため、金融機関の中小漁業者等に対する貸し付けについて漁業信用基金協会がその債務を保証し、かつ、その保証につき政府が保険を行なう制度でありまして、昭和二十七年度に発足し、以来十年余の間中小漁業者に対する信用の補完を通じて、中小漁業の振興の上に重要な役割を果たしてきているのであります。  しかしながら、最近における沿岸漁業を中心とする中小漁業の現状に徴してみまするならば、その資金需要に一そう円滑に応じ得るためにも。また……

第46回国会 農林水産委員会 第33号(1964/04/08、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 事務当局としては、局長の立場でお答えを申し上げたのでありますが、なおまた、社会党案を出しておる湯山さんに対する芳賀委員の御質問に対して、湯山さんも、そうしたことは直していきたいという考え方のようであります。また政府も、そうした方向に変えていきたいと言っております。ただ、ここでそうしたばく然たる答弁をいたしましたのは、ただいま先生から御指摘のありましたように、政令でございますので、閣議決定等の必要がございます。だから、私から責任を持ってお答えをさせていただくわけですが、事務当局の考えておりますように、できるだけ早い機会に、そうした政令改正の方向に誠意を持って進めてまいりたい……

第46回国会 農林水産委員会 第35号(1964/04/10、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 漁業災害補償法案の提案理由及び主要な内容につき御説明申し上げます。  漁業は申すまでもなく、自然の影響を受けることの多い産業でありますが、特にわが国の漁業は、その大部分が沿岸漁家等の経営基礎の脆弱な中小漁業者によって営まれており、これら大多数の漁業者の経営は、気象または海況の変化、漁業資源の変動等によって常に不安定な状況に置かれているのであります。このため従来から災害対策、金融対策等の諸施策が講ぜられてきているのでありますが、これらの諸施策に加えて、漁業共済の事業による漁業災害補償の制度の確立が必要とされていたのであります。  政府といたしましては昭和三十二年度から、漁業……

第46回国会 農林水産委員会 第36号(1964/04/14、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 石田先生の、不振土地改良区について、またこの再建に関しての熱意のほどは、私も以前から席を同じゅういたしておりまして、非常によく承知いたしておるところでございます。ただいまもそうした問題について深く政府を御追及になり、またそれに対する先生のお考えをお聞かせ願い、政府の考え方と先生の御指摘の考え方と、あまり食い違っていないことを私もたいへん喜んでおります。これにあわせて、事業中止になっておるところについて、不振土地改良区と同じような考えで政府は処すべきであるという御指摘でございますが、私はもっともだと思います。そうしたことを政府は誠意を持って考え、処していかなくてはならぬと思……

第46回国会 農林水産委員会 第38号(1964/04/16、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 林業基本法案につきまして、その提案理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  わが国の林業は、今日まで、木材その他の林産物の供給、資源の有効利用、国土の保全、国内市場の拡大等、国民経済の発展と国民生活の安定に寄与してまいりました。  しかるに近時、わが国経済の発展に伴いまして、林業をめぐって大きな情勢の変化が見られるのであります。すなわち、木材需要の増大、開放経済体制下における外材輸入の増加等、木材需給構造の変化が生じ、また農山村からの労働力の流出が顕著となるなどの趨勢がこれであります。申すまでもなく林業は、本来生産期間がきわめて長いことなど、他産業に比して不利な自然的条……

第46回国会 農林水産委員会 第39号(1964/04/21、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 仕事を起こすのに、民主的な立場から考えますれば、先生御指摘のように、下からそうした気持ちがわいてきて、初めてそれを取り上げるという行き方、これも一つのりっぱな行き方だと考えます。と同時に、ただいま農地局長から申し上げましたように、ある程度県なり国なりがやらせるために水を向けるという、こうした行き方も一つありますので、両方とっていくことが最も好ましいという考えで政府は出しておるようなわけであります。
【次の発言】 御指摘になりましたように、責任を持つと申しますよりも、もっと積極的に働きかけるという意味であります。
【次の発言】 御説ごもっともと存じますので、今後は御注意のあ……

第46回国会 農林水産委員会 第41号(1964/04/23、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 ただいま角屋さんからお尋ねのこの数字を明らかにいたさねばならないのでありますが、今日の経済の伸び、所得倍増と申しますか、伸び等から考えて、現在検討しつつあって、いまのところ、正直に申しますと、どれだけどうという確定したものを持っておりませんことを残念に思います。できるだけ早くこれらのものを考えて立てていきたいと思っております。
【次の発言】 なるほど角屋さんはその道の大家だけあって、御指摘のありましたとおりであります。いままでにはそういう気配が実際御指摘のあったようになかったわけではありませんので、今後ただいま御意見出ましたように総合的に考えていかなくちゃならぬ。ただ農地……

第46回国会 農林水産委員会 第43号(1964/05/06、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 四月二十九、三十日早朝、東北及び関東の一部において、急激な気温の低落により降霜があり、相当広範囲にわたり、しかも地域によっては、ここ数年の間に例を見ないほどの被害を受けました。  被害県は青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、栃木、群馬、長野、山梨などの十県にわたるのでありますが、特に福島、宮城、山形の諸県は被害が甚大であります。  被害金額につきましては、目下統計調査部をして詳細を調査せしめておりますが、県からの報告によれば、五月四日現在約九十二億円に及んでおります。  これを作物別に見ますれば、果樹の四十七億円、桑の三十四億円、野菜の六億円がおもなものであります。  ま……

第46回国会 農林水産委員会 第45号(1964/05/08、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 ただいま経済局長が申し上げましたように、非常な熱意を持ってやってはおりますが、結果的にはいいものが出ておりませんので、おしかりを受けるのは当然だと思います。ただいま稲富先生がおっしゃいましたように、成績をあげなくちゃなりませんので、全力を上げて、豊作貧乏の農業にならないように、価格の安定ということに前向きの姿勢で誠意を持って、今度こそ成績のあがるように努力をいたすということを申し上げておきます。
【次の発言】 ただいま御決定になりました附帯決議につきましては、御趣旨を十分尊重し、遺憾のないよう運営いたしたいと思います。(拍手)

第46回国会 農林水産委員会 第54号(1964/05/28、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 ただいまの林委員のお尋ね並びに御要望に対しましてお答えをさせていただきたいと思いますが、御承知のように災害にもいろいろ種類がございまして、中にはそれは政治の欠陥であって、その災害を防ぎ得る施策をとっておけるものもあります。しかし凍霜害のような非常に広い気象状況による被害というものは、先回御意見のありましたように、先もって気象予想をするということはもちろん大事なことでございますから、そういう点につきたい。そして政治の力によるために、被害が大きくなったり、防ぎ得ない、たとえば現在同僚の皆さま方から御陳情を受けておりますような、干ばつのために田植えができない、こういうようなもの……

第46回国会 農林水産委員会 第55号(1964/06/05、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 国有林開放については、非常に慎重に取り扱うべきである。もちろん、この国有林活用ということにつきましては、先ほど長官からお答えをしておるような次第でございますが、世間でいわれておりまする活用からもう少し広く前進いたしまして、開放ということばを使いますると、これはきわめて慎重に考えていかなくちゃいかぬ。と申しまするのは、国有林のみならず、森林が持つ使命は、非常に大きな役割を果たしておる。ただ、今日農業構造改善のための規模を拡大するとも、あるいは林業を構造改善によって拡大をしていこう、こういうこともけっこうであるし、また考えていかねばならぬことでございまするが、しかし、いま申し……

第46回国会 農林水産委員会 第58号(1964/06/11、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽政府委員 あまり答弁が詳しくて、御理解願えにくかったと思いまするが、要は、林業基本法をつくりまして、御指摘になりましたように、一つは大いに従事者の福利厚生をはかっていくということを言っております。その中には、もちろん労働だけ提供している、労働に携わる人を含めて、これが中心になっておるということを言っておるわけであります。そこで、そうした方々の労働組合をつくることまでに力を入れるかというお尋ねのようでありますが、それはもう力を入れなくとも、御指摘のありましたように、当然組合はできることでございましょうから、できた上には、政府としてはあくまで直接、間接を問わず協力し合って福祉を願っていく、こ……

第46回国会 農林水産委員会 第59号(1964/06/12、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 ただいま官房長から北海道の被害の状況は報告させていただきましたが、御報告のうちにも申し上げましたようにまだ十分なものでもないし、御要望のありましたように、できるだけ早くと申しますか、急いで被害の実態を調査していただき、なお政府としてそれに対するとるべき措置の案をまたお話を申し上げたいと思います。それと同時に、電源開発等による人災――御指摘になりましたように人災と考えられるような部分につきましては、今後十分これは連絡をし、慎んでいかなくてはならぬと思いますので、各省との関係を十分とっていきたい、かように考えております。いずれまた調査を終わったら、御報告させていただきたいと思……

第46回国会 農林水産委員会 第60号(1964/06/16、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 林政を直接あずかっておる立場に立っての考えは、ただいま林野庁長官が述べました。私も、当然長官の言いましたような形に持っていくべきだ、こういう考えを持っております。ただいま先生からも御指摘がありましたように、農業と林業というものがばらばらであったとは考えておりませんし、またそうあるべきものでもない。しかしながら、長い間農政の片すみに、林政というものも、林業というものも置かれておったということは、これは認めなくてはならないと思うのです。そういう形できたことが、御指摘にありましたように、放任されておったと言わざるを得ないことになっておる。しかし、林業それ自身がたいへん重要さを持……

第46回国会 農林水産委員会 第61号(1964/06/17、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 小さな山に対する高度な活用、またそれによって林業をより需給をよくしようとするその具体的なやり方につきましては、林野庁長官から御説明を申し上げたわけでありますが、ただいま先生から御指摘のありましたように、なるほどわが国の山持ちは、一割の人で六割を持ち、こまかい五町以下のもので九割もあって、そうしてその四割しか持っていない。こういうようなことからいいますれば、御指摘のありましたように、山が非常に零細と申しますか、非常に面積が狭いわけであります。こういうような小さな山で、完全な林業として生計を立てていくということも考えられませんし、先ほど先生おっしゃいましたように、やっぱり山自……

第46回国会 農林水産委員会 第62号(1964/06/19、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽政府委員 ただいま川俣先生の御意見を伺い、これは林業の基本的考え方だと考えております。事務当局から申し上げましたように、私も同感でございまして、そうした考えに沿うよう努力をいたしたいと思います。

第46回国会 農林水産委員会 第65号(1964/06/27、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽説明員 ただいま御意見が出ましたが、先生の御意見、考え方、私は率直に申しますと、全くそのとおりであります。先生の考えどおりでありまして、政府としても、そうしたお考えのような方針をとっていくべきであるし、またとっていきたい。もちろん、べらぼうに消費価格が上がりましたり、どうしても足らない、そういう事態が生じたときには、輸入によることも予想しなければならぬと思いますが、当然農林省として考え、政府として考えますのは、御指摘のありましたように、これを耕作している農民の生活というものを第一に考えなくちゃならぬ、所得というものを考えていかなければなりませんので、先生の考えと全然同感であり、そうした方……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 産業公害対策特別委員会 第1号(1965/01/26、30期、自由民主党)

○丹羽(兵)委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は投票によらないで、保科善四郎君を委員長に推薦いたしたいと思います。何とぞ御賛成を願います。
【次の発言】 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。

第48回国会 産業公害対策特別委員会 第6号(1965/03/17、30期、自由民主党)

○丹羽(兵)委員 ちょっと関連して。御指名申し上げてお尋ねすることはたいへん恐縮なことと存じますが、しかしお許しをいただいてお名ざしができるならば清浦先生にお尋ねしたいと思います。  先生は学者としての立場でものを考えていただきますので、事業に直接関係ございませんからお尋ねするわけでございますが、先ほど進藤参考人がおっしゃいましたように、公害というのは非常に範囲が広いし、複雑であって、また公害そのものの定義づけというものもできていないというようなお話がございました。私は現在の段階においてそうかと思いまするが、人畜に被害はないにしても、においなんかの点で一つの産業から出てくるものが非常に耐えられ……

第48回国会 産業公害対策特別委員会 第10号(1965/04/28、30期、自由民主党)

○丹羽(兵)委員 私は、自由民主党、日本社会党及び民主社会党を代表して、公害防止事業団法案に対する附帯決議を付すべしとの動議を提出します。  まず、案文を朗読いたします。    公害防止事業団法案に対する附帯決議   政府は、本法施行にあたつて、次の事項について措置を講ずべきである。  一、公害防止事業団による公害防止のための事業を強化するため、その事業費を大巾に増額するとともに、運用条件等の改善に努めること。  二、公害防止事業団による事業の実効性を確保するため、緊急にその改善が要請されている産業公害が著しい地域について、重点的に業務を実施すること。  三、産業公害対策の基礎となる産業公害防……

第48回国会 農林水産委員会 第41号(1965/05/31、30期、自由民主党)

○丹羽(兵)委員 ただいま外務大臣からも承りましたが、このような無謀きわまりないマグナソン・バートレット法案なるものは、これこそ、日本政府の日米親善の努力と、大多数の日本国民のアメリカに対する親交的な国民感情を全く無視した、あわれむべきといいますか、おそるべきものでありまして、まことに遺憾この上ない法案であります。将来の日米間のためにも、全国民の立場に立って、われわれはこの法案の成立の阻止をせざるを得ないものであると私は考えるのであります。したがいまして、二、三の点について政府のお考えを承りたいのであります。  わが国の漁業は、国民経済の進展に伴い、順調に発展し、三十八年の漁獲量は六百七十万ト……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第6号(1966/03/23、30期、自由民主党)

○丹羽(兵)委員 ただいま参考人としての御意見を承りましたが、その御意見が出る前に、私の手元に、最近の流油による漁業の被害についての陳情書をいただいておるのです。それを見ております私どもとして、ただいまの参考人の意見は、御用意もなかったせいか、陳情の内容についての説明のようなことでございますが、あなたがこうした陳情書並びに参考人としてお述べになるについて、各地方を御調査になった、特にこの陳情書に書きあらわされた地域を見て歩いたということでありますが、そこでお尋ねしたいのは、浅海漁業的なノリを中心としての流油被害というものをお述べになりましたね。もちろん、ノリの被害はあると私は思うのですよ。しか……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第7号(1966/03/30、30期、自由民主党)

○丹羽(兵)委員 ただいま各省の責任者から、いろいろとこの批准及び国内法との関係について、役所内の御方針を御説明いただきましたが、一度に数名の方から、しかも非常に急いで御説明いただきましたので、聞き違いがあったかと思います。もしそうでしたら、ひとつ御訂正を願って、私の質問にお答えをちょうだいいたしたい、こう思っております。  まず私は、いま運輸省、通産省、農林省、外務省、大蔵省、それぞれから御答弁を承りました。農林省がこの批准を希望しておられることは、被害者の立場から、漁民を守り海を守る立場からも当然なことであろうと思います。前々からこの批准のなされることを農林省は非常に期待をし、要請をしてお……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第8号(1966/04/06、30期、自由民主党)

○丹羽(兵)委員 私は、自由民主党、日本社会党及び民主社会党を代表いたしまして、油による海水汚濁防止対策に関する件について決議をされたいとの動議を提出いたします。  まず案文を朗読します。    油による海水汚濁防止対策に関する件(案)   政府は、一九五四年の油による海水の汚濁の防止のための国際条約及び一九六二年の同条約の改正並びに関係国内法案を次の通常国会に提出するよう特段の努力をすべきである。   右決議する。  次に、その趣旨について申し上げます。  最近、船舶の廃油等、油による海水の汚濁によりノリ漁場、定置漁場などの沿岸漁場が被害を受け、また漁獲物の異臭化による価格暴落等、漁民の被害……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第11号(1966/04/13、30期、自由民主党)

○丹羽(兵)委員 ただいまの中井委員からの御意見並びにお尋ねに関連いたしまして、その御答弁に対しての関連からちょっと私も意見を述べて、どなたでもけっこうでございますが、参考人の方々からお聞かせを願いたい、こう思っております。  この公害対策というのは、国民全体の立場から考えて一日も早くこれは対策を考えなくちゃならぬという点で私ども取り上げておりますが、きょうの話を聞いておりまして、企業者自身も非常な責任を感じ、御努力を願っておる。国民は一日も早くそうしたことから救われたいという要請をしておる。そこで私のお尋ねしたいのは、きょう話を聞いておりまして、皆様方非常な御努力を願っておる。政府もそれに対……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第12号(1966/04/20、30期、自由民主党)

○丹羽(兵)委員 私は、先回通産省側にお尋ねをしたのですが、きわめて誠意ある御説明、御答弁をいただいたのでありますけれども、なお私としても、同席しておられた委員各位にしても、十分理解できない節がございますので、その点を重ねてお尋ねをしたい。もちろん、その御答弁の中から、考えていらっしゃるアウトラインといいますか、考え方は十分私ども理解するものでありますが、その表現があまりにも専門的なことばを使われましたので、しろうとの私ども十分理解できない。そこで重ねての質問をお許しを願ったわけであります。  申し上げるまでももなく、発電特に火力発電というものが付近住民並びに沿岸漁業等に及ぼす影響は非常に大き……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第13号(1966/04/21、30期、自由民主党)

○丹羽(兵)委員 当委員会におきましては、もちろん名のように産業公害対策に対しては相当熱意を持って審議を進め、これの対策の立てられることを心から期待をしつつ委員会が進められております。  先日も、油流出による海水の汚濁防止に対しては、すでに調印された条約を国会において批准される手続を至急とられるよう決議までされて、関係者ひとしく喜んでおるところであります。なお、引き続きまして大気汚染等についてその審議を進められ、特に亜硫酸ガス、自動車による排気ガス、また電力によるところの大気汚染、海水汚濁等、それぞれを取り上げて審議をいたしておるのであります。  そこで先回、そうした関係者の御意見等も参考人と……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第15号(1966/05/12、30期、自由民主党)

○丹羽(兵)委員 私は、この委員会が最初前委員長のもとで開かれましたときに、公害の定義というものを聞いたことを覚えております。そのときに、ただいま野間さんからも御発言ありましたように、騒音と臭気もやはり公害の中に入る、こういうはっきりしたお答えがございました。しかし、当委員会は産業公害という一つのワクの中で私どもはこれを常に審議してきたのでありますが、ただいま厚生大臣のお話もありましたように、国民の保健、衛生、生命を守っていく上からは、産業公害のみに限らず、騒音並びに臭気についても今後考えていく。いわゆる公害対策基本法の中に入れるか、あるいは別のワクにおいて規制をするか考えていかなければならな……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第17号(1966/06/08、30期、自由民主党)

○丹羽(兵)委員 本委員会におきましては、相当時間をかけて産業公害、公害と称するものについての審議が進められてまいりまして、公害と定義づけられるものの範囲が鮮明になってまいりましたことはたいへん前進であったと考えておりますが、そうした明らかになったことから申しますと、第一、大気汚染関係、においによるとか、ばい煙によるとか、あるいは空気それ自体が汚染されるというような大気汚染関係、また海水の汚濁ですか、こうした水質の汚濁による公害、河川、海岸等、これについても相当審議が進められております。また、政府においてもその対策が立てられるように前向きに処置されてまいりました。ただ、今日幅広い国民の層に非常……

第51回国会 農林水産委員会 第13号(1966/03/10、30期、自由民主党)

○丹羽(兵)委員 ただいませっかく坂村委員がお尋ねのところ、私がそのお尋ねに対して政府から答えられたその答えをもとにして関連質問を申し出まして、たいへん御迷惑をかけますが、そうした立場でございますから、きわめて簡単にお尋ねしておきたいと思うのです。  ただいま坂村さんから、今回の法の一部改正について、従来せっかくこれだけの法律がありながら、法の精神と十分よくいってない問題点をあげて、事こまかにあらゆる角度からのお尋ねがあったのであります。私はそのお尋ね並びにそのお尋ねに対しての答弁を聞いておりまして、非常に熱意を持って、この近代化資金というものが農民の血となり肉となっていくように、また農村の近……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 産業公害対策特別委員会 第1号(1966/07/13、30期、自由民主党)

○丹羽(兵)委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、井手以誠君を委員長に推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
【次の発言】 中井委員からたいへん詳しくお尋ねがありまして、それぞれ御答弁があったのでありますが、私はこの機会に自治省にちょっとお尋ねを申し上げたい。  それは、知事が選挙で選出されます。あるいはまた市町村長が選挙で選出される。こういう仕組みになっておる関係で、やはり地方の発展のために、また地方財政を助けるためにいろいろと工場を誘致する、あるいはまたその他の施設……

第52回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1966/10/11、30期、自由民主党)

○丹羽(兵)委員 本委員会に厚生大臣はじめ各省からそれぞれ特に責任のある方の御出席をいただきまして、先日来私どもの取り上げております公害対策に対して政府がどのように決議等を尊重して施策、対策を講じていこうとしておるかという、その具体的の熱意のほどを拝聴いたしまして、きわめて満足ではないけれども、そのとおりいただきつつある配慮に対して敬意を表する次第であります。わけても鈴木厚生大臣から、来たるべき国会において――来たるべきと申しますか、少なくとも今度の通常国会においては公害対策基本法を出そう、そしてその審議をいただくという心がけで閣議等にも報告、考えをお話しになって、寄り寄りそうした方向で進めて……


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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 予算委員会第三分科会 第8号(1964/02/26、30期、自由民主党)【政府役職】

○丹羽(兵)政府委員 ただいま川俣委員からきわめてうんちくのある御意見を聞かせていただき、なおまた先日来予算委員会等で川俣委員の御発言を聞いておりますると、農林省に対して、前向きの姿勢と言いますか、どうも硬化し過ぎておる、だからもっと前向きの態度で農林省は一切の施策を考えるのでなくちゃならぬ、激励の御質問やら御意見まで聞いております。特にまた今日はいろいろ意見が出ましたが、非常に御質問が多岐にわたっておりまするので、私から答弁申し上げるよりも事務当局のほうからいつかの機会に詳しく御了解を求めたほうが適切かと存じます。ただし、総括的に一つ二つだけ触れてお答えをさせていただきたいと思います。  第……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1966/02/24、30期、自由民主党)【議会役職】

○丹羽(兵)主査代理 それでは、皇室及び裁判所所管の質疑は一応終了いたしました。  明二十五日は、午前十時より開会し、内閣及び総理府所管について質疑を行なうことにいたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後四時三十七分散会

第51回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1966/02/26、30期、自由民主党)

○丹羽(兵)分科員 きょうは土曜のことで、十二時前後にはこの分科会の審議を終わろうじゃないかということになっておりました。ところが、あまりにも御熱心な御審議のために、つい時間が延びまして、大臣はじめ関係者並びに同僚の議員、事務局の方々にも、まことに人権を侵したような、たいへん御迷惑をかけておりますので、私は、たくさんお尋ねしようと思いましたが、きわめて簡単に一、二点だけをお尋ね申し上げて終わらせていただきたいと思います。  政治的な議論と申しますか意見は私はたぶん述べません。ただ、どのようになっておるかということだけをお聞かせいただければけっこうでございます。  お尋ねしたいその一つは、法をお……

第51回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1966/02/28、30期、自由民主党)

○丹羽(兵)分科員 質問者の都合でたいへん開会がおくれましたし、ただいま主査からも御宣告のございましたように、きょうは文部関係でございまして、質問者が、非常に関心を持っておられるせいか、たくさん予定されております。質問の時間等も制限されておることでありますし、そうした関係で、私は、いま申し上げましたように質問者の都合で開会がおくれましたので、あとの質問者の予定等の狂いのないように、できるだけ与えられた予定のように、時間の食い込んだところは縮めてお尋ねをさせていただきたいと思いますので、役所側におきましてもきわめて簡単にお答えを願いたい、こう思っております。  私は、いま申し上げましたように時間……

第51回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1966/03/02、30期、自由民主党)【議会役職】

○丹羽(兵)主査代理 野原覺君。
【次の発言】 午前中はこの程度にとどめ、この際暫時休憩いたします。    午後零時五十七分休憩



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データ更新日:2023/02/05

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