このページでは谷川和穂衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。
○谷川委員 それでは、ただいま南委員の申されました問題に関連をいたしまして、かつまたこの私学に関する、寄付のみに限らず、その他税の問題について、大蔵大臣お見えになっておられますからちょっとお聞きしたいと思います。 ただいま、南委員の御指摘になられました方式というものは、これはやはり私学を育成するためには民間の寄付を大いに奨励をするということが何といっても基本であるということを考えれば、きわめて考慮に値する提案だと思います。ひとつ十分にこれはお考えをいただきたいというふうに考えます。 それで、ひとつ指定寄付についてお伺いしたいことは、現在指定寄付についてはいろいろと制限がございますけれども、……
○谷川委員 私は、自由民主党、日本社会党、民主社会党三党共同提案による、中小企業に対する年末金融及び年末徴税に関する決議を上程いたし、皆さんの御賛同をいただきたいと存じます。 まず、最初に、案文を朗読いたします。 中小企業に対する年末金融及び徴税に関する件 一、深利な不況が中小企業の資金繰りを甚だしく困難にしている実情にかんがみ、政府は、先に決定をみた中小企業に対する年末金融措置の効果を十二分にあげられるよう、財政資金及び民間資金を通じて中小企業に対する年末金融の拡大に格段の努力をすること。 二、中小企業の不渡手形及び企業倒産が高水準に達する等中小企業の経営が極めて困難の度を増……
○谷川委員 私は、最初に、わが国をめぐる経済の海外環境の変化についてお伺いをいたしたいと思います。 本年は、総じて世界経済の大勢は拡大の方向にあったと思うのでありますが、その中にあって日本経済は予想外の落ち込みをいたしたのでありまして、言うならば、海外環境との間にいささかズレが生じたわけであります。海外の景気変動に対してきわめて敏感であるといわれてまいりました日本経済といたしましては、この現象はやや注目してよい現象であったと思うのであります。来年の秋ごろまでに景気回復をはかることは、日本経済に課せられた非常に重大な課題であると思いますし、政府は来年も七%から八%の経済成長を期待したいといって……
○谷川委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 案文につきましては、お手元に配付してありますので、その朗読は省略いたします。 まず、第一点について御説明申し上げます。 現在の社団法人日本公認会計士協会には、公認会計士の約八割が加入しているのでありまするが、なお二割の公認会計士は未加入であり、これらの未加入者も特殊法人化に伴って当然に協会の会員となることとなります。したがって、これらの者を含めた全員の加入が円満に行なわれることが今後の特殊法人の運営上ぜひとも必要なことと考えるのであります。 次に、第二点でありますが、公認会……
○谷川委員 最近、新聞紙上をにぎわしております早稲田大学の騒動なんかを見ておりますと、つくづく教育についていろいろと考えさせられるのであります。日本の国の教育は世界的水準にあることはだれしも認めるところだと思いますが、しかし一面、なお解決さるべき課題もまことに多く残っておると思います。特に、量の面での普及度というような点から見たらば、これは世界的であると思うのでありますけれども、しかし教育の質という問題になりますと、やはりわれわれは相当この際いろいろ検討をしなければならないというふうに考えております。もちろんこのためには、施設設備の整備をはかったり、あるいは教職員の適正な配置を考えたり、あるい……
○谷川委員長代理 関連質問を許します。横路節雄君。
○谷川委員 私は、自由民主党、日本社会党並びに民主社会党を代表いたしまして、ただいまの議案に対し三派共同の附帯決議を付するの動議を提出いたします。 まず、案文を朗読いたします。 公立高等学校の設置、適正配置及び教職員定数の標準等に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議 一、教育効果をあげるため、高等学校設置基準甲号を指向して速やかに措置すること。 二、養護教諭、養護助教諭、実習助手、事務職員等の適正な配置を速やかに措置すること。 以上でございまするが、その動議の趣旨につきましては、本法案についての審議のうちに十分尽くされておりまするので省略さしていただきます。 何とぞ委員各……
○谷川委員長代理 三木喜夫君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 私語を禁じます。
【次の発言】 ただいまの三木委員からの御要望に関しましては、あらためて理事会ではかることにいたしまして、本日はこれにて散会いたします。
午後一時四十九分散会
○谷川委員 私学共済の行なう給付は、現在私立学校の果たしている役割りあるいは置かれております立場から見まして、国公立学校の教職員に対する給付水準と比べて決して劣らない、こういうことがどうしても必要なことであろうかと存じます。今回まで数次にわたって法改正の目ざしてきたのもこのゆえんであったと理解いたしております。政府は、昨年に引き続いてこの法の一部改正を提案をされ、給付内容の改善をはかろうとされておりますが、われわれといたしましても二年続けてこうした給付内容の改善に政府が踏み切っておるということに大いに意を強くいたしておるところであります。 法案審議に入ります前に、まず手続上のことでありますが……
○谷川委員 去る二月の十七日、教育職員養成審議会は、免許法改正についての建議を行なったわけでございます。文部省はそれを受けて、その建議の一部について免許法改正案を今国会に提案されましたが、もとより教師としての職業が、専門的な職業として確立され、社会的に高い評価を受けるためには、高い教養と専門的学力を必要とするものであると思います。また子弟を学校へ通わせておる父母の側からいいますると、常にりっぱなよい教師を期待いたしておるわけでありまするが、その点現在の教員の資質の向上、確保について、文部大臣はどのようにお考えになっておられるか、まずお伺いをいたしたいと思います。
○谷川委員 私は、自由民主党、日本社会党及び民主社会党を代表して、修正案について御説明申し上げます。 案文につきましては、すでにお手元に配付されておりますので、朗読を省略させていただきます。 修正の趣旨の第一点は、私立学校教職員共済組合に対する国の補助について、政府原案においては、従来の百分の十五の補助率を百分の十六に改めることになっておりまするが、そのほかに新たに、財源調整のため必要がある場合には、その費用の一部を国が補助できる道を開くこととしたものであります。 第二点は、既裁定の低額年金の是正措置について、政府原案においては、組合員期間が二十年以上の者にのみ限定されておりますのを、廃……
○谷川委員 前会に引き続きまして、留保しておりました二、三の質問を続けさせていただきたいと思います。 いわゆる教員養成は、大学において行なうことをたてまえとしておりますが、国立の教員養成関係の大学は、どの程度の教員を供給しておるのか。またその他の教員については、主として課程認定による他の大学学部卒の就職者に依存しておるようでありまするが、資料によりますと、免許状取得者は年々増加をいたしておるようであります。しかしながら一方免許状を取得しておりながら教員にならぬ者の数が、これまた年々ふえておりまして、昨年昭和四十年度では、免許状を取得しておりながら教員にならなかった方々の数は、取得した数の六五……
○谷川委員 本日は参考人の皆様方にはお忙しいところを恐縮しております。 何人かの先生にそれぞれお聞きいたしましてお教えをいただきたいわけでございますが、時間の都合もありますので、私は特に東京学芸大学の山崎先生に一点教えていただきたいと思います。 先ほど山崎先生の御陳述の中に、教職の専門制について非常に示唆のある幾点かの御指摘がございましたが、この教員養成については全くしろうとであります私どもの立場からいたしまして、特にこの問題は非常に大きな問題であると思うのでお伺いをさせていただきたいと思っておるわけでございます。 私がお伺いをいたしたいと思う点は、先ほど山崎先生のお話の中に、一般の世論……
○谷川説明員 先般、文部政務次官を拝命いたしました。もとより不敏の身でございますが、文教委員会委員の皆さま方の御叱正をいただきまして、大過なくこの重責をつとめたいと存じております。今後ともよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○谷川説明員 一般論についてお聞きでなくて、目下のこの問題についてお聞きになっているのだろうと思いますが、今回のこの問題に関する限り、警察が現在とっております捜査は、当然文部省としても文部行政について立ち入っておるとは考えておりません。
【次の発言】 先ほどお聞きになられました、教育行政に対して警察が立ち入るという場合があったらどうするかという場合には、一般論としての問題と、それから個々別々の問題とがあると思います。特に今回のこの二一ストをめぐって警察が捜査しておること自体は、別にわれわれとしては教育行政について立ち入っておるというようなことは考えておりません。
○谷川小委員 ちょっと武藤先生の質問に関連をして、同僚の奥野委員もさらに御質問があるようでございますので、一点だけお伺いをいたしたいと思います。 三十九年、一昨年自粛基準に入られましてからこの二年間に銀行の収益にどのような影響があったかということ、特に拘束性預金の中の金利措置これは大体いま五〇%前後じゃないかと思いますが、これを引き上げたりあるいは金利措置による引き当て幅をいじったりすると、将来どんなふうな影響が収益にあるだろうかというようなこと、これは物価の変動やあるいは景気の変動にも関係があるかと思いまするけれども、あわせてお答えいただければありがたいと存じます。これは各代表の方からお聞……
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