このページでは西村栄一衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。
○西村榮一君 私は、民主社会党を代表いたしまして、財政、内政、外交の三面にわたって、佐藤内閣に質問いたします。(拍手) 私は、質問に先立ちまして、要望いたしたい緊急事態がございます。それは、北朝鮮政府によるアメリカ情報艦の拿捕事件であります。 本件は、あくまで平和的外交交渉によって解決すべきであって、かりそめにも武力を用いることのなきよう、米国並びに北朝鮮政府に要請するとともに、万一の場合といえども、日本をして作戦前進基地としないよう、十分配慮すべきであります。(拍手) 私が、何ゆえ政府にこのことを警告するかと申しますならば、この際、安保条約第六条の事前協議をあいまいにすることによって、……
○西村榮一君 私は、民主社会党を代表いたしまして、今回のジョンソン大統領の重要発表に基づく緊急事態について、佐藤総理の所信と今後の方針をお尋ねいたします。 まず冒頭に、私は、今回のジョンソン提案が、ハノイ当局の対米会談の応諾によって、二十年戦争の終結への端緒を切り開こうとしていることは、平和を念願する世界人類の期待にこたえる本のとして、まことに喜びにたえない次第でございます。(拍手)ベトナム戦争の早期終結を目ざすジョンソン大統領の苦悩に満ちた決意は、これまでわれわれがしばしば警告してきたとおり、米国がベトナム和平の実現を願う限り、いつかはとらねばならなかった必然の道であります。それはおそきに……
○西村榮一君 私は、民社党を代表いたしまして、次の三点について政府に質問いたします。 その第一は、戦後二十四年、累積されてきた高度経済成長下における社会的いびつと、精神的荒廃をいかにして解決するか、大学紛争はまさにその象徴的な姿であります。 第二の問題は、物価高を中心とするインフレーションの克服、すなわち、国民生活と日本経済の安定的発展をいかにして確保するかの方策であります。 第三は、日米安保条約の改定問題沖繩返還の早期実現並びに中国問題の外交問題についてでございます。 私は、以上三点の質問に先立ちまして、沖繩のゼネスト回避について総理大臣の善処を要望するものであります。 一昨日、政……
○西村榮一君 私は、民社党を代表いたしまして、今回の日米会談の主題である沖繩問題をはじめ、日米安保条約の今後の取り扱い、……
【次の発言】(続) アジア政策の基本課題である中国問題並びに現下国民生活上の重要問題である物価、大学問題等について、佐藤内閣の所信をただしたいと存じます。(拍手)
私が伺いたい第一点は、これからの重要課題である日米関係の再検討についてであります。
その具体的課題の一つは、今回の日米共同声明と沖繩問題であります。(拍手)われわれは、沖繩問題解決の基本原則は、将来への禍根なき解決の一言に尽きるのであります。(拍手)この見地から今回の日米共同声明を見るとき、われわれが率直……
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