西村栄一 衆議院議員
24期国会発言一覧

西村栄一[衆]在籍期 : 23期-|24期|-25期-26期-27期-28期-29期-30期-31期-32期
西村栄一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは西村栄一衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院24期)

西村栄一[衆]本会議発言(全期間)
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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 衆議院本会議 第13号(1949/04/06、24期、日本社会党)

○西村榮一君 私は日本社会党を代表いたしまして、遺憾ながら本決議案に賛成の―― 反対の意思表示をいたすものであります。(「もう一回やれ」と呼びその他発言する者あり)反対の意思表示をいたすものであります。  ただいま提案者において説明せられたことく、わが國は終戰以來三年七箇月の間、連合軍、特にアメリカから多大な援助をこうむつて参りましたことは、民自党の諸君と寸毫もかわらず、われわれは感謝いたしておるのであります。この援助と支援があつたればこそ、戰後における混乱を切り拔け、敗戰から壊滅的な状態にありましたわが國の生産界は、立ち直りを見せたのである。われわれはここにおいてこれだけ今日の國情の回復に対……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 衆議院本会議 第17号(1949/11/26、24期、日本社会党)

○西村榮一君 私、日本社会党を代表いたしまして、本予算案に反対し、かつその趣旨弁明をいたしたいと存ずるのであります。  本予算案は、ただいま委員長が御報告になりましたように、世にいう十五箇月予算といたしまして、二十五年度予算の一環としての本質があるのでありまして、私ども、その見地に立ちまして、本暫定予算を検討いたしたのであります。  まず本予算案は、われわれが審議するに際しまして、重要なる法律的な基礎が欠如いたしておるのであります。先ほど委員長がお述べになつたように、本予算案の骨子の大部分は税制改革によるものであると言われたのでありますが、その税制改革に対する法律案が、まだ議了いたしておりませ……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 衆議院本会議 第31号(1950/03/28、24期、日本社会党)

○西村榮一君 私は、日本社会党を代表いたしまして、遺憾ながら本補正予算に対しまして反対いたすものであります。その理由といたしますところは、まず第一に、わが国の経済並びに社会生活の現状がこれを許さぬということであります。第二点においては、見返り資金運営の法律に抵触する疑義が生じて来ておるのであります。  申すまでもなく、これは連合国軍人の住宅二千戸の建設に要する五十二億円の支出を見返り貸金からなすべしということでありまするが、連合国軍人の住宅をわが国に建設するということは、連合国の軍事費として支出すべき性質のものでありまして、わが国の国家財政がこれを負担すべきものではないと確信いたしておるのであ……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 衆議院本会議 第15号(1952/02/27、24期、日本社会党)

○西村榮一君 私は、日本社会党を代表いたしまして、本予算案に反対の討論をいたすものであります。  私が反対いたしまする第一の理由は、本予算案の歳入の見積りが過大であつて、ずさんであるという点であります。昭和二十六年度の国民所得よりも、二十七年度の所得に対しまして、政府は一二%の見積りを余計盛られたのてあります。しかしながら、先ほど改進党の代表か申し述べられましたように、この一二%国民所得が増して行く要素は、本年度の予算の中にはどこにもございません。昨年の一月に生産は頂上を越えまして、今は下り坂であります。また賃金は昨年の一月より五・七%下降し、雇用量は四・四%落ちておるのでありまして、かような……

第13回国会 衆議院本会議 第23号(1952/03/25、24期、日本社会党)

○西村榮一君 私は、共産党を除く野党各派を代表いたしまして、リッジウェイ大将の言明と安全保障費に対する緊急質問を政府に行いたいと思います。  昭和二十七年度予算案は、憲法の解釈におきましても、また財政法に対しましても、多くの疑義と不満が残つておつたのであります。特に行政協定に伴う合衆国軍隊の駐留に要する防衛分担金並びに安全保障諸費につきましては、その金額と内容と取扱い方について多くの反対意見があつたのでありますが、問題はこれにとどまらず、本費目は明らかに財政法第三十二条、三十三条、三十四条にまつこうから違反しておるのであります。すなわち、駐留軍費は一括して駐留軍に手渡して、日本政府はその報告を……

西村栄一[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院24期)

西村栄一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 政府支払促進に関する特別委員会 第13号(1949/09/08、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 ほかに御質問がなければ、直接関連はないのですが、ちよつと参考に調達廰の方に聞いておきたいのです。先ほど委員長が指摘された中に、金額は記憶しませんが、地租が十五万円、使用料が二万円で、接收された結果その面だけでも差引十三万円の損がどう処理されるかという御質問があつたのですが、それに関連してお伺いしておきたいことは、これは事務当局の責任ではないと思いますが、この賃貸料を査定された基準は一体どこにあるか。それから第二点は、終戰処理費の予算面の金額は、かように査定された金額が予算面の上に現われておるか。私がお伺いするところは、実際の價格よりも予算面が不当に安く計算されているのではない……

第5回国会 予算委員会 第3号(1949/03/30、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 今志賀君から指摘された議事進行の方針については、大藏当局も委員長においても、誤解をされておるんじやないかと思うのであります。ということは、改正財政法を悪用云々ということを少しも政府としては考えておらぬということですが、この問題は、予算審議をする前提として、まだ法律案ができていないのにかかわらず、その法律案を基準として審議をすることが、将来において悪例を残すのではないか。かつまた本日の委員会において、この審議の根拠がないんじやないかということを、指摘されておるんだと私は思うのです。從つて先ほど志賀君から一應委員会全体に諮る云々ということもありましたが、問題は、私は今の政府の誤解……

第5回国会 予算委員会 第6号(1949/04/07、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 私はまず安本長官から始めますが、なるべく私の質問が終らないうちに、総理大臣と大藏大臣が出席できるよう、おとりはからいを願いたいと思います。  これは総理大臣と安本長官と両方にお伺いするのでありますが、予算の細目の質問に入る前に、大まかな総論として一應意見を伺つておきたいと思います。それはほかでもありません、過去の歴史を考えてみますると、占領軍の経済政策というものは、短期的な感覚からいつも出発しておるのであります。と申しますることは、占領というものは十年、二十年の長きにわたつて占領はされないのでありまして、從來の先例によりますると、たかだか二年か三年で占領軍はあとの民政の何かに……

第5回国会 予算委員会 第7号(1949/04/08、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 労働大臣と、行政整理について……。
【次の発言】 安本長官は來ていませんか。
【次の発言】 それでは安本長官に対する質問と、労働大臣、行政管理廳長官に対する質問とはあとまわしにしまして、実はそれらの質問を終つてから、大藏大臣にもう一ぺんお聞きしようと思つておつたのですが、順序を飛ばして、大藏大臣にお聞きしたいと思います。  私はきのう主として、大藏省が予定されておる三千億の、去年の七割増しの税金が入る経済的基盤があるかどうかという点を御質問したのですが、これに対して明確な御答弁がなかつた。そこで大藏大臣といたしまして、生産の問題については予算と関係があるのでありますから、関連……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 郵政委員会 第1号(1949/10/29、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 理事はその数を十名として、委員長において指名せられんことを望みます。

第6回国会 予算委員会 第3号(1949/11/17、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 予算委員長から当委員会の審議の方式について御発言がありましたが、昨日予算委員長の大体の方針として承りましたのは、昨日中に本会議における質問を終了して、しこうして本日予定通り予算委員会を進行するということであつたのであります。ところが委員長の予定並びに委員長のその方針を了解したわれわれが、議事運営方法について協力せんとするところの方針が狂つて来たのはどこにあつたかと申しますと、昨日吉田総理大臣が、一町の開会予定の会議に御出席にならなかつたことにあるのであります。その理由とするところは、渉外関係であると言われておるのでありますが、少くとも一国の総理大臣が渉外関係でお出向きになると……

第6回国会 予算委員会 第4号(1949/11/18、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 私は昨日議事進行についての緊急質問をいたしたのでありますが、何か委員長において誤解されたと思いますので、あらためて簡単にその趣旨を述べたいと思います。  昨日来紛議の中心になつておりましたのは、委員長が本会議の財政質疑の終了した後に、予算委員会の審議に入りたいという御発言が去る十五日にございまして、そのことは当然従来の慣例から行き、かつまた第一院尊重の政治観念から申しまして、当然に議事運営の委員長の配慮であると考えまして、全員は了承いたしたのであります。ところが昨日に至りまして、この委員長の方針が逆転いたしまして、予算委員会の審議が先に始められるということについて、従来の慣例……

第6回国会 予算委員会 第6号(1949/11/21、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 伊藤先生にお伺いしたいのですが、シヤウプ勧告案の結論からして、私の感ずるところは、税制体系としては一応整つておるとしても、日本の現実を見て、政治的に考えて実情と一致しないという点がたくさん発見できる。たとえて言えば、今後日本は、五年なり七年なり長期にわたつて、国家資本累積の源泉は、国民の消費節約に求めなければならぬと思うのです。ところが間接税を軽減して、直接税中心主義で行くということは、この実情に背反するところの結果を招来するのではないか。私の言わんとするところは、間接税によつて一応政治的には消費節約をはかる、耐乏生活をはかる、その上に立つて国家の資本累積を大衆の手によつて求……

第6回国会 予算委員会 第11号(1949/11/26、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 私は本日先般来要請いたしておりました総理大臣に対して、外交上の質問をいたしたいのであります。この際お断り申し上げたいことは、社会党は事外交に関しては、相なるべくならばこれは内戦の具に供しないという立場を堅持しておるのであります。かるがゆえに先般私の質問に対して、総理大臣は外国人と会つておるのであるから、本会議に出られぬという御答弁がありましたが、しからば公式用務を帯びた外国人か、あるいは個人の資格の外国人であるか個人の資格の外国人であれば、それと国会といずれを尊重されるかということはもう一本お尋ねしなければならなかつたのでありますが、反対党といえども一国の総理大臣に敬意を表し……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 外務委員会 第3号(1950/02/08、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 簡單に議事進行について申し上げます。  先ほど来の質疑応答を承つておりましてしみじみ感じたことは、今日の外交は講和に重点が向けられておるようでありますが、しかしこの問題はわが国の国民がその意のあるところを国際間に明示して、もつて朝野両党の主張を明らかにするとともに、日本国民の希望を列国に認識してもらうというところに、本委員の主たる任務があると思うのであります。私はこれを考えてみるときに、この問題を論議するには、少くとも国際法あるいは従来の外交上の慣例というようなものの、区々たる外交技術の問題を論議するのではなしに、この大きなアジアの平和と、日本の中立性をどう維持して行くかとい……

第7回国会 外務委員会 第17号(1950/04/26、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 簡單にお伺いします。ただいま郵船会社に対する船の代船建造に関する請願がありましたが、大体それに対して政府が支出を要する金額並びに政府の出費、その他要するものの輪郭がわかれば、提案者に御説明を願いたいと思います。  それから政府にお伺いしたいと思うことは、阿波丸事件によるところの損害は單に郵船会社だけではなしに、当時乗船しておつた多くの人々の犠牲が伴つておる。これらの人々に対して当然見舞金が支給されたと思うのですが、それ以外に何か特別の方法を講じられたかどうか。それから人間だけでなしに貨物もあつたはずでありますが、これに対する物的賠償をされたか、一応伺つておきたい。

第7回国会 外務委員会 第18号(1950/05/01、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 今外務大臣の出席の問題について論議されたのでありますが、これは先ほど山本君からお話があつたので、補足しておきますと、私がつい先ほど自由党の佐藤幹事長に会いましたときに、吉田総理の言としては、外務委員会から出席の要求をして来ないから、出席のしようがないじやないかと言うておつたということを話しておられた。これはしばしば出席を要請されたという委員長の今のお言葉と、あなたの党の幹事長のお言葉とが、食い違つておるのであります。どうして食い違つておるか知りませんが、そういう点も考慮して、次に開かれた国会においては、委員長として一層の御努力をしていただきたい、予算委員会の植原委員長は、各閣……

第7回国会 通商産業委員会 第35号(1950/04/24、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 私は質問に入る前に、まず行政庁にお伺いしたいのでありますが、この臨時石炭鉱業等管理法は今日一、二日を争つて、これを廃止しなければ、何か行政上の支障でもあるのかどうか、まずその点を承つておきたい。これは行政庁にお伺いしたい。具体的に御説明願いたいのであります。
【次の発言】 うわさによれば、本日質疑を打切つてという動議を出されるとかあるいは今明日というようなお急ぎの方面の意見も聞いておるのでありますが、一体これを急がなければ、行政を執行する上において支障を来しておるのかどうか。私はその点をお伺いいたしたい。もしもこれが支障を来すという場合には、私も日本の国会議員であるから、御協……

第7回国会 予算委員会 第2号(1950/01/25、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 簡單に事務的な点で……。ただいまの御説明の中で、資料をお願いしたいと思います。  シヤウプ勧告とこの予算と実際的に相違したる点を重点的にお知らせを願いたい。  それから政府職員の定員のあれをプリントでお示し願いたい。  それから進駐軍要員二十三万五千人の内容をお知らせ願いたい。  それから生活保護費の内訳をお知らせ願いたい。  もう一つは、国債費の内容、さつき御説明になつた中に、本年度の償還分が幾ら、国債法によつて規定せられた積立金が幾ら、それから特別に一般会計から五百億の償還の予定、そういうものがわかれば、おさしつかえない程度で審議前に資料を出していただきたいと思います。

第7回国会 予算委員会 第5号(1950/02/01、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 私は稻垣君がばかに興奮しておるようですから、きようは簡單に質問したいと思います。たとえば中小企業庁において、現在の中小工業の窮状を打開するために、目前の所要資金は設備運転資金が四百六十億円と要求されて、これが二百八十億円に減ぜられた。ところが閣議において緊急必要なりと認めて百五十億円が中小企業の設備運転資金として承認されたのであります。これがわずかに予算化されて日本銀行の融資のわくがきめられたのが三十二億円でありまして、二百八十億のわずかに一二%であります。そこでこの閣議で緊急やむを得ざる費用として百五十億円というものが決定されたにもかかわらず、わずかに三十二億しかそのわくが……

第7回国会 予算委員会 第6号(1950/02/02、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 昭和三十五年度の予算案につきまして、大蔵大臣に質問したいと思うのであります。まず第一にお伺いしたいと思うことは、今回一般、特別両会計において、債務償還費が千二百八十六億円計上せられておるのでありますが、その償還しなければならぬところの法的根拠、あるいは財政的な法的根拠、これらの根拠を一応お知らせ願いたい。
【次の発言】 そうしますと、法律的に義務を負うておるものはわずか二百七、八十億円、こういうことになりますね。そうすると今法律的に義務を負う償還の国債は、剰余金がありとしても二百七、八十億ということになると、他の金額は、ただこれだけを財政上、ときの政治的な観点から償還したいと……

第7回国会 予算委員会 第7号(1950/02/03、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 與えられた時間内に総理大臣に質問いたします。  まず第一に簡單な事項を質問申し上げたいと思います。総理大臣の大まかな御見解でさしつかえありませんが、お伺いいたしたいと思うことは、日華貿易の将来についてであります。これは私が賛言するまでもなく、つとに御了承だと思いますが、従来日華貿易がわが国貿易の比重に占むる率は、三〇%の重要な率でございました。ジヨンストン報告によりますと、わが国の貿易は十五億七千五百万ドルを輸出しなければ、日本の国民生活の最低が維持しがたいということが、昨年アメリカ陸軍省から公表せられたのであります。しかるに本年のわが国の輸出計画は、わずかに六億ドルしか見積……

第7回国会 予算委員会 第22号(1950/03/06、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 大蔵大臣にこまかいことからお伺いしたいと思います。  退職金の会社の積立てに対して課税されるかどうかという問題であります。これは戦前におきましては、恩惠的に退職金というものが会社から交付された場合はともかくといたしまして、現在は御承知の通り労働組合法が制定せられて、一つの法的根拠を持つて会社が団体契約を結びましたときには、その団体契約によつて、退職したとき、あるいは首を切つたとき、並びに会社が解散したときには、その団体協約に基いて、一定の退職金を支給しなければならぬという法律的な義務があるのでありますが、それに対して、会社がその経理から積立てたものに対してこれが課税されるかど……

第7回国会 予算委員会 第24号(1950/03/08、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 総理大臣に御質問いたしますが、給與ベースの問題につきましては、裁定案が確定し、かつまた判決も下つておるのでありますが、これに対して政府の御意見はきわめてまちまちに承るのであります。そこで政府はいかなる具体的かつ確定的な方針を持つておられるか承りたい。次に、政府は最近において賞與制度が実質賃金の引上げになるとか、あるいは等級を改正するとか、いろいろ言われておるのでありますが、それらに対する確たる御見解を一応承りたい。
【次の発言】 そうすると裁判所の判決を実質上否定する。こういうように解釈していいのですか。
【次の発言】 時間がございませんから次に参りたいと思います。これはあと……

第7回国会 予算委員会 第28号(1950/03/23、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 簡單にお尋ねいたします。この費目は見返り資金で出すよりも、むしろ終戦処理費で出される方が、この費目の性格上から言つて妥当だと思うのですが、大蔵大臣はこの点をどうお考えでありますか。一応伺いたいと思います。
【次の発言】 これは進駐軍の住宅費なのでございまして、見返り資金の規則から申しましても、あるいは見返り資金が積み立てられておる性格から言つても、進駐軍の軍人の家族並びに本人の住宅を建設するのに、対日援助費から支出することは、きわめて不適当だと思うのです。同時に将来こういうようなことで、けじめのつかない財政をやつておりますと、終戦処理費を削減して、一見してこれは少くなつたよう……

第7回国会 予算委員会 第31号(1950/03/27、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 私は社会党を代表いたしまして、本件に遺憾ながら反対するものであります。  理由は、わが国の経済と社会生活の実情に即せざるという二つの理由でございます。私は現在のわが国の状況から考えまして、五十二億円の莫大な住宅建設の費用を支出する余力が、わが国に存在いたしまするならば、これは庶民住宅の方に充当すべきであつて、連合軍軍人のための住宅ということでありますならば、それは従来通り応急住宅の接收において支弁すべきであると思うのであります。同時に、これはわが国の国民経済、国家財政が負担する性質のものではないと私は確信いたすのであります。連合軍軍人の住宅は、当然連合国の軍事費として支出さる……


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 外務委員会 第1号(1950/07/17、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 なるべく委員長の意思と発言を尊重して、議事の進行を円満にするため協力しようと思つてあなたの発言の終るまで待つておつたのですが、しかし散会を宣言されると思うから、私はその前に議事進行について発言を要求した。今後もあることでありまするから、そういう一方的に押しつけることなしに、われわれは円満な運営に協力して行こうとするのであるから、委員長もそのつもりでやつていただかなければ困る。  私が議事進行について本日発言を求めたのは、ほかではないのでありまして、これは同席の同僚議員もおそらく御賛成くださると思うのでありますが、今国会を通じまして、現下の国際情勢を考えて、外務委員会ほど重要な……

第8回国会 外務委員会 第2号(1950/07/21、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 講和方式は申すまでもなく、わが国千年の運命を決する重要な問題でありますから、單にイデオロギーや従来の政党の主張にこだわるべきじやないということは論ずるまでもないのでありまして、その重点は、わが国の安全保障と日本の自主権回復という二点に重点を置かれて、講和方式というものを論議せられなければならぬと思うのでありまして、この意味において全面講和が是か、單独講和が正しいかということは、十分朝野両党が論議を盡しまして、その最大公約数の一致による国民感情と意思をもつて、関係諸国に当るべきだと考えるのであります。しかるに本日の外務委員会においても、五分間に論議を制限せられておる。植原さんが……

第8回国会 外務委員会 第6号(1950/10/04、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 関連してちよつと……。先ほど来領土の問題その他について並木委員から講和條約の問題について触れておられるのでありますが、私は講和会議に対して出席ができるかできないかということは、なおこれは未解決の問題だと考えているのであります。少くとも出席するという、できるという規定もなければ、できないという規定もない。結局日本の代表が講和会議に対して出席できるかできないかということは、関係諸国の正義と平和を守る熱意のいかんにかかつておることだと解釈せざるを得ません。ということは、当然それは講和條約の内容に関連するのであつて、日本国民が平和的に生存せんとする熱意を下自然にゆがめて講和條約が決定……

第8回国会 予算委員会 第3号(1950/07/27、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 昨日大蔵大臣の御答弁によりまして、大体来年度の予算の大きなわくは承つたのでありますが、その中で、こまかいことでありますが、来年度予算を編成する基本的条件になりまする問題といたしまして二、三質問したいのは、国民所得を来年度は大体どの程度に見積つておられるか。昨日は賃金べースの問題について改訂するという御説明でありましたが、この賃金ベースの標準は、大体どの程度に置かれておるか。第一には国民所得を幾らに見積つておられるか、第二点は賃金ベースの標準はどの程度に見積つておられるか、第三点においては、終戰処理費の見積りはどのくらいになつておるか、第四点においては、警察予備隊の見積りが大体……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 外務委員会 第1号(1950/11/25、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 関連して、先ほど並木委員の質問のヤルタ協定によつて、日本が拘束を受けるかいなかということについては、これはきわめて重要であるのでありまして、先ほど来の西村條約局長の答弁は、カイロ宣言とポツダム宣言、その中に織り込まれた日本の領土の問題については、法律解釈としてはりつぱな御答弁だつたのであります。問題はその中に解決できていないものは、それは講和会議において戰勝国の正義と純理をたつとぶ平和愛好の熱意いかんによつて決定されるとともに、日本の政治力によつてこれが正義をゆるがし、純理の決定をある程度まで動かし得るものと思うのであります。私はその意味において、今外務省の局長から政治的解釈……

第9回国会 外務委員会 第4号(1950/12/06、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 簡単にお尋ねいたします。私は予算委員会における総理大臣の答弁の中に、今までは講和会議の時期が測定されて大体見当がついたが、今日の段階においては見当がつかなくなつたという御答弁があつたのですが、それは率直な御答弁だと私は思います。事実また今日において、私どもしろうとが考えましても、講和会議が、この国際情勢の険悪化によつて急転直下解決するか、あるいは当分たな上げになるかというふうな不安感を、国民がすべて持つと思うのであります。万一対日講和会議がたな上げというふうな状態で、講和会議より以上の重要なる国際情勢が生れて来て、それが延期されるというような場合におきましては、一体日本という……

第9回国会 予算委員会 第5号(1950/11/30、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 今の質問に関連して……。
【次の発言】 総理大臣にお伺いしたいのであります。ただいまの電力問題に対するポ政令の問題でありますが、これは内閣から要請せられて発せられたものでありますか、あるいは自発的に総司令部から発せられたのでありますか、その点お伺いいたします。
【次の発言】 しからばなぜ参議院その他においてしばしば公表を追られておるにもかかわらず、その全文を出さぬのか。現内閣は従来警察予備隊その他の指令はすべて発表されておるのでありますが、なぜそれを発表されないのでありますか。
【次の発言】 なぜ発表しなかつたか、簡單に御答弁願います。

第9回国会 予算委員会 第8号(1950/12/03、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 議事進行について…私は委員長に苦情を申し上げたい。今大蔵大臣は帰つてしまいました。私が発言するまでもなく、あなたに御注意申し上げたいのであります。おとといの大蔵大臣の警察予備隊に対する発言は、海上警備隊と陸上を合せて二百億円見返り資金から総理府会計に移行しておるというお話であつたが、きようは二百四十億円になつておる。それは言い違いであるのか、二日間に情勢がかわつたのであるかということを、大蔵大臣から明確になさつた方がいいのではないかということで、あなたに御注意までに申し上げたのであります。これを無視して行つてしまつたののであるが、どつちがほんとうであるか、私は議事進行上好意を……

第9回国会 予算委員会 第9号(1950/12/04、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 私は近時とみに険悪や加えて参りました国際情勢に際会いたしまして、かつ従来いろいろ予想を立てておりました講和会議の時期につきましても、今後国際情勢の急変いかんによつては、われわれの希望を裏切るような事態が発生するやもはかりがたいのであります。かかる際において、われわれがここに明らかにしておかなければならぬ点は、講和会議までのわが国の国際的、法律的な地位であります。これはわかり切つたようなことでありまするが、ともすれば明確になつておらないのでありまして、われわれは無條件降伏をしたのであるから、いかなる命令、いかなる干渉もやむを得ないというあきらめの根性があるのであります。そこで私……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 予算委員会 第5号(1951/02/02、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 私は本日総理大臣に対しまして、現下の国際情勢に対する認識についてまずお伺いし、第二点には、対日講和條約の條件について希望と、かつ総理大臣の御見解をただし、第三点においては、アメリカの極東政策、特に対日政策の過去五箇年の誤謬を指摘いたしまして、日本はこの国際動乱に際会いたしまして、一体何をなすべきかということの三点を中心といたしまとて、総理大臣の御見解をただしたいと思うのであります。  第一にお伺いいたしたいことは、先般来本会議並びに新聞紙上におきまして、総理大臣の国際情勢に対する見通しにつきましてはしばしば拜聽いたしました。しかしながらこれは総理大臣の現在置かれた地位にもより……

第10回国会 予算委員会 第6号(1951/02/03、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 私は大蔵大臣に、予算の組立ての方法並びに金融政策、国民生活の安定という三点について御質問申し上げたいと思うのであります。  まず第一にお伺いしたいと思うことは、昭和二十六年度の予算單価は、朝鮮事変の影響を織り込んでおるという昨日の御説明であつたのでありますが、それでは大体において前年度と比較いたしまして、どの程度の値上りを見込んで織り込まれたか、その数字をひとつお示し願いたい。
【次の発言】 この間の安定本部の統計によりますと、最近の物価の上昇率というものは、一週間に一%である、こういわれておるのであります。朝鮮事変以来すでに一六%の値上りを示しております。同時にアメリカの統……

第10回国会 予算委員会 第19号(1951/02/23、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 議事進行について……。きようは松本公益委員長は出席しないのですか。(「その問題は済んでいるのだ」と呼ぶ者あり)  それではお伺いしたいと思います。議事進行の順序からいえば、小坂総裁と藤田執行委員長が見えておるし、それから森副総裁も見えておるのでありますから、一応王氏から総括的な経過報告並びに意見の開陳を求めて、しかる後にわれわれは質問の順序に入りたい、こう思うのですが、いかがでしようか声も低いし、内容がわれわれには聞き取れぬ。総括的な意見を当局者から聞いて、それから質問に入らないと、何かわれわれは隔靴掻痒の感がある。(「公述人じやないから」と呼ぶ者あり)公述人はこの関係者なん……

第10回国会 予算委員会 第21号(1951/02/25、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 私は関連して工藤さんにちよつとお伺いしたいのですが、今大蔵大臣並びにその他の学者の各位から、長期、短期についていろいろ解釈があつたのですが、金融の取扱い上においては、中期という金融の概念はありません。これは学者諸君よくお考えにならないと、それは答弁に窮するあまりそう言われたのだと思う。われわれが短期、長期という概念を決定する基礎はどこにあるかというと、短期資金は商業用の運転資金を取扱うのが短期資金でありまして、長期資金というものは設備だとか、そういうふうな固定資産方面に投資されるのが長期資金になつておる。従つて一般商業資金においては、今は二箇月ないし三箇月に一回転をして、一年……

第10回国会 予算委員会 第22号(1951/02/26、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、本予算案に反対の意見表示をいたすものであります。  その理由とするところは、第一に、本予算案の執行は困離であるということ。すなわち本予算案の編成責任者たる大蔵大臣自身が、補正予算の提出を言明せられたということは、この予算の執行が困離たることをその当事者自身が裏書きされたのでありまして、これはいまだかつて議会史上その前例を見ないのであります。  第二点は、今日の国際情勢の変化に際会いたしまして、ただいま民主党の代表も述べられたのでありますが、それに即応の態勢が何らとられておらない。すなわち経済自立と生産拡大と将来激化するインフレーシヨンの克服に……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 外務委員会 第9号(1951/11/16、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 私は社会党を代表しまして、本案に賛成するものであります。  ただこのときに條件をつけておきたいと思うことは、本案を見ますと、日本も加盟国の義務を果すために、農業統計その他を整備しなければならぬのであります。しかるに定員法によつて、農業関係統計職員が半分以上整理せられることになるのであつて、これでは完全なる義務を遂行することはできないと思うのでありまして、本案は賛成いたしますが、農業関係統計職員の半分以上の整理は、この際中止するということをつけ加えまして賛成いたします。

第12回国会 通商産業委員会 第11号(1951/11/27、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 私は本法の提案者でありますので、こまかいことについての質問を申し上げることは少し筋違いでありますが、私が提案者になつた理由の一つは、今後日本の国民経済が迎えなければならぬものは、生産においてはこれは当然窮乏インフレーシヨンに直面するのであります。財政においては講和條約によるところの財政膨脹からインフレーシヨンが来る。この二つのインフレーシヨンは、ともに生産を増強するというところに関連しておるのでありまして、同時にわが国においては今企業の合理化あるいは能率化をもつて国際競争に耐えられるときに、ともすれば従来の通産省が、率直に申しますると、大蔵省に押えられて、手も足も出ないという……

第12回国会 通商産業委員会 第12号(1951/11/28、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 私は大臣が三時からお出かけだそうですから、本法を審議する上において必要な点で大臣に質問しておきたいと思う点を申し上げてみたいと思います。昨日の政府側の答弁では、どうも私はふに落ちない点があつたのですが、これは直接通産大臣とは関係ないが、まず第一に念のためにお伺いしておきたいことは、去る十一月九日に閣議で第七次造船計画が決定されております。これは所管は運輸大臣ですが、日本の産業にとつて非常に重要な点でありますが、そのときの閣議決定は、十五万トンを第七次造船計画にするということに決定されておるのですが、あなたは国務大臣としてこの閣議決定を遂行できる見通しを持つておられるか、また確……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第3号(1951/10/18、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 本朝来同僚議員によつて多くの質問が行われたのでありますが、私はその重複を避けまして、本條約の重要なる部門につきまして、要点だけ拾つて総理大臣に御質問いたすのであります。申し上げるまでもなく、本條約の審議はただいま芦田さんからお述べになつたように、きわめて歴史的な審議でありまするので、こいねがわくは総理大臣の率直なる御答弁を私は要請してやまないのであります。  まず第一にお尋ねいたしたいと思いますることは、わが国の領土の問題に相関連いたしまして今日巷間伝えられておるところのいわゆるヤルタ秘密協定というものは、一体わが国が領土の條項を決定する上において拘束を受けるのであるかどうか……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第9号(1951/10/25、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、講和條約並びに日米安全保障條約に対しまして、わが党の態度を表明いたしたいと存ずるのであります。  まず第一に、講和條約に対する態度であります、本條約は和解と信頼の原則に基き、平等なる平和條約と言われておるのでありますが、しかしながらその内容を検討いたしますれば、領土條項、賠償條項あるいは政治経済の條項については、わが国の完全独立と、自立経済の達成を妨げ、国民生活を窮迫に陥れるところの不平等なる條件、すなわち敗戰国の屈辱的な條約であることは、何人も否定と得ないのであります。それゆえにわが国は、ここにおいてこのたび失われたるわが国の固有の領土であ……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 外務委員会 第11号(1952/03/20、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 私は日本社会党を代いたしまして、本案は憲法違反の疑いがあり、かつ運用の面について多くの不備欠陥を有するゆえをもつて反対いたします。

第13回国会 経済安定委員会 第27号(1952/05/24、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 経済審議庁設置法案に対する修正案を提案したいと思つておるのであります。私の修正提案の根拠といたしまするところは、かつて経済安定本部設置法が、青木国務大臣によつて提案せられたところによりまするならば、この経済安定本部は、日本の経済が安定し、経済の自立態勢が確立し、かつ日本が国際競争に耐えられるだけの経済的に強力になるまで、経済安定の総合的企画官庁として経済安定本部を設置するものであるという提案理由の説明がなされたのであります。越えて内閣委員長たる齋藤隆夫君も、同様なる趣旨を強調されまして、本会議において承認せられておるのであります。しからば現下のわが国の国情が、一体経済安定本部……

第13回国会 内閣委員会 第25号(1952/05/20、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 それでは野田国務大臣にお尋ねいたします。まずお尋ねしたいのは、従来の経済安定本部を今回経済審議庁に変更されたのですが、その結果どういうふうな内容の変化が来ているのですか。一応これを承りたいのです。
【次の発言】 そうすると、経済安定本部を廃止しなければならぬという理由は一体どこにあるのですか。
【次の発言】 そうすると、経済安定本部という機関が設置された当時の諸条件は解消されて、今日の段階においてはそれを必要としない、こういうふうに解釈されますか。
【次の発言】 私は、経済安定本部の設立された当時の経緯からかんがみてみまして、その任務終れりとは思つていないのですが、しかしそれ……

第13回国会 内閣委員会 第28号(1952/05/28、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 私はただいま議員になつておる経済審議庁設置法案、農林省設置法等の一部改正案、通商帝業省設置法案について、社会党を代表して修正の提案をしたいのでありますが、成規の手続が時間的に間に合わないので、修正の要旨を口頭で申し上げます。そして本会議に成規の修正手続をいたしたいと思うのであります。  経済審議庁設置法案に相伴いまして考えておかなければならぬことは、経済安定本部の廃止案であります。これは今日経済安定本部を廃止するときの日本の客観的な、あるいは国際的な情勢が、設置された当初と変化があるかどうかということを考えてみまするならば、経済安定本部が設置されるときに、青木国務大臣がその提……

第13回国会 予算委員会 第6号(1952/02/01、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 私は本日主として総理大臣に対しまして、中国問題並びに日米防衛協定から来る行政協定の内容、並びに昨日御答弁になりました防衛力の具体的な処置について、大綱をお伺いいたしたいと思うのであります。詳細のことは後日主管大臣から承るといたしまして、以上の三点は国策上の大綱として総理大臣にお伺いいたしたいのであります。健康の許す限り総理大臣の御答弁を煩わしたいと思うのであります。昨日のようにことごとく所管大臣をして答弁せしめるということであれば、せつかく本日総理大臣に対して質問せんとする私の趣旨に反する。同時に、私は、日本の健康と総理大臣の健康を害するような質問はしないつもりでありまするか……

第13回国会 予算委員会 第12号(1952/02/08、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 私は大蔵大臣、岡崎国務大臣、大橋国務大臣の出席を求めておつたのですが、大蔵大臣以外の両相は出席できますか。
【次の発言】 それでは岡崎国務大臣に対する質問はあとにいたしますが、安本長官もきようお見えになるのですか。
【次の発言】 これは安本長官からお答え願つても、大蔵大臣からお答え願つてもいいのですが、来年度の国民所得の算定について、大体本年度より一二%これが増されておるのですが、この一二%国民所得が増された根拠を、ひとつお示し願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、安本、岡崎国務大臣、大橋国務大臣と大蔵大臣に関連して質問があるのですが、その関連事項はあとにまわしてよ……

第13回国会 予算委員会 第14号(1952/02/13、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 先般岡崎国務大臣は御出席なかつたので、保留してある部分についてお尋ねいたします。外交上の問題については大蔵大臣は所管大臣に聞いてくれ、こういう話でありました。いまだ外務大臣に御就任のひろうには接しておりませんけれども、しかし大体常識上渉外関係をおやりになつておると思いますので、岡崎さんにお伺いしたいのであります。過般来ダレス氏との間における会談について、いろいろ新聞に報道されておるのでありますが、正確にこれはいまだ国会に御報告を受けておりません。従つてさしつかえない程度において、要点だけを御説明願いたいと思います。  私の承らんとする点は、まず第一に、保安隊の海外派兵も可能で……

第13回国会 予算委員会 第22号(1952/02/23、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 私は本日総理大臣に向つて、行政協定の問題について質問いたさんとするものでありますが、西ドイツにおいては、アデナウアー総理大臣は、西ドイツが防衛軍に参加するかいなやの問題を決定するときに、七十歳の老躯をひつさげまして、連日七時間にわたつて討論に立つておられるのであります。私は本日割当てられた時間は二十分でありますが、国会議員が時間の配給を受けて、その短時間にかけ足で総理大臣の意向を聞かなければならぬということは、日本の議会政治のために私は悲しむものであります。私は時間の問題よりも、国会議員が十分なる審議を尽して、日本の進路を誤らざるように、国民の代表として責任を果すのが当然であ……

第13回国会 予算委員会 第24号(1952/04/02、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 私は簡単に、けさの新聞に出ているところによつて岡崎さんに質問しておきたいと思いますが、けさの新聞に、英連邦各地域が軍事基地の協定が成立するまで批准書の寄託を延期するのではないかという記事が出ているのであります。これは独立と講和を待望する日本といたしましては、かなりシヨツクを与えられたことになります。そこで英連邦に対する軍事基地を提供するということと、講和条約の発効についての関連性は何かありますか。これに対してもしもそういう要求があつたならば、政府はどういう対策をとられるのであるか、御所見を承つておきたい。
【次の発言】 まことに私と同感です。従つてこの問題が将来英連邦各地から……

第13回国会 予算委員会 第25号(1952/05/15、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 私は日華条約の詳細は外務委員会で外務大臣にお伺いしたいのでありますが、この際総理大臣にお伺いしておきたいことは、総理大臣が一年前に書かれた外国の雑誌の中に、あるいは日本の議会の中において声明されたものの中に、赤でも白でも中国は日本の隣邦であり、経済上の原則は究極においてイデオロギーの相違を超越するであろう、こうお述べになつておるのであります。私は、これは吉田総理大臣の本心ではないかと思うのでありまして、同時に、この外交上の見解というものが、吉田外交としては一番正しい方向であつたと思う。しかるにその後吉田書簡が現われ、しかも吉田書簡が現われた直後において、議会の予算委員会におい……

第13回国会 予算委員会 第28号(1952/05/22、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 委員長にお伺いしたい。私は通産大臣と外務大臣と両方にお伺いしたいのですが、通産大臣はいつ来ますか、おわかりにならなかつたら御請求願います。
【次の発言】 私は外務大臣に対しまして台湾の政府との間における修好条約につきましては、いずれ外務委員会において詳細伺いたいと思うのでありまして、きようとりあえずお伺いしておきたいと思うことは、かねて論議の中心になつておりますアメリカにおいてまぐろの関税の引上げ、それからそれに引続きましてミシンあるいは陶器等の雑貨の引上げが計画されておるように、この両三日うわさが伝わつておるのでありますが、これらに対して日本政府は何らかアメリカとの間におけ……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1951/02/20、24期、日本社会党)【議会役職】

○西村主査 これより第一分科会を開会いたします。  本分科会は、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、総理府、法務府、大蔵省、建設省及び経済安定本部所管並びに他の分科の所管以外の事項の審査に当ることになつておるのでありますが、審査の都合上、本日の午前は建設省及び経済安定本部所管、午後は大蔵省、法務府及び裁判所所管とし、明二十一日午前に皇室費、国会、会計検査院、内閣及び総理府並びに他の分科の所管以外の事項の審査をいたしたいと存じますから、御了承をお願いいたします。  これより建設省所管を議題といたしまして審査に入ります。まず政府側の説明を求めます。植田政府委員。


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 予算委員会公聴会 第1号(1952/02/11、24期、日本社会党)

○西村(榮)委員 一つお伺いしたいのですが、朝鮮の問題が起きてから日本の輸入を非常に促進したのですが、その結果原材料は値が下つておるわけです。大体あの当時に関連を持つておる輸入品の値下りによる損失というようなものは、どの程度見込んでおつたらいいですか。どこにも統計がないのですが、あなたの方の目の子算でいいですが、お伺いしたい。
【次の発言】 あなたがさつきお述べになつた中で、ドルが通常勘定で赤字になつてポンドがふえる、これは世界経済の観点の中でなければ片づかないというお話ですが、これはごもつともなことだと思います。そこで問題は、私ども政治に携わつておるものがこの問題を解決するのに、業者としての……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

西村栄一[衆]在籍期 : 23期-|24期|-25期-26期-27期-28期-29期-30期-31期-32期
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