田中武夫 衆議院議員
31期国会発言一覧

田中武夫[衆]在籍期 : 27期-28期-29期-30期-|31期|-32期-33期
田中武夫[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは田中武夫衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院31期)

田中武夫[衆]本会議発言(全期間)
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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 衆議院本会議 第65号(1969/07/25、31期、日本社会党)

○田中武夫君 私は、日本社会党提出、衆議院議長松田竹千代君不信任決議案について、提案者を代表して、その提案理由を申し上げます。(拍手)  まず、決議案文を読み上げます。     衆議院議長松田竹千代君不信任決議案  本院は、衆議院議長松田竹千代君を信任せず。  右決議する。       理 由  衆議院議長松田竹千代君は、議長就任そうそう、各党に対し、「国会の権威を守り、この際、国会の正常化を実現するため、物理的抵抗はしない。強行採決はしない。」などの裁定を行なつた。  七月二十四日夜、政府・自民党は、文教委員会において、野党の物理的抵抗がなかったにもかかわらず、突如として、「大学の運営に関す……

田中武夫[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院31期)

田中武夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 商工委員会 第3号(1967/03/24、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 ちょっとぼくは関連して質問する。  石野、中谷両委員の質問に関連して質問いたしますが、まず第一に、大臣、石野委員が、これは時限立法を続けるのじゃなしに恒久立法をしてはどうかという質問をした。あなたは先日の提案説明のときに、政府といたしましてはわが国のコンサルティング体制が十分に確立せられるまでの間必要だという。そうすると、四年もたてば体制が確立するというお見通しなんですか。
【次の発言】 四年たってみないとわからぬ、まあそういうことだと思うのです。四年たったときには大臣も局長もその職におられない。  次に、ガットに抵触しない輸出保護政策というものは、法律的に言うなら現在輸出保……

第55回国会 商工委員会 第4号(1967/03/28、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 ガス事業の保安問題に関連いたしまして、参考人及び政府委員に若干の質問をいたしたいと思います。まず最初に、参考人及び消防、公益、警察にお伺いいたしますが、去る三月二十二日の午後十一時四十分、文京区の湯島で爆発音が三度にわたって起こりまして、そして民家二戸を全焼し、死者一名、重傷一名、そして長さ十メートル、幅五メートルにわたって火柱が立って、その付近の人に相当な恐怖を与えた、こういうようなことが新聞等に報じられておりますが、大体いろいろの新聞の報道も大同小異でございますけれども、実際の状況は各新聞社が伝えたような実情でございますか、簡単でよろしゅうございますから、これの調査をせら……

第55回国会 商工委員会 第5号(1967/04/28、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 ちょっといま提案になりました航空機工業振興法等の一部を改正する法律案で資料を要求いたします。三十四年法律第四十五号の航空機工業振興法の一部を改正する法律の一部を改正する法律、このときの、当時の提案説明、なぜ一部改正が独立して今日まで二つ存在しておるのか。それについての――一部改正なら本文を変えたらいいのだが、附則だからこれを別にして独立したのかもしれぬが、そのつどそのつど独立した一部改正法律となって残っておるのはどういうことか、それについて資料を要求いたします。そういう前例が他の法律にあるならばそういう点で……。

第55回国会 商工委員会 第7号(1967/05/16、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 関連。いまあなたが答弁された、それはそれでいいでしょう。平岡さんの言っているのは、あらゆる提出法案の提案目的の中に、資本自由化に備えてということになっておるのです。ところが、その資本自由化というものが明確に出てこない。したがって、この段階においてはまだ法案審議に入っておりませんが、その資本自由化というものがはっきりしない限り、提案説明でいうところの資本自由化に備えてというのは根なし草になるのじゃないか、したがって、それがいつはっきりするのか、そうでなければ、それまでは法案の審議はできませんよ、こう言っておるわけです。委員長、わかりますか。そこで、休憩をしてひとつ相談をしていた……

第55回国会 商工委員会 第8号(1967/05/17、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 関連質問をいたします。  先ほど来の石野委員の質問を聞いておりまして、次の三点に疑問を持ったので明らかにしてもらいたいのですが、まず第一点は、何かというとすぐにココム、ココムの禁制品だからと、いうことになるのですが、ココムは条約ではなくて、自由主義国家間の申し合わせ事項とでもいいますか、しかもそれは一般には公表せられていないわけです。いうなら秘密主義なんです。その輸出なり展示なんかをするほうからいえば、通産省に生殺与奪の権利が握られておって、そしてあらかじめこういうものはいけないとかどうとかということは、ただ抽象的な戦略物資だとかなんとかというだけで、具体的なことはわからない……

第55回国会 商工委員会 第9号(1967/05/19、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 関連して。いまの話を聞いていて、ちょっと気がついたのだが、独禁法の六十七条でいわゆる停止処分の申請がありますね、緊急停止命令の。これは三条の違反のときはあるが、二条は載っていない。しかし私的独占の違反あるいは公正取引ということならかかると思うのです。先ほど中谷委員も言っているように、そういう事実が発生している、しかしあなたのほうの手続等もあって、結論が出るのが相当長期にわたる、そういうときには、現在の法のもとでは、これによるいわゆる停止処分、カルテルなどによる値上げなどの停止処分、あるいはもっと一歩進めるならば、独禁法を改正して、独禁法自体によって公取の権限としてのインジャン……

第55回国会 商工委員会 第10号(1967/05/23、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 先ほどの近江委員の質問に関連をいたしまして、大臣答弁で一言だけ意見を留保しておきたいと思いますので申し上げます。  万博の会場の負担費の問題で、地元の二府六県、すなわち近畿全体だ、こういうお話であります。私は兵庫県であります。この委員の中には、和歌山県、奈良県等の方もおります。したがいまして、大臣がそうおっしゃったので、黙っておるとこの委員会で了承をしたように思われるので、われわれ了承しないということが一つ。  それから、公益事業については地元が負担するのが例である、こういうふうに大臣はおっしゃった。これはおそらく受益者負担の理論であろうと思うのです。なるほど道路法あるいは河……

第55回国会 商工委員会 第12号(1967/05/26、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 ただいま議決されました法律案に対する附帯決議案につきまして、自由民主党、日本社会党、民主社会党及び公明党を代表し、提案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。    中小企業近代化促進法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)  政府は、本法運用にあたり、次の点に留意すべきである。  一、中小企業の業種ごとの実態調査をさらに積極的に行ない、必要ある業種を速やかに本法に基づく指定業種に指定するよう努めること。  二、中小企業の近代的経営には、労務対策は欠くことのできない要件であることにかんがみ、指定業種の指定にあたっては、当該業種における労務者の定着、福……

第55回国会 商工委員会 第14号(1967/05/31、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 中村委員の先ほどの質問に関連して、ちょっとお伺いいたしますが、輸入組合をつくるということは、これは輸取法に認められた法人ですからいいのですが、海苔協会というのは、先ほどの答弁では民法法人ですね、社団法人。ところが実際はこれが一手買い取り機関になっておるのではないのですか。韓国ノリが入ってきた場合に、全部協会を通す、そういう機構ですか。なれば、これは独禁法違反ですよ。輸入組合をつくってやるということは、輸入組合は輸取法に認められた法人ですから、これは輸取法によって独禁法除外になっておる。ところが民法法人の海苔協会が一手買い取りをやることは独禁法違反です。その点どうですか。

第55回国会 商工委員会 第15号(1967/06/02、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 きょうは今国会すなわち五十五特別国会に入りましてから、私が質問して、あるいは同僚委員の質問に関連しての質問、または同僚委員の質問に対する答弁等々で十分に納得のいかなかった問題、その問題を逐次取り上げて詰めるという意味で御質問していきたい、このように考えるわけでございます。  まず第一に、去る三月二十八日、三月の二十二日の午後十一時四十分ごろの湯島におけるガス爆発の問題を取り上げて質問いたしました。そのときに時間的な問題もありまして、最終的に詰めのできなかった点が残っております。それは何かというと、民法七百十七条の工作物の占有者の責任、それとガス供給規程の保安条項との関係であり……

第55回国会 商工委員会 第18号(1967/06/09、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 前の二人の同僚委員の質問と同じ立場に立って、中近東の動乱というのか戦争というのか、これが日本の貿易あるいは原油の供給等々についてどのような影響があるのか、こういうことをお伺いいたしたいと思うのです。  大体国連の期限つき停戦勧告を双方が受諾したので、終わるといったような上に立っての答弁でございますが、私はまだそう楽観は許さないのではないか。現にアラブ連合におきましても、は続ける、こう言っておりますので、あまり楽観的な立場に立っての御答弁でなく、最悪の事態をも考慮しながらひとつ御答弁を願いたいと思うのです。  なお前の二人の委員と同じような点につきましては省略していきたいと思う……

第55回国会 商工委員会 第19号(1967/06/13、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 関連質問。――通産省令ですね。大体、予算委員会をはじめ各委員会でいつも問題にしておるのは行政権の行き過ぎ、行政の法に対する挑戦、この問題を私は今日大きく取り上げて考えねばならないと思うのです。法律ではもちろん政令あるいは省令に委任する規定はあります。法律においていかにもいいことをしたように見せておいて、いざ事務に入ると、政令とか省令とかあるいは業務規定等で中身をなくしてしまうという行き方がたくさんあります。中村委員が、この問題につきましてはもう何年か前に出ていたときから、機会あるごとに主張してきた問題なんです。また、一般中小企業、ことに零細企業からいっても、ともかく無担保で金……

第55回国会 商工委員会 第20号(1967/06/14、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 私は質問ではなく、むしろ要望と確認をいたしたいと思います。  実は昨日の中村委員の質問に関連をいたしまして、大臣中座のあと政務次官と長官に申し上げたのですが、法律をつくるときに重要な要件を政令あるいは省令にゆだねる、こういう行き方に対しては前から私は批判をいたしております。実は五十一国会において、本法律の改正案と臨時措置法のときにも同じことを申し上げておるので、その議事録の一部を読んでみますと、これは臨時措置法の関連倒産に対する政府の態度といいますか、法できめるべきものを政府裁量、すなわち、政令、省令に委任したところが多い、こういうところに関連して言ったのですが、「私は次の機……

第55回国会 商工委員会 第21号(1967/06/16、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 ちょっと議事進行で発言します。  木村先生ほかの参考人の皆さまも御苦労さまでした。実は午前中から来ていただいて、いろいろとお伺いしたい点もあったわけなんですが、国会の都合で午後になりましたので、本日はただ参考人の皆さん方からの意見を伺ったということで一応終わりたいと思いますが、審議を進めるにあたりまして、また、参考人の方々あるいはまた航空機製造株式会社の社長さん等にも伺わねばならない場合もあるかと思います。そのときはまた御出席をしていただく、こういうことにして、本日はもうわずかの時間ですから、質問に入っても中途はんぱに終わるだろうと思いますので、これでしかるべく委員長取り計ら……

第55回国会 商工委員会 第23号(1967/06/27、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 中小企業振興事業団法案について質問をいたすわけですが、中小企業に対する指導業務、これも新しい事業団の大きな仕事の一つでございますので、どういう観点に立って今後中小企業を指導していくのか、そういう問題も含めて、中小企業のカルテルの問題等を爼上に上げてまず質問いたしたいと思うわけです。  その前に、まず基本的な態度といたしまして、中小企業に対する政策というか対策がいろいろございます。しかし、大まかに分けて、私はやはり三点だと思うのです。その第一点は、中小企業相互間の過当競争を排除していく。それから中小企業に対して多くの予算をつけ、そしてあらゆるきめこまかな政策をしていく。これも、……

第55回国会 商工委員会 第24号(1967/06/28、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 航空機工業振興法等の一部改正法案について若干の質問をいたしたいと思うのですが、実は私も時間の関係がありまして、一、二点だけ質問して失礼したいと思っております。あと実質的な審議につきましては、同僚委員がやることになっておりますので、私は改正案を見ましてちょっとふしぎに思った点について、一、二点伺います。  まず第一点ですが、従来国が出資する特殊法人につきましては、その出資の金額が条文において何十億あるいは何千万と明記せられておった。それが五、六年前あるいは七、八年前になりますか、そのころから「予算の範囲内」においてというように改正せられてきたわけです。そういうように変わってきた……

第55回国会 商工委員会 第26号(1967/07/04、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 中村委員の質問に関連して、要望だけを申し上げたいと思っておりましたのですが、いまの大臣の答弁でその一部はあったと思うのです。まず原因の究明というものを徹底的にやらなければいけないと思うのです。それには通産、建設両省の完成検査に手ぬかりがなかったかどうか、それからとびら自体に瑕疵がなかったのかどうか、取り付け工事自体に瑕疵がなかったのかどうか、いろいろあると思います。  それからいま大臣も申しておりましたが、ダムというものに対する国民の心理的な影響というものを考えなければいけないと思う。これからはダムをつくるということになれば、これははっきりしておかないと、うんと下流まで被害が……

第55回国会 商工委員会 第28号(1967/07/11、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 私は、もう同僚委員が相当詳細な質問をいたしておりますし、基本的に反対すべき法案ではないので、簡単に確かめるというような意味におきまして一、二点だけ御質問いたしたいと思います。  まずこの法律の成立と同時に廃止の運命にある石油資源開発株式会社法の第七条第一項、もちろんこれはSKの業務をうたったものでありますけれども、そこに、「国内において、次の事業を営むものとする。」云々とあるわけです。ここに国内ということが法律的に出てきておるわけですね。この規定がなくなる。そうして公団法の十九条一号あるいは二号等々に、「海外における」、こう出てくるわけです。なるほどこの公団は海外での石油探鉱……

第55回国会 商工委員会 第30号(1967/07/13、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 各参考人に簡単に、二、三の点についてお伺いいたしたいと思います。参考人の各位もできるだけ簡単な御答弁にしていただきたいと思います。  まず第一に、宮崎さんにお伺いいたしますが、先ほどの御意見の開陳の際に、現在のいわゆる新繊維法といわれる法律の十三条の運営ということについて、御意見があったようです。この十三条というのは、一読して何が何やらわからないところのむずかしい条文です。そこで、もう少しこの十三条の運営について具体的な御意見がありますならば、お伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 この十三条に関連する施策等につきまして、この法律提出当時の繊維局長の国会答弁と、その後任の……

第55回国会 商工委員会 第31号(1967/07/14、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 特繊法につきまして、若干質問をいたしたいと思います。  もうわが党の繊維特別委員長の加藤さんをはじめ同僚委員がだいぶ質問しておられますので、なるべくこれらの質問と重複しないように心がけながらやりたいと思いますが、逐条でお尋ねするほどの時間もありませんけれども、やはり順序として条文に従って御質問を申し上げたいと思います。  まず第一の目的でございますが、ここで特定繊維の構造改善ということがうたわれておるわけですが、構造改善というのはどういうことなのか。設備をスクラップして、そしてビルドする、入れかえる、これが構造改善なんですか。構造改善とはどういうことか。かつてわれわれも構造改……

第55回国会 商工委員会 第32号(1967/07/18、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 簡単に質問と確認を災害に関しましていたしたいと思います。  もう十分御承知のように、去る七月九日西日本一帯を襲いましたところの豪雨による災害、これは七月十三日八時現在の警察庁調べで死者が三百三十一名、行くえ不明が三十八名、負傷五百八十一名というような人的にも大きな被害を与えておりますし、また物的には総額で六百十三億円だと言っておるが、まだまだもっと出るだろうと思うわけなんです。特に通産関係といたしましては、大企業関係としては、神戸の日本エヤーブレーキが若干被害をこうむった以外は、あまり大企業関係ではなかったようですが、中小企業関係あるいは石炭関係等で相当被害もあったようでござ……

第55回国会 商工委員会 第33号(1967/07/19、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 ちょっと議事進行。いまの農林省の政府委員の答弁等については御忠告を与えていただきたい。こういう、あと一日か二日という秒読みの段階に入っておるわけです。質問に答えることができず、資料を後日提出ということならば、その資料が提出されるまでは審議ができぬ、あるいはそれまでは採決ができぬということなればどういうことになりますか。あす私はこの法案に対して質問をいたします。もし私の質問中に、そういうような事例がありましたならば、直ちに私は質問をやめますから、そういうことを政府委員なり、あるいは内閣に、大臣にも十分言っておいてください。あとで資料を出しますとか、あとで合議の上で答弁申し上げる……

第55回国会 商工委員会 第34号(1967/07/20、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 貿易大学校法案に対する修正案について、自由民主党、日本社会党、民主社会党及び公明党を代表し、その趣旨を御説明申し上げます。  修正案は、お手元に配付したとおりでありますので、ごらんをいただきたいと存じます。  次に、提案の理由を御説明申し上げます。  御承知のように、貿易大学校は、貿易の振興に資するため、高度の国際的識見と能力を具備した貿易人の養成を目的とするものでありまして、主として民間企業の職員であって、大学卒業後数年の実務経験のある者を対象とする特殊な教育研修機関であります。貿易大学校は、このような特殊な教育研修機関であるにもかかわらず、これに大学という名称を付すること……

第55回国会 商工委員会 第35号(1967/07/21、31期、日本社会党)

○田中(武)議員 ただいま議題となりました中小企業組織法案の提案理由を御説明いたします。  今日、中小企業に関する組織は、現在中小企業団体組織法、中小企業協同組合法、環境衛生関係営業の適正化に関する法律等各種あります。私どもが現存する組合の実態を見ます場合、どれだけ活発に活動しているかはなはだ疑問な組合がきわめて多いのであります。さらにまた未組織の中小企業者がいかに多いか、およそ中小企業に関係するもののひとしく痛感するところであります。  この理由は一体どこにあるのか、それは一つには、現行法律の規定が中小企業者の現状に適応しておらないというところから来ておるのであります。二つには、一般に仏つく……

第55回国会 法務委員会 第23号(1967/06/20、31期、日本社会党)

○田中(武)議員 社会党提出、会社更生法の一部を改正する法律案について、提案者を代表して、提案理由及びその要旨を御説明申し上げます。  御承知のように、会社更生法は、株式会社の持つ社会的、経済的価値にかんがみ、会社事業の維持更生をはかるため、株主、債権者等利害関係人の利害を公平かつ迅速に調整するものであります。ところが同じ株式会社であっても、中小企業、下請企業は、管財人の選任、更生計画樹立の困難性等の理由から、会社更生法の適用を受けることが困難であり、会社更生法によって保護されるのは、ある程度以上の企業に、限定されているのが実情であります。この結果、これらの企業は、会社更生法によって再建の方途……

第55回国会 予算委員会 第12号(1967/04/05、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 きょうはひとつ、金、ゴールドについて、いろんな面からお伺いいたしたいと思っております。  御承知のように、金には二つの面がございまして、一つは、通貨の基礎として国際間の決済のために、という性格を持っています。他の一面は、金それ自体の物質としての面でございます。そこで、いろいろと最近は金をめぐりまして、国際的には金価格の引き上げとか、新準備資産の創設とか、あるいは国内的には新しい産金政策、鉱業政策等が関心を寄せられておりますので、逐次そのような面についてお伺いをいたしたいと思います。  そこで、まず通産大臣と大蔵大臣、それから厚生大臣にお伺いいたしますが、大体、新産金は年間約十……


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 商工委員会 第1号(1967/08/18、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 通産大臣とそれから重工業局長に競輪の選手の問題につきまして若干の質問をいたしたいと思いますが、この去る七月三十日の読売新聞の記事はごらんになったでしょうか。
【次の発言】 それでは、その記事に関連をして、競輪選手の人権についてお伺いしますけれども、この新聞の記事によると、A級選手である鳥山厳也という選手が八百長をやったであろうという推定をせられて、二年間いわゆるあっせんの停止、その後登録の消除をせられておるわけなんです。そこで、この選手のあっせんとかあるいは登録に関しては、日本自転車振興会のほうに与えられた権利である。しかしながら、それには一定の原則がなくてはならない。そこで……

第56回国会 商工委員会 第2号(1967/10/09、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 大臣に万国博覧会に関連いたしまして若干の質問をいたしたいと思います。  実は、大臣もせんだってごらんになりましたし、われわれも行ってまいったわけですが、モントリオールの万国博覧会を見まして感じましたところを若干述べながら大臣の所信を伺いたい、このように思うわけでございます。  まず、モントリオール万博における日本館の問題でございますが、これはとやかく言われております。私も見まして、あれがほんとうに日本というものをあらわしておるのかどうか、日本の歴史とか文化、芸術というものがないじゃないか、あるいはどことなくちぐはぐであるという感じがした。たとえば電子計算機が出ておる、あるいは……

第56回国会 商工委員会 第3号(1967/11/10、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 大臣もあまり時間もないようですから、簡単に二、三の質問をいたしまして、残余の点は後日に譲りたい、こう思います。  ただいまの同僚委員の質問に関連をしてですが、肥料政策について若干の質問をしたいと思います。大臣、今後肥料政策を立てる上において、これは硫安にしぼってもよろしいが、内需を主として考えるのか、輸出を主として考えておるのか、もちろん双方ともだ、こうお答えになるだろうが、そうでなくて重点をどちらに置くのかお伺いいたします。
【次の発言】 いわゆる肥料二法がございまして、それが三十九年に肥料価格安定等臨時措置法、いわゆる肥料新法にかわった。このいきさつは、東畑懇談会の答申と……


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 商工委員会 第1号(1967/12/12、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 私はベトナムの万年筆の輸入に関連して、若干の質問をいたします。  御承知のように十二月八日の各新聞紙上で、万年筆もベトナム戦争とかあるいは万年筆でもアメリカ、北ベトナムの対決とか、こういう見出しで大々的に報じられておるのですが、これは北ベトナム製のホンハという万年筆、これが日本に過去においても約二千ダース余りですか入っておるようですが、最近になりまして、その万年筆のキャップのクリップのところがパーカーの矢羽根じるしと似ておるということで、パーカ社の代理人から、これは横浜税関ですか東京税関ですかに関税定率法二十一条に基づく、いわゆる輸入の差しとめの申請が出た、申し立てが出た、そ……

第57回国会 商工委員会 第2号(1967/12/13、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 昨日に引き続いて北ベトナムの万年筆輸入の問題を取り上げたいと思うのですが、その前に、武藤関税局長に一言申し上げたいと思います。  昨日の委員会に出席の要求は、十一日の午前中に委員部を通じてやったはずなんです。もしあらかじめ予定せられた日程があって――きのうは何か外国関係のことでということだったと思うのです。それが急に出てきたわけじゃないと思うのです。それならばなぜあらかじめ、出席できないから説明員をもって代表せしめますがよろしいかということを言わなかったか。出席要求があるにもかかわらず出られないことがわかっておりながら、そのときになって委員長から指名せられて、おりませんという……

第57回国会 商工委員会 第5号(1967/12/19、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 私は本法案について若干の質問をいたしたいと思うわけですが、もうすでに同僚委員がだいぶん質問しておられますので、できるだけ重複する点は避けたいと思っておりますが、事の次第によってやはり触れます。その場合は端的に、簡明にひとつ御答弁をいただきたい、このように思います。  そこで、実は本法案の第二条二項の一般消費者等の定義のところで、自動車を除くとなっておる。その点で実は質問する予定になっておりましたが、警察庁刑事局長が緊急会議か何かで時間を急いでおられるようでございますので、その点についてまず先にはしょっての質問になりますが、お伺いいたします。おそらくやその緊急会議ということも、……

第57回国会 商工委員会 第6号(1967/12/20、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 昨日に引き続きまして本法案の質疑を続行していきたいと思います。  ちょうどきのう、第二条二項「(自動車用のものを除く。)」という点の質問中に本会議の招集がありましたので、そこでやめたわけなんで、そこからあらためて質問いたしますが、もう一度確認をいたします。二条二項で「(自動車用のものを除く。)」いわゆる液化石油ガス燃料の中から自動車用のものを除くというこれについて、なぜそうしたのかという積極的な理由をお伺いいたします。
【次の発言】 二条二項を読んでみますと「(自動車用のものを除く。)」ということは、一般消費者の中に、自動車に使うものは一般消費者ではない、こういうふうに読むの……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 外務委員会 第14号(1968/04/23、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 ケネディラウンドの妥結に伴う本三件に対しまして、実は貿易、関税、いろいろ関係がございますので、商工委員会あるいは大蔵委員会との連合審査を希望しておりました。ところが、都合で連合審査がやりにくい、開かれにくい、こういうことでありますので、本日は、通産大臣も後ほどおいでになるそうですから、通産大臣も含めて、外務大臣あるいは大蔵大臣に若干の質問をしたいと思います。  そこで、まず、これは三木大臣あるいは宮澤さんでも、どちらでもけっこうですが、お伺いいたしますけれども、このケネディラウンドは、一体だれのために結ばれたといいますか、妥結したのか、どういう目的で、だれのためにケネディラウ……

第58回国会 外務委員会 第15号(1968/04/24、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 昨日に引き続いてケネディラウンドの妥結に伴う三条約案について質疑をしたいと思いますが、昨日ちょうど通産大臣がお見えでなかったので、通産大臣の関係の部分を留保しておりましたので、その点から質問に入りたいと思います。  実は昨年十一月十八日のポンドの平価切り下げによって、ポンドを決済手段としているところの外国貿易、ことに中国貿易でありますが、このために中小商社が七、八億円の損失を出した。そのころに切ったところの手形が、大体決済が四月から六月ごろに来る、ちょうど国内では御承知のように金融の引き締めでございまして、十分に資金の手当てがつかない、見通しがつかない、そういうことで、このま……

第58回国会 外務委員会 第19号(1968/05/08、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 もうだいぶん同僚委員も詳細にわたって質問いたしておりますので、私はできるだけ簡単に質問をしていきたいと思っておりますので、答弁者のほうもそのつもりで簡潔にお願いします。さらに事の性質上、前委員の質問と同じようなところも出てくると思いますが、そういう点につきましても、ひとつ簡単にお願いします。  そこで、この両協定は、原子力の平和利用についての協定でございます。したがって、この協定は、原子力基本法の三つの原則、すなわち、まず平和目的、次に民主的な運営のもとにおける自主的な開発、さらに成果の公開、いわゆる平和、自主、公開の三原則の上に立たねばならないと考えるわけなんです。そういた……

第58回国会 決算委員会 第5号(1968/04/02、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 私は決算委員会は初めてですからきわめて基本的なあるいは初歩的な質問になるかと思いますが、聞いておきたい。  会計検査院が違法あるいは不当というように指摘したものについては、その後はそれぞれの監督の責にあるものが処理していると思うのですが、会計検査院とすればそういった指摘は指摘のしっぱなしになっておるのですか、いかがですか。
【次の発言】 もちろん会計検査院自体にその当事者を処分するとかあるいは追及していくとかというような権限はないと思うのですが、たとえばきょうもらった資料の中に「昭和四十一年度決算検査報告に関する処分処置調書」というのが出ております。これの一枚めくったところに……

第58回国会 決算委員会 第9号(1968/04/18、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 運輸省及び国鉄の四十一年度決算に関しまして若干の質問をいたしたいと思うのですが、その前にまず運輸大臣にお伺いしておきたいと思います。  それは、きょう朝刊で見たわけですが、昨十七日、日通など四百二十四社のいわゆる通運業者が、一挙に通運料金を五〇%ないし七〇%値上げをしてほしい、そういう申請がなされたようであります。その理由は、三十七年五月の時点から原価計算が変わっていない、あるいは経営が危機におちいっているといったような理由をあげておるのでありますが、中小通運業者はとにもかくにも、もう天下周知の日通不正事件は、今日毎日のように各新聞、ニュースをにぎわしております。金の延べ棒で……

第58回国会 決算委員会 第10号(1968/04/22、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 きょうは外務省の決算に関連をいたしまして、主として海外協力援助の問題についてお伺いいたしたいと思っております。  さきに予算委員会で若干この点に触れたのでありますけれども、時間的な制限もございましたので、きょうはひとつじっくりと納得のいく御答弁をいただきたい、こう思っておりましたところ、また残念ながら大臣には十二時までということであるそうですが、その間大臣にはひとつ十分に納得のいく説明をしていただきたいと思うわけでございます。  そこでまず大臣にお伺いいたしますけれども、海外援助といいますか海外協力、これの理念と目的、これをひとつ端的に言っていただきたいと思います。

第58回国会 決算委員会 第13号(1968/05/06、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 きょうは四十一年度の後期と四十二年度の予備費の使用に関して、憲法の規定に基づいて当委員会に承認を求められておる、このことに関連をいたしましてお伺いをいたすわけなんです。  まず第一に、この四十二年度の大蔵省の予備費使用調書の中で、インドネシア共和国に対して一千万ドル、すなわち三十六億円を予備費から支払っております。このことはいままでも何回か問題になったと思いますが、いわゆる昨年度の六千万ドルの援助のうち、無償一千万ドルというこの三十六億だと思うのですが、この調書によると、「インドネシア共和国の経済上の困難を緊急に救済するため、同国に対する贈与に要する経費」、こういうように説明……

第58回国会 決算委員会 第14号(1968/05/07、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 私は主として運輸省に伺いたいんですが、いまの赤路委員の質問に対する国鉄総裁の答弁を聞いておりまして、一言だけ申し上げたいと思うのです。  先ほどの日通との運賃の精算の問題ですが、一カ月払いということは、商慣習がそうであるならばやむを得ぬと思う。しかしいままでそのようなおそれがなかったから利息のことは考えていない、こういうことなんですが、少なくとも運賃の精算についての取りきめなりあるいは契約になるかわかりませんが、あるはずだと思うのです。そのときに、かりにそれがむだな条文であるならばなおけっこうだと思います。しかし、もし期限に運賃が支払われない場合は、日歩四銭なら四銭ということ……

第58回国会 決算委員会 第15号(1968/05/09、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 実は十三日に総理の出席を求めて総括をやる場合に、予備費の承認もあわせやる、こういうことであったのですが、都合で予備費の承認だけ先に本日行なうということなので、予備費に関しまして一、二点お伺いいたしたいと思います。  まず総務長官にお伺いいたしますが、昨年度予備費の中で、故吉田茂さんの国葬儀に必要な経費として千八百九万六千円が出ております。そこで、昔は、国葬のことにおきましては大正十五年十月二十一日の勅令第三百二十四号で国葬令というのがありました。ところが、今日ではこの勅令は消えておると思うのですが、生きておるのですか、死んでおるのですか、まずお伺いします。

第58回国会 決算委員会 第16号(1968/05/13、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 通産大臣、日本国際見本市振興会というのがあるのですが、これは団体とも言いかねると思うのですが、一体何をやっているものですか、御存じないですか。
【次の発言】 椎名通産大臣は、私はよく知らない、こうおっしゃったのですが、あなたも役員になっておるのですよ。あなただけでなく、ほかに現閣僚一名、それだけ名前を言いましょう。園田厚生大臣、そのほかにこれは前代議士と、現在――当選しておるのかどうか参議院あたりでは私もわからぬのがおるから、一人二人違うかもわかりませんが、ちょっと名簿拾ってみただけでも、現役の衆議院議員が八名、参議院議員が七名、もちろん自民党ばかりです。したがって、国会議員……

第58回国会 決算委員会 第19号(1968/07/11、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 ただいま概要説明のありました通産省関係の四十一年度の決算の詳細につきましては、大臣が出席のときに質問することにいたしまして、去る五月十三日、五十八国会で私が取り上げました日本国際見本市振興会のその後の問題について、若干お伺いいたしたいと思います。  この問題は、この団体がインチキだとか何とかということだけでなくて、通産省、ことに中小企業庁の中小企業、零細企業の指導という面において大きな問題があろうと思いますので、あえてもう一度質問する次第であります。  そこで、閉会中でございましたが、中小企業庁長官からその後の調査経過等につきまして詳細なといいますか、あまり詳細でもなかったが……

第58回国会 商工委員会 第19号(1968/04/16、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 両参考人をはじめ、通産大臣、政府委員に質問をいたしたいと思います。  まず最初に、先ほど中谷委員がちょっと触れかけて言わなかったのですけれども、ある評論家は、現在の不人気な、人気のあがらないものを三つあげております。その一つは佐藤内閣、さらに一つは南極探険、そして万国博であります。なぜ不人気なのか、人気があがらないのかという点でともに共通な問題は、国民不在である。人気があがらない――訂正しましょう、人気の出ないのが三つ。この三つとも共通な点はどれかといえば、国民不在である。国民のわからないところでものごとが進んでおるということ、すなわち、国民合意の中から出てきたものではないと……

第58回国会 予算委員会 第5号(1968/02/24、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 私は、世界経済に関連する諸問題について、総理以下にお尋ねいたしたいのでありますけれども、率直にひとつお答えを願いたい。私も審議には協力したいと思いますので、あまりだらだらとしたり、あるいは歯にきぬを着せるような答弁でなく、ほんとうの腹からの答弁をお願いいたします。  そこで、まずお伺いいたしますが、ここ十六日間は、いわゆる倉石暴言によって国会が空白状態を続けました。その間、総理は自民党というからの中で、あるいは佐藤体制のからの中で決断を渋ったわけであります。その間に、国内外の情勢は大きく流動しております。加藤委員は国内の問題を若干、災害等を取り上げられました。そこで私は、国際……

第58回国会 予算委員会 第13号(1968/03/05、31期、日本社会党)【政府役職】

○田中国務大臣 お答えをいたします。  その当時の閣議の事情は私よく存じませんが、ただいま聞くところによりますと、閣議決定ではなくて、閣議の終わったあとで話が出た、こういう事実だそうでございます。

第58回国会 予算委員会 第19号(1968/03/29、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 私は、きょうは世界経済の動きを中心に御質問をいたしたい予定でございますが、その前に緊急と思われる二つの点についてお伺いいたします。  そのまず第一点は、本日の新聞にも大きく報道せられておりますが、去る二十七日の東南アジア太平洋地域ジャーナリスト集団説明会で、米戦略空軍のある高官が、嘉手納の基地はB52作戦基地の一つであり、タイのウタパオ、グアム島のアンダーソン両基地と同じ性格を持つものである、こういうことを言いまして、暗にB52が沖縄に常駐することを明らかにしております。もしそうだとするならば、政府は今日まで国会を通じ国民にうそをついてきたことになる。B52は臨時的な駐在であ……


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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 決算委員会 第4号(1968/09/18、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 第五十九回国会閉会中における国政調査のための委員派遣による九州班の調査報告を申し上げます。  本班は、去る八月二十六日より同月三十日までの五日間、福岡、長崎、熊本、大分の各県にわたり、国の出先機関並びに政府関係機関及び主要な民間企業の活動状況を中心に調査、視察をしてまいりました。  次に、調査の順序に従い、概要を御報告いたします。  福岡県においては  一、通商産業省福岡通産局の業務について説明を受けたのでありますが、当局は九州全域の産業振興についての行政事務を行なっており、特に石炭産業をかかえた産炭地区のスクラップ・アンド・ビルドの問題については、石炭鉱業審議会の答申の実施……

第59回国会 決算委員会 第5号(1968/09/30、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 私は、きょうは主として特許の問題、最初に工業用水の問題についてお伺いいたしたいのですが、その前に、先日来当委員会でも取り上げてまいりました日本国際見本市振興会の問題について、その後の処理状況だけを若干報告を願いたいと思うわけなのです。  まず第一に、当時私が問題を提起いたしまして、国会議員、主として自民党の諸君でございますが、そういう団体に名を連ねていることはどうかと思うということで、通産大臣の個人的名をもって、関係を切るようにという意味の勧告というか要望をしていただいた。その後藤井政務次官もまた同じようなことを強力にやられたと聞いておりますが、その結果、現在国際見本市振興会……

第59回国会 決算委員会 第6号(1968/10/01、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 労働大臣に基本的な問題で一、二お伺いいたし、引き続いて具体的な問題を例としてあげていきたい、こう思うわけなのです。  まず、今日、日本の国内はいわゆる高度成長ということで若い労働力が不足しておる。そこで沖繩あるいは韓国、台湾からも若い労働力を入れろというような動きがございます。また一面、万国博の建設等で、いわゆる手伝いといいますか、建設労務者が足りないのでそういう動きもあるわけなのですが、現在沖繩から日本に来ておるといいますか、戦前からおる人は別といたしまして、最近沖繩からそういうことで集団就職等をしたような数あるいはそういうときにはどういう手続きをしてこっちへ呼んでくるのか……

第59回国会 決算委員会 第7号(1968/10/17、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 大臣は十二時までですから、十二時までにおきます。実は私の本番質問はあすなんですが、大臣はあす出られないというので、勝澤委員の質問に関連をいたしまして、大臣にしぼって質問をいたします。  いま勝澤委員は住宅の割賦販売の問題を取り上げました。そこで、市民が住居を手に入れるためには、自分でその家を持つか、でなければ人の建てたものを借りるかであります。政府はどちらに重点を置いておられますか。いわゆる持ち家制度に重点を置くのか、借家制度に重点を置くのか。
【次の発言】 なぜこういうことを冒頭お伺いしたかというと、政府は年頭にあたって、本年度は住宅を何万戸建設する、こういうことを言われる……

第59回国会 決算委員会 第8号(1968/10/18、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 私はきょうは建設の関係で、新しくできた新都市計画法に関連して土地、住宅道路等について順次お伺いする予定にしておりましたが、答弁者の都合、時間の関係等もありますので、理論的にやってきて、そこで持ち出す予定であったのですが、はしょって官房副長官にお伺いいたします。実は総理に答弁を願いたかったのですが、どうも三選準備のために忙しいようですし、官房長官もどうも来ない、こういうことで副長官に来てもらったわけです。  御承知と思いますが、京阪神土地事件は、兵庫県警でいま現職の国会議員を起訴するかどうかというところまで問題が発展している事件であります。この事件に関連をいたしまして、京阪神土……

第59回国会 決算委員会 第9号(1968/11/06、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 きょう私は決算の面から国有財産の管理、払い下げ等について若干お伺いいたしたいと思います。  まず最初に、基本的な問題をお伺いするわけなんですが、国有財産の払い下げ、これは売買とかあるいは交換、こういう行為があります。こういうのはいわゆる私法上の契約であるのか、行成上の行為なのか、これが一点。  もう一つは、払い下げの価額、評価額ですね、どういうようにしてきめるのか、その基礎、それは公表するのかしないのか、こういう計算の基礎は公表しているのかしていないのか。まず、この二点をお伺いいたします。ただし、時間もだいぶん食い込んでおるようですから、むだな答弁でなく、的確な、簡単な答弁を……

第59回国会 決算委員会 第10号(1968/11/07、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 日銀の副総裁、どうも御苦労さんです。きょうは日銀法と金の問題についてお伺いする予定でありますが、大臣の時間があまりないということでありますので、こちらもできるだけ簡単に伺いますから、簡単に答弁をしていただいて、残りましたことはあとであらためてまた質問する、こういうようにいたしたいと思います。  そこでまずお伺いいたしたいと思いますのは日銀法ですが、これは昭和十七年に制定せられて戦後何回かの改正を経ておりますが、今日の日本の法律としてはまれに見るかたかなであり、いわゆる文語体であります。その中の各条項にわたりましても現在の状態に合わないものが相当多い。したがって去る三十五年に日……

第59回国会 決算委員会 第11号(1968/11/19、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 議事進行。きょうは十時十五分に理事会を開き、十時半から委員会を開く。そういうことは前もって決定をしており、その旨は委員部を通じて防衛庁のほうへも通達といいますか、連絡をしたと思います。そこで、定刻に理事会を開いて十時半にはこのように委員も定足数がそろって、いつでも開会をできるようになっておるのにかかわらず、二十分間も待たすというようなことは、一体どういうことなのか。私はこういうところにも防衛庁の国会軽視の態度があらわれておると思うのです。一体きょうはどういうことでおくれたのか、はっきりと政務次官かだれからかここで弁明をしていただく。なお、このようなことのないよう、かつ国会に対……

第59回国会 決算委員会 第12号(1968/11/20、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 防衛庁の決算についてお伺いするわけなんですが、その前に一言だけ、昨日のB52の爆発事故についてお伺いいたします。この件につきましては、後ほど同僚の楢崎委員からも質疑がありますが、主として官房長官に対する質問でありますので、私は防衛庁長官にお伺いをいたします。  昨日のB52の爆発事故、これはいわば起こるべくして起こった。いつかはこんなことがあるのではなかろうか、こういうことを地元住民は前から心配をしておった。それが現実となって起こったわけなんです。きのう、きょうの新聞等を見ましても、このことが大きく報ぜられております。そこで防衛庁長官としては、この事故に対してどのように対処と……

第59回国会 決算委員会 第13号(1968/12/04、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 自治省所管の問題をはじめ若干の点につきまして御質問いたしたいと思います。  まず最初に、野田さんおめでとうございます。そこで、新大臣に就任せられたのでありますので、これから自治省を担当せられて地方自治の問題に取り組んでいただくわけでございますから、まず基本的なものをお伺いいたしたいと思います。  憲法の九十二条に地方自治の本旨というのがうたってあるわけです。この憲法九十二条に、地方自治の本旨に基づき云々とありますね。地方自治の本旨をどのように理解しておられますか。地方自治の本旨、これをどう理解しておられますか。これがこれからあなたが仕事をせられる根本でございますので、ちょっと……

第59回国会 決算委員会 第14号(1968/12/05、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 ちょっと関連。会計検査院法二十七条は所属の長と同時に監督官庁その他これに準ずるとあるのですよ。したがって、それは学校の建築、そういうことについて補助金を出す、文部省は監督官庁じゃないのですか。違いますか。
【次の発言】 関連して。先ほど来、堀委員の質問に対する答弁を聞いておって、私はおかしいと思う。院法の二十六条では、こっちから行かなくても関係者に出頭を命じて質問することができるのですよ。旅費が問題になるというのはおかしいですよ。これは二十七条によってはっきりと会計に関する犯罪が発覚したのです。それが春だったけれども、知るのがおそくなった。こういうことであるが、これはやむを得……

第59回国会 予算委員会 第1号(1968/08/09、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 それでは質問に入ります。  私は主として当面する経済の諸問題についてお伺いをいたすつもりでございますが、その前に総理に、政治の姿勢と申しますか、政治のあり方、あるいは国会議員のあり方、そういうことについて簡単にお伺いをいたします。  今日、テレビのドラマを見ても、落語、漫才に至るまで、政府はうそをつくもの、国会議員は悪いことをする、こういうことをテーマとしたのが国民に受けておるようでございます。まことに残念なことでございます。そういう国民の政治に対する不信、あるいは国会議員に対する疑惑は、政府はもちろん与野党議員がともにそれを除いていく、晴らしていくということに努力をせねばな……


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第60回国会(1968/12/10〜1968/12/21)

第60回国会 決算委員会 第1号(1968/12/18、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 私は、ひとつ人権問題について項を追うてお伺いしていきたい、このように思っておるわけであります。と申しますのは、本年は世界人権宣言が採択せられてから二十周年です。そこで、国際人権年として法務省においても先日記念行事をせられたということでありますので、人権尊重ということについて法務省の方々あるいは大臣がどのように把握しておられるか、それをひとつ逐次聞いていきたいと思います。  そこで、まず第一番に国際人権年の記念行事の式などやられたようですが、どういうことをどういうような観点の上に立って行なわれましたか、簡単にお伺いいたします。

第60回国会 決算委員会 第2号(1968/12/19、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 官房副長官の時間的関係で、吉田委員の質問を中断していただいて質問することを許していただきたいと思います。  官房副長官にお伺いするのですが、これはむしろ副長官というより、当時官房長官であったわけです。明治百年記念ということで、政令第三百十五号、いわゆる復権令というのを出して、俗にいう明治百年記念恩赦というのを政府は行なったわけなんです。そこで、明治百年と恩赦とは一体どんな関係があるのか、なぜ恩赦というようなことをやったのか、そういうことについてまずお伺いします。
【次の発言】 私は何も恩赦制度を否定するものではありません。しかし、往々にして恩赦というものが政治的に利用せられる……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 決算委員会 第5号(1969/03/14、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 私は、きょうは警察庁の決算について若干の質問をいたしたいと思いますが、時間もこういう時間でございますので、できるだけ簡単にお伺いしたいと思います。したがって答弁のほうも簡単要領を得ていただきたいと思います。  その前にちょっと北海道東北開発公庫の酒井さんに資料の要求をいたしておきます。これはまとめて決算委員会から、一部いま私が申し上げるようなものも資料として要求が出ておると思いますが、まず総裁以下八名の役員の給与、退職金制度、出身省庁、それから在職年数、公庫の職員数、うち東京勤務何名、現地勤務何名、こういった資料を十七日、月曜日の午前当委員会の開会までに出していただきたいと思……

第61回国会 決算委員会 第6号(1969/03/17、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 四十一年度の決算締めくくり総括質問を行なうわけですが、きょうは許された時間が三十分しかございませんので、総理に集中してお伺いいたしたいと思います。ほかの閣僚の方々にはそのあとでまた質問することになっておりますので、そのようにお願いいたしまして、まず総理にお伺いたします。  今回の米韓大空輸演習といいますか、あれにおける沖繩の基地の使用状態、さらに、これは結局は中止になりましたが、これと時を同じゅうして自衛隊が、日本海からの上陸作戦に対する演習を予定せられておったようであります。こういうことをあわせ考えましたときに、どうも米日韓の間に共同作戦というようなことが考えられる。さらに……

第61回国会 決算委員会 第8号(1969/04/08、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 当委員会はこれから昭和四十二年度一般会計予備費使用総調書、その他の承認を求めることに関する議事を議題とし、審議に入るわけなんです。  それでこの際、一言委員長に申し上げたいのでございますが、実は去る三月四日の予算委員会の締めくくり総括質問の際に、財政法三十六条三項には「内閣は、予備費を以て支弁した総調書及び各省各庁の調書を次の常会において国会に提出して、その承諾を求めなければならない。」こう明記してあります。にもかかわらず、国会の承認を求めるものとして提出せられておりますのは、昭和四十二年度一般会計予備費使用総調書だけであって、各省庁所管使用調書は参照事項としてあがっているに……

第61回国会 決算委員会 第9号(1969/04/15、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 大蔵大臣以外の方はどうぞ御退席を自由にしていただいてけっこうです。  大臣、昨夜、海外からお帰り早々御苦労ですけれども、お帰りになりまして、るす中の当委員会の経過等はお聞きになったと思うのです。と申しますのは、先日、予算委員会で、私が予備費の使用調書の問題と財政法三十六条三項その他について質問し、指摘したわけなんです。ところが、いま現実にそれの承諾を求めるということで当委員会に出しておられるわけです。そこで、私はここでこの問題について大臣と決着をつける、論争をしようと思っておりません。しかし、私はあの際、すなわち予算委員会のときに、大臣はもっともな点もあるので、財政審議会等に……

第61回国会 決算委員会 第11号(1969/04/22、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 昭和四十三年度一般会計予備費使用総調書(その1)外二件のこの付託書を見ますと、「右、日本国憲法第八十七条第二項及び財政法第三十六条第三項の規定によって、事後承諾を求めるため国会に提出する。」となっております。そこで、憲法八十七条第二項を見ると「支出」ということばを使っておりますね。財政法三十六条三項は「支弁」ということばですね。そこで、この「支出」と「支弁」というのは一体どう違うのですか。ここで求めようとするところの事後承諾はどのような性格か。憲法八十七条二項でいう事後承諾を求めるというものと、財政法三十六条三項というか、三十六条によって求める事後承諾というもののその性格は同……

第61回国会 決算委員会 第12号(1969/04/24、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 大蔵大臣、この前の当委員会の経過は御報告を受けておられると思うのです。実は若干の問題を質問したところが、大臣も主計局長も出席ができなくて、次長さんに言っておったのですが、その答弁で私は了承できないので、あらためて権威ある見解を伺いたいと思ってわざわざ御出席を願ったのです。  そこで、こまかいことは御報告があったと思いますので、要点だけをまず申し上げますが、まず第一点は、内閣から国会への提出書、昭和四十三年度一般会計予備費使用総調書(その1)外二件が書いてあって、右、日本国憲法八十七条二項及び財政法第三十六条第三項の規定によって事後承諾を求めるために国会に提出する、そうなってお……

第61回国会 決算委員会 第14号(1969/05/15、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 会計検査院長に、会計検査院の所管と申しますか、検査の範囲等について若干お伺いいたしたいと思います。  それはもうすでに御承知と思いますが、当委員会では特殊法人の問題をいま掘り下げて検討いたしております。そこで、特殊法人のうちどのようなところまで決算委員会の審議対象としていくのか、こういうことも問題になり、あるいは通常国会の当初の国政についての調査事項として議長に承認を求める、そういうときにもいままでと違って、いままでは二分の一以上云々、こういうことであったのを、それを消したらいいじゃないかというようなことにも関連いたしますので、お伺いするわけなんです。  そこで、まず検査の範……

第61回国会 決算委員会 第16号(1969/06/05、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 石野委員のただいまの質問に関連をして一言お伺いいたします。  入院、ことに手術にあたりまして、医者というか病院側が本人あるいは家族の、手術の結果死んでもかまいませんといったような誓約書というか、これを入れるというような慣例があるようであります。しかし法律的にいうならば、これはもう承諾ということでなくて、法律上は無効ですね。殺してもらってもかまいませんというのと一緒ですから、もしその理論が法律的に成り立つのなら安楽死、これがまた法律的に許されるということになります。そういうことと関連をいたしまして、誓約書をとる、そういうことについてはどうお考えになり、今後どういうように指導せら……

第61回国会 決算委員会 第19号(1969/06/17、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 もうちょっと委員を集めてもらうことを条件として質問に入ります。それでなかったら途中でやめるかもわかりません。  私は、きょうは沖繩返還の問題に関連をいたしまして若干の質問をいたしたいと思います。  この種のことはむしろ総理に直に聞きたいのでありますが、総理の出席を決算委員会へ要求することはあまり例もないので、まず担当の総務長官にお伺いいたしますから、沖繩担当の国務大臣としての御答弁をいただき、そうしてかつ不満な点、不足の点がありましたならば、後日総理、愛知外務大臣の出席を求める、そういうことをまず委員長にお願いをしておきます。  先日の愛知外相の訪米、それから十一月に予定せら……

第61回国会 決算委員会 第20号(1969/06/19、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 議事進行。  いまの浅井委員の質問を聞いておりまして、私は重要だと思う。したがいまして、これは次の理事会で相談することになろうと思いますが、「今週の日本」の編集責任者を当委員会へ参考人として呼んでいただきたい。そうして編集の方針及び政府との関係等について質問いたしたいと思います。委員長においてお取り計らいをお願いいたします。

第61回国会 決算委員会 第21号(1969/06/26、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 総理府の松本室長と、新井参考人にお伺いいたしますが、この「今週の日本」、これは大体創刊号を三十万部以上発行し、現在毎号二十二万部発行しておる。そのうち、政府が半数以上を買い上げておる。  そここで、まず設立当初、当初というより、設立にあたって、「今週の日本」を政府が買い上げる、それも相当数定期的に買い上げる。こういう約束が先にあって設立をせられ、そして「今週の日本」を発行するようになられたのか。そういうこととは関係なく、まず株式会社今週の日本というのを商法上の手続によって設立せられて、そして発行した。その発行した内容を見て政府が買い上げることにしたのか、その点、いずれなんです……

第61回国会 決算委員会 第23号(1969/07/03、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 関連。いまの石野委員の質問に対する長官の答弁を聞いておりますと、危険なものがある。というのは、有事に際しては充足する。将校、曹、すなわち下士官、これをがっちり教育しておく。そうすると兵隊、いわゆる士ですね、兵が少々足りなくとも、有事に対して間に合わすんだ。いわゆる指揮する者、将校、下士官、そして装備さえがっちりとしておれば、兵が足りなくとも有事に対しては充足するんだという考え方、これを特にナチス方式というのです。この考え方は、いいですか、かつての赤紙、徴兵制度を頭の中に描いての発言ではないか、どこかにそういう考え方があるように思いますので、答弁を求めませんが、私は警告をしてお……

第61回国会 決算委員会 第26号(1969/07/22、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 議事進行。  質問に入るに先立ちまして、議事進行の形式で一言意見を申し上げたいと思います。委員長の御配意をお願いしたいと思います。  このことは、浅井理事とも相談をしたわけなんですが、実はまず運輸省の決算報告ですが、たとえば冒頭に歳出予算現額となっていますね。一千二百七十六億七百余万円現額となって、余万円として百以下を省略しております。それから国鉄の収入済み額等は億をもって単位としておるのです。八千六百八億円余となっておりますね。これは他の省庁の決算報告書を見ても大体こういう形式がいままでとられておったと思うのです。しかし、これは決算です。しかも現額です。したがって、自後はこ……

第61回国会 決算委員会 第27号(1969/07/24、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 四十二年度の国鉄決算について、簡単に質問いたしたいと思います。  いま総裁から不当事項及び指摘事項があって、たいへん遺憾でございます、そういう遺憾の意の表明があったわけでありますが、この問題について若干の質問をいたします。  まず不当事項として指摘せられた、四十二年度決算検査報告書、これの一〇二ページ(256)これは国鉄の工事にあたって、「盛土工事に使用する土砂の積込費等の積算が適切でなかったため工事費が高価と認められるもの」という指摘、その工事内容をここに簡単に書いてありますが、申し上げますと、国鉄仙台鉄道管理局で、昭和四十二年八月、指名競争契約により大木建設株式会社に福田……

第61回国会 決算委員会 第30号(1969/08/28、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 私はきょうは郵政省及び自治省に、第三種郵便物の問題に関連をしてお伺いいたしたいと思いますが、その前に次官から御答弁をしていただいて、議事録にとどめたいと思います。  郵政大臣の出席を求めておりました。いまのお話では現在閣議中だそうです。閣議が終わったら出るのか出ないのか、それから何か佐藤総理に随行して大阪の万博へ行く、こう言っておりますが、閣議が終わった時間と、それから大阪へ立つ時間、その間に出席するのかしないのか、はっきりしてください。これは議事録にとどめます。
【次の発言】 総理と一緒に大阪に立つのは何時ですか。閣議が終わってから総理と一緒に行くから出られませんといって、……

第61回国会 決算委員会 第31号(1969/11/10、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 きょうは、質問者が多いために時間があまりございませんので、私のほうもできるだけ簡単に質問をしたいと思いますから、答弁もひとつ簡潔に願いたいと思います。  実は、ここに二、三の新聞を持ってきております。これは十月二十八日の讀賣新聞関西版なんですが、「頭かかえる基地ニッポン 在日米軍が“無理難題”」こういう見出しで、あるいは東京で同じ日のやはり讀賣では、「米軍住宅とんだ注文一千万円の家四千戸日本の負担で建てろ」、こういう見出しで、在日米軍から施設庁に対しまして四千戸の住宅を設置してくれ、提供してくれ、こういう申し入れがあったということが報じられております。  そこで、そのことにつ……

第61回国会 商工委員会 第39号(1969/07/04、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 特許法の改正法案について若干の質問をいたしたいと思いますが、すでに当委員会において同僚各委員が詳細にわたって慎重な審議をしておられますので、私の質問はそれらの点とあるいは触れるといいますか、あるいは重なる、同じようなことを聞くこともあろうかと思いますが、それはできるだけ簡単にお答え願ってけっこうです。と申しますのは、やはりむだなことを聞くのでなくて、そのことがあとで私の質問に関連いたしますので、そのことをまず最初に申し上げて質問に入りたいと思います。  先日当委員会で参考人を呼んで審議をしておられましたときに、武藤委員であったかと思いますが、参考人に対して、今回の改正は単なる……

第61回国会 予算委員会 第5号(1969/02/06、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 私は、産業政策と貿易につきまして御質問をいたしますが、多くの事柄をお伺いしたいと思っております。したがいまして、御答弁もできるだけ簡潔に要領を得たものにしていただきたい。なお、政府委員が時間つぶしのような長々とした答弁、言いかえるならば審議妨害のような答弁は拒否をいたします。それだけを初めに申し上げて、質問に入りたいと思います。  まず、佐藤総理にお伺いをいたしますが、ニクソンアメリカ新大統領は、力の信奉者だといわれ、自由貿易主義者のような顔をしておられますが、実は国内産業第一主義、言うならば保護貿易主義者である、こういうように一般的に観測をせられております。そこで、日本との……

第61回国会 予算委員会 第18号(1969/03/04、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 きょうは私は、総理も御承知のように、いままで私としてはやったことのないテーマ、沖繩に関する若干の問題を中心に御質問いたしたいと思います。いわば外交のしろうとでございます。そこですでに論議済み、解決済みの問題もお伺いするかもわかりませんが、簡潔に明確にひとつお答え願いたいと思います。  その前にちょっと大蔵大臣にお伺いをいたしておきますが、実は大蔵大臣は先日もこの委員会で、食管会計の赤字の問題につきまして、予備費と弾力条項、すなわち特別会計予算総則第十一条によってもう処理をしたから補正の必要はないのだ、このように言われました。そして二月二十五日に昭和四十三年度一般会計予備費使用……


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各種会議発言一覧(衆議院31期)

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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 商工委員会産業金融に関する小委員会 第1号(1967/12/16、31期、日本社会党)

○田中(武)小委員 時間の関係もあるようでございますから、きわめて簡単に参考人の方々やら政府委員に若干の質問をしたいと思います。  まず村野先生にお伺いいたしたいと思うのですが、今日のヨーロッパその他における金戦争、いわゆるゴールドラッシュといわれており、またアメリカでは三〇年来金の保有準備が減ったといわれておりますが、このような状況はポンドの為替レートの切り下げということによって起こってきた。したがって一時的な現象であって、しばらくすればおさまると思われますか。それとも、こんなにひどくはないけれども、たとえば十四日一日で国際プール協定は百トンという金の放出をした。こういうことは続かないとして……

第57回国会 商工委員会産業金融に関する小委員会 第2号(1967/12/21、31期、日本社会党)

○田中(武)小委員 大蔵省の国際金融局に若干の御質問を申し上げますが、現在日本は外貨準備金が何か十七億に減ったとかいわれておりますが、実際はどのくらいですか。それに対して金準備が幾らで、その割合はどういうことになっているのか、お伺いいたします。
【次の発言】 その外貨準備高がどんどん減りつつある。本年末には十七億ドル程度になるのじゃなかろうか、こういうような記事を新聞で見たような気がするのですが、傾向としてはどのようですか。
【次の発言】 十一月末で十九億六千三百万ドルですか、これを下回るであろうということは、赤字が五億九千万ドル、これは短期資金等で変わってまいりますが、これを見ただけでも、少……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 予算委員会公聴会 第1号(1968/03/06、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 大来、川田両公述人に、三点について簡単に御意見を伺いたいと思います。  その第一点は、国際収支についてでありますが、宮澤さんは、経済演説の中で、来年度末の国際収支の赤は三億五千万ドルにとどめたい。そのためには輸出額を率にして一五%、金額にして二十億ドル程度伸ばす。先ほど両先生は大体この一五%、二十億ドルの伸びは可能である、こういうような御意見のように伺ったわけですが、これを妨げるものはいろいろありますが、一、二あげますと、アメリカにおきましてはいわゆる輸入制限措置というものが考えられておる。あるいは輸入課徴金の問題がいま大きな問題になっている。こういうのに対して、これがうまく……

第58回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1968/03/12、31期、日本社会党)

○田中(武)分科員 時間の制約がありますから、簡単に御質問いたします。したがって、答弁も簡潔にお願いします。  まず第一に、事務総長にお伺いしたいのですけれども、国会という職場は、これは特殊な一つの職場であると思うわけです。それだけに、職員の勤務状況の環境の改善ということ、これは重要であろうと思うのです。  そこで、まず第一点といたしまして、この国会という特殊な職場に働く職員にとって、職場環境の改善は重要であるが、根本的にどのように考えておられるか。  第二点、本館等の冷房施設が整備されることになっているが、その具体的な構想。第三点、本館地下には、警務の衛視さんの寝室、電気、営繕の技術員の控え……

第58回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1968/03/13、31期、日本社会党)

○田中(武)分科員 きょうは経済企画庁長官に、実は総括質問のときにお伺いする予定にしておりましたのを、時間の関係で割愛いたしました経済協力の問題について、お伺いいたしたいと思います。  まず最初に、経済援助、経済協力の目的と理念は何か、お伺いします。
【次の発言】 時間の関係がありますので、私もできるだけ簡潔に聞きます。答弁も簡潔に願います。  経済援助の目的と理念ということでいまお伺いいたしましたが、大体そうだと思うんですが、私は、もっと宮澤企画庁長官ならばいわゆる政策通、経済通としての基本的なことが答弁にあるかと思ったのですが、それがなかったのです。私は、まず、国連憲章の前文の「一層大きな……

第58回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1968/03/14、31期、日本社会党)

○田中(武)分科員 本日は、貿易を中心に若干お伺いしたいと思います。きわめて時間に制限がございますので、こちらもできるだけ簡単にお伺いしますので、答弁者のほうも簡潔でかつ要領を得た御答弁をお願いいたします。  まず最初にお伺いいたしますが、ニューデリーにおける国連の貿易開発会議がだんだん終わりに近づいてきておりますが、いよいよ新特恵が七〇年あるいは七一年度から実施せられるというような見通しは確実であります。そこで、私はいつも言うことですが、南北問題は、国際間における経済の二重構造の問題である。日本は先進国だといわれておるが、その中にあって、やはり中小企業等国内の二重構造、すなわち、南北問題が国……

第58回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1968/03/15、31期、日本社会党)

○田中(武)分科員 御了解を得まして、加藤委員の質問に関連をして、国際金融局長をはじめ、大臣を含めて二、三の政府委員に若干の質問をいたします。  言うまでもなく、私は関連質問でございますので、加藤委員の持ち時間内で行なうことを最初から申し上げておきます。そこで、国際金融局長にお伺いいたしますが、昨日第二分科会で、私は、貴金属特別会計の問題についてあなたにお伺いいたしました。その特別会計によると、本年金地金十四トンを輸入するということになっておる、その十四トンはどこから買い入れるのか、また、十四トン買い入れる自信はあるかということに対して、あなたは、それはロンドンから買い入れます。十分自信はござ……

第58回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1968/03/14、31期、日本社会党)

○田中(武)分科員 本日は、金の問題につきまして、若干お伺いいたしたいと思います。時間がきわめて限られておりますので、こちらもできるだけ簡単に御質問しますが、答弁者もできるだけ簡潔に御答弁をお願いします。  そこで大蔵大臣、きょう朝、新聞をごらんになって一番最初に目につくのは、ヨーロッパにおける金戦争の問題です。ある新聞は「金・為替相場混乱続く」あるいはまたある新聞は「金戦争、悪化の一途」こういう見出しで大々的にいわゆるゴールドラッシュについて報じております。そこで、このような状態がどこまで続くだろうか、こういう金戦争について、大蔵大臣はどのようなお見通しを持っておられますか。


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 予算委員会公聴会 第2号(1969/02/22、31期、日本社会党)

○田中(武)委員 まず、佐藤公述人に二点お伺いいたします。  第一点は、法人税や配当金の課税に対する特別措置について、大蔵省は法人擬制説の上に立ってこれを説明いたしております。そこで、世界の主要国はこういう点についてどのような態度をとっておるのか。また民法学説上では、現在法人擬制説はもう後退いたしまして、実在説が通説であろうと思っておるわけでございますが、大蔵省の法人擬制説について、どのように先生はお考えになっておりますか。これが一点です。  さらにもう一点は、租税特別措置法は特殊なもので、税負担の平等の原則から言えば、私は少しおかしいのじゃないか、したがって、租税特別措置法はないほうがいいん……

第61回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1969/02/26、31期、日本社会党)

○田中(武)分科員 公取委員長にお伺いいたしますが、一昨二十四日、公正取引委員会は八幡、富士に対して、内示というのが正しいのか覚え書きを手渡したということが正しいのかしれませんがやられました。あの行為は独禁法上どういう行為になるのです。覚え書きあるいは内示は、法的にどういう行為になります。
【次の発言】 先日の予算総括で、私が、いまやっておられる行為は何かとお伺いしたときに、独禁法四十条によるところの職権調査だとお答えになった。四十条を見ますと「その職務を行うために必要があるときは、」となっておるのです。したがいまして、あの事前調査のところで公取委員会が行なおうとした職務は一体何なのか。そして……

第61回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1969/02/24、31期、日本社会党)

○田中(武)分科員 私は、まず厚生省に対しまして、薬事行政について若干お伺いをいたします。  医薬品等につきましては、薬事法に詳細の規定があり、医薬品の定義は、薬事法第二条第一項に定められております。その二号に「人又は動物の疾病の診断、治療又は予防」こういうことばが使われているわけであります。人間と動物というのは、これはまず区別はすぐつくだろうと思うのですが、治療薬と予防薬、これは認許可にあたってはあらかじめ区別をして認許可をするのか、あるいは一本の認許可であって、その薬の内容によって予防薬となり治療薬になるのか。そしてよく家庭薬といわれますが、保健薬とかあるいは強壮剤等々の名目で売られている……

第61回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1969/02/25、31期、日本社会党)

○田中(武)分科員 まず、法制局長官にお伺いいたします。  先日、二月五日の予算総括質問で、ここにもおられる角屋委員が、韓国に米を三十万トン貸与するこの問題で、財政法九条と食管法の関係を質問いたしました。財政法九条は法律によらねばということになっておる。その法律は何か。そこで長官は食管法七条一項をもってお答えになりました。七条一項が米の韓国貸与に対する財政法九条の要件を満たす法律であるかということについては大きな疑問があるのです。そこで、重ねてこのようにしてお伺いしておるわけなんですが、七条一項、それに間違いございませんか。
【次の発言】 いまちょっとおかしなことをおっしゃったのですが、「政令……

第61回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1969/02/26、31期、日本社会党)

○田中(武)分科員 私は、去る二月六日に予算本委員会におきまして、総括質問でお伺いしたわけなんですが、そのとき、時間の都合等で省略したり、十分論議が尽くせなかった点についてお伺いいたしたいと思います。  そこで、まずお伺いいたしますのは、日中貿易についてであります。いわゆる日工展出品申請品中、十九品目が輸出禁止、十九品目が持ち帰り条件つき、こういう決定になったわけでありますが、持ち帰り条件つきというのは貿管令の一条六項で、「条件を附することができる。」ということに基づいての条件であろうと思いますが、そうであるかどうかということ。それから禁止品目と持ち帰り条件つき品目との間にはどのような相違があ……

第61回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1969/02/28、31期、日本社会党)

○田中(武)分科員 議事進行。実はただいまの近江分科員の万博に関する質問のうちで、菅野企画庁長官の御答弁が、午前中阪上分科員の質問に対しての答弁と若干食い違った答弁がありました。そこで、その点を確かめるために、主査において阪上君に対して若干の質問をお許し願いたいと思います。

第61回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1969/02/27、31期、日本社会党)

○田中(武)分科員 まず最初に銀行局長にお伺いいたしますけれども、昨年の年末ごろに、こういう陳情書というか、要望書が相当数あなたのところに来ておると思います。これは交通傷害保険セットの交通安全定期預金についてということでそれの陳情書なんです。そこで私お伺いいたしたいことは、このようにして交通傷害保険と定期預金をミックスさすといいますか、そういうことがいまほとんどの金融機関で行なわれております。これが保険会社の代理店等に大きな影響を与えておる。大げさに言うならば、これら代理店の死活の問題である、こういうこともいわれております。そうしていろいろと銀行はこれの宣伝をいたしておるわけですが、たとえば「……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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